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フレンチー•ナチュール2022年
Dec 24, 2024 by weblogland |家内「ホント面白いワインだよね(笑)。」
私「これ飲んでミュスカデって解る人はいないだろうね(笑)。う~ん、美味しい!ところでオレンジワインっぽくもあるんだけど、ちょっと違うんだよね。」
家内「ランシオ…、酸化した感じがないんだよね。熟成は促されてるけどね(笑)。飲み頃にちゃんと入ってからリリースする意図を感じるよね。」
私「そーなんだよね。SO2は入れてないから、タンクで熟成する過程でしっかりエアレーションするか?ひょっとしてバットの上にワインを広げてから瓶詰めか?」
家内「タンク内でミクロ•オキシダシオンするのが効率的なんだろうけど解らない(笑)。」
私「あの硬いサンフィアクルのミュスカデを飲み頃にしてるんだから何か秘訣はあるはずだよね。今度インポーターさんに聞いてみよう(笑)。」
家内「しかしこのワインのラベルデザイン好きだなぁ(笑)。私おサイケなの好きなんだよね(笑)。」
私「あのドメーヌ•マルタンがこんなラベルを貼ったワインをリリースしてるのが信じられない。あのドメーヌってちょっと田舎っぽくて(笑)、作るワインも素朴なんだよね(笑)。多分お客様は同じドメーヌだと気がついてないよ、きっと(笑)。」
家内「マスキュー大定番のミュスカデ•シュール•リーとグロ•プランを並べてお見せすれば良かったね(笑)。」
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桝久 試飲会リポート 後半
Dec 23, 2024 by weblogland |こんな凄いワインがランド•ワインとして作られていることにビックリ。しかもオリジナリティー溢れる味わいに2度ビックリ(笑)。
「これですねチェコのワインって(笑)。」
「チェコのワイン飲むの初めてですよ(笑)。品種は何でしたっけ?聞いたことない品種ですよね(笑)。」
家内「サンローランとポルトギーザーが半々です。聞いたことないですよね(笑)。」
「聞いたことも飲んだこともありませんよ(笑)!マスキューさんらしいですよ(笑)。」
「うわっ!コレやばい!惹き込まれる(笑)。」
「素朴だけどとんでもなく凝縮してる(笑)。」
「おー!でもチェコってビールの国ですよね。ワイン造っているとは知らなかった。」
家内「はい!このシファニはもともとビール用の大麦の専業栽培者なのですが、ここ最近ワイン生産者として取り組み始めたようです。」
私「チェコ自体ワイン産地として指定されている地域は2カ所しかありません。ここはオーストリアのワイン産地と繋がるので、ワイン産地として無理はないのかな。」
「素直ですけどとてもユニーク(笑)。経験したことのない味わいですよね(笑)。」
私「それからマスキューではあと1アイテムチェコ•ワインがございます。甘口ですがとてもユニークですよ(笑)。」
「枯れ葉…、湿ってなくて…、タバコ…、う~ん。熟成したフランスワインの枯れ葉の香りとは違うんだよね(笑)。」
私「仰る通り!」
「木の皮をそのまま齧っているような…(笑)。シンプルなんだけどとても複雑で奥深い。」←さすがプロ
「土臭い(笑)。鉢植えのポインセチアみたい(笑)。」←マスキューではクローバーのお兄さんと知られているMさん、いつもユニークな表現で楽しませてくれます(笑)。
「ミネラリーなんだけど…、血や鉄、皮…、獣の香りがする(笑)。」
家内「私の大好きなスタイルです(笑)。前にいただいて驚いた京番茶の香に似ています(笑)。」
私「京番茶ってワインの香りの要素•旨味と重なる部分が沢山あります。」
「これ美味しいですよね(笑)。どんどん甘みが増してくる(笑)。マスキューさん曰く『渾身のワイン』かな(笑)。」
「飲んでいるとついついニヤニヤしちゃうなぁ(笑)。それにしてもマスキューさんは変なものをよく見つけますよね(笑)。」
私「えへへ(笑)。ありがとうございます(笑)。」
「このワインはまだまだ先がありそうですけど…、どうなるのですか?」
私「美味しくて4日で飲み干しましたが、その過程で衰えはなくどんどんバランスが良くなって行きました。おそらくまだ先があるかと(笑)。」
「マスキューさん!このワイン凄く凝縮していますよね。でもアルコール分は12%。聞いてビックリしました(笑)。アルコール分の高さを訴求しないスタイルのワインって良いですよね(笑)。」
私「ありがとうございます!高いアルコール分に頼るスタイルはどうしても乱暴になりがちです。ナチュラルなのがベストかと(笑)。」
「そういえば今日のアイテムでは二番目から四番目までがアルコール分が12%でしたが(笑)、マスキューさん狙いましたか(笑)?」
私「いえいえ(笑)、たまたまです(笑)。でもそういうスタイルのワインに惹かれているのは事実でございます(笑)。歳のせいですかね(笑)?」
●I.G.P.コート·カタラン カリニャン ヴィエィユ·ヴィーニュ 2021年 ドメーヌ·ブラン·プリュム 南フランス ルーション 赤 750ml 4337円税込み
なかなか数が揃わずマスキュー試飲会に出せませんでした(笑)。ようやく満を持しての登場となります(笑)。
「あ~、旨い!言葉を失うね(笑)。」
「カリニャン好きの私には堪らない(笑)。ザコルのグリフとはちょっと違うかなぁ(笑)。」
私「スモモや薔薇の香り•味わいにやられちゃいますよね(笑)。私もカリニャン大好きでございます(笑)。」
「このワインも土の香りしますね(笑)。」
「ピノ・ノワールに似てるけど、もっと身近な感じかな(笑)。敷居が高くないのが良いですよね(笑)。浸れるし(笑)。」
「完璧ですな(笑)。非の打ち所がない(笑)。」
家内「今日より明日、明日より明後日。どんどん飲みやすさが増します(笑)。」
「これってビオですか?」
私「無添加で作ってますが、いわゆるビオ臭はしません。」
「そーなんだよね。私あのビオ臭が嫌いなのですが(笑)、これはそれがなく抵抗するものがない。」
「飲みやすくて奥深い。畑で葡萄を丸かじりしているみたいですよね(笑)。」
「余韻•広がりが素晴らしい!亡我の境地になる(笑)。」
「到達点なんだろうな。」
「マスキューさん。サブリミナルはキツツキと鷲でしたっけ(笑)?」
家内「正確には(笑)、クマゲラのシラーとアカトビのシャルドネです(笑)。」
「クマゲラも美味しい!ミミズクと同じように畑で葡萄を丸かじりしているみたいでしたよね(笑)。」
「じつはミミズクが試飲会に出るのを待ってました(笑)。」
「マスキューさん、ところで瓶の内側にべったり澱がついてますね。無濾過?」
私「はい。余計なことは何もしないようです(笑)。」
家内「じつはこの澱が美味しいのです(笑)。」
「なんか解るなぁ(笑)。どうやって食べたら良いのかなぁ…。そうそうピエモンテ辺りでは葡萄の搾り粕をチーズにまぶすのあるけど(笑)、チーズ食べながらこのワインの澱を食べるのもイイかも(笑)。」←私の知る中で最も海外に行かれているTさんの提案ですから説得力あります(笑)。
私•家内「それ良さそうですね(笑)!今度やってみます(笑)。」
「ところでマスキューさん。今回の試飲会のラインナップ。特に後半の3本は凄かったし楽しかったですよ(笑)。」
私「ありがとうございました!今年の心に残ったワインに3本とも載せたかったのですが、試飲会前なのでフライングになるので(笑)掲載を控えました(笑)。」
「最後のミミズクもアルコール分は13%。濃さの割りに控え目ですよね(笑)。あとの2本は12%だし…。ちょっと私の認識が変わりました(笑)。」
「そうそう(笑)。大事なのは酸!酸は酸っぱいだけではない!」
本年もありがとうございました!
新年もよろしくお願い申し上げます!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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桝久 試飲会リポート 前半
Dec 22, 2024 by weblogland |☆クレマン・ド・ロワール『ボナミー』ソーミュール協同組合 フランス 白 発泡性 750ml 2922円税込み
12月ですから、じつはシャンパンを探したのですが5000円以下の美味しいシャンパンは無い!でもですね(笑)、灯台下暗し(笑)。どうでもよいシャンパンより遥かに安くて美味しい泡が定番の中にあるではありませんか(笑)。
「あっ、美味しい(笑)!甘くなくて切れがある!」
「ラベル見ると甘そうだよね(笑)。」
「うんうん。辛口で爽やか。キリッとして、まとまり…、方向性がイイかな(笑)。品もあるし(笑)。」
「これドザージュ何グラムですか?」
家内「え~と、12g/Lです。ブリュットの範疇ですけど、飲んだ印象より多いですね(笑)。」
「不思議?何故ですか?」
私「一般に白ワインは酸があると甘さをマスキングします。」
「ということはこの泡は酸があるってことなんだな(笑)。酸って酸っぱさ?酸っぱくはないんだけど?」
私「はい。酸っぱく感じる酸もあるし、旨味を感じる酸もありますし、甘みを感じる酸もある。様々な酸があります。」
「味の素の原料はグルタミン酸、貝がコハク酸でしたっけ(笑)。」
「セパージュは何ですか?」
家内「シェナン•ブランが65%、シャルドネが20%、カベルネ•フランが15%。カベルネ•フランの影響かちょっと赤い果実のニュアンスがありますね(笑)。」
「このクレマン、大物ではないけれど…、菜の花、桃の花みたいな早春のイメージですね(笑)。」
「シャンパンみたいに強いブリオッシュ香はしないけど、ほんのりするかな。キメが細かいですよね。」
家内「瓶内熟成期間は18ヶ月ですから泡は持ちが良くきめ細やかです(笑)。」
「それって凄い!シャンパンだって最低12ヶ月くらいだもんね。」
「シャンパンのブリオッシュ香ってシャンパン独特ですよね。でもちゃんとブリオッシュ香がするシャンパンは高いですよね(笑)。安いシャンパンはあるにはあるけど、香り泡は悲惨(笑)。」
私「丸一日経っても中から泡が湧いてきます(笑)。」
「MやVだって7000円位するもんね。そんなに高くても…だしねぇ(笑)。」
「うんうん。すべてが心地良い(笑)。シャンパンみたいに高級じゃないけど、お値段も心地良い(笑)。」
「品良く育ちられた地方のお嬢様っぽい(笑)」
「リアドのお姫様(笑)。」
「シャンパーニュの女王様や王様とは違う(笑)。」
「シャンパン→各地のクレマン この構図とヒエラルキーはフランスらしいですよね(笑)。」
「パーティーでコレ1本で通せる(笑)。」
「柚子や生姜なんかと相性良さそうですね(笑)。お醤油に柚子と生姜をたっぷり入れてお刺身をいただく!蟹鍋なんか美味しいだろうなぁ(笑)。魚介類の旨味に相性が良さそうですね(笑)。」
◑❴限定品❵ツヴァイゲルト ロゼ 2023年 ミューラー•グロースマン オーストリア ニーダーエスタライヒ州 D.A.C.クレムスタール ロゼ 750ml (スクリューキャップ) 750ml 1490円税込み
家内「マスキューの定番のツヴァイゲルト•ロゼの2023年ヴィンテージです!」
オーストリアのワインですよね。」
「ツヴァイゲルトって黒葡萄ですよね?」
「赤と白葡萄を混ぜたわけではないんだ?」
私「早めに果皮と果汁を分離させます。2021年と2023年は同じタイミングで分離させたのか、あるいはわざと2023年ヴィンテージは分離のタイミングを遅らせたのかはわかりませんが、タンニンは2023年ヴィンテージのほうが多いですよね(笑)。あとアルコール分はともに12%です。」
「ということはヴィンテージ 作柄によって微調整するということですよね。」
「たまたまなのか(笑)?」
私「2021年の在庫品と比べると2023年の色はとても濃いです。味も濃いように思います。」
「あ~本当だぁ。2023年とても濃い。」
私「2021年はフルーツトマトみたいでしたね(笑)。」
「2023年方が味が濃い!」
家内「別物ではありませんがヴィンテージの差ですね(笑)。」
「とても抜けは良いし…、爽やか(笑)。」
「トマトっぽさもあるけど小粒のプラムかな(笑)。」
私「2021年ヴィンテージのほうがドライに感じました。」
家内「私は2021年ヴィンテージはアセロラっぽかったように思います(笑)。」
「う~ん。ワインは毎年微妙に違うんですね。日本酒とはこの点大きく違うんだな。あと飲み手によっても感じ方は違うし(笑)、何を食べながら飲んだによっても違うんですな。」
私「温暖化は地球規模で進んでますが、中欧や東欧は基本寒いですからヴィンテージの差異が出やすいですね。地中海沿岸のもともと暖かな地域はなんだかんだ言ってもアドバンテージがありますね(笑)。」
「このツヴァイゲルトは梅!梅ですよね。梅肉を使えばどんな料理にも合いそうですよね(笑)。」
「カプレーゼも鉄板かな(笑)。」
「マスキューさん!ところで2023年ヴィンテージは何故こんなに安いんですか(笑)?」
私「インポーターさんの在庫調整のようです。やはり味わいと価格は相対的ですから(笑)、この価格なら売りやすいです。まあ、継続的ではありませんのでお見逃しなく!」
○❴限定品❵フレンチー •ナチュール 2022年 ドメーヌ•マルタン フランス ロワール 白 ミュスカデA.C. 750ml 2380円税込み
「ミュスカデですか。以前の試飲会でもミュスカデ出てましたよね(笑)。」
私「えへへ(笑)。同じドメーヌ•マルタンのものです。シュール•リー2022年を出しました。コレはただのミュスカデです(笑)。」
「あのミュスカデ•シュール•リー、厚みがあって美味しかったよね(笑)。でもこのミュスカデ、ラベルデザインが違いますよね。おサイケでお茶目(笑)。」
家内「マルタンの基本ラベルは真面目でトラディショナル(笑)。ですから最初目を疑いました(笑)。」
おサイケなラベルだけで盛り上がり(笑)
「えっ!これミュスカデですかぁ!」
「ちょっと、ちょっと、ちょっと(笑)。ホントにミュスカデ?絶句しますよ(笑)。」
「まず色合いがとても濃い。熟成した色。でもヴィンテージは2022年でしょ(笑)。10年くらい熟成したような色(笑)。」
家内「オレンジワインみたいですよね(笑)。無添加で作ってますから熟成が進みやすいとは思いますが…。」
「リンゴ…、焼きリンゴみたいな香り、ハニーで大きくて強い。強烈で強力(笑)。」
私「開けてから1週間経ってもあまり変わりません。衰えません(笑)。」
「アップルパイ!」
家内「時間が経つと高貴なマンダリンオレンジのようなニュアンスが出て来て複雑さが増します。」
「あ~、本当だぁ(笑)。」
家内「翌日になると栗やクリームのようなニュアンス舌触りになってきます(笑)。」
「ちょっとタバコのようなスモーキーさもありますね(笑)。木樽は使っていないのになぁ(笑)。
深みがあるのですね(笑)。クリーム系の料理には鉄板かな(笑)。」
「良い意味で飲みにくい(笑)。圧巻ですね…。」
「ブラインドで飲んだら赤ワインって答えて仕舞いそう(笑)。」
「一線超えちゃってる(笑)。」
「ジンギスカンみたいな臭い系の肉も行けそうね(笑)。」
「マスキューさん!ミュスカデってミュスカとは違うのですか?」
私「ミュスカデって酸っぱくてレモンやライムの香りですよね。塩味があってフリッターや魚介類 生牡蠣なんかのお友達(笑)。軽くて酸っぱいイメージですよね(笑)。いわゆるトロピカルなミュスカ系のワインとは別系統です。もともとブルゴーニュで栽培されていたムロン•ド•ブルゴーニュのシノニムです。」
「それにしてもこのミュスカデは経験したことのない濃さ•強さ。頭がショートしそう(笑)。」
家内「このワイン、入荷直後に飲むと硬くて板みたいでした。かつて飲んだマルタンの最上級のミュスカデを連想しました。10年かけても硬いままかと(笑)。飲み頃を知れずに飲んでしまいました(笑)。」
私「途方に暮れたミュスカデ•サンフィアクルです。渾身のミュスカデ。グラン•クリュ並の低収量で作ったミュスカデです。このおサイケなラベルのミュスカデはその進化形かと(笑)。ようやくミュスカデの実力を理解出来ました(笑)。エアレーションに工夫があるような気がします。」
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シャトー·チャングー·カステル カベルネ·ガーニッシュ 2018年 中国 張裕
Dec 05, 2024 by weblogland |飲みました!
知り合いの中国人のMさんが里帰りの手土産で持ってきてくださったもの(笑)。
なかなか美味しい(笑)!
先日いつものメンバーで裏試飲会をやった際に便乗してティスティング(笑)。
私「コレいただきものなのですが、ちょっとティスティングしてみましょうよ!遼東半島の北側 青島の辺りで作られたワインです。」
Kさん「おっ、高級な熟成ワイン用のボトルですよ(笑)!」
家内「カベルネ•ガーニッシュ→カベルネ•ソーヴィニヨンでしたっけ。在地化ブランドかな?」
私「さすがボルドーのカステル社との合弁だけあってちゃんとしてる(笑)。ボルドースタイル。」
Kさん「あ~、本当ですね(笑)。中国ワインって知らなければボルドーワインって言いそう(笑)。しかも安物ではない(笑)。」
家内「たしかにカベルネとはちょっと違いますよね。なんと言えば…、ちょっとオリエンタルな香りがしますね。」
私「イメージするカベルネ•ソーヴィニヨンはカシスの香りでがっしりしたものですが、コレはちょっと違うかな(笑)。柔らかくベリー系の香り…、かと言ってメルロ化はしていない(笑)。でも柔らか。香りにアクセントがあってメドックとは違った感じ。」
Kさん「うんうん。エスニック オリエンタルな
ニュアンス。考えて作ったんだろうな。」
私「ボルドーのブルジョア級のレベルですね(笑)。オールド•ワールドの感。あと、樽材に秘密がありそうですね(笑)。」
Kさん「値段も高そうね(笑)。」
私「ちょっと調べてみますね(Mさん、ゴメンナサイ!)。え~と、なっ、なんと11000円で売られてますよ!」
家内「そんな高級品をお土産でいただくなんて申し訳ない!」
Kさん「日本のサイトで11000円ですかぁ。きっと現地でも高いブランド品でしょうね。」
良い勉強になりました!
ありがとうMさん!
マスキューは安くて美味しいものが大好物ですから(笑)、お気遣いなく!
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桝久 試飲会 番外編
Dec 04, 2024 by weblogland |でもですね(笑)、どこからかもう1本(笑)。
そうです!
ルスタウのベルモット•ブランコ•ドライでございます(笑)!
私「え~と、飲み終わりましたか?じつはもう1本ありまして(笑)、ただコレを飲むと後戻りできなくなりますのでグラスを開けていただけると宜しいかと(笑)」
「ベルモット?」
家内「シェリーのマンザニージャに香草やボタニカルを浸けたものです。」
「チンザノやノイリープラットかな(笑)。あれ美味しいよね(笑)。ワインに香草やボタニカル、スピリッツを添加したもの。」
家内「日本では酒精強化ワイン 甘味果実酒に分類されます。」
私「シェリーも発酵終了時にブランデー添加しますので酒精強化ワイン 甘味果実酒となります。」
「そういえば昔ヘレスでフラメンコ観た時、前の席が空いてたからラッキーと思い座ったら埃が凄くて参ったなぁ(笑)。だから皆最前列の席に座らないんだよね(笑)。」
「ブログに書いてあったから絶対に出ると期待してましたよ(笑)。どれどれ…」
「うわっ!物凄い香り!ボタニカル…、香草…、スパイス…、強烈!でも美味しいんだよね(笑)。」
「アルコール分はどれくらいですか?」
私「15%でございます。」
「思ったほどでは無いなぁ(笑)。」
「強烈なんだけど、飲みやすい不思議。」
私「シェリーとして出来上がるまで樽熟成しますからスムーズになります。」
「マンザニージャ…、たしかに塩味ありますよね(笑)。でもベースがマンザニージャとは解らない(笑)。」
「こんなのあるんですか(笑)?」
家内「シェリーのベルモットはコレが初です(笑)。大発明ですよね(笑)。」
「チンザノとかノイリープラットって作った感じがするけど、コレはもともとからあるような…。」
私「妙に折り合いが良いのです(笑)。」
「そうそう(笑)。折り合いが良い!」
私「混成酒っぽくないですよね(笑)。」
「コレどんなシュチエーションで飲みますか?食前酒かな?」
「ロックやソーダ割りもオッケーですね(笑)。」
「白身魚の香草焼き!これでしょ(笑)!」
「塩釜焼き!」
「食後チーズ齧りながら舐めるように飲む!」
「マスキューさん!ブログにはロゼもあると書いてましたが、それですか?」
私「はい!それです(笑)。ロゼはフィノシェリーにモスカテルのクリームシェリーを加え、さらに赤ワインを加えたもの。これより甘くて深いですよ(笑)。」
家内「私は寝る前の瞑想用として楽しみます(笑)。」
「おー!瞑想用かぁ(大爆笑)。」
Kさん「暖炉の前で安楽椅子に座って目を閉じて今日一日をを思いながら飲む!カッコいい(笑)!」
私「う~ん…、私は妄想用。だってワイン妄想族ですからね(笑)。」←ほとんど病気
そんなこんなでございました!
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桝久 試飲会リポート 後半
Dec 03, 2024 by weblogland |●ヴィンテージ メルロ 2020年 ラダチーニ モルドバ バルル・ルイ・トライアン地区 750ml 1885円税込み
私「毎度お馴染みのモルドバのラダチーニがリリースする上級銘柄でございます(笑)!」
家内「バルル・ルイ・トライアン地区はモルドバの一番南側のワイン産地となります。」
「たしか以前フィオーレシリーズのワイン試飲会で出しましたよね(笑)。モルドバってコスパ良いんですよね(笑)」
私「ありがとうございます(笑)。まっ、まっ、お試しを!」
「あれ?香りが高級そうですよね(笑)。フローラルじゃなくてとても詰まった感じの香り。重さがある(笑)。」
「高いワインの香り(笑)。」
「なめし革…、獣の香り(笑)?」
「野性的(笑)。」
「腐葉土…、ヨード…。とても密度感がありますね(笑)。やはり上級品だね(笑)。」
「口当たりはヘビーだけど飲みやすい。隠れたものが沢山ありそう(笑)。」
「メルロ全開ではないけど…、まだ若くて開いてないのかな?」
私「開けたてはメルロっぽくないですよね(笑)。メルロのディティールはまだ不明瞭かな。」
「とても高級なカカオの香り。これは?」
家内「樽由来です。ただし樽の使い方がとても上手。過剰になっていません。品が良い(笑)。」
「新樽コテコテでは無いですよね。かと言って樽香はしっかりしている。新樽なのかな?」
私「1年落ちのフレンチバリックの内側を削り再びトーストして使うようです。収斂性の無い新樽みたいに感じますよね(笑)。」
「ちょっとスパルタン(笑)?しっかりしてる。」
「う~ん。私のイメージするメルロでは無い!
メルロって『安めぐみ』みたいじゃないとダメ(大爆笑)。」
私「なんて適切な表現!さすが!私が高田純次の次に尊敬するAさんです(笑)。」
「緩くてたっぷり。コレですよメルロは!」
「このラダチーニのヴィンテージ•メルロは通常の価格の安いメルロとは違いますよね?安い方が『安めぐみ』に近い(笑)。」
家内「安い方はもっと北側の産地で作られてますね。」
私「ヴィンテージ•メルロの方が生命力ありますね。まだ向上しそうですね(笑)。」
そして翌日の土曜日
私•家内•Kさん「ヴィンテージ•メルロは翌日になるとメルロらしくなる!小粒のプラム…、とてもよく締まっており、緻密!」
私「良いワインだったね(笑)。昨日より成長してる(笑)。」
家内「でも『安めぐみ』とはちょっと違いましたね(笑)。」
Kさん「品が良い。」←安さんに悪意はありません。
「小粒のプラムが心地良い(笑)。余韻が綺麗ですね(笑)。」
「スタイルとしてはボルドー…、でも味わいはモルドバなんだろうな(笑)。」
「うんうん。ボルドーのメルロではない。でもランクとして日本のメルロだと3∼4000円くらいはしそうな感じ。」
●❴限定品❵グリニャン・レ・ザデマール キュヴェ『エミリアーヌ』2020年 ドメーヌ・サン・リュック 赤 フランス ローヌ グリニャン・レ・ザデマールA.C. 750ml 2168円税込み
「あれ?コレも限定品ですか(笑)?」
私「えへへ(笑)。今年の6月のマスキュー試飲会でお出ししたところ一気に完売。ようやくの再入荷なのですが、ワイナリーが廃業とのこと。
最終入荷となります。」
家内「一時期パスティス•メーカーに売却するなんて話が出ていましたが…。」
私「マスキュー同様先の事は解らないということで(笑)。最後の味をお試しくださいませ!」
「あ~、たまらん!とても強いけど飲みやすい(笑)。」
「そうそう。強くて濃いのだけれど…、旨味が物凄い。」
「バランスもとても良い(笑)。」
私「しっかり醸した後に、ほとんどプレスをかけずに作った感じですね。畑の一番古くて良い区画だけの葡萄を使ってますから、古樹独特の旨味がたっぷり綺麗に出ています(笑)。」
「いわゆるローヌのワインっぽくないですよね(笑)。」
私「このアペラシオン グリニャン・レ・ザデマールはコート•デュ•ローヌの一番北側。グルナッシュの北限と言われています。たしか混植•混醸。除梗はしてますね(笑)。」
家内「この下のキュヴェもシラー60%、グルナッシュ40%と同じ割合です。区画の良さの差が明確に出ています。飲み比べると面白いですよ(笑)。」
「やりましたよ(笑)。でもエミリアーヌは味の差以上に安いですよね。良心的ですよ(笑)。」
私「ワイナリーのスタートが趣味的なので無理な価格はつけていませんね。返す返す廃業が惜しまれます。」
「マスキューさん!これって酸があるワインってことですか?」
私「早飲みではありますが、酸はあるかと。酸っぱさだけでなく旨味の酸味があると思います。」
「よく酸があるとか無いとかワインを評しますが、酸っぱくても酸が無いなんてどういうことか疑問だったんですよ(笑)。なんか腑に落ちましたよ(笑)。」
「このワイン、旨酸っぱくて口に入れると涎がダ、ダーと出る(笑)。」
「うんうん、熟成したピノ・ノワールなんかも涎がダ、ダーと出る(笑)。」
「梅干しなんかもそうですよね。旨味があってこそ。酸っぱいだけでは涎は出ない。苦痛なだけ(笑)。」
私「私はこのワインを飲むと幸せになれます(笑)。」
「同感!(笑)」
「マスキューさん、このワインはどう考えてもビーフシチューに合いますよね(笑)?」
家内「鉄板ですよね(笑)。」
「あと牛のホホ肉の赤ワイン煮かな(笑)。」
私「漬ける赤ワインをエミリアーヌにして、飲むのもエミリアーヌ!コレで完璧です(笑)!」
●ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー2024年 ドメーヌ・コート・ドゥ・ラ・モリエール 750ml 4320円税込み
●モルゴン グラン・クラ 2019年ドメーヌ・デ・コート・ド・ラ・モリエール フランス ボジョレー 赤 750ml 4242円税込み
私「さあ、今月のマスキュー試飲会のトリはモリエールの極上品のモルゴンですが、その前に今年のモリエールのヌーヴォーをお試しいただき比較するのも一興かと(笑)。いつかはやりたい比較ティスティングだったのですが、日にちや在庫数の関係上なかなか実現しませんでした(笑)。まずはヌーヴォーからお試しを!」
家内「開けたてはちょっと還元臭がしますが、じきに消えてゆきますのでゆっくりお試しください(笑)。」
「あ~!スミレの香り!」
私「それ!それでございます(笑)!」
「僕が先日持ってきたスミレの香り。土ごと持ってきたヤツ(笑)。」
私「Mさんからいただいたあのスミレ、ちゃんと植わっていますからご安心を(笑)!和三盆みたいな甘い香りと土臭さ(笑)。まさにあれですね(笑)。」
「へぇ~、クローバーのお兄さんはスミレも栽培してるんですか(笑)?」
「いわゆるボジョレーヌーヴォーと違ってキャンディっぽくない(笑)。もっとワインワインしている。」
「軽く感じるけど決してヌーヴォーみたいに薄くない(笑)。」
「大人のボジョレーヌーヴォーだね(笑)。」
「さっきの話じゃないけど(笑)、リンゴ酸に旨味がしっかり乗っている(笑)。」
「咲きたてのキンモクセイの香り(笑)。甘くて爽やか(笑)。」
家内「抜栓してからしばらくするととても果実味がはっきりしてきます(笑)。翌日になるともっと良くなる(笑)。」
「チャーミングですよね(笑)。明るく正しく!(笑)。」
私「モリエールは基本ヌーヴォー専用の畑はありません(笑)。日本のお客さんのために50ケースだけ作ってくれています(笑)。」
家内「あと補糖補酸はもちろん余計な事は一切しません。元祖ヴァン•ド•ナチュールです。それ故今回2024年のヌーヴォーはアルコール分が10.5%と過去最低となっております。」
「えー!10.5%ですか?そんな感じはしないですよ(笑)。普通に飲みやすい(笑)。」
「バランスも良いしちゃんと美味しく飲める(笑)。アルコール分が10.5%って何が凄いのですか?」
私「今年は収穫期の8月下旬に雨が振り、収穫が9月の第1週にずれ込みました。ヌーヴォーはスケジュールが決まっていますから、大半の生産者は糖分添加してアルコール分を上げ、SO2をバシッと添加して発酵を強制的に終了させたようです。ですから出回っているヌーヴォーは12∼13%の範囲で仕上がっています。酸があればアルコール分が低くてもワインとして成り立つのが凄いかと(笑)。」
さて、本丸のモルゴン グラン・クラ 2019年
です(笑)!
「あ~、コレ美味しいんだよね。ピノ・ノワールの極上品みたいなんだよね。前に試飲会に出ましたよね?」
私「ストロベリー!それもハウス栽培のものではなく露地栽培のもの。う~ん。願わくばビートルズのストロベリー・フィールズ・フォーエヴァーたれ!妄想が止まりません(笑)。」←ほぼ気が狂っている(笑)。
「ストロベリーストロベリーしてるけど複雑ですよね(笑)。」
家内「2年くらい前に同じものを出しました。あの時と比べるとだいぶ落ち着いて来ましたね。ピークの入り口かな(笑)。」
私「ピークが長いような気がします(笑)。」
「あ~!相変わらず旨い!言葉が続かない。」
「ちょっとハチハチ感が舌に残ります。酸かな?」
私「そーとしか思えませんよね。再発酵ではありませんね。前はハチハチ感がなかったように記憶してます。」
「すべてが圧巻。ヌーヴォーとは違うなぁ(笑)。作りはどうなんですか?」
私「畑は違うと思います。作り方としてはヌーヴォーは除梗して、モルゴンは全房発酵です。モルゴンはアルコール分が12.5%。同じ年のヌーヴォーがアルコール分12%でした。ヌーヴォーより0.5%高いのが通例のようです。」
「でもモリエールって基本あまりアルコール分が高くないですよね。」
家内「他のボジョレーは大体13%くらいですね。」
「それって畑のテロワールの性ですか?それとも作りの特徴ですか?」
私「両方かと。」
家内「ひょっとしてモリエールの畑は特別で、ハンギングタイムが長くても糖度がさほど上がらないのかもしれません。この点、他のモルゴンの生産者ともちょっと違います。」
私「遅摘みしても過熟感があまり出ないような気がします。」
「温暖化の影響でフランスでワインが作れなくなるかもなんて言われてますが、どうなんでしょうね?」
私「2024年は今までの酷暑の揺り戻しかもしれませんね。」
「マスキューさん!このワイン、ラベルにイザベル&ブルーノ•ペローと書いてありますが、コレは?」
私「ご夫妻の名前です(笑)。私はモリエール モリエールと呼んでますが2024年のヌーヴォーはドメーヌ•イザベル&ブルーノ•ペローとバッグラベルに小さく記載されてます。名前を変えたかもしれません。」
「そうそう、あと気がついたのですが(笑)、何故ヌーヴォーの方が高いのですか(笑)?」
私「あ~!気がついちゃいましたか(笑)。私はさっき気がつきました(冗談)。じつはモルゴン2019年が入荷した頃は為替が120円代でしたヌーヴォー2024年は為替はご存知のように150円代。あとワインの価格自体が値上がっていること。航空運賃も然り。そんなこんなでございます。でもですね(笑)、いくらケチなマスキューでもわざわざ作ってくれたヌーヴォーを入荷しないのは沽券にかかわる!信用にかかわるので見栄を張りました(笑)。冗談です(笑)。」
「だったらモルゴンの方を高くするのも一手では(笑)?」
私「気がつきませんでした(笑)!」←これホント。
ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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桝久 試飲会リポート 前半
Dec 02, 2024 by weblogland |昨日、一昨日とご来店ありがとうございました!
ケチなマスキューらしく前半の3本は限定特別価格品でございます(笑)。
○❴限定品❵ロゼット ファモーゾ 2022年 テッレ・チェヴィコ イタリア エミーリア・ロマーニャ ルビコーネI.G.T. 白 750ml 1080円税込み スクリュー•キャップ
「おっ、コレ香り強い!」
「ライチ(笑)。」
「ハニーで飲みやすい(笑)!」
「薔薇。」
「マスキューさん!コレは女子大好きな味(笑)!いくらでも飲めちゃう。」
「ブレーキ壊して飲み続けけられそう(笑)。危険(笑)!」
「飲みやすい、体に優しい濃度感(笑)。しかもこの香り。確かに危険(笑)。」
家内「生産者のチェヴィコはかなり大きな協同組合なのですが、全生産量はイタリアの総生産量の数パーセントにも及ぶようです。」
「そりゃ、かなりの大手ですよね。でもこんなファモーゾなんてローカルなワインも造るんですね(笑)。」
私「エミリア・ロマーニャが本拠だけありますね。」
家内「ガンベロで2グラス獲得したアイテムもかなりあります。」
「なるほど!確かにこのワインはセンス•意図を感じますよね(笑)。」
「『飲みやすいから沢山飲んでね』って(笑)。」
私「ワインの甘さ加減が絶妙ですよね。まるっきり辛くはないけど甘くもない(笑)。派手な香りに伴う甘さ加減と濃度感。」
「前の試飲会でファモーゾってやりましたよね。あれと同じですよね。」
私「香りは同じですよね。ただし、あれはコテコテに濃かったです。コレはもっとデイリーに仕上げています。」
家内「前回のファモーゾは北ローヌのヴィオニエみたいでした。私はこちらの方が好きです(笑)。あれはあまりにもゴージャス過ぎる(笑)。」
「産地も同じですか?」
家内「はい。共にエミリア・ロマーニャのルビコーネI.G.T.です(笑)。」
「ルビコン川のルビコーネ?」
私「今あるルビコン川は川幅1mくらいのドブ川のようです(笑)。」
「ハチミツレモン系の味ですね(笑)。そうすると確実にレモンなんか使った料理にはピッタリ(笑)。」
「イタリア人はレモンたっぷり絞るからね(笑)。生ハムサラダにレモンたっぷり絞ってこのワインを飲む(笑)!」
「鉄板(笑)。」
「柚子もイイかな(笑)。そうすると和食も行けるかな(笑)。」
家内「このワイン、草っぽさがあるから生姜、ネギ、ミョウガは合いますよ(笑)。」
「そうしたら鍋は鉄板(笑)!たっぷり野菜入れてポン酢醤油に薬味たくさん入れて…、あー、ダメ、涎が出ちゃう(笑)。」
私「単純で派手な香りだけではなくソーヴィニヨン•ブランのような青臭さがありますよね。料理研究家のAさんに教えてもらった『ニワトコ』の香りです(笑)。」
「ところでこのワイン、安いですよね(笑)。今時1000円ちょっとでこんなワインは無いですよ。何故?」
私「在庫調整のようです。やはり相手は大手のチェヴィコですから、輸入するロットが大きいようです。」
「輸入を止めたりするのではないんだ。ホッとしました(笑)。」
私「この機を逃さず便乗しました(笑)。数に限りがありそうなのですが、ある限りは続けます
。ケチなマスキューの本領発揮でございますが
(笑)、インポーターさんに感謝感謝でございます!」
○❴限定品❵ラ・プラヤ コースタル ホワイト・ブレンド レゼルバ 2022年 チリ イタタ・ヴァレー 白 750ml 1280円税込み
「おっ、濃い。明らかに1番目のファモーゾより濃い(笑)。」
「旨味を感じますよね。厚みがある。」
「そうそう。香りはそんなに立たないけど、直感的に良いワイン(笑)。」
「液体と旨味とのバランスがとてもチャーミング(笑)。」
「チリのワインだと大体シャルドネで味も想像つくけど(笑)、この白は全然チリっぽくない(笑)。」
私「畑の写真を見ると斜面にまばらに葡萄樹は植わっており、手入れをしていないツツジが植わっているようです(笑)。」
家内「セパージュはリースリング、シャスラ、モスカテルにセミヨンですか。畑自体が古いため生産者も完全に把握していないようです(笑)。」
私「古樹独特のじんわりした旨味があります。あとそれを活かすために無理なプレスをしていない。プレス果汁を使わないで一番搾りだけで醸造していると思います。来日したディレクターに聞いたところそうでした(笑)。」
「ちょっと塩味がある。和食の煮物に合いそうですよね。チリワインとは思えない(笑)。」
「梅酒をちょっと薄めたような飲みやすさ。我々日本の老人にはとてもフレンドリー(笑)。」
「日本酒的でもあるかな(笑)。」
「チリのシャルドネなんかどれも似たような味だもんね。樽の香りと熟した果実味。まあ、安くて美味しいには美味しいんだけど(笑)、ちょっと飽きる。」
「『ラ・プラヤ』って結構見ますよね。でもこの『コースタルブレンド』はあまり見ませんよ?」
家内「『ラ・プラヤ』自体とても大きな果樹栽培業者でチリ国内に広く地所を持っています。移動にはセスナを使うとか(笑)。」
「カッコいい!お金持ちなんですね(笑)。」
家内「マスキューに来た時全員イケメンのヨーロッパ系でした(笑)。」
同級生のU君「そうそう。僕もその場に居ましたが(笑)、インテリジェンス感じましたよ。エリートなんだろうな(笑)。」
私「でもですね(笑)、このコースタルブレンドを作ってる生産者はいかにも地元の人(笑)。きっとチリで初期に入植した方々の末裔(笑)。灌水をしないでも勝手に栽培出来る限られた畑を代々守って来たような方達です。ラ・プラヤはそれを守ってビジネスに繋げたいようでした(笑)。」
「そーだよね。チリのワインってアンデス山脈の麓の高原で大規模に量産するから、それだけでは飽きられるよね。こういうものあるのは嬉しいことだよね(笑)。」
私「量産型ワインを作っている技術者と会話をすると通じないところがあるんですよね(笑)。彼らはプレス果汁とフリーラン果汁を区別しない。最終的に歩留まりを70%にして生産することが前提のようです。それでもあのレベルのワインを作れることがチリの強味ではあるのですが(笑)。」
「マスキューさんプレスしないと歩留まりが悪くなるのですか?」
私「まるっきりプレスしないと歩留まりは50%、エアプレスマシーンで1.2気圧の圧力で優しくプレスしても52%ほどのようです。しっかりプレスすると70%のようです。」
「コストに影響するんですね。」
私「まあ、プレスするのが悪くはないのですが…。それぞれにスタイルやコスト、販売可能な実勢価格がありますからね。」
●❴限定品❵ラ・プラヤ コースタル レッド・ブレンド レゼルバ 2022年
チリ イタタ・ヴァレー 赤 750ml 1280円税込み
「おっ、これも白に共通した感じがありますね
(笑)。」
「基本旨味だね。香りはベリー系かな。」
「ピノ・ノワール的(笑)。」
「雑味がないけどペラペラでもない(笑)。旨味。口に入れるとジュワっと涎が出ますよ(笑)。」
「旨酸っぱい(笑)。チリのピノ・ノワールみたいに変に濃くないのがイイね。」
「軽く飲めるけどとてもしっかりしてる。コスパ良いですよね(笑)。」
「品種は何ですか?」
家内「パイスとサンソーです。白同様に畑に混植されています。」
「混植?混ぜて植えるんですか?葡萄って品種によって味わいや収穫が違うって聞きましたが…。
大丈夫なんですか?」
家内「いつの間にやら同時に収穫出来るようになるそうです(笑)。だから醸造も一緒。所謂混植混醸です。」
「そうですよね、花粉だって入り混じるし(笑)。原始的(笑)?」
私「生産者自体そんな事は気にしていないようです(笑)。正確にこの葡萄が○○種なんてあまり考えてないようです(笑)。ずっとこうやって来た!そんな感じなのでは(笑)。」
「聞いたことのない品種だし(笑)。それってやはり古い畑だからなのかな?」
家内「パイスはサルデーニャのモニカ種とDNAが同じらしいです。あと南米だとわりと良く見られる在来種的な扱いですね。そうそう、カリフォルニアのミッションワインの原料でもあります。」
私「ポートワインでも使われますね。」
「マスキューさん曰くプリミティブってやつだな(笑)。」
「ところで、山火事で畑が焼けたって書いてありましたが…。」
家内「そーなんです(涙)。去年の夏2月頃にイタタ•ヴァレーで発生した山火事で消失してしまいました。」
「あっ!南半球だから2月は北半球の8月かぁ。」
家内「チリはもともと雨が少ないのでとても乾燥しますから…。」
「雷なんか落ちた日には大変なことになる。」
私「畑も斜面にありますので、火の回りも良かったみたいです。」
「マスキューさん!山火事って木が風に揺れて擦り合うと発生するらしいですよ。特に乾燥した森で大木が擦れるとその摩擦熱で発火するとか。もちろん日本ではそんな起こり方しないでしょうが(笑)。」
私「なるほど!環境が違うのですね!日本に生まれて良かった(笑)。」
家内「その結果同じワインが作れない。『コースタル•ブレンド』のブランドは残す方向のようですが、インポーターさんは取り敢えず輸入はしないとのことです。」
私「それ故、インポーターさんのご好意で特別価格での提供となりました。」
「マスキューさん!普段はもっと高いですよね?」
私「通常1697円税込みで販売してましたが、断腸の思いで1280円税込みにてのご提供となります(笑)。これから暮れにかけてワインを沢山飲まれる方はお見逃しなく!」
「噛み締めて楽しませていただきます(笑)!」
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試飲会の途中経過です!
Nov 30, 2024 by weblogland |今回マスキューのカウンターの右端でこっそり販売していたペリグリーノのフィニモンド2022年完売しました!
ゴメンナサイ。
試飲会のラインナップには入っていませんが、皆さんのアンテナを掻い潜るスティルス性はございませんでした(笑)。
取り急ぎご報告いたします。
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モリエールのボジョレーヌーヴォー2024年飲みました
Nov 22, 2024 by weblogland |モリエールのボジョレーヌーヴォー2024年飲みましたが、通常通りの出来栄えでした(笑)。
若干還元臭はしますが気にはならない程度。完全に発酵するためのスケジュールが押していたみたいですね。ギリギリまで粘ったことが解ります(笑)。
今回アルコール分が10.5%と低くちょっと心配はしていましたが杞憂でした(笑)。アルコール分はワインの保存力に関わりますから、特に海外向けは12%位を目指します。ですから発酵時に糖分添加してアルコール分を高めることをします。でもですね(笑)、モリエールは糖分添加しません。要は凝縮した酸と完熟したタンニンでワインの保存力を保てる訳です。天然アルコール分が10.5%でも大丈夫訳です。そのために徹底した低収量と葡萄果の健全性を最優先してますね。
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今年のワインに感謝感謝でございます!
Nov 21, 2024 by weblogland |「今年はエレガントでフレッシュ!」
なんて報道してました(笑)。という事はやはり糖度は上がっていないのかな(笑)?
なんて思いながら今日モリエールのものを試飲(笑)。
う~ん、美味しい!
いつものモリエールらしいナチュラルな出来栄え。厚み•深みのあるタンニンにたっぷりの旨味•甘みが溶け込み、しみじみと美味しい。泣けてきました(笑)。
若干還元臭がしますが範疇内。ワインを完全に発酵させるためにギリギリまでやった感。集荷のスケジュールに遅れたことが伝わって来ます。
基本モリエールは糖分添加してアルコール分を上げることはしません。でもラベルを見て10.5%
と見てちょっとたじろぎました(笑)。
低すぎないかな?
アルコール分はワインの保存力を高めますから絶対に必要(笑)、ですから大概の生産者は糖度の上がらない作柄では補糖してアルコール分を上げます。だいたい12%位に上げて出荷することが多いようですね。でもですね(笑)、モリエールは中身の濃さで保存力を保つスタイル。徹底した低収量と完璧な葡萄果の健全性が前提ですので多大な尽力が必要です。
ともあれ良かった(笑)!
今年のワインに感謝感謝でございます!
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なんと、ボジョレーヌーヴォーが到着しましたぁ(笑)!
Nov 17, 2024 by weblogland |恒例のドメーヌ•デ•コート•ド•ラ•モリエールのボジョレー•ヴィラージュ•ヌーヴォー2024年です!
さすがに解禁日前ですから売ることも飲むことも出来ませんから(笑)、見るだけ!
相変わらずの無添加ですね(笑)。え~と、アルコール分は…、なっ、なんと、10.5%です!
2∼30年くらい前の天然アルコール分ですよ(笑)。驚きました。
取り敢えずマスキューブログのアーカイブで検索すると
2023年 11.5%
2022年 11.5%
2021年 11.5%
2020年 12%
2019年 12%
2018年 11%
2017年 14%
日本に初めて来たのが2017年、その時はアルコール分は高めでしたが、それ以降は概ね12%以下です。
そうすると2024年の10.5%は最も低いアルコール分です。温暖化が叫ばれる前の時代のアルコール分です。
今までで一番低い2018年の出来栄えを調べると
かなり旨い(笑)。2017年から一気にアルコール分が下がりましたからちょっと心配していましたが、まるで問題なしでした。アルコール分の高さよりも酸の凝縮したパワー、葡萄自体の力が大事と実感しましたっけ(笑)。
2024年は初夏に雨や雹の被害を受け、真夏は2023年ほど暑くなかったので全体的には糖度は低めのようです。収穫も若干遅くなったようです。
う~ん。
でもですね(笑)、そんな中ちゃんと無添加で仕上げていますから、それは問題の無い出来栄えだと思います。恐らく収穫量もかなり減らしているはずですから、とても凝縮したいつものスタイルだと思います。
解禁日の21日が楽しみです(笑)。
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シェリーベルモット早速皆さんからご意見いただきました(笑)。
Nov 16, 2024 by weblogland |やはりマスキュー試飲会で出すのか(笑)?
今回ロゼ、ブランコ、ブランコ•ドライと全て一緒にティスティングしてくださったKさんは
『全くの私見ですよ~
あっと驚くロゼが私の本命
対抗がマンサニージャ
甘さで勝負か飲み口で勝負か?
難しいですね
ロゼの甘さで驚いて、「もっと甘さ抑えたものないのですか?」ときかれたら次回はマンサニージャ(笑)
あくまでも個人のシナリオですが😅』
とのこと。試飲会の構成まで読んでるとは(笑)!恐るべしKさん(笑)。
そんな折、料理研究家のAさんに家内が試飲を勧めると
Aさん「凄く美味しい!でもパワフルで美味しすぎるから、試飲会に出したら他のワインを全部ぶっ飛ばすかも(笑)?」
家内「そ~なんですよね(笑)。今日はブランコとブランコ•ドライしかティスティング出来ませんがロゼはもっと強烈なんですよ(笑)。」
Aさん「うわっ!ロゼ飲んでみたい(笑)!」
そして夜、野毛のプロフェッショナルYさん
Yさん「マスキューさん!シェリーベルモットどうですか?」
私「圧倒的です(笑)。さっき川崎のプロフェッショナルNさんに『ロゼのシェリーは何に使うんですか?』と聞いたら『マンハッタン』だそうです。」
Yさん「なるほど!スイート•ベルモットとして使うのですね。」
私「ルスタウのシェリー•ベルモットのロゼはベタッと甘くないし、フレーバーが物凄いですから、マンハッタン相当美味しそうですよね(笑)。」
川崎のプロフェッショナルNさんからマンハッタンに使うと聞いて、かつて関内のプロフェッショナルのTさんがマンハッタンにマラスキーノチェリーではなくグリオッティーヌを使ったスペシャルなマンハッタンを作っていたのを思い出しました。めちゃくちゃ美味しかったでした(笑)。
プロは微妙なところで勝負しますね。この差が大きいのでしょうね(笑)。さすがプロです。
勉強になりました。また、経験値上がったかな(笑)?
で試飲会でどうしましょう(笑)?
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ルスタウのベルモットのブランコ•ドライとブランコをティスティングしました
Nov 15, 2024 by weblogland |私「ビアンコ•ドライ色がグリーンっぽい(笑)。ブランコ•ドライ→ブランコ→ロゼを色味が増しますね。あとロゼですけど、先日飲んだ時はロゼにしてはロゼ色ではない感じでしたが(笑)、こうして比べるとロゼ(笑)。」
Kさん「家からロゼをちょっとだけ持ってきて良かったです(笑)。」
私•家内「さすがKさん!ありがとうございました(笑)!」
家内「ブランコ•ドライ塩味があってマンザニージャ(笑)!」
Kさん「そうそう(笑)。海藻…、ちょっとアイラ•モルトにも似てますよね(笑)。」
家内「ニガヨモギ…、とても華やか(笑)。マンザニージャにボタニカルな香りだけつけた感じ。ルスタウのベルモットってアルコリックな感じがないけど強い。バランスが良い(笑)。」
私「3種類ともアルコール分は15%。ブランコ•ドライ→ブランコ→ロゼの順番で甘さが増す。」
Kさん「それは?」
私「ブランコ•ドライはベースがマンザニージャで基本ドライ。ブランコはフィノ(パルミノ)にモスカテルを加えていますからより甘くなります。ロゼはモスカテルの分量がさらに増すのかな。この中では一番甘いですよね。」
Kさん「そうそう。ロゼは赤も加えるんでしたっけ。ちょっと赤い果実のニュアンスありますよね。」
私、え~と、赤はティンティーリャ・デ・ロタ。飲んだことありません(笑)。」
家内「基本ボタニカルは同じような感じですが、それぞれちょっと違いますよね。ブランコ•ドライはよりフレッシュさ、爽快さを強調してる。ブランコになると苦味や香りをより強くしてる(笑)。ロゼは赤のニュアンスが加わってバニラやチョコレートっぽさが加わる。」
私「ロゼは一番重心が低い感じかな。」
Kさん「ロゼの甘さってホッとする甘さですよね(笑)。お腹一杯になったあとに…食後酒的に楽しみたい(笑)。目をつぶって大きなグラスに注いで
瞑想するように楽しみたい(笑)!」
私「そうですよね(笑)。食後チーズでも齧りながら飲むのでしょうね。まあ、ソーダで割ったりすれば食前酒にもなるかな。でもそれだとちょっと勿体無い(笑)。」
家内「ロゼは私の好きな瞑想用のワインです(笑)!シャルトリューズのエリキシル ヴェジェタルなんかに通じる(笑)。」
私「う~ん。とことん飲んでもう飲めない状態で飲む最後の1杯はスーズ•ソーダ(笑)。ちょっと趣旨が違いますか(笑)。」
Kさん「ブランコは一番汎用性が広いかな。カクテル…、ソーダ割り、料理…、なんでも使えそうですね(笑)。」
私「ブランコ•ドライで白身魚のムニエルを作る時フランベ!あと香草焼き(笑)。」
家内「塩釜焼き…、塩をまぶす前にブランコ•ドライで魚をリンス!」
Kさん「イギリス首相のチャーチルがベルモットを眺めながらジンを飲む(笑)。ベルモットの香りはそれだけでジンを覚醒させる(笑)?甘すぎる?でしたっけ(笑)。」
私「ジンはもともとワインの代用品ですからね(笑)。そりゃベルモットの味が加わればワインになる(笑)。」
家内「でもシェリーで作ったベルモットとは!恐れ入りました(笑)。斬新だよね(笑)。」
私「一時期ずっーとシェリーは消費量が落ちて大変だったから、こうした新しい動きが出たのかな?」
私「シェリーってもともと酒精強化ワインですから、逆にベルモットにするには普通のワインより適してる(笑)。イタリアやフランスのベルモットと比べると、混成酒っぽさが無い。」
家内「あとハーブやボタニカルはポンティカ系のワインによく見られるものを使っているから
シェリーと相性良いですよね(笑)。作り手の計算通り(笑)。」
私「それにしてもシェリーでベルモットとは!今世紀一の発明だよね(笑)。」
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今日は裏試飲会です(笑)。
Nov 02, 2024 by weblogland |イタリア3本、フランス4本、モルドバ2本の計9本!
う~ん、全体に悪いワインはなくまあまあかな(笑)。今月の試飲会の候補も出てきました(笑)。
ただし、ラインナップの並びと言いましょうか
(笑)。それが引っかかる(笑)。
私「イタリアの『フイニモンド』とてもユニークで良いワインなんですけど、試飲会でどの順番にするかが問題かな?」
Kさん「『フイニモンド』は最後しかないんじゃないですか(笑)。」
私「単純に価格順で並べたらえらいことになりそうですよね(笑)。前後の赤が迷惑する(笑)。」
家内「いっそのこともっと寒くなったら試飲会に出しますか?」
私「でもコレ期間限定の特売価格だからあまり先延ばしは出来ないんだよね。う~ん。どうしたものか?」
Kさん「価格も手頃だしコスパも良いですから絶対に人気のワインになるとは思いますが、前後はそれなりに強いワインでないと…。」
そんなこんなで紛糾(笑)。
私「それでは来週またサンプル来ますので、それを飲んで決めましょうか?消去法でいきますか
(笑)。Kさん!来週またお願いしてもよいですか?」
厚かましく再登板の依頼(笑)。
Kさん、よろしくお願いします!
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コンティ•ゼッカのノヴェッロ•サレント2024年、ジューシーで美味しい
Nov 01, 2024 by weblogland |一般に南のワインは酸がないと言われますが、間違いです(笑)。しっかり酸がありながら飲みやすい。マスキューはイタリアのノヴェッロをかつては4アイテムほど扱っておりましたが、今はコレ1本!南イタリアだけあって常に安定している。また、アルコール分が作柄により多少上下しましたが、今はだいたい13∼13.5%で収めています。収穫をアルコールターゲット通りに遂行してますね(笑)。しかも、ちゃんと全房発酵していますから、本家のボジョレーよりプリミティブかな(笑)。丸一年寝かせて飲んでみたい衝動に駆られました(笑)。
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ピノ・ノワール•ヌーヴォー2024年
Oct 31, 2024 by weblogland |マスキュー試飲会で飲んでいただいたピノ・ノワール•ヌーヴォー2024年、特別とは申しませんがマアマアの出来栄え。ボジョレー•ヴィラージュ•ヌーヴォーくらいの出来栄えでしたね(笑)。
ただマスキューのハードルですとハードル上を余裕で越えたと言うより、一応ちゃんと越えたかなと言う感じでした(ゴメンナサイ)。ちゃんとジャムっぽく、バランスを崩しませんから糖度不足もないように思っていました。とはいえ、一応インポーターさんに確認(笑)。
私「もしもし、いつもお世話になっております。今年のピノ・ノワール•ヌーヴォーなかなか良かったですよ。上手に出来てました(笑)。ところで補糖してないですよね?」
インポーターさん「糖分が足りないと補糖しますけど、ギリギリ補糖しないで出来たように感じますが、輸入担当に確認してみます。」
インポーターさん「マスキューさん!確認取れました。補糖はしていないとのこと。余計な事はしていないとのことでした(笑)。」
私「降雨の心配があったのでちょっと心配でした。上手く収穫をずらしながらやれたのですね(笑)。」
「畑の管理が行き届いているので、タイミングを見計らってジャスト•タイムでの収穫が出来るとのことでした(笑)。」
私「疑って申し訳ございませんでした!お陰で勉強になりました!」
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桝久 試飲会リポート 後半
Oct 28, 2024 by weblogland |「あ~、おサイケ(笑)。可愛いラベル(笑)。」
私「でしょ(笑)。まっ、まっ、どうぞお試しを!」
「おー!高そうな香りですね(笑)。」
「昔飲んだ格付けシャトーの香り(笑)。高級(笑)。」
「マスキューさん、このワインはボルドーの何処らへんですか?メドックではないですよね。」
家内「サント・フォワ・コート・ド・ボルドーA.C.はボルドー最北東部 ほとんどベルジュラックの入り口です。」
「このタンニン 凝縮感 サンテミリオンよりもっとタイトな感じ(笑)。」
「うんうん。涼しげでもあるよね(笑)。」
「葡萄が丸かじりしたような果実感。それでいてタンニンが強くて大量(笑)。」
「畑の中で葡萄をかじってるみたい(笑)。土臭いし(笑)。目を瞑ると畑にいるみたい(笑)。」
「メドックとは違うし…」
私「さすが!皆さんボルドーを良く飲んでらっしゃる(笑)。」
「古いだけですよ(笑)。最近はもう手が出ない(笑)。1級シャトーなんて十万円くらいしますもんね(笑)。とても、とても(笑)。」
「セパージュは何ですか?」
家内「え~と、メルロ70%、カベルネ•プランが20%、カベルネ•ソーヴィニヨンが10%です。一見フランのニュアンスを強く感じますよね(笑)。」
「小粒のプラム、ベリーがみっちり。」
私「最近のメドックのワインは温暖化の影響もあり、メルロがプルーンのようになってますよね(笑)。」
「店長!コレ黒くなってないですね(笑)。赤さが
はっきりある(笑)。」
「タンニンの量が半端ないですね。しかも強い(笑)。ちょっと辛い程。」
家内「ベルジュラックのワインに似てますよね。私ベルジュラックのワインの墨汁のような質感好きなんですよ(笑)。」
私「ベルジュラックの古典的なワインって、無愛想で開くまでとても時間がかかります(笑)。これはそこまで無愛想ではないかな(笑)。
」
「店長!このワインのタンニンの強さは木樽の影響ですか?」
私「実はこのワイン、木樽熟成していません。アンフォラと粘土製のタンクで熟成した後アッサンブラージュして瓶詰めリリース。」
「2017年とは思えない!古さは全然感じない。」
「まだまだ先がありそうですよね(笑)。10年くらい経ってからまた飲みたい(笑)。」
私「バックラベルにもリリースしてから10年くらいセラーに寝かせても良し。って書いてますね(笑)。さすが!」
家内「このワインはいわゆるヴァン•ナチュール。出荷直前にちょっとだけSO2を添加します。30mg/L以下かと思います。葡萄本来の力で成り立っています。」
私「木樽を使うとSO2の量が増えますから、それを避けるためにアンフォラ等を使用して熟成させます。SO2添加も空気の透過性が高いアンフォラ熟成した部分のワインだけのようです。細心です(笑)。」
「ラベルの絵マンマ(笑)。葡萄の力なんだな(笑)。筋トレしてるし(笑)。」
「今飲むとちょっと過剰な感じもするけど(笑)、圧倒的ではある。ワインの力 生命力は
並外れていますね(笑)。」
「何よりもユニーク。でもボルドーワインなんだよね(笑)。」
家内「実は開けてから3∼4日経ってから飲むと美味しさが増します(笑)。個人的にグッと来ちゃいます(笑)。」
●『ブルーマ·ダウトゥンノ』 2013年 カシーナ·イ ·カルピーニ コッリ·トルトネージ·バルベラ·スペリオーレD.O.C. 750ml 4431円税込み
「バルベラにしては高級な値段ですね(笑)。」
「これ私の大好きなカルピーニの最上級品ですよね(笑)。期待してたんですよ(笑)。」
「『ブルーマ·ダウトゥンノ』ってどういう意味ですか?」
家内「『秋の霧』という意味とか。畑は1926年に植えられたバルベラ。それの一番良いものだけで作ったのがこのキュヴェです。」
私「樽熟成3年後瓶熟成6年してからリリース。コストがかかったバルベラでございます(笑)。まっ、まっ、どうぞお試しを!」
「おっ、何か重そうな香り…、ローズマリー…、ミント…、詰まってる(笑)。」
「おー!ピノ・ノワールみたい(笑)。それも凄く高いワイン(笑)。」
「グラン•クリュ(笑)!」
「スモモ、桃、薔薇、中にチェリー…。液体の旨味…。言葉を失う。」
「折り重なる。複雑だし…、深いし…。」
「旨いなぁ。コレだけでイイ(笑)。」
「ジビエに合わせたいよね(笑)。」
「古樹の良さだな(笑)。旨味がたっぷり。」
家内「バルベラらしくはないので言葉が出ません(笑)。」
「バルベラってこんな風になるのですね。小粒の赤いベリーの果実感ではない(笑)。驚いたな(笑)。」
私「バローロで有名なモンテッツェモロのバルベラ•スペリオーレがピノ・ノワール的なバルベラを作った嚆矢。それ以来ピノ・ノワール的なバルベラをずっーと探していました(笑)。」
「何故バルベラがピノ・ノワール的になるのですか?」
私「フレンチオーク材の樽との相性がバルベラは良いみたいです。ただし、バルベラですからネッビオーロみたいな長くて強い生命力が無いのも事実。香りが落ちるのが早いのが欠点でもあります。」
「なるほど。でもコレ飲んじゃうと欠点はどうでもイイ(笑)。実に美味しい!」
「高級なレストランで飲んでみたいなぁ(笑)。」
試飲会の初日金曜日のトップセラーとなりました。
ただ、翌日になると開けたての香りが大人しくなる。そこで、土曜日のスタートとともに新しくもう1本抜栓!太っ腹(笑)!
「開けたての香りは驚き!ほんとピノ・ノワールの極上品のよう(笑)。」
「う~ん。バルベラは変化が早いってことなんだ。でも3年樽熟成してから瓶熟成が6年って並ではないですよ。開けたてはとてもフレッシュ
で古さを感じないし、昨日開けたワインだって古くは感じない(笑)。」
家内「繊細って言った方が良いのかしら(笑)。」
「コルクはDIAM10ですな。と言うことは…」
私「コルクの打栓はおそらく2017年だと思いますから、2027年頃までは楽しめるかな。まあ、ここ2∼3年は全然大丈夫かな。」
「店長!比べてみると私は昨日開けた方が好きですね(笑)。旨味がダイレクトに楽しめます。」
今日は有資格者やプロの方がお見えになりましたからティスティングテストを敢行(笑)。
私「今日の二番目の白 ペコリーノのアルコール分はいかほどでしょうか?」
プロAさん「14%」
有資格者Bさん「14%」
有資格者Cさん「14%くらいかな。」
私「ピンポン!ピンポン!大正解でございます(笑)。」
それでは3番目の赤モナストレルは?
プロAさん「13.5%」
有資格者Bさん「13.8%(笑)」
有資格者Cさん「モナストレルだから14%くらいかな。」
私「皆さん素晴らしい!正解は14%です(笑)。思ったより低く感じますよね(笑)。
さて、4番目のボルドーはいかほどでしょう?
プロAさん「13.5%」
有資格者Bさん「13%」
有資格者Cさん「13∼13.5%くらいかな。」
私「正解は13.5%です。モナストレルよりアルコール感が低く感じますよね。」
私「さて、それでは最後のバルベラは?」
プロAさん「13%くらいかな。」
有資格者Bさん「13.5%」
有資格者Cさん「14%くらいかな。」
私「13%だと思いました。でも総体アルコールでなんと15.5%!ひっくり返りそうになりました(笑)。」
一同「え~!こんなに高いとは!絶句です(笑)。」
私「旨味が全てをマスキングしてるのですね(笑)。あと溶け込みが良い。高次元なのです(笑)。」
土曜日は昨日のバルベラと当日開けたバルベラの二本立てとなりましたが、最後の最後位になるとじゃぶじゃぶ注いだ影響でワインのバランスが崩れ本来の味わいが伝わらず申し訳ございませんでした。
ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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桝久 試飲会リポート前半
Oct 28, 2024 by weblogland |長い夏から開放され、一気に赤ワインが美味しくなってきました(笑)。
まずは掟破りの超速ヌーヴォーです(笑)。
●ピノ・ノワール ヌーヴォー 2024年 アルマ・セルシウス 南フランス 赤 750ml 2000円税込み
「マスキューさん、このヌーヴォー早くないですか?」
「ボジョレー•ヌーヴォーは11月の後半ですよね。」
「あっ、でもニュースでボジョレー•ヌーヴォーの第一陣が成田に到着して通関作業が始まったって言ってたな。でもコレはもう飲める(笑)。」
「去年もこのヌーヴォー扱ってましたよね。ラングドックでしたっけ?」
私「解禁日も無く、収穫の早いラングドックのヌーヴォーです。去年は船便でしたので11月半ばに販売していましたが、今年は航空便となりましたので今日お披露目出来ました(笑)。」
「マスキューさん!ブログで試飲会に間に合うかどうかヤキモキしてたヤツですよね(笑)。」
私「えへへ(笑)。聞いてくださいよ、実はお昼すぎに箱に新酒と書いたワインが来たので『間に合った!』と安堵したのですが、よく見るとコレではなくイタリアのノヴェッロ2024年でした
(大爆笑)。ひっくり返りそうになりました(笑)。」
「そういえばノヴェッロは10月末でしたっけ(笑)?」
家内「その後3時頃にこれが到着(笑)。ギリギリ間に合いましたぁ(笑)。」
私「そんなこんなでございます(笑)。まっ、まっ、お試しを!」
「おっ!ヌーヴォー味(笑)。乳酸っぽい(笑)。フレッシュだよね。」
「軽くて飲みやすい(笑)。」
「ジャムっぽい(笑)。」
「う~ん、そうだ!コレはジャムっぽい香り(笑)。完熟した感じだよね。」
「マスキューさん、まるっきりボジョレー•ヌーヴォーみたいですね(笑)。品種は同じではないですよね。コレはピノ・ノワールでボジョレーはガメイでしたよね。」
家内「はい。ガメイはピノ・ノワールの親なので基本似てます(笑)。あとボジョレー•ヌーヴォーと同じような醸造法で作りますのでさらに似ます(笑)。」
私「タンクを密閉状態にして発酵すると、ノヴェッロでもボジョレーっぽくなります。バナナやキャンディの香りがします。」
「ヌーヴォーって酸っぱいですよね?だからあまり好きじゃないんだけど、コレは酸っぱさも程好い(笑)。」
家内「アルコール発酵の後にリンゴ酸を減らす乳酸発酵が起きますが、それを待たずに瓶詰めしますのでリンゴ酸が通常より残ります。そのため酸っぱくなりがちです。」
「美味しいヌーヴォーが酸っぱくないのは?」
家内「旨味の酸がちゃんと残っているからです(笑)。チョイスの基準にもなります(笑)。」
「あと、雨が多い年は酸っぱくなるよね(笑)。葡萄が水吸っちゃうからなぁ。」
私「このワインはあまりイレギュラーなストレスは感じません。まあ、凄く良いとは言いませんが(笑)。程良く軽く、程良く飲みやすい。」
「程良くかぁ(笑)。マスキューさんの言わんとすること、なんか解るなぁ(笑)。」
「凄くは美味くない(大爆笑)。」
家内「今年の夏は雨が降ったようでしたのでちょっと心配でしたが、まあまあ、そこそこの出来上がり。生産者の腐心•尽力を感じます。」
「酸っぱさ加減がキーワード?」
私「あとアルコール分の高さ。折り合い。何が味わいの中で出っ張っているかがポイントです
(笑)。」
家内「ちょっとアルコール分が高いような気がしますが、範疇内かな(笑)。飲んでみてアルコール分が13.5%あるとは思えない。13%くらいの印象ですよね。」
「なるほど!その0.5%が大事なんですね(笑)。0.5%が!(笑)。」
家内「えへへ(笑)。」
○ぺコリーノ 2023年 バローネ・コルナッキア イタリア アプルッツォ 白 コントログエッラD.O.C. 750ml 2168円税込み
「マスキューさん!この黄色のラベルのイタリア•ワイン沢山扱ってますよね(笑)。」
「コルナッキアかぁ。どれ飲んでも美味しいんだよね(笑)。」
「そうそう、特にロゼがお気に入り(笑)。赤も美味しいよ(笑)。モンテプルチアーノ•ダブルッツォがメインですよね(笑)。」
「私は白のパッセリーナ(笑)!湘南ゴールドのマーマレードに合わせると昇天しそうになる(笑)。」
「ペコリーノって聞いたことない品種です。『
ペコリーノ』って聞くとチーズかと思いましたよ(笑)。」
私「コルナッキアのワインはマスキューの大定番です(笑)。このペコリーノは親戚から譲られたコントログェッラの丘の上のとても日当たりの良い畑で作られています。パッセリーナ同様の自場品種です。品質がどんどん良くなり、今回は2023年ヴィンテージに変わり飲んでみると素晴らしい出来栄えなので、試飲会登場となりました(笑)。」
家内「パッセリーナと共通した意識を感じます(笑)!」
「あ~!凄い…、口の中に入れると何処までも広がっていく(笑)。」
「余韻も長くて巨大(笑)。たしかにパッセリーナとも似ている(笑)。奥さんの言うことが良く解りますよ(笑)!」
私「桃とか梨みたいなはっきり判る果実味ではありませんが、全てを支配するような圧倒的な広がりには驚かされました(笑)。」
「う~ん、柑橘類…レモン•ライム…、あと植物…、青い草…、日当たりの良い草原の青い草だな。」
「塩味…、ちょっと塩辛さもある(笑)。コレ、食べ物に合わせやすそうね(笑)。」
私「何回かペコリーノを飲みましたが、基本小麦に合う葡萄品種だと思います。その中でもコレが一番強烈です(笑)。」
「そうするとパスタは鉄板(笑)?そうだ!ペペロンチーノ!絶対に合う。辛い唐辛子には最適ですよ(笑)。」
「オリーブオイル!合間にこのワインを飲むと全てをリセットしながら、引き立てる(笑)!」
「もちろんレモンもたっぷり(笑)。沢山食べるイタリアンにぴったり(笑)。」
「僕の小さい胃袋では対応出来ないかも(笑)?」
「良いワインですよね(笑)。これって添加物も少ないのですか?とても自然たっぷりで遮るものを感じませんけど…。」
私「仰る通りでございます。今流行りのC.M.C.やビタミンCは入れていません。」
「C.M.C.は主に樹液からとったセルロースです。ゴムの木などの樹液です。ガムのような吸着剤です。これを入れると清澄や濾過の手間が省けます。ただし強力なのでワインの広がりを阻害します。」
「なるほど広がりを阻害するのか…。解るなぁ(笑)。」
私「ワインが口中で広がる過程で壁に当たるように感じます。いきなり広がりが止まるように感じます。」
「ビタミンCって一般の食品添加物ですよね?」
家内「酸の足りないワインを補助するために使われます。ですから加えるとバランスが悪い。変な苦味や不自然さを感じます。」
「美味しいワイン 良いワインって余計なものを入れたり、余計なことをしたりしなくても良いんだよね(笑)。」
「マスキューさん、最後にSO2…、亜硫酸塩て裏ラベルに書いてますが?」
「酸化防止剤ですよね?」
私「一般に入れますし、入れなくても発生します(笑)。ただし、量は少ないほうが宜しいかと(笑)。」
「量の問題なんですか?」
私「はい。多すぎると味わいを損ないます。」
「どれくらい?」
私「海外だと400mg/Lくらいです。日本だと350mg/Lが上限ですか。」
家内「甘いソーテルヌなんか多く添加しますね。かつてシャトーイケムが400mg/Lを超えて輸入できなくなり大揉めしたことがありましたね(笑)。」
「マスキューさんはどのくらいのワインなら許容しますか?」
私「スティルスワインなら60mg/L以下を選ぶようにしています。」
「調べるんですか?」
私「たまに調べますが、ティスティングすれば10mg/Lくらいの誤差で解りますよ(笑)。」
●モナストレル•バリーカ コンセンティード 2021年 ラ・プリッシマ協同組合 スペイン 赤 イエクラD.O. 750ml 1697円税込み
「おっ、スペインのモナストレル(笑)。沢山飲んだなぁ(笑)。」
「マスキューさんも沢山扱ってましたよね(笑)。え~と、ヘクラとかドミニオだっけ。コスパが良くて重宝しましたね(笑)。」
私「えへへ(笑)。まっ、まっ、どうぞお試しを!」
「あれ?これホントにスペイン…、しかもモナストレル?」
「凄く飲みやすい(笑)!かと言って薄くないし…
、強くてしっかりしてる(笑)。」
「まず旨味がどーんと来る(笑)。それも濁りがない。高級そうだし…、でも安い。安すぎるくらいのワインですよ(笑)!」
「マスキューさん!変わった良いワインを見つけましたね(笑)。知らないで飲んだらスペイン…、しかもイエクラのモナストレルとは思わないですよ(笑)。」
私「ブラインド•ティスティングやったら絶対に外しますね(笑)。初めて飲んだ時、思わず絶句しました(笑)。」
家内「開けてから3日目位になると、ドーンとパワー全開になります(笑)。押さえが利かないほど(笑)。」
「斬新ですよね(笑)。重くて渋いタンニンを想像してましたが(笑)、全然違う。雑味もないし…
。」
家内「新樽で4ヶ月熟成することで、樽の影響をあまり感じない仕上がり、ちょっとチョコのニュアンスがありますが隠し味程度(笑)。センスの良さを感じます。」
私「徹底した撰果のあと除梗して低温で発酵、2週間くらいの醸しのあとほとんどプレスをかけない程の搾汁。そんな感じですよね(笑)。」
「色も光を通さないくらい濃くはない(笑)。なるほど(笑)!」
「あの辺のモナストレルって濃い割に安いワインという印象だったけど(笑)、コレはその殻を破ってますね(笑)。高級なのに割安(笑)。それもかなり割安(笑)。」
家内「モナストレルらしいオレンジっぽさもある。プラムやベリーの果実の中にオレンジっぽさがちゃんとあります。そしてそれを無理に作ってない感に好感が持てます(笑)。」
「マスキューさんがよく言う『アバンギャルドなワイン』かな(笑)。突飛な味わいではないですよね(笑)。良いワインって思わせる(笑)。ただイエクラらしくはない(笑)。」
「優しい舌触り、濃密な味わい、広がり、奥行き、余韻、全て満足の行くレベル。今時の2000円以下ではあり得ない(笑)。」
「ヴィンテージは何年ですか?」
家内「2022年です。ですから早飲みのワインではあります。」
「それも凄い(笑)。絶句しますね(笑)。もっと古いヴィンテージかと思いましたよ(笑)。」
私「ある意味ワインは出来上がってますよね。ただ、もっと先があるように飲み手に思わせます(笑)。良い意味でイノヴェーションを感じます(笑)。」
「それも協同組合のワインなのがさらにビックリ(笑)。日本だと革新的なイノヴェーションをリードする協同組合って聞かないですよね(笑)。」
「何かが違う(笑)!」
「協同組合って既得権を守る保守的な団体が多いですよね。皆で新しいことをやる意思に欠けてる(笑)。」
「切実さを克服するには最適の集まりにもなるのですけどね…。日本だと、ただのアピール団体もしくは既得権保護を言うだけの団体になってますもんね。」
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ブルゴーニュ ·オート·コート·ド·ボーヌの白を試飲させていただきましたのでその印象を。
Oct 05, 2024 by weblogland |ブルゴーニュ ·オート·コート·ド·ニュイ シャルドネ 2021年ドメーヌ ·ギィ ·シモン ·エ ·フィス フランス ブルゴーニュ 白 750ml 3677円税込み
完売しました!
残念!
実はこの白、マスキューには6本のみの入荷。欲張って予約数を増やせば良かったのですが、へそ曲がりなマスキューはそこまで知恵が回らなかった(笑)。どうせ余るさ!なんてたかを括ったのが間違いでした(笑)。スミマセン。
ですからマスキュー試飲会ではサブリミナルにもなれず、スティルス販売(笑)。とはいえあっという間に発見され、あえなく轟沈完売となりました。ゴメンナサイ!
そうそう、同じヴィンテージのブルゴーニュ ·オート·コート·ド·ボーヌの白を試飲させていただきましたのでその印象を。
とてもパワフル。リンゴ酸の分量に圧倒されました。一体どれほど熟成能力があるのか計り知れません。現時点ではニュイの方がバランスは良いかと。取り敢えず、そんな感じでございました。ご報告申し上げます!
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桝久 試飲会リポート 後半
Oct 01, 2024 by weblogland |「マスキューさん!赤2本の後に白ですか?」
「それもかなりしっかりした赤の後ですよ(笑)!」
「普通は白3本まとめてから赤ですよね(笑)?」
「意図ありありだな(笑)!」
私「えへへ(笑)。まっ、まっ、お試しを!」
「うわっ!こりゃ凄い(笑)!酸味と厚みが並みじゃないね(笑)。しかも凄くドライ(笑)。」
「厚みに旨味甘みがたっぷりある。キャンディ舐めてるような舌触り(笑)。」
「経験したことのない味だけど、美味しい(笑)!」
「高級なリースリング?」
私「酸のビシッとした硬いやつですね(笑)。」
「ピックプール種?飲んだことない。」
私「ロワールのミュスカデとラングドックのピックプールが牡蠣等のお友達として知られています。」
家内「日本にはあまり輸入されてませんが、その幾つかを飲むとこんなにスパルタンなものではありません。」
「ブログに書いてあったチクチク刺すような酸の意味が解りましたよ(笑)。」
「でもこのピックプールはどう考えてもミュスカデよりパワフルですよ(笑)。」
「ミュスカデやグロ·プランみたいにエビのフリッターに合わせるにはもったいない(笑)。もっと高級で濃厚な魚介類に合わせるべき(笑)。」
私「最近注目されているミュスカデの中心部のAOCサン·フィラクルと比べるべきかな?」
「また変わったワインを見つけましたね(笑)。」
「かと言ってアルバリーニョとも違うんだよね
。アルバリーニョってふっくらした爽やかさだもんね。」
「また、新しい扉が開いたかな(笑)?経験値が上がった(笑)。」
「うんうん。白い花の香りがして爽やか(笑)。ミネラリーだし、しっかり辛口。」
「塩辛さもあるし、ミネラリー…、砕石や鉱物のミネラリーじゃなくて…、ヨード…、海藻っぽいかな(笑)?」
私「海を連想しますよね(笑)。」
「あと、香りの出方…、ラダチーニはふわんとフローラルなんだけど、これはワインの中からズバンと出てくる(笑)。」
家内「ブルゴーニュのシャルドネの香りの出方に似てますよね(笑)。土壌はあの辺りでは珍しい石灰質のようです。そうそう!キンメリッジアンに合う…、キンメリッジアンを好むシャルドネと共通の性向かな(笑)?」
「店長!これ大好きですよ(笑)!たまらん(笑)!」
「何に合わせます?」
私「1kgはゆうにある岩牡蠣(笑)!1個をこのワインで存分に堪能する(笑)!」
「お刺身に合うかな?白身の刺し身に塩を振って柚子を絞りかける(笑)!」
私「柚子胡椒も行けそう(笑)。」
「あのチューブに入ったヤツですね(笑)。」
「オーソドックスに白子をバターで焼いたもの!」
「アサリの白ワイン煮!」
「ボンゴレ!」
「えっ、え~い!アサリバター!」
「なるほど!このワインはクリーミーなところがあるから鉄板だよ(笑)!。」
家内「閃いた!チーズフォンデュ!それもチーズを何種類も入れたもの(笑)。どんなチーズが合うか?妄想が止まらない(笑)!」
どうやら皆さんこのワインを飲んで涎が止まらなくなったようです(笑)。
○ティモラッソ 2021年 カッシーナ・イ・カルピーニ イタリア ピエモンテ 白 コッリ・トルトネージ・ティモラッソD.O.C.750ml
2828円税込み
「う~ん、このワインもただ者ではない(笑)!」
「今日の白はどれもスタイルが大違い(笑)。」
私「ちなみにラダチーニは15℃以下、ピックプールは15℃くらい、ティモラッソは20℃以下を目標供出温度としました。ワインそれぞれのスタイルが違いますので同じ温度で出せませんでした(笑)。」
「このワイン、以前試飲会で出しましたよね?」
家内「はい!以前2020年ヴィンテージでお出ししました(笑)。今回の2021年ヴィンテージと比べると面白いかと(笑)。私の大好きなワインでして…(笑)。」
私「たしか2022年の4月のマスキュー試飲会でお出ししました。作柄の違いがとても興味深かったので(笑)、今回再登場となりました。」
「う~ん、独特な香り。しかもそれがみっちり入っている(笑)。この香りなんと言えばよいのかな(笑)?」
私「そーなんです(笑)。とても特徴的な香りがします。2020年ヴィンテージはこんなに個性的ではなかったかと(笑)。」
「好みが別れるかも…。マスキューさんらしいチョイスですな(笑)。」
家内「特徴的ではあるけど…、ウォッシュチーズの皮のような香り(笑)。」
私「たまにこの香りがするワインはあります。試飲会ではやりませんでしたが、ポーランドのアドリア·ヴィンヤードのリースリングはこの香りが強かったように記憶しております。あとピエモンテのペラベルガかな。山のワインっぽい香り(笑)?」
「桃なんかのふっくらした果実味…、スパイシーですよね(笑)。」
恐らくティモラッソを一番飲んでおられるAさん
「う~ん、たしかにティモラッソ。2020年は完全に出来上がっていたけど、2021年はまだ時間がかかりそう。一つ一つの特徴が2021年の方が強くて明瞭ですよね(笑)。大柄のように感じます(笑)。」
「あと、アンズ…、プラムのようなアクセント。
複雑ですね(笑)。」
私「赤い果実の香りがすると言うことは、完全な白葡萄ではなく果皮に若干の色がついているかも知れませんね。」
家内「ティモラッソは地元では『白い宝石』と呼ばれ大事にされているようです。DOCの規定でもティモラッソだけは最低アルコール分が少し高く規定されています。」
「それってどういうことなんですか?」
私「多分、ちゃんと手をかけないと葡萄が沢山なるか、一房が大きく成りすぎるか、そんな品種特性があるような気がします。コルテーゼやガルガネガのように…。」
家内「ガヴィなんかでも房の下1/3を切り落としたりして凝縮感を増すようにしたりしています(笑)。」
「1/3も切ってしまうのですかぁ!」
私「葡萄の房が巨大なもので…(笑)。」
「日本のマスカットみたいですね(笑)。食用には良いけど、ワイン用の葡萄は小さいもんね(笑)。」
「マスキューさん!このワインはとてもミネラリーですよね(笑)。でもピックプールのミネラルとはちょっと違いますよね(笑)。」
家内「やはりそう思われますか(笑)。共に石っぽくは無いですし、ヨードっぽさもあるのですが、ピックプールは海 ティモラッソは山のワインとでも…。」
「うんうん。ティモラッソ飲みながらキノコのクリーム·シチューなんか良く合いそう(笑)。」
「栗!きっと合うはず(笑)。直感的にティモラッソは山の幸に合うような気がしますよね(笑)。」
家内「山羊や羊のウォッシュ·タイプのチーズには良く合いそう(笑)。」
私「ピエモンテって何でもウォッシュにしちゃうし(笑)。」
大盛りあがりのピックプールとティモラッソでした(笑)。
●ブルゴーニュ ·オート·コート·ド·ニュイ ピノ ·ノワール フュ·ド·シェーヌ 2021年 ドメーヌ·ギイ·シモン 750ml 3,677 円税込み
「マスキューさん!強力な白ワイン2本の後に『おじさんのピノ・ノワール』とは!大丈夫かな(笑)?」
私「えへへ(笑)。まっ、まっ、お試しを!」
「あ~、滑らか!しかも強い(笑)。あの強力な白の後でも全然大丈夫(笑)!」
私「でしょ(笑)。」
「涼しいと赤ワインが美味しい。特に今の時期のピノ・ノワールは最高(笑)!」
私「秋口のピノ・ノワールって美味しいですよね(笑)。」
「そうそう(笑)。。もっと寒くなるとこってりした赤を飲みたくなるけどね(笑)」
「癖がないし、かと言ってしっかりピノ・ノワールしてる(笑)。誰が飲んでもブルゴーニュのピノ・ノワールって思うような味わい(笑)。」
「このワイン、コース料理でもコレ1本で通せるね(笑)。」
私「開けたてはちょっと若くパワフルでしたが、翌日になるとしっとりと落ち着いてきました。」
「酸もしっかりあるし、タンニンも厚みがある。そして綺麗だよね(笑)。オート·コートだとちょっと酸っぱさが出るけど、これは気にならない。」
「うんうん。雑味が無いし、ピノ・ノワールらしい気品があるよね(笑)。」
家内「あと樽の影響を感じませんよね(笑)。古樽ではありますがしっかり樽熟成しています。ワイン自体のタンニン·果実味が樽香を凌いでいますし、ワインを複雑にしています。」
「いつもの『おじさんのピノ・ノワール』よりワン·ランク上に感じます(笑)。作柄が良かった?」
家内「天候不良により収穫量が少ない生産者にとって最悪のヴィンテージが2021年です。」
私「春に遅霜、7月には雹、散々の年。特にブルゴーニュでは収穫量が半減もしくは収穫しなかった生産者もいるほどでした。1991年以来の悲惨な年でした。でもですね(笑)、少ないながらも出来上がったワインは素晴らしいものとなりました。この点も1991年と共通かと。」
「なるほどね(笑)!高くなるのも仕方ないのかな?」
私「『おじさんのピノ・ノワール』はかつては2000円くらいで販売してました。マスキュー扱いのブルゴーニュとしてはもっともコスパが良いワイン。ただ今では3000円代後半となってしまいましたが、それでも相対的にはお買い得。
ちょっと複雑な気持ちでございます。」
「このワイン、ちょっと乳臭さがあるから、仔牛に合いそうですよね。う~ん、『ペック』の仔牛のカツレツ!」
私「『ペック』?」
「高島屋に入ってるイタリア食品店なんだけど、そこのミラノ風カツレツ!に絶対合う!衣にチーズが入っていて美味しいですよ(笑)。」
私「なるほど!今度行って来ます(笑)。」
食通のTさんご夫妻にまた教えていただきました(笑)。このご夫妻達人なんですよね(笑)。
ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋·昭子
9月のマスキュー試飲会セット販売のご提案!
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桝久 試飲会リポート 前半
Sep 30, 2024 by weblogland |いきなりの秋(笑)。ワイン·ラヴァーもエンジンがかかったようです(笑)。
「桝久さん!ようやく赤ワインが美味しい季節になりましたね(笑)。ずっーと、ビール、白、ロゼ、泡でしたよ(笑)」
「気温が35℃なんて、赤ワイン見る気にもならない(笑)。」
「今は身体が赤ワインを欲してる(笑)」
○フィオーリ フェテアスカ・アルバ 2021年 ラダチーニ モルドヴァ 白 750ml 1555円税込み
「ラダチーニの白ですね(笑)。モルドバですよね(笑)。」
私「はい!マスキューの大定番です。このフィオーリ·ブランドはラダチーニのミドル·クラスです。」
「モルドバも戦争のとばっちり受けて大変ですよね。」
「そうそう、オデッセの港使えないから大変だよね。グルっと大西洋から船積みしなきゃいけないもんね。」
私「ラダチーニの輸出部長が7月に日本に来ました。ついでにマスキューにも来てくれました(笑)。」
「えっ!ホントですかぁ。」
私「7月は暇だったんじゃないですか(大爆笑)。」
家内「プロモーションの一環かな(笑)。ラダチーニの人がマスキューに来たのは2回目かな。」
「戦争大丈夫なんですか?モルドバにはロシア軍が駐留してるところがあって緊張してるなんて新聞で読みましたよ?」
「沿ドニエストル共和国でしたっけ?火の手が上がらないのかな?」
私「私もそう思って本人に聞きました。基本同じスラブ民族なので対立はしていないようです。サッカーでスペインのビックチームに沿ドニエストルのチームが勝ったって自慢してましたよ(笑)。」
「へぇー、我々の考えているのとは状況が違うんですね。」
私「ただ、一重にプーチンが悪いと言ってはいました。あと最貧国のモルドバ攻めても何もならないなんて冗談を言っでしたが。」
「写真を見ると無骨な感じの方ですよね。輸出部長っぽくない(笑)。ベラベラ話をしなさそう(笑)。」
家内「そーなんです(笑)!言葉少なくとても実直そうな方でした(笑)。少なくともフランス人やイタリア人とは違いました(笑)。」
私「ワインも同様に実直(笑)。手を抜いたりしません!この白ワインもエア·プレス·マシーンで優しく搾りますので歩留まりは52%ほどだそうです。一般には70%ほどです。」
「うわっ、贅沢!」
「ブルゴーニュのピノ・ノワールなんか50%くらいですよね。」
「エア·プレス·マシーンって?」
私「円筒形のタンクを横に寝かせたような形で、中でバルーンを膨らませて荷重をかけて搾ります。1.2気圧程度の緩い圧なので。いわゆる一番搾りだけで作ってます。」
「雑味が無い?」
私「はい!もともとの葡萄本来のポテンシャルで勝負してます。まっ、まっ、お試しを!」
「あ~あ、香り豊かぁ(笑)!白い花みたいな香り、青い柑橘類も…。」
「うんうん、レモン…、ピールみたいな苦みもあるかな(笑)?」
私「香りの重心が高いですよね(笑)。香りがパーンと出てくる(笑)。」
「旨味もしっかりある!」
「ハニーさがある。重くなくてちょうど程好い(笑)。」
「バランスが良い。アルコール分はいかほどですか?」
家内「え~と、13%ですね(笑)。飲んだ印象より高いですよね。」
「そんなにあるとは思えないですよね。」
「デイリーには持って来いですね(笑)。変な癖もないから飽きがこないワインですね(笑)。」
私「この夏だいぶ助けられましたよ(笑)。」
「う~ん、このワイン、実はとてもミネラリーでドライですよね(笑)。」
「爽やかだからコレだけでも楽しめるけど、食べ物にとても合わせやすいかな(笑)。」
家内「白菜+豚肉のコンビネーションには鉄板です(笑)。味噌や胡麻油にも合いますね(笑)。」
「鍋物にスダチを使ったタレは合うなぁ(笑)、あっさりしていて、しかも旨味もあるしね(笑)。」
「うんうん。あと中華料理も合わせやすい(笑)。」
「天ぷら!塩でもオッケー、天つゆでもオッケー!」
「天つゆだったらスダチは必須(笑)!」
「大根おろし!」
家内「真冬の寒い時期の辛い大根。それをおろしで蕎麦をつけて食べる!出汁つゆにたっぷり大根おろしを加えておもちを食べる絡み餅!」
「中華料理の大根餅!」
私「このワインは強めに冷やすとリンゴ酸が際立ちますが、液温が上がるとリンゴ酸より旨味が前面に出てきます。温度帯の幅が広く扱いやすさがあります。」
●フィオーリ フェテアスカ・ネアグラ&シラー 2019年 ラダチーニ モルドバ 赤 750ml
1,555 円税込み
「う~ん!重すぎず、軽すぎず、ちょうど良い(笑)。スイスイ飲める訳じゃないけど…、しっかりした赤ワイン。赤ワインを飲んだ気がするよね(笑)。涼しくなってきたからこそ(笑)!」
「2019年ヴィンテージですか。上手く熟成してますよね。綺麗に角が取れている(笑)。」
「『状態が良い』ってことですね。意味が解りましたよ(笑)。」
「膨らみや余韻も綺麗。ある意味欠点が無い(笑)。」
家内「ようやく飲み頃になりました。フェティアスカ·ネアグラはとても手強く(笑)、シラーを入れることで飲みやすくしています。」
「マスキューさん!シラーって基本手強い品種ですよね。と言うことはフェティアスカ·ネアグラはシラーより手強いって言うことですか?」
私「そーなんです(笑)。フェティアスカ·ネアグラ100%の2019年のものがありましたが、とてもじゃないがまだ売れる状態ではありませんでした(笑)。」
「香りにボリューム感があるし、フローラルだよね。この点白共通かな(笑)。」
「完全に熟したフルーツだよね。ちゃんと深さもあるし(笑)。こりゃなかなかのものだよ(笑)。」
「ミント…、ドライフルーツのような果実味。」
「イチヂクっぽさも、乾燥イチヂク食べながら飲んだら美味しいよね(笑)。」
私「真夏に常温で赤ワインを飲むと、酸味は目立ち、タンニンは暴れるし、赤ワインを楽しむ環境では無いですよね(笑)。」
「グラスに注ぐとゆっくり美味しくなってくる(笑)。ボルドーのワインみたいですよね?」
私「ボルドースタイルですね。あと、一部木樽熟成していますが、樽の香りは解らない程度に抑えています。しっかりした果実味を重視したラダチーニらしい赤ワインかと(笑)。」
「樽使っているんだ!解らない(笑)。」
「タバコ、チョコレート…、あくまでも隠し味程度なんだな。」
家内「バリックの古樽とステンレスタンクを併用熟成して最後にブレンド。出来上がりは、かつてのカオールやベルジュラックを彷彿させます(笑)。」
「カオールのワインって濃いですよね?」
私「古典的なものは途方もなく濃い(笑)。墨汁みたいですよ(笑)。」
家内「実際墨の香りがするし(笑)。」
私「まあ、あれほど長期の熟成はしないと思いますが、2019年ヴィンテージでちょうど良いのはデイリークラスとしてはかなりレベルが高いかと(笑)。」
●キャンティ・コッリ・セネージ 2021年 アジェンダ・カサーレ・ダヴィッディ イタリア 赤 キャンティ·コッリ·セネージD.O.C. 750ml 1980円税込み
「おっ!かっこいいラベルですね(笑)。」
「マスキューさん!ブログで瓶に貼り付けていたラベルのワインですよね(笑)。」
私「えへへ(笑)。そーでこざいます(笑)。」
「あ~!高級(笑)!」
「キャンティみたいではないですよね。もっと重厚。」
「キャンティって薄くて酸っぱい(笑)。まあ、それは安いやつか(笑)。」
家内「このキャンティ·コッリ·セネージはキャンティDOCのエリアの中では一番南側です。もともと生産者のダヴィティはDOCGヴィーノ·ノビレ·デ·モンタルチーノの作り手です。このワインはその若木だけで作ったものとなります。」
「マスキューさん!若木で作ると品質が落ちるのですか?」
私「若木は樹勢が強いため沢山葡萄を成らしてしまいます。ですから規格より多すぎることになります。凝縮感に欠けます。あと、旨味に欠けます。いわゆる古樹になると旨味が増します。」
家内「これはワイン法により規制もありますが、それ以上に生産者による自己規制によるところが大きいかと。」
「なるほどね。腑に落ちましたよ(笑)。このワイン、上物であることは間違いない(笑)。」
「大きさが立派(笑)。まだ若い…、けれどワインとしてのランクはラダチーニより上な感。」
「いやいや、薄いキャンティより数倍ましだな(笑)。まあ、あれは安いか(笑)。」
家内「翌日になるとサンジョヴェーゼの酸っぱさも感じます。」
「ふ~ん、なるほど。でもこの甘さ…、大きさでもあるし、DOCGにも通じるのかな(笑)。安い量産品もキャンティ。DOCGのハネ酒もキャンティ。どちらが良いか決めるのは私(笑)。」
「そもそもイタリアのDOC、DOCGはややこしい(笑)。モンタルチーノ、モンテプルチアーノ、モンテファルコ、地名と品種名だけでも区別がつかない(笑)。資格試験の大関門(笑)。」
「そうそう、キャンティもヴィーノ·ノビレもブルネロももともと同じサンジョヴェーゼなんだよね(笑)。」
「でも彼奴等違うって言い張ってる(笑)。なんかインチキ臭い(笑)。」
家内「違うと言えば違うし、違わないと言えば違わない(笑)?由拠するところは生産者の意識
だと思います。」
「なんか深い話になってきた(笑)。」
私「結局葡萄は人が作るものですが、かといってそれで全てが完結しない自然の奥深さイレギュラーさの要因が大きい。」
「あと、幾らで売れる?」
「幾らなら買える買う?」
私「それ全部正しいんですよね。ケチなマスキューはその隙間を泳ぐ(笑)。それしかない(笑)!」
「そうするとこのワインは合格ですな(笑)。」
私·家内「ありがとうございました(笑)!」
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桝久 試飲会リポート 前半
Sep 29, 2024 by weblogland |いきなりの秋(笑)。ワイン·ラヴァーもエンジンがかかったようです(笑)。
「桝久さん!ようやく赤ワインが美味しい季節になりましたね(笑)。ずっーと、ビール、白、ロゼ、泡でしたよ(笑)」
「気温が35℃なんて、赤ワイン見る気にもならない(笑)。」
「今は身体が赤ワインを欲してる(笑)」
○フィオーリ フェテアスカ・アルバ 2021年 ラダチーニ モルドヴァ 白 750ml 1555円税込み
「ラダチーニの白ですね(笑)。モルドバですよね(笑)。」
私「はい!マスキューの大定番です。このフィオーリ·ブランドはラダチーニのミドル·クラスです。」
「モルドバも戦争のとばっちり受けて大変ですよね。」
「そうそう、オデッセの港使えないから大変だよね。グルっと大西洋から船積みしなきゃいけないもんね。」
私「ラダチーニの輸出部長が7月に日本に来ました。ついでにマスキューにも来てくれました(笑)。」
「えっ!ホントですかぁ。」
私「7月は暇だったんじゃないですか(大爆笑)。」
家内「プロモーションの一環かな(笑)。ラダチーニの人がマスキューに来たのは2回目かな。」
「戦争大丈夫なんですか?モルドバにはロシア軍が駐留してるところがあって緊張してるなんて新聞で読みましたよ?」
「沿ドニエストル共和国でしたっけ?火の手が上がらないのかな?」
私「私もそう思って本人に聞きました。基本同じスラブ民族なので対立はしていないようです。サッカーでスペインのビックチームに沿ドニエストルのチームが勝ったって自慢してましたよ(笑)。」
「へぇー、我々の考えているのとは状況が違うんですね。」
私「ただ、一重にプーチンが悪いと言ってはいました。あと最貧国のモルドバ攻めても何もならないなんて冗談を言っでしたが。」
「写真を見ると無骨な感じの方ですよね。輸出部長っぽくない(笑)。ベラベラ話をしなさそう(笑)。」
家内「そーなんです(笑)!言葉少なくとても実直そうな方でした(笑)。少なくともフランス人やイタリア人とは違いました(笑)。」
私「ワインも同様に実直(笑)。手を抜いたりしません!この白ワインもエア·プレス·マシーンで優しく搾りますので歩留まりは52%ほどだそうです。」
「エア·プレス·マシーンって?」
私「円筒形のタンクを横に寝かせたような形で、中でバルーンを膨らませて荷重をかけて搾ります。1.2気圧程度の緩い圧なので。いわゆる一番搾りだけで作ってます。」
「雑味が無い?」
私「
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マスキュー定番のイタリアの白ワイン
Sep 22, 2024 by weblogland |が2021年ヴィンテージにて再入荷しました!
2022年5月のマスキュー試飲会で好評いただいたピエモンテの白。あの時は2020年ヴィンテージでしたっけ。コッリ・トルトネージはアスティの南東ロンバルディアとの州境辺のD.O.C.てす(笑)。
とてもアロマティックでふくよか。ガヴィにも通じる優良な白ワイン。思い出していただけましたか(笑)?
家内「待望の2021年ヴィンテージが到着しましたぁ(笑)!」
私「ピエモンテもフランス同様に量の少ない作柄。逆に期待出来るんだよね(笑)。待ってました!」
家内「え~と、まずはアルコール分。14.5%!
2020年は14%だったから0.5%アップしてるね。」
私「樹上の少ない葡萄果を、最後の最後まで収穫を粘って遅らせたんだな。手強そう(笑)。」
家内「う~ん。飲んでみるとティモラッソなんだけど、たしかに手強い(笑)。」
私「2020年は開けてすぐにサクサク飲めたけど、2021年はまだ出来上がっていない。まだ時間がかかるのかな?」
家内「ハニー!ボリューム感、密度感、酸の量、全て立派(笑)。果実感も閉じ気味かな。ちょっと苦みがありバランスが取れてない。」
私「ホント、大物(笑)。フルボディーだな(笑)。
作柄の特徴がダイレクトに表れてる。」
家内「時間かけてティスティングしないとね(笑)。」
翌日
私「相変わらず閉じてるけど(笑)、旨味は確実に増している。まだまだ伸び代はありそうだね。ティモラッソって早飲みの品種だと思っていたけど、違う側面もあるんだね。再発見(笑)。」
家内「基本桃なんかの果実感が主体なんだけど、まだ出足りない。カリンの香りがしてチャーミングではあるんだけどね。」
2日目
私「初日から苦みがあったけど、きっと酒石酸由来の苦みだね。時間が経つと慣れる(笑)。」
家内「オレンジっぽさが加わってきた。複雑味も増している。」
3日目
家内「相変わらず大物(笑)。でも確実にバランスが取れてきて飲みやすい方向に行ってる(笑)。」
私「底力と本来的な良さ、栽培の良さを感じるね(笑)。ようやく桃っぽさも明瞭になってきたし
(笑)。」
家内「いつになったら全開になるのかな(笑)?」
私「さぁ(笑)?ドンナルーチェの例もあるしね(笑)。解らない(笑)。」
4日目
家内「しっとり落ち着いては来たけど、まだまだかな(笑)?」
私「揺るがない方向を直進中(笑)?でも、キメの細やかさを感じる。愛おしくなる(笑)。」
5日目
私「飲みやすくなっては来たけど、まだ隠れてるよね。抜栓しないで何年か後に飲んでみたくなった(笑)。」
家内「開けるのがちょっと早かったかもね(笑)。でもとても良い勉強になった。ティモラッソ種の理解が深まった(笑)。」
私「今月末のマスキュー試飲会に出そうか?」
家内「マスキューらしいマニアック(笑)。売れることを考えていない(笑)。」
私「へそ曲がりなマスキューらしくて良い(笑)!」
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おじさんのピノ・ノワール飲みました!
Sep 20, 2024 by weblogland |販売価格(税込): 3,677 円
おじさんのピノ・ノワール飲みました!
今日で丸4日目です(笑)。
開けたてはちょっと硬い。やはり2021年ヴィンテージの特徴。それと日本に到着してからまだ間もないためですね。香りはなかなか立ちませんが(笑)、樽の香りもしません。ただ、ギュとした重さを感じる香り、波立たず落ち着いているピノ·ノワール。
口中に含むとまずは凝縮感(笑)。ただ、酸の強さは今までに感じたことないレベル。
う~ん。
手強い(笑)。
このワインはオート·コートですし基本早飲みの軽目なピノ・ノワールなのですが、2021年ヴィンテージはちょっと違う。オート·コートとは思えませんね。しかもニュイというよりボーヌっぽい締りのあるスタイルですね(笑)。
温暖化や困難な2021年ヴィンテージの作柄を乗り越えた難産の末のもの。ギイ·シモンの尽力と祈りを感じる出来栄えでした(笑)。じんわり後から出てくるストロベリーの香りはブルゴーニュのピノ・ノワールなのでございます(笑)。
お値段は高くなりましたが、ブルゴーニュらしいピノ・ノワールとしては相対的にかなり安い。このレベルだと1000円くらいはお買い得かと(笑)。ですから、ケチなマスキューとしては悔しいが、絶賛販売中となっております(笑)。
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2021年ヴィンテージのワインって共通して強いよね
Sep 19, 2024 by weblogland |特に2021年ヴィンテージのものが多いのですが…
私「2021年ヴィンテージのワインって共通して強いよね。」
家内「フランスに限らず全般的に強い(笑)。」
私「単純にアルコール分だけを見ても14%前後のものが目立つよね。」
家内「酸も強い…、強さが目立つんだよね。」
私「基本酸があるのは良いことなんだけど、旨味の酸が目立たないんだよね。だから飲むとちょっと違和感がある。いつも飲む生産者でも2021年ヴィンテージのものは在り方が違うんだよね。」
家内「荒く感じるんだよね。」
う~ん。
そうだ!今日インポーターさんの試飲会があるから行ってみて確認しよう(笑)!ナイス·タイミング!
家内からこれ以上試飲サンプルを取らないように厳命が下りました(笑)。
イヒヒヒヒ(笑)。
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コンテッセのプロセッコ!
Sep 10, 2024 by weblogland |若干暑さが緩んでいましたから余計ですね。
こんな時はコレ!
コンテッセのプロセッコ!
大人のラムネです(笑)。特に開けて翌日のものを私は好みます。翌日になるとたしかに泡の強さは落ちますが、ライム香がはっきりしてまさにラムネ(笑)。
う~ん、たまらん!
もちろんそれと並行して我が家の食卓には現在5本のワインがティスティング中。それでもわざわざコンテッセのプロセッコを飲んでしまう無駄(笑)。お許しを!
赤ワインだけだとちょっと辛い(笑)。
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裏ティスティング(笑)。
Sep 08, 2024 by weblogland |期待の「アカトビ」はかなり凄かった(笑)。経験値を超えるスタイルに戸惑うほど。逆にスタンダードなシャルドネファンは途方に暮れるかも(笑)。とてもプリミティブでユニーク。基本まだ開いてない感ですので、これからじっくりティスティングです。楽しいなぁ(笑)。
あと、ピックプール·ピネには驚かされました。これほどアタックが強くて旨いピックプールがあるとは…。とんでもない生命力も感じますし、これもじっくりティスティングしなくては!
また、少し世界が広がったような気になりました(笑)。まだ早計か(笑)?底が見えるまでティスティングあるのみ!
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桝久 試飲会リポート 後半
Sep 03, 2024 by weblogland |●アギオルギティコ・オーガニック 2020年 ザシャリアス・ワイナリー ギリシャ ネメア 赤 750ml 2074円税込み
「う~ん、香りに充足感があるね(笑)。」
「特別高級ではなさそうだけど(笑)、良いね(笑)。ちゃんとしてる(笑)。」
「ギリシャって変な名前の葡萄品種が多いですよね(笑)。アギオルギティコでしたっけ?」
私「ようやく言えるようになりました。1年近くかかったかな(笑)?」
「前の白はモスコフィレロでしたっけ?覚えられない(笑)。」
「香りはチェリー、ベリー系。ブラック·プラム…。ちょっと曇ってるかな?」
「モナストレルにメルロを加えたような印象(笑)?」
家内「私このワインの香りはサルデーニャのモニカを思い出す(笑)。」
私「やはり温暖なギリシャ。真っ赤な感じではないよね(笑)。」
「マスキューさん、このワインのアルコール分はいかほどですか?」
私「え~と、13%ですね。ちなみに白が12.5%です。」
「共にギリシャにしては低いですよね?」
私「左様かと。」
「テロワールですか?飲んでて無理を感じませんよね(笑)。」
私「木樽は使ってませんし、とてもニュートラルでクリーンな作りは連想しますよね(笑)。従来のコテコテのギリシャ·ワインのイメージではないです(笑)。」
「品種の特徴は出てるし、バランスも取れてる。」
家内「酸もしっかり感じますよね。アギオルギティコも晩熟性の品種のようですよね。」
私「この下のキュヴェ·オミクロンの2023年と比べると、やはりアギオルギティコは時間を要します。オミクロン2023年は若さ荒さを感じますよね。」
家内「これでもきっと早く飲めるようにしていますね(笑)。」
「ギリシャ料理と言えば、オリーブオイル。でもギリシャのオリーブオイルって癖のあるものが多いですよね(笑)。その土地その土地の料理にはその土地のオリーブオイルを合わせますから、ワインもその土地の個性的なワインになるんでしょうね(笑)。」
私「この生産者ザシャリスはペロポネソス半島では近代的なスケールのあるワイナリーです。ですからきっとグローバルなワインを志向してます。ペットボトルにワインを詰めて、ファーマーズマーケットで売られているワインとは別物と考えた方が良さそうですね(笑)。だってペットボトルにはラベルも貼られていませんからね(笑)。」
「なんかプリミティブで良いなぁ(笑)。そんな生活が身近にあったら嬉しい(笑)。」
「そうですよね。でも輸出するとなるとハードル上がりますよね。」
「うんうん。基本村で作って村で売るワイナリーでは輸出なんてはなから考えていないだろうね(笑)。そうするとザシャリスはエクセレント·カンパニー(笑)?」
私「ギリシャって観光産業しかないから、それに付随したワインや農産物を作ることが近道。ザシャリスもギリシャらしさを残しながらもグローバルに通用するスタイルを模索するしかないのでしょうね。」
「ペットボトルのギリシャワイン飲んでみたいなぁ(笑)。」
私「それも日本人にはハードルが高いかも(笑)
。手を出し難い(笑)。ここでお腹壊したらヤバいなんて思いそうですよ(笑)。」
家内「私はためらわない(笑)!」
●ケークフランコシュ2020年 ヴィンツェレール ショプロニ ハンガリー ショプロン 赤 750ml 2074円税込み
「おっ、お次はハンガリーですか。マスキューさんグローバルですね(笑)。」
「マスキューさん、定番のトカイ·フルミントありますよね。あの近くですか?」
家内「え~と。トカイは東でこれは西のオーストリア国境に近いところです。トカイよりは温暖かな?」
家内「オーストリアのバラトン湖に近く、オーストリアの著名なワイン産地ブルゲンラントに続く産地です。」
私「品種はケープフランコシュ。オーストリアではブランフレンキッシュと呼ばれてます。」
「ワインに豊かさがあるよね(笑)。恵まれた産地なんだろうな。」
「ハンガリーの西に『雄牛の血』っていう濃い赤ワインありましたよね(笑)。」
私「はい。あれは濃い(笑)。タニックなフル·ボディーの赤ワインです。これはちょっと『雄牛の血』とは趣が違うかな(笑)。」
「うんうん。タニックというより旨味とバランス。飲みやすい(笑)。」
「優しいなぁ。」
「マスキューさん!さっきのギリシャのワインもそうですが、共に余韻が綺麗ですよね(笑)。」
家内「品がありますよね(笑)。」
「上等なチョコ·バナナ。」
「単純に酸っぱくて美味しい(笑)。酸っぱさが旨味になってる(笑)。」
「酸がある?」
私「左様かと(笑)。まあ、そのバランスが良いかと(笑)。」
「うんうん。ヘビーじゃないけど、酸は強いかな(笑)。」
家内「大陸性気候ですから朝晩の寒暖差が大きい。それ故酸が成熟します。」
「そうそう。ウクライナなんて夏場でも最低気温が15℃で最高気温が30℃を超えるみたいですもんね。」
「冬場はめちゃくちゃ寒そう(笑)。」
「チェリー·チョコレートみたいな香り(笑)。心地良い(笑)。」
「コレって木樽熟成してますよね?」
家内「比較的大きな古い樽で2年ほど樽熟成しています。」
「ワインと樽の香りがとても良く溶け込んでますね(笑)。あまり経験したことのないニュアンスかな?」
「スペインやフランス·ワインには見られない香りですよね。何故ですか?ハンガリーだから?(笑)」
私「多分樽のオーク材の影響かと。おそらくハンガリアン·オーク材を使っていると思います。」
「サラミなんか食べながら飲みたいね(笑)。」
私「豚肉を意識して作ったワインのような気がします。」
「そうだ!豚肉文化圏!」
私「そうすると『雄牛の血』は牛肉かな?」
家内「ハンガリーには『国宝豚』ありますもんね(笑)。」
私「と言うことは中華料理にも合いますね(笑)。」
「あ~、なるほど!このワイン、中華料理のスパイス…八角やニッキに通じますね(笑)。」
●ピック・ノワール シラー 2020年 ドメーヌ·ブラン·プリュム 南フランス ルーション 赤 I.G.P.コート·カタラン 750ml 3771円税込み
「おっ!待ってました。今日のトリのクマゲラ(笑)。」
「マスキューさんが言ってたけど(笑)、ラベルのクマゲラぐっと来ますね(笑)。首に力入ってる(笑)。」
「コンコンコン!って木に穴開けてるのかな(笑)。」
私「えへへ(笑)。でしょ。まっ、まっ、お試しを!」
「色が凄い!真っ黒(笑)。」
家内「濾過してませんから澱も大量です(笑)。」
「あ~、甘くて重いベリーの香り。う∼ん…、スパイシー、ベーコン臭…、まさしくシラーですね(笑)。」
「圧巻!凄いですねこのワイン。言葉を失う(笑)。邪魔するものがないダイレクトな味わい。」
「誰も俺を止められない!みたいな(笑)。」
「凄く贅沢な作り(笑)。グラン·クリュだね(笑)。」
「渾身だよね(笑)。」
「ヴァン·ナチュールですね。飲むとついつい頬が緩む(笑)。」
私「ヴァン·ナチュールらしく木樽は一切使いません。」
「葡萄だけの直球勝負ですね(笑)。それにしても素晴らしい(笑)!奥行き余韻共にグレートですね(笑)。」
「北ローヌのシラーとはちょっと違うような気もしますが…、かと言ってルーションとは思えないですよね。じゃあ何処(笑)?」
私「ルーションのシラーだともっと黒く成りがちですよね(笑)。」
家内「コディエス・ド・フヌイエード村を探すとルーションの一番山奥の外れでした(笑)。ですからルーションは名乗れません(笑)。IGPとなります。標高も高く、寒暖差もありそうな土地です。コルビエール・フヌイエード自然公園の真ん中にあり自然豊かな風光明媚なところです。野鳥の宝庫(笑)。鳥好きの私はそう聞いただけでグッと来ちゃいました(笑)。」
「なるほど!それでサブリミナルはミミズクとなる訳だ(笑)。」
「それにしても凄い凝縮感ですよね(笑)。その自然をぎゅっと詰め込んだようなワインですね(笑)。」
私「ケチなマスキューにとって4000円近い高級品ですから、それなりでなければ扱えません。えっへん(笑)。ちなみにこのワインは3000本弱しか作っていません。」
「コレっていわゆるビオ系ですよね。でもビオ臭がしない。ちょっとビオのニュアンスは感じるけど変な癖になってはいない。立派(笑)!」
「うんうん。ビオビオしていない(笑)。」
「驚きの飲みやすさ!すごく濃いけどスイスイ飲める(笑)!」
私「もっと時間が経つとチェリーベリーの赤いニュアンスが出てきます。基本まだ若いですね。」
「マスキューさん!このワインは私の経験値超えてますけど(笑)、何と比べられますか?」
私「う~ん…。ジゴンダスのルビーンやエスピエのシラーを連想しました。」
家内「私はサン・ジョセフの大物ドメーヌ…、かつてのグリッパかな(笑)。」
「マスキューさん!このワイン、合わす食べ物は肉ですよね。臭いくらいの肉ですよね(笑)。」
私「ラム肉。ジビエ…、う~ん…、何でも行けそうなほど飲みやすいんですよね(笑)。」
「ロックフォール!乳脂肪分の高い上等なものを所望するぅ(笑)!」
家内「ひょっとして、魚介類…、バターやオリーブオイルで炒める?」
「食べ合わせはあるんだろうけど、それを超えたようなワイン(笑)。」
「別に何食べても食べなくても美味しい!って思わせる(笑)。」
「ところでサブリミナルのミミズクはどんな味わいなんですか?」
「ミミズクが、『俺は美味しいぞ!』って言ってるんですよね(笑)。」
家内「ミミズクは古い葡萄樹から作られたカリニャンです。まだ若いのですが、驚くほどの飲みやすさ(笑)。」
私「筆舌に尽くしがたい飲みやすさでございます(笑)。」
なんと!今回のマスキュー試飲会で完売したのがミミズク(笑)。マスキューの常連のお客様は見逃しません(笑)。手の内バレバレでございます(笑)。
荒天の中ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋·昭子
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桝久 試飲会リポート 前半
Sep 02, 2024 by weblogland |ご来店いただいたお客様は皆さん雨雲レーダーをチェックしながらのご来店。それ故金曜日の5時スタートに集中。でもですね、さすが帰りの雨を避けるためにゆっくり出来ず滞在時間の短い駆け足のご参加となりました。
「いや~、雨雲レーダーでこの界隈をチェック(笑)。数時間予報も出ますから頼りっきり(笑)。便利と言えばかなり便利。」
「それにしても経験したことが無いような気候ですよね(笑)。亜熱帯化?」
「湿度99%ってどういうこと(笑)?大気中にこれ以上水分を保持出来ない?我々泳いでいるに近い(笑)?」
「水の中泳いでる方がまだ楽かも(笑)。不快極まりないし、疲れるよね。サウナの中に居るよう(笑)。」
「日本住みにくくなったよね。子供の頃にはこんなことなかった。」」
「普通に35℃超える日常(笑)。ホント危険だよね。子供の頃35℃超えることなんて無かったよね。」
「台風は動かないし(笑)。しかもまだ10号だよ!あと10回は発生するでしょ(笑)!どうなるの?」
「台風とんでもなく大型なのに自分で動けないなんて情けないヤツ(笑)。」
「これだけ暑いのは高気圧の性。でも肝心な時に台風をブロックしない役立たず(笑)!」
お怒りごもっとも!
プロセッコ飲んで怒りを忘れましょう!
それにしてもこんな中、わざわざのご参加ありがとうございました!
✩プロ・セッコ 『トレヴィソ』 エキストラ・ドライ レ・コンテッセ イタリア ヴェネト 発」」泡性 白 750ml 2149円税込み
「マスキューさん、コンテッセのプロセッコ扱ってますよね?」
家内「コンテッセのプロセッコはマスキューの好物です(笑)。フリザンテを始め数アイテム扱っておりますがハズレがない(笑)。これはエキストラ·ドライ。一番辛口の部類です。」
「ウ~ン!たまらん(笑)!」
「乾きが癒える(笑)!」
「でもさあ、水代わりでもない(笑)。旨味があって美味しいんだよね(笑)。凄く爽やかだけど清涼飲料水とは違う(笑)。旨味が伴ってる。」
「青リンゴ、レモン、ライム…爽やかな柑橘系の香り。まるっきりの辛口では無いですよね?」
「大人のラムネ(笑)。」
私「残党分は7gくらいかな。プロセッコの規格は割と糖分を残します。あとアルコール分が11%と低い。収穫も早い。そしてその結果ラムネっぽくなります(笑)。」
「瓶内二次発酵ですか?泡もしっかりしてる。」
家内「タンク内で二次発酵します。コンテッセはタンク内の熟成期間が長いのが良いところです(笑)。あとガス圧も他よりちょっと高目にしています。」
私「そうそう。翌日になっても泡はしっかり感じられます。コンテッセの良いところです(笑)。あと、翌日飲むとよりラムネっぽくなります(笑)。」
家内「このプロセッコはD.O.C.ですが、狭い丘陵地帯にはD.O.C.G.のプロセッコもあります。D.O.C.の方は量産品、D.O.C.G.の方は手をかけた少量品。きっと凄いものがあるはず(笑)!目下物色中です(笑)。」
今回プロセッコはジャストタイミングだったようで複数本お買い求めるお客様が多々。ありがとうございました!
○クエルチア・ディ・アニバーレ・ビアンコ・バジリカータ 2023年 テヌータ・タウリア
イタリア バジリカータ 微発泡 白 I.G.T. 750ml 1885円税込み
「可愛いラベル(笑)!」
「このワイン美味しいんですよね(笑)。何度も飲んでますよ(笑)。」
私「えへへ(笑)。マスキューの大定番です(笑)。でもですね(笑)、ヴィンテージによって味わいが違ってきます。今回は2023年、去年のもの。暑い時はだいたい安納芋みたいな甘さが目立ちますが(笑)、寒い時は爽やかなリンゴ酸が加わっています(笑)。」
「去年はどんな天候でしたっけ…。昨日のことも覚えてないから無理(笑)。」
「思い出した!安納芋!でもこの2023年は安納芋安納芋していない(笑)。」
私「液温が上がると安納芋っぽさが出てきますが(笑)、2023年はそれよりも爽やかなハチミツ·レモン(笑)。」
家内「コーラD.O.C.っぽいですよね(笑)。」
「どれどれ(笑)…、うわっ!ハチミツ·レモンだぁ(笑)。」
「あ~、爽やかで美味しいし、何よりも元気出る(笑)。」
「味わいがラベルとシンクロしてる(笑)。」
「飲みやすい。氷を浮かべてスプリッツァーも良いね(笑)。おっしゃれ~(笑)。」
「日中このスプリッツァー飲みながら、ラベルの絵みたいに木陰で昼寝したいなぁ(笑)。」
「ラベルの絵まんま(笑)。」
「こんな暑さ凌ぎにが出来たら、暑いの四の五言わない(笑)。暑い中真面目に働くからいけない(笑)!」
「そうそう。シエスタ必要(笑)!」
「もちろんエアコンも(笑)。」
私「バジリカータと言うと州都は何でしたって?」
家内「え~と、地図を見ると…、ポテンザかな?」
私「Kさん!行ったことありますか?」
Kさん「古い街でしたね。もちろん高層ビルなんか無い(笑)。バスで寄って、お昼ご飯食べました
。何食べたか忘れましたが(笑)、『チロ』を飲んだのは覚えてる(笑)。」
私「おー!さすが!イタリア好きの方でもカラブリア行った人は少ないですよね(笑)。」
K「特別な名所、観光地は無いですもんね(笑)。
マスキューさんの推薦図書『風の丘』の世界ですね(笑)。」
○モスコフィレロ・オーガニック 2023年 ザシャリアス・ワイナリー ギリシャ ネメア 白 P.G.I .ペロポネソス 750ml 2074円税込み
私「先月の試飲会で好評いただいたオミクロンの兄貴分です(笑)。」
「なるほど!だからちょっとお高い(笑)?」
私「左様でございます(笑)。まっ、まっ、まずはお試しを(笑)!」
「う~ん。たしかに!濃くて深い(笑)。」
「うんうん。オミクロンと共通して綺麗ですよね。雑味が無い。」
「ギリシャのワインって癖があるけど、これは癖が無い。でも特徴的な味(笑)。飲みやすい(笑)。」
家内「ヴィンテージが2023年と若いので香りが出るまで少し時間がかかります。ゆっくりお試しくださいませ(笑)。」
私「2番目のバジリカータのワインより少し供出温度を上げています。」
「マスキューさん!芸が細かい(笑)。」
「うんうん。ふっくらしっかりしてるし、中にまだ隠れているものがある(笑)。グレード高い
。」
「何も考えずにサクッと飲めるオミクロンとは違いますなぁ(笑)。まあ、あれはあれで重宝なんだけど(笑)。
家内「厚みがしっとりあってミネラリー、塩味もありますね。」
「ゆっくりゆっくり良さが出てくる(笑)。」
「香りは…レモンを含む柑橘系。甘い香り…、マスカット·オブ·アレキサンドリア!」
「スパイシーさもあるし、ゲヴュルツトラミネールっぽくもある。」
家内「この品種白葡萄なのですが、ちょっと果皮ピンクっぽいようです。ですから色目が少しピンクがかります。」
私「そう言えばゲヴュルツトラミネールもそうですね(笑)。鋭い!」
「だからアンズっぽさがあるのかな?」
私「スローだけどかなり複雑でもありますよね(笑)。」
「余韻も長くて綺麗。シャルドネみたいに万人受けするワインでは無いけど、好きだな(笑)。良いワインですよね(笑)。」
「魚をこのワインでリンスすると良いかも(笑)!このあいだいただいたシェリーのマンサニージャで鰯をリンスして焼いて食べたらすごく美味しかった(笑)。」
私「一夜干しの干物なんかシェリーでリンスして焼いて食べたら別物のような美味しさ!ギリシャのワインってシェリーみたいな酸化させるニュアンスあるから向いているかもしれませんね(笑)。」
家内「サバティアーノなんかきっと向いてますね(笑)。」
「ネメアのファーマーズ·マーケットでペットボトルにワインを詰めて売ってたんですけど、それが旨い(笑)!こんな感じです。」
わざわざ写真を見せてくださったのはリアル·カリフォルニアンのお客様。
私「うわっ!ペットボトルも無造作ですよね(笑)。美味しいものはなかなか輸出されないし、コレでは輸出出来ないですよね(笑)。ギリシャは観光で行ったのですか?」
「え~と、ドイツに留学してからイタリアに行き、そこからネメアで家族集合!」
グローバル過ぎる!しかもこの方日本ワインも私より詳しいのですから脱帽するしかありません(笑)。
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ヴァン·メソッド·ナチュールの赤
Aug 10, 2024 by weblogland |どれもユニークで面白いワインでした。へそ曲がりなマスキューの好奇心を満たすものでした
(笑)。でもですね(笑)、ケチなマスキューにとってはちょっと不満(笑)。
そこで思いつきました!
そうだ!
一番高いキュヴェを飲んでみよう!
渾身の味わいならば高くとも納得できるかも?もちろん何万円もするワインは取り寄せ不可(笑)。ちょっと高いくらいならオッケーかも(笑)?
そんなこんなで『一番高いキュヴェを飲んでみよう作戦』発動しました(笑)。
私「先日のワイン美味しかったですよ(笑)!とてもユニーク(笑)。」
インポーターさん「ありがとうございます!」
私「でもちょっと物足りないんですよね(笑)。もう少し酸が欲しい。」
インポーターさん「う~ん。どうしましょう?」
私「クマゲラ·ラベルの上のミミズク·ラベルのワインを試したい(笑)。たしかカリニャンですから、より土地にあっているかと(笑)。」
インポーターさん「承りました(笑)!」
私「あと月ラベルのワインにロゼありましたよね。サンソーをブレンドしたキュヴェ。サンソーは酸がしっかり残るからロゼの方が良いような気がしますから試してみたい(笑)!」
インポーター「承りました(笑)!」
私「無理言ってスミマセンね。只ではなくちゃんとお金払いますからね(笑)。」
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