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May 14, 2014 by
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これなーんだ(笑)?
ラベルを読むと
ベルンカステラー バートスチューべ2007 J.J.プリュムです!
また、J.J.プリュム見つけちゃいました。
ところで、ドイツワイン通の方は『えっ?』と思うはず(笑)。私はJ.J.プリュムのバートスチューべは初めて見ました。ベルンカステルに単一畑を所有しているのは知っていましたが、集合畑名でしかもアウスレーゼがリリースされているとは!
2007年はヴィンテージは量が少ない年、しかもアウスレーゼはより一層少ないはず。恐らく、ベルンカステルに2つの単一畑を所有するJ.J.プリュムも生産ロットを確保するため、この2つの畑のアウスレーゼを混ぜて造るしかなかった?
それにしたって、バートスチューべの名前でリリース出来る訳ですから、持っている者の強みなんですね。少々やっかみも入りますが(笑)。
かなりレアなはず。
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May 10, 2014 by
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ふふふ。
久しぶりに仕入ちゃいました。
ボルドー グラーブのシャトー・シャントグリーブ2007年の白です(笑)。このシャトーは赤も白もつくっており、グラーブらしい軽やかでふっくらした酒質が特徴のワインを造ります。まあ、大物シャトーではありませんが、ボルドーでは珍しい実用的なワインを造ることで知られています。ただ、ワインの価格が高騰する昨今2000円以下では売ることが出来なくなり、取り扱いを諦めたワインでもあります。
ところがですね。
ありました!
ヴィンテージは2007年…。ビミョー(笑)。
実は2007年のボルドーは夏場に湿気が多くベト病が発生した不作の年。全体の量も少なく、出来上がったワインもばらつきのある年なのです。
うーん。
迷いますね。
しかも、通常シャントグリーブは2~3年で飲むべき早飲みのワインと言われています。
ギャンブルですね。
でも、2007年好きの私と家内。そして共にシャントグリーブ好きですからリスクをとりました(笑)。
着いたワインを見ると色はソーテルヌに近い黄金色。完全に熟成してますね。
さて、味わいは如何に(笑)?
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Apr 17, 2014 by
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ここのところ雑用で(笑)ちょっと忙しくて、疲れぎみ。そんな昨晩はオーストリア ニーダーエスタライヒ州 カンプタールでヘレラー家が造る赤ワイン
ツヴァイゲルトを飲みました。あの1リットル入りのお得なヤツです(笑)。
私は帰りが遅かったので、家内が選んで自宅に持ってきていました。
旨い!
もちろんグレートワインではありませんから、圧倒的な旨さではありませんが(笑)。実に旨い。しっとりしながら口中から咽を通り、タンニンに収斂性がないんですよね。基本的に軽やかなのですが、酸がしっかり入っていますから軟弱ではありません(笑)。伝統的な熟成によるんでしょうか、とても優しく感じます。
ここのところオーストリア、ハンガリー、クロアチアと中欧のワインがマイブームですが、やはりこのヘレラーのワインも共通した良さがあります。赤ワインだとタンニンを無理に抽出しない気風と言おうか特徴があります。中欧の人に今風のヘビーなこてこてタンニンのワインを飲ませたら、何と言うでしょうね(笑)?
顔をしかめて「美味しいけれど、残念ながら我々の食卓には合わない。」って言いそうですね。
そうすると、もともとワイン文化がない我々日本人はそれ故持ち前の好奇心を優先して様々なワインを楽しめる(楽しむ)から、逆に幸せかも(笑)?
私は今、幸せの絶頂にいるのかもしれません。
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Apr 05, 2014 by
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昨日の続きなんですが(笑)。
ローヌのルージュ・
ガランスのワインです。昨日が開けてから二日目なんですが、甘さの正体が解りました。グルナッシュなんですね。このワインセパージュがカリニャン70%、グルナッシュ30%。抜栓直後は強いタンニンと酸に隠れて解りませんでしたが、グルナッシュを入れることで、柔らかさと早く飲めるような工夫がされていたようです。しかもグルナッシュを目立たないように混ぜているのです。
なるほど!
強さだけだと駄目なんですね(笑)。
もちろんカリニャンが頑強に出来ていますから、グルナッシュは意識しないと解らないレベルです。考えて造ってますね。アッサンブラージュにクラシカルなセンスを感じます。クラシックなワイン・ラヴァー向けのワインでしたの。このワインの輸入元の社長、イギリス人のジェームスさんらしいチョイスですね。
ようやく府に落ちました(笑)。
あと昨日は同時にピックプール・ド・ピネも飲みました。マスキューの定番白ワインなのですが、ひさしぶりの入荷なのでちょっと確認(笑)。相変わらず良いですね。酸もしっかりしていますが膨らみもあります。的矢牡蛎や広島の牡蛎なんかに良く合います。ちなみに北海道産の牡蛎ならばグロ・プランが良いと勝手に思っています(笑)。
あー。
生牡蠣食べたい!
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Mar 20, 2014 by
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今日は試飲会で恵比寿にいきました。あるインポーターさんのオフィスでやるこじんまりした試飲会でしたが、美味しいワインばかりでしたが、ちょっとマスキューには敷居が高いかな?
マスキューのワイン選びの基本はまず美味しいこと。飲んで素直に美味しいと思えなくてはダメです。
あとは価格(笑)。いくら良くても高すぎる高級すぎるワインは、マスキューでは売れません(笑)。マスキューのお客様がケチだと言っている訳ではありません(念のため)。値段が高すぎると、感動が薄れます(笑)。感動と価格はリンクし、思った以上に安いと更に感動はパワーアップします(笑)。(高いから良い場合もありますが)
これが大事。
価格は相対的であり、生産者の生活が再生産されなくてはいけません。ですから、原則ばかに安くて美味しいワインはあり得ません。良心的なワインを探していると言えば正確なのかも知れませんね。
良心は国境を越えて通じるのです(笑)!
「見知らぬワインを飲んで、良心を探す。」なんて言うとカッコ良すぎかな(笑)?
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Mar 13, 2014 by
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クロアチアのワインを仕入れました!
赤と白の2種類なんですが、これが中々美味しい(笑)。
でも、まずラベルが読めない。インポーターさんの資料やら調べられることを手がかりにしても、解らないことが多くて困ってます。
基本的にラベルに記載されていることが解れば、生産者はもちろん、細かい産地、ワインのランクなどまで必要なことが解るはず。でも、何を調べても理解出来ません。
うーん。
困った!
一番困っているのが、クロアチアのワイン法のどこに、仕入れたワインが該当するのか解らないことです。やはりクロアチア語がまったく解らないことは致命的。
だいたい解るでは駄目なのです。
美味しいんですがね(笑)。
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Feb 01, 2014 by
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今日昼間は暖かでしたが、夕方から急に冷え込みましたね。寒暖差は10℃はありそうですね。昼間暑くてヒート・テックを脱いだことを後悔しています(笑)。
マスキューのある鶴見の生麦は鶴見川の河口付近です。海に近いことがあってあまり寒くありません。同じ鶴見でも内陸に2~3Kmほど入った小高い丘の連なる地域と比べると、特に朝晩は明らかに生麦の方が暖かいです。同じように雪が降っても生麦地区と内陸部では雪の溶け方残り方が違います。
うーん。
微気候がありますね(笑)。
ヨーロッパでも海沿いの地はあまり寒暖差がないようですが、内陸部の大陸性気候の地は20℃もの寒暖差は当たり前。
10℃ほどの寒暖差に尻尾を巻いている私などは適応できませんね(笑)。一日の中で冬と夏を経験出来る処には住めそうにありません。でもそんな厳しい環境で、美味しい特徴的なワインが造られているんですよね。
飲んでるだけの身ですし、もちろん只で飲んでいる訳でもありませんが、お金さえ払えば飲めると思ってはいけませんね。いつも敬意と感謝の念を忘れずにワインを飲まないといけません。自戒。
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Jan 17, 2014 by
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問題です。
この2本のワインはブルゴーニュのピノ・ノアール ルモワスネのキュヴェ・スペシャルですが、それぞれのヴィンテージは何年でしょう?
見ただけでヴィンテージを当てるのはは難しいですね。当たる訳ありませんね(笑)。
それではどちらが古いでしょう?
よーく、光の通り具合を見てくださいね(笑)。
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向かって右が古い!
正解です(笑)。
向かって右側が1993年で左側は2000年でした。7年の時間の差がはっきりでましたね。2000年はまだ黒さがありまだまだ熟成に余地がありそうですね。1993年は明るいルビー色、マホガニーは出てないようです。きっと熟成のピークなのでしょう。静謐な味わいなはず。
1993年はもうあとわずかしかありませんが、先程ワイン・ラヴァーのYさんと色の違いを確認しました。
Yさん「明らかにちがいますね。熟成したルモワスネって品が良いんですよね。まだ1993年ありますか?」
私「あと数本ならありますよ。」
Yさん「時間はお金でかえませんが、ワインなら買えます(笑)。」
ふっ 深い!
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Dec 06, 2013 by
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気がつきませんでした!
実は先日のマスキュー試飲会で好評を博したイタリアの白ワイン『
モントナール・ルガーナ』なのですが、メインのラベルの下の帯ラベルには『モントナーレ』と書いてあります。
???
なんで?
字体の違いは最後にeが入るか入らないかです。
イタリア語が解らない私の理解を越えた難問です(笑)。
そんな訳で、早速インポーターさんに聞きました。
インポーターさん「マスキューさん、気がつきました(笑)?実は私も不思議に思って社内のイタリア語が出来るスタッフに聞きました。それによると語尾にeがつくと複数形になると。」
私「なーんだ文法上のことなのですか。無知でした(笑)。でも、ラベルに大きく銘柄として書いてある『モントナール・ルガーナ』は単数形として理解できますが、帯ラベルの『モントナーレ』は会社の名前なのに何故複数形なのですか?」
インポーターさん「会社は兄弟3人で経営されているから複数形らしいです。」
私「へぇー。イタリア語って律儀なんですね(笑)。あとついでに『モントナール』の意味は何ですか?」
インポーターさん「村の名前らしいです。住民が160人ほどの小さな村です。」
ようやく謎が解けました。Eさんありがとうございました。
ところでイタリア語では村の名前も複数形になるんですね(笑)?初めて知りました。
ところが数分後に件のインポーターさんからメールが届きました。
インポーターさん「マスキューさん、すみません。実は、正しくは『モントナーレ』で『モントナール』は方言だそうです。」
私「ではブランド名の『モントナール・ルガーナ』の『モントナール』は『モントナーレ』の訛った言い方なのですね?」
インポーターさん「はい。そのような事でした。」
うーん。
モントナールもモントナーレも、どうとでもナーレな気分です(笑)。
やはり真面目に一度しっかり調べてみます!
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Dec 05, 2013 by
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恐るべし
カンポチェーニ!
あのトスカーナの名門バローネ・リカーゾリの造るI.G.T.トスカーナの赤ワインです。
先日の
試飲会では、他の強力な赤ワインに押され目立ちませんでした(残念!)。
家内とは、「まあ、年内にゆっくり売ればイイんじゃない。悪いワインじゃないんだから…。」
私「今日は、回りが主張のはっきりしたワインばかりだったから、浮いちゃったよね。」
家内「『カンポチェーニ』は普通2000円位するワインだから、マスキューにはちょっと高級過ぎるけど(笑)、今回は特別条件が出て1500円を割ったから、良いと思ったんだけど…。売れ行きはいまいち(失礼)。」
私「『カンポチェーニ』は上品だから、悪いことしたよね。」
家内「そーだよね。だってそのあとの『ジュテーム』なんか『私このワインに騙されたい!』なんてテイスターに名文句吐かせたんだもんね(笑)。」
私「試飲会を振り返ると、あとの赤ワインに比べて『カンポチェーニ』が噛ませ犬みたいになっちゃったよね。可哀想な並びだったよね。良さはあるんだけどね。」
などと家内と反省会をしていました。
でもですね。試飲会のあと『カンポチェーニ』の売れ行きが凄いのです。
やはり、信奉者が多いのですね(笑)。あと、気軽なイタリアンに合わせるならば最適なワインなんでしょうね。この点、用途は試飲会に出した他のワインより幅広いのは確かなのです。
ワインの価値って、単相的に考えてはいけませんね。
思い知りました。
明日には追加で発注しないと間に合いません。
インポーターさんの在庫があれば良いのですが…。
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Nov 16, 2013 by
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さてさて昨日の続きです(笑)。話題は造りに入ります。
ロベルトさん「私達はワインを極力空気に触れさせないことと、温度を低温にすることを心掛けています。」
私「醗酵温度はどのくらいですか?」
ロベルトさん「醗酵温度は15℃くらいです。醗酵終了後シュール・リーの状態で0℃で熟成させます。」
一同「れ・れ・零度ですか~!(思わず指で丸をつくる。)」
家内「SO2は何時いれるのですか?もちろん瓶詰め前には入れますよね?そうしないと瓶詰め後にマロラクティック起きますよね?」
ロベルトさん「SO2は醗酵段階で一度だけ入れます。自然酵母だけで醗酵させますから、余分な酵母を抑えるために少量入れます。」
一度「じぇ!じぇ!じぇ!(あまりの驚きに倒れそうになる。)」
私「どうやって
マロラクティック醗酵をブロックするんですか?」
ロベルトさん「(ちょっと得意そうに)特殊なセラミックで瓶詰め前に濾過します。」
Kさん「このワインの厚みや酸からすると無濾過かと思いました!」
私「同感です!素晴らしい技術があるんですね!ところで
ミクロ・オキシダシオンはするのですか?」
ロベルトさん「いやいや。ミクロ・オキシダシオンはしません。あれをやるとフルーティーさや厚みが無くなります。赤ワインには必要な技術だとは思いますが…。」
私「すると醗酵中はポンピング・オーバーしたり櫂入れはしないのですか?」
ロベルトさん「ポンピング・オーバーをします。タンクの中だけではなく、一度広いバットにマストを広げ空気を与えてタンクに戻します(話しに力が入る)」
一同「そんなやり方あるんですね!」
良い勉強になりました。技術は確実に進んでいます。
イタリア人の斬新さに触れた想いです。
あー!楽しかった(笑)!
あと、マスキューのワイン・セラーにサインして貰いました(笑)。お寄りの際には見てくださいね(笑)。
通訳の大登さん、ありがとうございました。
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Nov 14, 2013 by
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昨日の続きです。
ロベルトさん「ルガーナの地はガルダ湖の影響で夏場は涼しく、冬は暖かくなります。ただし、昼と夜間の寒暖差は大きくなる特徴があります。ですから、ゆっくり葡萄を成熟させ完熟させてから収穫します。」
私「収穫は遅い方が良いのですか?」
ロベルトさん「はい。ただしガルダ湖からの水蒸気の影響から発生するボトリティスに注意しなくてはいけません。」
Kさん「無理に遅摘みしないんだな。」
家内「貴腐にならないんだ。」
私「完熟のアルコール目標が13度なんですね。」
ロベルトさん「厳密に13%ではありませんが、だいたいそのくらいです。」
家内「収穫は何時、何回かに分けるのですか?」
ロベルトさん「今年は9月21日にスパーリングの収穫をして、10月2日にこの白ワインの収穫をしました。全体の70%くらいです。あと最後が10月20日です。」
Kさん「かなり計画的ですね。」
私「それって畑が平だから出来るんでしょうね(笑)。」
ロベルトさん「管理はしやすいです(笑)。」
私「ところで一本の葡萄樹から果汁はどのくらい得られますか?」
もっとも嫌な質問に一瞬表情が曇りましたが、正直に答えてくれました。
家内「ちなみに何房残すのですか?(いきなり果汁量を言い出し難いのを察知)」
ロベルトさん「何度も畑でグリーン・ハーベストをして、最終的に3房です(胸を張って)。」
一同「じぇ!じぇ!じぇ!」
私「それでは何グラムの葡萄果が取れるんですか?(気を遣って回りくどく)」
ロベルトさん「2kg弱程です。」
一同「じぇ!じぇ!じぇ!」
家内「一房大きいですよね。」
ロベルトさん「一房だいたい300~600グラムです。」
Kさん「山梨の高級巨峰の箱入りくらいだぁ。」
家内「トレッビアーノ・ディ・ルガーナって一体…?」
ロベルトさん「D.N.A.鑑定すると独自の品種で3000年ほど遡れます。」
一同「じぇ!じぇ!じぇ! ギリシャ、ローマ時代を遡るんだ!」
私「そういえば写真の葉っぱを見るとポンティカらしくないですよね。葉っぱの切れ込みが浅い。」
ロベルトさん「あと葉っぱも大きいのでより日光に当たるように扇形に枝を誘導します。」
イタリアの奥深さを垣間見ました。
さらに続く。
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Nov 14, 2013 by
weblogland |
来ましたよ(笑)!
イタリア
ロンバルディアからアジェンダ・
アグリコーラ・モントナーレを支えるジレリ3兄弟の真ん中 醸造担当のロベルト・ジレリさんです。まるで女優のペネロペ・クルスみたいな美しい奥様アレキサンドラさんも一緒でした(笑)。
アズマ・コーポレーションの大登さんが案内兼通訳ですから、安心です(笑)。
チーム・マスキューは私と家内、特別参加で筋金入りのワイン・エキスパートKさんの強力布陣でお出迎えです(笑)。
まずは固く握手です。
???
手が厚い(笑)!
(私「Kさん、凄い手の厚さです。私の倍はあります。指もごつい!」
Kさん「おー!農民の手!」)
出鼻をくじかれました(笑)。
ビビっていられないと早速意地悪爆弾投下!
私「日本で沢山ワインを売りたいですか(笑)?」
ロベルトさん「もちろん!沢山、沢山ね!」
でも、ジョークはここまで、ワイナリーやワインの話になると真剣。エノロジストの顔です。熱弁が始まります。
ロベルトさん「
ルガーナのD.O.C.はイタリアで一番小さなD.O.C.です。1100ヘクタールほど。モントナールの町はガルダ湖のすぐ側の平地。40人ほどの人しかいません(笑)。最後の氷河期に形成された沖積地でトレンティーノ・アルトアディジェ渓谷の大規模な侵食によってもたらされた石灰石の粘土土壌です。
私「写真でみると砂、又はロームみたいですけど?」
ロベルトさん「粘土なんです。」
私「パウダーみたいにサラサラに見えますよね?」
Kさん「水捌けも良いみたいですよね?」
ロベルトさん「いやいや、粘土なんです。粒子の大きさが粘土の範疇なのです(さすが科学者!)。濡れるとガムみたいになり大変なのです。」
Kさん「水捌け悪いんだ。ワインを飲んだ感じ砂地のような柔らかさがあるんだけど…。」
私「乾いた状態だとサラサラですよね?」
ロベルトさん「このため1ヘクタールに5500本前後しか植えられません。」
家内「調べると降水量は年間900ml弱ですが…、異常に保水力があるんですね。」
私「それで仕立てが高いんですね。病害虫対策ですね。」
家内「じゃないと農薬に頼らなくては無理ですよね。」
ロベルトさん「ほとんど農薬は使いません。初夏に湿度が高い時に消毒する程度。あと灰色カビ病に対しては蜜蝋をスプレーします。」
家内「蜜蝋って高いですよ!」
ロベルトさん「かなり高価です(笑)。」
Kさん「どうやるんですか?」
ロベルトさん「お湯に溶いて溶かします。」
私「ワックスで病床に蓋をする訳ですね。」
ロベルトさん「そして痛んだ樹皮に栄養を与えることができます。」
驚きの技術です。
さらに驚きは続きます。
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Nov 09, 2013 by
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今朝の朝刊に載ってました。
『甲州』が欧州系の品種ではあるがに中国系の葡萄の影響を受けているのがDNA鑑定で確認されたとのこと。
ヨーロッパ系品種(ヴィニフェラ)の原産地は黒海沿岸の地カフカス辺り。今から1万年以上前に遡ると言われています。ちょうど氷河期が緩む頃。それがワインの原料として西に広がり、ヨーロッパのドイツまでたどり着き確個とした現代の品種リースリングなどになるまで少なくとも約2000年かかっています。
東のシルクロードでは命にかかわる水分供給源として食用葡萄となった訳です。同じ欧州系と言ってもシルクロードの水分供給源としての葡萄は異常に大きい!一房が馬の顔ほどでかい(笑)。皮も厚く保水力が強いのです。砂漠の厳しい環境に合うよう交配品種改良されたのは自然なこと。それがシルクロードの果ての果て、日本にたどり着くのが確認された資料からは奈良時代。
そして、長い空白を経てワイン用葡萄として日本で注目されてからまだ数十年。
うーん。
甲州もリースリングも同じ欧州系品種かもしれませんが、リースリングは誕生まで少なくとも2000年の時間を要した品種改良の末に生まれました。甲州もワイン用品種として確立するまでに2000年かかる?
そう思うと絶望的になりますね。シルクロードで育まれた、恐らく一万年にもなる可能性のある癖を駆逐改良するにはクローン技術か成分調整するのが現実的です。ただ、最新のテクノロジーで美味しい甲州ワインが出来たとしても、それが市場にすんなり受け入れられるか疑問があります。
なぜなら、それが自然なワインではないからです。
甲州に頼り過ぎるのは危険な気がします。
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Nov 06, 2013 by
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先週の火曜日、ちょうど一週間前に 筋金入りのワイン・エキスパートKさんのクロアチアワインを飲ませていただきました。
白の『ポシップ』は頑強でした。毎日ちびりちびりティスティングしましたが、崩れません。最初にKさんとティスティングした際
私「ちょっとミュスカっぽいニュアンスが出てきましたね。ベースの香りですか?」
Kさん「レストランで飲んだ『ポシップ』は並級でしたが、たしかにミュスカっぽさがありました。」
翌日飲んだ時、ミュスカの香りが強くなると予想していましたが、全然(笑)。逆にバランスが戻って堂々としたものです。まだ移動のダメージが残っていたようです。
頑強であまりアロマティックな品種でない『ポシップ』を樽醗酵樽熟成することで滑らかさと華やかさを引き出したワインでした。あと、気がついたのですが、樽材はフレンチ・オークのようです。短い熟成期間のワインにはスラヴォニア・オークよりフレンチ・オーク(おそらくアリエ産)の方が適しているからなのでしょう。しっかりフランスと繋がってますね(笑)。
そして、この『ポシップ』はおそらく最良・最上の白ワインと確信しました。こんなしっかりした白ワインなかなかありません。
あと同時に赤ワインもティスティングさせていただきました。品種は『プラーヴァッツ・マリ』。沿岸部の地場品種だそうです。知りませんでした(笑)。
まず、ファースト・インプレッションは「タンニンの密度感にビックリ。」でも固く頑強に閉じている訳ではありません。ハンガリーの『牡牛の血』『エグリ・ピカヴェール』にちょっと似てますか?もっとプリミティブな感じかな?
圧倒的なタンニンとグリセリンの甘さにより樽香はマスキングされていますから、グレート・ワインであることは間違いなし(笑)。
翌々日になるとカリニャンっぽさが出てきました。鉄っぽいあのニュアンスです。支配的で壁のよう(笑)。これがベースの香りだとは思いますが、この状態が一週間経っても変わりません(笑)。
なんと頑強な…。
樽材はスラヴォニア・オークですが、果実味を凌駕することなくしっとりと果実味に寄り添うよう。
シンプルではあるが、飛び抜けた質の良さを感じました。
あとで値段を聞いてビックリ。極上な訳でした。
この『プラーヴァッツ・マリ』も『ポシップ』同様に香りより、味わいと質感で訴求してくるタイプです。やはり、よりギリシャや原産地に近いと感じました。
また、クロアチアもイタリアやフランスなどのワイン生産国同様の技術革新の波が及んでいることにもビックリ。
自分が知らないことだらけのヨーロッパワイン界。フランス、イタリア、スペインだけではヨーロッパワインは語れないと実感しました。
更に勉強せねば!Kさん、ありがとうございました!
でもクロアチア語って全然解りません。どうしよう?
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Nov 04, 2013 by
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前回の続きですが、価値のあるワインが国産でできたら素晴らしいのです。でも、数の少ない稀少品になるはず。もちろんコストもかかりますから高い。これを解消、軽減するには地産地消もしくは生産者の直売となります。我々小売業者は通す必要がありません。また、そうあらねばなりません。
中・小のワイナリーが継続的運営をするためには、利益が上がらないことにはイケません。無駄な流通経費を払って高くする必要はありません。マスキューにしても、国産ワインは「チョイスして販売する」類いのワインとは違うカテゴリーのワインですから、利益を上げる根拠がありません。
「マスキューさん、なぜ国産ワインを扱わないの?」と聞かれます。もちろん応援したい気持ちはありますが、無理に国産ワインを並べることは国産ワインのためになりません。結局売れずに捨てるより、売らない方がましだからです。現時点では、実際に売れる自信がありません。
過去人知れず、かなりの量の国産ワインを棄てています。
でも、美味しい国産ワインがあったら真っ先に皆さんにはお知らせします(笑)!これは商売とは別。私の出来る応援なのです。
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Oct 29, 2013 by
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うーん。
抜かりました!
ソーブレ・リアスの2011年が完売してしまいました。
普通は2010年が先に無くなるものですが、今回は逆。インポーターさんも教えてくれれば良いものを…。でも、年間4000本しか造られませんし、決して解りやすいワインでもありませんから仕方ないと思うしかありませんね。おそらく造っているハビエルさんだってソーブレ・リアスの良さがすぐに評価されるとは思ってないはず(笑)。
マスキューが何故こんなに
ソーブレ・リアスを持ち上げるかと言うと、もちろん売れて皆さんに飲んでいただきたいからなのですが。それは、ソーブレ・リアスに強い意思が感じられるからなのです。
ハビエルさんが持つ知識、技術、畑、財力、労力を多大に注ぎ込み、ベストを尽くしたワインだからです。もちろんハビエルさんはそんな風には言いませんが、ソーブレ・リアスの味わいには目先の「売らんかな」の意図ではなく、唯一無二の誰も踏み込んだことのない世界を目指す強い意思を感じるのです。
もちろんワインは人為の結果なのですが、それを感じないような高尚さを感じてしまいます。
彼はワインを造ることを生業としていますから、売れないことには再生産しません。だからと言って売ることだけに固執すると心に届くようなワインは出来ません。ましてや既に名声を得た産地や畑ではありませんから、頼るべきブランドもありません。
そんな限られた現実の中で理想にチャレンジしたワインがソーブレ・リアスなのです。
今回の試飲会を含め各ヴィンテージを追跡して、この思いを強くしました。
将来有名になって高価なワインになったら、マスキューは扱わなくなるかも知れませんが(笑)、そうなるまでは応援していたいワインなのです。
マスキューも、真剣に向かい合うべきワインだと腹をくくっています。
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Oct 24, 2013 by
weblogland |
昨日の続きです(笑)。
何故国内でスター生産者の出現が望まれるか?と言うと、ビッグビジネスになるからです。ようは大金を稼げるのです。
そうなれば、そのワインに追随するワイナリーが数多く出てきます。もちろん良いワインは良い葡萄からしか造れませんから、実際そのスターワイナリーのノウハウがレギュレーションの基準を押し上げることになります。
単純に1本一万円で売れるワインを5000本造れば5000万円の売上になります。10000本で一億円です。ちなみにフランスのブルゴーニュのグラン・クリュの畑では1ヘクタール(100m×100m)の畑に約10000本の葡萄樹を植え、約5000本のワインを生産します。1本の葡萄樹からハーフボトル1本ほどしか造りません。ブルゴーニュをそのまま日本にあてはめる訳に行きませんが、この目安は大事。カリフォルニアだとこの6倍から8倍で造っています。カリフォルニアだと葡萄の生理学的に一本の葡萄樹から4~5kgの収穫が一番効率が良いらしいです。より濃い葡萄果汁が欲しいワイナリーは真空蒸溜器で更に濃くします。
カリフォルニアのブランドワイナリーは儲かる訳です(笑)。人気が出ると買い葡萄で、生産量も増やせますから、更に大儲けが出来ます。
まあ、日本で同じことはやる必要はないかと思いますが。
ロマネコンティを何十本も持っているお金持ち、レストランでロマネコンティを何本も開けるお金持ち、果てはハーランエステートを凌ぐ濃いワインを造るワイナリーを造っちゃったお金持ちの方々!
日本のワイナリーに夢とお金を注ぎ込みましょう(笑)。ロマネコンティやハーランエステートではなく、唯一無二の日本産ワインを造る方がカッコイイですよ(笑)。歴史に名が残りますぞ!
気骨のあるお金持ちいませんかね(笑)。
ようやく可能性が出てきたような気がします。
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Oct 23, 2013 by
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EUとの貿易交渉でワインの関税撤廃が俎上にのりましたね。自動車部品の関税撤廃の条件にされたようです。
お互いにどこを譲っても不平等のないように、フィフティー・フィフティーのぶん取り合いですからなんとも言い難いです。
ワイン業界も複雑ですね。中規模から大手のメーカーは、自社ブランドで輸入ワイン、もしくは輸入ワイン・国内産ワインのブレンドワインを販売しているからです。原材料表示に外国産・国内産ワインとあれば外国産は50%以上ブレンドしますから、関税が無くなった方が儲かります。
問題は国内産ワインだけでワイン生産をしている中・小のメーカーです。
安いラインナップは諦めるか、外国産・国内産のブレンド物を一部導入するしかありません。その上で自醸酒100%の特徴あるミドルからアッパーレンジのワインに傾力するしかありません。コストがかかっても見合う価格で売れるワインを造るしかないのです。
良い葡萄からしか良いワインは出来ません。
他に変わる物がない味わいのワインは出来るように思います。
例をとれば
余市のケルナーのビックリするような伸びやかさ。これは完全に国際レベル。
アムレンシスとピノ・ノワールの交配種から日本人好みの味わいのワインを造るすずらん酒造。
山形の朝日町ワインは基本的レベルが高いし、協同組合的な良さがあります。
これらのところがアマローネしたり、もう一工夫できれば日本のワイナリーも、自立生き残りができるはずです。効率を含めた生産性・品質を更に高めるしかありません。
あと政治に期待することはばらまきの補助金ではなく、農地の拡大や生産の効率を上げる為の設備の補助と、その実現を阻む規制緩和。。それと生産者自体が自ら律する酒造法・原産地法の立法化です。
これらは簡単に進めない難しさはありますが、一つ良い方法があります。
それは中小の中から本物のスター生産者が現れることです。期待したいところです。一気に解決に向かうはず。
フランスで原産地法をごまかして他の産地ワインを偽装ブレンドした場合、社長は実刑を免れません。
嘘はいけません!
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Sep 30, 2013 by
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土曜日の試飲会のおさらいです(笑)。
「店長 よく収まりが良いとか言いますけど、それってアルコール分のことですか?」
私「はい。基本的にはアルコール分ではありますが、ワイン自体のアルコール以外の成分とアルコール分の折り合いがつく高さのアルコール分のことです。」
「実は私、アルコール分12.5%くらいのワインが好きなんです(笑)。」
私「それはそれは!私と一緒です(笑)。ロワールなんかアルコール分が12.5%くらいがベストですよね。濃くても12.5%くらいに収まったワインはエレガントで秀逸。すべてに無理が無く、渾然一致しますよね。」
「でも、南フランスにいくと13.5%が良いと思いませんか(笑)?」
私「そーなんですよ(笑)。14%を超えてると暴力的になりがちですよね(笑)。まあ、酸とのバランスですから、15%に近いアルコール分のワインでも稀に収まりの良いワインもありますが。」
私「あと、笑い話でもなんでもないんですが、カリフォルニアのデヴァイス校が官能試験したところ13.5%が一番アルコール分を感じないという論文を発表しました。この結果、カリフォルニアワインは13.5%に右に習え(笑)。成分調整すれば簡単にアルコール分も調整できます。たしかにあのスタイルだと13.5%が良いのでしょうが…。どれ飲んでも似たワインになる訳です。」
ご質問いただいたKさん、ありがとうございました!
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Aug 30, 2013 by
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今日、マスキューの常連のお客様 ワイン・ラヴァーのAさんいらっしゃいました。
Aさん「まだまだ暑いですね(笑)。ところでホームページに載ってた
ドメーヌ・コアペのワインどこですか(笑)?」
私「早速ありがとうございます。こちらです。」
Aさん「ほっほっ、これが『
ジェゼー』ですね(笑)。」
私「お恥ずかしい(笑)。」
Aさん「マスキューさんの
ドメーヌ・コアペの記述、面白かったですね。ついついホームページにあったコアペに飛びました(笑)。しっかりしたドメーヌでビックリしました。なんでマスキューさんが田中角栄なんて例えたか解りましたよ(笑)。それにしても豊かな生活をしてましたよね。」
私「日本の農業だと考えられませんよね。」
Aさん「今風に言うと、農業の第6次産業化が進んでますよね(笑)。」
私「日本でもコアペのような形を目指す所が出てきました。」
Aさん「生産者が販売まで考えてますよね。」
私「造ることだけではなく、マーケティングなどの販売戦略やブランド戦略がありますよね。この点フランス人は長けてますね(笑)。」
Aさん「そういう時代なんですね。」
私「はい。でもコアペのワインは特色がありますから、単なる金太郎飴のグローバリゼーションじゃありません。この点、良く解ってますよね(笑)。」
Aさん「マスキューさんは変わったもの捜すの得意だからなぁ(笑)。最少ジェランソンってどこだか分からなかったですよ(笑)。」
私「こんなに多品種のワインが揃うのは日本くらいでは?グローバリゼーションの恩恵です(笑)。」
Aさん「日本人って、好奇心豊かだからね(笑)。」
私「日本人はブランド嫌いじゃありませんが、単にブランドだけでは飛びつかない実直さもありますから、こちらも選び甲斐があります(笑)。」
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Jul 30, 2013 by
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「マスキューさん。ロゼ売れてます?」
ワイン・エキスパートで中華街の名店の看板娘(お嫁さん)Oさん。
「なかなか売れないんですよね。この前いただいたチェラスオーロのロゼなんかピリ辛中華には持ってこいなんですけどね。」
「へぇー、そうなんですか?Oさんのお店めちゃくちゃ美味しいし、チェラスオーロなんか打ってつけですよね。グラス売りしたら?」大日本ロゼワイン普及教会CEOのKさん
看板娘Oさん「とにかく一度飲んでもらわないことには、どうにもなりません。」
私「Oさんのお店お客様の年齢層が高いから、ロゼワインに良い印象を持っていない方が多いのかもしれませんね。」
ボルドー・ワイン・ラヴァーで大日本ロゼワイン普及教会の会頭候補のOさん曰く「昔のロゼは甘くて酷かったからなぁ。食事に合わせる代物じゃなかったよね。」
CEOのKさん「Oさんも教会に入ってくださいよ(笑)。」
看板娘Oさん「うぐいす嬢だったらできますよ(笑)。」
こうして看板娘Oさん、大日本ロゼワイン普及教会スポークスマン就任の運びとなりました。
めでたしめでたし(笑)。
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Jul 26, 2013 by
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明日は試飲会です(笑)。
セラーの前の棚に試飲会で出すワインが並びました。
へへへ(笑)。
新しいワインが並んでいるのを見ると、ついついニヤニヤしてしまいます(笑)。
今回は白ワインが多いのですが、なかなか個性派揃いです。皆さんのご感想が楽しみです(笑)。
ところで昨日のシャンパン談義の続きです。
家内「確かに
エグリ・ウーリエや
アンジェリーヌみたいな極上のシャルドネの香りは良いんだけど、普段飲むには高級過ぎるよね(笑)。」
私「それもそーかもね。木樽熟成するシャンパンって、それなりに濃さはあるしね。」
家内「そーなんだよね。立派なレストランの料理じぁないとダメだよね。たまに家で飲むには、木樽熟成しないブラン・ドゥ・ブランなんかが相応しいよね。」
私「そうすると、味わいのタイプは似てくるね(笑)。」
家内「私は秋空を突き抜けるような
ピエール・ジモネに尽きるね(笑)。」
私「あの純粋さはブラン・ドゥ・ブランの有るべき姿だよね。でも一方、もっとシャルドネらしいアプリコットのニュアンスがしっかりしてるヴォアラン・ジュメルなんか好む人いるよね。」
家内「そーだよね。ヴォアラン・ジュメルって春の空みたいな感じするよね。潤いと温かみがあるよね。」
私「冴えてるね(笑)。」
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Jul 25, 2013 by
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昨日の
シャンパンの続きです(笑)。
家内「それにしても不思議なのは、
エグリ・ウーリエにシャルドネが25%しか入っていないことだよね?」
私「ピノ・ノワールが75%なのにシャルドネの香りが優位だよね。」
家内「あの圧倒的なアプリコットの果実味は、どう考えたってシャルドネだよね。」
私「J・ラサールの『
アンジェリーヌ』もシャルドネは40%でピノ・ノワールより少ないんだよね。でも味わいの中心はアプリコット…。やはりシャルドネなんだよね。」
家内「そうするとシャンパーニュでは香りの強さはシャルドネが最も強いんだよね。」
私「あのアプリコットや桃の香りは尽力されて造られた、しかも特別な畑でしか出ないシャルドネ固有の香りだよね。」
家内「そこがグラン・クリュの証かな(笑)。」
私「ブラン・ドゥ・ブランはもちろんだけど、アッサンブラージュ・スタイルだと、いかに良いシャルドネを入れるかに全体の品質は左右されるんだろうな。」
家内「シャルドネの品質ってかなり重要なんだね。」
私「ブラン・ドゥ・ノワールに近いようなシャンパンにシャルドネをちょっと入れたくなるのが分かるよね(笑)。香りの幅がぐっと広がる。」
家内「シャルドネは魔法の秘薬だよね(笑)。」
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Jul 19, 2013 by
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今日も暑かったですね。
マスキューでは白ワインとロゼしか売れません(笑)。ここまで暑いと我々売る側もついつい白やロゼあと泡を勧めてしまいます(笑)。
お蔭さまで
山羊のロゼだけは好調です。スペイン ペネデスでロシャレルが造る
アマルティアのロゼです。
大日本ロゼワイン普及協会の会長(家内)曰く「食事の際、肉まで合わせられる優れ者です。」
同じく大日本ロゼワイン普及協会の理事長(私)曰く「ストロベリーなんかを使ったデザートとの相性も抜群です。」
会長と理事長のツープラトン攻撃で普及を計っております(笑)。
ところで、今年の作柄情報がまた入りました。
ボジョレーの情報です。
今年は収穫が10月になりそうとのこと。
うーん。
やはり花ぶるいや開花不良があったようですね。
通常開花から100日ほどで収穫となりますから、逆算すると開花が7月になります。通例はそんなに遅くないですから、アクシデントがあったようです。葡萄樹は、花芽がダメになっても再び開花します。凄い遺伝子なのです。ただし収穫量は通例より減りますから、この点生産者は苦しくなります。
あとは収穫まで天候が順調ならば、より凝縮した素晴らしい果実が得られます。
お祈りしましょう!
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Jul 18, 2013 by
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うーん。
2013年の作柄ピンチかも?
今日、或生産者の作柄情報が届きました。
内容はあまり具体的に作柄に触れていませんが、収穫が遅れそうで収穫量も少なそうな感じでした。
6月から7月にかけて良くなかったようですね。花ぶるいやカビ病が発生したかも?
もちろんまだ7月ですから先は解りませんが、なんやら嫌な雰囲気です。最近のニュースから、チェコで大雨が降り大洪水。2002年を連想しました。たしかあの年はヨーロッパ南部で洪水が起き、畑ごと流されたり散々の年でした。
今年は今のところ生産量は少なそうですが、夏後半から秋にかけての天候次第では驚くような葡萄が収穫出来ることがあります。もちろん生産者の不屈のハートがないとダメです。どれ程畑で尽力するかが分かれ目になります。ただその努力が報われるかどうかは別です。
祈るのみ!
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Jul 14, 2013 by
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今日は昨日よりは、陽が出てない分楽でしたね。それでも暑いか(笑)。子供の頃は35℃なんてならなかったですよね?でも、こうなったからには仕方ありません。耐えるしかない。
我々人間は足があり移動できますから、暑ければ涼を求めることが出来ます。でも植物は移動出来ませんから、大変でしょうね。もちろん環境の変化に対応して植生を変えることもしますが、時間がかかる。
ましてや栽培される商品作物は、品種改良や栽培地を変えるしかありません。そうなると大事です。栽培する人間は一緒に移動出来ませんから、違う作物を栽培するしかありません。
ドイツのワイン産地では、温暖化が進みあの芳しいリースリングが造れなくなるかも知れないと問題になってました。温暖化に伴い晩熟性のリースリングの収穫が早まることが根拠でした。
でも最新の研究によると、葡萄果が成っている上の枝の成長点以外の葉を間引くことで葡萄果の成熟を遅らせることが出来るようです。
この研究でドイツの葡萄界は胸を撫で下ろしたようです。
でも、そうなる頃にはもうリースリングの人気が無くなって栽培する人もいなくなっているかも(笑)?ワインは確かに自然の産物ですが、造るのも飲むのも人間です。天候などの自然より、人間のやることの方がうつろい易いのが真実です(笑)。
実際、美味しいリースリングは減っています。目先の品質の向上に労力を注ぐことの方が大事だと思いますが…。
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Jul 07, 2013 by
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今日はめちゃくちゃ暑かったですね。暑さにまだ体が慣れていませんから、厳しかったです。
そんな中、今日マスキューはお休みですが、閉まった店の中でワインのお勉強してました(笑)。
この暑さですから店は閉めていてもエアコンは点けてます。暑さ凌ぎには持ってこいなのです(笑)。ワインだけ涼しくするのはもったいないので、私もちゃっかり便乗した訳です。自宅のエアコンは使わない我が家の生活の知恵(笑)。
そうそう、今日はオーストリアのワインを調べてました。じつはおもしろいオーストリアの白ワインを見つけたので、お勉強です(笑)。
そのワインなんと混植混醸なのです。
味わいも、あまり経験したことのない味わい。好奇心を掻き立てる素晴らしい味わいでした。
調べてみるとオーストリアでは伝統的な醸造法とのこと。最近また流行りだしたようです。
グローバリゼーションのアンチテーゼとも言えそうです。
あまり数がないようですが、早速明日発注しようと思います。まだ、あるかな?
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Jul 04, 2013 by
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どうやら10月から
エル・マセットの価格が上がるようです。
南フランスの私の愛する
ドメーヌ・ラファージュのワインです。エル・マセットだけではなく、
ノヴェラム・シャルドネも同様に上がるようです。
今現在はどちらも1155円税込みで販売していますが、1500円近くになりそうです。
そっ、そっ、そんなに!
いくら円安でも…!
聞くところによると、インポーターさんの為替予約が終わるのと、リリース価格が上がるダブルパンチだそうです。
もっとも輸入当初の価格もその位でしたし、今までが安過ぎたと言えばそれもそうですが…。
どうやら、これから秋にかけて値上げの波がきそうです。インポーターさんの在庫も夏場に入る頃には少なくなります。そして夏過ぎて秋口から、輸入が本格的になるのが、通例です。
じわりじわりと円安の影響が迫ってますね。でも、景気が回復しないのも困りますから、痛し痒しです。我々は、為替が行き過ぎないのを祈るのみ!
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Jun 09, 2013 by
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今日
マストロベラルディーノのグレーコ・ディ・トゥーフォー2011年とファランギィーナ2011年を飲みました。
ちょうどフィアーノ・ディ・アヴェッリーノをご購入下さったお客様と、急遽テイスティングしました(笑)。
供出温度は常温でしたが、グレーコは思った通り(笑)。洋梨や桃をかじったような溢れんばかりの果実味。
ファランギィーナは酸がしっかりしており、広がりはさすが。様々なニュアンスがありますね。植物っぽさがありしっかりしたニュアンス。
私「ファランギィーナの方は
マロラクティック醗酵をしていません。でもグレーコの方はしてます。品種で造り方を変えてます。」
お客様「あっ!グレーコは洋梨と白桃のまんま(笑)。」
家内「やはりグレーコはリンゴ酸が邪魔になるのかな?」
私「多分そうだね。洋梨や白桃のニュアンスはマロラクティックやらない方がハッキリでるんだろうな。」
家内「ファランギィーナの硬質なニュアンスにはリンゴ酸は逆に必要かな。」
私「ゆっくり飲んで確認したいね。」
さすがマストロベラルディーノ、芸が細かいですね。
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