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やはり12.5%ですかね(笑)?

Sep 30, 2013 by weblogland |
土曜日の試飲会のおさらいです(笑)。

「店長 よく収まりが良いとか言いますけど、それってアルコール分のことですか?」
私「はい。基本的にはアルコール分ではありますが、ワイン自体のアルコール以外の成分とアルコール分の折り合いがつく高さのアルコール分のことです。」
「実は私、アルコール分12.5%くらいのワインが好きなんです(笑)。」
私「それはそれは!私と一緒です(笑)。ロワールなんかアルコール分が12.5%くらいがベストですよね。濃くても12.5%くらいに収まったワインはエレガントで秀逸。すべてに無理が無く、渾然一致しますよね。」
「でも、南フランスにいくと13.5%が良いと思いませんか(笑)?」
私「そーなんですよ(笑)。14%を超えてると暴力的になりがちですよね(笑)。まあ、酸とのバランスですから、15%に近いアルコール分のワインでも稀に収まりの良いワインもありますが。」
私「あと、笑い話でもなんでもないんですが、カリフォルニアのデヴァイス校が官能試験したところ13.5%が一番アルコール分を感じないという論文を発表しました。この結果、カリフォルニアワインは13.5%に右に習え(笑)。成分調整すれば簡単にアルコール分も調整できます。たしかにあのスタイルだと13.5%が良いのでしょうが…。どれ飲んでも似たワインになる訳です。」

ご質問いただいたKさん、ありがとうございました!

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ドメーヌ・コアペ

Aug 30, 2013 by weblogland |
今日、マスキューの常連のお客様 ワイン・ラヴァーのAさんいらっしゃいました。
Aさん「まだまだ暑いですね(笑)。ところでホームページに載ってたドメーヌ・コアペのワインどこですか(笑)?」
私「早速ありがとうございます。こちらです。」
Aさん「ほっほっ、これが『ジェゼー』ですね(笑)。」
私「お恥ずかしい(笑)。」
Aさん「マスキューさんのドメーヌ・コアペの記述、面白かったですね。ついついホームページにあったコアペに飛びました(笑)。しっかりしたドメーヌでビックリしました。なんでマスキューさんが田中角栄なんて例えたか解りましたよ(笑)。それにしても豊かな生活をしてましたよね。」
私「日本の農業だと考えられませんよね。」
Aさん「今風に言うと、農業の第6次産業化が進んでますよね(笑)。」
私「日本でもコアペのような形を目指す所が出てきました。」
Aさん「生産者が販売まで考えてますよね。」
私「造ることだけではなく、マーケティングなどの販売戦略やブランド戦略がありますよね。この点フランス人は長けてますね(笑)。」
Aさん「そういう時代なんですね。」
私「はい。でもコアペのワインは特色がありますから、単なる金太郎飴のグローバリゼーションじゃありません。この点、良く解ってますよね(笑)。」
Aさん「マスキューさんは変わったもの捜すの得意だからなぁ(笑)。最少ジェランソンってどこだか分からなかったですよ(笑)。」
私「こんなに多品種のワインが揃うのは日本くらいでは?グローバリゼーションの恩恵です(笑)。」
Aさん「日本人って、好奇心豊かだからね(笑)。」
私「日本人はブランド嫌いじゃありませんが、単にブランドだけでは飛びつかない実直さもありますから、こちらも選び甲斐があります(笑)。」

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またまた試飲会の番外編(笑)。

Jul 30, 2013 by weblogland |
「マスキューさん。ロゼ売れてます?」
ワイン・エキスパートで中華街の名店の看板娘(お嫁さん)Oさん。
「なかなか売れないんですよね。この前いただいたチェラスオーロのロゼなんかピリ辛中華には持ってこいなんですけどね。」
「へぇー、そうなんですか?Oさんのお店めちゃくちゃ美味しいし、チェラスオーロなんか打ってつけですよね。グラス売りしたら?」大日本ロゼワイン普及教会CEOのKさん
看板娘Oさん「とにかく一度飲んでもらわないことには、どうにもなりません。」
私「Oさんのお店お客様の年齢層が高いから、ロゼワインに良い印象を持っていない方が多いのかもしれませんね。」
ボルドー・ワイン・ラヴァーで大日本ロゼワイン普及教会の会頭候補のOさん曰く「昔のロゼは甘くて酷かったからなぁ。食事に合わせる代物じゃなかったよね。」
CEOのKさん「Oさんも教会に入ってくださいよ(笑)。」
看板娘Oさん「うぐいす嬢だったらできますよ(笑)。」

こうして看板娘Oさん、大日本ロゼワイン普及教会スポークスマン就任の運びとなりました。
めでたしめでたし(笑)。

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シャンパン談義の続き

Jul 26, 2013 by weblogland |
明日は試飲会です(笑)。
セラーの前の棚に試飲会で出すワインが並びました。



へへへ(笑)。
新しいワインが並んでいるのを見ると、ついついニヤニヤしてしまいます(笑)。
今回は白ワインが多いのですが、なかなか個性派揃いです。皆さんのご感想が楽しみです(笑)。


ところで昨日のシャンパン談義の続きです。
家内「確かにエグリ・ウーリエアンジェリーヌみたいな極上のシャルドネの香りは良いんだけど、普段飲むには高級過ぎるよね(笑)。」
私「それもそーかもね。木樽熟成するシャンパンって、それなりに濃さはあるしね。」
家内「そーなんだよね。立派なレストランの料理じぁないとダメだよね。たまに家で飲むには、木樽熟成しないブラン・ドゥ・ブランなんかが相応しいよね。」
私「そうすると、味わいのタイプは似てくるね(笑)。」
家内「私は秋空を突き抜けるようなピエール・ジモネに尽きるね(笑)。」
私「あの純粋さはブラン・ドゥ・ブランの有るべき姿だよね。でも一方、もっとシャルドネらしいアプリコットのニュアンスがしっかりしてるヴォアラン・ジュメルなんか好む人いるよね。」
家内「そーだよね。ヴォアラン・ジュメルって春の空みたいな感じするよね。潤いと温かみがあるよね。」
私「冴えてるね(笑)。」

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シャンパンの続き

Jul 25, 2013 by weblogland |
シャンパン
昨日のシャンパンの続きです(笑)。

家内「それにしても不思議なのは、エグリ・ウーリエにシャルドネが25%しか入っていないことだよね?」

私「ピノ・ノワールが75%なのにシャルドネの香りが優位だよね。」

家内「あの圧倒的なアプリコットの果実味は、どう考えたってシャルドネだよね。」

私「J・ラサールの『アンジェリーヌ』もシャルドネは40%でピノ・ノワールより少ないんだよね。でも味わいの中心はアプリコット…。やはりシャルドネなんだよね。」

家内「そうするとシャンパーニュでは香りの強さはシャルドネが最も強いんだよね。」

私「あのアプリコットや桃の香りは尽力されて造られた、しかも特別な畑でしか出ないシャルドネ固有の香りだよね。」

家内「そこがグラン・クリュの証かな(笑)。」

私「ブラン・ドゥ・ブランはもちろんだけど、アッサンブラージュ・スタイルだと、いかに良いシャルドネを入れるかに全体の品質は左右されるんだろうな。」

家内「シャルドネの品質ってかなり重要なんだね。」

私「ブラン・ドゥ・ノワールに近いようなシャンパンにシャルドネをちょっと入れたくなるのが分かるよね(笑)。香りの幅がぐっと広がる。」

家内「シャルドネは魔法の秘薬だよね(笑)。」

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ボジョレーの作柄情報

Jul 19, 2013 by weblogland |
今日も暑かったですね。

マスキューでは白ワインとロゼしか売れません(笑)。ここまで暑いと我々売る側もついつい白やロゼあと泡を勧めてしまいます(笑)。

お蔭さまで山羊のロゼだけは好調です。スペイン ペネデスでロシャレルが造るアマルティアのロゼです。

大日本ロゼワイン普及協会の会長(家内)曰く「食事の際、肉まで合わせられる優れ者です。」

同じく大日本ロゼワイン普及協会の理事長(私)曰く「ストロベリーなんかを使ったデザートとの相性も抜群です。」

会長と理事長のツープラトン攻撃で普及を計っております(笑)。

ところで、今年の作柄情報がまた入りました。

ボジョレーの情報です。

今年は収穫が10月になりそうとのこと。

うーん。

やはり花ぶるいや開花不良があったようですね。

通常開花から100日ほどで収穫となりますから、逆算すると開花が7月になります。通例はそんなに遅くないですから、アクシデントがあったようです。葡萄樹は、花芽がダメになっても再び開花します。凄い遺伝子なのです。ただし収穫量は通例より減りますから、この点生産者は苦しくなります。

あとは収穫まで天候が順調ならば、より凝縮した素晴らしい果実が得られます。

お祈りしましょう!

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2013年の作柄ピンチかも?

Jul 18, 2013 by weblogland |
うーん。
2013年の作柄ピンチかも?
今日、或生産者の作柄情報が届きました。
内容はあまり具体的に作柄に触れていませんが、収穫が遅れそうで収穫量も少なそうな感じでした。
6月から7月にかけて良くなかったようですね。花ぶるいやカビ病が発生したかも?

もちろんまだ7月ですから先は解りませんが、なんやら嫌な雰囲気です。最近のニュースから、チェコで大雨が降り大洪水。2002年を連想しました。たしかあの年はヨーロッパ南部で洪水が起き、畑ごと流されたり散々の年でした。

今年は今のところ生産量は少なそうですが、夏後半から秋にかけての天候次第では驚くような葡萄が収穫出来ることがあります。もちろん生産者の不屈のハートがないとダメです。どれ程畑で尽力するかが分かれ目になります。ただその努力が報われるかどうかは別です。
祈るのみ!

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温暖化が進みあのリースリングが造れなくなるかも

Jul 14, 2013 by weblogland |
今日は昨日よりは、陽が出てない分楽でしたね。それでも暑いか(笑)。子供の頃は35℃なんてならなかったですよね?でも、こうなったからには仕方ありません。耐えるしかない。
我々人間は足があり移動できますから、暑ければ涼を求めることが出来ます。でも植物は移動出来ませんから、大変でしょうね。もちろん環境の変化に対応して植生を変えることもしますが、時間がかかる。
ましてや栽培される商品作物は、品種改良や栽培地を変えるしかありません。そうなると大事です。栽培する人間は一緒に移動出来ませんから、違う作物を栽培するしかありません。

ドイツのワイン産地では、温暖化が進みあの芳しいリースリングが造れなくなるかも知れないと問題になってました。温暖化に伴い晩熟性のリースリングの収穫が早まることが根拠でした。
でも最新の研究によると、葡萄果が成っている上の枝の成長点以外の葉を間引くことで葡萄果の成熟を遅らせることが出来るようです。
この研究でドイツの葡萄界は胸を撫で下ろしたようです。

でも、そうなる頃にはもうリースリングの人気が無くなって栽培する人もいなくなっているかも(笑)?ワインは確かに自然の産物ですが、造るのも飲むのも人間です。天候などの自然より、人間のやることの方がうつろい易いのが真実です(笑)。
実際、美味しいリースリングは減っています。目先の品質の向上に労力を注ぐことの方が大事だと思いますが…。

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そのワインなんと混植混醸なのです

Jul 07, 2013 by weblogland |
今日はめちゃくちゃ暑かったですね。暑さにまだ体が慣れていませんから、厳しかったです。
そんな中、今日マスキューはお休みですが、閉まった店の中でワインのお勉強してました(笑)。
この暑さですから店は閉めていてもエアコンは点けてます。暑さ凌ぎには持ってこいなのです(笑)。ワインだけ涼しくするのはもったいないので、私もちゃっかり便乗した訳です。自宅のエアコンは使わない我が家の生活の知恵(笑)。

そうそう、今日はオーストリアのワインを調べてました。じつはおもしろいオーストリアの白ワインを見つけたので、お勉強です(笑)。
そのワインなんと混植混醸なのです。
味わいも、あまり経験したことのない味わい。好奇心を掻き立てる素晴らしい味わいでした。
調べてみるとオーストリアでは伝統的な醸造法とのこと。最近また流行りだしたようです。
グローバリゼーションのアンチテーゼとも言えそうです。
あまり数がないようですが、早速明日発注しようと思います。まだ、あるかな?

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エル・マセットの価格が上がるようです

Jul 04, 2013 by weblogland |
どうやら10月からエル・マセットの価格が上がるようです。
南フランスの私の愛するドメーヌ・ラファージュのワインです。エル・マセットだけではなく、ノヴェラム・シャルドネも同様に上がるようです。
今現在はどちらも1155円税込みで販売していますが、1500円近くになりそうです。
そっ、そっ、そんなに!
いくら円安でも…!
聞くところによると、インポーターさんの為替予約が終わるのと、リリース価格が上がるダブルパンチだそうです。
もっとも輸入当初の価格もその位でしたし、今までが安過ぎたと言えばそれもそうですが…。
どうやら、これから秋にかけて値上げの波がきそうです。インポーターさんの在庫も夏場に入る頃には少なくなります。そして夏過ぎて秋口から、輸入が本格的になるのが、通例です。
じわりじわりと円安の影響が迫ってますね。でも、景気が回復しないのも困りますから、痛し痒しです。我々は、為替が行き過ぎないのを祈るのみ!

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さすがマストロベラルディーノ、芸が細かいですね

Jun 09, 2013 by weblogland |
今日マストロベラルディーノのグレーコ・ディ・トゥーフォー2011年とファランギィーナ2011年を飲みました。
ちょうどフィアーノ・ディ・アヴェッリーノをご購入下さったお客様と、急遽テイスティングしました(笑)。
供出温度は常温でしたが、グレーコは思った通り(笑)。洋梨や桃をかじったような溢れんばかりの果実味。
ファランギィーナは酸がしっかりしており、広がりはさすが。様々なニュアンスがありますね。植物っぽさがありしっかりしたニュアンス。
私「ファランギィーナの方はマロラクティック醗酵をしていません。でもグレーコの方はしてます。品種で造り方を変えてます。」
お客様「あっ!グレーコは洋梨と白桃のまんま(笑)。」
家内「やはりグレーコはリンゴ酸が邪魔になるのかな?」
私「多分そうだね。洋梨や白桃のニュアンスはマロラクティックやらない方がハッキリでるんだろうな。」
家内「ファランギィーナの硬質なニュアンスにはリンゴ酸は逆に必要かな。」
私「ゆっくり飲んで確認したいね。」

さすがマストロベラルディーノ、芸が細かいですね。

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フランスやイタリアはどんな塩梅?

Jun 07, 2013 by weblogland |
梅雨らしくないですね。
今日は一日中曇り空で、しかも時折パラパラ雨が降りましたが。どうも梅雨っぽくない(笑)。じとっとして蒸し暑い嫌な感じがないですよね。空気が割に乾燥した感じがあり、過ごしやすいくらいです。不快指数を感じません。
この違和感、『梅雨』という自然現象を『梅雨』という言葉で無理に言語化概念化したからでしょうか(笑)?単に『梅雨』に対して持っているイメージと違う『梅雨』に戸惑っているだけなのか?『梅雨』からしたら「大きなお世話」かもしれないし(笑)、はたまた科学的に環境汚染が原因なのか?
いずれにせよ私の思考では解りませんが、葡萄の生育が心配です。
東欧、中欧では大雨で河川が氾濫大洪水です。ヨーロッパは川自体長いですから、洪水になると一日や二日くらいでは水はひきません。
また、この時期雨が多いと葡萄の葉が病気になったり、開花不良になったりする恐れがあります。フランスやイタリアはどんな塩梅でしょうか?
今度インターネットで調べてみます。リアルタイムで情報は入りますから極めて便利です。でも天候を変えることは出来ません。祈るのみ!

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ソムリエ試験対策

Jun 01, 2013 by weblogland |
ここのところ資料作りをしています。
何の?って、
実は、ソムリエ試験の資料です。8月が一次試験ですから、もう残された時間は二ヶ月あまり。あるところから「どうにかならないかな?」と相談されました。
もう時間がありませんから、オーソドックスな勉強では間に合いません。この際ワイン原理主義者の看板を降ろし(笑)、試験に合格するためだけの方法を模索中です(笑)。
70点でも100点でも同じ合格ですから、今からの勉強で70点を目指すしかありません。効率の良いノウハウしかありません。
予備校の先生みたいで不本意ですが、合格者は人生が変わります。
サービスに従事する人間が世間的に認められる資格はソムリエしかありません。もちろんソムリエは『お運びさん』で『ウェイター』です。でも厚生省の職業区分の中に入っています。ヨーロッパではバーテンダーの下にソムリエは位置づけられますが、日本ではバーテンダーは厚生省の職業区分にすら入っていません。どちらが上・下と言う訳ではありませんし、議論に時間を費やしても何も変わりません。
実際私もソムリエ資格の恩恵を受けています。
バーテンダー諸氏!
「お酒の勉強の一環でソムリエの資格を取りました。」とお客様に言えるようになりましょう。
人生が変わります!

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まさに今風。しかも最先端行ってます

May 31, 2013 by weblogland |
今風って?

今日ご来店された常連のBさんから質問されました。
Bさん「マスキューさん、ブログで読みましたが、『今風のワイン』ってどんなワインなんですか(笑)?」
私「いつもお世話になっております。ブログご覧でしたか(笑)?簡単に言うと酸が少なくてタンニンが多いワインです。すぐ飲んですぐ美味しいワインとでも言いましょうか?」
Bさん「私のお気に入りの『モラゴン』なんかもそうですか?」
私「はい。まさに今風。しかも最先端行ってます(笑)。」
Bさん「美味しいですよね(笑)?」
私「もちろん!今すぐ飲んでとても美味しいですよ。」
Bさん「今風のワインはどこか欠点があるんですか?」
私「うーん。欠点と言って良いかどうか判断の難しいところですが…。長期の熟成は望めません。数年の内に飲むべきワインです。」
Bさん「なぜ熟成に向かないんですか?」
私「酸が無いことと、タンニンが開きもうワインとしては出来上がっている点ですか。」
Bさん「逆にだから今飲んで美味しいんだ(笑)!」
私「はい。この価格帯では驚くほどの堅牢さもありますから、コストパフォーマンスは高いかと。」
Bさん「そうすると高いワインは今風じゃないんですね?」
私「いいえ。かなり今風が多いです。今風でも、ちゃんと造っていれば熟成しますが、絶対に20年なんかもちっこない高級ワインはざらにあります。」
Bさん「じゃあ、娘の誕生年のワインをとって置くのは…。」
私「正確に熟成を遂げたワインでしたら、蔵出しで20年後に買うのが一番リスクがありません。でも娘さん同様、大事に20年保管した方が思いはありますね。」
Bさん「20年後、娘もワインもぐれていたら最悪だな(大笑い)。」

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葡萄の葉は伸展期に入ります

May 30, 2013 by weblogland |
もう5月も終わりですね。そろそろ入梅とか。ちょっと早い気もしますが。この春は桜の開花も早めでしたから、気候が若干前倒しになるのでしょうか?人間は気候の変化には着る服を変えるなどして対応できますが、植物はそうはいきません。暖かさに誘われて芽を出した途端寒波に襲われたりすればダメージを受け、場合によっては枯れてしまいます。また、いくら天候に恵まれたといっても、気候が1ヶ月も前倒しになると、出来る作物の味わいに影響します。
2011年のヨーロッパは収穫が1ヶ月も早まり、出来上がるワインが心配されました。味わいは良かったのですが、収穫がバケーションと重なり収穫人の手配が間に合わなかったところもあったようでした。このため果実が過熟するなどの障害が一部であったようです。
昨年2012年は久しぶりの不作。出来たワインの量が半減した生産者もあったようです。
一年に一度の収穫ですから、天候不良で収穫をダメにしたら生産者は死活問題です。
今年はどうなることやら?これから葡萄の葉は伸展期に入ります。うんといっぱい枝が伸び葉が良く繁ることを祈ります。
これから目が離せません。

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私の妄想通りの造りのワインです

Apr 26, 2013 by weblogland |
またサンプル取り寄せちゃいました(笑)。

もちろんまだ一度も飲んだことのないワインですが…。
当たりそうな予感がします(笑)。

ここのところ捜している南フランスの薄旨いワインです。
ミネルヴァのビオ系生産者のワインです。うんと低収量で栽培した葡萄を、短い醸しでマセラシオン・カルボニックをかけたりしながら造っているようです。
あった!
私の妄想通りの造りのワインです(笑)。
ただグルナッシュの比率が50%位と、ちょっと低いかもしれません。
農薬もほとんど使ってないようですし、SO2の使用も瓶詰時にわずか20ppmほど。香りの広がり、余韻の美しさが期待できますね(笑)。
この薄旨い可能性の高いワインと、その上の上級キュヴェも一緒に取り寄せました。

試飲会に行かないでも、想いのワインに当たることは良くあります。良いワインは宣伝しなくても売れる!
あと、インポーターさんがブルゴーニュ好きのスタッフが多いのも、好材料です。このインポーターさんは輸入を決定する際、スタッフ全員で決めるそうです(笑)。
訳の解らないクルティエの、言うがままワインを輸入したりしません。私の信頼度は高いインポーターさんなのです。

あー。
楽しみです(笑)。

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右岸のコート・ド・カスティヨンのワイン

Apr 18, 2013 by weblogland |
ここのところボルドーで新しい発見がありました。
家内が試飲会に行った後サンプルで取り寄せたワインです。
右岸のコート・ド・カスティヨンのワインです(笑)。
もともと家内共々好きなアペラシオンなのですが、2009年からあの辺りのマイナーアペラシオンがコート・ド・ボルドーというアペラシオンに変わりました。格下げに近い扱いとなってしまいました(トホホ)。たしかに、華が無く、決して飲みやすい万人受けするアペラシオンではありませんから、仕方ないのですかね。正直売りやすいワインではありません(笑)。
だって一言で言えば「墨汁のようなワイン」ですから(笑)、致し方ないかも?
でも、好きなんです!
今回見つけたカスティヨンのワインはクラシックなスタイルを残した斬新なワインです。重厚なタンニンにクリアネスがある今までのカスティヨンにないスタイルです。造りにイノヴェーションが伺える優良なワインです。
もちろん、今月の試飲会に出す予定ですが、インポーターさんの輸入予定が試飲会に間に合うかどうか微妙な日程です。
間に合えば良いのですが…。
ちょっとハラハラしています(笑)。

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カリニャンって難しいですね。

Apr 13, 2013 by weblogland |
うーん。
カリニャンって難しいですね。
主に南フランスで栽培される葡萄品種です。基本的に補助品種ですし、経験上あまり良い印象がありません(笑)。多産性ですから、安いワインにブレンドされがちです(笑)。ちょっと鉄っぽくてチープな印象がします。
でも、南フランスのフィトウなどは驚くべき深みを発揮しますから、きっと高級な造りをすれば隠れたポテンシャルを発揮するかも?
昨日、家内とカリニャンを飲みました。
私「これ、力いっぱいカリニャンだなぁ(笑)。」
家内「でも、チープな感じじゃなく、独特の個性があると言うべきかな(笑)。」
私「この感じ何が合うかな?」
家内「生姜なんて合うよ(笑)。今食べてる油揚生姜味だから、とても合うよ(笑)。」
私「おー!これだったらイイね(笑)。あの独特の香りは生姜に合うんだね。」
家内「生姜をつなぎにすれば和食でも肉でも幅広く使えるよね(笑)。」

目から鱗の食べ合わせでした(笑)。やらなきゃ解りませんね。

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コート・ド・カスティヨンのワイン

Apr 11, 2013 by weblogland |
先日久しぶりにボルドーワインのサンプルを取り寄せました。

コート・ド・カスティヨンのワインです(笑)。右岸のアペラシオンでマイナーですが、なかなか良いワインができます。派手さはありませんが、色の濃さから「墨汁のようなワイン」(笑)、「泥臭いワイン」などのイメージがあります。もちろんカスティヨンも品質のイノヴェーションは著しく、昔ながらのワインより都会的な洗練されたワインへと変わっています。

話しがそれて行きました(笑)。
取り寄せたサンプル面白かったでした。
所有者の同じ二つのプチシャトーなんですが、片方はクラシックな、いかにも優良なカスティヨンのワイン。もう片方は、まるでローヌ(笑)。

うーん?

ヴィンテージは同じ2009年です。アルコール分もほぼ同じ、もちろん造り手も同じです。

皮肉ではなく、ボルドーでもローヌワインが造れるんですね(笑)。もちろんセパージュはボルドー品種です。
ちょっと昔、ボルドー左岸のオー・メドックのシャトー・ボーヴィラージュがローヌ味だったことを思い出しました。たしかローヌの生産者ジャン・リュック・コロンボがエノロゴをして、あんな味になってました(笑)。ただ、旨いには旨い(笑)。解りやすくインパクトはあります。収穫量はかなり制限していました。でもビックリしたなぁ(笑)。

私の妄想癖に火がつきました(笑)。
一体どんなコンセプトで、どうやって造ったか、詳しく知りたくなりました。
知りたいことが多くて困ります(笑)。

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ヨーロッパの葡萄の成育状態はどうでしょうね

Apr 09, 2013 by weblogland |
春の嵐もおさまりましたね。皆さん被害はありませんでしたか?
嵐がおさまり木々に目をやると、ソメイヨシノは新緑がしっかり芽吹いてました。多少花芽は残ってますが、あのはかない桜の面影はありません。夏に向かい力を伸ばす意欲が伝わるかのようですね(笑)。
あんな激しい嵐があってもスケジュール通りに命を繋ぐ準備をしますから、植物は凄い!と素直に思えます。

ところで、ヨーロッパの葡萄の成育状態はどうでしょうね?もちろん芽を伸ばし、これから一生懸命伸展に力を注ぐ時期です。開花まで葉を出来る限り広げるため、もの凄い成長をする時期です。
こんな時、遅霜などの冷害に合うとダメージを受けて収穫量が少なくなったり、雨にたたられると病害で葡萄が成らなかったり、心配事はこと欠きません。
ただ、現在は天気予報の精度が高いですから、来るべきリスクに対処する余裕があります。被害を最小限にくいとどめるのは、人力。我々日本人も先の震災で実感・実体験しました。動けない植物とは違った生き残り戦略があります。

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スパーリングの氷割りは本当でしたよ!

Apr 06, 2013 by weblogland |
「マスキューさん。ありました!」
私「えっ。何がですか?」
常連のお客様のAさんです。Aさんは飲食業界に詳しい半ばプロ。先日私がブログでハイボールの次はスパーリングの氷割りが流行ると冗談半分に書きました。
Aさん「やっぱりハイボールの次はスパーリングの氷割りは本当でしたよ!」
私「ホントですか(笑)?」
Aさん「あるお店ではスパーリングワインを氷を入れたジョッキに注いでバカ売れしてますよ。」
私「きっとカーヴァやチリの軽いスタイルのスパーリングでしょうね。ガバガバ飲めるはず(笑)。」
Aさん「そうすると次は何が流行りますか?」
私「調子に乗っちゃいますか(笑)。」
私「型式学的には(笑)スパーリングのつぎは白ワイン、そして赤ワインへの流れが予想されます。ただし、白、赤ともにそのまま飲むのが一番美味しいですから、なんらかの加工が必要かと。サングリアやカクテル系の形をとるかと。バーでワインを使ったカクテルが伸びるはず。」
Aさん「なるほど!やはりウイスキーからワインへの流れはあるんですね。」
私「日本人はウイスキーを水割りで食中酒として飲む特殊性がありますから、アルコール分が10%前後の酒類が売れて然るべきかと。」
Aさん「それは、ウイスキーの水割りがアルコール分10%としたら、同じアルコール分のスパーリングワインのロックの方が旨いに決まってますからですね。」
私「ストレートで飲むウイスキーの、強烈なアルコールのパワーでデフォルメされた香りはそれだけで存在価値はありますが、水割りでアルコール分を10%位まで下げると哀れになります。仮に、同じアルコール分のワインより遥かに薄く感じます。」
Aさん「なるほど。マスキューさん変なこと考えてるんですね(笑)。」
私「なんで美味しいのか、考えるのが楽しいんですよ(笑)。」

こうして話は盛り上がります(笑)。

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『王様のワイン』大人気

Apr 03, 2013 by weblogland |
ここのところ『王様のワイン』大人気です。あのスペイン ラ・マンチャでレアル・コンバニーア・デ・ヴィノスが造る赤と白です。
あるインポーターさんのカタログを見ていたら、美味しそうな気がして、まず赤を取り寄せ販売を始めました(笑)。不思議なものです。普通試飲会で100~200本飲んでも手ぶらで帰ることが多いのですが(笑)。
その後インポーターさんから連絡が入りました。
インポーターさん「もしもし、いつもお世話になっております。この度はレアル・コンバニーア・デ・ヴィノスの赤、気に入っていただきありがとうございます。マスキューさん、白も売りませんか(笑)?」
私「何言ってんだよ(笑)。」
インポーターさん「いやいや、冗談じゃなく。じつは輸入を決める際、白が素晴らしいことで弊社は輸入を始めたんです。白かなり良いですよ!」
私「へぇー、そうなんだ。あの辺りの白って酸がなくてくどいイメージがあるんだけど…。」
インポーターさん「いやいや、そうじゃないんですよ!酸もありバランスも良く、一言で言えば斬新なんですよ。」
この言葉を信じて取り寄せました(笑)。
その後は皆さんご存知かと。

たまにはインポーターさんの言うことも当たります(笑)。ごめんなさい。決してあなたを嘘つきと言ってる訳じゃないんですよ(笑)。立場の違いです立場の(笑)。
お世話になっております。

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おさらい

Apr 01, 2013 by weblogland |
一昨日の試飲会のおさらいです(笑)。
まず『チフラ』(笑)。土曜日の残りは日曜日に飲んじゃいました(笑)。本当、タンニンに質感と複雑さがありますね。よく飲むローヌのカベルネ・フランとはこの点違いますね。でもローヌのカベルネ・フランはほとんどが除梗するスタイルのワインです。あの私の愛するクロード・ネルの 「アンジュ・ルージュ カベルネ・フラン2003年」と比べてもタンニンのニュアンスが違います。ネルの方が洗練されているような気がします。ネルはひたすら美しく純粋なタンニン勝負(笑)。もちろん完全に除梗しています。
でも、複雑さ面白さの点『チフラ』にも惹かれます。双方ともビオ系生産者のトップランナーですが、産地の差以外に造りに差があるような気がします。
やはり『チフラ』は除梗しない?
同じトスカーナのクーポレは完全に除梗しますから、カベルネ・フランは明らかにスタイルが違います。
気になって仕方なく、今朝一番でインポーターさんに『チフラ』のテクニカル・シートを送ってもらいました。でも書いてない(笑)。
そこで、再び電話しました。
私「もしもし、先ほどはファクスありがとうございました。質問なのですが、『チフラ』は除梗してますか?」
インポーターさん「えーと。解りません。ちょっと調べてみます。」
しばらくしてインポーターさんから「先ほどは失礼しました。社内で知っている者はいませんでした(笑)。ドゥエマーニに問い合わせてみます。」
私「ありがとうございます。勉強になり助かります。」
こんな次第で果たして『チフラ』は除梗しているか?
してないと思うんですが…。

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『ガンベロ・ロッソ』届きました!

Mar 19, 2013 by weblogland |
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ふふふ。

『ガンベロ・ロッソ』届きました!イタリアのワイン評論誌です。

でも字が小さいので老眼鏡がなくては読めません(笑)。しかも英語版ですから、私の英語力だと大変です(笑)。まあ、ワインの慣用句は大体決まってますから、どうにかなるかな?

今、本編は家内が読んでますから、私は付録の小冊子「トレ・ヴィッキオリ」を見ています。いわゆる最高評価ワインだけ集めたダイジェスト版です。中の15ユーロ以下のトレ・ヴィッキオリを眺めてます。あるものなんですね。お買い得品ですな。
どれどれ。
おっ!
ラツィオで唯一ポッジョ・レ・ヴォルピの『エポス』が!
さすが本場、マスキューより安いです(笑)。

うーん。
あとは知らない生産者ばかりですね。

ワインの大体の価格が書いてあるところが、イタリア的で良いですね。実用的です(笑)。

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円安が進んでますが、ワインの価格は上がりますか?

Mar 15, 2013 by weblogland |
あるお客様から問い合わせいただきました。
Aさん「マスキューさん、ここのところ円安が進んでますが、ワインの価格は上がりますか?」
私「今のところまだ各社在庫で回していますので、目立った動きはありませんが。これ以上円安が進むと上がる可能性が大です。」
Aさん「ブルゴーニュなんか2010年は高くなってるような気がしますが?」
私「ブルゴーニュの2010年は収穫量が少なかった為、生産者価格が上がっています。通常10000本出来るところ5000本しか出来ないと、同じ価格で出荷したら売上が半減しますから致し方ないかと。」

気になりだしたのでインポーターさんに電話しました。マスキューの定番中の定番『エルマセット』を造るドメーヌ・ラファージュはどうなる?
私「もしもし、いつもお世話になります。最近円安が進行してますが、ラファージュさんのワインは値上がりしますか?」
インポーターさん「円安で厳しいのですが、今のところはこの価格で頑張ります。」
私「あー、良かった。マスキューはラファージュさんのファンが多いので、みんな心配しています(笑)。仮に値上がる時は事前に教えてくださいね。私が怒られます(笑)。」
M先生ご報告いたします(笑)。

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『ルカ・マローニ誌』の快挙等が影響の模様

Mar 06, 2013 by weblogland |
あー!
ドンナルーチェ』2011年完売しました!

次回は4月中旬に船が日本に来るとのことで、最長4月下旬に再入荷の予定です。
やはり人気が出ているのでしょうか、今までは上手く欠品を避けられましたが、去年あたりからインポーターさんの在庫が減ると一気に無くなる傾向が…。

インポーターの担当者に電話しました。
私「もしもし、いつもお世話になっております。ドンナルーチェ何時のまにか無くなったんですね(遠回しにイヤ味でジャブ(笑))。」
インポーターさん「申し訳ございません!うっかりしました。何時のまにか無くなってしまいました。特別宣伝してませんが、『ルカ・マローニ誌』の快挙等が影響してるようです。」
私「絶対に漫画や雑誌に載せないでくださいよ(笑)!元々のファンに行き渡らなくなります。」
インポーターさん「いやー、おっしゃる通り。造れる数は決まってますから。分けてもらえる数もいきなり増えません。」
私「でも、ポッジョ・レ・ヴォルピはフラスカーティが『リーマンのコルトン・シャルルマーニュ』なんて漫画に取り上げられてから大ブレーク、今度は『ドンナルーチェ』も売り込むんでしょう(イヤ味の連打)。」
インポーターさん「こちらからは絶対に売り込みません!」
私「本当ですか?(更にいじめる。)」

まあ、しょうがありませんね。売れるから高くしたりしませんから許します(笑)。
でも最近の円安は…。
悩みは尽きません。

今しばらくお待ち下さいませ!

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『モルゴン』2011年マロラクティック・ブロック

Feb 25, 2013 by weblogland |
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やっぱりそうでした(笑)。

何が?って。

土曜日の試飲会で『モラゴン』2011年がマロラクティック・ブロックをしているかも?と疑問を持ちましたが、今日インポーターさんに早速聞いてみました。

私「いつもお世話になっております。試飲会で『モルゴン』2011年大人気でしたよ(笑)。」

インポーターさん「ありがとうございました!良かったです(笑)。」

私「やはり明瞭な赤い果実味はインパクトありましたね。あとバランスが良くエレガントで、基本的に飲みやすいのが決定的でしたね。ところであのワイン、マロラクティック・ブロックしてますよね?」

インポーターさん「ええと(資料を見ながら)。はい。やってますね。全部じゃなく、半分くらいでマロラクティックを止めているようです。」

私「やっぱり(笑)。でも不自然じゃないところが凄いですよね。100%ブロックしちゃうと不自然になっちゃうんでしょうね。」

インポーターさん「ボデガス・カスターニョは世界市場を見ていますから、飲み手の嗜好やワイン造りの新しい技術には敏感ですね。」

私「でも暴利を目指さないのが良いところですよね。この点スペイン的ですね(笑)。」

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ワインのことを考えた細心の配慮

Feb 19, 2013 by weblogland |
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この箱、ちょっと大きいですよね。

ワイン12本入りの段ボールなんですが、下の通常サイズと比べると縦が10cmほど長い。横と厚みは同じくらいですが。

実はこの箱、家内が惚れ込んだ箱です(笑)。先日入荷したルモワスネのキュヴェ・スペシャル1995年が入った箱です。

中を見ると納得。瓶同士が絶対にぶつからないように、かなり余裕を持って配置してあります。このため、通常の段ボールより縦が長くなっています。

うーん。

ワインのことを考えた細心の配慮ですね。

普通、段ボールはかさ張らない方が輸送効率が上がります。1コンテナ単位で輸入されますから、ワインが何箱コンテナに入るかは輸送コストに反映されます。特に安いワインだと、この計算はシビアになります。1000ケース入るところ900ケースしか入らないと、輸送コストが10%変わってきます。

等と考えると、ルモワスネは安全と安心を優先している訳です。皆さんの前では瓶しか見えませんが、実は箱にこんなメッセージがあります。
箱のデザインや仕様に生産者のハートが現れたりします。

良い箱を見つけると、私と家内は箱を見ながらニヤニヤ楽しんでいます(笑)。
 
 

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今日の試飲会楽しかったでした(笑)。

Feb 13, 2013 by weblogland |
50種類くらいでしたが、どれも個性派でしたね。このインポーターさんのラインナップはマスキューの好みに近く、勉強になりました。
ローヌのセレクションは上手ですね。心に響くワインがありました。あとスペインのセレクションはユニーク。日本人だと輸入しないような個性派揃い(笑)。選び手の意思を感じるラインナップでした。

いわゆる大きなインポーターさんの試飲会ですと、新入荷がズラッと並び、売っているスタッフもなんだか解っていませんから意思疎通が出来ません(笑)。しかもお客さんで大混雑しますから、人垣をかきわけすり抜け体力と気力が要ります(笑)。また、数の少ないワインは出ません(笑)。
今回は会場も広くありませんが、お客さんでごった返すほどではありませんから比較的スムーズに集中して試飲できます。

あとは価格との相談だけです(笑)。あまり高級過ぎるとマスキューの手に負えません(笑)。

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良いワインは宣伝しなくても売れるし、数限りあるのが鉄則ですね。

Feb 08, 2013 by weblogland |
それにしても寒いですね。今、車の中にいますが、エアコンは強です(笑)。

ところで、ここのところ取り寄せたサンプルに良いワインが当たりません(笑)。サンプル取る間もなく発注したワインは良い物に当たります。
うーん。
やはりインポーターさんが強く勧めるワインはダメなのか(笑)?冗談はさておき、やはり良いワインは宣伝しなくても売れるし、数限りあるのが鉄則ですね。
あと、インポーターさんのチョイスの仕方にもよりますね。
あるインポーターさんはスタッフ全員で輸入するかどうか決めます。この場合は〇です。基本的に悪いワインはありません。ただマスキューのラインナップにはまるかはまらないかだけです。
あと、チョイスにスタッフが関わってないインポーターさんの場合は微妙です。当たり外れがあります。この場合セールスが解ってない場合が多く、断る時困ります(笑)。行かされるセールスにしても、味の解らないワインを売りに行く訳ですから無理もない(笑)。

でも、信頼できるセールスさんから言われると、そのまま鵜呑みにする場合もあります。マスキューを手玉に取るセールスは何名かいます(笑)。
だーれだ(笑)?

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