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ちょっと飲んだだけでは解らないのがワイン。でもダメなのはすぐに解る

Feb 20, 2016 by weblogland |
花粉飛んでますね。
そんな訳でここのところ絶不調(笑)。季節の変わり目ということもあり、古傷もあちこち痛むし参りました。
でもですね、今月の試飲会の準備は万端かな(笑)。
近々お知らせ出来ると思いますが、今回は新入荷、再入荷を含め6本の予定です。価格も1000円代から2,000円ちょっとぐらいでまとまりました。
今回は取り寄せたサンプルは12本。その中から決まったワインは2本だけでした。
う~ん。
あまり効率はよろしくないかな(笑)。
しかもそのサンプルはインポーターさんの試飲会で試して気になったワインばかりですからね。ちょっと飲んだだけでは解らないのがワイン。でもダメなのはすぐに解る(笑)。
何はともあれ決まって良かった(笑)。

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カンポチェーニ2012年を飲みました(

Feb 14, 2016 by weblogland |
昨日、一昨日とカンポチェーニ2012年を飲みました(笑)。
旨いですね。もちろんフルボディーのスパルタンなワインではありませんが(笑)、旨みがあり、しっとりしていてグッド👍
メルロとサンジョヴェーゼの香りが美しいことこの上無し(笑)。前回飲んだ同じヴィンテージのカンポチェーニとは明らかに違う?家内と話しました。
家内「カンポチェーニ前に扱ったのは一昨年の暮だったっけ?今日飲んだのとはあまりに違うよね?」
私「だよね。なんでこんなに美味しいんだろう?あと一昨年のカンポチェーニと同じ物とは思えない!一昨年のカンポチェーニがこうなるとは思えないんだよね?」
家内「たしか一昨年のカンポチェーニはスクリュー・キャップだったよね。飲んだ印象もこれと比べると線が細かったような感じだったよね。ヴィンテージは同じだから、ロットが違うんじゃないかな?」
私「なるほどね!あり得るかも。今回のメイクはキャップがコルクだしね。インポーターさんに聞いてみるよ。教えてくれるかな(笑)。」

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マスキユー試飲会リポート 前半

Feb 01, 2016 by weblogland |
昨日、一昨日と大変寒い中ご来店いただきありがとうございました。
寒いせいか?ご来店が集中し行き届かずご迷惑をおかけしました。お許しくださいませ。

まずはイタリア ピエモンテの一風変わったドルチェットからスタートです!
●“ウ・ゼイーボン” N.V. ロ・ゼルボーネ イタリア ピエモンテ ヴィーノ・ダ・ターヴォラ 赤 750ml 1,665円税込み
「あれ、このワイン色が熟成したワインみたいですね。若い色じゃないですよね(笑)?」
「マスキユーさんのブログだとノン・ヴィンテージでしたっけ。古いワインが混ざっているんでしたっけ?」
私「見た目は若くないですよね(笑)。」
「香りはどうかな。」
「土の香りがしますなぁ(笑)。」
「プラムやスミレ?あと植物っぽい。田舎の光景が目に浮かぶ(笑)。」
「肥の臭いもする(大爆笑)。」
「私は苦手(笑)。」
家内「いわゆるビオ臭です。好みが別れるんですよね。」
「ビオ系のワインだいぶ飲みましたが、これくらいなら許容範囲内かな。中にはすごいのありますからね(笑)。口にするのも憚られます(大爆笑)。」
「もうまんまですか(笑)?」
「そう。食卓では発言できない(笑)。」
「これはビオ臭と果実の香りが上手く繋がってますよね。スゴく綺麗に感じます。私は鈍感かな(笑)。」
「マスキユーさん!このドルチェット凄く香りが良い!プラムや赤い花のニュアンスがしっかり出てる。アルド・コンテルノなんかの渾身のドルチェットも好きだけど、こんなスタイルのドルチェットもありだね(笑)。面白いワインだよね(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)。私もグッと来ちゃうんです(笑)。」
「口の中の広がりと余韻が長くて綺麗。口の中を優しく広がるのはグット(笑)。」
「店長、また変なワイン見つけましたよね(笑)。普通に考えるとノン・ヴィンテージのテーブル・ワイン・クラスだから、売りにくいでしょうに(笑)?」
家内「売ることを考えたらリスキー(笑)。でも、美味しいんですよね(笑)。」

次はもっとリスキーなワインです(笑)。

●ロッソ 2011年 ロ・ゼルボーネ イタリア ピエモンテ ヴィーノ・ダ・ターヴォラ 赤 750ml 1,851円税込み
「おっ、確かに口の中でハチハチする(笑)。若いワイン開けるとたまにこんな感じ有りますよね。」
私「そーなんです。でもヴィンテージは2011年なんですよ。若くない(笑)。」
「初めに飲んだノン・ヴィンテージのワインより若く感じますよね。色だけ比べてもこっちの方が絶対に若く見える。」
「うんうん。ノン・ヴィンテージの方はエッジに煉瓦色出てるもんね。」
私「そーなんですよ。」
「飲んだ感じはこっちの方が濃いですね。あとビオ臭も感じない。まさに土や植物っぼい。」
「この香りとても複雑ですね。しかも圧倒的で心地好い(笑)。甘い香りにさまざまな植物の香りが乗ってくる。穀類の香りもする。あと、わさび菜の香りがする。」
私「今度わさび菜食べてみますね。」
家内「ピリッとした香りが微妙に有りますよね。」
「前のワインと同じドルチェットとは思えないよね。規格は違うんだろうな。それともヴィンテージのせいかな?」
私「はっきりとは解りませんが、こっちはアルコール分は14%あり更に残糖分は18グラムほどありますから、総アルコール分は15%を越えるほど糖度は上がったようです。」
「えっ!そんなにアルコール分高いんですか?感じないですよ!残糖もそんなにある感じしませんよ。」
「マスキユーさんがよく言う 折り合いがついている。 ってことかな(笑)?」 
私「確かにそうなんですが、ガスをワインに残した状態で折り合いがついているワインは初めて経験しました(笑)。商品としては完成形と言ってよいのか(笑)?」
家内「しかもこれで4本このワインを開けましたが、1/2の確率でガス圧が大きく違います。今飲んでいただいてるように口の中でピリッとガスを感じるものと、ランブルスコのように泡立つものがあります。」

ヤケクソで更に1本開けると

私「これは完全にランブルスコ状態です(笑)。折り合いのつきかたがボトル1本1本違うようです。」
「生産者は意図していないのですか?」
私「おそらく、こんな出来上がりになると考えていないと思います。2011年ヴィンテージだすからもう5年も経っていますので…。」
家内「びっくりポンなのです(笑)。」
私「SO 2 を添加しませんし培養酵母も使いませんから、こうなったとしか言いようがありません。きっとSO 2 使用発見前の数百年前の美味しいワインはこんなだったと思うしかありません(笑)。」
「規格品に慣れた人だと誤解するかも?」
「う~ん。でも、これは旨い!」
「そうすると、そもそもSO 2 って入れる必要が無かったたと言うことですか?SO 2 って何なのですか?」
私「いわゆる酸化防止剤なのですが香りは硫黄ですからワインの味わいの邪魔になります。ですから使用量は少ない方が良いです。ただし、入れないとワインが安定しません。葡萄自体を完全に清潔に保つことと収穫量を落として濃い果汁を得る必要があります。かなり非効率になります。」
「こんなワインこそマスキユーさんの試飲会らしくて良い!」
私・家内「ありがとうございます。」
「そうするとガスが強い方が当たりで、ガスが弱い方が外れと言う訳じゃないんですね(大爆笑)。」
「当たるも八卦、当たらずも八卦(笑)。」
私「凄く面白いワインなのですが、ご主人が体調を崩されたようで、生産を継続出来ないようです。これが最初で最後の販売になってしまうようです。」
「えー!そうなんですか?体に良いワインを造ってくださるのに、ご自身の体調を壊すとは…。飲めることに感謝しなくてはいけませんね。」

さて次は2000年前のギリシャ・ローマ時代のワインを再現するという荒唐無稽の試みです(笑)。
○コーラ ビアンコ 2013年 チラノ イタリア カラブリア 白 I.G.P. カラブリア 750ml 1,758円税込み
「店長!これですね。アンノ芋。アンノウ芋じゃないですよ(笑)。」
私「大変失礼いたしました。アンノ芋です(笑)。」
「マスキユーさん!スゴく甘い!濃密な味わい。インパクトあるなぁ(笑)。」
家内「でも、このワイン辛口なんですよ。残糖分はほとんどありません。」
「飲むと目尻が下がって、思わずニンマリしちゃう(笑)。」
「このさつま芋っぽさ、たまらんですよ(笑)。お腹一杯になりそう(笑)。」
「マスキユーさん!これまた変なワイン見つけましたよね(笑)。」
「香りのパワーが凄い。あと芯の強さがある。優しさが伴ってるから旨い。」
私「翌日になると安納芋は焼き芋になります(笑)。」
家内「あと、甘夏っぽさが出てきます。」
「凄く飲みやすいけれど、しっかりしてる感じがあるよね(笑)。」
「私こんな芋っぽいワインは初めてです。あるんですね(笑)。」
私「ジュ・ド・レザンが似てますよね。」
「コンドリューにもこんなニュアンスあるかな。」
私「流石!飲んでますね(笑)。ローヌのヴィオニエにこんなニュアンスありますよね。シャトー・グリエなんか思い出します。でもヴィオニエは早飲みなんですよね。熟成しない。」
家内「あと、トレビアーノにもさつま芋っぽさありますね。でもこれほど強烈じゃないかな(笑)。」
「店長!このワイン酸をしっかり感じますが、マロラクティック発酵してるんですか?」
私「マロラクティック発酵はしています。でも驚くほどリンゴ酸があります。南イタリアっぽくないですよね(笑)。」
「何故ですか?」
私「解りません(笑)。基本的には香りが立たないスタイルのワイン産地なのですが、これは真逆。とても不思議です」
「マスキユーさん!このワインじっくり味わうと、大根やたくわん、それに穀類…でんぷん質のニュアンスがありますよね。大豆や…、う~ん。枝豆なんかかな。質感というか濃度が高いですよね。」
「雑味が旨みになってるよね(笑)。」
私「素晴らしいティスティング能力、表現力です!ハッとしました。すべてが旨さに向かっているような感じがしますよね。ワイン自体のベクトルが旨さ一直線!みたいな(笑)。」
「私新潟出身なんですが、ふるさとの枝豆の旨さを思い出してしまいます(笑)。旨みに深さがあるんですよね(笑)。ほっとするな(笑)。」
「マスキユーさん!これもSO 2 無添加ですよね。」
私「はい。ギリシャ・ローマ時代はSO 2 をワイン造りに使っていませんでしたから(笑)。」
家内「でも発酵槽はステンレス・タンクですし、温度管理もしてますから、とても現代的です(笑)。」
私「あとワインが完全に出来上がってます。安定している印象がありますよね。この点安心できる(笑)。だから売りやすい(笑)。」

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久し振りに面白いワインを見つけちゃいました

Jan 22, 2016 by weblogland |
変なワイン見つけちゃいました(笑)。
今月の試飲会用のサンプルとしてピエモンテのドルチェットを取り寄せました。



どんなものかと拔栓してみてビックリ。なんと発泡してます。泡立ちはランブルスコ並みです(笑)。
家内「えっ~!私試飲会で飲んだ時はほとんど泡は感じなかったよ?」
私「この泡は立派なランブルスコ級だよね(笑)?でもスッゴく美味しい(笑)。問い合わせて聞いてみようか?」
問い合わせると、意識して発泡させていない(笑)とのこと(笑)。
私「こんなの有り?」
家内「でも有った(笑)。」
何でもSO 2 無添加のワインなので、この状態で安定したようです。
今月のマスキユー試飲会出品決定!
久し振りに面白いワインを見つけちゃいました(笑)。

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マスキユー 試飲会リポート 後半+番外編 201512

Dec 25, 2015 by weblogland |
さて、本日の隠し玉の登場です(笑)!
●ヴァルボリチェッラ・クラッシコ・スーペリオーレ リパッソ 2013年 モンテ・デル・フラ イタリア ヴェネト 赤 750ml 2121円税込み
 2013年 モンテ・デル・フラ イタリア ヴェネト 赤 750ml 2121円税込み
「あー❗これ凄く美味しい!高級品だ(笑)。」
「たしかにちょっと変わっている。でも素晴らしい!」
「綺麗!凄く複雑、力もある。でも乱暴
じゃなくてエレガント。」
「うんうん。このしっとり感はイイなぁ(笑)。ブルゴーニュっぽい滑らかさもグーだね(笑)」
「想像してた味と全然違う(笑)。もっとドロドロしてると思ってましたよ(笑)。」
私「はい!この点斬新かと(笑)。」
「ベリーやチェリーの赤い果実味が素晴らしい。」
「店長!ヌラーゲ・クラビリオーニのカンノナウに似てますよ!リキュールっぽさや舌触りは、まさにそっくり(笑)。」
「私はこの深みが好きだな(笑)。リキュールみたいに凝縮した感じはグレートだね(笑)。」

皆さん破顔の味わいです(笑)。
やったぁ!

「リパッソって初めて飲んだんですが、作り物っぽくないですよね。」
家内「このリパッソはかなり出来が良いかと。乱暴なものが多いんですよね。」
「木樽熟成が上手ですよね。なんたるか解ってるよね。ワイン自体がしっかりしている証拠かな(笑)。」
「マスキュウさんは変なワインを見つけるの得意だよね(笑)。リパッソと言うとアマローネの搾りカスを入れたチープなイメージがあったけど、これは違うね(笑)。高級品の味(笑)。」
家内「これは、先月の試飲会で取り上げたバルドリーノと同じ生産者フラのワインです。新たにヴァルボリチェッラの生産を始めたようです。」
私「アマローネ→リパッソ→ヴァルポリチェッラの生産ヒエラルキーを効率的かつ個性的に作る意図を感じます(笑)。ですからアマローネも割りとお安い(笑)。」
「そうだよね。アマローネって何万円もするし、しかも10年は待たなくては飲めない悩ましいワインだよね(笑)。」
「イタリアだとアマローネのカスを食材として売ってますよ。冷凍にして売られてますが、とても高価。ソーセージに入れると旨みが増します。裏技ですけどね(笑)。」
私「知りませんでした!さすがプロ。」

今年のマスキユー試飲会、トリは意表をついてヴィンサントです(笑)。
○『カステッロ・ディ・ブローリオ』ヴィンサント・デル・キャンティ・クラッシコ 2006年 バローネ・リカーゾリ イタリア トスカーナ 極甘口 白 500ml 4906円税込み
私「このワインは強烈ですからお手元のワインを飲み干してからお試しください。後戻り出来ませんから(笑)。」
「これって香りが物凄い!でもワインなの香りというより、ブランデーやウイスキーみたいだ!」
「スッゴい力(笑)。圧倒的。」
私「開けたては果実味が香りにのってきませんが、時間が経ってくるとどんどん香りが出てきます(笑)。」
「香りの分量が物凄い!リキュールみたい。」
家内「ちなみにアルコール分は17%あります。リキュール並です(笑)。」
「白ワインだけどサンジョヴェーゼが入っているんだ?」
私「はい。でもまだサンジョヴェーゼらしい香りは出てませんね。2006年ヴィンテージですが、ようやく飲み頃に入りかかったところかな?」
家内「貴腐ワインと比べると複雑さに欠けますが、非常に直接的で明るさがあります。」
「これってデザートとして飲むしかないかな?」
「いやいや、フォアグラに蜂蜜かけたら最高!」
私「それ鉄板(笑)!」
「今、生のフォアグラが輸入禁止になってるから、缶詰めのフォアグラになっちゃうかな(笑)?」
家内「あと鉄板はゴルゴンゾーラ。ロックフォールではありません(笑)。」

これより番外編です(笑)。
ヴィンサントを飲んで後戻り出来なくなった舌に美味しく感じるのがこれ!
ジュ・ド・レザン2015年
いかがですか?
「おっいしぃ~!」
「覚醒するね(笑)。アルコールは?」
私「ジュースなのでアルコール分はありません。」
「微発泡してるから多少入っているんじゃないの?」
私「この微発泡は後から炭酸ガスを入れたものです。炭酸ガスを加えることでSO2を入れなくてすみます。」
「まるっきり葡萄の香りですな。ワインと変わらない味わい。ワインと言われたらワインと思うね(笑)。」
「ワインと区別が出来ない(笑)。」
家内「それってきっと本来的な感覚だと思います。」
「店長!紅茶の香りって熟成から出るって言われますけど、違う場合もあるんね。毎年これ飲むと思いますよ(笑)。」
「今年のはワインっぽさをより感じますよね。」
家内「去年の方がジュースっぽかったですね。今年の方が酸は強いですね。」
私「おそらく去年より今年の方が糖度は高いはずなのですが、甘く感じません。酸が甘さをマスキングしています。」
「ワインと同じだ(笑)。」
「毎年違うんですね。」
私「はい!これが楽しみです(笑)。ワインの作柄も想像つきます(笑)。」

さてさて最後のおまけの番外編はドンナルーチェ2014年です。
えーと。抜栓したのが11月6日。先月の試飲会で皆さんを驚かせた残り物です(笑)。
「えー、先月の試飲会の残りなんかまだ飲めるんですか?」
私「正確に言うと抜栓は試飲会の前ですから1ヶ月半くらい前です(笑)。もうほとんど残ってないのでちょびっとだけです(笑)。」
「あっ!まだ飲めるどころか美味しい!」
「ワインの液体は細くなった感じだけど、香りは逆に純化されてる。こんな馬鹿な?」
「全体が丸い。美味しい。香水みたい。しかも酸化したニュアンスが全然ない!」
「この期に及んでまだ飲めること自体が不思議なのに、香りがこんなにあるなんて。絶句しますね。」
「こんなワインあるんですね?」
私「あるようです。私も良く解りません(笑)。規格外であるのは確か(笑)。」
「なんでこんなに生命力があるんだろう?酒精強化ワインでもないのに(笑)。」
私「ドンナルーチェは残糖分もないドライな白ワインです。」
我々を含め飲んだ方を絶句させてくれたドンナルーチェ。ワインには人智を越えたようなことがまだあることを教えてくれました。まだまだ精進が足りませんね(笑)。それと同時に『何故だろう?』の好奇心が掻き立てられました。
こうじゃなきゃ面白くない(笑)!
本年最後の試飲会いかがでしたか?
ありがとうございました!

桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 試飲会リポート 前半 201512

Dec 25, 2015 by weblogland |
昨日、一昨日とご来店ありがとうございました!
ワインもギリギリ。まんべんなくお買い上げくださったので、かろうじてセーフかな(笑)。もちろん追加発注していますからリピート可でございます。

○ヴェルデーカ 2014年 カンティーネ・メンヒル イタリア プーリア 白I. G.P. 750ml 1944円税込み
「マスキユーさん、また変なワイン見つけてきましたね(笑)。」
「ヴェルデーガなんて聞いたことないですよ(笑)。」
私「私も初めて飲みました(笑)。」
家内「すぐに全開の解りやすいワインじゃないんですよ(笑)」
「マスキュウさん。開けたてはなんと言うことはありませんなぁ。」
「プーリアの白ワインって、もっと甘くてパーンとした感じですよね(笑)?たまには飲みたい時があるけど飽きる(笑)。」
「夏場限定(笑)。でもこれは全然違う。プーリアらしくない(笑)。」
私「そーなんです(笑)。なん百本もでる試飲会だと絶対に通り過ぎます(笑)。有償サンプルで取り寄せたのでじっくり飲みましたから良さが解りました(笑)。」
家内「ワインの温度を上げて時間が経ってくると隠れた味わいが出てきます(笑)。」
私「ちょっと乱暴ですが、抜栓前にストーブで温度を上げてありますから柔らかさの中に何かがあるのが解るかと。」
「ふっくらしてますよね。柔らかさでクリーン。なんだろうこの香り?」
「柑橘類、酸っぱくない果物?」
「桃?」
「そうそう桃!旨みをとても感じますよね(笑)。」
「品が良いですね(笑)。魚介類に合うね、きっと。」
私「どんどん旨みと桃のような果実味が増しますよ(笑)。」
「しっとりとしていて良いですね。日本人向きかな(笑)?」
私「ありがとうございます!実は私このワインこそ、昆布と鰹節のだし汁に合わせるのがベストかと(笑)。思っております(笑)。味噌ではなく、だし汁の鍋に合わせたく存じます(笑)。」
家内「鶏肉使った鍋に合わせたいな(笑)。」
「植物っぽさもあるから野菜にも合いますね(笑)!」
「具は上等な魚介類ですな(笑)。伊勢海老なんか良さそう。」
私「い、い、伊勢海老ですか?旨くて失神するかも(大爆笑)。」
「伊勢海老は無理でも蟹鍋に合わせたいな(笑)。」
「それいただきます(笑)!」
「マスキユーさん。このワインって酸があるけれど、隠れていると言うことですよね。最初の印象だと酸がない(笑)。マロラクティック発酵はしているのですか?」
私「実は私も最初はマロラクティック発酵しているかと思ったのですが、後から酸をしっかり感じるので疑問でした。インポーターさんに確認したところマロラクティック発酵はしてないようでした。」
家内「しっかり温度管理してコントロールするようです。一昔前のプーリアでは考えられない白ワインです。」
「ところでラベル・デザインカッコいいですよね。縦じまのキャップ・シールは帽子みたいで、細長いラベルはネクタイ(笑)。粋だよね(笑)。」
「いかにもラテンの伊達男(笑)。」
家内「インポーターさんの親会社はイタリアから生地を輸入してるようですよ(笑)。」
私「キャップ・シールはアルマーニかなんかのスーツの生地にありそう(笑)。」


●レアル・コンバニーア・デ・ヴィノス テンプラニーリョ 2009年 ベンディミア・セレクショナダ スペイン 赤 V.D.T.カスティーリャ 750ml 1130円税込み
「店長!熟成したテンプラリーニョはイイ!大好物(笑)!」
「フル・ボデイーのがっつりしたワインじゃないけど、程よくしっかりしててイイなぁ(笑)。すごく良く出来てるよね。」
「スペインの熟成したワインって樽香が強くって嫌味になったりするんだけど、それがない。」
「そうそう、あれがない(笑)。新樽っぽさがないのがイイね(笑)。」
「ホッと安心出来ますな(笑)。」
私「ありがとうございます‼マスキユーの
定番レアル・コンパニーア・デ・ヴィノスの赤の熟成版です(笑)。」
「マスキユーさん!でも値段は50円しか違わないじゃありませんか?」
「ヨーロッパもゼロ金利だからかな(笑)?」
家内「良心的ですよね(笑)。ワイナリー自体は大きいのですが、そんなにマネー・ライクじゃないですよね(笑)。」
「うんうん。確かに!コスト・パフォーマンス高いよね(笑)。」
私「こういうワインを飲んじゃうとオールド・ワールドの凄さを感じます。」
「安いワインをいかに効率的に造ることに長けているニュー・ワールドとは意識が違うんだろうな。」
私「ニュー・ワールドの方が人件費は安いでしょうけれど、もともとワインが生えない所で造っていますから無理はあります。」
「それってどういうことですか?」
私「たとえば春と秋が無かったり、水が無かったり。膨大な資金で灌漑したりします。」
「そもそもオールド・ワールドはワイン生産に向いているもんな。規模や栽培法でイノヴェーション出来れば、ニュー・ワールドを凌ぐのは当たり前か?」
私「仰る通りかと。」
「店長!日本でもようやく原産地を守るG.I.ができますよね。ちょっと弛いですが(笑)。」
私「弛いですよね(笑)。自浄作用が働くことを祈ります。」
「結局、お上頼りじゃダメなんだよね。」
「良い国産ワインもちらほら出来てるみたいだし良い流れになればイイんだけどね(笑)。」
皆さんとても関心と意識が高いのです。マスキユーの誇りです!置いていかれないようにしなくては(笑)!

●アリアニコ・デル・ヴルトゥレ 2013年カンティーナ・ディオメーデ イタリア バジリカータ 赤 D.O.C. 750ml 1388円税込み
「僕アリアニコ好きなんですよ(笑)。」
「アリアニコっていうとタウラジが有名ですよね?たしかカンパーニャかな。バジリカータでもあるんですね?」
家内「はい。バジリカータでも内陸の標高の高い所で造られます。美味しいアリアニコを造るには寒暖差が必要なようです。」
「う~ん。これってアリアニコだけど、今までに飲んだアリアニコとは違うかな?酸があってフレッシュ。」
「私はアリアニコ知らないけど(笑)、これ美味しいですよ(笑)。」
「コストパフォーマンスは高いし、美味しい!でもアリアニコらしくない(笑)。アリアニコってもっと重さで勝負するみたいなところがあると思うんだけど…。」
私「このアリアニコは早飲みのスタイルです。クラシックなアリアニコだと5年、10年熟成しないとダメです。ただ、早飲みのアリアニコな中では一番成功していると思います。薄くて軽いアリアニコを使って早飲みに仕上げたものはダメみたいです(笑)。」
家内「アリアニコ自体はごまかしの効かない気難しい品種だと思います。」
「マスキユーさん!前にディオメーデのアリアニコ売ってましよね。たしか古いヴィンテージでしたよね。美味しくて、あれでアリアニコなはまったんですが(笑)。あの時の味わいとこれは違いますよね?」
私「はい!仰る通り!でも原料葡萄の品質は変わらないと思います。」
「じゃあ何故ですか?」
私「鋭いですね(笑)。さすが!熟成をステンレスタンクと木樽に別けています。たぶんステンレスタンクの方はマロラクティックコントロールしていると思います。ワインの味わいにリンゴ酸を感じます。もちろんミクロ・オキシダシオンもしているはず。ただし、ワインに作為を感じないところが斬新かと。この点ニュー・ワールドとは違います。技術を錬金術的な使い方にしていません。」
「マスキユーさんがよく言うトップランナーですね(笑)。」
私「また、読まれちゃいました(笑)。」
家内「このワインはアリアニコのニュアンスがしっかりあるのが良いところだと思います。粉っぽさ、チョコレート、煙草、薔薇、チェリーなどアリアニコのニュアンス。でも、こんなに早く飲めるアリアニコは初めてです(笑)。フレッシュなアリアニコって不思議な存在かも(笑)。」

●プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア 『ファロ』 2013年 サン・マルツァーノ イタリア プーリア 赤 D.O.P. 750ml 1852円税込み
「これ美味しい!スケール大きい(笑)。すごく飲みやすいし(笑)。」
「旨いね(笑)。濃さもあるけど苦にならない(笑)。」
私「ちなみに前のアリアニコと同じ2013年ヴィンテージです。アルコール分はアリアニコより1%高い14%です。」
「へぇー。そんなに高く感じませんね?」
「マスキユーさん!定番のポッジョ・レ・ヴォルビのプリミティーボとの違いは何ですか?値段は違いますが(笑)。」
「またまた答難い質問です(笑)。ポッジョ・レ・ヴォルビの方がより都会的かな(笑)。ファロの方が土着的といえるかも。土の香りがしますよね。両者共に早飲みではありますが。」
家内「プリミティーボもクラシックなスタイルだと10年くらい経って美味しくなります。熟しきった柿みたいですよ(笑)。」
私「このワイン、プリミティーボとして初めて最高評価のトレ・ヴィッキオレを獲得しました。洗練されてますよね。力づくじゃない(笑)。」
「酸もしっかりあるしバランスも良いしパワーもある。もちろんプリミティーボらしい。欠点無いのかな(笑)?」
「アリアニコも、プリミティーボも冷涼さがあるよね。昔の南イタリアとはちょっと違うかな?」
私「さすが!ベテラン!見逃しませんね(笑)。このプリミティーボもアリアニコ同様にマロラクティック・コントロールしてるようですね。木樽とステンレスタンクを併用してますし。」
「このプリミティーボもマロラクティック発酵を一部止めているのですか?」
私「おそらく。でも不自然さを感じません。この点凄いかと。」
「上等なプリミティーボには違いないよね。」
「今風だとしても歓迎できるね(笑)。隠しようのない良さがあるもんね(笑)。好きだな(笑)。」
「マスキユーさん。マロラクティック発酵をしないとどうなるんですか?」
私「赤ワインは基本的にマロラクティック発酵をします。ただコントロールするとリンゴ酸が残りますからリンゴっぽい酸っぱさを感じます。」
「基本的にはマロラクティック発酵はするものなんですか?」
私「気温が20度になると自然に起こります。例えばボルドーワインを熟成している樽が赤くなっていますが、あれは春になって気温が上がりマロラクティック発酵が起こり樽の中味のワインが噴いたためです。」
「マロラクティック発酵により、リンゴ酸が乳酸と炭酸ガスに置換されるんですよね。」
私「はい。ですから酸がのりにくい温暖な産地のワインをマロラクティック発酵をストップさせることで酸を残す技法です。オーストラリア発祥の技術です。ただしワインが平板になることが多いようです。この点今日のアリアニコとプリミティーボはイノヴェーションしています。」

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ドンナルーチェ2014年の試飲です

Dec 08, 2015 by weblogland |

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桝久 試飲会リポート 後半 201511

Dec 01, 2015 by weblogland |
いよいよランボルギーニの登場です!
●トレスコーネ 2012年 ランボルギーニ イタリア ウンブリア I.G.P. 赤 750ml 1542円税込み
「ランボルギーニください!今会社の昼休みなんで抜け出してきました(笑)。車好きの同僚にあげるんですよ(笑)。」
私「ランボルギーニのプレゼントなんて冗談ぽくてイイですね(笑)。」
「君に本物のイタリアのランボルギーニをプレゼントしよう!なんて受けるかな(笑)。」
私「ランボルギーニと言うだけで売れるなんて!恐るべしランボルギーニ(笑)。飲んだ印象とても美味しいけど地味ですが(笑)。」
「ランボルギーニって元々はトラクターメーカーなんですよ。」
私「そうなんですか!?知りませんでした。じゃあ、あながち道楽でもないのかな?」
「今車はクライスラーの傘下なのですが、ワイナリーはどうなのかな(笑)?」
私は車に趣味が無く全く解りませんが、皆さんよくご存じでビックリしました(笑)。
「あんまり濃さは感じませんが何か隠れている感じ。」
家内「すぐに手の内を明かしてくれないんです(笑)。最初飲んだ時はよくわからなくて翌日に持ち越しました。そうすると美味しい!更によく翌日はもっと美味しい!そして4日後に瓶底に1cm ほど残ったワインをすすると、これがまた美味しい!」
私「いきなり全開ではありませんでした(笑)。」
「車とは訳が違うんですね(笑)。」
「ウンブリア州のワインっぽくないですよね?ウンブリアのワインってタンニンが圧倒的なんですが、ランボルギーニのワインは違う。」
私「おっしゃる通り!旨味の酸をより抽出したかのようです。」
家内「時間が経つと小粒のベリーやサクランボのニュアンスが出てきます。ウンブリアらしいブラックベリーのニュアンス主体ではありません。」
「うーん。なるほど。サンジョヴェーゼにミソがあるのかな(笑)?」
「昨日拔栓したのと比べると、透明感が増してますよね(笑)。同時に旨味も増している(笑)。」
「たしかに車のランボルギーニのイメージとは真逆(笑)。じんわりと美味しい(笑)。でも酸が無くて飲みやすいチウ・チウのゴティコみたいなスタイルの方が私は好きかな(笑)?ウンブリアにはモンテプルチアーノがよく似合う(笑)!」
私「好みの別れるところですね(笑)。」

さて、本日のメイン、南フランスの赤。まずはルビーンのサブレからです。
●サブレ 2011年 ドメーヌ・ラ・ルビーン フランス ローヌ 赤 サブレA.C.750ml 2160円税込み
「マスキユーさん。また変な産地のワイン見つけましたね(笑)。東ハトサブレだったら知ってる(笑)。違うか(笑)?」
私「ちょっと違うかな(笑)。先月の試飲会で出したジゴンダスの隣になります。一般にジゴンダスよりは軽めのワイン産地と言われています。」
「あっ!これウマ!」
「凄くバランスが良くて飲みやすい。口の中での感じが違う。」
「広がり、余韻の大きさが段違い(笑)。力もあるけど、エレガント。これイイね(笑)。」
私「折り合いが完璧かと(笑)。ちなみにアルコール分は14.5%です。」
「そんなに高いとは思えないですよ。アルコールが入ってないみたい(笑)。」
私「実はラベル表記では14.5%ですが、実際は15.45%あるとのこと。通常考えられないアルコール分です。」
「なんでラベル表記と実際のアルコール分が違うのですか?」
私「基本的には15%を越えるとAOC を名乗れません。但し、温暖化が進んでいますから、ある程度は許容するようです。」
「へえー。そうすると折り合いが凄く良いのですね(笑)。」
私「全房発酵することでワインに多量の酸が生成されます。それがこの高いアルコール分でも折り合える原因かと。」
「マスキユーさん。どうやって探したんですか?」
私「ルビーンのインポーターさんの試飲会で、その場限りの終売セールがあり、速攻発注しちゃいました(笑)。」
「ルビーンって素晴らしい生産者なんですね。でも、あまり聞かない名前ですよね?」
家内「本拠地のジゴンダスだと小規模生産者としてはエスピエと並び双璧です。但し、どちらも全房発酵していますから若いうちは解りにくい(笑)。」
私「でも昔の全房発酵に比べれば飲みやすいし、解りやすいと思いますよ。クラシックな技法ですが進化しています。」
家内「昔飲んだシャトーネルトなんか10年経っても全然変わらぬ堅さ(笑)。それに比べたら凄く進化しています(笑)。」
「店長!全房発酵の良さが解りましたよ(笑)。店長がよく言う『壮麗さ』『立体的』なのもうなずけます(笑)。来年のキーワードは『全房発酵』!」
「このワイン、少なくとも並みのクローズ・エルミタージュなんかより上(笑)。」
「お買い得だな(笑)。」
予想通り本日のトップセラーとなりました!

さてさて、本日のトリ。
●ボーム・ド・ヴィニーズ 2010年 ドメーヌ・ラ・マルティネル フランス 南ローヌ 赤 750ml 3086円税込み
「おー!これはヘビー(笑)。好きだなぁ(笑)。深さがある上飲みやすい。たまらん(笑)。」
「マスキユーさん!これまた知らない産地です(笑)。ボーム・ド・ヴィニーズってどこ?」
家内「ジゴンダスの南側で、元々は天然甘口ワインの産地として有名です。2005年に赤だけがAOC に昇格しました。私も初めて飲みます。」
私「白とロゼはコート・デュ・ローヌのままで、赤のみの指定なのできっと変わった面白いワインだと思い、一度飲みたかったんですよ(笑)。」
家内「あまりローヌらしくない(笑)。もっと南の産地みたいな感じがします。」
「イタリアワインにも似た雰囲気があるかな?」
「果実味は柔らかいブラックベリーだよね。舌にずっしり乗ってくる(笑)。」
「タンニンの量が膨大(笑)。好きだなぁ。」
「マスキユーさんが
言うようにちょっと粉っぽいね。木樽使ってるんですか?」
私「使ってないんですよ。除梗もしてます。」
「へえー、そうなんですか?わからないね(笑)。」
「経験値上がったかな(笑)?」

これから試飲会の番外編となります(笑)。
一通り飲み終えた後
私「11月6日に開けたドンナルーチェ2014年飲んでみますか?」
「えー!11月6日ってことは20日以上前ですよね。マジすか(笑)?」
私「まあ、まあ、ちょびっとですが一舐めして下さい。」
「さらっとしてるけど香りが物凄い。なんでこんなに香りが出るんだろう?」
「ライチ、薔薇 ゲヴュルツトラミネールじゃん!」
「でもあんなにベタベタしてない。」
「店長!これってコルクを逆さまに差してほったらかして置いていたんですか?」
私「はい。いつもの通りです(笑)。」
「マスキユーさん。先週飲んだ時は柑橘系のいつものドンナルーチェらしい味わいでしたよね。ライチの香りがこんなに強いことは今までのパターンとは違いますよね。造りや畑が変わったのですか?」
私「私もそれを疑ってインポーターさんに聞きましたが、否定されました(笑)。」
家内「ライチの香りは早く出てくるものですが、まさかこの期に及んででてくるとは!絶句しました(笑)。」
「モンスター!」
「店長!これってどう言うことですか?しかもこのワインまだ終わっているとは思えないし…。」
私「まだ底まで来てないですよね。生きてますよね。だから判断つきません(笑)。」
家内「ただ開けるにはまだ早いのは確かです。例年に比べるとリリースが早いです。早くとも春以降に飲むべきだと思います。」
私「いまのところ解ったのはそんなところです(笑)。」
恐るべしドンナルーチェ2014年!
私の試飲はまだまだ続きます(笑)。た の し い !

番外編をもう一丁!
金曜日の試飲会終了前に駆け込んで下さったYご夫妻。一通り試飲したのち
「マスキユーさん、お土産って訳でもありませんがレーズン・クリーム・サンド・ビスケット買ってきたからワインとのマリアージュ試してみませんか?マルセイのバター・サンドほど濃密じゃないんですが(笑)。」
さっそくマリアージュ研究が始まりました(笑)。
「まあ、ワインに合わないはずはないけど、どのワインに合うかだな(笑)?」
「ビスケット全体で試してみると、たしかに合う(笑)。でも焦点がぼやけるかな?」
なるほど、単にビスケットとして食べるなら紅茶やコーヒーの方が向いているはず。ビスケットの分解が始まりました(笑)。
「ビスケットって側が小麦粉を焼いたもの、中身のバタークリームはクリーム、そしてクリームの中に入っているのがラムレーズン。これってそれぞれワインの相性があるはず。」
「ではでは、ビスケットは何と合うかな(笑)?」
「赤じゃないなぁ。白の方が合う。うーん。スプマンテ!」
「きっとスプマンテの穀物っぽさがポイントだな(笑)。あと泡であることが良いような気がする。」
泡の持つ酵母っぽさはビスケットに合いますね。

「それではクリーム部分はどうかな(笑)。」
「濃厚なクリームだったら赤でも白でもしっかりしたワインに合う。でもこのクリームは軽いからね(笑)。」
「アルバーナがベストマッチかな?」
「そうだね。アルバーナだ。」
アルバーナのでんぷん質のニュアンスはクリーム合います。なんたってモンブランケーキにも合いますからね(笑)。

最後は味の一番強いラムレーズンです。
強い樽香を持つラムレーズンですから、それなりに強くて木樽熟成したワインが合うはずです。
「これはサブレだな(笑)!全房発酵の強さはラム酒に負けない(笑)。」
「マリアージュに引き込まれる(笑)。旨いね。」
「旨さ倍増だな(笑)。」

ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 試飲会リポート 前半 201511

Dec 01, 2015 by weblogland |
昨日、一昨日マスキユーの試飲会にお越し下さりありがとうございました。

まずは泡から
◎ピニョレット スプマンテ クインテッセンツァ メディチ・エルメーテ イタリア エミリア・ロマーニャ 発泡性 白 750ml 1286円税別
「おー、これですな。メディチのスプマンテ。ランブルスコしか飲んだことないですよ。スプマンテもあるんですね。」
「瓶形、ラベル・デザイン、あと全体の色合いを含めてオシャレ(笑)。イタリアらしくてカッコいい!」
「味も洗練されてるよね。飲みやすいんだけど水っぽくない。ワイン、ワインしてる(笑)。」
「スプマンテっていうと アマーいイメージがあったんだけど辛口あるんですね。」
私「むかしスプマンテというとアスティ・スプマンテが一世を風靡しましたよね(笑)。」
「もうそういう時代じゃないよね。まあ、あれはあれで存在価値はあるけどね。頭打ちにはなるよね。」
「このスプマンテ、特別な個性がある訳じゃないんだけど、存在理由がありますよね。」
家内「ありがとうございます!そこなんですよ(笑)!リンゴ酸はしっかりあるのですがでしゃばらず、穀類に合うスタイルです。やはりパスタのためのワインかなだと。」
「マスキユーさん。このワインとてもドライに感じますけど、残糖分も少ないのですか?」
私「確かに残糖が少なく感じますが、酸がしっかり入っているから甘く感じない仕上がりになったと思います。8~9g/1L位はあるはずかと。あとで確認してみますね。」
「後味にほんのり苦味があるけど、これが心地好い。」
「ああ。微妙に感じる。何でですか?」
私「おそらく酒石酸だと思います。」
家内「料理のトーストした味わいに違和感は与えないと思います。」
「ピニョレットって、ハッキリとした個性は余りないけど、それが必要な食生活に根差しているんだろうな。」
家内「酸があってもでしゃばらないから、穀類なんかには合いますよね。」
「小麦のお友達ですな(笑)。」

○アルバーナ・ディ・ロマーニャ 2013年 ファットリア・モンティチーノ・ロッソ
販売価格(税込): 1,697 円
「おっ、『A』のマークの旨い奴(笑)。このワイン随分飲んだなぁ(笑)。」
「この上のキュヴェ『コドロンキオ』が凄いんだよね。でも、今じゃ3000円くらいしちゃうんだよね。マスキユーさんが扱い始めた頃2000円くらいでしたよね(笑)。ガンベロでトレ・ビッキオリとってから高くなったんだよね(笑)。」
私「さすが事情通!よくご存じで!かないません(笑)」
家内「ところでこの2013年ヴィンテージいかがですか?」
私「はじめはいつもと違うんですよね。ちょっと細く感じますが、時間が経つと調子が出てきます。」
「うんうん。確かに細い。ちなみにアルコール分はいかほどですか?」
私「いつもどうり13.5%あるんですよ。」
「でもアルコールっぽくも感じませんよね?不思議。」
私「2013年は夏が涼しく糖度が上がりませんでした。ですが、秋は恵まれたようでした。収穫が遅い生産者は良かったようです。」
家内「このワインの生産者モンティチーノは収穫が遅いので上手く切り抜けた部類なんですが、それでも拔栓したては折り合いが悪い(笑)。」
「これがマスキユーさんがよく言う折り合いなんですね?」
私「はい。作柄にイレギュラーがあるとワインに影響が出ます。そのパターンを覚えればテイスティングしておおよその作柄状態を想像できます。」
家内「拔栓してから2時間経ちましたが、ようやく酸が現れて、ワインに重さ増してきましたね(笑)。」
私「本来の太陽光線をたっぷり吸収したかのような味わいになってきましたね。」
「強さが増してますね。昨日飲んだのとは大違い(笑)。金、土と連続して来た甲斐があった(笑)。」
「こんなことあるんだ!ワインって不思議(笑)。生き物だよね。」
私「ホントでしょ(笑)。」
「マスキユーさん。スゴくリッチな感じがしますけど、 この香り 何と言ったらよいか…。植物系なんですが…。」
私「栗っぽさがありますよね。『コドロンキオ』にはかなり顕著に出ます。」
「柏餅みたいかな?」
私「アーティチョークですね。」
家内「濃度の高いでんぷん質のイメージですよね。」

●バルドリーノ 2014年 モンテ・デル・フラ イタリア ヴェネト バルドリーノD.O.C. 赤 750ml 1357税込み
「あっ!ピノ・ノアールみたいだ(笑)。赤い果実が鮮烈(笑)。」
「プラム、レッドベリー、トマトっぽさもあるかな?」
家内「そうですよね。青臭さ感じますね(笑)。私はロワールのカベルネ・フランを連想しました(笑)。」
「店長と奥さんは微妙に違うんですね(笑)。」
私「そーなんです(笑)。私にはピノ・ノアールっぽく思えます。好みの差ですが、許せない訳じゃありませんから、ご安心を(大爆笑)。」
「ところで何故こんなに明瞭なのですか?」
「発酵温度は低そうですね。撰果も厳しくしてるはず。プレスもかなり丁寧に優しくしてますね。収穫量も価格のわりにかなり低いかな。」
家内「このランクのワインでこれほど果実味がしっかりしているのは異例なほどです。」
「昨日拔栓したのと比べると今開けたほうがフレッシュですが、昨日開けた方がねっとりしてますね(笑)。僕は昨日開けた方が好きかな(笑)。」
「でも、我が家では開けたら空にすぐなるから、こうして楽しむことが出来ない!(笑)」
「マスキユーさん、葡萄品種が3種類入っているようですが、単一品種で造ったみたいですよね。」
私「そーなんです(笑)。コルヴィナ65%、ロンディネッラ30%、サンジョヴェーゼ5%。なぜサンジョヴェーゼが入っているのか解らない(笑)。かといってコルヴィナもロンディネッラもよく知らない(笑)。しかもバルドリーノを安ワインだとバカにしてましたから(笑)、驚きが大きい(笑)。」
「そういえばバルドリーノって昔よく飲んだけど、味の記憶がない(笑)。」
私「私もそうなのです(笑)。」
家内「生産者のフラは古くはありませんが、150ヘクタールの畑を持っています。

「へえー。1km ×1.5km かぁ。そんなに大きくても品質は高いですね。」
「大規模農業でも、元々のアドバンテージはでかいですな(笑)。」
私「そーなんです。わざわざ水を引いたりしなくともよい訳ですし、人件費も効率化により低いはず。大したものです。」
「何よりもワインにしっかりした個性がある!」
「作り物っぽさも無いし。ニューワールドとは明らかに違う。」
「ワインの世界もイノヴェーションしてるんですね。」
家内「でも、なかには100年前と同じところもあります(笑)。先日知ったイタリアの生産者は『じいさん同様農薬は使わない。第一俺は学校行ってないから農薬の使い方知らないんだよ。』なんて人がいることもイタリアワインの多様性かと(大爆笑)。」

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ボジョレー・ヌーボー2015年を飲みました

Nov 24, 2015 by weblogland |
今、ボジョレー・ヌーボー2015年を飲みました(笑)。桝久扱いのミッシェル・マーレのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボーです。
20日に拔栓した残りですから、まる4日ですか。21日に飲んだ印象は余り芳しくなく(笑)、このまま叙々に落ちていくような気がしたので、「3年に一度の出来」と評価しました。
今飲んで思ったのですが、割りとしっかりしてますね。拔栓して翌日一度落ちてまた良くなったかのよう。
うーん。
さすが徳岡さんですね(インポーターさん)。
ここは評価を改めて「5年に一度の出来」にします。ごめんなさい。
あと、因みに貰い物の2500円くらいのボジョレー・ヌーボーはぜんぜんダメ。やはりどれでも良い訳じゃないですね(笑)。

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今年のボジョレー・ヌーボーの出来

Nov 21, 2015 by weblogland |
マスキユーさん!
今年のボジョレー・ヌーボーの出来はどうなんですか?
解禁翌日の今日、お客様から聞かれました。
私「バランスが良く、とても飲みやすいですよ(笑)。」
お客様「何十年に一度の出来ですか?」
私「全体を飲んだ訳ではないので、あくまでこのワインに関してですが、中の上あるいは上の下かな?2013、2014年と比べると遥かに良いですが…昨日ブログで言った2009年ほどではありません。2009年ほどの糖度はないですね。」
お客様「そうすると何年に一度の出来ですか?」
私「3年に一度の出来かな(笑)?」
家内「今日飲んでみると思ったほどワインに伸びがない。バランスは良いですが、小ぶりかな?中には素晴らしいワインを造った生産者はありそうですが。」
私「生産量も多いはずですから、市場も一息つけそうです。ほっとしましたよ(笑)。」
家内「2013、2014年と量も少なかったので、リリースは早まるし価格は高くなるし困ってましたからほっとしました(笑)。」

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今年のボジョレー・ヌーボー

Nov 19, 2015 by weblogland |
皆さん、飲みましたか?

今年のボジョレー・ヌーボーです(笑)。

マスキユー扱いのミッシェル・マーレのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー2015年はまずまずの出来映え。

あー、良かった。

2015年は本当にイレギュラーが無かったのですね。出来上がったワインにストレスがありません。全体にまろみがあり、とても飲みやすい。酸っぱかった
り、アルコールっぽかったりしません。50年に一度の出来ではありませんが(笑)、マイナス要因を感じません。ほどよい塩梅ですね。
飲んだけど酸っぱいだけだった!と言う方。残念ながら、選択ミスです。


フランスのテロで亡くなった方に献杯。

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ドンナルーチェ2014年の試飲です

Nov 06, 2015 by weblogland |
さあ、始まりました!
ドンナルーチェ2014年の試飲です(笑)。

時間がかかるんですよ、これが。
 
まず今開けたての印象はいつもと違いますね(笑)。パワフルさは相変わらずですが、リリースされたばかりのワインですから、まだバランスがとれていません。
 
あと香りのディテイルがいつもと違います。オレンジ系の香りが主体になってます。いつもはまずレモンやグレープフルーツが支配的ですが、今回はオレンジ系からスタート(笑)?
 
早く香りが開くような造りに変えたのかな?
 
毎年ドンナルーチェの試飲は1ヶ月にも及ぶロングランになりますが、今年はいかに?
 
今日は11月6日。いつになったら底が見えるか!?
 
 
 

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試飲会の番外編 201510

Nov 05, 2015 by weblogland |
試飲会の番外編です(笑)。
昨日11月3日、アマデューのジゴンダスシャトー・ダイディーのマディランを飲みました。土曜日の試飲会の残りが、ちびっとありましたので(笑)。
拔詮してから丸3日。しかもワインはボトルの底に1㎝ほど。これを飲めばほんとの力量が解ろうと言うもの(笑)。
先ずはアマデュー。
飲んでびっくり!
家内「相変わらす圧倒的(笑)。壮麗だなぁ。あと詰まっている物の総量が見えるね(笑)。」
私「タンニン、酸、共に物凄いね。まだまだ先があるね。ミクロ・オキシダシオンしてないみたいだね。熟成のピークはまだ先なんだろうな。」
家内「飲みやすく出来てるけど、まるっきり今風な訳じゃないんだ!」
私「この点ファレスコに近いかな。」
家内「最後の一滴までグレート(笑)。傑出している。」
私「濃さだけを訴求したインチキなワインじゃないね(笑)。あの手のワインって飲み続けると最後は濃いんだか何だか解らなくなるんだよね(笑)。」
家内「そうそう。果実味も有るんだか無いんだか解らなくなる(笑)。」

そしてシャトー・ダイディー
私「これだって飲みやすく仕上げてあるんだけど、タンニンの堅牢さが違う(笑)。熟成能力は大したモンだね(笑)。」
家内「タナ種らしさをしっかり感じるよね(笑)。」
私「その点媚びてなくて秀逸だな(笑)。飲みやすさとタナ種らしさが両立している。」
家内「飲みやすいだけのタナって最低(笑)。」
私「あっ!言っちゃった。ブログでパクってイイかな?」

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桝久 試飲会リポート 後編 201510

Nov 03, 2015 by weblogland |
さて次は斬新な南仏ラングドックの赤ワイン!
造り手はお馴染みのコンダミン・ベルトランです!


●ラ・ヴューロイヤル2013年 シャトー・コンダミン・ベルトラン フランス ラングドックA.O.P. 赤 750ml 2314円税込み
「スッゴく柔らかで、アロマチック。大きいし、素直に旨い。」
「飲みやすい!」
「綺麗。ガロフォリのノヴェッロに共通した何かを感じる。」
私「雑味がありませんよね。ガロフォリ同様果汁を無理にプレスした印象がありません。あと果実味のディテイルが明瞭ですね。赤さがあり、チェリーやベリーのニュアンスが綺麗です。」
家内「とてもラングドックのワインとは思えませんよね(笑)。暖かさは感じますけど、ブラインド・テイスティングしたら外しました(笑)。」
「このワイン セパージュはグルナッシュですよね?」
私「じつはシラーがメインです。私も間違えました(笑)。いかにもグルナッシュらしいし、シラー独特のスパイシーさがありません。ラングドックらしくないですよね(笑)。」
「そーなんですか。こりゃわからん(笑)。」
私「このワイン、醸し期間が15日と少し長くこの間毎日3時間人間が足踏みして葡萄を潰しています。ただそれがワインにどのような影響を与えているかは、私には解りません(笑)。」
家内「発酵温度が15℃とかなり低いことは影響しているようですが。」
「タンニンの抽出には固執してないですよね?ありがちなドロドロ感がない(笑)。」
「このワインは熟成はステンレス・タンクですか?」
私「フレンチ・バリックの新樽を使っているとのこと。開けたてだと全然わからないですよね(笑)。」
「へぇー。わからないですね(笑)。そうするとワイン自体は強いんですね。」
私「強さはありますね。新樽使わなくてもよさそうなくらいですよね(笑)。」
「強さはあるけど、タニックじゃないよね。」
私「おっしゃる通りです。ベルトランは基本的にはタンニンの抽出に腐心するスタイルですから、よけい謎です(笑)。ただ、一昔前にバリックを回転させながら発酵したり、斬新なチャレンジをする生産者ですから何か意図がありそうです。」
「このワイン、コスト・パフォーマンス高いですよね(笑)。」
私「これもベルトランらしい良心的な価格です。ジェネリック・キュヴェのモンテガード同様ですね。」
「モンテガード随分飲んだなぁ(笑)。あれも旨味があるし、共通してると言えばしてるかな?」
私「色々疑問はあるのですが、単に作柄の性かも知れません(笑)。いずれにせよ好奇心掻き立てられます。かなりワインは良く、コストパフォーマンスも高い点が更に好奇心を刺激します(笑)。妄想してしまいそうです?」

そして王道を行く手強いマディランの登場です!
●シャトー・ダイディ ファミーユ・ラプラス 2010年 フランスシュ・ド・ウエスト南西地方 赤 マディランA.O.P. 750ml 2870円税込み
「おー、2010年ですか。グラスにつくグラが凄いですね(笑)。色も濃い。」
家内「ちなみにアルコール分は14.5%です。マディランも夏場暑かったようです。」
「全体の大きさがデカイ(笑)。タンニンもデカイけど締まってるよね。」
私「産地の冷涼さも感じますよね。」
「マスキユーさん、それ何となく解った(笑)!柔らかくて優しくないってことですか?うーん。シビアと言うべきかな?」
私「おっしゃる通りです。これでも早く飲めるように造られてますが、手強い(笑)。」
「ボルドーワインに似ていますが、セパージュは何ですか?」
家内(待ってましたとばかり)「タナ種100%です!私が何故タナを愛するかと言うと(俄然力が入る)、タナは単一でボルドーのような複雑さを成しうるからです!」
私「クラシックな造りだと20年はかかりますが(笑)。このワインはこれでも今風。ようやく飲み頃に入ったところかな?」
「マスキユーさん!最近ブリュモンからダイディに乗り換えたんですか(笑)?」
私「なんと鋭い?ブリュモン高級過ぎるようになりましたし、あと飲みやすすぎる(笑)。物足りなく感じるようになったんですよね。ブリュモンが悪いのではなく我々の舌の性です(危ない危ない)。」
「ダイディは飲み手を選ぶワインですな(笑)。
ボルドースタイルですけど、こんなスパルタンなボルドーって最近見ませんよね(笑)。」
「どんな料理に合わせるのか?高級なレストランの料理に合わせるしかなさそう(笑)。家庭料理じゃ無理かな?」
「少なくとも肉!今流行りの塊肉!(笑)」
「どの部位がイイかな?」
私「それってまさにマディラン辺りの人々の発想ですよ(笑)。センス良いスタイルですね!」
家内「徹底的に煮詰めたカスレなんか食べながら飲んでみたいですね。カスレの豆と肉に良く合うはずです。食べたくなった(笑)。」

本日のトリは圧倒的なジゴンダスです(笑)!
●ジゴンダス“グラン・ロマーヌ”キュヴェ・プレスティージュ 2011年 ドメーヌ・ピエール・アマデユー
フランス ローヌ 赤 ジゴンダスA.C. 750ml 4257円税込み
「おー!香りからして違う(笑)。香りに重さ質感がある。」
「隙間がないよね(笑)。」
「飲むとまた凄い(笑)!凝縮感が凄いね。」
「舌の上にコンモリとタンニンが鎮座しておりまする~。」
私「壮麗と言うヤツです(笑)。」
「マスキユーさん!凄いワインだと思いますが、凄く飲みやすい(笑)。何故?」
「高いワインって飲みやすかったりするんだよね。」
「マスキユーさんがブログで、悔しいくらい飲みやすいと言ってた訳が解りましたよ(笑)。」
私「ちなみにアルコール分は15%もあります。」
「えー!そんなにあるんですか?アルコールっぽくないですよ?」
家内「このワインはこれで折り合いがついているってことかな。」
「グルナッシュのニュアンスがハッキリ出ている。チェリー、ベリー、プラム
ジャムっぽさもあるかな。」
私「さすが!おっしゃる通りです。畑の標高が高いので酸がよくのっていますから、明瞭さがあります。あと標高の高さ故収穫を遅く出来ますからジャムっぽさもあります。」
「力が強いけど、力づくじゃないのがイイ(笑)。バランスが良いよね(笑)。」
「これだかアルコール分が高いと、アルコリックになったり、酸が足りなくてスカスカになったりしがちだけど。すばらしい出来映えだよね。」
「余韻だって只者じゃない(笑)。いつまでも続く。」
家内「アマデューは畑が130ヘクタールとジゴンダスの10%ほども所有してます。」
「えー!そんなに大きいんですか?」
私「所有している畑は標高の高い山の上なので、それに特化しています。この辺が秘訣かと。ドメーヌの規模の割りにキュヴェ数が少ない点頷けます。」
家内「初代のピエール・アマデューの先見の明かな(笑)。ジゴンダスがA.O.C.に昇格した立役者と言われています。ジゴンダスがブルゴーニュの混ぜ物として使われることが許せなかったんでしょうね。」
「えっ!そんなことあったんですか?」
家内「70年代まで普通にやってたようです。それもグラン・クリュに混ぜたようです。」
「酷いことするんだな(笑)」
私「ジゴンダスのポテンシャルの高さをプロは知っていたと言うべきかな(笑)」


どうもありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 試飲会リポート 前編201511

Nov 02, 2015 by weblogland |
昨日一昨日とご来店ありがとうございました。今月は一時に集中せず、割りとゆったり(笑)、あおられずにすみました(笑)。全部で7本ですから、グラス洗いが間に合わなくなるかと恐れてましたが無事終了しました(笑)。ありがとうございました!

「マスキユーさん、今回はほとんど赤ばっかりですね。待ってましたね(笑)。」
私「おっしゃる通り。解りました(笑)?この季節になるのを虎視眈々と待っておりました(笑)」
のっけから私の意図はバレバレでのスタートです(笑)!

まずはロゼのランブルスコです。
◎クエルチオーリ・レッジアーノ ランブルスコ ロザート ドルチェ メディチ・エルメテ イタリア エミリア・ロマーニャ ランブルスコD.O.C. 微発泡 ロゼ 甘口 750ml 1165円税込み
「あー、これですね。名前の難しいヤツ(笑)。」
私「まだ上手く言えません(笑)。」
「色も綺麗だし、瓶もカッコイイ(笑)。」
「味も見た目通り(笑)。でも、思ったより甘くないよね。」
「薔薇とかチェリー、苺のニュアンスがフレッシュでイイねえ(笑)。軽やかさもイイ。」
「女子会必須アイテムだな(笑)。ワインデビューする方には良いね。絶対にワインを好きになる(笑)。」
「甘さもベタベタじゃないから、食事に合わせられますよね?」
私「残糖分が1リットル中50gほどありますが、リンゴ酸がしっかり入ってるので甘さが目立ちません。ガスが入っていることと強く冷していることも甘さを押さえています。」
「なるほど、供出の際のテクニックですね(笑)。」
「マスキユーさん、これってアルコール分は何%ですか?アルコール入っていないみたいよね。危険(笑)。」
私「8%です。」
「最近流行りの高アルコール チューハイ並みなんだ。」
「あれはアルコールっぽさ満点だよね。いかにもアルコール飲んでる感じ(笑)、でもこのワインは同じ位のアルコール分だけど全然アルコールっぽさが無い。」
私「そーなんです(笑)。このワインの良さかと。」
「フルーツやデザートあとクリーム系には幅広く合いそうですが、食事だと何に合わせますか?」
私「甘辛ダレには上手くいくような気がします。例えば焼き肉のタレ。すりおろしたリンゴやハチミツを隠し味に使えば完璧に合うはず。」
家内「料理にリンゴ酸を加えるのがポイントかな。豚の角煮にリンゴを一緒に煮ると凄く合いますよ(笑)。」
「リンゴ酸はりんごから(笑)。」
私「レモンでも良し!」
「普段食べる煮物なんか割りと砂糖も使いますから甘口ワインでも遭わないはずがない。」
「フランス料理のセオリーに合わせる必要は無いですよね(笑)。『料理に砂糖使わないからワインもドライでないといけない』ってやつね(笑)。」
「日本酒だって甘いんだから、特段無理な話じゃないですよね。」
私「さすが慧眼!」
「ランブルスコって甘いイメージが強かっんだけど、これは甘さ加減が許せるかな(笑)。赤のランブルスコみたいに生ハムにも合いそうだしね(笑)。」
「屋外で楽しむのもお洒落かな(笑)。」
「T.P.O.の幅も広いよね(笑)。これもワインの楽しみ(笑)。」
私「そうそう。飲むだけが楽しみの全てじゃありませんよね(笑)。どんなシュチュエーションで誰と飲むかは大事だし、楽しみになりますよね。」

マスキユーのお客様の味覚の幅広さには感謝感謝でした。楽しむことを熟知されています。甘口の食中酒の提案に鋭く反応していただきました!

さて次は本日の穴(笑)。
●フィンカ・エンゲラ キュヴェ・タカ 2012年 ボデガス・エンゲラ スペイン 赤 ヴァレンシアD.O. 750ml 1000円税込み スクリュー・キャップ
「あれ?このワイン割りと安いですよね(笑)?」
「そんなにゴージャスじゃないけど、美味しいよ(笑)。」
「スッゴく飲みやすいよね。セパージュは何ですか?」
家内「モナストレル100%です。バレンシアの地場品種です。クラシックな造りのモナストレルですと飲み頃になるまで20年くらいかかります。」
「えー!そんなにかかるんですか?」
私「あまり香りは立ちませんが、柔らかでたっぷりした舌触りは美味しいですよ。シンプルに美味しいスタイルです。これもシンプルな点は受け継いでいますが、技術のイノヴェーションの賜物ですね(笑)。」
「でも、あまりいじった感じはしないですよね?余韻や広がりも綺麗だし。」
私「さすが!元々農薬を加えないでも栽培出来る気候を上手く利用しています。暑いし風も強いので、草は生えにくいし虫も風に飛ばされる(笑)。」
「木樽のニュアンスが心地良いよね。チョコレートっぽくてしかも過剰じゃないよね。」
家内「これもミソです(笑)。新樽で3ヶ月だけ熟成させてます。なかなかの業師です(笑)。」
私「新樽を使うと単純にワイン1本あたり200~300円ほどコストがかかります。」
「このくらいの価格のワインですとオーク・チップでごまかすけど(笑)、違うんですね(笑)。」
私「実際に売価以上のランクのワインです。ただあまり高級過ぎて売れませんでした。そんなこんなでお付き合いの長いインポーターさんのご厚意で安く販売する運びとなりました。」
家内「ラベルに書いてあるキュヴェ・タカは、インポーターさんの社長高橋さんのタカです。」
「ほう~。じゃあ高橋さんに感謝しなきゃ(笑)。高橋さんありがとうございます(笑)。」

そして本日解禁のイタリアの新酒 ノヴェッロです。昨年の2014年とご一緒に比べていただきます!
●ティニ・マルケ IGT 2015年 ガロフォリ
販売価格(税込): 1,980 円
イタリア マルケ ノヴェッロ 航空便 赤 750ml
私「まずその前に変更のお詫びとお知らせです。本日の順番ですが、当初ノヴェッロは2番目でしたが、急遽フィンカ・エンゲラの後にしました。理由は飲んでいただけると…。」
「あー、どっちも旨い(笑)。よくにてるけど違う(笑)。確かに同じ人が造ったワインだね(笑)。」
「うーん。2015年の方が甘くてフレッシュかな?でも、2014年の方がこなれて飲みやすいかな(笑)。」
「一年たってもこんなに美味しいんだ!?2014年ありますか?」
私「残念ながら2014年はお勉強用しかありません(笑)。スミマセン。」
「どちらも雑味が無くて旨味タップリ(笑)。マルセル・ラピエールのボジョレーに似ていますよね。品種はガメイ種ですか?」
家内「このノヴェッロはモンテプルチアーノ種100%です。」
「キャンディーみたいだしボジョレーヌーヴォーって言われてもわからない(笑)。」
「そうそう!しかも高級なボジョレーヌーヴォー(笑)。」
私「M.C.(マセラシオン・カルボニック)をかけると共通な味わいになるようです。ただしこのワインは開けてから3日ほどするとモンテプルチアーノ種由来のラズベリーの香りに変わってきます(笑)。まだ3日経ってませんか(笑)。」
家内「あとこのノヴェッロはマルセル・ラピエール同様に果汁をプレスした感じが無いですよね。雑味がありません。」
「マスキユーさん、2014年と2015年はどう違うのですか?」
私「2014年はアルコール分が11%、2015年はアルコール分は12.5%です。」
「2014年は糖分の上がらない作柄ということですか?」
私「おっしゃる通りです。2014年は当初たくわんのような香りが強く、癖がありました。今飲むとほとんど感じません。恐らく発酵臭由来の癖だと思います。」
「そうそう。あの匂いはびっくりしましたね(笑)。でも今飲むとわからないですね。」
私「2014年はアルコール分を上げるために収穫を遅らせたので瓶詰めまでの期間が短かくなりワインに発酵臭が残ったのだと思います。2015年はそうしたストレスがなくイレギュラーの無い作柄だと思います。」
「これだけ旨いとフィンカ・エンゲラの後にしないとフィンカ・エンゲラが可哀想だね(笑)。」
私「(苦笑い)」

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エスピエのジゴンダス2012年

Oct 19, 2015 by weblogland |
前日エスピエジゴンダス2012年を飲みました。
旨いですね。
全房発酵をしてるのに飲みやすいふしぎ(笑)。もちろん桁外れの広がり、深み、余韻。圧倒的でした。ほとんどプレスしていないから雑味がないんでしょうね。この上のキュヴェ『ブラッシュ』になると更に透明感が増しながら、全体の大きさもアップするんですよね。普通ワインは濃くなるとタンニンが増し、飲みにくくなる傾向があります。でも、クラシックな造りでも、より早く飲めるようにイノヴェーションしてますね。ただし、コストの増す歩留まりの悪いやり方ですから、皆はしないでしょうね(笑)。
安いには安いなりの価値はありますし、高いには高いなりの理由がなくてはいけません。飲んでそれが解ることがマスキユーの目標です。単に飲んだくれている訳ではありません(笑)。もちろん嫌いじゃ出来ませんから、これはやはり天職かな(笑)。
ティスティングしながら言葉を失うほど美味しいワインに当たると我を忘れます。求道者なら己の未熟を嘆き『我まだ木鶏たらず。』なんて嘆くのかもしれませんが(笑)、私は「何故美味しいのか?」などと考えない幸せに浸ります(笑)。
やはり未熟者(笑)。

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桝久 試飲会リポート 後半

Sep 28, 2015 by weblogland |
「マスキユーさん。SO 2 って有害なんですか?ほとんどの食品に入っていますよね?」
私「ほとんどの食品に入っています。輸入食品には表示義務があります。ワインはSO 2 の総量が400ml /1 L以下でないと日本には輸出出来ません。ヨーロッパではSO 2 でも遊離型に神経をとがらせますが、結合型は問題にしない傾向があります。日本の貿易障壁と問題になっているようです。ただし、近年WHO は結合型でも腸から吸収されるSO 2 の有害性を指摘しており、規制のレギュレーションが変わるかも知れません。」
「SO 2 は結合型と遊離型の2種類あるんですか?」
私「はい。結合型は添加したSO 2 が他の分子と結合して安定した状態で、遊離型はまだ結合していない状態です。」
家内「硫黄臭く感じるのが遊離型です。刺激臭ですね。結合型は妙にアマ苦く喉の奥を刺激します。」
「そうそう。正確に表情されてないから我々解らないんですよね。多いと二日酔いしたり翌日アルコールがのこったりしますよね(笑)。」
「マスキユーさんはどうやって見破るのですか?」
私「初めの頃は翌日二日酔いするかしないかでした(笑)。今ではテクニカル・シートで確認しますが、基本はティスティングでだいたい解ります。たまに外しますが(笑)。」
「へぇー、ティスティングで解るんですか?」
家内「意識して飲むと自然に出来るようになりますよ(笑)。多いと不味いですから(笑)。」
「マスキユーさん、日本酒や国産ワインにもSO 2 は入っているんですか?ラベルには書いてないですよね?」
私「入っています。ただ表示義務が無いだけです。でも最近の良識ある日本のワイン生産者には表示する方もおられます。」

●モングラーナ 2010年 クエルチャベッラ イタリア トスカーナ 赤 マレンマI.G.T. 750ml 2777円 税込み
「これですね。黙っていても売れるから試飲会には出ないワインって(笑)。」
私「(笑)、まずは飲んでミソ(笑)。」
「なるほど旨いや(笑)。」
「品があるね(笑)。あと複雑だね。」
「重くないけど、緻密で綺麗。セパージュは何ですか?」
家内「サンジョヴェーゼがメインでカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロが加わります。サンジョヴェーゼの果実味がよく出ています。」
私「チェリーぽいですよね。オレンジのニュアンスもあります。ちょっとモレッリーノ・スカンサーノに似てるかな?」
家内「クエルチャベッラはもともとキャンティーで名を成した生産者です。歴史は古くなく70年代からのニュー・フェイスです。今ではスターですが(笑)。クエルチャベッラはキャンティーだと熟成にバリックを使いますが、このモングラーナはコンクリート・タンクがメインで、バリックはほんの少し 香りつけ程度です。」
私「かなり柔軟にワインを造りますよね。」
「いわゆるスーパー・タスカンとは違うんですか?」
家内「スーパー・タスカンだとボルドー品種がメインになります。あとバリックの新樽で熟成させますから、かなりヘビーでくどい(笑)。」
「マスキユーさんの嫌いなタイプだな(大爆笑)。」
私「読まれてますね(笑)。」
私「まあ、樽香と果実味のバランスが良ければ良いのです。」
「ところでこのワインのラベル面白いですよね(笑)。ひまわりだな。」
「ガガ様はみたいだ(笑)。アバンギャルドですね(笑)。」
「ありがちな紋章なんかつけないのがイイ(笑)。」
「私このワイン 後味というか余韻が素晴らしく綺麗だと思うんですよね。ひたすらエレガント。ラベル・デザインの印象とは違うんですよね(笑)。」
「とても伸びやかで自由な感じがして良いですね。」
今回このクエルチャベッラのモングラーナとガロフォリのピアンガルダをセットで購入されたお客様が多かったです。やはり共通する良さがあったようです。


●『カンノナウ』 2011年 ヌラーゲ・クラビオーニ イタリア赤 イタリア サルデーニャ島 カンノナウ・ディ・サルデーニャD.O.C. 赤 750ml 2746円 税込
「マスキユーさん。このワイン 前に試飲会で出しましたよね?」
私「はい。たしか去年の試飲会で2010年を出しました。飲み頃になった2011年も良いかと(笑)。あと訳は飲んでから答えがございます(笑)。」
「あっ!これ旨い。同じイタリア・ワインとは思えない(笑)。」
「色は薄いけど、すっごくしっかりしてる。薄旨いけど強い。」
私「ブルゴーニュのピノ・ノワール的ですよね(笑)。醸しの期間が短いのと、プレス果汁を使わないでフリーラン・ジュースだけで造るクラシックなブルゴーニュ的造り方をしています。」
「うーん。たしかにブルゴーニュっぽい(笑)。でもセパージュは?ピノじゃないですよね?」
家内「カンノナウ ローヌのグルナッシュのことです。でもサルデーニャの人々はカンノナウを譲りません(笑)。こっちが本家だと(笑)。」
「たしかにグルナッシュでもピノ・ノワールみたいな味わいのワインはありますよね。マスキユーさんの試飲会で以前出てましたよね。」
私「はい。このワインは除梗しており、早く飲めるように造っています。」
「今日飲んだスタイルと比べると異質だよね。でも、造り方で出来上がるワインも違うってことなんですね。」
「でも、このワイン ヨード 海藻みたいなニュアンスがあるよね。塩からさも。」
家内「ミネラルっぽさ感じますよね。」
私「畑は海沿い 鎌倉の由比ヶ浜でワインを栽培してるような感じですよ(笑)。」
「だから潮の香りがするのかな(笑)?」
「不思議ですよね(笑)。」
「このワインはリキュールのような香りが強くしますよね。飲んだ味わいとグラスで嗅ぐ香りが一致します。でも、今日の試飲会では他のワインは香りがあまり立ちませんよね。何故ですか?」
私「待ってましたこの質問(笑)。今日の4番目まではいわゆる地中海系 ポンティカ系と言います。もともと暑い原産地のような植生なので、香りがあまり立ちません。口中での味わいが鼻腔に抜ける時に香りを強く感じます。フランスやドイツのようにもともとワインがなかった産地の葡萄 品種改良を重ねて造られた品種とは違ったスタイルです。」

さて、本日のトリは白。種も仕掛けもあります(笑)。
〇アンソニカ・ビアンコ 2013年 カタルド・カラブレッタ イタリア カラブリアI. G. T. 赤 750ml 2180円 税込み

「おー!これはパワフル(笑)。旨みの爆弾だね(笑)。」
「酸の量が圧倒的。でもアルコイックじゃない。アルコール分は?」
私「13%です。無理していませんね。」
「でも香りは凄く複雑。白い柑橘類やマンゴーなんかのトロビカルなニュアンスも感じる。ワン・パターンじゃないですね(笑)。」
「甘さも強く感じますが、残糖はあるんですか?」
家内「フリーラン・ジュースだけで発酵してから、シュール・リーで半年寝かしますから、甘味・厚み・旨みが増します。このため甘く感じます。」
「5番目のカンノナウ同様フリーラン・ジュースだけなんですね。これが今回の試飲会の仕掛けですね(笑)。」
私「ご明察でございます(笑)。」
「プレス果汁を使わないと使うとではこんなに違うんですよね。目から鱗(笑)。」
「ほんと。厚み、旨みが段違いだよね。」
「アンソニカってあまり聞きませんが、どんな品種?まあ、こんなPCなんでしょうけど(笑)。」
家内「シチリアで有名なインツォリオの別名です。こんなにアロマチックだと解らないですよね(笑)。」
私「まあマロラクティック発酵はしないようです。温度管理はしっかりしています。一昔前では考えられない白ワインです。」
「マスキユーさん、このワインはどのくらい持ちますか?」
私「厳しい質問です(笑)。2013年ヴィンテージで完全に出来上がっていますから、今飲むべきワインです。5年、10年寝かせるワインではないと思います。ただ他のヴィンテージは飲んでないので断定は出来ませんが…。」
「マスキユーさん。フリーランだけが理由でこんなに美味しくなるんですか?」
私「いえいえ、基本は低収量です。1本の葡萄樹からどれだけのジュースを得るか、たくさん採ろうとすれば薄くなり、少なくすれば濃くなります。ただしコストに跳ね返ります。」
私「5番と6番は1本の葡萄樹からワイン1本前後しか採ってないと思います。」
「そうするとアンソニカ・ビアンコはめちゃくちゃ安くありませんか(笑)?」
私「実は特別条件がつきましたので、今回ご紹介することにしました(笑)。通常ですと3000円越えますから、ケチなマスキユーでは売れない(笑)。」
アンソニカ・ビアンコ 土曜日の夕方前に完売してしまいました。本日のトップセラーとなりました。週明けの火曜日に再入荷しますので、しばしお待ちを!
家内「アンソニカ・ビアンコを飲んだ後に1番目のトスカーナ・ロッソを飲んでみてください。」
「おっ!ちゃんとしてる!普通に美味しい。」
「安い赤だけど負けていないよ!」
私「これが本日の仕掛けです(笑)。ありがとうございました。(笑)」

お忙しい中、ご来店ありがとうございました。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久、試飲会リポート 前半

Sep 28, 2015 by weblogland |
昨日、一昨日とお忙しい中ご来店ありがとうございました!
今回一番乗りは筋金入りのワイン・エキスパートのKさん。
Kさん「金曜日の5時だとまだ皆さん仕事かな?」
私「はい。だいたい6時過ぎ頃からかけつかて下さいます。」
Kさん「では、口開けですね(笑)、抜栓直後に飲むことは一番上の美味しい所ですから、良さがよく解るんですよね(笑)」

土曜日の一番乗りはワイン・ラヴァのAさん。
私「あれ、今日はやけに早いでね(笑)。」
Aさん「実は、午後出勤なので、早めに寄らしてもらいました(笑)。内緒でよ(笑)」

私「なるほど!その手がありましたか?ありがたいことです。これブログネタにしても良いですか?もちろん匿名にします(笑)。」
Aさん「はい(笑)。」
皆さんそれぞれのワイン・ライフがあります。

さて今回のテーマはイタリア・ワイン。
まずは972円の登場です(笑)。
●トスーナ・ロッソ 2014 年 アジェンダ・アグリコーラ サン・ルチアーノ イタリア 赤 トスカーナI.G.T. 750ml 972円税込
「マスキユーさん、安いワイン見つけましたね(笑)。この牛ですね。」
家内「短角牛ですから、食用でね(笑)。」

私「Tボーン・ステーキ!」
「安くて美味しいワインってなかなかないんだよね。」
「あっ、でもこれ美味しい(笑)。」
「フレッシュ!飲みやすいし、コクもある。」
「甘さもある(笑)。ちゃんと酸ものってる。」
家内「時間が経つと甘さが増します。」
「イタリア行った時の味!田舎のビストロで、一番売れてるワインを頼んだ時に出てきたワインみたいだ(笑)。日本だと経験出来ないんだよね。何でかな?」
私「もともと輸出向けではないようです。安い輸出向けワインは大手の酒商が効率的にワインを造りますから、コスト重視のワインになりがちです。こんなスタイルのワインが日本で飲めるようになるのは、驚きです。」
「セパージュはサンジョヴェーゼですか?100%かな?」
私「私も最初サンジョヴェーゼ100%だと思いましたが、サンジョヴェーゼは60%、あとモンテプルチアーノとチリエジョーロです。サンジョヴェーゼらしさが良く出ているしブレンドした違和感がないんですよね。」
家内「チェリーやオレンジっぼさがありますよね。」
「広がりがあるよね。洗練されてる訳じゃないけど、雑じゃないんだよね。媚びた所がない。いいね(笑)。」
私「多分SO2もかなり少ないはずです。」
「安心できる味だよね。」
「これって木樽使ってますよね?」
私「テクニカル・シートではステンレス・タンクのみです。でもちょっと木樽のニュアンスが無くはないですよね。ひょっとしてアッサンブラージュの際に木樽熟成したキュヴェをちょっとだけ混ぜているかもしれません。一応インポーターさんにしつこく聞いています(笑)。ワイナリーの返事待ちです。」
家内「モンテプルチアーノのタンニンは若いとざらつくことがあるので、それかも知れませんね。」
コスト・パフォーマンスの高さに大好評なのは想定内でした(笑)。ホームランかな(笑)?

●ラーマ・ディ・ピエトラ ネーロ・ディ・トロイア 2014年 カンティーナ・デオメーデ イタリア 赤 プーリア ネロ・ディ・トロイアI.G.P. 750ml 1296 円 税込み
「これってマスキユーさん定番のトロイアとは違うんですか?たしかディオメーデですよね?」
家内「同じですが、トロイアの方がワンランク上のキュヴェで、これは早飲み用のスタンダード・キュヴェです。」
私「品種も同じですから、紛らわしい(笑)。」
「杏子の香りがハッキリしてますな。」
「南イタリアにしてはフルーティーですよね。真っ黒くなってないですね(笑)。」
「チョコレートっぽさは南イタリアなんだけどね。」
「マスキユーさん、これは木樽熟成してるんですか?」
私「木樽は使っていません。タンニンが粉っぽいのは、若さ故かと。」
「私この粉っぽさ好きだな(笑)。」
「南イタリアにしては、酸っぱいくらい酸がありますよね?」
家内「ヴォルビなんか合いますよね(笑)。美味しいだろうなぁ(笑)。」
私「スタイルなのか?作柄なのか?即答は出来ませんが、このワインはアルコール分が12.5%しかありません。南イタリアのプーリアにしては異例の低さです。去年のノベッロの時に感じた印象がそのまま出たかも知れません。」
「それって作柄不良?」
私「夏場が暑く乾燥しなかったようです。最初に飲んだトスカーナ・ロッソの方は13%ありますから、トスカーナの方が良かったかも知れませんね。これも去年のノベッロ同様です。」
「2014年て難しいヴィンテージなんですね。」
「作柄が悪くてアルコール分が上がらなかったのかもしれませんが、ワインとしてちゃんとしてますよね。ありがちな暴力的な在り方じゃないし(笑)、マスキユーさんがよく言う、折り合いは
ついてますよね。」
「一番アルコール分を感じないアルコール度数は13.5%なんて言うけれど、それって前提ありきですよね。酸や濃度によって決まるし、日本人からすらと12%くらいで収まっているのが心地好いですよね(笑)。」
私「ワインとその作柄によってベストなアルコール度数 折り合いは違ってくるはずです。ワインの前提がカリフォルニアなら13.5%で理論化は出来ますが、それを他のワインに当てはめるのは大間違いです。」

●ビアンカルダ 2011年 ガロフォリ イタリア 赤 マルケ ロッソ・コーネロ D O.C. 750ml  1697 円 税込み
「神ガロフォリですね(笑)。」
「マスキユーさん!味わいが特別新奇な訳じゃないんですよね(笑)。基本クラシックですよね?」
私「はい。おっしゃる通りです(笑)。ブラインドで飲んでもマルケのワインだと解るスタイルなのですが、このクラスでこれほど完成度の高いワインは無いはず。近いと言えばファレスコかな(笑)?」
「旨み、広がりが素晴らしい!深みもあるし、あと余韻が長くて綺麗です
ね(笑)。」
「スッゴクしっかりしてるけど、重ったるく感じない。」
「樽を使った感じも無い?」
家内「古い大樽を使ってますが、樽香をつけるために使っている訳じゃないですね。ワインが調和するために木樽を使っています。」
「マスキユーさん、このワインすべてが良く出来てますが、2011年は良い作柄なんですか?」
私「はい。糖度は高く上がりアルコール分は14%あります。でも、アルコイックになっていません。無理に遅摘みしたりしていませんから、折り合いがとても良くバランスがとれています。ガロフォリのノベッロ2013年はアルコールが11.5%でしたが、素晴らしい出来映え。2014年は苦しかったようですが、。」
家内「2011年は今飲み頃に入ったところですね(笑)。時間が経つとどんどん良くなります。マルケのモンテプルチアーノは基本暗さ黒さがありますが、プラムやラズベリーのニュアンスがだんだん出てきます。」
「なるほどね。たしかマスキユーさん定番のチウ・チウも似てますよね(笑)。」
「小豆や黒豆っぽさが共通してるよね。ガロフォリの方はそれに赤い果実のニュアンスが加わるのかな。」
「このワインの広がりの良さ、クリアさは何に由来するのですか?もちろわ造りが良いのでしょうが(笑)。」
私「SO2が少なく感じたのでインポーターさんに問い合わせたところ、テクニカル・シートには書いていない(笑)。そこで通関の検査資料を調べると、析出不能レベルでした(笑)。1リットル中14ml 以下は析出出来ないようです。」
「それ以下ということなんだ。」
家内「おそらく、瓶詰め時に少しだけ入れる程度だと思います。」
私「それ以外の工程でSO2は使っていませんね。ましてや木樽を使いますから管理能力は素晴らしいです。」
「木樽の殺菌のためにSO2を使うんですね。」
私「ご明察です(笑)。木材の木孔部分に雑菌は繁殖しやすいようです。あと、醸造時に不健全な葡萄果が入ることもリスクとなります。」
「いわゆるビオ・ワインなんですね。」
私「ビオを謳いながらたくさんSO 2 を使う生産者が実は多い(笑)。インチキの方が多いです(笑)。」
家内「ガロフォリはビオを謳ってません(笑)。矜持があります。」
「美味しさには訳があるんですね(笑)。」

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試飲会番外編 201508

Sep 01, 2015 by weblogland |
今回のマスキュー試飲会でトップセラーとなったのが◯レゼルヴ 2013年 ドメーヌ・デュ・タリケ フランス ガスコーニュ 白 コート・ド・ガスコーニュI.G.P. 750ml 2005円税込み です!


タリケはもともとアルマニャック・ブランデーの生産者。冷涼な彼の地では糖度が上がらずまともなワインが出来にくい。そのため蒸留酒ブランデー生産に行きます。有名なコニャックも然り。
今でこそ技術も進み、温暖化の影響もあり、白ワインのスペシャリスト タリケ として名を馳せていますが、環境は過酷なので赤は造っていないようです。
実はサンプルでいただいたタリケのアルマニャックが少しだけありました。試飲会当日の混雑時には出せませんでしたが、ちょっと空いた時にちょびっとだけ舐めていただきました。皆様全員といかなくてご免なさい。

「すーばらしいな(笑)。」「コニャックとは違うよね。あれほど葡萄葡萄してない。」
「かといってアルマニャックらしくもない(笑)。ゴツゴツしてない。」
「香りが明瞭 かなりフローラル あと植物っぽさもあるよね。うっとりするね(笑)。」
「甘過ぎず品がある。バランスがとても良いなぁ。モルト・ウイスキーみたい。それも品のある上物(笑)。」
私「このワインがそのままブランデーになる訳ではありませんが、ワインで使った樽をブランデーの熟成に使っていることは間違いないですよね。品の良い極上のアリエ産の樽のニュアンスが共通しています。スモーキーさや過度の甘さがなく、複雑味と透明感があります。変にトロピカルじゃないところが気に入ってます(笑)。」
「これブラインドでやったら当たらないだろうなぁ(笑)。」
私「難易度高いですよね(笑)。」
「マスキューさん、これも売りなよ(笑)。でも高いかな(笑)?」
私「1万円は越えちゃうんですよね。」
「2万3万しなきゃイイんじゃない(笑)?」
私「家内と相談します(笑)。

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桝久試飲会レポート後半2015/08

Aug 31, 2015 by weblogland |
さて、後半戦の赤3本です。

まずはちょっと毛色の違うローヌです。
ヴァン・ド・ペイ・ド・ヴォークリューズ ルージュ 2012年 ドメーヌ・ド・ラ・モナディエール 南フランス ローヌ 赤 750ml 1819円税込み
私「このワイン シャトー・ヌフ・ド・パフとジゴンダスの間にあるヴァケラスのワインです。ただし畑が一部アペラシオンの外れに在るためV.D.P.となります。」
「軽くて飲みやすい!?」
「へぇー、いわゆるローヌっぽくないよね(笑)。スッゴくエレガント(笑)。でもなんで?」
私「おそらくプレス果汁を使わないためかと。インポーターさんに聴いてみますね(笑)。」
「なんでプレス果汁を使わないとこうなるんですか?」
私「余分に皮のタンニンを抽出しないからです。あと、醸しも低温で短いとおもいます。」
家内「ローヌでは長いところでは1ヶ月くらい醸す蔵がかなりあります。」
「なるほど、1ヶ月も醸したら全て溶けてドロドロになっちゃうんですね(笑)。」
私「あと、SO2も瓶詰め時に2mgほどしか入れていません。砕身の管理をしています。」
「へぇー、SO2って少ない方が良いとは思いますが、普通どれくらい入れるんですか?」
私「国際標準だと瓶詰め時に1リットル中に30mg 30ppmくらいが達成されています。テイスティングした際に添加量が50mgくらいだと違和感ないですね。」
家内「SO2は少ない方が良いのですが、全く入れないとかなり危険です。30mgくらい瓶詰め時に入れてくれた方が安心して扱えます。正直な話(笑)。」
「SO2の量が多いとどうなりますか?」
私「硫黄臭くなります。温泉地のあの臭いです(笑)。あと結合するとアマ苦く感じ喉を刺激します。ちょっとオェっとなります(笑)。」
家内「あとワインに広がりや余韻が狭まるかな。」
「なるほど!そう聞くとこのワインの味わいがよく理解できますよ(笑)。ところでこのワイン、軽いけれど強いですよね?」
私「そーなんです(笑)。酸がしっかりしています。昨日抜栓して今日飲むとより良くなっています。」
「ゴージャスじゃないけれど美しいよね(笑)。」
「地味に美味しい(笑)。」「でも、ローヌにありがちな真っ黒じゃない(笑)。赤い果実のニュアンスがあるよね。」
「エレガント!キメ細か。」
「うんうん。アメリカ人には解らない味(笑)。日本人向きで良いですね(笑)。」
私「さすがソムリエ!このワインの本質を見抜きますね(笑)。」
「アメリカ人向きのキャッチーで単純で甘さと力だけのワインじゃないよね(笑)。」
家内「和食の煮物なんか合わせ易いかな。出汁にも相性が良いはず。」
私「いわゆるローヌだと焼き鳥のタレなんて言うしかないんですが(笑)、これは和食に合わせ易いかと(笑)。」


さてさて、次はボルドーの赤。順番からするとヴァケラスの前にしたかったのですが、かなり強さがあるのでトリの前の登場です(笑)。
シャトー・クロノー 2013年フランス 赤 ボルドー・スペリュールA.C.750ml 1740円税込み
私「このワイン 実は4月の試飲会に出しました(笑)。その時はポテンシャルの高さは好評でしたが、あまり売れませんでした(大爆笑)。悔しくて(笑)、毎月飲みながら家内と『何時旨くなるかな?』と定点観測してました(笑)。」
家内「この夏を越えて よーやく 良くなってきました(笑)。」
「たしかに!タンニンがこなれて質感が増しましたね(笑)。」
私「でしょ(笑)!」
「これってメルロですよね。スッゴくしっかりしてる。」
「タンニンだけとったらグラン・ヴァン並みだよね(笑)。ランクが違う。」
私「ありがとうございます。そう言っていただいて涙出そうです(笑)。」
「ボルドー・スペリュールだとツルンとしたワインばっかりだけど、このワインはちょっと違うよね?」
家内「産地が北のベルジュラックに近いのが原因だと思います。あの墨汁のようなベルジュラックに似ています(笑)。」
私「家内はベルジュラックの墨汁っぽさが好きなんですよ(笑)。」
「ベルジュラックのワインって硬質で飲み頃になるまで時間がかかるんだよね(笑)。それで理解出来ました(笑)。」
私「これでも早飲みに造られてますが、それでもスローですよね(笑)。冬になる頃にはもっと良くなるはずです。」
「更にどうなるんですか?」
家内「甘さと柔らかさが増すはずです。味噌ダレの鍋が私を待ってます(笑)。」


さて、トリは大物(笑)。
ル・キャバレ・デゾワゾー2014年 ラ・プチ・コマンドリ フランス コルビエールA.C. 赤 750ml 3054円税込み
「うわっ!これすごい!今まで飲んだのとはレベルが違う(笑)。」
「うっまい!」
「全てがスゴいよね。」
「口の中がエライことになってる(笑)。大きさも凄いし、余韻が長い長い(笑)。いつまで経っても味が消えない。リキュールを飲んだ後みたい。」
「全房醗酵してプレスせずにフリーラン・ジュースだけで造っています。とてもプリミィティブな造りです。」
「4番目のヴァケラスがフリーランで造っているから綺麗で雑味がないのがこのワインと共通しているのは解りますが、大きさがこっちは桁外れにでかい(笑)。なんでですか?」
「収穫量がこのコルビエールは極端に低いからだと思います。おそらく1本の葡萄樹からハーフボトル1本分くらいしかとってないはず。あと、房ごと醗酵させるクラシックな全房醗酵により酸が多量に引き出されます。このためワインが立体的になります。口中でそそり立ちます(笑)。いわゆる壮麗さとなります。」
「マスキューさん!教本だと赤ワインは葡萄の房から粒を外して醗酵させるのがセオリーと書いてますが?」
私「間違いです(笑)。確かに除梗して醸造するスタイルが席巻していますが、基本的に赤ワインは全房醗酵させてフリーランだけで造るのが本来形です。」
「白ワインで全房醗酵させるスタイルもあると聞きましたが。それは?」
私「初耳です(笑)。葡萄果の酸不足を補うのかも(笑)。飲んでないのでなんとも…。」
「マスキューさん。梗って葡萄果に繋がる木質の小枝みたいなものですよね?あれって枝だからタンニンやエグ味に繋がるのでは?」
私「確かにプレスすると過剰なタンニンやエグ味の原因になります。実際に囓るとリンゴの味がします。リンゴ酸を多く含むようです。」
「コルビエールのワインだとマスキューさんはオプティマも扱ってますよね(笑)。あれってこのワインとは対極ですよね(笑)?」
私「おっしゃる通り!オプティマは今風のトップランナーでございます(笑)。」
「ワインって産地じゃなくて造り方や造り手に依存するんですね。」
「このワインって、この変な(笑)オジサン味のワインなんだな(大爆笑)。」
家内「あと、このワインアルコール分は12%と低いのですが、折り合いが素晴らしい。ラングドックらしからないワインになっています。もちろん作柄が困難であったことも含めてですが。」
私「葡萄樹の仕立てが低いですから、その分養分は葡萄果に集まります。ただ作業効率は悪いし(腰が痛くなる。)、葡萄房が蒸れないように常に下草を抜かなくてはなりません。ハードワークですから、彼の手におえる4ヘクタールの畑が限界だと思います。質を重視した生産者に違いありません。」
「変わり者じゃなきゃ出来ないんだろうなぁ(笑)。きっと凄い人なんでしょうね。」

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桝久 試飲会 リポート 前半

Aug 31, 2015 by weblogland |
昨日一昨日とマスキュー試飲会にお越しくださりありがとうございました。
ようやく涼しくなり今回は混雑を予想しましたが、出足はいまいち(笑)。嫌な予感が…。
夕方ご来店が集中してしまいました。ワインが無くなるは、バタバタ。
行き届かず申し訳ございませんでした。


まずは、私の敬愛する『神』ガロフォリのスタンダードの白
◯マクリーナ 2013年 ガロフォリ イタリア マルケ 白 ヴェルディッキオ・デ・カステル・ディ・イエージD.O.C. 750ml 1465円税込み
「マスキューさん。ガロフォリって毎年ノヴェッロで扱ってますよね。白ワインも造ってたんですね?」
私「はい。ガロフォリはもともと白のイエージで有名です。このD.O.C.をD.O.C.G.にまで引き上げた功労者です(笑)。」
家内「イエージの白は暖かい海岸部のワインなので酸がなく緩いイメージがありますが…。」
「おっ!これたっぷりしててイイね(笑)。非常に飲みやすい(笑)。」
「ぱーん!としたインパクトがあるよね。飲むと思わずニンマリ(笑)。」
「うーん。ヴェルデッキオよりヴェルメンティーノの方が塩辛くて海っぽいかな。ヴェルメンティーノの方が派手でよりアロマティックでより豊満(笑)かな。」
「私、昔よくイエージ飲みましたよ(笑)。お洒落な瓶だったな。ガロフォリみたいに飲みごたえはなくて軽かったなぁ。」
私「オールド・ファンには イエージ イメージ 悪い(大爆笑)。」
「マスキューさん。ガロフォリのワイン 私はとても緻密に感じますが それでも酸がないのですか?」
私「酸とアルコール分エキス分のバランスはとても良いと思います。酸が少なくとも在り方があると理解していただければ良いかと。後の白2本と比べるとよく解るはずです(笑)。」
「このワイン香りが凄く複雑ですよね。色々なフルーツの香りがする。」
「ありがちなレモンやグレープフルーツだけじゃない。」
私「マンゴーやパイナップルのトロピカルなニュアンスがあります。白系から黄色系までの果実味が特徴的です。ヴェルデッキオらしい味わいです。」
家内「あと後味のアーモンドっぽさ ピリッとしたスパイシーさもらしくて良いですよね(笑)。」
「マスキューさん、もっと早くこのワイン紹介してくれればよかったのに(笑)。真夏に飲みたかった!」
「ところで食べ物は何が良いかな?」
「魚介類+オリーブオイル+トマトソースは鉄板だよね(笑)。」
家内「生しらずに生姜を刻んだのを載せて醤油をかけてレモンを搾ってかけたら完璧!」
私「生しらずってオイリーだし、生姜のピリッと感もワインと合いそうだよね(笑)。」
家内「このワインは醤油には合うはず(笑)。」
私「醤油とレモン汁のハーフ・ハーフは鉄板だよ。」

次のワインは強く冷して飲んでいただきました(笑)。
◯アルザス リースリング2014年 ポール・ジャングランジェ フランス アルザス 白 750ml 2093円税込み
「さっわやかぁー!」
「これは冷えてなきゃダメ(笑)。飲むと活力が湧くなぁ。」
「マスキューさん。このワイン 昔から売ってました?」
私「はい。このヴィンテージからラベル・デザインが変わりました。アルザスにしては甘さがなくかなりドライに仕上がっています。酸がしっかりしてるので揺るがない良さがあるかと。」
「前のラベルの方がアルザスらしいかな(笑)。」
「アルザスのワインって少し甘いですよね。これは甘さを感じないですね。」
私「通常1リットルに9グラムくらいは糖分を残しますが、このワインは5グラム以下かと。酸があるので糖分が少なくてもバランスが取れています。」
「それって品質に由来することなんですか?」
私「はい。基本的に酸は収穫量の多寡に比例します。」
「それにしても広がりが素晴らしい。マスキューさん。このワインはまだまだもつのですか?」
私「リースリングらしいライム、レモン、グレープフルーツの香りがすべて出ていますから、今が飲み頃かと。今飲むべきワインに仕上がっています。まだオイリーな感じはしていませんが、この状態がベストかと。」
「アルザスのワインにしては安いですよね(笑)?ちょっと良いとすぐ4~5000円しちゃうもんね。」
私「まあ、ゴージャスなワインではありませんが、実直な良いワインかと。50%にフードルを使っているのがクラシックで良いかと(笑)。」
また、お客様の中に実際アルザスに行かれた方も4~5人はおられました。中には10月にワイン・ツアー行く予定の方も。もはやアルザスって日本人にとってはスペシャルであっても遠からぬ地。我々もお客様に教えていただくことが沢山あります。ラッキーです(笑)。


さて、次は白ワイン造りの名人タリケのワイン。偉大なイヴ・グサッサの後を引き継いだ息子のワインは如何に?
◯レゼルヴ 2013年 ドメーヌ・デュ・タリケ フランス ガスコーニュ 白 コート・ド・ガスコーニュI.G.P. 750ml 2005円税込み
「おー!旨い!ゴージャスなワインですねぇ(笑)。」
「樽香もするけれど全く邪魔じゃない。」
家内「溶け込みが良いですよね(笑)。何タルかわかっている(笑)。」
「まず綺麗で甘いクリームの香りがしますが…。これは樽由来ですか?」
私「はい。」
「スッゴくピュアなクリームみたい。意地悪な印象がないんですよね。」
私「樽醗酵 樽熟成しています。ただし、期間は半年ほどと短いのがミソです。あと樽材はアリエ産の極上品を使ってますね。多分。」
「このワイン 凄く柔らかく感じますが、酸がとても強いですよね。酸の強さが樽香に負けていないということですか?」
私「さすが!上級者!ありがとうございます。おっしゃる通りでございます。」
家内「でもアルコール分は12%と高くありません。」
「えっ!13~4%くらいあるかと思った(笑)。アルコール分が高ければ良い訳じゃないんですね?」
私「ガスコーニュはもともと寒くまともなワインを造るのが難しい土地柄です。タリケも赤は造っていません。」
「何故 赤ワインを造らないのですか?」
「黒葡萄のタンニンがのるには寒冷過ぎるからです。白も収穫のリスク回避に様々な品種を植えているようです。」
「何故ですか?」
私「収穫期をずらして冷害による全滅を避けるためです。」
「時間が経つと後味に植物 ハーブなんかのニュアンスがある!」
「あっ!ピクルス!(大爆笑)」
「複雑だなぁ~。広がりも素晴らしいし、余韻が長くて綺麗。ウットリするよね。」
家内「タリケはどんなに作柄が悪くても補糖や補酸しません。ものすごい尽力です。」
「パパを越えたな(笑)。」
私「ありがとうございます。タリケを一番沢山飲んでいただいているTさんに言っていただけると心強いです(笑)。」

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試飲会の反省会です(笑)。

Jul 29, 2015 by weblogland |
私「今回まさか『アパッシメント』が一番売れるとは予想外だったよね(笑)」
家内「うん。あれには驚かされたね(笑)。ケース買いのお客様もいたけど、何だかんだ皆さん1本は買われたからね。」



私「このクソ暑い時に『アパッシメント』出すのは、ちょっとためらったけど、正解だったよね(笑)。」
家内「単純にワインのコスト・パフォーマンスの高さや新奇さはすばぬけているから、それを正当に評価して下さったんだよね。」
私「中には『この暑い時にアパッシメントとは何事か!』なんて怒る方がいるかもと、内心ヒヤヒヤだったよ(笑)。」
家内「マスキューのお客様はレベルが高いよね(笑)。質を見極める力がある。」
私「Kさんなんか『カクテルみたいに飲んだら美味しい』なんて提案してくれたよ。なかなか思いつかないよね(笑)。今度タウザーで試してみよう(笑)。」

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桝久 試飲会リポート 201507

Jul 27, 2015 by weblogland |
昨日、一昨日とっても暑~い中、お越しくださりありがとうございました!

まずはウェルカムのカバ
◯ヴィーニャ・アデイラ カバ ブリュット・ナトゥーレ ロペス・モレナス スペイン 発泡性 白 カバ 750ml 1203円税込み
「ぷはぁ~。旨いなぁ(笑)。まさにウェルカム(笑)。マスキューさんの言うところの『清涼感の塊』ね(笑)。」
「けっこうガチっとしてるよね。割りとスパルタン(笑)かな」
「レモンやライム、グレープ・フルーツなんかの果実味が自然で、飲むと口の中を広がる広がる(笑)。あと、後口が綺麗。」
「そうそう、後口がべたつかない。カバって割りと後口がべたついたりするけどそれがないよね。」
私「最後に糖分添加しないいわゆるノン・ドセです。」
「へぇー。カバのノン・ドセって難しいんだよね。」
私「そーなんです。カバは暑い産地のワインですから基本的に酸がない。それをドザージュしないと厚みがなくてペラペラになりがちです。かなり薄く感じてしまいます。この点このカバはペラペラ感がなくて良いかと(笑)。」
「それって何故ですか?何故このカバはペラペラに感じないのですか?」
私「マロラクティック醗酵をブロックすることで減酸を止めています。」
家内「あと、産地が割りと標高が高いかもしれません。」
「カバってバロセロナの近くの暑いところで造られますよね?」
家内「バルセロナの西のペネデスが有名ですが、最近はそこ以外の各地にカバD.O.を認めています。ちなみにこのカバはポルトガル国境付近のD.O.ルベラ・デル・グァディアーナの中心部でD.O.カバ認証を取得したものです。いまやカ.バ.は原産地呼称と言うより、作り方の限定呼称になったようです。」
「セパージュの縛りも無くなったんですか?」
家内「このカバはマカベオ90%、パレリャーダ10%。チャレロは使っていません。」
私「マカベオは酸よりも厚みに作用する品種と思ってましたから意表を突かれました(笑)。」
「カバって名乗れれば売りやすいことが産地間の競争にも繋がるから、良いことでもあるよね(笑)。」
「へぇー、需要があって売れてるんだな(笑)。原産地呼称も商売あってだからね(笑)。」
「テレビの料理番組でもカバは良く出てくるもんね(笑)。」
「あっ、それって『チューボーです。』だ(大爆笑)。」


続いてはイタリアの泡
◯プロセッコ 『トレヴィソ』 エキストラ・ドライ レ・コンテッセ イタリア ヴェネト 発泡性 白 750ml 2000円税込み
「あっ、これ良いね(笑)。ちょっと甘いけど旨い。」
「エキストラ・ドライって書いてあるけどな?」
私「残糖分は10グラム以上ありますよね(笑)。」
「特徴的な味。好きだなぁ。」
「プロセッコってこんな味だったっけ(笑)?少し甘くて飲みやすいくらいの印象しかない(笑)。」
私「プロセッコらしい味わいですから、資格試験受験される方は覚えるには最適のワインですよ(笑)。」
「このラムネみたいな味。おじさん好きだなぁ(笑)。」
私「私も大好きです(笑)。」
「マスキューさん!以前売ってたイタリアのヴェネトのピノ・グリもラムネの味わいがしましたよね。このプロセッコと共通してますよね?」
私「さすが!どちらも収穫を早摘みにしています。」
「遅く摘むことは良く聞きますが、早く摘むこともあるんですね?」
私「赤ワインの場合は青臭くなりますが、白ワインの場合は搾汁を優しくすると青臭くならないようです。リンゴ酸由来のライム香もラムネのような感じになります。逆に完熟するとライム香は鋭くなります。」
「へぇー、面白いやり方ですよね。地域性ですか?」
家内「ポルトガルのヴィーニャ・ヴェルデやスペインのチャコリなんかも似た意識があります。」
私「雨が多い産地に共通した行き方みたいです。アルコール分は上がらないけれど葡萄の質と量を確保するには一番効率の良い行き方のようです。」
「じゃあ、日本でも良いかも(笑)!ラムネ味は日本人好みだし(笑)。」
私「はい。あとこのプロセッコはアルコール分が11%です。タンク内二次醗酵前の原料ワインのアルコール度は恐らく9.5%くらいです。プロセッコじゃなくて『ジャパセッコ』が可能かと(笑)。」
「『ラムネっ子』なんてイーかも(笑)。メーカーさん、誰かパクって(笑)。」
「ラムネっぽさに桃みたいな柔らかい香りがして素敵。『ラムネっ子』より『ラムネっ娘』がこの場合正しい(笑)。女子大好き味(笑)。」
私「おじさんも好きです(笑)。」
「マスキューさん、ところでこのプロセッコ 泡がしっかりしてますよね。瓶内二次醗酵したみたい。」
家内「タンクで二次醗酵した後にタンクを移して澱引きします。この際ガスが失われないようにワインを移す空のタンクに炭酸ガスを充填したままワインを移動するそうです。設備にお金をかけていますね。」
私「プロセッコの生産者は中規模から大規模のお金持ちが多いですね。この点このプロセッコの生産者レ・コンテッセは規模は小さい。お金持ちですけど(笑)。プロセッコ用の葡萄も自分の畑で造りますから、目が行き届くと。買い葡萄はしないようです。」
「なるほど、だから特徴的なプロセッコが出来るんだな。」
「日本に入ってくるプロセッコは大量生産品なんだな(笑)。だから甘くて飲みやすいだけの印象しかない(笑)。」
家内「プロセッコは世界的に流行りましたが、本人達は『プロセッコよりスティルワインの方が美味しいよ』みたいな感じなんですよ(笑)。」
「世事を見ながら流されない ラテンの血が流れてるね(笑)。」


さて、泡のトドメ
◯クレマン・ダルザス エキストラ・ブリュット ドメーヌ・アルベールマン フランス アルザス 発泡性 白 750ml 2962円税込み
「アルベールマンってマルセル・ダイスやトリンバックなんかと並び称される自然派のスター生産者ですよね。よく入荷しましたね(笑)。」
私「リースリングやピノ・グリなんかも試飲しましたが、マルセル・ダイスに似た濃いスタイルでした。値段も同じように高いし(笑)。美味しいけどしょっちゅうは飲めない(笑)。そうするとこのクレマンくらいが身の丈に合っているかと(笑)。」
家内「でも、ちょっと難しい(笑)。すぐに香りが出ないんですよね(笑)。」
「キメが細かいなぁ。泡の出方が素晴らしい。液体の中から涌いてくる(笑)。」
「旨味がスゴく品良く感じる。分子が細かいみたいな…。」
「旨味ブラス柑橘類…。」「セパージュは えーと ピノ・グリ リースリング ゲヴュルツトラミネールは入ってないかな…。」
「白ワインの品種のニュアンスが強いよね。」
私「はい。これブラインドやっても当たらないですよね。」
家内「ピノ・ブラン66%、ピノ・ノワール28%、ピノ・グリ 6% とピノ尽くし(笑)。」
「ピノ・ノワールが入っているとは!絶句するな(笑)。」
「重くならないんだな?」
「マスキューさんがブログで書いてあるような複雑さを感じないんですが(笑)…。」
私「グラスに注いだばかりですと、レモンやライムの柑橘類のニュアンスが支配的ですが、時間が経つとメロンや香草、黄色い果実やトロピカルフルーツのニュアンスが加わります。ただし派手な出方ではなくバランスが良く品があります。」
家内「翌日飲むとかなりハッキリしますが、翌日泡を飲むのはどうかと…(笑)。」
私「この辺が解りにくいところでして(笑)…。」
家内「何年間更に寝かしてから飲むべきワインかも知れませんね。」
金曜日の残りのクレマンを土曜日の最後に飲むと在るべき姿になっておりました。解りにくくてスミマセンでした!ちなみに泡もまだまだしっかり涌いていました。ごめんなさい!


さてさて、泡の次はマスキュー定番のハンガリーの白
◯トカイ フルミント ドライ 白 2014年 シャトー・デレスラ ハンガリー D.H.C.トカイ スクリュー・キャップ 750ml 1296円税込み
「おっ、これは随分飲んだなぁ(笑)。コスト・パフォーマンスの高いんだよね(笑)。」
家内「ヴィンテージが2013から2014に変わりました。2014は大きさが増しましたよ(笑)。」
「おー、突き抜ける突き抜ける(笑)。でもふっくら感もあるから飲みやすい。」
「スゴくフレッシュ!マスカットっぽさ ハチミツみたいな甘さもあるよ(笑)。」
「伸びやかだし、飲み込んだ後の余韻が長くて綺麗。安いんだけどなぁ(笑)。」
「泡の後に飲んでも全然負けない(笑)。勝ってるかも(笑)。」
「普通は泡の前に持ってくるところだけど、泡の後に並んでたから、私は飲む前からマスキューさんの意図は解ってたよ(笑)。」
私「やっぱり(笑)。」
「イタリアやフランスのワインとは全くちがうよね。どちらかと言えばドイツの方が近いニュアンスがあるよね。」
家内「オリーブ・オイルやバターではなく、塩や穀物オイルに合うスタイルかと。」
私「味噌にも合いますよ(笑)。」
家内「唐辛子味噌に豚肉と白菜を入れた鍋に合わすのが我が家の冬場の定番です。ワインの温度は常温。夏場は冷やしてベーコンを焼いただけでもグッド(笑)。」
「レモン醤油だったら何でもいけるね(笑)。」
「レモン醤油って、どう造りますか?」
私「レモンと醤油 ハーフ・ハーフです(笑)。」
「真央ちゃんだね(大爆笑)。」
「温度が変わるとワインの表情がこんなにも変わるんですね(笑)。それを上手く利用しなきゃね(笑)。」
私「上級者です!」


さて、次もヴィンテージ変わりの定番の赤。
●エルミータ・デ・サン・ロレンソ グラン・レゼルバ アルティーガ・フステル 2005年 スベイン 赤 セントロ マンチュエラD.O.750ml 1296円税込み
「マスキューさん!これも随分沢山飲みましたよ(笑)。」
「美味しいな(笑)。たしかに2004年とは違うね。…あの枯れたニュアンスはない。2005年の方が力がある。まだ延び代があるかな(笑)。」
「2005年はすっごくエレガント 美しいよね(笑)。」「綺麗の一語(笑)。」
「金糸の網はリオハワインでしたっけ(笑)?」
家内「リオハのすぐ近くのカンポ・デ・ボルハというD.O.です。テンプラリーニョにカベルネソーヴィニヨンを混ぜています。」
「グラン・レゼルバらしく整っているよね。カベルネが入っているとは解らなかったけど(笑)。」
家内「瓶熟成はしない今風の熟成スタイルのワインですが、リリースまで10年かけています。」
私「瓶熟成しない分逆に品質は安定してます。ミィディアムなワインだとこのスタイルの熟成法の方が良いのかも知れませんね。」
「トカイ・フルミントと言いエルミータと言い、ヴィンテージの違いってあるんですね。毎年違うんですね。」
私「今回は良い方に違いましたので、試飲会に出しました(笑)。悪く違う時には試飲会に出す勇気がありません(ホント)。」
家内「悪く変わった時は二人でこっそり試飲会です(笑)。」


さて、トリはちょっと暑苦しい赤(笑)。ミスマッチかな(笑)?
●『アパッシメント』2013年 カーサ・ヴィニロニア イタリア プーリア 赤 I.G.P. 750ml 1527円税込み
「おー、これこれ、『アパッシメント』。マスキューさん変なワイン見つけて来ましたね(笑)。一体どうやって見つけるんですか(笑)?」
私「試飲あるのみ(笑)!あとインポーターさんも我々の嗜好を知っていますから、こっそり耳打ちしてくれます(笑)。」
「これ、旨いな。イーですよ。」
「陰干ししたワインって巨大化するけど、決して飲みやすい訳でもないし、一杯飲むとお腹一杯になっちゃう(笑)。でもこれはちょっと違う。程好い(笑)。」
「マスキューさん定番のスポンサも似た造りだけど、このワインとはまた違いますよね。」
私「2週間ほど陰干しするスタイルなのでアマローネほどの極端さはありませんね。」
「飲むといかにも南イタリアン(笑)。南のモンテプルチアーノっぽいかな?」
私「モリーゼのモンテプルチアーノにも似てますよね(笑)。」
「プリミィティーボっぽさもありにはあるけど、ちょっと違うかな?」
私「ブラインドで飲んだ時はネグロ・アマーロ100%と思いました(笑)。」
家内「実際はメルロ60%、プリミィティーボ30%、ネグロ・アマーロ10%です。」
私「お恥ずかしい(笑)。しっとりしていて凸凹がないので単一品種かと思いました。」
家内「単一でないとすると混醸?謎が多い味わいです。」
「クリームのような香が強いのですが、樽香ですよね?トロイアに似てるかな?」
私「樽は使っているはずですが、割りと嫌みに感じない不思議さがあるんですよね(笑)。樽の使い方も上手いと思います。」
家内「あと、割に酸がありしっかりしています。寒暖差がある内陸部かも?」
私「好奇心をくすぐられるワインです(笑)。」


ちなみに本日のトップ・セラーは なっ なんと 『アパッシメント』でした。暑い中暑苦しいワインが一番売れる不思議(笑)。それはマスキューのお客様のワインに対する愛情と好奇心が暑さを凌いだ結果でございます。
ありがとうございました!

桝久商店 岡本利秋・昭子

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ドイツワインのサンプル

Jul 14, 2015 by weblogland |
ふふふ(笑)。

ドイツワインのサンプルを久~し振りに取り寄せました(笑)。

もちろん白ですが完全な辛口。しかも葡萄品種はシュペートブルグンダー ピノ・ノワールです。
先日のモトックスさんの試飲会で発見!
マスキュー担当のSさんのお勧めワインブースで見つけました(笑)。
私「あれ、Sさん!自分のブースがあるなんてスゴいじゃん(笑)!島流し(笑)?」
Sさん「私が愛するワインコーナーです(笑)。」
私「売れなかったら左遷(笑)?」
などと痛ぶってから試飲です(笑)。
私「このドイツの白 旨いね(笑)。酸のバランス 旨味の厚み・広がり ともに素晴らしい!」
Sさん「しかも、ピノ・ノワールなんですよ!」
私「アロマチックじゃないけど、実に旨いね(笑)。東欧の辛口ワインにスタイルが似てるかな?」
Sさん「ビオですから自然な味わいです!」

確かに旨い。
補糖はしてないな。
収量は低いな。
マロラクティック・コントロールはしてるかも?
シュール・リーもしてるかな?
SO2も瓶詰時に30mmgくらいの添加かな?
木樽は使ってないな。

こんな訳で早速サンプルを取り寄せました(笑)。じっくり飲むと更に解ることがあるはず

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ハンガリーのトカイ フルミント2014年

Jul 11, 2015 by weblogland |
昨日はハンガリーのトカイ フルミント2014年を飲みました。ヴィンテージが2013年から2014年に変わったので確認です(笑)。
旨いですね。厚みと広がりが素晴らしい。酸のあるシャルドネやシェナン・ブランっぽいかな(笑)。シャンパーニュのハイパー・エドシックが買ってテコ入れしたシャトー・デレスラですが、ポテンシャルは高いですね。それを見抜いた、ハイパー・エドシックの眼力は流石ですね(笑)。
ところで、あれだけタイトで厚みのある白ワインが出来るのですから、泡も造っているはず!シャンパーニュに比肩するような泡が出来る予感がしますねぇ(笑)。
時間はかなりかかるとは思いますが、きっと造るはず。基本的に冷涼な彼の地、驚くほど美味しくて安い泡が出来るはず!
私の妄想は止まりません(笑)。
造っているかどうか聞いてみよう(笑)!

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試飲会のおさらいです(笑)。201506

Jun 30, 2015 by weblogland |
昨日の晩は試飲会の残りのピノ・ノワール『レ・ゼキサゴナル』2012年 ドメーヌ・ジャン・フランソワ・メリオーとコルビエール 2011年『オプティマ』シャトー・ラ・バスティード を飲みました。
どちらもしっかりしてましたね(笑)。
『レ・ゼキサゴナル』は酸のあるスタイルですから基本的に生命力はあります。驚いたのは『オプティマ』。通例酸のないワインはすぐにバランスを崩しますが、崩れない(笑)。あまり余計な手を加えないところが良いのでしょうね。濃縮果汁器や液体調整するとあざとくなったり、平板になったり過剰になったりしますが、『オプティマ』にはそれがない。真面目にワインを造っている証拠ですね(笑)。
そうそう、試飲会であるお客様から聞かれたのですが。
「マスキューさん!『レ・ゼキサゴナル』はクラシックで『オプティマ』はモダンスタイルなんですね?」
その場では「はい。」と変事をしましたが、どちらもモダンスタイルと考えた方が正しいのでは?
酸のあるスタイルと酸の少ないスタイルと分けるのが正しいかも。少なくとも両者に価値の差はないと判断するべきかと。
原理主義者の私(笑)ではありますが、酸が無くて多量のタンニンとグリセリンで飲ませるスタイルでも、そこに欺くような意図が無ければ良いのです。ワインは商品作物ですから経済的効率は必須なのですが、「一発騙して当ててやろう!」的ワインを選別するのがマスキューの仕事かも(笑)。

片寄らずどちらも売れた事で気がつきました

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桝久 試飲会リポート 後編 201506

Jun 30, 2015 by weblogland |
さて、後半の赤2本は先月に引き続きフランス ロワールのピノ・ノワールです。

●ピノ・ノワール『レ・ゼキサゴナル』2012年 ドメーヌ・ジャン・フランソワ・メリオー フランス ロワール V.D.F.赤 750ml 1666円税込み
「あっ、これキレイ!スッゴくピノ・ノワールらしい(笑)。」
「濁りがないよね。でもブルゴーニュとはちょっと違うニュアンスもある。ロワール味(笑)?何でかな?土壌や造りが違うからですか?」
私「解りません(笑)。」
「ちょっと植物みたいな感じもありますよね。」
家内「はい。草っぽさや青さがあります。ただ昔のロワール・ワインに顕著に現れたらピーマン臭ほどではありません。あの当時の収穫のタイミングが早かったことが由来の香りではありません。」
「収穫のタイミングが早いと青臭くなるんですか?」
私「葡萄果が完熟した後2~3日してから種のタンニンが完熟します。ロワールでは以前はタンニンが完熟する前の葡萄果の完熟時に収穫日を設定していました。冷涼なロワールではリスクを避けるためなるべく収穫を早くしたいという生産者のマインドが影響したようです。ちょっと昔のワイン本ではピーマン臭さがロワールの特徴と書いていました。」
「このワインのラベルデザインを見て気が付いたのですが(笑)。支配的な赤とピンクの線に混じり青、緑、黄緑、黄色の線が引かれてますよね。これってこのワインの味わいを色で表しているんですね(笑)。」
私「おー!さすが!良くお気づきで!今気が付きました(笑)。」
「ピノらしいベリー系の香りの中に隠し味的に様々な植物のニュアンスがあるんですね。置く深いですね。」
「このワイン凄くフルーティーなんですが、しっかりもしてますよね。昨日あけたワインと今あけたばかりのワインを比べると、昨日あけたワインの方が香りが多くて飲みやすい(笑)。」
「そうそう。昨日あけた方が断然美味しい(笑)。」
私「ありがとうございます。このワイン、実はとてもしっかりしています。」
「ブルゴーニュのピノ・ノワールでこれくらいしっかりしたピノ・ノワールだと3000円以上出さないとないよね(笑)。」
家内「マスキュー扱いのピノ・ノワールの中でもベスト・コスト・パフォーマンスです(笑)。」
「マスキューさん!ロワールのこのワインとコルビエールの『オプティマ』との対比は面白いですね(笑)。」
私「読まれましたね(笑)。『オプティマ』が今風の圧倒的なボディーで楽しむスタイル。『レ・ゼキサゴナル』は酸で飲ませるスタイルです。」

そしてトリは取りつくしまもないほどのクラシック・ワインの登場です(笑)。
●メヌトゥー・サロン 2011年 ドメーヌ・フィリップ・ジベール フランス ロワール 赤 メヌトゥー・サロンA.C. 750ml 3055円税込み
「ロワールでもピノ・ノワールは沢山造られているんですね。」
家内「最近増える傾向です。温暖化も影響しているかもしれません。」
「そうだよね。だってこのメヌトゥー・サロンってサンセールの隣だもんね。白しか造ってないかと思ってましたよ(笑)。」
「ところでこのワイン 物凄いのですが…、上手く表現できない(笑)。」
「これも昨日抜栓したのですか?昨日と比べてどうなのですか?」
私「抜栓は昨日です。昨日と比べてもあまり変わりありません(笑)。」
「凄く強くて深い。香りはあまりしませんけど…、ピノ・ノワールなんですか(笑)?」
私「強いですけれどアルコール分は12.5%です。前の『レ・ゼキサゴナル』が13%です。」
「えっ!12.5%しかないのですか?アルコール分は強さに比例しないのですか?」
私「メヌトゥー・サロンの場合は12.5%くらいの糖度で完熟するのがベスト。酸との折り合いが一番良いかと。ロワール河中流に産地がある『レ・ゼキサゴナル』は上流より少し暖かいので13%くらいの糖度で完熟収穫するのがベストのようです。」
「マスキューさん!このメヌトゥー・サロンは先月の試飲会の最後に出たムーラン・ブランのピノ・ノワールに似てますよね。やはり同じようにビオですか?」
家内「はい。その範疇ですね。ただビオといっても生産者によりかなりアプローチの違いがあり、一括りにできません。」
私「ムーラン・ブランとメヌトゥー・サロンは全房醗酵と栽培時の低農薬は共通しますが、それ以外のテクニカルなビオ的アプローチは違うと思います。あと1本の葡萄樹から得られるジュースはフルボトル1本以下なのは共通してるかな(笑)。」
家内「両者とも抜栓してから10日ほどして飲んでも美味しいのも共通かな(笑)。」
「どっちもモンスターですな(笑)。」
私「品質の高さは確かです。ただし、すぐ飲めて凄く美味しいかといえばそうではないのも事実です。難解でもあります。」
「うーん。私はアルコール分が高いほど糖度の高い良いワインだと思っていましたが、そうではないんですね(笑)。」
私「ただワインのスタイルによりますよね。暑い産地では必然的に糖度は上がります。そしてより濃い果汁を得るためにより糖度を高くする方向に行きます。」
家内「それが酸のあるスタイルと酸のないボディーで飲むスタイルとなります。ただし酸のないスタイルは味わいが似てしまう傾向があります。ローカル色がなくなる傾向となります。」
「でも、『オプティマ』があの値段なら誰も文句は言わないですよね(笑)。」
私「でも『オプティマ』が5000円以上で売られていたら頭にくる(笑)。現実はとても多いですよ(笑)。」

今回の試飲会は『オプティマ』と『『レ・ゼキサゴナル』の対比がメイン・テーマでした。どちらを皆さんが好むか勉強させていただきました。結果、好みは別れますが、売れた本数は同じくらいでした。
ただ、なかには両方購入された強者ワイン・ラヴァーもチラホラ(笑)。皆様のレベルの高さを知りました。

ありがとうございました。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 試飲会リポート 前編 201506

Jun 29, 2015 by weblogland |
昨日、一昨日とマスキュー試飲会にお越しくださりありがとうございました。

まずはウェルカムの泡からです!
◯トゥレーヌ ブラン・ドゥ・ブラン メソッド・トラディショナル N.V. ソシエテ・ロジェ・フェリシアン・ブルー フランス ロワール 発泡性 白 750ml 2145円税込み
「あー!旨い。汗が引っ込むね(笑)。」
「甘く感じないし、爽快だね(笑)。」
私「酸があり良く冷やしていますから、甘さはあまり感じません。もちろんそれを狙って供出温度は低くしました(笑)。」
「シェナン・ブランってもともと突き抜けるような広がりがあるから爽快感につながりますよね(笑)。」
私「そのへんの塩梅が絶妙かと。T.P.O.に合っているかと(笑)。」
「そーだよね。いきなりシャンパンっていうのも変だしね。まずぐびぐび飲めるのか良い(笑)。」
「このワイン 泡が割りと強いですよね?」
私「実は5時間前に抜栓しています。かなり泡はしっかりしてます。」
「えー!上物ですねぇ(笑)。」
「これってシャンパンとはどう違うんですか?」
家内「まず産地が違います。あと使っている葡萄品種がシェナン・ブランです。この点が大きな違いですね。」
私「瓶内熟成の期間もシャンパンより少し短いですね。」
「なるほど!シャンパンほどのナッツィーさがないのは熟成期間が短いからなんだな。」
私「ご名答でございます(笑)。」
家内「このワイン、シェナンの広がりの良さとフルーティーさが身上ですね。」
「マスキューさん!これってクレマン・ド・ロワールではないのですか?」
私「良くお気づきで!A.O.C.はトゥーレーヌ・ブラン・ドゥ・ブランとなっています。この辺りがこだわりかと(笑)。」
「クレマンよりガス圧が高いような感じだな。」
「シャンパンより気軽に飲めそう(笑)。デイリーに使える。合わせる食べ物も高級じゃなくても良さそうだし(笑)。」
「値段はシャンパンの半分だしね(笑)。」
家内「マスキューでは定番だったラングロワ・シャトーのクレマンが異常に高価になり扱いを止めました。ようやくその代わりが見つかりました(笑)。」
私「あー、良かった!なのです(笑)。」
「これってカルボナーラ食べながら飲んだら合いそうですよね(笑)。真っ昼間に外のテラスでやってみたいな(笑)!」
家内「クリーム系とは鉄板ですよ(笑)。」
私「今月の私の大発見はこのワインと仙台銘菓『萩の月』とのマリアージュでございます(笑)。」
「なるほど!カスタードクリームが鍵ですね(笑)。」

さてさて、次は進化するロゼ・ワイン。
●『ゼゼン』ロサート 2014年 ボデガス・ゼゼン スペイン ナバラD.O. ロゼ 750ml 1425円税込み
「おっ、この色はピジョン・ブラッドかな(笑)?」
「赤ワインに近い?ロゼにしては濃くて深い。あとのピノ・ノワールとあんまり変わらない(笑)。」
私「セニエで造っていますから、色も味わいも濃いですよね。」
「セニエって何ですか?」
私「簡単に言うと赤ワインを造る工程で果汁に色が付いたら果汁だけを抜き取る方法です。『瀉血法』なんて邦訳されます。」
「へぇー、そうやってロゼは造られるのですか?」
私「セニエで造るロゼは割りと高級なロゼです。歩留まりが悪いですから(笑)。」
家内「あとジュースにストレスを与えない分厚みがあり、クリアになります。」
私「このロゼは何年か前から扱っていますが、2014年は果実味自体が今まで以上に明瞭でイノヴェーションしています。」
「ベリーの香り!クランベリーの香りがハッキリ(笑)。」
「そうそう。あとレッドベリー、アセロラっぽい。グレープフルーツやレモンも。」
私「白から赤い果実まで非常に幅広く表出しています。しかもそれらが非常に明瞭。この点トップランナーと言って良いかと。」
「セニエで造ったロゼはどちらかと言うと厚みに重きを置く高級品。これほどフルーティーなスタイルは初めてだね(笑)。」
「マスキューさん!これって甘いですよね?」
私「甘く感じますが、残糖分ではありません。グリセリンの甘さかと。ちなみにこのワイン アルコール分は14%あります。」
「そんなに高いんだ!低アルコールの有りがちなワインじゃないんだ(笑)。」
「しっかりしていながら、果実味が明瞭で複雑。しかもアルコイックじゃない。うーん。確かにブレーク・スルーしてますな(笑)。」
「これって、品種はテンプラリーニョですか?」
家内「じつはガルナッチャ グルナッシュです。」
「ガルナッチャってこんなにフルーティーでアロマチックなんだ?驚きだな(笑)。」
「マスキューさん、このワイン 温度が上がるとしっかり感が増しますよね?」
私「さすが!良くお気づきで!」
家内「ロースト・ビーフやスモーク・サーモンにクリームチーズを塗ってサンドイッチにして合わせたら最高!」
「あー、それ美味しそう(笑)!」
私「低い温度ならタルトなんかは鉄板(笑)。」
「デザートまで合わせられるんだ!?」
「なんでこんなワイン造ったのかなぁ?」
私「スペインやイタリアではフルーティーなロゼをカクテル感覚で飲むのが流行っているようです。特に女性がターゲット。ケーキを食べながらワインをのんだり。そんな事情が影響してるかも知れません。」
なんと 本日のトップ・セラーとなりました。
大日本ロゼ・ワイン普及協会は溜飲を下げたのであります(笑)。

さて、これも沢山のご支持いただきました(笑)。
●モラゴン 2013年 ボデガス・カスターニョ スペイン イエクラD.O.赤 750ml 925円税込み
「このワイン重宝なんだよね。随分沢山飲んだなぁ(笑)。」
「値段が魅力だよね(笑)。」
「特別何がどうって訳じゃないけれど(笑)、ついつい買っちゃうんだ(笑)。デイリーのチャンピオンかな(笑)。」
家内「ソース焼そば、焼鳥や焼き肉のタレに良く合います。味噌や豆板醤もオーケーかな。」
「そうそう、我が家の食卓にピッタリ(笑)。B級万歳!」
「焼き肉バーベキューのためのワイン(笑)!」
「スーパーで売っている安い中国産の鰻の蒲焼きにピッタリ(ごめんない。)(笑)。」
「マスキューさん、なんでカベルネ・ソーヴィニヨンの味がしないんでしょうか?よーく飲むと青臭さが少しあり、敢えて言うとそれがカベルネっぽさかな?」
私「解りません(笑)。ただ産地としてはミス・マッチなのはたしか。ブラインド・テイスティングしたら私は『カルムネール』と答えるはず(笑)。」
「チリのワインですね。」
私「デラウエアっぽさがあり、アントゥル・ドゥ・メールのメルロみたいでもあります。」
「やっぱりカベルネと言うより、メルロ系ですよね。」
「値段も値段だから品種なんて何でも良いみたいなところありますね(大爆笑)。」
家内「生産者カスターニョ・モラゴンの畑の標高が高いので、比較的ワインに酸があります。大規模な畑を持ちますから様々なブランドのワインを造っていますが、この『モラゴン』が一番日本人向きでしかもコスト・パフォーマンスが高いかと。」
私「柔らかいタンニンがミソのようですね(笑)。最新のテクニックは使っているはずですが、ワインがあざとくないんです。それなりに上手く飲めるところがグッドかと。新しい技術と効率化が良い方向で作用しているかと。」
「葡萄自体が薄い訳じゃないもんね(笑)。水っぽくないよね。この値段とは思えない。」
「駄目な葡萄から良いワインは出来ない!(笑)。」

次は引き続き今風のトップランナーです(笑)。
●コルビエール 2011年『オプティマ』シャトー・ラ・バスティード 南フランス コルビエールA.C. 750ml 1885円税込み
「うわっ!これ凄い!圧倒的!」
私「お腹にズドンときます(笑)。」
「でも、暴力的じゃない(笑)。凄く飲みやすい。」
「これだけの濃さがあってこの価格は安い(笑)。とても高いワインみたい(笑)。」
「これがマスキューさんがよく言う今風なんですか?」
私「はい。酸が低くタンニンが豊富でしかもそのタンニンがこなれている。フランスではミッシェル・ローラン味と言われています。」
「でも、果実味が真っ黒じゃないですよ(笑)。赤い果実も感じますよ。最先端なんだな(笑)。」
私「さすが!お気づきで!」
「新樽のニュアンスがあるけど上手く溶け込んでるから嫌みじゃないですよね。」
私「ありがとうございます。カリフォルニアというよりオーストラリアのペンフォールズなんかに近いスタイルかと。」
家内「地元のコルビエールではアメリカ市場の成功により『ロック・スター』と評されているそうです。」
「フランス人らしい意地悪な誉め言葉かな(笑)?」
私「保守的ではないのは確かかな(笑)。」
「コルビエールらしくはないかな(笑)。」
「でも、値段が良心的だよね。ぼったくれる味わいだよ(笑)。」
「浸れる充実感がある。」
家内「ワイン自体もしっかりしていますから、簡単には崩れない堅牢さ もともとの良さもあります。」
私「アルコール分も14%と高いのですが、多量のタンニンの壮麗さに伴ってバランスをしっかり保っています。」
「飽きるまで飲み続けてみるかな(笑)。」


  -後半に続く-

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ジェレミ・ムーラはプロ関係者の評価が高い

Jun 17, 2015 by weblogland |
やはりジェレミ・ムーラはプロ関係者の評価が高いですね。
「マスキューさん!ジェレミ・ムーラ良いですね。抜栓してからの持ちが良いので助かります。グラス・ワインとして使えますよ(笑)。コレクションの赤ですら4日くらい経って調子が良くなるほど。」
私「開けてすぐにも飲めるんですけどね(笑)。テクノロジーの進化と、もともとの良さを感じますよね。」
「味わいはまさにロワール(笑)。でもカベルネ・フランとピノ・ノワールのアッサンブラージュとは解らないですよ(笑)。まあ、繋ぎにネグレットが入ってますが、カベルネ・フランの純粋形(笑)。お店ではたしかに今風の酸が低くて濃いワインが売りやすいのですが、こうしたクラシックなスタイルのワインがあるとバリエーションがついて商売の幅が広がります(笑)。」
私「食べ物に合わせることを考えると、酸のあるワインが有利なんですよね(笑)。プロの腕の見せ処(笑)!」

ブロはワインを加工出来るのです(笑)。

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