前月   August 2026   翌月
Mo.Tu.We.Th.Fr.Sa.Su.
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

Menu:

More info:

リンク:

ワインの桝久商店
関内のバー[タウザー]
横浜のバー時代屋
FULホスティング サービス
ホームページ制作

:
:



Written on 2026 08 30

桝久 試飲会リポート 前半

Aug 30, 2026 by weblogland |
昨日、一昨日とご来店ありがとうございました!
一昨日は暑く夏、昨日は雨混じりの秋口の気温。ワインを飲む気スイッチが入りました(笑)。

null

ロ・プーロ ビアンコ 2024年 コスタドーロ イタリア マルケ 白 I.G.P.マルケ 750ml 1602円税込 スクリュー•キャップ
「あ~、ふっくらしてて美味しい(笑)。たしかにコスパ良いですね(笑)。」
「これってセパージュは何ですか?」
家内「トレビアーノが主体でシャルドネにパッセリーナが加わるようです。」
私「突き抜けるような柑橘系のフレッシュさはパッセリーナかな?」
「香はそんなにプンプンしないけど(笑)、口中の味わいは訴求力ありますよね(笑)。」
「林檎を丸ごと擦り卸したリンゴジュース飲んでるみたい(笑)。」
「子供の頃おばあちゃんが作ってくれたなぁ(笑)。リンゴの果肉だけじゃなくて皮も一緒に擦り卸したあの香り味わいだよね。」
「そうそう、すぐに色が褐変するんだよね(笑)。コレも色が濃いけれど似たようなものなのかな?」
家内「ちょっと似たところありますよね(笑)。あれほど急激に褐変はしませんが(笑)。」
「うんうん。とてもドライですよね?」
私「残糖分はほとんどありません。ほぼ完全に糖分を酵母が喰っています(笑)。あとマロラクティック発酵もしているはず。それでもリンゴ酸はしっかり残っていますから、もともとのワイン果汁かなり濃い。」
「余韻が青リンゴなんですよね。あとその中に甘いお芋みたいな…、ふっくらした甘さが漂う。
ワインとしてのレベルが高い(笑)。」
「マスキューさん!私の好きなアダンティのモンテファルコ•グレケットに似てますよね(笑)。」
私「左様でございます(笑)!でも、あれよりはちょっと落ちるかな?」
「でもコスパ抜群ですね(笑)。」
「前の試飲会で出たチウチウ参加のワイナリーですよね。似たところもあるけど、違いもある。」
家内「ロ•プーロの方がアヴァンギャルド(笑)。
特にこの白。この価格•品質で生産量もある。ちょっと驚きです。」
「マスキューさん!このワイン、『ヴィーガン、オーガニック、酸化防止剤無添加』って書いてますけどいわゆるオレンジ•ワインみたいですよね?」
「店長!色は完全黄金色だし(笑)、オレンジワインですよー(笑)!」
私「ラベルには謳っていませんが、皮も一緒に発酵してますし、澱引きせずに熟成もしてるようですからまるっきりオレンジ•ワインですよね(笑)。逆にわざとオレンジ•ワインと書かないような気がします(笑)。」
「マスキューさんがブログに書いていた『俺の家ワイン』の意味が解りましたよ(笑)。」
「う~ん。さつま芋を入れたクリームシチューに合いそう(笑)。クリーム系は行けそうですね(笑)。」
「シナモンなんかのエキゾチックな香料入れた料理なんかも引き立ちそう(笑)。」
家内「鉄板なのは大根おろし(笑)!」
「と言うことは…、秋刀魚の塩焼き!プラスたっぷりの大根おろし(笑)!」
「でも、今年は秋刀魚不漁みたいですよ。もう出始めてますが、小さい。脂も乗ってない。」
「う~ん。困ったなぁ。」
私「取り敢えず大根おろしにこのワインをかけて食べてみます(笑)。発見あるはず(笑)!」


クエルチア・ディ・アニバーレ・ビアンコ・バジリカータ 2025年 テヌータ・タウリア イタリア バジリカータ 白 I.G.P.バジリカータ•ビアンコ 750ml 2074円税込
「あ~、爽やかなハチミツレモン(笑)。飲みやすい。ひたすら飲みやすい(笑)。」
「旨味がじんわり、しっかりある。エレガント。癒やされるよね(笑)。」
私「葡萄樹が古木ですね。しかもプレスせずにワインを作っている感じです。特徴的です(笑)。」
「よし!覚えたぞ(笑)!」
「セパージュは何ですか?」
家内「マルヴァジアにフィアーノです。」
「南イタリアのマルヴァジアってもっと暴力的なイメージ(笑)。こんなにエレガントになるんですね?」
「過熟してパワフルなイメージですよね。液体ももっと濃く粘るし(笑)。」
私「そうですよね(笑)。ここで問題です(笑)。このワインのアルコール分はいかほどでしょうか?」
家内「ヒント、通常南イタリアの白だと14%ほどです。」
「絶対にそんなに高くない(笑)!」
「そうそう、もっと涼し気だし、冷涼な産地のワインみたいですもんね(笑)。」
「思い切って…、12%!」
私「ピンポ~ン!大正解です(笑)!」
「それって南イタリアらしからないですよね。特殊な天候…、テロワールの性ですか?」
私「多分アルコール分…、糖度を上げないような栽培法によるものかと。」
家内「バジリカータでも山奥なので寒暖差はかなりありそうですが。」
私「多分、元気の良い大きな葉っぱを切る。そうすると光合成が阻害されるので葡萄果の糖度が上がらなくなります。そして葡萄果の上に葉っぱを繁らせて日傘にします。葡萄果の水分蒸発を防ぐ効果があります。」
「温暖化対策ですね(笑)。通例葡萄栽培は糖度を上げることに腐心するけど、その逆もありかな(笑)?」
「マスキューさん、私もこのワインが好きで毎ヴィンテージ飲んでますが、昔はコテコテで(笑)、安納芋を煮込んだような味わいでしたよね(笑)。とてもバジリカータらしいワインでした。でもここ数年このスタイルに変わりましたね(笑)。」
私「はい。初めて変わった3年ほど前は日照不足なのかと思いました(笑)。ただそれが変わりませんからスタイルの変化かと。」
家内「最初は生産者もインポーターさんも何も言いませんので面食らいました(笑)。」
「今年我が家のトマトは暑すぎて実割れして駄目でした。何か温暖化対策をしなくては(笑)!」
私「そ~なんですか?いただいたトマトめちゃくちゃ美味しかったですよ。感動しましたけど…。」
「初夏の実割れしてない奴ね(笑)。その後は実割れして駄目駄目でした。」
「日本のワインも栽培適地が北海道に移ったようですよね。」
「そうそう北海道の居酒屋で飲んでたら、ちょうど葡萄栽培者に隣り合わせて立ち聞きしたのですが(笑)。彼らが『何もしなくても美味しくなった。』って言ってましたよ(笑)。」
大爆笑
「山梨の牧丘町で素晴らしいワインを作ってますよ。標高1000m近い高原。カンティーナ•ヒロ。ただし手がかかり過ぎて採算が取れないようです。」←Dr.Fさん、ホントに良くご存知!
家内「ヨーロッパだと標高1000mは葡萄栽培の標高上限ですね。」
私「こっちが40℃の酷暑日でも30℃そこそこですよね。」
「生食用の葡萄栽培と並行していて、生食用葡萄栽培で生計を立てているようです。特に収穫期は害獣対策で大変みたいです。」
私「Aさんがトウモロコシ収穫前日にハクビシンに全滅させられたって言ってました。害獣対策は容易じゃないのですね。」
「生食用葡萄とワイン用葡萄は混植できるのですか?」
私「基本非効率なのでしないと思います。あと、生食用は水分を取る葡萄、ワイン用は過剰な水分を取らないようなベクトルなので生育栽培環境が違います。少なくとも同じ畑でやるのは無理な話ですし、まあ実際にやれなくはないのでしょうが…。」


ソーヴィニヨン 2024年 ドメーヌ•デュ•ムーラン•カミュ フランス ロワール 白 I.G.P.
ヴァル•ド•ロワール 750ml 2262円税込
「今日の白の中で一番色が薄い(笑)。でもマスキューさんの並びはエスカレート方式だから(笑)、コレが一番強いと見た(笑)!」
私「えへへ(笑)。」
「あ~、このソーヴィニヨン美味しい(笑)!凄く飲みやすいし旨味もたっぷり(笑)。」
「グレープフルーツの香り!」
「ポカリスエット(笑)!」
「後味にレモンピールのニュアンスや桃っぽさも感じる。」
「綺麗ですよね(笑)。癖がない。でもソーヴィニヨン•ブランとしか思えない(笑)。」
「こんなソーヴィニヨン•ブランが資格試験に出たら外さない(笑)。でも何処の産地か問われると何と答えようかな(笑)?ニュージーランドではない!ボルドーでもない!フランスロワール川の中流域のソーミュール辺かな?」
家内「ロワール川の下流域とは思えませんよね(笑)。」
「なんていうのかな…、ニュージーランドみたいなシビアさが無い。かと言って薄くはないし、総てが程良い(笑)。マスキューさん曰くのシンメトリーかな(笑)。」
「でも今日の並びの白の中では一番酸はあるんだよね。とても良い並びですな(笑)。」
「フレッシュ&フルーティーなんだけど、品が良くて高級だよね(笑)。早く飲めるスタイルのサンセールみたい(笑)。」
「このワインもドライですね。誤魔化していない(笑)。」
家内「実は2023年ヴィンテージもあって比べたのですが、2024年の方が酸がある。まだまだ伸び代を感じたので今回は2024年ヴィンテージにしました。」
私「比べると2023年ヴィンテージは出来上がってる感でした。ロワール下流域の2024年ヴィンテージはとても良い作柄のようです。」
「たしかに以前の試飲会で出たミュスカデとても美味しかった(笑)。パワフルでバランスが取れてましたっけ(笑)。このソーヴィニヨン•ブランもしっかりしてて力がある。ちなみにアルコール分は?」
家内「ソーヴィニヨン•ブランは2023年2024年ともに12.5%です。マルタンは12%でした。」
私「ともにアルコール分を抑える傾向ですね。」
「温暖化対策を行っているんですね。生産者は努力してるんだな。頭が下がる。でも今年はどうなるんだろう。もう今はパリは暑くないみたいだけど、40℃超えてたし…。」
私「今日飲んだ2番目のバジリカータのワインを飲んで思ったのですが、もともと温暖な産地の地中海系葡萄の方が、暑さへの耐久対応能力があるような気がします。涼し気なスタイルに変身してます(笑)。フランスやドイツの品種はローマ人の進行とともに冷涼なワイン産地でないところに葡萄を品種改良しながら栽培をしたもの。糖度を上げるようなベクトルで改良されたものです。」
「なるほど!カベルネ•ソーヴィニヨン、ピノ・ノワール、リースリングですね。」
私「はい(笑)。温暖化に適応し難い性格があるような気がします。」
家内「そうそう。ボルドーではシラーなどの暖かな産地の葡萄が許可品種に入るようになりました。伝統の恩恵を背負う産地より新たな冷涼な産地の方が対応力がありそうです。」
「あと50年後にはボルドーでワイン作っていたんだ?なんて時代になってるかも(笑)?」
「ボルドーやブルゴーニュの生産者は生き残りをかけて必死なんだろうなぁ。」
「お金持ちだからグローバル進出してリスク回避してるもんね(笑)。」
「様々な努力をして適応するんだろうな。諦めたら終わりだもんな。安西先生も言ってた(笑)。」
「まあ、我々だって似たようなものかな(笑)。サラリーマン勤め上げても人生終わりじゃないもんね(笑)。逆にその後が大事(笑)。」
私「我々自営業だって日々足掻いてますよ(笑)。足掻いた結果がこの冷蔵庫を変身させたワイン棚(大笑い)。」

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ