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昨日はご来店ありがとうございました。
Sep 30, 2012 by weblogland |まずはイタリア エミリア・ロマーニャの優良生産者モンティチーノ・ロッソの『ピニョレット』と『アルバーナ・ディ・ロマーニャ』の比較からです。
「ピニョレット?初めて飲む葡萄品種ですね。」
「イタリアっていろんな葡萄があるんですね。幾つくらいあるんですか?」
私「人によっては1000種類以上と言う人もいますが、実際ワインとして流通してるものだけでも数百種類はあります。」
「それに比べたら、フランスは少なそうですよね?」
私「はい。もともとフランス、ドイツは葡萄がありませんでした。ローマ人が侵攻する過程でワイン栽培が始まった歴史に由来するかと。」
「ところでこのピコレットでしたっけ(笑)、ピニョレットか。美味しいですね。アルバーナとは全く別物。」
「同じ生産者が造ったとは思えませんよね?」
「うんうん。アルバーナの方はまさにイタリアン。でもピニョレットは落ち着きがあってラテンっぽくない(笑)。」
私「はい。そーなんです。ワイン造りの思想が違うくらい違いますよね。」
家内「ピニョレットはドイツのリースリングのようなほろ苦さがあり、焼き魚に合います。秋刀魚の塩焼きなんかレモン醤油があれば大根はいらない(笑)。」
私「これはマスキュー今シーズン一番の発見です(笑)。」
そして今年1月の試飲会で飲んでいただいた『コドロンキオ』の登場です!
「これって今年の始めの試飲会で飲んだのと同じワインですか?」
私「同じヴィンテージです。」
「えー!こんなに変わるの!?」
「辛口の貴腐ワインだよね。スッゴく複雑。」
私「1月に飲んだ時はもっと酸が強くグレープフルーツの香りも強くアロマチックでした。夏を越して上手く熟成した感です。出来上がってます。」
「セラーに入れていたんですか?」
私「いえ。店の棚です。思った以上に熟成のスピードは早かったです。品種の特性だと思います。」
「どんな料理と合いますか?」
家内「乳脂肪分の高いチーズとは相性が抜群ですよ(笑)。」
私「フォアグラは鉄板ですね。」
「家内の家庭料理じゃ無理ですね(笑)。レストランのしっかりした料理で楽しむか、チーズを舐めながら飲むしかないかな(笑)。」
「さっきピニョレットとアルバーナを飲んで違いにビックリしましたが、『コドロンキオ』を飲んでまたビックリ。この3本同じ生産者が造ったとは思えない(笑)。」
「『コドロンキオ』大豆っぽさがありませんか?穀物っぽさがありますよね。あと木の実。」
「湯葉?」
私「ケーキのモンブランみたい(笑)?」
「クリームのしっかりした上等なケーキ食べながら飲んだら美味しいかも?」
熟成することの意味が解ったような気がしました。
さて、これより後半戦の赤ワインです。最後の2本がかなり強力なので、舌慣らしをかねてまず1本。イタリア ピエモンテのバルベラ 『モンティ』2010年から始めます。
「イチゴやチェリー、フランボアーズみたいな香りがしますね。土臭さがイイな(笑)。」
「瓶のデザインはオシャレなラテンだけど、味わいは田舎っぽい(笑)。」
「泥臭いピノ・ノアール(笑)。」
「フレッシュ。軽いけど薄くない(笑)。」
私「バランスの良い上質さがあるかと。飛び抜けてはいませんが(笑)。」
「ちょっと濃いボジョレーみたい(笑)?」
私「そうですね。味わいの印象はクリュ・ボジョレークラスですか。」
「僕が最初にマスキューさんで買ったワインに似てる。えーと。有機栽培の…」
家内「たしか、モンテプルチアーノ・ダブルッツォ!(笑)」
私「あのワインと似てます(笑)。」
これより2010年ローヌの大物の登場です(笑)。
まずはガントランディの渾身のグルナッシュ『ヴィサン』です。
「うーん。緻密だなぁ。まだ若いに違いないけど、飲めるね(笑)。グルナッシュの味がする。」
「うん。うん。プラムや杏。赤い果実の香りがイイね。」
「可愛い酸っぱさがイイ。ボリュームもあるしただ者じゃないな。」
私「このワイン『ヴィサン』村で造られてますが、ローヌ・ヴィラージュ最良の村と言われてます。通常のグルナッシュは濃くつくると黒っぽくなったり妙に甘くなりがちですが、ここの村で造られるグルナッシュはどうも違うようです。」
家内「ハーブや石のミネラルを強く感じます。スパイシーさもありますね。」
「酸もしっかりあるね。」
「なんでこんなに濃いのに飲みやすいのですか?」
私「除梗することで硬いタンニンを入れないからかと?」
「除梗って?」
私「醗酵の際、葡萄の粒だけで醗酵させることです。」
「房ごとじゃないってことですね。」
私「今風な造りなんですが、このワインは個性がしっかりしているかと。」
さてクローズ・エルミタージュのニュー・スター エマニュエル・ダルノーです。
「うわっ!もの凄い!」
「香りがもうみっちりしてる(笑)。ワインももの凄い密度のある液体(笑)。」
「若いのは『ヴィサン』同様だけど、舌触りも同様意地悪じゃないよね。これも除梗してるからかな?」
私「そうかと。」
「舌の上にピラミッドが載ってるみたい。味を上手く表現できない(笑)。」
「いつになったら果実味が、はっきりするのかな?」
私「抜栓して3時間たちますが、変化ありません(笑)。解るのは壮麗さのみ(笑)。」
私「液体濃度は完全にエルミタージュですね。これ以上濃く出来ないレベルです。1本の葡萄樹からハーフボトル1本分しか造ってないはずです。」
「どのくらいもつのでしょうか?」
私「解りません(笑)。でも5年後、10年後に飲んで確かめたいですね。でも15年後は私はいないかもしれないので10年先くらいにしておきます(笑)。」
ところで皆さん問題です(笑)。『ヴィサン』とクローズ・エルミタージュのどちらがアルコール分が高いと思いますか?
「うーん。濃さからするとクローズ・エルミタージュの方だからこっちかな。」
「『ヴィサン』はバランスが良く溶け込みがイイからアルコール分をあまり感じないよね。」
それでは正解です。
『ヴィサン』は15%、クローズ・エルミタージュは13.5%でした。
ワインはその土地土地に合った仕上がりになるということです。単にアルコール分が高ければ良い訳ではないのです。
ですからクローズ・エルミタージュはおそらくこのくらいのアルコール分で仕上がるのがベスト。『ヴィサン』は15%の高いアルコール分でも大丈夫ということだと思います。勉強になりました。
昨日はありがとうございました。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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1本増やして6本で行います。
Sep 28, 2012 by weblogland |1本増やして6本で行います。皆さんの顔が目に浮かびますね(笑)。
最初の白3連発はなかなか興味深いかと。モンティチーノ・ロッソの力量と品種の違いがハッキリ出るはずです。とは言え、私も一度に3本比べたことはありませんから、私自身楽しみです。圧巻の『コドロンキオ』は、やはり真夏ではなく、涼しくなってから飲むべきかと?
あとバルベラは瓶がカッコイイですよ(笑)。味わいはクラシックなんですが(笑)。生産者のヴィッラ・スパリーナはガヴィの有名生産者。赤を造っているのを知りませんでした。
そして2010年のローヌ!
力比べですかね。
まだ、若いのですが、若いなりに飲めるようにはなっているはず。この先どのくらいもつのでしょうね?2010年はかなり良いですよ(笑)。コート・デュ・ローヌの2010年より、収穫の遅い上のランクは凄いことになってます。
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最期の最期まで悩みます
Sep 26, 2012 by weblogland |一応ラインナップも決まり、ホームページでお知らせしました。
でも、何かが足りない!
家内と話しました。
家内「やっぱり赤1本入れようよ。白3本、赤2本だとバランス悪いよね。」
私「そーだよね。赤は両方ともヘビー級だしね。ちょっと飲みやすい赤ワインを1本入れたいよね。何が良いかな?」
家内「新しく入ってきたバルベラ・ダルバはどうかな?」
私「いいねぇ。瓶もオシャレだし。味わいもしっかりしててレベル高いよね。」
家内「トロイアなんかも今ようやく飲み頃で美味しいよね。」
私「この間飲んでビックリしたよね!リキュールっぽさが出ていたよね。」
家内「トロイアって若くても飲めるけど、熟成すると本領発揮だよね。」
うーん。
悩みます。
どっちが良いかな?
いずれにせよ、29日の試飲会では赤ワインが1本増えて3本、全部で6本出します!
最期の最期まで悩みます(笑)。
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9月29日マスキューの店内試飲会ラインナップ
Sep 24, 2012 by weblogland |まずはマスキュー定番のイタリアの白。エミリア・ロマーニャの優良生産者モンティチーノ・ロッソの新製品のお披露目です。
『ピニョレット種』を使った経験したことのない味わいをお試しください。定番のアルバーナ・ディ・ロマーニャと比べると、これが面白い(笑)。
〇ピニョレット 2011年 ファットリア・デル・モンティチーノ・ロッソ イタリア エミリア・ロマーニャ 白 ピニョレット・コッリ・ディ・イモラD.O.C.750ml 1240円税込み
焼いた秋刀魚に合わせると抜群の相性。マスキュー本年度の大発見です!
〇アルバーナ・ディ・ロマーニャ 2011年 ファットリア・モンティチーノ・ロッソ イタリア エミリア・ロマーニャD.O.C.G.白 750ml 1240円税込み
ものはついでですからモンテチーノ・ロッソの最上級銘柄の『コドロンキオ』も開けちゃいましょう!秋にこってりした白はうってつけです(笑)。
〇『コドロンキオ』2009年 アルバーナ・ディ・ロマーニャ ファットリア・モンティチーノ・ロッソ イタリア エミリア・ロマーニャD.O.C.G.白 750ml 2250円税込み
これでエミリア・ロマーニャ コンプリート(笑)?
さて、後半戦の赤ワインです。ようやく2010年の大物がリリースされはじめました。2010年は開花が遅れ収穫も遅くなりました。このため凝縮感のあるワインが出来たようです。
我が愛するグルナッシュ・マスター ガントランディの2010はいかに?
●ヴィサン 2010年 ヴィエイユ・ヴィーニュ ドメーヌ・ラ・ガントランディ フランス 赤 コート・デュ・ローヌ ヴィラージュA.C.750ml 2445円税込み
そして、驚愕のクローズ・エルミタージュ
●クローズ・エルミタージュ キュヴェ レ・トロア・シェーヌ 2010ドメーヌ・エマニュエル・ダルノー フランス ローヌ 750ml 3380円税込み
完全な力比べ(笑)。
品種を考えるとシラーの方に軍配は上がるかな?
ましてやエマニュ・エルダルノーのクローズ・エルミタージュはエルミタージュの出来栄えです。
凄いことになっているはず。
皆様のご来店お待ち申し上げます。
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マコンのガメイで面白いワインを見つけました
Sep 23, 2012 by weblogland |本来なら今日あたり試飲会に出すワインのラインナップをホームページにアップしなくてはいけません。でも、この期に及んでまだサンプルを取り寄せたりしてますので、今しばらくお待ちくださいね(笑)。
じつはマコンのガメイで面白いワインを見つけました。アンドレ・ボノーヌのワインです。珍しいですよね。白は有名ですが、ガメイの赤も造っていたんですね。なんでもお孫さんが造ったとか(笑)。これだけで話題性ありますね。
でもマスキューは、マコンやシャロネーズの石灰岩質の土壌で、真面目に造ったガメイの良さを知っています(笑)。まるで上品なピノ・ノアールのようになります。(熟成・変化は早いですが。)
あのマルセル・ラピエールなんかのスタイルです。
期待しているのです。
価格も手頃なので、思わずサンプルを取り寄せちゃいました(笑)。
早速今晩飲みます。試飲会の時出てなかったら、胸中ご理解くださいませ(笑)。
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本日は暑い中、ご来店くださいましてありがとうございました
Aug 26, 2012 by weblogland |試飲会の詳細は明日アップいたしますので、しばしお待ちを。
重ねてご来店の御礼申し上げます。
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揉めてます(笑)。
Aug 24, 2012 by weblogland |家内「最初のミュスカデとグロ・プランのあとにサン‐シニアンがくるんだけど、その後のレ・コルティの『ドン・トンマーゾ』とロゼに飛躍があり過ぎない?」
私「たしかに。マルグリットのサン‐シニアンめちゃくちゃ個性的で良いから、難しいかも?いきなりサンジョヴェーゼの頂点に行くのは飛躍があるよね。」
家内「サン‐シニアンのあとに普通に美味しいサンジョヴェーゼを入れた方が繋がりが良いね。」
私「そーだよね。車で言えば、3速で走っているのをいきなり5速で全開だもんね(笑)。」
そんな訳でサン‐シニアンの後に、レ・コルティのキャンティークラシッコ2008を入れることにしました。そして『ドン・トンマーゾ2007』にいき、最後がロゼ・レ・コルティ2011の順番に変更します。
悩みます(笑)。
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試飲会のラインナップ
Aug 20, 2012 by weblogland |残暑厳しい折、暑さ疲れした体にはやはりこれ。
〇ミュスカデ・セヴル・エ・メーヌ・シェル・リー VV 2010 B&D マルタンフランス ロワール 白 750ml 1,300円税込み
〇グロ・プラン・デュ・ペイ・ナント シュール・リー 2010年 ドメーヌ・B&D・マルタン フランス ロワール 白 750ml 1,260円税込み
なーんだ。ミュスカデかと言うなかれ(笑)。こんな時期にこそ力を発揮します!ワインにはT.P.O.があるのです。
マスキューはマルタンのミュスカデを輸入当初から続けていますが、造りが実に良い。毎年毎年外れたことがないレアな造り手なのです。
まあ、ミュスカデ自体が外す外さないと議論するべきワインではありませんが(笑)、常に旨いのです。日本には昔から数多く輸入されていますから、知名度も高いワインでもありますが、割と品質の良いものが少ない(笑)。品質が良いと割と高い(笑)。そんな中ベスト・チョイスと思ってます。
一緒に比べる『グロ・プラン』。このワインは日本ではあまり知られてません。地場品種でA.O.V.D.Q.S.となっていますが、地元やパリのビストロではこっちの方がメジャー。生牡蠣の定番です。
基本的にはスタイルも味わいも似てますが、ちょっと違う(笑)。資格試験を受ける方は良い勉強になるはず。
そして新入荷の赤
●『トラディション』2009年 ドメーヌ・パン・デ・マルグリット フランス ラングドック 赤 サン・シニアンA.C.750ml 1770円税込み
旨いんですよ。これ。
先月のアマルテアにちょっとスタイルが似てますか。あの山羊のワインです(笑)。
大地の香りのするワインなのです。
もっとも癖もありますから、嫌う方もおられるとおもいますが、試してミソ(笑)。
そして最後はサンジョヴェーゼ研究の2本
●レ・コルティ ロゼ 2011年 レ・コルティ イタリア トスカーナI.G.T.750ml 1890円税込み
●『ドン・トンマーゾ』2007年 レ・コルティ イタリア キャンティ D.O.C.G.750ml 3780円税込み
私の愛するキャンティの超名門レ・コルティの最上級銘柄が『ドン・トンマーゾ』畑から造られるこのワインです。そして同じ畑からロゼを造っちゃいました(笑)。
もったいない(笑)。
でも、飲んでみるとやはり凄い!極上のサンジョヴーゼの果実味だけを取り出した贅沢なもの。
貴族的試みですな。
ちなみにロゼは2010がファーストリリースで、『ドン・トンマーゾ』は2007年が現行ですから、同じヴィンテージでの比較はまだ不可能となっております。念のため。
当日『ドン・トンマーゾ』は1本しか開けられませんので、お許しを。
うーん。
今回は5本ですか。
あと1本足しましょうか?
それでは皆さんのご来店お待ち申し上げます。
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来週8月25日の土曜日はマスキューの試飲会
Aug 19, 2012 by weblogland |いつもながら一ヶ月あっという間ですね(笑)。
だいたい8月の試飲会というとタマに困ります(笑)。8月はあまりワインを動かしたくないのと、インポーターさんも輸入を避ける傾向があります。ですから、目新しいワインが入ってこない時期でもあります。ただ、ワインの消費は昔から比べると夏場も皆さん飲まれるようになってきました。そのためかインポーターさんも輸入を止める訳にいきませんから、面白いワインもチラホラ見つかります。ちょっと前は8月になるとワインの動きが極端に悪くなったことが嘘のようです。空調の完備と運送のクール便のおかげによるところですか。あと飲み手の需要ですね。たしかに暑いとビールに手が伸びますが、ビールだけだと飽きます。体がクールダウンしてから、美味しい赤ワインをちょっと冷やして飲むと旨い!もちろん白やロゼワインを冷やして飲んでも、暑いほど格別に旨い(笑)。
ワイン・ラヴァーは夏場も不滅なのです?
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明日はマスキューの店内試飲会
Jul 27, 2012 by weblogland |ところで明日はマスキューの店内試飲会です。
実はイタリアのお土産でチーズをいただきました。写真の向かって左側の方です。妙に大きい方です(笑)。向こうで買った36ヶ月熟成のパルミジャーノ・レッジャーノ(パルメザンチーズ)です。極上品ですね。ちなみに右側の小さい方はマスキューで売っている24ヶ月熟成の300gほどのカットです。
でかいですよね(笑)。全体の大きさが想像できます。
私も個人的にはまだ36ヶ月熟成のパルミジャーノは食べたことがありません。楽しみなのです(笑)。
せっかくですから、明日の試飲会につまみとして皆さんにも味わっていただこうかと考えてます。これほど大きいですから、食べ切れないはず(笑)。
Kさん、ありがとうございました。
明日はこのチーズで塩分補給できますから、暑い中ご来店いただいても熱中症にはならないはず。ご安心を!
皆様のご来店お待ちしております。
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店内試飲会のラインナップ決まりました
Jul 23, 2012 by weblogland |今月7月28日(土曜日)のマスキュー店内試飲会のラインナップ決まりました!
まずはマスキュー定番のガリアルディが造る白ワインです。
〇ヴェルデッキオ・ディ・マテリカ 2010年 ガリアルディ イタリア マルケ 白D.O.C.750ml 1320円税込み
あの伝説的ワイン『マッカニャーノ』の弟分的ワインです。比べると軽く仕上がってますが、凝縮感は立派なもの(笑)。品質の高さは折り紙付きですが、あとは飲み手の好み次第。
そして今回初めての登場するニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランです。
〇ソーヴィニヨン・ブラン2011年 サント・クレア ニュージーランド マールボロ 750ml 1980円税込み
日本ではあまり聞かない生産者ですが、じつはニュージーランドを代表するいわばニュージーランドのブランドワインなのです。世界にサント・クレア・ファミリー・エステートとして打って出たシンデレラ・ワインとでも言いましょうか。一応飲むことが出来るものは飲んでみましたが、やはりソーヴィニヨン・ブランが看板ですね。
在庫限りのお試し価格ですが…。いかがでしょうか?
そしてこれから赤ワインです。
まずは飲み頃のピノ・ノアールからいきましょうか。
●コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ2003年 メゾン・ジュリェ フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 1890円税込み
王道ですな(笑)。
熟成したピノ・ノアールはちょっと冷やして飲むと旨い(笑)。
ブルゴーニュの目利きステファン・ブロカールが捜し出した良品です。普通に旨い。この点欠点がありません。
そして思わずニンマリしてしまうスペインの赤。
●アマルテア・ティント2009年 ロクサネル スペイン カタルーニャ 赤 750ml 1570円税込み
皆さん!
このワインの味わいばかりでなく、ラベル・デザインとバック・ラベルの写真にご注目!
幸せになれます!
そして久しぶりのイタリア モンテプルチアーノ・ダブルッツオの登場です。
●『オロ』 2011年 モンテプルチアーノ・ダブルッツォD.O.C. テッレ・デル・コルノ イタリア アプルッツォ州 赤 750ml 1035円税込み
安くてチャラいモンテプルチアーノ・ダブルッツオにお嘆きの貴兄には朗報です(笑)。コストパフォーマンスの高さにビックリ?
トリはイタリア ヴェネトのスター テヌータ・サン・アントニオの新な試み。
●スポンサ・ヴェロネーゼ 2009年 テヌータ・サン・アントニオ イタリア ヴェネト ヴェロネーゼI.G.T.赤 750ml 1575円税込み
簡単に言うとヴァルボリッチェラにアマローネしたカベルネ・ソーヴィニヨンをアッサンブラージュしたもの。(アマローネとは収穫した葡萄を陰干しして水分をとばし糖度をあげる技法。この陰干しの際、貴腐菌が付き独特な風味がつきます。)
ここ数年のトレンドですが、テヌータ・サン・アントニオの造るこのワインは別格の出来栄え。取り組みが違います。
あっと驚くなんとやら(笑)。
当日28日はいつも通り14時から20時30分までやっておりますので、お手すきのお時間にお越しくださいませ。皆様のご来店お待ちしております。
>> 会場
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来週の土曜日はマスキュー店内試飲会
Jul 21, 2012 by weblogland |ところで来週の土曜日はマスキュー店内試飲会です。あっという間に一ヶ月経っちゃいました。今回は新着ワインが中心となりそうです。イタリアやスペインの個性派ワインが面白いですね。あとフランスのジゴンダスの優良ワインもきました。
明日にはラインナップをホームページ上に公開しますのでしばしお待ちくださいませ。
ワイン業界は、8月は基本的にオフですから、あまり新たな動きがありません。我々も暑い8月にはあまりワインを動かしたくありません。そうなる前の一あがきが7月後半戦です(笑)。
こう涼しければ問題ありませんが、そんな訳ありませんもんね。これから本番の暑さを前にマスキューは今冬眠前の晩秋のようなものです(笑)。
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桝久 試飲会リポート
Jul 02, 2012 by weblogland |試飲会には皆様のご来店ありがとうございました。
最後、ワインが足りなくなりご迷惑をおかけいたしました。お詫び申し上げます。
まずは
〇『ピンク』2011年 ドメーヌ・ド・ラ・ブリヤーヌ フランス コトー・デクス・アン・プロヴァンスA.O.P.750ml 2070円税込み
「おー、色が綺麗ですね。夏向きですな(笑)。」
「これってロゼですか?」
私「感覚的には白ワインを造るように造られてます。黒葡萄で白ワインを造る過程で色が付いたような感じですか。」
「プロヴァンスって言うとセザンヌが好んだ南フランスですよね。」
「そうそう。サント・ヴィクトワール山でしたっけ。」
私「あの山の麓の標高400mほどの斜面に畑はあります(笑)。」
家内「標高が高いので、厚ぼったくないですよね。酸はしっかり入ってますが、とてもエレガント。」
「なるほど、たしかに。だから順番が急遽変わったんですね(笑)。」
私「ブログお読みになりました?」
「はい!(爆笑)」
私「この『ピンク』は最後の赤を飲んだ後にまた戻って飲んでも味が霞みません。軽いのですが実にしっかりしています。」
「うーん。たしかに。ワインとして完成してるんですね。」
「マスキューさん、このワイン表記がA.O.P.となってますが?A.O.C.じゃないんですか?」
家内「2011年からA.O.C.はA.O.P. D.O.C.はD.O.P.と表記するようです。EUの法律に合わせる足並みのようです。ちなみにPはプロダクトです。」
「勉強さぼると置いてかれますね(笑)。」
あと、今日は飛び入りで『ピンク』のインポーターのSさんが参加してくださりました。ちょうど私が配達に出た後で家内一人になりごった返していた時でしたから、助かりました。彼女フランスから帰ってきたばかりで、現地の生情報を教えてくださり、皆さん盛り上がりました。ありがとうございました。
さて次はイタリアの白二連発です。
〇ファランギーナ サンニオ ビオロジカ 2010年 タブルニ・ドムス イタリア カンパーニャ サンニオD.O.C.白750ml 1320円税込み
〇『テバルド』 2011年チウ・チウ イタリア マルケI.G.P.白 750ml 1770円税込み
「『ファランギーナ』って何ですか?葡萄品種?」
私「そうです。ギリシャから伝わった古い葡萄品種のようです。イタリアには沢山この手の古い葡萄が沢山あります。」
家内「一村に一品種と言っても良いくらいです(笑)。D.O.C.が多い訳です。」
「味は独特ですねぇ。あと苦みも独特。」
「うんうん。でも嫌な苦みじゃない。」
私「柑橘類の皮のようですよね。味わいとしてある苦みですね。青野菜に合わせ易そうですね。」
「オレンジや梨?の香りがするね(笑)。」
「私タブルニ・ドムスの『グレーコ』凄く好きなんですが、あれほどトロトロじゃないんですね。」
私「私も『グレーコ』みたいにトロトロかと思ったんですが、違いました(笑)。どうやら意図が違うようです。」
「こっちの方が幅広く料理に合わせられますよね。」
「果物を丸ごとワインにしたみたい(笑)。とってもジューシー。」
「甘さがありますよね。」
私「たしかに甘く感じますが、残糖分ではありません。口の中でべたつきません。」
「経験したことがない白ワインですね。」
家内「つぎのチウ・チウも変わってますよ(笑)。イタリアの真ん中のマルケ州のワインでシャルドネメインでソーヴィニヨン・ブランがちょっと混ぜてます。」
「これもまたフルーティー(笑)。」
「ホントにシャルドネですか?!」
私「そーなんです(笑)。ソーヴィニヨンは入ってますが、別物ですよね。」
「なんて言ったらイイんだろう。複雑で香水みたい。」
「メロンっぽい(笑)。あと塩からさがある。」
「今日のはみんな塩からい(大爆笑)。」
私「生ハムメロンのためにあるワインかと(笑)。」
「それ鉄板!まんまですよ(笑)。」
「『ファランギーナ』と『チウ・チウ』のどちらか選べと言われたら困りますね。(笑)。」
私「はい。それは好みの問題かと。両方選んでも良いかと(笑)。」
「わたしは名前が可愛いから『チウ・チウ』派(笑)。」
家内「それも有り(笑)。」
それにしてもイタリアの白ワインは進化しました。温度管理が出来るようになってから、格段の進歩です。葡萄のアロマがこんなにも多量で、バリエーションもこれほど豊富とは!この多様性は世界に誇れますね。
さて後半戦は赤ワインです。まずはタブルニ・ドムスの造るアリアニコです。
●アリアニコ サンニオ ビオロジカ 2008年 タブルニ・ドムス イタリア カンパーニャ サンニオD.O.C.赤 750ml 1320円税込み
私「2008年ですが、早飲みのアリアニコです。木樽熟成はしていません。」
「重くはないけど濃い!」
「割と酸っぱい。でもフレッシュ。あとスパイシー。ちょっとシラーっぽいかな。」
「赤いベリーの香りがアリアニコらしいね。タンニンも柔らかいし。」
「アリアニコって長く熟成させたワインだけじゃないんですね。」
そうこうするうちにチョコレートみたいなカカオっぽさが出てきました。
「おっ!カカオっぽい。」
「チョコレート食べながら飲むとマリアージュしますよ(笑)。試してください。」
「おー!口の中で化学変化が!」
「口の中で爆発しますね(笑)。」
「マスキューさん、アリアニコってチョコレートの味がするんですね。」
私「そーなんです。このワインは木樽を使ってませんから、チョコレートのニュアンスは葡萄果由来です。ただしすぐには出てきませんが。」
「うーん。深みが増した感ですね。」
「マストロベラルディーノのワインもこんな感じですか?」
私「基本的には同じですが、ワインのランクの差はあります(笑)。」
家内「いずれにせよ。美味しくて飲み頃のアリアニコってなかなか当たらないんですよね。」
「私もナポリでずいぶんアリアニコ飲みましたよ。向こうではテーブルワインとしても飲みます。でも感動するようなデイリーのアリアニコは無かったでした。このワインは優秀です(笑)。」
次は私の好きなロワールのカベルネ・フランが続きます。
●ソーミュール・シャンピニー2009年 ラングロワ・シャトー フランス ロワール 赤 750ml 1620円税込み
私「私の大好きなラングロワ・シャトーのワインです(笑)。2008年はジャンプして2009年です。」
「密度感ありますね!」
私「2009年は良かったみたいです。」
「独特!土臭い?」
家内「鉄っぽい。あと血みたいなニュアンスがあります。」
「ロワールのフランって、昔はよく青臭さがあったけど、これは無いですね。」
私「そーなんです。このワインは完全に除梗してますし、収穫のタイミングや撰果が完璧由かと。」
「なるほど。それにしても香りの伸びが凄いですね。」
私「凄いベクトルなんです。」
「合わせる食べ物はなんでしょう?」
家内「臭い系の肉は合いますよね。あとカツオも合いますよ(笑)。」
「なるほど!カツオですか。」
「鹿肉なんかも良いんでしょうね(笑)。」
「私はなんと言ってもジンギスカン!」
私「それ、現実的でイイですね(笑)。さすが北海道ご出身!」
「このワインも早飲みなんですか?」
私「はい。基本的には早く飲めるように造られてますが、これほどしっかりしているとボジョレーの早飲みとは違った早飲みかと(笑)。」
「飲む前日に開けておくのが良さそう(笑)。」
私「おっしゃる通り!」
さて本日のファイナリストの登場です。
●『クロー・ド・ネル』アンジュ・ルージュ カベルネ・フラン 2003年アン・クロード・ルフレーブ・エ・クロード・ピシャール フランス ロワール アンジュA.C. 750ml 3240円税込み
「おー!旨い!」
「圧倒的!」
「これって前に飲んだカベルネ・フランと同じ品種ですか?」
私「そーなんです。クロー・ド・ネルの方は古い木樽で3年熟成させています。」
「ネルは長期熟成型なんですね?」
私「はい。樽の香りはしませんが、熟成の結果だいぶ落ち着いてきて、ようやく飲み頃の初めに入ったところかと。」
「それにしても物凄い香りの分量ですよね。しかもまだまだ隠れている!」
私「底が見えません。この先どう成長するか見当がつきません。3日かけて飲みましたが、手の内は解りませんでした。」
「少なくとも5年後には一度飲んでみたいね。」
「今までの経験を越えたワイン。なんと表現したら良いか解りません。身の置場に困ります。」
「味も良いけど、ラベルもカッコイイ(笑)。この鳥は何でしょう?」
「ジャパネスクですよね。頑張れニッポン!(笑)。」
家内「ところで、このチーズを食べながら飲むと美味しいですよ(笑)。」
「おーっ!おーっ!なんと! このチーズは何ですか?」
家内「コンテ・ド・モンターニュです。このレベルのワインでしたら、合わせる料理は私には作れません(笑)。良いチーズに合わせるのが手っ取り早い(笑)。」
驚嘆のグレートワインでした。
試飲会半ばでクロー・ド・ネルは売り切れてしまいご迷惑をおかけしました。休み明けにインポーターさんに早速追加を打診いたしますので、お待ちくださいませ。在ることを祈ります!
大勢のご来店ありがとうございました。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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明日はマスキューの店内試飲会です(笑)。
Jun 29, 2012 by weblogland |ところで、今日家内と話しました。
家内「明日は天気イイみたいだし、『ピンク』は最初にした方がイイんじゃない?」
私「うーん。たしかに清涼感あるし、『ファランギーナ』や『チウ・チウ』に比べたら酸が少ないよね。冷やしたら負ける恐れがあるよね。」
家内「プロヴァンスのロゼって第一印象が良いから、トップに持ってきた方が比べられないからイイはず(笑)。」
私「そーだよね。あの繊細でエレガントな味は最初の一杯でこそ活きるね。」
こんな訳で白ワインと赤ワインの間を予定していた『ピンク』はトップバッターに変更いたします!
間際で済みませんせんが、この方がベストかと。この順番の変更も含め、皆さんのご感想が楽しみです。
皆様のご来店をお待ちしております。
それでは明日。
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今日は試飲会に恵比寿に行きました。
Jun 27, 2012 by weblogland |メインはポマールとボーヌのワインとコルトン・シャルルマーニュでした。
どれも蔵出しでリコルクしてあり、状態がとても良かったです。今時大事にワインをストックするドメーヌがまだあったんですね!しかもお手軽な価格ですから、更にビックリ(笑)。
ワインもクラシックな造りで、ポマールとボーヌのアペラシオンの違いがはっきり出てました。いつも不思議に思うのですが、ポマールとボーヌって地続きなのですが、ワインのスタイルが正反対(笑)。ポマールは重く、ボーヌは軽やか。同じ生産者が同じように造ってもこの傾向です。テロワールの勉強にはピッタリ(笑)。
あと今日のポマールはあのゼプノの真上の畑だけあってポテンシャルの高さが光ってましたね。あまり詳しく書くと買うワインがばれますから、このへんで(笑)。
あー。
楽しかった(笑)。
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試飲会にご参加いただきありがとうございました
May 28, 2012 by weblogland |ワインもドメーヌ・デュ・グラン・オルモー2005年以外は2本目に突入いたしました。
まずはウェルカムのロゼ・スパーリング ヴァルフォルモサのクラシック・ブリュット・ロゼ。昨日は暑かったですから、作戦通りでした(笑)。
「ぷはー!最初はこうでなきゃ(笑)。」
「シャンパンほど泡は強くないけど、赤い果実のニュアンスが良く分かってイイよね。」
私「たしかに(笑)。一応12ヶ月の瓶内熟成をしてますから、ジェネリックのシャンパン並ではあります。」
「それで、泡が優しいんですね。癒し系の泡立ち(笑)。」
家内「甘さもありますけど、冷やして飲むにはちょうど良いかなと。」
「変にべたつかないよね。いつのまにか1本飲んじゃいますね(笑)。」
「サラダなんか食べながら、しっかり冷やして飲みたいな。」
このワイン1本空になるまで崩れませんでした。造りはしっかりしてました。
さて、次もロゼ。
スペイン イエクラのドミニオ・エスピナル ロゼ2010年です。
「あー!このロゼ、私沢山飲んでるよ(笑)!」
私「ばれましたね(笑)。この季節には良いかと…。まあ、ヴィンテージも変わりましたし…(笑)。」
「赤いフルーツの盛り合わせ(笑)。」
「ジュースみたい(笑)。こりゃ飲みやすくで危険だな(笑)。」
「アセロラジュース(笑)!」
私「このワイン、モナストレル種で造られています。いままでのイメージからは想像できないアロマチックなワインになってます。」
「モナストレルって10年経っても固い赤ワインですよね?」
家内「はい。でもこれは別物ですよね(笑)。ニュー・スパニッシュというべきです。」
「このロゼ、色が濃いですよね?」
私「赤ワインを造る途中早めに、皮と果汁を分離して造ったようです。セニエ法という方法です。果皮のタンニンがしっかり入ってますから、ワインも崩れない頑強さがあります。冷蔵庫に入れて置けば、開栓しても1週間くらいなんでもありませんよ(笑)。」
「甘く感じますが、これは糖分をあとから足したのですか?」
「インチキなロゼワインはよくやる手ですね(笑)。これはおそらく残糖分として若干残したのでは?12グラムくらいですか?インポーターさんに聞いてみますね。」
家内「このロゼ、ミモレットのジェンヌにとても良く合います。」
用意したミモレットを食べながら飲んでいただきました。
「あー。化学変化した(笑)!」
「なるほど!ミモレットは赤ワインと相性が良いチーズですから、このロゼは赤ワインに近い証なんですね。」
私「さすが!そーなんです。こんなにフルーティーなんですけど(笑)。」
家内「ミモレットは、もっと熟成期間の長い味わいの濃厚な物もありますが、味が濃すぎると逆に合わせる範囲が狭まります。このジェンヌくらいが一番使い勝手が良いと思います。切りやすいし(笑)。」
私「ジェンヌでサンドイッチつくると旨いですよ(笑)。このワインなら2本くらい飲んじゃいます(笑)。」
「危険なワインですね(大爆笑)。」
価格がお手頃なのもあって今回のトップセラーワインとなりました。最後は足りなくなり、ご迷惑をおかけしました。週明けの火曜日には再入荷しますので、しばしお待ちくださいませ。
さて、これから赤ワインです。
新入荷のアルゼンチン ドーニャ・パウラ エステート・シリーズのマルベック2010年、ヴィンテージが変わって再入荷しましたシャトー・フォンデュース『キュヴェ・ジュリエット』2002年、そしてボルドーの新星ドメーヌ・デュ・グランオルモー2005年と一気に注いで飲み比べていただきます。
「マルベック強いねぇ(笑)。いかにもアルゼンチン。マスキューさんこのワインいままで扱ってなかったっけ?」
「はい。エステート・シリーズはカベルネ・ソーヴィニヨンを扱い、この下のランクでマルベックは売っていました。今回、このマルベックがかなりポテンシャルが高いので扱うことにしました。」
家内「まだ着たばかりなので調子が出てませんが、これからどんどん良くなるかと。」
「調子が悪いってどういう状態のことなのですか?」
私「長い船旅で揺らされてきましたから、落ち着きがないとでも言いましょうか。バランスが取れてない。うーん。バレルサンプルを飲んだ感じかな。」
「それは回復するのですか?」
私「しない場合もあります(笑)。でも、このワインは回復して伸びます。ゆっくりお飲みになれば解りますよ。」
家内「時間の経過とともに明瞭さが増します。本当は明日飲んでみるとビックリするくらい良くなります(笑)。」
「たしかにまだ不明瞭ですよね。でも隠れている部分が大きそうですね。」
「うん。ワインが大きいのは解るなぁ。甘さもだんだん増してくるような感じありますよね。」
さて真円の熟成をほこる『キュヴェ・ジュリエット2002年』は?
「素直に旨い!口に当たる部分がない。」
「このワインカリニャンが入っているんですか?でもチープさがない(笑)。ラングドックでもこんなに長くもつワインがあるんですね…。驚きました。」
「香りはフローラルじゃないけれど、かなり複雑で深いですよね。」
「チョコレートにもマリアージュしますよ(笑)。基本的には肉の煮込み系が良く合います。」
家内「カスレなんかもイイですね。」
「私2000年のジュリエットかなり飲みましたが(この常連の方はおそらく10本は飲んでおられます。)、2002の方がスケールが大きいですね。でしゃばらない強さがあるね。」
「そーいえば、じっくり飲むと強いかも。」
「このワインまだまだ良くなりそうですよね?」
私「熟成は完璧ですが、まだ伸び代がありますね。」
2002年も代わるもののない味わいでした!
さてさて、トリのドメーヌ・デュ・グラン・オルモー2005年です。
「マスキューさんラランド・ポムロール好きですよね(笑)。」
私「お見通しですね(笑)。マイナーアペラシオンを捜さないとお買い得がないものでして(笑)。いかがですか?」
「複雑だね~。プラムやベリーの赤いフルーツ、腐葉土や苔、なめし皮、杉、ミント、木の香り。威風堂々だね(笑)。」
「バランスが素晴らしいよね。」
私「ありがとうございます。でもメルロっぽくないんですよね?」
「そうなんだよね。カベルネのニュアンスなんだよね。」
私「杉やミントっぽさはカベルネなんですが、カシスっぽさはあまりないんですよ。このワインはメルロが80%ですから、謎は深まる(笑)。」
「メルロじゃないニュアンスが強いですよね??」
「右岸というより左岸のスタイル?」
私「少なくとも、ラランド・ポムロールとは思えないんですよ。」
「でもグラン・ヴァンのレベルではあるなぁ。」
「まだまだ熟成しそうだし。かといってエレガント。」
ボルドーの新星ということで、更に追いかけます。
ところで今回より試飲台紙を導入しました。家内がコンパスで丸を描いたものをコピーしただけですが(笑)。これがあるとワインの順番を間違えない。あと、色とグラ、ディスクの厚みが比べられます。お客様の中では資格試験を目指す方がおられますので、少しはお役にたてばと。
ちなみに今回の赤ワインでどれが一番強いか?ディスクの盛り上がりが一番立派な(笑)ワインをお聞きしたところ、一番はキュヴェ・ジュリエットでした。アルコール分はなんと14.5%。皆さん正解でした(笑)。
ワインって外観からでもかなり解るものです。
それでは、ありがとうございました。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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ありがとうございました。
May 26, 2012 by weblogland |ワインもドメーヌ・デュ・グラン・オルモー 2005年 以外はすべて2本目に突入いたしました(笑)。
取り急ぎ、御礼申し上げます。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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明日5月26日はマスキューの店内試飲会です
May 25, 2012 by weblogland |あるお客様からお問い合わせいただきました。
お客様「どうもいつもお世話になります。明日の試飲会子供を連れて行っても良いですか?」
私「どうぞどうぞ。ウェルカムです(笑)。」
マスキューにはお腹の中にいる時からご来店いただいているお子様が沢山います。お母さんお父さんがワイン・ラヴァーですと、そのお子さんが手のかからない年齢になるまで一緒にご来店してくださります。ですから、成長著しい頃を我々は定点観測できます(笑)。 ワイン好きのご両親とそのお子さんですから、成人した日にマスキューのワインを飲んでいただけたら、冥利に尽きます。また将来お子さんが「よく親とワイン屋さんに行ったな。マスキューでワイン選んでた。」なんて記憶に留めてくれたら、我々の商売の目的が果たせたようなものです。20年計画なのです(笑)。
桃・栗3年、柿8年、鶴見のマスキュー20年なのです(笑)。
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試飲会のラインナップ決まりました!
May 20, 2012 by weblogland |そこで、マスキュー定番のワインで再入荷したものやヴィンテージ変更で味わいが変わったワインを織り交ぜることとなりました。意外な発見があります(笑)。
まずはウェルカムはロゼのカーヴァです。
〇ヴァルフォルモサ クラシック ブリット ロゼ 2010年 スペイン カーヴァ 発泡性 ロゼ 750ml 1650円税込み
マスキューでは長い扱いのヴァルフォルモサのロゼ・スパーリングです。別にまずいから使わなかった訳ではありません。たまたま重なるワインがあったもので…。
このカーヴァ香りがとてもアロマチックなのです。チェリーやラズベリーなどの赤いベリーの香りが鮮烈。
カーヴァって、割にあっさりしたり、モッサリしてたりするスタイルが多いのですが、これは別物ですね。
しっかり酸を残しています。
そして次はスティルのロゼワインです。マスキュー定番のドミニオ・エシピナルです。
〇ドミニオ・エスピナル・ロゼ 2010年 ボデガス・カスターニョ スペイン イエクラD.O.ロゼ 750ml 850円税込み
たしか2009年ヴィンテージがマスキュー初登場でした。アロマチックで飲み応えのあるスタイルは変わらず。これからの季節、毎日でも飲めそうな味わいなのです。
さて、ロゼ2本飲んでスッキリしていただいてから赤ワインに突入です(笑)。
●『ドニャ・パウラ』エステート・マルベック 2010年 ヴィーニャ・ドーニャ・パウラ アルゼンチン メンドーサ ルハン・デ・クージョ 赤 750ml 1350円税込みマスキューではカベルネがお馴染みの『ドニャ・パウラ』エステート シリーズのマルベックの初入荷です。まだ、到着したばかりなので、全開とは行きませんが、高いポテンシャルはさすが!アルゼンチンのマルベック質の高さに驚いていただきます(笑)。
そして2002年ヴィンテージで再入荷したラングドックの良心
●シャトー・フォンドゥース『キュヴェ・ジュリエット』2002年 赤 ドメーヌ・ド・フォンドゥース 南フランス V.P.D.オック 750ml 1650円税込み
2001年は造られなかったようで、2000年の次は2002年となりました。
真円の熟成を!
そしてトリはボルドーのニュー・スターです。
●ドメーヌ・デュ・グラン・オルモー 2005年 フランス ボルドー ラランド・ポムロールA.C.750ml 2470円税込み
かねてからマスキューではラランド・ポムロールのワインには注目していました。だってネームヴァリューで価格が高くなりませんから(笑)。
このワイン、スタイルは今風ですが、ラランド・ポムロールらしい頑強さがあります。かといって固い訳じゃありません。
なかなか深いのです(笑)。
いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、お手すきの時間にお越し下さいませ。
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5月26日マスキューの店内試飲会
May 19, 2012 by weblogland |よくお客様から、「マスキューさんは本当に楽しそうに仕事してますよね。」と言われます。
たしかに!
楽しいんですよ(笑)。
好きな事やってますから、そう見えるんですね。でも、たまたまワインが好きになっただけで、最初からワインが好きで好きでしょうがなかった訳ではありません。初めて赤ワインを飲んだ時「こんな渋いもの売れるのか?」と暗澹たる気持ちになりました(笑)。でも、忘れもしないルイ・ラツールのロマネ・サンヴィヴァンを飲んでズッポリ赤ワインにはまりました。
こんな訳で、どうしてもルイ・ラツールのワインがセラーの棚にないと落ち着きません(笑)。
皆さんもきっと私と同様な体験をされているのでは?まだされてない方はご一報ください。はまるお手伝いいたします(笑)。マスキューで買ったワインで、ワイン好きになって下さったら、冥利につきます。
お待ち申し上げます。
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1994年とは思えないフレッシュネス!
May 15, 2012 by weblogland |ビーズのワインってサヴィニ・レ・ボーヌを体言してますから、若い内は酸が目立ち、酸っぱく感じます。ですから、好みの別れるところでもあります。私は比較的好きなタイプなので、しかも熟成した有様を経験できそうなので、渡に船(笑)。
飲んでみると!
うーん。
旨い!
1994年とは思えないフレッシュネス!
酸のベクトルの力と伸びやかさが素晴らしい。凄いパワーでした。
ルモアスネの1998年のように出来上がったワインではありませんね(笑)。あと何年たったらイイんでしょうか(笑)?クラシックな手強さは予想以上。20年以上はクリアできますね(笑)。造りの良さに驚かされました。高く評価される訳も解りました。侮ってはいけない生産者なのでした。
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今日はワイン会です。
May 13, 2012 by weblogland |あのワイン一体どんな味がするんだろう?というワインが何本かありますから、興味津々。ワインを真剣に選ぶ仕事の試飲会とは違い、酔えますから楽しみなのです。全部で4~5本ですから、しっかり味わえます(笑)。
私はマスキューのセラーの奥からシャトー・ベイシュヴェルの1967年を持って行きます。実はこのワインちょっと古すぎて原価も解らない(笑)。中身はどうでしょう?こうなったら飲むしかない!美味しく飲めることを祈ってます(笑)。
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昨日はご来店ありがとうございました。
Apr 29, 2012 by weblogland |まずは白、イタリア ロンバルディアのルガーナです。
〇モントーナル・ルガーナ2010年 アジェンダ・アグリコーラ・モントナーレ イタリア ロンバルディア ルガーナD.O.C.白 750ml 1770円税込み当初このワイン二番手の予定でしたが、今日は気温も高く汗ばむほどなので、良く冷やしてトップバッターに変更しました。
さて、お味は?
「おー!フルーティー(笑)!」
「まるでネクターだね。でも残塘がないからべたつかないね。」
「うんうん。桃!それも上品で高いやつ(笑)。」
私「白桃ですよね。桜桃じゃなくて(笑)。あとグレープフルーツやレモンなどの柑橘類が高密度かと。」
「あまりにフルーティー過ぎてチャラく見えるかもしれないけど、実は違う?結構頑強?」
家内「翌日飲むと、ミネラルがしっかり感じられ、かなり頑強なワインです。」
「イタリアのワインって面白いワインが多いよね。特に白はすごいですよね。私『ドンナルーチェ』以来はまりっぱなしです(笑)。」
私「この『ルガーナ』は葡萄の果汁を葡萄の皮に極力接触させないで、あくまでも果肉のみでワインを造ろうとする意図があります。」
「それってスキンコンタクトしないってことですか?」
私「さすが!その通りです。ただ注意深くシュール・リーすることで厚みは出しているようです。」
「イタリア人は色んな事を考えるんですね(笑)。」
「たしかにこんなワインは飲んだことないな。」
新感覚のイタリアの白ワインでした(笑)。
さて、次はマスキュー定番のローヌの赤です。
●コート・デュ・ローヌ 『レ・プラド』2003年 ドメーヌ・A・マズール フランス ローヌ 赤 750ml 1485円税込み
いままで2000年でしたが、2003年に変更となりました。
「飲み易い~(笑)。私これなら1本いっちゃうな(笑)。」
「うーん。たしかに危険かも(大爆笑)。」
「相変わらず旨いね。」
「私2000年は飲んでないんですが、2003年とはどう違うんですか?」
私「2003年の方が夏場の暑さが厳しかったようです。ですから、2000年と比べると抜栓直後のエステル香が強いです。」
「エステル香って?化学的な香り?」
私「はい。ちょっとインクっぽさがあります。好みにも繋がる香りです。」
「嫌う方もいるということですか?」
私「基本的にはワインには必要な香りですが、行き過ぎるとセメダインのようになったりします。」
「マスキューさん。この甘い香りはなんですか?」
私「グルナッシ独特のプラムや柿のような日本人に親しみ易い香りかと。あと熟成により、柏餅に巻いてある葉っぱのニュアンスがあるかと。」
「5月5日に食べる餅?」
私「はい。(大爆笑)」
そしてフランス ガスコーニュからのクラシックなワイン二連発。渋い奴の登場です(笑)。
●『エスプリ・ド・ヴィーニュ』V.V. 1999年 プレモン協同組合 フランス ガスコーニュ サン・モンA.O.V.D.Q.S. 750ml1575円 税込み
●『コレクション・プレモン』 2001年 プレモン協同組合 フランス南西部 サン・モンA.O.V.D.Q.S. 750ml 1575円税込み
私「この2本のワインセパージュはタナ70%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%、ピナンク15%と共通しています。」
「ピナンク??」
私「私も初めて飲みます(笑)。知らない品種ってフランスでもかなりあります。」
「ところで、このワインどこ?」
家内「もうスペイン国境に近いピネレー山脈の麓です。」
「あー、バスクって言われてる辺りですね。マスキューさん変な所のワイン捜しますねぇ(笑)。」
私「飲んでみてどうですか(恐る恐る)?ちょっと強いかも?」
「おー!こりゃ凄い!色だってまだ紫(笑)。10年以上経ってるのに?先に飲んだローヌの2003年の方が熟成が進んでますよね!何で?」
私「ローヌのワインは除梗して果粒だけで醸造されますが、この2本は房ごと醸造されますから梗のタンニンもワインに溶け込んでいます。」
「それって地域差ですか?」
私「そうですが、クラシックなワインは基本的に房ごと醸造します。ただ飲み頃になるのに時間はかかります。」
家内「このワインは10年以上経ってようやく飲みはじめられる状態になりました。」
「それでも、まだまだ閉じてるから、あと10年くらい平気じゃない?」
「この2本はたしかに共通してタンニンが凄い量入ってますが、味わいは別のワインみたい。何故ですか?」
私「木樽熟成の仕方が若干違いますが、ワインの有様の違いは畑やヴィンテージの違いかと。ちなみに皆さんどちらがお好きですか?」
「2001の方が、はっきりした感じがしますよね。」
「うん。うん。1999年はタンニンは落ち着いているけど、まだまだ閉じていませんか?」
「今飲んでみると、2001年の方が、複雑でニュアンスに富んでいますよね。」
私「どちらもアロマチックとは言えませんが、癖のある肉を塩胡椒だけ降って食べるには最適かと。」
「なるほど!肉のためのワインですな(笑)。」
「それにしてもマスキューさん変わったワイン見つけますよね(笑)。」
ありがとうございます(笑)。
そしてトリはスーパータスカンの登場です!
●『カンポラ』1998年 ファルキーニ イタリア トスカーナI.G.T.赤 750ml 4980円税込み(在庫限りの特別価格3450円税込み)
「うわっ!これ凄い!美味しい!」
「すんごく複雑でしかも飲みやすい!」
「前のワインの性か、すごく洗練されてるように感じますね(笑)。」
「スーパータスカンですから、サッシカイアみたいにめちゃくちゃ濃いワインかと思ってましたが、すごくエレガントですね。ボルドースタイルですね。」
私「たしかにボルドースタイルです。でもカベルネっぽくはありません(笑)。」
「メルロやフランっぽい(笑)。」
「まあ、文句の出ない味わいですな。」
「この美しさはもともと備わった味わいなんですか?」
家内「やはり熟成が必要だと思います。2005年くらいではまだまだ粗くこうはなりません。」
キックインサイドの完成度の高さでした。まだ何本かありますので、お声かけくださいませ。
どうもありがとうございました。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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明日はマスキューの店内試飲会です(笑)。
Apr 27, 2012 by weblogland |マズールの『レ・プラド』とプレモン協同組合のワインの対比は面白いハズです。
好みがはっきり別れそうです。中にはどちらも好む強者もおられるかと(笑)。まあ、様々なスタイルがワインにはありますから、今風のゆで卵を剥いたようなワインばかりでは飽きます。
こうしているとAさんはどちら派?Bさんはこちら派?などと常連の皆さんの好みを想像してしまいます。
別に変な趣味じゃありませんから、誤解なきよう(笑)。
あー。
明日が楽しみです。
天気大丈夫ですかね?
いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、お手すきの時間にお越しくださいませ。
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試飲会のラインナップ決まりました!
Apr 23, 2012 by weblogland |昨晩飲んだブランケット・ド・リムーとクレマン・ド・リムー旨いには旨かったのですが、味わいにもう少し個性が欲しかったですね。
うーん。
よって今回は5本となりました。
まずはマスキュー定番のマズールの『レ・プラド』2003年です。いままで2000年でしたが、2003年ヴィンテージとなって再登場。
●コート・デュ・ローヌ 『レ・プラド』2003年 ドメーヌ・A・マズール フランス ローヌ 赤 750ml 1485円税込み
ご記憶の方がいらっしゃると思いますが。ローヌの古酒を飲み頃になってからリリースするマズールのワインです。
セパージュはグルナッシュ70%、シラー30%の相変わらずの王道(笑)。
さて2003年の味わいはいかに?
さてさて次はフランス南西地方マディランのすぐ北のサン・モン村で造られたクラシックな赤ワインの二連発です。一応A.O.V.D.Q.S.とはいえ、知っている人いるかしら(笑)?の無名なワインです。逆にだからこそこんなにクラシックなワインがあったのかも。しかも10年オーバーの飲み頃にようやく入ったばかりのレアなワインなのです。でも今風のワインが好きな方にはちょっと重過ぎるかも?
●『エスプリ・ド・ヴィーニュ』V.V. 1999年 プレモン協同組合 フランス ガスコーニュ サン・モンA.O.V.D.Q.S. 750ml1575円 税込み
このワインのセパージュは、タナ70%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%、ピナンク15%。ピナンクとは在来の品種でフェールとも呼ばれ、オーセロワの亜種のようです。
樹齢30年以上の古木から手摘みで収穫されます。収穫量も低収量で飲んだ感じからすると、1本の樹からボトル1本分くらいしかジュースは取っていませんね。クラシックな低収量です。
熟成は新樽で10ヶ月、その後10年以上の瓶熟成後リリースされたまさに『魂のワイン』なのです。
●『コレクション・プレモン』 2001年 プレモン協同組合 フランス南西部 サン・モンA.O.V.D.Q.S. 750ml 1575円税込み
エスプリ・ド・ヴィーニュ同様の低収量、しかも樽熟成が14ヶ月と長くなっています(新樽1/3、古樽2/3)。セパージュもエスプリ・ド・ヴィーニュ同様ですが、ワインとしてのニュアンスに違いがあるようです。
味わい複雑で立体的。熟成の妙が楽しめます。抜栓直後はかなり還元臭が強いのですが、時間の経過と共に消えて行き、分厚いタンニンの中から果実味が顔を出してきます。
ヘビー級の後は一度舌をリセットしたいところですね(笑)。
ここで果実の果肉だけでできたような、フレッシュ&フルーティーしかも味わい深い白の登場です!
〇モントーナル・ルガーナ2010年 アジェンダ・アグリコーラ・モントナーレ イタリア ロンバルディア ルガーナD.O.C.白 750ml 1770円税込み
マスキュー初登場のイタリア ロンバルディアの白ワインです。
味わいはまさにネクター。桃や柑橘類の果肉だけ搾ったかのようです。余分な雑味がなく、ふくよかなこと、この上ありません(笑)。翌日になるとはっきりしたミネラルを感じますが、冷やして飲むと、驚くほどのピュアネスなのです。
うーん。
こんなワインがあったとは!
そして最後が噂のスーパー・タスカン『カンポラ』1998年です。
●『カンポラ』1998年 ファルキーニ イタリア トスカーナI.G.T.赤 750ml
トスカーナの銘醸家ファルキーニの最上級銘柄です。
ファルキーニと言えばヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノが有名です。私もあの白ワインにはまり(笑)、イタリア最良の白ワインだと、ずっと思っていました。古くからのイタリア・ワイン・ファンにはかように思っておられる方もいるかと。話がそれましたが、ここのキャンティーもなかなか滋味深くて良いのです。ですから『カンポラ』は、私にとって憧れのワインなのです。しかも1998年です。
このワイン、セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン95%、メルロ5%。バリックで24ヶ月熟成後1年間瓶熟成されます。新樽比率を1/3に抑えたところが心憎いスーパー・タスカン(笑)なのです。。
ですからサッシカイアなどのボルゲリのスーパー・タスカンとは趣がちょっと違います。コテコテの樽香優先ではありません(笑)。プルーンやベリー系の赤い果実味が明瞭でカベルネっぽくありませんが、溶け込みがよくエレガント。熟成による複雑さが深みを与えています。
ただこのワイン数があまりないので、試飲の折は一人一杯にてお願いします。
※あと価格は通常は5000円位で販売されるワインなのですが、今回スポット入荷につき破格!
当日かダイレクトメールにてお知らせいたします。お電話でのお問い合わせも可。ちょっと大きな声では言えません。申し訳ございません。
さあ、土曜日が楽しみです!
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来週の土曜日4月28日はマスキューの店内試飲会です
Apr 22, 2012 by weblogland |一ヶ月あっと言う間ですね。
試飲会のラインナップなんですが、だいたい決まりましたがあと1本が決まりません。取り寄せたサンプルを今晩飲んでみて決めようとおもいます。
マズールの『レ・プラド』が2000年から2003年にかわりましたので、皆さんに味わいを確認していただけたらと。あとガスコーニュの1999年と2001年のワインはもちろん出します。これがクラシックなんですよね(笑)。でも若い方や慣れていない方は拒絶反応がでるかも?
あと面白いイタリアの白ワインを見つけましたから、是非飲んでいただかなくては!ロンバルディアのワインなのですが、なかなか衝撃的です(笑)。
トリは決まっています(笑)。イタリアのスーパー・タスカン『カンポラ』1998年です。旨いんですよ、このワイン。
あと決まっていない1本は泡です(笑)。ブランケット・ド・リムーとクレマン・ド・リムーのどちらかで悩んでいます。
やはりウェルカムを兼ねて泡は出したいところですから。
今晩飲んでみますね(笑)。
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アート&ジャズ・フェスティバル
Apr 21, 2012 by weblogland |明日土曜日午後から関内の吉田町では道路を解放して「アート&ジャズ・フェスティバル」が行われます。ジャズの生演奏と画家による作品販売、その場で似顔絵を描いたり等など。
もちろん『タウザ』も出店営業いたしますので、お立ち寄りの際は『タウザ』で一休みしてくださいませ。店頭でギネスとマネージャー特製のチヂミも販売しております。
こんな訳で、明日天気が悪いと困ります(笑)。
大丈夫ですかね?
雨が降れば中止ですから、ヤキモキします。まあ、それもこっちの勝手な言い分ですから、ここは天に祈るのみ!
あーした天気になぁーれ。
大丈夫かな?
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今サンプルを取り寄せています
Apr 17, 2012 by weblogland |面白いワインも、ちらほら(笑)。ガスコーニュの飲み頃ヴィンテージの破格のワインを、見つけました。昔取り扱っていたプレモン協同組合のワインです。私も家内もとても好きな生産者です。たしか、扱っていたインポーターさんが取り扱いを止めてしまい、泣く泣く終売となりました。
ガスコーニュのタナ種は手強く熟成するまでに10年くらいはかかります。ですから、なかなか飲み頃のガスコーニュのワインはお目にかかれません。
でもありました!
1998、1999、2001年と蔵出しのワインです。おそらくクラシックなスタイル。
もちろん限定品ですから、ここは考えている場合ではありません(笑)。とりあえず1ケースずつ速攻で発注しました。
こういったマイナーでレアなワインは試飲会に出ませんから、躊躇してはダメです。追加するかどうかは、飲んでから考えることにします(笑)。場合によっては私と家内で1ケース飲む覚悟なのです。まあ、ガスコーニュ好きですから、苦ではありませんが(笑)。
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本日はありがとうございました
Apr 01, 2012 by weblogland |ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
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試飲会の日程を間違えてしまいました。
Mar 28, 2012 by weblogland |試飲会の日程を間違えてしまいました。
狛江のKさんからご指摘されて気がつきました。
助かりました。ありがとうございます。
マスキューの店内試飲会は12月以外は毎月の最終土曜日と決まっているため、ミスに気がつきませんでした。私自身そそっかしいので3月が30日で終わる錯覚をしていたようです。ちゃんとカレンダー見ればわかるのですが…。
正しくは3月31日(土曜日)でございますので、訂正してお詫び申し上げます。
失礼いたしました。
ところで『グロッサー・サッツ』のグリューナー・ヴェリトリーナー2010年良いですね(笑)。お酒に詳しいAさんにお勧めしたところ「今まで経験したことのない味。オーストリア人の好む味わいなんでしょうね。じつに品がイイ。オーストリアの料理を調べて食べ合わせをしてみますよ(笑)。」
実はAさんはもう80歳になる高齢者です。でも常に好奇心を失わない姿勢は立派です。知的で思慮深く、しかもユーモアに富む素敵な女性です。カッコイイのです(笑)。
そそっかしい私は見習わなくては!
反省。
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