前月   September 2025   翌月
Mo.Tu.We.Th.Fr.Sa.Su.
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

Menu:

More info:

リンク:

ワインの桝久商店
関内のバー[タウザー]
横浜のバー時代屋
FULホスティング サービス
ホームページ制作

:
:



桝久 試飲会のラインナップ決まりました!

Sep 20, 2025 by weblogland
今月末9月26日(金)、27日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!
よーやく涼しくなり、ワインを飲む気満々(笑)。

null


リゾーロ フリザンテ セッコ N.V. ザルデット イタリア ヴェネト 微発泡性白 王冠  750ml 1508円税込

プロセッコの生産者として有名なザルデットの作るフリザンテ。グレラ100%なのですがシャルマ方式ではなくメトー•ド•アンセストラル方式で作られるためただのヴィーノ•フリザンテ表記となります。タンク内二次発酵で泡を得るのがシャルマ方式、コレは発酵途中に瓶詰めして泡を得たものです。
第一印象はとてもドライ。それもベリー•ベリードライなのです(笑)。一般にメトー•ド•アンセストラルの泡は糖分を残しがちですから、ちょっとびっくり(笑)。泡は2気圧あるかないかのものなので、おそらく発酵終盤に瓶詰めしたかと。そしてその弱い泡がとても心地良い(笑)。泡立つと言うより、消えそうで消えない(笑)。中からじわじわと沸いてくる。とても優しく、グレラらしい桃の香りを伴う品の良い有様。
う~ん。
疲れた体に活を入れるのがプロセッコ!
これは疲れた体を癒す泡(笑)!
グレラは十把一絡げではないと教えてくれました(笑)。
あと、SO2の影響をほとんど感じません。果汁の段階で1回添加することで勝負してますね(笑)。それと特徴的なベリー•ベリー•ドライ(笑)。残糖分は1g/L以下ですから、アルコール耐性が極めて高い酵母を使用していますね。そしてリキュール•タージュもないはず。とてもクリーンでプリミィディブなのですが、工夫•理由ありありなのです(笑)。
疲れてお昼寝しているといつの間にか愛犬の次郎吉(もう亡くなっていません。)が体を寄り添ってくる。目が覚めるとヤツがいる(笑)。可愛い柴犬でした。この泡を飲んでいるとそんな次郎吉を思い出しました(笑)。


○❴限定品❵タルパカ N.V. アジェダ・アグリコーラ・カステッロ・ディ・ステファナゴ イタリア ロンバルディア 白 ヴィーノ•ビアンコ 750ml 2480円税込 スクリュー•キャップ

いつものメンバーでティスティング(笑)!
家内「色味からするとオレンジ•ワインみたいだよ(笑)。」
私「濾過もしてなさそう(笑)。ヴァン•ナチュールみたい(笑)。」
Kさん「あ~、飲んでみても上等のオレンジ•ワイン。でも発酵中は果皮と分離しているから、シュール・リーでの熟成が長いのかな?」
私「美味いですね(笑)。香りのディテールははっきりしないのだけど、フレッシュでアロマティック。広がり•余韻共に巨大だよね(笑)。」
家内「オレンジ•ワイン系のワインってこのモヤモヤ感が良いんだよね(笑)。アルコール分は13%
なんですけど、まるっきりアルコール感が無い(笑)。」
Kさん「ジュースと言われても分からないほど飲みやすい(笑)。発酵途中で瓶詰めしたワインの半製品飲んでるみたい(笑)。でもドライで出来上がってる不思議(笑)。」
私「浸れる(笑)。ちょっとお芋っぽさが出てきましたよ(笑)。」
家内「あ~、私はこのワインは液音が高いほうが良いかな(笑)。ピールの苦味もとても良いアクセント(笑)。」
Kさん「マスキューさんが以前扱っていたピエモンテのゼルボーネを思い出しましたよ(笑)。葡萄を丸かじりしたような味わい(笑)。」
私「ピンポン(笑)!そうそう、あとオーストリアのミューラー•グロースマンの『ビー•ナチュラル』に似てる(笑)。私の好きなスタイルです(笑)。」
Kさん「女性の顔がラベルに書いてあるワインですね(笑)!アレ確か無添加でしたよね。」
家内「このワインも無添加に近いような気がします。」
私「このワインは扱いがイレギュラーみたいだよね。ステファナゴ自体無添加に向かっているから試行錯誤してるのかな?カタログのラインナップにこのワイン載っていないんですよね(笑)。インポーターさんも取り敢えず在庫を無くして終了するみたいだし…。」
家内「調べると4000円上代の高級品。それだとマスキューでは厳しい。」
Kさん「察するに特売品?」
私「ピンポン(笑)!2480円税込にて販売するつもりです(笑)!」



1975年にドイツのフライブルクにあるワイン研究所で生み出されたPIWI品種の「ブロンナー」を使った白ワインです。メルツリング種(アムレンシスの系質あり)とGm6494(ロシアの黒葡萄品種のサペラヴィ・セヴェルニーと オーストリアのサン・ローラン)との交配種です。
PIWI品種とは「Pilzwiderstandsfähige Rebsorten(病気に強いブドウ品種)」の略でラブルスカ種やアムレンシス種等とヴィニフェラ種の交雑種いわゆるハイブリッド品種です。ただし、アムレンシスやラブルスカ種の癖を取り除くために数世代の交配が必要のようです。その結果ラブルスカ種やアムレンシス種の品種特性であるベト病、ウドンコ病および灰色カビ (ボトリティス) に対して高い耐性を持っています。有機栽培に適している品種で、雨後の消毒用のSO2やボルドー液の散布を80%減らすことができるとか。マスキューでは『レゲント』に次ぐ扱いとなります。

味わいはピノ・ビアンコなどのようなニュートラルなタイプです。ステンレスタンクでの発酵前に6時間のスキンコンタクトを実施。その後、澱と共に1年間熟成させてから瓶詰。N.
V.なのは古い似たような熟成したワインをアッサンブラージュしたためかと。無濾過・無清澄。




インポーターさん資料より (一部岡本補遺)

ステファナゴ城はミラノから南に約70kmの丘陵地帯に位置します。11世紀に造られたといわれる城は、標高500mと周囲で最も高い場所にあり、中央には28mの望楼を持ちます。城の建造に使われている石は大人の男性でも持ち上げることは不可能な重さですが、魔法によりこの城は一晩で建造されたという伝説が残っています。(1824 Defendente Sacchi "The Plant of Sighs") 城は時代の変遷と共に所有者が変わり、1810年より現在のバルファルディ家が所有しています。 オーナーは貴族の家系です。現在のオーナーは、5代目のジャコモ・バルファルディ氏
で、その弟のアントニオ氏が畑と醸造を取り仕切っています。所有する地所は135haそのうち葡萄の栽培を行っているのが20haのみ。平均収穫量は30~40hl。
葡萄畑の環境づくりとして自然の生態系を生かすために、畑以外の土地には森や池などが残されています。電力はソーラーパネルで太陽光を使用しているため、遠方から延びる送電線などはなく自然を邪魔しません。1998年にオーガニック認証を受けており、現在はビオロジック認証。発酵は野生酵母のみを使用。添加するSO2も赤ワインでは10~40ml/L、白ワインでは30~50ml/Lと最低限に抑えています。認証の基準を下回っています。ワインはヴィーガン(醸造過程で動物性由来の成分は使いません)対象です。堆肥は動物性を使っているのかな?




以下マスキューの以前の記載より抜粋

このワイナリー ステファナゴはホームページを持っていないようです。やはり貴族はがつがつしません(笑)。この辺はマスキューとは大違いです(笑)。あと一番重要なのは本物の貴族は嘘をつきません(笑)。イタリアはわりと貴族の末裔の名前をブランドとして利用する不埒な輩が多く、名前倒しのワイナリーも多くあります(笑)。それ専業ともなるとビジネス・ライクにならないとワイナリー運営に支障がきたしますから、まあ、無理はないのですが。ステファナゴはその辺も心得ているようですね。無理に拡大すると止まれなくなるのを承知してますね(笑)。
品質を落とすくらいなら作らない方がましと考えているような気がします。

飲んだ印象からステファナゴはどうやら本物の貴族のようです(笑)。
まず畑の写真を見ると畑に除草剤の類いは撒いていません。あと仕立ては背の高いシングル・グイヨです。収穫量の多いダブルにしていません。なかなか出来ない選択です。かなり密植しており1ヘクタールに4~5000本くらいの植密度です。1本の葡萄樹から作られるワインは1本以下のはず。彼の地においては渾身の作りですね(笑)。

手摘み収穫したあと除梗・撰果しステンレス・タンクで野生酵母で発酵させます。発酵温度は低そうです。
早く飲めるように仕上げてますが、充実した旨みとタンニンの滑らかさにはビックリ。
おそらくプレスしないフリー・ラン・ジュースのみでワイン作りをしていそうです。折り合いが良く、雑味がありませんし、広がり余韻の長さは立派(笑)。しかも慈味深くとても柔らかく滑らかで自然に飲めるのは、すべての工程で手を抜かない正銘さの証です。そのシンプルな美しさに心奪われます(笑)。


○❴ 限定品❵フット•ヒルズ•シャルドネ ドメーヌ•ザフェイラキス 2021 ギリシャ 白 P.G.I.ティルナボス 750ml 2480円税込

ギリシャ本島のワインです!
ラベルを見るとカリフォルニア•ワインみたいですが違います(笑)。
味わいは衒いなくとても素直。肉厚でケチ臭くもない(笑)。いわゆるブルゴーニュ式のバリック発酵•熟成したコテコテのスタイルではなく、伝統的な大樽を使っています。ですから木樽の過剰感や尖ったところはなく、シャルドネのトロピカルな果実味を品よく表出出来ています。高度にバランスが良いのです。しっかりした果実味があり、飲んだ第一印象は『あっ!高級だな(笑)!』なのです。
割とディテールがはっきりしないギリシャの白とは思えないハツラツとした高級感なのです(笑)。産地がギリシャと聞いてビックリ。それは作り手が只者ではない印象なのです(笑)。
上代を調べると4000円近い設定。確かにそれなり(笑)。でもですね(笑)、ケチなマスキューにはちょっと高級過ぎる(笑)。然るに寝て待つ(笑)。←ゴメンナサイ。
そんなこんなするうちに輸入中止に伴う特別価格にての最終放出となりました!
ラッキーと言えばラッキーなのですが、申し訳ない気持ち。まあ、マスキューの性ではないと思うようにしましょう。




以下インポーターさん資料より(一部岡本補追)

ザフェイラキスは中央部のテッサリア地方、ティルナボスにワイナリーを構えます。 ギリシャ神話にも登場する国内最高峰のオリンポス山の麓に位置し、古くからギリシャの重要ワイン産地として認知されています。  4代目のクリストス氏は、ギリシャの先駆的なワインメーカーの一人に数えられ、世界的な評価を受けています。(ヒュージョンソンも絶賛してますね(笑)。)アテネ大学で醸造学を学んだ後、トリノ・ミラノ大学でワインや農業に関する知識を学び、ピエモンテやトスカーナの多くのワイナリーで修業。(イタリアでワイン教育を受けたことから彼の思考が伺えます(笑)。)2005年にイタリアから帰国しワイナリーを受け継ぐと同時に、オーガニック農法を開始。元来、自然環境を尊重したワイン造りをしていたこともあり、オ
ーガニックを始めることはそう難しいことではありませんでした。
パレオミロスとカンピラガスの2つのエリアに8haの畑を所有。 カンピラガスは数世紀前までは湖であり、カルシウム濃度の高い粘土質の土壌。ここでは非常にクリーンで、軟質なミネラルを感じるブドウができます。この特殊な土壌と、回りに囲まれた山々の影響を強く受けるこの地で、土地の味わいを尊重したワイン造りを行っています。 品種はマラグジアやリムニオナといった固有品種から、シャルドネやシラーなどの国際品種も栽培。特に彼の造るリムニオナは、各国で高い評価を受けています。一時絶滅寸前まで減少したこの品種は、クリストス氏により、世界レベルにまで知られるようになりました。 土地の伝統と彼のインテリジェンスを詰め込んだワインは、奥行きと品格を感じる味わいに仕上がっています。 2019年よりビ
オディナミ農法に取り組んでおります。


土壌は砂質粘土。平均樹齢30年のブドウを手摘みで収穫。収穫後、数時間スキンコンタクトを行い野生酵母で発酵。 発酵は2400Lの伝統的な大樽を使用。熟成も同じ大きさの古樽と一部新樽を使用し12ヵ月熟成。 熟したリンゴや南国系果物の香りに上品な樽香が余韻と共に長く続きます。

このシャルドネはパレオミロス地区のもの。カンピラガス地区の平地ではなく山裾の緩傾斜地。標高は200から300mで非常に暑くめったに雨が降らない乾いたエリアです。映像を見るとどうやら灌漑をしてますね。それゆえギリシャでよく見られる乾燥農法ではなくイタリア的(笑)。葡萄収量の最適化がなされています。
栽培面積2ha 生産本数10,000本。映像から察すると仕立てはちょっと高めの7∼80cmほどの伝統的なもの。基本片側に主幹が誘導されそこから結実芽は3つ程残し縦に仕立てます。畝間は2∼3mほどと余裕はありますが、樹間は1m弱とかなり狭いですね。イタリアのエミリア・ロマーニャでよく見かけるような気がします。1ヘクタールで4000本くらいの植樹率かな?1本の葡萄樹から1本のワインを作るくらいの渾身作りですね(笑)。


エチケタ・ヴェルデ 2023年 アグロ・デ・バザン スペイン 白 リアス・バイシャスD.O. 750ml 3582円税込
このワイン、完璧なリアス・バイシャスです(笑)。かつて扱っていたパッソ・デ・パランテスを初めて飲んだ時の感動を思い出しました。柔らかで爽やかな酸、充分以上の旨味の厚み。それらが最高潮に達した時、調和を伴ったワインとして生まれた。そんなアルバリーニョとしての完璧さがございます(笑)。心に響く味わいなのです。

マスキューではバザンのスタンダードのコントラプントを扱っておりましたが、価格が高騰。ならばいっそのこと最上位のものを扱おう!という次第でございます(笑)。
最上位の『グランバザン』銘柄はすべて「バル・ド・サルネス」の丘陵部の畑のアルバリーニョ。ワイナリーの核心のもの。樽熟成していない『エチケタ・ヴェルデ』と樽熟成した『リムジン』、さらに最高品の「バル・ド・サルネス」の単一区画「ビラノーバ・デ・アロウサ」のみで作った『ドン・アロバロ・デ・バザン』があります。
どれも素晴らしいのですが、様々考慮すると、この『エチケタ・ヴェルデ』が最良な選択と存じます(笑)。

※尚、もともと瓶口にキャップ・シールが着いておりません。温度の急激な変化を受けるとコルクが浮いたり沈んだりします。それを見た目で解るためでしょうか?


以下、コントラプント2021年の記述

近年大人気となったリアス・バイシャス。30年ほど前は10幾つほどのワイナリーしかなかったような気がします(笑)。しっとりとして味わい深いスタイルの白ワインは日本人好み(笑)。彼の地でも魚介類に合わせるためにあるスタイルの白ワインです。日本のワインでもリアス・バイシャスを意識して造ったようなワインがありますね(笑)。
今や銘醸地のリアス・バイシャスは5つのサブ・ゾーンから構成されます。その中の最主要とされる『バル・ド・サルネス』の丘陵部 アロウサ湾を望む風光明媚な地に35ヘクタールの畑を有するアグロ・デ・バザン。もっとも古いと言われていますが、設立は1981年(笑)。まあ、会社としては古いのかな(笑)。
もともと軽めで爽やか、しかも旨味があるのがリアス・バイシャスのアルバリーニョのスタイルですが、近年濃くて飲み応えのあるものが希求されるトレンド(笑)。バリックの新樽を使ってコテコテにした物凄くゴージャスなものも見かけます。もちろん価格もゴージャス(笑)。
違うんだよね(笑)。

そんな昨今唸らされたのがこのワイン!
濃い!確かに濃い。でもリアス・バイシャスのアルバリーニョ。とは言うものの織り成すような複雑な果実味は経験したこと無いレベル。

う~ん。

白や黄色の花や果実 白桃の優雅な香り、複雑でバランス折り合いの美しさ。香りのベクトルに方向性を感じます。隙の無い液体の濃厚さ。複雑でとても単一品種らしく無いのですが(笑)、アルバリーニョの塩っぽさや旨味も感じます。もちろん木樽を使わないで到達していますから驚きです。マロラクティックはコントロールしてるかも知れませんが、それにしてもビックリ(笑)。

あり得ない渾身のリアス・バイシャスなのです(笑)!


●❴限定品❵ロゼット ウヴァ•ロンガネージ 2023年 テッレ・チェヴィコ イタリア エミーリア・ロマーニャ ルビコーネI.G.T. 赤 750ml 895円税込 スクリュー•キャップ

巨大協同組合『テッレ•チェヴィコ』(今ではこれもブランドなのですが)のルビコーネI.G.T.に特化したブランド『ロゼット』シリーズのウヴァ•ロンガネージ種を使った赤ワインです。ちょっとややこしいかな(笑)。
以前マスキューでは白のファモーゾ2022年が人気でしたが、今回は赤のウヴァ•ロンガネージ2023年です(笑)。実はこのウヴァ•ロンガネージと言う品種、初めて聞きました(笑)。




インポーターさん資料によると

エミリア・ロマーニャ州の貴重な土着品種で作られたワイン。一部の限られた地域でしか栽培されておらず、地元以外ではなかなか手に入りません。
※Uva Longanesi ラヴェンナ県パーニャカヴァッロ地域の固有品種。野樫の木に絡みついていた、たった1本の野生化したブドウを接ぎ木し、ワイン用品種として復活させたアントニオ・ロンガネージ氏にちなんだ名前は、「ロンガネージのブドウ」を意味します。




かつてイタリアでは小麦畑の脇に生えるオリーブや樫の木の枝に葡萄を這わせてちゃっかり栽培しておりました(笑)。(ロバート•デ•ニーロ主演の映画『1900年』で観られます。)その名残のウヴァ•ロンガネージを現代的な葡萄栽培で復活させた訳です。もともとそんな性質のウヴァ•ロンガネージですから多産系で量産向けの系質だと思われます。それゆえ基本デイリーなワインに向いているかと(笑)。
基本可愛らしいベリー系の香りがしますが香り自体は控え目。あとボディーもデイリーらしく控え目(笑)。でもですね(笑)、バランスが良く飲み飽きしない穏やかなところに美点がある。口中に入ると抵抗なく、かといって広がり•余韻は一丁前にある(ゴメンナサイ)。これはチェヴィコの技と意図(笑)。それといった特徴はないのですが、ワイン自体の自然さがありあざとくない。やり過ぎない良さ。お昼ご飯を食べながら水代わりに飲めるような、普通に寄り添うような良さがあります。昨今この価格帯では見かけませんね(笑)。開けたてより翌日の方が美味しく感じる高品質は異例だし、冷やして飲んでもオッケーなのも嬉しい(笑)。どうしても余計な手をかけて誤魔化しがちなワインが多い価格帯では異例の普通さ(笑)。基本量産品なの
でしょうが、イタリアの、チェヴィコの良心を感じるワインなのです(笑)。
今回インポーターさんの扱いが終了ということで大特売となりました!
こういうワインを毎日のように飲むことにより、その経験が自身の体に染み込み基本となるはず。まず我が家用に1ケース確保する予定です(笑)。

テッレ・チェヴィコは1963年、イタリア北中部・エミーリア・ロマーニャ州 に創業されたコーポラティブ(協同組合)です。今現在エミーリア・ロマーニャ州内だけでも十カ所の製造拠点を持っています。組合のメンバー 5000人、管理する畑が6700ヘクタール、23の生産施設で年間1億1,600万kgのブドウを醸造、5つのボトリング工場で年間ボトリング量(750ml換算)127,114,331本。最も急速に成長したイタリアのワイン・グループで、生産量はイタリア国内第2位を誇り、世界67カ国へワインを輸出しています。
リリースされているブランドは『テッレ•チェヴィコ』、『ヴィニェーティ•ガラッシ』、『サンクリスピーノ』、『ロンコ』、『ロマンディオーラ』、『ベルナルディ』のブランドを展開しています。このファモーゾは『テッレ•チェヴィコ』ブランドの中の『ロゼット』ブランドのもの。最もテロワールが強く出ており、安定した信頼出来る品質で言わば上質のデイリーを目指しているようです(笑)。
蛇足ですが(笑)、『ヴィニェーティ•ガラッシ』は最も近代的なスタイルのワインを目指しているとか、ガンベロでロマーニャ•サンジョヴェーゼ•スペリオーレが2グラスに評価されています。『サンコ』になると3アイテムが
2グラスを獲得してます。あと『サンクリスピーノ』は飲みやすい紙パックワインで有名ですね。大手量販店やコンビニでよく見かけますね。



●❴限定品❵リオニムナ 2019年 ドメーヌ•ザフェイラキス ギリシャ 赤 P.G.I.ティルナボス 750ml 2981円税込

いつものメンバーでティスティングです(笑)!

Kさん「『リオニアム』なんて聞いたことがない(笑)。ギリシャって知らない品種が多そう(笑)。発音もし難いし(笑)。」
家内•私「うんうん、知りませんでした(笑)。」
家内「調べるとヒュー•ジョンソン大絶賛(笑)。」
Kさん「産地はギリシャ本土ですか?」
家内「雨がほとんど降らない不毛の地。最近聞かれるようになったみたいですね(笑)。」
私「あ~、良い香り。単純に高そう(笑)。でも経験したことがない香り…。う~ん…。」
Kさん「草っぽさ…。赤い果実…。ギリシャっぽくないよね(笑)。」
私「エレガント(笑)。ピノ・ノワール的でもあるかな(笑)?」
家内「店長!何でもかんでもピノ・ノワール的ってやめてくれる(笑)!バシッ!」
私「上澄みだけでプレス果汁を使わないってことだよ〜。赤い果実のニュアンスあるけど熟成したタウラジみたいかな(笑)?割とハッキリしてる。ギリシャの赤って伝統的にはぼやけてるもんね(笑)。だからギリシャとは思えない(笑)。」
家内「10年経ってようやく飲み頃になったマルベックを連想しちゃうかな(笑)?」
Kさん「派手ではないけど、広がり•余韻だけとっても只者じゃないことは確か(笑)。飲み手を選ぶエレガンス(笑)。」
家内「ちょっと土っぽい…。ポーランドのピノ・ノワールに似てもいる。アドリア•ヴィンヤーズのピノ・ノワール。」
私「あのピノ・ノワール美味しかったよね(笑)。あっ、ちょっと待って!あんたもピノ・ノワールで比較したじゃん!」←猛抗議するも無視(笑)。
Kさん「浸れるなぁ(笑)。いつまでも飲んでいたい(笑)。」
家内「リンゴの皮のニュアンスがあってフレッシュ感もある(笑)。さすがだね(笑)。」
私「目から鱗…、経験値確実に上がりました(笑)。渾身のグレート•ワイン。そうそうこのワインも輸入中止になったから特売となります。」
Kさん「普通に買ったら4∼5000円くらいはするかな?でもギリシャは元々が高いからそんなものではすまないかな?」
私•家内「そこはケチでへそ曲がりなマスキューですから抜かりはございません(笑)!」


リムニオナはかつて絶滅寸前まで減少した、まさにこのエリアを代表する古代品種です。ザフェイラキスはこの品種のポテンシャルに注目し2007年に初リリース。そのクオリティと熟成ポテンシャルの高さに世界が注目。生産者の名前が知られるきっかけになったワインです。今ではギリシャ各地で栽培がスタートし広まっており、ライジングスターと呼ばれ非常に注目度の高い品種です。リムニオナは パレオミロス地区とカンピラガス地区の両方の畑の標高200から300mで栽培されたもの。9月に手摘みで収穫した後に野生酵母で発酵。3000Lと5000Lの大樽で発酵の後に、1200Lと2400Lの樽で熟成。
樽材はなんとオーストリアの木材を使用したもの。目のつけ処がシャープですね(笑)。アメリカンオークやフレンチオークを使わないところにセンスを感じます。過剰な樽のタンニン•バニリンは全く感じません。
チェリーやイチゴなどの赤い果実の香りにハーブやスパイスの香り。でも経験したことないユニークなもの。フリーランだけで作ったような透明感圧倒的な旨みがあり、この点ピノ・ノワール的かな(笑)。ハーブのニュアンス野趣溢れるワイルドな果実感と豊かな酸を持ち合わせ、長期熟成のポテンシャルも秘めています。 栽培面積6ha 生産本数25,000本とシャルドネより収量は低くなっています。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

Comments

No comments yet

Add comment

comment closed:
このアイテムは閉鎖されました。このアイテムへのコメントの追加、投票はできません。