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フリザンテ - 恐るべし炭酸ガス

Oct 01, 2011 by weblogland |
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恐るべし炭酸ガス!

皆さん炭酸ガスご存知ですよね。コーラなんかのシュワっとするガスです。ビールやスパーリング・ワインももちろん炭酸ガスです。
ある本に書いてありましたが、ジュース果汁をタンクで保存する場合タンクに炭酸ガスを注入することで全く酸化しない状態での保存が可能だとのことでした。ガスの圧力はかなり強めとのこと。

実は夏に開けて中身が半分以上残ってたフリザンテを飲んでみました。この夏、レトルト・カレー『リーの5倍』に合わせて飲むと旨いことを発見したやや甘口のスパーリング・ワインです。思い出していただけました(笑)?

まる二ヶ月は経ってます。外観はまだグリーンが残っており、ゴールドやアンバーにはなっていません。見た感じ酸化した様子はありません。

グラスに注ぐとさすがに泡立ちは衰えていますが…。

あっ!

普通に飲めます。

たしかに、あのアロマチックなモスカートの甘い香りは健在です。

うーん。

フリザンテはガス圧が低く2気圧以下ですが、スクリュー・キャップでガスが漏れることなく保存されていたようです。あと冷蔵庫の中に置いたままでしたから、炭酸ガスが気化しにくい状態にあったことも幸いしたようです。それと比較的多く瓶の中にワインが残っていたことも有利に作用したようです。

それにしてもまだワインとして飲めるとは!造り手ボッターの確かなワイン造りが明かされた思いです。

マスキューの冷蔵庫に置いてありますから、ご興味のある方は是非お声がけ下さいませ。

一度飲んでミソ(笑)。

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シャンパン用のフルート・グラスはもともとワイン用でした!

Sep 11, 2011 by toshiaki |
皆さん知っていましたか?
あのシャンパン用のフルート・グラスはもともとワイン用でした!
実は今日、六本木のサントリー美術館に行ってきました。ヴェネチアン・グラスの特別展です。
素晴らしい名品のオンパレードです(笑)。そんな中フルートグラスを見つけました。ヴェネチアン・グラスがヨーロッパに広まった時代、ドイツなどで新たに造られた器形とのことでした。16世紀には確立していたようです。
今のフルート型のように緩く内湾しながら立ち上がるタイプではなく、真っ直ぐ直線的に立ち上がる形のものです。
うーん。
知らなかった!
でも、たしかシャンパンが広まるのはもっと後の時代ですから、酒器とすればワイン用であることには違いありません。するとそのフルート・グラスがシャンパングラスに転用されたことになりますが。私の思い込みではソーサー形が先にシャンパン・グラスとして使われたような気がします。
???
また好奇心が騒ぎます(笑)。ワイングラスの歴史も勉強しなくてはなりませんね(笑)。

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『ドンナルーチェ』ひょっとしてマロラクティック発酵をしていないのでは?

Sep 07, 2011 by toshiaki |
謎が一つ解けました(笑)。

じつはずっと気になっていたのですが、『エポス』と『ドンナルーチェ』の違いです。(まだしつこく考えてました(笑)。)
たしかに畑も違うし、セパージュも違いますから、違うワインには違いありません(笑)。また、基本的な醸造、熟成パターンは似ていますが、何かが決定的に違うような気がしてしょうがありません。こうなると一応の解決をみないとダメです。頭の中で「何故?」が渦巻いてしまいます(笑)。私の妄想は止まらなくなります。
話がそれました(笑)。
『ドンナルーチェ』の圧倒的酸はリンゴ酸ですから、ひょっとしてマロラクティック発酵をしていないのでは?逆に『エポス』のブルゴーニュに似た厚みはマロラクティック発酵をしたことに由来するのでは?
そこでインポーターさんに電話しました。
インポーターさん「気がつきませんでした。調べてみます。」
そして早速「じつはどこにも書いてありません(笑)。でも私の記憶では行った時たしか『ドンナルーチェ』はマロラクティック発酵をしないとポッジョ・レ・ヴォルピの技術者は言っていたようです。そうすると『エポス』はマロラクティック発酵をやっている可能性が高いですね(笑)。」
私曰く「じゃあ、こんどポッジョ・レ・ヴォルピが来日したら、聞いてみてくださいね。」

一昔前のイタリアでは、マロラクティック発酵をしない白ワインなんて考えられませんでした。技術の進化普及は早いです。
飲んで気になっていた方にご報告です(笑)。

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サン‐ロックのロゼを飲みました

Aug 16, 2011 by toshiaki |
まだ皆さんお盆休みのようですね。マスキューの前の国道15号線はガラガラです。
昨日はサン‐ロックのロゼを飲みました。あのラファージュさんがルーションのモーリーで造っているワインです。果実味が明瞭でしっかりしています。なかなか飲み応えがあって美味しいのです。こんなロゼを飲むと、赤ワインと白ワインの中間というより、ロゼのロゼたる存在理由を感じますね(笑)。清涼感と旨味の狭間にこそ存在感あります。このバランスを知るとロゼワインが味覚の引き出しに入ります(笑)。選択肢が広がります。
ワインはT.P.O.に合わせて飲むものですから、一年中ボルドーの赤ばかり飲んではいられません。ですから、『どんなワインが好きですか?』と聞かれると困ります(笑)。場合によってはブルゴーニュの高級白ワインよりピックプール・ド・ピネの方が旨い時があります。これって酒文化の差なんでしょうね。

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アナケナの副社長リカルド・レトリエさんです

Aug 04, 2011 by toshiaki |
来たよ来ましたよ(笑)。
アナケナの副社長リカルド・レトリエさんです。輸出部長のロドリゴさんとご一緒です。お二人ともどうみても30代前半です。リカルドさんは背は低いのですがゴツく、極真空手の有段者とのこと。著名なKー1選手フランシス・フィリオに帯同して来日した経験もあるとか!

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今日は、わざわざパソコンで映像を見せながらアナケナのプレゼンテーションをしてくれました(笑)。自然も美しく、畑も美しく、栽培・醸造技術もあり、旨いワインが出来るのも納得です。

フィロキセラはいないし、雨も少なく、寒暖差もある。微気候によるテロワールの多様性もあり、ワイン造りの理想郷です(笑)。

あと一番大事な収穫量です。細かく聞いても解りませんから「一本の葡萄の木からどれだけワインを造りますか?」

リカルドさん「葡萄の木1本からワイン1本です。」

素晴らしい!

「売上を伸ばすために、買い葡萄で増産しますか?」

リカルドさん「しません!(キッパリと)安易な手法はとりません。」

あと驚いたのは、グリーンハーベストをしないようなのです。質問で「グリーンハーベストしてますか?」と聞いても「何それ??」。そこで質問を変えて一房の葡萄の重さを聞きました。「とても小さくて100グラムを越えることはありません。」これは凄い!グリーンハーベストしないと1本の葡萄樹から11房くらい収穫できます。樹勢の調整により、小さい葡萄房を造ることでワインの収量を減らせます。1kgの葡萄房から700mlくらい搾汁できますので、計算は合います。(でも簡単に出来ることではありません。)

安心しました。チリの大手のビジネスライクなスタイルにこれまで何度も苦い目にあってきましたから、一安心です。

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ボジョレーの地の情報も入ってきました

Jul 21, 2011 by toshiaki |
今日は涼しいですね。半袖だと寒いくらいです。

先日ジュ・ド・レザンの作柄を報告しましたが、ボジョレーの地の情報も入ってきました。ボジョレーもコニャック地方同様に成育が2~3週間ほど前倒しになっているようです。このままいくと8月の半ばには収穫となりそうです。開花が5月中旬と早いことがそのまま影響しているようですから、まず8月中旬の収穫は確実です。
どうなっちゃっているのでしょう?
葡萄の体内時計が狂っているのか?温暖化が進んでいるのか?恐らく後者でしょうね。一昔前、寒冷化が進みワインを造れなくなったイギリスでは復活を遂げましたし、ドイツも収穫はここのところずっと好調です。シャンパーニュでも補糖しなくともワインを造れる年が増えています。
自然のサイクルの中に寒冷化と温暖化は刻まれていますから本来的と言えばそれまでですが、前の温暖化を経験したことがある人がいませんから、不安になります。ついつい環境破壊に結び付けてしまいます。やはり科学的にも環境破壊が原因なのですかね?
環境破壊か自然現象か判らないものですかね?
いたずらに危機を煽りビジネスに結び付けているようにも感じます。はっきりとした根拠が知りたいところです。

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2007年は難しいヴィンテージだったようです

Jul 03, 2011 by toshiaki |
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やはり2007年は難しいヴィンテージだったようです。

先日シャトー・ダマースの2007年を飲みました。つねに安定した品質のシャトーですが、2007年はやはり苦戦したようです。今までの中で一番軽い出来です。とはいえ、それでもダマースらしさはしっかり感じますから、その力量はさすがと言うべき。逆に、香りの開きは早いですから、今すぐ飲んでベストの選択でもあります。メルロ由来のブラム系の味わいは柔らかく心地良く、ココアやカレーパウダーの香りが複雑さを上手く演出しています。ダマースらしい堅牢さは表に出ませんが、味わいのバランスを裏支えしています。ミドルボディーの典型とも言える出来です。
2007年のダマースはアルコール分は12.5%ありますが、20年位前でしたら充分なレベルです。温暖化が進んだ昨今ボルドーでも13%のアルコール分を越えることが当たり前のようになり、ワインのマッチョ化が進みました(笑)。そう考えると、この2007年のダマースは20年以上前のエレガントなボルドー・スタイル。でしゃばる部分がないのです。ミラード社の歴史を感じる出来栄えなのです。決して無理をせず、葡萄のポテンシャルを最大限引き出しそれを最適なスタイルに仕上げています。しかもダマースらしさを残しています。
うーん。
他の2007年のボルドーと比べるとミラード社の技術の高さを実感できますよ(笑)。
桝久が扱う数少ない2007年ボルドーなのです。

個人的には1987年のボルドーを2007年に重ねてしまいますが、技術の進歩も同時に感じます。全体的にそつなくサラッと造っていますから(笑)。

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ポール・ジローの50年物のコニャック、エリタージュ

Jun 11, 2011 by toshiaki |
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変なモノ取り寄せちゃいました(笑)。

コニャックです。

実はあの『ジュ・ド・レザン』で皆さん良くご存知のポール・ジローのコニャックです。もちろんグラン・シャンパーニュです。しかも今や幻となった『エリタージュ』です。まだあったんですね(笑)。50年物のコニャックなのです。

まず50年熟成したコニャック自体あるのが奇跡的。もちろん味わいのエレガントさしなやかさも奇跡的なのです。まあ、一生のうち一度でも味わえればラッキーだと思わなくてはいけないレベルのコニャックです。

友人で、このコニャックにハマった人間がおりまして、『必ず捜して!』と強いリクエストがありまして何年か前に捜しましたが、見つかりませんでした。彼曰く『女性に例えると、これほどイイ女にあったことはない!』と絶賛していました。今回たまたま見つけてすぐ発注しました(笑)。
待てば海路の開きあり。

ラッキーでした。

価格は言わぬが花の代物ですが、文化財とも言えるコニャックなのです。

ボトルを見たら飲みたくなってきました(笑)。

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クレマン・ド・ジュラを探しています

Jun 09, 2011 by toshiaki |
いまマスキューではクレマン・ド・ジュラを探しています。もともとあの濃密な味わいは好きなのですが、如何せん高い(笑)。アンリ・メールなんか日本に入ってきていますが、旨いんですよね。

クレマン・ド・ロワールブルゴーニュ、アルザスと有名産地のクレマンが揃ってきましたから、ここは一丁ジュラを扱えばコンプリートなんですが(笑)。なかなか思ったように行きません。

シャンパーニュを含めどれも同じような作り方をしてますが、産地ごとの味わいがはっきりしており、飲み比べると面白いですよ。大きくいえば気候風土の差であり、人間の違いのようです。もちろんそんなものを反映しないダメなワインも多いのですが(笑)。

どなたかクレマン・ド・ジュラの情報があったら、こっそり教えてくださいね(笑)。

扱うには、これぞクレマン・ド・ジュラと言えるワインじゃないとつまらないです。その上価格も2000円くらいだと嬉しいのですが…。欲張りですかね(笑)?

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来ましたよ。ハビエル・ロドリゲスさん

Mar 08, 2011 by toshiaki |
来ましたよ。来ましたよ(笑)。

ヴァル・サンソのオーナー、ハビエル・ロドリゲスさんです。醸造家であり栽培者、そして科学者です。それに怒涛のハードワーカー!



スペインにあるディヴァイス校の分校との共同で最新の土壌分析機を使い、先端のマネジメントシステムで畑を管理しています。(ディヴァイス校がスペインにもあるとは!)地下まで土壌を調べ、植樹に向いているかどうか地図をつくるそうです。なんでも超音波で解るそうです。
そして、毎日バートナージュしながら、完璧にシュール・リーを行う勤勉さ!酵母の細胞膜の中にあるタンパク質とブロサッカリンを抽出するためだそうです。毎日自分で樽を掻き回し、ティスティングしながら状態を確認するそうです。悪魔のような繊細さ!SO2を最後の瓶詰まで添加しませんから、並の管理では無理なのです。
彼の並外れたワイン造りの話を聴けて、大感激しました!

通訳の方に言わせると、こんな真面目なスペイン人はいないとのこと(笑)。

これほどエネルギッシュで理知的なスペインのワイン生産者は初めて見ました。

今度ヴゥルデホの最高傑作をリリースするようです。もちろん販売します!

楽しみです(笑)。

あとワイン・セラーの扉にサインしてもらいました(笑)。お越しの際に見てやってください(笑)。

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グラン・カウス 1988年

Mar 06, 2011 by toshiaki |
先日ワイン・セラーの中で捜しものをしていましたら、古いワインが出てきました(笑)。


じゃーん。


グラン・カウス 1988年です。スペイン、ペネデスのワインです。高価なワインではありませんが、「ひょっとして、永く熟成するのでは?」と思って取っておいたワインです。このワインを見つけて、忘れていた記憶も蘇りました(笑)。


アルコール分は12%と今では普通のレベルですが、タンニンの量と力がとても強く、いつまで持つか知りたくなり、ワイン・セラーの奥にしまい込みました。


ボトルに巻いたラップを剥がし取り見てみると、液面がだいぶ下がっています。アップァー・ショルダーです。明かりに透かして中の色を探ると、若干褪色しています。まだルビーっぽさもあるようですから、近々飲むつもりです。


まだ飲めるかな?


思ったほど熟成能力はないかな?

楽しみです。液面が下がっていても、ゆっくり自然に下がったワインは割と美味しく飲めたりします。ただコルクに欠陥があったり、保存状態が悪いとダメです。


不思議なのです。




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なんで『イル・マサンテ』

Mar 01, 2011 by toshiaki |
もう三月になっちゃいましたね(笑)。
生憎の雨で肌寒いですが、花粉は少ないようです。今日はまだ薬をのんでいません。

ところで先日の土曜日の試飲会であるおきゃくさまから聞かれたのですが、「『イル・マサンテ』って、ラベルには『マサンテ』としか書いてないのに、なんで『イル・マサンテ』なんですか?」。

おっしゃる通り、そーなんです。

当初インポーターさんが『イル・マサンテ』と呼んでいたので、私も『イル・マサンテ』と呼んでました。ところが今回入荷時の資料では『マサンテ』と表記されていました。もともと『イル』とは書いてありませんから『マサンテ』の方が正しそうです。でも保守派の私はついつい『イル・マサンテ』と呼んでしまいます。知らない内にインポーターさんに裏切られました(笑)。

しかし、この際自分の無知を改めて『マサンテ』と呼ぶことにします。正すべきは正す!たいしたことでもないのに大袈裟ですね(笑)。
失礼いたしました!

ところで、昨日も土曜日の残りの『マサンテ』2009年を飲んだのですが、全く揺るぎませんね。ドルチェットも尽力した造りだと、短命ではありません。充分熟成能力があります。アルド・コンテルノ恐るべし。あれだけの濃密さがありながらバランスの良さが素晴らしいのです。もちろん2009年が素晴らしいヴィンテージであったことの証でもあります。2009年のバローロはかなり良さそうですね。

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ジャナスのシャトー・ヌフ・デュ・パフ

Feb 14, 2011 by toshiaki |
先日あるお客様から問い合わせがありました。
仮にYさんと致します。

Yさん「マスキューさん、ジャナスのシャトー・ヌフ・デュ・パフなんですけど2007年ヴィンテージが海外のワイン雑誌で100点が付いたらしいですよ!」

私曰く「それはそれは凄い。知りませんでした。」

Yさん「実際のところ2007年はそんなに良いのですか?」

私曰く「まだ2007年のジャナスは飲んでないですし、リリース直前だと思うのですが、2006より良いとは考えにくいです。」
「今までローヌの2006年と2007年をだいぶ飲みましたが、2006年が良かったように思えます。2006年を越えるワインは2007年にはないような気がします。」

Yさん「そうすると、何故2007年が100点なんでしょうか?」

私曰く「実際2007年は飲んでないので、なんとも言いようがないのですが…。2006年の方が良いはずだと思います。そのスコアはジャナスが自分で付けた訳ではありませんから、余計疑わしいような気がします。」
まあ、いずれにせよジャナスがローヌを代表する生産者であることは間違いないですからイイんですけど(笑)。

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ボルドーワインを捜しています

Jan 15, 2011 by toshiaki |
実は今、ボルドーワインを捜しています。
ブルジョワ級やボルドーA.C.でも捜せば美味しいワインはあるのですが、下位のグラン・ヴァンやセカンドクラスだとあまりありませんね。今日レオヴィル・ラスカーズのセカンドワインを注文しましたが、日本に120本しか入荷せず、タッチの差で取り逃しました。残念!
一般にレオヴィル・ラスカーズのセカンドと言えばクロ・ド・マルキなのですが、そこはボルドー(笑)区画が違っています。将来レオヴィル・ラスカーズになる区画の若木だけで造った正真正銘のセカンドワイン(笑)があった訳です。
なんだか訳のわからない話しなんですが…。
あまり深く考えると夜眠れなくなりますから、止めておきます。
でもなかなか適当なワインが見つかりませんね。この不況でも中国人が買うからですかね?格付けがわかりやすいのが幸いしたのですかね?1級から5級まで、とりあえず飲んでみればわかったような気になります(笑)?
さすがフランス人はブランド造りが上手い!

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ジュ・ド・レザン、今年はどんな味?

Dec 09, 2010 by toshiaki |
もう、幾つ寝ると~ジュ・ド・レザンがやってくる~。

もうすぐ、12月16日予定です!

今年はどんな味わいでしょうか?フランスは全般的に7月に雨が降ったため、収穫量が落ちたようです。コニャック地方はどうだったんでしょうね?まあ、ボルドーに近いですから似たような感じですかね?

ただ8月は恵まれたようですが、収穫期に若干雨にやられたところも…。詳しくは解りませんが、ユニ・ブランは収穫が比較的早いですから、大丈夫だと思います。ましてや畑仕事に手は抜かないポール・ジローです!

私の予想では、酸が載っているので、あまり甘く感じないワインのような味わいでは?そうすると一昨年のような味わいかと。勝手に妄想しております(笑)。

あー、楽しみだなぁ。

でも実際到着して飲んでみるまでは安心できません。経験上苦い想いをしたこともありましたから。
なんだかんだ言っても飲まなきゃ解りませんよね(笑)。

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玄人筋で人気が高いです-シャトー・ギヨン・ナルドー

Dec 07, 2010 by toshiaki |
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シャトー・ギヨン・ナルドー1996年良いですね。
特に玄人筋で人気が高いです(笑)。このワインは木樽熟成した後、ステンレスタンクで貯蔵熟成し、この秋に瓶詰出荷されてます。ですからまず第一に澱がありません。あとコルクが新しいのでワインに個体差がありません。このワインを飲むと、このやり方の方がワインにとってはベストだと思います。

ただタンクにはかなりの量のワインをストックしなくてはなりません。それはその間お金にならない訳です。余裕が無ければできませんし、単に経済性至上主義の経営者ではお金があってもやりません(笑)。

うーん。

我々飲み手にとってはとても嬉しいワインなのですが、当たり前のワインとは考えてはいけませんね。あとこのワインが15年以上生命力をキープ出来るという生産者の自信と品質の高さは脱帽もの。10年も持たないグラン・ヴァンが、普通にあることを考えると…。

ワインの品質って?

考えさせられちゃいますね。

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やはりラファージュさんです!

Nov 30, 2010 by toshiaki |
シャトー・サン‐ロックの赤、凄かったです。
スタンダード・キュヴェのサン‐ロック2009年は抜栓後まる3日すると、シラー特有のベリーの香りが全開です。抜栓直後のくぐもった感じが嘘のようです。ローヌのシラーでもなかなか到達しないレベルです。雑味がなく隠すものがないクリアネスがあります。かなり手をかけて栽培、醸造しています。安直な早飲みの赤ワインではありません!
うーん。
どうやらシラーの果実味を明瞭に表すことが目標のようです。たっぷり熟成に時間をかけないで、あの赤や黒のベリーの香りを表したいようです。
チャレンジです!
いままで誰も成した生産者はいないのでは?ましてやルーションはグルナッシュが優位ですから、尚更です。シラーをセパージュに加えることで、全体に芯が通りワインには深みが加わります。南フランスでは基本的な概念だと思いますが、明瞭さと飲み易さを兼ね備えたシラーとなると…。
まだまだ抜栓直後から全開にはなりませんが、楽しみです(笑)。
頑張れラファージュ!

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柿の熟した甘さ、ローヌのグルナッシュに共通すると思いませんか?

Nov 29, 2010 by toshiaki |
昨日は中学生からの友達A君から電話がありました。

A君、『どうもどうも、ご無沙汰。庭で柿もいだんだけど、食べる?』

私曰く『それはそれは、ありがとう。遠慮なくいただきます(笑)。』

古くからの友達ですから話が早い(笑)。
そんな訳で思わぬいただきものをしちゃいました。

私、柿が好きなのです。あの熟した甘さ、ローヌのグルナッシュに共通すると思いませんか?あの甘さに郷愁を覚えてしまいます。
熟した柿はタンニンも熟してこそ旨いです。どうやら柿も葡萄同様に、先に果肉部分が完熟してから何日かしたのちタンニンが熟すと思いませんか?見た目美味しそうでも、渋かったりします。ちょっと果肉が柔らかくなり、握ると潰れそうなくらいだと、確実に甘く美味しい場合が多い気がします。過熟の状態です。

私の思い込みですかね?

葡萄と柿は違いますか?

でも販売するには果肉があまりにも柔らかいと、適さないかもしれません。そうすると店頭で売っている柿は品種改良を重ねた労作に違いありません!調べてみなくては!

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イタリアの2010年の作柄

Oct 17, 2010 by toshiaki |
イタリアの2010年の作柄も大分わかってきました。
北イタリアは7月に雨がかなり降ったようで、一部で腐敗病が発生したようです。このためなかには30%ほど収穫を落とした生産者もいるとか。冷夏と雨の影響を受けたようです。このため収穫は2週間ほど遅れたようです。ただし9月に入り晴天が続いたようですから、糖度は戻ったようです。ただノベロは、収穫を待ったところと待ちきれなかったところで、差が出たようです。ノベロは解禁日が決まってますから、なかなか収穫を遅らすことは難しいのです。
北イタリアの大御所ネビオーロなどは収穫が10月に入ってからですが、これはこれでどんな塩梅か心配になります。

あと南イタリアは大丈夫(笑)。やはり安定した地中海性気候は強い?
なんと6月から8月まで雨が一滴も降らなかったようです。でも冬から春先には雨がかなり降ったようですから、地中には水分がタップリあります。こうなると期待が増します(笑)。
あと中部イタリアが知りたいですね。

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桝久 ボジョレー作柄情報

Oct 14, 2010 by toshiaki |
ここのところようやくボジョレーの作柄が確定したようです。

今年2010年は6月の開花期が天候不良で日照・気温が不足していたようです。このため結実不良の被害をうけました。ぶどう果粒が成長せずに青い小粒のままになります。それを取らずに醸造すると、ワインとなった時に雑味やエグ味となります。
そして7月に入ると雹に見舞われたそうです。雹によってぶどう果が傷つき、ダメになります。
この7月の時点で収穫量の減産が確定したようです。
そしてそれ以降は天候に恵まれ、ぶどうの糖度はあがり通年以上のものになり、収穫を迎えたようです。
こうした成育の経緯を考えると、しっかり畑仕事をして、摘房・摘果を行わなければ良いワインは出来ません。そして醸造前の撰果もしっかりしなくてはなりません。
2009年のような、誰が作っても失敗しないような恵まれた作柄ではないようです(笑)。生産者による差が出ますね。
ボジョレー・ヴィラージュやクリュ・ボジョレーのちゃんとした生産者のワインは賞味に値しそうです。逆に大量生産される安いワインには要注意かもしれません。
ご注意を!

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1987年のシャトー・マルティナン

Oct 09, 2010 by toshiaki |
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今日は一日中雨でしたね。秋雨って季節がどんどん寒くなってゆく、バロメーターのようです。寒い冬に向かって季節が変わります。こんな季節の変わり目になると膝やら腰やら痛みがでます(トホホ)。昔の怪我や無理からきてますから、ここはだましだましやり過ごすしかありません。

昔といえば先日87年のボルドーワインを発見しました。1987年のシャトー・マルティナンです。マルゴーACのワインです。たしか昔販売していたワインです。1987年はいわゆるオフのヴィンテージなのですが、このワイン割と良く、たしかどのくらい持つか知るためにセラーの奧隅に隠して置いたワインです(笑)。もうそろそろ良いでしょう。常識的には恐らく飲めない状態だと思いますが、果たしていかに!

期待通りに生きながらえているか?

はたまた時の藻屑となっているか?

結果はどうあれ判断の基準にはなります。何事も経験です(笑)。ただワインを判断するには時間がかかります。一人前のテイスターになれるには、どれほど時間がかかるのでしょうね(笑)。

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アリアニコ・デル・ヴルトレ『アケルン』

Oct 09, 2010 by toshiaki |
アリアニコ・デル・ヴルトレ『アケルン』2005年の輸入元在庫が切れたようです。
あのバジリウムの忘れ形見です。
やっぱり良いワインですから、しょうがありませんね。マスキューでもイチ押しのイタリアワインですから、まだ飲まれていない方は、あるうちに是非お試しください。
それというのも、今日このワインを輸入しているインポーターさんのマスキュー担当者が、見えました。なんでも新卒の新人ということでわざわざ足を運んで下さったようです。しばらく、話をして気がついたのですが、我が家の娘と同じ歳です。

うーん。

普通に話をしながらも、ちょっと変な感じでした(笑)。
『家の子もこんな風に社会人やってんのかな?』彼は良く勉強してるようですし、話も良く解るのですが、娘の同級生と商談してると思うと、なんか変な感じです(笑)。
まあたしかに、我々が歳をとったということなんでしょう。まさか自分がこんなことで苦笑するとは、普段は気づかないのでしょうが、確実に歳をとっていることを実感しました(笑)。

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一昨日収穫したばかりのメルロ

Oct 05, 2010 by toshiaki |
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頂き物しちゃいました。
何をって?

一昨日収穫したばかりのメルロです(笑)。

じつは筋金入りのワインエキスパートのKさんが持ってきてくださいました。Kさんは毎月一度山梨の三澤ワイナリーに行って畑仕事に参加されていて、一昨日は収穫してきたとのこと。7月にメルロの結実したばかりの果をいただきました。あの時のりんごの皮のような味わいの粒のような果が、立派な葡萄果に成長した訳です(笑)。

大体長さが15cm位で重さが180gほどです。甘くとても美味しいですね。完熟しているもので、すぐに破砕機にかけられるのを持ってきて下さいました。種も苦みを感じません。種のタンニンも完熟しているのでしょう。

写真の右側の茶色の葡萄は甲州種でまだ収穫まで10日ほどかかるとのこと。食べると酸っぱくて、苦いですね。ただメルロも甲州も出来上がったワインとは違った味わいです。醸造を経てあの特徴がでるのですね。思わぬ勉強が出来ました(笑)。

ありがとうございました。

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ローヌ・ヴィラージュの雄

Oct 02, 2010 by toshiaki |
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ガントランディー頑張りましたね(笑)。

ローヌ・ヴィラージュの雄ドメーヌ・ガントランディーです。

あれ?

ドメーヌ・ロッシュ‐オードランも雄って言ってなかったっけ?

そーなんです。私のローヌ・ヴィラージュの雄は二人いるのです(笑)。

昨日一昨日と2008年の『ル・デヴェス』を飲みました。2008年のローヌは悲惨だったようで、オードランに到っては赤ワインを作らなかったほどです。ローヌ・ヴィラージュ最良のヴィサン村の極上の畑『ル・デヴェス』も例外ではなかったようです。

うーん。

味わいに雑味があり、ブドウ果に問題があったようです。悪天候のため、ちょこっとしか残らなかったブドウ果から、必死にワインを作ったかのようです。そして出来上がったワインは『ル・デヴェス』のプライドにかけて、少しでもバランスを取ろうと力を振り絞っているかのよう…。

泣けてきます。

天候のちょっとした気まぐれで、生産ゼロのリスクを生産者は背負います。

富豪のような生産者ならいざしらず、小さい農家では死活問題になります。

頑張れ!

気に入りの生産者でしたら2008年のワインを売ってあげなくては!

悪いワインはありませんから。

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エル・マセット2008年,ボトルショックからだいぶ立ち直っています

Oct 01, 2010 by toshiaki |
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先日エル・マセット2008年を飲みました。

あの敬愛するドメーヌ・ラファージュの赤ワインです(笑)。

たしか7月の頭頃入荷直後に飲みましたね。そろそろ調子が出だす頃と思い、また飲んでみました。

うーん。

ボトルショックからだいぶ立ち直っていますね。まとまりが出てきました。例年よりタンニンがちょっと硬質な感じがしますが、緩さが無くて良いかと。例年よりタイトな感じがあります。まだまだ伸びしろがありますね。

2008年のフランスワインは全体に低調ですが、南フランスは例外みたいですね。いくらラファージュさんが天才でも天候の影響からは逃れられません(笑)。平気にアルコール分が14%以上上がる産地ですが、2008年は13.5%と良い塩梅です。このくらいのアルコール分だと飲んでて辛くありません。いくら濃いワインが評価されるといっても、それはコンクールだけでのことです。実際普段飲むには、このアペラシオンだと13.5からせいぜい14%くらいがベストかと思います。
過ぎたるは及ばざるが如し。

ワインにも言えそうです。

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2009年ワインの情報

Sep 22, 2010 by toshiaki |
今日は暑いですね。もうこれが最期の暑さだとイイんですが。暑さが邪魔してなかなかワインシーズンに入りません(笑)。

ところでここのところ2009年ワインの情報がチラホラ入ってきました。ボルドーのトップシャトーはやはりバランスが良いのは間違いなさそうです。バレルサンプルの中ではもう出来上がったようなワインが多いようです。タンニンに収斂性がないようです。2005年ほどの凝縮感はないものの、比較的大柄のワインが出来ているようです。1988、1990、1999年のような出来具合みたいですね。
ただ木樽熟成の期間はあまり長くないようです。24ヶ月しているのは、マルゴーくらいのようですね。どんどん短くなっているようです。まあ、早く飲めれば生産効率は良いですから…。
おそらく全体にもハズレの少ないヴィンテージのようです。ただし著名シャトーは値段からするとハズレになりそうですから、ご注意を(笑)。笑い事じゃありませんか?

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2008年は生産者をしっかり選ぶ必要がありそうです

Sep 10, 2010 by toshiaki |
2008年のブルゴーニュ難しいですね。
昨日のラックさんの試飲会楽しかったです(笑)。ザンザン降りで行き帰りは大変でしたが、2008年のブルゴーニュがあれだけ並ぶと壮観です。さすがラックさんですね。
ところで2008年ですが、白は全体に酸はあるのですが、ボディーがついてきませんね。糖度が足りなかったようです。酸っぱいワインが多かったですね。中には過度の補糖したワインがありましたね。さすがにグラン・クリュクラスだとバランスがとれてきますが。

あと不思議なことにアリゴテが良かったです(笑)。白眉だったのはジャイエ・ジルのアリゴテです。香りに栗っぽさがあり、酸とボディーのバランスが良く、あるべき最良の姿でしたね(笑)。それからヴィレンヌのアリゴテ・ブーズロンがいままでで一番の出来かも?シャバクありません(笑)。
不思議ですね?何ででしょう?

そうそうリュリーなどのシャロネーズは良い出来でした。マコンより良いかも。

2008年は生産者をしっかり選ぶ必要がありそうですね。円高の割にブルゴーニュの生産者は強気です(笑)から、なかなかお買い得には当たりませんかね?焦らずに待ってみて、無かったら諦める。これが鉄則です(笑)。

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ワインにとっては8月は収穫前のとても大事な時

Aug 08, 2010 by toshiaki |
昼間は相変わらず暑いですが、夜風がちょっと秋めいてきましたね。夜中に暑くて目が覚めることがなくなりました(笑)。立秋も過ぎたことですし、耐えられないような暑さが減ると良いですね。

ところでワインにとっては8月は収穫前のとても大事な時です。この時期日照が不足すると糖度が上がらずに酸味の強いつまらないワインになってしまいます。でも過度の日照は必要以上に温度を上げますから、ブドウが成育をスタックしてしまいます。なんでもスタックすることで過度の高温から身を守るそうです。一般には30度を越えるてスタックが始まると言われています。動物も暑さが過ぎると動かないのと同じようですね。ただブドウにとっては大事な成育期間のことですから、出来上がるワインに影響は大きいことになります。

ヨーロッパも偏西風が北上したため、日本同様な酷暑らしいです。ちょっと心配です。8月後半からでも暑さが和らげば良いのですが。

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ミュスカデの必要条件

Aug 04, 2010 by toshiaki |
ミュスカデ飲みたい!
今こんな気分です。

昔、山口美恵がテレビのコマーシャルで『柴漬け食べたい!』って言ってた感じです(笑)。ちょっと古いですね。

こう暑さが続くと体がミネラル分や酸味を要求します。
酸っぱい冷し中華を食べながら、良く冷やしたミュスカデをグビグビ飲みたいのです。考えただけでも清涼感タップリで良いと思いませんか?
ただこの場合ミュスカデはペラペラの酸っぱいだけのものではイケません!ミネラル分をタップリ含んだ塩辛さがあるくらいのミュスカデでなければなりません。そして切れがあり、後口の美しさも必要です。
ミュスカデの必要条件だと思いませんか?
ミュスカデって高いワインじゃありませんから、多くを望んではいけませんが、これだけは譲れないと思うのです。粗悪な酸っぱいだけのミュスカデを見かけるとがっかりしてしまいます。

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ランブルスコはリンゴ酸を残すように作られていますね

Jul 25, 2010 by toshiaki |
昨日の続きなんですが、ランブルスコはなぜ旨いか?(笑)
ワイン妄想族の私の暴走は止まりません。気になりだすと頭から離れなくなってしまいます。

まず整理すると
〇タンニンをさほど抽出しないつくりである。
〇甘さが味わいにプラスに作用する。
あとリンゴ酸を多く残すつくりをする。これは赤ワインの醸造工程のマロラクティック発酵を行わないこともしくは、中途で完了することです。マロラクティック発酵はリンゴ酸を乳酸と炭酸ガスにする減酸発酵です。このため赤ワインは乳酸が多く含まれるようになります。タンニンに含まれるアントシアニンなどのポリフェノール類と相性が良く、柔らかみと深みをワインに与えてくれます。ですから常温で飲む赤ワインは、通常マロラクティック発酵をします。

うーん。

ランブルスコは完全にマロラクティック発酵は行わず、リンゴ酸を残すように作られていますね。あの清涼感はリンゴ酸由来に違いありません。リンゴ酸は冷やすことで、味わいにプラスに作用します。
きっと経験則と偶然と嗜好の反芻の繰り返しの結果生み出されたんでしょうね。生産者と消費者のメンタリティーが反映されているに違いません。もっとランブルスコのことを知りたくなりました(笑)。

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