Written on 2025 07
Jul 30, 2025 by
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う~ん、面妖なことが起きました(笑)。
マスキューの定番のポルトガルの赤ワイン
モンテフィーノ・レゼルヴァ 2009年 覚えておられますか?ちょっと前のマスキュー試飲会にお出しして好評でしたね(笑)。
まあ、ちょっとマイナーですがプリミティブに美味しい熟成したもの。とても好きなワインなのですが、派手ではありませんからマスキューではひっそりこっそりと売っておりました(笑)。ちょうどマスキューにはお似合いのアイテムです(笑)。
でもですね(笑)、この二、三日異常な売れ方をしています。インターネット販売なのですが、こんなマイナーなワインの注文が一気に何件も入りました。インポーターさんに追加発注し「雑誌が何かに載ったのかな?」と聞いてみても
「聞きません。」の一言。
インフルエンサーの影響かな?
昔モン•ペラやカレラ•ジャンセンでパニックになったことを思い出しました。
ちょっと検索してみても該当するようなトピックはありませんし、検索ページの尻にマスキューは載っている程度です(笑)。
う~ん、面妖なのです。注文いただいたお客様に聞くわけにもいかず、謎は解けません(笑)。どなたか知っておられたらコッソリ教えてくださいね(笑)。
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Jul 24, 2025 by
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今週末の(金)、(土)はマスキュー試飲会です。
今日、千枝ちゃんのワインが届いたら並べましょう!
作戦会議
私「今日千枝ちゃんのワインが届くから、それで全部揃うね(笑)。」
家内「『レゲント』だね(笑)。それにしても面白いワインだよね。ちょっと前はラブルスカ種とヴィニフェラの交雑種なんかヨーロッパでは認められなかったよね。まあ、ラブルスカ種の特徴は、何代数種類のヴィニフェラをかましているから薄くはなってるけどね。」
私「1800年代の後半のフィロキセラ禍以来ラブルスカ種はヨーロッパでは御法度。その呪縛も解放される流れなのかな?」
家内「ラブルスカ種がフィロキセラに耐性があるってことはフィロキセラが常にくっついていることでもあるから解禁にはならないと思うけど(笑)。ラブルスカ種の良い品種特性を引き出すのは可能なんだね。イノヴェーションを感じる。」
私「ドイツワインとは思えないほどタンニン量が多い。寒くてもタンニンがしっかり生成されてる不思議。セオリーを覆してるよね(笑)。果肉にもタンニンがあるのが特徴みたいだね。しかもタンニンに収斂性がない。」
家内「試飲会のトップセラーになるかもね(笑)?」
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Jul 23, 2025 by
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今日インポーターさんのエノヤンがサンプルの持ち回りしてくださりました。エノヤンはマスキューの割と近くに住んでいるので、持ち回りの一番手でよく来てくれます(笑)。
エノヤン「マスキューさん、今日も暑いですねぇ(笑)。ところで
ギィ•シモンのブルゴーニュあっという間に無くなりました!」
例のオジサンのピノ・ノワールです。一応試飲会用に確保はしてありますが、追加計画は早くも頓挫(笑)。
私「あ~、今月一杯は大丈夫と踏んでいたんだけどね(笑)。ちょっと甘かったかな…。」
エノヤン「やはり2022年は良かったのとコスパが良かったようです。」
私「そ~だよね。品質と値段を比べれば、あれを選ぶよね(笑)。マスキューの試飲会でもあるだけ売ったら終わりだね。残念!」
家内「今日持ってきた下さったコトー•ブルギニオン美味しい!酸っぱくてコレ好きだなぁ(笑)。」
エノヤン「
ピノ・ノワール100%です!」←胸を張る(笑)。
私「シャサーニュやモンテリに似てるよね。畑は何処いらへんかな?モレ・サン・ドニが本拠地だけどモレ・サン・ドニっぽくない(笑)。でもコレ良いね(笑)。」
懲りないマスキューと懲りないエノヤンの日常でございます(笑)。
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Jul 21, 2025 by
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う~ん、暑いですねぇ。
昨日関内のレストランBさんに配達した折のこと。実は前々日に
コンテッセの『ルナ』プロセッコ•オーガニック•ブリュットをサンプルとしてお試しをお願いしておりました(笑)。
Bママ「マスキューさん!コンテッセのプロセッコ、とても良いですね(笑)。そんなに甘くないし(笑)。」
私「ありがとうございます!酸がしっかりあるので、強めに冷やすとドライに感じます。」
Bママ「あと、桃の香り!私大好きなんですよ(笑)。もう、桃を買ってきて食べるしかない(笑)!と言うわけで今日個人買いでプロセッコ。発注しました(笑)。」
Bパパ「店で使うより自分で飲む方が優先(笑)。」
桃をガラス皿に盛る。氷を下に引き桃は一口大にカット。それを食べながらコレを飲む!
う~ん。これだけで満足しそうですね(笑)。もちろんやってみます(笑)。
我が家でプロセッコ+桃をやる場合…、昼間の暑い3時頃、桃1個を剥いてザク切り(笑)。そして桃とプロセッコに集中!人目を憚らず集中(笑)!
お腹も酩酊具合も満足するはず。そしてそのままお昼寝(笑)。コレですねコレ(笑)。
でもですね(笑)、レストランの場合最初の一杯に桃を添えたり、グラスの縁にカットした桃を挟み込んだり、またや浮かべたり、なんて工夫が必要かな?レストランで桃とプロセッコだけでお腹が一杯になったらシャレになりませんもんね(笑)。
ケース•バイ•ケース TPOが大事ですね。
人数が集まるパーティーだったら桃のカットとプロセッコを並べておけば世話なし(笑)。このパターンが一番プロセッコらしいかな(笑)?
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Jul 19, 2025 by
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今月末7月25日(金)、26日(土)のマスキュー試飲会のライン•ナップ決まりました!
先月は思いも寄らない暑さでラインナップの並びにほころびが…。でもですね(笑)、今回は泡、白、赤、全て夏向きのライン•ナップ!
ご期待に沿えれば良いんですが…(笑)。
☆❴限定品❵ 『ルナ』プロセッコ•オーガニック•ブリュット レ•コンテッセ イタリア ヴェネト 発泡性 白 プロセッコD.O.C. 750ml 1780円税込
マスキューお馴染みのレ•コンテッセのプロセッコです。プロセッコのトップ・ランナーですね(笑)。基本大量生産するプロセッコ、勢い装置産業的に成りがちではあります。その中でもコンテッセは本拠地トレヴィーソの自社畑の葡萄で賄う珍しい家族経営。ラボも持っており製造システムもトップ・ランナー。
通例シャルマ方式でプロセッコは作られます。原料ワインを製造して、それをタンクに詰めなおし、糖分添加してタンク内二次発酵 泡にします。コンテッセの場合それを一つの密閉式圧力タンクで行います。いわゆる一元発酵のシャルマ方式で効率良く作ります。
まず、原料の葡萄をジュースにした状態で0℃で保存。生産計画に沿ってタンク内で発酵。この際に出来上がりのアルコール分と残糖分を設定した糖分を添加し、ガス圧を調整しながら発酵させる訳です。
出来上がると温度をまた0℃に戻し3ヶ月ほど熟成させて瓶詰め。低温での3ヶ月の熟成期間を設けるとこで泡が細やかで持ちが良い(笑)。
コンテッセのワイナリーの写真を見ると縦に並んだ巨大なステンレス•タンクと横に積み上がった巨大なステンレス•タンクが屋外にあります。
一見石油のか何かの化学的なプラントのようです(笑)。巨大な横向きのステンレスタンクはミサイルのようにも見える(笑)。確認すると横に寝てるタンクはシュール・リーをしっかりするためとか。横に寝かせたほうが接空面積が広がるためにシュール・リーの効率が良いのだそうです。
また、イタリアは電力を自給出来ませんから電気料金が高い。でもですね(笑)、コンテッセは太陽光発電などで電力を賄うようです。逆に売電収益もあるとか(笑)。見た目はコングロマリットのようなのですが、実は家族経営。量と質を両立させるプロセッコのトップランナー、恐るべしコンテッセ(笑)!
ふふふ(笑)。
この夏の隠し玉来ましたぁ(笑)!
まずは箱。カッコいいでしょ(笑)。中味もまたカッコいい(笑)。
愛するコンテッセが作るプロセッコ•ブリュット
正確には『ルナ』プロセッコ•オーガニック•ブリュットでございます。
マスキューの通常ラインナップてはプロセッコのエキストラ•ドライとフリザンテ•ロゼがコンテッセのものですから、このブリュットが加わると3アイテムとなります。
コンテッセに言わせるとブリュットの方がプロセッコらしいと言います。ちょっと甘くて桃の香りがするのが彼らにとって好ましいプロセッコのようです。
日本はこれだけ暑いですから、うんと冷やせば多少の甘みがあった方が飲みやすい。なんとなくコンテッセの言うところも解りますね(笑)。強めに冷やして飲むとまずは爽快!ちょっと時間が経って液温が上がってくると桃などのフルーツの香りがほんのりふんわりと上がってきます。
残糖分は11∼12g/L、ガス圧は4.53気圧。味覚上残糖分9∼10gと12∼13gに味覚の壁があります。絶妙な塩梅なのです(笑)。ちなみに市販されている無糖のレモンサワーは10gほどです(笑)。
今回諸般の事情により限定大特売となりました!
○シャルドネ 2023年
レ・コンテッセ
イタリア ヴェネト I.G.T.トレヴェンツィア
白 スクリュー・キャップ 750ml 1932円税込
イタリア ヴェネト プロセッコの優良生産地区コネリアーノに本拠を構えるプロセッコのスペシャリスト レ・コンテッセが造るシャルドネ白です。マスキユーの定番では得意のプロセッコ、フリザンテと泡ばかりですが、今回久しぶりの御披露目となります。
まず第一印象は、爽やかなんだけどしっかりしてる!普通に美味しいのです。
しかもシンメトリーでシャルドネらしい。とは言えフランスの何処のシャルドネと聞かれても該当する産地はない(笑)。
旨味とフレッシュな酸味、もちろん木樽は一切使っていない直球勝負。この酸味と旨味がコンテッセらしい。爽やかな旨味なのです(笑)。この点プロセッコとも共通するスタイルですね。
栽培•醸造から瓶詰めまで欠点•癖がなく、出来上がったワインはハニーさもあり無理に早く収穫した印象はなし。アルコール分は12%。15∼16℃の低温で20日間の長いマセラシオン、そのままシュール・リーの状態で10日間静置させ瓶詰め1ヶ月後に出荷。かなりの低温でサクッと作っています(笑)。
う~ん。
昨今のフランスのシャルドネはアルコール分が高くクドくなりがち。過熟させないスタイルは貴重かも(笑)。あまりにも素直なため、私は言葉を失っております(笑)。
そうそう実はこのワイン、ラベルも進化しておりました。ラベルを指でなぞると土壌を触っているかのようなのです(笑)。ラベル自体土壌の写真。土壌は粘土質と砂質に石灰岩が混じるのですが2次堆積なので細かで水捌けと保水力を兼ね備えた恵まれた土壌のようです。生産力はありそうですね(笑)。
○
『レ・アビーム』2023年フィリップ・ラヴィエール フランス 白 ヴァン・ド・サヴォアA.O.C.750ml 2262円税込
来週末はマスキュー試飲会です。
もちろん着々と準備進行中でございます(笑)。
そんな中マスキューの定番のフランス•サヴォワの白『レ・アビーム』2023年フィリップ・ラヴィエール ジャケール100%で作られる切れのある辛口。マスキューの定番としてロングセラーワインです。コレを久しぶりにティスティングしたところ、実に美味しい(笑)。切れがあってコクもある。今までのヴィンテージで最高かも(笑)?こんなにコスパ良かったかな(笑)?
そこで今月末の試飲会にお出しすることを決定!
そんなこんなで取り敢えずホームページを確認するとなかなかでてこない。当該カテゴリーの6ページ目でようやく発見!しかも表記されているヴィンテージは2023年ですが、ラベルの映像は2011年。
これはいかん!
早速ホームページの管理をしてくださっているフクモトさんに連絡しなくては!
マスキューのウェブがマイナーな理由を実感(笑)。まあ、年寄り2人でやってますからこんなもんですかね(笑)。あんまり忙しくなるのも困るからちょうど良いかも(笑)。
●『レゲント』 プティ•チエ 2023年 ベルンハルト•コッホ ドイツ プファルツ Q.b.a. 赤 750ml 1980円税込 スクリュー•キャップ
まず、見た目の第一印象は赤、紫、ピンクのグラデーションがとても綺麗で鮮烈。飲むと、とにかく飲みやすい(笑)。赤い鮮烈な小粒のベリーやチェリー、ブルーベリー、山桃、サンザシの香りがフレッシュ。甘みと酸味のバランスが良く、綺麗に磨かれたタンニンは飲み手を引き込みます(笑)。ちょっとランブルスコに共通する意識を感じます。低温でしっかり管理•熟成した印象。
夏に冷やして楽しめますね(笑)。
まず『レゲント』を調べると新しい葡萄品種のようです。1990年代に開発されて、今では 1500ヘクタール以上に作付けされているようです。冷涼なドイツで栽培しやすい黒葡萄として開発されたようですね。果肉も黒い故かワインの色も濃く、ドイツワインらしからぬ濃さです。特徴的なワインの色は解決かな(笑)。ちょっとボジョレーのガメイやメルロっぽくもあるかな?
この『レゲント』は、シルヴァーナーとミュラートゥルガウの交配品種であるディアナというブドウと、シャンボーソンというブドウを掛けあわせたブドウとか。耐菌性があるため農薬に頼らない栽培にも向いているそうです。ただ、湿気に弱いのが弱点のようでガビ系の病気に弱いようです。あとシルヴァーナとミューラートゥルガウは白葡萄ですからシャンボーソンが鍵になりますね(笑)。ちょっと調べるとフランスで開発された交雑種いわゆるハイブリッド。要はヨーロッパ系のヴィティス•ヴィニフェラとアメリカのラブルスカ系の雑種。ラブルスカ種はいわゆるフォキシーフレーバーがしますので主に生食用なのですが、ピノ•タージュ等の交雑種を開発することで利点を引き出しヴィニフェラの欠点を補うことを目指すようです
。また、ラブルスカはフィロキセラや黴等の耐性がありますからそれを利用したいのは解りますね(笑)。このシャンボーソンは交雑種同士の交配種のようでラブルスカ種の欠点フォキシーフレーバーを薄めることに成功したのかな?そして更にヴィニフェラ系のディアナと交雑させることでフォキシーフレーバーは完全に無くなっております(笑)。
基本接ぎ木ですから畑の隅にまず接いで、結果が良ければそれを広げる。ドイツは基本的に冷害等のリスクが高いため生産者は様々な葡萄品種を植えてリスク回避する傾向があります。それゆえ広がるのも早い。ドイツの技術者はまず第一に量の確保。コレが基本マインドなのです。
醸造は温度を25℃に保ったままマセラシオン・カルボニックで14日間の醸し。発酵の終盤残糖分を9.5g残した状態でマセラシオン•ストップSO2でしっかり止めます。酸度は5.7g/
L。甘さと酸の絶妙なバランスで発酵を終了させる技はドイツの技術者でこそ。SO2添加は甘さの等級に従って発酵をコントロールするドイツならではの伝統技(笑)。多分この1発で止めていると思います。醸造家の坂田知恵ちゃんは完全なドイツの技術者ですね(笑)。そして温度管理したタンクで1年以上しっかり熟成することでSO2の嫌味を消してから瓶詰めしてますね。きっと瓶詰め時にはSO2添加しないような気がします。遊離型のSO2をほとんど感じないのです。この辺の心配りは日本人的かな(笑)。
以下インポーターさん資料より。一部岡本補追。
ファルツのハインフェルドにある、コッホ家が経営するワイングートです。1610年からワイン造りをする家系
1980年 ベルンハルトが引き継ぐ。3haからスタート。
2017年 息子アレクサンダー コッホが加わる
今では栽培面積50haほど。これまでは国内(近隣)の個人客への販売がほとんどで、輸出は行っていませんでした。
南ファルツは、粘土石灰質土壌のため、ピノ ノワール、シャルドネ、ヴァイスブルグンダー、グラウブルグンダーなどに力を入れています。他にも、ドルンフェルダーやカベルネ ソーヴィニヨン、メルロを植えており、20品種以上を手掛けています。生産比率は、赤白各50%ずつです。
ワイン造りをするのは、兵庫県出身の坂田千枝。幼い頃から果樹栽培の仕事をしたいと考えていました。地元の農業高校に進学し、17歳の時にドイツにホームステイしたことがきっかけとなり、ドイツへ。職業訓練を受け、ラインガウやアールで研修を積みました。2013年末から、コッホで働いています。普段は、一人でセラーの仕事を担当しています。ベルンハルトから学んだことは「お客様が求めるワインを造ること」。ブルゴーニュのピノ ノワールが好きで、それに近づけていきたいと考えています。
こだわりのワイン造り・・ワインのベストな状態を考えて、添加物は極力加えないようにしています。赤は基本的にノンフィルター、白はベントナイト処理を行わないようにしています。低価格帯のワインにも1つ1つたんぱく質沈殿率のチェックを行っています。「低価格帯のワインも、上級クラスのワインにも同じ労力をかけています。」と坂田は語ります。酵母は選別酵母ですが、2009年にブルゴーニュ スタイルのピノ ノワールを造り始めて以来、2013年頃から「ヴィヌム」や「ゴーミヨ」などのワインガイドに掲載されるようになりました。
●ル•コパン 2022年 ドメーヌ•サン•アントワーヌ フランス ラングドック ミネルヴォアA.C. 赤 750ml 2262円税込 スクリュー•キャップ
マスキューの大好物ミネルヴォア。特にクラシック•スタイルのものに限ります。今風の甘くて濃いだけのものには閉口(笑)。
でもですね(笑)、なかなか無い。願わくばレイモン•ジュリアンのようなクラシック•スタイルのミネルヴォア!しっかりコンクリート•タンクで全房発酵したワインをプレスをかけずにフリーランだけで作ったものが良い(笑)。
今やレイモン•ジュリアンの『ル•サンドル』『ラゼロール』は高すぎて手は出ない、その下の『ル•グラン•パンシャン』にしても同様。
でも凡庸なミネルヴォアを扱うつもりは無し(笑)。この点ケチでへそ曲がりなマスキューの本領発揮なのですが、逆に売れるワインが無くなる悪循環(笑)。
そんな中、よーやく、見つけました!
グルナッシュ80%、シラー20%のクラシックなスタイル。果実味はちょっと重心が低く暗いのですが赤系黒系のベリーはしっかり感じられ、ガリークのニュアンスがとても良いアクセントになっております。いかにもミネルヴォア(笑)。たっぷりしたタンニンはあくまでフレンドリー。旨味もタンニンに伴ってありますからとても飲みやすく心地良い。SO2の添加も感じないレベルで自然な感じです。口の中を優しく広がり、綺麗な余韻に繋がっています。
隠れたしっかりした強さがありながら、基本フレンドリーでシンプル!まあ、除梗はしてるような気はしますが。
コレなんです、コレ(笑)。
私にとって幸せになれるワインなのです(笑)!
実際ドメーヌ•サン•アントワーヌのオーナーはもともとのヴィニロンではなく、自分の好きなミネルヴォアのワインを作りたい欲求に駆られた方のようですし、ワインからもそれが感じられます。あまり余裕がないベンチャー的なアプローチではなく、最低限自分たちが楽しめる品質が前提なのが伝わってくるワインなのです(笑)。それゆえ、伝統の味わいに忠実にしかも誠実にワインを作れるのでしょう。
※詳しい資料が無いのでこの記載は全て私の妄想なのでお許しを!
●ブルゴーニュ ·オート·コート·ド·ニュイ ピノ ·ノワール フュ·ド·シェーヌ 2022年 ドメーヌ ·ギィ ·シモン ·エ ·フィス フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3677円税込
年に一度の入荷!
マスキュー定番のオジサンのピノ・ノワールの入荷です(笑)。
畑はニュイ·サン·ジョルジュ村の端に面したエリアにあります。カシスの畑を売って新しく購入したものかしら(笑)?写真を見る限り葡萄は密植されており、仕立ても低い伝統的なブルゴーニュ·スタイル。今風のニュージーランド·スタイルてはありません。
葡萄の平均樹齢は40年。収穫後、低温で発酵し(これは今風)、後にステンレスタンクにて主発酵。熟成にはオーク樽を用いて15か月間熟成(新樽比率25%)。10%ほどは除梗しないで全房で発酵するようです。
個人的にはスタンダードのピノ・ノワールよりこちらの方を私は好みます(笑)。ゴメンナサイ!
お値段は高くなりましたが、変わらぬ良さ·品質が向上していることにほっとしました(笑)。
以下インポーターさん資料より
ドメーヌ・ギィ・シモンはオート・コート・ド・ニュイの南側にあるマレ・レ・フュセ村(Marey-l?s-Fussey)の生産者です。現在は10代目のディディエ氏と妹ミュリエル氏がドメーヌを取り仕切っています。「自分のようにオート・コート・ド・ニュイの畑のみを所有する生産者って珍しいよね」とディディエ氏。父から譲り受けた畑は当初11ha。一方でこのエリアではクレーム・ド・カシスの生産が盛んで、このドメーヌもカシスの畑を4ha程所有していたが4年前にその畑を売り、さらにオート・コート・ド・ニュイの畑を購入。現在ではオート・コート・ド・ニュイの畑を24haを所有しています。収穫した葡萄の半分はブルゴーニュのネゴシアンに桶売りし、残りの半分は自社詰めワインとしています。ワインは赤も白も樽熟成して瓶詰め。「コー
ト・ド・ニュイのワインは密度がありながらもエレガント。そういった指標的なワイン造りを目指している」とディディエ氏。ドメーヌで直接販売をしている他、フランス国内を中心に販売をしています。
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Jul 19, 2025 by
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家内と作戦会議です(笑)。
私「やはりスペイン•モンサンの『シカール』2020年あっと言う間に無くなったね。」
家内「まさか2週間で無くなるとは!」
私「リピートする方が皆さん複数本だったから無理もないかな(笑)。インポーターさんに注文した時に、残り全部くださいって言ったら断られた(笑)。コスパ良いから仕方なかったよね。残念!」
家内「店長!今回のコンテッセのブリュットは大丈夫?またすぐ売り切れたら怒られるよ(笑)。」
私「少なくとも8月中は売り切れにしたくないよね(笑)。知らんぷりしてインポーターさんの在庫を確認しながらマスキューの在庫を積みます作戦展開中(笑)。」
家内「そうそう(笑)。売れ行き次第だもんね。でも、売れそうな予感(笑)。コスパ良いもんね(笑)。季節柄にピッタリだし。」
私「でしょ(笑)。レストランのお客様から返り注文あったから、来週にまた発注しないとならないかも。」
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Jul 16, 2025 by
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皆さん!
ブルゴーニュの
ギィ•シモン覚えておられますか?
そうそう、おじさんラベルのブルゴーニュと言えばピンと来ますね(笑)。
今日インポーターさんの「えのやん」が持ち回りしてくれました(笑)。2022年のブルゴーニュ•オート•コート•ド•ニュイのピノ・ノワールとシャルドネ。共に樽熟成しているタイプ。シャルドネはパワーに溢れ超熟タイプかな。ちょっとジャイエ・ジルのスタイルに似てきたかな(笑)。ピノ・ノワールはファットでとても飲みやすい(笑)。オート•コートらしくは無いのですがグッド(笑)!
年に一度の入荷ですから発注しない手はない(笑)。もちろん発注(笑)。今月のマスキュー試飲会にはピノ・ノワールを出しましょう!値段も前と同じですから良心的。ちょっと心配な2022年ヴィンテージでしたから、飲んで確認出来て良かったぁ(笑)。
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Jul 14, 2025 by
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今日は台風が通過する予定で荒天予報されてますが、お昼時の今空は晴れてます(笑)。まあ、これから要注意かな?
そんなこんなで暇なものですから衣替え(笑)。マスキューのカウンターの上にはコレが並んでます。
ザコル4アイテムです(笑)。向かって左から
グリフ、
ル•カブ、ミ
オセヌ、
ランデーブの2022年ヴィンテージの揃い踏み(笑)。ここのところザコルのワインをだいぶ飲みました。基本濃いには濃いのですが、タンニンは渋くない。それゆえセラーから出してすぐ飲み始められます。液温の上昇とともにゆっくりワインが開くのを楽しむも良し。セラーから出して抜栓して30分ほど置いてから楽しむも良し(笑)。
しっかりしていますが全てがエレガント。暑苦しくない(笑)。この点夏場でもオッケーなのです(笑)。
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Jul 12, 2025 by
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ふふふ(笑)。
この夏の隠し玉来ましたぁ(笑)!
まずは箱。カッコいいでしょ(笑)。中味もまたカッコいい(笑)。
愛するコンテッセが作るプロセッコ•ブリュット
正確には『ルナ』プロセッコ•オーガニック•ブリュットでございます。
マスキューの通常ラインナップては
プロセッコのエキストラ•ドライと
フリザンテ•ロゼがコンテッセのものですから、このブリュットが加わると3アイテムとなります。
コンテッセに言わせるとブリュットの方がプロセッコらしいと言います。ちょっと甘くて桃の香りがするのが彼らにとって好ましいプロセッコのようです。
日本はこれだけ暑いですから、うんと冷やせば多少の甘みがあった方が飲みやすい。なんとなくコンテッセの言うところも解りますね(笑)。強めに冷やして飲むとまずは爽快!ちょっと時間が経って液温が上がってくると桃などのフルーツの香りがほんのりふんわりと上がってきます。
残糖分は11∼12g/L、ガス圧は4.53気圧。残糖分は9∼10gと12∼13gに味覚の壁があります。絶妙な塩梅なのです(笑)。ちなみに市販されている無糖のレモンサワーは10gほどです(笑)。
そうそう、大事なお値段は1780円税込となります!
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Jul 12, 2025 by
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今日は涼しかったですね(笑)。汗もかきませんでした(笑)。
そうそう、例の暑苦しい特売ワインも順調で明日には完売しそうです(笑)。やはり、ちょっと涼しくなると赤ワインを飲みたくなりますね(笑)。
お客様「マスキューさん!特売ワインまだありますか?明日の土曜日も涼しそうですから、昼間涼しいうちに仕込んでおきます(笑)。暑すぎるとワインをぶら下げて帰る気になりませんよ(笑)。」
私「ごもっともでございます(笑)。マスキューもこの1ヶ月前倒しの夏にはやられてます(笑)。ワイン飲む気になりませんよね。それに特売ワインも暑さで出鼻を挫かれました(笑)。なんたって真夏の暑い時にフルボディーの赤を提案しちゃいましたから(笑)。」
「でもコスパの高さが光ってますよ(笑)。無くなる前に買っていこう!」
等などありがとうございます!
でもですね(笑)、今度は夏を意識した隠し玉が明日来ます(笑)!コレこそ夏場の大本命!賢明な皆さんはもう大体想像がつくかな(笑)?
バレバレ?
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Jul 10, 2025 by
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今日はドメーヌ•デ•ザコルのインポーターのMさんがご来店下さいました。
私「こんな暑い中わざわざ来なくても良いのに(笑)。」
Mさん「いえいえ(笑)、いつも
ザコルを大事にしてくださりありがとうございます(笑)!今日ザコルのグリフ2021年のサンプル持ってきました(笑)。」
私「ありがとう!では早速(笑)。」
私「あ~、綺麗だね(笑)。エレガントかな(笑)。」
Mさん「割と冷ややかですよね。」
私「2022年の方がファットかな(笑)。売りやすくはあるかな(笑)。」
Mさん「ザコルの2022年は全体にふくよかですよね(笑)。」
私「ザコルの管理技術は素晴らしい!ここのところ2022年を良く飲むんだけど、地域によってバラツキがかなりあるんだよね。例えばロワールなんか糖度が上がり過ぎ。」
Mさん「ロワールはザコルの土地より涼しいはずですよね?」
家内「2022年のワインを飲むと、ロワールはかなり大変そう。飲まないと仕入れられない。」
私「ザコルの地所は寒暖差があるのが飲むと解るよね(笑)。平地のロワールより酸はある。」
Mさん「ザコルのワインはいつもアルコール分が変わらない分、ヴィンテージの差も出やすいようですよね(笑)。」
家内「しかも外さないから凄い(笑)。」
私「ザコルのワインってキュヴェによってビオ臭がしたりしなかったり。コレって作柄に寄るのかな?SO2添加のタイミングがそれぞれ違うような気がするんだけど、教えてくださいね。」
Mさん「添加するにしても20mg/Lくらいに仕上げますから、なにか塩梅秘訣があるかも知れませんよね。今度聞いてみます。」
Mさん、ありがとうございました!
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Jul 09, 2025 by
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う~ん。暑い!
今、マスキューは暑くても美味しく飲める赤ワインを探しています。基本へそ曲がりですからこんなに暑くても冷やして飲める赤ワインを探しています(笑)。
まず、樽熟成したものはダメ(笑)。
そうするといわゆる無添加系のワインなら可能かな(笑)。大体が木樽しませんからタンニンはシームレス。ただ、ブリュットやミオセヌなんかだとセラーから出してそのまま飲めますが、もう少し低い温度でも美味しく飲める赤!10℃で楽しめる赤ワイン!ランブルスコはもう試飲会でやったし…。
そうなると軽めのビオ系…、ドイツの赤…。この辺りが有望かな(笑)?ただし、しっかり酸が無いといけません。あるかなぁ(笑)?
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Jul 05, 2025 by
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う~ん、暑い!
こんな暑い中大変恐縮なのですが、スペインの暑苦しいワインが売れています(笑)。
先日ブログでお知らせした特売ワイン
●『レ•ソルツ•シカール』2020年 セリョル•マスロッチ スペイン 赤 カタルーニャ モンサンD.O. 750ml
数も大して無く、フルボディーのワインとしては破格の価格なので、怖くて公表出来ませんでした(笑)。もちろんホームページにアップなど出来ませんからこっそりと売るしかない!
とは言えお客様から何故教えてくれなかった!と誹りを受ける可能性大。
そうだ!
ご所望の方おられましたら、ご連絡いただければお取り置きしますからね(笑)。お早めに!
だって1160円なのですから、お察しくださいませ!
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Jul 04, 2025 by
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先月のマスキュー試飲会で思った以上に人気の
○
グロ・プラン・デュ・ペイ・ナント シュール・リー 2023年 ドメーヌ・B&D・マルタン フランス ロワール 白 750ml 1697円税込
実はインポーターさんの在庫が切れそうになったので残りの数本を確保。
インポーターさん「マスキューさん!グロ•プラン残り1ケース切りました!」
私「あれ?まだ少しあったんじゃなかったのですか?」
インポーターさん「マスキューさんが試飲会で数ケースお取りくださったので、その時点でほぼ無くなりました。」
私「あっ、そうか(笑)。他のワインショップでノーマークだから大丈夫かと勝手に思い込んでました(笑)。」
インポーターさん「弊社もミュスカデのついでに多少輸入するパターンなので…。」
私「そ~だよね(笑)。まあ、マスキューでもディープなお客様御用達だからね(笑)。バンバン売れるワインではないけど、(我々を含め)たま~に無性に飲みたくなるワインかな(笑)。」
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Jul 03, 2025 by
weblogland |
『レ•ソルツ•シカール』2020年 セリョル•マスロッチ スペイン 赤 カタルーニャ モンサンD.O. 750ml
今月の特売ワインでございます(笑)!
スペイン随一の銘醸地プリオラートを馬蹄形に取り囲むようなD.O.モンサンの赤ワインです。プリオラートの下位互換的に思われがちなのが可哀想(笑)。基本濃い。ただし、プリオラート程は濃くはしないかな(笑)。
それでもこのワインはやはり濃い(笑)。夏向きではないですね(笑)。では何故夏場の特売なんだ!とお叱りを受けるのは重々承知。その訳は後ほど(笑)。
このワイナリー、セリョル•マスロッチは1917年創業。モンサンD.O.の制定は2001年ですから、そのはるか前からの老舗ワイナリーです。
この『レ•ソルツ•シカール』のレ•ソルツは畑名、シカールはセパージュのシラー(60%)、カリニェナ(40%)の頭文字から作った造語です。世界市場に打って出る意欲を感じます(笑)。立派な瓶ですしね(笑)。いかにも高級。
手摘み•発酵後、樹齢20∼25年のシラーはアメリカンオーク、樹齢50年以上のカリニェナはフレンチ•オークで13ヶ月熟成(新樽比率30%)させアッサンブラージュ。瓶熟成期間をしっかり取ってリリース。このシリーズの最上位のキュヴェのようです。
飲んだ感じ、基本今風。より早く飲めるようにタンニンは躾けられていますが(笑)、それでもスロー(笑)。十分な濃度感にアメリカンチェリーの果実味が開くまで3日ほどかかります(笑)。ちゃんとしたモンサンのワインと言えましょう。しっかりしています(笑)。
それでは何故特売アイテムなのかと申しますと、インポーターさんの輸入停止に伴うからでございます。当初の値付けは3200円税別とちょっと高かったのも災いしたのかな(笑)。輸入当初ティスティングした際「マスキューにはちょっと高級かな?」ということで見送りました。
そんなこんなで、今回30本のみですが言えない価格での販売となりました!
怖くて言えません(笑)。
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