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今月10月25日(金)、26日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ

Oct 22, 2019 by weblogland
今月10月25日(金)、26日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!

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真夏ではなく秋以降に飲んでいただきたいカヴァ!丸っきりの辛口でありながら
旨みたっぷり(笑)。出汁や味噌などにも相性の良い日本人好みの優れもの!
◎カヴァ ブリュット・ナチュレ カロリナ・デ・マサックス
販売価格(税込): 1,854 円
スペイン 発泡性 白 750ml

スペイン バルセロナ西50km ほどのフランカ・デル・ピネデス村にワイナリーはあります。1977年に本格的にワイン生産に取り組み、1980年代半ばに郊外のビラフランカ・デル・フォイスに醸造設備を移し専業化したようです。大規模生産者が牛耳るカヴァにあっては、100%自社畑の葡萄で生産する珍しいカヴァの生産者です。

セパージュはパレリャーダ60%、マカベオ30%、シャルドネ10%。チャレロが入っていないところがミソですね。無理にアルコール度数を上げたくない意図を感じます。そして瓶内熟成期間はなんと36ヶ月!

最近たまに長い熟成期間のカヴァを見ますが、どれもこんなに長く熟成した意味あるのかな?なんて感じておりました。どうしたってシャンパンのような熟成香には及ばない。ただ高く売るためなのかしら?なんて思っておりました(笑)。

ところがこのカヴァ、シャンパンとは違った意味での熟成した味わいがあります!
旨味です!

シャンパンで言うファースト・プレス果汁だけで造ったような雑味のなさ。熟成により控え目な酸が旨味として際立って再現されているのです。

う~ん。

これは斬新!

和食のお吸い物なんかにピッタリ。お正月にお雑煮を食べながらこのカヴァ飲んだらイイですね(笑)。

出汁にマリアージュするカヴァがあるとは!イノヴェーションを感じるアバンギャルドなカヴァなのです(笑)。


マスキューの定番としてずっと扱っていましたが、しばらくお休みしてました(笑)
。デイリーな価格帯としたは外せないアイテムとして愛されていました。
それがこの度よーやく再入荷しました!ヴィンテージは若いですが、相変わらずの旨み重視のスタイル。代変わりもあったようですが、赤白ともにワインのスタイルは変わらず(笑)。
あー、良かったぁ(笑)。
〇バロン・デュ・モンテガード 白 2018年 シャトー・コンダミン・ベルトラン
販売価格(税込): 1,037 円
フランス I.G.P.ドック 750ml スクリュー・キャップ

コート・ド・ラングドックの名門ドメーヌ・コンダミン・ベルトランは革命期までさかのぼる古い歴史をもちます。

1949年にクレーレット・デュ・ラングドックのA.O.C.授与式を、このシャトーで行なったという格式の高さ。

でも今のベルトランはA.O.C.の枠にとらわれない独自のスタイルのワインを作り出します(笑)。

そのレベルの高さは、フランス国内の星付レストランでは引っ張りだこの人気です。

このワイン ソーヴィニヨン・ブラン種が60%、ユニ・ブラン種が40%。味わいは、円やかで厚みがあり、味わいとしての果実味が勝るスタイル。溶け込みが良く品種の特徴が出しゃばらない品の良さ。どうやら混醸してるようですね(笑)。

インポーターさんに聞くとコンダミン・ベルトランのラインナップとして一番デイリーなランクということでした。

南フランスらしい濃厚さが、こんなにも品良くまとまっている姿はエクセレント!味わいに広がりもあり、変にワインをいじったところがない点も好感が持てます。果実味を裏支えする酸はしっかりしており、簡単に崩れません。補糖や補酸しない自然さがグッドです。更に液温が上がるとトロミが増します。グレート・ヴィンテージではなくともこのレベルまで造り上げる力量は流石!

それとラングドックの約束の地『ペズナ』の優位性を認めざるを得ません。

最後にこのワインの最大のセールスポイントは(笑)、『それにしては安い(笑)。』

こうでなくっちゃ!のワインなのです(笑)。



●バロン・デュ・モンテガード 赤 2017年 シャトー・コンダミン・ベルトラン
販売価格(税込): 1,037 円
フランス I.G.P.ドック 750ml スクリュー・キャップ

コート・ド・ラングドックの名門ドメーヌ・コンダミン・ベルトランは革命期までさかのぼる古い歴史をもちます。
 
1949年にクレーレット・デュ・ラングドックのA.O.C.授与式を、このシャトーで行なったという格式の高さ。
 
でも今のベルトランはA.O.C.の枠にとらわれない独自のスタイルのワインを作り出します(笑)。
 
そのレベルの高さは、フランス国内の星付レストランでは引っ張りだこの人気です。

このワイン セパージュはシラー50%、メルロ50%。いかにもミス・マッチな組み合わせなのですが(笑)、優しい口当たりと深みがあります。カバルデスA.C.の『戦うシラーとメルロ』ではありません(笑)。大人しいのですが、滋味深い良さがあります。後味にほんのり感じるリンゴ酸が自然でとても宜しいのです(笑)。ヴィンテージの性か?キュヴェの特徴か?無理にハンギング・タイムを延ばすことなく、自然に合わせた造りはいかにもベルトランらしい。品種の特徴もはっきり感じますが、どちらかの品種が突出しないバランスの良さは流石!
 
いつの間にか飲んでしまうような良さ。質の高いデイリーさがあります(笑)。



今回唯一の新入荷ワイン(笑)。
十分合格点かと(笑)。
●『アンジュ』2017年 ブルノー・アンドリュー 南フランス 赤 コート・デュ・ルーション・ヴィラージュA.C. 750ml 1,403円税込み

ちょっとややこしいのですが(笑)、『アンジュ』はブランド名で『天使』の意。ロワールのアンジュではありません(笑)。前の所有者の名前のようです。
さらにさらに(笑)、ブルノー・アンドリューはドメーヌ・アンジュの醸造家。要は醸造家ブルノー・アンドリューの名前を冠したキュヴェです。
このドメーヌ・アンジュは2000年設立。設立者はブルノー・ルソーさん。もともとがワイン生産者の家系ですが、18歳でフランスを飛び出しタヒチで栽培漁業(養殖業)で成功。その後ボルドーで父親とワイン生産にのりだしました。そしてそして南フランス・ルーション ペルピニャンの北東トータヴェル村にあるドメーヌを取得し移住しました。ダイナミックですね(笑)。ちなみに醸造家のブルノー・アンドリューさんとは赤の他人、たまたま姓が同じだけです(笑)。
コート・デュ・ルーション・ヴィラージュは、もともとAOC指定のトータヴェル村に隣のヴァングロー村が1996年に加わりました。この『アンジュ』はドメーヌで造ったトータヴェル村ものにヴァングロー村で造った葡萄を加えて造ったようです。ですからドメーヌ・アンジュとは表記できません。
まあ、このドメーヌはまだキュヴェ数・生産量も少ないですから苦肉の策かな?
ただし、味わいはクリーン。生き生きとしながらルーションらしい豊潤さ。タンニンとのバランスも良く、とても飲みやすい(笑)。セパージュはシラー40%、グルナッシュ30%、カリニャン20%、サンソー10%。造りは今風のスタイルですが
、雑味がなく基本良い葡萄を使っている
のが分かります。安い葡萄は使ってませんね(笑)。あと、セパージュの特徴がはっきり伝わってきます。シラー由来のベリーのニュアンスにグルナッシュ特有の粉っぽい甘さ 良いカリニャンの甘い酸。
全体に力ずく感がなく(笑)、とても纏まりがよろしいかと(笑)。しかもルーション・ヴィラージュとしてはお買い得(笑)。また、ワイン自体に凸凹がありませんから、日本人の食卓 特に寒い時期の食卓に合わせ易そう(笑)。
オススメのワインなのです(笑)!

このワイン、実は2017年4月のマスキュー試飲会にお出ししたもの(笑)。日本には2013年頃に入ったもので、だいぶ飲みやすくはなっておりましたが、もう少し待ちたかった(笑)。あれから2年経ちようやくピークに達したようです。ロワールの良いカベルネ・フランは手強いのです
(笑)。
●アンジュ・ヴィラージュ ブリサック 2010年 ドメーヌ・ド・バブリュ
販売価格(税込): 1,980円
フランス 赤 アンジュ・ヴィラージュA.C. 750ml

フランス ロワール河の支流オーバンス川流域に広がるアンジュ・ヴィラージュ ブリサックA.C.。甘口、半甘口ワインを産出するコート・ド・ローバンスのアペラシオンとほぼ重なります。

彼の地で16世紀から続くダヴィオウ家の若き当主クリストフ・ダヴィオウは、あのニコラ・ジョリーの弟子とか(笑)。味わいでも納得(笑)。

ドメーヌ・ド・バブリュは比較的規模が大きく、所有畑は55ヘクタールほど。甘口白ワインでも有名。

実はこのドメーヌ、2014年1月のマスキュー試飲会でお出ししました。ロワール アンジュ・ヴィラージュ ブリサックに居を構えるドメーヌです。

あのときは一風変わった巨大な白ワイン『オルドビシアン』が好評いただきましたが、実は試飲会に先立ちバブリュのこの赤も取り寄せて飲んでいました(笑)。ヴィンテージは同じ2010年でした。物凄く良かったのですがまだ若く解りにくいということで、残念ながら販売を見送りました。

あれから3年(笑)。同じものがインポーターさんの在庫に残っているのを発見(笑)!サンプルを取り寄せて飲むと、想像以上に旨い!素晴らしい出来上がりです。

このワインは石灰岩土壌のカベルネ・フラン70%、砂質・片岩質土壌カベルネ・ソーヴィニヨン30%を使用。良く熟した段階で手摘みで収穫。4週間の発酵後タンクで18カ月熟成して瓶詰めされます。熟成中ミクロ・オキシダシオンでタンクに微量の酸素を送り熟成を早めます。前回試飲した折り、それでも若すぎました(笑)。多量の酸とタンニンは簡単に馴染まないようです。あれから3年してようやくあるべき姿になったようです(笑)。カベルネ・フラン100%で造られるワインとは明らかに違う。ソーヴィニヨン由来の凛とした気品があります。もちろん優良なロワールのフラン由来の締まった豊満さは感じますが、更に別世界。ソーヴィニヨンの黒系果実・青さ(杉やピーマン)がでしゃばることなく上品に配されているため、カベルネ・フラン由
来の赤いフルーツ(イチゴ・フランボアーズ・スグリ)がより印象深く際立っています。時間の経過とともに深さ・滑らかさが増して充実の味わい。SO 2の添加量が極めて低いため全体の広がり、余韻の美しさは見事の一語。



先日家内と定点観測したところとても素晴らしい状態でございました(笑)。
試飲会のトリを飾るに相応しいグレートでエレガントな味わいは是非皆さんにお試しいただきたい!
●ジゴンダス 2015年 ドメーヌ・ペス
キエ
販売価格(税込): 3,630 円
フランス ローヌ 赤 750ml

オランジェ市の東に広がるA.O.C.ジゴンダス。グルナッシュを主体にした濃厚で強い骨格を持つ赤ワインの産地として有名です。もっとも近隣のスター シャトー・ヌフ・デュ・パフの代用品的な役割(笑)。

ただしパワー重視のパフと比べると赤い果実味がビビッドなピノ・ノワール的なスタイルのものが古典的。特に標高の高い畑のものはいわゆるジゴンダスらしいスタイルになるようです。

ドメーヌ・ペスキエは4世代に亘ってジゴンダスでワイン造りを続ける家。ダンテル・ド・モンミライユ山の斜面標高400mから裾野にかけて育ったグルナッシュ70%、シラー25%、ムールヴェドル5%を使用して造られます。濃く凝縮していますが、過剰過ぎないバランスはエレガント。黒い果実に少し酸味のある赤い果実、グレナデン・スパイス・ハーブなど次々に現れる香りもどこか優しげ。クラシックなジゴンダスの特徴です。

以上6本、25日(金)は17~20時30分、26日(土)は11~20時30分までやっております。皆様のご来店お待ちしておりまする(笑)。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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