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Written on 2024 08

マスキュー試飲会

Aug 30, 2024 by weblogland |
さあ、明日はマスキュー試飲会!と、爽やかに行きたいところですが、雨大丈夫かな?
今木曜日の夜8時過ぎでちょうど配達から帰ってきたところです。雨が酷かったぁ(笑)。ずぶ濡れ(笑)。夏のランニング用の運動靴は靴底に穴が空いている高機能シューズですから、見事高機能を発揮(笑)。
明日、明後日はどうなることやら?
皆さん
ご無理されないでくださいね。

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マスキュー試飲会のラインナップ並びました!

Aug 28, 2024 by weblogland |
今月末8月30日㈮、31日㈯のマスキュー試飲会のラインナップ並びました!

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ふふふ(笑)。
今回のラインナップのワインはキャップシールの色が全て違う(笑)。クリーム、イエロー、グリーン、レッド、ホワイト、そしてブラック。なかなかカラフルでよろしいかと(笑)。
あとサブリミナルはミミズク(笑)。正確には神ミミズクだそうです。何処にあるか探して下さいね(笑)。サブリミナルですが、決して隠れていない(笑)。1列だけしか並んでいませんが、妙に目立つ。しかも眼光鋭く、見つけるとやられちゃいますから、注意(笑)!

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さあて、これから並べましょう!

Aug 27, 2024 by weblogland |
さあて、これから並べましょう!

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今月末のマスキュー試飲会のワインです(笑)。
今お片付けが済んだところです。ちょっと一服してから並べますか(笑)。
もちろんサブリミナルは決まってますし(笑)、気は楽。でもですね、問題は台風!進路を曲げるし、遅くはなるし、マスキュー試飲会の㈮、㈯を直撃する勢いです。
くっそ~、へそ曲がり台風め!
あっ、へそ曲がりのマスキューからへそ曲がりと言われる筋合いはないぞ!って台風に言われるかも(笑)?
失礼いたしました!
ぼちぼち並べますか(笑)。

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ラインナップ決まりました!

Aug 26, 2024 by weblogland |
今月末8月30日㈮、31日㈯のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!
今回は6本!

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赤3本も入れちゃいました(笑)。
お時間はいつも通り
30日㈮は17∼20時
31日㈯は11∼20時
台風明けとなりますが、暑くならないと良いのですが。暑さ考慮してお越しくださいませ。


やはりこのプロセッコに変わるプロセッコは無い!
✩プロ・セッコ 『トレヴィソ』 エキストラ・ドライ レ・コンテッセ イタリア ヴェネト 発泡性 白 750ml 2149円税込み

食前の乾杯に1杯だけ飲んで、すぐその存在を忘れてしまうようなお手軽なプロセッコとは明らかに違う、食前から食中ずっと楽しめる上等なプロセッコが入荷しました!是非お試しいただきたい秀逸なプロセッコです(笑)。

レ・コンテッセ社はプロセッコに最適とされるコネリアーノ地区に畑を所有、丁寧な栽培で質の良い葡萄を育てています。

グラスに注ぐと、これがプロセッコ?と思うくらい濃い麦わら色。豊かな香りと厚みがある果実味によくあってとても自然。ラムネのような優しいライム香にアカシアの花、夏みかんの花、桃、リンゴ、カリンといった明瞭で華やかな香味、草の匂いやハーブのニュアンスが混じり爽やか。余韻にはほのかにハチミツを感じ上等。

うーん。

今まで飲んできたプロセッコって一体なんだったの(笑)?

ガス圧が5.3気圧ありますが、液体との溶け込みがよくグッド。トラディショナルなプロセッコは葡萄の収穫を早めにします。そうすることによりしっかりとした泡を確保でき、ラムネのような清涼で優しいライム香が漂います。

タンク内二次醗酵のいわゆるシャルマ方式でプロセッコは造られますから、生産者は初期投資設備にコストかかかります。このため生産者も中規模以上の生産者に限られ、生産量もいきおい多くなる傾向があります。ですから海外に輸出されるプロセッコはあまりプロセッコらしくないものが多くなりますね(笑)。

性格上エキストラ・ブリュットと言ってもやや甘く感じますが、しっかり冷して飲むべきスパークリングと言うことでお楽しみくださいませ(笑)

このヴィンテージは暑苦しくない(笑)!
○クエルチア・ディ・アニバーレ・ビアンコ・バジリカータ 2023年 テヌータ・タウリア
イタリア バジリカータ 微発泡 白 I.G.T. 750ml 1885円税込み

イタリア南部のバジリカータ州 ヴルトレ山の東側山麓の街ラポッラにこのワイナリーはあります。女性当主のサラさんは二代目。夫のアントニオさんと共にこの農園を運営しています。ワイン畑は約10ヘクタール。ヴルトゥレ山に連なる標高400~500mの東向きの傾斜地。地山はヴルトゥレ山の火山灰ですからカルシウムと鉄分などのミネラル豊富な土壌、もちろん水捌けも良し。
このワイン、地場品種マルヴァジア・ビアンカ・ディ・バジリカータ80%、フィアーノ20%で造られます。アルコール発酵終盤に発酵を止めるため1気圧弱の微発泡に仕上がった白ワイン。酵母臭由来の複雑な穀物やミネラルのニュアンス、麹っぽさ等が果実由来のマスカット、桃、などのフルーツに溶け込む様は秀逸。明るくふっくらとした豊かな広がり、飲むとまさに畑の光景テロワールがそのままワインに映し込まれたかのような気分になります(笑)。
このワイン、アルコール分が11.5%に達したとき発酵を終了させますから、残糖分は20g/L前後残っているはずですが、酸が多量に残ってもいますので甘さが気になりません。出来上がったワインは当然微発泡にもなりますが、泡が抜けるにつれワイン本来の良さが増してくる嬉しいワインなのです(笑)。通常このような造りをするとSO2の量が多くなるのですが、想像の2/3ほどの低量を達成しています。衛生管理と葡萄自体のパワー無くしては無理。かなり凄いことです!
自家用のワインとして造っているものを別けてもらったという通りの、スペシャルでユニークなスタイル、生活に根差したワインでございます(笑)。かつてマスキューで扱っていたカラブリの『コーラ』と共通するワインですね(笑)。
蛇足になりますが(笑)、ラベルの色とデザインがグッド(笑)。古代戦士がワインを飲んで酔っぱらい、木の下で眠ってます(笑)。小説『風の丘』を連想しちゃいました(笑)。

実に良いワインです!オミクロンの兄貴分です。
○モスコフィレロ・オーガニック 2023年 ザシャリアス・ワイナリー ギリシャ ネメア 白 P.G.I .ペロポネソス 750ml 1886円税別

私の大好きなモスコフィレロでございます(笑)。7月のマスキュー試飲会でご好評いただいたオミクロンの兄貴分(笑)。オミクロンはロディディス70%、モスフコフィレロ30%のセパージュて作られたモダンで飲みやすいスタイル。特に真夏の暑さ凌ぎにぴったりということでとても重宝(笑)。
これはモスコフィレロ100%で作られたザシャリアスの核心(笑)。
モスコフィレロ種は、ペロポネソス半島を代表する品種の一つです。ピンク色の果皮を持ち、バラやシトラスを思わせるフレッシュな香りと、しっかりとした酸味が特徴的な葡萄です。このためワインにほんのりとした苦みがあるのが特徴。バラの香りとマッチいたします。
ザシャリアスが所有するマンティニアエリアは、標高が高く冷涼。岩を多く含む粘土質の痩せた土壌がこの品種に非常に適しているため、最良のワインができる産地の一つとされています。畑はマンティニアヴァレーの斜面に9haを所有。9月下旬から10月上旬に手摘みで収穫され、破砕後、50%は5-6時間の間低温で漬け込んで仕上げます。晩熟の葡萄の品種特性は収穫が遅くなることで葡萄のアロマ、酸などがしっかり成熟すること。南イタリア等の地場品種とも共通ですね(笑)。暑いと早く成熟するヨーロッパ系の葡萄とは違います。温暖化の進行とともにどんどん収穫が早まるメルロやガメイを思っていただけると解り易いかな?
まだ2023年と若いので開けたてはフローラルではなく、重い香り。色は水のように透明なのでギャップにビックリ(笑)。凝縮した香りは只者ではなく、一嗅ぎで凄さに身じろぐほど(笑)。
干し草の香りから次第にバナナ、ビワ、青いニュアンスが出てきてとてもユニーク。酵母の香りもし、日本酒的な飲み方も出来ます(笑)。ただ、本領を発揮するのは開けてからかなり時間が経ってからです。十二分なボディーに伴う白や黄色の花の香り。圧倒的な質感。それでいてシンプルで無理のない折り合い。
コスパも良く、きっと今風のギリシャ·ワインの到達点かと(笑)。アギオルギティコ共々モスコフィレロに心奪われました。




以下インポーターさん資料より

ペロポネソス半島のネメアにおける3大ワイナリーのひとつであるザシャリアス。オーナーはElias Zacharias氏で、アテネ農業大学を卒業後、葡萄畑やオリーブ畑のコンサルタントの職歴があります。現在は息子のOthonas氏もワイナリーの運営に参加しています。オーナーのElias Zacharias氏が前職で得たブドウ栽培の知識をさらに活かす場として、現在のワイナリーを購入したのが1990年。自社で瓶詰めまでを開始したのが2002年でしたが、それ以来高い評価が続いています。国際的なコンクールで多くの賞を受賞し、ネメアだけでなくギリシャのワイン業界をリードするワイナリーになりました。 畑は40haを所有。「健全な畑と葡萄こそが上質のワインを生む」という信念のもと、化学肥料や除草剤を使用しないことにこだわっています。 土地の歴史
や自然環境へのリスペクトを忘れず、地場品種のアギオルギティコやモスホフィレロ、絶滅が危惧されているペロポネソス半島のスクラバ種やキドニッツァ種を保存していくため苗木を増やす取り組みなど、伝統品種を大切にしています。 ワイナリーには最新技術を備えた設備を揃え、ワインの生まれ持った香りや味わいを重視したクリーンなワイン造りを進めています。これからも注目すべきワイナリーと言えます。

アギオルギティコって美味しい!
●アギオルギティコ・オーガニック 2020年 ザシャリアス・ワイナリー ギリシャ ネメア 赤 750ml 2074円税込み

皆さん!
『アギオルギティコ』って言えますか?
残念ながら私は言えません(笑)。一字一字読みながらだと可能ですが、すらすら口をついて出ることはございません(笑)。
ギリシャの在来品種名は鬼門です。似たようで違う品種名が山盛り(笑)。
このワイナリーのワインはモダンでエントリー・カテゴリーのワインはギリシャとは思えない綺麗なスタイル。何処のニューワールドかと勘違いするほどです。

これはいかにもギリシャ・ワイン。地中海系の葡萄らしく香りではなく味わい勝負。イタリアのタウラジみたいなスタイルと言えば伝わり易いかな(笑)。
樽熟成しないのもグッド。品種の特徴的な味わいを楽しめます。
柔らかで優しい十二分なタンニン。旨味がしっかり溶け込んでいて、不明瞭ではあるが黒や赤の完熟した果実と渾然一体となった様。癒されます!
黒トリュフのニュアンスがあり寄り添うような落ち着きがある。
シンプルではあるが、雑味がなくクリアネスに通じる重層感。在りそうでない新たなスタイルかもしれませんが、ギリシャギリシャしている点秀逸なのだと知らされる不思議。


ケークフランコシュも美味しい!
●ケークフランコシュ2020年 ヴィンツェレール  ショプロニ ハンガリー ショプロン 赤 750ml 2074円税込み
インポーターさん資料より

ハンガリーの北西部でオーストリアとの国境にあるショプロンの周辺は、古くからワインの生産がさかんなエリアです。国境に位置するフェルテー湖(オーストリアではノイジードル湖)の周辺に広がり、ワインの産地としてはハンガリー国内でも有数の規模を誇ります。歴史的にも非常に古く、記録によれば、およそ2,000年前にもさかのぼる古代ローマ時代にはすでに葡萄の栽培がさかんに行われていたとされています。古くから生産されている品種としては、黒葡萄のケークフランコシュ(オーストリアではブラウフレンキッシュ)などがあり、このエリアのケークフランコシュの品質は、19世紀ナポレオン戦争時代、ナポレオンの侵略がこのエリアに達した頃、金銭取引の代用として認められていたほど上質なものであったという記録が残さ
れています。 このような歴史に支えられた由緒ある産地で、長く葡萄の栽培に携わってきた3つの家族が協力し、1つのワイナリーを立ち上げました。モルナール家、ピレル家、シャージュディ家が1986年に設立した、ヴィンツェレールです。設立後30年が過ぎた現在でもワイナリーのオーナーはこの3家族が名を連ね、なかでもモルナール家のティボル氏の主導で醸造が行われています。ティボル氏は、醸造学校を卒業した後、オーストリアのミッテルブルゲンラント・ホリチョンにあるアントン・イビィで約4年間、その後、カンプタールのランゲンロイスにあるフレッド・ロイマーで経験を積み、ヴィンツェレールの醸造の要となり手腕をふるっています。 フェルテー湖のある国立公園内に広がる農園の面積は、13.5ha。栽培されている品種
は、白葡萄ではゼニットやツェルト・ヴェルティーニ(グリューナー・フェルトリーナー)、黒葡萄ではツヴァイゲルト、ケークフランコシュなどが中心です。


マスキューの大好物、中欧の赤ワインでございます。

このワインはハンガリー西側オーストリア国境付近の銘醸地ショプロンのもの。

ショプロンと言えばマスキューの定番の白イルシャイ・オリヴェールの産地でもございます。もともとこの黒葡萄ケークフランコシュ(オーストリア名ブランフレンキッシュ)の大ファン(笑)。滑らかなタンニン、溢れんばかりの旨み。基本アロマティックではありませんが、しっとりとした味わいはとても日本人向き。

デイリーな日本の食卓にはぴったりかと(笑)。

キメ細やかでタンニンに収斂性がないので一見ミディアムなのですが、じつにしっかりしている。玄人好みの赤ワインと勝手に思っております(笑)。

これはケークフランコシュを500Lの古樽で2年間熟成したもの。収穫より丸5年たち、今素晴らしい状態。これこそ飲み頃の美味しいクラシックなケークフランコシュでございます。

実際ケークフランコシュを探すと凡庸だったり、マスキューが扱うには高級過ぎたり(笑)、なかなか当たりませんでしたが(笑)。これは当たりでございます(笑)。


今回のトリはクマゲラ(笑)?
●ピック・ノワール シラー 2020年 ドメーヌ·ブラン·プリュム 南フランス ルーション 赤 I.G.P.コート·カタラン 750ml 3771円税込み

このクマゲラのラベルぐっと来ませんか(笑)?
何してるのかな?
木の幹に穴を開けるべく突いている最中かな?
生きている意志を感じませんか?
ぐっと来ます(笑)。
もちろんワインの味わいもぐっと来ます(笑)。
シラー100%の圧巻の味わい!
抜栓するとまず生々しいシラーの香り。香りからしてヘビー、しかも緻密できめ細かい。もう期待に胸膨らみます(笑)。口中に入れるとやはり圧巻(笑)。でも飲みやすい不思議。完熟したシラーの果実味の分量は全てを物語りますが、シラーらしいスパイシーさ、ベーコンの香り、深煎りのコーヒーのニュアンスは複雑さ·品質の高さを演出します。開けたてはベリーの香りは沈みがちですが、じわりじわりと中から圧倒的な質感を伴いながら現れる。暖かな産地のシラーらしい果実味です。そしてその様は同時にバランスが取れながら飲みやすさが増す。開けたては『宇宙戦艦ヤマト』の波動砲のエネルギーチャージ80%の感(笑)。
この傾向は開けてから数日続きますから、やはり根源的にしっかりした赤ワインであり良いシラーの証。

以下裏ティスティング
Kさん「うわ~、圧巻ですな(笑)。タンニンも凄い分量だけど渋くない(笑)。」
私「『ヴァン·メソッド·ナチュール』を取得しているだけありますね(笑)。トップランナーなんだろうなぁ。折り合いが良いですよね。」
家内「とても濃密だけどアルコリックではない
。中身がたっぷり入ってる(笑)。」
Kさん「雑味が無いけど、独特のシラーらしい旨味がたっぷり。構造もとてもしっかり。」
家内「とてもクリーンで綺麗。不思議なくらい(笑)。酸が綺麗だよね。」
私「壮麗ですよね(笑)。折り重なっている。」
家内「トロテローのワインに似てるね。」
私「ゴビー一派の匂いがする(笑)。お友達かな(笑)?でもビオ嗅しない点さらに進化してるね。」
家内「シラーと言っても北ローヌとは違うかな
。果実味が少し暗い。南の感じ(笑)。」
Kさん「私、このベーコンの香りがシラーらしくて好きなんですよね(笑)。でもこのワインを語るには『旨い!』て言うのが一番適切かな(笑)。そうそう、それから深煎りコーヒーの香りが大人っぽくて良いんだよね(笑)。」
家内「木樽使わないでこれほどダイレクトにシラーらしさを表現出来る力量は素晴らしいですよね(笑)。」



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以下インポーターさん資料より

プロヴァンスの「シャトー・ラ・コスト」(ビオロジック)や「ドメーヌ・オヴェット」(ビオディナミ)といった自然派生産者たちの下で修行を重ねたラファエル・コランが、2019年に、ルーション地方西部コディエス・ド・フヌイエード村の畑を購入して拓いた新星ドメーヌです。前所有者によって2016年からビオロジック栽培、2018年からビオディナミが展開されており、ラファエルはそれを引き継ぐ形で認証を取得し、自身のヴァン・ナチュール造りを開始しました。
 「畑は「コルビエール・フヌイエード自然公園」の中心部にあるのですが、この公園では50種を超える大小の野鳥を観察することができます。中でも特に感銘を受けたシロオオタカ(鷹)の白い羽、そして、真っ白なページにこれから羽ペンで私の物語を書き始めるという思いを込めて、ドメーヌ名を「白い羽」と名付けました」。
 「大自然の恩寵に満ちたこの地は、ヴァン・ナチュール造りの理想郷です。畑のすぐそばには国指定の「ハイキングコース36号」も通っており、景観の美しさは息を呑むほどです。(行ってみたい!)写真をラベルにも掲載した清流の水は生命が蘇るような美味しさで、まさしくこの水のようなワイン造りを目指しています。ちなみにこの清流の水は、ビオディナミのプレパラシオンの調合にも使用しています」。
 ラファエルは創業直後より、フランス農務省やINAO等のフランス当局が10年の歳月を経てヴァン・ナチュールを公式に定義・認可した「Vin méthode Nature」にも加盟しています。
 「VmNはその厳格なルールによって、逆にヴァン・ナチュール造りに自由を与えてくれています。健全で体に優しいことはもちろん、美味しさのパスポートでもあります」。


Pic Noir Syrah
ピック・ノワール シラー

IGP Côtes Catalanes。シラー100%。コディエス・ド・フヌイエード村に0.8ha。シスト(スレート片岩)基盤の粘土石灰質、泥土質、砂質土壌。平均樹齢20年。収量は26hl/ha。ステンレスタンクで発酵後、6ヶ月間熟成。無清澄、ノンフィルターでビン詰め。ビン詰め時にのみ極少量のSO2を使用。ラベルの鳥はマルセイユ在住の高名な画家であるサンドロ(www.sandrot.com)が描いた「クマゲラ」で、その赤色と黒色の羽毛(ベリー系の果物の色調や風味)、鋭いくちばし(スパイシーな香味)、どっしりと一所に留まる習性(重厚な味わい)から、シラーの特徴を形容する鳥として描かれたものです。

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