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桝久 試飲会リポート 後半

Aug 01, 2022 by weblogland
後半の2本はブルゴーニュ!
しかも、2019年でございます!

〇ブルゴーニュ ・オート・ コート・ ド・ ニュイ シャルドネ 2019年 ドメーヌ・ギィ・シモン フランス ブルゴーニュ 白 750ml 2677円税込み
「あー!おじさんのブルゴーニュだぁ(笑)!」
「白もあったんですね?」
わたし「前回は2018年の赤を試飲会で出しました。今回は2019年の白です。ちなみに2019年の赤も入荷しております(笑)。」
「あっ、ホントだ。棚の下の方に並んでる(笑)。マスキューさん得意のサブリミナル攻撃(笑)?」
私「えへへ(笑)。2019年の赤、白共にお出ししたかったのですが、今回は白のシャルドネとなります。予算と本数の都合となります(笑)。」
「どれどれ…。うわっ!強烈!」
「確かにまだまだ若い感じ。でも、中の詰まり方は半端じゃないね(笑)。」
「青く若い熟した白ワインかな。」
「うんうん。ちょっとミュルソーっぽい(笑)?」
家内「店長はミュルソーに似てる、私はプュリニー・モンラッシェの若い物に似てる。と感じております(笑)。いかがでしょう?」
「樽のニュアンスがするけど高級な感じだよね。」
「ブルゴーニュの正銘な白ワインだよね。」
「この白ワイン木樽熟成してると言うことは、マロラクティック発酵をしてると言うことですよね?」
私「はい。そーなんです。それでいながら マロラクティック発酵をしていながらこれほど酸が残っていることに絶句いたしました(笑)。」
家内「しかもアルコール分は、なんと!14%です。経験域を越えております(笑)。」
「えー!14%ですかぁ!」
私「最近ミュルソー辺りでもアルコール分14%くらいのものを見かけます。温暖化の性ですかね?」
「確かに若いには若い。香りは白い花や梨
。暑苦しくもない(笑)。」
私「比較的暖かなヴィレ・クレッセのようなトロピカルなニュアンスでもないのです。あくまでもボーヌの白の印象なのです。」
「粘りがあってとてもオイリー。オリーブオイルをパンに塗って食べながらこのワイン飲みたいな(笑)。」
家内「この白ワイン、開けたあと1週間くらい経つとトロトロになりますよ(笑)。」
「熟成してトロトロになったのを飲みたいね(笑)。」
「マスキューさん!この夏はとても暑い。我が家のセラーは満タン。セラーに入らなくてもワインって大丈夫ですか?」
私「基本30℃を越えなければ大丈夫です。高いワインほど耐久力はあると思います
。」
家内「北側の納戸で新聞紙にくるんで置いておく、もしくはクーラーボックスに入れて毎日凍らせたペットボトルを入れ換えると完璧。」
「昔の家は北側の納戸は涼しいからな。でも今はマンション住まいが大いなるから、エアコンかセラーは欠かせないよね
。」
私「セラーは暑いときに限って壊れるんですよね。日中気温が上がるリビングに設置されてますから余計にリスクが高いです。セラーも涼しいところに置いておくのが望ましいですね(笑)。」
「なるほど、我が家のペット部屋は30℃以下になってるから、その押し入れにワインを置いておくのが賢明かな。下手にセラーに入れると逆に危険かも(笑)。」
家内「昔、岩野先生が北側の部屋に新聞紙を巻いて保存した白ワインと、ベランダに新聞紙を巻いて箱に入れて一年経った白ワインを飲み比べさせていただきましたが、差は感じませんでした。」
「僕はクローゼットに好きな白ワインを6本来入れて、あと部屋の隅で同じ白ワインを6本保存して3年間に亘り経過観察しましたが、どちらも変わらなかったでした。ついでに言うと、どちらも時間の経過で良い方向に熟成もしませんでした(笑)。代が変わってワイン自体が良くなくなったものと理解しました。とっても残念でしたけど(笑)。」
家内「さすがFさん!」
「ワインの熟成って酸化なのでしょうが、時間を必要とするんですね(笑)。」
私「そーなんです。開けて経過観察するのはとても大事なのですが、実際にそのワインのベストの状態を経験出来る訳ではないんですよね(笑)。開けてから持つワインだと熟成の可能性を感じますが、実際に熟成してどうなるとは保証も断言も出来ない。あくまでも熟成能力がありそうだな。ってくらいなんですよ。」
家内「経験的な感なんですよね。」


●ペルナン・ヴェルジュレス 2019年 ドメーヌ・ロラン・ペール・エ・フィス フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3980円税込み
「う~ん。誰がなんと言おうと美味しいピノ・ノワール(笑)!」
「派手じゃないけどイイなぁ。」
「一口目はそんなにインパクトはないんだけど(笑)、飲めば飲むほど引き込まれるね(笑)。」
「マスキューさん曰く『実直』の意味が解りましたよ(笑)。」
家内「この生産者ロランはもともとは農夫
。4代かけてコツコツとペルナン・ヴェルジュレスに10ヘクタールの畑を所有するに至りました。調べるとペルナン・ヴェルジュレスの優良生産者として評価されています。」
私「ペルナン・ヴェルジュレス村は2/3は1級格付け以上の畑です。全体が斜面にあり並級の畑はとても少ないようです。ただアペラシオンの面積が小さく生産量が少ない。あとブルゴーニュの金看板コルトンに名前負けしてるので(笑)、日本にはあまり輸入されていません(笑)。」
「これってクラシック・スタイルなんですか?」
私「早く飲めるように作られてはいますが
、余計なことはしていませんね(笑)。」
「シンプルなんだけど、良さ満載(笑)。ブルゴーニュの高級ワインって、アンリ・ジャイエみたいにとことん抽出するスタイルが多いけど。このワインとはスタイル違うよね(笑)。」
「中にしっかりぎっちり詰まってる。でも自然なんだよね(笑)。」
「ストロベリーとフランボワーズの果実をしっかり感じる。弾けんばかりではないけど、しっとり充実している(笑)。」
私「ペルナン・ヴェルジュレスのワインはあまり飲んだ記憶がありませんので、どんな味わいがペルナン・ヴェルジュレスだとは断言出来ません(笑)。このワインは隣のサヴィニ・レ・ボーヌより冷涼な感じはしませんね(笑)。」
家内「とは言えボーヌであることには疑いないですね(笑)。」
「ボーヌの何処?ペルナン・ヴェルジュレスかぁ(笑)。」

「う~ん。今日はセットで買おうか悩んでます(笑)。ウチは私しか飲まない1馬力なんですよね(笑)。マスキューさんは毎日飲みますか?」
私・家内「はい。ウチは夫婦2名でもターボつきなので実質3馬力あります(笑)。ですから毎日1本では足りません(笑)。」


マスキューのお客様の中でペルナン・ヴェルジュレスのレストランで食事しながらワインを飲まれた方が2名おられました
!さすが!

「私ペルナン・ヴェルジュレスのレストランでブッフェ・ブルギニオン食べました。飲んだ赤ワインはおそらくペルナン・ヴェルジュレスだと思いますが覚えていない(笑)。炉に葡萄の枝をくべて牛肉を焼いてましたっけ。」
「僕らはワインがとにかく美味しくてそれに気をとられました(笑)。帰りの空港のワイン・ショップで聞いたら『何処のペルナン・ヴェルジュレスを飲んだのか?』と聞かれ答えに窮すると『じゃあコルトン買っていけ』と言われましたよ(笑)。」

経験値高し!

暑苦しく、コロナ禍の中、皆様のご協力でH.K.S.15作戦をまっとう出来ました。
ありがとうございました!

桝久商店 岡本利秋・昭子

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