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Written on 2010 01 23

乾燥・コルク・耐久性

Jan 23, 2010 by toshiaki |
ここのところ暖かくなったり、寒かったり天候が安定しませんね。

この間知ったのですが、『乾燥注意報』って火事に注意するように発令されるのですね。単に湿度が上がっても建物の木材はすぐに湿気を吸わないため雨の翌日でも『乾燥注意報』は簡単に解除されないらしいです。完全に乾燥した木材は水をかけたくらいでは湿気を吸わないらしいです。湿った陽気が続かないと解除されないのです。

当店のワインセラーもこの時期常に加湿器が回ってます。タイマーをつけて加湿量は調節しますが、毎日一度水の補充をしなくてはなりません。梅雨時は放っておいても80%近い湿度になりますが、この時期は加湿器の水が切れたりするとすぐに20%にもなりますから毎日水の補充をします。

短期的には湿度が多少変わってもワインに影響ないでしょうが、長い熟成する場合にはコルクの寿命に関わるようです。

あまり乾燥するとコルクが固まり弾力を失い、蓋の役割を果さなくなります。

コルク以上に耐久性に優れた材質の蓋が開発されるのはいつ頃でしょうか?スクリューキャップもかなり進歩したようですし、合成や樹脂コルクもだいぶ見かけますし。
じつはもうすでに出来ていたりして(笑)、我々が気付いていないだけだったり。すでに使う方(消費者)の慣れの問題だけだったりして?
コルク栓の長い歴史は使う側にも染み付いていますから、取って代わる材質があっても、実際それがコルク栓の変わりになるには時間がかかりそうです。いつの間にコルク栓が無くなっていた!こんな日がもう間近だったりするものです。

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