前月   December 2025   翌月
Mo.Tu.We.Th.Fr.Sa.Su.
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    

Menu:

More info:

リンク:

ワインの桝久商店
関内のバー[タウザー]
横浜のバー時代屋
FULホスティング サービス
ホームページ制作

:
:



桝久 試飲会リポート 後半

Dec 01, 2025 by weblogland


●ジゴンダス レ•パリエルダス 2022年 ドメーヌ•ビュルル フランス 赤 ジゴンダスA.C. 750ml 3771円税込
「マスキューさん!コレもドメーヌ•ビュルルのワインですよね(笑)。」
私「ビュルルの扱いはいつの間にか、なんと5アイテムとなってしまいました(笑)。どれも特徴的。特に低収量でプレスを無理にしませんので共通して旨味たっぷり(笑)。コスパも宜しいのでついつい増えてしまいました(笑)。」
家内「あとお安い(笑)。このジゴンダスなんて10年前の価格です(笑)。」
「うわっ!凄く甘くて飲みやすい(笑)!」
「暖かみがあって、ジューシー(笑)。」
「焦がした砂糖…、フワッと甘い(笑)。」
「チェリー…、ブラック•レッド•チェリー。」
「タンニンもたっぷり(笑)。でも果実味とのバランスが良くてスイスイ飲める。この点一つ前のモンテプルチアーノ•ダブルッツォと似てもいるかな(笑)。」
「ローヌのワインってもっと黒くてタニックなんだけどコレちょっと違うんだよね(笑)。」
「渋くないし、硬くもない(笑)。明るいし明瞭なんだよね(笑)。」
私「このジゴンダスは標高が低い畑のものとなります。低いと言っても標高150mくらいかな。」
「シャトー•ヌフ•デュ•パフなんかの平地の暑いところとは違うんだな。」
「あと、ちょっとエキゾチックな中近東のスパイスの香りもする(笑)。セパージュは何ですか?」
家内「グルナッシュ90%、ムールヴェードル10%です。ジゴンダスのワインはムールヴェードルをちょっと入れる傾向。ちょっと独特なスパイスの香りはムールヴェードル由来だと思います。」
私「あと飲み込んだ後に舌の上に粉っぽさが残りますが、それもムールヴェードル由来だと思います。」
「単純に甘いだけじゃないんだ。深みがある。だから飲み飽きしないし、スイスイ飲める(笑)。」
「そうそう。砂糖水はスイスイ飲めないもんね(笑)。」
「この甘さだって旨味の甘さ。糖分ではないですよね?」
私「さすが!左様でございます(笑)。アルコール分はなんと15%限界値です。しかもドライ。」
「えー!そんなに高いのですかぁ。全然そんな感じしない(笑)。」
「健康的!畑で葡萄を齧っているような感じ(笑)。マスキューさんの試飲会にたまにこんな感じのワイン出ますよね(笑)?」
私「えへへ(笑)。あんちゃんのローヌ•ヴィラージュや戦うボルドーもそんな感じかな(笑)。」
家内「正確には(笑)、ル•ヴァン•ド•ブレゼのマルグリットやラランド•ポムロールのブリュトあとルーションのブラン•プリュムなんかその口です(笑)。」
「いわゆるビオ系、無添加嗜好のワインですね(笑)。」

ここでアクシデント発生!

「マスキューさん!このオレンジ色ラベルのジゴンダス、ヴィンテージが2023年です!」
私「えー!あっ、本当だぁ!2022年はあと1本しか残っていない!全然気が付かなかったぁ…、と言うより見えてなかった(笑)。ゴメンナサイ!」

この結果渋々2023年を急遽開け2022年と2023年の並行ティスティングとなりました(笑)。
トホホ(涙)。
※ともに違和感無くお試しいただけました!


●ジゴンダス レ•フォイユ 2022年 ドメーヌ•ビュルル フランス 赤 ジゴンダスA.C. 750ml 4337円税込
私「コレはジゴンダスでも標高の高い畑のものです。最近購入したそうです(笑)。」
「見た目色合いは同じくらいかな?」
家内「標高の低い方は25日、標高の高い方は20日ほどの醸し期間。セパージュはこっちはグルナッシュ&シラー半々です。」
「う~ん。全然違う(笑)。こっちの方がよりタンニンを感じない(笑)。標高の低い方より飲みやすい。でも強い不思議(笑)。」
「同じように飲みやすいんだけど…」
私「アルコール分は同じく15%です(笑)。」
「毛皮のような…、ちょっとベーコンみたいな…」
「シラーの獣臭ですね(笑)。たまらん(笑)!」
「黒胡椒?スパイシー。」
「標高の高い方がちょっと涼しげ(笑)。でも口の中で立ち上がるような感じ。コレはちょっと違うぞー!かな(笑)。」
「うんうん。口の中で展開する感じ。暴れまくる訳ではない(笑)。」
私「壮麗ですよね(笑)。発酵を房ごと行う全房発酵のワインの特徴です(笑)。標高の高いこちらの方が酸があるかと。」
「香りもチェリー、ベリー系の赤さがより明瞭でパワフル(笑)。巨大(笑)。」
「でも、エレガントなんだよなぁ。マスキューさん曰くのピノ・ノワール的(笑)?」
「店長!広がりと余韻が素晴らしい!」
私「ありがとうございます(笑)!」
「このジゴンダスは熟成しそうですよね(笑)?」
私「さすが!恐らくそうかと(笑)。」
私「標高の低い方はすぐ楽しめるフレンドリーな今風スタイル。標高の高い方はクラシックなジゴンダスのスタイルです。」
「セパージュや作り方を変えてるから、コンセプトが違うんですね(笑)?」
「同じジゴンダスでも違うんだ!」
家内「でも作り分けている生産者はあまりいません(笑)。特にビュルルは標高の高い区画を手に入れたことが嬉しかったみたいですよ(笑)。」
私「そうそう(笑)。ビュルルのジゴンダスは全部で2ヘクタールちょっとしかありませんから、何も作り分けしない方が生産効率は良いのですが(笑)。ここにビュルルらしい特化したこだわりがあるようです(笑)。」
「人気が出る前の今が買い時かな(笑)?」
「人気が出ると値段が高くなって手に入らなくなるもんね(笑)。」
私「ビュルル自体ワインのほとんどを海外で売る方針ですが、代理店をしっかり組織しており
売り散らかさない(笑)。どーんと売れて駄目になるドメーヌにはなりたくない意思を感じます(笑)。」
「長いスパンでじわじわ儲ける(笑)?」
「うんうん。急いては事を仕損じる。(笑)」

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

Comments

No comments yet

Add comment

comment closed:
このアイテムは閉鎖されました。このアイテムへのコメントの追加、投票はできません。