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Sep 07, 2025 by
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先週の試飲会、ご来店ありがとうございました!
家内と反省会です(笑)。
私「今回は思った以上にお客さんが来たよね。あんなに暑いのにありがたい。でもなんでかな(笑)?」
家内「ティスティングシートが途中で足りなくなったのも久しぶり(笑)。ようやくコロナ前に戻ってきたのかな?」
私「そうかもね。でもさぁ、ちょっと疲れた(笑)。酷暑とのダブル•パンチだね。」
家内「水道水はホットだから真冬に比べればグラス洗いは楽なんだけどね(笑)。」
私「今回は4番目の甘いイタリアの赤は意見が分かれると思ったんだけど、割に皆さん一致して支持。やはり冷やして飲めるのがタイムリーだったのかな(笑)?」
家内「ちょっと前なら10℃でも飲める赤なんて無かった。作り手の意図と市場の要求が一致したのかな。トレンドも少しずつ少しずつ変わってくるってこういうことかもしれないね(笑)。気づくと景色が変わってるなんてね(笑)。」
家内「そ~だよね。いつの間にか景色が変わっていることに気づくのかな(笑)。その頃マスキューはどうしてるのか?」
私「見届けたいけどもうその頃はマスキュー無いかも(笑)。」
家内「大丈夫!私は残ってるから(笑)。」
私「無くなるのはマスキューじゃなく俺のことね(笑)。」
私「あと
モスコフィレロとピックプールは評判良かったよね(笑)。」
家内「モスコフィレロは特売のシャルドネの次に売れたよね。山査子餅作戦が功を成した(笑)。ピックプールは玄人筋(笑)。一捻りしてお店で使うんだろうなぁ(笑)。」
私「プロも唸るワインだよね(笑)。」
家内「あっ、そうそう。さっきサンプル届いたよ(笑)。」
私「えへへへ(笑)。それ特売用のサンプルなんだよね。」
家内「またそんなの仕入れたの?」
私「まあ、飲んでみてさ…(笑)。二匹目のドジョウはいるかな(笑)?」
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Sep 05, 2025 by
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○
ピクプール・ド・ピネ 2023年 フローレ 南フランス 白 ラングドック ピクプール・ド・ピネA.C. 750ml 2545円税込
家内「このワイン、去年の今頃試飲会で使ったものです。同じヴィンテージで1年経って大変身しました(笑)!」
「うわっ!凄い凝縮感(笑)。一つ前のモスコフィレロも相当だったけど、コレはそれ以上(笑)。渾身ですな(笑)。」
私「1年前はもっとスパルタンに感じたのですが、ふっくら感や香りが追いついてきた感じです(笑)。」
「うんうん。桃…、ネクタリンみたいな味香りがねっとりクリーミー(笑)。圧巻ですね(笑)。」
「すべてが巨大(笑)。品が良いとか悪いとかそんなレベルじゃない(笑)。」
家内「ピックプールって『刺すように痛い酸』が特徴なのですが、1年経ってこんな香りが出るとは…、絶句しました(笑)。」
「酸っぱく感じませんよね(笑)。グレート•ワイン(笑)。でもブルゴーニュみたいに樽を使っていない。使う必要がない(笑)。」
「ピックプールってロワールのグロ•プランのシノニムですよね?」
私「はい!あとフォール•ブランシェもシノニムかな。ややこしい(笑)。」
家内「ピックプール•ド•ピネはラングドックの塩水湖の近くの石灰岩質とちょっと内陸に入った粘土質の土壌に分かれるようです。コレは塩水湖の近く。どうやら塩水湖寄りの方がヘビーになるようです。」
「塩味と酸味でフリッターのお友達(笑)。とてもシンプルでデイリーな印象なのですが、コレを飲んだらイメージが変わりましたよ(笑)。ここまでやるか!こんなになるのか!(笑)。」
「きっと地元では知る人ぞ知るピックプールなんだよ(笑)。」
「合わせる料理も高級そうだよね(笑)。岩牡蠣のデッカイのとか(笑)。1個5000円くらいするような岩牡蠣(笑)。」
「あとこのピックプールとてもクリーミーなんだよね(笑)。高級岩牡蠣は鉄板かな(笑)。」
「あとグラタン!魚介類をたっぷり使った高級なグラタン!オマール海老なんかどう?アワビも良さそう(笑)。」
「ガストロノミーの世界(笑)。『ダンチュウ』の世界(笑)。」
「きっと地元のお金持ちが地元の星付きレストランで堪能するんだろうなぁ(笑)。妄想しちゃう(笑)。」
「そうそう、『この店でミュルソー頼むのはアマチュアだな(笑)。シャブリなんて持ってのほか』なんてね(笑)。」
私「このワインを飲んで思ったのですが、評判が高まると木樽熟成したりするような予感がします。そうすると高く売れるんですよね(笑)。リアス•バイシャスみたいにならないことを祈ります(笑)。」
●
ファンティーニ•コレクション ヴィーノ•ロッソ 2022年 ファンティーニ イタリア アブルッツォ 赤 750ml 1890円税込
「あっ!飲みやすい(笑)!女子大好きなワインですよ(笑)。」
「冷やしてちょうどイイ(笑)。」
私「10℃前後でも大丈夫です(笑)。」
「甘いんだけどキレがあるからくどくない(笑)。」
「しかもしっかり赤ワイン(笑)。」
「シナモン、ナツメグ、八角…。いかにも中華料理に合いそうな香り(笑)。」
「中華料理の甘ダレ、いやいや中華料理に限らず甘ダレには鉄板かな(笑)。」
「今日トーロンポー作るからコレに合うかな(笑)?う~ん。この香り五香粉(ウーシャンフェン)みたい!」
私「ウーシャンフェン?スマホで調べると『花椒(ホアジャオ)やクローブ、シナモンの3種にスターアニス、フェンネル、陳皮(ちんぴ)のうち2種を加えてブレンドしたミックス•スパイスです。』なるほど!山査子餅と言い、ウーシャンフェンと言い、ホント良くご存知で!あっ、Mさんは元々プロでしたね(笑)。」
「鰻や焼き鳥(笑)。」
「お好み焼き!焼きそば!おたふくソースのお友達(笑)!」
「焼きながら飲めるね(笑)。」
「コレだけでちびちび飲むのも良さそう(笑)。」
「私コレ大好きです(笑)!今日のNo.1!」
「フレンドリーな優しさとイージーな易しさが混在してますね(笑)。イタリアらしい良さがある(笑)。」←ティスティング•スタッフKさんの金言
炸裂!
「プリミィディーヴォに良く見られるチョコレートぽさ…、紹興酒やシェリーに通じるような…、面白いワインですよね(笑)。しかも冷やして飲めるし(笑)。」
「甘いには甘いんだけど、サラッとした甘さ。メイプルシロップに似ている(笑)。ベタつかない(笑)。」
私「アルコール発酵が完全に終了する前に発酵を止めてますね(笑)。それゆえ葡萄の残糖分を残す。そしてついでに(笑)、リンゴ酸も残る(笑)。甘くてリンゴ酸がある分冷やしても美味しいですよね(笑)。あと、タンニンを過剰に抽出しない工夫がされていると思います。」
家内「アブルッツォのモンテプルチアーノとサンジョヴェーゼにチリエジョーロのブレンド。ファンティーニらしい質の高いワイン。決して寄せ集めをイジったワインではありません(笑)。」
「マスキューさん!ファンティーニのワインは他にも扱ってますよね?」
私「はい!サルデーニャとシチリアがあります。小規模な契約農家から葡萄を調達していますが、葡萄の重量ではなく面積で買います。指導通りに作れば少量でも決められた価格で買いますから農家にとってはメリットがあるし、質の良い葡萄を調達出来ます。両者ウィンウィンです(笑)。」
どうやら今日の変化球はビーンボールにならずに済みました(笑)!
●
コトー•ブルギニヨン 2021年 ドメーヌ•シュミット フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3582円税込
「ピノ・ノワールではありませんか?しかもブルゴーニュ(笑)。どれどれ(笑)。」
「あ~、しっかりしてる!」
「凝縮感が違うなぁ(笑)。」
「うんうん、高級な味(笑)。」
「がっちりしてるよね(笑)。」
「2021年ですか。今飲むとまだまだ行けそうですよね(笑)。まだフレンドリーにはなっていない(笑)。と言うよりは後2∼3年は待ちたい(笑)。」
家内「2021年は数の少ない年でした。ちゃんと保存•熟成してくれてありがたい(笑)。誠実なドメーヌですね(笑)。」
「以前の試飲会でオジサンのピノ・ノワール美味しかったですが、アレよりも硬い感じですよね。」
私「はい!ギィ•シモンのブルゴーニュ•オートコート•ド•ニュイ2022年ですね。アレの方が出来上がった感がありますね(笑)。コレはまだ待つべき感じです(笑)。」
「マスキューさん!ドメーヌ•シュミットはどこら辺のドメーヌですか?」
私「モレ・サン・ドニが本拠でシャンボールとジュヴレ・シャンベルタンにも畑を持ってます。小さいドメーヌです。このワインはモレ・サン・ドニの外れにある1ヘクタールのものだそうです。」
「コトー•ブルギニオン表記だと一番下のA.O.C.ですよね。」
家内「ブルゴーニュ版のヴァン•ド•フランス(笑)。ボジョレーやマコンまで含めた葡萄ならなんでもオッケーです(笑)。」
「でもコレはピノ・ノワールなんですよね(笑)。とてもちゃんとしてるし(笑)。」
私「多分自家消費用かと(笑)。」
私「でもですね(笑)、一般にドメーヌ所在のモレ・サン・ドニ味になるのですが、コレはちょっと違う(笑)。シャサーニュやモンテリのピノ・ノワールのニュアンスなんですよね(笑)。」
「タイトでシリアスなピノ・ノワールですよね(笑)。」
「なるほど!自家消費用なら真面目に作るよね(笑)。不味いもの飲みたくないしね(笑)。」
私「はい!ドメーヌの好意を感じます(笑)。どう考えても村名レベルです。もしくは準1級並み
。」
「準1級って?」
私「村名でも畑名を名乗れるワインです。作りは1級並みとなります。」
家内「実際飲んでみて開けてから3日経っても変わらないほどしっかりしています(笑)。ですからマスキューの試飲会だと開けた当日と翌日の試飲ですから、実際の良さが伝わるかどうか不安になります(笑)。」
「うんうん。クラシックなピノ・ノワールって硬いんだよね(笑)。開けてすぐ美味しいのはちょっと違うんだよね(笑)。昔のピノ・ノワール思い出しました(笑)。」
お暑い中ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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Aug 07, 2025 by
weblogland |
今日はいつものメンバーでピクプール・ド・ピネ比べです(笑)。ラングドックの塩水湖付近で作られる辛口の白。ラングドックでは生牡蠣の定番。そうそう、ロワールのグロ•プランのシノニムです(笑)。
○
ピクプール・ド・ピネ 2023年 フローレ 南フランス 白
○ピクプール・ド・ピネ 2024年 ドメーヌ•フェリーヌ•ジョルダン 南フランス 白
Kさん「私、ピクプールがグロ•プランのシノニムとは知らなかったですよ(笑)。」
私「私も後から気づきました(笑)。シノニムはあとフォール•ブランシェでしたね。まあ、言われてみれば酸が強くて似てますよね(笑)。痛いくらい酸が強い(笑)。」
家内「グロ•プランを2種類扱う気はしませんが(笑)。大好きなフェリーヌ•ジョルダンのものですからマスキューの定番フローレのピクプール・ド・ピネと比べて確認したかったのです(笑)。」
私「フェリーヌ•ジョルダンのビッグプール旨いね(笑)。ピックプールらしい味わいだけど、バランスが良くて飲みやすい(笑)。抜ける、抜ける、突き抜ける(笑)。」
Kさん「思った以上にフローラル(笑)。白い花のニュアンス(笑)。コク、旨味と突き抜ける酸(笑)!」
家内「フレッシュだしね(笑)。いかにも出来立ての2024年だね(笑)。」
私「フローレのどうかな(笑)?おっ!これはイイ(笑)。バランスがより良い(笑)。ヴィンテージは2023年かぁ。出来てから2∼3年くらいで飲むのが良さそう(笑)。ワイン自体の品質の差は感じないけど、熟成の差は感じる(笑)。」
Kさん「う~ん。ピックプールのこと少し解った気がします(笑)。どちらも渾身のピックプール。あとは好みかな(笑)?」
家内「フローレの方はすり下ろしリンゴみたい(笑)。フェリーヌ•ジョルダンは白い花。フェリーヌ•ジョルダンのピックプールは生牡蠣、フローレの方は牡蠣のグラタンかな(笑)?」
Kさん「何かの本で読んだんですけど、向こうの人は牡蠣をバケツ1杯食べる(笑)。胃袋が違いますよね(笑)。当然この強いピックプールをグビグビ飲みながらバクバク牡蠣を食べるんだろうな(笑)。」
家内「日本人だと『牡蠣のグラタンにフローレのピックプール』だけど、そんな軟じゃない(笑)。食べる量が違うんだろうな(笑)。」
私「でもさあ、バケツ1杯のグラタンは無いよね
(大爆笑)。」
Kさん「バットいっぱいにグラタン焼いたのを好きなだけ取り分けたりするからね(笑)。」
私•家内•Kさん「食べる量、飲む量は我々の倍はありそう(笑)。我々もう高齢者だからね(笑)。」
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Aug 01, 2025 by
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7月のマスキュー試飲会が終わって一息(笑)。夜に残った白ワインを飲みながら新発見(笑)!
○シャルドネ 2023年 レ・コンテッセ
イタリア ヴェネト I.G.T.トレヴェンツィア
白 スクリュー・キャップ 750ml 1932円税込
○
『レ・アビーム』2023年フィリップ・ラヴィエール フランス 白 ヴァン・ド・サヴォアA.O.C.750ml 2262円税込
家内「さすがに試飲会が終わるとグッタリだね(笑)。今日は簡単に晩御飯は済ませるよ(笑)。」
私「そりゃそ~だよね(笑)。お世話になります(笑)!」
家内「お刺身とスーパーで買ってきたモッラレラ!」
私「鰹のお刺身かぁ。美味しいんだよね(笑)。タレにつけていただきまーす(笑)。ミョウガやネギもたっぷり入っていて美味しい(笑)。」
家内「藻塩が入ってる。ちょっと失礼して藻塩だけお味見(笑)。」
私「じゃあ僕もお味見(笑)。」
私•家内「おー!旨い!ミネラリー!」
家内「藻塩舐めてワイン飲むと、凄く引き立つ(笑)!白ワインの良さがバーンと出る(笑)。」
私「ワインのディテールがはっきりするし、ワイン自体がもともとミネラリーなんだけど更にミネラリーになる(笑)。藻塩って鹹水を海藻にかけて出来るからミネラルの塊だもんね(笑)。」
家内「ではモッラレラにかけてっと(笑)。うわっ!めちゃくちゃ美味しい(笑)!」
私「あ~!高級モッラレラと高級ワインのマリアージュだぁ(笑)。」
家内「う~ん。スーパーの安いモッラレラでもこんなに良くなるんだ(笑)。」
私「藻塩をかけるとモッラレラの牛乳っぽさがグ~ンと増す。更にワインを口に流し込むことで口中爆発(笑)。」
私•家内「モッラレラ+藻塩+白ワイン=大感激!」
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Jul 30, 2025 by
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先日のマスキュー試飲会で大好評いただいた千枝ちゃんの作るドイツの『レゲント』。ドイツの赤としては斬新でちょっと日本人好み(笑)。
私「日本だとマスカットベリーAはラブルスカ種の特徴を強く残す交雑種ですが、レゲントは
ラブルスカ種の癖を上手く消しています。千枝ちゃんは若干糖分を残すことで完璧に癖をマスキングしています。先程のお客様が『昔甲州で飲んだ。』と仰ったことで氷解しました(笑)。」←あんたの妄想だろ(笑)。
この『昔甲州で飲んだ。』と仰ったのはIさんの奥様。家のルーツが山梨なので山梨にお詳しい(笑)。ですからIさんの奥様が多分出来立てのマスカットベリーAを飲んだはずと、勝手に妄想を広げました(笑)。間違っていたらゴメンナサイ!
ここから話が飛びますが(笑)、実はIご夫妻は同級生(学校は違いますが)、私も学校は違いますが同級生(笑)。しかもたまたま来ていた私の幼馴染のU君も同じ(笑)。たしかU君とIさんの奥様は同じ高校なのを思い出し『そう言えば同じ県立○○高校の同級生ですよね。』と話を振ると
共通の知り合いの話で大盛り上がり(笑)。もちろんIさんの旦那さんと私も加わり、更に話は広がり盛り上がる(笑)。
「どこどこのお店の誰々と誰々が従兄弟同士(笑)。」
「いや、兄弟じゃなかったかな?」
「親戚なのはたしか。」
一気に50年以上タイムスリップしちゃいました(笑)。同窓会状態(笑)。こんなたまたまがあるのは地元ならでは(笑)。良いものですね(笑)。
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Jul 29, 2025 by
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さあ、後半の赤は全てワインセラーから出してすぐ飲める夏向きの赤ワインでございます(笑)!
●『レゲント』 プティ•チエ 2023年 ベルンハルト•コッホ ドイツ プファルツ Q.b.a. 赤 750ml 1980円税込 スクリュー•キャップ
「マスキューさん、ベルンハルト•コッホのワインって扱いありましたっけ?」
私「はい(笑)!シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)、カベルネ•ドルサがございます。コレは日本人醸造家坂田千枝ちゃんが日本人向けに特別に作ってくれたものです(笑)。」
「うわっ!生の葡萄齧ってるみたい(笑)!」
「赤いベリーの香り満載(笑)。」
「ボジョレーっぽい(笑)。ちょっとキャンディーっぽい。マセラシオン・カルボニックで醸してるはず(笑)。」
私「御名答(笑)!ガメイっぽいですよね(笑)。」
「華やかで複雑。ベリーの香りが様々な顔になってる(笑)。」
「ベリーの香りの変化は悪くない(笑)。楽しめる(笑)。」
私「時間が経ってもワイン自体は崩れません。基本ちゃんとしております(笑)。」
「昔、甲州で飲んだ赤ワインの香り(笑)。」←実はとても核心を突いてます。
私「出来立てのマスカットベリーAかな(笑)?ただし、マスカットベリーAはこんなに濃くはなりません(笑)。」
「あま~い焦げ臭とベリーの香りがたまらん!」
家内「残糖分を少し残しながら発酵をピシャリと止める塩梅がさすがです(笑)。いかにも日本人好みですね(笑)。」
「ドイツの赤ワインって味も色も薄いイメージだったんですけど(笑)、コレは違う。こんなに濃厚な赤ワインができるとは!絶句しましたよ(笑)。温暖化の影響もあるのかなぁ(笑)?」
「マスキューさん!味わいはレゲント種だからこそ?でも、レゲント種って聞いたことがない(笑)。」
「そう言えば、カベルネ•ドルサも驚くほど濃かったでしたよね?」
私「そーなんです(笑)。千枝ちゃんは日本でカベルネ•ドルサの受けが良かったことが念頭に入っていますね(笑)。」
家内「レゲント種はアメリカのラブルスカ種との交雑種です。ただ半々での交雑ではなくヴィニフェラ種の方が優勢。果肉も黒い。認可されたのが1996年と比較的新しいのですが、ドイツでは1000ヘクタール以上作付けされているようです。調べると日本でも数件のワイナリーが栽培しているようです。」
「へぇ~、最近の温暖化の影響でドイツ•ワイン
も赤ワインに活路を見いだしているのかな?可能だよね(笑)。」
「ドイツって様々な交配種がありますよね。イタリアなんかはもともとたくさんある中を上手く育てる(笑)。」
「レゲント種は日本でも行けそう(笑)。」
「ちょっと甘みがあるから中華料理や和食洋食、幅広くマリアージュしそうですね(笑)。」
「デミグラスソースと相性良さそうですね(笑)。」
「ちょっと甘じょっぱい…、え~と、台湾料理のルーローなんか合うかな(笑)。」
「トンカツなんかもオッケーかな(笑)?」
「ブルドッグソースが合うようなものだったら大体合いそう(笑)。」
「うんうん。豚肉だよね(笑)。」
「醤油でも合うね(笑)。」
「豚肉の生姜炒め(笑)!」
「日本人にとってはオールマイティかも(笑)。」
キック•インサイドのワインでした(笑)。
●ル•コパン 2022年 ドメーヌ•サン•アントワーヌ フランス ラングドック ミネルヴォアA.C. 赤 750ml 2262円税込 スクリュー•キャップ
「あれ?このワインの方がレゲントより色が薄い(笑)。」
私「醸しの期間が短いのと、プレスをほとんどかけていないからかと。コテコテのミネルヴォアではなくあっさりのミネルヴォアかと(笑)。」
「あ~、エレガント!旨味とタンニンのバランスが高度。」
「ゴージャスではないけれど、いかにも南フランス(笑)。ユーカリ?木のニュアンス。」
「シナモンみたいな香りもする。樽熟成してるのかな?」
「香木のニュアンス?」
私「粉っぽさもあるし、木樽熟成してるかも知れませんね。細かいデータが無いので想像するしかありません(笑)。」
「店長!凄くミネラリーで良いですね(笑)。いかにもガリーク(笑)。」
家内「塩味もありますよね(笑)。」
「ベーコンみたいなニュアンスありますよね(笑)。シラー?」
私「グルナッシュ80%、シラーが20%。ベーコンのニュアンスはシラー由来なのかな(笑)。」
「真っ黒じゃないのがイイ(笑)。ブラックチェリーや赤いベリーの果実味がたっぷり(笑)。」
私「いわゆるコート•デュ•ローヌよりは赤さ明るさがありますね(笑)。」
「凄くフレンドリーで好きだなぁ(笑)。バーベキューに持っていったら皆喜びそう(笑)。」
「まずプロセッコ飲んで渇きを癒やして、上カルビ食べながら飲みたいね(笑)。」
「かなり質の高いバーベキューですね(笑)。」
「マスキューさん!レゲントもこのミネルヴォアもタンニンに意地悪なところが無いですよね(笑)。ちょっと冷やしてちょうど良く飲める。かといって薄くない(笑)。そうすると夏向きの赤ってありですね(笑)。」
私•家内「ありがとうございます!先月のリベンジ出来たかな(笑)?」
「マスキューさん!このワイン、コルク栓とスクリュー•キャップの2種類混じってますけど…。
何故(笑)?」
家内「並べて気づきました(笑)。一箱はコルク栓、あと一箱はスクリュー•キャップでした(笑)。」
私「こんな事は今までありませんでしたから、パニックになりました(笑)。」
家内「生産者が小さいので当然生産量も少ない。中身が同じなので、まあしょうがないと思うしかありません(笑)。」
私「インポーターさんもスクリュー•キャップで注文してるのでびっくり(笑)。知らなかったようです(笑)。まあ、もうどうしようもありませんから、あまり文句言っても仕方ないかと(笑)。」
●ブルゴーニュ ·オート·コート·ド·ニュイ ピノ ·ノワール フュ·ド·シェーヌ 2022年 ドメーヌ ·ギィ ·シモン ·エ ·フィス フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3677円税込
「おっ!オジサンのピノ・ノワールですね(笑)。」
「ピノ・ノワールって酸っぱいからあまり好きじゃない(笑)。酸っぱくないピノ・ノワールなら良いけど高すぎる(笑)。」
私「まっ、まっ、お試しを!」
「あっ!酸っぱく無い(笑)!美味しい(笑)。」
「昔のオート•コートのワインって酸が強くてエレガントじゃなかったけど(笑)、温暖化からなのか凄くバランスが良くて整ってるよね(笑)。」
「旨いね(笑)。バランスが良いよね。すぐに美味しい(笑)。」
家内「持ちも悪くありません。」
「うんうん。コレ昨日の抜栓ですね。美味しい。開けたてはどうでした?」
私「あまり変わりません(笑)。」
「やはりブルゴーニュのピノ・ノワールは良いね(笑)。」
「2022年って良いですね(笑)。」
私「ブルゴーニュの2022年は数は少ないようですが良い作柄ですね(笑)。ちなみにアルコール分は13%です。」
「そうそう、白はどうなのですか?」
私「シャルドネの方はかなりの大物。アルコール分は14%です。でも今開けるには勿体ない。長熟タイプだと思います。ちょっとアンリ•ジャイエのオート•コートに似てるかな(笑)?」
「サブリミナルで並んでますね(笑)。」
「今時3000円代でまともなピノ・ノワール無いんだよね(笑)。ギィ•シモンだって値上がりしてるけどまだ良心的(笑)。」
「マスキューさん!このワイン、最初は2000円くらいでしたよね(笑)。」
私「そーなんです。しかも今では人気が上がり年に一度の入荷。今回入ったばかりなのですぐに無くならないと高をくっていたら、あっという間にインポーターさんの在庫完売。ちょっと抜かりました。ゴメンナサイ!」
「そっかぁ。マスキューさんの在庫だけなんですね。」
「僕初めて飲んだのがピノ・ノワールなんですよ。ピノ・ノワール好きのオジサンに飲ませて貰いました(笑)。一発でハマりました(笑)。」
私「さてはグラン•クリュかな(笑)?」
「私のピノ・ノワールのイメージってお祖父さんなんですよ(笑)。」
私「素敵なお祖父さんなんですね(笑)!オシャレで身綺麗。私も孫にそう言われたい(笑)!」←家内の冷やかな目線を感じる(笑)。
とてもお暑い中ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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Jul 28, 2025 by
weblogland |
昨日、一昨日と酷暑の中ご来店ありがとうございました!
先月6月のマスキュー試飲会では予想外の暑さ。チョイスも普通のボルドーワインを出すなどちょっとミスマッチ(笑)。今回は白も赤も冷やして美味しいがテーマとなってます(笑)。
☆❴限定品❵ 『ルナ』プロセッコ•オーガニック•ブリュット レ•コンテッセ イタリア ヴェネト 発泡性 白 プロセッコD.O.C. 750ml 1780円税込
「マスキューさん!泡ください(笑)!」
「う~ん。たまらん(笑)!」
私「思いっきり冷やしてますからか(笑)、まっ、まっ、どうぞ(笑)。」
「あ~、体温下がる(笑)。」
「甘すぎず、辛すぎず、誰が飲んでも美味しいと思うよね(笑)。」
「まさにタイムリー(笑)。コレだよねコレ(笑)。」
「うん。時節柄ピッタリ(笑)。」
「泡がキメ細かい。しかも中から沸いてくる。炭酸系の飲料とは違うんだよね(笑)。」
家内「この泡立ちと泡持ちがの良さがコンテッセの真骨頂なのです(笑)。」
「コカ・コーラとは違う(笑)。」
「最初はひたすら爽やかな味わいなんだけど、二口目三口目になると柔らかい柑橘のかおり…、桃(笑)?」
「桃…、あとメロンっぽさもあるかな(笑)。」
私「エキストラ•ドライのプロセッコは大人のラムネと称していました。リンゴ酸が引き立つからです。でもブリュットでは桃。コンテッセも日本人は何故エキストラドライに拘るのか?ブリュットでこその桃の果実味がプロセッコなのだ!と言うことでした(笑)。」
「マスキューさんが冷やした桃を食べながら飲めと言うのも解る(笑)。絶対に美味しいはず(笑)。」
「暑い真っ昼間溶けそうになりながら帰宅して、冷えた桃食べながらコレを飲んだら昇天しそう(笑)。」
「マスキューさん、気がついたのですが(笑)、最初の一杯はグビッと喉越しで飲めましたが(笑)、その後はゆっくり楽しめる(笑)。ビールみたいにガブガブ飲めない(笑)。スパークリングもやはりワインなんですね(笑)。」
「プロセッコって?爽やかさと旨さ、しかも厳格ではない(笑)。」
家内「主にグレーラ種ヴェネトの北のエリアで作られます。おっしゃる通り(笑)。肩ひじ張らない、かといってクオリティーは高い。イメージとしてはちょっとおしゃれな野外パーティーかな(笑)。」
「シャンパンの下位互換としては十分(笑)。役割も違うかな(笑)?」
私「昨日開けたものがありますので、ちょっとお試しください(笑)。注ぐとさほど泡は立ちませんが…。」
「あっ!!中からあわが沸いてくる(笑)。抜けていない!」
私「クオリティー高いんですよ(笑)。」
「よくプロスポーツで優勝したらシャンパンファイトするけど、プロセッコで十分だよね(笑)。シャンパンだとバチが当たる(笑)。」
「日本のプロ野球はビールかけでちょうど良い(笑)?」
私「いわゆるシャルマ方式で作る規定があります。原料ワインを密閉タンクに入れて糖分を添加して再発酵させます。それにより泡を得るという塩梅です。ただこの流れをもっとも効率的に行っているのがコンテッセのようです(笑)。ワイナリーもカリフォルニアみたいで(笑)、縦にそびえるステンレスタンクがダンダン(笑)!その横には横に寝かせたステンレスタンクがゴロゴロ(笑)。聞くと縦のタンクは0℃で管理された果汁。横に寝てるのは熟成中のプロセッコ。横に寝かることでシュール・リーがしっかり行われるとか。コレも0℃で管理されています。瓶詰めではおそらくプラントを5気圧に保ち作業をしてますね(笑)。それにより泡は失われず、澱引きも自然に出来るはず。」
○シャルドネ 2023年 レ・コンテッセ
イタリア ヴェネト I.G.T.トレヴェンツィア
白 スクリュー・キャップ 750ml 1932円税込
家内「コレはコンテッセが作るシャルドネのスティル•ワインです(笑)。」
「あっ!飲みやすい(笑)。しかも濃い(笑)。」
「マスキューさん曰くのシンメトリーって解った(笑)。左右対称でしたっけ。整ってますよね(笑)。しかもシャルドネらしい。」
「レモンみたいな酸っぱさが良い(笑)。しかもエレガント。飲みやすい(笑)。」
「レモンピールみたいな苦味。アクセントになってますよね(笑)。」
家内「ジャバラみたいなニュアンスですよね。後味に続きますよね(笑)。」
「あ~、確かに特徴的。この苦味は酸っぱさと合うっていうか?役にたってますよね。ワインが単調にならない。」
「そうそう。でも何処のシャルドネ?って聞かれても困る(笑)。」
私「フランスのシャルドネで該当するようなシャルドネってないですよね(笑)。」
「と言うことはコンテッセのシャルドネ?」
家内「それ正解かも(笑)?あとラベルに仕掛けがあります。指でラベルをなぞってみてください(笑)。」
「あれ?なにこれ?ゴツゴツしてる(笑)。」
家内「えへへ(笑)。でしょ(笑)。土壌をイメージしてます(笑)。」
「本当だぁ(笑)。土を触ってるみたい(笑)。写真通りかな(笑)?」
「コンテッセって凄いですよね。設備も凄いし、出来上がるワインの質も高い。単なる大量生産ではないんですね。装置産業的な長所と質を両立している。」
「大量生産型だとどうしても質を上げることが難しい。ニューワールドがまさにそれ。」
「そうそう。良いワインを作ったりもするけど、全く別の生産方式。別のブランドだし別物なんだよね。」
私「コンテッセは200ヘクタールほどの自社畑を管理しています。鶴見区の住人目線だと總持寺が50ヘクタールですからその四倍です(笑)。」
「總持寺四つかぁ(笑)。それはそれで広すぎて分からない(笑)。」
私「しかも平らですから。平野1枚分くらいあるのかなぁ(笑)。」
「あっ!東京ディズニーランドは51ヘクタールってなってる(笑)。」
「マスキューさん!1番目のプロセッコと2番目のこのシャルドネはインポーターさんが違いますよ?」
私「うわっ!鋭い!白状いたします(笑)。インポーターさんにも特質がありまして(笑)、量販向けのインポーターさんやレストラン等の細かなお店をターゲットにしたインポーターさん等があります。このプロセッコは量販向けのインポーターさんの扱いなのですが、量販向けとしてはちょっと高級。輸入中止となりました。このためマスキューにも声がかかった訳です(笑)。」
○『レ・アビーム』2023年フィリップ・ラヴィエール フランス 白 ヴァン・ド・サヴォアA.O.C.750ml 2262円税込
「マスキューさん!このワイン、昔から扱ってますよね(笑)?」
私「日本に輸入されてからずっと扱ってます(笑)。」
「そうそう。たしかご夫婦でやってるんでしたっけ(笑)。他にもアイテムありますよね(笑)。」
私「えへへ(笑)。ルーセット•ド•サヴォワやシニャン ベルジュロンが白の最上品で、赤だとモンデュースを使ったものが最上かな(笑)。」
家内「どれも美味しいのですが、今回の『レ・アビーム』2023年はここ10年で一番の出来です(笑)。」
私「まっ、まっ、どうぞ(笑)!」
「あ~!コレ凄いね(笑)。美味いし…、特徴的(笑)。」
「色も濃いし、一つ前のシャルドネは美味しかったんだけど、ピューンと超えた(笑)。」
「バーン!と超えた(笑)。ギア•アップしてる(笑)。マスキューさんが10年で一番の出来と言うのも分かる(笑)。」
「コレってヴィンテージの差なのですか?特別このワインの出来が良かったということなんですか?」
私「2番目のシャルドネと3番目のジャケールを同じには比べられませんが、価格帯はかなり近いので、規格としては似てると仮定するならば、2023年のレ•アビームは突出してます。ですが作りの基本規格は同じですから、作柄が良かったとしか思えません(笑)。」
「暑さがちょうど良かったのかな(笑)?」
私「この濃度感でアルコール分が11.5%です(笑)。メリハリのある気候で暑すぎなかったようです。昔のワインを思い出しました(笑)。」
「この価格帯のワインではないですよね(笑)。」
私•家内「ありがとうございます(笑)!」
「店長!余韻なが~い(笑)。キレとコクが凄い(笑)。」
「何ていうか…、液体の密度が圧巻(笑)。」
「ジャケール種でしたかっけ?とてもオイリー。オーストリアのワインにも似てるかな?」
私「グリュナー•ヴェルトリーナーですね(笑)。穀物っぽくて白胡椒のニュアンス。ジャケールはナッツィですよね(笑)。」
家内「カシュー•ナッツのニュアンスですねコレ(笑)。」
「そうそうカシュ•ーナッツ!独特だね(笑)。」
「生姜にも合いそうな気がする(笑)。」
「コレに何を合わせますか?」
私「シェーブルとか癖があって濃厚なチーズかな(笑)?」
家内「トリプルチーズみたいな濃厚な乳脂肪分の高いもの…。クリームソース系かな。」
私「思い出しましたぁ!彼の地はチーズ•フォンデューの本場(笑)。」
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Jul 17, 2025 by
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●
ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー2024年 ドメーヌ・コート・ドゥ・ラ・モリエール
経過観察です(笑)。
この2024年のモリエールのヌーヴォー、いつもと違ってました。いつもより出来上がりのアルコール分が少し低い。それ故か圧倒的な甘さがなくとても硬い。要経過観察なのです(笑)。
7月13日から始めましたが、15日になってようやくバランスが取れ始めた感。破顔ではなくフッと口元に笑みが見えかけたくらい(笑)。我が家の日中温度は30℃を超えますから過酷。でもですね(笑)、ワインは涼しい顔で知らんぷり(笑)。
う~ん。
悪くはないのは解りましたが、まだ解りません(笑)。
だって出来上がりのアルコール分が10.5%なんですよ!しかも無添加。
私の経験からは予測がつきません(笑)。
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Jul 10, 2025 by
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今日はいつもの3人で試飲会用のワインのティスティングです。
私「暑い中ご足労いただきありがとうございました!」
Kさん「いや~、確かに暑い(笑)。」
家内「今日は白6本、赤3本です(笑)!」
私「これだけ暑いと白に行きがちなんですが、冷やして飲める赤も探してます(笑)。」
Kさん「そう言えばブログで書いてましたね(笑)。」
家内「とりあえずプロセッコが1本決まりましたが、今日4本くらい決まるとラッキー(笑)。」
私「そうは問屋は卸してくれるかな(笑)?」
大きなバケツを用意してワインの供出温度に差を出しながらのティスティングです(笑)!
Kさん「全体的には悪いワインは無かったですよね(笑)。あと供出温度は大事ですね(笑)。実感(笑)。」
私「ホッとしました(笑)。コレ、全滅なんてなったら泣けますよ(笑)。」
Kさん「私もホッとしました(笑)。お二人の落ち込む姿を見ると私も引き込まれます(笑)。」
私「この暑い中ダークサイドに落ちると這い上がれない(笑)。」
家内「なんとなく目鼻はたったかな?でもハズレがほとんど無いのは久しぶりですよね(笑)。まあ、全てが試飲会のエントリーと言う訳ではなかったですが(笑)。」
私「不味いと泣けてくる(笑)。」
Kさん「ブログの前振り通りドイツの赤良かったですね(笑)。いかにも冷やして飲むような作りですよね(笑)。」
家内「ちょっとランブルスコに似た意識ですよね(笑)。あと試飲会に赤を何本出せるか?ですね(笑)。」
私「フランスのサン•スフルの赤で軽めの飲みやすいワインがあったので今度サンプル取っておきます。」
さあ、もうチョイかな(笑)?
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Jul 02, 2025 by
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皆さん!
お暑い中ご来店ありがとうございました!
試飲会に来て下さった方、今回のトップバッターのグロ•プランでまず涼をとって頂きました(笑)。そんな訳で皆さんの涼の工夫の話でひと盛り上がりしました(笑)。
私「とりあえずこの強く冷やしたグロ•プランで一息ついてください(笑)。」
「あ~、生き返る(笑)。昼間飲むわけにいかないから染み染み美味しい(笑)。」
私「そ~ですよね(笑)。昼間はどうされますか?」
「私は紅茶のティーバッグにソーダを注いで飲みます(笑)。」←達人のKさん
私「えー!紅茶のティーバッグですか?」
「最後にはコーラみたいな色になりますが(笑)、なかなか飽きなくて良いですよ(笑)。」
家内「ハイビスカスティーなんかも良いかも(笑)
。」
「ちょっとお高いお茶を急須に入れて水を入れて冷蔵庫で一晩寝かせて飲む(笑)。美味しいんですよね。お茶が安いとダメなのが玉にキズ(笑)。」
「私は外出する時は常にソーダを持ち歩きます。冷えて無くてもそれなりに爽快感があるんですよね(笑)。」
「職場はエアコンがガッツリ効いているので、暖かいお茶かな(笑)。」
今年は夏が1ヶ月伸びたようですから工夫が必要ですね。春と秋が無くなる恐れに戦々恐々です
。取れる魚が変わってくるし、食べる野菜も変わりそうですね。我々のライフスタイルも変わりそうです。
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Jul 01, 2025 by
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クローバーのお兄さんことMさんは今スミレの香りの普及活動に尽力されてます(笑)!
Mさん「ワインでよく表現されるスミレの香りって実際のスミレの香りとは違うんですよね(笑)。」
私「私もMさんに教えていただきました(笑)。スミレの香りって和三盆のような上品で甘い香りなんですよね。」
「ワインのスミレの香りってスミレではない?」
私「ワインでスミレの香りと表現する時はインクや鉛筆のような香りを指すようです。」
「何故でしょう?」
私「ボジョレーなんかその典型だと思いますが、どうやら色に由来するような気がします。ボジョレーの色は薄めるとスミレみたいです。正確なところは解りませんが(笑)。」
私「Mさん!去年いただいたスミレ庭に植えたのですが新しく生えました。でもですね(笑)、ちょっと離れた場所なんですよね?」
Mさん「あ~、嬉しいなぁ(笑)。スミレって匍匐茎なんですよ(笑)。」
私「ほふくけい?匍匐前進の匍匐ですか?」
Mさん「そうです。茎が横に這うのです。イチゴとか芝みたいに(笑)。だから離れた場所に生えてたりします。」
私「へぇ~、それは知らなかった。種が風で飛ばされたのだと思ってました(笑)。ホントに良くご存知!」
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Jun 30, 2025 by
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●
レ・ランデ―ブー 2022年 ドメーヌ・デ・ザコル フランス ローヌ V.D.F. 赤 750ml
3300円税込
「マスキューさん!このワイン以前試飲会で出しましたよね(笑)?」
私「えへへ(笑)。ちょうど1年ほど前のマスキュー試飲会で2021年ヴィンテージでお出ししました!」
「あの時美味しくて買った(笑)。」
私「今回は2022年ヴィンテージでございます。思い出して比べていただけると助かります(笑)。」
「うわっ!凄い香り…、言葉を失う。広がる広がる(笑)。」
「チェリー!すんごい(笑)。」
「フレッシュネスが伴っているんだよね(笑)。」
「鮮烈で強烈なチェリーの香り。ノック•ダウンだぁ(笑)。」
「本物のチェリーだってこんなに香りは出ない(笑)。」
「痺れる美味しさ(笑)!前の2021年より強烈かな?飲んだ瞬間ビビッと痺れた(笑)。」
「香木…、シナモンのようなニュアンスがチェリーの香りの下にある(笑)。」
私「2022年より酵母臭が抑えられてますね。枝豆臭が気にならないし分からない。あと強いですね(笑)。ひょっとして100%全房発酵してるかも?」
家内「酸も香りも2022年の方が強いかな(笑)。」
「2022年はどんな作柄だったのですか?」
「夏は全く雨が降らなかったようです。それ故畑での葉っぱの調整など尽力が要求されたようです。2021年は雹等の被害があり収穫量は少なかったようですが、2022年も収穫量は多くはなさそうです。」
「強さがあるんだけどとてもエレガントでもある不思議(笑)。アルコール分は如何ほどですか?」
家内「12.5%です。」
「おー!思ったより低い。酸がしっかりあるんですね(笑)。」
「ザコルのランデーブを飲むと藤の花の香りを連想しちゃいます。あと、飲むたびにどんどん美しさが増す。映画『プラダを着た悪魔』の主人公の2人がどんどん綺麗になって行くのと重ねちゃうんですよね(笑)。」←クローバーのお兄さんことMさん。
「カッコいい(笑)!」
「よく思いつきますね(笑)。」
私「彼はプロですから(笑)。IT農園もやっておられますし(笑)。」
私「Mさんが藤の花の盆栽持って下さった時の香りは凄かった。不思議なもので藤棚の下で嗅いだ香りより強烈だったんですよね(笑)。もちろん店の中は香り充満(笑)。」
Mさん「僕はランデーブ2021年を油淋鶏に合わせたんですよ(笑)。とても美味しかったでした(笑)。」
「マスキューさんがブログでピノ・ノワールてきと言っていたのが解りましたよ(笑)。最初グルナッシュが何故ピノ・ノワール的なのか解りませんでしたが、飲んで納得(笑)。ちょっと土臭いのも良い(笑)。」
「ビオ的な香りもしますが、すぐに慣れて気づかなくなる不思議(笑)。」
家内「2021年よりビオ臭は少ないですね。枝豆臭くない(笑)。あれはあれで心地良いのですが(笑)。」
「ビオ臭って微妙なんですよね(笑)。『臭さと旨さは紙一重!』なんですよね(笑)。」←硫黄系の温泉でミオセヌを楽しんだ恐るべきDr.Fさん
私「腐れかかってアンモニア臭のするチーズのフルーティーで美味しいこと(笑)と同じかな(笑)。」
家内「ザコルはラルロのバリック樽のお下がりを使いますから、それで若干のビオ臭がするんだと思います。」
私「ザコルにとってラルロは分身みたいなものですからねぇ(笑)。今度日本に来たら聞いてみよう(笑)!聞き方を違えると怒られそうだから上手く聞こう(笑)。」
●ミオセヌ・デ・ザコル 2022年 ドメーヌ・ド・ザコル フランス ローヌ V.D.F. 赤 750ml 5028円税込
「あれ?コレ飲んだことありますよ(笑)。前にマスキューさんコレ売ってましたよね(笑)?」
私「ピンポン!2016年ヴィンテージをこっそりと売っていました(笑)。数がなかなか揃わないので試飲会にお出しするのは今回が初です。」
「ミオセヌ以前はグルナッシュ100%ではなかったけど100%になってから更に美味しくなりましたよ(笑)。」
私「ホントにDr.Fさんは良くご存知(笑)!温泉に浸かってミオセヌを楽しむだけあります。敵いません(笑)!」
「あ~!凄いなコレ!」
「ランデーブ同様グルナッシュなのは解りますが、二回り巨大(笑)!マスキューさんがピノ・ノワール的と言うのが解りましたよ(笑)。」
「ブルゴーニュに例えるとランデーブは村名の上等なレベル、ミオセヌは渾身1級の上物かグラン•クリュ並だね(笑)。」
「グルナッシュって濃くて黒い…、プルーンや粒の大きなプラムみたいなイメージなんだけど、こんなに明瞭な味わいになるんですね(笑)。」
私「標高の高い寒暖差のあるところでグルナッシュを作るとこんな感じになるようです(笑)。」
「なるほど!コート•デュ•ローヌ
「ランデーブ飲んで痺れたけど、コレ飲んでトドメを刺されました(笑)。」
「付け入る隙が無い(笑)!」
「全てが大きい(笑)。なかなか飲めないレベルの高級ワインですな(笑)。ポンソのワインに似てるかな(笑)。」
「店長!しかもミネラリーですよ(笑)。」
私「上等のシャンボール•ミュズィニーみたいに妖しい感じしますね(笑)。」
「えっ!ミュズィニーですか?」
私「ボンヌ・マール寄りかな(笑)。」←言い過ぎかな(笑)。
家内「1970年代までクロ•ヴィージョにジゴンダスのグルナッシュを混ぜていたのも解りますね(笑)。」
「渾身だよね(笑)。この点先月の試飲会に出てたボルドーの『ブリュット』に共通してますよね(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)!我が意を得たりでございます(笑)。」
「そうそう(笑)。ブリュットの方がビオ臭はまるっきり感じなかったかな?ザコルの方はクレーム•ド•ブリュレ(笑)。好きだなぁ(笑)。」
家内「ザコルの方は旧樽を熟成に使うのでそれが影響してるのかも知れませんね。」
私「2022年を飲むと樽熟成の比率が低下したような気もします。後で調べてみますね(笑)。」
私「さあ、ここで問題です(笑)。ランデーブ2022年はアルコール分は12.5%ですが、2022年のミオセヌは如何ほどでしょうか(笑)?」
「う~ん、常識的に考えるとミオセヌの方が濃いからアルコール分はミオセヌの方が高そうなんだけど…。」
「そうそうミオセヌの方が濃いんだけどアルコール感が無いんですよね(笑)。比べるとランデーブの方がアルコール感がある。困ったなぁ(笑)。」
「思い切って勝負に出ます(笑)。同じ12.5%!」
「う~ん。セオリーに則って13.5%!」
「間をとって13%!(笑)。」
私「え~と、正解は14%でしたぁ!」
「ミオセヌは14%もあるんですかぁ。」
「ランデーブに惑わされたかな(笑)。」
家内「2022年は暑かったようです。真夏にほとんど雨が降らなかったみたいです。」
私「2022年と2021年を比べると2021年はエレガント、2022年の方が果実感をより感じます。あと2022年の方が酸が強い印象かな。」
「ランデーブとミオセヌは何故アルコール分が違うのですか(笑)?」
私「畑が違うとしか…。それ故規格も違ってくるのかと。ミオセヌは樹齢が70年のかなり古い区画のようです。生産本数がランデーブの1/6くらいです。ランデーブが一番生産本数が多いキュヴェですね。」
家内「ザコルの畑は買い足し買い足しですから分散してます。それ故かキュヴェ数が多い(笑)。それを全てで無添加を目指しますからレベルが高い。トップ•ランナーですね(笑)。」
お暑い中ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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Jun 29, 2025 by
weblogland |
昨日、一昨日と暑い中、ご来店ありがとうございました!
○
グロ・プラン・デュ・ペイ・ナント シュール・リー 2023年 ドメーヌ・B&D・マルタン フランス ロワール 白 750ml 1697円税込
私「まずは当店の定番ワイン、ミュスカデ・セヴル・エ・メーヌ・シュール・リーの名手、ドメーヌ・マルタンのグロ・プランです。」
「ぷっふぁー!生き返る(笑)。」
「まさにクエン酸チャージだね(笑)。」
「店長!夏が1ヶ月前倒し、今日はバテました(笑)。まずはビールなんですけど(笑)、コレで通しても良いかも(笑)。」
「フルーティーでファットな白は良いのだけれど、今日みたいな暑い日は辛口の目の覚めるようなコレが良い(笑)。」
「レモン、ライム…。完熟した果物じゃなくても良い(笑)。用途が違うよね(笑)。」
「何処までも突き抜ける爽快さ!コレなんだよねコレ(笑)!」
私「特に複雑でもなく一本調子なのですが…(笑)
、今日はそれを必要としてますよね(笑)。」
「ミュスカデの近くですか。」
家内「エリアは重なるかな。グロ•プランのシノニムはフォール•ブランシェとラングドックのピックプール•ド•ピネですね(笑)。」
「あ~、ピックプールですかぁ。実は今日はピックプールを買おうと思っていました(笑)。あの肉厚なピックプール好きなんですよね(笑)。」
私「おー!さすが!パリではグロ•プランを飲みながら生牡蠣を食べ、ラングドックではピックプールを飲みながら生牡蠣を食べます(笑)。」
「このワイン、天ぷら…、塩で食べながら飲みたいですね(笑)。」
家内「ワインに若干の塩味があるので、それはベスト(笑)!」
「ワサビ塩なんかでも試してみたいなぁ(笑)。」
「あっ、それやってみたい!」
私「あと鉄板なのはフリッター(笑)!それプラス レモンに塩!」
家内「天ぷらのかき揚げ、小海老のかき揚げ!」
「家でまったり『カッパえびせん』食べながら飲もうかな(笑)。イヒヒ(笑)。」
「マスキューさん!マスキューさんは真夏でもワインしか飲まないのですか(笑)?」
私「いえいえ、まず取り敢えずビールの大瓶を1本飲みます(笑)。」
家内「コップ一杯ずつ飲めば満足(笑)。あとはワイン(笑)。」
「どのくらい飲みますか?」
私「家は二馬力なので1本750mlでは足りません(笑)。1リットルくらいは飲んでるかなぁ(笑)。」
「毎日?」
私「はい(笑)!」
「大丈夫?」
私「調子が悪いと飲む量は減るかな(笑)?先週2日続けて寝起きに胸焼けしまして、ちょっと心配して家内に相談したら『飲み過ぎ!』、そ~言えばそうだと妙に納得。夜の試飲のペースを上げたのが原因です(笑)。勿体なくてついつい(笑)…。」
●シャトー•ガデ•クィペ 2019年 ボルドー メドックA.C. 赤 750ml 2074円税込
「ボルドーですな(笑)。久しぶり(笑)。」
家内「ちょっと前に扱っていたシャトー•ラルジャンテールのオーナーが新しく始めたものです
(笑)。」
「おー、なるほど。しっかりしてる(笑)。懐かしいなぁ(笑)。」
「いわゆるメドックのプチ•シャトーのワインって軽いんだよね(笑)。コレ飲みやすいんだけどしっかりしてる。」
家内「熟成はコンクリートタンク。木樽は使ってません。」
「樽で誤魔化さないスタイルだね(笑)。ボルドーって基本バリックで熟成させるけど、バリックを使わないでコンクリート•タンク熟成させるのは果実味や酸がしっかりある証なんだよね。果実の密度を感じる(笑)。」
「コレってセパージュは?」
私「メルロ、カベルネ•ソーヴィニヨン、プチ•ヴェルド。締まった感じ…、小さなプラムやフランボワーズみたいな印象。逆にメドックっぽくない(笑)。」
「安めぐみじゃないな(笑)。もっとコンパクト(大爆笑)。」
「そうそう、果実のニュアンスとタンニンのきめ細かさがマッチしてる(笑)。」
「凛としたところがあって、品が良いかな(笑)。」
「特別に濃くなくても良いんだよね(笑)。2019年のボルドーって良い作柄として有名だけど、コレ飲むとバランスの良い作柄だと思える。」
「アルコール分は如何ほど?」
私「13.5%です。ちょうど良い印象ですね。まあ、昔からするとちょっと高いかな(笑)。」
「そうですよ(笑)。昔のボルドーって12.5%あると高目って言われてた気がする(笑)。」
「と言うことは、逆に13.5%でも折り合う作りに変わったと言う事(笑)。」
「そうそう、先月のボルドーのブリュットなんかアルコール分が15%で完結してたもんね(笑)。
私「言われて思い出しましたが、このシャトー•ガデ•クィペ2019年は1990年頃だとアルコール分が12%くらいで収まっていたボルドーワインの印象に近い気もします。記憶と妄想の狭間かな(笑)。それとも私のアルコール耐性の変化かな?」
家内「アルコール分が高いと酸やタンニンなどもそれなりに強くないとバランスが取れません。生産者はいかに美味しく飲めるか?を意図しますから温暖化の進行に合わせるしかないのでしょうね。イノヴェーションと言えると思います。」
私「私のアルコール耐性の向上は温暖化ではなく、アルコール中毒重篤化かな(笑)?」
●シャトー•ラ•ブランド•ルージュ•トラディション 2016年 フランス ボルドー フロンサックA.C. 赤 750ml 2640円税込み
「あ~、綺麗…、とても綺麗に熟成してる。しかも全然古くない(笑)。」
「うんうん。純粋に旨い(笑)!とてもスパイシーだし…、」
「ドライなんだけど旨味の甘さが際立つ(笑)。熟成して美味しいボルドーって最近飲んだこと無いなぁ(笑)。」
「昔はたまに当たった味わい(笑)。2016年だからほぼ10年かぁ。」
家内「このワインも木樽熟成しません。コンクリートタンクで2年強熟成してから瓶詰めしています。多分2019年くらいに瓶詰めしたと思います。」
「そうするとちょっとチョコレートっぽいのは樽由来ではない?」
私「チョコレートっぽさありますよね。ただし、チョコチョコしていない(笑)。ほんのり隠し味的な出方です。タンニン由来かと。品が良いですよね(笑)。」
「夕陽ですよね。夕陽を眺めている気分になりますね(笑)。話は飛びますが(笑)、先日ウマい棒のバーベキュー味を食べたんですが(笑)、このワインと絶対にマリアージュしますよ(笑)。」←
達人の発言なので信用いたします!
「マスキューさん、このワインのセパージュは?」
家内「メルロ70%、カベルネ•フラン30%です。」
「う~ん。フランの30%がキーですね(笑)。しっかりしてる(笑)。カベルネ•ソーヴィニヨンより効果的だよね(笑)。」
「しっかりしてるから絶対にカベルネソー•ヴィニヨンがちゃんと入ってると思った(笑)。違うんだ。」
「ボルドーってカベルネ•ソーヴィニヨンではないのですか?」
私「はい。カベルネ•ソーヴィニヨンがメインのところはほんの少しのグラン•ヴァンだけで、基本メルロがメインで補助的にカベルネ•ソーヴィニヨンを使うのがほとんどです。ただカベルネ•ソーヴィニヨンは暑さに弱く、温暖化の昨今緩くなりがちです(笑)。」
家内「コレを飲んでメルロ+カベルネ•フランの組み合わせの方がかえって古典的なボルドーに近い気がします(笑)。」
「カベルネ•ソーヴィニョンは最適産地は北上しそうよね。イギリスが最適産地になったりね(笑)。」
私「ありえます(笑)。ブルゴーニュのキンメリッジアンはドーバー海峡を越えてイギリスでまた突き出ますからね(笑)。今やシャンパンに引けを取らないものも出来るし(笑)。」
家内「あと寒い東欧のカベルネ•ソーヴィニョンも期待出来ますね(笑)。」
私「また、カベルネ•フランは栽培期の温度帯がカベルネ•ソーヴィニョンより広いようです。ですからフランは暖かなトスカーナなどでも良い結果が出ています。」
私「ここで問題です(笑)。2番目のメドックはアルコール分が13.5%でしたが、コレは如何ほどでしょうか?」
「う~ん、同じくらいかな?」
「13%!」
「メドックより高くはないかな(笑)?」
私「正解は14%です。熟成することで全体の折り合いが良くなり、アルコール分が低く感じます。ですから低く見積もったことは正解です(笑)。」
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Jun 18, 2025 by
weblogland |
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Jun 17, 2025 by
weblogland |
えへへ(笑)。
ザコルのランデーブ2022年早速飲みました(笑)!
開けたては還元臭がしますがすぐに気にならなくなります。するとワインの中からチェリーの香りが…、いつものあの香りです(笑)。たまらん!旨味もしっかりありますからいきなり陶酔トップ•ギア(笑)。基本ランデーブは早く飲めるスタイルですね。
あと、心配した過度の暑さも乗り越えてますね。徹底した管理尽力を感じます。
ザコルのグルナッシュを飲むといつも惹きつけられるのはチェリー…、サクランボのような甘みと酸味の美しいハーモニー。やはり寒暖差の優位性かな。低地のグルナッシュはこうはなりませんよね。黒くぼやけがち。
さて、今晩も引き続き楽しめるかな(笑)?
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Jun 15, 2025 by
weblogland |
先月のマスキュー試飲会で大ブレークの
『ブリュット2022年』。まるで
ポムロールの上物のような圧倒的なメルロの果実味には皆さん驚かれたようです(笑)。
そこで思い出したのですが、ボルドーのカスティヨンの
プピーユです。←思い出すのが遅い(笑)。かつて専門家によるブラインド•ティスティングで最期までペトリュスと競り合った伝説のワイン。中でもプピーユの最高級品『
アティピック』。これはSO2無添加の最高級品。思い出すに実は『ブリュット』が似ている(笑)。6年ほど前にマスキューにプピーユさんがご来店した折に、『アティピック』を持参してくださり一緒にティスティングしました。一言で言うととんでもない飲みやすさ。ワインはアルコール飲料なのですが、そんなこと微塵も感じさせない完璧な飲みやすさ(笑)。たまたま我が家に逗留していた義母に飲ませたところ「あら!美味しい!」とグビグビ(笑)。普段アルコール飲料を飲まない義母が美味しく飲んでいる様を
見て、ワインってワインなんだなと妙に感心しました(笑)。
そうそう、話がそれました。『ブリュット』と『アティピック』、濃度感•舌触りは似たようなもの(笑)。『ブリュット』の方がフレッシュな果実感は強いが、『アティピック』の方が落ち着きがあってシルキー。品質の差ではなくスタイルの差かな。
『アティピック』『ブリュット』ともにメルロでSO2無添加だったのを思い出し、脳内の記憶の棚を整理しました(笑)。年をとると時間がかかるのです(笑)。
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Jun 14, 2025 by
weblogland |
2週間に亘りサンプル試飲をしていますが、あとちょっと(笑)。先週の裏ティスティングは全滅(笑)。←笑ってる場合ではない!
今週のティスティングでは幾つか決定(笑)。でもですね(笑)、試飲会に出すワインの導入部分のリーズナブルなワインが見つかりません(笑)。
私「なかなか2000円以下の良いワインが見つからないねぇ。」
家内「全部2000円以上のラインナップは避けたいよね。」
私「さすがに1000円以下は無理だけどね(笑)。」
家内「見つからなければ、マスキューの定番の1000円代のものから再登場させても良いしね。前に試飲会に出したとしても、ヴィンテージが違えばそれなりに再確認•再発見の楽しさあるしね(笑)。」
私「そ~だよね。選びに選んだワインばかりだもんね(笑)。当然ヴィンテージが違えば味も違うしね。まあ、今日一縷の望みをかけて数本サンプル発注したから、それ飲んでから決めよう(笑)!」
このしつこさがマスキューの身上なのです(笑)。
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Jun 08, 2025 by
weblogland |
先日ブログで紹介したギリシャのサントリニ島のアシルティコ種で作った白ワイン。お土産で買ってきていただいたもの(笑)。
ドメーヌ•シガラスのアシルティコ2022年です。
やはり、現地仕様。SO2の量が少ないですね(笑)。開けるとマロラクティック発酵の余韻の泡が少し残っていました。無理にマロラクティックを終わらせていません。あと、味わいはお約束のギリシャ味(笑)。果実味の輪郭はぼやけているが、それが良い(笑)。ただ、膨らみや余韻が素晴らしい!ヒュージョンソンが激賞してるだけありますね。時を忘れさせてくれるような浸れる味わい。非凡な凡庸とでも言えましょうか(笑)?我々の生活とは時の流れのスピードが違いますね(笑)。
あと独特な仕立て、バスケット仕立ての映像を見つけたので添付しておきます。そりゃ量は取れないですね(笑)。
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Jun 03, 2025 by
weblogland |
●
『シクリス 』2013年 アジェンダ・アグリコラ・アルモーザ イタリア シチリア 赤 I.G.P. テッレ•シチリアーネ 750ml 3582円税込
私「2013年に収穫したネロ•ダーヴォラを2015年に瓶詰め熟成し2025年に出荷したものです。ただし、出荷前に補酒、リコルクしてから出荷します。念には念が入っております。」
家内「セラーで長く寝かした証拠は瓶にへばりついた澱。瓶口から横に見られます。」
「古いネロ・ダーヴォラって飲んだことがない(笑)。」
「そうそう。割と早く飲まれちゃうかな?濃くて甘くて重くて飲みやすい(笑)。」
「飲みやすい濃いワインって印象かな。果実の味わいがどうのこうのと覚えていない(笑)。」
「さて、あっ!凄い香り…!シロップみたいな甘い香り。」
「ベリーのシロップ。でもとてもドライ。香りの分量、広がりが凄い。」
「ネロ・ダーヴォラってこんな香りなんだぁ(笑)。コレを飲み手に伝えるために生産者は念には念を入れたんですね(笑)。」
私「ピンポン!左様かと。」
時間が経つとプラムの香りが加わります。とても美しい(笑)。」
「あー、赤い…、サンザシの香り!」←クローバーのお兄さんことMさん
「サンザシかぁ…。よく表現出来ますね!」
私「この方IT農園で植物栽培しているプロですから(笑)。」
Mさん「ワインの香りの表現って割といい加減(笑)。例えばスミレの香りってよく表現されますけど、実際のスミレの香りって違います。」
私「そ~なんですよ(笑)。Mさんが栽培したスミレいただいたときの香りって、和三盆みたいな上品な甘い香りでした。ボジョレーなんかで表現されるスミレの香りって、実はインクの香りなんですよね。ついつい惰性でスミレって表現してました。」
「香りって一度覚えると頭に残りますよね(笑)。記憶回路が違うみたいですよね(笑)。それを整理•認識するのは生活の積み重ねなんだろうな。環境に左右されますよね。」←さすが聡明なWさん
Mさん「実は我が家はアロマパレットがあり、子供と遊びます。最近は組み合わせて○○の味が出来た!なんて子供は遊んでます(笑)。」
私「恐るべし(笑)!将来が楽しみですね。お酒の感性って、実は幼少期に出来上がっているのかな?」
Wさん「家の主人はお酒がダメなんですけど、割とワインの香りに敏感。だから勿体ない(笑)。」
「う~ん。このワイン、多量のタンニンが熟成によって削ぎ落ちて香りだけ残ったような感じ(笑)。香りを飲んでるような錯覚に落ちますね(笑)。」
「北イタリアの熟成したワインにも似てるかな(笑)?」←グラッパ大好きなお客様
私「バローロなんか似たような香りになりますよね(笑)。」
家内「バローロはコレにチェリーやストロベリーのようなちょっと涼しげなニュアンスが加わるかな(笑)。」
「似てますよね(笑)。もう少し涼しげで複雑だとバローロ(笑)。」
家内「畑もちょっと変わっていて(笑)、海抜0mの海岸近く(笑)。」
私「基本葡萄は塩分を嫌いますが、地山に湧水があって保水力があるのかもしれませんね(笑)。それ故灌漑していません。」
「ヨーロッパでは灌漑は禁止ですよね?」
私「はい!仰る通りでございます。ただ、近年の温暖化の進行で、例外的に認められるようです。イタリアも南フランスも葡萄樹が枯れない程度の灌漑は認められているようです。」
家内「ヨーロッパは冬季に雨が降りそれを土壌が保水するのですが、それだけでは足りないようです。」
私「ニューワールドみたいな砂漠ではないので年がら年中水を撒く必要なないようですが(笑)。」
「彼等の合言葉は『水さえあれば何でも出来る!』ですからねぇ(笑)。」
●
『ブリュット』2022年 メゾン•マウリス•ビエル ボルドー ラランド・ド・ポムロールA.
C. 赤 750ml 4572円税込
「おっ、お〜!真っ黒(笑)。光を通さない。見るからに濃い(笑)。」
「ネットリ、トロトロ(笑)。しかも飲みやすい!凄いなコレ(笑)。」
「圧巻!言葉を失う(笑)。」
家内「明日になると、より飲みやすくなります(笑)。」
「たしかにメルロ。プラム系…、全てがみっしり(笑)。」
私「開けたては黒トリュフのようなフェノール臭がしますが、翌日になると気になりません。ですから最初はまるっきりポムロールの上物としか思えませんでした(笑)。」
「何となくマスキューさんが言うことが解りましたよ(笑)。比べるとポムロールのメルロしか無い(笑)。でも伝統的なアプローチではこうはならない(笑)。」←さすが野毛のプロARGOさん
私「かつてシャトーペトリュスを所有するムエックスがフロンサックやラランド•ポムロールで第2のペトリュスを作るチャレンジをしましたが失敗して撤退しましたね。」
「お腹一杯になる(笑)。食べ物要らない(笑)。」
「噛むように飲むワインですな(笑)。」
「ブログに畑で葡萄を齧ったような味わい。って書いてありましたが、納得しました(笑)。で、実際にワインの葡萄は齧るとどんなですか?」
私「甘過ぎます(笑)。畑で齧るなら日本の巨峰の方が美味しいですね(笑)。」
「そうすると発酵を経て飲みやすくなるんですね(笑)。」
私「ここで問題です(笑)!このワインのアルコール分はいかほどでしょうか?」
「アルコリックではないよね。」
「残糖分は無さそう。」
私「ヒント!無添加ですから糖分は完全に発酵されています。」
「う~ん、13%前後かな…。」
「12.5%!」
「いくらなんでも14%以上とは思えない。」
私「正解は15%!とても折り合いが良いので私も外しました(笑)。葡萄の糖度がアルコール発酵の理論限界値です。ちなみに2021年は13.5%
でもう少し軽やかでした。」
家内「2022年は特殊なヴィンテージだったのかも知れません。」
「この手のワインでフレッシュなのが不思議かな(笑)。マロラクティックの形跡がちょっとありますよね。」
「うんうん。逆に2022年と若くても美味しく飲めるのは不思議かも(笑)。」
「このメルロ、たしかに『安めぐみ』じゃないな。」←料理研究家家Aさんの旦那様
私「大輪の女優ですよね。」
Aさん•私「ガハハハ(大爆笑)」←両名お約束のギャグ。
「しかも無添加…、ビオ臭がしない。ここまでの物が作れるようになったんですね。」
「チョコレートやカカオの香りがしますが、樽熟成?」
家内「樽は一切使っていません。コンクリートタンクでゆっくり熟成しています。葡萄由来の
風味です。」
私「カカオパウダー。舐めてる感じですよね(笑)。」
「このワインはどのくらい持つのですか?」
私•家内「解りません!早く飲めるように工夫はしていますが、尋常ならざる生命力を感じますよね(笑)。」
どうもありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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Jun 02, 2025 by
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昨日、一昨日と思いがけない寒さの中、ご来店ありがとうございました!
○ファブリツィオ・ヴェッラ ビアンコ 2024年
ファブリツィオ・ヴェッラ テッレ・シチリアーネI.G.P. 750ml 1555円税込 スクリュー•キャップ
「おっー、イイねぇ。シチリアらしいね(笑)。」
「レモン…、レモン•ピールの弾ける香り•味わい。」
「そうそう、それに広がり余韻がマッチしてますよね(笑)。」
「たしかに強いには強いんだけど、過剰な強さではないよね(笑)。程良い強さかな(笑)?」
「これから暑くなってから、クエン酸チャージにはもってこいかな(笑)。」
私「明日になると旨味の酸味が出てきて落ち着きが出ます。飲むと涎が止まらなくなります(笑)。」
「じゃあこの飲みやすさは開けてから二日目だからなんですね(笑)。」
家内「1本目が空きましたから、2本目を開けます。比べてみてくださいね(笑)。」
「たしかに揚げたての方が酸っぱく感じる(笑)。」
「私は開けたての方が好きかな(笑)。」
私「好みですよね(笑)。」
「フリッター、イカのフリッター!ワインに若干の塩味があるから、塩とレモンを降ってこのワイン。飲みながら食べる!(笑)」
家内「このワインはヴィンテージが2024年ですから出来上がったばかりです(笑)。やはりフレッシュ感が強いですよね。」
「マスキューさん、アルコール分はいかほどですか?」
私「え~と…、12%ですね。飲んだ印象より低いですね。」
「一般にシチリアのワインってアルコール分は高いですよね?」
私「このワイン、味わいはドライですから、収穫期の糖度目標をしっかり決めて収穫してますね。」
「なるほどね(笑)。計画的、意図的なんですね(笑)。」
「私のカタラットのイメージとはちょっと違うかな?」
私「私もそう思いました(笑)。クズマーノのカタラットなんか肉厚でオレンジのニュアンスでしたよね。」
「そうそう、完熟感があった。と言うことは同じ品種でも収穫のタイミングや発酵で出来上がりが違うんですね(笑)。」←さすが!Kさん。
「リンゴ酸をしっかり残した仕上がりを目指した訳だな(笑)。」
私「そ~なんですよ(笑)。仰る通りかと。あと驚くべきはこの生産者ファブリツィオ・ヴェッラは葡萄を買ってワインを作っている。いわゆるネゴス系。ビックリしました(笑)!」
「う~ん。いわゆるネゴスのワインって安くてあまり特徴の無いワインが多いんだけど…。このワインはその域を超えてますね(笑)。」
家内「栽培者との良い関係が伺えますよね(笑)。小さな栽培農家は沢山ありますから、そことの関係が上手く行けばチャンスありますよね。」
「マスキューさん!このワイン、ビオロジックって書いてある。この値段でもビオロジックなんだぁ(笑)。とてもお安いですよね(笑)。」
私「そ~なんですよ(笑)。基本買い葡萄でビオロジックなんて無理ですよね(笑)。原料葡萄調達のアプローチにも秘密がありそうですよね(笑)。」←かなり妄想が進む(笑)。
○
シャトー ムーラン・ド・リュクリュー 2023年 フランス ボルドー 白 (コート・ド・ブライ)A.C. 750ml 2357円税込
「マスキューさん!このワインよく飲みましたよ(笑)。王道のボルドー•セック(笑)。」
私「はい!今回はヴィンテージが2023年になって味わいがちょっと変わりましたので、ヴィンテージのお勉強を兼ねて試飲会にお出ししました(笑)。」
「どれどれ…、うん。香りはソーヴィニョン•ブランですなぁ(笑)。青くて、葉っぱみたいなニュアンス。」
家内「ソーヴィニョン•ブランの亜種ソーヴィニョン•グリ100%です。自分の畑で見つけた亜種を接ぎ木で広げたそうです。」
私「葡萄果が灰色故にグリと呼ばれます。2021年、2022年と果実の芯が桃の香りでした。今回は開けたてには桃の香りがあまりしません。ただワイン自体の大きさ力が通年より勝っている気がします。」
「うんうん。リンゴ酸が目立つ。品は良いんだけどね(笑)。」
私「そこなんですよね(笑)。」
「マロラクティック発酵はやっているのですか?」
私「はい。通常通りマロラクティック発酵はやっています。」
「だから硬く感じるのかな?」
私「桃の香りは明日、明後日になると増していくはずです(笑)。」
「桃のニュアンス感じますよね。サンセールのソーヴィニョン•ブランを連想する(笑)。」
「これも1番目同様にまだ硬いですよね。とは言え上品なんだよね(笑)。」
家内「このワイン、高級フレンチの定番ワインです。」
「口の中に入れて喉を通る時に凄く品の良さを感じます。広がりがエレガント。」
「まだ若くて硬いんだろうけど、エレガントなんだよね(笑)。ちょっと不思議(笑)。」
「葉っぱぽい植物のニュアンスがあるから、前菜の野菜に合わせるんだろうなぁ。」
「レタスなんかの葉っぱものに合うね(笑)。」
私「王道のアキテーヌのホワイト•アスパラ!」
家内「ドレッシング…、マヨネーズをアレンジすればとても楽しめます(笑)。」
「あ~、私アスパラ大好きです(笑)。ホワイトアスパラってグリーンアスパラより緑のニュアンスが強くなくて高級(笑)。」
「肉と一緒に焼いたり炒めたりするんだったら逆にグリーンアスパラの方が良いかな(笑)。」
「ホワイトアスパラは日に当てないからコストはかかる。でも日に当てないなんてちょっと残酷な発想(笑)。」
「そりゃフランス人ですからねぇ(笑)。」
「フォアグラも然り(笑)。」
「クジラ食べて何処が悪い(笑)!」←変なところで話が盛り上がる(笑)。
●
ランブルスコ サラミーノ・ディ・サンタ・クローチェ カンティーナ・ディ・カルピ・エ・ソルバーラ イタリア エミリア・ロマーニャ 微発泡 赤 サラミーノ・ディ・サンタクローチェD.O.C. 750ml 2168円税込
「あっ!懐かしい(笑)!私がマスキューさんの試飲会に来始めた頃に飲んだから良く覚えてますよ(笑)。何に合わせるのか?聞いたら、『カレー』って仰ってたのが印象的でしたっけ(笑)。」←浦和からお越しの強者Wさん。聡明な方なので迂闊なことは言えません(笑)。ちょっと冷や汗。
「スパイスとフォンドヴォー併せたようなちょっと肉肉したカレーかな(笑)?」←居合わせたMさんに助けられる(笑)。
「サンタクローチェ、チェなんですよね(笑)。」←Wさん、愛情溢れるご意見ありがとうございます!
「このランブルスコ、辛口で良いですねぇ(笑)。」
家内「ファンタグレープにはなっていませんね(笑)。」
「そうそう。ジャンクな味ではないんだよね。」
「ファンタグレープやコーラ飲みながら食事する人には甘いランブルスコでオッケーかもしれないけどね(笑)。」
「小粒のベリーの香りがみっちり入っている(笑)。」
「そうそう。それがとてもきめ細やかなんですよね(笑)。タンニンも柔らかだしね。上物のランブルスコなんだろうな。」
「ワインの香りに肉の香り…、ベーコン臭がしますね(笑)。あ~、肉食べたくなったぁ(笑)。」
「生ハム食べたい(笑)!個人的にはプロシュートよりハモン・セラーノ。でもランブルスコだから敬意を払ってプロシュートかな?う~ん、悩ましい(笑)!」
「熟成肉!」
私「日本じゃ食べられない!残念!」
「塩辛い脂のある肉!甘いランブルスコだったら焼き鳥のタレでもオッケーなんだろうけど(笑)…、そうだ!ジンギスカン!」←閃いてます(笑)!
私「おー!思いつきませんでした(笑)。冴えてますねぇ(笑)。」
「マスキューさん。このランブルスコは昨日開けたのですか?泡持ちが凄く良いですよね。」
家内「タンク内の熟成期間が長いためだと思います。安いランブルスコだと熟成期間が無い(笑)。ガス吹き込んで出来上がり!ファンタやコーラと同じです(笑)。」
「マスキューさん、このランブルスコ、『ガンベロ•ロッソ』のトレヴィッキオリ取ってるんですよね。それだけでも凄い(笑)。」
私「左様で…。『ガンベロ•ロッソ』はイタリアでは一番信頼出来るワインガイド誌ですから。このランブルスコは長い間ツー•グラス評価でようやくこの2024年最上位の評価を受けました。」
「トレ•ヴィッキオリを取れるワインってそのゾーンの中でベストのものしか取れません。2000円そこそこのトレ•ヴィッキオリは素晴らしいコスパ。」
私•家内「ありがとうございます(笑)!」
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May 24, 2025 by
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えへへ(笑)。
来週末のマスキュー試飲会のワインがほぼ届きました!
取り敢えずホッとしました(笑)。だってねぇモノが無ければ話にならない(笑)。物が来てもチェックしたらNGアイテムだったなんてたまにある。今回1アイテム該当(笑)。まだ試飲会までは日数的に余裕があるのでジタバタせずにそれもクリア(笑)。
今回個性派ばかりの5アイテム。箱を見るだけでもワクワク(笑)。先日トリのワイン『ブリュット』を紹介しましたが、トリの前のシチリアの赤もなかなかかな(笑)。2013年のネロ・ダーヴォラ。無灌漑のプリミティブなもの。しかも熟成したネロ・ダーヴォラってあまり飲んだことがない。でしょ(笑)。しかもリコルク、ウイヤージュ(補酒)した蔵出しワインですからイタリアワイン好きはお見逃しないように!
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May 16, 2025 by
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先週の出張試飲会で大好評だったのが、
コンテッセのロゼ•フリザンテ(笑)。
このワインは私の大好物なのですが、供出温度で印象が異なります。そこで一計(笑)。まずワインのティスティング、説明時には10℃ほどの温度で供出しました。このくらいの温度ならこのワインの果実味の複雑さを堪能出来ます。サクランボに小梅、それにちょっと塩味が加わりふっくら甘い。でもですね(笑)、ティスティングが終わり本格的に飲む際にグッと温度を下げビールに近い温度で供出。昼下がりですから暖かで、皆さんお酒も回り始めています(笑)。しかも乾杯で再スタートですから、これは完全な罠でございます(笑)。
皆さん共通しての第一声は『プハ∼!旨い!』。
『やっぱりサクランボよね!』
うつむき加減でしたり顔の私に気づいた方はおられないはず(笑)。
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May 15, 2025 by
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えへへ(笑)。
今日またサンプル届きました(笑)!
ちょっとご紹介しますね。右はボジョレーのシャルドネ。美味しいシャルドネがなかなか見当たらない昨今。家内の勘が当たるか(笑)?
左はローヌ•ヴィラージュの赤。正確にはヴァン•ド•フランス。何故かと言えばカラドック種を90%使用。カラドックなんて知らなかったですから、それだけで飲んでみるべし(笑)!
さあ、今月はこんなところにしておいてやろうか。今月はこんなところで済むかな?コレで決まれば良いのだが(笑)…。お願い!決まって!←
切実なのです(笑)。
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Apr 30, 2025 by
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「マスキューさん、オルソーニャのオレンジ•ワインとても美味しいんですけど、キャップが剥き出して貧乏臭い(笑)。節約のためですか(笑)?」
私「ケチでへそ曲がりなマスキューが絶賛するとそう受け止められても致し方無いのですが(笑)。実は違うかと。」
「キャップシールをしてないワインってほとんど無いですよね?」
私「キャップシールは壜口の保護の意味もありますが、それより隠すことが可能なのです(笑)。例えば量が均質に入っているか?」
「あっ、なるほど!キャップシールがあると見えない(笑)。」
私「あとコルクがぴったり入っているのは輸送中に温度変化のリスクに直面していなかった証です。瓶内の空気が温度変化により膨張•縮小するとコルク自体が上下します。ですから瓶内にコルクが引っ込んでいれば低温の結果。コルクが出っ張っていれば高温に晒された結果が予想されます。もちろん店内での保存法にも関わりますから、他人事ではありません(笑)。」
家内「マスキュー保存がいい加減だぁ!なんてことにもなりかねません。」
「なるほど!逆にキャップシールを使わないことが品質管理の証になっているんだ。」
「ちょっと声高に言うと業界では嫌われますが(笑)。ご内密に。」
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Apr 29, 2025 by
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●『ボスキ・アンティーキ』2017年 アジェンダ・アグリコーラ サン・ルチアーノ イタリア 赤 トスカーナI.G.T.750ml 2592円税込
私「この赤は1つ前の『牛』の兄貴分です(笑)。ワン•ランク上のキュヴェとなります。」
「おー、さすがワン•ランク•アップ(笑)。飲み応えあるね(笑)。」
「兄貴らしく大きさが違う(笑)。」
「日立のコマーシャルに出てくる『この樹なんの樹∼』の樹みたい(笑)。」
「『牛』より重厚な分スロー•スターターかな(笑)。ゆっくり香りが出てくる。」
「余韻も長くて大きい(笑)。高級ワインに通じるかな(笑)。」
「高そうなワインだよね(笑)。」
「ちょっとボルゲリのワインっぽいよね(笑)。パレオ?」
家内「スーパータスカン(笑)。カベルネ•フランでしたっけ?」
私「おっ!さすが!このワインサンジョヴェーゼ80%にカベルネ•ソーヴィニョンが20%のセパージュです。ちょっと香りにスグリ系のニュアンスがありますよね(笑)。あと構造がかなりガッチリしてるのもカベルネの影響かと(笑)。」
「チョコレートみたいな香りが心地良い。コテコテになってないのが良いね(笑)。」
家内「バリックで半分を熟成、あと半分はステンレス•タンク熟成です。過剰な樽香を抑えてますね(笑)。」
「なるほど細やかですね(笑)。でも小技を使った印象は無いんだよね(笑)。シンプルに美味しいトスカーナの赤ワインの感(笑)。」
「『牛』同様に重心は低い…。やはり生産者が同じ、共通してるよね(笑)。」
「共にキャンティより重厚なブルネッロやヴィーノ•ノヴィレ寄り。特に兄貴はキャンティのサンジョヴェーゼとは思えない。」
「シンプルな感じが好きだなぁ(笑)。」
家内「ちなみにアルコール分は14%。『牛』の方は13%となります。」
「なるほどね(笑)。兄貴はヴィンテージは2017年だし…。品質の差はかなりあるんだろうな(笑)。まだまだ熟成しそうだしね。」
「比べると差が出る(笑)。コストと設計図が違う。やはり値段の差だね(笑)。」
「マスキューさん!兄貴の方は後どれくらい熟成しますか?」
私「解りません(笑)。ただ今2017年で飲み頃の入口ですから…、取り敢えず2027年頃に1回飲んでみたいですよね(笑)。その時考える(笑)!」
「そ~だよね。我々明日どうなるかなんて解らないお年頃(笑)。何年先に想いを馳せるのは厚かましい(大爆笑)。でもそれって楽しいんだよね(笑)。」
「このワイン、牛肉に合わせるべきだけど、そんじょそこらの牛肉じゃダメだよね。霜降りの高級肉かな?」
「和牛の高級霜降りも良さそうだけど…、ちょっと違うかな?ちゃんと運動した健康的な…、運動しっかりして牧草を沢山食べた牛の肉なんだよね(笑)。」
「そうそう。『お前旨いものばかり食べて太って、ちゃんと立てるのか!』みたいな高級牛肉じゃないよね(大爆笑)。」
家内「そうすると極上のキアナ牛のTボーン•ステーキ!これで決まり(笑)!」
●ネグロアマーロ 2023年 ジウスティーニ•アヴォリア イタリア 赤 プーリアI.G.P. 750ml 2168円税込
「プーリアのワインというとプリミィティーヴォが有名ですよね。コレはネグロアマーロですか。」
「あとネロ・ダーヴォラかな(笑)?どれも濃くてどっしり(笑)。飲み応えと甘さが特徴?」
「あれ?コレ綺麗で飲みやすい(笑)。」
私「真っ黒になってないですよね(笑)。」
「うんうん。酸が生き生きとしてる。愚鈍な感じがない(大爆笑)。ゴメンナサイ!」
「う~ん。エレガントですなぁ。こんなプーリアのワインはお初(笑)。」
「かと言ってプーリアっぽさが無いわけじゃないんだよね(笑)。」
「素朴で純真な中2女子(笑)!」
私「お転婆じゃない(笑)。」
「若くてクリーンだよね(笑)。」
私「ブランドでティスティングしたらプーリアじゃなくて南フランスのラングドック辺りって答えちゃいそうです(笑)。」
家内「ラングドックのペズナス辺の…、とても濃いワイン?でも該当するワイナリーはないかな(笑)。」
「マスキューさん!このワイン、チョコレートのニュアンスがありますけど、樽熟成してますか?」
私「ステンレス•タンクのみです。チョコレートとかクリームっぽさありますよね。葡萄由来かと。」
「果実味はプラム系…、フランボワーズっぽさもある。」
私「ありがちなプルーンじゃなくて、もっと小粒の赤い果実のニュアンスですよね(笑)。キメの細かさを感じます。」
「そうそう。緩くないんだよね(笑)。」
家内「酸がしっかり残ってる感です(笑)。」
「マスキューさん、一般にプーリア辺りだと暑すぎるからワインに酸が残らないって言われますけど…、コレは酸がある。何故ですか?」
私「ワインの分析表を取り寄せると南イタリアの在来種は、実は酸をかなり多く残します。温暖化が進みフランスなどでは低い酸が問題になってますが、南イタリアは大丈夫みたいなんですよね。ただし、糖分が上がりすぎないような工夫が必要のようですが。」
「どうやるのですか?」
私「葡萄果の上に葉っぱを繁らせて日傘にしたり、光合成を旺盛にする元気が良くて大きな若い葉っぱを間引いたりするようです(笑)。」
家内「もともと暑い南イタリアの葡萄の方が耐熱性があるようです(笑)。」
「そうだよ!だってイタリアの葡萄栽培の歴史はフランスやドイツより遥かに古いもんね。」
「フランス、ドイツはローマの北進以降だもんね(笑)。」
家内「ところでこのワイン、何に合わせましょうか(笑)?」
「う~ん…、ラム•チョップ!」
「ドライ•フルーツを使えば割と幅広く使えそうですね(笑)。」
「フランボワーズ+クリーム+チョコレートの方程式に沿えば良さそう(笑)。」
●コート•デュ•ローヌV.V. 2023年ラ・バスティード・サン・ヴァンサン フランス ローヌ
赤 750ml 2828円税込
「マスキューさん!今回コート•デュ•ローヌがトリですね(笑)。どんな仕掛けかな(笑)。」
私「えへへ(笑)。まっ、どうぞお試しを!」
「あ~、癒される(笑)!」
私「でしょ(笑)。」
「優しい…、ひたすら優しい(笑)。」
「雑味がなくて…、とてもクリーン。しかも旨味がタップリ(笑)。美味しいなぁ。」
「花束みたい…。」
「マスキューさん!マスキューさん定番のグリニャン•レザデマールの『エミリアーヌ』に似てる?」
私「左様かと(笑)。さすが!良く覚えてくださいました。ありがとうございます(笑)!」
「ところで何故こんなに美味しいのですか(笑)?」
家内「まず低収量、1ヘクタール当たり28ヘクトリットル。一般にコート•デュ•ローヌだと50ヘクトリットルを超えます。」
「ということは、普通のコート•デュ•ローヌの半分くらい…、倍くらいの濃さなんだ。」
「ローヌ味なんだよね(笑)。」
私「香りの重心が低いですよね。」
「あと、何故こんなに綺麗なんですか?」
「あっ!私も言われたい。」
「違う、違う、意味が違う(大爆笑)。」
家内「私も言われたい(笑)!」
私「ワインにストレス感じませんよね。多分プレスはしてないですね。発酵槽から自然に熟成タンクに移しているはず。」
家内「すべてコンクリート•タンクなのでゆっくりエアレーションするし、温度が安定します。木樽は一切使用しませんから、衛生管理が楽で完璧。コンクリートはアルカリ性なので雑菌の繁殖を防げます。」
「へぇ~、コンクリートタンクって一石二鳥三鳥ですね(笑)。」
「栽培の良さ…、使う葡萄果が均質でとても上質な感じが伝わってきますよね。これ程優しいワインはなかなか無い。」
「マスキューさん!今回のラスト3本の並び素晴らしい!」
私「ありがとうございます(笑)。悩んだんですよ(笑)。最後のローヌがすべて持っていかないように(笑)、前の2本がそれなりでないといけません(笑)。」
「前の2本は個性的でしっかりしているから、戻っても大丈夫(笑)。特に5番目の良さが逆に引き立っている(笑)。」
私「重ね重ねありがとうございます(笑)。」
「最後の2本は共通項あるよね(笑)。共に綺麗(笑)。」
「マスキューさん!コート•デュ•ローヌのアペラシオンでこんな立派なワインを飲んだことありません。ジゴンダスやパフのハネ酒ではなく完全にコート•デュ•ローヌなんだよね(笑)。」
私「このドメーヌはもともとネゴスにワインを売却してました。ですから所有するアペラシオンの最も良いところを自分のドメーヌ産として元詰しているようです。」
家内「ドメーヌとして元詰を始めたのが、1980年代です。200年近く続くヴィニロンの家系で、所有畑も20ヘクタール以上あります。」
「なるほどね(笑)。ちゃんとリスク回避出来るからこんなチャレンジ出来るんですね(笑)。」
私「今でもまだネゴスに売却してるはずです(笑)。」
「ところでこのドメーヌのジゴンダスはどうですか?」
家内「赤さがあってピノ・ノワール的でもあるし、極上のジゴンダスです(笑)。このキュヴェの上らしいワインです。畑の良さを感じます。」
私「開けてから3日目まではひたすら甘露(笑)。それ以降中の強さが出てきて…、一筋縄でいかないワインです(笑)。」
家内「スタイルは共通しますが、大きさは二回りほど大きい(笑)。」
どうもありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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Apr 28, 2025 by
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昨日、一昨日、連休前にマスキュー試飲会にお越し下さりありがとうございました!
なんとなくまったり、ゆっくりな感じ(笑)。スローなマスキューらしくてちょうど良かったかな(笑)。
◑
ピノ・ロゼ フリザンテ N.V. レ・コンテッセ イタリア ヴェネト ロゼ 微発泡 I.G.T. マルカ・トレヴィジャーノ 750ml 1771円税込スクリュー・キャップ
私「マスキューの大定番のロゼ•フリザンテでございます。ヴィンテージ表記のないものですが、葡萄には作柄がございますから(笑)、今回のメイクから新しい葡萄に変わったようです。」
「そりゃそ~ですよね。年がら年中同じ味わいだと変(笑)。」
「あと葡萄の調達先が変わることもあるだろうしね。」
家内「基本コンテッセは自社畑の葡萄でワインを作りますからそれはないと思いますが、後から気がついたのですが、今回から表記が変わりました。I.G.T. マルカ・トレヴィジャーノがI.G.T.
トレヴェネツィエ•ロサートに変わってました。休み明けに確認します。」
「I.G.T.はコロコロ名前が変わったりするんだよね(笑)。なんでもオッケーに近い発想だからね。」
私「まっ、まっ、どうぞお試しを!」
「うわっ!爽やか!この季節ピッタリ(笑)。」
「とてもドライで爽やか(笑)。」
「色も綺麗ですよね(笑)。」
家内「前のメイクより色が濃いのです。ですから、前より重いワインかと思ってましたが、逆に軽やかでした(笑)。」
私「杞憂でした(笑)。前のメイク2022年はかなり暑くて逆に酸が少なかったようですね(笑)。」
「このくらいしっかり冷えてると美味しいね(笑)。」
私「ガッツリ冷やしました(笑)。作戦でございます(笑)。えへへ(笑)。」
「リンゴ酸がタップリだから冷やしたほうが良いのですね(笑)。」
「さくらんぼ…、綺麗な香りですよね。際立ってる(笑)。」
「香りが透き通ってる(笑)。」
家内「前のメイクはストロベリーでした。今回のメイクの方がリンゴ酸が多いですね。」
「私、このフリザンテ大好きで沢山お世話になりましたが(笑)、コンテッセは上手ですよね(笑)。いつもクオリティーが高い。」
私「このフリザンテ、明日になると、さくらんぼが小梅に変化します(笑)。」
「うんうん。今飲んでもプラム系の香りありますよね(笑)。」
「日本人好みの酸っぱさではあるよね(笑)。」
「何にでも合いそう(笑)。」
家内「前のメイクはホタルイカの沖漬けに合いましたよ(笑)。」
「塩味もあるしなぁ。」
「いずれにしてもキレがあるんだよね。でもちょっと甘いのかな?」
家内「残糖分は10g/lほどありますが、上手くマスキングしてますよね(笑)。」
「マスキューさんが強く冷やした訳が解りましたよ(笑)。」
「リンゴジュースみたい(笑)。」
「ところでマスキューさん、表ラベルに大きくロゼって書いてありますけど、イタリアだとロサートですよね?」
私「正解です(笑)!英語圏向けにロゼと書いたようですね。字の色もロゼ色だし(笑)。」
◑『ブリガータ・ヴェルデ・ラーメ』 ジビッボ 白(オレンジ) 2024年 (カンティーナ・オルソーニャ) イタリア シチリア テッレ・シチリアーネI.G.T. 750ml 2451円税込
「あれ?ロゼ2連発ですか(笑)?」
私「色似てますよね(笑)。でもコレはオレンジ•ワインです。葡萄の皮も一緒に発酵させたものです。通常白ワインはジュースだけで発酵させます。ですから皮の色がワインに付きます。」
「うんうん、たしかに白ワインではない(笑)。」
「ジビッポですかぁ。聞いたことない(笑)。シチリアの品種ですか?」
家内「マスカット•オブ•アレキサンドリアのシノニムです。」
「あれ?飲むとマスカットではない(笑)。甘夏(笑)!」
「凄く強くて…、口の中の広がり、余韻の長さは驚くほど(笑)。ハッとする(笑)。」
「何処までも突き進む(笑)。」
「たしかに甘夏の香りは強いですけど、とても複雑。甘夏だけではなく…、マーマレードみたいな…、プラムの香りもある(笑)」
「クラッカーにマーマレード乗せて食べながら飲んだら美味しいはず(笑)!」
「大きさ、深み、複雑さがある。なかなかかなりのワインですよ(笑)。」
「ソーダ割にしても良いくらい濃い(笑)。」
「柑橘類のピールの香りもするね(笑)。」
「芳香性の強いワインですよね(笑)。しかも華やかで万華鏡みたい(笑)。」
私「液体の濃度感と香りの強さのバランスが取れてますよね(笑)。高度な折り合いかと(笑)。」
家内「時間が経つと複雑さが増します。一風変わったエキゾチックな香草•香木•スパイスの香りが出てきます(笑)。」
「う~ん。親しみはあるんだけど…、なんと表現すれば…、ちょっとニッキみたいな…。シナモン!」
私「和三盆にシナモン入れたような(笑)。」
家内「スパイスだけで作ったカレー!あと排骨!」
私「それも中国人が理由もなく沢山スパイスを入れたような感じ(笑)。日本人の味付けではない(笑)。」
「マヨネーズに辛子入れたような感じでもある(笑)。ということは、辛子マヨネーズに合いますね(笑)。」
「華やかな香りに、とても複雑なスパイスやハーブのニュアンス。コレって両方兼ね備えたワインはあまりお目にかかったことがない(笑)。」
「しかもジビッポ単一品種なんだよね(笑)。」
「マスキューさん!オルソーニャって他にも扱いありますよね?」
家内「モンテプルチアーノ•ダブルッツォとマルヴァジアのオレンジ•ワインにペコリーノの白それにこのジビッポのオレンジワインが加わり現在4アイテムです。全部美味しい(笑)。」
私「始めがアブルッツォ州でコレはシチリア、あとカンパーニャとトスカーナです。どれ飲んでも個性的で面白いワインです。しかもすべて無添加のビオ•ディナミです(笑)。」
「ビオ臭くないですよね(笑)。しかも安い。常識的には2000円台のビオ•ワインなんて聞かないですよね。」
「う~ん。ワイン界でのブレーク•スルーだね(笑)。」
私「このオルソーニャが共同組合なのに驚かされます。日本の共同組合って保守的で、ともするとお役所の下達機関。自立してますよね(笑)。
更に躍進しそうです(笑)。」
「マスキューさん、ラベルに書いてある『ブリガータ・ヴェルデ・ラーメ』って何ですか?オルソーニャのブランド名でもあるようですが、意味は『緑青仲間』(笑)。殺菌効果のある緑青をボルドー液変わりに使う仲間達かな(笑)。古来より緑青を使うヴィニロン達の知恵にあやかったようですね。実際ボルドー液は買うと高い(笑)。ケチなのです(笑)。」
「ボルドー液って?」
私「防カビのために噴霧される亜硫酸銅です。あと防カビのために殺菌剤として亜硫酸塩が噴霧されることが多々。いい加減なビオ生産者は亜硫酸塩の使用は畑だから構わないと抜け穴を作っています。」
●
トスカーナ・ロッソ 2022年 アジェンダ・アグリコーラ サン・ルチアーノ イタリア 赤 トスカーナI.G.T. 750ml 1414円税込
「マスキューさん!今までこのワイン扱ってましたか?」
家内「実は今年に入ってからラベル変更しました。以前は黒いラベルで悲しげな牛の絵でした(笑)。」
私「昔一度マスキュー試飲会で登場しております。たしか…、赤ベコと黒ベコのセットで比較試飲しましたね(笑)。」
家内「我が家では毎年20本くらいは飲んでます(笑)。コスパが良いので、『迷った時はトスカーナ•ロッソ!』が合言葉です(笑)。」
「どれどれ(笑)…、あっ、美味しいですね(笑)。値段の割にタンニンがしっかりしてる(笑)。」
「我が家も良く飲みますよ(笑)。普通に美味しいんですよね(笑)。」
「とてもドライでしっかりしてる。広がり、余韻もちゃんとある(笑)。」
家内「セパージュのメインはサンジョヴェーゼですが、キャンティ等の酸っぱいサンジョヴェーゼではありません。」
「キャンティみたいな軽やかなスタイルではないですよね。同じサンジョヴェーゼでも違うんですね?」
家内「このワインはキャンティよりちょっと南側です。それ故ブルネッロやヴィーノ•ノヴィレのサンジョヴェーゼに近い印象です。」
「焼肉屋さんでカルビ食べながら胡座かいて飲みたい(笑)。」
「焼肉のタレに合いますね(笑)。」
「う~ん。私はカルビよりハラミを推します!脂の少ないロースでも宜しいかと(笑)。」
「たしかに牛肉に向いているワインだとは思いますが、ワイン自体邪魔するものがないから合わせる料理は幅広いかも(笑)。」
「そうそう、ミートソース系だったら何でも行けそう(笑)。」
「ローストビーフは完璧か(笑)。コンビーフでもオッケーかな(笑)。」
「鰻や焼き鳥だと無理があるかな(笑)?」
「マスキューさんが言うように、ラベル見てるとニヤニヤしちゃう(笑)。」
「そうそう(笑)。この牛、いまに食べられちゃうのにワイン飲んでる場合じゃない(笑)!」
「ヴィーガンの人達はラベル見ただけで怒りそう(笑)。」
「そうだよね。日本人がクジラ食べるの抗議してるもんね。牛はオッケーなんだよね(笑)。理解出来ない(笑)。」
私「クジラは古代より生きている希少な動物だからダメだと言ってます(笑)。理論的ではないですよね。」
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Apr 17, 2025 by
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先日ブログに書いた、ラ•バスティード•サン•ヴィンセントが作
るジゴンダス2021年とコート•デュ•ローヌ2023年今日飲みました(笑)。
う~ん。
実に優しい(笑)。昔のルージュ•ブルーを思い出しました。古樹と丁寧な作りの優しさに包みこまれました(笑)。
予想ではジゴンダスのハネ酒がコート•デュ•ローヌと、捕らぬ狸の皮算用しておりましたが(笑)、飲んでみると両者は別物。違う畑のものです。基本セパージュは同じようなものですが、コート•デュ•ローヌはあくまでもコート•デュ•ローヌ味でした(笑)。コート•デュ•ローヌが1級レベル、ジゴンダスはグラン・クリュのレベルです。ジゴンダスの方がちょっとピノ・ノワール的ですね。
でもですね(笑)、柔らかさは共通した意識。共に柔らか。凄く心地が良いのです(笑)。まあ、今風の作りではありますが、心動かされる出来栄え。
明日また飲んでみますね(笑)。
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Apr 03, 2025 by
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今日は家内と試飲会の反省会(笑)。
私「今回、トップはラヴィ&ローズだったね(笑)。いかにも春らしい味は求心力抜群(笑)。」
家内「サクランボまんま(笑)。しかもシラー(笑)。」
私「ピノ・ノワールみたいな薔薇っぽさはないけどあのピュアなサクランボの香りは秀逸だよね(笑)。」
家内「大日本ロゼ•ワイン普及協会の会長としては鼻高々(笑)。えっへん(笑)。」
私「あとジョージアが赤白共に好評だった(笑)。どちらかに片寄ると思ったんだけど、ドローの判定(笑)。」
家内「私も白が優勢になると思っていたんだけど、蓋を開けたら同じ。返り注文しなきゃ(笑)。」
私「あと割を喰ったのがモンテフィーノ•リゼルバ2009年。お値段も手頃だしクオリティーも高いから、トリのヴィーニャ•ダ•ペーニャ2005年より売れるはずと目算したけど大ハズレ
(笑)。」
家内「そ~だよね(笑)。一番高いヴィーニャ•ダ•ペーニャ2005年がラヴィ&ローズに次ぐ人気だったのはビックリ。マスキューのお客様の審美眼恐るべし!」
私「そうそう、番外編のチャチャ•クラシック今日発注しといたよ(笑)。コレもちょっと抜かった(笑)。舐めたらアカンぜよ!反省、反省。」
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Apr 01, 2025 by
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試飲会リポート番外編です(笑)!
それ何ですか?
私「『チャチャ』でございます(笑)。」
「ブログに書いてあった蒸留酒ですね(笑)。無色透明。」
私「今日の試飲会で2番目にお試しいただいたジョージアの白の搾り粕を蒸留したものと思ってくださいませ。ほぼ同じ品種のものでございます(笑)。」
家内「ただし、コレを飲むと、もうワインに戻れませんから(笑)、まず2番目の白を飲んでから『チャチャ』をお試しください(笑)。」
「アルコール分はいかほどですか?」
私「40度ございますので、ちょっとだけ注ぎますね(笑)。ケチな訳ではありませんからね(笑)。」
「イタリアではグラッパ、フランスだとマールかな。透明なものはグラッパでよく見ますよね(笑)。」
「おー!強烈(笑)!ワインと共通する白い花のニュアンス、そして安納芋の甘~い香り。」
「粘性があるよね(笑)。厚みがある。」
私「コレ、時間が経ってくると芋焼酎みたいになります。そして更に時間が経つと壱岐の麦焼酎みたいになります(笑)。」
「あ~、芋焼酎だぁ(笑)!何故こんなになるのですか?」
私「多分酵母臭かと。ワインでもリリース直後のものに似たような香りがします。」
「白ワインの搾り粕と赤ワインの搾り粕って違うんですか?白ワイン作りは一般に発酵前にジュースと果皮を分離しますよね。」
私「さすが!左様でございます。白葡萄の搾り粕は粕として発酵させる必要があります。赤ワインの黒葡萄は発酵修了後にプレス•分離しますから工程が違います。」
「そうするとコレは搾り粕を保存して発酵してから蒸留するんだ。この独特の癖のある香りはその結果なんですね(笑)。それにしても強烈(笑)。」
「ワインの香りを感じられない(笑)!私には無理(笑)。」
「口の中全体に液体を広げるとワインの味がするよ(笑)。」
「日本酒の山廃の原酒搾りたてにちょっと似てる(笑)。」
私「原料は葡萄の搾り粕ですが、元々濃い葡萄からの搾り粕だと粘り•濃さがより出ます(笑)。あとガチガチにプレスし過ぎると出来は良くないですね(笑)。」
家内「この手のものとしては、まずまず良い方です(笑)。」
「臭いけど、ケチ臭くは無い(笑)!」
私「座布団1枚(笑)!」
「こっちの茶色の『チャチャ』は何故茶色なんですか?」
家内「樽でサクッと熟成させてます。こちらの方が臭く無いですね(笑)。」
私「個人的には透明の方を何日もかけて飲むのが好きです(笑)。焼酎に無い厚みがあって満足感を感じます。癖が癖になります(笑)。」
家内「ロシア圏ではグレープ•ウォッカと呼ばれ高級品のようです(笑)。」
「なるほどね!コレはラッパ飲みするようなものじゃないよね(笑)。」
私「一般にウォッカは連続式の蒸留器で味も透明にしますから純粋なアルコール。コレは単式蒸留器で2回蒸留ですのでアルコールの純度が違います。」
「焼酎の乙類と甲類の差ですね(笑)。」
「大五郎と森伊蔵の差(笑)?」
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Apr 01, 2025 by
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●
サペラヴィ カヘティ 2023年 ルトヴェリシ ジョージア 赤 P.D.O.カヘティ 750ml
1508円税込
「あ~、濃くて素朴な感じが良いですね(笑)。親近感が湧く(笑)。」
「香りが重くてしっかりしてる。密度感がある香りですよね(笑)。」
「あ~、広がり余韻共に良いですね(笑)。」
「タンニンもタップリしてるけど、基本優しい(笑)。コスパ良いですよね(笑)。」
「コスパは抜群!」
「断然にイイ(笑)!」
「懐かしい感じ(笑)。郷土人形みたいな…、おばあちゃんからいただいた着物みたいな…、」
「和のイメージかな(笑)。」
「味噌なんか合わせやすいかな(笑)。」
「角煮なんか良さそう(笑)。」
「しっかりしてますよね(笑)。」
家内「カオールのマルベックにちょっと似てるかな(笑)?イチヂクみたいな甘くて赤い果実味。あと、ツバキの花みたいなニュアンス(笑)。」
「フランスのシュ•ド•ウエストのワインっぽいけど、ちょっと違うかな(笑)。やはりジョージアなんだろうなぁ(笑)。」
「やはりオールド•ワールドのワインですよね(笑)。特徴的だし飽きがこないスタイル。奥深さがありますな。」
「ニューワールドの今風のものとは根本的に違う。背景の生活•気候が浮かんでくる(笑)。」
「うんうん。質実ですよね(笑)。」
私「輪郭はさほど明瞭ではないけれど、ケチ臭くないですよね(笑)。さっきのジョージアの白と共通した感じですよね。共通したワイン作りの意識を感じます(笑)。値段も生産者も同じですからそう感じるのも不思議ではないかな(笑)。」
「赤いプラム系のニュアンス(笑)。」
「後味…余韻にちょっとココアっぽさがあってイイなぁ(笑)。」
「思い出した!岡山で飲んだ山ブドウのワインに似てます(笑)!」
「ちなみにアルコール分はいかほどですか?」
家内「え~と、12.5%です。」
「もっと高いかと思いましたよ(笑)。この濃さで12.5%ですかぁ。マスキューさんがよく言う折り合いの付け方の違い(笑)?面白いですよね(笑)。」
「アルコール分が高ければ良い訳じゃないんだよね(笑)。全体のバランスなんだな(笑)。」
「マスキューさん!ジョージアの白→ルーマニアのロゼ→ジョージアの赤、この並び絶妙ですね(笑)!飲んでみて必然性が解りましたよ(笑)!」
私「えへへ(笑)。ありがとうございます。でもですね(笑)、まだ終わりではありませんから(笑)。このあと凄いのが2本ございます(笑)。」
●
モンテフィーノ・レゼルヴァ 2009年 モンテ・ダ・ペーニャ ポルトガル 赤 ヴィーニョ・レジョナル・アレンテジャーノ 750ml 2451円税込
「アレンテージョって何処ですか(笑)?」
家内「スペインとの国境の何もないようなところです(笑)。」
私「セパージュはポートに似てます。それ故ワインも強い(笑)。まっ、まっ、お試しを!」
「あ~、コレ凄い!圧巻!渦巻いてる(笑)。」
「中に詰まったものの分量が大量で膨大(笑)。」
「パワーが尋常ならざるレベル(笑)。」
「かといって暴力的ではない。熟成の妙なんだろうなぁ(笑)。」
「コレにブランデーを添加したらポートになりそう(笑)。」
家内「昔マスキューで扱っていた『ジンブロ』を思い出しました(笑)。似たようなポートに通じる辛口の赤でしたっけ(笑)。」
「2009年ヴィンテージとは思えない若さ(笑)。圧倒的な生命力ですよね(笑)。」
家内「セラーに寝かせておいたワインを出荷前にコルクを打ち直しています。ですから不良品が無く、状態がとても良いです(笑)。」
私「家内ともども大好きなワインでして…、ただ以前のメイクが2005年で同じように良かったのですが、コルクが限界だったのでフェイド・アウトしてしまいました。今回はリコルクしてからの出荷となります(笑)。」
「余韻がいつまで経っても消えない(笑)。」
「香りも消えない(笑)。」
「う~ん。深いよね(笑)。ココアやチョコレートのニュアンスが…、素晴らしい!」
「マスキューさん!このワインが2451円って破格よね(笑)。考えられない!」
私「ありがとうございます!インポーターさんと生産者の関係が良好な証ですね。あと、生産者が元々良心的なのかと(笑)。」
ちょうどTさんご夫妻ご来店。Tさんは私の知り合いの中でもっとも海外経験豊富な方です。ラッキー(笑)!
Tさん「アレンテージョ行ってる日本人はほとんどいないんじゃないかな?何もない砂漠のようなところですよ。観光するようなところでもないし(笑)。近い観光地のエボラもなかなか日本人の観光コースには入らないし。」
私「エボラ?」
K先生「ドクロで壁を作ったような教会ですよね。」←ちょうど居合わせた旅行好きのK先生
私「ドクロですかぁ!」
Tさん「そう、ドクロがぎっしり壁のように積み上げられている。日本人は引いちゃう光景。」
家内「うわっ、無理。」
私「ドクロですかぁ。洗骨したものだから経緯も想像したくない。」
T夫人「アレンテージョはたしかコルクがあった(笑)。それも薄く加工してバッグや小物、布のように使ったり…。お土産買っちゃいましたよ(笑)。」
私「コルク樫の産地ですよね(笑)。」
K先生「このワイン、カカオに合いますね。ちょうど家にピープル•ツリーのチョコレートあるから取ってきますね(笑)」
私「わざわざそんな…。」
K先生はご近所の歯科医の女医さんで我が家は代々お世話になっております。治療が痛くないのでお子さんにもお勧めです!
K先生「フェア•トレードのチョコレートなんですが、溶けやすくて夏は売っていません(笑)。」
私•家内「あ~、フルーティー!カカオ豆の味わい(笑)。もちろんこのワインにはマリアージュ!
ちょうどマスキューに頂き物の和三盆がありましたのでそれもチャレンジ(笑)!」
K先生•私•家内「コレもマリアージュ(笑)!とても美味しい(笑)!」
やはりこのワイン、ポートと同じように甘味に親和性があるようでございました!
皆さんのご協力をもってマスキューの試飲会は盛り上がっております。
ありがとうございます!
●
モンテ•ダ•ペーニャ レゼルヴァ レッド 2005年 モンテ・ダ・ペーニャ ポルトガル
アレンテージョD.O.C. 750ml 3488円税込
「あ~、言葉を失う!」
私「紛れもないグレート•ワインでございます(笑)。」
「折り重なるような味わい。一つ前の2009年とは別物。」
「これは美しさの極致(笑)。非の打ち所がないし、完成した感だね(笑)。なかなかこんなワインには当たらない(笑)。」
「色にちょっと古さがあるけど、酸化した感じはない。凄いね(笑)。長期に亘って熟成するワインなんですね(笑)。」
私「これ程長いスパンで熟成するワインは2000年代以降には無いかもしれません(笑)。」
「完璧なエレガンス(笑)!」
「旨味の塊(笑)。とにかく美味しい(笑)。」
「小粒のプラムのニュアンスが可愛い。舌の上をコロコロ転がる(笑)。」
「しかも飲みやすい(笑)!」
私「ちなみにアルコール分は14%です。今日のワインの中で一番アルコール分は高いです(笑)。蛇足ですが2009年は13.5%かな。」
「え~、2009年より高いとは!」
家内「この生産者の一番上のワインです。」
「洗練されているんだよね(笑)。
私「ラベルに大きく書かれてるモンテ•ダ•ペーニャは生産者名です。気合の入れようも違うかと(笑)。」
「飲み頃になるまで20年くらいはかかるんだ。」
私「このワイナリーの一番良いパーセルのものだけで作ったワインです。古樹由来の、透明感のある旨味がすごいですよね(笑)。毎年は作れないようですが(笑)。」
「う~ん、これもまた良心的な値段ですなぁ(笑)。」
家内「2009年を含めてこのワイナリーでは通例トゥーリンガー•ナショナル25%、トリカデーラ25%、アラゴネス25%、アリカンテ・ブーシェ25%の割合でワインは作られます。この割合はポートのような比率です。しかし、2005年はセパージュがちょっと違います。2005年はトゥーリンガー•ナショナルが入って無く、トリンカデーラが55%と比率が偏ります。この辺りが肝のような気がします。」
「ところでこのワインは何に合したら良いのでしょうか(笑)?合わせる食べ物が思い浮かばない(笑)。」
家内「アレンテージョの食べ物を調べると質素。このワインに合わせる料理は見当たらない(笑)。干し鱈、豆、オリーブオイルくらいしかでてこない(笑)。」
T夫人「干し鱈のコロッケ美味しかったけど、このワインにはちょっとねぇ(笑)。」
私「フォン・ド・ヴォーとかヒュメ•ド•ポワゾン…、等のソース文化圏のワインでは無いですよね(笑)。」
「精々ハードタイプのチーズかな(笑)?」
「私はこのワインだけで充分かな(笑)?」
私「個人的にはスペインのスカラ•ディプリオラート1976年グラン•レゼルバを思い出しちゃうんですよね(笑)。飲んた時思い出して泣きそうになりましたよ(笑)。」
ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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