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Aug 25, 2016 by weblogland |
明日、明後日はマスキュー試飲会です。今、やっとワインを並べ終えました(笑)。

この作業が終るとホットします(笑)。

横浜の桝久商店でワインの試飲会開催

今回は正確には5種類5本ですが、ドンナルーチェ2015年の8月3日に開けたものを試していただきますから試飲アイテムは6本となります。私も8月3日に抜栓したドンナルーチェは明日まで飲まないことにします(笑)。そうすれば、私自身の感動も増すと言うもの(笑)。一昨日あたりから凪ぎのような状態になっていますが、変身しているかな?

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マスキュー試飲会のラインナップ 201608

Aug 23, 2016 by weblogland |
今月8月26日(金)、27日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!
まずは、アメリカの泡、しっかり冷やしてお召し上がりください(笑)。



◎ブラン・ドゥ・ノワール N.V. ラック&ドリル カリフォルニア ノース・コーストA.V.A. 発泡性 白 750ml 2913円税込み
カリフォルニアのベスト・バリュースパークリング・ワインを生み出すラック&ドリル。
シャンパン方式で造るワインは、万人受けする高品質。飲んで不味いと言う方はほとんどいないはず(笑)。
ただ、そこはアメリカ、本家シャンパーニュとはあり方もちょっと違う(笑)。
まず、ブラン・ドゥ・ノアールと表記されていますが、ピノ・ノワールが70%、シャルドネが30%の割合となっています。レギュレーションが違うようですね。それ以外は本格的。18ヶ月の瓶内二次発酵後に12g/Lのドサージュ。その後更に熟成して出荷。しっかり時間をかけたものです。
味わいはドサージュが多く甘いように思われますが、割りと甘さを感じません。マロラクティック発酵をしていないようで総酸が7.3g/Lありますので、糖分を上手くマスキングしています。ふっくら感と円やかさがあり、飲みやすいこと請け合い(笑)。温度を上げずに飲むと胃袋に染み入ります(笑)。香りもブリオッシュまではいきませんがトースト香がらしい熟成したニュアンスを出しています。果実も柑橘系ですから、シャンパーニュのブラン・ドゥブランに間違える方もいるはず(笑)。飲み応えのある飲みやすさが身上の面白く、コスト・パフォーマンスに優れたスパークリングなのです。

続いてもアメリカの白ワインです。
いきなりアメリカの白ワインの2種類も!マスキュー頭が暑さのせいでおかしくなったか(笑)?
○アクロバット ピノ・グリ 2013年
キング・エステート アメリカ 白 オレゴンA.V.A. 750ml 2036円税込み

10年連続してレストランNo.1の人気の米国産ピノ・グリと言えばすべてを物語りますか(笑)?
ピノ・グリってこんなに素直で飲みやすくてフルーティーなの?と思わずニンマリさせてくれます(笑)。
ピノ・グリというとなかなか難しい(笑)。ブルゴーニュだと果実味より旨味が優先するし、アルザスやイタリア北部の上物は眉間にシワを寄せて飲まなくてはいけないし(笑)。美味しいんですけどね。
そうするとこんなにもスコーンとして、しかも濃度感のあるピノ・グリは無いかも(笑)?
もちろんマロラクティック・コントロールはしていますし、買い葡萄も混ざってますが、ワイン・メーカーのキング・エステートの力量は素晴らしい!
アメリカ・ワインの技術力の高さに衝撃を受けました(笑)。レストランで人気を博すのは当然な味わいなのです。

そしてコスト・パフォーマンスに優れたコート・デュ・ローヌの赤ワインです。
●コート・デュ・ローヌ レゼルヴ
2014年 ドメーヌ・グラン・ヴヌール フランス コート・デュ・ローヌA.C. 赤 750ml 1465円税込み
シャトー・ヌフ・デュ・パフでP.P. 100点満点を獲得したドメーヌ・グラン・ヴヌールのネゴス・ブランド『アラン・ジョーム』のコート・デュ・ローヌです。
セパージュはグルナッシュ65%、シラー25%、サンソー10%。熟成に木樽は使わない直球勝負(笑)。でもですね、とても複雑な上物の仕上がり。良いグルナッシュの特徴赤いベリー系の香りがチョコレートの香りと溶け込み柔らかで豊か、しかも滑らかなタンニンとのバランスは構築されています。畑はコート・デュ・ローヌの北端ですから思わずびっくり。パフの近くのローヌかと思いました。
単なるネゴスのコート・デュ・ローヌとは段違いの出来映えです。甘さと飲みやすさに訴求しがちな産地のワインとは思えません。ワインのディテイルと全体の質の高さが伴っていることは、目の行き届いた管理なしにはあり得ません!
コート・デュ・ローヌとしてはベスト・プライス、トップ・ヴァリューですね(笑)。

●続いてはボルドーの赤ワインです。将来スターになるかも(笑)?
ランプレッション・ド・シャトー・モーヴザン・バルトン 2011年 フランス ボルドー ムーリス・アン・メドック 赤 750ml 2758円税込み
メドック最小のアペラシオン ムーリスA.O.C.。ムーリスというとピンとこない方の方が多いかと思いますが(笑)、マルゴーとサン・ジュリアンの間の内陸のアペラシオン。北側のリストラック・メドックにへばりついたようなアペラシオンです。
プジョーやシャス・スプリーン、シトランなどがあると言えば大体想像つきますか(笑)?
ワイン自体に濃さがありタンニンに質感のあるお買い得ワインが多い産地です。
このワイン、シャトー・モーヴザン・バルトンのセカンドです。もともと1457年以降の所有者モーヴザン侯爵家の子孫にあたるカルピア子爵からバルトン家が2011年に購入しました。その結果シャトー・モーヴザン→シャトー・モーヴザン・バルトンとなった訳です。ちゃんとお互いの名前を入れるところが貴族的ですね(笑)。まあ、由緒あるシャトーですから名前を残すことには意味がありますか。
ところでお恥ずかしい話なのですが、このトップ・ブランドのシャトー・モーヴザン・バルトンはまだ飲んだことがありません。いきなりセカンドのランプレッションを飲んで飛びついちゃいました(笑)。
このアペラシオンのトップだと個人的にっているプジョーに通じる風格があります。もちろん除梗した今風な造りではありますが、正銘なワインにある深み、旨味を兼ね備えた揺るがない良さ いわゆる風格を感じました。心に響く良さなのです(笑)。
バルトン家のことですから徹底的に設備・畑の改修するはず。実際残留総SO 2 は42mg / L を実現していますから、かなりやってますね(笑)。
将来ムーリス・アン・メドックの歴史を変えるシャトーになるはずです。見守りたいシャトーなのです(笑)。

そして最後はドンナルーチェ2015年の登場です!
もちろん8月3日に抜栓したものとの比較テイスティングしていただきます(笑)。
○ドンナルーチェ 2015年 ポッジョ・レ・ヴォルピ
販売価格(税込): 2,592 円
イタリア 白 ラッツィオ I.G.T.750ml
あのイタリア ラツィオの「マルヴァジアの魔術師」ポッジョ・レ・ヴォルピが造る白ワインです。あの「遅摘みの小宇宙」です。「 」は私が勝手につけたキャッチフレーズです(笑)。
ドイツワインのアウスレーゼを辛口に仕立てた目新しいスタイルのイタリア白ワインなのですが、その素晴らしさによりイタリアのワイン評論誌『ルカ・マローニ』ではトップの評価を受け続けています。
私の大好物です(笑)。
毎年異常に長いテイスティング・コメントを私が書いているワインと言えば、ご存じかと。また、しつこくやらせていただいています(笑)。

以上5本+1本のおまけで皆様のご来店お待ち申し上げます。
26日(金)は17~20時30分
27日(土)は11~20時30分
まで開催しておりますので、おてすきのお時間にご来店くださいませ。
当日8月3日に抜栓したドンナルーチェ2015年がどうなっているか?
私も楽しみでございます(笑)。

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今週末の8月26日(金)、27日(土)はマスキュー試飲会です

Aug 22, 2016 by weblogland |
今週末の8月26日(金)、27日(土)はマスキュー試飲会です。
一ヶ月あっという間ですね(笑)。
今回の試飲会はトリが月初に決まりました(笑)。普段こんなことはありませんが、今回は特別です。なんたってドンナルーチェ2015年ですから(笑)。
また、やるの?なんて言わないでくださいね(笑)。
ラインナップは全部で5種類ですが
、最後にドンナルーチェ2本でますから計6本を予定しています。

『変じゃない、なんでドンナルーチェ2本?』

試飲会当日に開けたものと、8月3日に開けて定点観測しているものを比べていただきます‼
どんなんるーちぇかな?
お粗末さまでした(笑)。

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桝久 試飲会リポート 前半 21607

Aug 01, 2016 by weblogland |
昨日はお暑い中ご来店誠にありがとうございました。
まずは本日大ブレークしたガロフォリノ泡からスタートです(笑)!
○ガロフォリ ブリュット スプマンテ イタリア マルケ 発泡性 白 750ml 1697円税込み
私「お暑い中ありがとうございます
。まずはこれで渇きを癒してください(笑)。」
家内「グビグビいっちゃってください(笑)。」
「う~ん。たまらん!こんな日は冷えた泡に限る(笑)!」
「生き返りますなぁ(笑)。」
「爽やかだけど、スッゴクしっかりしてる。」
私「特に白桃の支配的な香りが特徴的です。」
「でも、このワインは甘く感じないですよね。スプマンテと言うとベタッと甘さが口に残ったりするけどそれがない。」
私「ブリュット表示ですから1L中9グラムくらいは入っていてもよいのですが、7グラムくらいにしか感じません。休み明けにインポーターさんに聞いてみます。」
「マスキューさんはブログで美少女なんて言ってたけど(笑)、これは天使に近い(笑)。」
「あっ!そう言えば 天使の何とか言うスプマンテあったな。あの甘いヤツ(大爆笑)」
「口の中な流し込むと泡立ちとともに白桃の香りが一気に広がり、そのまま消えていくような感じ。液体が胃の中まで落ちないで消えていく。
天使降臨かな(笑)?」
「泡立ちがしっかりしてますけど、
瓶内2次発酵ですか?」
家内「タンク内で2次発酵させるシャルマ方式です。逆に重い熟成感を出さずにクリアな果実味を出すにはシャルマ方式のほうが適しているんでしょうね。」
「何でもかんでもシャンパンじゃなきゃダメな訳じゃないよね。ケース・バイ・ケースだね(笑)。」
「この泡エレガントでスッゴク飲みやすいですけど、割りと強いですよね?」
私「アルコール分は12%と南の産地のものとしては収まりがよいです。無理にアルコール分を上げないように収穫のタイミングをキッチリ管理しています。このため過熟していませんからヴェルディッキオによく表出するトロピカルなパイナップルやマンゴー等の黄色い果実のニュアンスが出ないような設計で造られているかと。」
「マスキューさんが言うところの『神』技ですね(笑)。」
家内「すくなくとも斬新ですね(笑)。」
「店長!これって緩くないですよね
。酸がある。泡も凄くしっかりしてるし。イノヴェーションしてるんですね。」
私「白桃のニュアンスもシロップ漬けの白桃ではなく、完熟した白桃を噛ったような感じですよね(笑)。」
「これって清涼感があるからこのままで楽しめますけど、食事にも合わせやすそうですよね?」
家内「クリーム系との相性は良いですよね。場合によっては最初から最後までこれ1本で通せるかも知れませんね(笑)。」
「じつは、マスキューさんがブログで相性が良いと言っていた、ハーゲンダッツの期間限定の白桃アイスを買ってきましたよ(笑)。仰るように昇天するかな(笑)?」
まさかまさかの展開に(笑)!
「う~ん!旨い‼昇天しますなぁ(笑)。」強者ワイン・ラヴァーの出現でした(笑)!ありがとうございました!
季節柄か大人気となり、なんと完売しちゃいました。もちろん休み明けに速攻発注しますから、ご安心ください。

そしてサンジョヴェーゼの本場トスカーナを挟んで、北のエミリオ・ロマーニャと南のマルケのサンジョヴェーゼ比べとなります。
●サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ リゼルヴァ 2013年 グリフォン イタリア エミリオ・ロマーニャ 赤 D.O.C. 750ml 1157円税込み
「あっ、これイイですね(笑)。重くなくて薄くもなくて飲みやすい(笑)」
「ベリーの果実味が綺麗!あと、とても複雑。でも安い(笑)。」
「これ冷やしてもイイかも(笑)?」
家内「ちょっと冷やして冷製パスタなんかに合わせたいですよね。トマトなんか使えば完璧(笑)。」
「腐葉土やスパイスなんかのニュアンスもあるし、熟成した感じもある
。必要な要素が全てある。大物じゃないけど毎日飲みたくなるよね。」
「これって重宝だよね。とりあえずあると助かるようなワインだね(笑)」
「うんうん。可もなく不可もなくじゃなくて、良だよね(笑)。デイリーなんだろうけど、中々見つからないレベルのデイリーですよ(笑)。」
「サクラ・ワイン・アワードでダブル・金賞受賞ですか?」
家内「女性ソムリエなどのプロの女性が沢山集まって投票して決める日本の賞のようです。」
私「ダブル金賞の意味は解りませんが、とにかくダブルに良いようです(笑)」
「単純にスパゲッティー・ミート・ソース食べながら飲みたい(笑)!」
「マスキュさんはこの手のワインを見つけるの上手いですよね(笑)。」
「キャンティーみたいな酸っぱさもあるし、スミレの香りもするよね。メロンっぽさもある。トスカーナに近いかな。いかにもサンジョヴェーゼだよね。」
「ちゃんと熟成しているから、イタリアらしいスローな良さがあるよね。よくこの価格帯で見つけたよね(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)。」

さて、南のサンジョヴェーゼはいかに?
●サンジョヴェーゼ 2014年 ヴォルピ イタリア マルケ 赤 I.G.T. 750ml 1250円税込み スクリュー・キャップ
「あっ!これ力がある!でも力づくじゃない(笑)。」
「みっちり?ねっとり感があるよね(笑)。」
「まだ、あまり香りが出てないのかな?」
「ベリー系というよりプラムのニュアンスが強いかな」
私「はい。このワインは2014年ヴィンテージなのでまだ出来上がったばかりの感じです。まだガスっぽさがありますよね。炭酸ガスを充満させたタンクで発酵、熟成したようです。」
「マスキューさん、それって何故ですか?」
私「はい。炭酸ガスの抗酸化作用を利用することでSO 2 の使用量を減らすことができます。ですから、SO 2 等を極力使いたくないビオ系の生産者はよくやる技術です。」
家内「このワインは有機農法とビオ・ロジックの両方で認証を取っています。」
「へえー、ビオなんですか?ビオ臭しませんよね(笑)。」
私「この点、技実力が高いです。ただ無理に飲みやすくはしていませんから、まだ香りがさほど出ていません。」
「我々消費者は美味しいか美味しくないか、飲みやすいか飲みやすくないか、だけで選び勝ち。ワインの元々の善し悪しを判断の基準に出来ればそれに越したことないんだけど、それはそれで難しい(笑)。そこがマスキューさんの仕事かな(笑)?」
私「おっしゃる通り。ありがとうございます(笑)。では蛇足ですが(笑)、最初のエミリア・ロマーニャのものはアルコール分が13%あります。このマルケのサンジョヴェーゼはアルコール分が12.5%となっています。」
「マスキューさん。普通は暖かいマルケの方がアルコール分は高いですよね?」
私「はい。ただ2014年のマルケは糖度が上がらなかったようです。ヴィンテージがあまりよろしくない。それを感じさせないこのワインの生産者はやはり技実力が高い。と思います。」
家内「このワインは夏を上手く越して秋以降に調子が出てくるはずです。」
「そうすると秋以降に飲むとベリー系の果実味が強くなるんですか?」
私「解りません(笑)。経験的にはマルケでサンジョヴェーゼを造るとプラム系の果実味が支配的になるように思います。でも、断言は出来ません(笑)。ポテンシャルの高さは感じますが。」
私「昨日の晩ごはん何を食べたか思い出せないくらいですから、先のことは解らないです(笑)。正直なところ。」

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く試飲会用のワインが並びました!

Jul 28, 2016 by weblogland |
ふふふ(笑)。
よーやく試飲会用のワインが並びました!
明日、足りなくなりそうなワインが数箱来ますが、とりあえず一安心(笑)。


 
今眺めていますが(笑)、今回棚に並べたのが5種類。あれ、あと1本足りないかな?じつは、最後の1本のドメーヌ・ティベールのワインはセラーの中です(笑)。マスキューでは高級なワインですし、供出温度もちょうどセラーの温度と同じ位なのでセラーに入れてあります。供出温度を間違えるとそのワインの良さが伝わらないことがありますから、何度で皆さんにお出しするかはとても大事なことです。試飲会が始まる時間になるとお客様が居ようと居まいが、まずワインの味わいの確認と同時に温度の確認をします。この時に急遽ワインを冷やしたり試飲の順番を変えたり(笑)、結構緊張します。
あとはグラスに注いだワインをそのまま残して置いて変化の仕方をチェック。私や家内が皆さんと一緒に試飲する形ですが、我々のグラスには最初のワインが入っていて変化の確認をしています。ただ、美味しさのあまり飲み干してしまう家内のために更に注ぎ足すことになります(笑)。
明日は楽しみです(笑)。

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今月7月29、30日のマスキュー店内試飲会のラインナップ 2016

Jul 25, 2016 by weblogland |
今月7月29、30日のマスキュー店内試飲会のラインナップ決まりました!



まずは爽やかでフルーティーなスプマンテでウェルカムです(笑)。
○ガロフォリ ブリュット スプマンテ イタリア マルケ 発泡性 白 750ml 1697円税込み
イタリア マルケの神『ガロフォリ』が造るスプマンテです。シャルマ方式で造っています。
セパージュは得意のヴェルデッキオ100%(笑)。フレッシュなヴェルデッキオらしい白桃の香りが支配的。ピュアな香りはさすがガロフォリ(笑)。もう少し時間が経つと黄色いトロピカルフルーツの香りが加わるのかしらん(笑)?
いわゆるフルーツ・スパークリング
に近いほど香りが立ちますが、あんな下品ではありません(笑)。辛口で甘さはほとんど感ぜず品が良く、その香りの様は、まるで海辺を走る美少女!
昨日ハーゲンダッツの期間限定の白桃アイスクリームを食べながらこれを飲むと天にも登る気持ち(笑)。そして更にクリーム・チーズに合わせても、これまた天にも登る気持ち(笑)。二度も昇天してしまいました(笑)。

そしてイタリアのサンジョヴェーゼ比べです。サンジョヴェーゼといえば有名なのはトスカーナですが、今回はエミリア・ロマーニャとマルケ。トスカーナより涼しいエミリオ・ロマーニャとトスカーナより暑いマルケのデイリーなサンジョヴェーゼを比べていただきます(笑)!

●サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ リゼルヴァ 2013年 グリフォン イタリア エミリオ・ロマーニャ 赤 D.O.C. 750ml 1250円税込み

ご存知マスキュー定番の酒商ボッター・カルロが手掛ける北イタリア エミリオ・ロマーニャの赤ワインです。グリフォンはブランド名。
北のサンジョヴェーゼらしい綺麗なまとまりがグット(笑)。遅摘したサンジョヴェーゼはジャミー。
ただ無理がなく力任せにならない折り合いの良さ。ドライ・フルーツやラズベリー・ジャムの果実味はまろやかなチョコレート香と上手く溶け合って素晴らしいバランス。大きなオーク樽で12ヶ月熟成したのちアッサンブラージュして更に1年間ステンレス・タンクで熟成。手間暇かける意味が味わいにあるのです。
もちろん大物ではありませんが、デイリーに寄り添うベストワインであるのは間違いありません。サクラ・アワードでダブル金賞を獲得したのも頷けます(笑)。

●サンジョヴェーゼ 2014年 ヴォルピ イタリア マルケ 赤 I.G.T. 750ml 1250円税込み スクリュー・キャップ

中部イタリア マルケの優良生産者ヴォルピが造るサンジョヴェーゼ。彼の地ではモンテプルチアーノが主体でサンジョヴェーゼはどちらかと言えば補助的存在ですね。フルーティーなモンテプルチアーノ造りで定評のヴォルピがそのサンジョヴェーゼを使いチャレンジ(笑)。
マセラシオン・カルボニックで醸してますね。まだちょっとワインが若く閉じていますが、質感がありポテンシャルの高さを感じます。詰まったボリューム感は優良なマルケ産ワインを彷彿させます。
I.C.E.A.のオーガニックの認証とビオロジックの認証を取得しています。広がりの良さを感じるのはこのためかな?いわゆるビオ臭はしませんし、これはなかなかレベルが高い!
この価格帯で先々の成長が見込めるとは…!イノヴェーションを感じるワインです(笑)。

そして箸休めではありませんが(笑)、たまには飲み頃のボルドーはいかがでしょう(笑)?

●ムーラン・ド・シトラン 2009年 フランス ボルドー オー・メドックA.C. 750ml 2315円税別
いつも安定したしなやかな飲み口のシャトー・シトランのセカンド・ワインです。セカンドのこのワインもいつも外しません(笑)。まあ、カベルネの味わいはしませんが、オー・メドックらしい軽やかなしなやかさは文句の出ないところでもあります。あとこのシャトーはバック・ヴィンテージを豊富にストックしていますから、作柄の悪い年や飲み頃のワインが必要な時に、とっても重宝なのです。今頃ポロっと2009年が出てきます(笑)。しかも価格が安定しています(笑)。
おそらくストックされたワインはタンクで熟成させたものだと思いますが、逆に品質に外れがありません。これもまた凄いことです。
典型的なオー・メドックを味わうには打ってつけのワインなのです。

そして次はなんとロゼ!
大日本ロゼ・ワイン普及協会認定のめちゃ美味しいヤツです(笑)。
◎バンドール ロゼ 2014年 シャトー・ビバルノン 南フランス バンドールA.O.C. ロゼ 750ml 3162円税込み

マスキューの大好物、バンドールのロゼ・ワインです(笑)。プロヴァンスを代表するアペラシオン バンドールムールヴェドルを使った濃厚な赤は格別の味わい。イタリア カンパーニャのタウラジに佇まいが似てると、私は勝手に思っています(笑)。そのバンドールの中でもトップと言えばシャトー・ビバルノンとシャトー・タンピエに止めをさしますね(笑)。私はどちらかと言えばビバルノンを取るかな(笑)?
ところでこのワインはロゼ。セパージュはムールヴェドル65%、サンソー35%。造りで特徴的なのは直接圧搾法。黒葡萄を使い白ワインと同様の造り方をします。とてもフレッシュでジューシーでありながら肉厚。粘性があり、口の中に入れたとたん次元の高さを直感します。ベリー、ザクロ、オレンジ、ネクタリンなどの豊かな果実味の中にスパイス、ハーブ、土といったバンドール赤の持つニュアンスも感じられるところは秀逸さの証。ミントのような清涼感が後味に感じられ特徴的です。
暑い季節をゴージャスに過ごすためにあるワインですね(笑)。
シーフード、ブイヤベース、甲殻類を使った中華料理にはお勧めです。

ちなみに我大日本ロゼ・ワイン普及協会としては極上のロゼと認定しています(笑)。


今回のトリは白!
これ以上のものを望むのは罪(笑)?

○プイイ・フュイッセ 『ヴィーニュ・ド・ラ・コート』 2011年 ドメーヌ・ティベール フランス ブルゴーニュ 白 750ml 4165円税込み

マスキューの隠れ定番のご紹介です(笑)。
ブルゴーニュと歩調を合わせるように価格が上がる一方のプイイ・フュイッセ。有名スターも沢山輩出するようになりましたが、心を満たすワインを探そうとするとブルゴーニュのスター並のお値段(笑)。あるようでない。
そんな昨今、新人ドメーヌとはいえドメーヌ・ティベールと言えばお買い得感のあるドメーヌとしてかなり有名になりましたよね(笑)。でもですね、ティベールの良さが一番出ているのがこの『ヴィーニュ・ド・ラ・コート』だと思います。もちろんスタンダード・キュヴェもよろしいのですが、これを飲むとティベールの目指すところの理解が進み、後戻り出来なくなります(笑)。

このキュヴェ、辛口に仕上げたヴァンダンジュ・タルディヴとその年最良のキュヴェをアッサンブラージュしたもの。フュイッセらしい力強さ、深く濃い味わいは言葉を失うほど完璧。余韻に秀でたスペシャルなワインなのです。少なくともブルゴーニュの上物に比肩します。
あと何故隠れ定番だったのかと言うと、すぐ無くなるから(笑)。
あるうちにどうぞ(笑)。

以上6本となります。
7月29日(金)は17時~20時30分
7月30日(土)は11時~20時30分
いつもどうりとりおこないます。
皆様のご来店お待ちいたしております。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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ようやく並びました!

Jun 24, 2016 by weblogland |
ふふふ(笑)。

ようやく並びました!



今回太いブルゴーニュ瓶がなかったので、割りと並びの収まりが良かったでした。こうして眺めるとなかなか(自画自賛)。気持ち良くみっちり並んだかな(笑)。

あと、ロシャレルの『猫』は思った通り可愛い(笑)。ひときわ目を引きますね(笑)。今眺めながら思ったのですが、こんなデザインの猫ってあるのかしら?異常に首が長い(笑)。でもこれは、夜寝ようとすると猫がすり寄ってきて頬擦りする時のイメージ。上目遣いの猫の表情はいかにもスリスリしてる感じ(笑)。だから可愛く感じるのかな?アバンギャルドな可愛さですね。

う~ん。

やはりこの猫ラベル反則(笑)!

可愛すぎる(笑)。

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桝久 試飲会のラインナップ決まりました! 201606

Jun 20, 2016 by weblogland |
今月6月24、25日のマスキユー試飲会のラインナップ決まりました!

まずはマスキユーお馴染みのイタリア ヴェネトの生産者マルカートが造るソアヴェ。ピノ・ノワール同様に旨い!
○ソアヴェ 2014年 イプランディ イタリア ヴェネト 白 ソアヴェD.O.C. 750ml 1681円税込み
「これ、ほんとにイタリアのピノ・ノワール?」と皆さんを驚かせてきたヴェネトの生産者マルカートが造る辛口白ワイン。もっともこれが本職ですか(笑)。
ソアヴェの栽培適地、尾根に連なる末端の傾斜地で栽培されたガルガネーガ90%、トレッビアーノ10%で造られています。
味わいはこの時期ぴったりの鮮度の良いフルーティーなワイン。
ふっくらした桃や洋梨のようなボディーの中から鮮烈な甘夏の香り!若葉の匂い
、セージやディルといった強めのハーブの香り。時間が経つにつれメロンのニュアンスが出てきてゴージャスに。もちろん厚みのある果実味、酸がこの個性的なソアヴェらしい香りを受け止めて秀逸なバランスを造り上げています。
実に旨い!
舌に残るトロリとした粘り気、長い余韻。素晴らしい出来映えのソアヴェなのです。
ピノ・ノワールの出来映えの良さはフロックではありませんでした(笑)。

◎アマルテア・ロサード 2015年 ロシャレル スペイン ロゼ ペネデス D.O. 750ml 1851円税込み

マスキュー定番のスペインワイン アマルテアのロゼが再再登場しました!
前々回はオリジナルラベルが間に合わず赤のラベルで代用しましたが(笑)、前回よりは猫絵柄のオリジナルラベル。そしてインポーターさんが変更されもう二度とネコに会えないと悲観にくれましたが、復活!


やはりカワイイ!

味わいも相変わらず旨いんですよこれが!
色はガーネットに近い濃さ。ボジョレーより濃いですね。でも味わいは完璧にロゼですからご安心を(笑)。

非常にフルーティーで伸びやか、しかも滑らかな質感があります。酸とボディーのバランスが素晴らしいのです。かなり複雑で、シトラス系やりんご、オレンジ、チェリー、ベリー、桃などの果実味がたっぷりですが、単一品種で造ったような溶け込みの良さがあります。

ありきたりなロゼワインではありません。

セパージュはメルロ45%、ピノ・ノワール45%。おまけのようにチャレロが10%あくまでもチャレロにこだわりますね(笑)。

もちろんメルロとピノ・ノワールなんて
セオリーは無視してますね(笑)。

造り方も独特。

手摘みで収穫後、除梗し15時間10℃で低温浸漬してからプレス。一応直接圧搾法(笑)。そして14℃でなんと5週間かけて醗酵します。(15℃以下だとアルコール醗酵しないはずですが…。混醸してる可能性も…。)そして、マロラクティック醗酵はせずに6か月ステンレスタンクで熟成後、軽くフィルターを通し瓶詰め。

なんというダイレクトで独創的な造り(笑)!

しかも旨い。

やはりスペイン人って違いますね。発想のスケールが違う。こんな複雑なロゼワインありませんよ!

●ランチ32 ピノ・ノワール2012年 アメリカ カリフォルニア モントレーA.V.A. 赤 750ml 1373円税込み

えっ!あのカリフォルニア・ワイン嫌いのマスキユーがカリフォルニア・ワインを扱うなんて!しかもピノ・ノワールとは…‼
なんて絶句しないでください(笑)。
コスト・パフォーマンスが良いので、スポット販売いたします!

このワイン、ランチ32エステート・ヴィンヤードが所有するサリナス・リバーの西側の畑で造られたピノ・ノワールです。このヴィンヤード、大きさは半端なく(笑)、やたら広い(笑)。もともとが葡萄栽培のスペシャリストのようです。
味わいはブラック・チェリーに薔薇のニュアンスが加わったスタイル。カリフォルニアでも冷涼な地で造られたピノ・ノワールです。リキュールのニュアンスもあり濃度感のある滑らかな舌触りは上等なピノ・ノワールの範疇です。
樽熟成は8ヶ月ほどと塩梅もよく、残糖分もほとんどなく、バランスもとれています。カリフォルニアのピノ・ノワールの完成したスタイルですね。香りは抜栓してから落ちるには落ちますが、崩れはしないところにイノヴェーションを感じます。あっという間に1本開いてしまう飲みやすさは立派(笑)。
実際、地元では20ドルくらいで販売されているワインですから、今回の破格の値段は嬉しいところかと。実際に飲むと3000円くらいまでのミドル・ランクのワインだと思います。 
現品限りとなりますので、お早めに!

●サリーチェ・サレンティーノ リゼルヴァ 赤 2012年 ボッター・カルロ イタリア プーリアD.O.C. 750ml 1234円税込み 

南イタリア プーリア州のブリンディジ県のD.O.C. 。セパージュはネグロアマーロ種80%、マルヴァージア20%。オークの大樽で12ヶ月熟成したあとタンクに移して更に熟成、計20ヶ月の熟成期間を経て瓶詰めされます。
このワイン、高品質なデイリー・ワインを出荷することで評価の高い酒商ボッター・カルロがリリースする南イタリアの赤ワインです。マスキユーでは同様にボッター・カルロがリリースするロッソ・モリーゼやキャンティが定番となっています。
基本買い酒買い葡萄なのですが、とても上手でリーズナブル。この価格帯のイタリア・ワインではトップランナー。安かろうのワインではありません(笑)。
南イタリアらしいローストしたような香りはそれにみ合ったタンニンがあり、深く暗い液体の中を探ると、ブラムやチェリーの果実味がちゃんと見つかります。
熟成することで全体の溶け込みが良くなり、深みがあります。基本的にはシンプルなのですが、簡素ではない充足感は安心感と飲み飽きしない高度なデイリー・ワインの証なのです。アルコールは13%
。無理のない最適な収穫が行われたず。
雑味も無くすべてが丁寧になされた印象
。味わいに造り手の意図と意思を感じます。いわゆるネゴシアンのワインでは異例中の異例なのです(笑)。

●ラクリムス アパッショナド 2015年 ヴァル・サンソ スペイン 赤 リオハD.O.C. 750ml 2005円税込み

マスキユーお馴染みのハビエルさんがリオハでまた新機軸を打ち出しました!

なんと、いわゆるアパッシメントをリオハで初めて導入しました!

葡萄を陰干ししてワインを造るものです
。マスキユーではイタリア プーリアのカーサ・ヴィニロニアのアパッシメントが大人気ですね(笑)。
ただ研究心の塊ハビエルさんのやることですから、当然丸っきり同じことする訳がない(笑)。
このワイン テンプラリーリョ75%、グラシアーノ25%で造られています。その中のテンプラリーリョは基本遅摘みされます。その約7割をステンレス・タンクで発酵。残りの3割を1ヶ月陰干しします。この陰干ししたものだけでワインを造り
、出来上がるとそれと共に四角形の木製タンクでアッサンブラージュし落ち着かせてから瓶詰め。いわゆるアパッシメントした葡萄をワインに加えて再発酵するリパッソ等のイタリア式ではありません。そうするとやはり『アパッショナド』と呼ぶべきかな(笑)?
あと、この四角形の木製タンクにミソがあるようです(笑)。詳しくはよく解りませんが、2015年とリリースが早い割にワインの折り合いがとてもよろしいのです。ロースト香もありますから軽く木材をトーストしてますね。もちろんこの四角形の木製タンクはハビエルさんの新考案。
この濃度感、若さにもかかわらずテンプラリーリョらしい赤いチェリーやベリーのニュアンスが黒さの中にしっかり出ているのが驚き!

好奇心掻き立てられるブレーク・スルーしたワインなのです(笑)。
さすがハビエルさん やってくれました(
笑)!

●カイロール 2013年 ドメーヌ・ラファージュ フランス ルーション 赤 コート・カタランI.G.T.  750ml 1980円税込み

あのラファージュさんがカリニャン100%で造った赤ワインです。
標高250m付近の畑にある樹齢60年以上のカリニャンを使用しています。
黒系ベリー、チョコレート、コーヒー等の強い味わいにスパイス、酸味につながる鉄の味。思いのほか滑らかなタンニン。パワーと迫力を全面に押し出しつつもそのバランスのよさはさすがです。粗が目立ちませんね(笑)。やはりラファージュさんらしい充分な甘味とクリアネスが作用してます。コスト・パフォーマンスが高いですね(笑)。

最近カリニャン種100%、あるいは主体で
使用したワインの人気が高まっているようです。試飲したかぎりでは、以前より生き生きした鮮度を感じさせるもの。また、力づよくリッチかつタンニンが上手く処理されて若いうちからも楽しめるものが増えているのが人気の理由のように思えます。
ルーションのカリニャン、他のサン・シニアンやコルビエール、フィトウあるいはスペインのカタルーニャ地方 様々な地方で再評価されるようになるとは、以前では考えられませんね(笑)。栽培しやすいが、特徴の出にくい品種カリニャン。でも技術のイノヴェーションで、ともすれば傍系扱いだったカリニャンに脚光が当たるようになったことは喜ばしいです(笑)。

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ラインナップの最後の追い込み中

Jun 17, 2016 by weblogland |
今月のマスキユー試飲会は24、25日です!

今ラインナップの最後の追い込み中です(笑)。

私「今月のラインナップはあっさり決まると思ってたけど、最後の最後が決まらないなぁ。」
家内「まあ、いつものことだけどね(笑)。」
私「そーだよね(笑)。だいたいは決まるんだけどね。最後の1本何にしようか?」
家内「今回は価格帯が難しいよね。」
私「結局、全部新入荷になりそうだけど
…。もうちょいメリハリが欲しいよね。」
家内「リーズナブルな価格帯のワインは完璧だけどね(笑)。バッティングするとダメだしね。」
私「それなんだよね。いくらベストなワインを選んでも、似たワイン同士が喧嘩するのは避けたいよね。」
家内「明日また残りのサンプルを試してから決めようか?」
私「そうだね。まだ開けてないのがあと3本あるから、それに賭けてみようか(笑)。」
家内「そうそう。それからでも遅くない。」
私「明日飲んだのがダメだったら、禁じ
手もあるしね(笑)。使いたくないけど(笑)。」
家内「そーだよね。あれは数がないからね。」

この会話で『あれ』が解った方に『あれ』を差し上げます!
解るわけない!って怒らないように(笑)。

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ドメーヌ・デュ・タリケの輸出部長

Jun 02, 2016 by weblogland |
ふふふ(笑)。
昨日に引き続き今日もお客様がご来店くださいました。
なんと、今日はフランス ガスコーニュのドメーヌ・デュ・タリケの輸出部長のイチエイ・ブシャールさんです!



家内はイケメンの当主アーミン・グラッサが来るものと期待していましたが(笑)。
このイチエイさんフランス人らしからぬ巨体(笑)。でも優しい紳士なのです。
名字がブシャールですからブルゴーニュ出身かと聞いてみると、ピンポン(笑)。
面白いはなしを沢山聞けましたから、後日紹介しますね(笑)。

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よーやく並びました(笑)!

May 26, 2016 by weblogland |
明日明後日5月27日(金)、28日(土)のマスキユー試飲会用のワインです。



並び終えるとほっとします(笑)。

さて、今回の皆さんの反応はどうかな?

まあ、一番売れるのはおそらく○○かな

?まあ、予想してかなりの数用意したから大丈夫なはず。あと○○は足りなくなりそう。最終注文のおり『今日お出しした分をもって完売です!次回入荷は7月の中旬です!」きっぱり言われたので文句も出ませんでした(笑)。
あと、○○も数が心もとない。明日少し追加発注しようかな?
明日の金曜日は15時~20時30分、明後日の土曜日は11時~20時30分までとりおこなっておりますので、お手すきのお時間にお越しくださいませ。
ご来店お持ちしておりまする(笑)。

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マスキユー試飲会のラインナップ 201605

May 24, 2016 by weblogland |
今月5月27・28日のマスキユー試飲会のラインナップが決まりました!
今月は新着のイタリア3本とフランス3本の計6本。



まずはコスト・パフォーマンスに優れた南フランスの赤です(笑)。
●コンテ・デ・ロッシェ ノーブル・トラディション レ・ヴィニロン・デュ・ソムリエ 2013年 フランス 赤 コトー・デュ・ラングドックA.C. 750ml 1110円税込み
ラベル表記が分かりにくいのでまずラベル解説からです(笑)。『コンテ・ド・ロッシェ』は銘柄で『ノーブル・トラディション』は付則銘柄かな(笑)?『レ・ヴィニロン・デュ・ソムレロア』は生産者の協同組合名です。
このワイン、シラーとグルナッシュ50%ずつのセパージュです。発酵熟成はステンレス・タンク。
グルナッシュ由来のコーヒーの香りと暖かな栽培地特有のシラーらしい赤黒いベリーのニュアンスが渾然一体。全体の折り合いが良く、滑らかで豊かなタンニンが更に上質さを演出しています。おっと!と思う出来映えです(笑)。
このワイン、実はシラーとグルナッシュを混醸しています。なるほど折り合いが良いわけですね。通常シラーとグルナッシュの収穫時期は違いますから、混醸は無理なのですが。そこは協同組合です。メンバーの畑の収穫状況をアレンジすれば、無理が簡単に解決ですね(笑)。一本取られました(笑)。
欠点は果実味に明瞭さがないこととSO 2 がやや多そうな点。でもEU のオーガニックワインの基準値以下ですからご安心を!
この味わい、この品質、この価格は驚き。
二塁打かな(笑)?
三塁打と言わないところは私の奥ゆかしいところと思ってくださいね(笑)。


そしてイタリアから斬新で素晴らしい香りのバルドリーノが2本。馬鹿にしてはいけません(笑)。
◎バルドリーノ キアレット 2015年 モンテ・デル・ロアリ イタリア ヴェネト ロゼ バルドリーノ・キアレットD.O.C. 750ml 1743円税込み
イタリタ ヴェネト州の西ヴェローナ県のD.O.C. 。あの風光明媚なガルダ湖の南側の産地です。昔、日本にもだいぶ輸入されていましたね。薄くて粗悪な悪いイメージでしたっけ(笑)。基本的にお隣のヴァルポリッチェラに似ていますが、バルドリーノの方がより軽めでフローラル。

このワイナリーは18世紀後半にガルダ湖の南約8km のモンテ・ママオルの丘陵で始まりました。現在はステファン氏とその奥さんと二人で14ヘクタールの農園を経営。奥さんのマレシアさんはビオテクノロジーを学んでおり、農園では葡萄樹以外も含めたビオデナミを実践しています。
そのうちの10ヘクタールが葡萄畑。ママオルの丘は氷河期のモレーンの末端にあたり、ガルダ湖をせき止めています。このため標高が平野部より高く標高192m 。水捌けがよく、一般のバルドリーノの畑より冷涼な点、ワインに締まりがあるのが特徴ですね。
このキアレットセパージュはコルヴィーナ50%、ロンディネッラ35%、ロッサネーラ(モリナーラ)15%。コルヴィーナとロンディネッラは別々に発酵しますが、どちらも地元でサラッソと呼ばれるセニエ法でつくられます。24~48時間果皮と共に浸漬後、発酵中の果汁を抜き出します。血抜き法などとも呼ばれますね。そして抜き取られた果汁はチューリップ型のセメントタンクに移されて発酵させます。このチューリップ型のセメントタンクは最新式でタンク内で葡萄液が自然対流しますので果汁にストレスを与えることがありません。そして補助品種のロッサネーラは素焼きの大甕にて果皮と共に発酵させます。その後ブレンドしセメントタンクで澱と共に約4ヶ月熟成後に無濾過で瓶詰めされます。残留SO 2 は36ml /L。大した管理能力です。
国際標準を達しています。
薄い可憐なピンク色はキアレットの証。ふっくらした柑橘類にベリーの香りがほんのり。基本的には白ワインのイメージに桃の紅さが加わったかのようでもあります。宮嶋勲さん曰く「喜ばしい味わい」なのです(笑)。さすが飲んでますね。

●バルドリーノ レボイ 2014年 モンテ・デル・ロアリ イタリア ヴェネト 赤 バルドリーノD.O.C. 750ml 1743円税込み
このワイン、セパージュはコルヴィーナ70%、ロンディネッラ30%。通常収穫して造った葡萄果汁に、ロゼ用に抽したセニエの残りを加えて一次発酵させます。その後1ヶ月陰干ししたコルヴィーナをタンクに加え更に二次発酵を行い、ステンレス・タンクで約8ヶ月熟成させます。リパッソに似たこの技法、再発酵を意味する『レボイ』と呼ばれます。
お隣のヴァルポリッチェラの『リパッソ』も『レボイ』も我々には同じように思えますが、違うのが生産者のマインドのようです。実際にヴァルポリッチェラのリパッソしたワインはアマローネ志向の濃厚なワインですが、このレボイしたワインは液体を濃密にするのではなく香りを濃密にするスタイルです。香りに深みがあり複雑で濃密、しかもとてもエレガント。ラズベリーやスミレなどのベリーの香りが軽やかに立ち上る姿は優美。優美なバルドリーノを初めて経験しました(笑)。
行く方向が違いますね。似た技術でも方向性が違うなら、別物の認めるべきなのですね。
SO 2 の残留量は37mg / L なのはこの手の造りのワインとしては驚異的な低さでもあります。これほど時間と手間をかけながら、低いSO 2 の残留量を達成する生産者はいないかもしれません。
味わいと香りからこのワインのすごさが解ったらプロのテイスターです(笑)。

先月の試飲会でコスト・パフォーマンスの良さにシラー・ファンを唸らせたカーブ・ド・タンのクローズ・エルミタージュの白と赤。このランクでもコスト・パフォーマンスはぶっちぎりかと(笑)。
○クローズ・エルミタージュ グラン・クラシック 白 2012年 カーブ・ド・タン フランス ローヌ クローズ・エルミタージュA.C. 750ml 2360円税込み
1933年設立、現在では約300名の栽培農家が参加する協同醸造所カーヴ・ド・タン。ローヌ地方において常にトップクラスなワインをリリースし、またエルミタージュの1/4、クローズ・エルミタージュの1/2にもなる生産量を誇る、質量ともに秀でた存在です。
このワイン、マルサンヌ100%で造られています。ステンレス・タンクで発酵後、ステンレス・タンクで12ヶ月熟成させてボトリングします。よくマルサンヌとルーサンヌをブレンドした白ワインは見かけますが、このワインはマルサンヌ100
%。通常マルサンヌだけですと酸が足りなくなり勝ちで、濃いには濃くなるが頼りなくなりますが、しっかりバランスがとれてますね(笑)。液体の濃度感と果実味の折り合いがよろしいのです(笑)。ふっくらして芳醇な、白い花や桃・柑橘類の果実味は溶け込みがとても自然です。
そこには当然醸造技術のイノヴェーションがあります。徹底した温度管理が欠かせません。とはいえ元々の葡萄自体がダメだとそれは叶いません(笑)。カーブ・ド・タンの実力の高さと良心的な価格に万歳なのです(笑)。

●クローズ・エルミタージュ 2013年 カーブ・ド・タン フランス ローヌ 赤 クローズ・エルミタージュA.C. 750ml 2360円税込み
このワイン、セパージュはシラー100%。いかにもクローズ・エルミタージュ(笑)。
ステンレス・タンクで醸造・熟成させていますから、北ローヌのシラーらしさ全開。ワンランク下のキュヴェ『シラー』
と比べると、クローズ・エルミタージュの存在価値が解ろうというものです(笑)。
しかも価格の差が府に落ちるところです(笑)。
シンメトリーでクローズ・エルミタージュの味わいが楽しめるもっともコスト・パフォーマンスに優れたワインです!

トリはあっと驚くチロの赤ワインです。イノヴェーションした味わいに心揺さぶられるはず!
●チロ ロッソ クラシコ 2013年 カタルド・カラブリッダ・ヴィティコルトーレ イタリア カラブリア 赤 チロ ロッソ クラシコ D.O.C. 750ml 3230円税込み
イタリア カラブリアでもっとも有名な赤ワイン チロ。古代オリンピックの勝者に送られたクリミサのワインがチロのワインと言われています。
そのチロの産地の中で古くから続く言わば核心部の畑のみクラシコと表記されます。
このワインの生産者カタルド・カラブリッタさんは1960年代からこの地で葡萄栽培を続ける4代目。2008年に3兄妹でワイナリーを立ち上げました。ですからワイナリー名にヴィティコルトーレ(栽培家)がつくわけです(笑)。
畑はチロの中心部の標高100m の丘陵にある10ヘクタール。灌漑をする必要のない粘土石灰質。栽培されているガリオッポはヘクタールあたり5500本密植された株仕立て。ワイヤーを張って枝を這わせるアルベッロ仕立てです。収量は葡萄樹1本からワイン1本分ほどですね。
10月上旬に手摘みで収穫、野生酵母で自然に発酵させます。約2週間の醸し後に0.4気圧でソフトプレス。セメントタンクで10ヶ月以上熟成させてボトリングします。色合いは南イタリアらしからぬ深みのあるルビー色(笑)。味わいは明瞭で暖かみのあるチェリー(笑)。ピノ・ノワール的(笑)。旨味と滑らかな舌触り、内在するエネルギーは極上品の証。
SO 2 の残存量は25mg / L と最低レベル。特別にビオを謳わないところはプライドかな(笑)。最新の技術と最大限の尽力がなされたグレート・ワインに間違いないのは確かですね(笑)。
このワインを飲まずしてチロを語ること勿れ!
ちなみに宮嶋勲さん曰く「最良のチロ・ロッソは、チェリーのアロマ、包み込むような味わい、ビロードのようなタンニンを持つ、叙情的なワインである。」
まさにそれ!
おっしゃるように今風なのですが、リアルタイムなのです。
ただ、糊で貼ったようなラベルに好感があります(笑)。ハートがあるのです。

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ラインナップ探しで大わらわ。

May 20, 2016 by weblogland |
今、マスキユーは今月の試飲会のラインナップ探しで大わらわ。
でもですね。今月は幾分楽。
なぜかと言うと、インポーターさんが持参してくる試飲用サンプルが当たっているからです(笑)。試飲会に行っても当たらないのですが(笑)。また、インポーターさんもわざわざサンプル持参で来るわけですから気合いが入ってます。彼らはマスキユーが情にほだされて買わないことをよくご存じです(笑)。あとマスキユーの嗜好もよくご存じ(笑)。ブログなんかよく読んで下調べをして来てますね(笑)。そんなインポーターさんのスタッフさんとは自然に仲良くなれます(笑)。いろいろ教えていただくこともお願いできますから、我々にも大変プラスになります。また、最近特に女性のセールスさんに優秀な方が目立ちます。皆さん、基本真面目で嘘がない。
これって大事なんですよね。
「基本真面目で嘘がない。」ってなかなか貫けないから貴重です。自戒、自戒なのです。

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久しぶりにソムリエ

May 13, 2016 by weblogland |
昨日は久しぶりにソムリエやっちゃいました(笑)。
じつはお客様のパーティーのお手伝いです。お年寄りの祝寿会。
基本的にビールやお酒など以外の凝ったものは出しませんから、楽。80名くらいでしたがどうにか一人で出来ました。
でもですね。ワインが思ったより出たのにビックリ。全部でなんと11本!
う~ん。
確実に時代は変わってきていると実感しました。なんたって一番保守的な方々の集まりなのですから(笑)。

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ご来店ありがとうございました。

May 01, 2016 by weblogland |
昨日、一昨日とご来店ありがとうございました。

まだ試飲会リポートはできてませんが(笑)、皆様に取り急ぎ御礼とお知らせです。

じつは予想どうりトカイ フルミント ドライ 白 2014年 シャトー・デレスラがトップ・セラーになりました。陽気の性もあり想定外に売れてしまいなんと完売してしまいました。買い損なったお客様 申し訳ございませんでした。でもですね、世の中から無くなった訳ではありませんのでご心配なく(笑)。休み明けに再入荷の予定です。今しばらくお待ちくださいね。



あとマスキユーに1ケースしか来なかった

ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2009年 ドメーヌ・ド・ラ・プレットは残念ながらもうありません。当初このワインを試飲会のラインナップに入れるつもりでしたが、数がないので断念しました。ですからあまりセールスできない(笑)。そんな訳でひっそり販売するつもりでしたが、そこはそれワイン・ラヴァーの鋭い嗅覚は見逃しません。あっという間に完売。今度入荷するときは数を増やせるように頑張りますからお許しくださいませ!

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よーやく並びました!

Apr 29, 2016 by weblogland |
よーやく並びました!
明日明後日の試飲会用のワインです(笑)。



ぎりぎりセーフかな?
でもですね、真ん中に並んでるワシントン州の白ワイン レコールNo.41が3本しか並んでません。じつは明日に着く予定(笑)。今日あわてて発注しました。しかも受注締め切りは今日の11時。実際電話したのは12時。無理を拝み倒して明日の試飲会に間に合わせました。ハラハラしました(笑)。久しぶりに切羽つまりましたね(笑)。
昨日の晩にようやく取り寄せたサンプルを試飲会に出すことを断念。然るに、候補にあがっていたレコールNo.41に決定。今日発注すればぎりぎり間に合う段取り。でも締め切り時間を間違えました(笑)。
無理を聞いて下さったインポーターさん、ありがとうございました!
こうして試飲会が出来るのもインポーターさんのお陰です(よいしょ)。

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今月4月29・30日のマスキユー試飲会のラインナップ決まりました!2016

Apr 28, 2016 by weblogland |
今月4月29・30日のマスキユー試飲会のラインナップ決まりました!
最後の最後まで決まらなくて、今ようやく決めました。
今月は定番の白ワインが3本と新入荷の赤ワインが3本の計6本となりました。
まずは定番の白ワインですが、ヴィンテージが変わりイノヴェーションしてますね(笑)。どれもキック・インサイドの出来映えかと(笑)。

桝久商店開催のワインの試飲会で出すワインの画像

○トカイ フルミント ドライ 白 2014年 シャトー・デレスラ
販売価格(税込): 1,296 円
ハンガリー D.H.C.トカイ スクリュー・キャップ 750ml
ハンガリートカイの中心部トカイ・ヘジアリャで造られる辛口の白ワイン。造り手は15世紀初頭まで記録に遡れるシャトー・デレスラ。もっとも2005年にシャンパーニュのドラン家(ハイパー・エドシックで有名)による資本投資により復活しました。ハンガリーが共産圏からEUに国家の舵を変えたためです。

このワインは2013年のヴィンテージではフルミント85%、シャルガ・ムシュコタイ15%。2014年になるとさらにハールシュレヴェリュが加わりました。低温で管理できるステンレス・タンクで醸造・熟成されます。マロラクティック醗酵はしていないようですね。

もともと大陸性の冷涼な土地柄、切れのあるシャープなワインだと想像していましたが、こんなに切れがあるとは(笑)。切れと言うより強さ 強靭さなのです。しかもバランスが良い。そして2014年はふくよかさが増した感。温度が上がってもふくよかさがあるので美味しく飲めます。造り手の意図があり、イノヴェーションしてますね(笑)。

柑橘系の香りが勢い良く放出され、しかも的が定まっている(笑)。フルミントの辛口は初めて飲みましたが、永遠の命をもつエッセンシアを支える品種であることを実感しました。

香り自体に複雑さはさほど感じませんが、この価格帯のワインとしては出色の出来映えです。

あと、面白いのはオーストリアのグリューナー・フェルトリーナーのような粘りがあることです。中欧のワインに共通する特長ですかね?カベルネやピノ・ノアールに代表されるヨーロッパ系や地中海系とは違ったスタイルのように思います。真偽は解りませんが、日本人の嗜好に合ったワインであるのは確かかと(笑)。


そしてこれは相変わらず旨い(笑)。さすが『神』ガロフォリ!
○マクリーナ 2014年 ガロフォリ
販売価格(税込): 1,758 円
イタリア マルケ 白 ヴェルディッキオ・デ・カステル・ディ・イエージD.O.C. 750ml
私の敬愛する『神』ガロフォリが造るヴェルディッキオ100%の白ワイン。かつてイエージのワインは安物が多く日本に輸入されてましたから、イメージが悪い(笑)。水っぽい印象が拭えない(笑)。もっとも暑い海岸部の産地ですから酸が少なく、勢い飲みやすい量産ワインに走ったのも事実。
 
そんな大勢に背を向け優良なイエージの白ワインを作り続けD.O.C.G.にまで登り詰めた大貢献者がガロフォリなのです。
 
他の生産者が造るイエージとは明らかに違う不思議。もっともこのキュヴェは早飲みのスタンダード・クラスなのですが、それでも旨さが違う(笑)。イエージというよりマテリカに近い詰まり方と大きさがあるとでも言えばよいかも…。
 
もちろんコスト・パフォーマンスの高さは驚き。ただし在庫限りとなりますから、お見逃し無きようお願いいたします。

○レコールNO.41 セミヨン 2013年
販売価格(税込): 2,500 円
アメリカ ワシントン州 コロンビア ヴァレーAVA 白 750ml
レコールNo.41 セミヨンが2014年にて再入荷いたしました。

まだまだ将来を感じさせる緻密さ、たっぷりとしながらも伸びやかで方向性がしっかりした様は相変わらず。液体としての滋味深さと力が両立しています。また、熟成能力がこのヴィンテージは伸びている予感がします。

まだまだ高みを目指す姿勢は立派。私が高く評価する珍しいアメリカの白ワインです。

レコール・NO41はワラ・ワラ・ヴァレーで3番目に古いワイナリーです。(1983年設立)

このセミヨン悔しいほど旨いのです。

買いブドウでつくられていますが、実に旨い!

なんで?

アルコール分は14.5%と高いのですが、凝縮した果実味がとても良く溶け込んで、それを感じさせません。

このワイン87%のセミヨンと13%のソーヴィニヨン・ブランからできています。レッド・マウンテン、ワルーク・スロープ、コロンビア・ヴァレー、ワラワラ・ヴァレーなどのA.V.A.5ヵ所のヴィンヤードから葡萄は調達されます。

非常に複雑で深みがあり、ハニーでフローラルな味わいは揺ぎがありません。長いハンギング・タイムにより過熟したハニーな香りにレモンやライムの切れの良い香りと柔らかなアプリコットや桃の香りが高密度に溶け込んでいます。酸もしっかりありますから切れと後口がとても美しいのです。黄金色の色合いは味わいの濃密さの証。木樽醗酵・熟成により厚みを増しています。

うーん。

アメリカの技術力に脱帽です。買いブドウでもこれほど雑味がなく、完璧な栽培を連想させるワインを作るのですから…。どこに出しても恥ずかしくないどころか、トップレベルのワインです。

アメリカらしくないお手頃な価格なのが決めてです(笑)。きっとアメリカではセミヨンがあまり人気ないんですね。

冷涼な彼の地でセミヨンが、栽培に適しているのは間違いありませんね。

このブドウを栽培した農家がなぜ自分でワイン造りをしないのか不思議です。やはりアメリカでは醸造技術が優先するのですかね?

つくりものっぽくない良さがあります。

ところでこのレコール・NO.41の意味ですが『41番学区の学校』という意で、ワラ・ワラの西にあるフランス人町に1915年に建てられた校舎が現在のワイナリーであることに由来します。

新たな伝統づくりの象徴のようですね。


そして資格試験受験者必飲のシラーです!
●シラー 2014年 カーヴ・ド・タン フランス 赤 コリーネ・ローダニエンヌI.G.T.  750ml 1388円税込み

1933年設立、現在では約300名の栽培農家が参加する協同醸造所カーヴ・ド・タン。ローヌ地方において常にトップクラスなワインをリリースし、またエルミタージュの1/4、クローズ・エルミタージュの1/2にもなる生産量を誇る、質量ともに秀でた存在です。
このワインはそんなカーヴ・ド・タンが造るローヌ北部地域の入門編とでもいえる赤ワインです。シラー100%、明るいルビー色、きめ細かくよく整った香味。野性味のある赤い小粒の果実、リンゴの皮の苦味、スパイス。やや軽めで重厚さはないけれど、それがむしろローヌ北部の冷涼さをより明瞭に感じさせます。実にシンメトリーなシラーなのです。ローヌ南部との違い、オーストラリアを代表するニュー・ワールドのシラーズとの違いを理解するにはうってつけの教材ですね(笑)。毎日の食卓にも取り入れやすい味わい、是非お試しください。

あと付け加えると、私が今まで飲んだシラーの中でもっともコスト・パフォーマンスが高いワインです(笑)。

ここから新入荷の中でも驚きの赤ワインです。まだあまり日本には入荷されていないフランス オーベルニュ地方のワイン。あのミネラルウォーター『ボルヴィック』の産地のワインです!
●コート・デュ・フォレ 2011年 サンタンヌ フルール・ド・ヴィーニュ フランス オーベルニュ 赤 750ml 2268円税込み
フランス中央部オーベルニュ地方の赤ワインです。正確にはややロワール川最初上流左岸沿い、地図によるとロワールの生産地域に区分されてます。
コート・ド・フォレA.O.C.は2000年にA.O.C.に昇格。ガメイドーベルニュを使用した赤ワインが特徴です。ガメイと遺伝子がどうなっているのか解りませんが、ボジョレーのものと比べると香りの構成はにていますが、力強さや熟成能力に勝ったものとなるようです。
このフルール・ド・ヴィーニュは2005年からこの地でワイン造りを始めた女性醸造家ステファニー・ギヨさんのドメーヌです。標高380m の畑に植えられた樹齢60年超のガメイドーベルニュだけで造られています。
イチゴや桑の実の生き生きした甘酸っぱさ、プルーンの濃厚さ、サクランボのリキュール漬けの風味。一口飲んだだけで魅了されてしまう、とてもキュートな少女のようなワイン。そして時間の経過とともにしなやかな力強さがあらわれて、このワインの奥深さに驚かされます。ボジョレーのガメイとは明らかにこの点が違いますね。このワイン2011年ですからもう5年経っているのですが、このフレッシュネスと熟成能力はいわゆるガメイとは別物としか思えません。ただし、香りは似ている(笑)。
う~ん。
もちろん地元のオーベルニュ地方造られる個性の強いチーズ カンタルやブルー・ド・ベルニュとは鉄板の相性ですから、やはりロワールというよりオーベルニュ地方のワインと呼ぶべきなのは確かのようですね(笑)。


今回のトリは新樽で44ヶ月熟成した傑品!常識を遥かに越えた驚きのワインです(笑)。
●コート・ドーベルニュ フュ・ド・シェーヌ 2011年 ステファン・ボンジャン フランス 赤 コート・ド・ベルニュA.O.P. 750ml 3055円税込み
このコート・ド・ベルニュは2010年にA.O.C. 昇格した新しいアペラシオンです。まさにフランスの真ん中オーベルニュ(ボルヴィックで有名な)。水道水もボルヴィックだとか(笑)。
この域内で優良なシャトー・ゲ地区に約8ヘクタールの畑を所有するステファン・ボンジャン。

この『フュ・ド・シェーヌ』は樹齢100年のガメイドーベルニュから収穫された葡萄をトロンセ産の新樽でなんと44ヶ月熟成したものです‼
樽香を凌駕した果実の圧倒的な美味しさには脱帽です(笑)。とはいえ今風の解りやすい訴求性ではないのがグット(笑)。その生命力・深さ・果実の分量等すべてにおいて計り知れないワインです(笑)。これを飲むとガメイドーベルニュってボジョレーのガメイとは根源的に違うと感じざるを得ません。どんなガメイもこれほどの生命力はないはずです。
まろやかで厚みがありスパイシー。余韻は長く、飲み込んだ後に幸福感があります(笑)。ジビエ料理や香味野菜を沢山使った料理、じっくり煮込んだ肉と豆類など、豪華なあるいは地方色豊かな料理に合わせたいワインです。

以上6本 29日(金)は17時~20時30分、30日(土)は11時~20時30分までとりおこなっております。
皆様のご来店お待ち申し上げます。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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試飲会のワインがようやく棚に並びました! 21603

Mar 25, 2016 by weblogland |
明日、明後日のマスキユー試飲会のワインがようやく棚に並びました!



こうして眺めているとパパ・プロヴァンサルのラベルは目につきますね(笑)。Vサインのラベルです。冷静に考えるとVサイン自体は我々日本人にとっても違和感のないものなのですが(笑)、日本人がデザインしたものとは何かが違うような気がしませんか(笑)?

う~ん。

何に違和感を覚えるのだろう?
そうだ!
爪のマニキュアだ‼
赤と黄色の爪のマニキュアです。このお陰でV サインが生々しく感じられるような気がします。
皆さんいかがでしょうか?
文化の違い、意識の違いなのかな(笑)?
まてよ、これにまったく違和感を感じない日本人もいるはずです。そうすると単に私との世代間の意識の違いになるのかも知れません。
皆さんのご意見お待ちしております(笑)。

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マスキユー試飲会のラインナップ決まりました! 201603

Mar 22, 2016 by weblogland |
今月3月25日(金)、26日(土)のマスキユー試飲会のラインナップ決まりました!

今月のテーマは『春』。



まずは爽やかでふっくらした白ワインです(笑)。
○パパ・プロヴァンサル ラ・キュヴェ・ブラン 2014年 南フランス V .D .F. 白
750ml 1371円税別 スクリュー・キャップ

このワイン、懇意にしていただいているインポーターの『ザ・ヴァイン』の社長ジェームスさんの肝いりで造ったワインです。元ドメーヌ・ド・カッサンの醸造家であり、地元の生産者のコンサルタントでもあるパパ・プロヴァンサル(プロヴァンスの父)と呼ばれるジェラール・パイエが醸造責任者となり、ヴァントーの優良生産者ローラン・コルニュから葡萄を調達し醸造まで手伝ってもらったとか。こうしてジェームス好みのワインに仕上げました。元々ワイン造りの経験のあるジェームスだからこそ出来うるのですね(笑)。
畑はヴァントーのキャロム・マザン地区の標高200mほどの南・南東向きの石ころの多い石灰粘土質土壌。通常はコトー・デュ・ヴァントーを名のれますが、費用の節減のためA.O.C. 申請せずにV. D. F. の格に落としました。このけち臭い精神はマスキユーにぴったり(笑)。
味わいが良ければ安いに越したことはない!

セパージュはクレレット40%、グルナッシュ・ブラン50%、ロール10%。低温でしっかり管理して醸造されたのちステンレス・タンクで6ヶ月熟成して瓶詰めされます。味わいは価格帯以上のコクがあり、柔らかで爽やか。アプリコットや桃、グレープフルーツなどの柑橘系の充実した果実味が織り成す様は美。南フランスにありがちな無理やり感のないエレガンスは好印象なのです(笑)。


そして大人の味わいのロゼ!
◎ピノ・ロゼ フリザンテ N.V. レ・コンテッセ イタリア ヴェネト ロゼ 微発泡 I.G.T. マルカ・トレヴィジャーノ 750ml 1286円税別 スクリュー・キャップ
イタリア ヴェネト プロセッコの優良生産地区コネリアーノに本拠を構えるプロセッコのスペシャリスト レ・コンテッセが造るロゼのフリザンテです。マスキユー定番のプロセッコの生産者が造るロゼのフリザンテです。ちなみにプロセッコにはロゼの指定がありませんので、I.G.T. となります(笑)。
このフリザンテ、ピノ・ネロ70%、ピノ・ビアンコ30%。圧力式ステンレス・タンクで10~15日間16~20℃で発酵したのち30~40日熟成させてから瓶詰め。アルコール分11%で残糖分が11.6g / L。総アルコール分は12%弱ですからプロセッコ同様酸を残すスタイルです。ですからフリザンテにしては少ない残糖分でドライに感じる仕上がりです。計算され尽くしてますね(笑)。
ストロベリーやラズベリーのニュアンスが美しく、ひたすらフルーティー。また、味わいに質感がありますから飲み応えがあります。泡持ちが良くスクリュー・キャップを閉めておけば翌日も十分楽しめます。
質感のある軽やかな美しさ。
さすがスペシャリスト!

ラベル・デザインとロゼ色がとても綺麗(笑)。春だけの特別価格品ですからお見逃しなく!

そしてコストパフォーマンスに優れた赤ワイン!
●バレンティン・デュック・ムーラン 2012年 カーブ・ド・シスト・イン・ロランス 南フランス フォジェールA.C. 赤 750ml 1028円税別
南フランス ラングドック東部の内陸にあるアペラシオン。ちょうどサン・シニアンの東になります。畑はセヴァンヌ山脈を望む標高200m のところにあります。土壌は片岩。いわゆるシストです。生産するのはフォジェールの60%を押さえる協同組合カーブ・ド・シスト・イン・ロランス。直訳すると『ロランス村片岩土壌醸造場』かな(笑)。
このワイン、コンクリート槽で発酵したのちステンレス・タンクで熟成させて瓶詰めされます。伝統的な南フランスのスタイルです。
セパージュはグルナッシュ40%、シラー30%、カリニャン30%。味わいで特徴的なのはワインに赤いフレッシュな果実味が溶け込むことです。カリニャンに限り、全房発酵でいわゆるマセラシオン・カルボニックをするようです。明らかな個性となっています。面白いアペラシオンの規定ですね(笑)。ミディアムなボディーに面白いアクセントになってます。暗く沈まないところは良いです(笑)。南フランスらしいガリークやハーブのニュアンスも溌剌と感じられます。ただし、ヒュー・ジョンソンのポケット・ワイン・ブックにはこのアペラシオン無視されてます(笑)。
ただ、このクオリティーでこの価格ならば文句を言う人間は誰もいないはず(笑)。
昨今のフランスワインでは珍しい掘り出し物です!

これまたコストパフォーマンスに優れております(笑)。
●パパ・プロヴァンサル ラ・キュヴェ・ルージュ 2014年 南フランス V .D .F. 赤 750ml 1371円税別 スクリュー・キャップ
この赤ワイン本日一番手の白とセットになって造られたワインです。
セパージュはグルナッシュ80%、シラー20%。コンクリートタンク発酵、熟成した伝統的な造り。低温で管理することで無理な抽出をしませんから、葡萄の豊かなアロマとキメの細かいタンニンがワインの旨さに相乗効果を加えています(笑)。
ハーブやガリークのニュアンスが優しい甘みに良く溶け込んでいます。特にタンニンの質感がバンドールに通じる点秀逸。ジェームスさんは飲みやすいデイリーなワインを目指したそうですが、価格帯を考慮するとかなりのハイレベル。美味しいからといってゴクゴク飲むにはもったいないワインなのです(笑)。


さて、次はシラー好きは見逃せないワインです!
●コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ『ヴァルレアス』2013年 ドメーヌ・ラ・グルンドベラーヌ フランス ローヌ・ヴィラージュA.C. 750ml 2289円税別
南フランス ローヌのヴォークリューズのヴィサンの北側ヴァルレアスに本拠を構えるドメーヌ・ラ・グルンドベラーヌ。標高400m の丘の斜面に45ヘクタールの畑を所有しています。化学肥料や除草剤を一切使用しないいわゆるビオ系の生産者です。
ここのワイン造りで面白いのが、SO 2 無添加のサン・スフレなのですが、酵母が自己溶解する過程ででるSO 2 も出ないとか。なんでも特殊な酵母を使うことでSO 2 がまったく検出されないワインとなったそうです。ですからビオ臭もしませんし、ビオ系ワインの癖がありません。この点普通のワインを飲んでいるようです(笑)。ただし、口中での広がり、余韻の美しさは特筆さるレベルです(笑)。
シラー100%で出来ており、抜栓直後はシラーのスパルタンな品種特性が全開(笑)。ベリー系の香りに、ミント、ペパーミントなどのハーブのニュアンスと海草や塩、乾いた石礫のようなガリークのニュアンスが強く出ます。この部分だけでも、ただ者ではないと感じます(笑)。翌日になるとベリー系の果実味が複雑に強く出始め、甘み全体の大きさバランスが整ってきます。
う~ん。
ヴァケラスやつまらないクローズ・エルミタージュよりイイですね(笑)。
でも、まったく自然のものを了解利用するのがビオ・ディナミとすると、培養酵母を使うのは原理に反する(笑)?それとも農法はビオ・ディナミだが醸造は違う(笑)?ドメーヌ・ラ・グルンドベラーヌはビオ・ディナミ原理主義者ではないのはたしかかな(笑)。
私はビオ・ディナミはよく解らないのでどうでも良いのですが(笑)、このワイン面白いアプローチをした個性のあるワインだと思います。
時代が流れていることを実感しました(笑)。

今回のトリはクレマンとなりました。
何故って?
クオリティーが高いのです(笑)。
○『ポール・ロバン』ブリュット クレマン・ド・ブルゴーニュ ヴーヴ・アンバル フランス 発泡性 白 750ml 1971円税別
ブルゴーニュにおいては珍しいクレマン専業業者です。そんな業者いたんですね。初めて聞きました(笑)。クレマンなんていうとドメーヌが片手間に造るイメージですよね(笑)。

創業は1989年、銀行家の夫の死後、妻のマリー・アンバルさんが故郷のブルゴーニュに戻り創業。このため社名はヴーヴ(未亡人)・アンバル。ヴーヴ・クリコの向こうを張ってるかな(笑)。親戚関係にネゴシアンやらワイン業界人がいたようです。しかもお金持ちなんでしょうね(笑)。なんたって銀行家です。銀行員じゃないんですから(笑)。しかも現在は200ヘクタールの自社畑を持つというからビックリ。ホントにシャンパーニュのグラン・メゾン並みです。
造るクレマンもシャンパーニュに劣らない高品質。
驚くほど緻密で力があります。広がる様は心に響くほど。
香りもかなり複雑。基本は柑橘類ですが赤い果実のニュアンスもあります。熟成期間の長さを予感させますが、実際には10ヶ月(笑)。???。う~ん。リザーブワインや原料ワインをシュール・リーで貯蔵・熟成してるのかしらん(笑)?
セパージュはシャルドネ、ピノ・ノアール、ガメイ、アリゴテ。オールオッケー(笑)。なんだかよく解りませんが、素晴らしく良くできたクレマンであることは保証いたします。クレマン・ド・ブルゴーニュとしてはリーズナブルですし、安いシャンパーニュよりはるかに美味しいのです(笑)。
技術の革新を予感させるクレマンなのです。

以上6本、並びに苦労しました(笑)。
皆様のご来店お待ちしております。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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試飲会のラインナップ決まりました!

Mar 20, 2016 by weblogland |
でも、まだ順番が決まりません(笑)。
実は今回テーマが『春』ということもあり、泡が2本入ります。なかなか春らしくて私はご満悦なのですが、順番が決まりません(笑)。
泡はロゼのフリザンテとクレマン・ド・ブルゴーニュ。特に問題となっているのがクレマン(笑)。これが良すぎる(笑)。しかしてこのクレマンどの順番にするか頭が痛い(笑)。
家内「クレマンどこに入れようか?」
私「最初はどうかな?そうすればクレマンの次にふっくらとした白ワインで流は良いかな?」
家内「たしかに!でもクレマンかなりインパクトがあるから次の白が吹き飛ぶかも(笑)?」
私「フリザンテは赤の前が一番収まりが良いから、これは動かさない方がいいね。」
家内「あのフリザンテはドライで香りは赤ワインだから、赤ワインの前がベストだよね。クレマンとフリザンテの間に白ワインはよくないよ。」
私「それじゃあ、白ワインをトップにして、クレマン→ロゼ・フリザンテ→赤ワインの並びにしようか?」
家内「それだったら白ワインの良さはちゃんと伝わるかな?」

この順番はかなり大事なのです。順番を間違えると台無しにしかねません。ですから一通り並べて試飲してから急遽変更もあり得ます。その節はお許しを!

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よーやく並びました(笑)!

Feb 25, 2016 by weblogland |
今月26・27日の試飲会に出すワインです。



今月の試飲会はまず赤3本やってから白3本です(笑)。常連のお客様は「はぁー。白が強いんだな?」と察しをつかれてますね。きっと(笑)。もちろんその通り(笑)!
正確に言うと最後の2本の白は酸と香りがしっかり。かなり鮮烈(笑)。
その前の山羊ラベルのロシャレルの赤から白の並びが、試飲会に出すワイン全体を上手く繋いでいると、私は既に悦に入っております(笑)。
今回は高価なワインはありませんが、なかなかコストパフォーマンスに優れたラインナップになったと、これまた一人悦に入っております(笑)。
このくらい思い入れが強くないといけないと、信じ込んでもいます(笑)。
天上天下唯我独尊岡本利秋ワールドの完成です!
打ちのめされてもイイ(笑)。

それにしても、真ん中に並んでる山羊ラベルの可愛いこと(笑)。

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2月26・27日のマスキユー店内試飲会のラインナップ-2016

Feb 24, 2016 by weblogland |
今月、2月26・27日のマスキユー店内試飲会のラインナップ決まりました!

今月は赤、白3本ずつの計6本。赤3本試していただいてから白3本試していただきます。赤は癒し系、白が割りとしっかり系です(笑)。




実はこのワイン、同じヴィンテージで試飲会二度目の登場。凄く美味しくなったのです(笑)。
●『カンポチェーニ』2012年 バローネ・リカーゾリ
販売価格(税込): 1,460 円
イタリア 赤 トスカーナI.G.T. 750ml

キャンティーの大御所 バローネ・リカーゾリが造る洗練された赤ワインです。

このワイン メルロー70%、サンジョヴェーゼ20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%。醗酵は12〜16日かけて、24〜27℃に保たれ行われます。熟成は80%がオーク樽、20%がステンレス・タンク。

飲んだ第一印象は、柔らかさと雑味の無さ。樽由来のフレーバーが邪魔にならず、滑らかさに繋がっています。メルロ由来の赤い果実にはフレッシュネスが伴い、サンジョヴェーゼらしい酸味が纏まりとワインの特徴となっています。センス良いですね(笑)。

もちろん今風の飲みやすいワインですが、育ちの良さを感じます。

この『カンポチェーニ』はリカーゾリのラインナップではいわゆる普及版なのですが、ありがちな下品なパワー全開のワインではありません(笑)。キャンティー本来のエレガントなスタイルを受け継いだ遺伝子を感じます。

コンセプトとテロワールがあります。トスカーナらしさがあるのです。



●シャトー・ラ・バスティード 2013年 ギレム・ギュラン フランス 赤 コルビエールA.C. 750ml 1305円税込み

マスキユーではこの上のキュヴェ『オプティマ』を定番として扱っております。以前試飲会でもご紹介しましたね。今風コルビエールのトップ・スター、ワイン評論雑誌では『コルビエールのロック・スター』なんて高評価されたワインです(笑)。
ところでこのワインは『ロック・スター』とはうって変わって土臭いスタイル(笑)。今風ではあるがプリミィティブなのです。
セパージュはシラー60%、グルナッシュ20%、ムールヴェードル20%。除梗して比較的低温で1週間ほどアルコール発酵してから25日間醸すそうです。ステンレス・タンクで12ヶ月熟成後フィルターをかけてから瓶詰め。
こう説明するとなんと言うことのないワインなのですが、味わいは素晴らしく、この価格帯では出色のワインなのです(笑)。
理由を調べると収穫量の低さ。1本の葡萄樹から得るジュースはボトル1本以下!いわゆる1級並みの濃さ。
あとSO 2 の残存量は11mg / L !瓶詰め時にちょっとだけの添加。
これだけでこのワインの良さが伝わるかと(笑)。
いわゆるビオ臭は感じませんし、深みと広がりが素晴らしい。果実のニュアンスは南フランスらしい黒系なのですがプラムやチェリーの赤い果実のニュアンスもしっかり感じます。あと南フランスらしいチョコレートやスパイシーさもあり複雑さを演出しています。しかも飲みやすい(笑)。
とても自然で、実に良く出来ています!
とても良いワインなのです(笑)。

●アマルテア・ティント 2013年 ロシャレル
スペイン カタルーニャ 赤 D.O.ペネデス 750ml 1850円税込み

バルセロナ近郊にある有機栽培を行う家族経営のワイナリーです。

全く無名と言って良いほどなのですが、味わいにはビックリ!
赤いベリーやチェリー、プラムなどの香りは明瞭で溶け込みが良く、曇りのない果実味はあくまで柔らかくジューシー。しっかりした濃度感を支えるミネラル感、スパイシーさ、塩っぽさがあり、素晴らしい出来栄え。アルド・コンテルノのドルチェット・ダルバや上等なピノ・ノアールに似た舌触り。

うーん。

スペインのペネデスでこんなワインが造られていることは衝撃的。経験したことのないスペイン・ワインです。今風の過剰な抽出や高アルコール由来の押し付けがましさや雑味のない新しいスタイル。濃厚ではあるが滋味深さを感じる液体。

まさに極上の日常とでも言えば良いかも。

このワインのセパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロ40%。

メルロは標高700mの涼しい畑、カベルネはワイナリー近くの標高250mの畑で造り分けています。

メルロっぽさは感じますが、カベルネっぽさはあまり感じませんね(笑)。カベルネは構造の良さに作用しているようです。熟成は500Lくらいのハンガリーオーク樽の新樽から3年開き樽で10ヶ月ほどされます。果汁の濃度と熟成法がマッチしており、出来上がりのワインから樽香は感じません。溶け込みの良さが光ります。

うーん。

なんたるか解ってますね。

じつはこの生産者ロシャレルはいわゆるビオディナミの生産者。私はビオディナミを唄った生産者は嫌いなのですが(笑)。

初夏の除葉に山羊を使っている写真を見て、思わず頬を緩めてしまいました(笑)。山羊が葡萄果を食べずに葉だけ食べるように、山羊使いが仕込んだとのこと。

低収穫量と農薬の使用を極力避けたハードワークと山羊の力が、このワインを旨くしていることは確かなようです(笑)。

「世界は広い。」と思えるワインです。


赤山羊さんから白山羊さんにバトンタッチです(笑)。
○アマルテア・ブランコ 2014年 ロシャレル
スペイン カタルーニャ 白 D.O.ペネデス 750ml 1850円税込み

マスキユーの定番の山羊ラベルのワインといえばピンときていただけますか(笑)。
自然な造りから、ふくよかでしかもディテイルが明瞭なスタイルはバルセロナでは大人気とか(笑)。
この白ワインはチャレロ50%、ガルナッチャ・ブランコ50%。チャレロは標高250m 、ガルナッチャ・ブランコは標高500m 以上の自社畑の葡萄を使用。手摘で収穫後2日間コールドマセラシオンしてから3週間発酵。3ヶ月ステンレス・タンクで熟成してから瓶詰めされます。非常に折り合いが良いので、おそらくロシャレルの得意技の混醸をしていそうですね(笑)。
洋なしやトロピカルフレーツの香りは甘く優しく、フレッシュさとふくよかさは旨味とのバランスを完璧なものにしてます。高次元な飲みやすさがあるのです。
手先の技術だけに頼らない本質的な良さがあります。


○ブルゴーニュ シャルドネ 2013年 ラ・シャブリジェンヌ フランス ブルゴーニュ 白 750ml 1944円税込み

多くの銘柄を有し、その全体量はシャブリ全体の1/4を占めるラ・シャブリジェンヌ。その品質はシャブリ屈指。常にトップであり続ける驚異の協同醸造所です。
組合員の中にはシャブリのアペラシオンを超えた地所もかなりあるらしく、このワインはそれに当たります。
わずかに緑がかった美しい色。冷涼なシャブリ地区の葡萄だとはっきり判る キリッと強い酸、たっぷりのミネラル。レモン、リンゴ、白い花にやがてハチミツと香ばしいトーストの匂いが加わって素晴らしいバランスを呈します。後半になると、程よい粘性・コクが顕著になり、重みを増します。「これはもう、そのへんのシャブリを越えたな!」と思わずつぶやいてしまった上質のシャルドネの美味しさ。
う~ん。
口の中にふっくらとした甘さとハーブのニュアンスが長く残る余韻にうっとり(笑)。
木樽を使ってないから、シャルドネの高貴な美しさがストレートに届いてきます。
シャルドネ好きなら絶対に見逃せない価格を超えた美味しさなのです(笑)。
なにもシャブリだけが特別ではないのかしらん?シャブリジェンヌの逸品と言って良いかと(笑)。

○“イル・フィオーレ”2014年  セッラ・ディ・フィオーリ イタリア ピエモンテ  白 ランゲD.O.C. 750ml 2082円税込み

ピエモンテのワイン造りの名手ブライダと重鎮フランテッリ・ジャコーザのがジョイントして造ったランゲ・ビアンコです。マスキユーはここのの白をとても評価しています。
この“イル・フィオーレ” セパージュはシャルドネ70%、ナシェッタ30%。ナシェッタというとマスキユー扱いのレジーナ・ディ・フィオーリ 2012年 セッラ・ディ・フィオーリがあります。これはナシェッタ100%。『フィオーリ畑』で廃れた古代品種ナシェッタの栽培実験を行い、シャルドネとのブレンドで成功し、イル・フィオーレ・ランゲ・ビアンコを生み出しました。そしてそれがD.O.C.ランゲ・ナシェッタの呼称に結びついたそうです。
飲む前はナシェッタ100%でないのが気がかりだったのですが、杞憂でした(笑)。ナシェッタはフローラルでアロマチックな品種ですが、これほど強いとは!シャルドネが70%も入っていることが吹き飛びます(笑)。高山植物の花が咲き乱れ、エスニックなハーブが香り、甘いハニーな蜜の香り。後味のほろ苦いアーモンド、スパイスのニュアンスは全体を上手く複雑にまとめています。
シャルドネを多く入れることでナシェッタの強い個性を上手く御してます。シャルドネはキャンバスです(笑)。
幅広く料理に合わせられますね(笑)。特に香りの強い香草類で試してみたくなります。
旨みもしっかりあるし、酸やミネラルも豊富。とても斬新で心ときめくワインなのです(笑)。

寒い2月の試飲会なのに白ワインが3本(笑)。ミスマッチかどうかは皆さんがお決めください(笑)。
26日(金)は17時~20時30分、27日(土)は11時~20時30分までとりおこなっております。
皆様のご来店お待ち申し上げます。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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昨日の時代屋さんのワイン会、楽しかったでした(笑)

Feb 08, 2016 by weblogland |
昨日の時代屋さんのワイン会、楽しかったでした(笑)。
テーマはピノ・ノアール。ただし、ワイン自体の価格が張りますので(笑)高級品を並べる訳にはいきません。でも1本くらいは!と言う訳で、ルモワスネのディアマン・ジュビレ2001年を最後の1本にチョイス(笑)。もちろん私自身の勉強も兼ねます(お許しを!)。
良かったでした(笑)。
まず、まだまだ若い。色合いからはとても2001年とは思えぬ色。エッジも退色してません。味わいは緻密で頑強。抜栓してから1時間ほど経って調子が出てきます。甘さ、柔らかさが増して香りが強くなってきます。ワインとしてはようやく一度目のピークに入ったばかりですね。
それにしても素晴らしい生命力です。
サヴィニ・レ・ボーヌ辺りの美点満載でした。実は今さっき昨日の空き瓶を回収してきました。瓶口に鼻を寄せて香りを嗅ぐと、凄く深いリキュールのような香りがします。しかも衰えて古びた香りはしませんでした。
1995年より力がありますね。2001年はあまり良い作柄ではないと一般に言われますが、ボーヌの赤はよろしいかも?1991年のブルゴーニュの作柄を思い出しました。
あと5年後、10年後の2回は飲もうと決めました(笑)。ホントは20年後にも試したいのですが、それまで生きていないかも(笑)?ですからこれは、謙虚に10年後くらい後には飲んでみたいことにしました(笑)。

時代屋のお客様、昨日はありがとうございました。

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明日は時代屋さんのワイン会

Feb 07, 2016 by weblogland |
今晩は冷えますね!昼間は暖かでしたからよけい寒さがこたえます。今晩これから雪がふるんですかね?
ところで明日は時代屋さんのワイン会です。何度かお邪魔していますが、今回は15名参加とのこと。だんだん参加者が増えてますね(笑)。嬉しい限りです。
参加者の方々は基本お酒好き(笑)。でも、飲んでる酒類にこだわらずご自分の好みで楽しめる方ばかりです。ですから、変な先入観がまずありません(笑)。これが一番!
逆に変な不味いワインはチョイス出来ません。この点私は真剣勝負なのです。あと私の予定稿どうりにいかないことが多々ありますから予習が必要。奥の手はスマイルで誤魔化す(笑)。
解らないことは解りません(笑)。力強く解らないと言い切ります(笑)。ホント。
明日が楽しみです(笑)。

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明日の試飲会のワイン、並びました(笑)!

Jan 28, 2016 by weblogland |
でももう少しボリュームが欲しいかな?



今朝再発注しましたから、明日の午前中には追加分は来ますから大丈夫。恐れていた欠品もなかったので胸をなでおろしました(笑)。
ただ、今回ピエモンテのロ・ゼルボーネですが、ご主人のソマッツィさんの体調が悪いらしく、今回限りのワインとなりそうです。
残念‼
3ヘクタールの畑に、夫婦で力を合わせてワイン造りに尽力する素晴らしい生産者だけに惜しまれます。いつかまた日本に輸入されることを願うことのみ。ご主人のご回復をお祈りします。とっても面白くて美味しいワインですから、明日明後日の試飲会を楽しみにしてくださいね(笑)。

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あとは並べるだけ

Jan 28, 2016 by weblogland |
あとは並べるだけです(笑)。

何が?って

今週末の試飲会のワインです!



いつもワインが並んでいる棚なのでワインがないとちょっと変な感じですね(笑)。
もう試飲会用のワインはマスキユーに届いてますから、明日はワイン並びに勤しみます(笑)。これが楽しい(笑)。
新着ワインを並べながら「これはきっとAさんは好きなはず。」、「これこそ皆さんに飲んでいただきたい!」、「このワインを飲んでDさんはなんと言うかな(笑)?」、はたまた「このワインは売れないだろうなぁ(笑)。」とか妄想するのが、これまた楽しい(笑)。
あと明日忘れてならないのが再発注。じつはコーラ・ビアンコがもうすでにかなり売れ始めています。この分だと試飲会の当日足りなくなるので、明日朝イチで発注をかけなくてはいけません。インポーターさんの在庫がありますように!

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桝久 試飲会のラインナップ決まりました!201501

Jan 24, 2016 by weblogland |
今月、1月29(金)・30(土)日のマスキユー試飲会のラインナップ決まりました!
当初は南イタリアがテーマの予定でしたがピエモンテの面白いワインを見つけましたので変更(笑)。イタリア特集となりました。しかも頭からの4本がビオデナミ。
いまだにビオデナミってよく解りませんが、面白いワインを造っているのは確かのようです(笑)。



“ウ・ゼイーボン” N.V. ロ・ゼルボーネ イタリア ピエモンテ ヴィーノ・ダ・ターヴォラ 赤 750ml 1542円税別
この“ヴ・ゼイーボン”はもともと単一畑のワインなのですが、これは原料葡萄が足りずブレンドしています(笑)。恐らく古いリザーブワインを加えているようですね。ワインの格はヴィンテージ表記もなしの最下位ランクのヴィーノ表記(笑)。
参りましたね(笑)。
でも味わいはビックリする出来映え!
SO 2 無添加故か、最初は若干ビオ臭がしますが、それ以上にアロマチック。ベリーやスミレ等の香りが吹き出ます。ドルチェット100%でこんなに香りが出るとは!所謂ピエモンテのドルチェットとは大違い。濃さだけに訴求し勝ちな品種なので、ドルチェット自体の格が低いと言う考えを改めされました(笑)。
素晴らしい広がりと芳香には心奪われます。構成も複雑で後味のスパイシーさやほのかなチョコレートっぽさは秀逸。木樽を使わない直球勝負でありながら、これほどまでの複雑で伸びやかな香りを表出するドルチェットの造り手はいないはず。
ワインの格やノン・ヴィンテージのことなど吹き飛びました(笑)。
スゴくて心にぐっと来る味わい。代わるもののない味わいは試す価値あり(笑)。

ロッソ 2011年 ロ・ゼルボーネ イタリア ピエモンテ ヴィーノ・ダ・ターヴォラ 赤 750ml 1,714円税別
このワイン、ドルチェット100%で造られています。しかもSO2添加は無し。
まず驚きは、この赤ワイン微発泡しています?口の中に含むとワインから泡が沸いてきます。まるでランブルスコ(笑)?もちろんシャルマ方式で造った訳でなく瓶詰め後の再発酵によるようです。このワインはSO2無添加ですから有りうるにはあり得ます。ただその状態が安定しており、ワインとして出来上がっています。ヴィンテージは2011年ですから、5年ほど経っていますので出来損ないのワインならば飲めたものではないはずです。炭酸ガスの抗酸化作用が役に立ったのかも?この点プリミィティブでアバンギャルド(笑)。
味わいはベリーやプラム、桃の柔らかで充実した果実味にコーヒーやカカオ、甘草、鉄等のミネラルのニュアンスが感じられる複雑で深い出来映え。膨らみと広がる様が素晴らしい!
実に旨く、心が惹き付けられます。
若干残糖分が感じられますが、邪魔には感じられないレベル。そこでインポーターさんに確認したところ1L中18gほど残糖分があるとのこと。思った以上の数値です。どうやら酸でマスキングされていたようです(笑)。あとアルコール分表記は14%ですから残糖分をアルコール換算すると、なんと15%以上になります。
大物ですね(笑)。
ここまで糖度が上がると、通常は酸が足りずスカスカになり勝ちです。恐らく糖分が完全に発酵する前に発酵がスタックしたかと。
変なワインですが(笑)、コストパフォーマンスの高さとあり方の独自性に心が惹き付けられて止みません(笑)。
これを美味しいと思えることは、ひょっとして幸せなことかもしれません(笑)。
お試しあれ‼

コーラ ビアンコ 2013年 チラノ イタリア カラブリア 白 I.G.P. カラブリア 750ml 1628円税別
この白ワインはマントニコ、ガルナッチャ・ビアンカ、グレコ・ビアンコ、コペレッロ種から造られます。知らない品種ばかりですね(笑)。畑は平地ですから、たぶん混醸してますね(笑)。ワイン自体にしっかりとしたまとまりと方向性があります。
葡萄樹1本でワインを1本ほどしか造っていませんから、非常に濃厚で濃密です。第一印象は『安納芋』(笑)。蜜のような甘さのさつま芋。ジュ・ド・レザンにも似てますね(笑)。初めてこのワインを飲むと意表をつく味わいにビックリ(笑)。またまた変なワインに遭遇しました(笑)。
安納芋の味わいに様々な花や柑橘類、スパイス等のニュアンスが溶け込んでいますが、確認するには時間の経過が必要ですね(笑)。
アルコール分は12.5%と南イタリアにしては低く、総酸量も5.8g/Lと割合多く残っている点にこのワインの特殊性を感じます。大きさと伸びやかさには心奪われます。SO 2 無添加の必然性もワインの味わいに感じますね(笑)。もちろん自然に発生するSO 2 は残存しますが、残存量は19.2mg / L となっています。
とにもかくにも驚きの味わいなのです!

コーラ ロッソ 2012年 チラノ イタリア カラブリア 赤 I.G.P. カラブリア 750ml 1628円税別
このワインはマリオッコ、ガルナッチャ・ネーラ、グレコ・ネロと地場品種ばかりで造られています。10月に手摘み収穫、ステンレス・タンクで発酵後ワインの90%はステンレス・タンクで熟成、残りの10%は大樽で熟成します。
基本的にアロマチックなスタイルではありませんが、ベリー系の果実味にバラやハーブ、スパイス、なめし革などのニュアンスが感じられます。そして何よりも、塩辛さ、柔らかなタンニン、旨味、甘みの溶け込む様は旨いの一語(笑)。全体の溶け込みの良さ、バランスの良さは白眉。SO 2 無添加の境地かな(笑)?

チロ・ロッソ クラシッコ 2012年 ジート イタリア カラブリア チロD.O.C.750ml 赤 750ml 1620円税込み
イタリア半島のつま先にあたるカラブリア州産の赤ワインです。地場品種ガッリョッポを使った力強いちょっと個性の強いワイン。生産者であるジートは、その個性をよく表現しています。野性の木の実を思わせる甘酸っぱい香味にスパイス、エスプレッソ、苦いチョコレートのニュアンスが。
若い頃は強すぎたであろうタンニンが、綺麗に溶け込みこれらの複雑な香味を支えています。
派手に傾くことのない落ち着き・素朴さのあることが、チロの、そしてガッリョッポの持ち味・魅力です。
イタリアワインの奥深さを楽しめる1本。

今風の濃くて解りやすいスタイルではなく、土地に根差したクラシックなワイン。生活に繋がった有様はその地を妄想させてくれます(笑)。ワインラヴァーには、こんなワインに巡り会える幸せを与えてくれます。

こんなワインが日本で飲めることはグローバリゼーションの恩恵ですが、味わいはグローバリゼーションとは無縁の独特な物。

好まれるかどうか?売れるかどうかは解りません(笑)。

私は好きなんですが…。


“マルピオーネ” プリミティーヴォ・リゼルヴァ 2009年 テヌータ・ヴィリオーネ イタリア 赤 プーリア D.O.C. ジョイア・デル・コッレ 750ml 3257円税別
マスキユーのプリミティーヴォ好きは皆さんご存知のところ(笑)。なかには『またプリミティーヴォですか?ワンパターンだな(笑)』などとおっしゃるなかれ(笑)。
イタリアのプリミティーヴォといえばプリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリアD.O.C. 。その標高の高い中心地のジョイア・デル・コッレこそ最良のプリミティーヴォの産地なのです。熟成に時間を要し10年ほどたつと、熟してゼリー状になった柿や、うんと甘酸っぱい梅のような圧倒的で深い味わいになります。これを知らずしてプリミティーヴォを語るなかれ(笑)!などと言ってもなかなか日本では見かけません。我々も20年ほど前にお目にかかって以来ご無沙汰。
このワインようやくのみ頃の入り口に入ったところ。拔栓してから時間が経ってくるとらしさが出て来ます。とはいえまだまだかな?もちろんワインとしては十分に楽しめるレベルなのですが、あと3年待てる方は待つべきワインです(笑)。

さていかがでしょう!
29日は17時~20時30分、30日は11時~20時30分までとりおこないます。
皆様のお越しお待ちしております。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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テーマは『寒い昨今暖かみのある南イタリアワイン!』いかがでしょう?

Jan 18, 2016 by weblogland |
ここのところ取り寄せたサンプル試飲でちょっと忙しい(笑)。この寒さですから、マスキユーは暇ですからちょうどイイ(笑)。
サンプルはすべて南イタリアのワイン。SO 2 無添加のワインやら個性派のワインばかりです(笑)。暮れの試飲会でもイタリアワインを取り上げたばかりですが、面白いワインなので良いかな(笑)?テーマは『寒い昨今暖かみのある南イタリアワイン!』いかがでしょう?家内との会議でこれは決まりました(笑)。
でも、まだラインナップは決まった訳ではありませんから、どんでん返しがあるかも(笑)。
ちなみに明日は恵比寿で試飲会。このインポーターさんもイタリアの新入荷があるそうな。今月はするする決まるかな(笑)?

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上野の国立科学博物館の『ワイン展』

Jan 12, 2016 by weblogland |
今日マスキユーはお休みです。成人の日なのでほんとはお店を開けなくてはいけませんが休んじゃいました。実はこれに行きたかったのです。
上野の国立科学博物館の『ワイン展』です(笑)。



なかなか面白かったでした。ピジャージュを仮想体験したり、レプリカのワインを足で潰す体験が出来たりしました(笑)。写真撮影も緩く(笑)、係りのお姉さんに聞くとオッケー。お堅い博物館も変わってきたようですね(笑)。とっても良いこと。私は性格的に展示物を触りたくなる(笑)。展示されているバリックなんか見ると止まらない(笑)。もちろん触れることを禁止した注意書があれば我慢しますが(笑)。
楽しかったなぁ。
メーカーや企業に頼った部分に多少不満はありますが、ワインは実学でもありますから仕方ないかな?文句を言い出したらキリがないから止めときましょう(笑)。
お子さん連れや女性も多く、関心の高い企画展でした。2月21日までやってますから、是非とも行かれると良いかと。
見終わったあとは、ミュージアムショップに直行(笑)。ぐっと来るアイテムが沢山あって、お土産に迷いました。大王いかネクタイを思わず買いそうになりました(笑)。危ない危ない(笑)。

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明日は試飲会です。

Dec 22, 2015 by weblogland |
バタバタ続きの12月、すごく長い気がします(笑)。
ところでこんなのも入荷しました!



先日入荷したフランチャコルタの名品カ・デル・ボスコがすっかり気に入ったマスキユーでは、毒食わば皿までの精神で、ギフトボックス入りのものもとりました(笑)。中身は同じキュヴェ・プレステージなのですが、箱が素晴らしい(笑)。
箱のデザインはもちろんなのですが、箱の上についている紐が良い(笑)。これだけだと何かトンマに聞こえそうですが(笑)、紐のつけ方が斬新なのです。映像で見るとお分かりになるかと思いますが、箱を紐でぶら下げると、箱がしっかり固定するように工夫されています。段ボールの箱がワインの重量で強度が増すようになっています。
こんな方法は初めて見ました(笑)。
う~ん。
きっと、この箱もカ・デル・ボスコのオリジナルですね。このこだわりこそがブランドの心髄なのでしょう。ブランド嫌いのマスキユーも脱帽です。これだったらイイんじゃない(笑)。質が伴ったブランドですね(笑)。

12月のこの期に及んで箱に喜んでる私は馬鹿者かな(笑)?少なくとも今月が長く感じる原因はこの辺りにありそうですね(笑)。

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