ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
マスキユー試飲会のラインナップ 201605
May 24, 2016 by weblogland |今月は新着のイタリア3本とフランス3本の計6本。
まずはコスト・パフォーマンスに優れた南フランスの赤です(笑)。
●コンテ・デ・ロッシェ ノーブル・トラディション レ・ヴィニロン・デュ・ソムリエ 2013年 フランス 赤 コトー・デュ・ラングドックA.C. 750ml 1110円税込み
ラベル表記が分かりにくいのでまずラベル解説からです(笑)。『コンテ・ド・ロッシェ』は銘柄で『ノーブル・トラディション』は付則銘柄かな(笑)?『レ・ヴィニロン・デュ・ソムレロア』は生産者の協同組合名です。
このワイン、シラーとグルナッシュ50%ずつのセパージュです。発酵熟成はステンレス・タンク。
グルナッシュ由来のコーヒーの香りと暖かな栽培地特有のシラーらしい赤黒いベリーのニュアンスが渾然一体。全体の折り合いが良く、滑らかで豊かなタンニンが更に上質さを演出しています。おっと!と思う出来映えです(笑)。
このワイン、実はシラーとグルナッシュを混醸しています。なるほど折り合いが良いわけですね。通常シラーとグルナッシュの収穫時期は違いますから、混醸は無理なのですが。そこは協同組合です。メンバーの畑の収穫状況をアレンジすれば、無理が簡単に解決ですね(笑)。一本取られました(笑)。
欠点は果実味に明瞭さがないこととSO 2 がやや多そうな点。でもEU のオーガニックワインの基準値以下ですからご安心を!
この味わい、この品質、この価格は驚き。
二塁打かな(笑)?
三塁打と言わないところは私の奥ゆかしいところと思ってくださいね(笑)。
そしてイタリアから斬新で素晴らしい香りのバルドリーノが2本。馬鹿にしてはいけません(笑)。
◎バルドリーノ キアレット 2015年 モンテ・デル・ロアリ イタリア ヴェネト ロゼ バルドリーノ・キアレットD.O.C. 750ml 1743円税込み
イタリタ ヴェネト州の西ヴェローナ県のD.O.C. 。あの風光明媚なガルダ湖の南側の産地です。昔、日本にもだいぶ輸入されていましたね。薄くて粗悪な悪いイメージでしたっけ(笑)。基本的にお隣のヴァルポリッチェラに似ていますが、バルドリーノの方がより軽めでフローラル。
このワイナリーは18世紀後半にガルダ湖の南約8km のモンテ・ママオルの丘陵で始まりました。現在はステファン氏とその奥さんと二人で14ヘクタールの農園を経営。奥さんのマレシアさんはビオテクノロジーを学んでおり、農園では葡萄樹以外も含めたビオデナミを実践しています。
そのうちの10ヘクタールが葡萄畑。ママオルの丘は氷河期のモレーンの末端にあたり、ガルダ湖をせき止めています。このため標高が平野部より高く標高192m 。水捌けがよく、一般のバルドリーノの畑より冷涼な点、ワインに締まりがあるのが特徴ですね。
このキアレットセパージュはコルヴィーナ50%、ロンディネッラ35%、ロッサネーラ(モリナーラ)15%。コルヴィーナとロンディネッラは別々に発酵しますが、どちらも地元でサラッソと呼ばれるセニエ法でつくられます。24~48時間果皮と共に浸漬後、発酵中の果汁を抜き出します。血抜き法などとも呼ばれますね。そして抜き取られた果汁はチューリップ型のセメントタンクに移されて発酵させます。このチューリップ型のセメントタンクは最新式でタンク内で葡萄液が自然対流しますので果汁にストレスを与えることがありません。そして補助品種のロッサネーラは素焼きの大甕にて果皮と共に発酵させます。その後ブレンドしセメントタンクで澱と共に約4ヶ月熟成後に無濾過で瓶詰めされます。残留SO 2 は36ml /L。大した管理能力です。
国際標準を達しています。
薄い可憐なピンク色はキアレットの証。ふっくらした柑橘類にベリーの香りがほんのり。基本的には白ワインのイメージに桃の紅さが加わったかのようでもあります。宮嶋勲さん曰く「喜ばしい味わい」なのです(笑)。さすが飲んでますね。
●バルドリーノ レボイ 2014年 モンテ・デル・ロアリ イタリア ヴェネト 赤 バルドリーノD.O.C. 750ml 1743円税込み
このワイン、セパージュはコルヴィーナ70%、ロンディネッラ30%。通常収穫して造った葡萄果汁に、ロゼ用に抽したセニエの残りを加えて一次発酵させます。その後1ヶ月陰干ししたコルヴィーナをタンクに加え更に二次発酵を行い、ステンレス・タンクで約8ヶ月熟成させます。リパッソに似たこの技法、再発酵を意味する『レボイ』と呼ばれます。
お隣のヴァルポリッチェラの『リパッソ』も『レボイ』も我々には同じように思えますが、違うのが生産者のマインドのようです。実際にヴァルポリッチェラのリパッソしたワインはアマローネ志向の濃厚なワインですが、このレボイしたワインは液体を濃密にするのではなく香りを濃密にするスタイルです。香りに深みがあり複雑で濃密、しかもとてもエレガント。ラズベリーやスミレなどのベリーの香りが軽やかに立ち上る姿は優美。優美なバルドリーノを初めて経験しました(笑)。
行く方向が違いますね。似た技術でも方向性が違うなら、別物の認めるべきなのですね。
SO 2 の残留量は37mg / L なのはこの手の造りのワインとしては驚異的な低さでもあります。これほど時間と手間をかけながら、低いSO 2 の残留量を達成する生産者はいないかもしれません。
味わいと香りからこのワインのすごさが解ったらプロのテイスターです(笑)。
先月の試飲会でコスト・パフォーマンスの良さにシラー・ファンを唸らせたカーブ・ド・タンのクローズ・エルミタージュの白と赤。このランクでもコスト・パフォーマンスはぶっちぎりかと(笑)。
○クローズ・エルミタージュ グラン・クラシック 白 2012年 カーブ・ド・タン フランス ローヌ クローズ・エルミタージュA.C. 750ml 2360円税込み
1933年設立、現在では約300名の栽培農家が参加する協同醸造所カーヴ・ド・タン。ローヌ地方において常にトップクラスなワインをリリースし、またエルミタージュの1/4、クローズ・エルミタージュの1/2にもなる生産量を誇る、質量ともに秀でた存在です。
このワイン、マルサンヌ100%で造られています。ステンレス・タンクで発酵後、ステンレス・タンクで12ヶ月熟成させてボトリングします。よくマルサンヌとルーサンヌをブレンドした白ワインは見かけますが、このワインはマルサンヌ100
%。通常マルサンヌだけですと酸が足りなくなり勝ちで、濃いには濃くなるが頼りなくなりますが、しっかりバランスがとれてますね(笑)。液体の濃度感と果実味の折り合いがよろしいのです(笑)。ふっくらして芳醇な、白い花や桃・柑橘類の果実味は溶け込みがとても自然です。
そこには当然醸造技術のイノヴェーションがあります。徹底した温度管理が欠かせません。とはいえ元々の葡萄自体がダメだとそれは叶いません(笑)。カーブ・ド・タンの実力の高さと良心的な価格に万歳なのです(笑)。
●クローズ・エルミタージュ 2013年 カーブ・ド・タン フランス ローヌ 赤 クローズ・エルミタージュA.C. 750ml 2360円税込み
このワイン、セパージュはシラー100%。いかにもクローズ・エルミタージュ(笑)。
ステンレス・タンクで醸造・熟成させていますから、北ローヌのシラーらしさ全開。ワンランク下のキュヴェ『シラー』
と比べると、クローズ・エルミタージュの存在価値が解ろうというものです(笑)。
しかも価格の差が府に落ちるところです(笑)。
シンメトリーでクローズ・エルミタージュの味わいが楽しめるもっともコスト・パフォーマンスに優れたワインです!
トリはあっと驚くチロの赤ワインです。イノヴェーションした味わいに心揺さぶられるはず!
●チロ ロッソ クラシコ 2013年 カタルド・カラブリッダ・ヴィティコルトーレ イタリア カラブリア 赤 チロ ロッソ クラシコ D.O.C. 750ml 3230円税込み
イタリア カラブリアでもっとも有名な赤ワイン チロ。古代オリンピックの勝者に送られたクリミサのワインがチロのワインと言われています。
そのチロの産地の中で古くから続く言わば核心部の畑のみクラシコと表記されます。
このワインの生産者カタルド・カラブリッタさんは1960年代からこの地で葡萄栽培を続ける4代目。2008年に3兄妹でワイナリーを立ち上げました。ですからワイナリー名にヴィティコルトーレ(栽培家)がつくわけです(笑)。
畑はチロの中心部の標高100m の丘陵にある10ヘクタール。灌漑をする必要のない粘土石灰質。栽培されているガリオッポはヘクタールあたり5500本密植された株仕立て。ワイヤーを張って枝を這わせるアルベッロ仕立てです。収量は葡萄樹1本からワイン1本分ほどですね。
10月上旬に手摘みで収穫、野生酵母で自然に発酵させます。約2週間の醸し後に0.4気圧でソフトプレス。セメントタンクで10ヶ月以上熟成させてボトリングします。色合いは南イタリアらしからぬ深みのあるルビー色(笑)。味わいは明瞭で暖かみのあるチェリー(笑)。ピノ・ノワール的(笑)。旨味と滑らかな舌触り、内在するエネルギーは極上品の証。
SO 2 の残存量は25mg / L と最低レベル。特別にビオを謳わないところはプライドかな(笑)。最新の技術と最大限の尽力がなされたグレート・ワインに間違いないのは確かですね(笑)。
このワインを飲まずしてチロを語ること勿れ!
ちなみに宮嶋勲さん曰く「最良のチロ・ロッソは、チェリーのアロマ、包み込むような味わい、ビロードのようなタンニンを持つ、叙情的なワインである。」
まさにそれ!
おっしゃるように今風なのですが、リアルタイムなのです。
ただ、糊で貼ったようなラベルに好感があります(笑)。ハートがあるのです。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
ラインナップ探しで大わらわ。
May 20, 2016 by weblogland |でもですね。今月は幾分楽。
なぜかと言うと、インポーターさんが持参してくる試飲用サンプルが当たっているからです(笑)。試飲会に行っても当たらないのですが(笑)。また、インポーターさんもわざわざサンプル持参で来るわけですから気合いが入ってます。彼らはマスキユーが情にほだされて買わないことをよくご存じです(笑)。あとマスキユーの嗜好もよくご存じ(笑)。ブログなんかよく読んで下調べをして来てますね(笑)。そんなインポーターさんのスタッフさんとは自然に仲良くなれます(笑)。いろいろ教えていただくこともお願いできますから、我々にも大変プラスになります。また、最近特に女性のセールスさんに優秀な方が目立ちます。皆さん、基本真面目で嘘がない。
これって大事なんですよね。
「基本真面目で嘘がない。」ってなかなか貫けないから貴重です。自戒、自戒なのです。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
久しぶりにソムリエ
May 13, 2016 by weblogland |じつはお客様のパーティーのお手伝いです。お年寄りの祝寿会。
基本的にビールやお酒など以外の凝ったものは出しませんから、楽。80名くらいでしたがどうにか一人で出来ました。
でもですね。ワインが思ったより出たのにビックリ。全部でなんと11本!
う~ん。
確実に時代は変わってきていると実感しました。なんたって一番保守的な方々の集まりなのですから(笑)。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
ご来店ありがとうございました。
May 01, 2016 by weblogland |まだ試飲会リポートはできてませんが(笑)、皆様に取り急ぎ御礼とお知らせです。
じつは予想どうりトカイ フルミント ドライ 白 2014年 シャトー・デレスラがトップ・セラーになりました。陽気の性もあり想定外に売れてしまいなんと完売してしまいました。買い損なったお客様 申し訳ございませんでした。でもですね、世の中から無くなった訳ではありませんのでご心配なく(笑)。休み明けに再入荷の予定です。今しばらくお待ちくださいね。
あとマスキユーに1ケースしか来なかった
ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2009年 ドメーヌ・ド・ラ・プレットは残念ながらもうありません。当初このワインを試飲会のラインナップに入れるつもりでしたが、数がないので断念しました。ですからあまりセールスできない(笑)。そんな訳でひっそり販売するつもりでしたが、そこはそれワイン・ラヴァーの鋭い嗅覚は見逃しません。あっという間に完売。今度入荷するときは数を増やせるように頑張りますからお許しくださいませ!
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
よーやく並びました!
Apr 29, 2016 by weblogland |明日明後日の試飲会用のワインです(笑)。
ぎりぎりセーフかな?
でもですね、真ん中に並んでるワシントン州の白ワイン レコールNo.41が3本しか並んでません。じつは明日に着く予定(笑)。今日あわてて発注しました。しかも受注締め切りは今日の11時。実際電話したのは12時。無理を拝み倒して明日の試飲会に間に合わせました。ハラハラしました(笑)。久しぶりに切羽つまりましたね(笑)。
昨日の晩にようやく取り寄せたサンプルを試飲会に出すことを断念。然るに、候補にあがっていたレコールNo.41に決定。今日発注すればぎりぎり間に合う段取り。でも締め切り時間を間違えました(笑)。
無理を聞いて下さったインポーターさん、ありがとうございました!
こうして試飲会が出来るのもインポーターさんのお陰です(よいしょ)。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
今月4月29・30日のマスキユー試飲会のラインナップ決まりました!2016
Apr 28, 2016 by weblogland |最後の最後まで決まらなくて、今ようやく決めました。
今月は定番の白ワインが3本と新入荷の赤ワインが3本の計6本となりました。
まずは定番の白ワインですが、ヴィンテージが変わりイノヴェーションしてますね(笑)。どれもキック・インサイドの出来映えかと(笑)。
○トカイ フルミント ドライ 白 2014年 シャトー・デレスラ
販売価格(税込): 1,296 円
ハンガリー D.H.C.トカイ スクリュー・キャップ 750ml
ハンガリートカイの中心部トカイ・ヘジアリャで造られる辛口の白ワイン。造り手は15世紀初頭まで記録に遡れるシャトー・デレスラ。もっとも2005年にシャンパーニュのドラン家(ハイパー・エドシックで有名)による資本投資により復活しました。ハンガリーが共産圏からEUに国家の舵を変えたためです。
このワインは2013年のヴィンテージではフルミント85%、シャルガ・ムシュコタイ15%。2014年になるとさらにハールシュレヴェリュが加わりました。低温で管理できるステンレス・タンクで醸造・熟成されます。マロラクティック醗酵はしていないようですね。
もともと大陸性の冷涼な土地柄、切れのあるシャープなワインだと想像していましたが、こんなに切れがあるとは(笑)。切れと言うより強さ 強靭さなのです。しかもバランスが良い。そして2014年はふくよかさが増した感。温度が上がってもふくよかさがあるので美味しく飲めます。造り手の意図があり、イノヴェーションしてますね(笑)。
柑橘系の香りが勢い良く放出され、しかも的が定まっている(笑)。フルミントの辛口は初めて飲みましたが、永遠の命をもつエッセンシアを支える品種であることを実感しました。
香り自体に複雑さはさほど感じませんが、この価格帯のワインとしては出色の出来映えです。
あと、面白いのはオーストリアのグリューナー・フェルトリーナーのような粘りがあることです。中欧のワインに共通する特長ですかね?カベルネやピノ・ノアールに代表されるヨーロッパ系や地中海系とは違ったスタイルのように思います。真偽は解りませんが、日本人の嗜好に合ったワインであるのは確かかと(笑)。
そしてこれは相変わらず旨い(笑)。さすが『神』ガロフォリ!
○マクリーナ 2014年 ガロフォリ
販売価格(税込): 1,758 円
イタリア マルケ 白 ヴェルディッキオ・デ・カステル・ディ・イエージD.O.C. 750ml
私の敬愛する『神』ガロフォリが造るヴェルディッキオ100%の白ワイン。かつてイエージのワインは安物が多く日本に輸入されてましたから、イメージが悪い(笑)。水っぽい印象が拭えない(笑)。もっとも暑い海岸部の産地ですから酸が少なく、勢い飲みやすい量産ワインに走ったのも事実。
そんな大勢に背を向け優良なイエージの白ワインを作り続けD.O.C.G.にまで登り詰めた大貢献者がガロフォリなのです。
他の生産者が造るイエージとは明らかに違う不思議。もっともこのキュヴェは早飲みのスタンダード・クラスなのですが、それでも旨さが違う(笑)。イエージというよりマテリカに近い詰まり方と大きさがあるとでも言えばよいかも…。
もちろんコスト・パフォーマンスの高さは驚き。ただし在庫限りとなりますから、お見逃し無きようお願いいたします。
○レコールNO.41 セミヨン 2013年
販売価格(税込): 2,500 円
アメリカ ワシントン州 コロンビア ヴァレーAVA 白 750ml
レコールNo.41 セミヨンが2014年にて再入荷いたしました。
まだまだ将来を感じさせる緻密さ、たっぷりとしながらも伸びやかで方向性がしっかりした様は相変わらず。液体としての滋味深さと力が両立しています。また、熟成能力がこのヴィンテージは伸びている予感がします。
まだまだ高みを目指す姿勢は立派。私が高く評価する珍しいアメリカの白ワインです。
レコール・NO41はワラ・ワラ・ヴァレーで3番目に古いワイナリーです。(1983年設立)
このセミヨン悔しいほど旨いのです。
買いブドウでつくられていますが、実に旨い!
なんで?
アルコール分は14.5%と高いのですが、凝縮した果実味がとても良く溶け込んで、それを感じさせません。
このワイン87%のセミヨンと13%のソーヴィニヨン・ブランからできています。レッド・マウンテン、ワルーク・スロープ、コロンビア・ヴァレー、ワラワラ・ヴァレーなどのA.V.A.5ヵ所のヴィンヤードから葡萄は調達されます。
非常に複雑で深みがあり、ハニーでフローラルな味わいは揺ぎがありません。長いハンギング・タイムにより過熟したハニーな香りにレモンやライムの切れの良い香りと柔らかなアプリコットや桃の香りが高密度に溶け込んでいます。酸もしっかりありますから切れと後口がとても美しいのです。黄金色の色合いは味わいの濃密さの証。木樽醗酵・熟成により厚みを増しています。
うーん。
アメリカの技術力に脱帽です。買いブドウでもこれほど雑味がなく、完璧な栽培を連想させるワインを作るのですから…。どこに出しても恥ずかしくないどころか、トップレベルのワインです。
アメリカらしくないお手頃な価格なのが決めてです(笑)。きっとアメリカではセミヨンがあまり人気ないんですね。
冷涼な彼の地でセミヨンが、栽培に適しているのは間違いありませんね。
このブドウを栽培した農家がなぜ自分でワイン造りをしないのか不思議です。やはりアメリカでは醸造技術が優先するのですかね?
つくりものっぽくない良さがあります。
ところでこのレコール・NO.41の意味ですが『41番学区の学校』という意で、ワラ・ワラの西にあるフランス人町に1915年に建てられた校舎が現在のワイナリーであることに由来します。
新たな伝統づくりの象徴のようですね。
そして資格試験受験者必飲のシラーです!
●シラー 2014年 カーヴ・ド・タン フランス 赤 コリーネ・ローダニエンヌI.G.T. 750ml 1388円税込み
1933年設立、現在では約300名の栽培農家が参加する協同醸造所カーヴ・ド・タン。ローヌ地方において常にトップクラスなワインをリリースし、またエルミタージュの1/4、クローズ・エルミタージュの1/2にもなる生産量を誇る、質量ともに秀でた存在です。
このワインはそんなカーヴ・ド・タンが造るローヌ北部地域の入門編とでもいえる赤ワインです。シラー100%、明るいルビー色、きめ細かくよく整った香味。野性味のある赤い小粒の果実、リンゴの皮の苦味、スパイス。やや軽めで重厚さはないけれど、それがむしろローヌ北部の冷涼さをより明瞭に感じさせます。実にシンメトリーなシラーなのです。ローヌ南部との違い、オーストラリアを代表するニュー・ワールドのシラーズとの違いを理解するにはうってつけの教材ですね(笑)。毎日の食卓にも取り入れやすい味わい、是非お試しください。
あと付け加えると、私が今まで飲んだシラーの中でもっともコスト・パフォーマンスが高いワインです(笑)。
ここから新入荷の中でも驚きの赤ワインです。まだあまり日本には入荷されていないフランス オーベルニュ地方のワイン。あのミネラルウォーター『ボルヴィック』の産地のワインです!
●コート・デュ・フォレ 2011年 サンタンヌ フルール・ド・ヴィーニュ フランス オーベルニュ 赤 750ml 2268円税込み
フランス中央部オーベルニュ地方の赤ワインです。正確にはややロワール川最初上流左岸沿い、地図によるとロワールの生産地域に区分されてます。
コート・ド・フォレA.O.C.は2000年にA.O.C.に昇格。ガメイドーベルニュを使用した赤ワインが特徴です。ガメイと遺伝子がどうなっているのか解りませんが、ボジョレーのものと比べると香りの構成はにていますが、力強さや熟成能力に勝ったものとなるようです。
このフルール・ド・ヴィーニュは2005年からこの地でワイン造りを始めた女性醸造家ステファニー・ギヨさんのドメーヌです。標高380m の畑に植えられた樹齢60年超のガメイドーベルニュだけで造られています。
イチゴや桑の実の生き生きした甘酸っぱさ、プルーンの濃厚さ、サクランボのリキュール漬けの風味。一口飲んだだけで魅了されてしまう、とてもキュートな少女のようなワイン。そして時間の経過とともにしなやかな力強さがあらわれて、このワインの奥深さに驚かされます。ボジョレーのガメイとは明らかにこの点が違いますね。このワイン2011年ですからもう5年経っているのですが、このフレッシュネスと熟成能力はいわゆるガメイとは別物としか思えません。ただし、香りは似ている(笑)。
う~ん。
もちろん地元のオーベルニュ地方造られる個性の強いチーズ カンタルやブルー・ド・ベルニュとは鉄板の相性ですから、やはりロワールというよりオーベルニュ地方のワインと呼ぶべきなのは確かのようですね(笑)。
今回のトリは新樽で44ヶ月熟成した傑品!常識を遥かに越えた驚きのワインです(笑)。
●コート・ドーベルニュ フュ・ド・シェーヌ 2011年 ステファン・ボンジャン フランス 赤 コート・ド・ベルニュA.O.P. 750ml 3055円税込み
このコート・ド・ベルニュは2010年にA.O.C. 昇格した新しいアペラシオンです。まさにフランスの真ん中オーベルニュ(ボルヴィックで有名な)。水道水もボルヴィックだとか(笑)。
この域内で優良なシャトー・ゲ地区に約8ヘクタールの畑を所有するステファン・ボンジャン。
この『フュ・ド・シェーヌ』は樹齢100年のガメイドーベルニュから収穫された葡萄をトロンセ産の新樽でなんと44ヶ月熟成したものです‼
樽香を凌駕した果実の圧倒的な美味しさには脱帽です(笑)。とはいえ今風の解りやすい訴求性ではないのがグット(笑)。その生命力・深さ・果実の分量等すべてにおいて計り知れないワインです(笑)。これを飲むとガメイドーベルニュってボジョレーのガメイとは根源的に違うと感じざるを得ません。どんなガメイもこれほどの生命力はないはずです。
まろやかで厚みがありスパイシー。余韻は長く、飲み込んだ後に幸福感があります(笑)。ジビエ料理や香味野菜を沢山使った料理、じっくり煮込んだ肉と豆類など、豪華なあるいは地方色豊かな料理に合わせたいワインです。
以上6本 29日(金)は17時~20時30分、30日(土)は11時~20時30分までとりおこなっております。
皆様のご来店お待ち申し上げます。
桝久商店 岡本利秋・昭子
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
試飲会のワインがようやく棚に並びました! 21603
Mar 25, 2016 by weblogland |こうして眺めているとパパ・プロヴァンサルのラベルは目につきますね(笑)。Vサインのラベルです。冷静に考えるとVサイン自体は我々日本人にとっても違和感のないものなのですが(笑)、日本人がデザインしたものとは何かが違うような気がしませんか(笑)?
う~ん。
何に違和感を覚えるのだろう?
そうだ!
爪のマニキュアだ‼
赤と黄色の爪のマニキュアです。このお陰でV サインが生々しく感じられるような気がします。
皆さんいかがでしょうか?
文化の違い、意識の違いなのかな(笑)?
まてよ、これにまったく違和感を感じない日本人もいるはずです。そうすると単に私との世代間の意識の違いになるのかも知れません。
皆さんのご意見お待ちしております(笑)。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
マスキユー試飲会のラインナップ決まりました! 201603
Mar 22, 2016 by weblogland |今月のテーマは『春』。
まずは爽やかでふっくらした白ワインです(笑)。
○パパ・プロヴァンサル ラ・キュヴェ・ブラン 2014年 南フランス V .D .F. 白
750ml 1371円税別 スクリュー・キャップ
このワイン、懇意にしていただいているインポーターの『ザ・ヴァイン』の社長ジェームスさんの肝いりで造ったワインです。元ドメーヌ・ド・カッサンの醸造家であり、地元の生産者のコンサルタントでもあるパパ・プロヴァンサル(プロヴァンスの父)と呼ばれるジェラール・パイエが醸造責任者となり、ヴァントーの優良生産者ローラン・コルニュから葡萄を調達し醸造まで手伝ってもらったとか。こうしてジェームス好みのワインに仕上げました。元々ワイン造りの経験のあるジェームスだからこそ出来うるのですね(笑)。
畑はヴァントーのキャロム・マザン地区の標高200mほどの南・南東向きの石ころの多い石灰粘土質土壌。通常はコトー・デュ・ヴァントーを名のれますが、費用の節減のためA.O.C. 申請せずにV. D. F. の格に落としました。このけち臭い精神はマスキユーにぴったり(笑)。
味わいが良ければ安いに越したことはない!
セパージュはクレレット40%、グルナッシュ・ブラン50%、ロール10%。低温でしっかり管理して醸造されたのちステンレス・タンクで6ヶ月熟成して瓶詰めされます。味わいは価格帯以上のコクがあり、柔らかで爽やか。アプリコットや桃、グレープフルーツなどの柑橘系の充実した果実味が織り成す様は美。南フランスにありがちな無理やり感のないエレガンスは好印象なのです(笑)。
そして大人の味わいのロゼ!
◎ピノ・ロゼ フリザンテ N.V. レ・コンテッセ イタリア ヴェネト ロゼ 微発泡 I.G.T. マルカ・トレヴィジャーノ 750ml 1286円税別 スクリュー・キャップ
イタリア ヴェネト プロセッコの優良生産地区コネリアーノに本拠を構えるプロセッコのスペシャリスト レ・コンテッセが造るロゼのフリザンテです。マスキユー定番のプロセッコの生産者が造るロゼのフリザンテです。ちなみにプロセッコにはロゼの指定がありませんので、I.G.T. となります(笑)。
このフリザンテ、ピノ・ネロ70%、ピノ・ビアンコ30%。圧力式ステンレス・タンクで10~15日間16~20℃で発酵したのち30~40日熟成させてから瓶詰め。アルコール分11%で残糖分が11.6g / L。総アルコール分は12%弱ですからプロセッコ同様酸を残すスタイルです。ですからフリザンテにしては少ない残糖分でドライに感じる仕上がりです。計算され尽くしてますね(笑)。
ストロベリーやラズベリーのニュアンスが美しく、ひたすらフルーティー。また、味わいに質感がありますから飲み応えがあります。泡持ちが良くスクリュー・キャップを閉めておけば翌日も十分楽しめます。
質感のある軽やかな美しさ。
さすがスペシャリスト!
ラベル・デザインとロゼ色がとても綺麗(笑)。春だけの特別価格品ですからお見逃しなく!
そしてコストパフォーマンスに優れた赤ワイン!
●バレンティン・デュック・ムーラン 2012年 カーブ・ド・シスト・イン・ロランス 南フランス フォジェールA.C. 赤 750ml 1028円税別
南フランス ラングドック東部の内陸にあるアペラシオン。ちょうどサン・シニアンの東になります。畑はセヴァンヌ山脈を望む標高200m のところにあります。土壌は片岩。いわゆるシストです。生産するのはフォジェールの60%を押さえる協同組合カーブ・ド・シスト・イン・ロランス。直訳すると『ロランス村片岩土壌醸造場』かな(笑)。
このワイン、コンクリート槽で発酵したのちステンレス・タンクで熟成させて瓶詰めされます。伝統的な南フランスのスタイルです。
セパージュはグルナッシュ40%、シラー30%、カリニャン30%。味わいで特徴的なのはワインに赤いフレッシュな果実味が溶け込むことです。カリニャンに限り、全房発酵でいわゆるマセラシオン・カルボニックをするようです。明らかな個性となっています。面白いアペラシオンの規定ですね(笑)。ミディアムなボディーに面白いアクセントになってます。暗く沈まないところは良いです(笑)。南フランスらしいガリークやハーブのニュアンスも溌剌と感じられます。ただし、ヒュー・ジョンソンのポケット・ワイン・ブックにはこのアペラシオン無視されてます(笑)。
ただ、このクオリティーでこの価格ならば文句を言う人間は誰もいないはず(笑)。
昨今のフランスワインでは珍しい掘り出し物です!
これまたコストパフォーマンスに優れております(笑)。
●パパ・プロヴァンサル ラ・キュヴェ・ルージュ 2014年 南フランス V .D .F. 赤 750ml 1371円税別 スクリュー・キャップ
この赤ワイン本日一番手の白とセットになって造られたワインです。
セパージュはグルナッシュ80%、シラー20%。コンクリートタンク発酵、熟成した伝統的な造り。低温で管理することで無理な抽出をしませんから、葡萄の豊かなアロマとキメの細かいタンニンがワインの旨さに相乗効果を加えています(笑)。
ハーブやガリークのニュアンスが優しい甘みに良く溶け込んでいます。特にタンニンの質感がバンドールに通じる点秀逸。ジェームスさんは飲みやすいデイリーなワインを目指したそうですが、価格帯を考慮するとかなりのハイレベル。美味しいからといってゴクゴク飲むにはもったいないワインなのです(笑)。
さて、次はシラー好きは見逃せないワインです!
●コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ『ヴァルレアス』2013年 ドメーヌ・ラ・グルンドベラーヌ フランス ローヌ・ヴィラージュA.C. 750ml 2289円税別
南フランス ローヌのヴォークリューズのヴィサンの北側ヴァルレアスに本拠を構えるドメーヌ・ラ・グルンドベラーヌ。標高400m の丘の斜面に45ヘクタールの畑を所有しています。化学肥料や除草剤を一切使用しないいわゆるビオ系の生産者です。
ここのワイン造りで面白いのが、SO 2 無添加のサン・スフレなのですが、酵母が自己溶解する過程ででるSO 2 も出ないとか。なんでも特殊な酵母を使うことでSO 2 がまったく検出されないワインとなったそうです。ですからビオ臭もしませんし、ビオ系ワインの癖がありません。この点普通のワインを飲んでいるようです(笑)。ただし、口中での広がり、余韻の美しさは特筆さるレベルです(笑)。
シラー100%で出来ており、抜栓直後はシラーのスパルタンな品種特性が全開(笑)。ベリー系の香りに、ミント、ペパーミントなどのハーブのニュアンスと海草や塩、乾いた石礫のようなガリークのニュアンスが強く出ます。この部分だけでも、ただ者ではないと感じます(笑)。翌日になるとベリー系の果実味が複雑に強く出始め、甘み全体の大きさバランスが整ってきます。
う~ん。
ヴァケラスやつまらないクローズ・エルミタージュよりイイですね(笑)。
でも、まったく自然のものを了解利用するのがビオ・ディナミとすると、培養酵母を使うのは原理に反する(笑)?それとも農法はビオ・ディナミだが醸造は違う(笑)?ドメーヌ・ラ・グルンドベラーヌはビオ・ディナミ原理主義者ではないのはたしかかな(笑)。
私はビオ・ディナミはよく解らないのでどうでも良いのですが(笑)、このワイン面白いアプローチをした個性のあるワインだと思います。
時代が流れていることを実感しました(笑)。
今回のトリはクレマンとなりました。
何故って?
クオリティーが高いのです(笑)。
○『ポール・ロバン』ブリュット クレマン・ド・ブルゴーニュ ヴーヴ・アンバル フランス 発泡性 白 750ml 1971円税別
ブルゴーニュにおいては珍しいクレマン専業業者です。そんな業者いたんですね。初めて聞きました(笑)。クレマンなんていうとドメーヌが片手間に造るイメージですよね(笑)。
創業は1989年、銀行家の夫の死後、妻のマリー・アンバルさんが故郷のブルゴーニュに戻り創業。このため社名はヴーヴ(未亡人)・アンバル。ヴーヴ・クリコの向こうを張ってるかな(笑)。親戚関係にネゴシアンやらワイン業界人がいたようです。しかもお金持ちなんでしょうね(笑)。なんたって銀行家です。銀行員じゃないんですから(笑)。しかも現在は200ヘクタールの自社畑を持つというからビックリ。ホントにシャンパーニュのグラン・メゾン並みです。
造るクレマンもシャンパーニュに劣らない高品質。
驚くほど緻密で力があります。広がる様は心に響くほど。
香りもかなり複雑。基本は柑橘類ですが赤い果実のニュアンスもあります。熟成期間の長さを予感させますが、実際には10ヶ月(笑)。???。う~ん。リザーブワインや原料ワインをシュール・リーで貯蔵・熟成してるのかしらん(笑)?
セパージュはシャルドネ、ピノ・ノアール、ガメイ、アリゴテ。オールオッケー(笑)。なんだかよく解りませんが、素晴らしく良くできたクレマンであることは保証いたします。クレマン・ド・ブルゴーニュとしてはリーズナブルですし、安いシャンパーニュよりはるかに美味しいのです(笑)。
技術の革新を予感させるクレマンなのです。
以上6本、並びに苦労しました(笑)。
皆様のご来店お待ちしております。
桝久商店 岡本利秋・昭子
>> ワインの試飲会セット
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
試飲会のラインナップ決まりました!
Mar 20, 2016 by weblogland |実は今回テーマが『春』ということもあり、泡が2本入ります。なかなか春らしくて私はご満悦なのですが、順番が決まりません(笑)。
泡はロゼのフリザンテとクレマン・ド・ブルゴーニュ。特に問題となっているのがクレマン(笑)。これが良すぎる(笑)。しかしてこのクレマンどの順番にするか頭が痛い(笑)。
家内「クレマンどこに入れようか?」
私「最初はどうかな?そうすればクレマンの次にふっくらとした白ワインで流は良いかな?」
家内「たしかに!でもクレマンかなりインパクトがあるから次の白が吹き飛ぶかも(笑)?」
私「フリザンテは赤の前が一番収まりが良いから、これは動かさない方がいいね。」
家内「あのフリザンテはドライで香りは赤ワインだから、赤ワインの前がベストだよね。クレマンとフリザンテの間に白ワインはよくないよ。」
私「それじゃあ、白ワインをトップにして、クレマン→ロゼ・フリザンテ→赤ワインの並びにしようか?」
家内「それだったら白ワインの良さはちゃんと伝わるかな?」
この順番はかなり大事なのです。順番を間違えると台無しにしかねません。ですから一通り並べて試飲してから急遽変更もあり得ます。その節はお許しを!
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
よーやく並びました(笑)!
Feb 25, 2016 by weblogland |今月の試飲会はまず赤3本やってから白3本です(笑)。常連のお客様は「はぁー。白が強いんだな?」と察しをつかれてますね。きっと(笑)。もちろんその通り(笑)!
正確に言うと最後の2本の白は酸と香りがしっかり。かなり鮮烈(笑)。
その前の山羊ラベルのロシャレルの赤から白の並びが、試飲会に出すワイン全体を上手く繋いでいると、私は既に悦に入っております(笑)。
今回は高価なワインはありませんが、なかなかコストパフォーマンスに優れたラインナップになったと、これまた一人悦に入っております(笑)。
このくらい思い入れが強くないといけないと、信じ込んでもいます(笑)。
天上天下唯我独尊岡本利秋ワールドの完成です!
打ちのめされてもイイ(笑)。
それにしても、真ん中に並んでる山羊ラベルの可愛いこと(笑)。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
2月26・27日のマスキユー店内試飲会のラインナップ-2016
Feb 24, 2016 by weblogland |今月は赤、白3本ずつの計6本。赤3本試していただいてから白3本試していただきます。赤は癒し系、白が割りとしっかり系です(笑)。
実はこのワイン、同じヴィンテージで試飲会二度目の登場。凄く美味しくなったのです(笑)。
●『カンポチェーニ』2012年 バローネ・リカーゾリ
販売価格(税込): 1,460 円
イタリア 赤 トスカーナI.G.T. 750ml
キャンティーの大御所 バローネ・リカーゾリが造る洗練された赤ワインです。
このワイン メルロー70%、サンジョヴェーゼ20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%。醗酵は12〜16日かけて、24〜27℃に保たれ行われます。熟成は80%がオーク樽、20%がステンレス・タンク。
飲んだ第一印象は、柔らかさと雑味の無さ。樽由来のフレーバーが邪魔にならず、滑らかさに繋がっています。メルロ由来の赤い果実にはフレッシュネスが伴い、サンジョヴェーゼらしい酸味が纏まりとワインの特徴となっています。センス良いですね(笑)。
もちろん今風の飲みやすいワインですが、育ちの良さを感じます。
この『カンポチェーニ』はリカーゾリのラインナップではいわゆる普及版なのですが、ありがちな下品なパワー全開のワインではありません(笑)。キャンティー本来のエレガントなスタイルを受け継いだ遺伝子を感じます。
コンセプトとテロワールがあります。トスカーナらしさがあるのです。
●シャトー・ラ・バスティード 2013年 ギレム・ギュラン フランス 赤 コルビエールA.C. 750ml 1305円税込み
マスキユーではこの上のキュヴェ『オプティマ』を定番として扱っております。以前試飲会でもご紹介しましたね。今風コルビエールのトップ・スター、ワイン評論雑誌では『コルビエールのロック・スター』なんて高評価されたワインです(笑)。
ところでこのワインは『ロック・スター』とはうって変わって土臭いスタイル(笑)。今風ではあるがプリミィティブなのです。
セパージュはシラー60%、グルナッシュ20%、ムールヴェードル20%。除梗して比較的低温で1週間ほどアルコール発酵してから25日間醸すそうです。ステンレス・タンクで12ヶ月熟成後フィルターをかけてから瓶詰め。
こう説明するとなんと言うことのないワインなのですが、味わいは素晴らしく、この価格帯では出色のワインなのです(笑)。
理由を調べると収穫量の低さ。1本の葡萄樹から得るジュースはボトル1本以下!いわゆる1級並みの濃さ。
あとSO 2 の残存量は11mg / L !瓶詰め時にちょっとだけの添加。
これだけでこのワインの良さが伝わるかと(笑)。
いわゆるビオ臭は感じませんし、深みと広がりが素晴らしい。果実のニュアンスは南フランスらしい黒系なのですがプラムやチェリーの赤い果実のニュアンスもしっかり感じます。あと南フランスらしいチョコレートやスパイシーさもあり複雑さを演出しています。しかも飲みやすい(笑)。
とても自然で、実に良く出来ています!
とても良いワインなのです(笑)。
●アマルテア・ティント 2013年 ロシャレル
スペイン カタルーニャ 赤 D.O.ペネデス 750ml 1850円税込み
バルセロナ近郊にある有機栽培を行う家族経営のワイナリーです。
全く無名と言って良いほどなのですが、味わいにはビックリ!
赤いベリーやチェリー、プラムなどの香りは明瞭で溶け込みが良く、曇りのない果実味はあくまで柔らかくジューシー。しっかりした濃度感を支えるミネラル感、スパイシーさ、塩っぽさがあり、素晴らしい出来栄え。アルド・コンテルノのドルチェット・ダルバや上等なピノ・ノアールに似た舌触り。
うーん。
スペインのペネデスでこんなワインが造られていることは衝撃的。経験したことのないスペイン・ワインです。今風の過剰な抽出や高アルコール由来の押し付けがましさや雑味のない新しいスタイル。濃厚ではあるが滋味深さを感じる液体。
まさに極上の日常とでも言えば良いかも。
このワインのセパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロ40%。
メルロは標高700mの涼しい畑、カベルネはワイナリー近くの標高250mの畑で造り分けています。
メルロっぽさは感じますが、カベルネっぽさはあまり感じませんね(笑)。カベルネは構造の良さに作用しているようです。熟成は500Lくらいのハンガリーオーク樽の新樽から3年開き樽で10ヶ月ほどされます。果汁の濃度と熟成法がマッチしており、出来上がりのワインから樽香は感じません。溶け込みの良さが光ります。
うーん。
なんたるか解ってますね。
じつはこの生産者ロシャレルはいわゆるビオディナミの生産者。私はビオディナミを唄った生産者は嫌いなのですが(笑)。
初夏の除葉に山羊を使っている写真を見て、思わず頬を緩めてしまいました(笑)。山羊が葡萄果を食べずに葉だけ食べるように、山羊使いが仕込んだとのこと。
低収穫量と農薬の使用を極力避けたハードワークと山羊の力が、このワインを旨くしていることは確かなようです(笑)。
「世界は広い。」と思えるワインです。
赤山羊さんから白山羊さんにバトンタッチです(笑)。
○アマルテア・ブランコ 2014年 ロシャレル
スペイン カタルーニャ 白 D.O.ペネデス 750ml 1850円税込み
マスキユーの定番の山羊ラベルのワインといえばピンときていただけますか(笑)。
自然な造りから、ふくよかでしかもディテイルが明瞭なスタイルはバルセロナでは大人気とか(笑)。
この白ワインはチャレロ50%、ガルナッチャ・ブランコ50%。チャレロは標高250m 、ガルナッチャ・ブランコは標高500m 以上の自社畑の葡萄を使用。手摘で収穫後2日間コールドマセラシオンしてから3週間発酵。3ヶ月ステンレス・タンクで熟成してから瓶詰めされます。非常に折り合いが良いので、おそらくロシャレルの得意技の混醸をしていそうですね(笑)。
洋なしやトロピカルフレーツの香りは甘く優しく、フレッシュさとふくよかさは旨味とのバランスを完璧なものにしてます。高次元な飲みやすさがあるのです。
手先の技術だけに頼らない本質的な良さがあります。
○ブルゴーニュ シャルドネ 2013年 ラ・シャブリジェンヌ フランス ブルゴーニュ 白 750ml 1944円税込み
多くの銘柄を有し、その全体量はシャブリ全体の1/4を占めるラ・シャブリジェンヌ。その品質はシャブリ屈指。常にトップであり続ける驚異の協同醸造所です。
組合員の中にはシャブリのアペラシオンを超えた地所もかなりあるらしく、このワインはそれに当たります。
わずかに緑がかった美しい色。冷涼なシャブリ地区の葡萄だとはっきり判る キリッと強い酸、たっぷりのミネラル。レモン、リンゴ、白い花にやがてハチミツと香ばしいトーストの匂いが加わって素晴らしいバランスを呈します。後半になると、程よい粘性・コクが顕著になり、重みを増します。「これはもう、そのへんのシャブリを越えたな!」と思わずつぶやいてしまった上質のシャルドネの美味しさ。
う~ん。
口の中にふっくらとした甘さとハーブのニュアンスが長く残る余韻にうっとり(笑)。
木樽を使ってないから、シャルドネの高貴な美しさがストレートに届いてきます。
シャルドネ好きなら絶対に見逃せない価格を超えた美味しさなのです(笑)。
なにもシャブリだけが特別ではないのかしらん?シャブリジェンヌの逸品と言って良いかと(笑)。
○“イル・フィオーレ”2014年 セッラ・ディ・フィオーリ イタリア ピエモンテ 白 ランゲD.O.C. 750ml 2082円税込み
ピエモンテのワイン造りの名手ブライダと重鎮フランテッリ・ジャコーザのがジョイントして造ったランゲ・ビアンコです。マスキユーはここのの白をとても評価しています。
この“イル・フィオーレ” セパージュはシャルドネ70%、ナシェッタ30%。ナシェッタというとマスキユー扱いのレジーナ・ディ・フィオーリ 2012年 セッラ・ディ・フィオーリがあります。これはナシェッタ100%。『フィオーリ畑』で廃れた古代品種ナシェッタの栽培実験を行い、シャルドネとのブレンドで成功し、イル・フィオーレ・ランゲ・ビアンコを生み出しました。そしてそれがD.O.C.ランゲ・ナシェッタの呼称に結びついたそうです。
飲む前はナシェッタ100%でないのが気がかりだったのですが、杞憂でした(笑)。ナシェッタはフローラルでアロマチックな品種ですが、これほど強いとは!シャルドネが70%も入っていることが吹き飛びます(笑)。高山植物の花が咲き乱れ、エスニックなハーブが香り、甘いハニーな蜜の香り。後味のほろ苦いアーモンド、スパイスのニュアンスは全体を上手く複雑にまとめています。
シャルドネを多く入れることでナシェッタの強い個性を上手く御してます。シャルドネはキャンバスです(笑)。
幅広く料理に合わせられますね(笑)。特に香りの強い香草類で試してみたくなります。
旨みもしっかりあるし、酸やミネラルも豊富。とても斬新で心ときめくワインなのです(笑)。
寒い2月の試飲会なのに白ワインが3本(笑)。ミスマッチかどうかは皆さんがお決めください(笑)。
26日(金)は17時~20時30分、27日(土)は11時~20時30分までとりおこなっております。
皆様のご来店お待ち申し上げます。
桝久商店 岡本利秋・昭子
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
昨日の時代屋さんのワイン会、楽しかったでした(笑)
Feb 08, 2016 by weblogland |テーマはピノ・ノアール。ただし、ワイン自体の価格が張りますので(笑)高級品を並べる訳にはいきません。でも1本くらいは!と言う訳で、ルモワスネのディアマン・ジュビレ2001年を最後の1本にチョイス(笑)。もちろん私自身の勉強も兼ねます(お許しを!)。
良かったでした(笑)。
まず、まだまだ若い。色合いからはとても2001年とは思えぬ色。エッジも退色してません。味わいは緻密で頑強。抜栓してから1時間ほど経って調子が出てきます。甘さ、柔らかさが増して香りが強くなってきます。ワインとしてはようやく一度目のピークに入ったばかりですね。
それにしても素晴らしい生命力です。
サヴィニ・レ・ボーヌ辺りの美点満載でした。実は今さっき昨日の空き瓶を回収してきました。瓶口に鼻を寄せて香りを嗅ぐと、凄く深いリキュールのような香りがします。しかも衰えて古びた香りはしませんでした。
1995年より力がありますね。2001年はあまり良い作柄ではないと一般に言われますが、ボーヌの赤はよろしいかも?1991年のブルゴーニュの作柄を思い出しました。
あと5年後、10年後の2回は飲もうと決めました(笑)。ホントは20年後にも試したいのですが、それまで生きていないかも(笑)?ですからこれは、謙虚に10年後くらい後には飲んでみたいことにしました(笑)。
時代屋のお客様、昨日はありがとうございました。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
明日は時代屋さんのワイン会
Feb 07, 2016 by weblogland |ところで明日は時代屋さんのワイン会です。何度かお邪魔していますが、今回は15名参加とのこと。だんだん参加者が増えてますね(笑)。嬉しい限りです。
参加者の方々は基本お酒好き(笑)。でも、飲んでる酒類にこだわらずご自分の好みで楽しめる方ばかりです。ですから、変な先入観がまずありません(笑)。これが一番!
逆に変な不味いワインはチョイス出来ません。この点私は真剣勝負なのです。あと私の予定稿どうりにいかないことが多々ありますから予習が必要。奥の手はスマイルで誤魔化す(笑)。
解らないことは解りません(笑)。力強く解らないと言い切ります(笑)。ホント。
明日が楽しみです(笑)。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
明日の試飲会のワイン、並びました(笑)!
Jan 28, 2016 by weblogland |今朝再発注しましたから、明日の午前中には追加分は来ますから大丈夫。恐れていた欠品もなかったので胸をなでおろしました(笑)。
ただ、今回ピエモンテのロ・ゼルボーネですが、ご主人のソマッツィさんの体調が悪いらしく、今回限りのワインとなりそうです。
残念‼
3ヘクタールの畑に、夫婦で力を合わせてワイン造りに尽力する素晴らしい生産者だけに惜しまれます。いつかまた日本に輸入されることを願うことのみ。ご主人のご回復をお祈りします。とっても面白くて美味しいワインですから、明日明後日の試飲会を楽しみにしてくださいね(笑)。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
あとは並べるだけ
Jan 28, 2016 by weblogland |何が?って
今週末の試飲会のワインです!
いつもワインが並んでいる棚なのでワインがないとちょっと変な感じですね(笑)。
もう試飲会用のワインはマスキユーに届いてますから、明日はワイン並びに勤しみます(笑)。これが楽しい(笑)。
新着ワインを並べながら「これはきっとAさんは好きなはず。」、「これこそ皆さんに飲んでいただきたい!」、「このワインを飲んでDさんはなんと言うかな(笑)?」、はたまた「このワインは売れないだろうなぁ(笑)。」とか妄想するのが、これまた楽しい(笑)。
あと明日忘れてならないのが再発注。じつはコーラ・ビアンコがもうすでにかなり売れ始めています。この分だと試飲会の当日足りなくなるので、明日朝イチで発注をかけなくてはいけません。インポーターさんの在庫がありますように!
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
桝久 試飲会のラインナップ決まりました!201501
Jan 24, 2016 by weblogland |当初は南イタリアがテーマの予定でしたがピエモンテの面白いワインを見つけましたので変更(笑)。イタリア特集となりました。しかも頭からの4本がビオデナミ。
いまだにビオデナミってよく解りませんが、面白いワインを造っているのは確かのようです(笑)。
●“ウ・ゼイーボン” N.V. ロ・ゼルボーネ イタリア ピエモンテ ヴィーノ・ダ・ターヴォラ 赤 750ml 1542円税別
この“ヴ・ゼイーボン”はもともと単一畑のワインなのですが、これは原料葡萄が足りずブレンドしています(笑)。恐らく古いリザーブワインを加えているようですね。ワインの格はヴィンテージ表記もなしの最下位ランクのヴィーノ表記(笑)。
参りましたね(笑)。
でも味わいはビックリする出来映え!
SO 2 無添加故か、最初は若干ビオ臭がしますが、それ以上にアロマチック。ベリーやスミレ等の香りが吹き出ます。ドルチェット100%でこんなに香りが出るとは!所謂ピエモンテのドルチェットとは大違い。濃さだけに訴求し勝ちな品種なので、ドルチェット自体の格が低いと言う考えを改めされました(笑)。
素晴らしい広がりと芳香には心奪われます。構成も複雑で後味のスパイシーさやほのかなチョコレートっぽさは秀逸。木樽を使わない直球勝負でありながら、これほどまでの複雑で伸びやかな香りを表出するドルチェットの造り手はいないはず。
ワインの格やノン・ヴィンテージのことなど吹き飛びました(笑)。
スゴくて心にぐっと来る味わい。代わるもののない味わいは試す価値あり(笑)。
●ロッソ 2011年 ロ・ゼルボーネ イタリア ピエモンテ ヴィーノ・ダ・ターヴォラ 赤 750ml 1,714円税別
このワイン、ドルチェット100%で造られています。しかもSO2添加は無し。
まず驚きは、この赤ワイン微発泡しています?口の中に含むとワインから泡が沸いてきます。まるでランブルスコ(笑)?もちろんシャルマ方式で造った訳でなく瓶詰め後の再発酵によるようです。このワインはSO2無添加ですから有りうるにはあり得ます。ただその状態が安定しており、ワインとして出来上がっています。ヴィンテージは2011年ですから、5年ほど経っていますので出来損ないのワインならば飲めたものではないはずです。炭酸ガスの抗酸化作用が役に立ったのかも?この点プリミィティブでアバンギャルド(笑)。
味わいはベリーやプラム、桃の柔らかで充実した果実味にコーヒーやカカオ、甘草、鉄等のミネラルのニュアンスが感じられる複雑で深い出来映え。膨らみと広がる様が素晴らしい!
実に旨く、心が惹き付けられます。
若干残糖分が感じられますが、邪魔には感じられないレベル。そこでインポーターさんに確認したところ1L中18gほど残糖分があるとのこと。思った以上の数値です。どうやら酸でマスキングされていたようです(笑)。あとアルコール分表記は14%ですから残糖分をアルコール換算すると、なんと15%以上になります。
大物ですね(笑)。
ここまで糖度が上がると、通常は酸が足りずスカスカになり勝ちです。恐らく糖分が完全に発酵する前に発酵がスタックしたかと。
変なワインですが(笑)、コストパフォーマンスの高さとあり方の独自性に心が惹き付けられて止みません(笑)。
これを美味しいと思えることは、ひょっとして幸せなことかもしれません(笑)。
お試しあれ‼
○コーラ ビアンコ 2013年 チラノ イタリア カラブリア 白 I.G.P. カラブリア 750ml 1628円税別
この白ワインはマントニコ、ガルナッチャ・ビアンカ、グレコ・ビアンコ、コペレッロ種から造られます。知らない品種ばかりですね(笑)。畑は平地ですから、たぶん混醸してますね(笑)。ワイン自体にしっかりとしたまとまりと方向性があります。
葡萄樹1本でワインを1本ほどしか造っていませんから、非常に濃厚で濃密です。第一印象は『安納芋』(笑)。蜜のような甘さのさつま芋。ジュ・ド・レザンにも似てますね(笑)。初めてこのワインを飲むと意表をつく味わいにビックリ(笑)。またまた変なワインに遭遇しました(笑)。
安納芋の味わいに様々な花や柑橘類、スパイス等のニュアンスが溶け込んでいますが、確認するには時間の経過が必要ですね(笑)。
アルコール分は12.5%と南イタリアにしては低く、総酸量も5.8g/Lと割合多く残っている点にこのワインの特殊性を感じます。大きさと伸びやかさには心奪われます。SO 2 無添加の必然性もワインの味わいに感じますね(笑)。もちろん自然に発生するSO 2 は残存しますが、残存量は19.2mg / L となっています。
とにもかくにも驚きの味わいなのです!
●コーラ ロッソ 2012年 チラノ イタリア カラブリア 赤 I.G.P. カラブリア 750ml 1628円税別
このワインはマリオッコ、ガルナッチャ・ネーラ、グレコ・ネロと地場品種ばかりで造られています。10月に手摘み収穫、ステンレス・タンクで発酵後ワインの90%はステンレス・タンクで熟成、残りの10%は大樽で熟成します。
基本的にアロマチックなスタイルではありませんが、ベリー系の果実味にバラやハーブ、スパイス、なめし革などのニュアンスが感じられます。そして何よりも、塩辛さ、柔らかなタンニン、旨味、甘みの溶け込む様は旨いの一語(笑)。全体の溶け込みの良さ、バランスの良さは白眉。SO 2 無添加の境地かな(笑)?
●チロ・ロッソ クラシッコ 2012年 ジート イタリア カラブリア チロD.O.C.750ml 赤 750ml 1620円税込み
イタリア半島のつま先にあたるカラブリア州産の赤ワインです。地場品種ガッリョッポを使った力強いちょっと個性の強いワイン。生産者であるジートは、その個性をよく表現しています。野性の木の実を思わせる甘酸っぱい香味にスパイス、エスプレッソ、苦いチョコレートのニュアンスが。
若い頃は強すぎたであろうタンニンが、綺麗に溶け込みこれらの複雑な香味を支えています。
派手に傾くことのない落ち着き・素朴さのあることが、チロの、そしてガッリョッポの持ち味・魅力です。
イタリアワインの奥深さを楽しめる1本。
今風の濃くて解りやすいスタイルではなく、土地に根差したクラシックなワイン。生活に繋がった有様はその地を妄想させてくれます(笑)。ワインラヴァーには、こんなワインに巡り会える幸せを与えてくれます。
こんなワインが日本で飲めることはグローバリゼーションの恩恵ですが、味わいはグローバリゼーションとは無縁の独特な物。
好まれるかどうか?売れるかどうかは解りません(笑)。
私は好きなんですが…。
●“マルピオーネ” プリミティーヴォ・リゼルヴァ 2009年 テヌータ・ヴィリオーネ イタリア 赤 プーリア D.O.C. ジョイア・デル・コッレ 750ml 3257円税別
マスキユーのプリミティーヴォ好きは皆さんご存知のところ(笑)。なかには『またプリミティーヴォですか?ワンパターンだな(笑)』などとおっしゃるなかれ(笑)。
イタリアのプリミティーヴォといえばプリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリアD.O.C. 。その標高の高い中心地のジョイア・デル・コッレこそ最良のプリミティーヴォの産地なのです。熟成に時間を要し10年ほどたつと、熟してゼリー状になった柿や、うんと甘酸っぱい梅のような圧倒的で深い味わいになります。これを知らずしてプリミティーヴォを語るなかれ(笑)!などと言ってもなかなか日本では見かけません。我々も20年ほど前にお目にかかって以来ご無沙汰。
このワインようやくのみ頃の入り口に入ったところ。拔栓してから時間が経ってくるとらしさが出て来ます。とはいえまだまだかな?もちろんワインとしては十分に楽しめるレベルなのですが、あと3年待てる方は待つべきワインです(笑)。
さていかがでしょう!
29日は17時~20時30分、30日は11時~20時30分までとりおこないます。
皆様のお越しお待ちしております。
桝久商店 岡本利秋・昭子
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
テーマは『寒い昨今暖かみのある南イタリアワイン!』いかがでしょう?
Jan 18, 2016 by weblogland |サンプルはすべて南イタリアのワイン。SO 2 無添加のワインやら個性派のワインばかりです(笑)。暮れの試飲会でもイタリアワインを取り上げたばかりですが、面白いワインなので良いかな(笑)?テーマは『寒い昨今暖かみのある南イタリアワイン!』いかがでしょう?家内との会議でこれは決まりました(笑)。
でも、まだラインナップは決まった訳ではありませんから、どんでん返しがあるかも(笑)。
ちなみに明日は恵比寿で試飲会。このインポーターさんもイタリアの新入荷があるそうな。今月はするする決まるかな(笑)?
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
上野の国立科学博物館の『ワイン展』
Jan 12, 2016 by weblogland |上野の国立科学博物館の『ワイン展』です(笑)。
なかなか面白かったでした。ピジャージュを仮想体験したり、レプリカのワインを足で潰す体験が出来たりしました(笑)。写真撮影も緩く(笑)、係りのお姉さんに聞くとオッケー。お堅い博物館も変わってきたようですね(笑)。とっても良いこと。私は性格的に展示物を触りたくなる(笑)。展示されているバリックなんか見ると止まらない(笑)。もちろん触れることを禁止した注意書があれば我慢しますが(笑)。
楽しかったなぁ。
メーカーや企業に頼った部分に多少不満はありますが、ワインは実学でもありますから仕方ないかな?文句を言い出したらキリがないから止めときましょう(笑)。
お子さん連れや女性も多く、関心の高い企画展でした。2月21日までやってますから、是非とも行かれると良いかと。
見終わったあとは、ミュージアムショップに直行(笑)。ぐっと来るアイテムが沢山あって、お土産に迷いました。大王いかネクタイを思わず買いそうになりました(笑)。危ない危ない(笑)。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
明日は試飲会です。
Dec 22, 2015 by weblogland |ところでこんなのも入荷しました!
先日入荷したフランチャコルタの名品カ・デル・ボスコがすっかり気に入ったマスキユーでは、毒食わば皿までの精神で、ギフトボックス入りのものもとりました(笑)。中身は同じキュヴェ・プレステージなのですが、箱が素晴らしい(笑)。
箱のデザインはもちろんなのですが、箱の上についている紐が良い(笑)。これだけだと何かトンマに聞こえそうですが(笑)、紐のつけ方が斬新なのです。映像で見るとお分かりになるかと思いますが、箱を紐でぶら下げると、箱がしっかり固定するように工夫されています。段ボールの箱がワインの重量で強度が増すようになっています。
こんな方法は初めて見ました(笑)。
う~ん。
きっと、この箱もカ・デル・ボスコのオリジナルですね。このこだわりこそがブランドの心髄なのでしょう。ブランド嫌いのマスキユーも脱帽です。これだったらイイんじゃない(笑)。質が伴ったブランドですね(笑)。
12月のこの期に及んで箱に喜んでる私は馬鹿者かな(笑)?少なくとも今月が長く感じる原因はこの辺りにありそうですね(笑)。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
よーやく並びました!
Dec 21, 2015 by weblogland |12月は年の瀬ですから、いつも暇なマスキユーもちょと忙しい(笑)。バタバタしながらの試飲会の準備は厳しかったぁ(笑)。
毎日のやらなければならないことを片付けながらの準備ですからはかどらない。途中で魅力的なワインが売り出されたりして目移りはするし(笑)、決まりかかったワインがなくなったり、あたふたしました(笑)。
家内「あのワインがなくなりかかった時は焦ったね(笑)。」
私「今回の目玉になると思っていたからなおさらだよね(笑)。取り敢えず試飲会の分だけは確保出来たからホッとしたよ(笑)。」
家内「店長!ブログに書いたらダメだからね!足りなくなるよ!」
私「げっ!(読まれてる)、分かったよ!名前は明かさないから…。」
家内「まあ、ワインが無くなる訳じゃなくて、特別価格品だから次回の入荷分から高くなるだけだけどね。」
私「我々は自然体でいくしかないかな。実際にそのワインの価値を決めるのはお客様だからね。」
家内「そうそう。でも店長は誘導するからな(笑)。」
私「誘導してる訳じゃないよ(笑)。ワインに思い入れが入るからついつい誉めちゃうんだよ(笑)。過剰にはしないよ!君だってそうじゃん(笑)!」
家内「そう言われればそうかな(笑)?」
私「絶対今回の○○なんか売れたら大喜びするはず(笑)」
家内「だってあれは大発見だよ(笑)。わかりあえる人がいたらそれだけで大喜び(笑)」
私「でしょう(笑)。僕と同じじゃん(笑)」
家内「いや、ちょっと待って!絶対店長とは違う!」
私「僕だってテンション上がるだけなんだから(笑)。」
家内「そーかな?」
あぶない、あぶない(笑)。ひょっとして皆さんからも読まれてるかな(笑)。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
試飲会のラインナップ決まりました!201512
Dec 19, 2015 by weblogland |今月はいつもより1週間前倒しとなりますからご注意くださいませ‼
まずは、ちょっと変わった白ワインです(笑)。
○ヴェルデーカ 2014年 カンティーネ・メンヒル イタリア プーリア 白I. G.P. 750ml 1800円税別
ワイン雑誌『リアルワインガイド』で旨安大賞を受章してブレーク。旨安大賞を『ゼロ・ネグロ・アマーロ』、旨安賞を『クォーター29・プリミティーヴォ』
のダブル受賞とか。
立派なものです。
基本的に今風のスタイルなのですが、しっかり低収量、衛生管理のゆきとどいたワイナリーです。酸をバランス良く残すところに技術がありますね。
マスキユーでは売れ筋の『ゼロ・ネグロ・アマーロ』、『クォーター29・プリミティーヴォ』は扱わず、まずは『ヴェルデーカ』。へそ曲がりなんですよ(笑)。
この『ヴェルデーカ』が面白い!
まず品種名『ヴェルデーカ』なんて聞いたことがない(笑)。ジャンシス・ロビンソンの著書に「南イタリア在来種でベルモット造りにつかわれる。柔らかな味わい。」と記述がありましたが、よく調べても解らない(笑)。これだけでぐっときます(笑)。
●レアル・コンバニーア・デ・ヴィノス テンプラニーリョ 2009年 ベンディミア・セレクショナダ スペイン 赤 V.D.T.カスティーリャ 750ml 1047円税別
このワイナリー、スペイン リオハの銘醸家ムルア家が2007年にラ・マンチャ地方のマンチェラに設立したものです。
マスキユーではこの通常のキュヴェを定番として扱っております。あの王冠ラベルのワインです(笑)。果実味たっぷりのスーパー・コスト・パフォーマンス・ワインです。
これは、そのバリック熟成版。約8ヶ月アメリカン・オークのバリックで熟成させたものです。樽熟成由来のスパイシーさが加わり、全体に落ち着いたニュアンスです。深みがあり、価格以上に感じますね(笑)。
テンプラニーリョの明瞭な果実味を楽しみたい方は通常のキュヴェ、テンプラニーリョの深みを楽しみたい方はこのキュヴェがお勧めです。
それにしてもこのワイナリーは凄い!
質・量ともに想像を越えています。ニュー・ワールドの大規模ワイナリーの上を行っています。スペインのワイン産地としての底力をみる思いです。
●アリアニコ・デル・ヴルトゥレ 2013年カンティーナ・ディオメーデ イタリア バジリカータ 赤 D.O.C. 750ml 1286円税別
アリアニコ・デル・ヴルトゥレの優良生産者として知られたバジリウム 共同組合ながらクラシックな素晴らしいワインを造ります。何度もそのシンプルで深みのある味わいに打ちのめされたことか(笑)。そんなバジリウムをカンティーナ・ディオメーデが買収しました。このワインは新生バジリウムのアリアニコなのです。
スタイルは今風。早くから飲めます(笑)。
発酵後の熟成にステンレスタンクとオーク樽を併用しています。この辺りにミソがありそうですね(笑)。酸もちゃんと残っていますし、タンニンに収斂性がありません。しかし、アリアニコらしいベリーやチェリーのニュアンスが、甘くふっくらしたタンニンと上手に折り合いをつけています。デル・ヴルトゥレの規格内でこの味わいに達したことは驚異的(笑)。
早飲みのアリアニコってじつは難しい。これは良いと思った今風のアリアニコは初めてです(笑)。
イノヴェーションを感じるワインなのです。
●プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア 『ファロ』 2013年 サン・マルツァーノ イタリア プーリア 赤 D.O.P. 750ml 1715円税別
サン・マルツァーノは1962年創業の共同組合。味わいはプリミティーヴォらしさをしっかり感じる今風。プリミティーヴォの田舎臭さを残しながら、飲みやすいこと(笑)。洗練されているのですが、とってもプリミィティブ(笑)。
もっともプリミティーヴォ・ファンの我々からすると「熟してゼリー化した柿のような味わいのプリミティーヴォが極上」なのですが(笑)、それはそれこれはこれ(笑)。
話がそれました(笑)。
このワイン、熟成をバリックとステンレスタンクに分けているところにミソがありそうですね。最近の南イタリアのトレンドのようです。タンニンの躾と、酸をしっかり残す意図がありますね(笑)。こうした両者をブレンドするとミスマッチに陥るものですが、じつに折り合いが良い不思議。
う~ん。
なるほど、だからガンベロロッソでトレ・ヴィッキエーリを獲得したのですね(笑)。
解ったような解らないような良さなのです(笑)。
●ヴァルボリチェッラ・クラッシコ・スーペリオーレ リパッソ 2013年 モンテ・デル・フラ イタリア ヴェネト 赤 750ml 1964円税別
ヴェネト州西部ガルダ湖近郊のD.O.C. バルドリーノに1958年創業のモンテ・デル・フラ。その堅実なワインづくりが実を結び、現在140ヘクタールの畑を所有。また、隣接するD.O.C.域内にも畑を購入し、バルドリーノの外ヴァルボリッチェラ・クラシコ、アマローネ等も生産。着実な歩みを続ける注目の生産者です。
皆さん『リパッソ』ってご存じでしたか?悪く言えばアマローネの廉価版(笑)。良く言えばアマローネ好きの救世主(笑)。
まず造りは、通常の赤ワインのアルコール発酵後、アマローネ用に軽く圧搾した陰干し葡萄の皮を入れて再発酵させます。これでだいたい想像つきますね(笑)。
アマローネほどの凝縮感や生命力はありませんが、比較的楽しみやすい上等でデイリーなワインとなります。
ただ、なんでもアマローネの皮を入れれば良い訳ではありませんからご注意を(笑)。
このワイン コルヴィーナ・ヴェロネーゼ、コルヴィノーネ80%、ロンディネッラ20%で造られます。これはフラが造るアマローネと同じです。どうやらアマローネ用とリパッソ用に同じものを分けているようです。アマローネ・マスターと称される巨匠同様、まず良いアマローネが造れないと良いリパッソも出来ない訳です(笑)。そしてステンレス・タンクでマロラクティック発酵後、3000Lのフレンチ・オーク樽で最低18ヶ月熟成させます。出来上がりのアルコール分は14%。リパッソすることにより、おそらく2%位はアルコールが上がっているはず。ただ、無理に濃くした感がない点秀逸。とても透明感があり、どろどろしていません(笑)。赤い果実味もディテイルが明瞭です。素晴らしいバランスです。リパッソはリパッソでアマローネとはジ
ャンルが違うと思わせてくれます。
飲み頃になるまで10年はかかり、しかも年に一度位しか飲めないアマローネを取るか?たまにどっぷり漬かれるリパッソを楽しむか?あなた次第です(笑)。
○『カステッロ・ディ・ブローリオ』ヴィンサント・デル・キャンティ・クラッシコ 2006年 バローネ・リカーゾリ イタリア トスカーナ 極甘口 白 500ml 4543円税別
イタリア デザート・ワインの至宝ヴィンサント。
造り手はリカーゾリ。
文句はないですね(笑)。
マルヴァジア・サンジョヴェーゼを粒選りにし、風通しの良い室で役4カ月乾燥します。ゆっくりやさしく時間をかけてプレスした後バリックでそのまま発酵、4~5年熟成させます。ソーテルヌやトカイのクラシックな発酵熟成に似ていますね(笑)。
熟成が進むとサンジョヴェーゼ由来のオレンジっぽさが加わり美味。途方もなく巨大で美味しいのです。ちなみにアルコール分はなんと17%!
(ついでにヴィンサントで造ったグラッパは私の大好物)
風土的に樹上で貴腐箘が付きにくい彼の地に合った、貴族的文化の有りさまなのでしょうね。
今年最後の締めくくりにふさわしいラインナップになりましたか?
決めるのは皆さんです(笑)。
お越しお待ち申し上げます。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
ソムリエの仕事をするのも楽しい
Dec 13, 2015 by weblogland |地元鶴見のお客様の時代屋さんで行われる試飲会のお手伝いです。もう何度かお呼びがかかっておりますので、顔見知りの方達なので楽しみです(笑)。
テーマはイタリアの泡。
マスキユーの最近の得意技(笑)ですから気合いも入ります(笑)。
でもですね、思わぬ質問をされたりする可能性がありますから油断出来ません(笑)。ましてやお客様のお店ですからマスキユー試飲会とはちょっと違います。独走は許されません(笑)。
今、盛り上げるための冗談や策を練っています(笑)。楽しくなければダメですからね。
たまにソムリエの仕事をするのも楽しいのです(笑)。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
今月12月の試飲会の告知
Dec 10, 2015 by weblogland |年の瀬ですので、いつものように最終土曜日という訳にはいきません(笑)。お許し下さいませ。
そんな訳で、12月22日(火)17時~20時30分、23日(水)11時~20時30分の予定となります。
今年最後の試飲会、何を出しましょうか(笑)?
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
明日、明後日がマスキユー試飲会 2015/11
Nov 27, 2015 by weblogland |明日、明後日がマスキユー試飲会ですから、ギリギリセーフかな?
ホームページ製作をお願いしているフクモトさんには急がしてしまいました。この場を借りてゴメンナサイです。
家内「一番手のピニョレットのスプマンテ 瓶が大きすぎ!棚の上にいくらも並ばない!下のストックスペースには並べようにも立たない!」
私「あらまあ(笑)!参ったな。このスプマンテ売れそうだから手の届くところに数置いておきたいんだよね。」
家内「そーだよね。この味、このキャッチーなパッケージ、しかも安いときてるから要注意だね(笑)。」
私「今回の試飲会の大本命かな(笑)?」
家内「まあ、試飲会では十分足りる数あるけど、その後が問題なんだよね。今回インポーターさんは試験的に輸入したアイテムだから、一度切れると年内に再入荷は間に合わないはず。」
私「じゃあ、試飲会で売れた分は速攻再発注だね(笑)。月末だから嫌だけど(笑)。」
家内「あと、怖いのがルビーンのサブレ。スポット品だよね?」
私「そうです。無くなったら諦めましょう!(キッパリ)」
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
試飲会のラインアップ決まりました!
Oct 26, 2015 by weblogland |今月末10月30、31日のマスキユー店内試飲会のラインアップ決まりました。
今月は新着ワインです。
新着といえば10月30日はイタリアのノヴェッロの解禁日!
間に合いましたね(笑)。じゃあ、ノヴェッロも入れちゃいましょう。3種類来ますが、何にしましょうか?やはり一番のクオリティーを誇る『神』ガロフォリのノヴェッロ・マルケ・ロッソ2015年ですよね(笑)。実は2014年が1本とってありますから、比べてみましょう!
まずは新着のロゼ・ランブルスコ。甘くてチャラいと言うなかれ(笑)、名手メディチにかかると、全てに納得の出来なのです。この全てにミソがあります(笑)。
◎クエルチオーリ・レッジアーノ ランブルスコ ロザート ドルチェ メディチ・エルメテ イタリア エミリア・ロマーニャ ランブルスコD.O.C. 微発泡 ロゼ 甘口 750ml 1165円税込み
ランブルスコで初めてトレ・ヴィッキオレを獲得したメディチ、今やランブルスコの第一人者です。甘さ加減が日本人好みでマスキユーの定番として長く扱わせていただいています。
このワインは甘口のロゼ・スパークリングです。アルコール分も8%と低く、色通りの果実味には誰もが魅了されるはず。
強めに冷やすと味わいは一層引き立ちますし、デザート感覚で楽しめます。女子会必須アイテムですね(笑)。
瓶を眺めているだけでも楽しめるキャッチーさは、さすがイタリア(笑)!
●ティニ・マルケ IGT 2015年 ガロフォリ
販売価格(税込): 1,980 円
イタリア マルケ ノヴェッロ 航空便 赤 750ml
マルケ随一の生産者として高名なガロフォリが造る新酒です。
ブランド名の『ティニ』は解放式の発酵樽を意味します。ということは特別な新酒造りをしたワインではありません。ガロフォリが普通に造ったワインを早めに瓶詰めして販売している風情なのです。ですから旨いのは当たり前(笑)。
ガロフォリはヴィンテージの悪い年でも補糖はしないため、アルコール分は11.5%13.5%ほどの範疇で収まります。いつも13%ということはありません(笑)。また作柄の悪い年に11.5%のアルコール分しか上がらないがらない場合でも、驚くほど濃密なワインを造ります。神業としか言えません。 こんなところに惚れてマスキューでは長年扱ってきました。
2010年以前は、このワイン、リリース後一年くらい経ってから飲むのがとても旨い(笑)。購入された方はじっくり三日くらいかけて味わうことをお勧めしました。ブランド名の『ティニ』は解放式の発酵樽を意味します。ということは特別な新酒造りをしたワインではありません。ガロフォリが普通に造ったワインを早めに瓶詰めして販売している風情なのです。ですから旨いのは当たり前(笑)。
モンテプルチアーノ種らしいラズベリーの香りが、途方もない量詰まっているのが実感できました。
ところが、2011年からスタイルが変わり新酒っぽいフルーティーなスタイルでした。2012年は完全なボジョレースタイル。マセラシオン・カルボニックを完璧に行っているようです。ブラインドだとボジョレーとしか思えないスタイル。でも、こんなに美味しいボジョレー・ヌーヴォは見当たらない(笑)。旨味の厚みが素晴らしい!モンテプルチアーノ種100%で造ってもガメイのようになる不思議。
やはり第二アロマは偉大?今年は如何か?
2014年は11.5%しかアルコール分は上がりませんでしたが、2015年はいかに?
秘蔵(笑)の2014年と2015年を比べれば、作柄の差が
良くわかるはず!
一緒にお勉強しましょう(笑)。
●フィンカ・エンゲラ キュヴェ・タカ 2012年 ボデガス・エンゲラ スペイン 赤 ヴァレンシアD.O. 750ml 1000円税込み スクリュー・キャップ
スペイン ヴァレンシアのボデガス・エンゲラ。スペインらしからぬ飲みやすさが好評で、かつてマスキユーの定番ワインでした。たしか人気が出て価格が高くなり扱いを断念しました(笑)。
このワイン キュヴェ・タカは輸入元のアグリの社長高橋さんの特別注文品。ですからキュヴェ・タカ(笑)。
葡萄園の標高700mのところで栽培されたモナストレルだけで造られています。味わいは驚きの飲みやすさ(笑)。あのモナストレルがこんなに飲みやすくなるとは!低温での管理を徹底し(ちなみに発酵温度はなんと21℃と超低温)、醸しは2週間と短くし、ポンピング・オーバーで発酵を促しています。植物性(豆由来)プロテインで清澄し、低温で安定化をはかるとのこと。
なるほど、こうするとあのモナストレルも飲みやすくなるのですね。技術のイノヴェーションがありました。
あとフレンチ・オークの新樽で3ヶ月のみ熟成しています。無理に樽香を引き出さない配慮はグッド(笑)。高橋さんの注文かな(笑)?
今回入荷ワインは在庫限りのスポット品ですので、完売の節はお許しくださいませ!
●ラ・ヴューロイヤル2013年 シャトー・コンダミン・ベルトラン フランス ラングドックA.O.P. 赤 750ml 2314円税込み
ラングドック約束の地ペズナス。ラングドック・グラン・クリュを名乗れる銘醸地です。マスキユーではシャトー・フォンドゥースやこのシャトー・コンダミン・ベルトランを長く扱っております。
コンダミン・ベルトランというとタンニンをしっかり抽出さたベビーなワインが持ち味ですが、このラ・ヴューロイヤルは趣がちょっと違います。旨みに溢れたエレガントなスタイル。甘美さと生き生きとした味わいが特徴的。南フランスっぽくないほど(笑)。
セパージュはシラー84%、グルナッシュ8%、カベルネ・ソーヴィニヨン8%。
味わいにシラーのベリーの香りがとても良く出ています。
手摘みで収穫後プレス前に除梗。そして、なっ、なんと1日3時間足踏みで葡萄を圧搾。この作業を15日間繰り返し、タンクでの発酵に進みます。熟成はフレンチオーク樽で12ヶ月行います。
コンダミン・ベルトランは以前、木樽を回転させて発酵されるなど斬新なことをするドメーヌですが、こんどは足踏みとは!
やってくれますね(笑)。
でもこの過程がこの味わいに結びついているのなら、大賛成です(笑)。ただにわかには理解出来ませんので、好奇心が掻き立てられて困っています(笑)。研究の余地ありなのです!
●シャトー・ダイディ ファミーユ・ラプラス 2010年 フランスシュ・ド・ウエスト南西地方 赤 マディランA.O.P. 750ml 2870円税込み
マディランの2大巨頭と言うとブリュモンとラプラス。知名度で言うと圧倒的にブリュモンですか(笑)。まあ、その分高くなりましたけど(笑)。歴史と畑を重くみればラプラスです。あとわりに安い(笑)。
マディランの歴史は1030年のベネディクト派の修道院に遡ります。その流れを組むシャトー・ダイディを所有するラプラスは老舗中の老舗です。
出来上がるワインはボルドースタイルのエレガントな物。2010年はアルコール分が14.5%と普段より高めですが、大きさは立派(笑)。昔のブリュモンに似てるかな(笑)。
まあ、今風のマディランの範疇だとはおもいますが、本来的な良さがあります。最近のマディランに失望気味の貴兄に朗報です(笑)。飲みやすいのですが、お腹にズンとくるタナのタンニンは魅力的なのです。
●ジゴンダス“グラン・ロマーヌ”キュヴェ・プレスティージュ 2011年 ドメーヌ・ピエール・アマデユー
フランス ローヌ 赤 ジゴンダスA.C. 750ml 4257円税込み
とうとうアマデユーのマスキユー登場です(笑)。
今や巷ではジゴンダスの頂点と評価されているアマデユー。へそ曲がりなマスキユーは扱わないぞ!(笑)でも、飲んでみてありかなと(笑)。
以上6本(プラス1本)のラインアップとなります。
30日は17時から20時30分、31日は11時から20時30分まで行っております。皆様のご来店お待ちしております。
桝久商店 岡本利秋・昭子
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
並びました!試飲会のワイン。25,26日実施です
Sep 25, 2015 by weblogland |明日から試飲会ですから、ギリギリ セーフかな(笑)。
今日、私はバタバタ外回りで忙しく家内の力作(笑)です。
毎月毎月のルーティン作業なのですが、新しく並んだワインを見るのは楽しいですね。
今回特にお気に入りは一番右端のトスカーナ・ロッソです。牛の絵が描かれたラベルに、私も家内もグッときてます(笑)。
私「牛いいね(笑)!」
家内「私なんかさっき20頭以上並べたよ(笑)。」
私「あー、いいなぁ(笑)。でもこの牛、見た目愛想ないんだけど(笑)、らしくて良い。」
家内「変に可愛らしくないのがいい。きっと地元の人達はこのラベルを見て牛肉を連想するんだろうね。」
私「まんまで即物的だよね。日本人にはない感覚なんだろうね。」
家内「でも、逆に牛に対する愛着を感じるんだよね。」
私「可愛いとかじゃなくて、食べたい!かな(笑)?」
家内「上手く言えないけど、牛のあり方が違うんだろうね。」
私「じゃあ我々はイタリアンに近い?」
家内「それは解らないけど、このワインの良さにやられているのは確か(笑)。」
私「コスト・パフォーマンスの高さにはやられているなぁ(笑)。」
皆さんもやられるはず(笑)。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
9年25、26日のマスキユー試飲会のラインナップ
Sep 24, 2015 by weblogland |テーマはイタリア・ワインです。
ようやくしっかりした赤ワインを飲みたくなってきました(笑)。そんな時はイタリア・ワインということで(笑)。
今回はラインナップは早々決まっていたのですが、慣れないスマホに手こずり、思わぬ全消去にあいアップするのに時間がかかりました。お許しを!
まずはトスカーナのスーパー・デイリー・ワインの登場です(笑)。
●トスーナ・ロッソ 2014 年 アジェンダ・アグリコーラ サン・ルチアーノ イタリア 赤 トスカーナI.G.T. 750ml 900円税別
このワイン、サンジョヴェーゼ60%、モンテプルチアーノ30%、チリエジョーロ10%とトスカーナ伝統のブドウを使って、力強く明るい香味をよく表現しています。プルーン、ブラックベリー、オレンジ、コーヒーチョコレートにスパイス、そして可愛らしく軽やかに甘酸っぱいチェリーの風味。少しおてんば気味のタンニンがよく似合っています(笑)。
抜栓直後から全開で美味しいトスカーナ・ロッソ毎日でも楽しめる味わいです(笑)。
このワイナリー、規模からすると完全なワイン・ベンチャーですね。家族経営で100 ヘタールは広すぎる(笑)。しかもお金持ち(笑)。ただし、造るこのトスカーナ・ロッソはとてもプリミティブな味わい、地元で消費されるシンプルで美味しいワインなのです。イタリアの場合 美味しいワインはまず自分用で飲みますから 安くて美味しいワインは海外に回らない ラテンの伝統があります(笑)。海外向けはあくまで海外向けなのです。
そして、マスキユー定番のプーリアの良心ディオメーデのニュー・アイテムの登場。
●ラーマ・ディ・ピエトラ ネーロ・ディ・トロイア 2014年 カンティーナ・デオメーデ イタリア 赤 プーリア ネロ・ディ・トロイアI.G.P. 750ml 1200 円 税別
ネーロ・ディ・トロイアとはウーヴァディ・トロイア種のこと。プーリアの地場品種として有名です。このワイン発酵・熟成ともにステンレス・タンク。ワインが落ち着いてから8ヵ月の瓶熟成を経てリリースされます。ちょっとコーヒーっぽさがあり粉っぽく、滑らかでシンプルな南イタリアらしい佇まいなのです。
ところで、このワインのアルコール分は、なんと、12,5%。温暖な南イタリアとは思えぬ低アルコール分です。通常は14 %位にアルコール分は上がります。去年2014 のノヴェッロで感じた通りの作柄でしたね。ただ名手ディオメーデが造るこのワインは、そんな困難を感じさせない出来映え。
さすが!
そして、満を持してガロフォリの赤ワインです。
●ビアンカルダ 2011年 ガロフォリ イタリア 赤 マルケ ロッソ・コーネロ D O.C. 750ml 1572 円 税別
私の敬愛する『神』ガロフォリの造る赤。白ワインが有名なワイナリーですが
、ガロフォリの赤ワインは凄く良いのです。でも良すぎて直ぐに分かりに難い(笑)。一昔前ガロフォリのノヴェッロですら一年たってようやく飲み頃になるほど。私は大好きなのですが、売れない(笑)。(でもここ3 年ほどノヴェッロも飲みやすいM.C.をかけたスタイルに変えて来ました。過剰に感じるほどのタンニンがこなれて感じます。)
あとガロフォリは補糖や補酸をしません。それゆえ作柄に恵まれない年はアルコール分が11.5%ほどしかないことがあります。いつも13 %のワインを造るなんてことはありません(笑)。また、そんな時でも旨いワインを造りますから私はは『神』と呼びます(笑)。
このワイン インポーターさんの試飲会に行ってもあまり飲む機会がありません。何故って?美味しいのでプロモーションする必要がないからです(笑)。
●モングラーナ 2010年 クエルチャベッラ イタリア トスカーナ 赤 マレンマI.G.T. 750ml 2572円 税別
ボルゲリの成功以降、その潜在能力に注目な集まったトスカーナ海岸地方。モンテスクダイオ、モレッリーノ・ディ・スカンサーノなどにスター級のワインが続々生まれています。I.G.T.マレマ(2011年からD.O.C.)も同様に 大発展を遂げたワイン産地。このクエルチャベッラは(1974年設立)。
モングラーナはサンジョヴェーゼ50%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、メルロ25%。濃く深い色合い。凝縮感・厚みに秀でた果実味は生き生きとして弾力がある。噛めるよう(笑)。オレンジ、熟したイチゴ、プラムの健康的な甘さを含んだ味わいにハーブやリコリスのニュアンスが感じられて爽快感があります。心地よいのです。
クエルチャベッラはキャンティー・クラシッコではフランス産バリックを用いて熟成させますが、マレンマでは大半をセメント・タンクで熟成します。バリックはあくまで補助的な使用にとどめています。美しく伸びやかな果実味を際立たせるためと推測していますが、たしかに良い結果を生んでいますね(笑)。
やわらかく明るい性質にトスカーナの海岸風景が浮かんでくるようなワインです(笑)。
●『カンノナウ』 2011年 ヌラーゲ・クラビオーニ イタリア赤 イタリア サルデーニャ島 カンノナウ・ディ・サルデーニャD.O.C. 赤 750ml 2746円 税込
生産者曰く、カンノナウはガルナッチャの原種にあたるそう。仕立てはシングルギヨ。密植度6,250本/ha。一本の葡萄樹に12房しか房は残しません。おそらく1本の葡萄樹からワイン1本ほどしか出来ない低収量です。
海抜10mと200mの2面の畑のブレンド。南北に平行した畝。地質は砂と砂質粘土。手摘み。甘く完熟したマラスキーノチェリーを思わせる香り。明瞭で透明感は品の良さ、品質の良さの証。
醸しが短いせいか明るく透明感があります。有りがちな真っ黒いワインじゃありませんね(笑)。味わいは色に反して、芯の強さを感じるギュッと凝縮した果実味。旨味がたっぷり感じられ、滑らかなタンニンと酸もきめ細やか。
ワイン自体の崩れない頑強さには驚かされます。
前に扱ったパーラのカンノナウはガルナッチャ→グルナッシュ繋がりが連想できましたが、このワインは別物。明瞭なマラスキーノチェリーの香りこそ、カンノナウの証。
ローヌ・ヴィラージュの標高の高い畑で造られるグルナッシュがピノ・ノワール的になるのに近い感覚です。
今回のトリはなんと白ワイン。息を飲む出来映え!
〇アンソニカ・ビアンコ 2013年 カタルド・カラブレッタ イタリア カラブリアI. G. T. 赤 750ml 2019円 税別
1960年代からブドウ栽培を続けてきたカラブレッタ家が2008年に創業したワイナリー カタルド・カラブレッタ。
13.5haの畑をオーガニック農法で管理。野生酵母をはじめとして自然なワイン造りを心がけています。
シチリア島でよく栽培されているブドウ アンソニカ=インツォリオ種を使用わずか1ha の畑から収穫したものであるにもかかわらず、醸造にはフリーラン・ジュースしか使わない贅沢なワインです。
華やかで明瞭、厚み十分な香味。レモン?グレープフルーツ、オレンジ、洋梨、マンゴー、桃。よく熟した果物の、力強い芳香をミネラル、酸が引き締めて、濃厚さと緻密さが実現しています。トロリとした印象の舌触りは絶品。あり方が完璧です(笑)。
しばらくすると、栗や豆腐のような植物っぽいやさしい甘さが顕著になり、落ち着いた上品さが加わります。非常にバランスがよく、じっくり楽しんでいただきたいワインです。
以上6本です。
25日金曜日は17時から20時30分まで、翌26日土曜日は11時から20時30分までとりおこなっております。
皆様のご来店お待ちしております。
桝久商店 岡本利秋・昭子
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
ラインナップ決まりました!
Sep 17, 2015 by weblogland |ですから、今猛勉強です(笑)。
それにしてもスマホは凄いですね。たしかに使いなれたガラケーは楽には楽なのですが、ワイナリーのホームページなどを見るには最高。今では開かなかったり、上手く接続出来なかったことがウソのようです。その上速くて綺麗。
ホームページにアクセツするのが楽くてしょうがありません(笑)。
今日はガロフォリ研究(笑)。でも、肝心な醸造設備や畑の詳細が解る説明や映像は無し。めちゃくちゃ詳しく書いてあるサイトもありますが、ブライドが高く自信実力ともにあるワイナリーはホームページくらいでは解らないようにしてるようですね(笑)。ですから、疑問点はインポーターさんに直接聞いて貰います。面倒をかけてスミマセン。きっと、『またなんでなんでオジサンから質問だよ。』なんて言われてるんだろうな(笑)。ゴメンナサイ。
また、ブログを見て私がスマホを導入したことを知ったインポーターさんからは 発注のイノヴェーションを催促されちゃいました(笑)。さすが腕利きのセールレディです(笑)。早く皆さんについていけるように頑張りますね(笑)。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
今月の試飲会は25、26日です。
Sep 11, 2015 by weblogland |今回はイタリア・ワインが中心となりそうです。
家内「今回はイタリア・ワインばかりになるかな?」
私「そーなんだよね。価格のバランスも良いし、それでも良いかな?まあ、来週までに決めれば良いし、今月は余裕かな(笑)。」
家内「でもさ、間際になってインポーターさんの在庫が切れたりするから候補は多いに越したことはない(笑)。」
私「間際に切れて泡食ったことは多々ございましたな(笑)。インポーターさんの中には、こっちを乗せるだけ乗せて『売れ始めましたから余分に出せません。』なんてね(笑)。」
家内「まあ、ワイン自体に数の限りがあるし、そういったワインを扱うのがマスキュースタイルだから、なくなったら直ぐに諦める習慣着いたね(笑)。」
私「そーなんだよね(笑)。切り替えの速さが身上(笑)。変に固執すると、ラインナップに片寄りが出たりするんだよね。あと、売れるモノばかり追いかけて結局個性を無くしたりする。」
家内「マスキューさん、よくこんなワイン見つけましたね?なんて言われると快感(笑)。」
私「そこでさらに『こんなマイナーなワインは売れないでしょう?』なんて言われるとエクスタシー(笑)。」
家内「そう言いながら買って下さるから嬉しい。」
私「ということはマスキューのお客様も我々同様なのかな?」
私・家内「有難いことでございます。我々の原動力なのです。」
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
試飲会のワインがようやく並びました
Aug 28, 2015 by weblogland |今週末のマスキュー試飲会のワインがようやく並びました。
早速、家内と作戦会議です(笑)。
家内「今回は並びがちょっと難しいね。」
私「白のガロフォリが一番なのは良いけれど、その次はやっぱりアルザスだよね。」
家内「値段はタリケのレゼルヴの方が若干安いけれど、アルザスは爽やか系タリケはどっしり系だから、やはりタリケの方が後かな。」
私「そうだよね(笑)。タリケの造りは詰めることが至上だしね(笑)。いかにも高そう(笑)。」
家内「赤の4・5番の並びが気になるよね。」
私「4番の『MON』と6番のコルビエールが続いた方が自然かな?ただ5番目のシャトー・クロノのパワーを考えるとこうなるんだよね。」
家内「難しいところだよね。でも、今回の赤3本はいずれもビオの認証はとってるから、この点は共通なんだけどね。」
私「まあ、開けてみて収まりが悪かったら変えれば良いしね。」
こうして作戦会議は続きます(笑)
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ