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今月末8月28日(金)、29日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!
○ロ・プーロ ビアンコ 2024年 コスタドーロ イタリア マルケ 白 I.G.P.マルケ 750ml 1602円税込 スクリュー•キャップ
イタリア中部アドリア海に面するマルケ州、温暖で風光明媚な海岸部はヨーロッパの高級リゾート地として著名ですね。
このワイナリー、コスタドーロはその海岸部から10kmほど内陸に入った丘陵部にあります。由緒あるワイナリーで総面積は130ヘクタール。昔からの生産者ですからかなり恵まれた地所それもエリアの核心的な地所を所有しています(笑)。2010年頃から有機栽培を目指しており、同じマルケの『チウ・チウ』とはご近所で共通の志を持つ間柄(笑)。新たにワイン生産の道に入った『チウ・チウ』には頼れる大先輩兄貴分だったことが想像にかたくないですね(笑)。
ワイナリーは現在マルケのオーガニック・ワイン生産のトップ・ランナーその『チウ・チウ』の傘下に入っており、チウ・チウ以上の高い基準の自然なワイン作りを行っています。『ビーガン』『ユーロ・リーフ』『ccpb』などの世界に通じる自然・有機農産物の認証も取得しています。世界規模の有機栽培生産者となった『チウ・チウ』にとって『コスタドーロ』はより良い葡萄でのワイン生産を成し遂げるためには絶対に必要な存在だったようですね(笑)。
味わいはナチュラルで芳醇で特徴的。見た目はオレンジ•ワイン(笑)。ただし、いわゆるビオ臭は全くしません(笑)。しかもSO2の添加はしていない。驚きの出来映えなのです。それ故ブランド名『ロ・プーロ』はピュアの意(笑)。
白はトレビアーノ80%、シャルドネ20%のセパージュ。色は黄金色と2024年にしては濃い(笑)。オレンジ・ワインに近いですね(笑)。まあ、SO2無添加なので色が濃いのは仕方ない。それも味のうちと思うしかない。ただし、この価格帯とは思えない濃密さがあり、立ち香の重さにまずビックリ(笑)。とてもドライでありながら、複雑でパワフルな果実味。まずはたっぷりのリンゴ酸にビックリ(笑)。マスキューの定番のアダンティのモンテファルコ•グレケットのようです。そしてハニーさ、紅茶、リンゴ、夏みかん、桃などの果実味はディテイルが明瞭。ナッツィでほのかな塩味を感じる後味のニュアンスはゴージャスでもあります(笑)。ワインのレベルの高さと価格に驚かされました(笑)。
気がついたのですが、驚くほどドライ。通例辛口ワインの残糖分は1L中5gを若干切る程度。4gほどとなります。ところがロ・プーロのワインは3gを下回ります。今ニュー・ワールドではオーストリアで開発された残糖分が1L中1g未満になる酵母を使うトレンドがありますが、それを使うと味わいに違和感が生じます。ですからオリジナルで選別した糖分をよく食べる酵母を使っている気がします。それとマロラクティック発酵の際に乳酸を充分消化するように仕向ける工夫もされていると思います。醸造工程でこの点を徹底すればワインは安定し再発酵を起こさない状態になります。SO2無添加は達成出来るようです。
作りの特徴は基本全てが清潔で低温度での管理と、ワインと空気との接触を極力避けること。一番空気と触れやすい瓶詰め工程は、密室の作業部屋を窒素で充満させて瓶詰めを行うとか。かなり徹底してますね(笑)。
このレベルのものをこの価格で作ってしまうのですから、いわゆるビオ系生産者のトップ・ランナー。
あとちょっと下世話な憶測ですが(笑)。葡萄自体の調達コストが安いような気がします。このレベルの凝縮感があるワインですと価格ももっと高いはず。そうするとチウ・チウは良い買い物をしたのかな(笑)?ゴメンナサイ!
○クエルチア・ディ・アニバーレ・ビアンコ・バジリカータ 2025年 テヌータ・タウリア イタリア バジリカータ 白 I.G.P.バジリカータ•ビアンコ 750ml 2074円税込
2024年ヴィンテージは日照不足の影響かエレガント。爽やか系の仕上がりでした(笑)。バジリカータらしくないスタイルでしたが、それはそれで楽しめました(笑)。
今回は2025年!
すんごくバランスが良い。バジリカータらしさを感じながらフレッシュな酸と恵まれたふくよかさが両立しております。常に観察しておりますが、ここ数年でスタイルが完全に変わったようです。これが求めていたスタイルのようです(笑)。
アルコール分は12%で収めており、ドライで出来上がった印象。突出した部分が無い上品な仕上がり。通例温暖なバジリカータの白は勢いアルコール分は上がりやすく、大きさが目立つことが多いのですが、この2025年はそれが無い(笑)。
フレッシュなリンゴ酸はあくまでもフレッシュ、旨味の酸味とふくよかな甘みは素晴らしいハーモニーを奏でます。余韻も含めて品良いハチミツ•レモン(笑)。
実に美味しい(笑)!
過熟感は無いのですが、完熟した健康的な豊かさは心に届くもの。いきなり安納芋の香り全開てはございません(笑)。ほんのりワインの内側に安納芋のニュアンスは隠れております。
以下以前の記述
イタリア南部のバジリカータ州 ヴルトレ山の東側山麓の街ラポッラにこのワイナリーはあります。女性当主のサラさんは二代目。夫のアントニオさんと共にこの農園を運営しています。ワイン畑は約10ヘクタール。ヴルトゥレ山に連なる標高400~500mの東向きの傾斜地。地山はヴルトゥレ山の火山灰ですからカルシウムと鉄分などのミネラル豊富な土壌、もちろん水捌けも良し。
このワイン、地場品種マルヴァジア・ビアンカ・ディ・バジリカータ80%、フィアーノ20%で造られます。アルコール発酵終盤に発酵を止めるため1気圧弱の微発泡に仕上がった白ワイン。酵母臭由来の複雑な穀物やミネラルのニュアンス、麹っぽさ等が果実由来のマスカット、桃、などのフルーツに溶け込む様は秀逸。明るくふっくらとした豊かな広がり、飲むとまさに畑の光景テロワールがそのままワインに映し込まれたかのような気分になります(笑)。
このワイン、アルコール分が11.5%に達したとき発酵を終了させますから、残糖分は20g/L前後残っているはずですが、酸が多量に残ってもいますので甘さが気になりません。出来上がったワインは当然微発泡にもなりますが、泡が抜けるにつれワイン本来の良さが増してくる嬉しいワインなのです(笑)。通常このような造りをするとSO2の量が多くなるのですが、想像の2/3ほどの低量を達成しています。衛生管理と葡萄自体のパワー無くしては無理。かなり凄いことです!
自家用のワインとして造っているものを別けてもらったという通りの、スペシャルでユニークなスタイル、生活に根差したワインでございます(笑)。かつてマスキューで扱っていたカラブリの『コーラ』と共通するワインですね(笑)。
蛇足になりますが(笑)、ラベルの色とデザインがグッド(笑)。古代戦士がワインを飲んで酔っぱらい、木の下で眠ってます(笑)。小説『風の丘』を連想しちゃいました(笑)。
○ソーヴィニヨン 2024年 ドメーヌ•デュ•ムーラン•カミュ フランス ロワール 白 I.G.P.
ヴァル•ド•ロワール 750ml 2262円税込
このドメーヌ•デュ•ムーラン•カミュはロワール河口付近のミュスカデの生産者です。クリュ名を名乗れるヴァレット村に本拠を置き40ヘクタールほどの畑を所有しています。マスキューではミュスカデと言えばマルタン(笑)。場所的にはカミュの方がよりナントに近い。味わいは比べるとマルタンより柔らかなスタイルかな?という訳でなにもミュスカデを2アイテム扱う必要はないしそこまで余裕もない(笑)。そんな中、特に気に入ったのがソーヴィニヨン•ブランでございます(笑)。
畑はヴァレット村に5ha。雲母片岩・片麻岩・火山岩を含むシスト。いわゆるロワール川の粘土質沖積土壌です。平均樹齢30年。収量は60hl/ha。コンクリート製タンクで全房発酵後、6ヵ月間熟成。きっとそのまま違うコンクリートタンクにワインを移すのかな?オレンジ•ワインの世界です(笑)。ただし、生産者はオレンジを意識していない。俺の家(オレンチ)のワインを追究(笑)。欠点のないシンメトリーな仕上がりのソーヴィニヨン•ブランって有りそうでない(笑)。
柑橘系果実やエキゾチックフルーツの爽快な香りとフルーティーな口当たりはまさにソーヴィニヨン•ブラン種なのですが、突出した部分が無い。とても品が良いのです。そしてミュスカデの産地らしい豊かなミネラル•塩味をお楽しみいただけます。都会的でもありパリのビストロで人気なのも解ろうかと言うものでございます(笑)。
と、これは2023年ヴィンテージを飲んだ感想なのですが、今回は2024年ヴィンテージが1ヶ月前に入荷と聞きすぐさまサンプル取り寄せ(笑)。同じエリアの他の生産者の2024年ヴィンテージが飛び切り良かったのでついつい(笑)。
試して見ると、やはり凄く良い。まだ来たばかりなのでバランスが取れていませんが、全体のスケール感ボリューム感が圧倒的。酸っぱい酸味が旨味に変わって完成かな(笑)?これから冬にかけて開花するはずです!然るに残り少ない2023年はジャンプさせて2024年を取り扱うことにいたしました(笑)!
以下インポーターさん資料より
ロワール河最下流、「ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ」の中心村ヴァレットに、1955年に設立されたドメーヌです。2003年に、フランソワ・ブランジェが婿入りして継承しました。
「このAOCは、花崗岩質とガブロ(斑れい岩)質の土壌が多く、それらがムロン・ド・ブルゴーニュ(ミュスカデ)の酸を引き立たせます。しかし私の畑の土壌は、90%がシスト(片岩)と片麻岩質で構成されており、一般的なミュスカデS&Mと比べて酸はまろやかで、むしろミネラルの風味が際立ち、豊かなコクのある酒質になります」(フランソワ・ブランジェ)。
実質的にビオロジック栽培を実践するなど、こだわった造りをしている割には価格設定も良心的で、パリを中心に、300軒以上のビストロで魚介類とともにガブ飲みされているというのも分かります。
「ラベルのデザインを考えるのも大好き」という彼。クラシックなラベルがとりわけ多い(?)ミュスカデとしては、なかなかにスタイリッシュなそのデザインも、パリジャンに人気の秘密のようです。
●ロ・プーロ ロッソ 2024年 コスタドーロ
イタリア マルケI.G.P. 赤 750ml 1602円税込 スクリュー•キャップ
白に引き続き赤の登場!
マルケらしい小豆やアンコのニュアンスが日本人好みかと(笑)。
イタリア中部アドリア海に面するマルケ州、温暖で風光明媚な海岸部はヨーロッパの高級リゾート地として著名ですね。
このワイナリー、『コスタドーロ』はその海岸部から10kmほど内陸に入った丘陵部にあります。由緒あるワイナリーで総面積は130ヘクタール。昔からの生産者ですからかなり恵まれた地所それも生産エリアの核心的な地所を所有しています(笑)。2010年頃から有機栽培を目指しており、同じマルケの『チウ・チウ』とはご近所で共通の志を持つ間柄(笑)。新たにワイン生産の道に入った『チウ・チウ』には頼れる大先輩兄貴分だったことが想像にかたくないですね(笑)。
ワイナリーは現在マルケのオーガニック・ワイン生産のトップ・ランナーその『チウ・チウ』の傘下に入っており、チウ・チウ以上の高い基準の自然なワイン作りを行っています。『ビーガン』『ユーロ・リーフ』『ccpb』などの世界に通じる自然・有機農産物の認証も取得しています。世界規模の有機栽培生産者となった『チウ・チウ』にとって『コスタドーロ』はより良い葡萄でのワイン生産を成し遂げるためには絶対に必要な存在だったようですね(笑)。味わいはナチュラルで芳醇で特徴的。いわゆるビオ臭は全くしません(笑)。しかもSO2の添加はしていない。驚きの出来映えなのです。それ故ブランド名『ロ・プーロ』はピュアの意(笑)。
この赤ワイン、セパージュはサンジョヴェーゼとモンテプルチアーノが半々くらいかな?サンジョヴェーゼの小粒なベリーとモンテプルチアーノのストロベリーのニュアンスが程よく溶け込んでます。マルケは暑い産地なので果実味が真っ黒に成り勝ちですが、これは果実味を上手く表出しており、抜栓したのち時間の経過とともにらしい雰囲気が増します。基本重いスタイルではなくとても軽やかに感じますが、しっかり旨味があるのでどこまでも飲める(笑)。ちょっと植物っぽいニュアンス、綿飴のような後味は心地好くとてもフレンドリーなのです(笑)。『コスタドーロ』自体のモンテプルチアーノの果実の表現力が高く評価されていますのでこの点『チウ・チウ』との違いと認識できます。
気がついたのですが白同様赤も驚くほどドライ。通例辛口ワインの残糖分は1L中5gを若干切る程度。4gほどとなります。ところがロ・プーロのワインは3gを下回ります。今ニュー・ワールドではオーストリアで開発された残糖分が1L中1g未満になる酵母を使うトレンドがありますが、それを使うと味わいに違和感が生じます。ですからオリジナルで選別した糖分をよく食べる酵母を使っている気がします。それとマロラクティック発酵の際に乳酸を充分消化するように仕向ける工夫もされていると思います。醸造工程でこの点を徹底すればワインは安定し再発酵を起こさない状態になります。SO2無添加は達成出来るようです。
作りの特徴は基本全てが清潔で低温度での管理と、ワインと空気との接触を極力避けること。一番空気と触れやすい瓶詰め工程は、密室の作業部屋を窒素で充満させて瓶詰めを行うとか。かなり徹底してますね(笑)。
このレベルのものをこの価格で作ってしまうのですから、いわゆるビオ系生産者のトップ・ランナー。
●ブラケット•ダックイ 2022年 ソシエタ・アグリコラ・ボット・ディ・アンドレア・エ・ステファノ・ボット イタリア ピエモンテ 赤 ブラケット•ダックイD.O.C.G. 750ml 1980円税込
いつものメンバーでティスティング開始!
私「ブラケット•ダックイでございます(笑)。」
Kさん「アックイですよね?」
家内「ブラケットが付くとダックイ、つかないただのアックイのD.O.C.G.(笑)。アックイ•テルメが中心。その北側のリカルドーネにこのワイナリーはあります。1996年にD.O.C.G.に昇格してます。有名なのは軽めの赤の泡。」
私「ピエモンテだと白の泡がアスティ•スプマンテで赤はブラケット•ダックイで補完(笑)。」
Kさん「そうそう。でもブラケット•ダックイの泡は記憶にない(笑)。日本だとマイナーだよね
。向こうだとスティルの方は珍しいんじゃないかな。」
私「私自身ブラケット•ダックイ自体飲んだのはこのワイナリーが初めてです(笑)。」
家内「あ~、コレ強い(笑)。強烈(笑)。しかもユニーク(笑)。」
私「おー。スパルタン(笑)。全房発酵してるのかな?」
Kさん「ランブルスコとは訳が違う(笑)。アスティ•スプマンテと補完関係にはならないよ(笑)。あんなチャラくない(笑)。」
私「香も凄い(笑)。分量は半端ないし、しかも複雑で特徴的(笑)。う~ん。まずは薔薇の良い香り…。」
家内「口の中にいれると、伸びる伸びる(笑)。すべてが強い(笑)。」
Kさん「経験したことのない味わい。酸やタンニンの密度感は立派(笑)。アルコール分はいかほど?」
家内「13%です。もっとあるかと思いました(笑)。」
Kさん「うんうん。14%くらいあるかと思いましたよ(笑)。」
私「そ~ですよね(笑)。リキュールっぽいし…。張りもあるし…。甘く見ては駄目ですね(笑)。」
家内「ハーブのかおり…、ミント、ローズマリー…。オレンジっぽさもある。ユニークなんですよね(笑)。」
Kさん「大事に作られた地場品種ですよね(笑)。
伝わって来る(笑)。」
私「木樽の影響は感じない。葡萄のアロマの直球勝負(笑)。」
家内「きっと羊乳のチーズやラム肉に合わせるんだろうなぁ。」
Kさん「我々には馴染みのない味わいだけど、現地では欠かせないワインなんだろうな(笑)。食事との切っては切れない関係がありそう(笑)。」
私「なんちゃってD.O.C.G.ではありませんね(笑)。ちょっと舐めていました(笑)。」
Kさん「渾身ですもんね(笑)。それにしては安い?」
家内「もちろんインポーターさんの大特売品です(笑)。」
私「衝撃的でございます(笑)。」
以下インポーターさん資料より
ピエモンテ南部のアックイテルメの北、10キロほどのところにあるリカルドーネ村。人口600人ほどの小さな村のほとんどの人々が葡萄栽培に従事しています。ワイナリーは、そのリカルドーネ村の丘の上にあります。現在の当主は、アンドレア氏。5世代に渡って葡萄栽培農家であったボット家でしたが、先代がワインの生産をスタートさせました。栽培農家として育んできた経験と知恵を最大限に活かした「葡萄の特徴をそのまま表現したワイン造り」に取り組んでいます。畑の面積は約20ha。「上質な葡萄を使用してこそ上質なワインが生まれる」と信じ、すべての畑でオーガニック農法を実践し、畑だけでなく、周囲の自然を尊重した環境作りを重視してます。畑は粘土石灰質土壌で、化学肥料を一切使用しません。完熟葡萄を手摘みで
収穫し、発酵には野生酵母を使用。2017年にはワイナリーを新たに設営し、大々受け継がれた伝統も大切にしながら、先進技術も取り入れた葡萄が生きるワイン造りをしています。
ブラケット種で造るDOCGアックイ。ピエモンテの新たな魅力が詰まった1本
甘口の微発泡ワインが通常とされていたものを、ドライなスティルワインとして生まれ変わらせました。ワイナリーの所有する畑の面積は6haで、立地は標高250m付近です。平均樹齢は30年ほど。畑の土壌は、石灰質に砂が混じる土壌が中心です。材料となるブラケット種は、石灰質土壌で栽培するとアロマが強くなり過ぎてしまう傾向があり、粘土質土壌の畑でも栽培して両方をブレンドさせています。古くローマ時代にはすでに栽培されていたといわれる南ピエモンテの地場品種ブラケットは、希少品種のためほとんどが州内で消費されています。その華やかさとエレガンスが魅力であり、地元の人々からも好評です。
●コトー•ブルギニヨン 2022年 ドメーヌ•シュミット フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3865円税込
2021年ヴィンテージがあっという間に完売。ですから1年ぶりの再入荷。割り当てアイテムですので試飲会にお出しする本数の確保が微妙でしたが、インポーターさんの配慮で試飲会にお出しすることが出来ました(笑)!
2011年にブルゴーニュ・グラン・オルディネールがコトー•ブルギニヨンに名称変更されました。ブルゴーニュ→パス•トゥー•グラン→コトーブルギニヨンの序列となった訳です(笑)。ブルゴーニュ名を名乗れるAOCの中で一番下のカテゴリーがコトー•ブルギニヨン。ブルゴーニュのヴァン•ドフ•ランス版かな?品種やエリアの縛りが一番ないカテゴリーですね。
これはモレ・サン・ドニに本拠を置くドメーヌ•シュミットが作るなんとピノ・ノワール100%のもの。モレ・サン・ドニ村からほど近いコトー・ブルギニョンの区画のピノ・ノワールを100%使用しています。何故ブルゴーニュ•ピノ・ノワールを名乗らないのかちょっと不思議(笑)。所有面積は1ha。葡萄の平均樹齢は40年。100%除梗し、コンクリートタンクにて15日間発酵。熟成は桶樽を使用して10~12か月熟成。とてもシンプルな直球勝負のワインです。
飲んだ第一印象はシャサーニュ•モンラッシェやモンテリのピノ・ノワール!モレ・サン・ドニっぽさは微塵もない(笑)。昔よく飲んだポール•ガロデのモンテリを思い出しました。
ちょっと重心が低く、しっかりしたタンニンに暗いが明瞭な酸っぱいくらいの酸。飾り気はないけれど質実な飲み応えがあるピノ・ノワール。
う~ん。ドメーヌ•シュミットのエレガントなモレ・サン・ドニと比べると同じ生産者が作ったとは思えないのです。不思議?
ただし、コトー•ブルギニヨンをモレ・サン・ドニの下位互換にしていないのは確か。渾身のコトー•ブルギニヨンなのです。手を抜いた薄いピノ・ノワールを売り易い価格で売るような姑息な姿勢はなし(笑)!ケチでへそ曲がりな私はモレ・サン・ドニよりコトー•ブルギニヨンを選択します(笑)。きっとドメーヌ•シュミットもマスキュー同様ケチでへそ曲がりなのだろうなと勝手に想像しております(笑)。←ドメーヌ•
シュミットさんゴメンナサイ!
以下インポーターさん資料より
モレ・サン・ドニ村に本拠を構えるドメーヌ。当主ウィリアム・シュミット氏は1971年生まれ。フランソワ・ラマルシュで5年、モンジャール・ミュニュレで15年の経験を積んだ後、2006年にドメーヌを開設いたしました。所有する畑はウィリアム氏の妻パトリシア氏の父ミシェル・ジャニアール氏から受け継ぎ、モレ・サン・ドニ村のヴィラージュ、プルミエ・クリュの畑の他、シャンボール・ミュジニー、ジュヴレ・シャンベルタンなど12区画に計8haを所有しています。 息子のマチュー・シュミット氏は1997年生まれ。弊社と取引のあるマコネ村のドメーヌ・ビシュロンで2013年~2015年までワイン造りに携わりました。その後は父ウィリアム氏と共に親子二人三脚でドメーヌを運営しています。 ワイン造りについて「所有しているピノ・ノワ
ールはどの畑も樹齢が高く、そういった古木葡萄から造られるワインは素晴らしいワインとなるが、一方で収量が低くなる。加えて無農薬で栽培すると更に収量が減る。いっそのこと古木を抜いて若木を植えた方が収量自体は増えるんだけど・・。それでも出来る限り自然な環境でワイン造りを行いたい。そして醸造面でも特に赤ワインは野生酵母を使用して醸造することを心がけている」とウィリアム氏。日本への輸出は今回が初めて。親子二人三脚で躍進を遂げる新進気鋭のドメーヌに注目です。