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意見の対立・・・

Oct 06, 2012 by akiko |
サンプルを取り寄せたり、試飲会に参加したりで マスキューのワインが決まっていくのですが、
時に 店長と どうしても 意見が合わないときがあります。
いいワインだ、美味しいね というのは そんなに大きく相違しないので 
今すぐ 飲めるものに関しては 問題はないのですが、
対立するのは 今はまだ 早いんじゃない というワイン。
数年後美味しくなるぞと言う場合 店長と私の好みが決定的に違うので 困っちゃうんですよね。
端的に言うと私は 酸のつよいワイン(酸っぱい感じのワイン)、堅いワインが好き。
たとえば スキオペッティーノとか カオールとかイルレギーですね。
店長の好みとは 会わないようです。

個々人の好みは どうしてもかえられない。なかなか譲れない一線です。
今日 サンプルで取り寄せたワイン 届きましたので どうなるか・・・。
仕入れもたいへんです。

 

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凄いワインを見つけました!

Oct 05, 2012 by weblogland |
シャトーヌフ・デュ・パフなのですが、ドメーヌ名はシャトー・ファゲェロールと言います。
知ってましたか?
いろいろな文献を見ましたが、見当たらない(笑)。無名の生産者がまだシャトーヌフにもあったんですね(笑)。
スタンダード・キュヴェとトップ・キュヴェの2本をサンプルとして取り寄せたのですが、このトップ・キュヴェが物凄い。まさに壮麗。口の中はオーロラ状態(笑)。
造りは今風で飲みやすくなっていますが、基本的な造りが抜群に良い。とことん尽力して造られています。
うーん。
シャトーヌフ・デュ・パフのトップランナーレベルです。
しかも、驚くほど安い!
あるものですね(笑)。
抜栓後翌日の状態をチェックしてから速攻発注です。明日マスキューに到着予定です。楽しみなのです(笑)。

下世話な例えですが、ポイントを付けると95点くらいつきそうですよ(笑)。

今年一番のキック・インサイドです。

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サンプル頼んじゃいました

Oct 04, 2012 by weblogland |
またサンプル頼んじゃいました(笑)。
しかも、久しぶりにボルドーワインです。
じつはレ・ゾー・ド・ポンテ、あのポンテ・カネのセカンドです。ヴィンテージは1997年。前に扱ったのは1992年でしたっけ。1997年はあまり良い年ではなかったようですが、1992年同様オフの時もそこそこの品質をキープしていることにかけてサンプルを取り寄せることにしました。インポーターさんは1992年より力強いとおっしゃってましたが、やはり実際飲んでみないことには売れません。
うーん。
人の言うことは信用しない訳ではありません(笑)。マスキューにはマスキューのラインナップがありますから、ミスマッチにならないように確認するためです。同じようなワインを並べてもいけませんし、コストパフォーマンスでお客様を裏切る訳にはいきません。
本当は人の言うことだけ聞いてワインが売れれば楽なのですが、つまらなくなります(笑)。
あと他にも3本取り寄せましたから楽しみです。

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エマニュエル・ダルノーのワインは凄かったです

Oct 03, 2012 by weblogland |
やはりエマニュエル・ダルノーのワインは凄かったですね(笑)。

今やフランスではクローズ・エルミタージュのスター扱いのようです。

先日の試飲会でちょっと気がついたことがありましたので調べてみました。

じつはアルコール分が13.5%と無理なく収まっていることです。最近のローヌはアルコール分が14%を越えることがザラですが、ダルノーのワインは妙に収まりが良い(笑)。醗酵槽が開放式のものを使っているはず?開放式を使うと醗酵時に細菌などに汚染されるリスクがあり、長期間にわたる醗酵ではあまり使われなくなっています。管理しやすい密閉式が主流のようです。でも、開放式ですと酸素が供給されることと醗酵時に生じるアルコールが揮発します。このためアルコール分が1%ほど低く抑えられます。
調べるとコンクリート製の開放式醗酵槽でした!
やはり。
除梗した今風の仕上がりのワインですが、基本はクラシックでした。
腑に落ちました(笑)。

ちなみにガントランディの『ヴィサン』は密閉式の醗酵槽でした。

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読書の、ワインの秋

Oct 03, 2012 by akiko |
いつもの年より だいぶ遅れて、彼岸花を見つけた今日。やっと 秋 ですね。
涼しくなったので 読書もはかどるというものです。自宅では小説やら新書を 読んでいますが、
店にいるときは もっぱら ワイン関係の本、雑誌。
過去に勉強した部分も 時間が経ってから 読み直すと 新しい発見があったり、
自分の覚え違いに 気がついたりで、雑誌のバックナンバーも 捨てられません。

最近 気に入っているのが ワイン地図。とくに 等高線がはいったもの。
これが おもしろい!!標高、斜面の向きや傾斜度、平坦面の広さetc。川があれば畑との位置関係。
そんな 情報から 気温や日照時間、どんな品種が適しているのか、栽培がどのくらい困難かとか 
醸造場までどうやって運ぶのかとか、市場に出すとき 出荷しやすいかしらとか・・・。
いろんなことを 想像します。 
地図を見ながら想像していたことが 正しいと後でわかったりすると けっこう楽しくて盛り上がります。
(多くの場合は 見当はずれなんですが・・・)

最近は目が悪くなって地図はことのほか疲れるんですが、 それでも 虫眼鏡片手に ワイン地図。 
やめられません。

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変身しました

Oct 02, 2012 by weblogland |
マス・コレット2008年凄く良くなりました!
あのスペイン モンサンD.O.の赤ワインです。プリオラートを馬蹄形に囲む生産地域です。
マスキューに初入荷した折、エレガントさが目立ちました。プリオラートほどの集中力はないもののキメの細かさが優れた良品として紹介させていただきました。

ところが、変身しました(笑)!

夏を過ぎて、まるで別物。

香りの分量が飛躍的に増したかのよう。複雑で溢れるような味わいはオーバーに言うと、「口の中にオーロラがあるみたい(笑)。」。

うーん。

わからないものですね。これほど凄いとは…。
たしかにプリオラートに通じるスタイルでした。
価格帯から考えると比較的早飲みのワインですが、フランスやイタリアの早飲みとは時間の早さが違いますね(笑)。
初めてスカラ・ディ プリオラート ネグロを飲んだ時のことを思い出しました。早飲みに造られたネグロを飲んで、その頑強さにたじろぎましたっけ。「なんでこれが早飲みなんだ!?(笑)。」もちろん数年後には驚きの味わい。香りのオーロラ(笑)。

このマス・コレット、数年経って落ち着き本領を発揮したネグロに通じる味わいでした。マス・コレット飲むべし!

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土曜日の試飲会のおさらいです(笑)。

Oct 02, 2012 by weblogland |
ガントランディの『ヴィサン』2010年が抜栓してからしばらくするとペパーミントの香りが出てきました。一般にシラー特有な香りとされています。ローヌやニューワールドの濃いワインを飲むとたまに当たる味わいです。
うーん。
ガントランディの『ヴィサン』はグルナッシュ100%のはずです。でも一応インポーターさんに確認しました。
私「もしもし、いつもお世話になります。先週の試飲会で『ヴィサン』を飲みました。とても評判が良かったですよ(笑)。ところで『ヴィサン』はグルナッシュ100%ですよね?」
インポーターさん「はい。グルナッシュ100%です。ただしグルナッシュ100%だとアペラシオンの基準からはみ出るので、シラーが10%入っていると言ってます(笑)。」
私「そうするとあのペパーミントの香りはシラー由来じゃないんですね。」
ローヌなどの南フランスの濃いワイン 例えばカバルデスやシャトーヌフ、エルミタージュ、あとアルゼンチンのカベルネ・ソーヴィニヨン、そうそうシェヴァル・ブランにも感じましたっけ。ワシントンのワインにもありましたね。
ペパーミントの香りは、どうやら特別な品種の特性ではなさそうですね。濃く熟度の高いワインに表出するパターンの香りと考えるべきなんですね。
ようやく確信できました(笑)。ペパーミントの香りはシラーだけに特有の香りではありません。

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圧巻はコドロンキオ

Oct 01, 2012 by akiko |
試飲会 ご参加ありがとうございました。
後半のCDRVヴィサンとクロズ・エルミタージュは まだ ちょっと早かったようで、試飲会の終盤になっても
なかなか ほぐれない・・・。おいしい素晴らしいワインだと 感嘆するものの、どうおいしいのか
うまく 言葉がでてこない。そんな 状態でした。飲み頃って 本当にむずかしいものです。

飲み頃といえば、もう一本。イタリアの白 アルバーナ・ディ・ロマーニャ コドロンキオ2009。
今年の初めに一度お試しいただいていたのですが、とても 美味しくなっていました。
昨日飲んだ状態から 考えるに 年初の状態は まだ 閉じていたんですね~。
過熟気味のブドウから生まれるふっくらとした厚み、コク、粘りは段違いだし、
香りもいっそうクリアで複雑さを増しています。なにより 全体のバランスがすごい!!
アンバランスに突出してしまう部分がなくて、きれいな円形のイメージです。
お客様からも 次々とコメントが発せられて 話が弾みました。
ドイツのベーレンアウスレーゼ、トロッケンベーレンアウスレーゼ 或いは ソーテルヌとの比較。
あわせる 食事、飲むシチュエーションなどなど。楽しい話題ばかり。

いいワインって、いい会話を生みますね~。楽しい試飲会でした。ありがとうございました。

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昨日はご来店ありがとうございました。

Sep 30, 2012 by weblogland |
秋になり皆さんのワインスイッチも入ったようでした(笑)。

まずはイタリア エミリア・ロマーニャの優良生産者モンティチーノ・ロッソの『ピニョレット』と『アルバーナ・ディ・ロマーニャ』の比較からです。

「ピニョレット?初めて飲む葡萄品種ですね。」
「イタリアっていろんな葡萄があるんですね。幾つくらいあるんですか?」
私「人によっては1000種類以上と言う人もいますが、実際ワインとして流通してるものだけでも数百種類はあります。」
「それに比べたら、フランスは少なそうですよね?」
私「はい。もともとフランス、ドイツは葡萄がありませんでした。ローマ人が侵攻する過程でワイン栽培が始まった歴史に由来するかと。」
「ところでこのピコレットでしたっけ(笑)、ピニョレットか。美味しいですね。アルバーナとは全く別物。」
「同じ生産者が造ったとは思えませんよね?」
「うんうん。アルバーナの方はまさにイタリアン。でもピニョレットは落ち着きがあってラテンっぽくない(笑)。」
私「はい。そーなんです。ワイン造りの思想が違うくらい違いますよね。」
家内「ピニョレットはドイツのリースリングのようなほろ苦さがあり、焼き魚に合います。秋刀魚の塩焼きなんかレモン醤油があれば大根はいらない(笑)。」
私「これはマスキュー今シーズン一番の発見です(笑)。」
そして今年1月の試飲会で飲んでいただいた『コドロンキオ』の登場です!
「これって今年の始めの試飲会で飲んだのと同じワインですか?」
私「同じヴィンテージです。」
「えー!こんなに変わるの!?」
「辛口の貴腐ワインだよね。スッゴく複雑。」
私「1月に飲んだ時はもっと酸が強くグレープフルーツの香りも強くアロマチックでした。夏を越して上手く熟成した感です。出来上がってます。」
「セラーに入れていたんですか?」
私「いえ。店の棚です。思った以上に熟成のスピードは早かったです。品種の特性だと思います。」
「どんな料理と合いますか?」
家内「乳脂肪分の高いチーズとは相性が抜群ですよ(笑)。」
私「フォアグラは鉄板ですね。」
「家内の家庭料理じゃ無理ですね(笑)。レストランのしっかりした料理で楽しむか、チーズを舐めながら飲むしかないかな(笑)。」
「さっきピニョレットとアルバーナを飲んで違いにビックリしましたが、『コドロンキオ』を飲んでまたビックリ。この3本同じ生産者が造ったとは思えない(笑)。」
「『コドロンキオ』大豆っぽさがありませんか?穀物っぽさがありますよね。あと木の実。」
「湯葉?」
私「ケーキのモンブランみたい(笑)?」
「クリームのしっかりした上等なケーキ食べながら飲んだら美味しいかも?」
熟成することの意味が解ったような気がしました。

さて、これより後半戦の赤ワインです。最後の2本がかなり強力なので、舌慣らしをかねてまず1本。イタリア ピエモンテのバルベラ 『モンティ』2010年から始めます。
「イチゴやチェリー、フランボアーズみたいな香りがしますね。土臭さがイイな(笑)。」
「瓶のデザインはオシャレなラテンだけど、味わいは田舎っぽい(笑)。」
「泥臭いピノ・ノアール(笑)。」
「フレッシュ。軽いけど薄くない(笑)。」
私「バランスの良い上質さがあるかと。飛び抜けてはいませんが(笑)。」
「ちょっと濃いボジョレーみたい(笑)?」
私「そうですね。味わいの印象はクリュ・ボジョレークラスですか。」
「僕が最初にマスキューさんで買ったワインに似てる。えーと。有機栽培の…」
家内「たしか、モンテプルチアーノ・ダブルッツォ!(笑)」
私「あのワインと似てます(笑)。」

これより2010年ローヌの大物の登場です(笑)。
まずはガントランディの渾身のグルナッシュ『ヴィサン』です。
「うーん。緻密だなぁ。まだ若いに違いないけど、飲めるね(笑)。グルナッシュの味がする。」
「うん。うん。プラムや杏。赤い果実の香りがイイね。」
「可愛い酸っぱさがイイ。ボリュームもあるしただ者じゃないな。」
私「このワイン『ヴィサン』村で造られてますが、ローヌ・ヴィラージュ最良の村と言われてます。通常のグルナッシュは濃くつくると黒っぽくなったり妙に甘くなりがちですが、ここの村で造られるグルナッシュはどうも違うようです。」
家内「ハーブや石のミネラルを強く感じます。スパイシーさもありますね。」
「酸もしっかりあるね。」
「なんでこんなに濃いのに飲みやすいのですか?」
私「除梗することで硬いタンニンを入れないからかと?」
「除梗って?」
私「醗酵の際、葡萄の粒だけで醗酵させることです。」
「房ごとじゃないってことですね。」
私「今風な造りなんですが、このワインは個性がしっかりしているかと。」
さてクローズ・エルミタージュのニュー・スター エマニュエル・ダルノーです。
「うわっ!もの凄い!」
「香りがもうみっちりしてる(笑)。ワインももの凄い密度のある液体(笑)。」
「若いのは『ヴィサン』同様だけど、舌触りも同様意地悪じゃないよね。これも除梗してるからかな?」
私「そうかと。」
「舌の上にピラミッドが載ってるみたい。味を上手く表現できない(笑)。」
「いつになったら果実味が、はっきりするのかな?」
私「抜栓して3時間たちますが、変化ありません(笑)。解るのは壮麗さのみ(笑)。」
私「液体濃度は完全にエルミタージュですね。これ以上濃く出来ないレベルです。1本の葡萄樹からハーフボトル1本分しか造ってないはずです。」
「どのくらいもつのでしょうか?」
私「解りません(笑)。でも5年後、10年後に飲んで確かめたいですね。でも15年後は私はいないかもしれないので10年先くらいにしておきます(笑)。」
ところで皆さん問題です(笑)。『ヴィサン』とクローズ・エルミタージュのどちらがアルコール分が高いと思いますか?
「うーん。濃さからするとクローズ・エルミタージュの方だからこっちかな。」
「『ヴィサン』はバランスが良く溶け込みがイイからアルコール分をあまり感じないよね。」
それでは正解です。
『ヴィサン』は15%、クローズ・エルミタージュは13.5%でした。
ワインはその土地土地に合った仕上がりになるということです。単にアルコール分が高ければ良い訳ではないのです。
ですからクローズ・エルミタージュはおそらくこのくらいのアルコール分で仕上がるのがベスト。『ヴィサン』は15%の高いアルコール分でも大丈夫ということだと思います。勉強になりました。

昨日はありがとうございました。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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1本増やして6本で行います。

Sep 28, 2012 by weblogland |
さあ、明日はマスキューの試飲会です!

1本増やして6本で行います。皆さんの顔が目に浮かびますね(笑)。
最初の白3連発はなかなか興味深いかと。モンティチーノ・ロッソの力量と品種の違いがハッキリ出るはずです。とは言え、私も一度に3本比べたことはありませんから、私自身楽しみです。圧巻の『コドロンキオ』は、やはり真夏ではなく、涼しくなってから飲むべきかと?
あとバルベラは瓶がカッコイイですよ(笑)。味わいはクラシックなんですが(笑)。生産者のヴィッラ・スパリーナはガヴィの有名生産者。赤を造っているのを知りませんでした。
そして2010年のローヌ!
力比べですかね。
まだ、若いのですが、若いなりに飲めるようにはなっているはず。この先どのくらいもつのでしょうね?2010年はかなり良いですよ(笑)。コート・デュ・ローヌの2010年より、収穫の遅い上のランクは凄いことになってます。

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今日も秋らしい一日でしたね。

Sep 27, 2012 by weblogland |
日が落ちると半袖だと寒いくらいです。だいぶ日も短くなり、秋深まるの感ですね(笑)。

ここのところローヌのワインをサンプルで取り寄せています。だいたい2010年のものが多いのですが。2010年は良いですね(笑)。2009を凌ぐかもしれませんね。2010年は生育が遅れた分収穫も遅れましたから、秋になってから収穫されてます。その分、糖度が高く2009年より大物感がありますね。昨日シャトー・ヌフ・デュ・パフを飲みましたが、かなり良かったです(笑)。もちろん生産者によるバラツキはありますが、息が止まりそうな驚くべき出来栄えでした。
うーん。
ローヌは2008年以外ずっと良いヴィンテージが続いていますから、2010年は狙い目ですね。2009年も出来が良くかなり煽りましたから、2010年はそんなに煽れない事情があります(笑)。2009年より高いスコアは付けられない(笑)。
ただ生産量は少ないようですから、知る人ぞ知るヴィンテージになりそうです。

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天気が気になります

Sep 27, 2012 by akiko |
このところ 不安定な天気ですね~。大雨が降ったり、寒暖差が大きかったり。
土曜日の天気はどうなんでしょうか。試飲会ですから 雨だけは降らないでほしいものです。

試飲会のラインナップ、やっと決まりました。
前半は イタリアの白3本。ファットリア・モンテチーノ・ロッソがつくる3種を飲み比べです。
後半の赤は イタリアのバルベラ・デル・モンフェッラートとフランス ローヌ地方の2種。
クロズ・エルミタージュとCDRVヴィサンに バルベラでは 
ちょっと 印象が弱くなっちゃうかなとも 思いますが、
ヴィッラ・スパリナのつくる 余計な飾り付けのない 率直な素直な味わいは好感がもてるはず。
私 けっこう 気に入っています。

ところで、バルベラの原産地呼称 覚えにくいですね~。バルベラ・ダルバに バルベラ・ダスティ、
そして バルベラ・デル・モンフェッラート さらに バルベラ・デル・モンフェッラート スペリオーレ。
自分の村の 誇るべきワイン、他と一緒には出来ないぜっ という 迫力を感じます。
イタリアワインの面白さであり 覚えにくさ、ですよね。

お時間ありましたら、マスキュー試飲会に ぜひ ご参加ください。

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最期の最期まで悩みます

Sep 26, 2012 by weblogland |
今週の土曜日はマスキューの試飲会です。
一応ラインナップも決まり、ホームページでお知らせしました。

でも、何かが足りない!
家内と話しました。

家内「やっぱり赤1本入れようよ。白3本、赤2本だとバランス悪いよね。」
私「そーだよね。赤は両方ともヘビー級だしね。ちょっと飲みやすい赤ワインを1本入れたいよね。何が良いかな?」
家内「新しく入ってきたバルベラ・ダルバはどうかな?」
私「いいねぇ。瓶もオシャレだし。味わいもしっかりしててレベル高いよね。」
家内「トロイアなんかも今ようやく飲み頃で美味しいよね。」
私「この間飲んでビックリしたよね!リキュールっぽさが出ていたよね。」
家内「トロイアって若くても飲めるけど、熟成すると本領発揮だよね。」
うーん。
悩みます。
どっちが良いかな?
いずれにせよ、29日の試飲会では赤ワインが1本増えて3本、全部で6本出します!

最期の最期まで悩みます(笑)。

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納得いくものを出すプライドは大事です

Sep 26, 2012 by weblogland |
いきなり秋になっちゃいましたね。
今日あるレストランのソムリエさんと話しをしました。
私「ようやく秋になりましたね。今、何が美味しいですか?」
ソムリエ氏「それがちょっと困ってるんですよ。秋用のメニューに書き換えたいんですが、まだ良い食材が入らないんですよ。」
私「やはり残暑の影響ですか?」
ソムリエ氏「キノコや栗なんかまだ良くないんですよ。残暑が長いとダメですね。」
私「涼しさがある程度続かないと生育に影響するんですね。魚はどうですか?」
ソムリエ氏「秋刀魚なんかは良いのがでてますが、あまりパッとしません。」
私「海水温がまだ高いからですかね?」
ソムリエ氏「うーん。そうかもしれませんね。いずれにせよ美味しい秋の味覚を味わうには、まだ時間がかかりそうです。」
料理を造る前からメニューは変えられませんから、大変ですね。でも、納得いくものを出すプライドは大事です。譲れないことですね。見習わなくては!

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日本ソムリエ協会の資格二次試験

Sep 24, 2012 by weblogland |
今日は日本ソムリエ協会の資格二次試験でしたね。もう、終わってますか。

二次試験どうでしたか?
パーフェクトの方、ちょっと自信のない方、いろいろでしょうが、とりあえずお疲れ様でした。結果はどうあれ、挑んだことに拍手です。ここで、「落ちても受かるまでやるしかない!」と固い決意が出来たら一流です。特にサービスで身を立てようとソムリエ試験に挑んだ方は、このくらいのファイトが必要です。お客様の心に届くサービスは試験より難しいからです。
試験の結果発表は10日後くらいだと聞きました。この間は試験の事は忘れてリフレッシュしてください(笑)。10日後からリスタートでも、恥ずかしいことではありません。かえってレベルアップが出来ると考えてください。
受かった方は、更なる精進が必要となります。

お疲れ様でした!

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9月29日マスキューの店内試飲会ラインナップ

Sep 24, 2012 by weblogland |
今月9月29日(土曜日)、マスキューの店内試飲会のラインナップが決まりました。

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まずはマスキュー定番のイタリアの白。エミリア・ロマーニャの優良生産者モンティチーノ・ロッソの新製品のお披露目です。
『ピニョレット種』を使った経験したことのない味わいをお試しください。定番のアルバーナ・ディ・ロマーニャと比べると、これが面白い(笑)。
〇ピニョレット 2011年 ファットリア・デル・モンティチーノ・ロッソ イタリア エミリア・ロマーニャ 白 ピニョレット・コッリ・ディ・イモラD.O.C.750ml 1240円税込み
焼いた秋刀魚に合わせると抜群の相性。マスキュー本年度の大発見です!

アルバーナ・ディ・ロマーニャ 2011年 ファットリア・モンティチーノ・ロッソ イタリア エミリア・ロマーニャD.O.C.G.白 750ml 1240円税込み

ものはついでですからモンテチーノ・ロッソの最上級銘柄の『コドロンキオ』も開けちゃいましょう!秋にこってりした白はうってつけです(笑)。
〇『コドロンキオ』2009年 アルバーナ・ディ・ロマーニャ ファットリア・モンティチーノ・ロッソ イタリア エミリア・ロマーニャD.O.C.G.白 750ml 2250円税込み

これでエミリア・ロマーニャ コンプリート(笑)?

さて、後半戦の赤ワインです。ようやく2010年の大物がリリースされはじめました。2010年は開花が遅れ収穫も遅くなりました。このため凝縮感のあるワインが出来たようです。

我が愛するグルナッシュ・マスター ガントランディの2010はいかに?
ヴィサン 2010年 ヴィエイユ・ヴィーニュ ドメーヌ・ラ・ガントランディ フランス 赤 コート・デュ・ローヌ ヴィラージュA.C.750ml 2445円税込み

そして、驚愕のクローズ・エルミタージュ
クローズ・エルミタージュ キュヴェ レ・トロア・シェーヌ 2010ドメーヌ・エマニュエル・ダルノー フランス ローヌ 750ml 3380円税込み

完全な力比べ(笑)。
品種を考えるとシラーの方に軍配は上がるかな?
ましてやエマニュ・エルダルノーのクローズ・エルミタージュはエルミタージュの出来栄えです。
凄いことになっているはず。

皆様のご来店お待ち申し上げます。

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マコンのガメイで面白いワインを見つけました

Sep 23, 2012 by weblogland |
来週の土曜日29日はマスキューの店内試飲会です。

本来なら今日あたり試飲会に出すワインのラインナップをホームページにアップしなくてはいけません。でも、この期に及んでまだサンプルを取り寄せたりしてますので、今しばらくお待ちくださいね(笑)。

じつはマコンのガメイで面白いワインを見つけました。アンドレ・ボノーヌのワインです。珍しいですよね。白は有名ですが、ガメイの赤も造っていたんですね。なんでもお孫さんが造ったとか(笑)。これだけで話題性ありますね。

でもマスキューは、マコンやシャロネーズの石灰岩質の土壌で、真面目に造ったガメイの良さを知っています(笑)。まるで上品なピノ・ノアールのようになります。(熟成・変化は早いですが。)

あのマルセル・ラピエールなんかのスタイルです。

期待しているのです。

価格も手頃なので、思わずサンプルを取り寄せちゃいました(笑)。

早速今晩飲みます。試飲会の時出てなかったら、胸中ご理解くださいませ(笑)。

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ぶっちぎりのハイ・コストパフォーマンス。円高の恩恵極まれりの感です。

Sep 21, 2012 by weblogland |
エル・マセットノヴェラム・シャルドネ好評です(笑)。
南フランスの我が愛するドメーヌ・ラファージュのスタンダード・クラスの赤と白です。
マスキューでは日本に輸入されてからずっと扱っている定番ワインです。

でも、何で急に人気が出たか?

実は安くなったからです(笑)。

まずエル・マセットが先行して値下がりまして、その後ノヴィラム・シャルドネが値下がりして、同じ1155円となりました。マスキューでは在庫の関係でノヴェラム・シャルドネの値下がりがちょっと遅れましたが、先日ようやく価格を下げることができました。この価格になると最強ですね(笑)。同じクラスですと、ぶっちぎりのハイ・コストパフォーマンス。円高の恩恵極まれりの感です。
今日エル・マセットとノヴェラム・シャルドネの大ファンのM先生からお褒めの言葉をいただきました。
値下げは私の性ではありませんが、褒められると嬉しいものです(笑)。
良いことがありました(笑)。

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ソムリエ試験の実技練習しちゃいました

Sep 20, 2012 by weblogland |
昨日は久しぶりに練習しちゃいました(笑)!

何を?って。

ソムリエ試験の実技です(笑)。

パニエ抜栓はやはり難しいですね。キャップシールを切る時は力入りますね。コルクを抜栓する時は冷や汗かきました(笑)。
実は、私は左利きなのです。
バーテンダーだと右利きに矯正しないとダメですが、ソムリエは取り合えず大丈夫かな?左利き用のソムリエナイフも売っているようですし、ヨーロッパでは右利きも左利きも気にしないようです。
でも、私は左利きで右利き用のソムリエナイフを使いますから、やはり不格好に見えると思います。ですから人前で抜栓するのは苦手です。
とは言え、試験は一応合格しましたから、合否の判定に左利きはマイナスにはならないかと。正確にサービスすれば良い訳ですから、シャイな左利き受験者は気にしない方が良いです。
左利きも右利きも頑張れ!

ちなみに私のツムジは左巻きでもあります(笑)。

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猛者がいました!

Sep 19, 2012 by weblogland |
マスキューのお客様は海外旅行を趣味にされている方がかなりおられますが、先日マディラ島に行かれた方がお見えになりました。
お客様「どうも、ご無沙汰しております。こないだマディラ島に行ってきました(笑)。」
私「えっー!マディラってポルトガルのマディラですか!?」
お客様「へへへ。そーです(笑)。」
家内「マディラ島に行った人に初めて会いました(笑)。行くの大変じゃなかったですか?」
私「日本の旅行会社にそんなツアーはありませんよね?」
お客様「リスボンから飛行機で行きました。チケット買えば良いだけですから(笑)。」
私「それにしてもレアですよね(笑)。普通は行かない(笑)。」
お客様「そう思うと行きたくなる(笑)。自然と景色は素晴らしかったですよ。」
うーん。
それにしてもよくぞマディラ島に行かれました!それも全行程1週間の旅ですから、マディラ島にだけ行ったようなものです。
ツワモノです(笑)。

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日本ソムリエ協会の資格二次試験、私から二次試験の予想を…。

Sep 18, 2012 by weblogland |
来週の月曜日は日本ソムリエ協会の資格二次試験です。
皆さん準備万端ですか?ソムリエ、ワインアドバイザー、ワインエキスパート受ける資格は違いますが大体同じようなものです。

この期に及んで、余計なことかも知れませんが、私から二次試験の予想を…。皆さんを迷わすつもりはありませんから、聞き流すだけで構いません(笑)。

まずテイスティングに出るワインはほとんどが2008年ヴィンテージだと思います。中に一つくらい古いヴィンテージが入る可能性はありますが、それは飲んで明らかにマディラ香がするワインだと思います(笑)。
理由は簡単。売れ残ったヴィンテージだからです。二次試験ですから多量の本数が必要ですし、予算も抑えたい。ここら辺が選考のミソです(笑)。

あと、これは私の勝手な予想ですが、アルゼンチンのトロンテスあたりが出そうな気がします。ゲヴェルツトラミネールみたいなワインなのですが、ここのところニューワールドで流行っています。価格も安く、試験に出題するにはうってつけかと。

あと、何だかわからないまずいワインが出たら、日本産に〇を付けましょう。これが確率が高いかと。

以上、お役に立てれば幸いです。
ご健闘をお祈り申し上げます!

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セールストークに・・・

Sep 18, 2012 by akiko |
このところ 店にも自宅にも よく セールスの電話がかかってきます。
証券会社、墓地案内、住宅案内、電気料金が安くなる機械(なんじゃそれ)、コピー機のリース会社等々。

あくまで自然で親しげなんで、あれ どこかでお会いした人かしら?ワインの輸入元さんだったっけ?
聞いた事のない社名だけど  と つい相手になっちゃうと もう大変。
立て板に水の 途切れることのないセールストークが始まってしまいます。
あまりに よどみなくしゃべっているので どのタイミングで断るか 非常にむずかしい。いらっとします。
これも仕事なんだから あんまり失礼なことしたくないけど、仕方ないので 
ちょっと忙しいのでと 電話を切ると 翌日 同じ人からまた電話が・・・。困ってしまいます。

商売をやる以上 セールストークは絶対必要ですが、押し付けにならないように、
よくお客様の要望を お聞きして・・・と 思います。

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ワインの確認で忙しい

Sep 18, 2012 by weblogland |
まだ暑いですね(笑)。

この時期はちょっと忙しいのです。商売繁盛で忙しいのではなく、ワインの確認で忙しいのです。
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春から夏前に入荷したワインの味わいの確認です。2009年や2010年は夏を越してから調子が出てきます。経験的なことなのですが、実際にどんな風に良くなったか確認します。ワインの熟成のスピードを知ることも大事なのです。そのワインの生命力を測り推測することなのです。この作業を繰り返すうちに夏場の保存法やワインの変わり方、どんなワインが良くなるか、はたまたどんなワインがダメなのか(笑)、経験値を蓄積します。
「こりゃダメだな。まずいな。」 などと思ったワインが素晴らしくなったり、思わぬ発見がいつもあります。傾向はだいたいわかりますが、実際に100%予想はつきません。
これってかなり楽しい作業です。好奇心を十分満たしてくれます(笑)。でもさらに謎が深まることも…。
ワインの世界は奥が深いのです。

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不思議だけど旨いよね

Sep 17, 2012 by weblogland |
今日は降ったりやんだり、蒸し暑かったですね。無茶苦茶暑い訳ではありませんでしたから、まあ良しとしますか(笑)。

ところで昨晩はスポンサ・ヴェロネーゼ2009年を飲みました。旨いですね(笑)。抜栓したあとも崩れません。構造がしっかりしていることは驚きです。何たってアマローネしたカベルネ・ソーヴィニヨンをアッサンブラージュしているのに、全体のまとまりの良さは信じられません。
塩梅が良いとしか表現できません(笑)。
家では家内ともどもハマッてまして、
「不思議だけど旨いよね。」
「アマローネっていわゆる濃縮果汁を造る訳だけど、濃縮果汁器を使ったワインとは一味違うよね。」
「明瞭さがイイんだよね。」
「技法としても自然だし、この辺は無理のない理由かな?」
「日本でもやればかなり有効なんじゃないかな?」
「川沿いにアマローネ用の小屋を造れば、原産地の呼称にも繋がりそうだしね。」
夢は膨らみます(笑)。

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トロイア抜群に旨くなってます!

Sep 15, 2012 by weblogland |
トロイア抜群に旨くなってます!

マスキューの定番、イタリア プーリアの赤ワインですが、皆さんお馴染みかと。2007年にヴィンテージが変わってラベルもイタリアらしくかっこよくなりました。このワイン春にきたばかりで飲んだ印象より遥かに良くなりました(笑)。もちろん時間が経って落ち着いたということなのですが、こんなに良くなるとは!驚きでした。
まず前からの欠点だった雑味がなくなってます。欠点というのは言い過ぎかもしれませんが、雑味とともにぶっきらぼうな感じもなくなってます。
あと味わいにクリアさが増しました。リキュールのような濃密さが果実にあるべき果実味や熟成香と相まって凄いことになってます(笑)。
一線を越えましたね。
グレートワインの領域に入ってます。
一般にプーリアのワインは濃くて旨くて安いの三拍子が揃ってますが、このワインの旨さは価格との相対領域を離脱した旨さです(笑)。心に届く味わいなのです。
風の便りではトロイアに下級銘柄が出来たとか。どうやら真剣にスターを目指してるようです。
トスカーナに遅れること20年以上ですが、出来るはずです。
頑張れディオメーデ!

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よく造ったものだと感心しました

Sep 15, 2012 by weblogland |
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空がだいぶ高くなってきましたね。このまま涼しくなってくれるとありがたいです(笑)。

ところで先日エマニュエル・ダルノーのクローズ・エルミタージュが2010年に代わりました。イレギュラーのないヴィンテージらしくたたずまいはエルミタージュ(笑)。

まあ、よく造ったものだと感心しました。アペラシオンや生産者のネーム・ヴァリューの格を飛び越えてますね。ヴィンテージによるばらつきはありますが、常に最善を尽くす姿勢は立派!2001年がファースト・リリースですから、このまま行けばこの先スターダムに上り詰めること間違いないですね。いつ彼がエルミタージュの畑を手に入れるか楽しみです。そのあかつきには巨匠となるのでしょうね(笑)。

人生先のことはわからないモノですが、努力が報われる姿は純粋に喝采を贈りたくなります。そうなったらそうなったで、高くて手が出なくなっているとは思いますが(笑)。10年後に「あの頃のエマニュエル・ダルノーはね…。」なんて言ってみたくなる生産者なのです(笑)。

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相変わらず暑いですね

Sep 13, 2012 by weblogland |
もうすぐお彼岸ですが、相変わらず暑いですね。

先日ヘレラーのグリューナー・ヴェリトリーナーを飲みました。オーストリアの白ワインです。1リットル瓶のお得なワインです(笑)。
暑い中ラーメンを食べながら、グビッグビッ、水代わりに飲みました。もちろんラーメンには白胡椒をたっぷり振り掛けました。
グリューナー・ヴェリトリーナーは後味にぴりっと辛いニュアンスがあり、まさに白胡椒。絶妙のマリアージュをします。
いやー、旨かったです(笑)!大汗かいた甲斐がありました。満足しました(笑)。

あと気が付いたのですが、ラーメンは塩か醤油味が良いようです。ワイン自体がくどくなく、動物性の脂より植物性の油の方が相性が良いようです。豚骨などの濃厚なコラーゲンたっぷりのスープだと、ワインが負けてしまいます。

暑さには暑さをもって制す?

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復習中です

Sep 13, 2012 by akiko |
暑くなる前に仕入れたワインを いくつか 試飲しなおしています。
数ヶ月経つと 酒質が落ち着くのか、味わいが仕入れ時と変わっている場合があるし、
涼しくなったら どんなおつまみに合わせるかというのも 知りたいし。

そんななかで いいなぁ と思ったのが、スペインワインのヘクラ2009でした。
がっつりと力を感じる濃いワインで、でも バランスに優れて飲み飽きしない赤ワインです。
今回飲んでみて 一番変わったのは ふっくらとした丸みを強く感じるようになったことと、
舌触りが とても心地よくなっていたこと。
飲みなおした今だから言えることですが、以前の状態は ちょっと乱暴だったんですね。
濃いパワーのある味わいで、かつ 非常に優しい さらに いいバランスになっています。
煮込み料理にもいけるし、牛肉をただ 焼いただけなんていうのにも合う。

この秋冬 大活躍しそうなワインです。

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当たり前のことが出来て良かったと思いました

Sep 13, 2012 by weblogland |
今日はお悔やみに行ってきました。
学生の頃から付き合いのあったK君のお母さんが亡くなったと、たまたま知り合いから聞き、連絡しました。
私「もしもし、K君?じつはお母さん亡くなったって聞いたんだけど…」
K君「近い親戚以外誰にも言わなかったんだけど…。誰に聞いたの(笑)。まあ、家族だけで葬儀はしたんだ。」
私「僕もそうだった。まあ、お母さんのこと知ってるし、お線香あげに行ってもイイかな?」
K君「ありがとう。」
こんな訳でK君のところに伺いました。
K君「わざわざ、ありがとうね。」
私「いやいや。大変だったね。」
などと通り一辺の話ししかしませんでしたが、彼の「ありがとう。」の一言を聞いて、お邪魔して良かったと思いました。親の死は誰もが通ることですが、学生時代にお世話になったK君のお母さんの死を、一緒に悼めて良かったと心底思いました。センチメンタルな気持ちではなく、当たり前のことが出来て良かったと思いました。

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特殊なテロワールかテクニックか?

Sep 11, 2012 by weblogland |
うーん。
不思議です。
先日入荷したエスピエのジゴンダスです。
ジゴンダスはグルナッシュの比率の高いアペラシオンです。ワインも糖度が上がるグルナッシュらしいパワフルなものが多いですよね。例えばサン・コムやサンタ・デュックなんか典型ですよね。あまりに濃すぎて色も味わいも真っ黒ですが(笑)。
でもエスピエのワインってピノ・ノアールみたいなんですよね
なんで?不思議なのです。
北ローヌの大物のシラーでピノ・ノアールっぽいワインがありますが、シラーって基本的にピノ・ノアールのベリーっぽさがありますから、まだ理解できます。
でもグルナッシュがピノ・ノアールっぽいなんて…。
特殊なテロワールかテクニックか?
両方に由来してるような気がします。
いずれにせよ。もう少し他のジゴンダスを飲んで勉強します。冷静に考えないと、サン・コムやサンタ・デュックのワインがアペラシオンの傍系であったりしますからね(笑)。

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