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ジュ・ド・レザン2012年の最新作柄情報
Jul 19, 2012 by weblogland |極上コニャックの原料葡萄をそのままジュースにしたジュ・ド・レザンの7月10日付けの情報です。
今年は4月からずっと雨が降り続いているようです。葡萄の房も小さく、しかもベト病との闘いのようです。
ただし天候が回復し暑い乾燥した夏になれば、量は少ないがかなり上質の葡萄が収穫出来ます。生産者のポール・ジローは悲観的にならずに、懸命の努力を続けているようです。
ガンバレ!
何があろうともマスキューは注文しますから!
これからが勝負です!
あと今年は去年のように一ヶ月も早い出荷はなさそうです。開花の時期は例年並みのようです。そうするとクリスマス前には着くかな?
ヤキモキ、ワクワクの夏なのです。
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今日も暑かったですね。
Jul 18, 2012 by weblogland |同じ関東平野でも、かなりの違いですよね。こっちは館林に比べたら楽なものです。
南フランスのルーションあたりも気温が高く大変そうですが、風が強いですから暑さの質が違います。しかも朝晩の気温差がかなりありますから、夜眠れないことはないようです。
そういえば結婚した当時、観音崎の近くに暮らしたことがありました。たしかに日中は日差しは強く暑いのですが、海風が吹きますから意外と過ごしやすい。エアコンも必要ありませんでした。海が近いと空気が対流しますから気温は下がりますね。
じつは親戚が館林界隈にいます。暑中見舞いに電話しようかと思います。年寄りがいますからちょっと心配なのです。若くて元気な者だって調子悪くなりそうな気温ですからね。
皆さんも気をつけてください。
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北フランスと南フランスのワインを同じ場所で造っているが如し
Jul 13, 2012 by weblogland |不思議です?
先日アルゼンチン パタゴニアのボデガ・デル・フィン・デル・ムンドのスパーリングが再入荷しました。ついでにピノ・ノアールのスティルワインも入荷したことをブログに書きました。
この両者を比べると不思議不思議、全く正反対なのです。
スパーリングのエキストラ・ブリュットは、シャンパンに近いタイトな味わい。ところがピノ・ノアールはまさにニュー・ワールド(笑)。南米によくみられる青臭さはなく進化したスタイルですが、アルコール分14.5%とマッチョ(笑)。アッパーカットを喰らった気分です。コンサルタントのミッシェル・ローランの顔が目に浮かびます。
でも、エキストラ・ブリュットはアルコール分12%。瓶内二次醗酵をする前のワインは11%以下で出来上がっていたはずです。
???
北フランスと南フランスのワインを同じ場所で造っているが如し(笑)。
何故でしょうね。
あー、だめだ。
また妄想が始まった!
何故なんだ!
ちなみにお値段は同じ1470円。これも不思議(笑)。
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作柄情報
Jul 03, 2012 by weblogland |ボジョレーですが、開花が6月の半ば頃だったそうです。大体開花から100日が収穫になりますから、9月半ば頃が収穫になりそうです。去年フランスは開花が5月半ばから後半と約一ヶ月早まり、収穫も8月と近年例を見ない早い収穫となりヤキモキさせられました。今年は大丈夫そうです。
あー、良かった(笑)。
とは言え収穫量は減りそうとのこと。結実不良があったようですね。でも春の段階で極端なダメージを受けた訳ではなさそうですから、夏がそこそこ暑く乾燥してくれれば、期待出来そうです。農家は良い葡萄が沢山出来ることが一番望ましいのでしょうが、簡単には行きません。そこそこの量で、まあまあ良ければ良しとしませんか(笑)?
毎年今世紀最高では能がない(笑)。
今年の夏はどうでしょうかね?
暑すぎてもダメですし、寒くてもダメです。雨がまるきり降らないとダメですし、降りすぎてもダメですから厄介です。優良な作柄はそれだけで奇跡的と最初から思っていた方が良さそうですね。
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2011年は生産者によってバラツキが出ますね
Jun 12, 2012 by weblogland |今年は梅雨入りが去年よりだいぶ遅れたようです。でもまだ6月の10日を過ぎたばかりですから、今年は例年並みなんでしょう。
去年は北半球のワイン産地は全体的に生育期間が早まり、真夏の収穫になったところが多かったでした。まあ、品質に顕著な悪影響はでませんでしたが。
あるインポーターさんに聞いたのですが、
私「去年は収穫が早まり、どうなることか心配しましたが、ワイン自体はまあまあでしたね。今年はどうなるんでしょうね?」
インポーターさん「去年は葡萄自体問題はなかったようですが、真夏の収穫だったため、みんなバカンスが取れなかったようですよ(笑)。」
私「なるほど(笑)!みんな日本人並になったんですね(笑)。」
インポーターさん「あと、大きい生産者は苦労したようです。小さいところは家族でできますが、大きなところは人が集まらなくて、間に合わなかったり、選別が行き届かなかったりしたようです。」
私「なるほど!そうなると2011年は生産者によってバラツキが出ますね。注意して選ばなくてはいけませんね。」
雑味が出たり、過熟して明瞭さを失ったり、苦みが出たりしそうです。
ワインは出来上がるまでに、様々なハードルがあるのです。
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こんな時はワインの調べ物をします
Jun 09, 2012 by weblogland |こんな時はワインの調べ物をします(笑)。
ここのところロワールがマイブームでして、実はクロー・ド・ネルのサンプルも取り寄せちゃいました。あのブルゴーニュのルフレーブが所有するロワールのドメーヌです。
このワイン、まずラベルがかっこいい(笑)!日本的で、うーん、九谷焼の意匠っぽいんですよ(笑)。家内曰く「頑張れ日本(笑)?」(こんど写真を撮ってご紹介しますね。)
ヴィンテージも2003年ですから、期待出来そうです。ラングロワ・シャトーのコテコテの王道カベルネ・フランに対抗したスタイルだと期待しています。畑もアンジュよりですから、テロワールもかなり違うはず。
しっかり造ったカベルネ・フランて良いですよね。ロワールですと軽い安酒の印象がありますが、とことん尽力して造られたワインは格別です。コストパフォーマンスにも優れたお買い得ワインだと思いますが、皆さんどうでしょうか?
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ここのところ試飲サンプルが目白押しです。
Jun 07, 2012 by weblogland |良い点、悪い点、将来性を見極め、しかも売れるか?判断しなくてはなりません。いくら良いワインでも飲まれない(売れない)ワインは意味がありません。
でも、半年一年と時間が経って、思った以上に良くなるワインもあり、逆に全く伸びなかったり(笑)。完璧に正しい判断をすることは難しいですね。
間違った時は、新な勉強になったとプラス思考に切り替えます(笑)。
そしてまた飲みつづける。
同じ生産者のワインでも年によって変化して行きます。そして、それが作柄によるものか?スタイルを変えたものか?追いかけることも必要で、楽しいことでもあります。
値段だけ貼って、売るだけなら楽でしょうが、マスキューの性分が許しません(笑)。もっとも名前だけで売れるワインもありますが。それはそれ、と割り切ることも必要です。ワインの価値は結局飲み手個人のものですから。
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ジェネリックのソーミュール・シャンピニー2009-もの凄い出来栄えです
Jun 07, 2012 by weblogland |フランス ロワールのカベルネ・フランで造った赤ワインです。ヴィンテージは期待の持てる2009年です。
ラングロワ・シャトーというとスパーリングが有名です。マスキューも3種類のスパーリングワインを定番で扱っています。安定して品質が良く、クレマン・ド・ロワールだったらラングロワ・シャトーを押さえておけば、まあ安心です。
でも!
ラングロワ・シャトーのソーミュール・シャンピニーもロワールの赤ワインとしては外せないところなのです。ちょうどシャトー・ド・フェルの白ワインが外せないのと同じようなものです(笑)。
基本的には、軽やかで飲みやすいフルーティーなソーミュール・ルージュなのですが、これが実に緻密で味わい深い。良い作柄ですと深遠さがあるのです。特にラングロワ・シャトーのドメーヌもののヴィエイユ・ヴィーニュになると、驚きの熟成能力が備わります。2007、2008年とジャンプしてしまいましたが、良作年の2009年がリリースされましたから見逃せません。
ちなみに今ジェネリックのソーミュール・シャンピニー2009年を飲んでいますが、もの凄い出来栄えです(笑)。抜栓後3日経っても全容が把握できません。
素晴らしいことだけは確かです。
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ラランド・ポムロールのシャトー
May 11, 2012 by weblogland |今日のワインはボルドーのラランド・ポムロールのシャトーです。ラランド・ポムロールと言えばマスキュー定番のシャトーセルガンがありますが、隠れた銘醸地ですから常にアンテナを張っていなくてはなりません。
今日届いたワインは除梗をする今風のワインなのですが、なかなか良さそうなのです。まず、ヴィンテージが2005年。そして名前だけは聞いたことのある生産者なのです(笑)。どうしてかと言うと、まず名前の通ったワインは高い(笑)。でも注目はされているが、まだ評価されていない生産者は、名前だけは見かけます(笑)。それゆえ、例えばヒュー・ジョンソンのアトラスなどでは生産地の頁で名前だけ記載があるとか、ラベルの写真だけ載っている生産者のワインこそ注目すべきなのです。
お買い得な優良ワインに当たる確率が高いのです。
まずい!マスキューの手の内をバラしてしまいました(笑)。
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フランスワインってスパーリング一つとってもすごいバリエーション
Apr 24, 2012 by weblogland |べつに30度を越えた訳じゃありませんが、体がまだ暑さに慣れていない性ですね(笑)。
昨晩は一昨日取り寄せたブランケット・ド・リムーをまた飲みました。
焼き林檎やバラの香り、ちょっとモルトっぽいスモーキーさがあり、とても美味しかったですね。味わいが出るまでに時間がかかりますが、とても良いワインでした(笑)。今度の試飲会には間に合いませんが、先々扱ってみたいスパーリングワインです。これから暑さに向かいますから、楽しみです。
でもフランスワインって多様ですね。スパーリング一つとってもすごいバリエーションです。きちっとレギュレーションを守りながら、味わいの特徴がしっかりしている。
うーん。
イタリアも多様ですが、フランスほど統一した意識に欠ける(笑)。フランス人はA.O.C.を皆で守ろうとするが、イタリア人は法をすり抜け越えることに快感があるようですね(笑)。
お国柄ですか?
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ガントランディは頑としてスタイルを変えません
Apr 11, 2012 by weblogland |あー。なくなっちゃいました。
実は輸入元も再入荷させない意向のようです。
がーん!
ショック。
なんでもこのワイン扱い難いとのこと。ワイン漏れが著しいのです。
ガントランディはワインを目一杯ボトルに入れます。コルクと液面にほとんど空間がないほどです。そうなるとちょっとの温度差や振動でワインが漏れます。セラーに入れないと夏場はまずワインが噴きます。
こうなるとさすがに売り難い。
私は、しょうがないものと簡単に考えて平気で飲んでしまいますが、お客様には勧め難いのはたしかです。
ガントランディはコルクと液面をあけることでワインが空気に晒されることを嫌って、ワインを瓶に目一杯入れてくれている訳です(笑)。ケチ臭くないし、多少漏れてもコルクはちゃんと効いてますから、中味には影響がありません。
かと言って、日本の消費者には伝わりませんから、インポーターさんは大弱り。何度かワインの量を減らすように要望したようですが、ガントランディは頑としてスタイルを変えません(笑)。ここら辺が、今回終売の裏事情のようです。
個人的にガントランディのグルナッシュのファンとしては、悲しいですね。
あの硬質なタンニンたまりませんよね。美味しいんだけどなぁ。
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シェナン・ブランとシャルドネの違いです
Apr 03, 2012 by weblogland |シェナン・ブランとシャルドネの違いです(笑)。
両者とも基本的に味わいの要素が共通するからややこしい。でもワインとして飲むと別物なんですよね(笑)。
うーん。
これはまず整理しないといけません。
では一体何がシャルドネ?今や世界中で栽培されている白ぶどう品種の王者です。トロピカルなスタイルやタイトなスタイルまでかなり幅広い。でも一番シャルドネたる味わいは?王者の白ワインとして比べるものがない完璧なシャルドネの珍重されるべき味わいはアプリコットや白桃の香りだと思います。ニューワールドやどこでもシャルドネはシャルドネなんですが。やはり愛でるべき味わいはアプリコットや白桃の味わいが芯になるべきかと。この芯に様々なニュアンスが加わり完璧なシャルドネになると思います。
ですから、資格試験でカリフォルニアなどの安いシャルドネをテイスティングの問題に選ぶセンスが私には解りません。
もっともアプリコットや白桃のニュアンスが芯にあるシャルドネは5000円以上するものがざらですから、無理もないんでしょうね。
話が跳んですみません。シェナン・ブランというとやはりバターのニュアンスとレモンやグレープフルーツなどの柑橘類が味わいの芯になっています。もちろんアプリコットなどのニュアンスもありますが、硬質なリンゴ酸が目立ちます。
飲んでみると味わいは違いますが、一つ一つのニュアンスを比べると共通していますから、こんがらかる(笑)。でも芯をしっかり捕らえれば違いはハッキリします。資格試験にでるチリやカリフォルニアのシャルドネの違いが解ることは、本来どうでも良いことです。
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ニュージーランドのワインなかなか良かったですよ
Mar 24, 2012 by weblogland |今日は、常連のワイン・ラヴァーの皆さんが、申し合わせたようにご来店してくださいました。
Aさん「来週の試飲会来れないから今日来ちゃいました(笑)。」
私「それはそれはありがとうございます。せっかくですから、取り寄せたサンプルがありますから、ちょっと飲んでみませんか(笑)?」
じつはニュージーランドのワインを有償サンプルでオーダーしたものが、今日届いたので即席試飲会となりました。
Aさん「マスキューさん、試飲サンプルってインポーターがセールスのために送ってくるんですか?」
私「セールスのためと言えばそうなんですが、只で貰うと断りづらいし、かといって飲んだことのないワインを、まるまる1ケースをいきなり取る訳にも行きません。有償でしたら、お互いに負担が少ないかと。」
Aさん「売ってやるから只で持ってこいはダメだよね(大爆笑)。」
私「絶対に嫌われますよね(笑)。」
家内「そんなことやってたらインポーターさんの間で、『最低マスキュー』って言われちゃいます(爆笑)。」
ところで、ニュージーランドのワインなかなか良かったですよ。
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結果にたどり着く過程にこそ、人生の楽しみがあります
Mar 18, 2012 by weblogland |今日は遠路、Sさんがお越しになりました。
Sさん「どうも、今日は横浜に来ましたんで、寄らせてもらいました(笑)。
Sさんは多才な趣味人、お酒はモルトからワインにいたるまで玄人。さらには鉄道やあれこれ良くご存知です。
今日はワインからTGVまで、楽しくお話くださいました。
私「Sさんはホントに幅広いですね(笑)。趣味の勉強だけでも、いくら時間があっても足りないんじゃないですか?」
Sさん「いえいえ。好きなものですから、苦にはなりません(笑)。」
ちなみにSさんはコート・ロティーの熱愛者です。
私「極上のコート・ロティーって20年は普通に待たなくてはなりませんよね。あれほど時間のかかるワインはないかと。」
Sさん「そうなんですよね。でも飲み頃のコート・ロティーの良さを知ってしまうと、抜けられないんですよ(笑)。」
私「私も数えるほどしか熟成したコート・ロティーを飲んだことはありませんが、あの香りの分量には息が止まるかと思いました(笑)。日本だとそのために平気で20年以上待てる方はほとんどいないのでは?」
Sさん「ですから、滅多に見かけません(笑)。」
私「飲み手を選ぶようなところは貴族的です。生産量も少ないですから、そうあるべきワインですね。」
Sさん「私は貴族的ですか?(笑)。」
好み価値観は多様ですが、常に好奇心を忘れずに新な味わいにチャレンジした結果にたどり着く過程にこそ、人生の楽しみがあります。
自分で判断できるようになれば、すぐに人生の達人になれます(笑)?
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テロワールってなんなんだ
Mar 16, 2012 by weblogland |お客様「マスキューさん、『ドンナルーチェ』と『エポス』って不思議だよね?ああも違うスタイルのワインを同じ生産者が造っているとは…。」
私「そーなんですよ。『ドンナルーチェ』にはシャルドネが入ってはいますが、マルヴァジアがメインのセパージュですから、この点『エポス』とはあまり変わらないのですが。」
お客様「造りのテクニックによるところが大きいんですね。」
私「そうとしか思えません。」
お客様「イタリア人の自由な発想なんですね。」
私「技術も高いですが、発想が凄いですよね(笑)。」
お客様「そうすると法律で味わいの特徴まで決めるようなフランスやドイツではありえない(笑)。」
私「イタリア人はもともと法律に縛られるのが嫌いな民族性がありますし(笑)。」
お客様「このワインを飲むとテロワールってなんなんだ?って思っちゃうよね。」
私「そうなんですよね。(真剣に)。」
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オーパス1のお問い合わせが多いです
Mar 16, 2012 by weblogland |なぜでしょうね??
マスキューも扱っているにはいますが、ミスマッチ(笑)。あまりやる気のない売り方してますから、ぶらっと立ち寄って「オーパス1ある?」などと言うお客様はおられません(笑)。
今日は「もしもし。オーパス1の1990年ありますか?」
私「さすがに1990年はありませんが、調べてみましょうか?」
「いくらくらいしますかね?」
私「現行が2008年で、それも品薄で27000円は越えます。ですからかなり高いと思いますが…」
「とりあえず調べていただけますか?」
私「かしこまりました。」
あるかな?
あっても高いだろうな~。
あと、こんなお問い合わせも「マスキューさんオーパス1とメイデンどっちが美味しいですか?」
私「難しいですね。濃さから言えばメイデンですか。知名度から言えばオーパス1ですか。」
「へぇー。オーパス1より濃いワインあるんですか?」
私「カリフォルニアのワインは全体的にタンニンが強いのですが。いつ飲み頃になるか解らないほどです。」
「どっちがイイでしょうか?」
私「プレゼントでしたらオーパス1の方が無難かと。」
「なるほど!」
話だけですが、景気良くなったんですかね?
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本家のリースリングで造られるドライなワインは気になるところ
Mar 13, 2012 by weblogland |今日は外苑前でドイツ・ワインの合同試飲会でした。ドイツワインの試飲会なんて最近では珍しいですよね(笑)。糖度の上がったリースリングを辛口に仕上げたワインが出るというので、楽しみにしていました。ドライで濃くがあり、料理に合わせる前提で造られたドイツワインです。
前にも何度か飲み、素晴らしい味わいと価格にビックリしました(笑)。コストパフォーマンスに優れたワインがあったら絶対に買いなんですが…。家内が帰ってくるのが楽しみです(笑)。
実は最近のマスキューのラインナップでお気づきかと思われますが、『コドロンキオ』や『ドンナルーチェ』のような遅摘みしたハニーな辛口ワインが気に入っています。マイブームなのです(笑)。
そうするとやはり本家のリースリングで造られるドライなワインは気になるところなのです。ドイツのモーゼルの一流生産者が、収穫量を抑えて本気で造ったら、太刀打ちできないはずです。
どうだったでしょうね?
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コネリアーノ・ヴァルドッビアーデネ ?
Mar 02, 2012 by akiko |Conegliano Valdbbiadene・・・はて?判らないと気になる。
イタリアワインの本を開いて探したところ、ありました。ヴェネト州の比較的新しいDOCGでした。
正しくは Conegliano Valdbbiadene Prosecco Superiore DOCG。
うむむ、またまた 勉強不足が露呈してしまいました。反省です。
一度も 飲んだことがないワインですから 楽しみです。どこかで見つけたら 買ってみなくっちゃ。
それにしても、イタリア バンバン DOC、DOCGを増やしますね~。地理的範囲は とても狭かったり、
以前からあるDOC,DOCGと重複したり。使用品種を調べてみれば なんだこれ?と思うような
まるっきりの地場品種だったり 亜種だったり。
土地のワインを 他ときっちり区別して守る という 原産地保護の考え方からすると 至極 当然では
ありますが、あまりに 細分化されすぎて ついていけな~い と悲鳴をあげたくなりますが
百花繚乱 多種多様 というのが イタリアワインの魅力のひとつでもあるのだから、
めげずに 新DOC、DOCG 覚えていくようにしましょう。
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ボトルのデザインが楽しくてしょうがないんですよ
Feb 27, 2012 by weblogland |先日の試飲会であるお客様に教えていたたまきました。
狛江からお越しの常連のKさんです。
Kさん「マスキューさん、実は私ボトルのデザインが楽しくてしょうがないんですよ(笑)。」
私「たしかにそれぞれ工夫や斬新さがあって楽しいですよね。」
Kさん「例えば、最安値のロス・セニョーレスなんか、ラベルに描かれている月の黄色とキャップシールの黄色が合わされていて、しかもラベルに描かれている犬の足の肉球がキャップシールにデザインされているんですよ(笑)。しかも、瓶の色も黄色がかったブラウン瓶です。」
私「今、気がつきました!」
Kさん「同じように、ディルヴィオのリアス・バイサスもラベルデザインのブルーとグリーンがキャップシールとキャップシールのトップの色に踏襲されてます。」
私「おー!そういえばそうです。じゃあ、ルモワスネのサヴィニ・レ・ボーヌ1998年は?」
Kさん「これは色遣いの少ないラベルですが、紋章のほの暗いピンクの斜め線を、そのままキャップシールにデザインしています。」
私「良くお気づきで!私そこまでワインの外観を見てませんでした。でも、気にして見ると楽しいですね。造り手のディテイルに到るまでの気配りが伝わってきます。」
また一つワインの楽しみ方が増えました(笑)。
Kさん!
ありがとうございました。
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「思わずゴックンしちゃうワイン。」を捜す
Feb 22, 2012 by weblogland |仕入れるワインが有ろうと無かろうと、行かねばなりません。ヴィンテージの傾向やトレンドは少なくともわかります。両方で140本くらいでしたが、面白いワインもあり勉強になりました。
よくお客様から聞かれますが、「なんでそんな数飲んで解るの?」
たしかにそうかも知れません。でもかなりいい加減に選んでるかも(笑)。
数飲むと舌は痺れますし、当然感覚も鈍ります。ですから試飲会で出されたワイン総てを正しく判断は出来るはずがない。という前提が必要です(笑)。そうなるとポイントは、「思わずゴックンしちゃうワイン。」を捜すことです(笑)。100本飲むうちには1本くらい「思わずゴックンしちゃうワイン」があります。あとはその価格でマスキューで売れるかどうかだけです(笑)。
ですから簡単なんです。
あと場数を踏めば、早く高い精度で回るコツもつかめます。
ちなみに私と家内が一緒に廻るとめちゃくちゃ速いと言われます(笑)。
これだけは自慢できます(笑)。
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『ドンナルーチェ』を使ってマティーニを造ってもらいました
Feb 16, 2012 by weblogland |ふふふ。
『ドンナルーチェ』を使って造ってもらいました。あのイタリア、ラツィオのポッジョ・レ・ヴォルピの造る「遅摘みの小宇宙」です(笑)。
ジンと『ドンナルーチェ』を半々で、凍らせたミキシンググラスに、まずジンを入れ、そこに同量の『ドンナルーチェ』を足して、手早くステア。もちろん余分なものは足しません。
素晴らしい味わいでした!
余韻と切れの良さは秀逸。これほどまで美しいマティーニは経験したことがありません。
「旨いです!でも『ドンナルーチェ』単独の方が美味しいかと…」マネージャーの金田氏。
私「君!それは正しい(笑)!」
間抜けな掛け合い漫才をしてしまいました(笑)。
もともとジンは白ワインの代用品ですから、相性が悪いはずがありません。
あー。目が覚めるほど美味しかったです。
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1898年のリヴサルト
Jan 27, 2012 by weblogland |先日あるインポーターさんから古いリヴサルトのオファーがあったことをブログに書きました。1930年から50ヴィンテージ揃っている驚きのオファーです。
翌日、普段良くしていただいているあるインポーターさんからお電話いただきました。
Sさん「ブログで見たのですが、マスキューさん、リヴサルトお好きなんですってね。」
家内「そーなんですよ。二人して大好きなんですよ。」
Sさん「じつは1898年のリヴサルトあるんですけど…。」
家内「えっ!(絶句)」
Sさん「数がないので、秘密にしてましたが…。」
この話を聞いて卒倒しそうになりました。
あるんですねぇ~。
ビックラこきました。
怖くて詳細はまだ聞いてません(笑)。
私って小心なんですよ(笑)。
>> ヴィユー リヴサルト 1959 ドメーヌ サン ジャクリーヌ
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リヴサルトの古いもの
Jan 24, 2012 by weblogland |インフルエンザ流行りそうでしたが、雪がお湿りになって大丈夫ですかね?でもまだまだ安心できませんね。
今日もの凄いオファーがきました。あるインポーターさんからリヴサルトの古いものを受注輸入受付のリストが届ききました。
なんと1930年からのリストです。50ヴィンテージあります。
おー!
あるんですね。
すべて蔵出しのようです。
価格も手が届く範囲です。すぐにでも飛びつきたいところですが、面識のないインポーターさんです。
困ったなぁ。
リヴサルトは大好きですし、ましてやオールド・ヴィンテージとなると垂涎もの。
かと言って、取引のないインポーターさんにいきなりインデント頼むのも不安です。
小さい頃『知らない人の後を付いていっちゃダメ!』って言われたしな。
少し様子を伺うことにします。
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小さな喜び大きな幸せ
Jan 15, 2012 by weblogland |先日売り切れたシャトー・ド・ブリッサ1999年、皆さんからのリピート率が高いです。
「マスキューさんホームページ見たけどブリッサ無くなっちゃったんですか?酸っぱさに深みがあって良かったですよね。あんなに安いのに旨い(笑)。」
私「ありがとうございました。私も好きだったんですよ。あの味わいを解って下さって、嬉しいです(笑)。」
「確かに独特ですが、ボルドーにあれほどの個性があるとは、勉強になりましたよ(笑)。」
私「そう言って下さって幸いです。またコート・ド・ブールの熟成したワインを探しますから、ご期待ください。」
「ところでブリッサ1999年は10年以上熟成しながらもまだまだ持ちそうでしたけど、なんであんなに安くて熟成するんですか?」
私「ワインの熟成能力は造りに由来しますから、良い造りのワインだったと言うことだと思います。グラン・ヴァンでも10年持たないワインはかなりあります。」
「そうすると価格イコール品質じゃないんですか?」
私「基本的に手間隙かけたワインは安く作れませんが、価格イコール品質になっていないところが不幸かと。」
「それ聞いてホッとしました(笑)。」
グラン・ヴァンは高くてなかなか手が出ないと不幸を嘆くより、安くて美味しいワインを見つけて楽しめるセンスがあれば、幸福なワインライフがおくれます(笑)。
『小さな喜び大きな幸せ』なのです(笑)。この小さな喜びを大きな喜びと感じるようになれば、あなたは一流です(笑)。少なくとも、私は認めます。(説得力ありませんか?)
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偽ワインの話
Jan 11, 2012 by weblogland |前にあるお客様のところで出くわしました。
ちょうどワイン会の準備をしているところに立ち寄りました。
ソムリエFさん「マスキューさん今週末試飲会なんですよ。お客様がワインを用意して下さったんですが、面白いワインがあるんですよ。」
私「へぇー。なんですか?」
Fさん「1922年のカリフォルニアワインなんですよ。ヴィンテージは入ってないんですが…。ちょっと見てみます?」
私「ほうー。カリフォルニア クラレットと書いてありますけど、他に記載がありませんね。液面はわりとありますね。アッパーショルダーくらいですか。コルクがかなり短いですね。しかもキャップシールがさらに短い。古いワインには違いなさそうですね。バックラベルは貼ってませんから、正規に輸入されたものじゃありませんね。 うーん。 ちょっと調べてみます。」
実は1920年代アメリカは禁酒法で商業ベースのワインはつくられてないはず。早速調べるとその時代でした。ミサ用や薬事用に販売はされたようですが、「カリフォルニア クラレット」と売られていません。
禁酒法後は第二次世界大戦でワインどころじゃありません。おそらく1950年以降のものだと思われました。
翌日その故Fさんにはお伝えしました。
まあ、安い価格で入手したワインで、ホストの方が「偽物かもしれないが試飲会の余興」程度と考えておられたら問題はありませんが。
もし大枚はたいていたら、ぞっとします。
今、インターネットの普及で簡単にレアなワインは手に入りますが、ご注意を!
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「ジェファーソン・ボトル」の酔えない事情
Jan 10, 2012 by weblogland |お客様が暮れに貸して下さった本です。
著者はアメリカ人のベンジャミン・ウォレス訳者は佐藤桂です。
アメリカ草々期の大統領トーマス・ジェファーソンが購入したワインが200年ぶりにドイツで発見され、それが法外な価格でワイン・コレクターに転売された話です。TH.J.のイニシャルが刻まれた1787ラフィットになんと邦貨で約3000万円!オークションの老舗クリスティーズを舞台に並み居る評論家やシャトーを巻き込み、世界的なアメリカの富豪に売られた話です。
結果的には誰もが怪しく思っていながら、騙された訳です。現実にそんなに古いラフィットは飲んだ人がいないし、とは言え1787年にラフィットは確実に存在しており、しかも今同様にボルドーワインの王者として君臨していました。
しかも初めてフランスワインを愛したアメリカ人大統領トーマス・ジェファーソンの買ったワインとなればアメリカのコレクターは飛びつくのは必至。歴史伝説の塊です(笑)。売り方買い方の両方の利害は一致。その上誰もブレーキはかけません。あとは価格だけですから、付いた価格も常識外れです。
競売のあった1985年にジェファーソンボトルの真贋に否定的だったのはジェファーソンの地元モンティチェロのジェファーソン研究家だけでしたが、それでも反論の余地があり決定的な判断をしたとは言い難かったのも不幸を助長しました。その後、放射線測定など様々な科学的立証検証も行われましたが、どれも偽物と立証するに到りませんでした。
最終的に真贋は線刻が当時の円盤型線刻機ではなく、現代の歯科医用ドリルによることが線刻職人によって確認されてからでした。古いアンティーク瓶を買って、それにTH.J.1787 Lafitteと刻んで古いワインを詰め、細工した古いコルクを打ち直したようです。
たとえまずくて飲めない代物であっても、本物であればコレクターは満足していたところが、コレクターたる由縁。私なら空のボトルでも本物なら十分な記念品ですが(笑)。ましてや200年前の赤ワインは飲める代物でないことは明白だと思いますが…。価値がよく解りません。
ジェファーソンも大統領を辞めたあと晩年はグラン・ヴァンではなくラングドックの赤ワインを取り寄せて愛飲したようです。もちろんモンティチェロで栽培実験したワインも飲んだのでしょうが、『美味しいレベル』になるにはその後150年ほどの時が必要でした。
うーん。
売る方も売る方ですが、買った方も買った方のような気もしますが。でも嘘はイケませんね!騙すだけ騙したあとに「嘘でした!ゴメン!」と言えば世紀の笑い話で済んだのでしょうが(笑)、完全な詐欺ですから許されません。でもこれはワイン流通の真実でもありますから、他人事ではありません。我々は、実際贋物にあたることもありますから注意しなくてはなりません。
この本を読んだ後、『永仁の壷事件』を思い返しました。現代の陶工 加藤唐九郎が巻き起こした贋作事件です。私の師匠、乙益重隆先生から伺った話なのですが。
先生「あの壷が贋作なのを一番先に見破ったのは大場磐雄先生なんだ。並み居る美術評論家は唐九郎の腕の良さに騙されたが、大場先生は一発で見抜いたんだ。壷の底の刻字を見てそれが現代の釘で刻まれたことを見抜いたんだ。往時の釘と現代の釘は造り方が違うから線刻した線の跡が違ってくるんだ。」
あと、こんな事も言ってくださいました。
乙益先生「古美術品のコレクターになってはダメだよ。本物が見たかったら博物館や美術館に行けば良い。欲が出ると正しい判断が出来なくなる。そうなったら研究者としては失格だ。」
肝に銘じなければ。
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どんなワインがオールマイティ?
Dec 28, 2011 by weblogland |お正月には 何飲みましょうか(笑)?
という訳で家内と話ました。
私「お正月って、ワインを飲み慣れてないご高齢の方やアルコールに弱い方もワインを飲む機会だと思うんだけど、どんなワインがオールマイティだと思う?」
家内「確かにそうね。ワインを飲み馴れた方とあまり普段飲まない方の両方を満足させなきゃいけないんだ。」
私「旨いからって、いきなりブルゴーニュのピュリニー・モンラッシェの極上ワインを、初心者に飲ませても飲まされた方が迷惑だもんね(笑)。」
家内「うーん。まず白ワインだったら、アルバーニャ・ディ・ロマーニャかピックプール・ド・ピネなんかどうかな?」
私「王道だね(笑)。どっちも完成度高いし、食事の邪魔はしないよね。でも『ドンナルーチェ』なんかどうかな?」
家内「マニアック過ぎない(笑)。」
私「確かにイレギュラーなんだけど、誰もが美味しいって感じるんじゃないかな?ある意味完璧なワインだし。」
皆さんどう思いますか?
私「じゃあ、赤ワインだったら何が良いかな?」
家内「誰もが飲んで美味しく感じる赤ワインか。難しいね。うーん。ジャン・バルモンの『カベルネ・ソーヴィニヨン』か『メルロ』なんかイイんじゃない?」
私「判り易さと満足感が両立してるね(笑)。」
家内「確かにエヴァンスタッド・リザーブなんか誰もが美味しいって言うと思うけど、ここは庶民的に(笑)。」
私「だったら『ヴィプラ・ロッソ』も良いね。溶け込みが良くて、アルコール感も無いし(笑)。」
結論!
安いワインでも、皆で楽しめるワインはあります!
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今年の『心に残った赤ワイン』
Dec 16, 2011 by weblogland |(偉そうに発表などと失礼!)
うーん。
たくさんあるんですよね(笑)。
例えばコストパフォーマンスを一番にすれば『ドミニオ・エスピナル ティント』ですね。スペイン フミーリアの赤ワインなんですが、実にしっかり出来ています。抜栓してから翌日飲むのがとても美味しいほどです。この価格帯では飛び抜けてます。先日「週間文春」で1500円以下のベストワインとして取り上げられてましたね。(今は扱ってませんが、ジンダリー・シラーズも載ってましたね。)
あとバスク地方のゼゼン・ティントも好きですね。実に滋味深い!スペインワイン2連発です。
イタリアワインだとやはりブレッサンワイナリーのスキオペッティーノ2004年は衝撃的でした。息が止まりそうになりました(笑)。
それから、ラツィオのビジ社のヴィプラ・ロッソも素晴らしいコストパフォーマンスでしたね。
フランスでは、ドメーヌ・フェリーヌ・ジョルダン2008年も外せません。何たってラングドックのアンリ・ジャイエですから(笑)。
あとラングドックのシャトー・フォンデュース2000年は素晴らしい熟成感でした。完璧ですね。
あまり目立たないワインですがルージュ・ガランスは素晴らしい出来栄え。きっと何年か先に大輪の花を咲かせますね。
あと2009年のローヌ・ヴィラージュは、シャトー・デュック、ロッシュ‐オードランの両巨頭とも文句なし。オードランの『ル・カイユ』にいたっては反則レベル(笑)。
ブルゴーニュは高いんですが(笑)。震災後に飲んだカミュのシャルム・シャンベルタン2002には感激しました。エレガントの極みでしたね。
ボルドーは久しぶりのポイヤック(笑)、シャトー・パダルナック1999年ですね。なかなかお目にかかれないレベルでした。
思えば、今年も沢山飲みました。来年も沢山飲めると良いですね(笑)。
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シャトー レオヴィル・バルトンとシャトー ランゴア・バルトン
Dec 12, 2011 by weblogland |お客様「もしもし、レオヴィル・バルトンとランゴア・バルトンって本当に中身同じなんですか?」
私「そーなんです。私も今年知りました(笑)。飲んだ感じも同じワインでした。」
お客様「驚きですね。何時から同じになったんですか?」
私「そこら辺の詳しい事情は解らないのですが、かなり前からのオープン・シークレットだったようです。」
お客様「でもロバート・パーカーの本には、同じだと書いてませんね。スコアも違うし?」
私「パーカーはどうも知らなかったようですね(笑)。ヒュー・ジョンソンは知っていたようです。言い回しがかなり微妙ですから(笑)。」
お客様「そーするとパーカーのスコアは間違っているんですね。」
私「そういう事になります。まあ、パーカーは何よりもラスカーズを一番に評価してますから、その点からして間違えています。ですから驚くほどのことではありません(笑)。」
お客様「マスキューさんはラスカーズがお嫌いですか(笑)?」
私「もちろんそんな事ありませんよ(笑)。ただあの味わいはいかにもアメリカ人に受けそうで(笑)。実際の熟成能力は間違いなくバルトンの方が上です。」
ワインに点数を付けるものじゃありませんね。恥をかいてしまいます(笑)。味わいの評価も飲み手により変わってきますから、なかなかグローバリゼーション出来ないのが現実ですね。価値観も多様と認識しないといけません。もちろん私の場合も私の感想であり、怒涛の妄想です(笑)。お許しを!
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今年のボジョレーはどんな塩梅でしょう
Nov 16, 2011 by weblogland |ペットボトルのヌーヴォはアルコール分は12%、瓶入りのヴィラージュは12.5%です。カンソン社はほとんど補糖したり補酸したりしませんから、額面通りに受けとって良いかと。
思ったほどはアルコール分は上がっていませんでした。ボジョレーも暑くて雨が降らない夏だった上、収穫も早まったようです。多分あまりアルコール分が上がると酸が不足する恐れがあったのだと思います。ですからカンソンは無理に糖度を上げなかったのでは?じつは他のヌーヴォでその恐れがあるものをいくつか見つけました。まあ、飲んでみないと実際のところは解りませんから、あまり詮索してもいけませんね。
さあ、今年のボジョレーはどんな塩梅でしょう?まずはちゃんと届いたことに感謝!
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