Written on 2025 02 24
試飲会リポート 後半
Feb 24, 2025 by weblogland |○『チェルソ 』2022年 アジェンダ・アグラリア・グエリエリ イタリア マルケ 白 ビアンケッロ・デル・メタウロ・スペリオーレ D.O.C. 750ml 2545円税込
「あの強いロゼ•フリザンテの後が白ですかぁ(笑)。マスキュー作戦ですね(笑)。」
私「えへへ(笑)。読まれてますね(笑)。」
「おっ!カッチリしてますね(笑)。スパルタン(笑)。」
家内「開けたてですのでローズマリー…、樟脳の香りがまだ強いかな(笑)。」
「膨大感たっぷり(笑)。」
「なるほどね(笑)。フリザンテの後でも全然大丈夫(笑)。」
「実は先行して飲みました(笑)。子持ちシシャモに合わせると、卵部分はオッケーでしたが、身には合いませんでした(笑)。クリーム系…、ベシャメル•ソースなんか良さそうですね(笑)。」
家内「私開けたての『チェルソ』を飲んで思いついたのですが、イカ•フライ食べたくなりました(笑)。何故だかイカ•フライ(笑)。」
私「『チェルソ2022年』、明日になると果実味が出てきます。」
「へぇ~、それは何故ですか?」
私「ちょうど1年前の2月のマスキュー試飲会で『チェルソ2021年をお出しした時は開けて全開で大好評ですぐに完売してしまいました。今回事前に2022年を飲んだところまだちょっと硬い。もう少し暖かくなってから試飲会に出すのが得策と思いましたが、それまでインポーターさんの在庫が持たない(笑)。それ故ちょっと見切り発車となりました。ゴメンナサイ。」
そして翌日力発揮(笑)!
「あ~!香り凄いですね(笑)。トロピカル!」
「旨味、香り、舌触り、全てが巨大(笑)。エキゾチック。」
「うわっ!ハニーで強烈。でも飲みにくくない(笑)。ライチ…、フルーツの香りがプンプン(笑)。口の中が大変なことになってる(笑)。」
「ライチ、薔薇、パイナップル…、明るい香りですよね(笑)。いかにも中部イタリアの恵まれた陽光を感じる。」
「ミントやローズマリーのハーブの香りが爽やか(笑)。真っ昼間の暑い中畑に立っているような錯覚に陥る(笑)。」
「畑から遠く地中海が見える(笑)。山から吹く風があるから暑すぎない(笑)。なんてね(笑)。」
「このワイン…、ビアンケッロ種でしたっけ?単一とは思えない複雑さですよね(笑)。」
家内「特に古い区画のビアンケッロを1ヶ月収穫を遅らせたようです。普通あり得ませんよね。」
「1週間や10日遅らせることはあるけど1ヶ月とは…!葡萄おかしくならないのですか?」
私「そんなに遅らせたら、腐ったり、落果してり、鳥のエサになったりしますよね(笑)。味わいも通常のビアンケッロを更に濃くした感じです。変になっていません(笑)。」←すかさず棚に仕込んであった通常のビアンケッロを見せる(笑)。
家内「品種特性としか説明出来ません。プチ•マンサン的かな(笑)?」
「あ~、ジェランソンの葡萄ですね(笑)。」
私「さすがよくご存知で(笑)!ドメーヌ•コアペなんか雪降っても収穫しませんし(笑)、畑には鳥害避けのネット張ってました(笑)。特殊な晩熟性の品種なんでしょうね。」
「『チェルソ』ってドンナルーチェに似てますよね(笑)?」←ドンナルーチェ•マニアの横浜のKさん
私「よくぞお気づきで!マルヴァジアの魔術師ポッジョ•レ•ポルピが作る白。香りの構成がほぼ同じなんですよ(笑)。ただ『チェルソ』は木樽を使いません。あとマルヴァジアの方がオレンジの香りが強いかな?」
私「実は去年の1月に開けたドンナルーチェ2022年と2015年が少し残ってますからティスティングしましょうか?たまたまこちらにいるマスキューのティスティング•スタッフKさんから2015年は頂いたものです(笑)。」
横浜のKさん「私のドンナルーチェ大好きでバック•ヴィンテージをストックしてます(笑)。2015年もあった!」
私「期せずしてドンナルーチェの二代巨頭の邂逅ですね(笑)!まぁ、2015年も2022年のどちらも酸化してシェリーみたいになってますが…、ちょっとだけお試しくださいね(笑)。」
Kさん(ティスティング•スタッフ)「マスキューさん、まだ残ってたんですね(笑)。」
私「頂いた2015年は私がチビチビ飲みましたのでもうほんの少ししか残っておりません。2015年とても良かったでした(笑)。」
Kさん(横浜のドンナルーチェ•マニア)「う~ん。2015年の方が旨味が可愛いかな(笑)。ともに愛おしさがありますね(笑)」
私「ドンナルーチェ愛、ありがとうございます(笑)!」
●バルバレスコ ヴァッレグランデ 2014年 グラッソ・フラテッリ イタリア ピエモンテ 赤 バルバレスコD.O.C.G. 750ml 4242円税込
「全てがスムーズ(笑)。タンニンも感じない(笑)。これが熟成のピーク?」
家内「はい。この状態が後数年続きます(笑)。」
私「そしていつの間にか古酒に変身するかと(笑)。」
「透明感かあって…、旨味の塊(笑)。邪魔するものがない!」
「品があって美しい!やはりネッビオーロ!」
私「何故ネッビオーロか高貴品種と言われるか解りますよね(笑)。」
「うんうん。何を食べ合わすか?なんて考えなくてもイイ(笑)。浸れるよね(笑)。」
私「ちなみにこのワイン、アルコール分は14.5%です。やはり大物(笑)。」
「アルコール分0%に感じますよ(笑)。10年経って全て溶け込んでいる。ということかな(笑)。」
私「左様かと(笑)。」
「マスキューさん、このワインは10年は経っているのに澱があまりありませんよね?」
私「熟成途中にラッキングしたり、澱引きをしているので、さほど澱は多くありません。あとお出しする前にしっかり立てていましたから、ビン底にちょっと固まっているかと。」
私「あとSO2も析出されない程減っていると思います。瓶の中で10年も熟成させると検査しても析出されないようです。」
「減るのですか!?あり得るのですか?」
私「私の想像ですが(笑)、長い年月の間にSO2は澱などと重合して瓶底に沈殿するのかなと妄想してます(笑)。」
「飲んでいるとSO2なんてつゆほども感じないし、思うこともないですよね(笑)。」
「この前のマルティルデのボナルダ2010年、澱が凄かったですよ(笑)。ソムリエも驚いていた(笑)。」
私「あのワインはまるっきり濾過も澱引きもしていません。しかも2010年。SO2もほぼ無し。旨さと澱は背中合わせとしか…。あの澱は旨くはありませんが(笑)。」
家内「今まで飲んだ中で一番澱が多かったかも?」
「でもオーストリアのビー•ナチュラルの澱は美味しかったんだよな(笑)。不思議(笑)。ビー•ナチュラルの澱は細かで見た目ちょっと違うけどね。」
「ベリー、桑の実、ストロベリー…、薔薇、とても綺麗ですよね(笑)。ネッビオーロってちょっと違いますよね(笑)。」
「私個人的に薔薇が好きでして(笑)、家内の誕生日にマルティルデのバルベーラを飲みました。あまりに美味しくて(笑)、欲張ってグラスをバルーンの大きなものに変えて飲んたところ、一気に香りが抜けてしまいました。残念!」
私「失礼いたしました!やはりネッビオーロのようには行かないのかな…。」
「普通のグラスがベストでした(笑)。」
私「皆さんご周知くださいませ!」
お寒い中、ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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マスキュー 試飲会リポート 前半
Feb 24, 2025 by weblogland |昨日、一昨日とお寒い中ご来店ありがとうございました!さすがに金曜日はパラパラのご来店(笑)。やむなし!土曜日は明るいうちのご来店(笑)。そうなりますよね(笑)。
ありがとうございました!
○リオハ ベガ ブランコ 2023年 リオハD.O.C. 白 750ml 1178円税込
「おっ、お安いですね(笑)。」
「でも良い香り。どれどれ(笑)…。」
「う~ん。グレープフルーツ!」
「グレープフルーツを皮ごとかじったような感じ(笑)。ピールのニュアンスあり!」
「ルエダのヴェルデホ!共通の香りですね(笑)。ヴェルデホ100%ですか?」
私「ヴィウラ、ヴェルデホと表記されてますからヴィウラが50%以上、ヴェルデホは50%以下かと(笑)。」
「へぇ~、思ったよりヴェルデホの割合が低いんですね(笑)?」
私「そ~なんです(笑)。私も最初ヴェルデホがセパージュのメインだと思いました(笑)。ヴェルデホは強い香りの品種ですね(笑)。」
家内「ヴェルデホの方がヴィウラより値段の高い葡萄のようなので、ブレンドの加減が腕の見せ所なんでしょうね(笑)。」
「なるほど!より安く、より美味くですね(笑)。」
私「まぁ、高級感はございませんが(笑)。」
「しっかり濃い(笑)。コスパ良いですね。」
私「でもですね(笑)、アルコール分は12%。さほど高くはありません。基本冷涼な産地かと。」
「スイスイ飲める(笑)。家はまず白ワインを飲んでから赤ワインを飲んで打ち止めるんですよね。だからわりと白ワインの消費が多い(笑)。」
私「白ワインはボクシングのジャブですね(笑)。我が家もそうですよ(笑)。」
「だから、デイリーで飲み飽きしない白はマスト•アイテム(笑)。」
「マスキューさん!このワインはデイリーで良いですよね(笑)。単純にジャンク•フード食べながら飲むのにぴったり(笑)。例えばフライドポテト食べながら飲んだり(笑)。」
「うんうん。ポテトチップでも良し。ポテトチップはのり塩ポテト(笑)!」
私「コンビニのオデン買ってきてコレを飲む(笑)!」
「コンビニのオデンだって馬鹿に出来ないもんね(笑)。」
「マスキューさん!私たまに白ワインを飲むと悪酔いすることがあるんですけど(笑)…。マスキューさんのワインだとそれがない(笑)。何故ですか?ただ単に飲み過ぎなのかな(笑)?」
私「一応添加物の量が少ないワインを選んでいます(笑)。」
「ワインの裏に書いてある酸化防止剤ですか?」
私「いわゆる亜硫酸塩です。自然に生成されますし、若干の添加ならワインが安定しますので最終段階でちょっとだけ添加してくれた方が安心ではあります。」
「それが多いとダメなんですか?」
私「はい。まず開けたてに鼻にツンとくる刺激臭が強い物は避けます。あと口中、特に喉の奥を刺激する苦味…強いとウゲッと来ます(笑)。コレもNGです。それを基準にワインを選びます。
」
「添加物の量が違う?」
私「左様でございます(笑)。意識してティスティングすると±10ppmくらいの誤差で添加量が解るようになりますよ(笑)。」
「ppm(笑)!え~と、100万分の1かぁ(笑)」
「と言うことは1ppmは1L中0.001mgかぁ。」
家内「亜硫酸塩以外のビタミンCやセルロース系のものの添加もNGです。味わいに影響します。」
「どう影響するんですか?」
家内「ビタミンCはえぐ味。セルロース系は味わいの広がりを阻害します。」
私「別に毒と言うわけではなく許可された添加物ですから、インポーターさんによっては気にしない(笑)。だから取り寄せたサンプルに入っていると大ショック(笑)。」
家内「2000円を超えるワインに入っていると精神がやられます(笑)。」
「凄く安い値段の無添加ワインってありますよね?」
私「加熱殺菌、特殊濾過、遠心分離、等など様々なテクノロジーがありますので…。成分調整に近いのでそれをワインとは…。」
●リオハ ベガ ティント 2023年 リオハD.O.C. 赤 750ml 1178円税込
「マスキューさん!赤も白もラベルにリオハ•ベガと書いてますが、コレはブランド名?」
家内「はい。ベガはベガ・シシリア•ウニコのベガと同じ(笑)。星の名前です。1等星でしたっけ(笑)。」
私「古いワイナリーなので原産地指定のリオハをブランド名として名乗れるようです。」
「なるほどね(笑)。老舗ならではだね(笑)。」
「マスキューさん!この赤、白同様に飲みやすい(笑)。その点赤白共通する(笑)。同じコンセプトなのかな(笑)。」
私「おっしゃる通りでございます(笑)。共通する意識を感じますよね(笑)。」
「うんうん。確かに!高級ではないけど(笑)、あざとさが無くフレンドリー(笑)。」
「この赤、旨味がとてもしっかりしてる。タンニンも意地悪さがないし(笑)、何にでも合いそう(笑)。毎日の食卓向けですよね(笑)。」
「普通に和食系に合いそう(笑)。」
「出し汁に合うよね(笑)。」
「マグロの漬け!カツオ…カラシ醤油なんてどうかな?無理かな(笑)」
「癖がないから飲み飽きしないかな(笑)。癖がないのが癖(笑)。」
「懐かしいテンプラリーニョ…。昔よくこんな感じのスペインワイン飲んだよね(笑)。そ言えば今あまり見なくなったかな?」
家内「今輸出されるスペイン•ワインはチリ•ワインみたいなファットなスタイルの赤ワインが多いですよね。」
「向こうのビストロなんかで飲むスペインワインって、特別濃くなくて中庸なんですよね(笑)。
このリオハ•ベガみたいなスタイルなんですよね(笑)。」
「薄いワインってダメだけど、濃くて重ければ良い訳じゃない(笑)。程良さなんだよね。特にデイリー•ワインには程良さこそ必要(笑)。」
「これもちゃんとテンプラリーニョなんだよね(笑)。」
私「アルコール分は13.5%としっかりありますが
、特別強く感じる訳ではありません。折り合いがよろしいかと(笑)。」
「13.5%アルコール分がある感じしませんよね(笑)。もっと低いかと思いましたよ(笑)。」
「たしか白はアルコール分が12%でしたよね。何故赤と白は違うんですか?」
私「品種の特性に合ったアルコール分だとしか言いようがありません(笑)。まぁ、無理に高くする必要は無さそうですが(笑)。」
◑フィズィ•ミシュカ フリザンテ ヴィンツェレール ショプロニ ハンガリー ショプロン 発泡性 ロゼ 750ml 1980円税込
「おつ~!鮮烈(笑)。果実味が鮮烈(笑)。」
「うんうん。かき氷のイチゴ•シロップのような甘みが残る(笑)。」
「果実の凝縮感が凄いね。」
「奥行き、広がりも立派(笑)。」
「余韻が長くて強い!はっきりしている(笑)。」
「塩味があって、キレもある。余韻がユニークだよね(笑)。」
私「残糖分もありますが、酸があるので邪魔にならない。バランスの取り方が素晴らしいと思います(笑)。」
「う~ん。確かに甘さが目立たない。甘いのだろうけど甘くない(笑)。甘さが果実味に転化している(笑)。」
「この果実感は経験したことがない(笑)。赤ワインからタンニンを削ぎ取ったような…(笑)。」
私「完熟したイメージですよね(笑)。果物の種の中の核を食べるようなニュアンスがあります。」
「リキュールっぽくもあるかな(笑)。」
家内「マスキューの定番の燕ちゃんラベルのロゼ•フリザンテです。アルコール分も13%あります。かなりしっかりしています。」
「そんなに高いんだぁ。普通フリザンテってアルコール分は10%くらいにして甘さでバランスをとるんだけどね(笑)。やはり、ちょっと違うんですね。」
私「黒葡萄のケークフランコシュで
作ったものです。」
「マスキューさん!あの赤、ソース…、中濃ソースに凄く合います。トンカツ、レバー、フライに中濃ソースをかけてワインを飲むとソース自体が凄く旨くなるんですよ(笑)。胡椒っぽさも引き立ちましたよ(笑)。」
家内「豊かでしっとりとした赤ワインですよね。私の大好物です(笑)。」
私「タンニンは濃いですが、旨味が伴っていますよね。ケチ臭くない(笑)。」
「東欧のワインって日本人好みなんですよね(笑)。」
私「植物性の油や豚肉によく合いますよね(笑)。」
家内「そのケークフランコシュの果実味をダイレクトにしたのが、このロゼ•フリザンテです(笑)。」
「このフリザンテ、とても飲みやすいんだけど、軽いあっさりしたものではないですよね(笑)。かなりグレードが高い(笑)。」
「しかも斬新(笑)。」
「マスキューさん!このワインは冷やした方が良いのですか?」
家内「さすがに今日の気温だと冷やさなくて大丈夫ですが(笑)。もう少し暖かくなってきたら冷やした方が良いですよね(笑)。」
「良し!春のお花見には勝烈庵のトンカツ弁当を買って、このフリザンテを飲む!コレですよコレ(笑)!」
「上カルビの焼肉バーベキューにコレを合わせる!美味しそう(笑)。上ですよ上。並じゃダメ(大爆笑)。」
ありがとうございました!
○リオハ ベガ ブランコ 2023年 リオハD.O.C. 白 750ml 1178円税込
「おっ、お安いですね(笑)。」
「でも良い香り。どれどれ(笑)…。」
「う~ん。グレープフルーツ!」
「グレープフルーツを皮ごとかじったような感じ(笑)。ピールのニュアンスあり!」
「ルエダのヴェルデホ!共通の香りですね(笑)。ヴェルデホ100%ですか?」
私「ヴィウラ、ヴェルデホと表記されてますからヴィウラが50%以上、ヴェルデホは50%以下かと(笑)。」
「へぇ~、思ったよりヴェルデホの割合が低いんですね(笑)?」
私「そ~なんです(笑)。私も最初ヴェルデホがセパージュのメインだと思いました(笑)。ヴェルデホは強い香りの品種ですね(笑)。」
家内「ヴェルデホの方がヴィウラより値段の高い葡萄のようなので、ブレンドの加減が腕の見せ所なんでしょうね(笑)。」
「なるほど!より安く、より美味くですね(笑)。」
私「まぁ、高級感はございませんが(笑)。」
「しっかり濃い(笑)。コスパ良いですね。」
私「でもですね(笑)、アルコール分は12%。さほど高くはありません。基本冷涼な産地かと。」
「スイスイ飲める(笑)。家はまず白ワインを飲んでから赤ワインを飲んで打ち止めるんですよね。だからわりと白ワインの消費が多い(笑)。」
私「白ワインはボクシングのジャブですね(笑)。我が家もそうですよ(笑)。」
「だから、デイリーで飲み飽きしない白はマスト•アイテム(笑)。」
「マスキューさん!このワインはデイリーで良いですよね(笑)。単純にジャンク•フード食べながら飲むのにぴったり(笑)。例えばフライドポテト食べながら飲んだり(笑)。」
「うんうん。ポテトチップでも良し。ポテトチップはのり塩ポテト(笑)!」
私「コンビニのオデン買ってきてコレを飲む(笑)!」
「コンビニのオデンだって馬鹿に出来ないもんね(笑)。」
「マスキューさん!私たまに白ワインを飲むと悪酔いすることがあるんですけど(笑)…。マスキューさんのワインだとそれがない(笑)。何故ですか?ただ単に飲み過ぎなのかな(笑)?」
私「一応添加物の量が少ないワインを選んでいます(笑)。」
「ワインの裏に書いてある酸化防止剤ですか?」
私「いわゆる亜硫酸塩です。自然に生成されますし、若干の添加ならワインが安定しますので最終段階でちょっとだけ添加してくれた方が安心ではあります。」
「それが多いとダメなんですか?」
私「はい。まず開けたてに鼻にツンとくる刺激臭が強い物は避けます。あと口中、特に喉の奥を刺激する苦味…強いとウゲッと来ます(笑)。コレもNGです。それを基準にワインを選びます。
」
「添加物の量が違う?」
私「左様でございます(笑)。意識してティスティングすると±10ppmくらいの誤差で添加量が解るようになりますよ(笑)。」
「ppm(笑)!え~と、100万分の1かぁ(笑)」
「と言うことは1ppmは1L中0.001mgかぁ。」
家内「亜硫酸塩以外のビタミンCやセルロース系のものの添加もNGです。味わいに影響します。」
「どう影響するんですか?」
家内「ビタミンCはえぐ味。セルロース系は味わいの広がりを阻害します。」
私「別に毒と言うわけではなく許可された添加物ですから、インポーターさんによっては気にしない(笑)。だから取り寄せたサンプルに入っていると大ショック(笑)。」
家内「2000円を超えるワインに入っていると精神がやられます(笑)。」
「凄く安い値段の無添加ワインってありますよね?」
私「加熱殺菌、特殊濾過、遠心分離、等など様々なテクノロジーがありますので…。成分調整に近いのでそれをワインとは…。」
●リオハ ベガ ティント 2023年 リオハD.O.C. 赤 750ml 1178円税込
「マスキューさん!赤も白もラベルにリオハ•ベガと書いてますが、コレはブランド名?」
家内「はい。ベガはベガ・シシリア•ウニコのベガと同じ(笑)。星の名前です。1等星でしたっけ(笑)。」
私「古いワイナリーなので原産地指定のリオハをブランド名として名乗れるようです。」
「なるほどね(笑)。老舗ならではだね(笑)。」
「マスキューさん!この赤、白同様に飲みやすい(笑)。その点赤白共通する(笑)。同じコンセプトなのかな(笑)。」
私「おっしゃる通りでございます(笑)。共通する意識を感じますよね(笑)。」
「うんうん。確かに!高級ではないけど(笑)、あざとさが無くフレンドリー(笑)。」
「この赤、旨味がとてもしっかりしてる。タンニンも意地悪さがないし(笑)、何にでも合いそう(笑)。毎日の食卓向けですよね(笑)。」
「普通に和食系に合いそう(笑)。」
「出し汁に合うよね(笑)。」
「マグロの漬け!カツオ…カラシ醤油なんてどうかな?無理かな(笑)」
「癖がないから飲み飽きしないかな(笑)。癖がないのが癖(笑)。」
「懐かしいテンプラリーニョ…。昔よくこんな感じのスペインワイン飲んだよね(笑)。そ言えば今あまり見なくなったかな?」
家内「今輸出されるスペイン•ワインはチリ•ワインみたいなファットなスタイルの赤ワインが多いですよね。」
「向こうのビストロなんかで飲むスペインワインって、特別濃くなくて中庸なんですよね(笑)。
このリオハ•ベガみたいなスタイルなんですよね(笑)。」
「薄いワインってダメだけど、濃くて重ければ良い訳じゃない(笑)。程良さなんだよね。特にデイリー•ワインには程良さこそ必要(笑)。」
「これもちゃんとテンプラリーニョなんだよね(笑)。」
私「アルコール分は13.5%としっかりありますが
、特別強く感じる訳ではありません。折り合いがよろしいかと(笑)。」
「13.5%アルコール分がある感じしませんよね(笑)。もっと低いかと思いましたよ(笑)。」
「たしか白はアルコール分が12%でしたよね。何故赤と白は違うんですか?」
私「品種の特性に合ったアルコール分だとしか言いようがありません(笑)。まぁ、無理に高くする必要は無さそうですが(笑)。」
◑フィズィ•ミシュカ フリザンテ ヴィンツェレール ショプロニ ハンガリー ショプロン 発泡性 ロゼ 750ml 1980円税込
「おつ~!鮮烈(笑)。果実味が鮮烈(笑)。」
「うんうん。かき氷のイチゴ•シロップのような甘みが残る(笑)。」
「果実の凝縮感が凄いね。」
「奥行き、広がりも立派(笑)。」
「余韻が長くて強い!はっきりしている(笑)。」
「塩味があって、キレもある。余韻がユニークだよね(笑)。」
私「残糖分もありますが、酸があるので邪魔にならない。バランスの取り方が素晴らしいと思います(笑)。」
「う~ん。確かに甘さが目立たない。甘いのだろうけど甘くない(笑)。甘さが果実味に転化している(笑)。」
「この果実感は経験したことがない(笑)。赤ワインからタンニンを削ぎ取ったような…(笑)。」
私「完熟したイメージですよね(笑)。果物の種の中の核を食べるようなニュアンスがあります。」
「リキュールっぽくもあるかな(笑)。」
家内「マスキューの定番の燕ちゃんラベルのロゼ•フリザンテです。アルコール分も13%あります。かなりしっかりしています。」
「そんなに高いんだぁ。普通フリザンテってアルコール分は10%くらいにして甘さでバランスをとるんだけどね(笑)。やはり、ちょっと違うんですね。」
私「黒葡萄のケークフランコシュで
作ったものです。」
「マスキューさん!あの赤、ソース…、中濃ソースに凄く合います。トンカツ、レバー、フライに中濃ソースをかけてワインを飲むとソース自体が凄く旨くなるんですよ(笑)。胡椒っぽさも引き立ちましたよ(笑)。」
家内「豊かでしっとりとした赤ワインですよね。私の大好物です(笑)。」
私「タンニンは濃いですが、旨味が伴っていますよね。ケチ臭くない(笑)。」
「東欧のワインって日本人好みなんですよね(笑)。」
私「植物性の油や豚肉によく合いますよね(笑)。」
家内「そのケークフランコシュの果実味をダイレクトにしたのが、このロゼ•フリザンテです(笑)。」
「このフリザンテ、とても飲みやすいんだけど、軽いあっさりしたものではないですよね(笑)。かなりグレードが高い(笑)。」
「しかも斬新(笑)。」
「マスキューさん!このワインは冷やした方が良いのですか?」
家内「さすがに今日の気温だと冷やさなくて大丈夫ですが(笑)。もう少し暖かくなってきたら冷やした方が良いですよね(笑)。」
「良し!春のお花見には勝烈庵のトンカツ弁当を買って、このフリザンテを飲む!コレですよコレ(笑)!」
「上カルビの焼肉バーベキューにコレを合わせる!美味しそう(笑)。上ですよ上。並じゃダメ(大爆笑)。」
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