Dr.Fさん『ちょっと聞きたいことがありメールさせていただきました。
先日八甲田山中の谷地温泉という秘湯に宿泊したのですが森の中の一軒宿で硫黄の香りのする温泉宿でした。
森の中の硫黄香こんなシチュエーションで楽しめるワインってどんなものがありますか?』←普通の人は絶対に思いも寄らない(笑)。やはり達人!温泉旅館で○○食べるからどんなワインに合わせたらよいか?ではありません!
私『硫黄臭ですか(笑)。厄介ですよね(笑)。
良く言えばクレーム•ド•ブリュレ、悪く言えばう○こですものね(失礼!)。
良い方で考えますと、甘い系のデザート•ワインでしょうか…。あとちょっとビオ臭のするザコルのグリフなんか良いかも(笑)。森の中の一軒家、夜染み染み美味しさに浸れそうです(笑)。』

Dr.Fさん『そうです硫黄臭です(笑)
私としては熟成香で対抗かなと思っておりましたがビオ臭で対抗とは頭が回らなかったです。
ザコルのミオセヌがセラーにあるので次回はザコルかな。。。
そういえばミオセヌセパージュがグルナッシュ100%になって旨くなりましたね!
似通ったシチュエーションに行ける機会があれば貸切露天風呂に持ち込んで楽しみたいと思います。』←ホントによくご存知!ミオセヌがグルナッシュ100%になったなんてよく知っておられます(笑)。
Dr.Fさん『先日のミッション早速実行してまいりました。
夜中周囲が寝静まってから貸切露天風呂でミオセヌ21をいただきました。
還元香気にならずチェリーあふれて旨い!』
私『ちょっと考えたのですが、それって最高の贅沢かもせれませんね。この意味が解らない方からすると変態的に思われるかも…失礼!(笑)。私もチャレンジしたくなりました(笑)。』
結局、ワインは風情ともマリアージュするということなんですね。温泉浸かって雪見酒の世界です(笑)。ちょっとヨーロッパの方々とは違うベクトルです。あちらでは基本ワインと料理はセットですから。
私は常々何故ワインは美味しいと思うのか?我々日本人の感性…ヨーロッパとは違った感性があるはず。私のライフワークです(笑)。オリジナリティーのある飲み方、マリアージュがあるはず。たまにそれに気がつくと嬉しいのです(笑)。
Dr.Fさん、ありがとうございました!