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明日は今年の最後の試飲会です。
Dec 22, 2011 by weblogland |インポーター主催の試飲会ですと、一度に100~200本出ますが、じっくりは試飲できません。
マスキューの店内試飲会だと、我々も2時から8時半までずっと試飲しているようなものですから、ワインの変化をしっかり見ることができます。この点、とても勉強になります。家で毎晩飲むのとは訳が違います(笑)。
試飲会の間は完全にワインの観察を続けますから、そのワインのディテイルを知ることが出来ます。とは言え、良いワインほど簡単に全貌は見せません。試飲会の翌日に残ったワインを飲んでようやく解ることもしばしばです。
あとなんと言っても、皆さんの率直なご意見・ご感想が聞けることが、一番勉強になります。味覚は個人個人で違いますし、感じ方や表現の仕方も違います。口の中に入れた食べ物を言葉にしてアウトプットする作業ですから、同じ意見になるはずがありません。しかも我々にとっては商品としての属性が強いですから、何故人気があったか?何故売れなかったか?我々のチョイスの試金石なのです。
とても勉強になります。
一年間どうもありがとうございました。
明日が楽しみです(笑)。
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今月23日店内試飲会のラインナップ
Dec 18, 2011 by weblogland |まずは
●『メルセデス・エグレーン』カベルネ・ソーヴィニヨン 2009年 スペイン 赤 750ml 1125円税込み
マスキュー定番ワインとして皆様に愛されているワインです。昨日家内と飲んだ折、「相変わらず美味しいね。カベルネらしいカシスの味わいがとても明瞭だよね。」「そうそう。こんなにエレガントなカベルネってないよね。」「うーん。今度の試飲会で新着ボルドーを2本だすから、比べたら面白いかも?」「それイイね(笑)。」ということになりまして、『メルセデス・エグレーン』をトップに出すことに決まりました。たしか2年ぶりの再登場です。実に美味しいですよ(笑)。
さて次はボルドー コート・ド・ブールのワインです。
●シャトー・ド・ブリッサ 1999年 フランス ボルドー コート・ド・ブール 赤 750ml 1350円税込み
マイナーなアペラシオンのオールド・ヴィンテージです。これが実にクラシック!
コート・ド・ブールらしい酸がしっかり入り込んでチャーミング、がっちりしたタンニンとようやくバランスがとれてきた感。飲み頃になるまで時間がかかります。
私がワインを飲み出した頃は良く見かけたスタイルですが、今はあまり見かけなくなったスタイルです。
ファットで柔らかなワインが主流の昨今、タイトで硬質なクラシック・スタイルは流行りませんかね(笑)?でも良さは知っておくべきかと。ボルドーの奥深さが垣間見えます。

続いてもクラシック・ボルドーの登場です。
●シャトー・ル・モワンヌ 2005年 フランス ボルドー メドックA.C.ブルジョワ級 赤 750ml 1350円税込み
このワイン全く無名なんですが、とてもタイトでしっかりしていて、膨らみもあり、クラシックなメドック・ワインなのです。捜せばあったの掘り出し物。たまたまなんですが、当たりました(笑)。
そして最後の赤は
●『メルロ』2009年 ヴィーニ・ガリアルディ イタリア マルケI.G.T.赤 750ml 1980円税込み
ご存知イタリア マルケでヴェルディッキオ・ディ・マテリカの名手ガリアルディが造るメルロ100%のワインです。マスキューの定番『マッカニャーノ』の造り手です。
所有する畑の中の粘土質の南向き斜面にメルロを作付けしました。なんでもボルゲリに似ているとか(笑)。でもボルゲリのワインよりタイトな仕上がり。畑の標高が450メートルと高く、内陸部にありますから寒暖差が大きくワインにしっかり酸があります。
個人的にはボルゲリよりイイんじゃないかと(笑)。緩さがありません。
さて佳境に入ってシャンパンです(笑)。ただし本数があまりありませんので1本ずつの抜栓となります。無くなった節はお許しを!
〇ランスロ・ピエンヌ ブリュット トラディション N.V. ランスロ・ピエンヌR.M.フランス シャンパーニュ 発泡性 白 750ml 4500円税込み
ランスロ・ピエンヌはコート・デュ・ブラン地区のグラン・クリュ村クラマン村に8ヘクタールほどの畑をもつリコルタン・マニュピュラントです。
クラマン村と言えばシャルドネ100%のブラン・ドゥ・ブランが有名です。が、このシャンパンはピノ・ムニエ60%、ピノ・ノアール15%、シャルドネ25%のセパージュになっています。
なぜ?
答は飲んでみるとわかります(笑)。
とことんクリーミー。丁寧に低修量で造られたピノ・ムニエの特徴が良く出ています。シャンパーニュではピノ・ムニエは補助品種としてシャルドネやピノ・ノアールより格下の品種とみられがちです。確かにアロマチックな芳香に欠けていますが、シャルドネの良さを引き出す名脇役になります。あと独特のプラムのような香り(彼の地ではミラベルと言うようですが)があり、全体を複雑・華やかにします。
自然派やビオの生産者が最近ピノ・ムニエを上手く使うようです。
その中にあってこのランスロ・ピエンヌは出色の出来。まるでピュリニー・モンラッシェのスパーリングを飲んでいるようです。ピノ・ノアールの重さを支点にしながら、シャルドネの優位性をピノ・ムニエで引き立て強調しています。
素晴らしい構成力です。
完成度の高い新たなスタイルです。
〇『パラドックス』2004年 ピエール・ジモネ フランス シャンパーニュ 発泡性 白 750ml 6250円 税込み
ブラン・ドゥ・ブランの名手ピエール・ジモネの新境地『パラドックス』の登場です。
セパージュはピノ・ノアール60%、シャルドネ40%。マロラクティック発酵終了後、ステンレスのバットにて6ヶ月熟成、清澄し4年以上の瓶内熟成をします。ドサージュは8グラム。絶妙な塩梅です。
味わいは一言で言えば複雑で広大!ピエール・ジモネ本来の美しい酸を残したままハーブやら薬草などの複雑なニュアンスがあります。普通ピノ・ノアールは重さに作用しがちですが、香りを複雑にしています。限りない透明さ、しっかりと伸びる香りの強いベクトル。発想の根底にはブラン・ドゥ・ブランがありますが、ブラン・ドゥ・ブランの殻を破りましたね(笑)。
本年最後の試飲会、皆様ふるってご参加くださいませ。
いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、ご都合の良いお時間にお越しくださいませ。
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今月のマスキュー試飲会は23日です
Dec 18, 2011 by weblogland |今月のマスキュー試飲会は23日です。えーと今日は17日ですから、もうあと1週間ありません!
なんにしましょうかね(笑)?
ちょうど入ってきた新着のボルドーワインを頭にもってきましょう。それからシャンパンはもちろんいれなくては。何にしましょうか?新着の『パラドックス』が良いですかね。
あとは家内と相談です(笑)。私と家内は好みが若干違います。こればバトルの原因となります。『心に残ったワイン』もすべて重なる訳でありません。
うーん。
まず敵が何を勧めるかを見極めなくては(笑)。兵法の鉄則です。下手に噛み合わないワインを提案したら、返り討ちにされます(笑)。
今、家内の書いたダイレクトメールを読んでいます。何事も準備が肝要なのです(笑)。
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明日はマスキューの試飲会です
Nov 25, 2011 by weblogland |
シルヴィエンヌの垂直試飲楽しみです。なんたってあのシャトー・デュックの最上級銘柄ですからね。なかでも私が気になるのは2009年ヴィンテージです。かなり期待の持てるヴィンテージであることは確かなのですが、シルヴィエンヌは2009年からスタイルを変えたかも?根拠はアルコール度数です。シャトー・デュックのグラン・レゼルヴ2009年は14%で2007年は13.5%でした。これは2009年の方が葡萄の糖度が高かったことを意味します。シルヴィエンヌの2009年は13%、2007年は13.5%と逆に2009年の方が低くなっています。アルコール度数の額面のまま解釈すればシャトー・デュック グラン・レゼルヴ2009年の畑の方がシルヴィエンヌ2009年の畑より糖度が高かったということになります。
???
変な話ですね(笑)。
最上級銘柄のシルヴィエンヌの方がなぜ低いのでしょう?
さらにシルヴィエンヌは作柄の良い2009年の方が2007年よりアルコール度数が0.5%落ちているのも不思議です。
そうすると高いアルコール度数のワインではなく、違うスタイルのワインを目指しているのでは?
などと、まだ飲んでもいないのに妄想しています(笑)。明日解ると良いですね。
たんにアルコール表示がいい加減なだけだったりして(笑)。
明日が楽しみです!
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11月26日(土曜日)のマスキュー店内試飲会のラインナップ決まりました。
Nov 20, 2011 by weblogland |〇ジュ・ド・レザン2011年 ポール・ジロー 微発泡ジュース フランス コニャック地方 グランシャンパーニュ 750ml 1350円税込み
マスキュー恒例のジュ・ド・レザンは外せません。明かに去年とは味わいが違います。ただ基本的な香りは共通しています。暑い夏場のため濃さが増しています。
去年の味わいと比べると明かな作柄による違いがあるのです。大人が飲んでも楽しいですし、お子様の食育にはもってこい!なんたって濃縮還元にはない生きた酸があります。中に密集して住んでいる天使を見つけられるか(笑)?

そして次はマスキューの定番アルゼンチンワイン ロス・カルドスのマルベックです。ドーニャ・パウラ社のスタンダード・キュヴェとして皆さんからデイリーワインとして親しまれていました。
ところが、インポーターさんが輸入を止めることとなりました。こればかりはマスキューの力ではどうしようもありません。
うーん。
こうなったらドーンとお安く提供します!
通常が1500円くらいで販売されていましたが、マスキューでは1280円で売っていました。
じゃあ思い切って980円では!いやいやこんなものではドーンと言えません。
よーし。
やりますよ。やりますよ。ドーンと!
価格は当日のお楽しみです。ちょっと汗かいちゃいました(笑)。
さてさて、ここのところローヌの2009年ヴィンテージが入荷しました。2008年が悲惨だったのでホッとしました。マスキューで長年扱っているシャトー・デュック の最上級キュヴェ『シルヴィエンヌ』の垂直試飲をします!
2006年、2007年、2009年の黄金のヴィンテージを開けます。この日のために取っておいた2006年ヴィンテージはこれゆえ完売とさせていただきます。
いまではローヌ・ヴィラージュ最良の評価を受けるシャトー・デュック。商業主義に走らないスタイルは立派。でもその分知名度は低く価格も低いありがたいワインなのです(笑)。
これ以上のものは望んではいけないワインでもあります。もっとも好みはありますが(笑)。
問題は最後のワインです。なんたってローヌの横綱3連戦の後ですから、生半可なワインでは試飲会がぶち壊しになります。
こうなったらバローロしかありません!
●バローロ 『セッラ・ディ・トゥルキ』2005年 セッラ・ディ・トゥルキ イタリア ピエモンテ 赤 750ml 5310円税込み
久しぶりのバローロの入荷です(笑)。なかなか手の届く良いバローロがなくて、ここ数年は指をくわえてました。
極上とは言いませんが、壮麗さがあるとは思うのですが。いかがかと。
11月26日(土曜日)いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、お手すきのお時間にお越しくださいませ。
皆様のご来店お待ちしております。
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来週の土曜日はマスキューの試飲会です。
Nov 19, 2011 by weblogland |ヌーヴォ関連はもう遅いですし、だいいち11月の26日では品物が無くなっているかもしれません。でもジュ・ド・レザンの2011年は必ず出します(笑)。お子様連れで見える方もおられますし、毎年購入いただいているお客様もいます。
あとは、そうすると新入荷のローヌ・ヴィラージュの大物も良いですね。垂直試飲も出来ますし(笑)。
それから新入荷のワインも何本かは出さなくては。
実は久しぶりにバローロを仕入れちゃいました(笑)。これ良いんですよ。お披露目したいんですが、家内と相談です(笑)。
こうして試飲会のラインナップを考えている時って楽しいんですよね。自分の好奇心も充たされますし、ご来店いただいた常連のお客様の反応を予想すると、ついついニヤニヤしてしまいます。(変な趣味ではありませんから誤解ないように。)
楽しみなのです(笑)。
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明日は試飲会です。
Oct 28, 2011 by weblogland |『ゼゼン』のシンプルな旨さはAさん絶対に気にいってくれそうだよね。
『ビプラ・ロッソ』は女性好みの味わいだよね。あの柔らかさは鉄板だよね(笑)。
我々はもうすでに飲んで選んでいる訳ですが、試飲会になるとお客様の様々な好みや新たに気がつくことがあります。思わぬ発見があったりしますので、我々にとっても勉強になります。
明日のお客様の反応を想像しながら、試飲会用のワインをニヤニヤして眺めている私は変でしょうか(笑)?
明日は楽しみです(笑)。
あとドメーヌ・フェリーヌ・ジョルダンのインポーターのSさんがお見えになるそうです。「由比ヶ浜でワインを栽培しているようなドメーヌ」の証拠写真を持ってきてくださるそうです。必見ですぞ(笑)。
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10月29日(土曜日)の試飲会のラインナップ
Oct 24, 2011 by weblogland |今回は新入荷のワインとようやく飲み頃となったマスキューのストックから1本です。
まずは優しい癒し系果実味の赤ワイン2連発です。
●『ゼゼン』 ティント 2010年 ボデガス・ゼゼン スペイン ナバラD.O. 赤 750ml 1300円税込み
このワインの『干し杏』の味わいって日本人の郷愁を誘うと思いませんか?テンプラリーニョが60%なのですが、新たな一面を見た思いです。
●『ヴィブラ・ロッサ』2009年 ビジ イタリア ウンブリアI.G.T.赤 750ml 1260円税込み
ここ価格で、柔らかで濃密さがあるんですよね。ラベルデザインも格好良い。チャラいとするか?凄いと感じるか?あなた次第です(笑)。
そしてクラシック キャンティーの登場です。
●『カイノーザ』 キャンティー・コッリ・・セネージ 2009年 アジェンダ・カサーレ・ダヴィッディ イタリア トスカーナ 赤 キャンティー・コッリ・セネージD.O.C.G. 750ml 1620円税込み
クラシッコ地区ではありませんが、実にらしい味わいなのです。2500リットルのスロベニアン・オーク樽で熟成したクラシックキャンティー。
近頃、バリックの香りの強いキャンティーに辟易している貴兄に朗報となるか?
そして南フランス、ラングドックの超新星『ドメーヌ・フェリーヌ・ジョルダン』衝撃のマスキューデビューです!
〇『ルーサンヌ』2010年 ドメーヌ・フェリーヌ・ジョルダン 白 フランス ラングドックA.C.750ml 1530円税込み
ある意味今風ではありますが、液体濃度、バランス、フレッシュネス、複雑さ、すべてのハーモニーは圧倒的。ユニ・ブランの概念を変えてます。
●ラングドック ルージュ 2008年 ドメーヌ・フェリーヌ・ジョルダン フランス 赤 ラングドックA.C.750ml 1440円税込み
このワイン、シラーが90%なのですが、あのシラー独特の強い癖がありません。技術と志の高さに脱帽です。
そして最期はようやく飲み頃になった麗しいボルドー左岸のワインです。
●シャトー・モーカン 2003年 フランス ボルドー オー・メドック 赤 750ml 3200円税込み
オー・メドックのブルジョワ・スペリュール級(今はこの言い方はしませんか。)。造りの規格はグラン・ヴァンなのですが、2003年がとても良くてストックしました(笑)。
2003年は夏場が暑すぎて濃いだけの酸のないワインが見受けられ、生産者によるばらつきの多いヴィンテージでした。
そんな中シャトー・モーカンは良かったんですよ(笑)。濃い中にもしっかり酸がありましたから、エレガントで深みがあり、家内共々惚れ込みました。もともとエレガントで軽やかながらも密な造りのワインですから、その美点がそろそろ全開になる頃です。
何年か前の試飲会でも出したことがありますから、覚えのある方は是非お試しいただき、熟成を確認していただきたいワインなのです。
いつもどおり14時から20時30分までやっておりますので、お手すきのお時間にお立ち寄りくださいませ。
皆様のご来店お待ちしております。
※添付の試飲会ラインナップの写真に『ヴィブラ・ロッサ』が抜けておりますが、お許し下さいませ。品物の到着が遅れました。試飲会には間に合うはずです。
>> 写真はこちらから
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サンプルを取り寄せながらワインを捜しています
Oct 21, 2011 by weblogland |インポーターさんの試飲会も数多く行われる時期ですが、それだけでは見つかりません。リーズナブルで美味しいワインや個性のハッキリしたワインは、なかなか見つからないものです。先日伺ったフードライナーさんの試飲会でもポッジョ・レ・ヴォルピのコーナーには『エポス』と『ドンナルーチェ』は置いてありませんでした(笑)。あまり人気が出て売れ過ぎるとマスキューは困りますので、一瞬ホッとしました(笑)。そういえば、どちらも有料サンプルで取り寄せて飲んだワインでした。
まあ、インポーターさんにしてみれば良いとこ取りされても困りますから、解らないでもないのですが、我々リテイラーはインポーターさんとの付き合いを消費者に押し付ける訳にいきません。この辺にワインショップとしての役割があるはずです。とは言えあまり付き合わないと、器量が問われますからほどほどにはしないとダメですね(笑)。融通を利かせてくれたり、無理を聞いてもらったりしていますから、鬼みたいな事はできませんね(笑)。
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今日は横浜で試飲会です。
Oct 18, 2011 by weblogland |今日はイタリアワインが得意のフードライナーさんの試飲会です。良いワインを扱うことで信頼度が高いですから、家内ともども楽しみです(笑)。フードライナーさんはあの『ドンナルーチェ』をつくるポッジョ・レ・ヴォルピの輸入代理店なのです。
今日、家内は以前飲んだバローロを推しています。なかなか安くて良いバローロがありませんから、期待しています。会場で出品されてますかね?
黙っていても売れるワインや数に限りがあるワインは、試飲会では出品されない傾向があります(笑)。あるとイイんですが。
まあ、お目当てのワインがなくとも、ざっと飲めば大体のトレンドも分かりますから、それだけでも勉強になります。
また、会場で知り合いに合うのも楽しみです。異常に試飲が早い二人組がいたら、お声をかけて下さい(笑)。きっと我々です(笑)。
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いよいよヌーヴォの季節です。
Oct 17, 2011 by weblogland |まずは11月6日解禁のイタリアの新酒ノヴェッロです。
●ノヴェッロ・トスカーノ2011年 グラヴェペーザ イタリア トスカーノ IGT 航空便 赤 750ml 1680円税込み
キャンティ・クラシッコ地区の名門グラヴェペーザが造るサンジョヴェーゼ100%で造る新酒です。
ここの新酒はバランスが良く、あまり新酒新酒していません(笑)。新酒独特の癖をあまり感じない造りです。コンクリート・タンクでマセラシオン・カルボニックをするためガス臭くならない為かと思います。
ですから、作柄をよく反映します。私は、毎年このワインを飲みながらトスカーナの作柄を推察しています(笑)。
●ノヴェッロ・サレント2011年 コンティ・ゼッカ イタリア プーリア ノヴェッロ・サレントIGT 航空便 赤 750ml 1680円税込み
南イタリア プーリアの優良生産者コンティ・ゼッカの新酒です。
毎年外さない味わいなのです(笑)。南イタリアらしい十分な甘さ、新酒らしい果実味のフレッシュ感はさすが!在来品種ネグロ・アマーロの良さは今年も全開でしょうね(笑)。
本当は半年くらい経ってから飲むと旨さがましてきますが(笑)。安定度は抜群の品質なのです。
●ティニ・マルケ IGT 2011年 ガロフォリ イタリア マルケ 航空便 赤 750ml 1890円税込み
マルケ随一の生産者として高名なガロフォリが造る新酒です。ブランド名の『ティニ』は解放式の発酵樽を意味します。ということは特別な新酒造りをしたワインではありません。ガロフォリが普通に造ったワインを早めに瓶詰めして販売している風情なのです。ですから旨いのは当たり前(笑)。
ガロフォリはヴィンテージの悪い年でも補糖はしないため、アルコール分は11.5%~13.5%ほどの範疇で収まります。いつも13%ということはありません(笑)。また作柄の悪い年に11.5%のアルコール分しか上がらない場合でも、驚くほど濃密なワインを造ります。神業としか言えません。
こんなところに惚れてマスキューでは長年扱ってきました。
ただこのワイン、リリース後一年くらい経ってから飲むのがとても旨い(笑)。購入された方はじっくり三日くらいかけて味わうことをお勧めします。モンテプルチアーノ種らしいラズベリーの香りが、途方もない量詰まっているのが実感できます。
さてヌーヴォの本家フランスの ボジョレー・ヌーヴォは11月17日が解禁日です。マスキューでは安定度の高いジャン・ルイ・カンソンのヌーヴォをお届けします。
●ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォ2011年 ジャン・ルイ・カンソン フランス 航空便 赤 750ml 1650円税込み
マスキューでは、カンソンのヌーヴォはかなり永く取り扱ってます。なぜかと言えば、いつもワンランク上のワインを詰めてくれるからです。良い作柄の時はジャムっぼさがありクリュ・ボジョレーかと思えます。また、悪い作柄でも酸っぱくて飲めないことは一度もありませんでした。失敗のない選択なのです。今年は暑い夏でしたから、期待できますね(笑)。
●ボジョレー・ヌーヴォ2011年 ジャン・ルイ・カンソン フランス 航空便 赤 750ml ペットボトル入り 1280円税込み
去年飲んだペットボトルのヌーヴォの中ではベストでしたね(笑)。
980円では売れませんが、お値段以上の味わいはするはずです。特に今年は暑い夏でしたから、酸っぱいだけのことはないはず。容器にこだわらない方には朗報の作柄かと…。
ご予約お待ち申し上げます。
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今日は試飲会にお越しくださいましてありがとうございました
Sep 24, 2011 by toshiaki |流れも良くグラスも足りました(笑)。重ねて御礼申し上げます。
詳細は明日お知らせいたしますので。
ありがとうございました。
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明日は試飲会です。
Sep 24, 2011 by toshiaki |今日、試飲会の常連のKさんがお見えになりました。
私「あれっ?いらっしゃいませ。明日が試飲会なんですが?」
Kさん「いやー、実は明日は家族の用がありまして、今日来ちゃいました(笑)。」
試飲会用のワインは並んでいますが、さすがに今日開ける訳にもいかず困りました。
Kさん「いやいや、別に飲めなくともイイんですよ。お二人の感想をじかに聞くと面白いので(笑)。」
私・家内「確かに試飲会では、文章に出来ない事を話してますよね(大爆笑)。」
Kさん「それが楽しみなんです(笑)。」
ありがとうございます。
こうしたお客様にマスキューは支えられています。私と家内が勝手に言いたい放題で唯我独尊状態なのをお許しくださいませ。
少なくとも正直なチョイスを心掛けます。
明日、皆様のお越しをお待ちしております。
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試飲会のラインナップ決まりました!
Sep 18, 2011 by toshiaki |ワインシーズンを控え、今月はちょっと飛ばします(笑)。新着ワインが中心ですが、イタリア、ローヌ、ボルドー、ブルゴーニュと盛り沢山でいつもどおりの6種類です(笑)。「なんだいつもと変わらないじゃないか!」と言うなかれ(笑)。

まずはイタリアの地場品種3連発。
〇『グレーコ』ベネヴェンターノ 2010年 ダブルニ・ドムス イタリア カンパーニャI.G.T. 白 750ml 1125円 税込み
●『ムスケン』2009年 セルヴァグロッサ イタリア マルケI.G.T.赤 750ml 1620円税込み
●『チェリージ』2009年 ヴィーニャ・ガリアルディ イタリア マルケI.G.T. 赤 750ml 2160円 税込み
まずトップバッターは白ワイン、『グレーコ』です。カンパーニャで有名な品種。ふくよかさが美点ですが、そこそこ良いものは高い(笑)。このダブルス・ドムスがベストコストパフォーマーかと。ビックリしていただきます(笑)。驚きの芳香!
そしてマルケから、海側で造られる『ムスケン』と山側の『チェリージ』との飲み比べです。
この『ムスケン』めちゃくちゃ旨くて飲みやすい!実に良くできています。セパージュはサンジョヴェーゼ、メルロ、カベルネ・フランと今風ですが、バランスの良さはピカイチ。比べていただく『チェリージ』はあの『『マッカニャーノ』の産みの親ガリアルディの渾身の意欲作。未体験ゾーンに突入してくださいまし。経験値上がること請け合いです(笑)。
そして後半戦はフランスです。
まずはローヌの隠れた実力派。ドメーヌ・ルージュ・ガランスです。
●『ガランス』2009年 ドメーヌ・ルージュ・ガランス フランス コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ 赤 750ml 2250円税込み
このワイン、カリニャン70%、グルナッシ30%で造られています。
「あれ?」
お気づきでしょうか?
普通はカリニャンの比率が低いのですが…。
フィトウ以外のカリニャンを認めない原理主義者の私ですが、飲んでビックリ!エレガント!
フランス人ってホントに色々な人がいると感心します。チャレンジャーなのです(笑)。
そしていよいよ本丸に突入(笑)。まずは久しぶりのボルドー ポイヤックの飲み頃ワインです。
●シャトー・パダルナック 1999年 フランス ボルドー ポイヤックA.C. ブルジョワ級 赤 750ml 3150円税込み
肉付きが良くしっかりした骨格の、ポイヤックらしいニュアンス十分。実に旨いのです。クラシック・スタイルの優良ワインです。
そして、
●ヴォルネィ 1er 『カレル・ス・ラ・シャペル』2006年 赤 ドメーヌ・ロシニョル・フェヴリエ フランス ブルゴーニュ 750ml 4500円税込み
このワイン、グラン・クリュと言っても良いレベル。ピノ・ノアールの絶対的優位性は揺るぎません?
いつもどおり14時から20時30分までやっておりますので、お手すきのお時間にお立ち寄りくださいませ。
皆様のご来店お待ちしております。
尚、シャトー・パダルナックとヴォルネィ『カレル・ス・ラ・シャペル』は経費の都合上、一本しか開けられませんので、無くなった折はお許しくださいませ(笑)。
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桝久 試飲会リポート
Aug 28, 2011 by toshiaki |お陰様でワインもマグナムを除きすべて2本目に突入いたしました(痛)。8月の試飲会としては今まで一番の賑わいとなりました。ありがとうございました(笑)。
まずはスペイン、カーヴァの優良生産者ヴァルフォルモサのブリュットとブリュット・ナチュレの比較です。
私曰く「ブリュットは甘味が10g/1Lくらいあり、ブリュット・ナチュレは残糖分がありません。言葉からするとブリュットが辛口でブリュット・ナチュレは極辛口です。ちなみに『ワイン王国』で五つ星の評価を受けたのがブリュットです。」
「たしかにブリュットの方が甘い。」
「うんうん。ブリュット・ナチュレってシャンパンぽくない?」
「泡はブリュット・ナチュレの方が細かくありませんか?」
私曰く「はい。ブリュットは瓶内熟成が12ヶ月でブリュット・ナチュレは18ヶ月です。この期間の差が泡の細かさの差になっているようです。」
「うーん。ブリュット・ナチュレだと隠しようがないですよね。シャンパンでもその手のものはボディーが細いのが割と多いです。」
私曰く「さすが良くご存知で!ですからヴァルフォルモサのブリュットとブリュット・ナチュレはセパージュは同じようなものですが、原料ワインの質が違うとしか思えないんです。いかがでしょうか?」
「でもブリュットはブリュットで香りが良く立ちますから、女性には好まれそうですよね。」
「カーヴァってくどくなくて美味しいですよね。しかもヴァルフォルモサは味わいもしっかりしててイイですね。」
ありがとうございます。今回はブリュット・ナチュレの方がぶっちぎりでほぼ完売となりました。
さて後半戦の前に『ソラネラ』2005年です。あの『ヘクラ』特醸品です。マグナムボトルのお披露目です(笑)。
私曰く「ボデガス・カスターニョが世話になったアメリカのワイン商エリック・ソロモンのために造ったワインです。」
「旨い!思ったより飲み易い。」
「スペインっぽい雑味がない(笑)。高価な雰囲気(笑)。」
「圧倒的ですね。」
私曰く「『ヘクラ』はまだ田舎臭さが残ってましたが(笑)、『ソラネラ』はそれがありませんよね(笑)。コストもかかってますね。」
家内曰く「完全なニュースパニッシュですよね。スペインぽくない(笑)。」
「これってなんでマグナムボトルなんですか?割安感ですか?」
私曰く「いえいえ。長期の熟成に耐える品質のワインのみマグナムボトルに詰めます。価格は逆にマグナムボトルの方が割高となります。自信の証とも言えます。」
「そーするとこの『ソラネラ』お買い得なんですね!」
「でもセラーに入るかな?長さ計って確認して買います(笑)。」
「たしかにいっぺんに飲まなくとも大丈夫そうですね。4~5日かけて楽しめそうですな(笑)。」
「来週パーティーがあるからテーブルの中心にドンと置いておこう!空になったら、裏からまたもう一本出したらウケそうだね(笑)。」
「マグナム瓶ってワイン2本分なんですよね。でもワイン2本より重い(笑)。」
家内曰く「すみません。頑丈に出来ている分、逆に重いのです。簡単に割れません(笑)。」
「空瓶に花を挿したらカッコイイね。」
そんな訳で「大きいことはイイことだ。」の1本でした(笑)。
そして『マルヴァジアの魔術師ポッジョ・レ・ヴォルピ』の登場です。
スタンダードのフラスカーティー・スペリュール2010年とフラスカーティー・スペリュール『エポス』2009年、そしてI.G.T.『ドンナルーチェ』2010年の3連発です(笑)。
「私、フラスカーティーにはあまり良いイメージを持っていませんでしたが、これは旨い!香りが素晴らしい!」
「相変わらず香りが派手で宜しい(笑)。でもミネラル感もあり、ワインがしっかりしてるよね。」
私曰く「前の試飲会でこのフラスカーティー・スペリュールが『キャバ嬢』みたい(笑)とウケてしまい軟弱なイメージがついてしまいましたが、実はとても構造がしっかりしています。」
「それにしても飲みやすい!女子会にはうってつけ。」
「私の仲間の会でこのワイン出したら、危険(笑)。何本あっても足りない(笑)。」
続いてポッジョ・レ・ヴォルピのフラスカーティー最上級銘柄『エポス』2009年です。
「えー!前に飲んだフラスカーティーの倍くらい濃い!トロトロ(笑)。」
「たしかに見るからに濃い。味わいの濃さは尋常じゃないね(笑)。しかもバランスが良い。」
「佇まいがブルゴーニュのグラン・クリュみたい?なんでマルヴァジアがこうなっちゃうの?」
「フラスカーティーじゃないね(笑)。経験を越えてるから逆になんとも断言出来ない?」
私曰く「スタンダード・キュヴェと『エポス』を比べるとあまりの差に驚かされます。ただ『エポス』の果実味を冷静に味わうとたしかに共通点は感じます。でもそれ以上に違うワインに仕上がってますよね(笑)。」
家内曰く「私『エポス』を初めて飲んだ時、嬉しくて笑いが止まらなかったんですよ(笑)。」
「凄く複雑で重厚。樽の香りはでしゃばらないし、桃や柑橘類、トロピカルフルーツまで網羅した香りがする。酸がまだ沢山隠れてる。まだまだ先に飲んでみたい。こんなフラスカーティーがあるなんて…。」
経験値をはるかに越えた『エポス』に驚嘆と戸惑いが。
そして兄弟分の『ドンナルーチェ』2010年です。
私曰く「造りのテクニックでは『エポス』も『ドンナルーチェ』もあまり変わりません。『エポス』の方がタンクでの熟成期間が1年くらい長く、『ドンナルーチェ』は早く瓶詰出荷されます。あと畑の場所も違うようです。」
「うわっ!『エポス』とは全く違うけど、言葉を失う!」
「ハニーで甘美だよね。でも甘さがべたつかない。柑橘類の香りはうっとりするね(笑)。」
「旨味の酸もちゃんとある。」
「イレギュラーなワインだけど旨い。なんでこんなワイン造ろうと考えたんだろう(笑)?」
「もう設計図の段階で明確な意図があったんだろうな。造り手の主張を突き付けられたようだもんね(笑)。」
「明瞭さは『ドンナルーチェ』、重量感では『エポス』ですか?ところでどのくらいの生命力があるんでしょう?」
私曰く「今年の2月の試飲会で『ドンナルーチェ』2009年を飲んでから、残りをチビチビ飲んでました(笑)。そのあと震災があり残したままだったんですが、4月に近い頃また試したらまだ飲めました。飲んだ時は思わず涙が出ました。素晴らしい生命力が『ドンナルーチェ』にはあります。『エポス』2009年はどうかというと断言はできませんが、今『ドンナルーチェ』2010年と比べるとあきらかに上回る酸の量を感じます。おそらくとんでもないモンスターなのでは?」
「私『エポス』を冷蔵庫に入れて定点観測します(笑)。」
「うーん。今日はやられましたね(笑)。料理に合わせるなら『エポス』、デザートなら『ドンナルーチェ』かな。」
『エポス』と『ドンナルーチェ』の比較試飲はいかがでしたか?どちらかに軍配を上げる方、両者に軍配を上げる方、ワインも様々なように飲み手の好みも様々です。
どうもありがとうございました。
岡本利秋・昭子
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今日は大勢のお越しありがとうございました。
Aug 28, 2011 by toshiaki |どうもありがとうございました。
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8月27日(土曜日)マスキューの店内試飲会
Aug 22, 2011 by weblogland |
通常通り、14時から20時30分までやっておりますので、お手すきのお時間にお越しくださいませ。
今回は新入荷を織り交ぜ、まずは雑誌『ワイン王国』で五つ星の高評価カーヴァ ヴァルフォルモサでウェルカムです(笑)。
〇ヴァルフォルモサ クラシック ブリュット 2009年 スペイン カーヴァ 発泡性 白 750ml 1425円税込み
このワインが『ワイン王国』でとりあげられました(笑)。スタンダードのカーヴァとしては最良の選択かと。マスキューの隠れ定番でもあります。大手資本により寡占状態のカーヴァ市場にあって、賢い選択かと。とりあえず皆さんの喉を潤していただきます。
そして次がヴァルフォルモサの上級キュヴェです。
〇ヴァルフォルモサ クラシック ブリット ナチュレ 2009年 スペイン カーヴァ 発泡性 白 750ml 1580円税込み
ドサージュをしないいわゆるノン・ドゼ スタイルの極辛口タイプです。甘さでごまかしが効きません。ヴァルフォルモサの良さが伝わるかと…。
後半戦に移る前に、皆さんに是非とも飲んでいただきたい赤ワインがあります。先月の試飲会で好評いただいた『ヘクラ』を造るボデガス・カスターニョの特醸品『ソラネラ』です。
●『ソラネラ』2005年 ボデガス・カスターニョ スペイン D.O.イエクラ 赤 1500ml 2980円税込み
マグナムボトルって良いですよね。眺めているだけで楽しいです(笑)。でもマグナムボトルはワインを長期熟成させるためにあります。逆をいえば長期熟成できるワインのためにマグナムボトルはあります。つまらないワインをマグナムボトルに詰めません。意味があるのです。
後半戦はイタリア ラツィオの『マルヴァジアの魔術師ポッジョ・レ・ヴォルピ』の登場です(笑)。
〇フラスカーティー スペリュール セッコ 2010年 ポッジョ・レ・ヴォルピ イタリア ラツィオ 750ml 1260円税込み
このワインもマスキューの隠れ定番です(笑)。薔薇やライチの香りが強く、まるで香水のようです。以前試飲会でご紹介したワインです。『キャバ嬢』みたい?と爆笑の称賛を得た白ワインです。これを渾身の造りで磨きあげたのが『エポス』です。
〇『エポス』2009年 フラスカーティ スペリュールD.O.C. ポッジョ・レ・ヴォルピ イタリア ラツィオ 白 750ml 2250円税込み
信じられない完成度の高さ、上品さ。家内はブルゴーニュのルフレーヴに匹敵するワインと激賞しております。さて、いかがでしょう?
そしてトリは『エポス』に似て非なる兄弟分『ドンナルーチェ』です。
〇『ドンナルーチェ』2010年 ポッジョ・レ・ヴォルピ イタリア 白 ラッツィオ I.G.T.750ml 2340円税込み
2010年の『遅摘みの小宇宙』の出来栄えは?
あー、楽しみです(笑)。家内ともども土曜日が待ち遠しいです。完全にマスキューの趣味の世界となっております(笑)。
皆様のご来店お待ちしております。
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来週の土曜日(8月27日)はマスキューの店内試飲会
Aug 20, 2011 by toshiaki |涼しくなったせいか、皆さんワインを思い出して下さったようで(笑)、チラホラご来店頂いてます。マスキューもどうにか夏を越せますかね(笑)?
ところで早いもので、来週の土曜日(8月27日)はマスキューの店内試飲会です。今回は試飲会に出すワインは決まっています(笑)。詳しくは後日お知らせいたしますが、メインはポッジョ・レ・ヴォルピの『ドンナルーチェ』と『エポス』です!待ちに待った再入荷。これを飲まずに何を飲む!家内と二人で大盛り上がりなのです(笑)。あと、あのマグナムボトルもいっちゃいましょう。それと『ワイン王国』で五つ星の評価をうけたカーヴァ、ヴァルフォルモサもお試し頂きます。このカーヴァはマスキューでは定番としてひっそり売っていたワインです(笑)。『祝五つ星』ということでいかがでしょうか?
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明日は試飲会です(笑)。
Jul 29, 2011 by toshiaki |スペインのハイ・コストパフォーマンス・ワイン、ボデガス・カスターニョとイタリア サルデニア島の注目株パーラの競演です!
一応すべて飲んでいますし、皆様の期待に応えられると自信もあります。でもいっぺんに比較しながら飲むのとは違います。やはり比べながら飲むと理解度は深まりますし、新たな発見があります。また、強者の皆さんの意見や感性の豊かな方々の意見はとても勉強になります。私と違った感性の方に出会う時「なぜ、そのように感じるのだろう?」と考えることは大変勉強になるのです。我々の使命はより多くの方に『美味しい!』と思っていただくことなのです。そのための勉強こそが仕事です。あと、結果として同じワインを何度も飲むことになりますが、これも良いトレーニングになります(笑)。
明日が楽しみです(笑)。
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新着ワインの試飲会
Jul 13, 2011 by toshiaki |これから東京で試飲会です。いつもお世話になっているインポーターさんの新着ワインの試飲会です。アイテム数も少なくハズレも少ないですから楽です(笑)。やっぱり20~30本くらいの試飲会が良いですよね。100本以上になってくると見落としがあります。数が多いと、いきおいインパクトのある力強いワインに気をとられてしまいます。エレガントなものや、じんわり美味しい地味なワインを見落とすことになります。アイテム数が少なければ、同じワインを何度でも納得がいくまで繰り返し試せますから精度があがります。それでも間違ったり失敗はありますが(笑)。少なくとも気になるワインのことが印象に残ります。数が多すぎると一番最後のワインしか印象に残らないなんてこともあります(笑)。こんな時、結構途方にくれたりします。
まあ、今日は大丈夫そうですが(笑)。
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あのポッジョ・レ・ヴォルピの孤高の白ワインです!
Jul 08, 2011 by toshiaki |イタリアワインの輸入元で有名なフードライナーさんの試飲会です。今回はサルデニア島のワインがテーマのようでした。パーラのワインのお披露目です。期待が持てます。
家内「パーラどれ飲んでも美味しかったよ!タイトで果実味がしっかりしていてサスガだね(笑)。あと混醸してつくったワインがあったけど旨かったよ。」
私「へぇー、サルデニアでも混醸するワインがあるんだ?技術的には難しそうだけど、旨いワインあるんだよね!」
家内「シャルドネが入っていたから、新しい試みだと思うけど、素晴らしかった。」
私「飲みた~い(笑)!」
家内「あとビックニュースです(笑)。『ドンナルーチェ』が7月下旬に入荷するんだって!」
私「オー・マイ・ガー!」
あのポッジョ・レ・ヴォルピの孤高の白ワインです!すぐにでも確認発注しなければなりません。
あー、良かった(笑)。
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試飲会レポート
Jun 27, 2011 by toshiaki |今回急遽、ウェルカムを兼ねてモスカートのフリザンテをだしたのは正解だったようです。
「プハー、旨い!」
よく冷やしてますから、汗が引っ込むはず(笑)。
「普段は甘いワインは飲みませんが、こうした時はイイですよね(笑)。もう一杯いただけますか(笑)?これ食べ物に合わせるとしたら何が良いでしょう?」
私曰く「レトルトのカレー『リーの5倍』なんか食べながら飲むと旨いですよ(笑)。しかもエアコンの効かない場所で汗かきながらですと、旨さ倍増(笑)。下世話ですいません(笑)。」
「このフリザンテ、割とガス圧が高いですよね。普通もうちょっと低いですよね?」
私「そうなんです。このくらいの方が日本人の口に合うかと。あとこのくらいガスがあった方が甘く感じません。喉越しの清涼感も増します。」
「そーですよね。あのベタッと甘いマスカットの味わいだと飽きますもんね(笑)。」
ワインはTPOに応じて飲むべきことを教えてくれました(笑)。
さて、次はルーセット・ド・サヴォア『アルテス』です。
「マスキューさん。これでサヴォアシリーズ完成ですね(笑)。」
私曰く「先月このワインは間に合わなくて。これでジャケール、シャスラにルーセット揃い踏みです(笑)。ちなみにヴァン・ド・サヴォア『アビーム』の生産者プィリップ・ラヴィエールが造ったものです。」
「切れるねぇ(笑)。でもそれだけじゃないな。ちょっとハーブっぽさが…。」
家内曰く「植物っぽさ。オイルっぽい粘性があるんですよね。」
「そうそう!かなり上等で独特のワインだね。」
私曰く「やはりサヴォアの辛口白ワインではルーセットが一番に評価されるのも分かりますね。完成されてますよね。」
「複雑な酸っぱさ(笑)。」
「このワイン食べ物に合わせるとしたら、やはりハードタイプのチーズですかね?」
私曰く「それは鉄板ですよね(笑)。あと今、思いついたのですが、トムヤンクンです。あのレモングラスの香りと合いそうだと思いませんか?」
「あーイイね!あの出汁っぽい味わいにはこのくらい酸があった方が合うね!」
「ラベルに書いある『アルテス』ってどんな意味なんですか?」
家内曰く「どうやら地元のローカルな品種の呼び方みたいです。アペラシオンでは『ルーセット』なんですが(笑)。なんでも十字軍がギリシャから持ち帰ったことに由来するらしいですよ。」
「ほうー。アルテス→アリストテレス(爆笑)。」
さて『アルテス』の対抗が『サリーナ』です。
「またへんなところのワイン見つけて来ましたね(笑)。シチリア島の近くでしたっけ?」
私曰く「島民が2400人くらいの小さな島です。海岸線は切り立ってますから、畑は割と標高が高い斜面です。作業効率は悪そうです(笑)。」
「おっ。緻密!しっかりしてるね。」
「マルヴァジアってこんな味だっけ?もっとチャラくなかった?」
私曰く「そーなんです。不思議ですよね。サルデニア島のヴェルメンティーノに似てますよね。食べ合わせもやはり『カラスミのパスタ』ですかね(笑)。」
「マスキューさんカラスミ好きだからなぁ(大爆笑)。」
「グレープフルーツが丸ごと凝縮して入った感じ。しかもミネラルがタップリあるから、揺るぎませんね。オリーヴオイルには合うでしょうね。あとトマトにも合うはず(笑)。」
私曰く「さすが、プロ。」
「前に飲んだ『アルテス』は魚の香草焼きなんかが良く、この『サリーナ』は魚をオリーヴオイルで焼いたら良さそうですね。」
じつは後で気づいたのですが、『アルテス』と『サリーナ』を両方お買い上げ下さった方が多く、実売本数が同数でした。よってこの勝負引き分け(笑)!
さてこれより赤ワインです。まずはシチリア島の『ピニャ・ネロ』です。
私曰く「この赤ワイン、マルサラの生産者『ペリグリーノ社』が造っています。マスキューの定番として長年使ってますが、ビックリするほど良くなりました(笑)。」
「おっ。美味しいじゃありませんか!香りの広がりが素晴らしい!」
私曰く「そーなんです。香りの出方がピノ・ノアール的なんです。あと香りの抜けと広がりがすごく良いのです。ちょっと冷やすとベストです。」
「うーん。確かにシチリア的じゃないよね。重くないもんね。でも薄くはない。アルコール分も高くない。12.5%くらいですか?」
私曰く「えーと。ラベルに書いてない(馬鹿な!)。(しばし探すとバックラベルに日本語で12.5%と小さく書いてありました。)さすが!正解です!」
「あまりアルコール分が高ければ良い訳ではないんですね。(一同実感。)」
「ところでなんで良くなったんですか?」
「インポーターさんに聞いたところ畑での栽培と醸造が良くなったらしいです。いままで出来た葡萄を片っ端から醸造していたのが、畑の性格によってロットを分けてつくるようになったようです(笑)。ですからこのワイン標高の高い冷涼な高地で育った葡萄で造った感があります。あと輸送に気を使っているようです。トラックでナボリに運ばずにシチリアから直接船に載せているようです。時間の短縮より安全性をとったようです。」
「990円かぁ。イイねぇ(笑)。」
本日のトップセラーとなりました(笑)。
さてお次は本物のピノ・ノアール、ジェラール・セガンの『キュヴェ・ジェラール』です。これもマスキューの定番として長く扱っているワインです。
「旨いね。やっぱりピノ・ノアールはイイ!」
「美しいよね。これ1本で満足するか『ピニャ・ネロ』2本買うか?迷うところですね(笑)。」
「ところでこのピノ・ノアールかなり美味しいですよね?」
私曰く「じつは中身はジュヴレイ・シャンベルダンの村名ワインです。タンニンが男性的でらしさがあります。通常2500円くらいで販売してますがラッキーがあり今回に限りこのお値段で…。」
「今回だけですか(笑)?しょうがないから買います(笑)。」
お許しを!
さて本日のメインイベント、ヘビー級の超新星の登場です。ローヌ・ウィラージュの雄、ロッシュ‐オードランの『レ・カイユ2009年』です。
「えっ!甘いけど凄い!何なんですかコレ(笑)?」
私曰く「樹齢100年のグルナッシュで造ったオードラン渾身のワインです。一樽のみ出来たようです。すべてが巨大で途方にくれます(笑)。私も今まで経験したことのないワインです。」
「うーん。ポートみたい(笑)。」
私曰く「ラベル表記ではアルコール分が15%をちょっと越えていますからヴァン・ド・ターブルとなってますが、実際は17%くらいあるようです。しかも、それでも残糖分がしっかりありますから、もともとの収穫時の葡萄糖度は300を越すのでは…」
「さっき飲んだワインは12.5%でドライに仕上がってましたよね?」
私曰く「そーなんです。アルコール添加したポートなどのレベルに自然の糖分だけで到達しているのです。私もこんなワインは初体験です。」
「液体の粘りが凄い。グラスに残る滴の跡が無くならない(笑)!」
「不思議なのは2009年なのに飲みやすい。シャトー・ヌフ・デュ・パフやエルミタージュなんかだったら口に入れるのも辛いはずなのに?」
家内曰く「タンニンのクリアさがオードランの特徴なんです。だから若くとも飲めちゃうんです。栽培、撰果に真骨頂があります。」
「感じる味わいの後ろに百太郎がいそう(笑)。」
「理解を越えてますな。でも私には甘すぎるかな。」
「どんな料理に合わせます?」
私曰く「考えつくのはフォアグラくらいですか?あとチョコレート。葉巻を吸いながらでも行けそうですね。」
「このワイン将来どうなるんですか?」
私曰く「分かりません。10年後に飲んでも変わらないかも?抜栓してから6時間経ちますが、全然変わりません(笑)。威容を湛えたままです。20年くらい経てば手の内をあかせてくれるかも知れませんが、その頃私は死んでるかも(笑)。」
戸惑いと驚嘆のワインでした。
皆様どうもありがとうございました。
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今日はありがとうございました。
Jun 26, 2011 by toshiaki |ちょっと変わったワインがあり、様々なご意見いただき楽しかったです。
ありがとうございました。
詳しくは明日ホームページにてご報告いたしますので、しばしお待ちくださいませ。
本日はどうもありがとうございました。重ねて御礼申し上げます。
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明日はマスキューの店内試飲会
Jun 24, 2011 by toshiaki |
ところで明日はマスキューの店内試飲会です。明日の試飲会に一本追加することに決めました。こう暑いと最初は爽やかで冷たいワインがないと辛い!そこでモスカートのフリザンテをウェルカムを兼ねてトップバッターにいたします(笑)。南イタリアのプーリアでつくられる微発泡の白ワインです。モスカートのアロマいっぱいのワインです。通例甘さが強いスタイルが日本には多く輸入されていますから、お馴染みの味わいだと思います。ただあまり甘いと後味がくどくなりますから、ほどほどの甘さ加減のものを探しました。メーカーは広くイタリアワインを扱うことで定評あるボッター社です。さすがミドルクラスのワインに強いです(笑)。
気軽に楽しめ、元気になれる良品です。アルコール分も8%と低く、ぐびぐびイケます(笑)。たまには良いですよ。スクリューキャップなのも便利です。お値段が990円というのもよろしい?
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今日は六本木で試飲会です。
Jun 16, 2011 by toshiaki |レオネッティーが飲めそうです(笑)。どうやらランクの高い試飲会のようです。なんだかんだ言っても高額なワインは旨いには旨いですから、思わずゴックン飲み込んでしまいそうです。もちろんドメーヌ・セリーヌあたりも出ますから、こんなチャンスなかなかありません。グリオティーヌの香りがするようなピノ・ノアールがあったら嬉しいのですが…。ニューワールドのピノ・ノアールではグリオティーヌの香りがする奴はないんですよね。ミュズィニーで顕著な香りなんです。
あるかなぁ?
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早いもので今月ももう半ばです
Jun 14, 2011 by toshiaki |まあ、新着ワインはあることはあるのですが、楽しいテーマが欲しいですよね。梅雨時ですから、スカッと爽やかに行きたいところですが、そうなると『泡』ですかね?クレマンの連発(笑)?キリッとした白ワインも良いのですが、先月サヴォアの白ワインでしたから…。
うーん。
悩みますね。
冷やして美味しい赤ワイン?ランブルスコなんか鉄板ですね(笑)。
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今日は家内が試飲会に行っています。
Jun 06, 2011 by toshiaki |ところで今日は楽しいお客様がお見えになりました。まだ若いサラリーマンのようです。
「ごめんください。ワインのことあまり知らないんですが。痺れるくらい旨いワインください(笑)。」
私「痺れるワインございます(笑)。」
「実はこんど会社の上司のお宅に食事に招待されまして…。手土産にワインを持って行こうかと。」
こんな場合、上司の方の好みや食事のTPOをお話いただき選びます。バーベキューとレストランのケータリングでは選ぶワインが違いますし。上司の奥様の手料理でしたら、また違ってきます。
そして、シャトー・フォンデュース『キュヴェ・ジュリエット』2000年をお勧めしました。その訳は上司の奥様の名前が『樹里』さんでしたから(笑)。
「こんな安くてもイイのかな?受けるとは思いますが(笑)。」
私「高い安いより、味わいと選ぶ労力です。ご安心ください。」
私にとって、このような仕事はとても楽しいのです。喜ばれると良いですね。
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土曜日の試飲会のおさらいです
May 30, 2011 by toshiaki |
今14時ですから、シャトー・ラジャール2009年の2本は抜栓後72時間と48時間経ちましたね。まず72時間経過した方はすっかり落ち着いていますが、タンニンのボリューム感は逆に目立つほどです。もう残りがほとんどない瓶底のワインですが、差し引いてももとのポテンシャルの高さを実感できますね。マディラ香や酸化香は全くしません。48時間経過した方は、まさに絶好調(笑)。まだまだ生命の余裕を感じます。開けたばかりと言っても信じられますね。まあ、品質の高さは大したレベルです。グラン・ヴァンでもこうは行きません。ワインの価格ってなんなの?と考えさせられるワインでした。
あとフィリップ・コランのブルゴーニュ ピノ・ノアール2009年はさらにすごいことになっていました(笑)。香りのパワーがともかく尋常でない。ブラム系の香りが増していますが、抜栓後48時間経過しているとは思えないモンスターぶりです。あと液体の旨味が表に出ています。伊達に硬い訳じゃなかったのでした。シャサニーのピノ・ノアールを馬鹿にしてはいけません。キック・インサイドの味わいです(笑)。
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試飲会レポート
May 30, 2011 by toshiaki |今回は3番手に予定していましたクレマン・ダルザス2009年を急遽一番目にもってきました。なぜって?やはり爽快だからです(笑)。
「プハー!旨い!まずは泡だね。」
「華やかだね。シャンパーニュと同じような造りなのに、なんでこんなにアロマチックなの?」
私「アルザスのクレマンは様々な品種で造られることが多く、生産者によってスタイルが多様です。ちなみにこれはピノ・ブランで造られています。」
家内「一応白葡萄なのですが、プラムの香りがして、黒葡萄から造られたような味がします。」
「変わってますなぁ~。でもこれからの時期は最適ですよね。」
「ガッチリ冷やして外で飲みたいね(笑)。」
「カシスをこれで割ってキール・ロワイヤルにしたら良いかも?」
「単純にプラムを粒ごとグラスに入れても良いかな?」
葡萄果の香りがしっかりしてますから、料理に合わせるより、これ自体を楽しむ印象が強かったです。
さて、次は新入荷の白ワイン。スイス国境付近サヴォアの白ワイン二連発です。
私「ツェルマットでマッターホルンを見ながらヴァン・ド・サヴォアを飲んでチーズフォンデューを食べます。そして山を下りて、世界的リゾートレ・マン湖のほとりのレストランで魚料理をクレピィを飲みながら食べる。こんな新婚旅行された方おられるハズです(笑)。」
「ヴァン・ド・サヴォア切れますね(笑)。力強いからしっかりしたチーズには合いそうですね。」
「ドイツワイン的だけど、力強さに勝るね。」
私「さすが!マロラクティック発酵していませんから、りんご酸が多く残っています。ですから、残糖も気になりません。」
「なるほど、残糖があるから塩辛いチーズに余計に合う訳ですね。」
私「ドレッシングを使った料理とは鉄板の相性ですね(笑)。」
家内「振り掛けるチーズはパルミジャーノじゃなくて地元サヴォアのハードタイプ!」
そしてクレピィです。
「ほっほ~。このラベルですね(笑)。確かに描かれた魚カワイイ。」
「あれ?これスイス国旗ですよね?クレピィってフランス?」
「そういえば、水色もスイスカラーですよね。」
一同地図を引っ張り出して確認です。
「国境線が入り込んでる(笑)。クロスオーバーしてますな。」
「言葉はフランスですね。」
「国境線と文化は一致しないんでしょうね。さすがEU。」
私「ところでクレピィの味わいですが、しっかりした割に主張しないところが、川魚にぴったりかと。」
「そーいわれてみると、しっかりしてる割に香りの特徴がハッキリしない。」
「この品種がシャスラですか?ブラインドテイスティングだったら絶対に分からないね(笑)。」
「だから、香りに癖のある川魚に合うんですね。スモークした魚にも合いますね。」
経験値上がりましたでしょうか?
さてボルドー右岸、サンテミリオン近郊のシャトー・ラジャール2009年です。今日14時に抜栓したものと24時間前に抜栓したものを比べていただきました。
「香りは今日の方が立つかな?ベリー系の香りがしますね。昨日の方はプラムかな?味わいは…。なんでこんなに違うの?」
「昨日開けたワインは明らかに濃い!」
「ブラインドだったら昨日開けた方を高級ワインだと判断しますよ(笑)。」
「ボリューム感や膨らみのスケールが違う。なぜ?」
「香りも昨日開けた方は熟したプラムやプルーンのコンポートのようで、明らかに今日開けたワインと違う。」
私「やっぱり不思議ですよね。ワインの酸が開いてきたとしか言いようがありません。今日開けた方は肉付きの良い飲みやすいワインの印象が強いのですが、実は更に酸が隠れているということなんです。」
「マスキューさんいろんな技持ってますね(笑)。私の通ったワインスクールじゃこんなことやりませんでしたよ。」
私「勝手にやっているだけですから、技と言えるようなものじゃありませんよ(笑)。」
「でも、不思議ですよね。こうした変化って熟成するワインの証なんですか?」
私「おっしゃる通りです。逆に時間の経過とともに細くなるだけのワインも多いです。特にニューワールドのワインです。でもすぐに楽しめる利点もある訳ですから、一概に悪いとは言えません。高すぎるのは問題ですが(笑)。」
さて、トリはフィリップ・コランのブルゴーニュ ピノ・ノアール2008年です。
「色が薄くて綺麗だね(笑)。飲んでみると…。スンゴイ香り!ラズベリー!」
「圧倒的ですね。2008年って良いんですね?」
家内「このワイン着たばかりの頃は硬くて硬くて。まだライム香が強いですが、とりあえず飲みはじめられるかと。」
私「ライム香が無くなり飲み頃になるのに後2~3年かかりそうですが。たまにはクラシックなピノ・ノアールも良いかと(笑)。」
「シャサニー・モンラッシェでも赤ワイン造っているんですね?白だけかと思ってました。」
私「かなりしっかりしたピノ・ノアールができるようです。絞まりがあってピノ・ノアールらしいのです(笑)。」
「そうですよね。太った緩いピノ・ノアールがブルゴーニュでも最近は多いですよね。」
「たしかにこのピノ・ノアールは目の覚めるような鮮烈さがありますね。これって熟成するとどうなるんですか?」
私「甘味が増して、グッと飲みやすくなります。深みも出てくるハズです。」
さすがピノ・ノアール最後はキッチリまとめてくれました(笑)。
昨日は雨の中、ご来店ありがとうございました。
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ありがとうございました。
May 28, 2011 by toshiaki |詳細は明日リポートいたしますので、取り急ぎまずは御礼まで。
どうもありがとうございました。
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