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ワインは温度や置かれた状態が味わいに反映されます

Feb 07, 2014 by weblogland
寒いですね。こう寒いと赤ワインが冷えすぎて困ります。やはり15℃くらいの温度で飲みたい(笑)。冷えきった部屋の中に置いたままですとやはり冷えすぎ。タンニンの渋みが目立ってしまいます。
こんな時、ストーブの脇にワインを立てて置きます。ちょっと乱暴で準備の悪さを露呈してしまいますが、これが早い(笑)。直接暖かい空気を吹きかけると一気に対流が起きて澱を舞い上げてしまいますから、安い早飲みのワインでしたら可かな(笑)。
ワインは温度や置かれた状態が味わいに反映されます。もちろん抜栓後空気に触れると更に変化します。
マスキューのワイン選びはその変化のスピード、変化の仕方を見極めます。もっとも価格によるワインのランクにも影響されますから、独自の物差しが必要です。
「マスキューさん、なんで上手く選べるの?」と聞かれます。
そんな時「美味しい、不味いに関すれば皆さんと同じです(笑)。逆に私達より敏感な味覚をもった方の方が多いかもしれません。あと私達以上に経験を積んだ方も多いはずです。ただ職業的に自分の引き出しに出し入れしているだけなんですよ(笑)」
時間はかかりますが、作業としてはたいした事ではありません。
「やはり時間がかかりますね?」
「でも、手っ取り早いワイン上達法は、高くなくともちゃんと造ったワイン しかも同じワインを飲み続けることです。一年くらい飲み続ければ美味しさの基準ができます。ヨーロッパのようなワイン産地に生まれた訳ではありませんから、普段の生活の中で擬似体験するのが良いですよ(笑)。」

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