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昨日の展覧会凄かったです。
目黒の庭園美術館で見た『ロシア皇帝が愛したガラス展』です。グラスや花器、食器など超一級品ばかりです。単にお金もちの好事家が集めたコレクションとはレベルが違います。造る職人達も発注元を知っていますから、気合いの入りようも違うでしょうし、下手をすれば名声どころか命に関わります(笑)。随一の職人が渾身の仕事をした一世一代の作品ばかり並べていますから、壮観!
たとえばレースガラスのお皿一つとっても完成度が違います。模様にムラや不自然さがないし、当然造形的にも完璧なのです。
あと面白かったのは注ぎ口が三つある水差しがあり、注釈に『いっぺんに三つのグラスに注いだ』と書いてありました。
うーん。
どうみても無理なんですが?
いや、いや。きっと給仕するギャルソンに神業があったに違いない!すべてが段違いの世界ですから(笑)。
オススメの展覧会です。
すべてが完璧なのです。