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明日、明後日はマスキューの店内試飲会です 201502
Feb 26, 2015 by weblogland |雨が降らなければ良いのですが…。
今日は家内と作戦会議(笑)。
私「明日は何が売れるかな?」
家内「数でいえばコンダミン・ベルトランの赤、白は鉄板だよね(笑)。」
私「まあ、コスト・パフォーマンスの高さは驚きだし、しかもお手頃な価格だもんね(笑)。」
家内「白なんか驚くほど深みがある。」
私「混醸した良さが出てるよね。ところでコンダミン・ベルトランの白は混醸するパターンが多いけど、ソーヴィニヨン・ブランとユニ・ブランって収穫期は重ならないのかな?」
家内「よく混植すると違う品種でも収穫期が同じになることがあるって聞くけど、混植はしていないみたいだよね。」
私「赤は混醸しないから、シラーとメルロの特性を感じるけど、驚くほど飲みやすい(笑)。ワインを飲んでることを忘れるような出来だよね。」
家内「赤、白どちらもあざとさが無くて自然だよね。もちろんゴージャスじゃないけど(笑)。試飲会のトップセラーになるはず。」
私「大穴はクープローズの『フレミアン・ロゼ』かな(笑)。久しぶりの登場だけど、すごく良いワインだよね。」
家内「セニエだけで造るロゼって贅沢だよね。フリーランだけで造ってる訳だからね。私はこれが一番売れるのが嬉しい(笑)。」
私「さすが 大日本ロゼ・ワイン普及協会会長!(笑)」
さてさて、どうなりますか?
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ようやく並びました
Feb 22, 2015 by weblogland |ようやく並びました(笑)。今月の試飲会のワインです。

取り合えずホッとしました(笑)。
私「取り合えずは並んだけど、来週の様子を見ながら追加できるワインは追加しなきゃね。」
家内「最近試飲会の前から試飲会用のワインは動き出すからね(笑)。」
私「そーなんだよね。先月は試飲会の途中に試飲会セットを販売中止にしなきゃならなかった。まあ、とても有り難いことだよね。」
家内「試飲会セットが試飲会のあといつまでも残るのはカッコ悪い(笑)。でも試飲会の当日に試飲会セットが無くなるのも申し訳ないよね。」
私「そうなんだけど、追加の効かないワインがあるから仕方ないんだよね。」
家内「痛し痒しかな。この際追加が効かないワインをちゃんと発表したら?」
私「そうかな?」
家内「黙っているのももどかしいし、どうせ追加出来ないし(笑)。」
私「それに集中しそうで怖い(笑)。」
家内「おかわり厳禁だけじゃ対応出来ないしね…(笑)。」
私「…ドメーヌ・パディエ…(小声で)。
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桝久商店 試飲会のラインナップ決まりました!201502
Feb 21, 2015 by weblogland |今月はすべて南フランスとなりました。意図した訳でなく、たまたまこうなりました(笑)。

まずはアッサンブラージュの魔術師ドメーヌ・ラファージュ白。このメイク ワイン・アドボケートで92ポイントとったようです。まあ、どうでも良いと言えばどうでも良いのですが(笑)、価格がリーズナブルなのが嬉しい。ボトルネックに92ポイントとシールが貼ってあることはお許しを!
◯ノヴェラム シャルドネ 2013年 ドメーヌ・ラファージュ販売価格(税込): 1,527 円
つくりの特徴としては30パーセントを新樽発酵させ、残りはステンレス発酵させます。そしてステンレス発酵させます。そしてステンレスタンクで熟成後翌年の3月に出荷します。
ミソは醗酵前に1週間ヴィオニエのオリを加えて寝かせます。
出ましたラファージュ・マジック!
ヴィオニエの膨らみを調味料的に利用したいらしいです。(ヴィオニエ自体香りのかなり強い品種ですから、普通は避けます。どこからこんな発想が!)
味わいはまさに反則の旨さ!
そして、マスキューでは古くの定番でしたコンダミン・ベルトランがニュー・ラベルで復活しました(笑)!ベルトランの白とノヴェラムとの対比は興味深いですぞ(笑)。
◯バロン・デュ・モンテガード 白 2013年 シャトー・コンダミン・ベルトラン フランス I.G.P.ドック 750ml 943円税別
コート・ド・ラングドックの名門ドメーヌ・コンダミン・ベルトランは革命期までさかのぼる古い歴史をもちます。
1949年にクレーレット・デュ・ラングドックのA.O.C.授与式を、このシャトーで行なったという格式の高さ。
でも今のベルトランはA.O.C.の枠にとらわれない独自のスタイルのワインを作り出します(笑)。
そのレベルの高さは、フランス国内の星付レストランでは引っ張りだこの人気です。
このワイン ソーヴィニヨン・ブラン種が60%、ユニ・ブラン種が40%。味わいは、円やかで厚みがあり、味わいとしての果実味が勝るスタイル。溶け込みが良く品種の特徴が出しゃばらない品の良さ。どうやら混醸してるようですね(笑)。
南フランスらしい濃厚さが、こんなにも品良くまとまっている姿はエクセレント!味わいに広がりもあり、変にワインをいじったところがない点も好感が持てます。果実味を裏支えする酸はしっかりしており、簡単に崩れません。補糖や補酸しない自然さがグッドです。更に液温が上がるとトロミが増します。グレート・ヴィンテージではなくともこのレベルまで造り上げる力量は流石!
それとラングドックの約束の地『ペズナ』の優位性を認めざるを得ません。
●バロン・デュ・モンテガード 赤 2013年 シャトー・コンダミン・ベルトラン フランス I.G.P.ドック 750ml 943円税別
このワイン セパージュはシラー50%、メルロ50%。いかにもミス・マッチな組み合わせなのですが(笑)、優しい口当たりと深みがあります。カバルデスA.C.の『戦うシラーとメルロ』ではありません(笑)。大人しいのですが、滋味深い良さがあります。後味にほんのり感じるリンゴ酸が自然でとても宜しいのです(笑)。ヴィンテージの性か?キュヴェの特徴か?『バロン・デュ・モンテガード』は初めて飲むキュヴェなので断定できませんが、アルコール分が12.7%ですからヴィンテージ由来のような気がします。無理にハンギング・タイムを延ばすことなく、自然に合わせた造りはいかにもベルトランらしい。品種の特徴もはっきり感じますが、どちらかの品種が突出しないバランスの良さは流石!
いつの間にか飲んでしまうような良さ。質の高いデイリーさがあります(笑)。
マスキューでは以前定番のロゼでしたが、価格が2000円にまで上がったため扱いを断念しました。今回特別にインポーターさんの取り計らいで復活です(笑)。赤ワインと赤ワインの間にこのロゼがあることを不思議に思わないでくださいね(笑)。
◯シャトー・クープ・ローズ フレミヤン ロゼ 2013年
販売価格(税込): 1,782 円
フランス ロゼ
フランス ミネルヴァ 750ml
このフレミヤン ロゼはグルナッシュ40%、サンソー40%、シラー10%、ムールヴェドル10%のセパージュ、まるっきり赤ワインと同じなのです。しかも赤ワインの製造過程でセニエによってつくられるのではなく、はなからセニエでロゼをつくる目的でつくられています。赤ワインに近いスタイルのロゼワインなのです。赤ワインのタンニンやアントシアニンを減らした結果ロゼになったとでも言いましょうか。収穫量も1ヘクタール当り30ヘクトリットルとかなりの低収量です。いわゆるロゼワインの収穫量ではありません。
色も薄い薔薇色、決してピンクではありません。血に近いようなロゼ色です。
味わいはザクロやアセロラのフレッシュな香り。ただ緩さがなく、キメの細かさがあり、一滴一滴に滋味深さがあります。
さて、今回のメインは南フランス ルーションのドメーヌ・パディエの赤ワイン。まるで異次元の旨さ!在庫限りとなりますので完売の節はお許しを!
●『カリス』2012年 ドメーヌ・パディエ 南フランス V.D.フランス 750ml 2315円税別
南フランスとは思えない品のある上質な味わい!
探していた旨味のある南フランスのワインによう
やく当たりました(笑)。
ブラインドで飲むと一瞬ロワール?解りません(笑)。
ほどよく完熟したカシスやブラックチェリーの果実味はひたすらフレッシュで複雑。程よい旨味があります。。透明感のあるタンニンは深みがありエレガント。口の中では立体的で、広がりが素晴らしい。
ハーブのニュアンス、塩辛さが邪魔になりません。過熟した感もなくアルコール分は13%で収まっており、全てに無理がなく雑味もない。
全房でマセラシオン・カルボニックを5日かけて行い、ワインを醪から抜いてから優しくゆっくりプレスしてプレスワインを取り出します。タンニンの抽出に5日しか時間を使いません。ワインに占めるフリーランの比率はなんと80%。そしてコンクリート・タンクで2ヶ月醗酵後、コンクリート・タンクで7ヶ月熟成してから瓶詰めします。SO2は無添加。最近流行りの『ヴァン・ナチュール』(笑)?クラシックでコストはかかっているのは確か。
このワイン、カリニャン100%故にヴァン・ド・フランス表示となります。カリニャンとは思えない複雑で独特なベリーの香りには驚かされましたが、単一品種ではアペラシオンのレギュレーションを満たさないようです。
実は私、個人的にはカリニャン種が嫌いです(笑)。フィトウやコリウール、スペインのカリニュエは許せますが、南フランスのチープな香りのカリニャンが大嫌いなのです。でも、経済性のための水増し品種としてではなく、とことん尽力して造られたこのような渾身のカリニャンでしたらウェルカム(笑)。別にセパージュなんかどうでも良いと思わせてくれます。
本来的な良さを感じる稀有な南フランスワインなのです。
●『プティ・トーロー』2011年 ドメーヌ・パディエ 南フランス 赤 コート・デュ・ルーションA.C. 750ml 3343円税別
このワイン セパージュはカリニャン40%、シラー40%にグルナッシュとムールヴェードルが加わります。カリニャン100%のキュヴェ『カリス』の上級品です。さすがに香りの構成は複雑でありながら明瞭。あと赤系のベリーの果実を感じる点秀逸。味わいは優美と言うべき。まるで天女の羽衣。(古いし、そんなには軽くないかな(笑)。)
ともかく完璧!
旨味、酸味、果実味、タンニンの質のハーモニーは南フランスの概念を越えていますね。スーパー・エレガントなグレート・ワインなのです。
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南フランス特集になりそう
Feb 17, 2015 by weblogland |うーん。
困った。
でも、今日家内が行った試飲会で良いワインが見つかり解決しました(笑)。
あー、良かった(笑)。
今回はどうやら南フランス特集になりそうです。
久しぶりのコンダミン・ベルトランやラファージュさんの白ワイン、あとまたまた久しぶりクープ・ローズのロゼ。
そして、最後にルーションから新星パディエの登場。私の大好きな全房醗酵のクラシックな造り。しかもプレス果汁はほとんど使いませんから(多分)、美しいこと美しいこと!
明日インポーターさんの在庫を確認して発注します。在庫数大丈夫かな?
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明後日はマスキューの店内試飲会 - 201401
Jan 30, 2015 by weblogland |明日、明後日はマスキューの店内試飲会です。
でも明日の天気予報は雪!
今年は1月の終りに梅が咲き始めているようです。それは春の兆しではなく、この後に雪が沢山降る兆しだそうです。そう言えば1月初めに梅の花を見た年、散々雪が降りましたっけ。
明日はしょうがないにしろ明後日の土曜日は天気が回復しませんかね?まあ、天気にはかないませんから、皆さん無理にご来店しないで下さいね(悲しいですが(笑))。無理して試飲会に行って、転んで怪我をしたり風邪を引いたりしたら申し訳ありません。ワインは逃げません(笑)。
ところで今回はきっと好みの別れるところ。特に最初に出すボルドーA.C.とグラーブの赤です。
私「最初のボルドーワインは絶対にAさん好きだよね(笑)。でも若いBさんなんか苦手かも?」
家内「でも、Bさんは割りと素直な味覚してるからクラシックな味に目覚めるかも(笑)?」
私「そうなったら嬉しいね(笑)。少なくともベテランのAさんは懐かしがるはず(笑)。」
私「でもさ、昔のボルドーワインって皆あんな感じだったけど、今はとんとお目にかからなくなったよね。でもあるんだから、造ってない訳じゃなくて、あまり流行らないから日本にも輸入されないんだろうね。造っている絶対数は減っているんだろうけどね(笑)。」
家内「こうして飲むと自家消費のために造っているように感じるよね。我々もいつの間にか、今風の味覚に流されているんだね(笑)。」
私「知らない内に、流されているんだね。自分の立ち位置に気づかされたな(笑)。でも、これってとても大事なことなんだよね。きっと。」
家内「流されるだけだと、見失うことになるよね。」
私「良いこというね(笑)!最近伸長著しい!」
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よーやく、試飲会のワインが並びました!
Jan 28, 2015 by weblogland |
今回は久しぶりのボルドー・ブルゴーニュです(笑)。
特に気になるのはボルドー(笑)。
何故かと申せば…。
家内「ようやく並んだね(笑)。ホッとした(笑)。こうして並べるとボルドーワインのラベルって地味だよね(笑)。」
私「たしかに!ニューワールドなんか斬新だよね。比べるとデザインはあまり昔から変わらないなぁ(笑)。まあボルドーでも新しい生産者はラベルデザインにも凝るかな。」
家内「保守派の私は、ラベルにワインの情報がきちんと記載されていないと納得出来ない(笑)。」
私「そーだよね。バック・ラベルにデータなんか書いてあるのって、本来じゃないよね。ところで今回の試飲会で出す最初のボルドー2本はクラシックだよね。今時珍しい(笑)。我々がワインを飲み始めた頃によくあったスタイルだよね(笑)。」
家内「そうそう、渋いヤツ(笑)。今時のツルンとしたワインに慣れた方はアレルギー起こすかも?」
私「どちらもタンニンに強さがあるんだよね。今風だったらミクロ・オキシダシオンしたり、あの手この手で飲みやすくしちゃうもんね(笑)。」
家内「いじってない感じが好きなんだよね(笑)。でも、万人受けはしないな(笑)。」
私「たぶんね(笑)。好みが別れそうだね。でも後のワインは鉄板だから良いんじゃない(笑)。売れそうなワインしかチョイスしないのは芸がない(笑)。チャレンジあるのみ!」
家内「こんどは墨汁みたいなボルドー探そ(笑)。」
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桝久 試飲会のラインナップ決まりました!201501
Jan 25, 2015 by weblogland |今月は月末ですから、日数の余裕があるので楽だと思っていましたが、とんでもない(笑)。もちろん候補は幾つかあったのですが、次々脱落(笑)。
なかなかワインが決まらず焦りました。
そんなこんなでテーマはボルドーとブルゴーニュ!ローヌが1本混じりますが(笑)。
まずは飲んでビックリのハイ・コストパフォーマンスのボルドー赤からスタートです。
●シャトー ラモット・デュブール 2010年 フランス 赤 ボルドーA.C.750ml 1071円税別
このシャトー、アントゥル・ドゥ・メールの中心ラドゥー村にあります。白のA.C.オー・ベナージュのあるところです。セパンジューはメルロ55%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、カベルネ・フラン15%。
しっかりしたタンニンのクラシックなボルドーA.C.ワインです。
初めてテイスティングした時は絶対に右岸のワインだと太鼓判を押しました(笑)。アントゥル・ドゥ・メールらしからぬ質実なタンニンのワインなのです。抜詮後しばらく経つとブールのようなハイビスカスのニュアンスが程よく出て、今度はブールのワインかと間違えました(笑)。
軟弱な赤ワインしかアントゥル・ドゥ・メールでは生産されていないという先入観は間違いでした。
次はひさーしぶりのグラーブの赤。まだちょっと若いかな?
●シャトー レ・ペルリーグ2013年 フランス ボルドー 赤 グラーブA.C.750ml 1556円税別
久しぶりのグラーブの入荷です(笑)!
グラーブの赤ワインは軽やかで飲みやすい。でも高いのでケチなマスキューではご無沙汰でした(笑)。今どき2000円以下のグラーブってあまりみません。従って今回許せる価格での登場です(笑)。
軽やかなのですが、タンニン量が豊富で強いパラドクス。いかにも古典的なグラーブです(笑)。まだヴィンテージが若い性かも知れませんが、木樽のニュアンスがあります。でも、実際は木樽を使っていません。非除梗かもしれませんね。
そして、お待ちかねのブルゴーニュ。このアペラシオン知ってました?
●ブルゴーニュ コート・ドーセール 2010年 ドメーヌ グラン・ロシェ フランス ブルゴーニュ 赤 ブルゴーニュ コート・ドーセールA.C.750ml 2213円税別
いまでは最北のブルゴーニュとなったこの地、イランシーやサンブリの産地と言えばピンとくるかな(笑)。地図を見るとブルゴーニュと言うよりロワールに断然近い(笑)。
ドメーヌ グラン・ロシェはマスキューの定番サン・ブリの生産者です。とても良いワインを造る生産者です。ただし寒さの厳しい産地ですので、ワインに作柄の影響がはっきり出ます。
この赤ワインはピノ・ノワール100%。2010年ヴィンテージらしく酸に負けないボリューム感、甘さがあります。良い作柄のオート・コートを彷彿します。艶やかで美しい果実味は今風ではありますが、好感の持てるスタイル。ブルゴーニュらしい味わいの赤ワインとするとコストパフォーマンスは高いですね(笑)。
テーマ外れなのですが(笑)、良いシラーを見つけると止まりません(笑)。マスキューの我が儘です。
●クローズ・エルミタージュ 『レ・ザマンディエ』2012年 ドメーヌ・デュ・ミュリネ フランス ローヌ 赤 クローズ・エルミタージュA.C. 750ml 2914円税別
『せめてクローズ・エルミタージュはこうあって欲しい!シラーなんだからシラーらしくあって欲しい!』
とお嘆きの貴兄に朗報です!
出来上がりは今風ではありますが、シラーの良さが伝わる佳品。
シラーらしいブラックベリーの香りが先行しラズベリーの味わいがじんわり広がり。皮やタバコ・腐葉土などの官能的なニュアンスと、折り重なるようなタンニンは質の高さの証。全体にバランスが良く、無理にアルコール分を上げていない点秀逸。あと熟成に木樽は使っていないところに誤魔化しがありません。
低収量、歩留まりにこだわらない造り。繊細なハードワークが伝わってきます。
さて、今回は白2本が最後に登場です。何故って?
飲んでみてください(笑)。
◯シャトー リクーニュ ブラン 2010年 フランス 白 ボルドーA.C. 750ml 1572円税別
マスキュー定番のボルドー老舗ネゴシアン ミラード社が古くから所有するシャトー・ルクーニュ。ラランド・ポムロールとフロンサックの隣接地にあります。
この白ワインはソーヴィニヨン・ブランにセミヨンをアッサンブラージュしたもの。セミヨンが入ることで厚みが増し、フレッシュでありながら飲み応えがある堂々とした出来映え。
トリはこれ(笑)。久しぶりにシャルドネで感激しました!
◯ヴィレ・クレッセ『テロワール・ド・クレッセ』2012年 ドメーヌ・デ・ギャンディス フランス ブルゴーニュ 白 750ml 2414円 税別
今やブルゴーニュの括りのヴィレ・クレッセ(笑)。文句を言う訳でありません(笑)。ふっくらしたトロピカルなシャルドネのお買い得産地として注目を集めましたが、最近はちょっと高い。そしてちょっと緩い(笑)。
まあ、ブルゴーニュとしては暖かい産地なのでしょうがないと諦めていましたが、心に響くワインがありました!
シャルドネらしい果実味は、緻密で多量の酸と凝縮された濃密な粘性との間に見事な正三角錐の底面をなし、その頂点にあるのは完璧な旨さのみ!
トロッとした濃密な液体に詰まった果実味は衝撃的です!しかも品が良い。
モンラッシェっぽいなんて言ったら言い過ぎですね(笑)。でも、かなり上等なブルゴーニュ・ワインに匹敵します。
数が少ないのでお一人様1杯にてお願いいたします!
皆様のご来店お待ちしております。
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試飲会に出すワインのメドがたちました
Jan 24, 2015 by weblogland |今月は30、31日が試飲会ですからちょっと余裕があるかと思ってましたが、とんでもない(笑)。
サンプルで取り寄せたワインにはなかなか良いワインがありましたが、
「上手く出来すぎていてつまらない」
「良いワインだと思うけれど、このワインを喜んで買うお客様の顔が浮かばない。」
「難しすぎて良いのだか悪いのだか解らない(笑)。」
「マスキューには高級過ぎるかな。」
「同じ価格帯にバッティングするワインがある。」
「この時期じゃなくて春にやった方が良い。」
などなど様々な理由で次から次と見送り続出(笑)。更に追加でサンプルを取り寄せて、ようやく漕ぎ着きました(笑)。
これにしても私と家内の判断ですから、皆さんと共通する訳ではありません。気に入っていただけるワインが6本中4本あれば良しとしなくては!好みは千差万別が当たり前。ただ良し悪しだけは不偏。でも、この不偏も曲者だったりします(笑)。なんでもかんでも売れれば良い訳ではありませんが、売れないワインは社会悪に通じます。
そうなると『お好きな方はどうぞ!』というのが適切なんですね(笑)。だから試飲会は楽しいのかな?
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まあ、奥の手もあります
Jan 21, 2015 by weblogland |今マスキューでは今月の試飲会(1月30・31日)のラインナップ選びにてんやわんや(笑)。
実は最少の1本として選んだ白ワインにソルビン酸の添加が…!素晴らしいワインでしたので、確認を怠りました。見抜けませんでした。まだまだ修業がたりないかな。
もちろんソルビン酸自体は保存料として日本国内では認められており、実際かなり使われています。その使用量を上手く制限すれば問題はないかと思いますが、『原則ソルビン酸添加のワインは扱わない』方針を守るしかありません。我々自身あまり良いイメージがソルビン酸にはないからです。まあ、食品工学の見地からすればアレルギー反応にしか見えないかもしれませんが、ここは変なワインショップということでお許しください。
先週取り寄せたイタリアワインはとても美味しかったのですが、マスキューにはちょっと高級過ぎたし。抜群に美味しいヴィレクレッセの1本しかまだ決まっていません。どないしよ?
明日届くフランス南西のワインに期待しましょう!
そうそう、今日夕方あるインポーターさんが持ってきて試飲させていただいたローヌのクローズ・エルミタージュは当確かな。そうするとあと4本です。
まあ、奥の手もありますから(笑)、焦らず間違わないチョイスしなくては!
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昨日は渋谷で試飲会。
Jan 14, 2015 by weblogland |まず、美味しくないと駄目。これは基本中の基本。飲んでみて美味しく感じたら、まず価格チェック(笑)。ここで、『あっ、安い!』と思ったら即決(笑)。サンプルが取り寄せ可能でしたら、サンプルをお願いします(もちろん有償)。サンプルが出せない場合。その場で発注します。
でもここで注意しなくてはならないのが、焦らないことです。
あと何本しかないからと言って、無理して沢山発注しないことが肝要(笑)。
まあ、大体1ヶ月内で売れる程度の数が確保できれば最低限十分なのです。人気があれば追加発注すれば良いし、無くなったら諦める(笑)!
そして次をまた探す(笑)。楽しいんですよね。この繰り返しが。
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あー、ようやく並びました!試飲会のワイン
Dec 19, 2014 by weblogland |
明日オルシュヴィレーヌのクレマン・ダルザスの追加分が到着して完璧かな(笑)。
皆さんにお知らせしたのは6アイテム。でも、映像の向かって左端にお知らせしてないワインが?実はスペインのエルミータ・デ・サンロレンツォ1994年が(笑)。実は勢い余って仕入れちゃいました(笑)。もう試飲会のラインナップは決まっていますから、今更増やせませんが。インポーターさんのラインナップにあったのを見つけちゃいました(笑)。見つけちゃったら取り合えず仕入れなくては!
沢山は仕入れていませんので、解らないようにサラっと並べちゃいました(笑)。
今回の隠れキャラなのです(笑)。
見てミソ
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2014年12月の試飲会ラインナップ
Dec 18, 2014 by weblogland |
今月はいつもより開催が1週間早いのでバタバタしました(笑)。
まずは泡。シャンパンのみならずクレマンも価格が上昇している昨今、嬉しい価格のクレマンの登場です。
マスキューではこのクレマン以前定番として扱っておりましたが、価格上昇の為一時扱いを中止しました。でも、今回特別価格にての限定販売にこぎつけました。
アルザスのクレマンはピノ・ブランに限ると言う諸兄!
お待たせいたしました!
◯クレマン・ダルザス ブリュット カーヴ・ド・オルシュヴィレール クレマン フランス 発泡性 白750ml 1995円税込み
カーヴ・ド・オルシュヴィレールは1957年にアルザスに設立された生産者組合です。どちらかと言えば自立性の強い小規模な協同組合です。それゆえ、畑の管理や栽培方法など厳密な規格で取り組めているようです。
このクレマンは手摘みで収穫され、瓶熟成も15ヶ月しっかり行われています。ピノ・ブラン種100%で造られており、畑も定まっています。単に葡萄だけ集めて造ったものではありません。その証拠が味わいです。柑橘系の複雑で華やか味わいに、赤いプラムの果実味が加わり、香りは万華鏡。シャンパーニュのような重厚な熟成感はありませんが、明瞭で複雑なアロマチックな香りは極めて個性的です。
うーん。
アルザスのクレマンは様々な品種で造られ、たしかにアロマチックではありますが、とらえどころがない(笑)。これぞアルザスと言えない多様性なのです。もちろん美味しいのですが、この点がどうしてもマスキューで取り扱いに至らなかった理由でもあります。
そして、マスキュー初登場 モルドヴァの赤と白。モルドヴァってどこ?
もちろん地図は用意しています。ご一緒にお勉強しましょう!
ワインは実によろしいのです(笑)。
◯アスコニ エスペシャル・シャルドネ 2011年 モルドヴァ コドル地区 白 750ml 1280円税込み スクリュー・キャップ
モルドヴァ中部の生産地区コドルのシャルドネ。
東欧らしい品のある旨味がある味わいにはビックリ!
収穫量から推算すると1本の葡萄樹からワイン2本と価格帯以上のコスト・パフォーマンス。
ステンレス・タンクで醗酵後、ハンガリアン・オークで熟成させてリリース。過剰な樽香りがなく、焦点のあった出来上がり。広がりが素晴らしい!オリジナリティーのあるシャルドネを飲むのは久しぶりです(笑)。
●シャトー・アスコニ メルロ 2012年 モルドヴァ コドル地区 赤 750ml 1280円税込み
ステンレス・タンクで醗酵後、ハンガリアン・フレンチ・アメリカンオークで熟成させた後、アッサンブラージュさせて瓶詰めリリース。技術力があります。舌触りの粉っぽさの理由はこの当りにありそうです(笑)。
溶け込みが良く過剰な樽香がなく、フードフレンドリーな味わい。ハーブやミネラルが液体に程よく溶け込んでいます。東欧らしいみっちりして落ち着いた佇まいですね(笑)。
基本的にあまりアロマチックではありませんから、良く見かけるような癖のない出来上がりでもあります。見逃しそうですが(笑)、飲み飽きしない品の良さがあります。このワインばかり飲んでも大丈夫です(笑)。
飲んでみて作為を感じない点、秀逸であり、産地としての優位性を感じます。
さて、お次のこのワイン、マスキューの定番として2561円税込みで販売していました。
以前試飲会でご好評いただいた変な名前のワインと言えばご記憶かと(笑)。今回限りの大特価!在庫限りとなります。欠品の節はお許しを!
美味しいんですよ(笑)。
●『ペタル・プルプル』 2010年 ドメーヌ・パン・デ・マルグリット フランス ルーション サン・シニアンA.C.赤 750ml 1980円税込み
この『ペタル・プルプル』は、1942年に植樹した古木のカリニャンを主体に作られるドメーヌ・パン・デ・マルグリットのトップキュヴェ。
酸化防止剤は醸造時に若干使用するだけで、瓶詰時は未添加。5年使用した古樽で1年の熟成の後、瓶詰め。収量も低く、恐らく葡萄樹1本からワイン1本以下。
セパージュはカリニャン50%、グルナッシュ20%、ムールヴェードル20%、シラー10%。柔らかで豊潤・複雑なベリー系の香りが、中から沸き立って来る様は、神霊的。ワインの中に何かが存在する確信があります。
うーん。
いわゆるビオ系ワインの本物に共通する味わいですね。
次は久しぶりの大発見(笑)。
●ロッソ・ディ・ヴァリテリーナ 1999年 パルジェラ イタリア 赤 ロンバルディア ロッソ・ディ・ヴァリテリーナD.O.C.750ml 3240円税込み
このワイン、ロンバルディア州ソンドレオ県 アルプスに連なる尾根の端部南向きの段々畑で造られます。
生産者のバルジェラ家は1885年からワインを造り続けています。
畑は標高800メートル。想像を絶する急傾斜地にあります。冷涼で昼夜の気温差が大きく、土壌は砂・砂利の多い石灰質土壌。
厳しい環境の中、エノロゴである現当主パオロ氏のもと、魅力的なワインを造っています。
セパージュはキアヴェンスカヤ80%、ピニョーラ、ロッソラ・ヴァリテリッネーゼ20%。80%を占めるキアヴェンスカヤはネッビオーロの亜種なのです!
ネッビオーロの良さ、偉大さが解るグレート・ワインなのです。
ただ一つ欠点をあげれば、コルクが合成コルクであること(笑)。まあ、完璧さと経済性を両立はしていますが(笑)。
さて、今年のマスキュー試飲会のトリはブルゴーニュのグラン・クリュ!
なんと言う太っ腹。
でも、お代わりはお許しを!
言うことはでかいが、やることはセコイ(笑)。
●シャルム・シャンベルタン2005年 カミュ・ペール・エ・フィス フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 8951円税込み
私の大好きなカミュのシャルム・シャンベルタンの再入荷です(笑)!
しかも、2000年代ではベストの2005年です。
このワイン無理な抽出をしませんから、色は薄いのですが旨味がしっかりしています。シャンベルタンだと物足りなく感じるかも知れませんが、個人的にはシャルムとしてはカミュがベストと信じて疑いません(笑)。液体としての滋味深さがじつにチャーミングなのです。
2005年はとても優しいふっくら感があり、最良のワインと言っても良いかと(笑)。飲み手を陶酔させてくれます(笑)。ただし、オーパス・ワンやペンフォールズなどを好む方には物足りなく感じるでしょうからお勧めいたしません。念のため(笑)。
今年もお世話になりました!
ありがとうございました。
皆様のお越しお待ちしております。
桝久商店 岡本利秋・昭
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問題は今年最後の1本を何にするか!?
Dec 17, 2014 by weblogland |出す予定はだいたい決まっていますし、明日ワインが到着すれば良いのですが…。
問題は今年最後の1本を何にするか!?
私「今度の試飲会のトリなんだけど、ブルゴーニュの◯◯出そうか!」
家内「おー!太っ腹(笑)。」
私「まあ、一年間の感謝の意味を込めてさ(笑)。どーかな?」
家内「そーだよね。ブルゴーニュも良いけど、ローヌの◯◯なんかどうかな?」
私「みんな腰抜かさないかな(笑)?それもありだね(笑)。だったら死んだ気になってイタリアの◯◯出そうか?」
家内「おー!なんと大それた事を(笑)!でま若すぎない?」
私「あのワインだったら後10年位経ってから飲むべきかな。ワインが可愛そうだね。」
家内「ボルドーの◯◯なんか今まさに飲み頃だから良いね(笑)。」
私「大好きな◯◯ですかぁ~。たまらん(笑)。」
盛り上がる盛り上がる(笑)。でも、すぐに決まらない決まらない(笑)。
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アナケナの輸出マネージャーご来店
Dec 05, 2014 by weblogland |チリのワイナリー アナケナの輸出マネージャー パブロさんです。彼はなんとアジア ヨーロッパ担当マネージャー!?チリからみたらアジアもヨーロッパも同じような距離(笑)?

実は2011年の8月に前任のマネージャー リカルドさんがマスキューに来店されています。リカルドさんが来たときの写真とサインがマスキューのセラーに張ってあります。
私「これ見て!だーれだ(笑)?」
パブロさん「オー・マイ・ガー!(大爆笑)」
大ウケでした(笑)。
アナケナさんとは長年の付き合いですから、話が早い(笑)。
マスキューの試飲会で出したコステロのゲヴュルツトラミネールを注いで
私「今、日本ではこんなスタイルのチリワインが流行りそうだよ。カベルネとかシャルドネばかりやってたらダメだよ(笑)。」
いきなりのジャブ(笑)。
でもパブロさんは怯まない(笑)。
パブロさん「うちのレイト・ハーベストのヴィオニエを持ってきたから、飲んでください。」
飲むと完全な遅摘み。ハニーでなかなか綺麗。
私「たしかにこれは旨いね。でも日本ではオールドファン好み。軽くて果実味がはっきりした辛口を造りなさいよ!」
しつこく攻める私(笑)。
更に家内が「南フランスやイタリアの赤品種こそチリで造らなきゃ!」
パブロさん「今うちのワイナリーではシラーも造ってるから、今度試してください。」
私・家内「シラーも造ってるんだ!だったらサンジョヴェーゼやグルナッシュも造らなきゃ!」
更に攻め立てる(笑)。
でもですね。最初の挨拶で「アイ ラブ アナケナ!」って言ってますから、きっと大丈夫(笑)。
スゴいイケメンのパブロさん。ありがとうございました!
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明日、明後日28・29日とマスキューの試飲会
Nov 28, 2014 by weblogland |
家内と作戦会議です(笑)。
私「今回はやはり『カンノナウ』が一番売れるかな?足りなくなったらどうしよう?」
家内「そうねぇ。インポーターさんの在庫は確認しておいた方が良いかもね。」
私「あとで追加発注したら高い価格に戻ってたなんてシャレにならん(笑)。ない話じゃないよね(笑)。」
家内「チリのゲヴァルツトラミネールが心配なんだよね。きっとお客さんの意表をつくはず(笑)。」
私「そーだよね。価格も手頃だし、試飲会のトップセラーになるかもね。」
家内「でも、インポーターさんは在庫してるから、足りなくなっても2~3日のうちに再入荷するから大丈夫かな。」
私「ヴィノ・ノビレは諦めるか(笑)?あまり余分に在庫するのも正直辛い(笑)。」
家内「あまり売れないことを祈りましょう(笑)!
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試飲会のラインナップ決まりました!2014/11
Nov 21, 2014 by weblogland |
まずは28日着予定のジュ・ド・レザン2014年からです(笑)。でも、当日間に合わない場合はどうしましょう?ちなみに映像のジュ・ド・レザンは2013年。私がお勉強用としてとっておいたものです(笑)。
◯ジュ・ド・レザン 2014年 ポール・ジロー フランス コニャック地方 微発泡ブドウジュース 白 750ml 1,695 円税込み
造るのはコニャックで数少ない小規模生産者 ドメーヌ的な名門ポール・ジロー。
毎年一度その年に収穫された葡萄だけで造られるジュース。当然作柄の差も出ますし、限られた畑だけで造りますから、数も少ないのです。
マスキューはジャパン・インポートさんが輸入を始めた頃から、しつこく販売してます(笑)。
ここ5年のマスキュー到着日を振り返ると2013年は12月19日、2012年は12月22日、2011年は11月26日、2010年は11月10日。大体クリスマス前に届くのが通例のアイテムですが、近年は到着が早まる傾向です。
到着までのスケジュールは変わらないはずですから、収穫が早まる→開花が早まる傾向のようですね。
今年は大きなイレギュラーがなく、昨年よりは数は多いはずと思っていましたが、同じでした(笑)。早速インポーターさんに聞いたところ…。
私「今年は収穫量が昨年より多いはずですが、何故数が同じなのですか?」
インポーターさん「はい。実は割りと搾汁出来なかったようです。果粒が小さかったようです。」
私「夏場はあまり暑くなかったけれど、秋は安定したから皮も厚かったんですね。酸が乗って甘さが目立たない出来上がりかな?」
インポーターさん「恐らく。畑自体は変わりませんし、ポール・ジロー自身も量的に増やす気もなさそうなのでこれくらいの量に落ち着いています。」
私「調子に乗ってバンバン増やさないところが真っ当ですね(笑)。」
さて、南イタリア モリーゼの新入荷の赤です。
●ロッソ・モリーゼ リゼルヴァ 2009年 ボッター・カルロ イタリア 赤 モリーゼ州 ロッソ・モリーゼD.O.C. 750ml 1157円税込み
ラベルの一番上に記載される『コル・デル・コッリ』はブランド名 イタリアの優良ワイン商ボッター・カルロのワインです。ボッター・カルロ得意の価格帯ですから、やはり上手(笑)。
南イタリアのモリーゼ州で造られるモンテプルチアーノ種100%のワイン。12ヶ月の大樽熟成後ステンレス・タンクで更に12ヶ月以上熟成しています。
味わいはいかにも南のモンテプルチアーノ(笑)。果実味は赤さより黒さに重心が移りますが、噛めるようなボリューム タンニンの溶け込みの良さ スラヴォニア・オークを使った大樽熟成ワインの良さを感じます。生命力があり、延び代もまだまだあります。シンプルかつ優良で好感を持てます。
うーん。
いつも驚くのは、ボッター・カルロのワインはシステマティックでビジネスライクなワインではないことです。テロワールの特徴を反映した土着の味わいがします。
さて、お次はクラシックでお手頃なスペインワイン。最近あまり見なくなりましたよね?
●マルケス・デ・バルデカーニャス グラン・レゼレバ 2004年 ボデガス・サン・パレロ スペイン 赤 カリニェナD.O.750ml 1666円税込み
クラシックなヘビー級グラン・レゼルバの登場です!
このボデガス・サン・パレロはアラゴン州のカリニェナ地区に1944年に設立されたスペインでは古い生産者組合です。
セパージュはテンプラニーリョ70%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、ガルナッチャ10%。オーク樽で20ヶ月熟成後、長い瓶熟成をしたものです。
抜栓直後は樽香が強いですが、徐徐にらしい香りが出てバランスが整ってきます。4日くらい経ってもの凄く美味しい!テンプラニーリョらしいストロベリーの香りの旨さ。並外れた生命力はクラシックな大物感があります(笑)。
高地の乾燥した土地で栽培された凝縮した葡萄こそ、永い熟成が必要!もう今や死語に近いこのセオリー(笑)。
次は、以前マスキューでは2680円でひっそり売っていましたが、今回なんと!1928円税込みとなりました!美味しいですから沢山買ってくださいね(笑)。
●『カンノナウ』 2011年 ヌラーゲ・クラビオーニ イタリア サルデーニャ島 カンノナウ・ディ・サルデーニャD.O.C. 赤 750ml 1928円税込み
アントネッロ氏が2003年創業。サルディーニャ島の最北部、サッサリ(Sassari)県のソルソ(Sorso)に35haを所有。美しいビーチの水際まで迫る畑より土地のエッセンスを凝縮させたフルボディなワインを生みだします。
ヌラーゲ (nuraghe)とは、イタリアのサルデーニャ島全域に見られる巨大な先史時代の建造物です。大きな石を塔のような形状に積み上げて作らます。イギリスでも似たような巨石建造物がありましたね。紀元前2000年より前から、カルタゴに征服された紀元前550年頃まで作られていました。
生産者曰く、カンノナウはガルナッチャの原種にあたるそう。仕立てはシングルギヨ。密植度6,250本/ha。一本の葡萄樹に12房しか房は残しません。おそらく1本の葡萄樹からワイン1本ほどしか出来ない低収量です。
海抜10mと200mの2面の畑のブレンド。南北に平行した畝。地質は砂と砂質粘土。手摘み。甘く完熟したマラスキーノチェリーを思わせる香り。明瞭で透明感は品の良さ、品質の良さの証。
醸しが短いせいか明るく透明感があります。有りがちな真っ黒いワインじゃありませんね(笑)。味わいは色に反して、芯の強さを感じるギュッと凝縮した果実味。旨味がたっぷり感じられ、滑らかなタンニンと酸もきめ細やか。
ワイン自体の崩れない頑強さには驚かされます。
前に扱ったパーラのカンノナウはガルナッチャ→グルナッシュ繋がりが連想できましたが、このワインは別物。明瞭なマラスキーノチェリーの香りこそ、カンノナウの証。
さて、赤ワインのトリは正統派グレート・ワイン!
●ヴィノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ 2010年 アジェンダ・カサーレ・ダヴィッディ イタリア トスカーナ 赤 ヴィノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノD.O.C.G.750ml 3700円税込み
このワインはヴァリアノ村とアッバディーア村のプルーニョ・ジェンティーレ(サンジョヴェーゼ)90%にモンマロ種5%、カナイオーロ種5%のセパージュ。除梗醗酵後、スラヴォニア・オークの大樽で25ヶ月熟成させたモダン・クラシックな造りです。
良作年の2010年らしい良さがようやく出てきました。本来の深みがより感じられます。お買い得なヴィーノ・ノービレがなかなか見つからなくなってきた昨今 朗報です!
高いお金を出して中途半端なブルネロを買うより、遥かに満足出来ること請け合います(笑)。
そして今回マスキュー試飲会の大トリはなんと安い白ワインです(笑)。でも理由がある!
◯コステロ ゲヴュルツトラミネール・レゼルバ 2013年 ビーニャ・レイダ チリ 白 レイダ・ヴァレーD.O. 750ml 1157円税込み
このレイダ・ヴァレーD.O.は2002年にD.O.に昇格。皆さん知っていました?
私は知らなかったです(笑)。
海から12Kmしか離れていない山間の砂漠にマイポ川から8Kmパイプラインを施設して水を引きワイン栽培を始めたそうです。栽培面積はなんと415ヘクタール。
カサブランカ・ヴァレーよりもより海に近く、冷たいフンボルト海流の影響を受ける事からより冷涼な環境となるそうです。
何でも出来ちゃいますね(笑)。
ただし栽培される葡萄はリースリング、ピノ・ノアール、ゲヴュルツトラミネールなど寒冷地に向く品種です。
ただ寒暖差に欠けますから、出来るワインはちょっと緩い(笑)。でもゲヴュルツトラミネールのような香りの強い品種は緩いくらいがちょうど良い(笑)。
比較的低収量なのでボディーはありますが、密度感に欠けます。それが逆にゲヴュルツトラミネールには幸いしています。アルザスのゲヴュルツトラミネールのように圧倒的でないのがよろしいのです。飲んでいて辛くない(笑)。
アルコール分は13.5%ありドライに仕上がっています。デイリーに使えるゲヴュルツトラミネールはある意味貴重なのです。
皆様のお越しお待ちしております(笑)。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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マスキュー試飲会ご来訪感謝2014/01
Oct 26, 2014 by weblogland |まずは可愛いラムネ味の白
◯ピノ・グリージョ オーガニック 2013年 カーサ・ヴィニコラ・サルトーリ イタリア 白 ヴェネト デッレ・ヴェネツィアI.G.T.750ml 900円税別
「あっ!ラムネの味がする(笑)!」
「にんまりしちゃう(笑)。こんな味のワインあるんですね?」
「マスキューさん、また変わったワイン探してきましたね(笑)。おじさんはこういうの好きだな(笑)。」
「葡萄の収穫を早めにするとライム香がラムネみたいな味わいになるようです。ポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデが代表例です。」
「早摘ですね。そうするとアルコール分は低いんですか?」
私「ちなみにこのワインは12%をちょっと切るくらいです。おそらく11%前後で仕上がるスタイルかと。アルコール分が上がりにくい日本でも可能かと。」
家内「長い保存には向きませんから新酒のように売り出したら良いかもしれませんね。」
「このみずみずしいフレッシュ感はたしかに日本人向きですよね(笑)。みずみずしさと水っぽさの狭間(笑)。このバランスがイイ(笑)。」
「マスキューさん!なんで夏場に紹介してくれなかったんですか!沢山飲めたのに(笑)。」
私「この6月あたりからずっと探していましたが、適当なものがなくて…。価格が高すぎたり、あとアルコール分が低いので添加物が多かったりで半ば諦めていました。」
「試飲会で見つけたんですね?」
私「はい。最初あるレストランで飲んで見つけました(笑)。ただ銘柄が解らなかったのですがインポーターさんは大体見当がつきましたからそのインポーターさんの試飲会に行って見つけました(笑)。ポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデではなくイタリアのヴェネトのワインだったのでビックリ(笑)。」
家内「サルトーリはソアヴェの生産者で有名です。」
「へぇー、じゃあソアヴェもこんな感じでラムネ味なんですか?」
私「いいえ。ソアヴェは普通です。同じように薄いですが(笑)。」
「じゃあ、このピノ・グリージョは特別な造りのワインなんだ!」
私「同じブランドでラムネの味がするシャルドネもリリースしていますが、シャルドネの味がラムネ味の邪魔をしてますのでピノ・グリージョの方を選びました。」
「なるほど、薄いピノ・グリージョって香りに欠けるから逆にそれがピュアなラムネ味を助けているんですね(笑)。」
私「ご察しの通り(笑)!」「ところで夏向きだとは思いますが、どんな食べ物に合いますか?」
家内「私は冬でも、水炊きや湯豆腐なんか合うと思うんです。いかがでしょう?」
さて、次はオーソドックスな味わいの白です。
◯シュヴェルニー 2013年 ドメーヌ・デュ・サルヴァ フランス 白 ロワール シュヴェルニーA.C.750ml 1828円税別
「おっ!これはいかにもロワールらしい。ソーヴィニヨン・ブランですね(笑)。」
「ロワールにシェヴェルニーなんてアペラシオンあったんですね(笑)。」
私「私も飲むのは今回初でした(笑)。」
家内「ロワール河の中流でも上流に近いところです。いかにも寒い産地らしい味ですよね。」
「サンセールとも違うし、トゥーレーヌとも違う。でも絶対にロワール(笑)。」
私「このアペラシオンはソーヴィニヨン・ブラン100%ではなく、必ず補助品種を混ぜなくてはいけないルールがあるようです。」
家内「シャルドネが10%入ってますね。」
「うーん。たしかに!桃っぽいふっくら感がある!」
「酸を和らげているのかな?」
「強さの中に柔らかさがあるよね。」
私「そーなんです。そのあたりの折り合いが絶妙かと。」
「バターを使った魚介料理が浮かびますね(笑)。」
家内「ムニエルは鉄板(笑)。牡蠣酢も良さそうですよね(笑)。考えただけで涎が…。」
割りとプロの方が好むワインでした。
次はスペインのニューウェーブ
◯『テッラプリマ』 2011年 カン・ラフォル・デル・カウス スペイン ペネデスD.O. 白 750ml 1886円税別
「あっ、心地よい味ですね(笑)。リースリングが入っているんでしたっけ?」
家内「チャレロ80%にリースリングが20%です。普通はあり得ない取り合わせですよね。」
「リースリングがとても良い感じですよね(笑)。ある意味システマティック(笑)。」
私「柔らかくて緩くなりがちなペネデスの白。でもこのワインはリースリングが入ることで広がりと締まりがあります。」
「良いとこ取りですな(笑)。でもミスマッチですよね?」
私「そーなんです。おそらくリースリングの方はマロラクティック醗酵はしていないと思います。チャレロはしているはず。アッサンブラージュで解決しているようです。」
「開けたてはリースリングのニュアンスが強いですが、一日経つとチャレロの旨味が出る!」
私「そう言うことなんです。通常アルザスあたりでアッサンブラージュする場合リースリングは10%も入れれば充分なのですが、このワインの場合は20%入れる必要があったようです。そうすることでミスマッチを解消していると思います。」
家内「深みが出ているところが秀逸で斬新ですよね(笑)。地鶏なんか使った鍋物なんか良いかな(笑)。あと醤油なんかにも合いますよね。」
私「肉じゃが!(笑)」
さて白ワインのトリの登場。好みの別れるところか?!
◯『オルドヴィシアン』2010年 ドメーヌ・ド・バブリュ フランス ロワール アンジュA.C. 白 750ml 2552円税別
「これ変わっている(笑)。旨い。ウイスキーみたい?」
「こんなワインは初めて!強くて深い。圧倒的。」
「これもワインなんですか?私の物差しではワインじゃないなぁ。」
「シェリーっぽい。フランスでもこんなワイン造っているんですか?」
私「はい。ロワールのアンジュのワインですが、かなり異例(笑)。ニコラ・ジョリーの弟子とか。好きなように造ってますよね(笑)。ただ渾身の造りかと。」
「大きさとか深さが計り知れない(笑)。一体このワインは先々どうなるんですか?」
私「一日経つとシェリーのような香りが落ち着き高貴な佇まいになります。1週間から10日はそのままです。」
「マスキューさんの言う高貴な香りって何ですか?」
私「上手く言えないんですが、植物系の複雑でふっくらした香りとでも言えば良いかな?ヴァン・ジョーヌに良くある香りです。たまにシャンパンにもあるかな。」
「リキュールっぽさもありますよね。
-試飲会初日の後に思い至りました。あの香りはシャルトリューズです。そのまま関内のバー・タウザーで確認したところシャルトリューズのヴェール(緑ラベル)やV.E.P.にある香りでした。-
「マスキューさん、これって今日の白ワインの中では色が一番濃くて一番高そうですよね(笑)。先々何年くらい持つんですか?」
私「難しいですね(笑)。何十年も持たせるワインではないような気がします。あと5年くらい経ってから一度飲んで確認したいですね。」
どちらかと言えばオールド・ワイン・ラヴァーに人気。特にシェリーやハードリカーを好きな方からは圧倒的支持でした(笑)。
さて、赤ワインはイタリアのピノ・ノワールからです。
●『イプランディ』 ピノ・ノワール 2013年 マルカート イタリア ヴェネトI.G.T.赤 750ml 1557円税別
「あれ?これってブルゴーニュのピノ・ノワールですか?」
「あきらかにピノ・ノワール(笑)。美味しいし(笑)。」
私「特別濃くもないけれど薄くもないんですが(笑)。あと抜栓してから向上します。」
「安いし(笑)。」
「こんなにピノ・ノワールらしいピニャ・ネロは飲んだことがないなぁ。」
私「ちなみにロンバルディアのD.O.C.G.オルトレポ・パヴェーゼ・メトド・クラッシコのピニャ・ネロはピノ・ノワールに匹敵しますが、滅茶苦茶高い(笑)。」
「ニューワールドのピノ・ノワールだとどれ飲んでも美味しくない(笑)。中には美味しいのもあるけど滅茶苦茶高い(笑)。」
「そうそう、この間の資格試験の二次でアメリカのピノ・ノワールが出たんですが、自信を持ってメルロと間違えましたよ(笑)。」
私「どうでも良いようなワインを出題する方が悪いですよ(笑)。でも受かったから良しですよ(笑)。」
一堂「Kさん合格おめでとうございます!」
「ところでマスキューさん、このピノ・ノワールをブラインドでテイスティングしたらブルゴーニュのどこだと思いますか?」
私「難しいことを…(笑)。うーん。敢えて間違うなら(笑)、ニュイ・ヴィラージュかな(笑)。」
家内「オットみたいに涼しげじゃないしね(笑)。」
私「しかもヴィンテージに恵まれた2010年(笑)。」
「でもこのワインは2013年と若いんですよね。」
私「良くお気づきで!これがこのワインのミソなんです!」
家内「4000リットルの大樽で6ヶ月ほど熟成しているところに秘訣があるかと(笑)。」
「普通ピノ・ノワールってブルゴーニュのバリックを使いますよね。」
私「だからどれもくどくなりがち(笑)。」
「大樽の材質は?新樽じゃないですよね。」
私「新樽ではないはず。材質はおそらくクロアチアのスロヴォニア・オークのはず。」
家内「若いピノ・ノワールになりがちな酸の角が上手く取れていますよね。」
「あと味にわずかにスパイシーさがありますが、それが特徴?樽の影響かな?」
私「多分そうかと。」
「ところで土壌は石灰岩ですよね?」
私「それが違うんです。火山性の玄武岩の風化した土壌です。驚きなのです。」
「えー!」
私「本当に『えー!』なんですよね。」
「ピノ・ノワールのセオリーに当てはまらないピノ・ノワールなんですね(笑)。でも安くて美味しい!」
このワイン、複数本購入される方が多く、『ラムネ味』を抜き本日のトップセラーとなりました(笑)。追加発注していて良かったです(汗)。
さて、本日のメインの登場!ボルドーサン・テミリオンの無名の大物です(笑)。
●シャトー・ヴァラッド2010年 サン・テミリオン グラン・クリュ フランス ボルドー 赤 750ml 4364円 税別
「これはスゴい!言葉を失う…。」
「色も黒い(笑)。香りも重い(笑)。」
「昨日来て飲んだんですが(笑)。一日経ったらどうなるか気になって今日も来ちゃいました(笑)。うーん。昨日より開いているけどまだまだ出るものが多そうだよね(笑)。スゴいね(笑)。」
「でも、飲みやすいんですよね。」
私「そーなんです。選果をとても厳密にしていますから雑味がないんです。普通これほど凝縮感があると雑味も凝縮されますが、雑味がありません。だから飲みやすい(笑)。」
家内「若き当主セドリックさんは日本に来ても畑が気になって『早く帰りたい』って(笑)。ただのお金持ちのシャトーオーナーじゃありませんよ(笑)。」
私「このシャトーは2007年がファースト・リリース。しかも3.5ヘクタールしかありませんから、彼の情熱がワインに行き届いていますよね(笑)。」
「まだまだ先が楽しみですね。昔飲んだオーゾンヌを思い出しましたよ(笑)。年金生活者としては贅沢だけど(笑)、清水寺の舞台から飛び降りたつもりで買いましょう(笑)。」
オールド・ワイン・ラヴァーのKさん、ありがとうございました!
冥利に尽きます!
昨日、一昨日とありがとうございました。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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明日、明後日 (金)(土)とマスキューの試飲会です!
Oct 24, 2014 by weblogland |この繁忙期の口火を切るのが、明日の試飲会になる訳です(笑)。
さてさて明日は楽しみです。一番人気のワインはどれかな(笑)?
私「アンジュの『オルドヴィシアン』足りるかな?」
家内「微妙だよね。試飲会で完売してくれると嬉しいんだけど(笑)。本音は。」
私「あるものは全部仕入れたから、無くなったら諦めていただくしかないよね。でも試飲会セットが当日中に販売停止になるのはストレスなんだよね。」
家内「まあ、そうだよね。でも無いものは無いしね。」
私「でも『オルドヴィシアン』癖があるから完売しなかったりして(笑)。」
家内「確かに。でもヘビーなワイン・ラヴァーはきっと好むよ(笑)。」
私「うーん。実際ここに二人はいるし。好む人いるね。目に浮かぶ。ヤバ!」
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ようやく並びました。試飲会のワイン
Oct 23, 2014 by weblogland |ようやく並びました(笑)。今週の(金)、(土)の試飲会のワインです。

昨日家内と並び順で揉めながら並べました(笑)。
よくみると左から3番目の『オルドヴィシアン』の瓶が目立ちますね。ずんぐりしていて、いかにも偉そうで高そう(笑)。ちょうど棚と棚の繋ぎ目に乗ってますから、一部傾いているのもご愛嬌(笑)。
今回一番高いシャトー・ヴァラッドのラベルはあまり目立ちませんね(笑)。高そうに見えない(笑)。生産者のセドリックさんは日本に来ても、『畑が心配だから早く帰りたい!』なんて言う人ですから、この地味なラベルデザインは正に人柄(笑)。地味と言えばマルカートの『イプランディ』ピノ・ノワールも相当なものですね。今回一番の地味ラベル(笑)。味わいは実にシンプルで旨いんですが…。ラベルと味わいは共通するのかな(笑)?
『テッラプリマ』のラベルデザインはカッコいい!斬新ですね。でもモダンアートが嫌いな人は何とも思わないかな?私は割りと好きなんですが…。
ワインって、味わいだけではなくラベルデザインも楽しめますね(笑)。家内が収集するのも解ります。
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2014年10月の試飲会ラインナップ
Oct 20, 2014 by weblogland |今回は季節に反し白4本、赤2本です(笑)。
まずは夏にやるべき白ワインからスタートです(笑)。
◯ピノ・グリージョ オーガニック 2013年 カーサ・ヴィニコラ・サルトーリ イタリア 白 ヴェネト デッレ・ヴェネツィアI.G.T.750ml 900円税別
ヴェネトの名門サルトーリが造る斬新なピノ・グリージョ。サルトーリは日本ではソアヴェやピノ・グリージョのブラッシュが有名です。どちらかと言えば低価格帯に強いワイナリーです。
このワイン、ラムネの香りがします。あと、ピノ・グリージョらしい延びのある酸。そして何よりも適当に薄いことが良いのです(笑)。
何故ならば、ビールのようにうんと冷やして飲むには最適だからです。
発泡性ではありませんが、ラムネや三ツ矢サイダーに刷り込まれた嗜好を好む中高年向きです(笑)。
さて、この次はフランス本格派の白ワインです。
◯シュヴェルニー 2013年 ドメーヌ・デュ・サルヴァ フランス 白 ロワール シュヴェルニーA.C.750ml 1828円税別
ロワール河中流域の都市ブロワ南東のアペラシオン『シュヴェルニー』。ロワール河の左岸です。
白はソーヴィニヨン・ブランをメインにシャルドネやシェナン・ブランをアッサンブラージュしたワインを造ります。
このワインもソーヴィニヨン・ブラン85%、シャルドネ15%。濃厚さと突き抜けるような酸が上手く折り合っています。近くの大物サンセールやプイイ・ヒュメとは在り方が違いますね。シャルドネをアッサンブラージュする意味がよく解ります(笑)。シンプルではあるが深みがあります。
一言で言うなれば、優良なワインですね。
木樽を使ったゴージャスなワインではありませんが、土地柄を反映した明確な個性がとても好ましい(笑)。実直な栽培・造りが目に浮かびます。
そして、斬新で美味しいスペインの白。
◯『テッラプリマ』 2011年 カン・ラフォル・デル・カウス スペイン ペネデスD.O. 白 750ml 1886円税別
ペネデスの優良生産者カン・ラフォルが手掛ける新しいプロジェクト『テッラプリマ』。
このワイン、地場品種のチャレロ80%にリースリング20%を加えたもの!
えっ! そんなのありですか(笑)?
うーん。
チャレロは従来、濃くはなるが酸が無いために緩い(笑)。今風のマロラクティック醗酵をブロックする技法により、フローラルでアロマティックなワインが造れるようになりました。でも、酸が散漫なのが欠点(笑)。これにリースリングをアッサンブラージュすることで、酸に方向性が与えることが出来るはず(以上私の妄想)。
ホントにやっちゃったようです(笑)。
白のトリはこれ!
◯『オルドヴィシアン』2010年 ドメーヌ・ド・バブリュ フランス ロワール アンジュA.C. 白 750ml 2552円税別
フランス ロワールのアンジュ・ヴィラージュ ブリサックA.C.の優良生産者ドメーヌ・ド・バブリュがシェナン・ブラン100%で造る渾身の白ワインです。
一般にビオ・ディナミのワインは抜栓後の変化が早いものが多いのですが、『オルドヴィシアン』は別格。ちっとも揺るぎません。構造の堅牢さは偉大。香りが次第に高貴さを増す様も偉大。
古樽による木樽醗酵後12ヶ月の木樽熟成による渾身の造りですが、樽の影響は感じません。基本的に香りは黄色や白の柑橘類、貴腐の影響も感じられかなり複雑、しかもシェナンらしい強靭な酸とミネラルがガッチリスクラムを組んでいます。息を飲むような白ワインなのです。
そしてデイリーユースのピノ・ノワールを発見しました!
●『イプランディ』 ピノ・ノワール 2013年 マルカート イタリア ヴェネトI.G.T.赤 750ml 1557円税別
マルカートは140年の歴史を持ち、現在約60ヘクタールの畑を所有します。もともとソアヴェとヴァルボリッチェラのみを造っていました。
ベローナの東、ちょうど山塊に連なるレッシーナ丘陵の末端に畑はあります。南向きの絶好の地。土壌はカルヴァリーナ火山由来の火山性土壌ですから、水捌けは抜群。
味わいは実にシンプルでピノ・ノワールらしい味わい。安心して飲めるピノ・ノワールなのです。イタリアのデイリーユースのピニャ・ネロというカテゴリーではありますが、これほど自然にピノ・ノワールとして楽しめるワインは他にはありません!ラベル表記がピニャ・ネロではなくピノ・ノワールとあるのは生産者の自信。
4000リットルの大樽で6ヶ月の熟成が功を奏していますね。無理にフレンチ・バリックを使わないことで成功しています。
最後は皆さんに息を飲んでいただきます(笑)。久しぶりの大物ボルドーの登場です!
●シャトー・ヴァラッド2010年 サン・テミリオン グラン・クリュ フランス ボルドー 赤 750ml 4364円 税別
カスティヨンの専業生産者ヴァラッド家が2007年に取得した新たなシャトーです。息子のセドリックさんが付きっきりで生産に当たっています。
マスキューが先行して販売しているエタンダール・ド・シャトー・ヴァラッドはセカンドにあたります。ついに真打ちの登場となりました(笑)。
セパージュはメルロ95%、カベルネ・フランが5%。セカンドのエタンダールよりカベルネ・フランが5%ほど減ります。あとの造り熟成はエタンダールと同じく、新樽比率80%で12ヶ月熟成です。アルコール分もエタンダールと同じですから、どうやらセレクションによりキュヴェを別けたようです。手間のかけ方が凄いですね。
味わいはビックリの素晴らしさ!
サン・テミリオンの超優良シャトーに劣らぬ出来栄え。物凄い密度感は圧倒的。クラシックな大物感があります(笑)。
うーん。
粘土質土壌らしい重厚さはサン・テミリオン グラン・クリュ・クラッセのトップ・クラスと言っても宜しい出来です。
以上6本!
24日(金)は17時~20時30分まで、25日(土)は11時~20時30分まで行います。途中ワインが足りなくなった際はお許しください!
皆さまのお越しお待ちしております。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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早いもので来週の金、土曜日はマスキューの試飲会です
Oct 16, 2014 by weblogland |私「例のロワールのシェナン・ブラン在庫があと2ダースだって!どうしようか?」
家内「人知れないワインだし(笑)、ここで逃すと試飲会のラインナップを変えなきゃならないから全部もらう?」
私「全部くれるかなぁ(笑)?それだけだと嫌な顔されるかも知れないから、他の高いワインも発注してあげようよ。ちょうど無くなりそうだし。」
家内「それもそうだよね(笑)。そうすれば嫌とは言えない(笑)。」
私「そうそう。あのインポーターさん割りと良いワインもあるから、扱いアイテムを増やした方が良いね。」
家内「毎月ある程度の売り上げがコンスタントにあれば、気を使ってくれるしね(笑)。」
私「商売とはいえ、ドライにし過ぎると嫌われるからなぁ(笑)。」
家内「ダメなワインは扱えないけどね。」
私「そうそう。価格が見あわない時は歩み寄れば良い訳だしね(笑)。まあ、価値があればだけど(笑)。」
無事発注できました!
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テーマはポルトガルワイン-白金台でセミナー&試飲会
Oct 08, 2014 by weblogland |テーマはポルトガルワインです(笑)。
会場は八芳園、主催はソペクサ、ちょうど私が会場に向かって歩いているとポルトガル国旗をつけた外交官ナンバーの高級車が玄関に横付け。
主催者相当気合いが入ってます(笑)。
セミナーの担当はマスター・オブ・ワインのイギリス人(名前忘れました。)セミナーも予定を一時間オーバー(笑)。
とにかく地場品種が多く、多様なワインが出来るようですね。またポルトガルは暑いだけではなく、冷涼な地区も多く、ワイン産地としてもバラエティーに富むようです。実際、面白いワインが多いのにビックリ。
あと気がついたのですが、ポルトガルはワインしか育たない土地柄ではないようです。どこの産地も様々な作物も栽培しています。かなり豊穣。スペインとはだいぶ違うことにビックリしました。実はポルトガルもスペインも同じような気候産地だと思っていました。反省です。
セミナーのあと、下のフロアで試飲会がありワインを飲みました。
飲んでみて、たしかに面白いワインが多いでしたが、ただどれも今風なのと樽香が強いワインが目立ちました。折り合いの悪いワインもチラホラ。
これから改善され、更なるイノベーションが期待されますね。ポテンシャルの高さは大した物でした(笑)。
あー、楽しかった。
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明日、金曜日、土曜日とマスキュー試飲会です
Sep 26, 2014 by weblogland |あっという間に1ヶ月過ぎちゃいましたね。季節の移り変わりもこの1ヶ月は激しかった。たしか先月は暑いなか赤ワインを飲んでいただいたような。でも今月は大丈夫そうです(笑)。
ところで、今週に入って試飲会に出す予定のスペインの赤 エルミータ・デ・サン・ロレンソ グラン・レゼルバ アルティーガ・フステル 2004年 が勢い良く売れ始めました。例のホームランのワインです(笑)。
お客様「マスキューさん!ホームランのワインまだありますか?」
私「大丈夫ですよ。余分なくらい仕入れましたから(笑)。」
お客様「マスキューさん、たまにしかホームラン宣言しないから、急いできましたよ(笑)。」
私「お見とうしでしたか(笑)。」
お客様「それにしてもグラン・レゼルバで、こんなに安いワインあるんですね?しかも、美味しいらしいし(笑)。」
私「ヘビー級ではありませんが、クラシックで良いかと。まだまだ若さもありますし、余力充分です。きっと気に入っていただけるかと(笑)。」
お客様「安過ぎる位だから疑われませんか?」
私「私も初めてテイスティングした時は目を疑いました(笑)。仲間内のテイスティングでしたが、全員◎。その場で発注しちゃいました。実はもう追加発注もしています。」
お客様「じゃあ、数は大丈夫かな?」
私「最悪今月中は大丈夫かと。他のワインショップが気づかないのを祈るのみです(笑)。」
お客様「それと雑誌に載らないことですね(笑)。」
皆さんに知らしめたいのですが、早く無くなるのも困る(笑)。久しぶりの掘り出し物なのです。
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2014年9月26、27日のマスキュー店内試飲会のラインナップ
Sep 21, 2014 by weblogland |
あっという間に夏が過ぎました。
さて、これからワインシーズン。赤ワインが美味しく感じられますね(笑)。
まずは飲み応えがありフレッシュな白ワイン。ちょっと斬新なロワールのワインです。
◯ソーヴィニヨン・グリ 2013年 ドメーヌ・デュ・コロンビエ フランス ロワール 白 V.D.P.デュ・ソーヴィニヨン・グリ 750ml 1823円税込み
ロワール河下流ナント地区に30ヘクタールの畑を持つドメーヌ・デュ・コロンビエ。ナント地区と言えばミュスカデの有名なところです。
このワインわずかにピンクがかった果皮のソーヴィニヨン・グリ種85%、ソーヴィニヨン・ブラン種が15%のセパージュ。
聞き慣れない品種ソーヴィニヨン・グリはソーヴィニヨン・ブランの亜種だそうです。基本的にはソーヴィニヨンらしいレモンや青リンゴのフレッシュさ。ただソーヴィニヨン・ブランより厚みがあり、メロンっぽさがありますね(笑)。ずしんと飲み応えのあるソーヴィニヨン・ブランとでもいいましょうか(笑)。
合わせる料理も、魚介だけでなく豚肉なんかに合わせやすそうです。
なかなか斬新なワインです(笑)。
そして、新入荷のクラシックボルドーの赤。
●シャトー・バルボ・リトリー 2012年 フランス ボルドーA.C.赤 750ml 1064円税込み
ボルドーA.C.の一番東側 コート・ド・フランにほど近いピヌイユ村のワインです。ほとんどベルジュラックに近いところで造られるボルドーA.C.の赤ワインです。
セパージュはメルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、カベルネ・フラン20%。このワインをブラインドで飲んで、ボルドーのどの辺りで造られたか解れば、貴方は一流のテイスターです(笑)。お試しあれ!
そして次は、多分今回の試飲会で一番売れそうなワインです(笑)。
●エルミータ・デ・サン・ロレンソ グラン・レゼルバ アルティーガ・フステル 2004年 スベイン 赤 セントロ マンチュエラD.O.750ml 1157円税込み
今年のホームランが出ました(笑)!
このワイン スペイン アラゴンのカンポ・デ・ボルハD.O.のワイン。地図で見るとナバラのすぐ南端にありますが、ナバラとは違う生産地域です。
セパージュはガルナッチャ60%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%。ステンレス・タンクでマロラクティック醗酵まで完了した後、まず新樽100%のフレンチ・アメリカンオークの小樽にて3年熟成。そして大樽に移して4年熟成して瓶詰めされます。途中で樽を替えるテクニシャン!
しかも、いわゆるグラン・レゼルバの規定熟成期間60ヶ月を越えてます。充分な熟成期間を経てリリースされていますね(笑)。
スペイン内陸部のD.O.マンチュエラのトップランナーの登場です!
●クロス・ロヘン 2012年 ボデーガス・イ・ヴニェードス・ポンセ スペイン 赤 マンチュエラD.O.750ml 1435円税込み
スペイン内陸部のD.O.マンチュエラ。スペイン中央台地南東部に位置し、標高600~700メートルの乾燥地帯。ただし地中海からのレバンテ風やフーカル川とガブリエル川の間にあるため、全くの乾燥地帯ではなく、葡萄栽培が可能となっています。
このワイン、マンチュエラを愛し地場品種ボバル種を知り尽くした注目の若手生産者、フアン・アントニオ・ポンセが造るフルーティなスタイルのワインです。テルモ・ロドリゲスのもと技術を磨いた新鋭です。
味わいは今風のトップランナー(笑)。木樽醗酵・木樽熟成によりボバルの良さを最大限発揮しています。でも新樽やバリックを使わないところがグッドでありミソ(笑)。
そしてマスキュー定番のボルドーワイン。2010年ヴィンテージなのですが、凄く美味しくなりました!
●シャトー・ブリソン 2010年 カスティヨン コート・ド・ボルドーA.C.フランス ボルドー 赤 750ml 2247円 税込み
このシャトー、1878年創業のヴァラッド家の所有。同家はカスティヨンにシャトー・ル・ペラも所有しています。いわば老舗のカスティヨン専業生産者です。
現在、30年の経験を積んだポールとロレッタ夫妻と息子のセドリックの3人が中心となり、エコ・セールの認証取得後ビオ・デナミに取り組んでいるようです。
味わいは兄弟シャトーのル・ペラとは真逆のクラシックスタイル。カスティヨンらしい重厚なタンニン。もちろん重いだけではなく、クリアネスと広がりのある優れたワインです。
うーん。
唸る出来栄えです。
低収量で1本の葡萄樹に6房ほどしか残しません。1/3をオーク樽でマセラシオンし、熟成に新樽を30%使います。
一言で言うとタンニンが複層的。おそらく完全には除梗していないはず!でも、除梗しているようなクリアネスもある。
うーん。
いずれにせよ技術の高さがあります。これほど完成度の高いカスティヨンのワインは初めてです。
そして年に一度の入荷ワイン。今回は2012年ヴィンテージです。数がありませんので、お一人様1杯にてお願いします!
●クローズ・エルミタージュ キュヴェ レ・トロア・シェーヌ 2012ドメーヌ・エマニュエル・ダルノー フランス ローヌ 赤 750ml 3470円税込み
クローズ・エルミタージュの新星としてフランス国内外で高く評価されているワインです。もともとダルノーさんの親や親族はブドウ栽培農家です。普通なら親の手伝いをしながら腕前をみがいて、ゆくゆくは跡を継ぐものです。しかし彼はボーヌでワイン醸造を学び修行した後、全財産を投資して1.5ヘクタールの畑をクローズ・エルミタージュで購入しました。
チャレンジャーです!
フランス人の自立した個人主義ってカッコいいです。
そんな彼がつくるワインですから、2001年のファーストリリースから大ブレ―クです。その出来はエルミタージュすら凌ぐ、群を抜く出来栄えでした。
このワインを飲むとクローズ・エルミタージュとエルミタージュの差が分からなくなります。
ワインの善し悪しは畑の格付けより、生産者の作り方の方が優先すると思わざるを得ない秀逸なできです。
年に一度しか入荷しないワインですから、お見逃しなく!
間違ないグレートワインです。
彼がこのような充実した仕事を生涯続けたなら、晩年は超一流の生産者として名を残すのでしょうね。そうなる前に飲んでおくべきワインです。そうなったら手が出ない値段のワインになりますから(笑)。
いつも通り、26日(金曜日)は17時から20時30分まで、27日(土曜日)は11時から20時30分までやっております。
皆様のご来店お待ちしております。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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試飲会のラインナップ大体決まりました。
Sep 21, 2014 by weblogland |私「今回新入荷のシャンパンとラムネの味がするイタリア・ワイン出したいよね。」
家内「そうだよね。でもこれ以上増えると追いつかなくなるしね。入れ替えるにもメインは赤ワインだから無理かな…。」
私「白ワインの面白いのが入ったけど、8月中だったら良かったんだよね(笑)。」
家内「そうそう、皮肉なものだよね。チリのゲヴュルツトラミネールなんか出したら受けるんだけどな(笑)。」
私「あれ安くてイイよね。使い勝手がイイ(笑)。」
家内「良いゲヴュルツトラミネールって沢山飲めないから、ちょっと軽めのが日本人には向いてるはず(笑)!」
私「ラムネの味がするイタリアワインだって日本人向きだよね。」
家内「三矢サイダーみたいだよね(笑)。でも私はキリンレモン派だから微妙かな(笑)。」
こうした味覚の微妙な違いは尊重しなければいけません。たとえムッとしても堪えることが平和に繋がるのです!
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今日は新橋で試飲会でした
Sep 05, 2014 by weblogland |もう9月ですから、これからハイシーズンに向けてインポーターさんも気合いが入ります。もちろん行く我々も然りです(笑)。今日はインポーター大手のモトックスさんの試飲会ですから、数も多く勉強になりました。モトックスさんほどの規模になるとクルティエやバイヤーが複数いますから、ワインに偏りがありませんね。それでいて面白いワインもありますから、大した物です(笑)。
インポーターさんの中には、我々が「クルティエ代えた方が良いのに」なんて余計な勘が働いたりします(笑)。(モトックスさんではありません。念のため。)
インポーターさんは、ワインとしての味わいが出来上がる前に輸入するワインを選びます。
このためかなりの習熟を要します。また、現地の事情にも精通してなくてはなりません。
ですから、我々酒屋の選ぶ技術とは違います。我々はそれをチョイスして品揃えを組み立てるのが仕事です。ソムリエはそのワインをより美味しく加工するのが仕事となります。チョイスの観点が違います。
単にワインを売ると言っても複雑なのです。海外から持ってきて売るだけなのですが、単純化出来ない部分があります。それがマスキューの命でもある訳です。きっと(笑)?
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明日、明後日はマスキューの試飲会
Aug 29, 2014 by weblogland |幸い(?)、涼しそうなので気分は楽です(笑)。
昨日、今日と試飲会の問い合わせが。
「マスキューさんですか?初めて試飲会に行きたいのですが、予約した方が良いですか?」
私「予約など、そんな立派な試飲会じゃありません(笑)。お手隙の時にいらしてください。土曜日の夕方は混みますが、それを外せば大丈夫ですから。」
「マスキューさん!一次試験通りました!今度の試飲会に出るフェルの垂直試飲期待してます(笑)。」
私「おめでとうございます!フェルの垂直試飲は、はっきり解るのでテイスティングの基礎固めには最適ですよ(笑)。」
ここ数日涼しい日が続いてますから、お客様の赤ワインスイッチが入ったかな(笑)?なんとなく赤ワインが動き出したような気がします。
「とりあえずビール!」の暑い時期はどうしても赤ワインの消費は落ちますが、外にいても汗をかかないようになると赤ワインを飲みたくなるようですね(笑)。まあ、来週は暑さがぶり返すようですから、つかの間の「とらぬタヌキ」かな(笑)。
まあ、今回は「暑いのに赤ワインばかり出すな!」のお叱りは受けないで済みそうです(笑)。
皆さんのお越しお待ちしております!
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2014年8月29、30日のマスキュー試飲会のラインナップ
Aug 23, 2014 by weblogland |
まずは、暑い中お越しくださり冷えたロゼワインでウェルカムです(笑)。
●トゥールーズ ロゼ N.V.ドメーヌ・ピッチーニ フランス ラングドック ペイ・ドッグ(I.G.P.)ロゼ 750ml 1200円税別
ラングドックの優良生産地ミネルヴォワの中心地ラ・リヴィニエールにドメーヌを構えるピッチーニ。親子でドメーヌを切り盛りしています。濃密で複雑な果実味のワインは評価が高く、小さいながらトップ生産者。
そんなピッチーニの中で一番のお買い得はこのロゼ!
質感のある舌触り、明瞭でフレッシュな赤い果実の味わいに魅了されてしまいます。パンドールのロゼをもっとフレッシュにしたような感じです。
セパージュはシラー75%、グルナッシュ25%。おそらく直接圧搾法で造っているようです。さすがに果実味の抽出がうまい!ただしなぜノン・ヴィンテージかは不明。
さてさて期待の垂直試飲の始まりです(笑)。熟成の差がとても明確です。二次資格試験受験者は是非お越しくださいね(笑)。
●シャトー・ド・フェル アンジュ・ルージュ カベルネ・フラン 『ラ・シャペル』 ヴィエイュ・ヴィーニュ2011 フランス ロワール 赤 750ml 1372円税別
●シャトー・ド・フェル アンジュ・ルージュ カベルネ・フラン ヴィエイュ・ヴィーニュ2007 フランス ロワール 赤 750ml 1543円税別
●シャトー・ド・フェル アンジュ・ルージュ カベルネ・フラン ヴィエイュ・ヴィーニュ2001年 フランス ロワール 赤 750ml 1750円税別
ロワールの貴腐ワインの産地として有名なボンヌゾーの宗主、シャトー・ド・フェルの赤ワインです。アペラシオンは甘口の白ワインだけですから、このワインはアンジュのアペラシオンになります。
カベルネ・フラン100%で造られる濃密な味わいのワインです。木樽も使用しませんから、果実味の直球勝負なのです。ベリー系のフランボアーズなどの果実味は、ジャムやコンポジャムやコンポートのような濃密さ。隙が無いほどの密度感です。
2011年は、アルコール分は13.5%と、このアペラシオンでは糖度の高いヴィンテージ。タンニンや酸を含めた全体のボリューム感は秀逸。ここ数年来では一番かも。まだ香りや濃密さが表に出ていませんが、徐々に現れるはずです。口に含んでみるとそのポテンシャルの高さは解ります。
非常に難しい作柄の2007年。リリース直後は酸があまりに強く、痩せた印象があり扱いを控えました。夏場から秋口にかけて雨が多く、オフとされた2007年。しかし、名手フェルの遅摘みは困難を克服していたんですね。緻密さとバランスの良さを兼ね備えた素晴らしい出来映え。ただし手の内を明かすまで7年かかってしまいました(笑)。
これは熟成をした2001年です。
まず、強い還元臭が目立ちますが、時間をおって消えてきます。入れ替わるように丸い甘みが次第に現れます。カベルネ・フランらしいラズベリーの香りは明瞭で、古酒になる前の様相。酸はしっかり感じられますが、角が取れてひたすら伸びやか。解き放たれたかのよう。酸、タンニン、アルコールが熟成の結果新たな結び付きを始めたかのようです。酸化臭はなく、異次元の姿になりつつあります。
あと数年内には完全な古酒になる予感。
フェルの品質の高さをここにして断定出来ました(笑)。
そしてマスキュー初登場。南フランス コリウールの名門ドメーヌ・デュ・マス・ブラン。このドメーヌのワインはどれを飲んでも旨い!しかも、どのキュヴェも個性的。素晴らしい生産者なのです。
●『レ・プチ・パルセ』 2010年ドメーヌ・デュ・マス・ブラン フランス コート・デュ・ルーションA.C. 赤 750ml 1715円税別
名門パルセ家の過去と将来をオマージュして造られたのが『レ・プチ・パルセ』。
ブラインドでテイスティングした際、ありがちなグルナッシュのニュアンスがないのにビックリ。充実した果実味。はっきりとしたスパイシーで甘く深いベリーの香りと、コーヒーやカカオの優しく舌の上をざらつく舌触り。でも樽熟成はしていませんね。優良なパンドールにちょっと似ているが違う。塩辛さや海藻っぽさなどの野趣は心惹く味わい。アルコール分が13.5%とルーションの割に低いですから、ぶっきらぼうさがありません。まとまりの良いエレガンス。
うーん。
マスキュー定番のサン・シニアンのパン・デ・マルグリットにスタイルは似ていますね。
このワイン、セパージュはシラー70%、ムールヴェドル30%。木樽熟成しないためコート・デュ・ルーションA.C.を名乗るようですね。シラーとムールヴェドルの有り様に驚きがあります。
●コリウール 『ラ・リオーズ』2008年 ドメーヌ・デュ・マス・ブラン フランス ルーション赤 コリウールA.C.750ml 2229円税別
味わいは深いの一語。アルコール分は13.5%となっており、力づくでないところ秀逸。プチ・パルセと共通します。でも、スケールの大きさは口で表せないレベル。堂々としています(笑)。
グルナッシュ・ノワール50%、シラー30%、ムールヴェドル20%のセパージュ。グルナッシュが多いのですが、香りはシラーとムールヴェドルが支配し、グルナッシュはボリューム感を支えていると言えば良いかな?プチ・パルセ同様に塩辛さや海藻っぽさ血の香りが果実味に混じり、テロワールの特殊性を感じます。
あと大樽による熟成は樽香を引き出すと言うより、馴染みを良くし溶け込みを良くするためのもの。樽を使っているのが分かりません。もちろん今風に除梗して温度管理して醗酵していますが、液体の中身の膨大さは飛び抜けています。
マス・ブランのコリウールのレベルの高さは衝撃的です。ある意味到達点を見る思いなのです。
ちなみに南フランスの生産者に『マス』という名がよく使われます。家内が調べたところ『マス』はフランス語の『家』や『農家』の意味でプロヴァンスでよく使われるそうです。けっしてマスキューのマスとは違います(笑)。残念!?
以上6本の予定です!
いつも通り29日は17時から20時30分まで、30日は11時から20時30分まで行っておりますのでお手隙の時間にお越しくださいませ。ただし夕方から混雑が予想されますので、その節はお許しください。
皆様のお越しお待ちしております。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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試飲会のラインナップ決まりました! 2014july
Jul 22, 2014 by weblogland |
暑い中恐縮ですが、今回の赤はヘビーな本格派(笑)。でも軽いのもありますからご安心を!
まずはマスキュー定番のロゼ フリザンテ。先月はスペイン ヴァル・サンソの白フリザンテでご好評いただきましたが、ロゼもあります(笑)。たしか去年の試飲会でもだしましたが、今年も夏向きNo.1はこれかな(笑)?
●サンソ・テンプラニーリョ・フリザンテ・ロサード 2012年 ヴァル・サンソ スペイン ロゼ 微発泡 カステーリャ・イ・レオン V.D.T.750ml 1190円税別
マスキューの定番 ルエダのヴェルデホの名手 ヴァル・サンソが造るテンプラニーリョ100%のロゼ フリザンテです。
テンプラニーリョ100%のフリザンテなんか造っていたんですね(笑)。しかもロゼ。ガス圧は3気圧弱ですから可愛いものです(笑)。
味わいはひたすらフルーティー。直接圧搾法でつくられており、タンニンが感じられずテンプラニーリョの果実味だけを抽出しています。赤いベリー系の香りが鮮烈。雑味がなく明瞭で複雑さもあります。M.C.をかけて醸造したようなキャンディーっぽさもプラスに作用しています。
テンプラニーリョってこんなにフルーティーなのかと改めて気付かされます。
何気なくスイスイ飲めてしまいますが、ヴァル・サンソの高い技術を感じます。
残糖分は25g/Lほどですが、ベタつかない塩梅は絶妙。完全醗酵させると11%くらいのアルコール分になるワインを9.5%ほどのアルコール分に抑えるセンスは流石です。
スクリュー・キャップなので安心して保存出来るのもグッド。
カクテルやスプリッツァーにも向く、今風で都会的な味わいなのです。
フルーツを食べながら楽しむのも良いですね。
そして次は新入荷の白。イタリア シチリアの最新のワインです(笑)。
◯アンジンベ 2012年 クズマーノ イタリア シチリアI.G.T.白 750ml 1800円税別 ヴィノ・ロック
このワイン シチリアの気鋭クズマーノが造ります。クズマーノがシチリアに所有するフィクッツァ葡萄園で栽培されたインソリア70%、シャルドネ30%のアッサンブラージュ。シャルドネが入ることでインソリアの力を上手く制御してますね(笑)。液体の質感と香りの強さがベストマッチしています。桃や薔薇の香り、白い花の香りはデリシャス!ともすれば強くなりがちなワインとの折り合いの良さは秀逸。あと後味の切れ方がエレガント。口に残った果実味が実に美しいのです。シチリアワインの良さだけ取り出したかのようです。
きっと秘密があるはず!
テクニカルシートを取り寄せて早速研究です(笑)。
すると1ヘクタールあたり5000本の葡萄樹を植えています。乾燥農法の地とは思えない密植度です。
うーん。
畑の映像を見て納得。畑のすぐ脇に灌漑用の池があります。灌漑しているからこんな密植が可能なんですね。ただ1本の葡萄樹から採れる果汁はボトル1本ほどですから、灌漑する他の国と比べると1/4くらいの低収量!
旨さの訳がわかりました(笑)。
イノヴェーションの粋と生産者の心がワインにありますね。
あとボトルのキャップは最新のヴィノ・ロック。キャップシールを取るとスクリューキャップがあり、それを取るとガラス製の密栓がしてあります。ソムリエナイフ無しで開栓でき、カッコ良い斬新さに驚かされます(笑)。
時代は進歩しています。
次はまだ先々が想像できる優れたワイン。今年のコストパフォーマンス第一位赤ワインです!
●ペズナ 2006年 ドメーヌ・ド・フォンデュース 南フランス コトー・デュ・ラングドックA.C. 750ml 1389円税別
マスキューではキュヴェ・ジュリエットでお馴染みのドメーヌ・ド・フォンデュース。ラングドックのペズナにある優良ドメーヌ。しっかりと瓶熟成してからワインを出荷することで知られています。
近年のA.O.C.改編により、2011年産からラングドック・グラン・クリュを名乗ることが出来るようになりました。ラングドックの選ばれた地となった訳です(笑)。
ただし、このワインは2006年ヴィンテージですから、アペラシオンは通常のコトー・デュ・ラングドック。でもラベルを見ると昇格を見越してますね(笑)。
味わいもラングドック・グラン・クリュに相応しい筋のとおった熟成した味わい。抜栓後2、3日してからの方が旨味が増す質の高さ。出色の出来映えです。
そして、ひさびさのクラシック ブルゴーニュの登場!
●ブルゴーニュ ピノ・ノワール ヴィエイユ・ヴィーニュ 2012年 ドメーヌ・ド・ベレーヌ フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 2858円税別
ご存じニコラ・ポテルのドメーヌ・ワインです!ブルゴーニュのビオワインの泰斗。
私、実はニコラ・ポテル好きじゃないんです(ゴメンなさい)。しょっちゅう会社を設立したり、売却したり。ビオを謳い文句にしながら、経営理念が奔放なインチキ臭いヤツだと思っていました(ホントにゴメンなさい。)。
でもですね。飲んでみると旨い!
昔、初めてパランのワインを飲んだ感激を思い出しました。ジャン・グロと並び称された先代の頃のスタイルですね。
最後は、暑い中恐縮なのですが、おもーいモンスターの登場です(笑)。唸る出来映えですからお許しを!
●シャトーヌフ・デュ・パフ 2010年 ドメーヌ・グラン・ヌヴェール フランス ローヌ 750ml 4285円税別
このシャトーヌフ・デュ・パフのドメーヌを経営しているのはアラン・ギョーム。昨今パーカーポイントで100点を取ったスター生産者です。(ちなみにこのキュヴェは93点だそうです。)ネゴスもやっており、こちらは『ヴィノーブル・アラン・ギョーム』の名前でローヌワインを手広く生産販売しています。割りと自分でワインを造るネゴシアンとして評価も高く、マスキューではラストーがお馴染みですね(笑)。
今回仕入れたのはギョームの本丸(笑)のシャトーヌフ・デュ・パフ。やはり2010年は素晴らしいからです(笑)。
過熟ではなく完熟の状態で潜在アルコール分が17%!
モンスターですね(笑)。
でも飲むと実際のアルコール分15.04%の高さを感じません。あと残糖分が32.3グラム/リットルもあるのですが、これもわかりません(笑)。糖分をマスキングするほどの酸とグリセリンがあります。理論値限界まで上がった糖度に無理を感じない不思議。ある意味ヴィンテージの完璧さがモンスターぶりを隠していますね(笑)。
以上5本!
後半はちょっと重いかな(笑)?
いつもより1本少ないですが、オマケがでるかも(笑)?
いつも通り25日(金)は17時から20時30分まで、26日(土)は11時から20時30分までやっておりますので、暇をみてお越しくださいませ。暑いので夕方集中しそうですが、混雑の折りはお許しを!
お待ちしております。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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来週の金曜、土曜日はマスキューの試飲会です(笑)。
Jul 18, 2014 by weblogland |そんな中先日はビックラこきました。
いつも試飲サンプルを取り寄せじっくり飲んで試飲会に出すかどうか決めます。ですから、インポーターさんにそのゆえを伝えて、バラ発注したり、通常の荷物に混ぜて送ってもらいます。
ところが、いつも通りにサンプル取り寄せをした際、なっ、なんとサンプルのワインがケース単位で届きました!
どっひゃー!
只じゃないんだから!
どーすんの?
美味しければ結果オーライですが、今までそんなことはありません。
久しぶりに驚かされました。
笑うに笑えない。ホント。
簡単に送り返すのも何だし…。
うーん。
試飲会に出せなかったら『見合う価格で売る』しかないかも?
こんなことあるんですよね(笑)。
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