もともとが栽培が難しく手のかかる品種で、ほっといても自然に収穫できるブドウ品種ではありません。そのうえ収穫量も手のかかるのに反比例して少ないのです。
ですからどうしてもコストが高くなります。なかなか安くて美味しいピノ・ノアールはないのが現実です。
また、ピノ・ノアールの国際基準、いうならば目標とすべきがブルゴーニュですから価格もブルゴーニュに比べることになります。この点でもハードルは勢い高くなります(笑)。
実はここのところずっとブルゴーニュ以外のピノ・ノアールを捜していました。
ワインのつくり手にはブルゴーニュを出し抜いてやろうと本気で考え努力している人がかなりの数います。
ここ20年ほどのテクノロジーの進歩とデータの蓄積から、そろそろニュースターが現れても良い頃です。
そんな訳でオーストラリアのローガン・ワイナリーやアメリカ、オレゴンのドメーヌ・セリーヌ、トリイ・モア、ウィラメット・ヴァレー ヴィンヤードなど幾つか見つかりました。
まだまだブルゴーニュが平伏すほどのレベルではありませんが、比べ方によれば価値のあるワインだとおもいます。
こんどはオーストラリアあたりのピノ・ノアールを捜してみようと思っています。
なんかありそうな気がしませんか?
Written on 2009 04 20
ピノ・ノアールって難しいですね
Apr 20, 2009 by toshiaki |ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
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