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テッラ・プラナ 2006年、あの良さは健在

Apr 22, 2009 by toshiaki
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テッラ・プラナ 2006年飲みました。
あのポルトガル、アレンテージョの赤ワインです。
通関したばかりですからワインがまだ旅の疲れから回復してませんが、あの良さは健在です。
緻密さと透明感はなかなか到達できるレベルではありませんね。
もともとこのアレンテージョ地区はワイン栽培地としては無名で歴史も古くありませんでした。小さな自作農もほとんどおらず、協同組合主体の歴史の浅い農業スタイルなのです。大規模な外国資本などが1980~90年代に進出するようになって脚光を浴びるようになりました。それゆえ従来のしがらみにとらわれない新たな試みが行える気風があります。
計り知れない可能性を感じます。
なんといってもこの値段でこのレベルのワインをつくりますからね(笑)。ただ、ちょっと気になることがあります。今すぐ飲んでも良さが伝わらないかも?

1ヶ月の長い船旅でワインは揺らされ続けますから、ちょっとバランスが崩れます。良いワイン、旅に強いワインは3~5週間ほどで落ち着いて本来の味に戻ります。中には戻らないワインもありますから、サンプル試飲の時は注意する必要があります。なぜかと言うとサンプルが航空便で日本に送られた場合があるからです。この場合サンプルのワインと同じ状態で商品となるワインが日本に到着できるかどうか判断に神経を注がなくてはなりません。まあ、輸出になれた信用の置ける生産者なら安心できる可能性は高いのですが。
コンテナの定温リーファー輸送が一般的になった昨今、高温によるダメージは減りました。
とはいえワインに振動は与えないほうが良いに決まってます。

そんな訳でテッラ・プラナは少し休ませてからお飲みになって下さい。
いますぐ飲むのと2週間後に飲むのとでは味わいが違います。
ワインは結構繊細なのです。
生き物と思うべきですね。

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