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桝久 試飲会リポート 前半

Jun 29, 2025 by weblogland
昨日、一昨日と暑い中、ご来店ありがとうございました!

グロ・プラン・デュ・ペイ・ナント シュール・リー 2023年 ドメーヌ・B&D・マルタン フランス ロワール 白 750ml 1697円税込
私「まずは当店の定番ワイン、ミュスカデ・セヴル・エ・メーヌ・シュール・リーの名手、ドメーヌ・マルタンのグロ・プランです。」
「ぷっふぁー!生き返る(笑)。」
「まさにクエン酸チャージだね(笑)。」
「店長!夏が1ヶ月前倒し、今日はバテました(笑)。まずはビールなんですけど(笑)、コレで通しても良いかも(笑)。」
「フルーティーでファットな白は良いのだけれど、今日みたいな暑い日は辛口の目の覚めるようなコレが良い(笑)。」
「レモン、ライム…。完熟した果物じゃなくても良い(笑)。用途が違うよね(笑)。」
「何処までも突き抜ける爽快さ!コレなんだよねコレ(笑)!」
私「特に複雑でもなく一本調子なのですが…(笑)
、今日はそれを必要としてますよね(笑)。」
「ミュスカデの近くですか。」
家内「エリアは重なるかな。グロ•プランのシノニムはフォール•ブランシェとラングドックのピックプール•ド•ピネですね(笑)。」
「あ~、ピックプールですかぁ。実は今日はピックプールを買おうと思っていました(笑)。あの肉厚なピックプール好きなんですよね(笑)。」
私「おー!さすが!パリではグロ•プランを飲みながら生牡蠣を食べ、ラングドックではピックプールを飲みながら生牡蠣を食べます(笑)。」
「このワイン、天ぷら…、塩で食べながら飲みたいですね(笑)。」
家内「ワインに若干の塩味があるので、それはベスト(笑)!」
「ワサビ塩なんかでも試してみたいなぁ(笑)。」
「あっ、それやってみたい!」
私「あと鉄板なのはフリッター(笑)!それプラス レモンに塩!」
家内「天ぷらのかき揚げ、小海老のかき揚げ!」
「家でまったり『カッパえびせん』食べながら飲もうかな(笑)。イヒヒ(笑)。」
「マスキューさん!マスキューさんは真夏でもワインしか飲まないのですか(笑)?」
私「いえいえ、まず取り敢えずビールの大瓶を1本飲みます(笑)。」
家内「コップ一杯ずつ飲めば満足(笑)。あとはワイン(笑)。」
「どのくらい飲みますか?」
私「家は二馬力なので1本750mlでは足りません(笑)。1リットルくらいは飲んでるかなぁ(笑)。」
「毎日?」
私「はい(笑)!」
「大丈夫?」
私「調子が悪いと飲む量は減るかな(笑)?先週2日続けて寝起きに胸焼けしまして、ちょっと心配して家内に相談したら『飲み過ぎ!』、そ~言えばそうだと妙に納得。夜の試飲のペースを上げたのが原因です(笑)。勿体なくてついつい(笑)…。」




●シャトー•ガデ•クィペ 2019年 ボルドー  メドックA.C. 赤 750ml 2074円税込

「ボルドーですな(笑)。久しぶり(笑)。」
家内「ちょっと前に扱っていたシャトー•ラルジャンテールのオーナーが新しく始めたものです
(笑)。」
「おー、なるほど。しっかりしてる(笑)。懐かしいなぁ(笑)。」
「いわゆるメドックのプチ•シャトーのワインって軽いんだよね(笑)。コレ飲みやすいんだけどしっかりしてる。」
家内「熟成はコンクリートタンク。木樽は使ってません。」
「樽で誤魔化さないスタイルだね(笑)。ボルドーって基本バリックで熟成させるけど、バリックを使わないでコンクリート•タンク熟成させるのは果実味や酸がしっかりある証なんだよね。果実の密度を感じる(笑)。」
「コレってセパージュは?」
私「メルロ、カベルネ•ソーヴィニヨン、プチ•ヴェルド。締まった感じ…、小さなプラムやフランボワーズみたいな印象。逆にメドックっぽくない(笑)。」
「安めぐみじゃないな(笑)。もっとコンパクト(大爆笑)。」
「そうそう、果実のニュアンスとタンニンのきめ細かさがマッチしてる(笑)。」
「凛としたところがあって、品が良いかな(笑)。」
「特別に濃くなくても良いんだよね(笑)。2019年のボルドーって良い作柄として有名だけど、コレ飲むとバランスの良い作柄だと思える。」
「アルコール分は如何ほど?」
私「13.5%です。ちょうど良い印象ですね。まあ、昔からするとちょっと高いかな(笑)。」
「そうですよ(笑)。昔のボルドーって12.5%あると高目って言われてた気がする(笑)。」
「と言うことは、逆に13.5%でも折り合う作りに変わったと言う事(笑)。」
「そうそう、先月のボルドーのブリュットなんかアルコール分が15%で完結してたもんね(笑)。
私「言われて思い出しましたが、このシャトー•ガデ•クィペ2019年は1990年頃だとアルコール分が12%くらいで収まっていたボルドーワインの印象に近い気もします。記憶と妄想の狭間かな(笑)。それとも私のアルコール耐性の変化かな?」
家内「アルコール分が高いと酸やタンニンなどもそれなりに強くないとバランスが取れません。生産者はいかに美味しく飲めるか?を意図しますから温暖化の進行に合わせるしかないのでしょうね。イノヴェーションと言えると思います。」
私「私のアルコール耐性の向上は温暖化ではなく、アルコール中毒重篤化かな(笑)?」


●シャトー•ラ•ブランド•ルージュ•トラディション 2016年 フランス ボルドー フロンサックA.C. 赤 750ml 2640円税込み
「あ~、綺麗…、とても綺麗に熟成してる。しかも全然古くない(笑)。」
「うんうん。純粋に旨い(笑)!とてもスパイシーだし…、」
「ドライなんだけど旨味の甘さが際立つ(笑)。熟成して美味しいボルドーって最近飲んだこと無いなぁ(笑)。」
「昔はたまに当たった味わい(笑)。2016年だからほぼ10年かぁ。」
家内「このワインも木樽熟成しません。コンクリートタンクで2年強熟成してから瓶詰めしています。多分2019年くらいに瓶詰めしたと思います。」
「そうするとちょっとチョコレートっぽいのは樽由来ではない?」
私「チョコレートっぽさありますよね。ただし、チョコチョコしていない(笑)。ほんのり隠し味的な出方です。タンニン由来かと。品が良いですよね(笑)。」
「夕陽ですよね。夕陽を眺めている気分になりますね(笑)。話は飛びますが(笑)、先日ウマい棒のバーベキュー味を食べたんですが(笑)、このワインと絶対にマリアージュしますよ(笑)。」←
達人の発言なので信用いたします!
「マスキューさん、このワインのセパージュは?」
家内「メルロ70%、カベルネ•フラン30%です。」
「う~ん。フランの30%がキーですね(笑)。しっかりしてる(笑)。カベルネ•ソーヴィニヨンより効果的だよね(笑)。」
「しっかりしてるから絶対にカベルネソー•ヴィニヨンがちゃんと入ってると思った(笑)。違うんだ。」
「ボルドーってカベルネ•ソーヴィニヨンではないのですか?」
私「はい。カベルネ•ソーヴィニヨンがメインのところはほんの少しのグラン•ヴァンだけで、基本メルロがメインで補助的にカベルネ•ソーヴィニヨンを使うのがほとんどです。ただカベルネ•ソーヴィニヨンは暑さに弱く、温暖化の昨今緩くなりがちです(笑)。」
家内「コレを飲んでメルロ+カベルネ•フランの組み合わせの方がかえって古典的なボルドーに近い気がします(笑)。」
「カベルネ•ソーヴィニョンは最適産地は北上しそうよね。イギリスが最適産地になったりね(笑)。」
私「ありえます(笑)。ブルゴーニュのキンメリッジアンはドーバー海峡を越えてイギリスでまた突き出ますからね(笑)。今やシャンパンに引けを取らないものも出来るし(笑)。」
家内「あと寒い東欧のカベルネ•ソーヴィニョンも期待出来ますね(笑)。」
私「また、カベルネ•フランは栽培期の温度帯がカベルネ•ソーヴィニョンより広いようです。ですからフランは暖かなトスカーナなどでも良い結果が出ています。」
私「ここで問題です(笑)。2番目のメドックはアルコール分が13.5%でしたが、コレは如何ほどでしょうか?」
「う~ん、同じくらいかな?」
「13%!」
「メドックより高くはないかな(笑)?」
私「正解は14%です。熟成することで全体の折り合いが良くなり、アルコール分が低く感じます。ですから低く見積もったことは正解です(笑)。」

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