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桝久 試飲会リポート 後半

Jun 30, 2025 by weblogland


レ・ランデ―ブー 2022年 ドメーヌ・デ・ザコル フランス ローヌ V.D.F. 赤 750ml
3300円税込

「マスキューさん!このワイン以前試飲会で出しましたよね(笑)?」
私「えへへ(笑)。ちょうど1年ほど前のマスキュー試飲会で2021年ヴィンテージでお出ししました!」
「あの時美味しくて買った(笑)。」
私「今回は2022年ヴィンテージでございます。思い出して比べていただけると助かります(笑)。」
「うわっ!凄い香り…、言葉を失う。広がる広がる(笑)。」
「チェリー!すんごい(笑)。」
「フレッシュネスが伴っているんだよね(笑)。」
「鮮烈で強烈なチェリーの香り。ノック•ダウンだぁ(笑)。」
「本物のチェリーだってこんなに香りは出ない(笑)。」
「痺れる美味しさ(笑)!前の2021年より強烈かな?飲んだ瞬間ビビッと痺れた(笑)。」
「香木…、シナモンのようなニュアンスがチェリーの香りの下にある(笑)。」
私「2022年より酵母臭が抑えられてますね。枝豆臭が気にならないし分からない。あと強いですね(笑)。ひょっとして100%全房発酵してるかも?」
家内「酸も香りも2022年の方が強いかな(笑)。」
「2022年はどんな作柄だったのですか?」
「夏は全く雨が降らなかったようです。それ故畑での葉っぱの調整など尽力が要求されたようです。2021年は雹等の被害があり収穫量は少なかったようですが、2022年も収穫量は多くはなさそうです。」
「強さがあるんだけどとてもエレガントでもある不思議(笑)。アルコール分は如何ほどですか?」
家内「12.5%です。」
「おー!思ったより低い。酸がしっかりあるんですね(笑)。」
「ザコルのランデーブを飲むと藤の花の香りを連想しちゃいます。あと、飲むたびにどんどん美しさが増す。映画『プラダを着た悪魔』の主人公の2人がどんどん綺麗になって行くのと重ねちゃうんですよね(笑)。」←クローバーのお兄さんことMさん。
「カッコいい(笑)!」
「よく思いつきますね(笑)。」
私「彼はプロですから(笑)。IT農園もやっておられますし(笑)。」
私「Mさんが藤の花の盆栽持って下さった時の香りは凄かった。不思議なもので藤棚の下で嗅いだ香りより強烈だったんですよね(笑)。もちろん店の中は香り充満(笑)。」
Mさん「僕はランデーブ2021年を油淋鶏に合わせたんですよ(笑)。とても美味しかったでした(笑)。」
「マスキューさんがブログでピノ・ノワールてきと言っていたのが解りましたよ(笑)。最初グルナッシュが何故ピノ・ノワール的なのか解りませんでしたが、飲んで納得(笑)。ちょっと土臭いのも良い(笑)。」
「ビオ的な香りもしますが、すぐに慣れて気づかなくなる不思議(笑)。」
家内「2021年よりビオ臭は少ないですね。枝豆臭くない(笑)。あれはあれで心地良いのですが(笑)。」
「ビオ臭って微妙なんですよね(笑)。『臭さと旨さは紙一重!』なんですよね(笑)。」←硫黄系の温泉でミオセヌを楽しんだ恐るべきDr.Fさん
私「腐れかかってアンモニア臭のするチーズのフルーティーで美味しいこと(笑)と同じかな(笑)。」
家内「ザコルはラルロのバリック樽のお下がりを使いますから、それで若干のビオ臭がするんだと思います。」
私「ザコルにとってラルロは分身みたいなものですからねぇ(笑)。今度日本に来たら聞いてみよう(笑)!聞き方を違えると怒られそうだから上手く聞こう(笑)。」



●ミオセヌ・デ・ザコル 2022年 ドメーヌ・ド・ザコル フランス ローヌ V.D.F. 赤 750ml 5028円税込
「あれ?コレ飲んだことありますよ(笑)。前にマスキューさんコレ売ってましたよね(笑)?」
私「ピンポン!2016年ヴィンテージをこっそりと売っていました(笑)。数がなかなか揃わないので試飲会にお出しするのは今回が初です。」
「ミオセヌ以前はグルナッシュ100%ではなかったけど100%になってから更に美味しくなりましたよ(笑)。」
私「ホントにDr.Fさんは良くご存知(笑)!温泉に浸かってミオセヌを楽しむだけあります。敵いません(笑)!」
「あ~!凄いなコレ!」
「ランデーブ同様グルナッシュなのは解りますが、二回り巨大(笑)!マスキューさんがピノ・ノワール的と言うのが解りましたよ(笑)。」
「ブルゴーニュに例えるとランデーブは村名の上等なレベル、ミオセヌは渾身1級の上物かグラン•クリュ並だね(笑)。」
「グルナッシュって濃くて黒い…、プルーンや粒の大きなプラムみたいなイメージなんだけど、こんなに明瞭な味わいになるんですね(笑)。」
私「標高の高い寒暖差のあるところでグルナッシュを作るとこんな感じになるようです(笑)。」
「なるほど!コート•デュ•ローヌ
「ランデーブ飲んで痺れたけど、コレ飲んでトドメを刺されました(笑)。」
「付け入る隙が無い(笑)!」
「全てが大きい(笑)。なかなか飲めないレベルの高級ワインですな(笑)。ポンソのワインに似てるかな(笑)。」
「店長!しかもミネラリーですよ(笑)。」
私「上等のシャンボール•ミュズィニーみたいに妖しい感じしますね(笑)。」
「えっ!ミュズィニーですか?」
私「ボンヌ・マール寄りかな(笑)。」←言い過ぎかな(笑)。
家内「1970年代までクロ•ヴィージョにジゴンダスのグルナッシュを混ぜていたのも解りますね(笑)。」
「渾身だよね(笑)。この点先月の試飲会に出てたボルドーの『ブリュット』に共通してますよね(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)!我が意を得たりでございます(笑)。」
「そうそう(笑)。ブリュットの方がビオ臭はまるっきり感じなかったかな?ザコルの方はクレーム•ド•ブリュレ(笑)。好きだなぁ(笑)。」
家内「ザコルの方は旧樽を熟成に使うのでそれが影響してるのかも知れませんね。」
私「2022年を飲むと樽熟成の比率が低下したような気もします。後で調べてみますね(笑)。」
私「さあ、ここで問題です(笑)。ランデーブ2022年はアルコール分は12.5%ですが、2022年のミオセヌは如何ほどでしょうか(笑)?」
「う~ん、常識的に考えるとミオセヌの方が濃いからアルコール分はミオセヌの方が高そうなんだけど…。」
「そうそうミオセヌの方が濃いんだけどアルコール感が無いんですよね(笑)。比べるとランデーブの方がアルコール感がある。困ったなぁ(笑)。」
「思い切って勝負に出ます(笑)。同じ12.5%!」
「う~ん。セオリーに則って13.5%!」
「間をとって13%!(笑)。」
私「え~と、正解は14%でしたぁ!」
「ミオセヌは14%もあるんですかぁ。」
「ランデーブに惑わされたかな(笑)。」
家内「2022年は暑かったようです。真夏にほとんど雨が降らなかったみたいです。」
私「2022年と2021年を比べると2021年はエレガント、2022年の方が果実感をより感じます。あと2022年の方が酸が強い印象かな。」
「ランデーブとミオセヌは何故アルコール分が違うのですか(笑)?」
私「畑が違うとしか…。それ故規格も違ってくるのかと。ミオセヌは樹齢が70年のかなり古い区画のようです。生産本数がランデーブの1/6くらいです。ランデーブが一番生産本数が多いキュヴェですね。」
家内「ザコルの畑は買い足し買い足しですから分散してます。それ故かキュヴェ数が多い(笑)。それを全てで無添加を目指しますからレベルが高い。トップ•ランナーですね(笑)。」

お暑い中ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子

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