- comment closed:
- このアイテムは閉鎖されました。このアイテムへのコメントの追加、投票はできません。
桝久 試飲会リポート 前半
Dec 22, 2025 by weblogland昨日、一昨日と今年最後のマスキュー試飲会にご来店くださりありがとうございました!
○❴限定品❵コート・デュ・ローヌ・ブラン 『アエリス』 2024年 シャトー・ド・バスケ 南フランス 白 750ml 1850円税込
私「今回このワイン、とてもとても嬉しいことに(笑)インポーターさんの在庫調整となりました!大特売でございます(笑)。」
家内「コート•デュ•ローヌの白。ヴィオニエ、マルサンヌ、ルーサンヌがそれぞれ1/3ずつのセパージュです。」
「コート•デュ•ローヌってあまり白がないんだよね。赤の産地ですよね。」
「あっ、芳醇(笑)!。香りに重さがある。香りに果物がたっぷり(笑)。」
「ホントだ!桃…、柑橘類。それだけじゃなくてかなり複雑。」
私「アニスの香りもしますね(笑)。いかにも暖かい産地のワインです(笑)。」
「アニスって何ですか?」
私「苦ヨモギです。そんなに顕著ではありませんが、隠し味的に感じます。え~と、アブサンなんかの香りと言えば解り易いかな(笑)。」
Kさん「マドリードの空港を降りるとする香りですね(笑)。」
家内「このワインの良いところはヴィオニエが出しゃばらないところです(笑)。」
私「ヴィオニエ嫌いな昭子さんらしい(笑)。」
私「どうやら混醸してるようです。それで折り合いがよろしいのかと(笑)。」
「飲んでいるとたしかにヴィオニエが
絶対に入っているのが解りますが(笑)、ヴィオニエ100%って感じでもない(笑)。」
「店長!余韻が…、フルーティーさが余韻となっていて心地良い(笑)。レベル高いですよ(笑)!」
「そうそう、あとハニー。でもベタッとしていない(笑)。実はとてもドライ!」
「後味にほろ苦さがある。」
私「多分種まで溶けたような気がします。フェノールっぽさにほろ苦さが伴ってますよね(笑)。遅摘してますね。」
家内「ちょっと麹っぽさもありますね。日本人には違和感がないですよね(笑)。カミツレみたいな植物のニュアンスもあるし。複雑ですよね。」
「カミツレ?」
家内「リンゴみたいな香りがするハーブです。」
「マスキューさん、このワインのアルコール分はいかほどですか?」
私「え~と、13%ですね。遅摘みはしていますが極端な遅摘みでは無い感じ。無理にアルコール分を上げてませんね(笑)。しっかり完熟を待ってから収穫してますね。」
「そうそう。過熟ではないんだよね(笑)。」
「価格はデイリーなんだけど、クオリティー高い(笑)。ケチ臭くないよね(笑)。」
「基本旨味が充分にあるから良いですよね(笑)。」
「これだったら鍋なんかにも合うね(笑)。魚介類入れても大丈夫なはず(笑)!」
◑❴限定品❵ピノ・ノワール•ロゼ N.V. ドメーヌ•ヴルスト フランス アルザス ロゼ アルザスA.C. 750ml 2979円税込
「ブログで読みましたよ(笑)!今年一番のロゼでしたっけ(笑)。期待が膨らむ(笑)。長年の付き合いでなんとなく解るんですよね(笑)。」
私「えへへ(笑)。まっ、まっ、どうぞ!」
「薔薇の花びら齧ったみたい(笑)。」
「あ~〜!香り嗅いだだけでも凄い!そのまんま後ろに倒れそう(笑)。」
「香りだけで一人バックドロップだぁ(笑)!」
「凄いなコレ…。」
「ストロベリー、薔薇、誰が飲んでもピノ・ノワールの香り。それもゴージャス。」
「香りもそうなんだけど、味わいも含めて濁りや雑味が無い。」
「とにかく美しい!」
「洗濯の際の柔軟剤にしたい香り(笑)!」
「香りが強いんだけど、暴力的ではない。高貴なんだよね(笑)。マスキューさんがブログで絶賛してたのも解りましたよ(笑)。」
「ブルゴーニュの一流ドメーヌでもこうはいかないレベル(笑)。」
「マスキューさん!コレって飲むと白ワインなんですけど、香りは赤のピノ・ノワールの香りですよね(笑)。なんか不思議(笑)。」
「白ワインとしても旨味が凄い。旨味の塊だよね。」
「そうそうとても濃厚な出汁(笑)。それがベースになっている。」
「ロゼって赤ワインと白ワインを混ぜた甘くて飲みやすいだけのワインだと思ってました。でもこんな立派なロゼがあるんですね(笑)。」
私「ありがとうございました!コレは赤ワインを作る工程で出来た副産物的なロゼ•ワインです。」
「えー!これが副産物的ですかぁ(笑)?」
家内「赤ワインとして発酵させて2日程経ってから25%程果汁を抜きます。その結果赤ワインが濃くなる。葡萄の果皮のタンニンが足りない時の必殺技です(笑)。」
私「1kgの葡萄を発酵させる時500ml程のジュースが出来ます。それから125ml程のジュースを抜いてそれを別に発酵させることでロゼ•ワインが出来ます。ただし量が少ないので前のヴィンテージのものと混ぜてリリースすることになります。」
「なるほどね。だからノン•ヴィンテージなんですね(笑)。」
「貴重品だな(笑)。外に出回り難いんだろうな(笑)。」
「このロゼ•ワイン、マリアージュが考えつかない。難しいのではなくて、コレだけで楽しみたい(笑)。」
私「このドメーヌのワインは共通して旨味がたっぷり(笑)。出汁に合いそうなんですが、香りが強い強すぎるかも(笑)。」
「それにしてもよくこんなワインを見つけましたね(笑)。驚いた(笑)。」
家内「我が家では4日かけて飲みましたが、美味しい、美味しい、美味しいの果てに美味しく飲み切りました(笑)。」
●アマルテア・ティント•オーガニック 2021年 ロシャレル スペイン ペネデス 赤 750ml 2200円税込
「あっ、この山羊のワイン飲んだことありますよ(笑)。マスキューさん長く扱ってますよね(笑)。」
私「えへへ(笑)。左様でございます(笑)。スペイン自然派の嚆矢です。」
「山羊を畑に放って下草を食べさせるんでしたよね(笑)。葡萄は食べないのかな?」
私「ご本人に聞くと『葡萄がまだ美味しくない時期だから山羊も食べない』と仰ってました(笑)。」
私「まっ、まっ、お試しを!」
「あ~、フレッシュ!とても飲みやすい。健康的(笑)。」
「果実味が健康的なんだよね(笑)。小粒の赤いベリーが沢山(笑)。」
「弾けんばかり。でも変な方向に弾けない(笑)。」
「広がりが綺麗(笑)。タンニンも重くなくて、かといって過不足無い。バランスが良い(笑)。」
「軽すぎず、重すぎず、たっぷりの果実味。」
「セパージュは何ですか?テンプラリーニョとは違うよね?」
家内「メルロ50%、あとガルナッチャ•ネグラとシラーです。以前よりメルロの比率が高くなってきています。このワイナリーの一番標高の高い区画のメルロは良いかと(笑)。たしか標高750mとか。」
私「切れのあるメルロですよね。決して『安めぐみ』ではない!(安さんゴメンナサイ)。」
「このメルロ、『安めぐみ』ではない!(笑)」←発案者の同意を得ました。
私「このメルロ、NHKの朝ドラのヒロイン『おトキちゃん』のイメージなんですよね(笑)。」
←ほとんど病気(笑)。もちろん家内は呆れて無視してます(笑)。
「このワイン、アルコール分はいかほどですか?」
私「え~と、14.5%です。飲んだ印象より低いですね。」
「ということは酸やタンニンにマスキングされている?」
私「左様かと(笑)。アルコールが突出しないですよね(笑)。」
私「このワイナリーのご当主ミチャンさんがマスキューにご来店された際に、『早くメルロ100%のワインを作ってよ!』とお願いしました(笑)。ご本人痛く喜ばれ『簡単にメルロ100%は出来ないんだよね(笑)。』と笑いながら仰っていたのが印象的でした(笑)。ピノ・ノワール的なメルロが出来たら世界のスターになれるはず(笑)。ヴィンテージを重ねるごとにメルロの比率が上がって来ております。時間はかかりますが見届けたいものでございます(笑)。」
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
Comments
No comments yet