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ジュランソンの白

Jul 05, 2008 by akiko |
オーナーシェフのXXさん、夏向きのキリッと冷やして
楽しむ白を 探しに来てくださいました。何種類かの中に ジュランソンの白を お勧めしたのですが、気に入っていただけたかなぁ。

グロ・マンサンとかプチマンサンという 日本では
あまり有名でない葡萄を使用したワイン。糖度をあげて極甘口にしたワインもあるけれど、当店の在庫は
非常に香りのよい辛口。すっごくニュアンスがあるんです。ボディもしっかりしているし、甘酸のバランスもすぐれている。若いうちは 溌剌とした元気いっぱいの綺麗なワインですが、10年くらいたつと エレガンスにあふれた 素晴らしいワインになります。

ジュランソンやドイツのリースリングのような フルーティで伸びやかな果実味を持つワインは 今頃飲むのに
本当にふさわしい。シャルドネやソーヴィニヨンとは
ある種 違った個性の味わい。見つけたら 試してみると いいと思います。お勧めです。 

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ロス・カルドスのマルベック2006

Jul 02, 2008 by toshiaki |
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昨日は久し振りにアルゼンチンのロス・カルドスのマルベック2006年を飲みました。

相変わらず美味しいですね。
ボルドーだとマイナーな品種なのですが、ふくよかで深みがあって豊かです。後味のスパイシーさがとても良いアクセントになって全体を引き締めています。
この間このワインを輸入しているインポーターさん主催の試飲会にいった折、同じカテゴリーのカベルネソーヴィニヨンとメルロ、ソーヴィニヨンブラン、シャルドネを飲みました。
どれも、濃厚でフルーティーでとても美味しかったです。
ただ、ワインのオリジナリティーという点、マルベックは他より秀でています。
他の品種はなんか何処かで飲んだような味わいなのです。
マルベックに見られるような個性の主張がありません。品種とテロワールの相性は簡単なことではありませんね。
時間と造り手の努力の積み重ねが、解決し育むのですね。
最先端の遺伝子組み替え技術を使えば更にスピードが早まり、効率的なのでしょうが、ワインは飲み手の評価に依存するものです。
ですから新しい技術は逆に味わいの押しつけになる訳で、本末転倒です。ワイン文化を破壊することになります。
あと体に悪そうですしね。
そうならないことを祈ります。

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ドメーヌ・ガントランディー再入荷

Jul 01, 2008 by toshiaki |
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コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ ヴィッサン 2004年 いたしました。

ヴィッサン美味しいですね。

試飲会では大好評でした。
すぐに無くなってしまって申し訳ございませんでした。

さっそく再入荷いたしました。

振り返ってみても、ローヌの2004年は本当に良いヴィンテージだったんですね。
いくら生産者が頑張ってワイン造りをしても、ある程度の天候に恵まれなくてはいけません。
ガントランディーのようにトコトン凝縮したワインは、やはり天候に恵まれることで完成しますね。
ここにきてようやくタンニンが柔らかくなり、いよいよ本領発揮しています。
とはいえ10年位は平気で持つ力強さは相変わらずでした。

ローヌ最良のテロワールでつくられたグルナッシュの威力は恐るべし!
シラーにばかり気を惹かれている場合ではありません!

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ミッシェル・グロのオット・コート・ド・ニュイ2004

Jun 30, 2008 by toshiaki |
ミッシェル・グロのオット・コート・ド・ニュイ2004年とてもおいしかったです。
どうおいしかったというと、ちょっと微妙なところがありました。
最初のアタックの麗しいチェリーやフランボワーズなどのピノノアールらしい香りは相変わらず流石です。
ただ時間の経過とともに、力強さが出て来るのです。
もちろんワインとしては素晴らしい証なのですが、(こんなに凄かったっけ?)と言う程でした。本来オットはブルゴーニュの高台ですから、冷涼なため、繊細で酸が切れるタイプのワインができます。
多少ワインの線が細い位のワインが多いものです。
でもこのワインは、ブラインドで飲んだら間違なくない「ニュイサンジュルジュ」と答てしまうほどです。

昨今の温暖化の影響というより、2004年ヴィンテージを考慮するならば、確実に品質が向上しています。
単純に力強さだけを比べるならジャイエ・ジルに軍配が上がるかもしれませんが、香りのボリュームと麗しさを考慮するならば、ミッシェル・グロは間違なくこのアペラシオンのトップです。
やっぱりミッシェル・グロはスゴイ!

評論家の意見に左右されてはいけませんね。

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冷やして美味しい赤ワイン

Jun 26, 2008 by toshiaki |
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今、桝久の店頭はこうなっています。

冷やして美味しい赤ワインなのですが、1本1本吟味してみると以外にありました。まあ、傾向は似てしまいますが。

写真向かって左上から

● モンテプルチアーノ・ダブルッオ ヴォルピ 
 イタリア 赤  750ml 1080円税込み

●ピニャネロ・ロッソ 2005年 750ml ペリグリーノ社 
 イタリア シチリア赤 980円税込み

●ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボ 2007年
 カンソン社 フランス赤 750ml 1000円税込み

●ヴィーニャ・セラーダ 2006年 ボデガス・ウガルデ
 スペイン リオハ 赤 750ml 1080円税込み

●バルドリーノ 2006年 イタリア 赤 アウグスト社 1500ml 1485円税込み

写真一番手前のバルドリーノなのですが、ちょっと大きくありませんか?そーなんです。マグナム瓶です。1500ml、2本分です。今回このワインだけが新しく入荷しました。
お買い得です。1485円は在庫限りの特価ですから悪しからず。


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衝撃的だったのは、スペインのモンティージャ・モリレス地区の「ペドロ・ヒメネス」

Jun 24, 2008 by toshiaki |
いやー結構美味しいワインありました。
さすが出水さんです。

シャンパンのリコルタンやヴァン・ムスーやクレマンどれも美味しかったですね。
なかでも衝撃的だったのは、スペインのモンティージャ・モリレス地区の「ペドロ・ヒメネス」です。いわゆる甘口のシェリーみたいなものですが、これは「毒薬」レベルです。
有り得ないほどの凝縮感です。
ベックラこきました。
ペレス・バルケーロ社という会社でアルコール無添加のフィノ「ロス・アミーゴ」銘柄を造っています。
エレガントでナチュラルな味わいが、とても私は好きです。
その上級のアモンティリヤード「グラン・バルケーロ」もコクがあり、かなり美味しいと思いますが、まさか、「ペドロ・ヒメネス」がこんなにもスゴイとは…。

反則のワインです。

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レカニータ2004

Jun 23, 2008 by toshiaki |
昨日はレカニータ2004を飲みました。

シンプルにボルドーらしい美味しさですね。
噛めるような果実味がいいです。それでいて変に甘くなく、とても自然なところが楽です。

今時のボルドーも例にもれず、ローヌのワインを真似したようなスタイルや、相変わらず薄いだけの似非エレガントなワインがとても多いです(まあ、基本的には濃さがある程度はなくてはいけませんが)。

ましてや、このワイン高のご時世、なかなかコストパフォーマンスに勝れたワインを捜すことが難しい現状です。
ワインの売り手マーケットには、何千何万もの生産者がいます。

中には時流に乗って大きく儲けようとする生産者もいますが、細く長く愛飲者との関係を続けるビジネススタイルを良しとする生産者もいます。

もちろん生産者にきちんとした利益が上がらなければ、彼等を殺すことになりますから、「安くしろ!安くしろ!」の一辺倒ではダメですね。

さらには「いっぱい買うから安くしろ!」みたいな商売はオールマイティーではないですね。(まあ、配送効率を考えるとある程度のボリュームは必要ですが。)

畑は限られた面積しかありませんから、自ずから量は限られます。
限られた畑から最大限の収穫を目指したボルドーですから、あんまり信用できません。

とはいえ、我々は美味しくてリーゾナブルであれば、大歓迎です。
ボルドーワインもっと安くなりませんかね?

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アラン・ブリュモンのメルロ―タナ 2005年

Jun 20, 2008 by toshiaki |
昨日、アラン・ブリュモンのメルロ―タナ 2005年を飲みました。

タンニンがこなれていて、甘みがあり、素直においしかったです。
遅摘みが行われているので、ちょっとヨードの香りや黒胡椒の味がします。
やや甘苦い上品なカカオっぼさがいいですね。

ガスコーニュの古いイメージ「濃いけれど、硬くて飲みにくい」を「濃くて飲みやすい」に変えた手腕は脱帽ものです。

合わせる料理はシンプルに肉を塩・黒胡椒で焼く!
合わせ方は昔ながらのガスコーニュの定番がベスト。
でも、タンニンが柔らかくなった分マリアージュの幅は広がったのは事実ですね。
もっといろいろなマリアージュを試してみなくては。

うーん。

デミグラスソース系はいけますね。
それから、ハードタイプのチーズにも合いますね。
かなり幅広いですね。
嬉しいワインです。

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甘いワイン

Jun 18, 2008 by akiko |
『ワイナート』の最新号は、料理とワインのマリアージュ特集ということで、いまじっくり読んでいます。

外食する機会のめったにない我が家では 今号で取り上げられている食材やお料理は 見たこともないし
匂いもイメージできない・・・ので 寂しい限りではありますが。それでも とても参考になります。

記事の中に 食事に合わせるワインは辛口がいい という思い込みから 抜け出そう という意味の 文章がありましたが、まったくもって そのとおりだと思いました。食材や味付けによっては 熟成したソーテルヌやドイツのアウスレーゼ、ヴァン・ド・パイユをはじめとして
甘口のシェリーやリヴサルトみたいな酒精強化ワインがばっちりな場合もあります。

とくに最近すごいなとおもっているのが リヴサルト。
十分にこなれたものは まろやかで 奥深い。自己主張が強そうに感じるけど とろりとしたコクのある料理には絶対合うはず。切れがよいので もたつかないしね。

今お気に入りの リヴサルト1959でリッチなお食事
楽しんでみたいです。 

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シードル

Jun 16, 2008 by akiko |
昨日のお休み 娘の案内で 川崎ラゾーナに行ってきました。目的は そば粉のクレープのランチ。さすが
若い人は おしゃれな情報が早い!
そば粉のクレープといえば、フランス北部のお料理。ブルターニュとかノルマンディーでしょ。つまり、カルヴァドスやシードル。お酒好きの私にとっても 楽しみなランチです。さすがに昼間からカルヴァドスはハードなので
シードルのブリュットを 選びます。

いままで シードルを飲むことはあっても 深く考えたことがなかったのですが、いいですね。ガスの具合も 
強すぎず弱すぎず、甘さもブリュットなら食事の邪魔をしない。私が食べたのは たっぷり野菜とたっぷりチーズのクレープでしたから 野菜の苦味とシードルの程よい甘さが よく合ってました。 ダンナの食べていた生ハムとチーズのクレープにも ばっちり。

シードルは デザート向き、または暑いときに水代わりになんて 考えていたけど いやいや、きちんとした
食事にもあいますね。特にこの ちょっと鬱陶しい
梅雨時 さわやかな香味とりんごの優しさで 元気が出そう。 残念ながら マスキューでは扱っていないのです。 これから シードルのこと調べようかな? 


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冷やして美味しい赤ワイン!

Jun 13, 2008 by toshiaki |
久し振りにいい天気ですね。

こんな日は野外で冷やしたワインなど飲みながらボーっとしたくなりますね。

冷やして美味しい赤ワイン!

今、研究してます。
どうしても軽めの赤ワインが多くなりがちですが、軽くても酸がないとダメですね。
比較的リンゴ酸が残っている「酸っぱい」系やら残糖が多少残っている「ほんのり甘い」系の赤ワインが候補ですね。

実験あるのみ!
(とりあえず飲んでみます。)

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横浜関内で試飲会でした

Jun 12, 2008 by akiko |
ずっと ひどい肩こりと腰痛に悩まされていたのですが、昨日 お世話になっているM整体院で 完璧な施術をうけて 絶好調。あまりに好調で 気分がふわふわです。
で、本日の試飲会。体調がいいと ワインが すんなりはいってきます。味や香りの判断も スピーディに進みます。 試飲会のときって、立ち止まって考え込んでしまうとダメなんですよね 私の場合。 リズムが大事。
体調がいいと リズムもいいなぁ。

本日は ほんとに いいものぞろいでした。特にスペインの赤。マスキューでも定評のある ラファージュ氏がスペイン・カラタユードでつくっているワインや、ガルナチャの非常にきれいでボディのある赤。 フランスでは コート・デュ・ローヌの赤と白が 最高!!なかなか出会えない味わいです。

う~ん、全部仕入れしたい・・が、価格やら うちに来てくださるお客様の好みの傾向やら 考えると 全部は無理ですね。これから数日 何を選ぶか ダンナと論戦です。やっぱり 私好みのワインをより多く仕入れたいし。

なにが 店頭に並ぶか どうぞお楽しみに。

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フランケッティーさんの新しい情報2

Jun 10, 2008 by toshiaki |
そうそう、あと林さんに聞いたのですが。

私曰く、「フランケッティーさんのワインはテロワールを超えたようなところがありませんか?」
「たしかに完璧な出来のワインを目指しますからその様な感想を持つ方がいますが、
(失礼しました!)
パッソピッシャーロだけとっても収穫が11月までずれ込みます。(暖かいシチリアでは異例です。)
でも、無理に遅摘みした印象がないとおもいます。
それだけでもテロワールを十分表しています。」
うーん。(思わずうなってしまいました。)

たしかにパッソピッシャーロには過熟したようなところがありません。
十分に酸を残しながら、ブドウが完全に熟した感がします。

また私の経験からすると一般にエトナのワインは確かに濃くて美味しいのですが、10年を超える熟成は考えられません。
絶対的に酸が不足するからです。
パッソピッシャーロは簡単に10年以上は持つワインに違いないです。

そんなこんなで一般に言われるように「おもいつき」だけでこの畑を買った訳ではないことを知りました。

ワインのことを知り抜いているのですね。

恐るべしフランケッティー!

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イプシス クリアンサ、産地タラゴナのコンクールでダブル受賞

Jun 07, 2008 by toshiaki |
スペインのイプシス クリアンサなんですが、
私は結構好きで店でもお客様にはよくお勧めするワインです。

昨日インポーターさんからファックスが届きました。
なんでも、ヨーロッパのかなりメジャーなコンクールでトップの評価を得たらしいです。また、産地タラゴナのコンクールでもトップの栄冠をダブル受賞したらしいです。
まあ、あの味わいでしたら不思議なことではないですね。(偉そうにいっちゃった!)
自分が好きなワインが高く評価されると素直に嬉しいですね。(品不足やプレミアムがつかなきゃいいのですが。)

あの価格であの味わいですからね。(なんたって1380円ですから)

イプシスのコクのある飲み易さは、やっぱりかなりのレベルですね。
ただしラベルが地味ですから、店頭に並べてもあまり目立ちません。(うーん。なんとかせねば)

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メルロ リゼルヴァ

Jun 04, 2008 by toshiaki |
ごめんなさい。
ちょっと値上がりしました。

昨日はメルロ リゼルヴァを飲みました。
あのセット販売しているイタリアのワインです。
相変わらず美味しいのです。
フランス(ボルドー)のメルロとは違い、重過ぎず、軽過ぎないところがいいですね。
香りも「塾しきったプラム!」みたいな過ぎた感じがないところがいいですね。

普段、普通に美味しいのです。
すべてにおいて、程よいのです。
ですから、料理との相性も幅広く楽しめます。

品質の良さは、いまだに2001年ヴィンテージでちょうどいいところが証明しています。
通常このクラスのワインはもう飲み頃を過ぎている場合が多いものです。
まさに当店のロングセラーワインです。

「今日なに飲もうか?」なんて迷った時は、ついつい手が伸びちゃいます。

ただ値段が1080円税込みとちょっと上がってしまいました。
うーん。
これくらいならしょうがない?
お許しを!

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ワインは美味しく楽しく飲まれてナンボ

Jun 02, 2008 by toshiaki |
昨日はエルマセットを飲みました。
とにかく濃厚ですね。
それでいて飲みやすい。何年か前は 「南フランスのワインは濃いんだけれど飲みにくい。」イメージがありました。

「濃くて美味しいんだけど、重すぎるんだよね。」
「旨いんだけど、粗いんだよね。何年か経ってから飲んだら旨くなるんだろうけど…」
などなど。

しかし、ここ数年の進歩はめざましいものがあります。
たしかに「テロワール」は大事にしなくてはならないとおもいますが、飲み手があっての「テロワール」です。
まずいワインにテロワールを押しつけることは、ワイン界にとって良くないことですね。
まず、美味しさがあってその美味しさの特徴としての「テロワール」があるべきですよね。

ワインは美味しく楽しく飲まれてナンボですよね。

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シェリーのマンザニアのフィノがパーフェクトなシチュエーションは?

May 31, 2008 by toshiaki |
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雨が続きますね。
仕事するにはこまりますが、雨の風情は結構好きなんです。
雨の匂いっていいと思いません?
降り始めの湿った匂いじゃなくて、しとしと降っている時のちょっと草っぽさがある匂いなんですが。
新緑の勢いがあるこの時期独特の雨の匂いってしますよね。
結構安心する匂いですよね。
町中よりもっと自然の多いところの方が匂いますが、町中の緑のないところでも雨によって運ばれてきませんか?

鬱蒼とした山の下はすぐ海岸の浜辺なんていうシチュエーションでのんびり雨風を吸い込めたら最高ですね。
飲むべきワインは?
シェリーのマンザニアのフィノなんかいいですね。
うわ
カッコ良過ぎ!

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ヴォルピのモンテプルチアーノ・ダブルッツオ

May 30, 2008 by toshiaki |
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これはかなりいいですね。

ヴォルピのモンテプルチアーノ・ダブルッツオです。
実は、いまちょっと飲んでみました。
抜栓後ちょうど7日たっています。
いまだに飲めるのです。それは抜栓直後の原形からすればだいぶ違っていますが、吐き出すような状態ではないんです。
酸っぱくなったり、マディラ香が強くなったりしてないのです。
(ここのところ涼しい日が続いていることもあるとは思いますが)
いまだにラズベリーの香りがちゃんと残っているのです。
芳香性のエステル香の中にちゃんと果実味が残っているのです。
いまだにボディーと酸がしっかりしていますから、後から付けたものではありません。

うーん…
恐るべし!
安くてもこんなに凄いワインがあるんですね。
この時期にはちょうどいい冷やしても美味しいワインです!

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じとじと雨の日に飲むべきワインとは

May 30, 2008 by toshiaki |
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今日は、じとじと雨が降りますね。
なんかこんな日は 家にいてじっとしていたい気分になります。
家にいてじっとワインでも飲めたら幸せかんじますね。 きっと

そんな時にはどんなワインを飲むべきか?
重要なテーマです?

これはかなり退廃的で、みんながみんな美味しいと思わないワインなんですが、
シャトー ビバルノン1997 ロゼ
このワインは南フランスバンドールの知る人ぞ知るワインなのです。
色はやや褐色を帯びて、香りも完全に熟成しておりオイリーさを湛えています。

このリッチでありながら廃れた味わいがとても好きなんです。

あまりおすすめ出来ませんが…

どうしても飲みたい方だけ、お声をかけてください。


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これから夏にかけて冷やして美味しい赤ワイン

May 29, 2008 by toshiaki |
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今日は過ごしやすいですね。
こんなに気持ちいいと勤労意欲が薄れますね(笑)。
こんな時は海辺や木陰でワインを飲みながら、サンドイッチでも食べたいですね。

今の時期いいワインがあるんですよ。
ちょっと裏技っぽいですが…
これから夏にかけて冷やして美味しい赤ワインがあるんです。

去年発売されたボジョレーヌーボーなんです。
(さては売れ残りを売りつけようとしてるななんて思わないでください。)

リリース直後の乳酸の匂いが無くなって、爽やかな甘みがとても美味しいんです。
ボジョレーヌーボーの酸はリンゴ酸が多いので、冷やすことに向いています。
ただし、いいかげんにつくられたボジョレーヌーボーは楽しめる代物ではありませんからご注意を!その差が歴然とします。

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飲んじゃいました

May 27, 2008 by akiko |
先週 マスキューの試飲会で、レ・クーポレ・ディ・トリノーロ06とパッソピッシャーロ06 飲みました。仕事を忘れそうになるほど 美味しい。 役得、役得。

クーポレは 2002ヴィンテージから 今回の2006まで 毎年 飲んできましたが、私の印象では今回が 
最も まとまりがよいと思いました。全部の要素が
手をつないで きれいな円を描いて、奥深い。エレガンスにあふれたワインです。
こうなると、テヌータ・ディ・トリノーロも 飲んでみたくなりますが、ちょっと我慢!2003ヴィンテージを もう少しねかせてからにします。

パッソピッシャーロは、初体験です!!!
ネレッロ・マスカレーゼ100%というのも 初体験。最初、 なんとなくタウラジを思い出したりしました。
う~~~ん。濃い・強い・凝縮。で、あるにかかわらず
とても 飲みやすい。エレガントで可愛らしくって
思慮深さもあって。 遠くに旅するような 長い物語を読むような とても示唆に富んだ味わいです。
素晴らしい・・・大好きなワイン。ボトルを抱え込んで、ちびちびと 一日中 飲んでいられたら 次の日 目が覚めなくても いい。   というくらい 美味しすぎて危険なワイン。 

フランケッティさん 万歳!であります。

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フランケッティさん

May 23, 2008 by akiko |
昨日 クーポレ・ディ・トリノーロとパッソピッシャーロが届いたことを書きましたが、これらのワインを作った人
それが A・フランケッティ氏です。

ワイン雑誌や輸入元資料などで 情報を得るしかないのが くやしい!!! かなり 憧れています。
写真で拝見すると ちょっと隠者のような雰囲気があるんですよ。人里はなれたところで、自分の希求するワインを作るためだけに 生きている・・・。そんな、イメージを抱いちゃうんです。(ちょっと 美化しすぎ?)

でも、シチリア島の エトナ火山 山麓や また、トスカナの キアンティでもないロッソ・ディ・モンタルチーノでもないところに 葡萄畑をつくり、セラーを建てる。収穫に当たっては 目指す熟度に達したものから順に、結局50回以上も 収穫作業を行ったなどの 情報を目にすると 美化しすぎでないと 思います。 とにかく、情熱がすごい、努力を惜しまない姿勢がすごい。

できあがったワインは もちろん素晴らしいもので、
飲むと ワインの中から エネルギーを分けてもらっているような おいしさです。  ただし、単純に濃いとか
ボディががっつりしているという ことではありません。

とにかく  今回のヴィンテージも楽しみです。 

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ドメーヌ カミュのシャルム シャンベルダン

May 08, 2008 by toshiaki |
売り切れてしまいましたが…

ドメーヌ カミュのシャルム シャンベルダンです。

最近の重くて筋肉質のワインが主流のなか、「時流にあわないスタイル」から良く言われる事が少ないワインです。
たしかに線の細さは感じますが、その香りの美しさと余韻の長さは卓越しているのです。
なんでこんなに香りが立つの?って言うくらいすごかったですね。

シャルムらしいエレガントなワインなのです。(実際シャンベルダンとしたら物足りなく感じるでしょうが…)

昔よく言われた表現ですが「クラクラする香り」とはまさにこのことですね。
今時は ブルゴーニュも濃くて重いスタイルのワインばかり目立つようですが、なんかホッとする味わいでした。
もちろん、線が細いからといっても薄い訳ではなく、翌日飲んでも「さすがグランクリュ!」のポテンシャルの高さがあります。(ブルゴーニュのグランクリュといってもすぐ崩れるインチキなワインは結構あるんですよ。)
シャルム飲むならカミュ!
キャッチフレーズができました。
でもワインは無くなりました トホホ…。

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ラ グランリュ1999年が良く売れています

May 06, 2008 by toshiaki |
連休もあと1日になりましたね。
我々はあまり休む習慣がないので、日曜と月曜を連休にしておやすみさせていただきました。
なんか、ちょうどいい位でした。(貧乏暇無し?-親父臭いこと言っちゃいました。-)
まあ、今日も適当に暇で普段できない掃除などやってます。

そうそう、なんかここのところドメーヌ ラ・マルシェのグランリュが立て続けに売れています。高いワインですから普段は稀にしか売れないのですが?
メディアに取り上げられたんですかね?
まあ、お客様に飲んでいただくために売っている訳ですから嬉しいかぎりです。

フルゴーニュの特級らしいワインですから、それなりの味わいがあります。ヴィンテージも1999ですから飲み頃ですね。なかなか飲み頃のブルゴーニュが少ないから、売れるのでしょうか?

あと数本しかありませんから、ご入り用の方はお早めにお求めください。

さあ、今晩は何飲もうかな?「予算1000円(笑)」いやいや、もうちょっと奮発しようかな?(すいません、ちょっと見栄はりました。)


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ドメーヌ Aマズールさんのコート・デュ・ローヌ

Apr 30, 2008 by toshiaki |
ドメーヌ Aマズールさんのコート・デュ・ローヌ1996、本当に美味しいですね。

抜栓後まる2日たっても崩れないです。
もともとのつくりがいいのですね。
グルナッシュは わりと糖度が上がりやすい品種ですから、あまりつくりの差が顕著にならない性質があります。
ただ欠点としては酸がない為ワインの寿命が短いことです。
ですから甘く飲みやすいのがローヌワインの特徴として広く親しまれています。
ある意味、日常消費用のワインとして安住できるアペラシオンなんですね。
マズールのワインも構成は まさにコート・デュ・ローヌなのですが、
十分な糖度と酸があるため、長い熟成に耐えて美しさが完成するのですね。
あとシラーが入っているのが、ミソですね。
ワインに一本筋が通っています。
もちろん畑ではこのアペラシオンのレベル以上の低収量とコストをどがえしした作業が行われたのでしょう。
なんといっても樽で熟成保存してオーダーが入ると瓶詰めするというのですから、信じられないこだわりです。
普通、生産者は早くワインを売却することを望みます。(早くお金にしたいに決まってますから)フランス人は本当にいろいろな人がいるんですね。
「夕日に真っ赤に染まる海、視界には水平線が広がり、海面は凪」時間が一瞬止まるような安心感と美しさがあります。

お早めにお求めください。無くなります。

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ピクニック用の白ワイン

Apr 30, 2008 by toshiaki |
あっ!忘れてた!
白ワイン
そうそう、ピクニック用の白ワインだったら、ブリュモンさんの白ワイン グロマンサン―ソーヴィニヨンは外せませんね。
このワイン冷やしてよし!温度が上がってもよし!のすぐれものなんです。
冷えた状態ですとソーヴィニヨンの綺麗な酸が味を引き締めてくれますのでキリッとしてうまいのです。
でも温度が上がるとグロマンサンの甘いハニーでフローラルな香が広がり、厚みが増すのです。
インチキな白ワインですと温度が上がったとたんにバランスを崩してまずくなりますが、ところがドッコイこのワインは違います。
「一粒で二度おいしい!」とはこのワインのこと!
アウトドアに最適ですね。
ピクニック用ワイン選考委員会イチ押しの白ワインです。

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ジャン・バルモンのメルロ2006年

Apr 24, 2008 by toshiaki |
昨日飲んだんですが、
ジャン・バルモンのメルロ2006年おいしかったです。
セット販売で掲載しているワインです。
柔らかさがいいんですね。
「ほっとする。」柔らかさなんです。
メルロは比較的順応力があり、各地各国でよく栽培されています。
まあ、なかでもボルドーのポムロールが一番有名ですよね。あのねっとりとした舌触りは確かに独特です。ポムロール以外では真似できませんよね。
今、たしかに品種に何を使っているか?に 神経を尖らす方が多くおられますが、このワイン飲むと別に品種なんてどうでもよくなるんですね。
品種はワインの味わいの必要十分条件ではありませんから。
ワインの美味しさの条件で一番大事なのはいいブドウをつくることですから。

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メメント オールド・ヴァイン美味しいです

Apr 23, 2008 by toshiaki |
メメント オールド・ヴァイン美味しいです。

変な言い方なんですが、スペインワインらしいところとそうでないところが同居してるみたいなんです。
スペインワインらしい濃さとフランスワインにあるような華やかさがあるんですよ。
ボバル種なんて世界的にはマイナーな品種ですが、ボディーの堅牢さとベースになる果実味を支えています。
それにシラーのもつ鮮烈なベリー系の香とスパイシーな後口が全体のハーモニーを奏でています。もちろん畑での低収量によるブドウの凝縮は 欠かせません。
ラファージュさんの哲学が 生きてるんです。

全体のレベルが高い、新しいスタイルのスペインワインです!
コストパフォーマンスの高さが光ります。

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やっぱり美味しいですねエルマセットは。

Apr 17, 2008 by toshiaki |
やっぱり美味しいですねエルマセットは。

まだ、通関を通ったばかりですから ボトルショックが出てなくはないんですが
「ボトルショック」は船旅や瓶詰めされたばかりのワインによく見られる現象です。
うまく言えないんですがワインが落ち着きを失いバランスを崩している感じなんです。
酸が浮き出るような感じかな?
まあ、すぐに元にもどりますが。
エルマセットに関して言えば「旅に強いワイン」ですからボトルショックはあまりかんじられません。
でも、後1ヶ月あとに飲むと印象は更に良くなるに違いありません。

ところで2006年のエルマセットですが、チェリーやベリーなどの赤い果実の香りがかなり増したようです。香りの強さもかなりのレベルです。果実が全面に出ています。クリアネスがあります。
かなり厳しい撰果が畑と醸造前に行われたのでしょう。

アルコール分が0.5パーセント下がったことも良い方に作用してます。優しい口当たりが安心させてくれます。

あとカベルネ ソーヴィニヨンが新しくアッサンブラージュされたことで桑の実や黒い果実の味わいが加わり複雑味が増しました。ラファージュさんがカベルネをこの先どのように使うのか楽しみです。何となく彼の野心を見たおもいです。

それから、樽の使い方がラファージュさんは本当に上手ですね。もちろん幾つもの種類の樽を組み合わせているのでしょうが、ワインの果実味の引き立て役としてはベストです。(我が家では樽香の強いワインは「タルタルしてる。」といって嫌いますが)
樽香が強すぎるワインは翌日に持ち越すと樽の苦味だけが目立つものです。でもエルマセットは翌日でもブドウの果実味を楽しむことができるのです。

本当にまあ、この価格帯のワインとしては反則と言っていいですね。

他のワインが売れなくなる?(笑)

あと1ヶ月位たつと味わいがもっと丸くなる筈ですから、この変化を楽しむのも一興?

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ボッター カルロ社のメルロ リゼルヴァ2001年

Apr 10, 2008 by toshiaki |
桜散っちゃいましたね。でも、欅の新緑が目にしみるほどです。
あれ、いつの間に?
気付かない私が間抜けなのか?欅が利口なのか?自然ってよくしたものですね。

ボッター カルロ社のメルロ リゼルヴァ2001年
ところでこのワイン美味しいんですよね。
6本セットで販売させて頂いているボッター カルロ社のメルロ リゼルヴァ2001年(ちなみに税込み1030円税込み)です。

バランスが良くて果実味がしっかりしてるし、それでいて安い!

家計がたすかります。我が家では「何飲もうか?」なんて迷った時は「じゃあメルロにするかな。」といった具合になります。

食事の邪魔にならないし、それだけでも美味しくたのしめるすぐれものです。翌日に持ち越しても崩れないで楽しめます。安心して選んじゃいますね。

イタリアのフリウーリ-ヴェネチュアージューリア州はフランス国境付近ですからフランスを代表するメルロ種が昔から栽培されていたようです。

ただフランスのものとは違い独自のワインになっています。
これが結構エレガントなんですね。
同じメルロでも、違うものとして認識すべきなんでしょうね。
その土地や気候にうまく順応できれば、違った顔を見せてくれるんですね。
合うブドウ品種をうまく定着させた良い例です。

なんでもかんでもカベルネ ソーヴィニヨンが席巻するなんておかしな話です。
まあ、カベルネとラベルに書いておけば売りやすいのはわかりますが…。

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