
そう言えば、関東大震災の折、棚の一升瓶が飛んだと聞きました。もちろん立ってもいられなかったそうです。当時一升瓶は貴重品。開店してから間もないマスキューには打撃ではあったでしょうが、たまたましっかりした建物に引っ越ししたばかりで大難は免れたようです。最初に間借りしたお店は倒壊したそうです。
もっともその店舗も横浜大空襲で焼失しましたから、マスキューには戦前の資料や写真はほとんど残っていません。命だけつなぐことが精一杯の時代だったのですね。
まあ、それを思えばよく100年以上もよく続いたものですね。私一人で100年続けたわけではないので、実感はありません。たまたま生業として生き続けただけなのでしょうね。その日々が100年以上になっただけ。もちろん紆余曲折はあったでしょうが、淡々の積み重ねなのでしょうね。淡々と終着点に向かう。今はそれで良し!かな(笑)。