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明日はマスキューの店内試飲会
Jan 24, 2014 by weblogland |さっき家内と話しました。
私「明日は何が一番人気かな(笑)?」
家内「うーん。マスキューの場合一番人気と一番売れるワインが微妙に違うから難しいね(笑)。」
私「たしかに!数売れるのはライオン・クリークのカベルネ・ソーヴィニヨン シラーズに違いないだろうけど。マニアックなワインファンはまた違うんだよね(笑)。」
家内「そーなんだよね(笑)。私はなんと言ってもレジーナ・ディ・フィオーレには驚いて貰いたいな(笑)。」
私「品が良くて美味しいよね。発見がある。みんなナシェッタ種なんか知らないはずだしね。かく言う我々だって知らなかった(笑)。」
家内「そうそう(笑)。そういう変わった面白いワインに好奇心を向けて欲しいよね(笑)。」
私「新しいことを経験することは楽しいことだよね。なんか得した気分になる(笑)。マスキューのお客様も好奇心に素直な方が多いから、楽しんでいただけたら良いよね(笑)。」
家内「売れるともっと良い(笑)。」
私「足りなくならない程度に売れてくれたら、もっと嬉しい。途中で売るワインが無くなるとストレス感じるんだよね。」
こうして『取らぬ狸の皮算用』をしています。明日が楽しみです(笑)。
お待ちしております。
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1月25日マスキュー店内試飲会ラインアップ
Jan 21, 2014 by weblogland |
まずは新春らしくロゼの泡でスタート!
◯ヴァルディヴィエソ ブリュット・ロゼ N.V.チリ 発泡性 ロゼ 750ml 1125円税込み
マスキュー最安値のスパークリングワイン ヴァルディヴィエソのロゼの登場です(笑)。
セパージュはシャルドネ60%、ピノ・ノアール40%。ピノ・ノアール由来のラズベリーやフランボアーズの香りがチャーミング。
白のブリュット同様、グビグビと何も考えずに鯨飲できます(笑)。
でも、シャンパングラスに苺などの赤い果実を沈めて飲めば高級品に様変わり(笑)。お手軽で幅広い使い勝手はなかなかのもの。
T.P.O.にはまれば力を発揮すること間違いありません。これもワインの価値なのです(笑)。
●ライオン・クリーク カベルネ・ソーヴィニヨン シラーズ 2011年 ネイピア・ワイナリー 南アフリカ 赤 ウェリントン 750ml 990円税込スクリュー・キャップ
1989年にケープタウンに近いウェリントンに設立されたワイナリー。オーナーはイギリス人のマイケル・ラウブザー氏。
協同組合所有の40ヘクタールの畑を購入。その後ボルドー品種を中心に、人力で管理しています。
基本的にはクラシックなボルドーの作法を踏襲しながら、最新の低温管理設備を備えるネオ・クラシックなワイナリーです。
醗酵温度は25℃と低く管理されます。凝縮された果実味をとても上手に抽出しています。無駄な雑味がないのが秀逸、崩れない構造の良さにびっくり。
カベルネらしさにシラーズのスパイシーさとベリ―っぽさがバランスを上手く取っています。
そういえば、重厚な味わいからネイピア・ワイナリーのトップ・キュヴェは「ケープタウンのラツール」などと高く評価されました。日本では漫画雑誌『神の雫』」にも取り上げられましたね。
この『カベルネ・ソーヴィニヨン・シラーズ』はネイピア・ワイナリーのスタンダード・キュヴェ。一番安いワインです(笑)。でもこのワイナリーの中では一番コストパフォーマンスが高いかと。
そして嬉しくて悲しいお知らせです!?
●シノン トラディション・グラーブ 2011年 ドメーヌ・シェネ フランス ロワール 赤 750ml 1695円税込
となりました!
フランス ロワールのドメーヌ・シェネことパスカル・ランベールのシノンが大幅値下げです。
今まで2220円税込で販売していましたが、今回なんと、1695円税込にてご提供いたします!
なんで今まで高かったんだ!とおっしゃらないでくださいね(笑)。
実はインポーターさんが扱いを止めるため在庫限りの大特価となりました。
う~ん。
複雑な気分です。
家内ともどもこのワインのファンでして、マスキューの定番アイテムとして売り続けていました。たしかにちょっと高いレンジのワインですが、優良なシノンとして恥ずかしくないワインです。このワインが無くなるのは、実に悲しいのです。
やはり、いくら良くとも売れ行きが悪いのはダメですね。ワインは飲まれてナンボ。
最初からこの値段にすれば売れたのに…。でも1695円だとインポーターさんの採算が取れなければ仕方ありません。
在庫限りです!
●ブルゴーニュ キュヴェ・スペシャル 2000年 ルモワスネ・ペール&フィス フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3240円税込み
ルモワスネのブルゴーニュA.C.のトップ・キュヴェ。ルモワスネのラインナップからすると『ルノメ』の上のクラスです。
味わいは素晴らしく、変な村名より上(笑)。熟成していますが、まだまだ力があります。まだピークの入り口ですから先が楽しみです。
この『キュヴェ・スペシャル』はサヴィニ・レ・ボーヌの村名クラスがアッサンブラージュされているようです。長い熟成に耐えうるワインを選んでいますね。もちろん造りはクラシック。今風の除梗したワインではありません。非除梗ならではの熟成の高みは、ピノ・ノアールの知るべき姿なのです。
家内曰く『静謐』なのです。
そして今年初のトリを飾るのがイタリアの斬新な白ワイン
◯レジーナ・ディ・フィオーリ 2012年 セッラ・ディ・フィオーリ イタリア 白 ピエモンテ ランゲ・ナシェッタD.O.C.750ml 2610円税込
イタリアの銘醸地ピエモンテ バルベラの名手ブライダとバルバレスコ、バローロの名門フラテッリ・ジャコーザが共同で運営するワイナリー『セッラ・ディ・フィオーリ』。飲んでみると驚きのフローラルさ!
造りが低温管理されたステンレス・タンクによるところが大きいのは確かなのですが、信じられないフローラルさ。まるで7月初旬に一斉に咲く高山植物のお花畑にいるかのようです。赤、白、黄色等の可憐な花花が目に浮かび、その中にいるかのよう…。これが単一品種なのは信じられません。
このワインはナシェッタ種100%で造られています。ナシェッタ種なんて聞いたことありませんよね(笑)。
以上5本にてお待ちしております~。
時間はいつも通り、14時から20時30分まで行っておりますので、おてすきのお時間にいらしてくださいませ。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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マスキュー店内試飲会のワインを並べました
Dec 21, 2013 by weblogland |いつもながらこれが楽しい(笑)。売れるともっと楽しい(笑)。

実は今回ちょっと不安があります。インポーターさんの配送は22、23日とありません。そうなると21、22、23日の3日間ワインの補充ができません。マスキューは営業してますが、インポーターさんは休みな訳です。あと業務用のレストランのお客様はトップ・ギアでフル回転です。
そうなると、必ず品切れや欠品が出ます。
うーん。
毎年のこととはいえ、悩ましい時期でもあります。
とくに試飲会に出すワインをレストランさんが気に入って使っていただいた場合は、パニックに陥ること必至。
どのワインかは明かせませんが、今私はドキドキしてます(笑)。レストランでこの時期ツボにはまるとあっという間にワインが無くなります。
もちろん試飲会にいらっしゃるお客様も良いワインは見逃しません。今回は年越しワイン探しとなりますから、いつもより買われる本数も増します。
あー!
足りなくなったらどうしよう?
売れる前から悩んでる私は只のおバカさんでしょうか(笑)?
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桝久 試飲会のラインナップ決まりました!
Dec 18, 2013 by weblogland |
まずはお買い得のスペインの白!
◯モセン・ルエダ 2012年 ボデガス・アンターニョ スペイン ルエダD.O.白 750ml 1165円税込
スペイン王室御用達のワインです(笑)。
オーナーのホセ・ルイス氏は言わばスペインのレストラン王のような人。国王ともお友達と言うことらしいです。その流れでスペイン セレブ御用達でもあるようです。
そんなビジネススタイルを良しとしないマスキューでは、人しれずひっそり売られていました(笑)。
ヴェルデホにヴィウラをアッサンブラージュしたフレッシュでフルーティーなワイン。
わりと美味しいのです。
爽やかな花の香りとふっくらしたボディーのバランスがとてもグッドなのです。ルエダですとあの切れ味鋭いヴェルデホにとどめを刺しますが(笑)、似ているが違うスタイルとして重宝なワインなのです。このワインを飲んで不味いと言う方はないはずですし、使い勝手が幅広いのでレストランなどの業務用アイテムとしては最適なワインです。しかもラベル・デザインもかっこいい。
マスキューでは通常1395円税込で販売しておりましたが、この度なんと1165円税込の大特価にて販売いたします。在庫限りの価格ですので、品切れの節はご容赦くださいませ!
そしてアルザス・ワイン・ファンの為のワイン
◯エメシュテンツ エーデルツヴィッカー 2012年 ドメーヌ・エメシュテンツ フランス 白 ヴァン・ダルザス エーデルツヴィッカーA.C.750ml 1770円税込
『エーデルツヴィッカー』は数種類の品種をブレンドしたアルザス・ワインの特定名称です。基本的にアルザスでは、単一品種での製品が多いのであまり見かけないワインです。
このワイン、特級畑『シュタイングルバー』の下部の畑。シャスラ60%、シルヴァネール25%、リースリング10%、ゲヴァルツトラミネール5%のセパージュ。シャスラを60%とはかなり珍しい!更に面白いのは、シャスラとシルヴァネールが混醸されます。そして、リースリングとゲヴァルツトラミネールをブレンドしてガラスコーティングしたタンクで6ヶ月熟成後、2~6ヶ月瓶熟成してリリースされます。
溶け込みの良さと複雑さ、ディテイルが明瞭な点秀逸ですね(笑)。
シャスラ由来のライム香、リースリング由来のレモン、グレープフルーツの香り。ゲヴァルツトラミネールらしいハニーな薔薇やライチの香りのハーモニーには心惹かれます。言わばアルザス・ワインの美点の総集編(笑)。アッサンブラージュのセンス・着眼点の良さを感じます。
●メメント ネグロ 2008年 ボデガス・ルーアン スペイン プリオラートD.O.Q.赤 750ml 1680円税込み
あのラファージュさんがプロデュースするボデガス・ルーアンがなんと!プリオラートのワインをリリースしました!ちょっとややこしいのですが、フランス資本のボデカス・タイにつくってもらったようです。
当店ベストセラースパニッシュワイン『メメント』の最上級キュヴェ『スーパー・メメント』として3000本のみのリリースです。日本には1800本が入荷しました。
セパージュはカリニェ40%、ガルナッチャ35%、メルロ25%とフランス品種のメルロが入ってるところがミソです。昔のガルナッチャ中心の構成とはちがいますね。ところが味わいはまさに極上のプリオラートの味わいが…。バリックで24ヶ月の長い熟成期間は果実味にプラスにしか作用しません。驚きの凝縮感が存在します。
ブラックチェリーやプラムが、ジャムやリキュールのように凝縮された香りに圧倒されます。深くどこまでも広がる味わいは、まさにグレートワイン!余韻の長さも普通じゃありません。プリオラートらしい強靭な果実味。
『スカラ・ディ』でプリオラートのワインにはまって以来、久しぶりの感激です(笑)。いまではとんでもない価格になり、高嶺の花となったプリオラートのワイン。
また飲めるとは!
感動があります。
●『チェリージ』2009年 ヴィーニャ・ガリアルディ イタリア マルケI.G.T. 赤 750ml 2160円 税込み
皆さん『チリエジョーロ』ご存知ですか?
イタリア、マルケ州などの中部イタリアにある廃れた葡萄品種です(失礼!)。『チリエジョーロ』はチリエージァ(さくらんぼ)に由来する名前で、大きな粒と薄い皮が特徴。もともとトスカーナが発祥でサンジョヴェーゼの補助品種ともなっているようです。ただ人気が衰退し、1990年時点の作付け面積は僅か5000ヘクタールしかないようです。今は2013年ですから、もっと減っているかも知れません。忘れさられそうな地場品種です。
造るチャレンジャーはヴィーニャ・ガリアルディ。ヴェルディッキオ・ディ・マテリカの名人。マスキューが惚れ込んだ『マッカニャーノ』の生産者です。
一年の木樽熟成を経てリリースされ、味わいは濃密!ネットリとした液体からブラックチェリーの砂糖浸けのような強烈な香りが漂います。アマレットや苔、キノコ、腐葉土などの香りの総量は衝撃的。ピノ・ノアール的ではありますが、品行が真逆です。
うーん。
こんなワインがあるのですね!
ワイルド・ピノ・ノアール?
じつはこのワイン、平均樹齢35年で1ヘクタールの畑から3000本しかつくられません。まだまだ商業ベースにはのっていませんね(笑)。
とことん尽力して造られたグレートワインですから、今後見守りたいワインなのです。
あっと驚くこと請け合いなんですが(笑)。
好奇心を刺激するワインです。
好みの別れるワインだと思いますが、見合う造りのワインであることは保証します(笑)。
彼の地でピノ・ノアール造りに腐心するより、遥かに健全で、心意気を感じてしまいます。
さて、今年の試飲会の最後を飾るのはイタリアのグレートワイン2本です!
キックインサイドの一撃なのです(笑)。
●『オピドゥム』2008年 チウ・チウ イタリア 赤 I.G.T.マルケ・ロッソ 750ml 2880円 税込
チウ・チウのトップセレクション。良い年のみ造られます。
間違いなく、今風の頂点ですね。
言葉を失う圧倒的な凝縮感。グレート・ワインと言っても良い出来のキュヴェ『ゴティコ』の、一歩上ゆくグレート・ワインなのです(笑)。
モンテプルチアーノ種100%で造られ、30%はバリック、70%は1000リットルのフレンチ・オークの大樽で12ヶ月熟成されます。
●サグランティーノ・ディ・モンテファルコ 2006年 アダンティ イタリア ウンブリア州 赤 D.O.C.G・750ml 3510円税込み
ウンブリアの至宝サグランティーノ・ディ・モンテファルコ。作り手はトップ生産者として評価の高いアダンティです。
3000リットルのオーク樽で28ヶ月熟成後12ヶ月以上の瓶熟成をして出荷されます。クラシックなリゼルヴァ以上の規格です。
驚くほどの生命力があり、あと最低でも5年、10年後の成長が期待出来るグレート・ワインです。
以上6本にて今年度は打ち止め!
12月23日はいつも通り14時から20時30分まで開催しておりますので、ご都合の良い時間にお越しくださいませ。
お待ち申し上げます。
桝久商店 岡本利秋・昭子
>> ワインのマスキューの場所
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今月の試飲会は12月23日月曜日となりました!
Dec 08, 2013 by weblogland |そんな訳で12月のマスキュー店内試飲会は23日の月曜日となりました。
いつもより1週間早いですから、今ラインナップを決めるのに大わらわ。多量のサンプルに囲まれ、プレッシャーと喜びとあい半ば(笑)。
この時期はワインの繁忙期でもありますから、新しいアイテムの入荷が集中します。かと言って良いワインは限られていますし、マスキューに合うワインもしかり。なんでもかんでも入れれば良い訳ではありませんから、勢い試飲する量も増えます。もう、試飲会に通える時間的余裕はありませんから、今までの経験と勘が頼りです(笑)。
あと、欠品との戦いでもあります。
人気のあるワインは欠品したくないのは本音ですが、そうは問屋は卸さない(笑)。ですから、インポーターさんの在庫を常に頭に入れないとイケマセン。良いワインはあっという間に無くなることがありますから、油断大敵です。
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明日11月30日はマスキュー店内試飲会です(笑)。
Nov 29, 2013 by weblogland |
セラーの前の棚は明日のワインでぎっしりです。届いた段ボール箱を開け、新しいワインを並べるのは快感なのです(笑)。もちろん通関検査で箱は一度開けられて、中味を確認してから出荷されますが、届いたばかりの段ボールを開ける時、箱の中に現地の空気がまだ残っていて、現地の匂いがするような錯覚を起こします(笑)。
私「よーし。よーし。よく届いたね(笑)。優しく並べてあげるからね。」一歩間違うと危ないおじさんです(笑)。
家内「長旅のホコリをはらって綺麗にしましょうね。」こちらも劣らず危険な香りが(笑)…。
さて、明日はどなたがみえますか?頭の中ではシュミレーションが進みます。
私「濃密で抜けが良い『ジュテーム』は皆さんの目を引くワインだよね。」
家内「私の愛する『チャコリ』はどうかな?きっとKさんは賛同してくれるハズ!」
私「うーん。『チャコリ』は売れても売れなくてもいいんじゃないかな(笑)。扱うことに意義がある(笑)!」
家内「そうね(笑)。あまりにマイナーだもんね(笑)。でも、解ってくれる人が一人でも増えたら嬉しいな(笑)。」
私「モントナールのルガーナ足りるかな?味わいの良さは鉄板だからね。」
家内「モントナールのルガーナはあとで補充が効くけれど、リカゾリの『カンポチェーニ』は在庫のみだから、ちゃんとその旨伝えないとね。」
私「最後に出すチウ・チウの『ゴティコ』とアダンティのモンテファルコ・ロッソはみんなビックリするだろうな(笑)。」
家内「価格が手頃なのがイイね。今年のホームランになるかな(笑)?」
皆さんのお越しお待ち申し上げます。
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2013年11月30日マスキュー店内試飲会のラインナップ
Nov 25, 2013 by weblogland |遅くなりましたが、ようやく決まりました(笑)。

まずは先日マスキューにご夫婦でお越し下さった、イタリアワインの生産者モントーナルの白ワインです。
〇モントーナル・ルガーナ2011年 アジェンダ・アグリコーラ・モントナーレ イタリア ロンバルディア ルガーナD.O.C.白 750ml 1770円税込み
イタリア ロンバルディアの白ワインです。
味わいはまさにネクター。桃や柑橘類の果肉だけ搾ったかのようです。余分な雑味がなく、ふくよかなこと、この上ありません(笑)。翌日になるとはっきりしたミネラルを感じますが、冷やして飲むと、驚くほどのピュアネスなのです。
うーん。
こんなワインがあったとは!
目を開かされるワインです(笑)。
このワイン品種はトレビアーノ ルガーナと言い、世にいうトレビアーノです。???トレビアーノって、こんなに果実味豊かだっけ?
そーなんです。
この品種じつはトレビアーノとは別物。
経験的にトレビアーノというとアロマチックな印象はありません。安いワインや補助的に使われるイメージでした。
生産者のモントナーレは葡萄の皮がもつハーブ系の香りを避けるためにスキンコンタクトを一切行わないようです。一気に圧搾・搾汁するようです。一晩低温で澱を沈めたあと、上澄みのジュースだけを自然酵母で低温発酵。発酵後はシュール・リーの状態で6ヶ月間熟成、そして一週間に一度撹拌させます。全ての過程はステンレス・タンクで温度管理しながら行われ、マロラクティック発酵は基本的には行わないようです。雑味の排除と多量の酸の角を取ることに腐心しています。
ここに造り手の意図があります。
もちろん原料となる葡萄が良いことが前提ですが、この点抜かりがない(笑)。
現行の2011年を先日から飲んでいますが、10日経っても飲める品質の良さにビックリ!
ただ者ではないワインなのです(笑)。
そしてスペイン バスクの珍品(笑)チャコリの登場です。家内イチ押しの変な白ワインなのです(失礼!)
〇『エウケニ』 チャコリ 2012年 アルトマーニャ・チャコリ スペイン バスク チャコリ・デ・アラバD.O.750ml 1980円税込み
このチャコリは非常に爽やかで飲みやすく清涼感に溢れたワインですから、バスク地方の豊富な魚介類に欠かせないワインとなっています。シードル的な白ワインとでも言えましょうか。
ただワインの性格上バスク域内で一年の内に消費されるサイクルに沿った生産がされますから、域外には出ない訳です。またワイン自体が安定していませんから、当然輸出には向かないこともあり、知る人ぞ知るワインとなっています(笑)。
今までは現地のお土産か高価な稀少品としてしか味わえなかったチャコリ。
ようやく手の届くチャコリが日本に輸入されるようになりました!
斬新なボトルやラベルデザインに生産者の意欲を感じます(笑)。
さて次は、マスキューでは珍しい有名スターの登場です(笑)。
●『カンポチェーニ』2011年 バローネ・リカーゾリ イタリア 赤 トスカーナI.G.T. 750ml 1420円税込み スクリュー・キャップ
キャンティーの大御所 バローネ・リカーゾリが造る洗練された赤ワインです。
このワイン メルロー70%、サンジョヴェーゼ20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%。醗酵は12~16日かけて、24~27℃に保たれ行われます。熟成は80%がオーク樽、20%がステンレス・タンク。
飲んだ第一印象は、柔らかさと雑味の無さ。樽由来のフレーバーが邪魔にならず、滑らかさに繋がっています。メルロ由来の赤い果実にはフレッシュネスが伴い、サンジョヴェーゼらしい酸味が纏まりとワインの特徴となっています。センス良いですね(笑)。
もちろん今風の飲みやすいワインですが、育ちの良さを感じます。
この『カンポチェーニ』はリカーゾリのラインナップではいわゆる普及版なのですが、ありがちな下品なパワー全開のワインではありません(笑)。キャンティー本来のエレガントなスタイルを受け継いだ遺伝子を感じます。
コンセプトとテロワールがあります。トスカーナらしさがあるのです。
基本的に価格の高いリカーゾリですが、今回は現物限りの特売品です。
お見逃しなきよう!
そして、マスキューの隠し玉の登場です(笑)。数がなくて今までひっそりと売っていました(スイマセン)。
●『ジュテーム』2011年 ドメーヌ・バサック 南フランス 赤 コート・デ・トングI.G.P. 750ml 1770円税込み
ドメーヌ バサックはラングドックの平野部のピュイサリコンという小さい村にあります。なんでも150年前まではマールを生産していたそうです。鉄道の開設により、遠方へのワイン販売が可能になり、ワイン生産を開設したそうです。
現在は1989年生まれの9代目ルイさんが主になってドメーヌを切り盛りしています。マスキューではルイさんに代が変わる前からドメーヌ・バサックを扱っていますが、ワインの質が確実に良くなっています。今までは自然に有機栽培をしていたような感じだったのが、意識が高まり更に品質の向上に努めている変化があります。キメの細やかさ、ムラのない濃度感、広がりと奥行き。グレードが上がっています。代替わりで失速するドメーヌが多いなか、きっとルイさんは素晴らしい跡取りなのでしょうね(笑)。このまま行けば南フランスのスターになるはず。
実はそんなルイさんの奥様は、なんと日本女性!
来日が待たれますね。
そして、この『ジュテーム』は愛する奥様の日本のために造られたスペシャル・キュヴェ!
旨い訳です(笑)。
カベルネ・フラン40%、グルナッシュ40%、シラー20%のセパージュ。新樽で10ヶ月の樽熟成されます。
芳醇で濃厚。でも、有りがちな力づくではありません(笑)。新樽を使っているのが解らないほど充実した果実味。赤や黒の果実の織り成す様は見事!明瞭さはこの地域では経験したことがないレベルです。南フランスの今風ワインの到達点と言うべき出来栄えです。
しかも、価格は良心的(笑)。
前回入荷した時は、あまりに数が少なかったため宣伝せずに店頭で販売していましたが、ワイン・ハンター(笑)に見つかりあっという間に完売してしまいました。
お見逃しなく、是非お試しを!
さて、これからクライマックス!
キック・インサイドの中部イタリアの赤ワイン2連発です(笑)。
●モンテファルコ・ロッソ2009年 アダンティ イタリア ウンブリア州 赤 モンテファルコ・ロッソD.O.C.750ml 1980円税込みウンブリア州は、中部イタリアで海に面さない『緑の心臓』と言われています。サッカーのペルージャのあるところと言えば、皆さんご存知ですね。
このワインはサンジョヴェーゼ70%、サグランティーノ15%、バルベーラ5%、メルロ5%のセパージュです。かなり複雑。
造りは手摘みで収穫後破砕・除梗 28℃に管理されたステンレス・タンクでアルコール醗酵します。そして3~4週間醪のまま果皮浸漬後、オークの大樽で12ヶ月熟成させます。
飲んだ印象は、まず非常にクリア。赤いベリー系果実が複雑でしかも明瞭。色も割と薄く、ちょっとピノ・ノワール的。もちろん力強さがあり、芳香のパワーと伸びやかさにビックリ。タンニンが強いにも拘わらず雑味もありません。
クラシックな、全房醗酵したピノ・ノワール的な佇まいとでも言えましょうか。
時間が経つと白い花やミネラル、ハーブのニュアンスが出てきます。ちゃんとしたレストランで食事に合わせたくなります(笑)。
実に良く出来ています!
しかも手強い(笑)。
モンテファルコ・ロッソと言うとモンテファルコ・サグランティーノの弟分と思っていましたが、大間違い(笑)。モンテファルコ・ロッソはサンジョヴェーゼに真骨頂がありました。もちろん他の品種の手助けは必要なのですが、これほどまで華やかなワインが造られることに驚きがあります。
好奇心を刺激する逸品なのです。
●『ゴディコ』2009年 チウ・チウ イタリア マルケ州 赤 ロッソ・ピチェーノ・スペリオーレD.O.P. 750ml 1980円税込み
ロッソ・ピチェーネ・スペリオーレD.O.C.と言うと本で調べても中々記載されていません(笑)。2011年にD.O.C.G.に昇格したオッフィーダと重なるD.O.C.です。
このワイン、セパージュはモンテプルチアーノ70%、サンジョヴェーゼ30%。5000リットルのオーク樽に12ヶ月熟成後6ヶ月瓶熟成して出荷されます。
とにかくタンニンと果実味の有様は立派(笑)。酸もしっかりありますから、構造が頑強。抜栓後何日経っても、崩れない崩れない。旨味の厚みが分厚いことに驚きがあります。
味わいの芯は黒いベリー系の果実です。軽めのモンテプルチアーノ・ダブルッツォのラズベリーの味わいとはまるで違った印象です。そして、香り立つと言うより液体の味わいに溶け込んでいる感じです。いわゆるクラシックなイタリア・スタイルです。口の中で旨さを感じるワインなのです。そして、その旨味も膨大(笑)。
樽香はでしゃばらず、あくまで脇役。スパイシーさ、チョコレートっぽさを演出するに留まっています。
この『ゴディコ』はチウ・チウの中でミドル・レンジのワインなのですが、造り手の尽力・意図・意思を感じる素晴らしくコストパフォーマンスの高いワインとなっています。
まるで、アマローネしたモンテプルチアーノを連想させる力強さは驚きです。
以上6本です!
いつも通り14時から20時30分まで行っておりますので、ご都合のよろしい時間にお越しくださいませ。
ご来店お待ちしております。
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今日はボジョレーヌーボーの解禁日
Nov 22, 2013 by weblogland |今年はやはり糖度がいま一つ上がらなかった分、酸が強いですね。でも、リンゴ酸ですから冷やすと冴えます。ちょっと冷やして飲むには良い塩梅かと。
ところで来週の土曜日(11月30日)はマスキューの店内試飲会です。先週から我が家では常に5本くらいのワインが開いた状態。次から次にテイスティングしなくてはならないワインが待ってますから、毎日2本は入れ代わりで新しいワインが追加されます。そんな訳で常に5本が開いている状態が続いています。
そんな甲斐あって、今日だいたい決まりました!
あー、良かった。
もちろん先日ご夫婦で来店して下さったモントナールの『ルガーナ』は外せません(笑)。あとは、新着の中部イタリアのワインが中心となります。南フランスのワインも1本入りましたっけ。
今回はコストパフォーマンスに優れたヘビー級の赤ワインが出ますから、期待していてくださいね(笑)。
詳細は後ほどホームページで発表しますから、しばしお待ちください。
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一番早く売り切れてしまいました!
Nov 19, 2013 by weblogland |ティニ・マルケ IGT 2013年 『神』ガロフォリが造るノヴッロです。
です。
実は、他のノヴェッロと比べると価格が高いので、「どうかな?」と心配していました(笑)。
ただ、圧倒的に美味しいので、一度飲んだ方のリピートが多かったでした。いわゆる初物は一度口に入れれば良しとしがちです。ボジョレーなんかその典型ですよね(笑)。まあ、それはそれでビジネスモデルでもありますから、否定はしませんが…。でも、「美味しいからもう1本ください!」って言われたいんですよね(笑)。
まずい物を、初物で売れる事に胡座をかいているとしたらプライドが許せない(笑)。やはり、「あれ美味しかったよ。」と言われたい(笑)。
かつてボジョレー・ヌーボー全盛の頃マスキューも沢山売ってました(笑)。でも、味わいより価格が優先する商品ですから、力のある大型店には勝てません。そうなると美味しいワインしかありません。基本的に、美味しいワインは沢山造れませんから、逆に我々が扱うのにはちょうど良いのです。
あと、美味しいワインを求めるお客様が増えたような気がします。知的好奇心とワインの経験値の結び付いた方が増えました。
サボっていると見透かされます(笑)。頑張らなくては!
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ノヴェッロのとミニ試飲会
Oct 31, 2013 by weblogland |今晩から一本ずつ飲むか?
それとも、今週末にマスキューのカウンターでお客様とミニ試飲会をするか?
どうしましょう?

私「とりあえず並ぶとホッとするね(笑)。」
家内「そうだよね。今年は収穫がズレ込んだみたいだから、解禁の早いノヴェッロの入荷はタイトなスケジュールだったんだろうね。」
私「そうそう。ボジョレーも通関が間に合わないワインが出そうだよ。今日あるインポーターさんから連絡があった。」
家内「2011年みたいに一ヶ月も収穫が早まることがあったり、地球規模で気候が変動してるのかな?」
私「ところでノヴェッロいつ飲もうか?」
家内「せっかく3種類あるんだから、比べてみたいね。」
私「それじゃあ、今週末の金曜日辺りに3本いっぺんに開けてみようか?ワインのお客様も金曜日だから増えるしね(笑)。」
家内「いつもだったら私達が先に確認してから売るけど、みんなで確認しあうのも良いね(笑)。」
私「そうそう(笑)。何も解禁日の今日飲まなくたって良い訳だもんね。ご利益が減るもんじゃない(笑)。ワイン好きが今年もワインが出来たことを感謝して、作柄をあれやこれや語るのが楽しい訳だもんね(笑)。」
そんな訳で今週の金曜日・土曜日にマスキューにて、今年のイタリアの新酒をティスティングしましょう!
ご都合よろしければ、ご来店くださいませ。
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明日はマスキューの店内試飲会です。
Oct 26, 2013 by weblogland |でも、天気はかなり悪そうです。台風はそれかかっているようですが、巨大台風ですから影響がないはずはありません。
危ないですから、わざわざ無理にご来店されないでくださいね。ワインは無くなりません。でも、天気が回復したら、ご来店ください(笑)。
今回のメインテーマは『ソーブレ・リアス』の比較試飲です。このワインは手がかかるだけあって年間4000本しか造れません。畑も樹齢の高い限られた畑です。ハビエルさん渾身の白ワインなのです。二年前にハビエルさんがマスキューに来て下さった時、『ソーブレ・リアス』に対する深い愛情を感じました。あとハビエルさんの人柄に惚れました(笑)。「こんな真面目なスペイン人がいるんだ!」と(笑)、家内共々大ファンになりました。
今年の1月の試飲会で2008年と2011年を比べた際、驚くべき熟成能力にはビックリ。
今回遡って2010年がスポット入荷しましたので、この際徹底的に『ソーブレ・リアス』を研究しましょう(笑)!
不思議な力をもつ深淵なワインなのです。
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試飲会のラインナップ - 2013年10月
Oct 22, 2013 by weblogland |
まずはスペイン ルエダのヴェルデホでマスキューの定番ヴィーニャ・サンソのロゼ フリザンテです。ガス圧は2.9、テンプラリーニョ100%で造ったあっと驚くフレッシュネス。
大日本ロゼワイン普及協会会長の家内一押し!
〇直接圧搾法でつくられており、タンニンが感じられずテンプラニーリョの果実味だけを抽出しています。赤いベリー系の香りが鮮烈。雑味がなく明瞭で複雑さもあります。M.C.をかけて醸造したようなキャンディーっぽさもプラスに作用しています。
テンプラニーリョってこんなにフルーティーなのかと改めて気付かされます。
そして、ヴィニャ・サンソの看板白ワイン『ソーブレ・リアス』の2011年と2010年の比較試飲です。
今年1月の試飲会で2008年と2011年をやりました。『ソーブレ・リアス』の深淵さはご記憶に新しいかと。また、先日2011年を飲みましたがブルゴーニュっぽかった味わいに黄色の熟した果実のニュアンスが出ていました。更に熟成の進んだ2010年と比べます。
〇ヴィーニャ・サンソ 『ソーブレ・リアス』 2011年 ヴァル・サンソ スペイン 白 ルエダD.O. 750ml 2010円税込み
〇ヴィーニャ・サンソ 『ソーブレ・リアス』 2010年 ヴァル・サンソ スペイン 白 ルエダD.O. 750ml 2010円税込み
すっかりマスキューの定番となったヴァル・サンソがつくるルエダのヴェルデホの最上級銘柄です。
このワイン、ルエダのセラード村にある2.76ヘクタールのフィロキセラの被害を免れた樹齢100年以上の単一畑『ロスポブレ』の葡萄で造られます。
そして造り方がユニーク。まずステンレスタンクにて野性酵母でアルコール発酵し、一旦ワインと澱を分離します。そして500リットルくらいのフレンチオークの新樽にワインと澱の上部を半分ずつ入れます。そして毎日のようにワインを観察しながらバートナージュ(撹拌)し、一年間熟成させます。
当主のハビエルさんがマスキューに来店した時に熱く語ってくれました。
私「SO2はいつ添加しますか?」
ハビエルさん「最後の瓶詰めの時だけです。」
私「えー!凄い管理能力ですね。信じられません。」
ハビエルさん「ですから毎日私が樽のバートナージュしながら変化がないか注意しています。(笑)。」
私「ところでこれほどまでにシュール・リーにこだわる理由は何故ですか?」
ハビエルさん「シュール・リーをすることにより酵母の細胞膜が壊れます。その結果プロ・サッカリンとタンパク質が中から出てきます。」
私「それは味わいにどんな作用をしますか?」
ハビエルさん「甘く感じます。複雑さに繋がります。」
そして更にハビエルさんの造る赤ワインと畳み掛けます(笑)。
●リオハ ラクリムス・レックス 2010年 ヴァル・サンソ スペイン リオハD.O.赤 750ml 1320円税込み
マスキューの敬愛するハビエル・ロドリゲスさんがリオハで造る赤ワイン ラクリムス シリーズの一つレックス。
もともとのルエダではヴィーニャ・サンソ、新たに始めたリオハではヴァル・サンソと会社名が変わります。
リオハは、基本的にはテンプラリーニョが植えられるところですが、このワインはガルナッチャ75%、グラシアーノ25%のセパージュとなっています。
畑はリオハの中でも新興のリオハ・バハの高地。標高530メートル。リオハとしてはかなり高いようです。このあたりがテンプラリーニョではなくガルナッチャ主体にした理由のようですね。
高地のガルナッチャはプリオラートのように頑強になりがちですが、ラクリムス・レックスはタンニンの頑固さがありません。アタックの充実した甘さは完熟した豊かな証。ミネラル感や海藻のようなニュアンスが感じられ、ポテンシャルの高さは十分。完全に除梗した早飲みスタイルですが、まだまだ途上ですね。先々向上するはず。
あと、樽の使い方は相変わらず上手。リオハに有りがちなくどさがないのはグッドです。
新たな味わい、スタイルを模索した意欲的なワインなのです。
さて、お次は久しぶりのシャトー・ピネレの登場です。
●シャトー ピネレ 2009年 フランス カオール赤 750ml 1530円税込み
飲み頃に入ったカオールが入荷しました!
完熟した赤いフルーツの甘味がしっかりしており、カオールらしい堅牢なタンニンが木樽のタンニンとバランス良く調和馴染んでいます。
ようやく飲み頃に入ったところです!
前回は2005年でご好評をいただきましたが、今回は2009年にて再登場です。
最後は珍しくボルドー(笑)、しかもグラーブです!
●シャトー・ラ・ローズ・ヌエ 2006年 フランス 赤 ボルドー グラーブA.C. 750ml 1770円税込み
久しぶりのグラーブの入荷です。
実はスポット入荷の為、資料がない(笑)!
調べるとシャトーのあるのはグラーブでもソーテルヌ寄り、グラーブA.C.の中にある甘口アペラシオン セロンのある辺りです。味わいはグラーブのスターが集まるペサック-レオニャンのような華やかさはありませんが、実に実直でクラシックな味わい。
2006年ヴィンテージですが、ようやく飲み頃に入ったところです。アルコール分は12.5%と収まりが良く、無理に新樽は使っていませんから、アンバランスなところがありません。派手なワインではありませんが、丹念な造りであることは間違いないですね。崩れない良さがあり、余力十分です。
カベルネ・フランがしっとりとしており、グラーブらしい軽やかな重さを感じます。
飲んだ瞬間にグラーブを意識出来る優良なワインです。ジビエのニュアンスや塩からさも程よいアクセントになっていますね。
いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、お気軽にお立ち寄りくださいませ。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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10月26日マスキューの店内試飲会
Oct 20, 2013 by weblogland |だいたい決まりましたが、まだ家内と最後の作戦会議です(笑)。
家内「今回はソーブレ・リアスの比較試飲ができるね。」
私「そうそう、楽しみだよね。スペインはあまりヴィンテージに差は出ないから、熟成の妙が発見できるはず!」
家内「たまたま2010年が入ってラッキーだったよね(笑)。シュール・リーの意味が明らかになるはず!あのワインはすぐにも飲めるけど、本当の良さを知るには時間が必要だよね。」
私「ハビエルさんがマスキューに来た時の映像があるからプリントしておこうか?」
家内「私がブスに写ってるから嫌だな(笑)。」
私「もう、誰もそんな事気にしないよ(笑)。本人確認だよ(笑)。」
家内「ダメなものはダメ!」
女心の解らない私は叱られました(笑)。
急いでホームページにアップしますから、しばしお待ちくださいね。
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キックインサイドの1本はまだ見つかりません。
Oct 15, 2013 by weblogland |うーん。
実は明日の午後に試飲会が東京であります。どうしよう?
イタリアワインの老舗インポーターの会なので、行きたいところです。
今月末の試飲会のワイン選びで、今我が家はサンプルで大変なことになってます(笑)。
良いワインや黙っていても売れるワインはインポーターさんの試飲会には、なかなかでません。然るに、気になるワインはサンプルとして有料で取り寄せます。でも、外すこともあり(笑)。
いくつかは見つけましたが、キックインサイドの1本はまだ見つかりません。
うーん。
良いワインは、高ければあるにはありますが、安易なセレクションになります。これはプライドが許しません!
手の届く価格じゃないと、マスキューたる意味がない!
毎月このジレンマと闘っています(笑)。
どっかに良いワインが転がってないですかね?
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明日はマスキューの試飲会です
Sep 27, 2013 by weblogland |一ヶ月あっと言う間ですね。

昨日今日と明日の試飲会にこられない方が、ご来店下さってます。
お客様「マスキューさん、明日の試飲会行けないから今日来ちゃいましたよ(笑)。」
私「ちょうどさっき明日のワインを並び終えたところです(笑)。ご覧ください。」
お客様「はいはい。これですか(笑)。今回は赤が多いのかな?」
私「はい!ようやく赤の季節になりました(笑)。」
お客様「ところで、最近ワインの価格は上がっているんですか?マスキューさんはあんまり変わってないみたいですが。」
私「もう大分価格は上昇傾向なのですが、この10月以降にインポーターさんの値上げがさらに増えます。マスキューは在庫品や無理を言って価格を上げないようにしていましたが、もう限界です。入れ替わりには上げざるを得ません。あと、値上げで見合わなくなったワインの扱いを中止して、新しいワインを探すしかありません。」
お客様「そうするとシャトー・ル・ペイラ2009年は値段も上がってないからお買い得ですね?」
私「良くお気付きで(笑)!この後の2010年は値上がるようですから、今が絶好かと。味わいも夏場を過ぎてすごく良くなっています。」
お客様「なるほど。今回の試飲会の目玉ですな(笑)。」
私「いやいや(笑)。目玉の一つです(笑)。」
家内「中にはクロー・ド・ネルのように1000円近く安くなったワインもあるんですよ(笑)。」
私「味に見合った価格です。ヨーロッパのワイン価格の決定には生産者と消費者の合意。生産者がこの味だったらこれくらいの値段にする。みたいな合理性がありますね。」
お客様「ある意味、生産者も市場も成熟してるんですね。まあ、ワインも農産物だしね(笑)。」
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9月28日のマスキュー店内試飲会のラインナップ
Sep 24, 2013 by weblogland |実はあと1本がまだ到着しておらず映像が抜けますが、取り急ぎご報告いたします。

まずはイタリアのサンテロが造るプロ・セッコ
〇プロ・セッコ エキストラ・ドライ サンテロ イタリア 発泡性 白 プロ・セッコD.O.C.750ml 1440円税込み
ご存知イタリア ヴェネトとフリウリを代表する発泡性ワインです。
このワイン、いかにもプロ・セッコらしい。グレーラ種由来の植物のニュアンスが強い、白い花の香り。きめ細やかでフレッシュ。それでいて溶け込みが良く、泡立ちもシットリとして品が良い。
さすが名門サンテロです!
追随を許さないコストパフォーマンスの高さ。
でも、ちょっと待った!サンテロはたしかピエモンテです。ピエモンテで瓶詰めしたらスプマンテ表示のはず?
謎がありますが、旨さ故余計好奇心が掻き立てられます(笑)。
そして写真が間に合わなかった
●シャトー・ル・ペラ 2009年 カスティヨン コート・ド・ボルドーA.C.フランス ボルドー 赤 750ml 1200円 税込み
今までのコート・ド・カスティヨンA.C.が2009年からコート・ド・ボルドーA.C.となりました。カスティヨン産葡萄100%のワインは頭に村名カスティヨンを名乗れます。
このシャトー、1878年創業のヴァラッド家の所有。同家はカスティヨンにシャトー・ブリソンも所有しています。いわば老舗のカスティヨン専業生産者です。
現在、30年の経験を積んだポールとロレッタ夫妻と息子のセドリックの3人が中心となり、エコ・セールの認証取得後ビオ・デナミに取り組んでいるようです。
セパージュはメルロ85%、カベルネ・フラン15%。ビオ系の生産者らしく高めの仕立てのダブル・グイヨ。1本の葡萄樹に8房ほどしか実を成らせない低収量です。
このワイン、春にマスキューデビューをしましたが、夏場を過ぎて調子が出てきました。良いワインの典型です(笑)。前に飲んだ印象と比べてくださいね(笑)。
そして、2003年ヴィンテージでマスキュー衝撃のデビューを飾ったフランス ロワールのクロー・ド・ネルが2010年にて再登場!いろいろ訳があり、大変だったようです。
●『クロー・ド・ネル』アンジュ・ルージュ カベルネ・フラン 2010年クロー・ド・ネル フランス ロワール アンジュA.C. 750ml 2190円税込み
クロー・ド・ネルはブルゴーニュのルフレーブとクロード・ピシャールがビオデナミ先進地域ロワールロワール・アンジュの地でジョイントして造ったドメーヌです。
マスキューでは2003年のアンジュ・ルージュを取り扱いましたが、渾身の凝縮感は皆さんのご記憶にあるかと。規格外れのグレートワインでした。
ところで、現在はルフレーブの単独所有となっています。2006年、2007年と収穫が得られず窮地に追い込まれました。このため元締め(笑)の姐御マダム・ルフーブが全て購入することでドメーヌを存続させました。クロード・ピシャールさんは引き続きドメーヌに留まっていましたが、2009年に再出発したそうです。ですからこの2010年ヴィンテージは完全なルフレーブのワインとなります。注目のヴィンテージなのです。
さて、つぎも新しいヴィンテージにて再登場、
●『ドモワゼル・クレア』 2010年 カバルデスA.C. ドメーヌ・カザバン 南フランス ミディ 赤 750ml 2100円税込み
果実爆弾の再登場です(笑)!
このカバルデスA.C.は1999年にAOCに昇格した比較的新しいものです。場所はラングドックの最西端、南西地方の東端にあり、地中海と大西洋の間といったところです。そのためかカバルデスA.C.ではグルナッシュやシラーを40%以上、カベルネ・フランやカベルネ・ソーヴィニヨン及びメルロを併せて40%以上の割合でつくることになっています。オキシデンタルとポンティカを混ぜる変わったワインをつくります。気候的には、夏場雨が降らない割に乾燥しない恵まれたところなのです。
このワイン2009年にマスキューデビューしました。非常に緻密でスパルタン。驚くほどスパイシーな独特の味わいにはビックリ。
今回の2010年はとにかくまろやか。同じワインとは思えませんぞ(笑)。
そしてイタリアの島のワインです(笑)。これが面白い!
●『カンノナウ』 2011年 ヌラーゲ・クラビオーニ イタリア サルデーニャ島 カンノナウ・ディ・サルデーニャD.O.C. 赤 750ml 2680円税込み
アントネッロ氏が2003年創業。サルディーニャ島の最北部、サッサリ(Sassari)県のソルソ(Sorso)に35haを所有。
生産者曰く、カンノナウはガルナッチャの原種にあたるそう。仕立てはシングルギヨ。密植度6,250本/ha。一本の葡萄樹に11房しか房は残しません。おそらく1本の葡萄樹からワイン1本ほどしか出来ない低収量です。
海抜10mと200mの2面の畑のブレンド。南北に平行した畝。地質は砂と砂質粘土。手摘み。甘く完熟したマラスキーノチェリーを思わせる香り。明瞭で透明感は品の良さ、品質の良さの証。
醸しが短いせいか明るく透明感があります。有りがちな真っ黒いワインじゃありませんね(笑)。味わいは色に反して、芯の強さを感じるギュッと凝縮した果実味。旨味がたっぷり感じられ、滑らかなタンニンと酸もきめ細やか。
ワイン自体の崩れない頑強さには驚かされます。
前に扱ったパーラのカンノナウはガルナッチャ→グルナッシュ繋がりが連想できましたが、このワインは別物。明瞭なマラスキーノチェリーの香りこそ、カンノナウの証。
ローヌ・ヴィラージュの標高の高い畑で造られるグルナッシュがピノ・ノワール的になるのに近い感覚です。
サルデーニャ島では南部のカンピダーノ平野にワイン産地は集中していますが、最良の白ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラは北部にあり異彩を放っています。これと同様なことがカンノナウにも言えるんでしょうか?
畑は標高の低い砂地なのに…。しかも海のすぐ近くですから、寒暖差は望めません。いきおい濃いだけの甘いワインが連想されますが、違う。
セオリーからは想像出来ない優良なワインです。ただし、一度本土に運んでから輸出されますから、運賃が高いようです。このため、お値段もちょっと高級です(笑)。
まあ、唯一無二のカンノナウの味わいには味わうべき価値はあるはず。
〇『カニマリ』 ヴェルメンティーノ ディ サルデーニャ2010年 ヌラーゲ クラビオーニ イタリア ヴェルメンティーノ・ディ・サルデーニャD.O.C.白 750ml 2670円税込み美しいビーチの水際まで迫る畑より土地のエッセンスを凝縮させたフルボディな白ワインを生みだします。 サルデーニャ島は島の南部がワイン生産の中心ですが、D.O.C.G.は北部の ヴェルメンティーノ・ディ・ ガッルーラのみです。葡萄栽培は輸送の楽な南側が中心となるようです。
島唯一のD.O.C.G.ヴェルメンティーノ・ディ・ ガッルーラは、硬質でタイト、それでいてスケールの大きな素晴らしいワインです。愛する『カナイリ』なんか筆頭ですね。
今では高級品ですから、手が出なくなっちゃいましたが(笑)。
ところで、この『カニマニ』はD.O.C.G.のすぐ西隣で造られます。ヴェルメンティーノ・ディ・サルデーニャD.O.C.ですが、味わいはまさにD.O.C.G.!
凝縮された果実味とミネラル感は圧倒的。渾身の造りのワインです。
過熟させたようなわざとらしさが無く、大地と陽光をミッシリ詰めたような味わいは、取っ付き易くありませんが、魅了される方もおられるはず。
このワインを口にして言葉を失い背を向けるか?はたまた言葉を失い虜になるか?
以上6本ご用意いたしました。
いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、ご自由にいらっしゃってくださいませ。
ご来店お待ち申し上げます。
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試飲会のラインナップ決まりました!
Sep 23, 2013 by weblogland |何故かと言えば、インポーターさんの在庫と価格の確認がとれないからです。3連休前に決まらなかったので、しょうがないですね。
取り寄せたサンプルを飲むのに時間がかかってしまいました。でも、チャッチャと飲んで決められませんから、やむを得ませんか。1本のワインを判断するには最低でも二日かかります。一口飲んだだけでは正確な判断はできません。もちろんインポーターさんの試飲会に行った時、『これは良い!』と思ったワインをサンプルで取り寄せますが、じっくり飲んでみてダメだったり。あと、マスキューの既に扱っているワインとかぶったりすることも。
マスキューの試飲会で駄物は出せません!
これが邪魔してますかね(笑)?でも、これが無くてはやる意味がありません(笑)。
来ていただいた方に『おー!』とか『へぇー!』とか言っていただけなくては沽券にかかわります。
私自身が楽しみなのです(笑)。
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ミドルクラスのワインはすうーん
Sep 20, 2013 by weblogland |困りました。
今月末の試飲会のラインナップです。
ミドルクラスのワインはすうーん。
困りました。
今月末の試飲会のラインナップです。
ミドルクラスのワインはすぐに決まりましたが、比較的手を伸ばしやすい価格帯のワインが今一つ決まりません。
夏場を過ぎてから調子が出てきたワインを再登場させるのも手ですが、やはり新入荷のワインを紹介したい。無くはないのですが、リーズナブルブライスのものが泡ばかりになってしまう(笑)!
やはり、赤の安旨ワインが欲しいところです。
家内と相談です。
私「今回重厚過ぎるよね(笑)?」
家内「コストパフォーマンスは良いと思うけど、重い赤ばかりだと偏るよね。」
私「サンプル全滅だし(笑)。ヴィンテージの変わったワインを出すのも手かな?実際味わいが違うしね。」
家内「本数は揃っているけど、あと一ひねり欲しいよね。」
私「そーなんだよね。休み明けにまたサンプル取り寄せる?」
家内「ぎりぎり間に合うかどうかだね。」
私「まあ、サンプルを取り寄せるのはそれはそれで良いけど、ホームページやお知らせには間に合いそうにないな。」
家内「試飲会に出すワインはどれも良いワインだけど、全体の流れがしっくり来ないよね。」
私「そーなんだよね。」
今回もギリギリ最後までワイン捜しが続きそうです(笑)。ぐに決まりましたが、比較的手を伸ばしやすい価格帯のワインが今一つ決まりません。
夏場を過ぎてから調子が出てきたワインを再登場させるのも手ですが、やはり新入荷のワインを紹介したい。無くはないのですが、リーズナブルブライスのものが泡ばかりになってしまう(笑)!
やはり、赤の安旨ワインが欲しいところです。
家内と相談です。
私「今回重厚過ぎるよね(笑)?」
家内「コストパフォーマンスは良いと思うけど、重い赤ばかりだと偏るよね。」
私「サンプル全滅だし(笑)。ヴィンテージの変わったワインを出すのも手かな?実際味わいが違うしね。」
家内「本数は揃っているけど、あと一ひねり欲しいよね。」
私「そーなんだよね。休み明けにまたサンプル取り寄せる?」
家内「ぎりぎり間に合うかどうかだね。」
私「まあ、サンプルを取り寄せるのはそれはそれで良いけど、ホームページやお知らせには間に合いそうにないな。」
家内「試飲会に出すワインはどれも良いワインだけど、全体の流れがしっくり来ないよね。」
私「そーなんだよね。」
今回もギリギリ最後までワイン捜しが続きそうです(笑)。
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ワインに詳しく先入観のない40代、30代の人数が確実に増えていますね
Sep 19, 2013 by weblogland |今、必死こいてワイン捜しです。そんな訳で、今日は銀座に行ってきました。
今まで付き合いのないインポーターさんですが、その分未知のワインがあるはず!
数は全部で150本くらいでした。飲んだことのないワインばかりでしたので、とりあえず全部試飲しました(笑)。
なかなか良かったですね。特にイタリアワインのニッチな品揃えは楽しめました。馬鹿高い高級品は出ませんでしたが(笑)、リーズナブルで目新しい品揃え。食指を動かそうかな(笑)?
まだ取引がありませんから、何かの機会があれば話しをするつもりです。でも、先方さんが業務用直取引専門でしたら、取引はできません。インポーターさんのスタンスがマスキューのスタンスと合わないと無理です。
この辺、ちょっと微妙なものがあります(笑)。
でも、日本の市場は世界中のワインで溢れてますね。この点、世界一なのでは?
特に最近はマニアックなワインがかなりあります。よく捜してきたと感心すると同時に、日本は未知の物でも良ければ売れる市場なのだと思いを強くしました。
素晴らしい事です!
日本のワイン市場は成熟に向かっていますね。ワインに詳しく先入観のない40代、30代の人数が確実に増えていますね。我々50代の人間が30年かかってたどり着いたのを、5年10年のスパンで追いつかれたような感じです(笑)。
日々の勉強を怠けていられませんね(笑)。
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明日8月31日(土曜日)はマスキューの店内試飲会です!
Aug 30, 2013 by toshiaki |今回ジェランソンのドメーヌ・コアペの辛口白ワインがメインテーマになります。
まず、コアペのワインが3種類。同じドメーヌの同じカテゴリーのワインを3種類比べるのは、稀です。記憶を遡っても思い浮かびません。
自分で言うのもナンですが、マスキューの試飲会では基本的につまらないワインはに出しません(笑)。ですから、沢山のキュヴェを持つ生産者は数多ありますが、その連続性や特色に惹かれるラインナップは以外と少ないのも事実(笑)。
今回のように辛口白ワインのジェランソン・セックだけ、しかも同一ドメーヌの比較試飲は珍しいのです。前回のセロンにしても赤と白で3本でした。
うーん。
完全に家内と私の趣味ですね(笑)。
付き合わされるお客さんは迷惑かな(笑)?
でも、中には新しい情報を教えてくださる強者もいますし、素晴らしい感性をお持ちの方も数多おられます。教えていただく事の方が多いかも?そうすると、さらに私と家内の為の試飲会化してますかね(笑)?
皆様のご来店お待ちしております。
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新しいワインを並べるのは楽しいですね
Aug 29, 2013 by weblogland |今月のマスキュー店内試飲会は31日。暦の都合で詰まりに詰まってしまいました。一番バタバタする31日ですから、本当は嫌なのですが(笑)。
ところで、今日試飲会用のワインをセラーの前の棚に並べました(家内担当)。新しいワインを並べるのは楽しいですね(笑)。見ているだけでもウキウキします(私は見ているだけ)。

家内はワインのディスプレイが好きで、私のセンスを認めません(残念!)。まあ、適材適所ということで納得しています(トホホ)。
でも、一生懸命捜して選んだ新入荷のワインを見ていると、ついついニヤニヤしてしまいます(笑)。
家内「サン・シニアンの『ルー・ガベル』足りなくなるんじゃないかな?」
私「『シャン・デ・ヴィーニュ』は追加したから大丈夫だけど、『ルー・ガベル』もう売れはじめてるから足りなくなるかもね。今日追加するよ。」
家内「土曜日は涼しそうだから、赤が売れるかもね。」
私「そうだね。そろそろ赤飲みたい気分が近づいてるよね(笑)。」
最後の最後まで『あーだこーだ』は続きます(笑)。
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桝久 試飲会のラインナップ決まりました!
Aug 26, 2013 by weblogland |
まずは新入荷の赤
●『ルーガベル』2011年 ドメーヌ・パン・デ・マルグリット フランス ラングドック 赤 サン・シニアン ヴァン・ド・フランス 750ml 1290円税込み
南フランス ラングドックの一番北側にあるサン・シニアン。このアペラシオンの最も北のベルルー村にドメーヌ・パン・デ・マルグリットはあります。
サン・シニアンは地中海から40kmほど内陸の産地で北の山麓からの涼しい北風が吹きます。このためいわゆる地中海性気候とは違った寒暖差があり、日照に恵まれたワイン産地なのです。アルコール分だけが高いぶっきらぼうなスタイルではなく、整ったエレガントなスタイルのワインとなります。
2011年からサン-シニアン グラン・クリュというアペラシオンを名乗ることが出来る優良なベルールー村。でもなぜかマルグリットのこのワインはヴァン・ド・フランス?
何かあったようですね(笑)。
味わいは、ブルゴーニュの若い高級ワインに見られるトマトっぽい凝縮した舌触り、塩辛さ、「血の香り」と例えられるミネラリーな土臭いニュアンスです。
マスキューの紹介するワインの中で、今年一番のコストパフォーマンスです(笑)。
そして、マスキューの定番ラングドックの赤ワイン。
シャトー・フォンドゥースの古酒『キュヴェ・ジュリエット』が2007年にて入荷しました!
前回の2002年が1本だけとってありますので、比較試飲しちゃいます(笑)。
●シャトー・フォンドゥース『キュヴェ・ジュリエット』2002年
●シャトー・フォンドゥース『キュヴェ・ジュリエット』2007年 赤 ドメーヌ・ド・フォンドゥース 南フランス V.P.D.オック 750ml 1650円税込み
セパージュはシラー45%、カリニャン30%、グルナッシュ25%となっており、特別作柄の良い年のみ造られます。ちなみに『ジュリエット』とはお嬢さんの名前とか。
完全にピークを迎えています。熟成に伴う甘さはまさに甘美!ベリーやプラムの溶け込んだ様は壮麗。素晴らしい広がりです。全てが丸く移ろっています。今こそ飲むべきワインです!
このワイン、除梗後20日間の長期発酵をし、オーク槽でマロラクティック発酵に移ります。その後ステンレスタンクでしばらく貯蔵安定させてから、(おそらくバリックの)古樽で14ヶ月熟成させます。その後セラーで熟成されました。
この『キュヴェ・ジュリエット』マスキューでは2000、2002、2007年と扱っていますが、基本的には変わらない味わい。でも、作柄や熟成の差があり楽しめます(笑)。
経験値上がること間違いなし!
さて、これより本日のメインテーマ『ドメーヌ・コアペ』です。フランス南西地方の辛口白ワインです。
白ワインですが、赤ワインの後の登場となります。
手強いのです(笑)。
まずはスタンダード キュヴェからです。
〇ジェランソン・セック 『シャン・デ・ヴィーニュ』 2012年 ドメーヌ・コアペ フランス 白 南西地域 ジェランソン・セックA.C.750ml 1620円税込み
この『シャン・デ・ヴィーニュ』はドメーヌ・コアペのスタンダード キュヴェ。ですからコテコテではなく、どちらかと言えばフルーティーでライト(でもそれなりに濃い。)。
セパージュは、グロ・マンサン60%、カマラレ40%。プティ・マンサンを使わないところがこのキュヴェの特徴のようです。
ステンレス・タンクで醗酵後、熟成5ヶ月します。木樽は一切使わない、果実味の直球勝負。
レモンやグレープフルーツの柑橘類の爽やかな明るい香り。過熟しない完熟した果実由来のバランスの良いクリアネスがあります。あと素晴らしい伸びやかさ。ジェランソンらしい集中力はさすが!
〇ジェランソン・セック『ジェゼー』2011年 ドメーヌ・コアペ フランス 白 南西地域 ジェランソン・セックA.C.750ml 750ml 2340円税込み
このワイン、プティ・マンサン30%、グロ・マンサン30%、カマラレ30%、ルビュ5%、ローゼ5%とジェランソンの基本パターンのセパージュです。でも、スタイルは完璧な辛口ジェランソン・セックです(笑)。
造りはスタンダード・キュヴェの『シャン・デ・ヴィーニュ』同様、収穫後すぐに12時間クールマセラシオンして圧搾。ステンレスタンクのみで醗酵・熟成を5ヶ月行います。。収穫量も『シャン・デ・ヴィーニュ』と同じようです。テクニカルシートではセパージュのみ違うようです。
ところが味わいはビックリの個性派(笑)。桃や柑橘類の濃密な果実味に…なっ、なんと!赤い果実それもプラムや杏のニュアンスがあります。バナナなどのトロピカルフルーツやスパイス、花などのニュアンスもあり、実に複雑で、しかもエレガント。
プティ・マンサンの威力恐るべし!なのです(笑)。
〇『セーヴ・ドトンヌ』2010年 ドメーヌ・コアペ フランス 白 南西地域 ジェランソン・セックA.C.750ml 2970円税込み
このワイン、セパージュはグロ・マンサン70%、プティ・マンサン30%。
ジェランソンの核心に近づいたセパージュです(笑)。
収穫後すぐに12時間クール・マセラシオンして圧搾。そして、3~4年使用したバリックで木樽醗酵し6ヶ月熟成します。
『セーヴ・ドトンヌ』とは『秋の樹液』の意味。パスリヤージュしたプティ・マンサンがアッサンブラージュされていますね。
味わいは、重厚さとエレガンスが両立してます(笑)。
ドライ・レーズン、りんご、パイナップル、白い花、植物の香りがとても良く溶け込んいて広がりもあります。でしゃばらないスモーキーな樽香。もちろん辛口なのですが、くどくない遅摘みの甘いニュアンス。滑らかな口当たり。
幅広く料理に合わせられますね(笑)。
あっさり書きましたが、かなり凄いワインですよ(笑)。
以上6種類。
木樽の使用、不使用。
熟成の差。
マロラクティック醗酵の有無など良く解ります。
資格試験対策にもなるはずです。
いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、お気軽にお越しくださいませ。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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到着しました!
Jul 23, 2013 by weblogland |到着しました!
今週末7月27日のマスキュー店内試飲会で出す予定のスペイン ラ・マンチャのヴィーニャ・セロンのワインです。
今回出すイェマヌエヴァ同様、安さばかりでなく品質アイデンティティー重視の生産者です。

どちらも中規模の家族経営です。安いワインだけ生産していたら、大手の下請け。バルクワインの供給源に甘んじるしかありません。プライドをかけて生き残るには高品質なワイン造りを目指す他ありません。とは言えまだまだ途上ですから、お買い得であることは間違いないし(笑)!
共に共通するのは、無理にアルコール分を上げない造りです。簡単に14%位のアルコール分のワインが出来る土地柄。出来るワインは、飲み応えはあっても飲み飽きしがちです。そんな中アルコール分を12%に抑えて、しっかり酸を残すスタイルです。もちろん低収量で丹念な栽培管理は必須。
こうして出来た白ワインは土地の味わいと造り手の意思が表れた味わいになります。
今までのラ・マンチャにはない斬新で印象的なものです。
グローバリゼーションに引っ張られる形ではありますが、ローカリゼーションが萌芽しているのです。
棲み分けできるはず!
心に届く味わいです(笑)。
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良いワインを前にすると理性が無くなる夫婦です
Jul 23, 2013 by weblogland |イタリアワインの老舗インポーターF社の試飲会です。
良いワインが沢山ありました(笑)。出掛ける前に家内から「月末だから余計なワインは取らないように!」と厳命されましたから、チェックのみ(笑)!
そんな中見つけました!
なっ、なんと。
オズヴァルド・ヴィベルディのバローロがあるじゃあーりませんか!
家内共々大好きなバローロなのです。
マスキューに戻ってから、早速報告です(笑)。
私「なかなか良いワインあったよ。今日は君が行った方が良かったんじゃないかな?」
家内「どんなの出たの?」
私(知らん顔して)「うん。これリスト。」
家内「どれどれ(笑)。これどうだった?」
私「割に良かったよ。でもマスキューには高級過ぎるかな(笑)。」
家内「じゃあ、これは?」
私「良いけど、イメージが違うかも。」
家内「あっ! じぇ じぇ オズヴァルド・ヴィベルディのバローロ! 注文した?」
私「まだだよ(笑)。」
家内「あー!飲みたかった!」
家内「どのヴィンテージにしようか?」
私「それは〇〇に決まってるでしょ(笑)。」
家内「やっぱりね(笑)。明日在庫問い合わせよう!」
良いワインを前にすると理性が無くなる夫婦なのです(笑)。
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7月27日マスキューの店内試飲会ラインナップ
Jul 21, 2013 by weblogland |暑い暑い中ご来店下さっていきなりテイスティングは酷(笑)。そこで、まず喉を潤し体温を少し下げていただきます(笑)。何も考えず、爽快感に浸っていただきます。
〇ヴァルディヴィエソ ブリュット N.V.チリ 発泡性 白 750ml 900円税込み
マスキュー最安値のスパーリングです(笑)!
セパージュはシャルドネ主体でピノ・ノワールとセミヨンが入っているそうですが、そんなのどうでもイイ(笑)!
邪魔になりません。香り、甘さ、泡立ちのどれもが突出しません。気がつくとボトルが空いてる。『もう1本飲もう!』
と言えば解りやすいかと(笑)。
T.P.O.は大事なのです(笑)。
さて、これから試飲会の本番に突入。本日のテーマは『ラ・マンチャ』なのですが、その前にオーストリアの混植混醸で造られた珍しい味わいを!
未体験ゾーンに突入です(笑)。
〇『メフォファー』 アルター・ヴァインガルテン ゲミシュター・サッツ 2011年 ヴァイングート メフォファー-ヌーデゲルホーフ オーストリア 白 クヴァリテーツワイン トロッケン ニーダーエスタライヒ州 ヴァグラム地域 750ml 2105円税込み スクリュー・キャップ
『ゲミシュター・サッツ』は混植混醸の意。畑にはフリューローターヴェルトリーナー、トラミネール、ソーヴィニヨン・ブラン、シルヴァネール、ミュスカテラーが入り乱れて植わっており、それをまとめて収穫醸造するそうです(笑)。ウィーン界隈の伝統的なワインの造り方です。冷害などに遇った際、全滅を避けるためのようです。
基本的にはアルザスの辛口を凝縮したような感じ。非常に質感があります。
深み、広がり、まとまり、が素晴らしい!
冷涼で水捌けの良いローム質の良さが充分伝わってきます。
オレンジ、レモン、グレープフルーツなどの柑橘類が中心ですが、ミネラル感、ハーブの香り、ハニーなニュアンスが高次元。圧倒的で複雑なエレガンス。果汁濃度と酸の量が正比例してますね(笑)。
〇イェマヌエヴァ アイレイン 2011年 ボデガス・ラ・テルシア スペイン 白 ラ・マンチャ 750ml 1340円税込み
このボデガス・ラ・テルシア1920年に設立された家族経営のワイナリー。45ヘクタールの畑を所有しています。驚くべきは、すべて自根で平均樹齢が50年以上。フィロキセラが及ばないんですね。中にはプレ・フィロキセラの樹齢100年を越える葡萄樹もあるとか(笑)。
アルコール分は12.5%とラ・マンチャとは思えぬ仕上がり。アルコール分が簡単に上がる気候、砂地の畑とは思えません。完璧な収穫判断の元、一気に収穫しているようです。昔ながらの厚ぼったいアルコリックな安ワインではありません(笑)。ドライな切れ味にビックリしました。
手摘みで収穫した葡萄は、破砕してすぐにプレスしないでステンレスタンクで10℃でクールマセラシオンを8時間。かなり優しくプレスして17℃で7日間アルコール醗酵し、シュール・リーの状態でタンク熟成しているようです。
造りは低温で温度管理されていて、マロラクティック醗酵もやっていませんね。葡萄樹は古いが造りは新しいモダンスタイルです。
ワインの中に鎮座している洋梨の香りは圧倒的。
イノヴェーションを感じます。
さて、残りの3本(白1本、赤2本)はマスキュー初登場、ラ・マンチャのヴィーニャ・セロンのワインです。
1895年創業の歴史ある家族経営ながら、世界市場に打って出るチャレンジャーなのです。
ビオやオーガニックを唄い文句にしていますが、液体濃度の濃さ、樽材の使い方の上手さ、酸をしっかり残すこと。この3点に置いてラ・マンチャでは最先端。もちろん、土の香りがするローカルらしさもあり、好ましいかと。
今や大規模生産者が幅をきかせるスペインワインにあって、こうした中・小規模の生産者の活躍は称賛に値します。グローバリゼーションに挑むローカリゼーション。人事ではないのです(笑)。
『レモルディミエント』とは『夢』の意味。一族の夢のようですね。
〇『レモルディミエント』 オーガニック・ホワイト・ワイン・バレル 2011年 ヴィーニャ・セロン スペイン カスティーリャ・ラ・マンチャV.D.T.750ml 1530円税込み
シャルドネ100%で造られる樽醗酵、樽熟成のワインです。樽醗酵はバリック、熟成はフランス産とアメリカ産のオーク樽で3ヶ月ほどするようです。新樽のニュアンスは強いですが、ワイン自体の果実味との溶け込みが良く、嫌みになっていません。あと、低温での管理が徹底しています。もちろんマロラクティック・コントロールもしているはず。酸がしっかりありますから、構造がしっかりしていて揺るがない良さがあります。
●『レモルディミエント』オーガニック・レッド・ワイン・バレル 2011年 ヴィーニャ・セロン スペイン 赤 カスティーリャ・ラ・マンチャV.D.T.750ml 1530円税込み
この赤ワイン、セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、プチ・ヴェルド。
造りは白同様に樽醗酵、樽熟成。
フレッシュネスと土の香りが溶け合った優しさ満点の味わい。広がりがあって奥深い。
マスキューで扱っているコート・デュ・ローヌのマズールや、フィトウにちょっと似ていますか?
優良な自然派生産者のワインに共通するものがあります。
樽が全く気にならないエレガントさはスペインらしからぬ斬新さなのです。
最期はヴィーニャ・セロンの最上級銘柄です。『ラビア』は『剛勇』の意味。
●『ラビア』オーガニック・レッド・ワイン・バレル 2009年 ヴィーニャ・セロン スペイン 赤 カスティーリャ・ラ・マンチャV.D.T.750ml 2970円税込み
ヴィーニャ・セロン渾身のグレートワイン。
このワイン、なっ、なんと プチ・ヴェルド100%で造られています。計算通り赤い果実味は見事!
暑いラ・マンチャでは赤ワインの果実味は、濃く造れば造るほど黒くなりがち。これだけでも斬新です(笑)。
熟成はフランス産の新樽40%、アメリカ産の古樽60%で14ヶ月熟成させます。
白同様、樽香が邪魔に感じません。
解りやすい奥深さは見事。
実に旨い!
※実はまだ品物が届いていないので、映像がアップできません。到着次第アップしますので、お許しを!
7月27日(土曜日)、いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、皆様のご来店をお待ち申し上げます。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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来週の土曜日7月27日がマスキューの店内試飲会
Jul 20, 2013 by weblogland |試飲会のラインナップは間際まで決まりません(笑)。
今回はスペイン ラ・マンチャということでテーマは決まりましたが、その順番や本数で揉めます(笑)。
家内「まずトップパッターはイェマヌエヴァのアイレインで良いとは思うけど、いきなりハードな白だからお客様は辛くない?」
私「そこなんだよね。イェマヌエヴァのアイレインは斬新で素晴らしいとは思うんだけど、いきなりだと唐突だよね?」
家内「そーなんだよね。やっぱり暑い中わざわざご来店して下さった方に、いきなり強い白ワインを出したら、拒絶反応がでるかも?」
私「確かに!そうなるとイントロダクションが必要だよね。爽やかで清涼感があって、とりあえず体温を下げてもらわないとね(笑)。」
家内「そうそう。いくら良いワインて言っても、暑い外から来て、汗も引かない内に味わいを訴求してもKYだよね。まずは体温を下げてもらわなきゃ。」
私「それと『メフォファー』をどこに入れようか?」
家内「そこなんだよね。ラ・マンチャの白が強力だから順番を間違えると『メフォファー』の複雑さが伝わらない可能性があるよね。」
私「『メフォファー』も強さはあるけど、スペインのワインとは質が違うもんね。」
ワインは、それ自体の良さは前提ですが、T.P.O.はかなり大事です。ましてやいくつものワインを比べるとなると、供出の順番はかなり大事です。間違えると、そのワインを殺してしまいます。
最期の最期まで悩みます。
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6月29日はマスキュー店内試飲会です。
Jun 27, 2013 by weblogland |
今日、常連のMさんから質問させました。
Mさん「マスキューさん、スペインの新作は試飲会に出るんですか?あの複雑な名前の白ワインです(笑)。」
私「はい。あの舌を噛みそうな名前の白ですね(笑)。えーと(ラベルを見ながら)、イェマヌエヴァのアイレイン2011年ですよね。今回は出さない予定です。」
Mさん「なんでですか?」
私「これを出すと総数7本になりグラス洗いが間に合わなくなる(笑)のと、このワイン力があるのでケットマイアーの白と喧嘩になりそうなものでして…。」
Mさん「ワインが喧嘩ですか(笑)?」
私「ワインは喧嘩しませんが(笑)、互いに主張し過ぎることになりそうなのです。」
Mさん「ケットマイアーとイェマヌエヴァのアイレインは、共にかなり強いんですね?」
私「はい。共に強いのですが、イェマヌエヴァのアイレインはかなり強力なので、ケットマイアーの美しさが霞む恐れがあります。」
Mさん「なるほど、難しいんですね。」
私「価格も近いので、並んで試飲することになると、連続性が無くなるかと…。」
Mさん「イェマヌエヴァのアイレインって自根のワインですよね?実は私かなり期待してます(笑)。」
私「今風ではありますが、安酒のアイレインではありません(笑)。かなり衝撃的です。」
Mさん「じゃあ、試飲会の前に取り合えず飲んでみます(笑)。」
私「ありがとうございます。」
イェマヌエヴァのアイレイン2011年は来月の試飲会では出しますので、今回はお許しを!
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6月29日のマスキュー店内試飲会のラインナップ
Jun 25, 2013 by weblogland |
まずは北イタリア トレンティーノ-アルト・アディジェの白ワイン造りの名手ケットマイアーの泡でウェルカムです(笑)。
〇グラン・キュヴェ・ブリュット N.V.ケットマイアー イタリア 発泡性 白 アルト・アディジェD.O.C.750ml 1650円税込み
ピノ・ビアンコ種100%から造られたスパークリングワインです。
とにかくリンゴ酸がしっかりしてますから、香りの抜けと広がりが素晴らしい。ロワールのシェナン・ブランで造ったクレマンがちょっと似てますか。
中途半端なフランチャコルタ飲むより楽しめること請け合います(笑)。
続いて同じくケットマイアーのスティル
〇ピノ・グリージョ 2012年 ケットマイアー イタリア白 アルト・アディジェ‐シュッドチロルD.O.C.750ml 1500円税込み
魂のアルト・アディジェ‐シュッドチロルD.O.C.。このアルト・アディジェの後のシュッドチロルがこだわりなのです。シュッドチロル いわゆる南チロル地方。単なる土地の名称ではなく民族のアイデンティティーなのです。幾度かの戦乱で国境線は変わっても住民は変わらない!地域の畑と地場品種のこだわりこそがケットマイアーの心です。
冷涼なこの地で尽力して造られたピノ・グリージョは素晴らしい密度感。アルコール分13%に到達するために、どれほどのハードワークと経験の蓄積が必要か、ワインを口にすると想い浮かび上がります。
トロリとした舌触りと驚くほどフレッシュで伸びやかな酸とのバランスは、この地でこそのスタイル。冷涼な地で育まれた多量のリンゴ酸を生かした味わいが、エレガントにまとまっている不思議。生命力の強さを感じる味わいなのです。地元のチーズに是非とも合わせたくなりますね。
中盤戦はスペイン ペネデスのロシャレルが造るロゼと赤。赤ワインはマスキューの定番。山羊が描かれたかわいいラベルデザインのワインです。
とても深みがあり美味しいワインです。今回ロゼの初登場に併せ、赤も試飲会再登場です(笑)。
〇アマルテア・ロサード 2011年 ロシャレル スペイン ロゼ ペネデスD.O.750ml 1580円税込み
色はガーネットに近い濃さ。ボジョレーより濃いですね。でも味わいは完璧にロゼですからご安心を(笑)。
非常にフルーティーで伸びやか、しかも滑らかな質感があります。酸とボディーのバランスが素晴らしいのです。かなり複雑で、シトラス系やりんご、オレンジ、チェリー、ベリー、桃などの果実味がたっぷりですが、単一品種で造ったような溶け込みの良さがあります。
ありきたりなロゼワインではありません。
セパージュはメルロ、ピノ・ノワール、シラー。なんという組み合わせ!
セオリーは無視してますね(笑)。
●アマルテア・ティント2010年 ロシャレル スペイン カタルーニャ 赤 750ml 1580円税込み
じつはこの生産者ロシャレルはいわゆるビオディナミの生産者。私はビオディナミを唄った生産者は嫌いなのですが(笑)。
初夏の除葉に山羊を使っている写真を見て、思わず頬を緩めてしまいました(笑)。山羊が葡萄果を食べずに葉だけ食べるように、山羊使いが仕込んだとのこと。
低収穫量と農薬の使用を極力避けたハードワークと山羊の力が、このワインを旨くしていることは確かなようです(笑)。
「世界は広い。」と思えるワインです。
さと今回のトリはフランス ブルゴーニュのドメーヌ・ジェラール・セガンの二つのキュヴェ、『シャンタル』と『ジェラール』の飲み比べです。同じ2010年のワインですが、『シャンタル』はシャンボール・ミュズィニー、『ジェラール』はジュヴレイ・シャンベルタンが中身です。比べると明かな差が…。
●『キュヴェ・シャンタル』2010年ドメーヌ・ジェラール・セガン フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 2685円税込み
●『キュヴェ・ジェラール』2010年ドメーヌ・ジェラール・セガン フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 2685円税込み
マスキューの定番ブルゴーニュです。ようやくの入荷です。まあ、基本的に年一度の出荷ですからしょうがありません(笑)。
このドメーヌはフランスでもお買い得のブルゴーニュワインを造ることで評判です。じつは、この『キュヴェ・ジェラール』なんと中身はジュヴレイ・シャンベルタンなのです。味わいも確かにジュヴレイ・シャンベルタンなのです。ジュヴレイ・シャンベルタンらしい男性的なニュアンスがあります。ジュヴレイ・シャンベルタンA.C.ランクのワインを飲んだ時、薄くてがっかりすることがありますが、ブルゴーニュA.C.のこのキュヴェは飲んでみて、いかにもジュヴレイ・シャンベルタンらしいタイトな味わいで、ビックリなのです。
そして『キュヴェ・シャンタル』。こちらはシャンボール・ミュズィニーです。なまめかしさがあり、女性的な舌触りはいかにもシャンボール・ミュズィニー。ボンヌ・マール寄りですが、アペラシオンの特徴が良く出ています。
この二つのキュヴェを飲み比べるとテロワールの存在を疑えなくなります。同じ人が同じ年に同じように造ったワインが、畑の違いで違う。それもその畑共通の味わいの特徴を持ちながら出来上がることの不思議。テロワールが単なる共同幻想ではないとしか思えません。
ところで、この二つのワイン、マスキューでは『シャンタルさん』と『ジェラール君』と呼んでいます(笑)。永く扱うと愛着が生まれます(笑)。
ドメーヌの当主ジェラールさんに昔会う機会があり、「なんでブルゴーニュA.C.で安く売るのですか?ジュヴレイ・シャンベルタンA.C.で売れば高く売れるのに?」と聞いたところ「だってブルゴーニュA.C.で売った方が安いでしょ?(なんでそんなこと聞くの?)」逆に変な顔されちゃいました(笑)。我道を行くフランス人なのです。
これでマスキューでも、一番コストパフォーマンスに優れたブルゴーニュワインの揃い踏みとなりました。めでたしめでたし(笑)。
皆様のお越しお待ち申し上げます。
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明日はマスキューの試飲会です。
May 25, 2013 by weblogland |あー、良かった(笑)。明日のラインナップは満を持してのイタリアづくし。さて、皆さんの感想が楽しみです(笑)。

もちろん私と家内はすでに飲んでいるワインですが、皆さんの意見を聞くことがとても勉強になります。新たな発見、見方を教えていただく良いチャンスでもあります。あと、どんなワインを皆さんが好むか?どのワインの人気が高いか?知ることができます。私達の好みと皆さんの好みは必ずしも一致しないものです(笑)。
もちろん、このお客様は絶対このワインを好むはず!という鉄板の法則はありますが(笑)、総てその通り行く訳ではありません。
抜栓後3時間したら売れ出したり、ワインの温度が上がってきたら売れ出したり。もちろん意識して良い状態を目指しますが、タイミングが合わないこともしばしばです。
ベストはまず抜栓直後の2時頃一度飲んで、さらに4時過ぎ頃また飲んでみると勉強になります。
嫌な顔しませんから、お試しを(笑)!
でも待ち時間が困りますか?グラス洗い手伝って下さると助かります(冗談です。)
鶴見川でも散歩して、気分転換して再来場もOKです(笑)。
皆様のご来店お待ちしております。
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5月25日マスキューの店内試飲会ラインナップ
May 21, 2013 by weblogland |
今回はなかなか決まらずヒヤヒヤしました。
まず、テーマはイタリア!とくに中部から南部イタリアです。
まずは、この時期美味しい中部イタリアのロゼです。
△チェラスオーロ・ダブルッツォ 2011年 コッレフリージオ イタリア アプルッツオ州 チェラスオーロ・ダブルッツォD.O.C.750ml 1350円 税込み
食事に合わせやすい、フレッシュでジューシーなイタリアのロゼ・ワインです。
日本でも人気の赤ワイン モンテプルチアーノ・ダブルッツォのロゼ版といったところですが、なかなかの味わい。
ちょっと唐辛子っぽいスパイシーさがあり、合わせる料理を考えると楽しいですぞ(笑)。
そして、いきなりアクセル全開(笑)?今ではイタリアを代表する白ワイン、カンパーニャの巨匠マストロベラルディーノが造るフィアーノ・ディ・アヴェッリーノの2011年と2002年の比較テイスティングです!
熟成がなんたるか解る絶好の機会です(笑)。
〇フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ 2011年 マストロベラルディーノ イタリア カンパーニャ 白 フィアーノディアヴェッリーノD.O.C.G.750ml 2070円税込み
〇フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ2002年 マストロベラルディーノ イタリア カンパーニャ 白 フィアーノ・ディ・アヴェッリーノD.O.C. 750ml 2610円税込み
フィアーノ・ディ・アヴェッリーノがD.O.C.G.になったのが2003年ですから、この2002年はまだD.O.C.。
イタリアは白のD.O.C.G.が少ないのですが、巨匠マストロベラルディーノが風穴を開けたと言っても過言ではありませんね。
記念碑的ワインです。10年の歳月を越えて、なんたるか教えてくれます。
そして、コストパフォーマンスに優れたマスキュー新入荷のプーリアの赤です。
●ブリンディジ・リゼルヴァ 2008年 ボッター・カルロ イタリア プーリア ブリンディジD.O.C.赤 750ml 1125円税込み
南イタリア プーリアのサレント半島のD.O.C.『プリンディジ』。あの世界遺産アルベロベッロの近郊のD.O.C.です。
知ってました(笑)?
私は恥ずかしながら知りませんでした(笑)。なんたって、D.O.C.だけでも400以上ありますからね。(笑)
このワイン、セパージュはネグロアマーロ60%とマルヴァジアなど40%と規定されています。リゼルヴァは最低アルコール分は12.5%、法定熟成期間は2年となっています。なかなかコストがかかった優良な造りです。
スタイルは、伝統的で実直な堅牢さに今風の優しさを加えたモダン・クラシックなワイン。
この価格帯でこれほど土地の味わいを表現できるのは、ボッター・カルロ マジックとしか言いようがありません。。ヴェネトのワイン商なのですが、造るワインのレベルの高さコストパフォーマンスの高さにはいつも驚かされます。マスキューが一番信頼するイタリアのネゴシアンなのです。
●トロイア 2007年 I.G.T.プーリア ディオメーデ
イタリア 赤 750ml1710円税込み
このワイン、イタリア プーリア州の地場品種ウーヴァ・ディ・トロイア100%で造られてます。マスキューの定番アイテムでもあります。
実は、ようやく本来の調子が出ています。南イタリアのワインはゆっくり置いてから飲んで旨いのです。
トリはイタリアのニュースターの登場です。
●『バッカロッサ』 2010年 ポッジョ・レ・ヴォルピ イタリア赤 ラツィオ I.G.P. 750ml 3420円税込み
『ルカ・マローニ誌』第一位の味わいは如何に(笑)?
いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、お手隙の時間にいらしてくださいませ。
皆様のご来店お待ち申し上げます。
※フィアーノ・ディ・アヴェッリーノの写真が間に合わず4本のみ掲載しておりますが、実際は6本の予定でございます。
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