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明日は試飲会です。
Jun 26, 2010 by toshiaki |あとメインテーマのマコンのヴィレ・クレッセ比べは楽しみです。私達も一度に3本開けて比べることはありません。試飲会だからこそ出来る楽しみなのです。比べることで、イメージの修正や新たな発見があります!テイスティング能力は上がります。比較試飲は勉強になりますよね(笑)。
『ヴィレ・クレッセは良い!』これが結論になれば良いのですが…(笑)。
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今日はこれから渋谷です。
Jun 23, 2010 by toshiaki |学生時代渋谷に通ってましたが、今となっては遠い昔です。昔のお店を捜すより、新しい気になるお店を捜した方が早そうですね(笑)。
何食べようかな?
試飲会の前ですからあまり香辛料の効いたものはダメですし、量が多過ぎてもイケません。舌が鈍ります。あっさりしたランチにしますか。
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明日はインポーターさんの試飲会
Jun 22, 2010 by toshiaki |場所は青山ですか。ここのところレアなイタリアワインを輸入しているインポーターさんの試飲会です。あのヴァレ・ダオスタのフーミンのインポーターさんです。面白いワインがありそうです。
普段この時期はあまり試飲会はないのですが、今年はこの時期あと何回かあります。私にとっては願ったりなのですが。
夏前の最後の需要期でもありますから、みんな一生懸命になります。真夏になるとさすがにワインの販売量は減りますから、上半期最後のダッシュです(笑)。
ところで今日アンドレ・ボノームのヴィレ・クレッセ オー・クラッセ2006年入荷しました。あー、良かった(笑)。
なんたって今週の土曜日のマスキュー試飲会のメインのワインです。入荷しなかったら大変なことになります。
美味しいんですよ。
皆さん期待してくださいね(笑)。
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試飲会にお越し下さり、どうもありがとうございました
May 30, 2010 by toshiaki |まずは一番手のブルゴーニュのシャルドネです。『切れるねぇ(笑)。シャブリみたいだね。』
瓶の底には沢山の酒石酸。スゴい酸の量です。
『フルーティーで爽やか!』
『2007年てあんまり良いヴィンテージじゃないって聞きますが、美味しいですよね?』
『やはり、つくり手によるところが大きいのでは?』
そーなんです。このワインじつは100%ビーズの畑のブドウではありません。扱い量が増えたため、ブドウを外部から若干調達したようです。とはいえ相変わらずのスタイルは守ってますから、恐らく近所の安心できる生産者から分けてもらったと思います。
『この味でこの価格だったら問題ないですよ(笑)。』
御墨付きをいただきました(笑)。
そしてドイツの爽やかキャビネット。名門ターニッシュの上等なリースリングです。
『懐かしいね。桝久さんドイツワイン久し振りじゃない(笑)?リースリングってイイですよね。』じつはドイツワインをしいれるのは何年かぶりなのです(笑)。
私曰く『Kさんには隠せません(笑)。とても久し振りなんです。良くて手頃なモーゼルのリースリングがなくて、ずっと諦めていたんですが。ここのところ暖かくなるにつれ、猛然と飲みたくなりました(笑)。たまには良いかと…。』
『何に合わせると良いですか?』
私曰く『おいなりさんなんか良いかと思います。あと甘酢を使った酢のものや、お寿司には最高です。』
『おいなりさんやってみます(笑)。』
『わたしにはちょっと甘いかなぁ?』
たしかにキャビネットとしては甘さがちょっとあるかもしれませんね。さらに温度を下げたほうが良いかも。
ドライな辛口ワインが主流になり、忘れ去られがちなドイツワインですが、皆さん概ね新鮮に感じて下さいました(笑)。
つぎが問題?のレゼルヴ・デュ・プチ・コロンビエ2002年です。中味が例のサン・コロンブというワインです。
『ミッシェル・ローランのサン・コロンブって鳩のラベルのワインですよね?あれって2000円以下じゃ買えないワインですよね?』
『このワイン整ってますよね。でも次のムーラン・デュ・ラック2000年のほうが豊かで良いかと…』
抜栓後しばらくは次のボルドーAC、シャトー・ムーラン・デュ・ラック2000年の豊かなメルロの味わいの前にレゼルヴ・デュ・プティ・コロンビエ2002年はかすみがちでした。
『やはり2002年は作柄が悪いからサン・コロンブとして販売するには無理があったんですかね?』
ところがビックリ。抜栓から3時間が過ぎた頃からレゼルヴ・デュ・プティ・コロンビエ2002年に異変が(笑)。
『あれ?濃くなっていない?』
隠れていた酸が現われてきたようです。
ちょうど狛江からお越しのKさん。
『これって私が飲んだサン・コロンブより美味しいです!』真剣にワインを飲まれていますから、反応が鋭いです。さすが!ワインには飲むタイミングがあるということです。
よくミッシェル・ローランのワインはワンパターンでどれも同じと悪口をいわれますが、今回のレゼルヴ・デュ・プティ・コロンビエ2002の味わいには驚きました。恐るべしミッシェル・ローラン!
まさかこんなに深いワインをつくるとは!簡単なワインじゃありません。
そしてビッグヴィンテージ1995年、渾身のボルドー・スペリュール シャトー・テレフォール・カンカール プレステージ1995年です。
『スゴい!こりゃレベルがちがうね(笑)。まだまだ先がありそう。』
『10倍の値段の有名なワインと変わらないよね。』
まさにグレートワイン。名もないシャトーがこんなスゴいワインをつくっちゃうんですから、ボルドーの産地としての奥深さを感じます。
最後がシャトー・ド・サランソー1989年 サン‐テミリオンAC。
力強く、しかも美しく熟成した珠玉のようなワイン。
『言葉を失うね(笑)。』『でも香りが生々しすぎて私無理かも?』
たしかに熟成香ってそういうところがあります。でも小羊などのちょっと臭い肉を焼いて合わせると旨くて死にそうになりますよ(笑)。
このワインまだ古酒に完全になりきっていませんから、まだまだ楽しめそうです。
個人的にはこのワインをシャトー・ラツールに重ねてしまいます(笑)。しかも良いヴィンテージのラツールです(笑)。
だから私は幸福なんですね(笑)。
笑いが止まりません。
それでは皆様どうもありがとうございました。
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土曜日の試飲会のトリのワイン
May 27, 2010 by toshiaki |なにがって?
こんどの土曜日の試飲会のトリのワインのことです。
うーん。
ルモワスネの1997のシャブリ『フルショーム』か?
サン‐テミリオンのシャトー・ド・サランソー1989年か?
じつはシャトー・ド・サランソーってシャトーラツールににているんです。しかも81、83、84、87ヴィンテージのラツールより良いような気がしています。
未だにタイトさがあり、タンニンの硬さがラツールのスタイルによく似ているのです。たんに私の妄想でしょうか?
そんな訳で皆さんに飲んでいただきたいのですが、ルモワスネも捨てがたい!なかなかお目にかかれないクラシックなシャブリですし、ましてやリアルタイムの熟成中ですからね。
もうルモワスネの遺産のオールドヴィンテージワインも、彼はいませんから、そうそうこの先簡単に手に入る訳ではないでしょうし。
悩むなぁ~。
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もう今週の土曜日は試飲会です。
May 23, 2010 by toshiaki |さあ今回はどうしましょう?新入荷がだいぶありますので、それを中心にやろうと思っています。ボルドーの手頃なバックヴィンテージはなかなかの良さ。味良し、価格良しの優等生ですから決まりです。
えーと。久し振りのドイツワイン、ターニッシュのバードスチューベKABは是非とも試して頂きたいワインです。あとスペイン、フミーリアのワインもコストパフォーマンスが高くお勧めですね。味わいはもちろん素晴らしいのですが、ラベルがイカしています(笑)。それからブルゴーニュのシモン・ビーズのお手頃白ワインは外せません。うーん。
あまり数多くになると大変なことになりますから、ほどほどにしなくてはいけません。やはり6本くらいが無理が無くて良いですからね。7本を越えるとやっている我々も訳が分からなくなります。
家内と作戦会議をしなくては(笑)。
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ブドウの『芽かき』
May 17, 2010 by toshiaki |なんでも昨日山梨のワイナリーに行き、ブドウの『芽かき』をされてきたそうです。
『えっ!芽かき?』
Kさん曰く『これ昨日掻いたブドウの蕾です。天ぷらにして食べると美味しいらしいですよ!』
わざわざおもちくださいました。
家内と私『おー!スゴい!』このままでも食べられるというので早速かじってみました。『リンゴの皮みたいな味!』『食べれるんですね。こんな味がするんですね。』『たしかに天ぷらにしたら美味しいですね。青臭くないのがビックリです。』
なんでも、毎月一度そのワイナリーへ行って農作業を手伝うツアーに参加されているとのこと。
来月はブドウの花見らしいです(笑)。
さすが筋金入りのワインエキスパートです!
取組みが違います。脱帽です。わざわざありがとうございました。
そんなツアー参加してみたいですね(笑)。
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桝久 試飲会リポート
Apr 25, 2010 by toshiaki |お客様の流れが良く、間が空くことなく開催できました。ところが夕方過ぎに『ロタンティーク』がまず空になりました。さすが『ロタンティーク』は数がないため試飲サンプルを2本出せません。千葉からお越しのSさんご夫妻をはじめ幾人かのお客様、大変失礼いたしました。お許しください。
まずはワシントン州のワイン4連発です!
ワシントン・ヒルズ カベルネ・ソーヴィニヨン2007年がトップバッターです。
『おっ!飲みやすいね。』
『濃いけど、軽いね。』『そうそう。カリフォルニアとは違うね。』
カベルネらしさには欠けるかもしれませんが、レベルは高いのです(笑)。『私スクリューキャップ楽で好きなんですよね。でもスクリューキャップのワインって旨くないのが多くて…。これならイイわ(笑)。』
さて続いてはスノークォルミー2008年リースリング甘口ワインです。
『あれ?この香りリースリングじゃないよ!』
さすが筋金入りのワインエキスパートKさんです。
私曰く『そーなんです。リースリング80%、マスカットとヴィオニエが各10%なのです。香りにドライアプリコットやトロピカルなニュアンスがあるのはそのためです。』
Kさん曰く『うーん。たしかに飲むとリースリングだ。変わってていいね(笑)。』
『アメリカのワイン法っていい加減ですね(一同笑)。』
食通のTご夫妻『ご飯食べる前には甘いから飲みたくないけど、お腹いっぱいになった後の食後酒で飲みたいね。』
甘口ワイン好きのNさん『旨い!たしかに極上のドイツワインには及ばないけど、この値段だったらこっちを選びます!(笑)』
私曰く『酸も割にしっかりありますから、抜栓後のもちも良いです。』
試飲会でも久し振りの甘口ワインでしたが、割りと好評でした。甘いだけの甘口ワインはダメですが、ちゃんと酸のある甘口ワインは飲むと元気が出ますね(笑)。
次は辛口白ワイン レコールNO41 2007年 セミヨン です。
『ボルドースタイルだけど、似た銘柄が見当たらない(笑)?ボルドーのグラーブやソーテルヌ、バルザックだったら貴腐の香りするよね?』
さすがKさん。そーなんです。セミヨンのアロマが純粋です。逆につくりものっぽく感じるほど。『アメリカ人らしいのかな?』
『でもこのワイン、バターを使った料理には最強!使えそう!』料理好きのSさんの奥様。
私曰く『木樽発酵してますから、木のバニリンが良く溶け込んでいます。バターソテーならなんでもOKですよね(笑)。』完成度の高さはご好評いただきました。
そしてワシントンのワインのトリはO‐Sワイナリー レッド・ワイン2006年です。
『ウワッ!これおいしー!』
『何にも言われなかったらボルドーの高級ワインだと思っちゃうね(笑)。』
『そうそう!でもボルドーの高級ワインだったら2006年ヴィンテージじゃこんなに飲みやすくないよね(笑)。』
さすが皆さん良くご存じです!
コストパフォーマンスの良さで一同一致です(笑)。
さてこれより本日のメインイベント(笑)。シャトー・ピネレ2005年とその上級銘柄『ロタンティーク』2005年との並行試飲です。
『なんでこんなに違うの?畑は続いてるし、作り手もおなじなのに?』
遠路お越しのA先生『こんなにも味が違うと、ジェネリックと上級銘柄の差というよりも、別物と考えたほうが良いかも。』鋭いご指摘です。
私曰く『彼の地で500年以上ワインをつくっていますから、自然とその限られた場所がシャトー・ピネレの中で最良の部分と認識されたんだと思います。そういった意味からするとテロワールとしか言い様がありません。たしかにロタンティークの区画では特別丁寧なワイン作りは行われていますが。それは逆にその区画だからこそ特別なワインが作れるからだと思います。他の部分でロタンティークと同じ作り方をしても成果が上がらないことを経験的に分かっているのだと思います。ボルドーのグラン・ヴァンがよく畑を広げますが、それはもともとワインつくりの適してない部分ですからいままで畑でなかっただけなのです。』
シャトーピネレ2005年はピークに入っており、ザクロのようなマルベック特有の赤い果実味が明瞭に出ています。かたや『ロタンティーク』2005年はものスゴいボリューム感はありますが、香りはまだ閉じておりさながらビッグバン後に形成された出来たての銀河のように渦巻いている状態です。
飲んで比べても、この両者がつながるようには思えませんよね。
私もそうです(笑)。
断言できません。
ただ経験的にロタンティークのポテンシャルの高さは分かります。アルコール分が13%とボリューム感の割に低く無理がなく、恐らくベストの高さだと思います。(ここがニューワールドとの違い。)シャトー・ピネレが12.5%でベストの高さであることも勘案するとこの0.5%の差こそテロワールの差であり、生命力の大きな差となっていると思うのですが…。
ワインの先行きがどうなるかは難しいです。ようはそのワインの先行きを見届けたいかどうかに関わっているような気がします。もちろん私も『ロタンティーク』2005年の先行きを見届けるつもりです(笑)。
それでは昨日はご来店いただきどうもありがとうございました。
昨日はご来店いただきどうもありがとうございました。
お客様の流れが良く、間が空くことなく開催できました。ところが夕方過ぎに『ロタンティーク』がまず空になりました。さすが『ロタンティーク』は数がないため試飲サンプルを2本出せません。千葉からお越しのSさんご夫妻をはじめ幾人かのお客様、大変失礼いたしました。お許しください。
まずはワシントン州のワイン4連発です!
ワシントン・ヒルズ カベルネ・ソーヴィニヨン2007年がトップバッターです。
『おっ!飲みやすいね。』
『濃いけど、軽いね。』『そうそう。カリフォルニアとは違うね。』
カベルネらしさには欠けるかもしれませんが、レベルは高いのです(笑)。『私スクリューキャップ楽で好きなんですよね。でもスクリューキャップのワインって旨くないのが多くて…。これならイイわ(笑)。』
さて続いてはスノークォルミー2008年リースリング甘口ワインです。
『あれ?この香りリースリングじゃないよ!』
さすが筋金入りのワインエキスパートKさんです。
私曰く『そーなんです。リースリング80%、マスカットとヴィオニエが各10%なのです。香りにドライアプリコットやトロピカルなニュアンスがあるのはそのためです。』
Kさん曰く『うーん。たしかに飲むとリースリングだ。変わってていいね(笑)。』
『アメリカのワイン法っていい加減ですね(一同笑)。』
食通のTご夫妻『ご飯食べる前には甘いから飲みたくないけど、お腹いっぱいになった後の食後酒で飲みたいね。』
甘口ワイン好きのNさん『旨い!たしかに極上のドイツワインには及ばないけど、この値段だったらこっちを選びます!(笑)』
私曰く『酸も割にしっかりありますから、抜栓後のもちも良いです。』
試飲会でも久し振りの甘口ワインでしたが、割りと好評でした。甘いだけの甘口ワインはダメですが、ちゃんと酸のある甘口ワインは飲むと元気が出ますね(笑)。
次は辛口白ワイン レコールNO41 2007年 セミヨン です。
『ボルドースタイルだけど、似た銘柄が見当たらない(笑)?ボルドーのグラーブやソーテルヌ、バルザックだったら貴腐の香りするよね?』
さすがKさん。そーなんです。セミヨンのアロマが純粋です。逆につくりものっぽく感じるほど。『アメリカ人らしいのかな?』
『でもこのワイン、バターを使った料理には最強!使えそう!』料理好きのSさんの奥様。
私曰く『木樽発酵してますから、木のバニリンが良く溶け込んでいます。バターソテーならなんでもOKですよね(笑)。』完成度の高さはご好評いただきました。
そしてワシントンのワインのトリはO‐Sワイナリー レッド・ワイン2006年です。
『ウワッ!これおいしー!』
『何にも言われなかったらボルドーの高級ワインだと思っちゃうね(笑)。』
『そうそう!でもボルドーの高級ワインだったら2006年ヴィンテージじゃこんなに飲みやすくないよね(笑)。』
さすが皆さん良くご存じです!
コストパフォーマンスの良さで一同一致です(笑)。
さてこれより本日のメインイベント(笑)。シャトー・ピネレ2005年とその上級銘柄『ロタンティーク』2005年との並行試飲です。
『なんでこんなに違うの?畑は続いてるし、作り手もおなじなのに?』
遠路お越しのA先生『こんなにも味が違うと、ジェネリックと上級銘柄の差というよりも、別物と考えたほうが良いかも。』鋭いご指摘です。
私曰く『彼の地で500年以上ワインをつくっていますから、自然とその限られた場所がシャトー・ピネレの中で最良の部分と認識されたんだと思います。そういった意味からするとテロワールとしか言い様がありません。たしかにロタンティークの区画では特別丁寧なワイン作りは行われていますが。それは逆にその区画だからこそ特別なワインが作れるからだと思います。他の部分でロタンティークと同じ作り方をしても成果が上がらないことを経験的に分かっているのだと思います。ボルドーのグラン・ヴァンがよく畑を広げますが、それはもともとワインつくりの適してない部分ですからいままで畑でなかっただけなのです。』
シャトーピネレ2005年はピークに入っており、ザクロのようなマルベック特有の赤い果実味が明瞭に出ています。かたや『ロタンティーク』2005年はものスゴいボリューム感はありますが、香りはまだ閉じておりさながらビッグバン後に形成された出来たての銀河のように渦巻いている状態です。
飲んで比べても、この両者がつながるようには思えませんよね。
私もそうです(笑)。
断言できません。
ただ経験的にロタンティークのポテンシャルの高さは分かります。アルコール分が13%とボリューム感の割に低く無理がなく、恐らくベストの高さだと思います。(ここがニューワールドとの違い。)シャトー・ピネレが12.5%でベストの高さであることも勘案するとこの0.5%の差こそテロワールの差であり、生命力の大きな差となっていると思うのですが…。
ワインの先行きがどうなるかは難しいです。ようはそのワインの先行きを見届けたいかどうかに関わっているような気がします。もちろん私も『ロタンティーク』2005年の先行きを見届けるつもりです(笑)。
それでは昨日はご来店いただきどうもありがとうございました。
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試飲会へのご参加ありがとうございました
Apr 25, 2010 by toshiaki |遠路からもお越しいただきありがとうございました。
後半終り頃はワインが無くなり大変失礼いたしました。
お詫び申上げます。
私まだ仕事が終わりませんので、詳細は明日リポートいたします。
それでは皆様今日はお疲れ様でした。
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明日はマスキュー店内試飲会です
Apr 23, 2010 by toshiaki |新聞の天気予報には曇りのち晴で気温が最高15度とありました。
どうやらこの寒さは和らぎそうです(笑)。
明日の試飲会はワシントン州のワインとフランス、カオールのワインとの二部構成です(笑)。
今注目されているワシントン州のワイン、従来の銘醸地カリフォルニアとの違い。ワシントンワインのレベルの高さを皆様にお届け出来れば幸いです。
そしてメインはカオールのシャトー・ピネレ2005年のジェネリックと上級銘柄『ロタンティーク』の比較試飲です。
家内とはもうすでに一度比較試飲をしたのですが、とても勉強になりました。カオールの良さ、シャトー・ピネレの良さ、『ロタンティーク』の素晴らしさ!ともに感激しましょう!
また、明日は遠路はるばるご来店されるお客様もおられるようです。夕方に集中しがちなので、ご迷惑おかけしましたらお許しください。
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良いワインあるかなぁ?
Apr 22, 2010 by toshiaki |なんでもボルドーのオールド・ヴィンテージがメインらしいです。グラン・ヴァンではなく、地区名クラスの10~15年ほど前のものらしいです。価格も常識的ですから、行かない訳にはいきません(笑)。ボルドーもカスティヨンとかのマイナーアペラシオンで良いワインがつくられていることが多々あります。
なにも左岸のスターばかりがボルドーではありません。かえって知名度が低い右岸のほうがお買い得な良品に当たります。スターにお買い得ワインはありません(笑)。まあ一度や二度試すくらいで良しとすべきですね(笑)。
こんな訳で今日は血が騒ぎます。良いワインあるかなぁ?安くてもちゃんと熟成したワインがあったらラッキーです!
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昨日は皆様のお越しありがとうございました
Mar 28, 2010 by toshiaki |まずウェルカムのロゼスパーリング、ラ・ヴィ・アン・ローズ。きりりと冷やしてさっぱりと。
「あっ、可愛いね。」
「色はまさに桜だね。お花見用ですね(笑)。」
「泡がキメ細かいねぇ。結構良い造りじゃない?」
そーなんです。味わいはほろ甘くちょっと軟弱(笑)ですが、キメ細かい泡立ちはさすが瓶内一時発酵です。ドサージュしませんから、残糖のベタつき感がありません。ですから後口がとてもエレガントなんです。
次はスパルタンなロゼ(笑)、南フランス、ミネルヴァのシャトー・クープ・ローズのフレミアン2007年です。
「スゴい色ですね。これってビジョン・ブラッドって言うやつですか?」「これだけしっかりしたロゼワインは初めて!赤ワインのタンニンの少ないワインっていう感じだね。」
色々ブレンドしてつくったロゼじゃなくて、このためだけにセニエでつくってますから、赤ワインを早めに果皮と分離した赤ワインつくりのロゼワインなのです。しっかりしてますから今日は常温で飲んでいただいてます。崩れないでしょ?
「おー!なるほどね。食事の最初から最期までこれ一本でいけるね(笑)。こりゃ重宝だね。」
「こんなロゼあるんですね?」
そして本日の隠し玉(笑)ラングロワ‐シャトーのソーミュール・ブラン。最初の2007年が無くなってしまって急遽2008年ヴィンテージに差し替えさせていただきました。
「ウワッ!フルーティー。でも口に入れると鮮烈!こりゃやられました(笑)。」
「フルーティーだけど、食事に合いそう。」
そーなんです。シーフードサラダやマリネ。あとアロマにバターっぽさがありますからバターソテーには確実に合いますね。
「白カビのチーズなんかも良さそうね(笑)」
シェーブルなんか最高ですよ(笑)。
「マスキューさん。このワイン今年最高のヒットじゃない?」
「フルーティーだけど、スンゴイ骨格!こりゃスゴい。」
さすが常連のお客様。コストパフォーマンスにさとい!なんたって1280円です。鼻が高くなっちゃいました(笑)。
さてここからヘビー級の赤連発なので皆さんにはお水で口を直していただきました。
アルゼンチンのドーニャ・パウラ マルベック2008年とシラーズ・マルベック2008年を連続で比べていただきます。
「どっちもコイ~。(笑) でもなんでこんなに違うの?」
造り手もヴィンテージも同じですし、両方のマルベックも同じ畑てつくられているはずです。
「シラーのせい?」
でもこんなエキゾチックなワインは経験したことありません。
うーん。
「漢方薬みたいな香りしますね。」
「どっちもかなり甘いけど、シラーが入るだけでなんでこんなに違うの?」
たしかにシラーらしいスパイシーさやベリー系の香りがしっかりありますが、なんとも経験したことのない複雑な深みがあります。マルベックだけでつくったワインから更なる高みを目指すのでしょうか?
ドーニャ・パウラのシラー、今後目を離せません。しっかり見守りたいワインです。
そして間髪を入れずにエマニエル・ダルノーのクローズ・エルミタージュ。王道のシラーと比べていただきます(笑)。
「ウワッ。おいしー。濃くてエレガント!」
「あー!洗練されてるなぁ。」
さすが地元では天才と評されるダルノーです。その力量計りきれません。
「でも2008年で若いのに、なんで飲めちゃうの?」
そーなんです。それが不思議なんです。抜栓後ずっと味わいが伸び続いてます。何年か後に飲んでみて検証しなくてはいけないワインです。
それにしても今日はヘビー級の連続でお疲れ様でした。最後にもう一度ソーミュール・ブランを飲んでいただいて、良さのダメ押しはぬかりありません(笑)。
どうもありがとうございました(笑)。
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試飲会のラインナップ変更になりました。
Mar 26, 2010 by toshiaki |試飲会のラインナップ変更になりました。
じつはラングロワ‐シャトーのサンセールが足りなくなってしまいました。皆さんに試飲していただくにも数がありません。申し訳ございません。やはりサンセールとしては異常なくらい安かったのと、土曜日でインポーターさんも休みの為、どうしても間に合いませんでした。
重ねてお詫び申上げます。
そんな訳でラングロワ‐シャトーのサンセールに変わってドーニャ・パウラのマルベックを差し替えさせていただきます。ドーニャ・パウラのマルベック→ドーニャ・パウラのシラー・マルベック→エマニエル・ダルノーのクローズ・エルミタージュという後半の順番になります。
マルベックの完成形アルゼンチンのドーニャ・パウラと、それにシラーを加えた新境地の違いを味わっていただいて、最期にシラーの王道を歩むエマニエル・ダルノーのワインで圧倒する計画に変更です(笑)。
マルベック→シラー+マルベック→シラー の組み合わせの妙をお試しいただきます。
重量打線になりました(笑)。
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来週の土曜日は店内試飲会です。
Mar 21, 2010 by toshiaki |たまたま私が墓を相続したのですが、親戚の誰かが気持ちを持ち続けていてくれることはとても励みにもなります。知らないところで支えられている気がしました。
ところで、来週の土曜日は店内試飲会です。
毎月恒例になっていますが、あっという間に1ヶ月経ってしまいます。
早い!
今月は新入荷ワインがいつもより多く、しかも花見と重なりますから、ちょっと困っています。10も試飲するのは大変です。
うーん。
これから家内と作戦会議です(笑)。
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今日は東京で試飲会です。
Mar 08, 2010 by toshiaki |今日はブルゴーニュの有名ドメーヌのグロやパランのワインが試飲出来そうなのです。
ブルゴーニュって良いですよね。
うちは夫婦揃ってブルゴーニュ好きです。次回のブルゴーニュ試飲会は私の番です(笑)。まあ、今回は我慢します。
ところで、早いドメーヌでは2009年のワインをサンプルでもって来ているかも知れませんし、2008年は確実に並ぶはずです。
まだ2008年はほとんど飲んでませんから、気になって仕方ありません。
こればかりは飲んでみて判断するしかありません。
話を聞くのが楽しみです(笑)。
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お花見用ワイン
Mar 07, 2010 by toshiaki |お花見用ワインですが、このロゼ・スパーリングとても美しいと思いませんか?
ラ・ヴィ・アン・ローズという名のロワール産スパーリングです。ロワール・ソーミュールのドメーヌ・パス・サン・マルタンがつくるノン・ヴィンテージのメソード・アンセストラルのヴァン・ムスーです。
このドメーヌ有機栽培を行っておりエコセールの認証を取っています。味わいにもしっかりしたミネラル感があり、奥行き余韻が広く、科学的な農薬の使用を感じさせません。
セパージュがグロロ100パーセントですから、あのロゼ・ダンジュの味わいをイメージしていましたが、良い意味で裏切られました(笑)。香りは木苺などの明瞭な赤いベリーの香りです。しっかりした酸があり軟弱さがありません。
うーん。
素朴ではありますが、育ちの良さを感じる、満足できる味わいです。
作りも瓶内一時発酵のシンプルな技法です。
価格は2330円ほどですが、数がなかったのでホームページにアップできませんでした。
スミマセン。
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お花見用ワイン
Mar 05, 2010 by toshiaki |今年も桜の開花早そうですね。
お花見用ワインを捜さねば!
まあ、これは定番なのですがサンテロ・ピノ・ロゼは外せませんね。
イタリアのスプマンテのロゼです。色合いが明るくとても綺麗です。あとなんといっても甘さ加減が絶妙なのです。この価格帯だと妙に甘さが口に残るスパーリングが大部分ですが、気になる手前で押さえているところがベリーグッドなのです(笑)。イチゴやチェリーのような果実味はとてもチャーミングです。食事の邪魔になりませんし、それだけでも楽しめます。
あとこのスプマンテを飲むと感じるのですが、泡もちも良いし味わいが崩れにくくなっています。技術がだいぶ進んでいることに気がつきました。イタリアに限らず比較的低価格のワインはそれなりのことが多いのですが(特にイタリアはヒドかったです。)、企業努力を感じました。
みんなしのぎを削って頑張っています。
これもグローバリゼーションの賜ですかね?
まじめに良いワインを提供しないと消費者から見放されちゃいますからね。我々も真剣に取り組まなくては!
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試飲会へのご参加ありがとうございました
Feb 28, 2010 by toshiaki |夕方に集中してしまいましたから、グラスが足りなくなったりご迷惑おかけしました。
トップバッターのリンカーン・エステートのシラーズは大人気でした(笑)。
「おー!スゴい!濃くて柔らかくてあま~い。」「でも、チープな味じゃないね。」
「9、900円?なんでこんなに安いの?」
「うーん。甘さと果実味のボリュームがあるし、スパイシーなのがイイですね。この値段は脅威(笑)だね。」
私曰く「前に入荷したカベルネも濃くて同じように良いワインでしたが、シラーズは品種の特徴がとても良く出ており、やはりオーストラリアのこのランクのワインは、シラーズに尽きると感じます。」
分かり易さと説得力が両立してました(笑)。
次が手強いシャトー・ラルドー2006年です。「ウワッ。渋すぎる!」いきなり拒絶反応を示す方もいます。
「このワインひょっとしてスゴいワインじゃないんですか?それにベルジュラックってボルドーに近いにもかかわらず、なんでこんなにも違うんでしょうぬ?」「そうそう品種だってボルドーと同じなのにね?」
さすがソムリエの某氏。「2006年でも全然落ち着いた感じがしない(笑)。でも下品じゃなくて、まだまだタンニンを持て余してるみたい?」実際抜栓後すぐはタンニンしか目立ちませんが、ジックリ探ると様々な要素が隠れています。ちょっと難しいワインです。2~3時間たってタンニンが柔らかくなると全貌がうかがえます。硬質な旨さ全開です(笑)。ただ華やかさは今回のラインナップでは目立ちませんでした。ちょっと割りを食いましたか?地味なワインは比較テイスティングには向きませんね(笑)。ただコストパフォーマンスの高さは皆さんに分かっていただけたと思いますが。
「どんな食べ物に合わせます?」(この質問はこのワインの核心を突いています。)
「単純に肉、しかも塩胡椒だけですかね?ソースにあわせるイメージが沸いてきません(笑)。あとワインの供出温度は高めのほうが良いかも?今日よりは高いほうが良いかも知れませんね。」
「ラム肉も良いかも?」
次のシャトー・ダマーズ2005年は整った完成したワインですから、嫌でも良さが目立ちます(笑)。
「おいしー!このワインマスキューさん長く売ってますよね。なんども買ってますが、いつも旨い!」
私曰く「この前の2004年ヴィンテージが良くてブレークしたワインですが、2005年はスゴい出来です。ようやくワインも落ち着きが出て、ヴィンテージの良さが良くわかります。」
「トリュフや土の香りもあり、明瞭でしっかりしたプラムの果実味とのバランスが良いのです。当店のロングセラーワインですが、着実にグレートアップしてます。」
「そーいえばダマーズって昔は12~300円でしたよね(笑)」さすが付き合いの長いワインエキスパートのKさん。よくおぼえてられます(笑)。お許しを!
そして異彩を放ったリベラ・デル・デュエロの新星ウィスカラのセンダ・デ・ロロ2007年です。
抜栓直後2時間位は独特のトップノーズです。
「なにこれ!カフェオレ!」
「エスプレッソやカフェオレのようなコーヒーと乳製品のエッセンス?」じつは木樽発酵によるものです。ただ溶け込みが良く収斂性を感じません。とはいえビックリしました。
ただジックリ味わいますと赤いベリー系の果実味が中で渦巻いています。「すんごい力!でも力づくじゃないですね。」
密度感と味わいのベクトルはまさにグレートワインです。
「いままで飲んだことのないスペインワインです。ただスペインワイン共通の豊かさがありますね。」スペインワイン好きのご夫婦曰く。
「ウワッ。衝撃的!エステルみたいな揮発する香りが凄いですね。植物っぽさがありますね。」千葉からお越しの新婚のSご夫妻。時間の経過に伴い様々な顔をみせてくれます。
そして最期は飲み頃のスペインワイン。ヴィーニャ・サマランカ2005年です。産地はリベラ・デル・デュエロのあるドゥロ河をポルトガルに向かって下ったところです。
「なんて鮮烈なの!」
「赤い果実、そうそうフランボアーズの香り!それもすごくはっきりしてる。ジャムみたいじゃないところが良いね!」
そーなんです。シンプルなんですが、美しく揺らがないのです。華美ではないのですが、しみじみ飽きのこない味わいです。
今日は5種類でしたが、ご満足いただけましたか?すべて香りの違うワインで、真剣にテイスティングするには良い数だと思いますが…。
どうもご来店ありがとうございました。
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明日は試飲会です。
Feb 26, 2010 by toshiaki |下馬評通りキム・ヨナ選手と金・銀メダルを分け合いましたね。
拍手拍手です。あの二人の精神力はスゴいです。もちろん素質・努力とも人離れしているのでしょうが(笑)、良いものを見せていただきました。
それから鈴木選手の8位も見事です。見てて涙が出ました。メダリストの二人の演技より、応援に力が入ってしまいました(笑)。これもまた泣けました。
そうそう、明日は試飲会です。ちょっと天気が心配ですが…。まあ、こればかりはしょうがありません。
明日の目玉はやはりリンカーン・エステートのシラーズですね。なんといっても安い(笑)!オーストラリアをはじめニューワールドのお買い得ワインはかなりの数飲みましたが、今のところベストですね。
あとヴィニャ・サラマンカの熟成による美しい姿も見逃せません。
まあ、シャトー・ダマーズ2005年は旨いに決まってます(笑)。
うーん。
あと1本くらいサプライズで入れたくなってきました。あとで家内と相談します(笑)。
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来週の土曜日はマスキューの店内試飲会
Feb 20, 2010 by toshiaki |もう前回から1ヶ月たちます。毎月最終土曜日にやってますが、いつの間にか来週が最終土曜日です。一ヵ月なんてあっという間です(笑)。
早くラインナップを決めなくてはなりません。
まあ、新着ワインが中心になりますが、家内と相談しなくては!
ところでさっきお昼ご飯を食べながら、オリンピックのカーリングを見てました。面白いですね。氷の上を石を滑らして、止めたりぶつけたり、信じられないコントロールです。あれほど完璧だと最初の1~2投で勝敗が見えてしまうのではないかと錯覚してしまいます。きっと正確なコントロールを身に着け維持することが大変なんでしょうね。緊張感あって良いですね。
ところでカーリングって女子だけなんですかね?男子はあるのですかね?皆さんご存じですか?
あと昨日の男子フィギュアなんですが、とても感動しましたが、結果が日本人選手と金・銀メダルの順位しか分かりません!他の選手はどうだったのでしょう?
フランスのジュベール選手はどうだったのか気になって仕方ありません。テレビも新聞も意地悪です。美化する割に公平ではありません。なんの為の報道か分かりません!誰か教えてください!
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『タウザ』での試飲会にご参加いただきありがとうございました
Feb 09, 2010 by toshiaki |やはりある程度の人数でテイスティングすると楽しいですし、勉強になります。
今回はちょっと盛り沢山過ぎて、焦点がぼやけてしまいました。テイスティングの数もジュースを含め10本と、ちょっと多すぎたかも知れません。
反省、反省です。
もっとテーマを具体的に産地だけ絞ってるのも良いですし、品種に絞っても良いですね。でもそうなると毎月一度やっても一年じゃ終わらないかもしれませんね(笑)。
私の話の種も尽きちゃいますかね(笑)?
目茶苦茶マニアックな香りの分離なんかやったら真剣になりますから、楽しくないかも知れませんし。
うーん。
難しいです。
話はワイン会に戻りますが、やはりシャトー・ド・フェルのボンヌゾー2005年はインパクトありましたね。例の貴腐ワインです。皆さん感動していただきましたか?マネージャーの金田君が蜂蜜をブルーチーズにかけて出す、ナイスフォローがありました。即死者が出なくて良かったです(笑)。
参加者は皆さんプロのお酒飲み(笑)ですから、あの位インパクトがないと怒られると思いまして…。反則技を織り込んだテイスティングとなりました。お許しを!
昨日は本当にありがとうございました。
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今日は関内のバー『タウザ』で試飲会です。
Feb 07, 2010 by toshiaki |さっきまで資料を作っていました。相変わらず間際までアタフタする癖は直りませんね(笑)。結構盛り沢山の資料になってしまいました。B5で6枚です。これは2~3時間で説明できませんね(笑)。まあ、テイスティングしながら部分部分で目を通してもらえれば良いですか。勉強会じゃありませんからね。楽しく飲みながら話の種になれば良いですね。
自分が話たいことを整理することは、問題点や重要点を明確にする作業ですから、ついついあれもこれもとなってしまいます。それだけでも勉強になりました。また以外と忘れていたり、知らなかったことがあったりしますから、試飲会やワイン会の講師をすることは勉強になります。
毎年ヴィンテージが変わるように知識や常識も微妙に変化しているようです。常にアンテナを張っていないとダメですね。
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明日、ワイン会です
Feb 07, 2010 by toshiaki |私はご存じのようにもともとは酒屋なのですが、タウザに関わって10年たちます。その関係でソムリエの資格も取らせていただきました。ソムリエはサービスマンであり、酒屋とは職種が違うのですが。私は日本で生活しワインを生業としています。そうするとヨーロッパでワイン生産者になる訳ではありませんから、日本で経験できることはすべて携わる必要があると考えて資格を取りました。ワインは家でもレストランでも消費されますから、すくなくとも消費のシーンには携わることが必要です。どんな人がどのようにワインを飲むか知ることがとても重要だと考えました。
すくなくとも日本国内のワイン流通、消費は日本にいるほうが勉強できます(笑)。ちょっと屁理屈のようですが、これが私の生きる道なのです(笑)。そんな訳で明日は資格だけのソムリエとして活躍させていただきます。お許しを!
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試飲会へのご参加ありがとうございました
Jan 31, 2010 by toshiaki |はじめの2本は新入荷ワインです。これがまた直前まで決まらなくて、皆さんにお知らせ出来ませんでした。
1本目がカヴァです。
ナヴェラン エスペシャル ブリュット 1770円
前に飲んだ印象が良かったのですが、売れてしまって機会を逃したワインです。ちょうど再入荷したとのことで滑り込みました(笑)。
「あれ?これってカヴァですか?田舎臭くない(笑)!品種はなんですか?」
「品種はチャレロ、マカベオ、パリラーダの在来3品種です。」
「口当たりが優しくて良いですね。甘さがほとんどないし、こりゃ良い!」
このカーヴァ時間が経ってから本領発揮しました。泡持ちがとても良いのです。ちょっと驚きました(笑)。
2本目も新入荷ワインです。このワインあるワイン雑誌で『旨安大賞』に選ばれブレークしたスペインワインです。ラベルがカッコ良く見覚えのある方もおられるのでは?
カルチェロ 2008年 スペイン 赤フミーリアDO 1650円税込み
「濃いねぇ!いかにもスペインワイン!」
「ラベルのカッコ良さからは想像つかない味?(笑)」
「とても良く出来ていますね。ところでヴィンテージは何年ですか?」
「なんと2008年です。」
「えっ!? で、セパージュは?」
「モナストレル40%、テンプラリーニョ40%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%です。初めのうちはモナストレルの味わいが支配的です。でもこんなに早くから飲めるモナストレルは初めてです。技術は進歩してますね。」
このワイン時間が経つと本領発揮します。複雑みが増し、更に飲みやすくなります。このため試飲会の後半になると売れ始めました(笑)。
さてこれからシャトー・ド・フェルの4連発です(笑)。
まずはアンジュ・ルージュ2006年です。濃厚なカルチェロの後で大丈夫か?
「スペインワインの濃さから比べたら軽いけど、かえって明瞭ですね。カベルネ・フランって良いですね。特にこのワインは青臭さがなくて良いですね。」
私曰く、「タンニンが完熟した状態で収穫されてますから、青臭さがありません。」
「ウワッおいしー!これって完全に飲み頃ってことですか?」
その通りです。まさにいまピークなのです。
やはり皆さん飲み頃のワインがお好き?
さてこれからが本番です。シャトー・ド・フェルのシェナン・ブラン怒濤の3連発です(笑)。
フェルで普通につくられるアンジュ・ブラン2006年と貴腐ワインが出来る一番良い中心の区画『ラ・シャペル』のシェナン・セック2006年と貴腐ワインボンヌゾー2005年です。
一番のりのプロのKさん「シェナン・ブランのスタンダードとラ・シャペルが地続きで、しかも同じヴィンテージだとは考えられない!フェルのブドウ園の中のテロワールの差としか思えません?しかも、ラ・シャペルの区画で貴腐が着いたものだけがボンヌゾーでつかなかったものがシェナン・セック『ラシャペル』なのでしょうが、両者が結び付きません。」
「ラ・シャペルの力が凄い!吹き出てる。」
「ボンヌゾーはすごく飲みやすい。オレンジみたいな香りがする!」
ボンヌゾーにはラ・シャペルにある酸が隠れています。さらに凝縮されてますから、もっと多い酸があるはずです。ただ甘さがマスキングしてます。きっととんでもない生命力があるのでしょう。あとどのくらいもつのか想像つきませんね(笑)。「普通に飲むことをかんがえたら、アンジュ・ルージュとアンジュ・ブランで充分だね。ラ・シャペルとボンヌゾーはすご過ぎる(笑)。」
とはいえ途中でボンヌゾーが完売していまいました。
さすが皆さん美味しいものに敏感です。
どうもありがとうございました。
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本日はご来店下さりどうもありがとうございました
Jan 30, 2010 by toshiaki |フェルのボンヌゾーが途中で完売してしまいご迷惑おかけしました。最後の最後にラインナップに加わった新入荷ワインも好評でした。
詳しくは明日アップいたしますので、しばしお待ちください。
本日はどうもありがとうございました。
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いろいろな意見を聞きながらテイスティング
Jan 29, 2010 by toshiaki |ところでブドウの樹はどうなんでしょうかね?時期的には今休眠期ですから、暖かさに勘違いして芽ばえたら、とんでもないことになりそうです。お近くにブドウ畑のある方おられましたら、教えて下さい。
ところで明後日マスキュー店内で試飲会を行います。そして2月7日は関内のタウザでワイン会があり、ちょっと続きます。でも自分一人で考えながらワインを飲むより、色々な方の意見感想を聞きながら飲むことは得る物が大きいと思います。味覚は人それぞれ微妙に違います。その人の食生活の蓄積に他なりません。人生の積み重ねを映す鑑だと思います。人生の経験は皆それぞれ違いますから、様々な方の話や意見を聞きながらテイスティングすることは、私にとっては大変有用なのです。
ところがロバート・パーカーは一人でテイスティングしてるそうです(笑)。人嫌いなんですかね(笑)。それとも友達いないんですかね(失礼)。だからテイスティングリポートがあまり信用できないんですかね?
味覚の違いかも?
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『バー・タウザ』でワインの会
Jan 08, 2010 by toshiaki |もう10年以上続いているモルト会のメンバーの方たちからの要請ですから断れません(笑)。
モルト会のメンバーは筋金入りのモルトマニアですから、つまらない話はできませんね(笑)。
たしか前回やった時はテイスティングのトレーニングとその方法・味わいの分析法みたいな、妙にマニアックなことをやったような気がします。
前回ほど偏ったことはやらず、まずワインの定義と、モルトの味わいとワインの味わいの近親性についてやってみようかと考えています。
私は常々『モルト好きはワイン好き。』という法則があると思っています。モルト好きが是とする味わいが、ワインの味わいのDNAに由来していると思っています。
こんなことを一緒に確認出来たら楽しい会になるような気がします。(マニアックな方だけですかね?)
まだ細かい所まで詰めていませんが、何かご要望やアイデアがございましたら、御一報下さい。
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昨日はありがとうございました
Dec 24, 2009 by toshiaki |まずはブルゴーニュブランのニュースター、ポール・ガロデのブルゴーニュブラン2007年。
「レモンと蜂蜜がタップリ!」
「バーモントカレーじゃないよ(笑)。」「レモンじゃなくてリンゴだよ。」(大爆笑)
「厚みがあって余韻が長くて綺麗!」
「ピュアで整っている。旨い!」
「このワインは樽使ってないですよね?」
実は60パーセントの割合で木樽発酵・熟成してます。ただし新樽は使ってないと思います。
樽の使い方が絶妙です!何たるか分かっています(笑)。
木樽の香りを利用してワインに化粧するのではなく、木樽によりワインの熟成を上手く進める発想が徹底しています。
この意味クラシックなのですが、今の造り手ではなかなかいない秀でた生産者です。ハッとする鮮烈な酸がありながら、その酸は角がとれているので意地悪な感じがしないのです。
続くロベール・シルグのブルゴーニュ2005年赤。
「あっ!スパイシー。まだまだ若くない?」
私曰く「2005年ヴィンテージです。」
「ブルゴーニュACでもこんなにもつんだ?まだまだいけそう。」
「エレガントでありながら、中味は頑強ですね。ブルゴーニュのワインはこうあって欲しいですね(笑)。」
「この感じの土臭さってイイね。」
「そうそう!ピノ・ノアール独特の土臭さってイイですよね!」
「土臭さはピノ・ノアールが一番良い。他の品種の土臭さは嫌い!(笑)」なんかフェチっぽくなってしまいました(笑)。
そしていよいよモンスターの登場です。
ラス・ロカス ヴェリ―・オールド・ヴァイン2005年です。
「おー!スゴい!」
「あっまーい!」
「これって安過ぎない?」
ありがとうございます。グレートワインです。
遠路狛江からお越しのKさん「私ガルナッチャに最近目覚めたんです。この熟した杏子のような味わいはハマります(笑)。」
前に飲んだ印象は硬くて時間がまだかかりそうでしたが、今飲み頃に入りました。ただどれだけピークが続くか分かりません(笑)。規格外のワインです。
ここで喉を休めるため、ジュ・ド・レザン2009年です。
「美味しい!ほんとにアルコール入ってないんですか?ワインだと思った。妊婦の友達に勧めよう(笑)。」「そうそう、フリーばかりじゃ飽きるしね。」わざわざ千葉からお越しのSご夫妻。
「これって料理にも使えそうね!ソースに入れてもイイし、デザートのクリームとも相性が良さそう。」
「子どもの食育には良いね。たまには本物を飲ませたいね。」
私曰く「去年より甘く感じますね。ハニーな香りが強いのは遅摘みしたからだと思います。毎年味が違いますね(笑)」
これから後半戦の泡です(笑)。
まずはロワールのヴァン・ムスー マルキ・ド・ラ・クールです。
「美味しいじゃん!」
「爽やかでベタつかないよね。白い花みたい。」「乾杯だけならシャンパンよりこっちの方が向いてるよね。」
「そうそう、美味しい食べ物に合わせること考えなきゃ、これで十分だよね。」
さすが皆さんケースバイケースでワインを使い分けます!
さて、ロワールの横綱ラングロワ‐シャトーの『カドリーユ』2001年です。
「ウワッ!旨い!」
「スゴい力!こんなに鮮烈なスパーリングは初めてです。」
「味わいもハッキリしてるから食べ物に合いそう。クリーミーな感じはバターなんかとぴったりね!」
「キノコなんかもいいかも?」
「ケーキもいけそう。」ワインエキスパートの達人Kさん曰く「こんなシャンパンは飲んだことないなぁ。圧巻だね。」
シャンパンラヴァーのMさん曰く「旨い!でもわからないからこれ買って帰ります(笑)。」
シェナン・ブラン50パーセントの割合がミソのようです。エレガントさを壊さないで、特徴的な力強さが表せる最良のバランスだと思います。
やはり恐るべしでした!まっすぐ突き抜けるような酸は細かい泡を伴うことで破壊力倍増です(笑)。
トリはシャンパーニュ、ブラン・ドゥ・ブランの横綱ピエール・ジモネの『フルーロン』2002年です。
「うーん!」
美しさに言葉を失います。
「すべてがスゴい!」
「比べるものがない。」「桃やポワレやカリン、ナッツいろんな果物が見えるよう!」
「泡がめちゃめちゃ綺麗!」
このワインすべてがスゴいのです。
お疲れ様でした。
ちなみに本日はポール・ガロデの白と『カドリーユ』の組み合わせをお買い求め下さった方が大多数でした。鋭いところをご存じです(笑)。
どうも本年はありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
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さあ、明日は試飲会です!
Dec 22, 2009 by toshiaki |そうそう、明日の試飲会なのですが、年に一度くらいは贅沢に泡にしました(笑)。やっぱり12月くらいは良い泡飲みたくなりますね。
そんなこんなで泡の頂上対決となりました。かたやシャンパーニュ、ブラン・ドゥ・ブランの王者ピエール・ジモネの最高銘柄『フルーロン』2002年、かたやクレマン・ド・ロワールの頂点ラングロワ‐シャトーの最高銘柄『カドリーユ』2002年です。
どちらも素晴らしく甲乙つけがたい、まさに頂上対決です。
シャンパンだけが一番ではありません!
皆さんの驚きが楽しみです(笑)。あー!あまり美味しいからといって、すぐに空になりそうで怖い(笑)。
そんな訳でおかわりはホドホドでお願いします。最期までセコくてスイマセン。
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昨日は皆様お疲れ様でした
Nov 29, 2009 by toshiaki |あれだけヘビーななワインばかり6本試飲していただいたので、大変だったと思います。最初の予定より1本増えて全部で7本になってしまいました。グラスも一人7脚必要になりますから、店内でする試飲会では限界でした(笑)。
まず一番手はサンテロのロゼスプマンテです。告知では最後の予定でしたが、乾燥した冬の空気には、まず喉を潤す必要があります(笑)。
私曰く「ちょっとチャラいかも知れませんが(笑)、まずこれで渇きを癒してください。」
「かわいい!」
「最初の一杯には最適だねぇ~。」
「スプマンテっていうと甘いイメージがあったけど、ほんのり甘い程度でイイね(笑)。」
ウェルカムドリンクとしては最高でした。
これから怒濤のヘビー級の連続です(笑)。
ポルトガルのアストロラビウム2006年は「濃いなぁ。でも重さが独特?」
「濃いけど重くない…。そして綺麗。」
「雑見がない。」
そーなんです。タンニンは多量なのですが、とても柔らかで麗しいのです。ですからワインに深みがあります。ここ数年のポルトガルワインの進化を実感していただけたと思います。なんてったって安い!
そしてローヌの巨匠ドメーヌ・ガントランディのコンテ・ド・グリニャン2007年「このワインちょっと違う!」
アストロラビウムよりタンニンは少ないのですが、酸の量が多いため強烈です。
「植物のニュアンスがある。あと突き抜けるような深さ強さがある。」
2007年のローヌはスゴいのです。
「これってセパージュはほんとにグルナッシュなのですか?グルナッシュってもっと緩くありません?」
「おっしゃる通りです。ローヌ最良のヴィサン村のテロワールが由来しているとしか考えられません。ローヌの単なるジェネリックワインのレベルではありません。将来の変化がとても楽しみなワインです。」
同じく2007年ヴィンテージのエルマセット登場です。
「ウワッ!おいしー!」私曰く「ずっとこのワインは扱ってますが、いままでで一番の出来です。」
「とにかく飲みやすい!」
「完璧!ラファージュさんって天才だね。ところでラファージュさんのサインどこ?」
私曰く「ホームページ御覧になりました?セラーの入口のガラスに書いてあります。これです。」
「ウワッ!随分でっかく書いてありますね(大爆笑)。」
私曰く「まさかこんなに大きく書いていただけるとは(苦笑)…。」
「民族が違いますねぇ(笑)。私だったらもっと小さく端っこに書きますもんね(爆笑)。」
そして日本初登場の『キュヴェ ニコラ』です。
「うーん。」
皆さんしばし言葉を失います。余韻も桁外れに長いですから飲んだ後言葉を発するまで時間がかかります(笑)。今日はそれがこれから3本続きますからテイスターはお疲れのはずです(笑)。
「グレートワインだね…。」
「杏子の果実がはっきり味わえる!」
なんたってブドウの木1本からできるワインはハーフボトル1本分ほどですから。これ以上濃く出来ない限界です。
「なんでこんなに安いんですか?それってグランヴァンやグランクリュが高過ぎるっていうことですか?」
おっしゃる通りです。ただ高値で取り引きされるワインは高く買う買い手がいるということだと思います。確かに畑の値段もブルゴーニュのグランクリュなどはビックリするほどですが、所詮農作物ですから取り引きされる高額ワインと安ワインと原価が何十倍も違うはずはありませんから。
そして今回マスキューの隠し玉(笑)コート・ド・ラングドックの名門ドメーヌ・コンダミン・ベルトランのトップキュヴェ『エリクシール』2005年です。完璧と言われたヴィンテージです。
「これはスゴい!全ての次元が違う。」
素晴らしい2005年ヴィンテージが飲み頃に入ったところです。
「なんてニュアンスに富んでいるんだろう!共通な土臭さは僕は好きだなぁ。」
「このワインあとどのくらいもつんでしょう?そしてこの先どうなるんでしょう?」
今日の試飲会の一番乗りは都立大学と玉プラザーからお越しのプロのお二人でした。このお二人から言われたらしょうがありません。
「じつは『エリクシール』2003年が1本だけとってあるんです…。私のお勉強ワインなのですが。」
そんな訳で『エリクシール』2003年のサプライズ登場となりました(笑)。
「確かに落ち着きがありますね。でも酸がまだまだ若い!」
「色は2003のほうはエッジにレンガ色が入ってるけど、まだまだいけそう。」
「フレッシュ感は2005年のほうがあるけど、全体のパワーは2003年かな。2003年って相当良いヴィンテージなんですね。飲み頃なんだけどまだ早い印象がありますもんね。まだまだ伸びしろがあります。スゴいや。」
さすがプロです。
「2003年はワインに明瞭さがあるような気がしますが、それって熟成したからですか?」
私曰く「そーなんです。酸がまとまって味わいの粒になったような感じです。」
大勢のご来店ありがとうございました。
空瓶や
試飲会が
夢の跡 利秋
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