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今日は朝からそわそわしてます
Dec 27, 2025 by weblogland |何故かと申せば、井上尚弥選手の試合があるからです(笑)。
特別ボクシング•フリークと言うわけではないのですが、観ていて一重に美しい。もちろん殴り合いの残酷なスポーツですから、やるかやられるかなのですが彼の攻防の動きが美しい。計算尽くされた動き戦略、そして猫科の動物のような俊敏さ。唖然としながらも惹き込まれます。
そこで考えたのですが、仮に井上尚弥選手と同等の技量の選手がいたとするとどうなるか?
う~ん。
雌雄を決するのはどちらが打たれ強いか?でなかろうか。精神力も含めてそれで決まるのかな。
とんでもない残酷さの上に成り立つ競技なのですが、あくまでもスポーツ。でないと正視出来ませんし美しくも感じないはず。ここに井上尚弥選手の価値があるのでしょうね。
翻って我が身を振り返ると、取り敢えずここまで生きてきてしぶとさ、打たれ強さは必要でしたね(笑)。みんなそうやって生き抜いている気がします。
う~ん。
マスキューのキャッチ•フレーズはケチでへそ曲がりな上しぶとい(笑)。コレですねコレ(笑)。
あ~、そわそわ(笑)。(笑)。
何故かと申せば、井上尚弥選手の試合があるからです(笑)。
特別ボクシング•フリークと言うわけではないのですが、観ていて一重に美しい。もちろん殴り合いの残酷なスポーツですから、やるかやられるかなのですが彼の攻防の動きが美しい。計算尽くされた動き戦略、そして猫科の動物のような俊敏さ。唖然としながらも惹き込まれます。
そこで考えたのですが、仮に井上尚弥選手と同等の技量の選手がいたとするとどうなるか?
う~ん。
雌雄を決するのはどちらが打たれ強いか?でなかろうか。精神力も含めてそれで決まるのかな。
とんでもない残酷さの上に成り立つ競技なのですが、あくまでもスポーツ。でないと正視出来ませんし美しくも感じないはず。ここに井上尚弥選手の価値があるのでしょうね。
翻って我が身を振り返ると、取り敢えずここまで生きてきてしぶとさ、打たれ強さは必要でしたね(笑)。みんなそうやって生き抜いている気がします。
う~ん。
マスキューのキャッチ•フレーズはケチでへそ曲がりな上しぶとい(笑)。コレですねコレ(笑)。
あ~、そわそわ(笑)。
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こんな時は暖かみのあるワインを飲むのが良し(笑)!
Dec 26, 2025 by weblogland |こんな時は暖かみのあるワインを飲むのが良し(笑)!

そんな訳で私の『飲むと幸せになれますよ!』作戦進行中(笑)。ローヌの赤ドメーヌ•ビュルルが作る『サブレ』でございます。もう既に沢山の犠牲者がリピーターとなっております。←冗談です(笑)。
ここでハタと気がつきました!
『飲んで幸せになれる白ワイン』を忘れてたぁ!
もちろんギリシャのザシャリスの作る『モスコフィレ』が頭に浮かびました。お値段は2000円そこそこのコスパに秀でた白ワイン。桃やネクタリンの密な香りがし、しかも山査子のような赤い小粒の果実味もある複雑でカリテ•ブリなワインです。実はインポーターさんから長期の品切れを予告されたので、あるうちに余分にゲット(笑)。
忘れてましたぁ!
そんなこんなで私の『飲むと幸せになれる』作戦は更にエスカレートしております(笑)。
マスキューご来店の折はご注意を(笑)!
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25日はKさんに来ていただいて今年最後のティスティングです
Dec 25, 2025 by weblogland |官公庁の御用納めは12月26日ですね。そうすると9連休!これだけお休みが長いと海外も余裕で行けますね(笑)。まあ、業種によっては29日までやるところも多そうですね。マスキューのレストランのお客様はその流れで29日が最終営業のところが多いです。お店によっては31日のカウント•ダウンまでやるところもあり(笑)。もっともバーですが。
明日25日はKさんに来ていただいて今年最後のティスティングです(笑)。来年のマスキュー試飲会に出せるワインが1つ2つ見つかればラッキー。来年の試飲会のチョイスが楽になる(笑)。そんな訳でお忙しい中Kさんにはご足労願いました。ありがとうございます!
そうそう、マスキューのお休みですが年内は30日が最終営業となります。(12月28日(日)はお休み)然るに12月31日∼1月4日がお正月休みとなります。新年の営業は5日の月曜日からとなります。
さあ、あと今年も少し。もう1週間切りました!
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今日はクリスマス•イヴ
Dec 24, 2025 by weblogland |まあ、夕方の配達はそこそこ忙しいのでイヴと言えばイヴらしいかな。
そうそう先程あるインポーターさんの営業担当の方がご来店。
Kさん「ご無沙汰してスミマセン!ようやく復帰出来ました!」←彼女体調を崩し長期職場離脱してました。
私「私、あ~、良かったね(笑)。もう大丈夫?」
Kさん「お陰様でどうにか(笑)。もう暮れになってしまったのでご挨拶だけでもと思いお邪魔しました。」←彼女、基本真面目で誠実。性格が良い(笑)。
私「いやさあ、マスキューて虐められたから心の病になったのかと心配してたんだよね(笑)。はたまた気づかないうちのセクハラしてたのか?なんて思ったりしてたよ(笑)。」
家内「良かったね(笑)!」
なにせ子供より年下ですし、とても誠実な方なので親に似た感情(笑)。
でも商売は商売。お互い頑張りましょうね(笑)!
まあ、こう素直に思える若い営業担当者は稀なのです。商売の基本は素直さと誠実さ!彼女を見ていると『初心忘れるべからず!』と自戒してしまいます。あと必要なのは打たれ強さかな(笑)?←これはしぶといマスキューの信条かな(笑)。
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マルティルデの『ザッフォ2007年』無くなりましたぁ! 残念!
Dec 24, 2025 by weblogland |
残念!
まあ、蔵出しの特殊なワインですから致し方ない。一番良い状態のまま去る。これはこれで良しとしましょうか。お買い上げくださったお客様、今飲んで楽しむべきワインかと。
考えてみるとマルティルデは良心的ですよね。それに徹底的にボナルダ(クロアチーナ)種を追求します。マスキューの在庫を冷静に数えると(笑)、マルティルデのボナルダは3アイテムもありました(笑)。もちろんそれぞれに特徴があり、ついつい惹かれる(笑)。商売的にはマルティルデもマスキューも無理があるかも(笑)。でも、飲むと止まれない(笑)。
そんなワイナリーがあるのがいかにもイタリア(笑)。とても深く哲学的に考えているようで実は違う(笑)。自分に忠実なだけ?
う~ん。
マスキューもそうありたい(笑)!
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今回の試飲会のトリにいつものジュド•レ・ザン
Dec 24, 2025 by weblogland |2025年と2024年を比較試飲した訳ですが、若いお客様の嗅覚やティスティング能力が素晴らしい!我々の能力を上回ってますね(笑)。我々は仕事でやってますから当然引き出しも多く、知識もある。でもですね(笑)、鋭い部分で負けてます(笑)。
具体的に言えば、2025年の方が2024年より甘いはずだと先入観がありました。2024年は日照不足のヴィンテージですから当然2025年の方が甘いはず。その結果ティスティングを間違えました(笑)。しかも2024年は熟成してますからより甘く感じます。逆に2025年はしっかり酸がありますから甘さをマスキングします。でも、それを見破った若いお客様がいました。
う~ん。
マスキュー破れたり!
気になる糖度を後から逆算すると2024年の方が高い。生産者のポール•ジローは2024年の収穫をかなり遅らせたのですね。それに伴い酸も減ったということのようです。
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桝久 試飲会リポート 後半
Dec 22, 2025 by weblogland |●❴ 限定品❵ブラン•ダムール 2020年 ステファン・ボンジャン コート •ドーヴェルニュ •シャトー•ゲイA.C. 750ml 3000円税込
「マスキューさん、このアペラシオン聞いたことがない(笑)。何処ですか?」
私「フランスの真ん中です(笑)。ボルビックの水源地です。」
家内「AOC認定されたのが2010年。インランドにコストがかかるのでワイン産業は立ち遅れていました。当然ワイン産地としても孤立してます(笑)。」
「そう言われるとピンと来る(笑)。でも今ボルビック無いんだよね。」
私「水源が枯渇しないように取水制限しています。よって販売停止。フランスってこういうことを徹底してやりますよね。」
「そうそう。日本だと利益関係者の調整がつかないから簡単にやめられないよね。でも水源枯渇のの問題を優先するなら止めるべきだよね。これが本質だもんね。」
「この産地はボルビックの恩恵を預かってるんだろうな。世界的に有名な水源地だもんね。水が美味けりゃワインも美味い!(笑)。」
私「上手い!座布団一枚!(笑)。まっ、まっ、お試しを!」
「うわ~!凄く濃い!ここまでやるの(笑)!」
「タンニン大量だし、質感が凄い。経験値超えてる(笑)。」
「渋いには渋いんだけど、意地悪ではないんだよね。」
「チョコレート…、ココアの香り。樽熟成してるのかな?」
家内「実はステンレス•タンクのみなんですよ。昔のキュヴェで新樽36ヶ月熟せなんてしてましたが、それも樽樽していませんでした(笑)。」
私「このワイン、10年くらい追いかけてますが、手の内を明かしません(笑)。何時が熟成のピークなのか?何時古酒になるのか?解りません(笑)。私が死ぬまでには知りたいところです(笑)。」
「コレってセパージュは何ですか?」
家内「ガメイ•ド•ヴェルニュという品種。ガメイの亜種だそうです。でもガメイとは違いますよね(笑)。」
私「そもそもガメイはこんなに濃くならない(笑)。」
「ガメイって早飲みの葡萄品種ですよね。ヌーヴォーなんかに適した品種。ガメイ•ド•ヴェルニュはスーパー•スローですよね(笑)。」
「でもさあ、このワインを飲んでると、生産者は早く飲めるように配慮してる気がするんだよね。」
私「そ~なんです。でも頑張っても品種特性は変わらない(笑)。一つ前のアマルティア•ティントは朝ドラの主人公『おトキちゃん』に例えましたが(笑)、これはおトキちゃんのおじいちゃんの『ラスト•サムライこと松野勘右衛門』だと勝手に妄想しております(笑)。」←あんた!いい加減にしなよ!と言わんばかりの家内の視線を背中に感じます(笑)。
●ヴォルネイ ヴィエイュ ヴィーニュ ドメーヌ・ロシニョル・フェヴリェ2022年 フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 8,297 円税込
「おっ!年末の試飲会に相応しい高級品ですね(笑)?」
私「えへへ(笑)。」
「シャンパンが出ると思ったんですが…。」
私「ひぇ~!残念ながら見合うシャンパンが無いのです。お出したいのはやまやまなのですが…。」←冷や汗出ました(笑)。
「この間北イタリア行ったら、ミラノのレストランでロシュニョール•フェブリエのブルゴーニュ•ルージュがありましたよ(笑)!やっぱりそういうワインなんですね(笑)。」
「本物だよね。」
私「ちなみにリオンのワイン専門店でも売ってますよ(笑)。」
「海外行ってもお土産でワインを買う気にならない(笑)。日本の1.5倍はする。現地のワイナリー行ったらビックリしましたよ(笑)。『なんでこんなに』って」
「しっかり儲ける(笑)?」
私「マスキューはソコソコかな(笑)?まっ、まっ、お試しを!」
「凄い香り。開けたてだからかな?香水の蓋開けたみたい(笑)。」
「ワインとしては軽やかなんだけど…、香りの分量、詰まっているものが違う(笑)。明らかに尋常ではない(笑)。」
私「2022年のブルゴーニュは良さそうですね。長熟タイプですね。開けたての香りは分別なく噴き出ます(笑)。通常のヴォルネイだともっと重心が低いのですが香りが止まりません(笑)。ただし翌日になるとヴォルネイらしいスタイルになってきます。」
「なるほど!う~ん。それにしても中身の違い…、普段飲んでるブルゴーニュとは格が違う。」
「方向が定まってくるんだな(笑)。昨日の抜栓でコレかぁ(笑)。軽やかなんだけど酸と香りたっぷりだし、それに計り知れない旨味が隠れてる。」
私「アンリ•ジャイエやカミュオゼみたいな濃さと飲みやすさを全面に出したスタイルではなく、DRCみたいな薄旨いクラシックなスタイルです。作りも似たようなものです(笑)。」
家内「ロシュニョール•フェブリエはヴォルネイとポマールにしか畑を持っていません。由緒正しきドメーヌですが、かなり小規模で無名(笑)。ビオとか有機栽培を目指すことも一番古いかな。もっともクラシックなブルゴーニュではそれが当たり前(笑)。だから口にも出さない矜持があります。」
「今時この品質のワインはなかなか飲めないよね(笑)。渾身だもんね。」
「少なくとも1級レベルだしねぇ(笑)。」
私「少なくとも10年は待ちたい。でも10年後に自分が飲めるか保証が無い(笑)。」
「10年後にこのワインは絶対に手にはいらないはず(笑)。う~ん…、悩ましい(笑)。」
ブルゴーニュは罪深い!
☆ジュ・ド・レザン 2025年& 2024年 ポール・ジロー微発泡葡萄ジュース 750ml 2,380 円
私「今年のジュド•レ・ザンのお披露目でございます(笑)。2024年がちょっとありますので比較試飲となります!」

「色が違う(笑)。2025年は黄金色、2024年は色が濃い。
「え~と、これは2025年ですね。あ~、甘いけどフレッシュ!元気出る(笑)。」
「濃いシードルみたいですね(笑)。美味しい(笑)。」
「アップル•パイ食べながら飲んだら美味しそう(笑)。考えると涎が出ちゃう(笑)。」
「緑茶みたいな旨味があるかな(笑)。」
私「リンゴ酸がたっぷり入ってますね(笑)。2025年は作柄としてはイレギュラーの無い作柄のようです(笑)。」
家内「2024年は日照不足のヴィンテージと言われておりますが。お試しください!」
「あ~、トロっとしてる(笑)!凄く甘く感じる。」
「プラムっぽさがある。リンゴ酸が熟成してプラムになった?」
「リンゴを煮たような…、」
「2024年は紅茶っぽくて、2025年は緑茶っぽいかな。」←鋭い味覚!
「2024年はスイート•ポテト(笑)!2025年もともにお芋っぽいんだけど2024年の方がよりお芋っぽい(笑)。」
「2024年は凄い凝縮感(笑)。大きい(笑)。」
私「モンブラン•ケーキ!しかも頭頂部に鎮座する栗はイタリア産のブランデーに漬け込んだ高級品!たまらん!」
「2025年はお芋+アイスクリーム!お手軽(笑)。」
「2024年はフォアグラ!+蜂蜜かけ!」
私「鉄板ですね(笑)。」
「2024年の方はノンアルコールの貴腐ワインみたい(笑)。ワインと区別がつかない(笑)。」
「フルコースの最後に出してもおかしくない。濃厚なハード•タイプのチーズ齧りながら飲むのも良さそう(笑)。」
「そうそう!2025年は生クリーム系で2024年は
ハード•タイプのチーズに合わせたい(笑)!」
「2024年と2025年を比べると明らかに熟成の違い…、というよりこのジュース熟成するんですね。」
私「このジュドレ・ザンは瞬間殺菌しますが無添加。ガスは不活性化のために入れていますが
。不思議です。糖分は安定させるのが難しいので、ソーテルヌ等の貴腐ワインはSO2を多く入れます。」
「糖分はそれだけでも濃ければ安定しますよ(笑)。ジャムなんかそうです。たんぱく質はダメですが(笑)。」←さすが医師!
「糖分だけならは大丈夫。酵母が残っているとダメですよね。」←なるほど!
私「なるほど!目から鱗(笑)。長年の疑義が解けました(笑)!ありがとうございました!」
さて、ここで答え合わせでございます(笑)。
ジュド•レ・ザンのバック•ラベルを見ると100ml当たりのカロリーが表記されています。2024年は65kcal、2025年は60kcal。2024年の方が糖分が高いですね。
え~と、1gのブドウ糖は約3.42kcalですから計算すると、2024年の糖分は1L中190g、2025年は175gほどですね。アルコール分に換算するとアルコール1%には17.1gほどの糖分が必要ですから、2024年の総体アルコール分は11.1%で2025年は10.2%ほど。実際の糖度は2024年の方が高いようです。ただし酸は2025年の方が高いはず。
まあ、ともにワインとしては低いのでジュースとして成り立つ。ワイン作りが難しいコニャック地方の事情が垣間見えました。
答え合わせになったかな(笑)?
そんなこんなで今年最後の試飲会にご参加くださりありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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桝久 試飲会リポート 前半
Dec 22, 2025 by weblogland |昨日、一昨日と今年最後のマスキュー試飲会にご来店くださりありがとうございました!
○❴限定品❵コート・デュ・ローヌ・ブラン 『アエリス』 2024年 シャトー・ド・バスケ 南フランス 白 750ml 1850円税込
私「今回このワイン、とてもとても嬉しいことに(笑)インポーターさんの在庫調整となりました!大特売でございます(笑)。」
家内「コート•デュ•ローヌの白。ヴィオニエ、マルサンヌ、ルーサンヌがそれぞれ1/3ずつのセパージュです。」
「コート•デュ•ローヌってあまり白がないんだよね。赤の産地ですよね。」
「あっ、芳醇(笑)!。香りに重さがある。香りに果物がたっぷり(笑)。」
「ホントだ!桃…、柑橘類。それだけじゃなくてかなり複雑。」
私「アニスの香りもしますね(笑)。いかにも暖かい産地のワインです(笑)。」
「アニスって何ですか?」
私「苦ヨモギです。そんなに顕著ではありませんが、隠し味的に感じます。え~と、アブサンなんかの香りと言えば解り易いかな(笑)。」
Kさん「マドリードの空港を降りるとする香りですね(笑)。」
家内「このワインの良いところはヴィオニエが出しゃばらないところです(笑)。」
私「ヴィオニエ嫌いな昭子さんらしい(笑)。」
私「どうやら混醸してるようです。それで折り合いがよろしいのかと(笑)。」
「飲んでいるとたしかにヴィオニエが
絶対に入っているのが解りますが(笑)、ヴィオニエ100%って感じでもない(笑)。」
「店長!余韻が…、フルーティーさが余韻となっていて心地良い(笑)。レベル高いですよ(笑)!」
「そうそう、あとハニー。でもベタッとしていない(笑)。実はとてもドライ!」
「後味にほろ苦さがある。」
私「多分種まで溶けたような気がします。フェノールっぽさにほろ苦さが伴ってますよね(笑)。遅摘してますね。」
家内「ちょっと麹っぽさもありますね。日本人には違和感がないですよね(笑)。カミツレみたいな植物のニュアンスもあるし。複雑ですよね。」
「カミツレ?」
家内「リンゴみたいな香りがするハーブです。」
「マスキューさん、このワインのアルコール分はいかほどですか?」
私「え~と、13%ですね。遅摘みはしていますが極端な遅摘みでは無い感じ。無理にアルコール分を上げてませんね(笑)。しっかり完熟を待ってから収穫してますね。」
「そうそう。過熟ではないんだよね(笑)。」
「価格はデイリーなんだけど、クオリティー高い(笑)。ケチ臭くないよね(笑)。」
「基本旨味が充分にあるから良いですよね(笑)。」
「これだったら鍋なんかにも合うね(笑)。魚介類入れても大丈夫なはず(笑)!」
◑❴限定品❵ピノ・ノワール•ロゼ N.V. ドメーヌ•ヴルスト フランス アルザス ロゼ アルザスA.C. 750ml 2979円税込
「ブログで読みましたよ(笑)!今年一番のロゼでしたっけ(笑)。期待が膨らむ(笑)。長年の付き合いでなんとなく解るんですよね(笑)。」
私「えへへ(笑)。まっ、まっ、どうぞ!」
「薔薇の花びら齧ったみたい(笑)。」
「あ~〜!香り嗅いだだけでも凄い!そのまんま後ろに倒れそう(笑)。」
「香りだけで一人バックドロップだぁ(笑)!」
「凄いなコレ…。」
「ストロベリー、薔薇、誰が飲んでもピノ・ノワールの香り。それもゴージャス。」
「香りもそうなんだけど、味わいも含めて濁りや雑味が無い。」
「とにかく美しい!」
「洗濯の際の柔軟剤にしたい香り(笑)!」
「香りが強いんだけど、暴力的ではない。高貴なんだよね(笑)。マスキューさんがブログで絶賛してたのも解りましたよ(笑)。」
「ブルゴーニュの一流ドメーヌでもこうはいかないレベル(笑)。」
「マスキューさん!コレって飲むと白ワインなんですけど、香りは赤のピノ・ノワールの香りですよね(笑)。なんか不思議(笑)。」
「白ワインとしても旨味が凄い。旨味の塊だよね。」
「そうそうとても濃厚な出汁(笑)。それがベースになっている。」
「ロゼって赤ワインと白ワインを混ぜた甘くて飲みやすいだけのワインだと思ってました。でもこんな立派なロゼがあるんですね(笑)。」
私「ありがとうございました!コレは赤ワインを作る工程で出来た副産物的なロゼ•ワインです。」
「えー!これが副産物的ですかぁ(笑)?」
家内「赤ワインとして発酵させて2日程経ってから25%程果汁を抜きます。その結果赤ワインが濃くなる。葡萄の果皮のタンニンが足りない時の必殺技です(笑)。」
私「1kgの葡萄を発酵させる時500ml程のジュースが出来ます。それから125ml程のジュースを抜いてそれを別に発酵させることでロゼ•ワインが出来ます。ただし量が少ないので前のヴィンテージのものと混ぜてリリースすることになります。」
「なるほどね。だからノン•ヴィンテージなんですね(笑)。」
「貴重品だな(笑)。外に出回り難いんだろうな(笑)。」
「このロゼ•ワイン、マリアージュが考えつかない。難しいのではなくて、コレだけで楽しみたい(笑)。」
私「このドメーヌのワインは共通して旨味がたっぷり(笑)。出汁に合いそうなんですが、香りが強い強すぎるかも(笑)。」
「それにしてもよくこんなワインを見つけましたね(笑)。驚いた(笑)。」
家内「我が家では4日かけて飲みましたが、美味しい、美味しい、美味しいの果てに美味しく飲み切りました(笑)。」
●アマルテア・ティント•オーガニック 2021年 ロシャレル スペイン ペネデス 赤 750ml 2200円税込
「あっ、この山羊のワイン飲んだことありますよ(笑)。マスキューさん長く扱ってますよね(笑)。」
私「えへへ(笑)。左様でございます(笑)。スペイン自然派の嚆矢です。」
「山羊を畑に放って下草を食べさせるんでしたよね(笑)。葡萄は食べないのかな?」
私「ご本人に聞くと『葡萄がまだ美味しくない時期だから山羊も食べない』と仰ってました(笑)。」
私「まっ、まっ、お試しを!」
「あ~、フレッシュ!とても飲みやすい。健康的(笑)。」
「果実味が健康的なんだよね(笑)。小粒の赤いベリーが沢山(笑)。」
「弾けんばかり。でも変な方向に弾けない(笑)。」
「広がりが綺麗(笑)。タンニンも重くなくて、かといって過不足無い。バランスが良い(笑)。」
「軽すぎず、重すぎず、たっぷりの果実味。」
「セパージュは何ですか?テンプラリーニョとは違うよね?」
家内「メルロ50%、あとガルナッチャ•ネグラとシラーです。以前よりメルロの比率が高くなってきています。このワイナリーの一番標高の高い区画のメルロは良いかと(笑)。たしか標高750mとか。」
私「切れのあるメルロですよね。決して『安めぐみ』ではない!(安さんゴメンナサイ)。」
「このメルロ、『安めぐみ』ではない!(笑)」←発案者の同意を得ました。
私「このメルロ、NHKの朝ドラのヒロイン『おトキちゃん』のイメージなんですよね(笑)。」
←ほとんど病気(笑)。もちろん家内は呆れて無視してます(笑)。
「このワイン、アルコール分はいかほどですか?」
私「え~と、14.5%です。飲んだ印象より低いですね。」
「ということは酸やタンニンにマスキングされている?」
私「左様かと(笑)。アルコールが突出しないですよね(笑)。」
私「このワイナリーのご当主ミチャンさんがマスキューにご来店された際に、『早くメルロ100%のワインを作ってよ!』とお願いしました(笑)。ご本人痛く喜ばれ『簡単にメルロ100%は出来ないんだよね(笑)。』と笑いながら仰っていたのが印象的でした(笑)。ピノ・ノワール的なメルロが出来たら世界のスターになれるはず(笑)。ヴィンテージを重ねるごとにメルロの比率が上がって来ております。時間はかかりますが見届けたいものでございます(笑)。」
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アルザスのロゼ•ワイン美味しいですね
Dec 19, 2025 by weblogland |
お客様「マスキューさん!アルザスのロゼ•ワイン美味しいですね(笑)。私すっかりファンになりましたよ。リピートです(笑)。ところで同じ赤ワインも生産してるんですよね?赤のピノ・ノワールも飲んでみたい(笑)!」
私「もちろん当初はロゼと赤のワン・ツー•ショットを狙ってサンプルを取り寄せて飲みました(笑)。」
お客様「で、どうでした?」
私「一言で言うと硬い。愛想ないんですよ(笑)。」
お客様「クラシック?」
私「そ~なんです(笑)。昔のルモワスネの『ルノメ』やニコラ•ポテルのドメーヌ メゾン•デューのブルゴーニュ•ルージュなんかが似てるかな。リリース直後に飲むと絶対に誤解される(笑)。」
私「お値段も4000円近いし…、それだったら思い切ってブルゴーニュの品格のあるピノ・ノワールということで、ロシュニョール•フェブリエ
の1級並みのものにしました!言わばヤケクソでございます(笑)。」
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12月19日(金)、20日(土)はマスキュー試飲会です!
Dec 19, 2025 by weblogland |ここで鬼門となるのは配達です(笑)。やはりなるべく店にいたい!でもですね(笑)、レストラン関係はクリスマスに備えて準備に大忙し→マスキューにも注文が入る。もう、配達件数は少ないのですが、この時期はそれなりに忙しい。本音を言えば明日明後日の配達を減らすために昨日今日に出来る限り減らす!ですから今日はバタバタ配達です(笑)。
レストラン関係は大体クリスマスを過ぎると落ち着きますから、マスキューはいかにして19、20日を乗り切るか?試飲会はどうなる?
今回は6アイテムですが並行試飲が1アイテムありますからグラスはお一人様7脚必要です。100脚ほどグラスはありますが、10名分を超えたグラスがたまるとグラスが無くなる!←これが怖い(笑)。会計•グラス洗い担当の家内はビビっております。私が配達でいなくなるとグラス洗いがまず停止。その結果グラスが足りなくなる。
う~ん。
コロナ前にはこんなことたまにありましたね(笑)。ということは暇慣れした老夫婦がよりポンコツになったということか(笑)?
こんな場合もありますので、ちょっとお待たせすることもあろうかと思いますが、その節は『ポンコツだからしょうがない!』と割り切ってください(笑)。
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マスキュー試飲会の作戦会議
Dec 18, 2025 by weblogland |
私「明後日から試飲会始まるけど、試飲会のワイン売れ始めたね。」
家内「もうラインナップ並んでるから売れるのは嬉しいよね(笑)。これはフライングではない!」
私「えへへ(笑)。私のフライングとはわけが違う(笑)。あと、ちゃんとブログを見て狙いを定めてくれてるよね(笑)。ありがたい(笑)!」
家内「まず、数があやしいものを購入してからマスキュー試飲会で確認再購入(笑)。プロフェッショナルなお客様だよ(笑)。」
私「ところでカウンターの上のマルティルデのワイン格好良いね(笑)!奥さんの自筆の絵だよね。」
家内「並べるとイイね(笑)。『ザッフォ2007年』をメインに並べました(笑)。マルティルデ尽くし(笑)。」
私「でもさあ、画風が様々だよね(笑)。え~と、あのエクスタシーのおじさん…、そうだクリムトっぽかったり(笑)。『ザッフォ』の馬は違ったタッチだし(笑)。馬のお尻が可愛い(笑)。」
家内「絶対に奥さんクリムト意識してるよね(笑)。」
私「でもさあ、ボナルダばかり3アイテムある。ついついアイテム数が増える(笑)。」
家内「気がつくとボナルダ(笑)。」
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年内最後のマスキュー試飲会のライン•ナップ
Dec 16, 2025 by weblogland |
えへへ(笑)。
今ちょうど並べ終わり椅子に腰掛けて眺めているところです(笑)。
1番目の南フランスの白。2023年ヴィンテージは2451円で売っていたもの。インポーターさんの在庫調整により放出された2024年ヴィンテージ。試飲しながら速攻発注!辛うじて3ケース確保しました。
2番目のアルザスのピノ・ノワール•ロゼは私の得意なフライング販売(笑)。フライングしないと数が売れないしそもそも仕入れの条件をクリア出来ない。感動的な味わいを多くのお客様に味わっていただきたい!
3番目の山羊は可愛い(笑)。マスキュー得意の『毒食わば皿まで作戦』を発動!ロゼと白もちゃっかり並べました(笑)。これにより山羊の可愛さ倍増です(笑)。
4番目は大事に飲んでいただきたいワイン。なかなか手の内は明かしませんが渾身の質実さ。
もう10年以上追跡定点観測しております(笑)。実に良いワインなのです。
5番目は悩みに悩んだ末決断!今年最後の試飲会ですから、品格のあるブルゴーニュのピノ・ノワールをお出ししましょう!古典的なスタイルの正銘なピノ・ノワール。グラン•クリュ並とは言いませんが、1級の上物レベル。2022年は素晴らしいヴィンテージだと伝わってきます。割り当てアイテムなので数がちょっと少ないのが難点。まあ、バンバン売れる価格ではありませんのでお許しを!
今回はトリがジュド•レ・ザンジュ2025年。すべてを凌ぐ強烈な味わいはノン•アルコールの貴腐ワインのようなものですから(笑)、最後のデザート代わりが順当な並びですね。真っ先に飲むようなものではありません(笑)。そうそうジュド•レ・ザンジュのサブリミナルがございます。2024年ヴィンテージのもの。キャンセルがあったので在庫として残っておりましたので比較試飲していただきましょう(笑)!棚の下の方に忍ばせて並んでおります。2025年と比べると明らかに色は濃い(笑)。きっとより甘く甘露になっているはず。
後で家内と作戦会議しなくちゃ(笑)!
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また、サンプル届きました!
Dec 16, 2025 by weblogland |また、サンプル届きました!

もう来年の試飲会の準備なのですが(笑)、鬼が笑ってもイイかな(笑)。
右からコトー•ブルギニヨン、ガイヤックの赤、ボジョレーのモルゴンとその極上品の4本です。
インポーターさんが持ち回りしてくださり飲んでみて好印象(笑)。早速サンプルを取り寄せました。もちろんケチでへそ曲がりのマスキューの触手に引っかかったワインですからコスパは良し(笑)!ゆっくり飲んでみてじっくり考えましょう。
それから今日はエノやんが持ち回りに来てくれました。たまたま私は不在でしたがグラスに注いであったワインを飲むとどれも良し!まあ、エノやんの会社のワインはほとんど飲んでおり
手の内は熟知しておりますので安心(笑)。エノやんもマスキューのマインド•好みを熟知してますから(笑)、外しはしない(笑)。組み合わせの問題だけかな(笑)?
あと予定外にニュージーランドのワインが2本。
またブログに経緯を書こうと思いますが、どうやら高級品。
Kさんどうしましょう(笑)?
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桝久 試飲会のラインナップ決まりました!
Dec 14, 2025 by weblogland |12月19日(金)、20日(土)と12月は1週早く執り行います。いつもは月末の最終末ですが、さすが12月は無理(笑)。先月の試飲会が終わってから20日ほどのタイトなスケジュールでしたから、決まるまでノイローゼ気味(笑)。ティスティング•スタッフのKさんも何度となく呼び出して無理を言ってしまいました。ゴメンナサイ!
お陰様でどうにか12月の試飲会に漕ぎ着けそうです(笑)!

○❴限定品❵コート・デュ・ローヌ・ブラン 『アエリス』 2024年 シャトー・ド・バスケ 南フランス 白 750ml 1850円税込
このワイン、マスキューの定番で2500円弱で販売しておりますが、インポーターさんの在庫調整の憂き目に遭い大特売となりました(笑)。心情的には嬉し悲しの複雑なものがありますが(笑)、この際ラッキーとします(笑)。美味しいワインが想定外の価格で楽しめるなら皆さん喜ぶはず!
ふっくらしていて美味しい!
桃や梨、メロン、トロピカル・フルーツ等の果実が綺麗にしかも塩梅良く充実(笑)。とてもフレンドリーで品が良い。セパージュの性格の折り合いがとても良いのです。南フランスの白は濃度感を上げるとセパージュの癖が出やすいのですが、それがない。インポーターさんの資料を見て納得(笑)。収量の低いクローンの採用と混醸が秘訣のようです(笑)。ただルーサンヌ、マルサンヌだけならともかくヴィオニエも均等の量で混醸することはちょっと特殊。おそらくヴィオニエの完熟に合わせて他の品種を収穫していると思います。アルコール分が13%で収まっているのにも好感(笑)。きっと特殊なテロワールがあるのでしょう。
パワーに頼らない自然な仕上がりは心に届きます。美しい余韻に惹かれます。
以下インポーターさん資料より
ドメーヌ・ド・バステは南ローヌ、シャトー•ヌフ•デュ•パプより約北西に10kmほどのところにあるサブラン(Sabran)村にあります。シャトー・バステ自体は17世紀頃から設立され、他家により養蚕農業そして酪農業として営まれていました。ワイナリーとしては現当主のジュリー・オーベール氏(4代目)の曾祖父で当時リヨンでレストラン業を営んでいたジャン・オーベール氏により1930年代に買われ、ドメーヌ・ド・バステとして設立。 現当主のジュリー氏のパートナーのニコラ・リシャルム氏の父はコルシカ島でビオディナミ栽培のワインを造ってきた経験もあり、1997年から20年以上にわたりその経験則を活かしビオディナミ栽培を実践し、収量の少ないクローン種に切り替え、自分たちの土地に合う方法を採用する研究を重ねてきました
。現在
の畑の面積は62ヘクタールを所有するに至ります。
「風」を意味する「アエリス」。いつまでも続く心地良さと余韻が印象的な白ワイン
土壌は粘土とシリス(珪砂・主に石英粒からなる砂)。完熟したマルサンヌ、ルーサンヌ、ヴィオニエを摘み取り、除梗して同じステンレスタンクで温度調整をしながら20日間発酵します(混醸)。マンゴーの香りが印象的で、余韻にミネラルを感じながら香りがいつまでも残ります。アッサンブラージュではなく、3種類の品種を同時に最初から醸しているので、まとまりとバランスが取れた味わいです。
南国系果実と柑橘の香りで、口に含むといつまでも長い余韻が感じられます。混醸のため、全体的にしっかり馴染んだ味わいです。
◑❴限定品❵ピノ・ノワール•ロゼ N.V. ドメーヌ•ヴルスト フランス アルザス ロゼ アルザスA.C. 750ml 2979円税込
そしていきなりのトップ•ギア(笑)。今年一番感動したロゼ•ワインでございます(笑)。
家内「甘くて豊かで強い香り!いかにもピノ・ノワール!」
私「あっ!イイなぁ(笑)。私の大好物だな(笑)。」
家内「あ~、口の中で弾ける(笑)!」
私「ラズベリー、チェリーの香り…、それにたっぷりの旨味が溶け込んでいる。圧巻の旨さ!」
家内「アセロラっぽさ…、酸っぱさ…、アルザスらしい冷涼さがちゃんと出ている。あと深みがあるんだよね(笑)。」
私「そ~なんだよね(笑)。冷涼だけれどもふっくらした旨味たっぷり(笑)。しかも深くて広い(笑)。」
家内「すべてが美しい(笑)。」
私「いかにも自然派、ビオ系のワインなんだけど、全然ビオビオしてない(笑)。」
家内「澱もないし、雑味もない。とてもクリーン。ピノ・ノワールらしい果実味(笑)。」
私「誰が飲んでもピノ・ノワール(笑)。しかも美味しい(笑)。赤のピノ・ノワールも飲んでみたい!相当美味しいはず!」
家内「赤はラインナップに無い(笑)。きっと引く手数多なんだろうね(笑)。」
私「このロゼ飲むと赤も想像出来るよね(笑)。」
家内「完璧なセニエで作ったロゼ。大日本ロゼ•ワイン普及協会会長の今年No.1のロゼ決定!」
私「調べると、プレスしないようなクラシックなセニエ。葡萄液の25%の歩留まり。と言うことは、得られるもともとの葡萄ジュースは50%程度だから、1kgの葡萄から125mlくらいのロゼしか出来ない。少な過ぎる(笑)。だからN.V.なんだね(笑)。」
家内「瓶詰めして商品化するには単一年度のロゼだけでは足りない(笑)。」
私「あと驚くべきことに果皮との接触はわずか2日間だけなんだよね。原料のピノ・ノワール自体の良さを感じる(笑)。」
私「ロゼ•ワインって赤や白の何十年もの生命力を持つ、いわゆるグレート•ワインとは違うのだけど…、まあ、グレート•ワインにはならないのだけど、これを飲むと『ガストロノミー•ワイン』と言うべきなんだろうな(笑)。」
家内「店長!たまには良いこと言うね(笑)。」
私「えへへ(笑)。」←素直に喜べない(笑)。
今回諸般の事情により特別価格の限定販売!
絶対に見逃さないように!
3000円以下はあり得ない価格でございます!
●アマルテア・ティント•オーガニック 2021年 ロシャレル スペイン ペネデス 赤 750ml 2200円税込
マスキューの愛するスペイン•バルセロナのロシャレルの作る赤ワイン アマルティア•ティントの久しぶりの入荷です。畑の除草にヤギを放牧して役立てるスペイン自然派の嚆矢。
前の扱いは2019年。もちろんとても良く継続したかったのですが今では税込上代が3000円を越えるほど…。そうなるとケチでへそ曲がりなマスキューはビビる(笑)。まあ、今回の2021年は時節柄たまたまラッキーがあり(笑)、再入荷。とても出来栄えは良くお値段以上のワインですからマスキュー試飲会に急遽登場予定となりました(笑)。
このワイン、標高700m以上のマンレウ高原のメルロー(粘土石灰質)メルロー80% 、標高ガルナッチャ15%、シラー5%。更に更にメルロの比率が上がってきています。日本に輸入された10年以上前から扱ってますがメルロの比率は30%→50%→80%とエスカレートしてます(笑)。
発酵は除梗破砕後低温でのプレ•マセラシオン後
14日間のアルコール発酵。そしてフレンチオークの樽で6ヶ月熟成して瓶詰め。相変わらず短い醸し、しかもアンリ•ジャイエばりのプレ•マセラシオンもしています(笑)。熟成樽もちょっと変更してハンガリアン•オークからフレンチ•オークの樽で6ヶ月と短くしています。明らかに樽香の影響をより少なくしてますね(笑)。(個人的にはハンガリアン•オークのニュアンス好きだったんだけどなぁ(笑)。)
当主のミチャンさん、メルロの良さに活路を見いだしたようですね(笑)。そのうちメルロ100%のキュヴェをリリースするかも(笑)?
あ~良かったぁ(笑)。
かつてマスキューにご来店された時、メルロを激賞したのがヒントになったのかなぁ(笑)?『ブルゴーニュのピノ・ノワールに匹敵するポテンシャルがあるし、カン・ラフォルス・デルス・カウスみたいなスターになれますよ!』なんて持ち上げたっけ(笑)。←勝手に真剣に思ってる(笑)。
メルロとは思えない小粒の赤い果実味はあくまでも伸びやかに広がる。ピンとした酸があり一瞬全房発酵してるワインと間違うほど。タンニンの質感•舌触りの美しさ!
うんめぇぇぇ〜←ヤギの鳴き声(笑)。
う~ん。更に良くなっている感(笑)。
ブラインドで飲んでメルロと解る人はなかなかいなさそうです(笑)。ちなみに『安めぐみ』みたいなメルロではございません(安さんゴメンナサイ!)。
以下2019年ヴィンテージの記載
バルセロナ近郊にある有機栽培を行う家族経営のワイナリーです。2016年の3月には当主のミチャンさんがマスキューにお立ち寄りくださいましたっけ(笑)。
マスキューの定番の生産者です。もともと比較的裕福な葡萄農家の4代目。1985年に15歳でスパークリング・ワインを1000本作ったことでワイナリーを志し、1987年に『ルシャレル』ブランドを立ち上げ元詰めワイナリーとなり、スペインで最も早くビオ・ディナミに取り組み自然派として独自のスタイルを目指しました。早熟で情熱的な方なのです。それゆえ私は怒涛のワイン親父と命名しました(笑)。ご本人から『歳上のあんたに言われたくない!』と怒られるかな(笑)。
スペインワイン界では初めてビオデナミを導入したことや、山羊に葡萄の余分な葉を食べさせたりすることでも有名になっています(笑)。
マスキユーの定番の山羊ラベルのワインといえばピンときていただけますか(笑)。
自然な造りから、ふくよかでしかもディテイルが明瞭なスタイルはバルセロナでは大人気とか(笑)。
全く無名と言って良いほどなのですが、味わいにはビックリ!
赤いベリーやチェリー、プラムなどの香りは明瞭で溶け込みが良く、曇りのない果実味はあくまで柔らかくジューシー。しっかりした濃度感を支えるミネラル感、スパイシーさ、塩っぽさがあり、素晴らしい出来栄え。アルド・コンテルノのドルチェット・ダルバや上等なピノ・ノアールに似た舌触り。
うーん。
スペインのペネデスでこんなワインが造られていることは衝撃的。経験したことのないスペイン・ワインです。今風の過剰な抽出や高アルコール由来の押し付けがましさや雑味のない新しいスタイル。濃厚ではあるが滋味深さを感じる液体。
まさに極上の日常とでも言えば良いかも。
このワインのセパージュはメルロー60%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、テンプラニーリョ10%。標高700m以上のマンレウ高原のメルロー(粘土石灰質)と標高250mの自社畑のカベルネ(石ころだらけの粘土石灰質)をメインにブレンド。昔と比べるとメルローの比率が高くなってきています。
除梗・破砕後、ステンレス・タンクで低温浸漬。そしてプレスせずに澱引き後、そのまま14日間のアルコール発酵。ハンガリー産の樽(2年物)で10ヶ月熟成後ボトリング。清澄・濾過は行ないません。果汁の濃度と熟成法がマッチしており、出来上がりのワインから樽香は感じません。溶け込みの良さが光ります。
基本ワインの果実味はメルロ―由来のスパイシープラムやベリー。カベルネっぽさはあまり感じませんね(笑)。カベルネは構造の良さに作用しているようです。
うーん。
なんたるか解ってますね。
●❴ 限定品❵ブラン•ダムール 2020年 ステファン・ボンジャン コート •ドーヴェルニュ •シャトー•ゲイA.C. 750ml 3000円税込
久しぶりのステファン•ボンジャンのワインの入荷です(笑)!
かつてステンレスタンクで30ヶ月熟成したコート・ド・ベルニュ キュヴェ・ギャバン 2013年、やトロンセの新樽で44ヶ月熟成したコート・ドーベルニュ フュ・ド・シェーヌ 2011年。どちらも手の内を明かすのに10年以上かかりました(笑)。思えば私も辛抱強かった(笑)。
このコート・ド・ベルニュは2010年にA.O.C. 昇格した新しいアペラシオンです。今はさらに居住しているシャトー•ゲイ村がサブ•ゾーン認定されてます。
このシャトーゲイ村はまさにフランスの真ん中オーベルニュ(ボルヴィックで有名な)。水道水もボルヴィックだとか(笑)。でもですね(笑)、今日本には輸出されていません。水源が衰えてきたため取水制限をしているようです。いかにもフランスですね(笑)。
この域内で優良なシャトー・ゲ地区に約8ヘクタールの畑を所有するステファン・ボンジャン。
この『ブラン•ダムール』は樹齢100年のガメイ・ドーヴェルニュを80%使用。ガメイ•ド•ヴェルニュの比率が上がってます。収穫は手摘み。天然酵母を使用し5週間発酵。果実本来の力強さを表現するため、熟成はステンレスタンクにて行います。旨味•明瞭な果実味を出すためプレスはソフトにゆっくりかな(笑)。真っ向の直球勝負が信条の実直なドメーヌです。
香りはやさしく華やかそれでいて張りがある。ピノ・ノワール的でジャミー。親しみのある果実味はバランスがよく美しいものです。舌にキリッとした強い硬質さを感じる酸・ミネラルはネットりとした質感と相まって独自の世界。コート・ド・ボーヌの上等な赤ワインに通じるような出来映えは秀逸です。
いつも渾身の赤ワインをリリースしてくるステファン•ボンジャンには脱帽(笑)!
●ヴォルネイ ヴィエイュ ヴィーニュ ドメーヌ・ロシニョル・フェヴリェ2022年 フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 8,297 円税込
かつては12月の試飲会のトリはブルゴーニュのグラン•クリュなんかをお出ししたこともございましたが、この価格の高騰下ちょっと無理(笑)。そこで、考えて考えて考えた結果(笑)、1級並みの正銘なブルゴーニュ。品格を感じるピノ・ノワールがございました(笑)!まだ開けるにはちょっと早いのですが品格ある味わいは心に残るワインなのです(笑)。テーマは品格でございます(笑)。
このドメーヌ、1510年よりヴォルネイに代々続く家族経営のドメーヌです。現在はヴォルネイを中心にムルソー、ポマール、ボーヌに計8.5haの畑を所有8.5ヘクタールの畑を所有しています。ヴォルネ村のドメーヌ・マルキ・ダンジェルヴィーユとは遥か昔から親しく(笑)、協業に近い間柄。
ドメーヌはフレデリック・ロシニョルさんご夫妻と従業員の3人で運営されています。畑は古い葡萄樹が手入れよく密植されており、一部マルコタージュもしているようです。仕立ても低く伝統的なブルゴーニュのしきたり通り(笑)。
フレデリックさんは化学的な物質を排除するため化学肥料や培養酵母や薬品などの使用を非とします。発酵槽や木樽の洗浄にはカルキや塩素を含む水道水は使わずにミネラルウォーターを使う徹底ぶりです。また、ブショネ対策としてコルクのストックを一切持ちません。在庫を持たないことにより、コルクの変質をもたらす湿気の影響を無くすことが可能とのこと。実際インポーターさんも、ブショネのクレームがないことをおっしゃってました。
また、ビオデナミの認証もとっています。もともとブルゴーニュでビオデナミを導入した先駆けでもあります。
ビオデナミの効用に関して私は理解できませんが(笑)、農薬などの排除や徹底した畑仕事と低収穫量が良いワインつくりの鉄則ですから、出来るワインにも信用が置けます。
除梗はしていますが、それは早く飲み頃にするため。旨味とピュアな果実味が両立したスタイルは艶やか。ヴォルネイらしからぬエレガントの極みなのです。グラン・クリュ並みの濃密さと慈味旨味と羽の生えたような香りのハーモニーは言葉を失う出来映え。
そう言えば、2006年のヴォルネイ・ヴィエイユ・ヴィーニュも艶のある素敵なワインでした。
マスキューではブルゴーニュの高騰のため2007年以来このワインの扱いを封印しておりました(笑)。
もちろん相変わらずブルゴーニュは高いのですが、このワインは品質が高く相対的には安いことに気づきました(笑)。
そんなわけで再登場となりました(笑)。
☆ジュ・ド・レザン 2025年 ポール・ジロー微発泡葡萄ジュース 750ml 2,380 円
毎年恒例のコニャックの原料しかもグラン•シャンパーニュのユニ•ブラン100%で作った葡萄ジュースです。無添加無調整で瓶詰めされてから日本に来ますのでちょっとお高い高級品(笑)。
『命の水』ともマスキューでは勝手に命名しております(笑)。2025年はイレギュラーのない素晴らしい作柄。まあ、毎年毎年あまり変わらず美味しいのですが(笑)。
お子様の食育。お年寄りの滋養強壮にはぴったり。昔のヨーロッパの伝説で『死にかけた旅人にワインを飲ませたら生き返った。』なんてありますが、これを飲むと『さもありなん!』でございます(笑)。
毎年恒例のジュ•ド•レザン、本来は2024年の暮れに到着しているはずでしたが、今年は入荷が大幅に遅れ初の年越し(笑)。日照不足の影響で収穫が遅れたり、コンテナの手配がつかなかったり散々。でもですね(笑)、よーやくもうちょっとで到着です。
待ちに待ちました!
お値段もご多分に漏れず高くなりましたが、致し方なし(ゴメンナサイ)。
以下、2023年販売時の記載
今日はせっせと発送です(笑)。
気になるお味(笑)。もちろん飲みましたよ(笑)。そうすると早速お知らせとなります(笑)。
一言で言うとエレガンスがある久しぶりのヴィンテージ。
もちろん甘さ、香り、は基本いつものように桁外れ(笑)。でもですね、昨今の温暖化の影響で甘さが突出するスタイルの作柄が多かったのですが、2023年は酸との折り合いが良い。それゆえ旨味、複雑さが増し甘さとのバランスが良い。貴腐ワインのノン・アルコール版ではなくジュ・ド・レザンと言うしかない出来映えです。
美味しかった!
より一層食べ物との相性も増したように感じられました。そして2023年の作柄は良さそうですね(笑)。質・量ともに満たされた素晴らしい作柄の予感。
皆様のご来店お待ち申し上げます!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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ステファン•ボンジャンのガメイ•ド•ヴェルニュ
Dec 14, 2025 by weblogland |
家内「オーヴェルニュって広域のワイン産地としては何処に所属するのかな?」
私「フランスの真ん中の山の中だよね。孤立してるよね(笑)。」
家内「真ん中よりちょっと南に寄ってるから地図を見るとブルゴーニュやローヌに近いんだけど…。」
私「ガメイ•ド•ヴェルがガメイの亜種ならばブルゴーニュに近いのかな?」
家内「私ガメイ•ド•ヴェルニュを飲むとガメイよりオーストリアのブランフレンキッシュなんかに近い気がするんだよね。」
私「うんうん!味わいはそっちの方が似てる!
インクやスミレの香りはするけど、味わい深さで勝負するスタイル。たっぷりのタンニンと上手く折り合いをつけるスタイルだよね。決してガメイみたいに薄旨さを追求出来るワインではないよね(笑)。」
家内「そう!そこなんだよね。単純に地図だけ見るとブルゴーニュやローヌに近いけれど、物流の肝である河川を見るとロワールに近いんだよね。」
私「と言うことは、オーセールからジョワニーに至るヨンヌ川沿いはヨーロッパの一大集積地。その物流に乗ればオーストリアも夢じゃない(笑)?」
家内「逆にオーストリアからオーヴェルニュ!妄想が膨らむ(笑)!」←大興奮(笑)。
私「日本だと北前船や大坂•江戸の航路。大河川がないから川沿いの物流ではないよね。ヨーロッパだと大陸を川で繋ぐのが物流の中心だよね。」
家内「そう!そこなんだよね!日本だと海を使っても藩と藩を結ぶ程度の物流だけど、ヨーロッパは国と国を繋ぐ。」
私「そーだ!ローヌのパフの上客は伝統的にオランダやポーランドなんだよね。ローヌ川の物流の賜物!」
解ってるんだか解ってないんだか、夫婦で大妄想大会でございます(笑)。
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今年のボルドーマラソンを完走した強者
Dec 14, 2025 by weblogland |私「Tさんからワインが届いたってメール来たよ!」
このTさんは今年のボルドーマラソンを完走した強者。日本人最高齢完走を目指すスーパーマン。筋金入りのワイン強者でございます。
家内「わざわざご連絡いただいて申し訳ないよね。」←ちなみに家内の高校の先輩でもあります(笑)。
私「早速ウルストのロゼを飲んだって。嬉しい(笑)!『白菜と豚肉のミルフィーユ』にバッチリ合ったって!このワイン、絶対にTさんの好みだから無理押ししちゃった。」
家内「店長得意のフライング(笑)。」
私「お客様の顔が浮かぶワインを仕入れると、売らずにはいられないんだよね(笑)。気がついたら試飲会の前にもう1ケース売ってしまった!」
家内「試飲会途中で無くなったら弾圧されるよ(笑)。」
私「そんなこともあろうかと更に1ケース追加した。今日来るはず(笑)。これで完璧?」
家内「店長のその動き動物的なんだよね(笑)。私には真似出来ない(笑)。」
私「そんなに褒めて貰うと照れるなぁ(笑)。」←お馬鹿な年寄り夫婦なのです(笑)。
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司牡丹樽酒1.8L残り33本となりました!
Dec 14, 2025 by weblogland |『マスキュー3大嫌な仕事』なんて言ってはバチが当たりますね(笑)。
年内には無くなりそうな予感。お早めのお買い求め、もしくはご予約の連絡お待ち申し上げます。無くなって怒られるのも困るし…、かといって残すのもちょっと困る。悩ましいところです。欲をかいて後一樽増やすことはいたしませんので(笑)、最悪私が年始用にとってある何本かをお分けすることになるかも。致し方ないですね。
有難いことでございます。
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。淡々と終着点に向かう。今はそれで良し!かな
Dec 13, 2025 by weblogland |
そう言えば、関東大震災の折、棚の一升瓶が飛んだと聞きました。もちろん立ってもいられなかったそうです。当時一升瓶は貴重品。開店してから間もないマスキューには打撃ではあったでしょうが、たまたましっかりした建物に引っ越ししたばかりで大難は免れたようです。最初に間借りしたお店は倒壊したそうです。
もっともその店舗も横浜大空襲で焼失しましたから、マスキューには戦前の資料や写真はほとんど残っていません。命だけつなぐことが精一杯の時代だったのですね。
まあ、それを思えばよく100年以上もよく続いたものですね。私一人で100年続けたわけではないので、実感はありません。たまたま生業として生き続けただけなのでしょうね。その日々が100年以上になっただけ。もちろん紆余曲折はあったでしょうが、淡々の積み重ねなのでしょうね。淡々と終着点に向かう。今はそれで良し!かな(笑)。
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ジュド•レ・ザンジュを3ヴィンテージ並べてみました
Dec 12, 2025 by weblogland |
ジュド•レ・ザンジュを3ヴィンテージ並べてみました(笑)。
やはりヴィンテージを重ねるにつれ色が濃くなりますね(笑)。熟成するのです。濃度感がどんどん増します。やはり本物ですね(笑)。
このジュド•レ・ザンジュは日本の食品管理法に従い賞味期限が2年ほど規定されます。ですから2023年は2025年の12月が賞味期限です。でもですね(笑)、このジュド•レ・ザンジュは熟成しますので実際には意味がない(笑)。5年も経った日にはトロトロ(笑)。衝撃的でございます(笑)。
ちなみに2023年ヴィンテージは私のお勉強用としてとってある最後の1本(笑)。ですから賞味期限が過ぎようが誰からも文句は言われないし、言わさない(笑)。
『俺が飲むんだから文句は言うな!』でございます(笑)。
まだ少し2024年ヴィンテージがありますから、今月のマスキュー試飲会で2025年ヴィンテージと比較試飲してもらうのも一興かな(笑)。
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ようやく完成! 司牡丹の樽酒
Dec 12, 2025 by weblogland |ようやく完成しました(笑)!
司牡丹の樽酒です。

樽→瓶詰め→ラベル貼り→陳列
この工程を2日ほどで完了させて販売。年寄り夫婦にはちょっと大変(笑)。かといってダラダラしてるとお酒をダメにします。新酒をサクッと瓶詰めしたものは美味しい(笑)。この時期にしかないバランスなのです(笑)。
樽詰めしてると店全体にバナナの香りがして、それだけで大満足(笑)。
司牡丹1.8L 3452円税込 79本の限定販売
去年よりちょっとお値段上がりましたが、それは樽代金ですね。もうお酒の値段より樽代の方が高そう(笑)。でもですね(笑)、それに替るものはない!飲んでると日本人に生まれて良かったと実感(笑)。冷蔵庫に入れて1年後に飲むと旨味の甘さが増して格別に美味しい(笑)。特別なお酒ではなく普通酒なのですが、美味しい。きっと瓶が普及する前にはこうして楽しんだのだと妄想も膨らみます(笑)。
とりあえずマスキュー3大嫌な仕事完了(笑)!
これ以上は増やせませんし、増やす気もございません(笑)。お早めに!
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レ・ランデ―ブー 2022年 ドメーヌ・デ・ザコル
Dec 11, 2025 by weblogland |南フランスのドメーヌ•ザコルのインポーターの営業担当の方が持ち回りに来てくれました。
持ってきてくださったのがザコルのランデヴー2022年です。

一緒にティスティングさせてもらいましたが、やはり2022年は良いですね。前に同じ物をマスキュー試飲会で出しましたが、香りのディテールがよりはっきりして、溶け込みも良くなってます。確実に良い方向に向かってますね(笑)。
インポーターさん「今日はランデヴー2022年を持ってきました(笑)。良いですよ(笑)。」
私「あ~、グルナッシュらしいチェリーの香が爆発してる(笑)。ブラックやレッドチェリーの香が素晴らしい。独特の粉っぽさ…、チョコレートのニュアンスも出てる。2022年は良い作柄だよね(笑)。」
インポーターさん「やはり全房発酵してるワインって良いですよね(笑)。深みがある。」
私「そ~なんですよ(笑)。壮麗なんだよね(笑)。」
インポーターさん「そうそう、本家のラルロが全房発酵止めるみたいなんですよね…。」
私「全房発酵すると歩留まり悪いし、衛生管理の難易度上がるしね。」
インポーターさん「経営の主体が変わるようで…。まあ、孫娘になるようなんですが。」
私「除梗した方が解り易いワインにはなるし、売り易しね…。まあ、代替わりの時はよくある話かな。」
まあ、これから先代替わりのないマスキューには羨ましい話です(笑)。
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昨日の晩、瓶詰めしました(笑)!
Dec 11, 2025 by weblogland |二斗樽4本、しめて一升瓶79本!数字の上では80本なのですが、樽がお酒を吸いますので79本となります(笑)。

助っ人のMさんのご協力を得て無事完了!
でもですね(笑)、終わってから体がバリバリ(笑)。やはり普段しない姿勢を続けたのが原因かな?よく運動などをすると翌日筋肉痛に悩ませられますが、昨日は当日バリバリ(笑)。ちょっと限界を感じました(笑)。

これで後はラベル貼り。暇を見つけてちょこちょこ内職ですね(笑)。今回は瓶詰め業者としてバックラベルを貼りますから、ひと手間増えました(笑)。税務署の酒税官から書き方をじっくりレクチャー。字の大きさまで決まっていると知りビックリ(笑)。『パソコンで書いたら?』と聞かれキッパリ『パソコンありません!』その結果家内の手書きとなりました(笑)。
家内の『マスキュー3大嫌な仕事』が更に嫌になったことは言うまでもありません(笑)。
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ジュド•レ・ザンジュ2025年入荷しました!
Dec 11, 2025 by weblogland |
ちょうど予定通り12月10日に着きました(笑)!
とりあえずホッとしました。さて、どれどれ、まずは色味チェックです。見た目割とあっさりした感じ。作柄の概ねとしては2024年より糖度は高いはず。きっと酸も2024年よりあるかも知れませんね。なんとなく勘が働きます(笑)。まあ、飲むことになりますが、今はちょっとお待ちを。なんてったって我が家のティスティングしかけのボトルがせめて一桁になってからティスティングさせてください。プレッシャーなのでございます(笑)。
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恐るべし!
Dec 09, 2025 by weblogland |恐るべし!
コルナッキアのモンテプルチアーノ•ダブルッツォ『ヴィーニャ•レ•コステ』2019年

11月のマスキュー試飲会にお出しした赤ワイン。11月29日に開けた残りを毎日定点観測(笑)。昨日は12月8日でしたから開けてから丸々10日。
さすがに全体に小さくはなってきましたが(笑)、酸化臭は無し!それなりに楽しめますし、もともとの良さも感じます(笑)。基本閉じた状態なのですが、オーバー20年の生命力を感じました。2019年でもリリースしたてのような紫色(笑)。一体この先どうなるんだ?
20年くらいは寝かせておきたい衝動に駆られました(笑)。熟成の果てを見てみたい!でもその頃に私はいないでしょうからそれは無理かな(笑)?馬鹿な夢をみるのは止めましょうね(笑)。
このワイン、試飲会での売れ方は最下位でしたが(笑)、後からリピートしてくださるお客様もチラホラ(笑)。なんとなくボツボツ売れてます(笑)。どちらかと言うとプロまたはヘビー•ユーザー好みのようですね。
あっ!気が付きました。私もその類(笑)。
このワインを愛して止みません(笑)。
そうそう、それから抜栓後1週間以上経つロシュニョール•フェブリエのヴォルネイVV2022年もとても宜しい(笑)。最初香が溢れ出たためにフワッとした感じ。きっと2022年ヴィンテージは良かったはず。そして日にちを重ねるとヴォルネイらしい重心の低さを感じるようになります。じっくり中からジワジワと芳香が出てくる(笑)。ピンとした液体と香は、威厳と風格を感じます。正銘のクラシック•ブルゴーニュはこうでなくっちゃ(笑)!試飲会に出しても誤解されそうですから、セラー入り決定(笑)!最低5年は待てる方はお買いになった方が賢明かも。でもですね(笑)、5年後までマスキューのセラーに存在はしないはずですので…。悪しからず!
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ワイン選び大変そうですね
Dec 09, 2025 by weblogland |
「マスキューさん!ワイン選び大変そうですね(笑)。試飲会のためにどれだけ飲んでるんですか(笑)?」
私「いつもありがとうございます(笑)。仕事ですから…(笑)。」
「でも単純に試飲会に出るワインは美味しいだけではないようですよね(笑)?」
私「基本的には美味しいワインなのですが(笑)、若すぎたりして硬かったり渋すぎたりすると良いワインでもちょっと試飲会に出すにはためらわれます(笑)。こんな時は試飲会には出さずセラーで寝かせて待つ(笑)。」
「私なんか美味しいか不味いかどちらかの二択(笑)。だから試飲会で飲ませてもらえると助かります。後悔しませんからね(笑)。」
私「そう言っていただけるとありがたいです(笑)。あとTPOもありますからそれに沿えれば幸いです(笑)。」
「何かの記念ヴィンテージと、パーティーで飲むワインって違いますもんね(笑)。そうそう、この間の『幸せになれるワイン』好評でしたよ(笑)。お友達の集まりに手土産で買った赤ワイン。そんなに高くないのに大好評(笑)。お土産は3000円以内ルールがあったので値段を公表するのも楽しみの一つ(笑)。みんな『そんなに安いんだ!』ってね(笑)。えへへ。」
私「ビュルルのサブレはそんな時ベストでございます(笑)。すぐ飲んでもゆっくり飲んでも楽しめます(笑)。」
「あと気になるのがロゼ(笑)。試飲会で出すって聞きましたが、無くなりそう?」
私「年内•年初用なのですが…。多分大丈夫かな?」
「まだ飲んでないけど、美味しい匂いがしますよね(笑)。」
私「バレましたか(笑)?これなのですが、色合いもなかなかかと(笑)。」
「あ~、綺麗な薔薇色!色も美味しそう(笑)。」
私「美味しゅうございます!(笑)」
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司牡丹の二斗樽の浸かり具合をチェック
Dec 09, 2025 by weblogland |
オッケーでした!
いつも通りのバナナ酒(笑)。
二斗樽は浸かり具合が早いのでちょっと気を使います。本当は四斗樽でサクッと浸けたいのですが、四斗樽は作っていない(笑)。あまりにも重いので配送拒否の憂き目(笑)。80kgは超えますからね。
明日は夕方以降暇になってからせっせっと樽詰めです。助っ人のMさんの役割大です(笑)。一人でやると腰が駄目になる(笑)。替わり番こに一樽ずつ詰めると早いし楽です(笑)。
そうそう今回からマスキューお手製のバック•ラベルを貼ります。どうやら当局はインチキな樽詰めを出来なくしたいようです。昔、樽を使い回したり、中身を安い酒に入れ替えて再利用する酒屋が多かったそうで、それを恐れてのこと。でもですね(笑)、そんなことやったのは遠い昔の話。お陰で瓶詰め業者になれました(笑)!
今でも酒蔵が樽酒として販売しているものは大体3回ほど樽を使い回します。それゆえ1回しか使わない樽酒はほとんど流通していません(多分)。
新酒にバナナのフルーツ香が乗った味わいはコレでこそ!高価な樽を1回しか使わないのがグッド(笑)。1年冷蔵庫で熟成したものを楽しむのも一興(笑)。
そうそう気になるお値段、今年もちょっと樽代が値上がりしましたのでお値段1升瓶で3452円税込となります!お許しを!
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今月12月のマスキュー試飲会のトリが決まりましたぁ
Dec 09, 2025 by weblogland |
アルザスのドメーヌ•ウルストのピノ・ノワール•ロゼです(笑)。11月のマスキュー試飲会のサブリミナルです。
とても美味しい!
ですから秘密裏に販売を開始。このワインを好まれる方は大体想像つきますので(笑)、ここは個人攻撃です(笑)。最初試験的に入れた1ケースは完売したので試飲会用に更に確保。←あ~良かったぁ!冷や汗ものでした(笑)。
実はこのワイン、インポーターさんに言わせると都内のレストランがメインターゲット。専門の営業担当者がコツコツ売っていたそうです。しかし、その担当者が病欠。そうなるとインポーターさんは困る。そしてマスキューにも声がかかった訳です。もともとの在庫数が少なくマニアックなワインですから大事に売りたいところです。
もちろん事情と味わいを知っている家内からは、売り過ぎないように厳命(笑)。試飲会の途中で無くなることだけは避けたい思いですから当然と言えば当然。
でもですね(笑)、このワインの味を知った私を止めるものは無い(笑)!
皆さんに是非飲んでいただきたい!
12月のマスキュー試飲会に向けて爆走中でございます(笑)。
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マスキューのカウンターの上
Dec 07, 2025 by weblogland |
カウンター向かって左側のゴールデン•ゾーンはブルゴーニュ!
オジサンことドメーヌ•ギィ•シモンのオートコートドニュイ ピノ・ノワール2022年とオート•コート•ド•ニュイ シャルドネ2022年、そしてドメーヌ•シュミットのコトーブルギニヨン2021年とコスパに優れたブルゴーニュが並んでおります。
なかなか手を出し難くなったブルゴーニュですが、これならばたまには良いかと(笑)。もちろんお値段以上の味わいですからご安心を(笑)!
そしてカウンター右側はマスキューの隠れゾーン(笑)。こっち側は『あっ!そう言えばコレ美味しいんだよね。』と過去の記憶を呼び覚ます作戦(笑)。

今カウンターの上は2プラトン攻撃中でございます(笑)。
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司牡丹の二斗樽4本です(笑)。
Dec 07, 2025 by weblogland |
来たよ!来たよ!
来ましたよ(笑)!
司牡丹の二斗樽4本です(笑)。
藁巻きの本荷ではなく仮巻きですから、あまり大きくは見えませんが、一樽40kgはあるので配送の人は一樽一樽ゆっくり搬入。
私「ありがとうね。ぶつけて割ると厄介だから大変だよね。」
配送の人「そ~なんですよ。割ったらえらいことになる(笑)。あと殺菌瓶が80本ありますからね。」
私「昔、四斗樽の時は大汗かいたなぁ(笑)。しかも鏡開きのセッティングまでした時は参ったよ(笑)。」←完全に酒屋の爺(笑)。
そんなこんなで無事到着!
明日浸かり具合をチェックして火曜日に瓶詰め予定です。瓶詰めのタイミングはその時の気温により一日二日ずれることはありますが、長年の勘で大体大丈夫かな(笑)。瓶詰め時からマスキュー到着までの気温は長期予報で把握出来ますから、瓶詰めタイミングの精度は上がりました。長期予報を睨みながら前もって瓶詰め時を決めることが出来るので楽(笑)。ただし作業はちょっと大変(笑)。これだけは変わりません(笑)。
助っ人のMさん頼りなのです(笑)。
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アルマティオティント久しぶりの入荷です
Dec 07, 2025 by weblogland |
マスキューの愛するスペイン•バルセロナのロシャレルの作る赤ワイン アマルティア•ティントの久しぶりの入荷です。畑の除草にヤギを放牧して役立てるスペイン自然派の嚆矢。
前の扱いは2019年。もちろんとても良く継続したかったのですが今では税込上代が3000円を越えるほど…。そうなるとケチでへそ曲がりなマスキューはビビる(笑)。まあ、今回の2021年は時節柄たまたまラッキーがあり(笑)、再入荷。とても出来栄えは良くお値段以上のワインですからマスキュー試飲会に急遽登場予定となりました(笑)。
このワイン、標高700m以上のマンレウ高原のメルロー(粘土石灰質)メルロー80% 、標高ガルナッチャ15%、シラー5%。更に更にメルロの比率が上がってきています。日本に輸入された10年以上前から扱ってますがメルロの比率は30%→50%→80%とエスカレートしてます(笑)。
発酵は除梗破砕後低温でのプレ•マセラシオン後14日間のアルコール発酵。そしてフレンチオークの樽で6ヶ月熟成して瓶詰め。相変わらず短い醸し、しかもアンリ•ジャイエばりのプレ•マセラシオンもしています(笑)。熟成樽もちょっと変更してハンガリアン•オークからフレンチ•オークの樽で6ヶ月と短くしています。明らかに樽香の影響をより少なくしてますね(笑)。(個人的にはハンガリアン•オークのニュアンス好きだったんだけどなぁ(笑)。)
当主のミチャンさん、メルロの良さに活路を見いだしたようですね(笑)。そのうちメルロ100%のキュヴェをリリースするかも(笑)?
あ~良かったぁ(笑)。
かつてマスキューにご来店された時、メルロを激賞したのがヒントになったのかなぁ(笑)?←自惚れてます(笑)。
『ブルゴーニュのピノ・ノワールに匹敵するポテンシャルがあるし、カン・ラフォルス・デルス・カウスみたいなスターになれますよ!』なんて持ち上げたっけ(笑)。←勝手に真剣に思ってる(笑)。
メルロとは思えない小粒の赤い果実味はあくまでも伸びやかに広がる。ピンとした酸があり一瞬全房発酵してるワインと間違うほど。タンニンの質感•舌触りの美しさ!
うんめぇぇぇ〜←ヤギの鳴き声(笑)。
う~ん。更に良くなっている感(笑)。
ブラインドで飲んでメルロと解る人はなかなかいなさそうです(笑)。ちなみに『安めぐみ』みたいなメルロではございません(安さんゴメンナサイ!)。
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