Written on 2026 05 31
桝久 試飲会リポート 前半
May 31, 2026 by weblogland |昨日、一昨日とご来店ありがとうございました!
●バッカス 2024年 チウ・チウ イタリア 赤 マルケ州 ロッソ・ピチェーノD.O.P.750ml 1885円税込
「初めて参加するのですが…お幾らですか?」
私「えっ…、只です(笑)。」
「え~、イイんですか(笑)?」
私「飲み会ではなくティスティングですし(笑)、
ティスティングしてみて気に入ったワインがあればお買い上げくださいませ。よろしくお願い申し上げます(笑)。」
「今時こんな試飲会は無いですよ(笑)。」
私「あくまでティスティング、お味見でございます(笑)。」
「それでは有り難くお味見させていただきます(笑)。」
「前に大きな試飲会行ったけど、ベロベロベロベロになってる人がいたなぁ(笑)。まあ、何百本も出てたから全部ちょっとずつでも飲んだら酔いつぶれるよね(笑)。マスキューさんはティスティング行った時酔わないんですか?」
私「飲み込みません(笑)。それでも二百本ティスティングするとほろ酔いになります(笑)。」
「マスキューさん!今日は赤からスタートですね。普通は白からですよね?」
私「えへへ(笑)。この並び正しいか?正しくないか?全部ティスティングしてからご判断くださいませ(笑)。」
「『バッカス』ですね(笑)。久しぶりですね?」
私「最近の価格の高騰で『バッカス』も影響はあるのですが、周りがあまりにも高くなったので、今『バッカス』は存在意義を増しております(笑)。まっ、まっ、お試しを!」
「う~ん。いかにも暖かみのあるイタリア•ワインですね(笑)。豊かで飲みやすい…、フレンドリー(笑)。」
「え~と、セパージュはサンジョヴェーゼとモンテプルチアーノでしたっけ。香りに重さがあるよね(笑)。」
「それでいてフレッシュ(笑)。健康的ですよね(笑)。」
家内「明日になると全体に落ち着きが出て滑らかな舌触りになって行きます。」
「と言うことはもっと飲みやすくなるんだ(笑)。」
「濃いには濃くていかにもイタリアンなんだけど…、親しみやすさがありますよね(笑)。」
私「醤油とか味噌みたいなニュアンスありますよね(笑)。」
家内「あと、小豆。特徴的ですよね(笑)。和食の煮詰めた豆や佃煮なんかも合いますね(笑)。」
「なるほどね!合わせる料理の幅が広い。こんなのビストロで出てきたら嬉しいよね(笑)。ちょっと小洒落た居酒屋でも使えそう(笑)。」
私「流石プロ!」
「豚の角煮…、脂ののった魚の煮付けでも行けそう(笑)。」
「完全にイタリアンなんだけど、アレンジすれば和食でも行けそう(笑)。タンニンが濃いけど意地悪じゃないんだよね(笑)。」
「肉だって大和煮風だったらこのワインと相性良さそうですよね(笑)。」
●メルロー •アギオルギティコ •マンディラリア2023年 ミロナス•ワイナリー ギリシャ 赤 P.G.I.アッティカ 750ml 2640円税込
「あっ〜!美味しい!」
「赤い果実味が織りなすよう(笑)。」
「品の良い旨味がある。レベル高いなぁ(笑)。」
「小粒の赤い果実味。複雑だし…。イイね(笑)。」
私「小粒の赤い果実味はプラム、チェリー、ストロベリー、等のベリーの香りですよね。あと山査子みたいなドライな赤い果実のニュアンスもありますよね。」
「香りは立ちのぼることは立ちのぼるけれど、ワインの中に感じる香り味わいかな(笑)。」
「エキゾチックなスパイスのニュアンスもあるし、複雑ですね(笑)。」
家内「古典的なカオールやマディランの良さに通じるかな(笑)。」
「飲んで口の中、鼻腔に抜ける香りが美しい。それがずぅーっと残る。後味余韻に惹かれます(笑)。」
私「プレス果汁は使わず上澄みだけで作っている感じです(笑)。かなり真剣に作ってますね(笑)。」
「それって?」
私「ざっくり上澄みだけだと収穫の50%くらいがワインになります。プレス果汁を使うと収穫の70%くらいがワインになります。歩留まりが悪いのでワインのコストも高くなります。」
「高級ですな(笑)。ところでこんな整ったギリシャワインって無いよね(笑)。」
私「このレベルならば国際市場で通用します。リーズナブルですし(笑)。最近このようなワイナリーが出てきました。」
「ギリシャ•ワインって言うとオリーブオイルとレモンや塩で味付けるけど、コレはソースだよね(笑)。どんなソースが合うか解らないけど(笑)、幅も広そうだよね(笑)。」
「マスキューさんが扱うザシャリス•ワイナリー
のワインもコスパも品質も良いよね(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)。」
「ギリシャで売ってるワインって高くて見合わないものが多いんだよね。たまに美味しくてもべらぼうに高い(笑)。」
私「基本生産量は少なく美味しくて安いものは自分たちで飲む気質(笑)。高いものはお土産用で高く売ります(笑)。」
「昼間は暑いから寝てるし(笑)。良く言えばのんびり、悪く言えば出鱈目(笑)。」
「ギリシャの財政危機は蓋を空けたら目を覆う惨状。EUは加盟させたのを後悔したらしい(笑)。」
「古代の崇高なギリシャ人はギリシャにはいない。大雑把なトルコ人気質のギリシャ人が現世ギリシャ人(笑)。」
私「オスマントルコに数百年支配されてましたからね。トルコ化した(笑)。」
話が危なくなって来ました(笑)。
○ピノ・グリージョ オーガニック 2024年 カーサ・ヴィニコラ・サルトーリ スクリュー・キャップ イタリア 白 ヴェネト デッレ・ヴェネツィアI.G.T.750ml 1367円税込
「爽やかで飲みやすい(笑)!暑い時にはイイね。体がクール•ダウンする(笑)。」
「雑味がなくて綺麗。いかにも夏向き(笑)。」
「普通に美味しい(笑)。ナチュラルでニュートラル(笑)。」
「それでも昔から比べるとファットになったよね(笑)。昔は大人のラムネみたいだった。やはり温暖化の影響かな?」
私「そ~なんですよね。昔はリリースする時点でアルコール分は12%を下回りましたが、最近は12%を下回りません。そうなると爽やかなリンゴ酸が残らない。無理に残そうとすると添加物の量が増える。生産者は大変。」
家内「サルトーリは添加物を増やさずに自然なスタイルを選択したようです。ですからかつてよりワインはファットになって来ましたね。」
私「ポルトガルのヴィーニャ•ヴェルデなんかは爽やかさを選択してますから低アルコールでワインを出荷します。それ故海外で飲むヴィーニャ•ヴェルデは添加物の量が増えます。ポルトガルで飲むものと比べるとちょっと違うのはそれ故かと。」
「なるほど!ポルトガルで飲むのと日本で飲むのと味が違うのはその性かぁ。腑に落ちた(笑)。」
「ヴィーニャ•ヴェルデってアルコール分が7%くらいだし。酸も残るが糖分も残るもんね。現地で夏までに消費されるなら添加物入れなくても大丈夫なんだろうけどね。」
家内「似たような発想のペティアン•ナチュレも完全にアルコール発酵させます。そうしないと保存出来ないようです。」
「マスキューさん!このワインは適度に冷えていて美味しいのですが、どんな基準で冷やしますか?」
私「ケース•バイ•ケースなのですが。今日は基本スタートはセラーの温度です。ただしこのピノ・グリージョはそれを下回る温度で供出します。そのために発泡スチロールの箱に氷を入れて5分ほど余分に冷やします。」
「家庭で複数人で数本を冷やしながら飲むのは難しいですよね。」
私「まずスタート時点の温度。常温だと氷水でもすぐに温度は下がりません。タップリの氷水に入れればワインを1℃下げるには1分が目安です。」
「バケツが必要?」
私「マスキューのシャンパン•クーラー用のステンレスの円筒形のバケツは特製ではなく、ステンレス製の高級ゴミ箱です(笑)。曲げ加工で作ってますので水が漏れません。しかも深さもあるし4本立てて入りますので、タップリの氷水で温度調整が早く出来ます(笑)。」
「シャンパン•クーラーは1本しか入らないからなぁ(笑)。」
私「あらかじめ冷やしたシャンパンを1本を楽しむならば氷の量と当て具合で管理出来ます。」
「そうするとバケツで代用するのが現実的かな(笑)。」
私「左様かと。」
「小綺麗なバケツ買っておこう(笑)!」
私「それ、賢明。使用感あるバケツはマズイですよね(大爆笑)。」
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