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1月26日、マスキューの店内試飲会
Jan 20, 2013 by weblogland |今年始めの試飲会。何を出しましょうか?(実は大体決まってます。スイマセン。)
赤は新入荷のアリアニコ・デル・ヴルトゥレなんか飲み頃です。あとラファージュさんのキュヴェ『ニコラ』と『レア』の比較試飲はどうかと。『ニコラ』がパーカーポイント92点を取りましたし、ここは最上級キュヴェの『レア』と比べるのも一興かと。
寒い冬、暖かみのある赤3連発です(笑)。
白は、マスキューの定番となりましたドイツのショイ。扱いはリースリングのみでしたが、ヴァイスブルグンダーもありました。ヴァイスブルグンダーと言うとピンときませんが、ピノ・ブランです。リースリングとは全く違った趣が良いかと。
あとスペインのヴィニャ・サンソの最上級キュヴェ『ソーブレ・リアス』が2011年に変わりました。でも、2008年を一本だけ取ってありますから比較するのも宜しいかと。熟成、生命力の妙を実感しましょう!
詳しくは後ほどお知らせいたします。
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マスキュー試飲会にお越し下さいましてありがとうございました
Dec 23, 2012 by weblogland |まずは
〇ジュ・ド・レザン2012年 ポール・ジロー フランス コニャック地方 葡萄ジュース 微発泡 白 750ml 1350円税込み
「今年も来ましたね(笑)。何年続けて飲んだかな(笑)?」
「去年より酸っぱさがありますね。りんごっぽい。」
「いつものように紅茶っぽい(笑)。飲みやすいね。顔がニンマリしちゃうな(笑)。」
私「去年より糖度は上がってないですね。ジュースとしてはちょうど良い塩梅かと(笑)。いつも通り紅茶の香り、煙草、りんご、ミント、ハチミツの香りがします。複雑さ、バランスの良さが目につきます。」
「それでも、かなり糖分はあるはずですが、後味がべたつかないですね。何故ですか?」
家内「十分な酸があるからかと。余韻も長く美しいですよね。あと、去年よりもりんご酸が明瞭です。」
「ワインとして考えた方がいいんですね(笑)。市販のジュースとは全く違いますね。」
「そうそう。市販のジュースじゃ、余韻を楽しめない(笑)。」
私「もちろんワイン同様料理ともマシアージュしますよ(笑)。」
「フォアグラいけそう(笑)。」
「ケーキも大丈夫そう(笑)。」
「私はアップルパイで楽しみたい!」
私「お正月の栗きんとんなんか鉄板ですね。もう少し時間が経つとサツマイモっぽさが出てきます(笑)。」
ジュ・ド・レザンと料理のマリアージュで大盛り上がりです(笑)。
「ところでマスキューさん。ジュ・ド・レザンってユニ・ブラン種ですよね。イタリアのトレビアーノですよね。悪名高い(笑)。」
家内「樹勢が強いので沢山収穫できますね。たしかイタリアで一番多く栽培されてます。」
「地続きの南フランスも多いですよね。」
私「ジュ・ド・レザンのサツマイモっぽさは地中海系葡萄の特徴ですよね。」
家内「コニャック地方はひょっとしてユニ・ブランの栽培地としては北限かも?」
私「そのまま飲むためのワインではなくブランデーの原料としてのワイン用です。ですから最低アルコール分も低い。逆にこのためジュースには良いかと。ワインとしては酸っぱくて薄く感じます。」
私「昔、ピノ・ノワールの果汁を飲んだことありますが、くどくて濃過ぎて飲めない(笑)。」
この辺りにジュ・ド・レザンの旨さの秘密がありそうです。
「今年のジュ・ド・レザン美味しいと思うんですが、今年は不作ではなかったんですか?」
私「春から夏にかけて雨が多くダメだったようです。収穫量は半減しました。」
「そうすると不作イコール美味しくない。と言う訳じゃないんだ?」
私「ジュ・ド・レザンの場合は、逆に寒い夏の年の方が良い場合があるように思います。」
「へぇー。今年の作柄はフランス以外はどうなんですか?」
私「まだ正確には解りませんが、おそらく北イタリアはかなり期待できそうです。」
「ところでジュ・ド・レザンのマスキューさんの在庫は大丈夫なんですか?」
私「残念ながら入荷数は去年の半分でしたので、年内には無くなりそうです。」
今やマスキューでは、ヌーヴォよりジュ・ド・レザンで新酒の喜びを楽しんでいます(笑)。
さて、次は
〇『ソヴラーノ』グレーラ スプマンテ エキストラ・ドライN.V. モンテラアーナ社 イタリア ヴェネト V.S.Q.T.A.発泡性 白 750ml 1380円 税込み
「おっ『プロセッコ』ですか。特徴的な味わいですね(笑)。」
「これって食事しながら飲んだらガンガンいけそう(笑)。」
「昔プロセッコ飲んだ印象は甘かったように思ったんですが、そんなに甘くないですよね?このワイン。」
家内「はい。昔は甘いタイプの物が主流でしたが、最近は食事に合わせやすいドライなスタイルの物が増えました。」
私「ちなみにこのワインは残糖分が17gほどありますが、さほど甘く感じません。加減が良いかと。」
「ある程度の甘さって必要なんですね。」
「うんうん。あと泡がしっかりしてる。シャンパンみたい(笑)。」
家内「瓶内二次醗酵ではなくタンク内で炭酸ガス圧を得る造りですが、技術が高いです。」
私「そーなんです。昔みたいにサイダーの泡みたいじゃありません(笑)。イノヴェーションしてますよね。」
そして夏の試飲会に登場してから二度目の登場です。
〇エキストラ・ブリュット ボデガ・デル・フィン・デル・ムンド アルゼンチン パタゴニア 発泡性 白 750ml 1470円税込み
「ありゃありゃ、ロゼ色じゃありませんか(笑)。綺麗ですねぇ。」
私「ロゼのスパーリングを造る意志はあまりないと思いますが。味わいは完全に白ですから。ピノ・ノワールが85%と多く入ってますので色が移ったような感じです(笑)。」
「これって味わいはシャンパーニュですよ(笑)!」
私「木の根やナッツみたいなシャンパン独特の味がします。」
「しかも安い!なんで?2本買ってもシャンパン1本に及ばない!しかもシャンパン方式で造られてる。」
「えっ!これってパ・タ・ゴ・ニ・ア? (笑)」
私「はい。アルゼンチンのパタゴニアです。」
「たしか自然環境の厳しいところですよね。人が住めないような處?」
「風は強いし寒いし、大変な場所ですよね。海はフンボルト海流だし。」
「命懸けのサバイバルレースやるところですよね(笑)。」
私「知らない未知の地でこんなスパーリングが造られるなんて信じられません。技術の進歩は凄いです。常にアンテナを張っていないと売る側の我々も取り残されちゃいます(笑)。」
「私、デル・フィン・デル・ムンドのシャルドネ以前飲んだことがありますが旨かったでした。ピノ・ノワールが相当期待出来そうですよね。どうですか?」
私「はい。実は私もそう思ってデル・フィン・デル・ムンドのピノ・ノワール一度取り寄せました(笑)。味わいは良いには良いのですが、アルゼンチンのピノ・ノワールの域は出ません。このスパーリングとは別物としか思えませんでした。ですから不思議なんですよね。」
「マスキューさん、このスパーリング夏に初めて入荷した時より、ガス圧強くありませんか?」
私「そーなんです。」
「ロットが違うんですか?それとも夏場と冬場の気温差が影響してるんですかね?」
私「たしかに冬場の方がガスは抜けにくいのですが…。」
家内「今飲むとしっかり3気圧は入ってますよね。」
私「謎が多いワインです。良く調べて見ます。」
「でも、良い方の謎だから歓迎ですよ(笑)。」
本日のトップセラーとなりました。
さて後半戦はヘビー級の赤。順番困りましたが、まず香りの一番良いものからです。
●カステロ・ジョコンド 2003年 フレスコバルディ イタリア トスカーナ 赤 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノD.O.C.G.750ml 4980円税込み
「おー!素晴らしい!」
「香りの分量がハンパない(笑)。しかも品が良いどころか威厳がある。」
「一流レストランでジビエ料理を食べながら飲みたい!」
「たしかにブルネッロだね。立派な佇まいだよね。キャンティだとこうはならないから不思議だよね(笑)。」
「そうするとブルネッロ種に因るんですか?サンジョヴェーゼの亞種ですよね。」
私「たしか19世紀の半ばに造られたサンジョヴェーゼのクローンですが…。クローンは安定しませんからそれだけが原因とは思えませんが…。不思議ですよね。」
家内「フレスコバルディのキャンティで一番重要な『ニッポツアーノ』もジョコンドのような力強さや壮麗さには及びません。」
「そうするとテロワールの性にしましょう(笑)。」
「ところでこのワインは今が飲み頃のピークなんですか?」
私「飲み頃ではありますが、明日飲むと更に力が出ます(笑)。タンニンの分量が増します。ですからまだピークではないかもしれません。」
「これでまだまだなんですか!?凄いポテンシャルですね(笑)。
バローロと並び称すべきワインでした。
そしてつぎはボルドーの暴君?(笑)。
●プピーユ 2007年 フランス ボルドー コート・ド・カスティヨン 赤 750ml 3690円税込み
「プヒーユですな(笑)。漫画のお陰ですっかり有名になっちゃって(笑)。」
私「実際バリックの熟成期間も最長ですよね。」
「熟成期間が長いとどういう事なんですか?」
私「基本的にワインに濃さが無いと長い熟成には耐えられません。いまではムートンですら22ヶ月ほどです。」
「うーん。さすがに樽香が強いな。でも奥に沢山隠れてる感じがあるね(笑)。」
「うん。うん。尋常じゃないね(笑)。」
私「オフの2007年でこれですから、良い年は物凄いことになります(笑)。」
「私じつは2005年持ってますが(笑)、何時飲んだら良いですか?」
私「完全に熟成するのを待つなら10年くらいは待った方が良いですよ(笑)。でもメルロの果実味が充実してますから、今飲んでも楽しめるはずです。」
「プヒーユはメルロ100%ですよね?これってジョコンドみたいなサンジョヴェーゼ100%のワインのような複雑で壮麗なワインになりますか?」
私「難しい質問ですね(笑)。まだプヒーユは歴史が長くないのでなんとも言い難い。あとワインに何を訴求するかが全く違いますよね。(苦しい説明でスミマセン)ボルドーファンはプヒーユを評価しますよね。」
さて最後はホンモノの暴君(笑)。
●シャトー・ファゲェロール キュヴェ・セレクション『アントナン』2010年750ml 3980円税込み
「うわっ!物凄い!平伏さなきゃ(笑)。」
「これってシャトーヌフなんですか?セパージュは何ですか?」
私「グルナッシュ100%です。」
「えー!ローヌのグルナッシュってプラムや杏、熟した柿みたいなニュアンスですよね?」
私「はい。基本的にはそーなんですが…。シャトーヌフと隣のジゴンダスにはチェリーやラズベリーみたいなちょっとピノ・ノワール的なグルナッシュを造る生産者がいるようです。」
「へぇー!でもこのワインシャトーヌフにしては安くないですか?」
私「今やシャトーヌフは有名なアペラシオンですから、中々掘り出し物がありません。ただこのシャトー・ファゲェロールは全く無名でしたから、この点幸いしたかと。」
「皆さんこのワイン強いと言いますが、私は飲みやすくてスイスイ飲んじゃいましたよ(笑)。」
私「アルコール分は16%と反則の高さですが、果実味が全面にしかもクリアに出てますから、この点飲みやすくはあります。」
「今風でしたっけ(笑)?このワインもニューワールドみたいな熟成(?)の仕方するんですか?」
私「うーん。鋭い質問です。20年後には私は生きてないかもしれないし(笑)。ただ酸はしっかりありますから、カルトワインのような真っ黒いワインとは違います。果てを見てみたいですね(笑)。」
昨日は皆さんありがとうございました。
これで2012年の試飲会も無事終わることができました。
来年度も一生懸命やりますので、よろしくお願いいたします。
重ねて御礼いたします。
ありがとうございました。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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ジュ・ド・レザンが着きました!明日ワインの試飲会で開けます。
Dec 22, 2012 by weblogland |あー。
良かった。
瓶を眺めながら試飲したいところですが、そうは行きません。まず発送です。スケジュールがタイトですから、大忙しです。
レストランなども今週末がピークになりますから、配達もバタバタあります。
久しぶりに汗かいちゃいました。
ところで、明日22日はマスキュー、ワインの店内試飲会です。しかも一番忙しくなる土曜日です。
うーん。
家内と話しました。
私「明日どうしよう?忙しい上試飲会だからな。段取りがめちゃくちゃになりそうだね?」
家内「まあ、今まで暇だったからイイんじゃない(笑)。」
私「それもそーだね。試飲会に来てくれるお客様は常連さんだから、手が回らなくなっても待っていただけるし。」
皆さん、明日はバタバタしそうですが、お許しを!
もう先にお願いしちゃいます。スミマセン。
明日は一緒にジュ・ド・レザン飲みましょう!
数がないから1本しか開けられませんが、これまたお許しを!
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マスキュー店内試飲会のラインナップ-12/22開催
Dec 17, 2012 by weblogland |早いもので今年最期の試飲会となりました。
まずトップ・バッターは毎年恒例の葡萄ジュースです。
〇ジュ・ド・レザン2012年 ポール・ジロー フランス コニャック地方 葡萄ジュース 微発泡 白 750ml 1350円税込み
実はまだ届いていません(笑)。一応試飲会の前日には届く予定です。
今年はどんな味わいでしょうか?
私の予想では昨年ほど甘くないような気がしますが…。飲んでご判断していただきます。

そして、イタリアのプロセッコ種で造ったスプマンテです。
〇『ソヴラーノ』グレーラ スプマンテ エキストラ・ドライN.V. モンテラアーナ社 イタリア ヴェネト V.S.Q.T.A.発泡性 白 750ml 1380円 税込み
イタリアのワイン法はEU法に合わせるために、とってもややこしくなりました(笑)。
まずこのV.S.Q.T.A.。ヴィーノ・スプマンテ・ディ・クワリタ・デル・ティーポ・アロマティコの略。今やスプマンテだけで5つのカテゴリーが…。解りやすく言うとヴェネト州でプロセッコの原料グレーラ種を使って造られたヴァン・ムスーと考えると解りやすい(笑)。前みたいに簡単にプロセッコと呼べなくなったようです。
味わいはプロセッコらしい白い花の香りが詰まってます。かと言って押し付けがましくないのがグッド。泡立ちはとても綺麗。シャンパン方式で造った訳ではありませんが、柔らかでキメ細か。技術の進歩を感じます。
残糖分は17.5g/Lとやや多めですが、しっかり入ったガス(4.7気圧)と酸によってべたつかず目立ちません。
うーん。
日本人好みの甘さ加減です!
そして今年心に残った泡(笑)。
〇エキストラ・ブリュット ボデガ・デル・フィン・デル・ムンド アルゼンチン パタゴニア 発泡性 白 750ml 1470円税込み
セパージュはピノ・ノアール85%、シャルドネ15%。とても淡いオレンジがかったピンクの色は、白というよりはロゼに近い。ピノ・ノアールのアロマが感じられる由縁。赤いベリーやラズベリーの香、柑橘類の香味、ナッツ、焦げたパイ皮などのニュアンスは十分。幅広い果実味は秀逸。造り手の明確な意図を感じます。また、それを実現する技術力は脱帽ものです。
長い瓶内熟成により美しいキメ細かな泡(はっきりしませんが24ヶ月ほど瓶内熟成しているようです。)、たっぷりとした果実のボリューム感は優しさがあります。
うーん。もう少しガスがあれば言うことなし(笑)。
コストを抑えるためキャッブシールがついていませんが(笑)シャンパンメーカーは恐れるべきワイン。
そして後半戦の怒涛の赤ワインです。
まずは怒涛のエレガンスから(笑)。
●カステロ・ジョコンド 2003年 フレスコバルディ イタリア トスカーナ 赤 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノD.O.C.G.750ml 4980円税込み
このカステル・ジョコンドは1989年にフレスコバルディが購入したシャトーです。登場、みんながバローロやバルバレスコに食指を伸ばすなか、フレスコバルディの姿勢には好感を持ちました。
ただ、フレスコバルディの扱いはメルシャンさんから今やエノテカさんとなり、マスキューの手の届かないところにあります(残念)。
こんな折、見つけました(笑)。
まだ、赤ちゃんの面影しか知らない甥っ子と20年ぶりに再会したかのようです(笑)。
飲みながらその血統の良さに満足しました。
そして、ボルドー怒涛の良心?
●プピーユ 2007年 フランス ボルドー コート・ド・カスティヨン 赤 750ml 3690円税込み
あまり作柄のよろしくなかった2007年でこの凝縮感。セレクションに多大な労力を費やした労作。
最後が今年一番の怒涛のワイン。数があまりに少なく、試飲会に出せない状態なのですが、出しちゃいます(笑)。飲んでビックリして頂いてこそのワインなのです。
●シャトー・ファゲェロールキュヴェ・セレクション『アントナン』 2010年750ml 3980円税込み
肝心の味わいはまさにトップランナー。驚くべき力と豊かさ、信じられないレベルのタンニンとグリセリンの分量。まだまだ途方もない未来が予感されますが(20年くらいは大丈夫でしょう。)、ブラック・チェリーや赤や黒のベリー系の香りがチョコレートや香木などの香りと相まって、口の中はオーロラ状態(笑)。壮麗なるシャトーヌフなのです。とても、グルナッシュ100%とは思えません。超低収量の上、除梗と徹底的なセレクションにより、バランスが良く曇りや暗さが気にならないエレガンスがあります。
テクニカル・シートでは醗酵は1/3がオーク樽2/3がステンレス・タンクとあります。開放式でポンピング・オーバーしながら20~30度Cと低めの温度で約4週間醗酵するようです。その後熟成は600リットルのオーク樽で9ヶ月。あまり無理な抽出や樽香に頼った造りではありませんね。この辺に飲みやすいエレガントさが由来しているようです。今風と言えます。
あと蛇足ながら、テクニカル・シートではアルコール分13.5%となってますが、ラベルには16%と明記されてます(笑)。アルコール醗酵の理論値の限界まで糖度が上がっていたはず。やはり温暖化の影響でしょうか?昔でしたらA.O.C.を名乗れないはず?法律も運用が緩くなったんですかね?でも、こんなモンスターワインが造られるとは想像しなかったに違いありませんね(笑)。
こんなワインに出会えるとは!
シャトーヌフ万歳!
蛇足ですが、ジャンシス・ロビンソンは20点満点中18.5。保守的なイギリスの評論家にしては高い評価です。おそらくグルナッシュ100%であることを割り引いてですから、そこら辺をあまり気にしないアメリカ人の某評論家だったら93~5点は付けそうですね(笑)。でも価格の兼ね合いがありますから、それは無いかな?
いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、お暇をみてご来店くださいませ。
ただし、ワインによって2本空けられないものがありますので、無くなった節はご容赦ください。
それでは皆様のご来店お待ちしております。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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実は今日、試飲会に行きました。
Nov 26, 2012 by weblogland |あけて見ると、マルゴーのグラン・ヴァンを中心に2008年と2009年を比べながら飲める豪華版でした。
おー!こりゃ凄い!
2009年はさすがに良い作柄ですね。基本的にダメなワインはありません(笑)。中でもカルボーニュの白が素晴らしかったです。これほど堂々としたカルボーニュは初めてでした。あとソーテルヌのシャトー・ギロー2009年は飛び抜けてます。パワー、バランス、深み、複雑さのすべてが高次元で達成されてます。唸っちゃいました(笑)。名に恥じないワインですね。
あー、楽しかった(笑)。
良い勉強になりました。
あっ!
Kさんを誘うの忘れてた!
ゴメンなさい。お許しを。
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本日は試飲会へのご参加ありがとうございました
Nov 25, 2012 by weblogland |まだバタバタしておりますので、詳細は明日ホームページにてお知らせいたします。
どうもありがとうございました。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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試飲会のラインナップ決まりました!
Nov 18, 2012 by weblogland |今回は新着ワインです。

まずはマスキューでは珍しいドイツの辛口白ワインです。
〇リースリング トロッケン 2011年 ヴァインホフ・ショイ ドイツ 白 プファルツQ.b.a. 1000ml 1650円税込み スクリュー・キャップ
久しぶりの辛口リースリングです(笑)。
「なんだ。モーゼルじゃないんだ!」などとはおっしゃらず(笑)。
ドイツでは食事に合わせる普段飲みの辛口白ワインを割とつくっています。昔はいい加減な物が多かったのですが(笑)、このワインはいけるかと…。
そしてようやく復活したアルゼンチンのドニャ・パウラが造るソーヴィニヨン・ブランです。醸造長も変わり心機一転、素晴らしいソーヴィニヨン・ブランを造っています。
〇ロス・カルドス ソーヴィニヨン・ブラン 2011年 ドニャ・パウラ アルゼンチン白 ルハン・デ・クージョ 750ml 915円税込み スクリューキャップ
一時期調子が悪くなってましたが、復活しました!おそらく世界で一番癖のないソーヴィニヨン・ブランかと。先々ソーヴィニヨン・ブランのリーダーになるかも?
そしてこれから赤ワインが4本。
まずはボルドーの良心
●ユベール・ド・ボウアール 2005年 フランス ボルドーA.C.750ml 1620円税込み
このワイン格はいわゆるネゴシアン物のボルドーA.C.。マスキューでは基本的には扱わないランクのワインです(笑)。
テクニカルの資料もほとんどなく、解ることはラベルに書いてある、セパージュはメルロ70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%。バリックで12ヶ月の熟成くらいです。
でも、このワインとても美味しいのです。それには訳があります。
ラベルに大きく書いてある銘柄名『ユベール・ド・ボウアール』。ディープなボルドーファンならもうお気づきかと(笑)。そう、あのシャトー・アンジェラスのオーナー ユベール・ド・ボウアールのことです。
このワイン中身に何が入っているかは企業秘密のようですが、まず右岸であることは間違いなし(笑)。特にシルキーで奥深く上品な舌触りのタンニンはサンテミリオンの極上ワインに通じる高貴さがあります。
通常の試飲会でしたら赤のトップバッターにはしませんが、きめ細かなタンニンを是非とも味わっていただくために、本日の赤ワイン一番手といたしました(笑)。
そしてローヌのエレガントなシラーです。
●ブーケ・デ・シラー 2011年 ギィ・ファージュ フランス v.d.p.d.アルデッシュ 赤 750ml 1980円税込み
力強さに美点がデフォルメされがちなシラーですが(笑)、たまにはこんなにクリーンで美しいシラーも良いかと。シンメトリーな味わいに経験値上がること間違いなし!?
さて次は何番目に出すか?順番に悩む個性派
●ラ・リニア 2011年 エンリケ フランス 赤 コート・デュ・ルーション・ヴィラージュA.C.750ml 1560円税込み
私の愛するドメーヌ・ラファージュの近所のワインなのですが、スタイルはラファージュとは真逆。バランスは良く飲みやすいのですが、ワイルド(笑)。リヴサルト造りで有名なアペラシオンの特徴を好きになるか?拒絶するか?決めるのはあなたです(笑)。
最後は大物です。あまり知られてないローヌのジゴンダスです。
●ジゴンダス 2010年 ドメーヌ・デ・エスピエ フランス ローヌ 赤 750ml 3420円税込み
このワイン、グルナッシュ75%、シラー25%のジゴンダスらしい古典的割合。でも味わいは極上のピノ・ノアールのような滑らかさと香りの広がりがあります。
衝撃的ですぞ!
皆様のご来店お待ち申し上げます。
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ガンベロ・ロッソの試飲会です
Nov 01, 2012 by weblogland |ガンベロ・ロッソの試飲会です。なんでも2013年版でトレ・ビッキオを取ったワインが勢揃いするとのこと。行かない訳には行きません(笑)。
一言でいうと疲れました。
まず人の数。さすがに集まってましたね。試飲会が始まる12時頃着きましたが、列の頭のフランチャコルタの多く並ぶブースは人だかりで近寄れません。こんな場合は方向転換。空いている真ん中の島からスタートです。
ワインはさすが!スターばかりです。あとトレビッキオだとどうしてもアマローネが多くなる(笑)。どれも美味しいのですが、続くと辛い。しかも大挙して来日したイタリアの生産者はグラスに多く注いでくれます(笑)。貴重なワインをおしげなく入れてくれます。マスキューの試飲会のようなけち臭さはありません!
でもあくまで試飲ですから、飲むわけじゃありません。飲み残しは紙コップに入れ、ワインが美味しかったことを伝え礼を言って、次から次と試飲しました。ハードでした。
あとでKさんと話したのですが、「赤はどれも良かったけれども相変わらずバリックが効き過ぎているワインが多かった。」ような感じでした。それと「白で面白いワインがあった。」ことで一致しました。
あー、面白かった。
Kさん、今日はどうもありがとうございました。
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まだ揃いません
Oct 29, 2012 by weblogland |
イタリアの新酒ノヴェッロです。
毎年11月3日解禁の恒例行事なのですが、今年から10月30日解禁となりました。マスキューが解禁日が変わったのを知ったのが一部のノヴッロが到着してからですから、焦る焦る。
「無事ノヴェッロついたね。今年はちょっと早くない?(箱に書いてある解禁日を見ると10月30日)ゲッ!」
とりあえずプーリアのコンティ・ゼッカとトスカーナのグレヴェペーザの2種類は到着しましたが、マルケのティニィのノヴェッロはまだ来ていません。インポーターさんに確認するとティニィは30日以降になるとか。配送が間に合わないようです。毎年解禁日の二日前には揃いますから、慌てています(笑)。
ところでプーリアのコンティ・ゼッカのワインはアルコール分は13.5%と昨年より0.5%アップしています。期待が持てそうですね。トスカーナのグレヴェペーザの方は去年と同じ12.5%。去年が素晴らしかっただけに今年も期待しちゃいますね(笑)。
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桝久 試飲会リポート
Oct 28, 2012 by weblogland |寒くなってきて、いよいよワインシーズンに突入した感でした(笑)。
まずはマスキューの定番ドメーヌ・ラファージュのノヴェラム・シャルドネ2011年です。
「ふっくらしてて美味しいですね。これってシャルドネですか?」
「美味しいですよね。でも去年のヴィンテージとちょと変わったような気がしますが…?」
私「そーなんです。香りが前ほど強くありません。」
「そうそう。香りがおとなしい(笑)。」
私「このワインは基本的にはシャルドネなんですが、ヴィオニエの澱が入っています。この量が2011年は減ったようです。」「なるほど。微調整したんですね。かえってこっちの方が飲み飽きしないスタイルですよね。」
私「はい。香りは華やかですが味わいは食事により合わせ易くなったような感じです。」
家内「ラファージュさんの技術と研究心は毎年新たな模索をしているようです。こうした彼の微調整の上手さは『アッサンブラージュの魔術師』と言われる由縁です。」
「たしかに幅広く食事に合わせ易いワインですよね。」
私「あと、もともとの造りがしっかりしてますからワインが丈夫です。この点いわゆるネゴシアン物とは違いましね。」
そして同じくドメーヌ・ラファージュのエルマセットです。
「あっ、『M』ですね。このワインずいぶん飲んだな(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)。」
「久しぶりだけど…。また美味しくなってる(笑)。飲みやすくて、でも飲みやすいだけじゃない。さすが『アッサンブラージュの魔術師。』(笑)。」
「すんごくバランスがイイ!複雑さもある。しかも安くなってる(笑)。」
「チョコレートの香りがベリーの香りと上手くマッチしてる。」
私「エルマセット飲みながらチョコレート食べると美味しいですよ(笑)。」
家内「今日は間違っていつもと違う『森永のベネズエラ・ビター』を買っちゃいました(笑)。でも甘くなくて、この方がエルマセットに合いそうです(笑)。」
「うんまい(笑)!口の中で爆発します。」
「あー。こりゃイイ。」
「ベリーの味が飛び出る。チョコレート食べながらエルマセット飲むと口の中が3Dになる(笑)。」
「『エルマセット』は食事の最後のデザートまで合わせられますね。『エルマセット』1本ですべて済んじゃいますね(笑)。」
私「ここがラファージュさんの狙いかと。」
家内「幅広く多くの特に若い方にワインを飲んで欲しいと言ってました。」
私「『エルマセット』と『ノヴェラム・シャルドネ』の価格が下がったのも円高とラファージュさんの要望があったようです。」
「このクラス最強ですな(笑)。」
さてこれより中盤戦、ロワールシリーズです(笑)。
まずはマスキュー初登場トゥレーヌのドメーヌ・ピバローの『ガメイ』です。
「お花みたい!女子会必須アイテムですね(笑)。」
「そうそう、ラベルの絵みたいに赤やブルーのベリーが甘い香りに包まれている。」
「これってボジョレーのガメイ種と同じなんですか?」
私「葡萄品種は同じです。造りもマセラシオン・カルボニックしますから、基本的には同じです。ただヌーヴォのようにすぐ出荷しないでステンレスタンクでしばらく熟成してからリリースします。」
家内「ちょっとキャンディーっぽさがあるところはボジョレーと似てますが、ここまで華やかでシットリしているのはロワールだからこそ。」
抜栓してから3時間ほど経つと様々な香りが出てきました。
「ミントみたいな感じしませんか?」
私「ホワイト・ミントかな。あと漢方薬みたいな、ヨードっぽさも…。」
「八角?この独特な甘さ…。このワインをバニラアイスクリームにかけたら美味しいだろうな(笑)。」
家内「それグッドアイデアですよね(笑)。あとシナモンっぽさもありますね。」
私「ガメイの品種特性ですか、香りの変化が早くでますね。でもかなり複雑で面白い。」
「これって中華料理に合わせたいですね!」
さすが中華料理関係者で新ワインエキスパートのOさん。(おめでとうございます!間違っていたらゴメンなさい?)
「それにしても面白いワインですな。好みは別れるかもしれませんが。造りのレベルはクリュ・ボジョレークラスですね。」
私「ユニークなワインを造る人が、ポッと出てくるところがフランスワインの奥深さですね。」
「それってビオ・ディナミだからですか?」
家内「ビオ・ディナミとワインの関係性はよく解りませんが、農薬の使用を避け、低収量を実現したからこそこんな味わいが出来たのは確かのようです。」
そしてマスキューの隠れ定番のシノン ドメーヌ・パスカル・ランベール改めドメーヌ・シェナ『シノン・トラディション・グラーヴ』2010年です。
「マスキューさん、このシノン相変わらず美味しいですね(笑)。」
私「しばらく入荷がなかったのですが、復活しました(笑)。今やシノンのトップ生産者になったようです。」
「これって前に飲んだドメーヌ・ピバローも同じロワールのワインですか?品種は違いますよね?」
私「はい。場所は隣です。あとシノンの品種はカベルネ・フランです。泥のついたラズベリーみたいなところが特徴的です。」
家内「軽いのですが、とても質感があります。舌触りが醤油なんかと合うんですよね。」
「あと、深みがありますよね。僕はこの泥臭さに惹かれるんですよね(笑)ジビエに合うんですよね。」
私「たしかに。鴨料理には鉄板です(笑)。」
家内「鴨南蛮は?」
私「いいかも!おつゆは温かい汁で、そばは冷めたいざるそばで!カボスとわさびも入れて!」
「そうなると後のサンセールでもオッケーですな(笑)。」
家内「ロワールでは蕎麦はガレットとして定番ですから、合わないはずがありませんね。あとシノンは味噌や醤油にも合いますら鍋物にはバッチリ。」
「チゲ鍋なんか良さそう(笑)。」
そしてロワールの最後はサンセール白です。
私「このサンセールはいわゆるネゴシアン物なんですが、とてもサンセールらしいかと。」
「凄いのびやか、あと変な雑味がない。ぬけるようなフレッシュさ!」
家内「りんごの紅玉みたいですよね。」
「これって品種はソーヴィニヨン・ブランですよね?ボルドーなんかのものとこんなにも違うんですね?」
「そうですよね。ニュージーランドなんかとも違う。」
私「日本人の口に一番合うソーヴィニヨン・ブランはサンセールだと思うんですよね。」
「たしかに、蕎麦とも合いそうですよね(笑)。」
私「定番で言えば舌平目のムニエル(笑)。魚介類とバター炒め+レモンは完璧のフォーメーションですね(笑)。」
サンセールで口をリセットした後はトリのボルドーです。
「旨いなぁ!ちょっとモノが違うなこのワイン。」
家内「蔵出しのオールド・ヴィンテージは良いですから安心できます。」
「なんで蔵出しが良いのですか?」
家内「造られた状態で保存出来るからです。あと出荷前にチェックしますから怪しいワインは出てこない(笑)。ボトル1本1本の液面も高く安定しています。市中在庫ですと、どんな状態で管理されていたか保証がありません。」
「マスキューさんがブログでよく言う壮麗さって解りました(笑)。ところでこのワインが正銘のセカンドワインと言われましたが、正銘でないセカンドワインってなんですか?」
私「簡単に言えば、セカンドワインはまだファーストにするには若い葡萄樹などから造ります。ですから成長の暁にはファーストになる樹です。ところがいつまでたってもファーストに昇格できない場所で造ったワインをセカンドとして売るケースがそれです。」
「セカンドと書いてあれば売れるからですね(笑)。」
私「飲んでみれば解ります。セパージュが違っています。ボルドー・グラン・ヴァンの偽物セカンドはカベルネの比率が低い場合が多く、出来上がりが異常に早い。このレ・ゾード・ポンテ1997年は優良なカベルネの味わいがしますし、セパージュの割合もファーストと同じはずです。あとしっかり熟成しています。」
家内「まあ、仮にこのワインが正銘のセカンドでなくとも良いクラシックなポイヤックであることは事実かと。ポンテ・カネは一枚畑なのも良い材料ですね。飛び地で別の畑を買い出したら要注意です(笑)。」
「前回は1992年をマスキューさんで買いましたが、今回の1997年の方が良いと思いますが、どうでしょう?」
私「私もそう思います。1994年にクルーズからテスロンにオーナーが変わったことが良い方向に向かったきっかけのようです。ワインの凝縮感が増してますよね。」
なんと本日のトップセラーはレ・ゾー・ド・ポンテ1997でした。秋深くなりワイン・ラヴァーも全開モードになったようです(笑)。
昨日はありがとうございました。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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明日は試飲会です(笑)。
Oct 26, 2012 by weblogland |今回は新入荷のロワールと久しぶりのポイヤックがメインですが、価格が安くなってパワーアップしたラファージュさんのワインが一番売れるかも?コストパフォーマンスの高さは突出してます。若い方は間違いなく好むワインですね。
でもボルドー好きのOさんは間違いなくレ・ゾー・ド・ポンテ1997年を取るでしょうね。密度感のあるワインが好きなAさんはきっとガメイやシノンでしょうね。あのしっとりとした舌触りは魅力的です。
好みはそれぞれ、でも美味しくなければダメです。ここがセレクトショップ マスキューの腕の見せ所(笑)。毎月、家内と思案しながら選んだワインが売れることは励みであり、学習の蓄積です。皆さんの感想は神の声なのです(笑)。今回はどんな啓示があるか?
楽しみなのです。
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10月27日試飲会のラインナップ
Oct 21, 2012 by weblogland |10月27日(土曜日)マスキュー店内試飲会です。

まずはマスキュー定番のドメーヌ・ラファージュの〇ノヴェラム・シャルドネ2011年と●エルマセット2010年です。
前から比べると安くなりましたよね。確か昔は1500円ちょいの価格でした。それでも品質は高く、皆さんに愛され続けました。それが今なんと1155円!ハイ・クオリティーのデイリー・ユース・ワインの中では抜きん出た存在です。
マスキュー常連のお客様はもちろん再度、見逃していた方には新たに、ラファージュの世界を再発見していただきます(笑)。
そして中盤はロワール・ワインです。
秋深くなり食材が美味しくなるとロワールのワインが飲みたくなります(笑)。
まずは新着の赤
●トゥーレーヌ ガメイ ナチュレ 2011年 ドメーヌ・ピバロー フランス ロワール トゥーレーヌA.C.赤 750ml 1700円 税込み
ガメイというとボジョレーを思い浮かべる方が多いと思いますが、ロワールでもかなり栽培されています。造り方はボジョレー同様マセラシオン・カルボニックをして造られています。でも出来上がりのニュアンスは大違い(笑)。確かに共通の品種特性はありますが、違いはテロワールの違いとしか思えないかと。
ただこのワイン品質はかなり高く、ボジョレーで同レベルのワインを探すとしたら、クリュ・ボジョレー クラス。皆さんどう思われます?
そして同じくロワールの赤。いまやシノンを代表するビオ・ディナミの旗手パスカル・ランベールさんの久しぶりの登場です。
●シノン トラディション・グラーブ 2010年 ドメーヌ・シェネ フランス ロワール 赤 750ml 2220円税込み
比較的軽いワインが出来る砂地の畑で造られてますが、じつに味わい深い。アンジュの骨太のカベルネ・フランとは違ったスタイルはなかなか品があります。家内ともども大好きな生産者でもあります。以前はドメーヌ・パスカル・ランベールとなっていましたが、今はドメーヌ・シェネと名乗ってます。
ロワールの中流が続きましたから、やはり上流の白も飲んで頂く必要があります(笑)。
そこで、
〇サンセール 『レ・ボードリエール』2009年 ドミニク・ボー フランス 白 ロワール 750ml 2250円税込み
このワインいわゆるネゴシアン物。いわば買い酒なのですが、じつに良く出来ています。サンセールらしいフレッシュネス、広がりと力強い酸はハイ・レベルなのです。ロワール上流部の目利きネゴシアンですね。この品質と価格のバランスなら、ネゴシアンの面目躍如か?
トリはボルドーの有名處シャトー・ポンテ・カネのセカンドです。
●レ・ゾー・ド・ポンテ1997年 フランス ボルドー ポイヤックA.C. 750ml 2980円税込み
久しぶりに有名ワインを仕入れちゃいました(笑)。旨いか?まずいか?高いか?安いか?まず飲んでミソ(笑)。
シャトー・ポンテ・カネって、「佐藤さんが・ぽんと・金・を出す」ワインでしたっけ(笑)。
いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、お手隙の時間にお越しくださいませ。尚、ワインが足りなくなった折、二本目をお出し出来ないワインもございますので、ご了承ください。
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久しぶりにボルドーワインを見つけました
Oct 20, 2012 by weblogland |ワインのラインナップもだいたい決まりました。明日にはホームページでご紹介できそうです。
実は、今回久しぶりにボルドーワインを見つけました。
じゃーん。
写真をご覧ください(笑)。
そーです。
レ・ゾー・ド・ポンテ1997年です!

あのボルドーポイヤックの第5級格付けシャトー・ポンテ・カネのセカンドです。先日取り寄せたサンプルがとても良かったので、とりあえず2ダース入荷させました。いまではあまり見なくなった木箱に入って来ました。木箱見るだけで有り難くなっちゃいます(笑)。エコが叫ばれる今時の時流とは逆行しますが、これくらい見逃して欲しいですよね(笑)。昔は木箱が邪魔になるくらい来ましたが、今や珍しいほど(笑)。
ケースで運ぶには重たいですが、良いものですね。
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来たよ来たよ来ましたよ
Oct 19, 2012 by weblogland |アルゼンチンのドーニャ・パウラの醸造責任者デヴィット・バノミさんです。

あまり時間がありませんでしたが、彼の才能・熱意に圧倒されました(笑)。
去年から醸造責任者になったばかりですが、ドーニャ・パウラの品質は確実に向上してますね。特に白ワインです。一緒にテイスティングさせていただきましたが、ロス・カルドス シリーズのソーヴィニヨン・ブランとシャルドネは劇的に向上しています。マスキューでは以前両方とも扱っていましたが、今は扱ってません。何故かって聞かないでください(笑)。味が落ちたからです。でも、今回飲んで考え直しました。
どうやら彼は白ワインのスペシャリストのようですね。最新の手法など、熱く語ってくれました。
うーん。
国々、土地土地にあったワイン造りがありますね。その中で進歩向上していることを知りました。ニューワールドの安いワインと侮ってはいけませんね。今度ホームページで詳しく説明しますから、お待ちください。
あー。楽しかった。
だってアルゼンチンからわざわざマスキューまで醸造責任者が来てくれるなんて(もちろんマスキューの為だけではありません(笑)。)、私は本当に良い時代に生まれました。
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ドーニャ・パウラがマスキューにやってきます!
Oct 18, 2012 by weblogland |マスキュー定番のアルゼンチン ワインの生産者です。
もちろんインポーターのアズマさんの計らいによるものですが、嬉しいですね。醸造責任者と輸出部長が来てくださるようです。
マスキューではスタンダード・クラスの『ロス・カルドス』シリーズはマルベック、上級クラスの『ドーニャ・パウラ』シリーズはカベルネ・ソーヴィニヨンを扱ってます。どちらも濃くて明瞭な素晴らしいワインです。しかも安い(笑)。
どちらも皆さん一度は飲んでらっしゃるはずです(笑)。
どんな質問しましょうかね(笑)?
答にくいこと聞いちゃいましょうか?
私の意地悪爆弾炸裂か?
楽しみだなぁ。
お時間のある方は是非お立ち寄りくださいね!
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昨日はご来店ありがとうございました。
Sep 30, 2012 by weblogland |まずはイタリア エミリア・ロマーニャの優良生産者モンティチーノ・ロッソの『ピニョレット』と『アルバーナ・ディ・ロマーニャ』の比較からです。
「ピニョレット?初めて飲む葡萄品種ですね。」
「イタリアっていろんな葡萄があるんですね。幾つくらいあるんですか?」
私「人によっては1000種類以上と言う人もいますが、実際ワインとして流通してるものだけでも数百種類はあります。」
「それに比べたら、フランスは少なそうですよね?」
私「はい。もともとフランス、ドイツは葡萄がありませんでした。ローマ人が侵攻する過程でワイン栽培が始まった歴史に由来するかと。」
「ところでこのピコレットでしたっけ(笑)、ピニョレットか。美味しいですね。アルバーナとは全く別物。」
「同じ生産者が造ったとは思えませんよね?」
「うんうん。アルバーナの方はまさにイタリアン。でもピニョレットは落ち着きがあってラテンっぽくない(笑)。」
私「はい。そーなんです。ワイン造りの思想が違うくらい違いますよね。」
家内「ピニョレットはドイツのリースリングのようなほろ苦さがあり、焼き魚に合います。秋刀魚の塩焼きなんかレモン醤油があれば大根はいらない(笑)。」
私「これはマスキュー今シーズン一番の発見です(笑)。」
そして今年1月の試飲会で飲んでいただいた『コドロンキオ』の登場です!
「これって今年の始めの試飲会で飲んだのと同じワインですか?」
私「同じヴィンテージです。」
「えー!こんなに変わるの!?」
「辛口の貴腐ワインだよね。スッゴく複雑。」
私「1月に飲んだ時はもっと酸が強くグレープフルーツの香りも強くアロマチックでした。夏を越して上手く熟成した感です。出来上がってます。」
「セラーに入れていたんですか?」
私「いえ。店の棚です。思った以上に熟成のスピードは早かったです。品種の特性だと思います。」
「どんな料理と合いますか?」
家内「乳脂肪分の高いチーズとは相性が抜群ですよ(笑)。」
私「フォアグラは鉄板ですね。」
「家内の家庭料理じゃ無理ですね(笑)。レストランのしっかりした料理で楽しむか、チーズを舐めながら飲むしかないかな(笑)。」
「さっきピニョレットとアルバーナを飲んで違いにビックリしましたが、『コドロンキオ』を飲んでまたビックリ。この3本同じ生産者が造ったとは思えない(笑)。」
「『コドロンキオ』大豆っぽさがありませんか?穀物っぽさがありますよね。あと木の実。」
「湯葉?」
私「ケーキのモンブランみたい(笑)?」
「クリームのしっかりした上等なケーキ食べながら飲んだら美味しいかも?」
熟成することの意味が解ったような気がしました。
さて、これより後半戦の赤ワインです。最後の2本がかなり強力なので、舌慣らしをかねてまず1本。イタリア ピエモンテのバルベラ 『モンティ』2010年から始めます。
「イチゴやチェリー、フランボアーズみたいな香りがしますね。土臭さがイイな(笑)。」
「瓶のデザインはオシャレなラテンだけど、味わいは田舎っぽい(笑)。」
「泥臭いピノ・ノアール(笑)。」
「フレッシュ。軽いけど薄くない(笑)。」
私「バランスの良い上質さがあるかと。飛び抜けてはいませんが(笑)。」
「ちょっと濃いボジョレーみたい(笑)?」
私「そうですね。味わいの印象はクリュ・ボジョレークラスですか。」
「僕が最初にマスキューさんで買ったワインに似てる。えーと。有機栽培の…」
家内「たしか、モンテプルチアーノ・ダブルッツォ!(笑)」
私「あのワインと似てます(笑)。」
これより2010年ローヌの大物の登場です(笑)。
まずはガントランディの渾身のグルナッシュ『ヴィサン』です。
「うーん。緻密だなぁ。まだ若いに違いないけど、飲めるね(笑)。グルナッシュの味がする。」
「うん。うん。プラムや杏。赤い果実の香りがイイね。」
「可愛い酸っぱさがイイ。ボリュームもあるしただ者じゃないな。」
私「このワイン『ヴィサン』村で造られてますが、ローヌ・ヴィラージュ最良の村と言われてます。通常のグルナッシュは濃くつくると黒っぽくなったり妙に甘くなりがちですが、ここの村で造られるグルナッシュはどうも違うようです。」
家内「ハーブや石のミネラルを強く感じます。スパイシーさもありますね。」
「酸もしっかりあるね。」
「なんでこんなに濃いのに飲みやすいのですか?」
私「除梗することで硬いタンニンを入れないからかと?」
「除梗って?」
私「醗酵の際、葡萄の粒だけで醗酵させることです。」
「房ごとじゃないってことですね。」
私「今風な造りなんですが、このワインは個性がしっかりしているかと。」
さてクローズ・エルミタージュのニュー・スター エマニュエル・ダルノーです。
「うわっ!もの凄い!」
「香りがもうみっちりしてる(笑)。ワインももの凄い密度のある液体(笑)。」
「若いのは『ヴィサン』同様だけど、舌触りも同様意地悪じゃないよね。これも除梗してるからかな?」
私「そうかと。」
「舌の上にピラミッドが載ってるみたい。味を上手く表現できない(笑)。」
「いつになったら果実味が、はっきりするのかな?」
私「抜栓して3時間たちますが、変化ありません(笑)。解るのは壮麗さのみ(笑)。」
私「液体濃度は完全にエルミタージュですね。これ以上濃く出来ないレベルです。1本の葡萄樹からハーフボトル1本分しか造ってないはずです。」
「どのくらいもつのでしょうか?」
私「解りません(笑)。でも5年後、10年後に飲んで確かめたいですね。でも15年後は私はいないかもしれないので10年先くらいにしておきます(笑)。」
ところで皆さん問題です(笑)。『ヴィサン』とクローズ・エルミタージュのどちらがアルコール分が高いと思いますか?
「うーん。濃さからするとクローズ・エルミタージュの方だからこっちかな。」
「『ヴィサン』はバランスが良く溶け込みがイイからアルコール分をあまり感じないよね。」
それでは正解です。
『ヴィサン』は15%、クローズ・エルミタージュは13.5%でした。
ワインはその土地土地に合った仕上がりになるということです。単にアルコール分が高ければ良い訳ではないのです。
ですからクローズ・エルミタージュはおそらくこのくらいのアルコール分で仕上がるのがベスト。『ヴィサン』は15%の高いアルコール分でも大丈夫ということだと思います。勉強になりました。
昨日はありがとうございました。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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1本増やして6本で行います。
Sep 28, 2012 by weblogland |1本増やして6本で行います。皆さんの顔が目に浮かびますね(笑)。
最初の白3連発はなかなか興味深いかと。モンティチーノ・ロッソの力量と品種の違いがハッキリ出るはずです。とは言え、私も一度に3本比べたことはありませんから、私自身楽しみです。圧巻の『コドロンキオ』は、やはり真夏ではなく、涼しくなってから飲むべきかと?
あとバルベラは瓶がカッコイイですよ(笑)。味わいはクラシックなんですが(笑)。生産者のヴィッラ・スパリーナはガヴィの有名生産者。赤を造っているのを知りませんでした。
そして2010年のローヌ!
力比べですかね。
まだ、若いのですが、若いなりに飲めるようにはなっているはず。この先どのくらいもつのでしょうね?2010年はかなり良いですよ(笑)。コート・デュ・ローヌの2010年より、収穫の遅い上のランクは凄いことになってます。
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最期の最期まで悩みます
Sep 26, 2012 by weblogland |一応ラインナップも決まり、ホームページでお知らせしました。
でも、何かが足りない!
家内と話しました。
家内「やっぱり赤1本入れようよ。白3本、赤2本だとバランス悪いよね。」
私「そーだよね。赤は両方ともヘビー級だしね。ちょっと飲みやすい赤ワインを1本入れたいよね。何が良いかな?」
家内「新しく入ってきたバルベラ・ダルバはどうかな?」
私「いいねぇ。瓶もオシャレだし。味わいもしっかりしててレベル高いよね。」
家内「トロイアなんかも今ようやく飲み頃で美味しいよね。」
私「この間飲んでビックリしたよね!リキュールっぽさが出ていたよね。」
家内「トロイアって若くても飲めるけど、熟成すると本領発揮だよね。」
うーん。
悩みます。
どっちが良いかな?
いずれにせよ、29日の試飲会では赤ワインが1本増えて3本、全部で6本出します!
最期の最期まで悩みます(笑)。
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9月29日マスキューの店内試飲会ラインナップ
Sep 24, 2012 by weblogland |
まずはマスキュー定番のイタリアの白。エミリア・ロマーニャの優良生産者モンティチーノ・ロッソの新製品のお披露目です。
『ピニョレット種』を使った経験したことのない味わいをお試しください。定番のアルバーナ・ディ・ロマーニャと比べると、これが面白い(笑)。
〇ピニョレット 2011年 ファットリア・デル・モンティチーノ・ロッソ イタリア エミリア・ロマーニャ 白 ピニョレット・コッリ・ディ・イモラD.O.C.750ml 1240円税込み
焼いた秋刀魚に合わせると抜群の相性。マスキュー本年度の大発見です!
〇アルバーナ・ディ・ロマーニャ 2011年 ファットリア・モンティチーノ・ロッソ イタリア エミリア・ロマーニャD.O.C.G.白 750ml 1240円税込み
ものはついでですからモンテチーノ・ロッソの最上級銘柄の『コドロンキオ』も開けちゃいましょう!秋にこってりした白はうってつけです(笑)。
〇『コドロンキオ』2009年 アルバーナ・ディ・ロマーニャ ファットリア・モンティチーノ・ロッソ イタリア エミリア・ロマーニャD.O.C.G.白 750ml 2250円税込み
これでエミリア・ロマーニャ コンプリート(笑)?
さて、後半戦の赤ワインです。ようやく2010年の大物がリリースされはじめました。2010年は開花が遅れ収穫も遅くなりました。このため凝縮感のあるワインが出来たようです。
我が愛するグルナッシュ・マスター ガントランディの2010はいかに?
●ヴィサン 2010年 ヴィエイユ・ヴィーニュ ドメーヌ・ラ・ガントランディ フランス 赤 コート・デュ・ローヌ ヴィラージュA.C.750ml 2445円税込み
そして、驚愕のクローズ・エルミタージュ
●クローズ・エルミタージュ キュヴェ レ・トロア・シェーヌ 2010ドメーヌ・エマニュエル・ダルノー フランス ローヌ 750ml 3380円税込み
完全な力比べ(笑)。
品種を考えるとシラーの方に軍配は上がるかな?
ましてやエマニュ・エルダルノーのクローズ・エルミタージュはエルミタージュの出来栄えです。
凄いことになっているはず。
皆様のご来店お待ち申し上げます。
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マコンのガメイで面白いワインを見つけました
Sep 23, 2012 by weblogland |本来なら今日あたり試飲会に出すワインのラインナップをホームページにアップしなくてはいけません。でも、この期に及んでまだサンプルを取り寄せたりしてますので、今しばらくお待ちくださいね(笑)。
じつはマコンのガメイで面白いワインを見つけました。アンドレ・ボノーヌのワインです。珍しいですよね。白は有名ですが、ガメイの赤も造っていたんですね。なんでもお孫さんが造ったとか(笑)。これだけで話題性ありますね。
でもマスキューは、マコンやシャロネーズの石灰岩質の土壌で、真面目に造ったガメイの良さを知っています(笑)。まるで上品なピノ・ノアールのようになります。(熟成・変化は早いですが。)
あのマルセル・ラピエールなんかのスタイルです。
期待しているのです。
価格も手頃なので、思わずサンプルを取り寄せちゃいました(笑)。
早速今晩飲みます。試飲会の時出てなかったら、胸中ご理解くださいませ(笑)。
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本日は暑い中、ご来店くださいましてありがとうございました
Aug 26, 2012 by weblogland |試飲会の詳細は明日アップいたしますので、しばしお待ちを。
重ねてご来店の御礼申し上げます。
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揉めてます(笑)。
Aug 24, 2012 by weblogland |家内「最初のミュスカデとグロ・プランのあとにサン‐シニアンがくるんだけど、その後のレ・コルティの『ドン・トンマーゾ』とロゼに飛躍があり過ぎない?」
私「たしかに。マルグリットのサン‐シニアンめちゃくちゃ個性的で良いから、難しいかも?いきなりサンジョヴェーゼの頂点に行くのは飛躍があるよね。」
家内「サン‐シニアンのあとに普通に美味しいサンジョヴェーゼを入れた方が繋がりが良いね。」
私「そーだよね。車で言えば、3速で走っているのをいきなり5速で全開だもんね(笑)。」
そんな訳でサン‐シニアンの後に、レ・コルティのキャンティークラシッコ2008を入れることにしました。そして『ドン・トンマーゾ2007』にいき、最後がロゼ・レ・コルティ2011の順番に変更します。
悩みます(笑)。
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試飲会のラインナップ
Aug 20, 2012 by weblogland |
残暑厳しい折、暑さ疲れした体にはやはりこれ。
〇ミュスカデ・セヴル・エ・メーヌ・シェル・リー VV 2010 B&D マルタンフランス ロワール 白 750ml 1,300円税込み
〇グロ・プラン・デュ・ペイ・ナント シュール・リー 2010年 ドメーヌ・B&D・マルタン フランス ロワール 白 750ml 1,260円税込み
なーんだ。ミュスカデかと言うなかれ(笑)。こんな時期にこそ力を発揮します!ワインにはT.P.O.があるのです。
マスキューはマルタンのミュスカデを輸入当初から続けていますが、造りが実に良い。毎年毎年外れたことがないレアな造り手なのです。
まあ、ミュスカデ自体が外す外さないと議論するべきワインではありませんが(笑)、常に旨いのです。日本には昔から数多く輸入されていますから、知名度も高いワインでもありますが、割と品質の良いものが少ない(笑)。品質が良いと割と高い(笑)。そんな中ベスト・チョイスと思ってます。
一緒に比べる『グロ・プラン』。このワインは日本ではあまり知られてません。地場品種でA.O.V.D.Q.S.となっていますが、地元やパリのビストロではこっちの方がメジャー。生牡蠣の定番です。
基本的にはスタイルも味わいも似てますが、ちょっと違う(笑)。資格試験を受ける方は良い勉強になるはず。
そして新入荷の赤
●『トラディション』2009年 ドメーヌ・パン・デ・マルグリット フランス ラングドック 赤 サン・シニアンA.C.750ml 1770円税込み
旨いんですよ。これ。
先月のアマルテアにちょっとスタイルが似てますか。あの山羊のワインです(笑)。
大地の香りのするワインなのです。
もっとも癖もありますから、嫌う方もおられるとおもいますが、試してミソ(笑)。
そして最後はサンジョヴェーゼ研究の2本
●レ・コルティ ロゼ 2011年 レ・コルティ イタリア トスカーナI.G.T.750ml 1890円税込み
●『ドン・トンマーゾ』2007年 レ・コルティ イタリア キャンティ D.O.C.G.750ml 3780円税込み
私の愛するキャンティの超名門レ・コルティの最上級銘柄が『ドン・トンマーゾ』畑から造られるこのワインです。そして同じ畑からロゼを造っちゃいました(笑)。
もったいない(笑)。
でも、飲んでみるとやはり凄い!極上のサンジョヴーゼの果実味だけを取り出した贅沢なもの。
貴族的試みですな。
ちなみにロゼは2010がファーストリリースで、『ドン・トンマーゾ』は2007年が現行ですから、同じヴィンテージでの比較はまだ不可能となっております。念のため。
当日『ドン・トンマーゾ』は1本しか開けられませんので、お許しを。
うーん。
今回は5本ですか。
あと1本足しましょうか?
それでは皆さんのご来店お待ち申し上げます。
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来週8月25日の土曜日はマスキューの試飲会
Aug 19, 2012 by weblogland |いつもながら一ヶ月あっという間ですね(笑)。
だいたい8月の試飲会というとタマに困ります(笑)。8月はあまりワインを動かしたくないのと、インポーターさんも輸入を避ける傾向があります。ですから、目新しいワインが入ってこない時期でもあります。ただ、ワインの消費は昔から比べると夏場も皆さん飲まれるようになってきました。そのためかインポーターさんも輸入を止める訳にいきませんから、面白いワインもチラホラ見つかります。ちょっと前は8月になるとワインの動きが極端に悪くなったことが嘘のようです。空調の完備と運送のクール便のおかげによるところですか。あと飲み手の需要ですね。たしかに暑いとビールに手が伸びますが、ビールだけだと飽きます。体がクールダウンしてから、美味しい赤ワインをちょっと冷やして飲むと旨い!もちろん白やロゼワインを冷やして飲んでも、暑いほど格別に旨い(笑)。
ワイン・ラヴァーは夏場も不滅なのです?
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明日はマスキューの店内試飲会
Jul 27, 2012 by weblogland |ところで明日はマスキューの店内試飲会です。

実はイタリアのお土産でチーズをいただきました。写真の向かって左側の方です。妙に大きい方です(笑)。向こうで買った36ヶ月熟成のパルミジャーノ・レッジャーノ(パルメザンチーズ)です。極上品ですね。ちなみに右側の小さい方はマスキューで売っている24ヶ月熟成の300gほどのカットです。
でかいですよね(笑)。全体の大きさが想像できます。
私も個人的にはまだ36ヶ月熟成のパルミジャーノは食べたことがありません。楽しみなのです(笑)。
せっかくですから、明日の試飲会につまみとして皆さんにも味わっていただこうかと考えてます。これほど大きいですから、食べ切れないはず(笑)。
Kさん、ありがとうございました。
明日はこのチーズで塩分補給できますから、暑い中ご来店いただいても熱中症にはならないはず。ご安心を!
皆様のご来店お待ちしております。
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店内試飲会のラインナップ決まりました
Jul 23, 2012 by weblogland |今月7月28日(土曜日)のマスキュー店内試飲会のラインナップ決まりました!
まずはマスキュー定番のガリアルディが造る白ワインです。
〇ヴェルデッキオ・ディ・マテリカ 2010年 ガリアルディ イタリア マルケ 白D.O.C.750ml 1320円税込み
あの伝説的ワイン『マッカニャーノ』の弟分的ワインです。比べると軽く仕上がってますが、凝縮感は立派なもの(笑)。品質の高さは折り紙付きですが、あとは飲み手の好み次第。
そして今回初めての登場するニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランです。
〇ソーヴィニヨン・ブラン2011年 サント・クレア ニュージーランド マールボロ 750ml 1980円税込み
日本ではあまり聞かない生産者ですが、じつはニュージーランドを代表するいわばニュージーランドのブランドワインなのです。世界にサント・クレア・ファミリー・エステートとして打って出たシンデレラ・ワインとでも言いましょうか。一応飲むことが出来るものは飲んでみましたが、やはりソーヴィニヨン・ブランが看板ですね。
在庫限りのお試し価格ですが…。いかがでしょうか?
そしてこれから赤ワインです。
まずは飲み頃のピノ・ノアールからいきましょうか。
●コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ2003年 メゾン・ジュリェ フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 1890円税込み
王道ですな(笑)。
熟成したピノ・ノアールはちょっと冷やして飲むと旨い(笑)。
ブルゴーニュの目利きステファン・ブロカールが捜し出した良品です。普通に旨い。この点欠点がありません。
そして思わずニンマリしてしまうスペインの赤。
●アマルテア・ティント2009年 ロクサネル スペイン カタルーニャ 赤 750ml 1570円税込み
皆さん!
このワインの味わいばかりでなく、ラベル・デザインとバック・ラベルの写真にご注目!
幸せになれます!
そして久しぶりのイタリア モンテプルチアーノ・ダブルッツオの登場です。
●『オロ』 2011年 モンテプルチアーノ・ダブルッツォD.O.C. テッレ・デル・コルノ イタリア アプルッツォ州 赤 750ml 1035円税込み
安くてチャラいモンテプルチアーノ・ダブルッツオにお嘆きの貴兄には朗報です(笑)。コストパフォーマンスの高さにビックリ?
トリはイタリア ヴェネトのスター テヌータ・サン・アントニオの新な試み。
●スポンサ・ヴェロネーゼ 2009年 テヌータ・サン・アントニオ イタリア ヴェネト ヴェロネーゼI.G.T.赤 750ml 1575円税込み
簡単に言うとヴァルボリッチェラにアマローネしたカベルネ・ソーヴィニヨンをアッサンブラージュしたもの。(アマローネとは収穫した葡萄を陰干しして水分をとばし糖度をあげる技法。この陰干しの際、貴腐菌が付き独特な風味がつきます。)
ここ数年のトレンドですが、テヌータ・サン・アントニオの造るこのワインは別格の出来栄え。取り組みが違います。
あっと驚くなんとやら(笑)。
当日28日はいつも通り14時から20時30分までやっておりますので、お手すきのお時間にお越しくださいませ。皆様のご来店お待ちしております。
>> 会場
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来週の土曜日はマスキュー店内試飲会
Jul 21, 2012 by weblogland |ところで来週の土曜日はマスキュー店内試飲会です。あっという間に一ヶ月経っちゃいました。今回は新着ワインが中心となりそうです。イタリアやスペインの個性派ワインが面白いですね。あとフランスのジゴンダスの優良ワインもきました。
明日にはラインナップをホームページ上に公開しますのでしばしお待ちくださいませ。
ワイン業界は、8月は基本的にオフですから、あまり新たな動きがありません。我々も暑い8月にはあまりワインを動かしたくありません。そうなる前の一あがきが7月後半戦です(笑)。
こう涼しければ問題ありませんが、そんな訳ありませんもんね。これから本番の暑さを前にマスキューは今冬眠前の晩秋のようなものです(笑)。
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桝久 試飲会リポート
Jul 02, 2012 by weblogland |試飲会には皆様のご来店ありがとうございました。
最後、ワインが足りなくなりご迷惑をおかけいたしました。お詫び申し上げます。
まずは
〇『ピンク』2011年 ドメーヌ・ド・ラ・ブリヤーヌ フランス コトー・デクス・アン・プロヴァンスA.O.P.750ml 2070円税込み
「おー、色が綺麗ですね。夏向きですな(笑)。」
「これってロゼですか?」
私「感覚的には白ワインを造るように造られてます。黒葡萄で白ワインを造る過程で色が付いたような感じですか。」
「プロヴァンスって言うとセザンヌが好んだ南フランスですよね。」
「そうそう。サント・ヴィクトワール山でしたっけ。」
私「あの山の麓の標高400mほどの斜面に畑はあります(笑)。」
家内「標高が高いので、厚ぼったくないですよね。酸はしっかり入ってますが、とてもエレガント。」
「なるほど、たしかに。だから順番が急遽変わったんですね(笑)。」
私「ブログお読みになりました?」
「はい!(爆笑)」
私「この『ピンク』は最後の赤を飲んだ後にまた戻って飲んでも味が霞みません。軽いのですが実にしっかりしています。」
「うーん。たしかに。ワインとして完成してるんですね。」
「マスキューさん、このワイン表記がA.O.P.となってますが?A.O.C.じゃないんですか?」
家内「2011年からA.O.C.はA.O.P. D.O.C.はD.O.P.と表記するようです。EUの法律に合わせる足並みのようです。ちなみにPはプロダクトです。」
「勉強さぼると置いてかれますね(笑)。」
あと、今日は飛び入りで『ピンク』のインポーターのSさんが参加してくださりました。ちょうど私が配達に出た後で家内一人になりごった返していた時でしたから、助かりました。彼女フランスから帰ってきたばかりで、現地の生情報を教えてくださり、皆さん盛り上がりました。ありがとうございました。
さて次はイタリアの白二連発です。
〇ファランギーナ サンニオ ビオロジカ 2010年 タブルニ・ドムス イタリア カンパーニャ サンニオD.O.C.白750ml 1320円税込み
〇『テバルド』 2011年チウ・チウ イタリア マルケI.G.P.白 750ml 1770円税込み
「『ファランギーナ』って何ですか?葡萄品種?」
私「そうです。ギリシャから伝わった古い葡萄品種のようです。イタリアには沢山この手の古い葡萄が沢山あります。」
家内「一村に一品種と言っても良いくらいです(笑)。D.O.C.が多い訳です。」
「味は独特ですねぇ。あと苦みも独特。」
「うんうん。でも嫌な苦みじゃない。」
私「柑橘類の皮のようですよね。味わいとしてある苦みですね。青野菜に合わせ易そうですね。」
「オレンジや梨?の香りがするね(笑)。」
「私タブルニ・ドムスの『グレーコ』凄く好きなんですが、あれほどトロトロじゃないんですね。」
私「私も『グレーコ』みたいにトロトロかと思ったんですが、違いました(笑)。どうやら意図が違うようです。」
「こっちの方が幅広く料理に合わせられますよね。」
「果物を丸ごとワインにしたみたい(笑)。とってもジューシー。」
「甘さがありますよね。」
私「たしかに甘く感じますが、残糖分ではありません。口の中でべたつきません。」
「経験したことがない白ワインですね。」
家内「つぎのチウ・チウも変わってますよ(笑)。イタリアの真ん中のマルケ州のワインでシャルドネメインでソーヴィニヨン・ブランがちょっと混ぜてます。」
「これもまたフルーティー(笑)。」
「ホントにシャルドネですか?!」
私「そーなんです(笑)。ソーヴィニヨンは入ってますが、別物ですよね。」
「なんて言ったらイイんだろう。複雑で香水みたい。」
「メロンっぽい(笑)。あと塩からさがある。」
「今日のはみんな塩からい(大爆笑)。」
私「生ハムメロンのためにあるワインかと(笑)。」
「それ鉄板!まんまですよ(笑)。」
「『ファランギーナ』と『チウ・チウ』のどちらか選べと言われたら困りますね。(笑)。」
私「はい。それは好みの問題かと。両方選んでも良いかと(笑)。」
「わたしは名前が可愛いから『チウ・チウ』派(笑)。」
家内「それも有り(笑)。」
それにしてもイタリアの白ワインは進化しました。温度管理が出来るようになってから、格段の進歩です。葡萄のアロマがこんなにも多量で、バリエーションもこれほど豊富とは!この多様性は世界に誇れますね。
さて後半戦は赤ワインです。まずはタブルニ・ドムスの造るアリアニコです。
●アリアニコ サンニオ ビオロジカ 2008年 タブルニ・ドムス イタリア カンパーニャ サンニオD.O.C.赤 750ml 1320円税込み
私「2008年ですが、早飲みのアリアニコです。木樽熟成はしていません。」
「重くはないけど濃い!」
「割と酸っぱい。でもフレッシュ。あとスパイシー。ちょっとシラーっぽいかな。」
「赤いベリーの香りがアリアニコらしいね。タンニンも柔らかいし。」
「アリアニコって長く熟成させたワインだけじゃないんですね。」
そうこうするうちにチョコレートみたいなカカオっぽさが出てきました。
「おっ!カカオっぽい。」
「チョコレート食べながら飲むとマリアージュしますよ(笑)。試してください。」
「おー!口の中で化学変化が!」
「口の中で爆発しますね(笑)。」
「マスキューさん、アリアニコってチョコレートの味がするんですね。」
私「そーなんです。このワインは木樽を使ってませんから、チョコレートのニュアンスは葡萄果由来です。ただしすぐには出てきませんが。」
「うーん。深みが増した感ですね。」
「マストロベラルディーノのワインもこんな感じですか?」
私「基本的には同じですが、ワインのランクの差はあります(笑)。」
家内「いずれにせよ。美味しくて飲み頃のアリアニコってなかなか当たらないんですよね。」
「私もナポリでずいぶんアリアニコ飲みましたよ。向こうではテーブルワインとしても飲みます。でも感動するようなデイリーのアリアニコは無かったでした。このワインは優秀です(笑)。」
次は私の好きなロワールのカベルネ・フランが続きます。
●ソーミュール・シャンピニー2009年 ラングロワ・シャトー フランス ロワール 赤 750ml 1620円税込み
私「私の大好きなラングロワ・シャトーのワインです(笑)。2008年はジャンプして2009年です。」
「密度感ありますね!」
私「2009年は良かったみたいです。」
「独特!土臭い?」
家内「鉄っぽい。あと血みたいなニュアンスがあります。」
「ロワールのフランって、昔はよく青臭さがあったけど、これは無いですね。」
私「そーなんです。このワインは完全に除梗してますし、収穫のタイミングや撰果が完璧由かと。」
「なるほど。それにしても香りの伸びが凄いですね。」
私「凄いベクトルなんです。」
「合わせる食べ物はなんでしょう?」
家内「臭い系の肉は合いますよね。あとカツオも合いますよ(笑)。」
「なるほど!カツオですか。」
「鹿肉なんかも良いんでしょうね(笑)。」
「私はなんと言ってもジンギスカン!」
私「それ、現実的でイイですね(笑)。さすが北海道ご出身!」
「このワインも早飲みなんですか?」
私「はい。基本的には早く飲めるように造られてますが、これほどしっかりしているとボジョレーの早飲みとは違った早飲みかと(笑)。」
「飲む前日に開けておくのが良さそう(笑)。」
私「おっしゃる通り!」
さて本日のファイナリストの登場です。
●『クロー・ド・ネル』アンジュ・ルージュ カベルネ・フラン 2003年アン・クロード・ルフレーブ・エ・クロード・ピシャール フランス ロワール アンジュA.C. 750ml 3240円税込み
「おー!旨い!」
「圧倒的!」
「これって前に飲んだカベルネ・フランと同じ品種ですか?」
私「そーなんです。クロー・ド・ネルの方は古い木樽で3年熟成させています。」
「ネルは長期熟成型なんですね?」
私「はい。樽の香りはしませんが、熟成の結果だいぶ落ち着いてきて、ようやく飲み頃の初めに入ったところかと。」
「それにしても物凄い香りの分量ですよね。しかもまだまだ隠れている!」
私「底が見えません。この先どう成長するか見当がつきません。3日かけて飲みましたが、手の内は解りませんでした。」
「少なくとも5年後には一度飲んでみたいね。」
「今までの経験を越えたワイン。なんと表現したら良いか解りません。身の置場に困ります。」
「味も良いけど、ラベルもカッコイイ(笑)。この鳥は何でしょう?」
「ジャパネスクですよね。頑張れニッポン!(笑)。」
家内「ところで、このチーズを食べながら飲むと美味しいですよ(笑)。」
「おーっ!おーっ!なんと! このチーズは何ですか?」
家内「コンテ・ド・モンターニュです。このレベルのワインでしたら、合わせる料理は私には作れません(笑)。良いチーズに合わせるのが手っ取り早い(笑)。」
驚嘆のグレートワインでした。
試飲会半ばでクロー・ド・ネルは売り切れてしまいご迷惑をおかけしました。休み明けにインポーターさんに早速追加を打診いたしますので、お待ちくださいませ。在ることを祈ります!
大勢のご来店ありがとうございました。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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明日はマスキューの店内試飲会です(笑)。
Jun 29, 2012 by weblogland |ところで、今日家内と話しました。
家内「明日は天気イイみたいだし、『ピンク』は最初にした方がイイんじゃない?」
私「うーん。たしかに清涼感あるし、『ファランギーナ』や『チウ・チウ』に比べたら酸が少ないよね。冷やしたら負ける恐れがあるよね。」
家内「プロヴァンスのロゼって第一印象が良いから、トップに持ってきた方が比べられないからイイはず(笑)。」
私「そーだよね。あの繊細でエレガントな味は最初の一杯でこそ活きるね。」
こんな訳で白ワインと赤ワインの間を予定していた『ピンク』はトップバッターに変更いたします!
間際で済みませんせんが、この方がベストかと。この順番の変更も含め、皆さんのご感想が楽しみです。
皆様のご来店をお待ちしております。
それでは明日。
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今日は試飲会に恵比寿に行きました。
Jun 27, 2012 by weblogland |メインはポマールとボーヌのワインとコルトン・シャルルマーニュでした。
どれも蔵出しでリコルクしてあり、状態がとても良かったです。今時大事にワインをストックするドメーヌがまだあったんですね!しかもお手軽な価格ですから、更にビックリ(笑)。
ワインもクラシックな造りで、ポマールとボーヌのアペラシオンの違いがはっきり出てました。いつも不思議に思うのですが、ポマールとボーヌって地続きなのですが、ワインのスタイルが正反対(笑)。ポマールは重く、ボーヌは軽やか。同じ生産者が同じように造ってもこの傾向です。テロワールの勉強にはピッタリ(笑)。
あと今日のポマールはあのゼプノの真上の畑だけあってポテンシャルの高さが光ってましたね。あまり詳しく書くと買うワインがばれますから、このへんで(笑)。
あー。
楽しかった(笑)。
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