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ビオ・ディナミを唄います(笑)

Oct 25, 2012 by weblogland |
試飲会の準備着々と進んでいます(笑)。

もっぱら豆な家内がやってますが…。私はセンスがないのでアンタッチャブルなのです(笑)。

今回マスキューでは初めてビオ・ディナミの生産者のワインをビオ・ディナミと唄って販売します。

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ビオ・ディナミって解ったような解らないようなところがあって、あまり信奉していませんが、出来上がったワインは個性的で美味しいものがあるのも事実です。かつては箸にも棒にもかからないワインが多数あったこともありましたが、選べば良いワインもかなりあります。特に面白いのはロワールです。ロワールはビオ・ディナミの本拠地みたいなものだけあって、レベルが高くなっているようです。昔はビオ・ディナミというだけで、とんでもない価格で販売されましたが、昨今はリーズナブルで良質なものが出回るようになりました。

そんな訳で今回はビオ・ディナミを唄います(笑)。

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この4,5日 いろんなことが・・・

Oct 24, 2012 by akiko |
このところ いろんな事件?がマスキューでおこりました。
その一  なぜかわからないけど、どこからきたのかわからないけど カエルが。
成人男性の握りこぶしより 大きいし、茶色に白い縞模様が 薄気味悪い。そのカエルが
よりにもよって シャッターの真下に陣取って動かない・・・。シャッターを閉めて 早く家に帰りたいのに
そんなときに限って私一人。恐る恐る 小石を投げてみたり 棒でつついてみたり。
15分ほど闘ったけれど 頑として動かない。どうも、白いものに反応するということが わかってきたので、
白い紐を 蛇のようにくねらせて見たら やっと 移動。やれやれです。珍客でした。

その二  電話でいきなり、ワインを買ってくれませんか? どこかの輸入元さんかと思って
話を聞いていると、そうはでないみたい。そういう業務は行っていないので お断りしましたが、
雑誌やネットに 「古いお酒 買い取ります」という広告が載っているのを私も見たことがアル。 
間違えられちゃったのでしょうか。 ところで、古いお酒を買い取るっていうのは 古物商なのでしょうか。
酒販店なのでしょうか。私にはわかりません。

その三  試飲会に参加して 今回も 香水に困惑。
その香水男子と私と どうも試飲のペースが 同じで、常に 背中合わせ状態。
我慢の限界を超えてしまったので 途中から 逆回りにしましたけど、
試飲会に 香水はつけてこないでほしいなぁ。

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ワイン会でアッと言わせる白ワイン

Oct 24, 2012 by weblogland |
今日は夜になってから急に寒くなりましたね。雨も降ってますから、寒さをいっそう感じます。秋雨は冷たいですね。
でもワインがより美味しく感じますから、良しとします(笑)。

今日或るお客様が来店されました。
お客様「どうも、今度友達とワイン会を開くことになったのですが、何かアッと言わせる白ワインありませんか(笑)?」
私「どんな産地が良いでしょうか?」
お客様「別に産地にはこだわりません。」
私「面白いワインを造るとなるとイタリアかと。なんせバリエーションが広い。あとユニークな造り手が多いですね。」
お客様「やはりラテンですか(笑)。イタリアで構いませんよ。」
ここまでくれば私が何を薦めるか皆さん想像つきますよね(笑)。
私「ではイタリア ラッィオのポッジョ・レ・ヴォルピが造る『エポス』と『ドンナルーチェ』が面白いかと。」
お客様「へぇー。そんなに変わっているんですか(笑)?」
私「『エポス』はフラスカーティなのですがまるでブルゴーニュの高級な白ワイン。『ドンナルーチェ』はドイツのアウスレーゼを辛口に仕上げたような感じです。両方ともビックリするくらい美味しいですよ(笑)。」
お客様「じゃあ、それにしようかな。ブラインドでやったら面白いでしょうね(笑)。」
私「あまりやり過ぎると嫌われますから、その点ご注意してくださいね(笑)。あと同じ生産者であることは最後に明かした方が盛り上がりますよ(笑)。」

ワインの楽しみ方は様々あって楽しいですね。

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明日ドニャ・パウラのデヴィットさんが、またやってきます

Oct 23, 2012 by weblogland |
先週マスキューに来て下さったドニャ・パウラの醸造責任者デヴィット・モノミさんが明日また来てくれます!
今日インポーターさんから連絡がありました。

インポーターさん「先日はお邪魔しました。慌ただしくて申し訳ございませんでした。」

私「いえいえ、とんでもございません。わざわざ足を運んで下さってありがとうございました。」

じつは、前回聞きそびれた質問をインポーターさんに伝えていました。デヴィットさんがいる間に聞いておいてくれるようお願いしていました。ですから、てっきりその回答の連絡だと思いました。

インポーターさん「明日マスキューさんに1時頃お邪魔しても良いですか?もちろんデヴィットさんも一緒に。もっと詳しく説明したいとのことで。」

私「えっ!でも忙しい中申し訳ありませんよ。そりゃもちろんウェルカムですが(笑)。」

こんな訳で明日ドニャ・パウラのデヴィットさんが、またやってきます(笑)。

昨日の日曜日、インターネットでドニャ・パウラのホームページを見て勉強してました。役に立ちそうです(笑)。

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10月27日試飲会のラインナップ

Oct 21, 2012 by weblogland |
試飲会のラインナップ決まりました!
10月27日(土曜日)マスキュー店内試飲会です。

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まずはマスキュー定番のドメーヌ・ラファージュの〇ノヴェラム・シャルドネ2011年と●エルマセット2010年です。
前から比べると安くなりましたよね。確か昔は1500円ちょいの価格でした。それでも品質は高く、皆さんに愛され続けました。それが今なんと1155円!ハイ・クオリティーのデイリー・ユース・ワインの中では抜きん出た存在です。
マスキュー常連のお客様はもちろん再度、見逃していた方には新たに、ラファージュの世界を再発見していただきます(笑)。

そして中盤はロワール・ワインです。
秋深くなり食材が美味しくなるとロワールのワインが飲みたくなります(笑)。

まずは新着の赤
トゥーレーヌ ガメイ ナチュレ 2011年 ドメーヌ・ピバロー フランス ロワール トゥーレーヌA.C.赤 750ml 1700円 税込み
ガメイというとボジョレーを思い浮かべる方が多いと思いますが、ロワールでもかなり栽培されています。造り方はボジョレー同様マセラシオン・カルボニックをして造られています。でも出来上がりのニュアンスは大違い(笑)。確かに共通の品種特性はありますが、違いはテロワールの違いとしか思えないかと。
ただこのワイン品質はかなり高く、ボジョレーで同レベルのワインを探すとしたら、クリュ・ボジョレー クラス。皆さんどう思われます?
そして同じくロワールの赤。いまやシノンを代表するビオ・ディナミの旗手パスカル・ランベールさんの久しぶりの登場です。

シノン トラディション・グラーブ 2010年 ドメーヌ・シェネ フランス ロワール 赤 750ml 2220円税込み
比較的軽いワインが出来る砂地の畑で造られてますが、じつに味わい深い。アンジュの骨太のカベルネ・フランとは違ったスタイルはなかなか品があります。家内ともども大好きな生産者でもあります。以前はドメーヌ・パスカル・ランベールとなっていましたが、今はドメーヌ・シェネと名乗ってます。


ロワールの中流が続きましたから、やはり上流の白も飲んで頂く必要があります(笑)。

そこで、
〇サンセール 『レ・ボードリエール』2009年 ドミニク・ボー フランス 白 ロワール 750ml 2250円税込み
このワインいわゆるネゴシアン物。いわば買い酒なのですが、じつに良く出来ています。サンセールらしいフレッシュネス、広がりと力強い酸はハイ・レベルなのです。ロワール上流部の目利きネゴシアンですね。この品質と価格のバランスなら、ネゴシアンの面目躍如か?

トリはボルドーの有名處シャトー・ポンテ・カネのセカンドです。
レ・ゾー・ド・ポンテ1997年 フランス ボルドー ポイヤックA.C. 750ml 2980円税込み
久しぶりに有名ワインを仕入れちゃいました(笑)。旨いか?まずいか?高いか?安いか?まず飲んでミソ(笑)。

シャトー・ポンテ・カネって、「佐藤さんが・ぽんと・金・を出す」ワインでしたっけ(笑)。


いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、お手隙の時間にお越しくださいませ。尚、ワインが足りなくなった折、二本目をお出し出来ないワインもございますので、ご了承ください。

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久しぶりにボルドーワインを見つけました

Oct 20, 2012 by weblogland |
来週の土曜日、10月27日はマスキューの店内試飲会です。
ワインのラインナップもだいたい決まりました。明日にはホームページでご紹介できそうです。

実は、今回久しぶりにボルドーワインを見つけました。
じゃーん。
写真をご覧ください(笑)。
そーです。
レ・ゾー・ド・ポンテ1997年です!

レ・ゾー・ド・ポンテ1997年

あのボルドーポイヤックの第5級格付けシャトー・ポンテ・カネのセカンドです。先日取り寄せたサンプルがとても良かったので、とりあえず2ダース入荷させました。いまではあまり見なくなった木箱に入って来ました。木箱見るだけで有り難くなっちゃいます(笑)。エコが叫ばれる今時の時流とは逆行しますが、これくらい見逃して欲しいですよね(笑)。昔は木箱が邪魔になるくらい来ましたが、今や珍しいほど(笑)。
ケースで運ぶには重たいですが、良いものですね。

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ジュ・ド・レザン2012年の入荷予定

Oct 20, 2012 by weblogland |
心配になって電話しちゃいました。

何処にって?

ジュ・ド・レザン2012年の入荷予定です。マスキュー定番の葡萄ジュースです。
私「もしもし、いつもお世話になります。今年のジュ・ド・レザンいつ頃入りそうですか?」
インポーターさん「実はまだ造ってる最中です(笑)。ですからまだ何も知らせがありません。ただ数はかなり少ないようです。」
私「収穫が遅れたのが原因ですね。夏場もあまり良くなかったんですね。」
インポーターさん「どんな味わいだかは飲んで見ないことには…。」
私「ジュ・ド・レザンは良くない年の方が美味しいから大丈夫ですよ(笑)。でも数が心配ですね。」
インポーターさん「こればかりは如何様にもなりません。確定しだいご連絡いたします。」
生産者のポール・ジローはコニャックの生産者ですから、コニャックの原料をまず確保します。そうなるとジュ・ド・レザン用の葡萄は必然的に後回しになります。コニャック造りを優先します。
うーん。
コニャック用の葡萄もきっと足りないはず。
厳しいな。
また、詳細が解りましたらすぐにお知らせいたします。

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来たよ来たよ来ましたよ

Oct 19, 2012 by weblogland |
来たよ来たよ来ましたよ。

アルゼンチンのドーニャ・パウラの醸造責任者デヴィット・バノミさんです。

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あまり時間がありませんでしたが、彼の才能・熱意に圧倒されました(笑)。

去年から醸造責任者になったばかりですが、ドーニャ・パウラの品質は確実に向上してますね。特に白ワインです。一緒にテイスティングさせていただきましたが、ロス・カルドス シリーズのソーヴィニヨン・ブランとシャルドネは劇的に向上しています。マスキューでは以前両方とも扱っていましたが、今は扱ってません。何故かって聞かないでください(笑)。味が落ちたからです。でも、今回飲んで考え直しました。

どうやら彼は白ワインのスペシャリストのようですね。最新の手法など、熱く語ってくれました。

うーん。

国々、土地土地にあったワイン造りがありますね。その中で進歩向上していることを知りました。ニューワールドの安いワインと侮ってはいけませんね。今度ホームページで詳しく説明しますから、お待ちください。

あー。楽しかった。

だってアルゼンチンからわざわざマスキューまで醸造責任者が来てくれるなんて(もちろんマスキューの為だけではありません(笑)。)、私は本当に良い時代に生まれました。

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刺激いっぱいでした ドニャ・パウラ

Oct 18, 2012 by akiko |
今日、午前中 アルゼンチン ドニャ・パウラの醸造責任者さん 来店してくださいました。
おもしろかったです。いろんな 具体的なお話をしてくださいました。
質問にもとても丁寧に 情熱的に答えてくださって 感激です。いい刺激をうけました。
マスキューはふたりとも フランスワインから勉強を始めましたので、
どうしても フランスのワイン作りをベースに(時にはフランスが正しいと)考えてしまうのですが、
それは違う。
やはり ワインは農産物であり、各国の長い歴史の上にあるものだ と 強く感じましたね。
まさに テロワール。ドニャ・パウラのあの素晴らしい味わいは アルゼンチンのテロワールを
知り尽くした 彼らの試行錯誤・努力とで 達成できたものなのですね。
本当に 楽しい時間でした。ありがとうございました。
また、的確に通訳してくださった アズマさん、ありがとうございました。



 

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ドーニャ・パウラがマスキューにやってきます!

Oct 18, 2012 by weblogland |
明日10月18日、ドーニャ・パウラがマスキューにやってきます!
マスキュー定番のアルゼンチン ワインの生産者です。
もちろんインポーターのアズマさんの計らいによるものですが、嬉しいですね。醸造責任者と輸出部長が来てくださるようです。

マスキューではスタンダード・クラスの『ロス・カルドス』シリーズはマルベック、上級クラスの『ドーニャ・パウラ』シリーズはカベルネ・ソーヴィニヨンを扱ってます。どちらも濃くて明瞭な素晴らしいワインです。しかも安い(笑)。
どちらも皆さん一度は飲んでらっしゃるはずです(笑)。
どんな質問しましょうかね(笑)?
答にくいこと聞いちゃいましょうか?
私の意地悪爆弾炸裂か?
楽しみだなぁ。

お時間のある方は是非お立ち寄りくださいね!

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レ・ゾー・ド・ポンテ1997年

Oct 16, 2012 by weblogland |
昨日、今日と気になるワインを試飲してます。
何を?って
レ・ゾー・ド・ポンテ1997年です。ポンテ・カネのセカンド・ワインです。
マスキューでは1992年を販売して以来ですね。
率直な印象は1992と比べると1997の方が力がありますね。上品なふっくら感はポイヤック好きを魅了しますね(笑)。
ちょうどKさんがいらしたので、一緒にテイスティングしました。
私「あんまりカベルネ カベルネしてませんが、力もあり美しいかと…。」
Kさん「私、ポイヤックと言うと目がないんですよ(笑)。いーんだよね(笑)。完全に出来上がってるよね。」
家内「すごく左岸らしい出来。スパイシーさはポイヤックらしいですよね。」
早速インポーターさんに発注しました。
さて、気になるお値段ですが、まだヒミツです。
皆さんの期待に沿えるよう頑張ります!

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毎年 飲んでます  ルージュ&ノワール2001

Oct 16, 2012 by akiko |
フランス ベルジュラックの クロ・ディヴィーニュ ルージュ&ノワール2001 
これが 気になって気になって、毎年一本飲んできました。
美味しいんですよ、とても。でもでも・・・ものすごく密で 硬くてがっちりした、真っ黒なワイン。
すごくパワフルなんだけど 内向的でなかなか ひらかない。カオールですかっていうくらい。
それが いつ 柔らかさのある 外向きの味わいになるのか、そのときはどんな表情なのか、
知りたかったんです、ずっと。

昨日 あけてみました。
グラスに注ぐと オオッ!!黒くないっ。縁がちょっぴりレンガっぽいルビー色。
期待が高まりますね~。とうとう そのときが・・・?
期待にたがわず、キュートな香り。バラや椿のような 赤い花の香りが素敵です。香りにひそやかな
甘みが含まれているし、高級な墨のような香りも混じっています。
飲んでみると 過去には隠れていたのであろう上品な甘さ、バランスのよい酸が口いっぱいに広がって・・・。
タンニンもきれいに溶け込んでいるし、強すぎた樽のニュアンスもいまではいいアクセントです。
至福・・・。10年以上かかってしまいましたね、ルージュ&ノワール。

とはいえ まだまだ若々しくて力強い。古酒といわれるような味わいになるのは いつなんでしょうか。
残り少なくなってきていますが、在庫の限り おいかけようっと。

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『口の中がオーロラ状態』の意味が解りました

Oct 16, 2012 by weblogland |
今日あるお客様が来店されました。

ローヌ好きのMさんです。

Mさん「マスキューさん!このあいだいただいた。『アントナン』凄かったですよ!」

Mさんは シャトー・ファゲェロールのキュヴェ・セレクション『アントナン』2010年を先日お買い上げいただきました。あのシャトーヌフ・デュ・パフです。

Mさん「マスキューさんがホームページで言ってた『口の中がオーロラ状態』の意味が解りました(笑)。」

私「すいません。変な例えで(笑)。」

Mさん『口の中がナイアガラの滝』より解りやすいですよ(大爆笑)。ところで驚いたのは、グルナッシュのポテンシャルの高さです。グルナッシュというとチープなイメージが先行しますよね。だからビックリしました。」

私「パフは13種類の葡萄が許可されてますし、実際13種類全部使うことで複雑で壮麗なワインになると言われてますが、生産者によってはグルナッシュ主体で造るスタイルとに別れるようです。」

Mさん「そうすると味わいの複雑さ壮麗さは葡萄品種だけに由来しないということですか?」

私「細かなテロワールと、そこに何を植えるかに、由来するのでは…?もう少し飲んで勉強してみます。」

美味しくとも、謎が謎を生む(笑)。私の妄想は止まりません。何故美味しいのか?こんな事考えるのが好きなんです(笑)。

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ポルトガル ダンの赤ワイン

Oct 15, 2012 by weblogland |
またサンプル取り寄せちゃいました(笑)。
今度はポルトガル ダンの赤ワインです。
ダンのワインって濃くてしっかりしていて、その上飲みやすい。でも、割に高かったりしますからマスキューではちょっと売りにくい(笑)。でももともとの良さは折り紙つきです。いつも試飲会では気をつけてアンテナを張っています。
そんな中、あるインポーターさんからダンのワインの新入荷のお知らせが来ました。試飲会を待っていられずにサンプルを取り寄せた次第です(笑)。価格も手頃なリゼルヴァなのです!
ヴィンテージも2008年ですから、きっと飲み頃のはずです。あと30分後に飲みはじめる予定です(笑)。
ラベルを見ながらメールをしていると、ついついニヤニヤしながら涎が出てしまいます(笑)。

私は飲む前から楽しんでいます。

ダメだったら、もうブログにこのワインは書きませんからお察しください(笑)。

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ソムリエ協会の資格認定試験の合格発表

Oct 14, 2012 by weblogland |
早いものでもう10月13日です。たしか、昨日がソムリエ協会の資格認定試験の合格発表でしたね。

二次試験に臨まれた方、如何でしたか?

基本的にこの資格試験は、落とすことを前提にしていません。ある程度のレベルに達しているかどうか問われているだけです。とくにソムリエで試験に挑んだ方は、落ちてもがっかりしないでください。レベルに達すれば良いだけの試験なのですから。車の運転免許と同じです。続ければ必ず受かります。ましてや一次試験をパスした方は大きなアドバンテージがありますから、努力を続ければ必ず合格できます。

また、資格をとることは大事なのですが、ワインが好きで多くのことを学びたい気持ちを持ち続けることが肝要です。この蓄積の継続が一番大事だと思います。ましてやサーヴィスで身を立てようと希望する方、負けないで!

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扱う生産者が毎年同じことがミソです

Oct 13, 2012 by weblogland |
皆さん!
ワイン飲んでますか?

やはり秋になるとワインが美味しいですね(笑)。私は年がら年中ワインを飲んでますが、この時期からワインシーズンに突入した気がします。気温とワインの液温が近くなるにつれてワインが美味しくなると思いませんか?

来月にはヌーヴォやノヴッロが入荷しますから楽しみです。フランスは量が少なかったようですが、イタリアはどうだったでしょうか?マスキューではイタリアのノヴェッロはトスカーナとマルケとプーリアのものを取り扱う予定です。恒例のワインです。この3種類を飲むとイタリアの作柄がだいたい分かります。ですから毎年飲まない訳にいきません。毎年の定点観測は大事です。扱う生産者が毎年同じことがミソです。でもイタリアは作柄により、あまりダメなことはないですから、私の場合楽しさが優先しますか(笑)?

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グルナッシュがチェリーのような香り

Oct 12, 2012 by weblogland |
うーん。
それにしても不思議です。
グルナッシュがチェリーのような香りがすることです。
最近入荷したシャトーヌフ・デュ・パフシャトー・ファゲェロールは明瞭なブラック・チェリー、シャトーヌフのお隣りのジゴンダスのドメーヌ・デ・エスピエ(正確にはドメーヌ・デスピエですか?)はまさにチェリー、ブルゴーニュのピノ・ノアール的でした。
じつは、彼の地のワインは50年以上前からブルゴーニュにブレンド用に売られていたようです。ピノ・ノアールに厚みをもたせるようです。大手のネゴシアンは10~20%ほど混入させていたようです。(違法なのですが。)
たしかに極上のグルナッシュだったら効果あるはずですね(笑)。
私がシャトーヌフやジゴンダスのグルナッシュをピノ・ノアール的と感じるのは間違いではなさそうです。しかも、チェリーの香りは古典的に優れたグルナッシュの証のようです。
またちょっと解ったような気がします(笑)。

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それはまさに運命です

Oct 11, 2012 by weblogland |
今日ある常連のお客様が来店されました。

お客様「マスキューさん。昨日『P』のブログ読みました(笑)。ところで『P』どこですか?」
私「ありがとうございます(笑)。『A』の横です(笑)。」
お客様「『A』もあるんですね(笑)!」
私「『A』はアルバーナ・ディ・ロマーニャのイニシャルです。同じメーカーですからラベルデザインは同じで分かりやすいかと。味わいは全然違いますけど。」
お客様「じゃあ『A』と『P』は品種の違いなんですね?」
私「そーなんです。でもビックリするくらい違いますよ(笑)。」
お客様「じつは今日は蟹を食べる予定でして。昨日のブログを読んで運命的なものを感じまして(笑)…、『P』を飲もうかと。」
私「それはまさに運命です(笑)。」
お客様「あなたは『P』を信じますか?ですか(笑)。」
私「信じることをお勧めします!」

信じて良かったと思ってくれましたかな?自信はありますが、気になります。

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ピニョレット 2011年人気です

Oct 09, 2012 by weblogland |
『P』人気です(笑)。
イタリア エミリア・ロマーニャのモンティチーノ・ロッソがピニョレット種で造る白ワインです。

あるお客様は
「マスキューさん、こないだ蟹食べながら『P』飲んだんだけど、旨かったですよ(笑)。よく言われるような高いシャルドネなんかで合わすより、『P』の方がイイ(笑)。」

私「それはそれはありがとうございます(笑)。実際に濃厚なソースで調理した甲殻類なら豪華なシャルドネがベストなんでしょうが、蒸しただけの蟹をほじくり返しながら食べるにはピニョレットの方が合いますよね(笑)。蟹味噌なんかついた身を食べながらピニョレット飲んだら最高でしょうね。」

お客様「そーなんですよ(笑)。蟹味噌とはバッチリ!」

ワインと食材の相性は言われるところですが、それ以上に調理法に左右されます。油の種類やソースのベースとの相性さえ間違わなければ、簡単に合うワインを見つけることができます。

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簡単には見つかりませんね

Oct 08, 2012 by weblogland |
先日お話したカスティヨンとブールのプチ・シャトーの古いワインは微妙でした。
私「うーん。割としっかりしてるね。でも開いてないから何とも言えないなぁ。」
家内「造りはちゃんとしてるよね。でもファースト・アタックにインパクトがないなぁ(笑)。すぐに出ないだけなのかな?」
私「そーだよね。これはっていう部分に欠けるかもね。何とも言い難い。地味だけど悪いワインじゃないんだけどね。」
家内「まあ、明日また飲んで決めようよ。」
そして翌日
私「酸はあるけど明瞭な果実味がないなぁ。」
家内「可愛らしさがない(笑)。」
こんな訳で今回は空振りでした。
簡単には見つかりませんね(笑)。欲かいて1ケースとらなくて良かった(笑)。お手頃な古いヴィンテージというだけでもセールスポイントはありますが、やはり心に届かなければ意味がないのです。

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無事つきました

Oct 06, 2012 by weblogland |
昨日お話したシャトー・ファゲェロールのシャトーヌフ無事つきました(笑)。
嬉しいなぁ。
あとボルドーのちょっと古いワインをついでにサンプルで取り寄せました。ブールの2000年とカスティヨンの2002年のワインです。どちらもプチ・シャトーですから、お手軽な価格帯のワインです。
ブールのワインは液面がネック辺りまで下がってますね。リコルクはしてないようです。確実に熟成してるはずです。じつは私ブールのワインが大好きなのです。若い時はハイビスカスみたいなニュアンスが強くて、それはそれで良いのですが、10年を越えて来ると調子が出てきます。もちろんちゃんと造ったワインでないとそうはいきませんが、マイナーなアペラシオンなので割と良いワインに当たります(笑)。期待が膨らみます。
あとカスティヨンの2002年はどうでしょう?ここも価格の割に品質が良いアペラシオンです。ブール同様10年以上熟成すると旨いです。若いうちは墨汁みたいですが(笑)、熟成すると驚くほどフルーティーで柔らかに変身します。
今回のマイナーボルドーは変身してますかね(笑)?

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意見の対立・・・

Oct 06, 2012 by akiko |
サンプルを取り寄せたり、試飲会に参加したりで マスキューのワインが決まっていくのですが、
時に 店長と どうしても 意見が合わないときがあります。
いいワインだ、美味しいね というのは そんなに大きく相違しないので 
今すぐ 飲めるものに関しては 問題はないのですが、
対立するのは 今はまだ 早いんじゃない というワイン。
数年後美味しくなるぞと言う場合 店長と私の好みが決定的に違うので 困っちゃうんですよね。
端的に言うと私は 酸のつよいワイン(酸っぱい感じのワイン)、堅いワインが好き。
たとえば スキオペッティーノとか カオールとかイルレギーですね。
店長の好みとは 会わないようです。

個々人の好みは どうしてもかえられない。なかなか譲れない一線です。
今日 サンプルで取り寄せたワイン 届きましたので どうなるか・・・。
仕入れもたいへんです。

 

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凄いワインを見つけました!

Oct 05, 2012 by weblogland |
シャトーヌフ・デュ・パフなのですが、ドメーヌ名はシャトー・ファゲェロールと言います。
知ってましたか?
いろいろな文献を見ましたが、見当たらない(笑)。無名の生産者がまだシャトーヌフにもあったんですね(笑)。
スタンダード・キュヴェとトップ・キュヴェの2本をサンプルとして取り寄せたのですが、このトップ・キュヴェが物凄い。まさに壮麗。口の中はオーロラ状態(笑)。
造りは今風で飲みやすくなっていますが、基本的な造りが抜群に良い。とことん尽力して造られています。
うーん。
シャトーヌフ・デュ・パフのトップランナーレベルです。
しかも、驚くほど安い!
あるものですね(笑)。
抜栓後翌日の状態をチェックしてから速攻発注です。明日マスキューに到着予定です。楽しみなのです(笑)。

下世話な例えですが、ポイントを付けると95点くらいつきそうですよ(笑)。

今年一番のキック・インサイドです。

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サンプル頼んじゃいました

Oct 04, 2012 by weblogland |
またサンプル頼んじゃいました(笑)。
しかも、久しぶりにボルドーワインです。
じつはレ・ゾー・ド・ポンテ、あのポンテ・カネのセカンドです。ヴィンテージは1997年。前に扱ったのは1992年でしたっけ。1997年はあまり良い年ではなかったようですが、1992年同様オフの時もそこそこの品質をキープしていることにかけてサンプルを取り寄せることにしました。インポーターさんは1992年より力強いとおっしゃってましたが、やはり実際飲んでみないことには売れません。
うーん。
人の言うことは信用しない訳ではありません(笑)。マスキューにはマスキューのラインナップがありますから、ミスマッチにならないように確認するためです。同じようなワインを並べてもいけませんし、コストパフォーマンスでお客様を裏切る訳にはいきません。
本当は人の言うことだけ聞いてワインが売れれば楽なのですが、つまらなくなります(笑)。
あと他にも3本取り寄せましたから楽しみです。

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エマニュエル・ダルノーのワインは凄かったです

Oct 03, 2012 by weblogland |
やはりエマニュエル・ダルノーのワインは凄かったですね(笑)。

今やフランスではクローズ・エルミタージュのスター扱いのようです。

先日の試飲会でちょっと気がついたことがありましたので調べてみました。

じつはアルコール分が13.5%と無理なく収まっていることです。最近のローヌはアルコール分が14%を越えることがザラですが、ダルノーのワインは妙に収まりが良い(笑)。醗酵槽が開放式のものを使っているはず?開放式を使うと醗酵時に細菌などに汚染されるリスクがあり、長期間にわたる醗酵ではあまり使われなくなっています。管理しやすい密閉式が主流のようです。でも、開放式ですと酸素が供給されることと醗酵時に生じるアルコールが揮発します。このためアルコール分が1%ほど低く抑えられます。
調べるとコンクリート製の開放式醗酵槽でした!
やはり。
除梗した今風の仕上がりのワインですが、基本はクラシックでした。
腑に落ちました(笑)。

ちなみにガントランディの『ヴィサン』は密閉式の醗酵槽でした。

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読書の、ワインの秋

Oct 03, 2012 by akiko |
いつもの年より だいぶ遅れて、彼岸花を見つけた今日。やっと 秋 ですね。
涼しくなったので 読書もはかどるというものです。自宅では小説やら新書を 読んでいますが、
店にいるときは もっぱら ワイン関係の本、雑誌。
過去に勉強した部分も 時間が経ってから 読み直すと 新しい発見があったり、
自分の覚え違いに 気がついたりで、雑誌のバックナンバーも 捨てられません。

最近 気に入っているのが ワイン地図。とくに 等高線がはいったもの。
これが おもしろい!!標高、斜面の向きや傾斜度、平坦面の広さetc。川があれば畑との位置関係。
そんな 情報から 気温や日照時間、どんな品種が適しているのか、栽培がどのくらい困難かとか 
醸造場までどうやって運ぶのかとか、市場に出すとき 出荷しやすいかしらとか・・・。
いろんなことを 想像します。 
地図を見ながら想像していたことが 正しいと後でわかったりすると けっこう楽しくて盛り上がります。
(多くの場合は 見当はずれなんですが・・・)

最近は目が悪くなって地図はことのほか疲れるんですが、 それでも 虫眼鏡片手に ワイン地図。 
やめられません。

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変身しました

Oct 02, 2012 by weblogland |
マス・コレット2008年凄く良くなりました!
あのスペイン モンサンD.O.の赤ワインです。プリオラートを馬蹄形に囲む生産地域です。
マスキューに初入荷した折、エレガントさが目立ちました。プリオラートほどの集中力はないもののキメの細かさが優れた良品として紹介させていただきました。

ところが、変身しました(笑)!

夏を過ぎて、まるで別物。

香りの分量が飛躍的に増したかのよう。複雑で溢れるような味わいはオーバーに言うと、「口の中にオーロラがあるみたい(笑)。」。

うーん。

わからないものですね。これほど凄いとは…。
たしかにプリオラートに通じるスタイルでした。
価格帯から考えると比較的早飲みのワインですが、フランスやイタリアの早飲みとは時間の早さが違いますね(笑)。
初めてスカラ・ディ プリオラート ネグロを飲んだ時のことを思い出しました。早飲みに造られたネグロを飲んで、その頑強さにたじろぎましたっけ。「なんでこれが早飲みなんだ!?(笑)。」もちろん数年後には驚きの味わい。香りのオーロラ(笑)。

このマス・コレット、数年経って落ち着き本領を発揮したネグロに通じる味わいでした。マス・コレット飲むべし!

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土曜日の試飲会のおさらいです(笑)。

Oct 02, 2012 by weblogland |
ガントランディの『ヴィサン』2010年が抜栓してからしばらくするとペパーミントの香りが出てきました。一般にシラー特有な香りとされています。ローヌやニューワールドの濃いワインを飲むとたまに当たる味わいです。
うーん。
ガントランディの『ヴィサン』はグルナッシュ100%のはずです。でも一応インポーターさんに確認しました。
私「もしもし、いつもお世話になります。先週の試飲会で『ヴィサン』を飲みました。とても評判が良かったですよ(笑)。ところで『ヴィサン』はグルナッシュ100%ですよね?」
インポーターさん「はい。グルナッシュ100%です。ただしグルナッシュ100%だとアペラシオンの基準からはみ出るので、シラーが10%入っていると言ってます(笑)。」
私「そうするとあのペパーミントの香りはシラー由来じゃないんですね。」
ローヌなどの南フランスの濃いワイン 例えばカバルデスやシャトーヌフ、エルミタージュ、あとアルゼンチンのカベルネ・ソーヴィニヨン、そうそうシェヴァル・ブランにも感じましたっけ。ワシントンのワインにもありましたね。
ペパーミントの香りは、どうやら特別な品種の特性ではなさそうですね。濃く熟度の高いワインに表出するパターンの香りと考えるべきなんですね。
ようやく確信できました(笑)。ペパーミントの香りはシラーだけに特有の香りではありません。

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圧巻はコドロンキオ

Oct 01, 2012 by akiko |
試飲会 ご参加ありがとうございました。
後半のCDRVヴィサンとクロズ・エルミタージュは まだ ちょっと早かったようで、試飲会の終盤になっても
なかなか ほぐれない・・・。おいしい素晴らしいワインだと 感嘆するものの、どうおいしいのか
うまく 言葉がでてこない。そんな 状態でした。飲み頃って 本当にむずかしいものです。

飲み頃といえば、もう一本。イタリアの白 アルバーナ・ディ・ロマーニャ コドロンキオ2009。
今年の初めに一度お試しいただいていたのですが、とても 美味しくなっていました。
昨日飲んだ状態から 考えるに 年初の状態は まだ 閉じていたんですね~。
過熟気味のブドウから生まれるふっくらとした厚み、コク、粘りは段違いだし、
香りもいっそうクリアで複雑さを増しています。なにより 全体のバランスがすごい!!
アンバランスに突出してしまう部分がなくて、きれいな円形のイメージです。
お客様からも 次々とコメントが発せられて 話が弾みました。
ドイツのベーレンアウスレーゼ、トロッケンベーレンアウスレーゼ 或いは ソーテルヌとの比較。
あわせる 食事、飲むシチュエーションなどなど。楽しい話題ばかり。

いいワインって、いい会話を生みますね~。楽しい試飲会でした。ありがとうございました。

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昨日はご来店ありがとうございました。

Sep 30, 2012 by weblogland |
秋になり皆さんのワインスイッチも入ったようでした(笑)。

まずはイタリア エミリア・ロマーニャの優良生産者モンティチーノ・ロッソの『ピニョレット』と『アルバーナ・ディ・ロマーニャ』の比較からです。

「ピニョレット?初めて飲む葡萄品種ですね。」
「イタリアっていろんな葡萄があるんですね。幾つくらいあるんですか?」
私「人によっては1000種類以上と言う人もいますが、実際ワインとして流通してるものだけでも数百種類はあります。」
「それに比べたら、フランスは少なそうですよね?」
私「はい。もともとフランス、ドイツは葡萄がありませんでした。ローマ人が侵攻する過程でワイン栽培が始まった歴史に由来するかと。」
「ところでこのピコレットでしたっけ(笑)、ピニョレットか。美味しいですね。アルバーナとは全く別物。」
「同じ生産者が造ったとは思えませんよね?」
「うんうん。アルバーナの方はまさにイタリアン。でもピニョレットは落ち着きがあってラテンっぽくない(笑)。」
私「はい。そーなんです。ワイン造りの思想が違うくらい違いますよね。」
家内「ピニョレットはドイツのリースリングのようなほろ苦さがあり、焼き魚に合います。秋刀魚の塩焼きなんかレモン醤油があれば大根はいらない(笑)。」
私「これはマスキュー今シーズン一番の発見です(笑)。」
そして今年1月の試飲会で飲んでいただいた『コドロンキオ』の登場です!
「これって今年の始めの試飲会で飲んだのと同じワインですか?」
私「同じヴィンテージです。」
「えー!こんなに変わるの!?」
「辛口の貴腐ワインだよね。スッゴく複雑。」
私「1月に飲んだ時はもっと酸が強くグレープフルーツの香りも強くアロマチックでした。夏を越して上手く熟成した感です。出来上がってます。」
「セラーに入れていたんですか?」
私「いえ。店の棚です。思った以上に熟成のスピードは早かったです。品種の特性だと思います。」
「どんな料理と合いますか?」
家内「乳脂肪分の高いチーズとは相性が抜群ですよ(笑)。」
私「フォアグラは鉄板ですね。」
「家内の家庭料理じゃ無理ですね(笑)。レストランのしっかりした料理で楽しむか、チーズを舐めながら飲むしかないかな(笑)。」
「さっきピニョレットとアルバーナを飲んで違いにビックリしましたが、『コドロンキオ』を飲んでまたビックリ。この3本同じ生産者が造ったとは思えない(笑)。」
「『コドロンキオ』大豆っぽさがありませんか?穀物っぽさがありますよね。あと木の実。」
「湯葉?」
私「ケーキのモンブランみたい(笑)?」
「クリームのしっかりした上等なケーキ食べながら飲んだら美味しいかも?」
熟成することの意味が解ったような気がしました。

さて、これより後半戦の赤ワインです。最後の2本がかなり強力なので、舌慣らしをかねてまず1本。イタリア ピエモンテのバルベラ 『モンティ』2010年から始めます。
「イチゴやチェリー、フランボアーズみたいな香りがしますね。土臭さがイイな(笑)。」
「瓶のデザインはオシャレなラテンだけど、味わいは田舎っぽい(笑)。」
「泥臭いピノ・ノアール(笑)。」
「フレッシュ。軽いけど薄くない(笑)。」
私「バランスの良い上質さがあるかと。飛び抜けてはいませんが(笑)。」
「ちょっと濃いボジョレーみたい(笑)?」
私「そうですね。味わいの印象はクリュ・ボジョレークラスですか。」
「僕が最初にマスキューさんで買ったワインに似てる。えーと。有機栽培の…」
家内「たしか、モンテプルチアーノ・ダブルッツォ!(笑)」
私「あのワインと似てます(笑)。」

これより2010年ローヌの大物の登場です(笑)。
まずはガントランディの渾身のグルナッシュ『ヴィサン』です。
「うーん。緻密だなぁ。まだ若いに違いないけど、飲めるね(笑)。グルナッシュの味がする。」
「うん。うん。プラムや杏。赤い果実の香りがイイね。」
「可愛い酸っぱさがイイ。ボリュームもあるしただ者じゃないな。」
私「このワイン『ヴィサン』村で造られてますが、ローヌ・ヴィラージュ最良の村と言われてます。通常のグルナッシュは濃くつくると黒っぽくなったり妙に甘くなりがちですが、ここの村で造られるグルナッシュはどうも違うようです。」
家内「ハーブや石のミネラルを強く感じます。スパイシーさもありますね。」
「酸もしっかりあるね。」
「なんでこんなに濃いのに飲みやすいのですか?」
私「除梗することで硬いタンニンを入れないからかと?」
「除梗って?」
私「醗酵の際、葡萄の粒だけで醗酵させることです。」
「房ごとじゃないってことですね。」
私「今風な造りなんですが、このワインは個性がしっかりしているかと。」
さてクローズ・エルミタージュのニュー・スター エマニュエル・ダルノーです。
「うわっ!もの凄い!」
「香りがもうみっちりしてる(笑)。ワインももの凄い密度のある液体(笑)。」
「若いのは『ヴィサン』同様だけど、舌触りも同様意地悪じゃないよね。これも除梗してるからかな?」
私「そうかと。」
「舌の上にピラミッドが載ってるみたい。味を上手く表現できない(笑)。」
「いつになったら果実味が、はっきりするのかな?」
私「抜栓して3時間たちますが、変化ありません(笑)。解るのは壮麗さのみ(笑)。」
私「液体濃度は完全にエルミタージュですね。これ以上濃く出来ないレベルです。1本の葡萄樹からハーフボトル1本分しか造ってないはずです。」
「どのくらいもつのでしょうか?」
私「解りません(笑)。でも5年後、10年後に飲んで確かめたいですね。でも15年後は私はいないかもしれないので10年先くらいにしておきます(笑)。」
ところで皆さん問題です(笑)。『ヴィサン』とクローズ・エルミタージュのどちらがアルコール分が高いと思いますか?
「うーん。濃さからするとクローズ・エルミタージュの方だからこっちかな。」
「『ヴィサン』はバランスが良く溶け込みがイイからアルコール分をあまり感じないよね。」
それでは正解です。
『ヴィサン』は15%、クローズ・エルミタージュは13.5%でした。
ワインはその土地土地に合った仕上がりになるということです。単にアルコール分が高ければ良い訳ではないのです。
ですからクローズ・エルミタージュはおそらくこのくらいのアルコール分で仕上がるのがベスト。『ヴィサン』は15%の高いアルコール分でも大丈夫ということだと思います。勉強になりました。

昨日はありがとうございました。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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