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モンサンのカプサネスって 舌をかみそうですが、いま とっても 気に入っているスペイン赤ワイン。
前回のブログにも書きましたけど、また 書いちゃいます。
ワインアトラスで モンサンDOの位置を しっかり 確認しました。
本当に プリオラトを 囲繞しています。まるっきり 地続き。
だからか 本で確認すると、プリオラトに似たタイプで 力があり上等 とか 書かれているのですが、
マスキューで仕入れた カプサネスの赤は プリオラトとは 違うタイプです。
セパージュが異なるので 違って当然なのですが、
プリオラトより もっと 親しみやすくて 華やか。凝縮感もほどよく 硬すぎない。
もっとも違う点は スパイス 特に胡椒のニュアンスが 強く出ること。
赤系果実の酸っぱさがきれいに 感じられます。エレガントなんですよね~。
プリオラトとモンサンでは 土壌に若干の違いがある(モンサンには スレートがないらしい。うろ覚えですが・・・)ということですし、また プリオラトと 同じことをしても独自性がなくなるわけで カプサネスは
そのあたり よく考えている素晴らしい生産者だと思います。
でもでも、私のわがままなんですけど
プリオラトと同様のワイン作りをしたら どんなものになるのか・・・知りたいなぁ。きっと 良いワインだろうなぁ。 そんなことを 考えてしまう 興味深い産地、生産者です。