Written on 2025 09
Sep 30, 2025 by
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先日のマスキュー試飲会でご好評いただいた
○❴ 限定品❵
フット•ヒルズ•シャルドネ ドメーヌ•ザフェイラキス 2021 ギリシャ 白 P.G.I.ティルナボス 750ml 2480円税込
我々売るのに忙しく、しかも寄る年波で目がよく見えない(笑)。ちょっと加工デザインされたお洒落で高級な重量瓶としか見ていませんでしたが、実はドメーヌ名とシンボルの風車が型どられておりました!クティーマ ザフェイラキス の表記の上にシンボリックな風車 う~ん。お金のかけようからしても勝負してますね(笑)。気合が入っている!ラベルの絵にも風車のようなものがあるようでないようで…。
気づかなかった!ゴメンナサイ。
それとキャップシールの真上に風車のデザインもある!
いかんいかん、見逃しておりました!
生産者からすると中身のワインだけでなくパッケージすべてに意味がある。大変失礼しました!
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Sep 30, 2025 by
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10月1日より12月31日まで年内一杯『横浜市商店街広域プレミアム商品券』の扱いが始まります!
商店街のお付き合いでマスキューもちゃっかり便乗(笑)。10000円分の商品券を買うと12000円分のお買い物が出来るというもの。ただし4000円分は小規模店舗枠となります。マスキューは言わずとしれた小規模店舗ですからその枠を含めて利用可となります。
ですからマスキューでワイン6000円ご購入の際は、小規模店舗枠の4000円でお支払いいただき残りの2000円分は共通券枠でお支払いいただきます。尚、共通券枠のみで6000円ご購入いただいても結構です。
ただしタバコのお支払いでのご利用はご遠慮くださいませ。
あ~、ついていくのがやっとこさでございます(笑)。
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Sep 29, 2025 by
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○
エチケタ・ヴェルデ 2023年 アグロ・デ・バザン スペイン 白 リアス・バイシャスD.O. 750ml 3582円税込
「私このリアス•バイシャス好きなんですよ(笑)。マスキューさんのお勧めで飲んでハマりました(笑)。試飲会では初登場でしたっけ(笑)?」
私「そ~なんです。出そうと思うと数が無かったりでなかなか出せませんでした。」
家内「この下のキュヴェ『コントラ•プント』は以前お出しして大好評でしたが、『コントラ•プント』が高くなりこの『エチケタ・ヴェルデ』と値段がさほど変わらなくなりました。それではいっそのこと頂上作戦ということになりました(笑)。」
「リアス•バイシャスも高くなりましたよね(笑)。まあ、ご時世かな(笑)。」
「一時期めちゃくちゃ流行りましたしね(笑)。」
「でもコレがベストですよね(笑)。コレを買うと料理を自分で考えないと収まりがつかない(笑)。つまらない食材では納得いかないんですよね(笑)。」
「あ~、美味しい(笑)!文句が出ない(笑)。陶酔する(笑)。」
「酸がバッチリ入っているけど目立たない。たっぷりしたボディーに包みこまれる(笑)。」
「そうそう。マスキューさんが決定版と言うのも頷ける(笑)。」
「柑橘系の香り…、粘りのある舌触り…、旨味の広がりと分量が圧巻(笑)。」
「圧巻なんだけどとても飲みやすい(笑)。バランスが良くて品が良い(笑)。高度なんだろうなぁ(笑)。」
「朝からゆっくりコレを飲んでいたい(笑)。貴族的(笑)。それ以上の贅沢はない(笑)。バチが当たるかも(笑)?」
「体にすべてが染み込む(笑)!」
「一つ前のギリシャのシャルドネと変わらない強さ。酸だけでも同じようなパワーがあるんだけど、それ以上に飲みやすい不思議(笑)。」
「日本人向きだよね(笑)。出汁っぽいし…。ワカメの酢の物飲みたい!」
私「新潟柏崎の『岩モズク』食べたくなるんですよね(笑)。」
「魚介類が必須なワインですよね(笑)。う~ん。しっかり出汁を取った湯豆腐…、茶碗蒸しも良いかも(笑)。」
家内「新樽熟成したりするリアス•バイシャスも見かけますが、やはり木樽を使わないシンプルなスタイルがベストかと(笑)。」
「リアス•バイシャスって棚仕立てだから畑の写真を見ると日本みたいなんですよね(笑)。味わいも日本人好みだし(笑)。」
私「降雨量も年間1000mm越えるほどですから、日本でも良いアルバリーニョ出来そうなんですが…。」
「日本だと収量が多いのかな?水っぽいアルバリーニョなんですよね。」
家内「『エチケタ・ヴェルデ』は真ん中の最も良いエリアのようです。他と比べると、凝縮感が桁外れです。」
●❴限定品❵
ロゼット ウヴァ•ロンガネージ 2023年 テッレ・チェヴィコ イタリア エミーリア・ロマーニャ ルビコーネI.G.T. 赤 750ml 895円税込 スクリュー•キャップ
「あれ?いきなりお安い赤ワインですかぁ(笑)。しかも特売品?」
私「インポーターさんが輸入中止するとのことでこのような運びとなりました。」
「う~ん。普通な味わい(笑)。でもこの価格ではあり得ない(笑)。」
「うんうん。普通に飲める。不味くない(笑)。ゴメンナサイ(笑)。普通にちゃんと飲める。安酒ではないよね。ちゃんとしてる(笑)。」
「薄すぎず、軽すぎず、重すぎず、飲みやすい(笑)。ミィディアムとしては十分役割を果たしている(笑)。」
「ところでセパージュは何ですか?飲んだ感じメルロでもないし、サンジョヴェーゼでもなさそうだし(笑)…、割と硬質ですよね。」
家内「ウヴァ•ロンガネージです。初めて飲みました(笑)。チェビコのメンバーのロンガネージさんが見つけた品種だそうです。『ロンガネージさんの葡萄』と表記されてます(笑)。忘れ去られた品種のようです。」
私「ほぼ野生化していた品種を今風の仕立てで再興したようです。私も聞いたことがない品種です(笑)。」
「イタリアって数千種類の品種があるって聞くけど、いまだに未知の葡萄があるのですね(笑)。」
「たしかにしっかりしてはいるけど華はない(笑)。単一よりもブレンド向きなのかな?ガッチリ感を活かせそう(笑)。」
「このくらいの価格帯のワインって、酸っぱかったり甘すぎたりするんだけど、コレちゃんとワインしてますよね(笑)。今時珍しい(笑)。」
家内「開けたては無愛想でちょっと硬いのですが、翌日は甘さが増して良くなって来ます(笑)。」
「なるほど!ジャムっぽさもあるよね(笑)。」
「サンザシみたいな赤い香りがしますね(笑)。」
「翌日も良くなる(笑)。この価格帯では異例ですな(笑)。もともとスローな品種なんですね。」
「キャッチーな品種ではないですよね(笑)。」
「だから逆に飲み飽きしないかも(笑)。」
「マスキューさん!以前似たようなラベルのワインありましたよね?」
私「えへへ(笑)。白のファモーゾです。このチェビコは地場品種の扱いに長けています(笑)。」
「ファモーゾ美味しかったよね(笑)!」
「今回はファモーゾはないのですか?」
私「前回の2022年ヴィンテージと比べると趣がちょっと違ったので今回は赤のウヴァ•ロンガネージにしました。」
「店長!ウヴァ•ロンガネージはとてもコスパの良いワインなのですが、前後にグレート•ワイン
に挟まれていてどうなることかと心配してましたよ(笑)。」
「そうそう(笑)。普通どう考えてもこの並びは理不尽(笑)。ウヴァ•ロンガネージが可哀想(笑)。でも違和感無いんですよね。逆にリセット出来る(笑)。」
私「えへへ(笑)、でしょ(笑)。」
●❴限定品❵
リオニムナ 2019年 ドメーヌ•ザフェイラキス ギリシャ 赤 P.G.I.ティルナボス 750ml 2981円税込
「店長!ブログ見ると品種名であたふたしてましたよ(笑)!」
私「そ~なんです(笑)。ローマ字読みで読めるのですが全く頭に入りません(笑)。皆さん!リ•オ•ニ•ナ•厶でございます(笑)。」
家内「絶滅しかかった葡萄をザフェイラキスが復興しました。」
「おー!旨い!デカい、とにかくデカい(笑)。」
「言葉を失う広がり…。深い…凄い深み。こりゃ凄いな(笑)。」
「懐が深い!」
「マスキューさん曰くのグレート•ワインですな(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)。左様かと。」
「でもとても飲みやすいんだよね(笑)。不思議なほど(笑)。」
「色々なニュアンスを感じるけど雑味ではなく透明な印象なんだよね(笑)。逆にそれが不思議なほど(笑)。」
私「プレス果汁は使わないような味わいですよね。」
「ピノ・ノワール的かな(笑)。」
「あと、タンニンが軟らかい!」
「旨味の分量が物凄い。一つ一つが突出したレベルなんだけど、全体のバランスが取れているから何処までも美味しい(笑)。」
家内「低温でゆっくり注意深く醸した印象ですね(笑)。無理していませんよね。」
「そうそう、無理に引き出していない。」
「う~ん。ギリシャ•ワインとは思えない!」
「ギリシャ•ワインってもっと鈍重なイメージなんだけど(笑)…。コレはスタイリッシュでもある
(笑)。凄いね。」
「うわっ!香りが折り重なる!凄い(笑)。グレートワインって香りの段階で違う(笑)。」
私「壮麗ですよね(笑)。」
「特徴、オリジナリティーに溢れるワインですね。オールド•ワールドなのは察しがつくけどギリシャとは思えない(笑)。」
「経験を上回っているから(笑)、産地や食べ合わせも思いつかない(笑)。赤紫蘇っぽいのが手がかりかな(笑)。ジビエに合わせるのかな?」
私「赤紫蘇…、チェリーかな。飲み頃になったタウラジ…?」
家内「近いのは飲み頃になったカオールかな?」
「イタリア•ワインっぽい雰囲気ありますよね(笑)。それもグレート•ワイン(笑)。う~ん。ピエモンテ辺りにありそう(笑)。でもバローロではないんだよね(笑)。」
私「ピエモンテのルケ?」
家内「ペラベルガ?ロンバルディアのボナルダ?」
私「そうだ!醸造家のオーナーはトリノ大学でワインを学んだそうです。だからピエモンテっぽいのかな(笑)?オリジナリティーもあるし(笑)。」
「ボルドー大学の臭いはしない(笑)。」
ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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Sep 29, 2025 by
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昨日、一昨日とご来店ありがとうございました!
金曜日は暑かったのでボツボツのご来店でしたが、その分土曜日に集中(笑)。まあ、汗を拭うようでもなく過ごしやすかったです(笑)。ようやくワイン飲みたいスイッチが入りましたね(笑)。
○
リゾーロ フリザンテ セッコ N.V. ザルデット イタリア ヴェネト 微発泡性白 王冠 750ml 1508円税込
「マスキューさんコレってプロセッコではないのですか?セパージュはグレーラですよね?」
家内「プロセッコはタンク内二次発酵ですが、コレは瓶内一次発酵です。」
「瓶の中で発酵させるのですか?」
私「はい。一次発酵終了間際で瓶詰めしているようです。ですから澱引きはやっていませんので、ちょっと濁ります。」
「へぇ~。あの手この手かな(笑)?」
私「まっ、まっ、お試しを!」
「あっ!すごい辛口(笑)!」
私「ベリー•ベリー•ドライでございます(笑)。アルコール耐性が強い酵母を使っていると思います。」
「何故こんなにドライなのですか?」
家内「通例泡を作る場合、瓶内もしくはタンク内で糖分添加して泡を作りますが、このワインはそれをしていません。ですからアルコール分も11%と控え目です。」
「凄くドライなんですけど、ほんのり旨いんですよね。すべてが控え目なんですけど足りなくはない(笑)。」
「とても綺麗なフルーティーさ。透明感があるから際立つかな(笑)。変に詰め込まないのがイイ(笑)。」
「逆に泡も強くないのがかえって良いかな(笑)。優しさが逆に際立つ(笑)。面白いアプローチですよね(笑)。日本人好み(笑)。」
私「泡は2気圧程度なのですが、中からじわじわ出てきます。翌日になると見た目は泡立ちませんが中からじわじわ出てきます(笑)。とても優しいんですよね(笑)。」
「シャンパンみたいにしっかりした泡も良いけれど、コレはコレで良いんだよね(笑)。ケース•バイ•ケース(笑)。」
家内「オデンなんか合いそうですよね(笑)。」
「綺麗な旨み…、和食っぽいよね(笑)。」
「出汁っぽいよね(笑)。」
「お寿司!鯖の押し寿司!もちろんガリは必須(笑)。」
「コレ絶対にガリに合う(笑)!」
「ちゃんとグレーラらしい桃っぽさはあるけれど、ピンとした酸があるから全然くどくない(笑)。泡って温度が上がると糖分の影響で重甘くなるけど、コレにはそれがない(笑)。」
「コレ、香りも強くないし…、かといって薄くはないんだよね。」
「甘さがないのと、香りが強くない。お寿司屋さんの定番であったらイイですね(笑)。カウンターで光り物を食べながらこのワインを飲む!カッコいい(笑)!」
私「『孤独のグルメ』状態(笑)。いや、一人『ダンチュウ』状態ですよ(笑)!」
○❴限定品❵
タルパカ N.V. アジェダ・アグリコーラ・カステッロ・ディ・ステファナゴ イタリア ロンバルディア 白 ヴィーノ•ビアンコ 750ml 2480円税込 スクリュー•キャップ
「おっ、可愛いラベルですね~(笑)。アルパカ?」
「凄いね(笑)。今流行の無添加ワインですか?」
私「こん生産者ステファナゴはもともとそれを目指しているようで、変なラベルを貼られるのが嫌なようです(笑)。十把一絡げにされるのが嫌みたいです(笑)。」
家内「貴族の家系なのでそこら辺のプライドと言いましょうか…、矜持があります(笑)。」
「畑で葡萄を齧っているような気になる(笑)。」
「目を瞑ってこのワインを飲むと、畑に瞬間移動(笑)!」
「広がり余韻…、フレッシュ•ネス…、どれも凄く大きい(笑)。圧倒的(笑)。」
「完熟してますよね(笑)。雑味もないし。とても甘く感じるけどベタつかないし…。辛口なのかしら(笑)?」
「マスキューさん!前に女性のラベルのナチュラル•ワイン扱ってましたよね。それに似てますよ(笑)。好きだったんですよアレ(笑)。」
私「アレはオーストリアのミューラー•グロース•マンが作る『ビー•ナチュラル』でございます(笑)。このワインをティスティングしたおり、『ビー•ナチュラル』のファンの方々のお顔が走馬灯のように私の頭を駆け巡りました(笑)。」
家内「『ビー•ナチュラル』マスカット•オットネルでマスカッティー(笑)でしたが、これは柑橘系のモヤモヤたっぷりの香り(笑)。」
「オレンジ•ワインってモヤモヤしてるよね(笑)。」
「甘いけどドライ(笑)!」
私「安納芋みたいな甘いニュアンスありますよね(笑)。」
家内「揚げたてはとんでもなくフルーティーで甘く感じますが、丸一日経つとドライさが引き立ちます(笑)。」
「アルコール感が無い(笑)。ジュースみたいにスイスイ飲めるけど、水っぽさは微塵もない。完成形なんだろうな(笑)。」
「アルコール分が7%くらいで瓶詰したワインみたいな感じはするけど、アレとは違うんだよね。アレは半製品でコレは完成品かな(笑)。」
「マスキューさん!コレってオレンジ•ワインとは違うのですか?」
家内「実はオレンジ•ワインと同じ作りです(笑)。でもオレンジ•ワインと括られるのが嫌みたいですね(笑)。」
「なるほどね(笑)。流行りでワインは作ってない!ってことかな(笑)。」
「見た目色は濃いし、澱もあるし、オレンジ•ワインだよね(笑)。」
「店長!このワイン、もともとの良さ全開ですよね(笑)。ところで葡萄品種はブロンナー?
聞いたことがない品種ですよね。イタリアは品種が多いから知らない地場品種ですか?」
家内「交配品種なのですが一部アムレンシス種が交雑しているようです。気候や環境変化に対応できるような準備のようです。」
「交配と交雑って違うのですか?」
私「基本ヨーロッパのワインはヴィニフェラ種と呼ばれる黒海沿岸が原産の葡萄です。氷河期の終わりに広かったものです。あと別に氷河期以前に遡るアムレンシス種(山葡萄)やアメリカ原産のラブルスカ種が有名です。ヨーロッパではラブルスカ種が移植されてフィロキセラ禍が発生して全滅した苦い歴史があるので、基本ラブルスカ種はご法度です。」
家内「ただし、ヴィニフェラの欠点であるカビの耐性の弱さを補うのがアムレンシス種やラブルスカ種なので何代での交配を重ねることでこれらの欠点を薄め、より耐性のある品種を作る交配交雑が行われています。特に環境の厳しいドイツが率先してます。」
「日本の甲州やマスカット・ベーリーAはどうなんですか?」
私「甲州はヴィニフェラの遺伝子が強いようです。マスカット・ベーリーAは生食•ワイン用を目指したハイブリッド種です。近年はアムレンシス種との交雑種が良い結果を出しているので
そちらが伸びますね。」
「このワイン、限定販売となってますが?」
家内「もともとステファナゴのラインナップとしても実験的なリリースだったようです。あと最初の価格設定が高かったので売れ行きがイマイチ(ゴメンナサイ)。4000円ほどだとちょっと難しかったようです。」
○❴ 限定品❵
フット•ヒルズ•シャルドネ ドメーヌ•ザフェイラキス 2021 ギリシャ 白 P.G.I.ティルナボス 750ml 2480円税込
「おっ!立派なシャルドネの味わいですな(笑)。ホントにギリシャ産ですか(笑)?」
「色も黄金色。高級そう(笑)。」
「凝縮感…、長い余韻…、旨味。こりゃ凄いね(笑)。」
家内「アルコール分は12.5%と控え目に仕上げています。」
「へぇ~、もっと高いと思った(笑)。」
「場所だってギリシャ本土の暑いところだしね(笑)。この点明らかにギリシャらしくない(笑)。」
「マスキューさん!先月の試飲会で出したギリシャ•ワイン凄くギリシャっぽくて美味しかったんですが、アレもたしかアルコール分は12.5%でしたよね。」
私「モスコフィレロですよね。アルコール分は同じ12.5%です。よく覚えておられますね(笑)。さすが聡明!アルコール分を抑えるのがトレンドのようですよね(笑)。」
「過熟させないでより酸を残す。→アロマティックになる。この方程式かな(笑)?」
「ラベルには大きく『フット•ヒルズ』カリフォルニアかしら(笑)?」
「でもさあ、飲んでみるとニュー•ワールドではないよね。樽香プンプンのB&○のカリフォルニア•スタイルではないし…。オールド•ワールドだよね(笑)。旨味もしっかりあるしね。」
「樽香を抑えたブルゴーニュ•スタイル(笑)。しっかりシャルドネなんだよね。」
「ちょっとスモーキーなんだけどバランスは悪くない。アプリコットの果実感もあるしね(笑)。」
「燻製した魚に合いそう(笑)。」
「柑橘系のフレッシュ•ネスなんだけど深みがある。」
「バターっぽさ。樽でくっつけたようなバターっぽさじゃなくてもともとシャルドネの持つバターっぽさかな。でもギリシャだとオリーブ•オイル文化圏だからちょっと困る(笑)。」
家内「合わせる油はオリーブ•オイルじゃなくてバターですよね(笑)。」
「魚介類+タルタルソース!」
「デカい海老フライにたっぷりタルタルソースをかける!」
「海老フリャー(笑)!」
私「木樽は酸の角を取ることを目的に使っていますよね(笑)。調べるとオーストリア産のオーク材で作った大樽•大桶を使うようです。凝ってます(笑)。」
「レモン•ピールの香りがして、ちょっと不思議なシャルドネではあるかな(笑)?」
「レタスなんか使ったサラダ良さそう(笑)。アレンジの幅があるから楽しいね(笑)。」
「レモンは必須(笑)?」
「マスキューさん!コレも限定品?」
私「左様でございます(笑)!」
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Sep 26, 2025 by
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先程インポーターさんのエノヤンと話をしました。
エノヤン「マスキューさん!『タルパカ』と『リムニオナ』無くなりました!」
私「ほんと!早いね(笑)。久しぶりの大特売品だからね(笑)。」
エノヤン「『タルパカ』はマスキューさんがいつもより余分にとっていただいた直後に完売しました!」
家内「『タルパカ』はコスパが良すぎるもんね(笑)。」
私「余分に注文しといて良かったぁ。秀逸だもんね(笑)。あと、ギリシャの『リムニオナ』は誤算だったね(笑)。知らん顔していればバレないと思ってたんだけど(笑)、みんな気づいた(笑)。」
家内「私は大好きだからちょっとショック(笑)。」
エノヤン「リムニオナは私もノーマークでした(笑)。ただ元々の数が少なかったので…。スミマセン。」
さあ、準備万端かな(笑)?
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Sep 25, 2025 by
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先日ブログでご紹介したTさんからメドック•マラソンの詳細をメールしていただきました!
まず私の間違いの訂正(笑)。
Tさんメドックマラソンは初出場とのことでした。以前仰っていたのはバルバレスコ•マラソン
の出場(笑)。私の勘違いでした。失礼しました。10年越しの計画だったとは…。絶句しました(笑)。
いただいたリポートとても楽しい(笑)。ちょっと表立って話せないほど(笑)。トイレ事情やら、出場した方でこそ知る話(笑)。
途中コスに向かう坂道の話など「あっ!そーなんですよ。コスって高台なんですよ(笑)。門の正面左手は谷なんですよ!」思わず身を乗り出しそうになる(笑)。
マスキューのブログに転載をお願いしたいのですが、マスキューのブログだとちょっともったいない(笑)。ソムリエ協会の雑誌等の方が相応しいかと。
なんたってTさんの野望は 『ワインエキスパート保持 者メドックマラソン完⾛最⾼年齢賞』を狙っているんです。(たしかエキスパートは60歳で取得)とんでもない強者なのです(笑)。私より1歳年上の目標となる強者なのです(笑)。
ソムリエ協会に連絡して掲載をお願いしようかしら?いかがでしょうか?
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Sep 24, 2025 by
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マスキュー秋の特売ワインが力発揮しております(笑)。
今日はお彼岸のお中日秋分の日。本来マスキューは祝日はお休みですが、試飲会前ですので営業です(笑)。
不思議なことに昼間にお客様が多く、夕方の今ちょっと暇になりました(笑)。
秋に入りマスキューが手ぐすね引いて準備した特売ワインが好評です(笑)。
●❴限定品❵
ロゼット ウヴァ•ロンガネージ 2023年 テッレ・チェヴィコ イタリア エミーリア・ロマーニャ ルビコーネI.G.T. 赤 750ml 895円税込 スクリュー•キャップ
●❴限定品❵
ラ•ヴィラル•リアル カベルネ・ソーヴィニヨン クリアンサ 2020年 ボデガス•ラ•レメディアドラ スペイン 赤 ラ•マンチャD.O. 750ml 1195円税込
ようやく棚に並び迎撃準備完了かな(笑)。
もう既にリピートのお客様もおられますから、マスキューも気合が入るというもの(笑)。滑り出しはまずまずかな(笑)。やはり涼しくなりようやく赤ワインの飲む気スイッチが入ったようです(笑)。彼岸花同様に最低気温20℃がボーターラインかも。
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Sep 23, 2025 by
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今週末9月26日(金)、27日(土)のマスキュー試飲会のライン•ナップ並びました(笑)!
並べるのに小一時間かかりますが、私にとっては楽しい楽しいひと時(笑)。
う~ん。
『タルパカ』だけが透明瓶ですから妙に目立ちますね(笑)。このワイン実はオレンジ•ワイン 果皮と共に発酵させますが、生産者のステファナゴにしたら特別なことでもないので普通に白ワイン表記。さすが貴族!簡単に流行には乗りませんね(笑)。
あと、リアス•バイシャスの瓶が異常に背が高い(笑)。リアス•バイシャスの完成形で決定版と思っていましたが、棚に立てて収まらないのが欠点だと判明(笑)。
今回は赤が最後に2本。見た目ウヴァ•ロンガネージは可愛い(笑)。リオニムナ可愛くない(笑)。
う~ん。
価格からするとウヴァ•ロンガネージは野に咲く可憐な花、リオニムナは心血注がれた大輪の花(笑)?最後の赤はピンからキリまでのジェット•コースターでございます。振り落とされないようご注意を(笑)。
26日(金)は17∼20時、27日(土)は11∼20時のいつも通りのスケジュールです。
そうそう、明日の23日の秋分の日、マスキューは営業しておりますので、試飲会のラインナップご覧ください(笑)。見るだけででも良いですし、ご購入も良しでございます(笑)。
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Sep 23, 2025 by
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今年初の彼岸花発見しました!
場所は横須賀の平作川の流れの脇 ちょっと増水すれば水に流されるようなところ(笑)。
彼岸花はたした最低気温が20℃を下回ると開花スイッチが入るそうです。ここ数日最低気温はまだ20℃をまだ上回ってますから、きっと川の水温の影響で20℃を下回っているのかも?
天気予報を見るとコンスタントに最低気温が20℃を下回るのは10月に入ってからですから
開花はそれ以降かな?
まあ、まだ酷暑から解放されたばかりですから、彼岸花を催促してはいけない(笑)。今年もお彼岸開けてから開花ですね。なんとなくホッとしました(笑)。
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Sep 20, 2025 by
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今月末9月26日(金)、27日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!
よーやく涼しくなり、ワインを飲む気満々(笑)。
○
リゾーロ フリザンテ セッコ N.V. ザルデット イタリア ヴェネト 微発泡性白 王冠 750ml 1508円税込
プロセッコの生産者として有名なザルデットの作るフリザンテ。グレラ100%なのですがシャルマ方式ではなくメトー•ド•アンセストラル方式で作られるためただのヴィーノ•フリザンテ表記となります。タンク内二次発酵で泡を得るのがシャルマ方式、コレは発酵途中に瓶詰めして泡を得たものです。
第一印象はとてもドライ。それもベリー•ベリードライなのです(笑)。一般にメトー•ド•アンセストラルの泡は糖分を残しがちですから、ちょっとびっくり(笑)。泡は2気圧あるかないかのものなので、おそらく発酵終盤に瓶詰めしたかと。そしてその弱い泡がとても心地良い(笑)。泡立つと言うより、消えそうで消えない(笑)。中からじわじわと沸いてくる。とても優しく、グレラらしい桃の香りを伴う品の良い有様。
う~ん。
疲れた体に活を入れるのがプロセッコ!
これは疲れた体を癒す泡(笑)!
グレラは十把一絡げではないと教えてくれました(笑)。
あと、SO2の影響をほとんど感じません。果汁の段階で1回添加することで勝負してますね(笑)。それと特徴的なベリー•ベリー•ドライ(笑)。残糖分は1g/L以下ですから、アルコール耐性が極めて高い酵母を使用していますね。そしてリキュール•タージュもないはず。とてもクリーンでプリミィディブなのですが、工夫•理由ありありなのです(笑)。
疲れてお昼寝しているといつの間にか愛犬の次郎吉(もう亡くなっていません。)が体を寄り添ってくる。目が覚めるとヤツがいる(笑)。可愛い柴犬でした。この泡を飲んでいるとそんな次郎吉を思い出しました(笑)。
○❴限定品❵タルパカ N.V. アジェダ・アグリコーラ・カステッロ・ディ・ステファナゴ イタリア ロンバルディア 白 ヴィーノ•ビアンコ 750ml 2480円税込 スクリュー•キャップ
いつものメンバーでティスティング(笑)!
家内「色味からするとオレンジ•ワインみたいだよ(笑)。」
私「濾過もしてなさそう(笑)。ヴァン•ナチュールみたい(笑)。」
Kさん「あ~、飲んでみても上等のオレンジ•ワイン。でも発酵中は果皮と分離しているから、シュール・リーでの熟成が長いのかな?」
私「美味いですね(笑)。香りのディテールははっきりしないのだけど、フレッシュでアロマティック。広がり•余韻共に巨大だよね(笑)。」
家内「オレンジ•ワイン系のワインってこのモヤモヤ感が良いんだよね(笑)。アルコール分は13%
なんですけど、まるっきりアルコール感が無い(笑)。」
Kさん「ジュースと言われても分からないほど飲みやすい(笑)。発酵途中で瓶詰めしたワインの半製品飲んでるみたい(笑)。でもドライで出来上がってる不思議(笑)。」
私「浸れる(笑)。ちょっとお芋っぽさが出てきましたよ(笑)。」
家内「あ~、私はこのワインは液音が高いほうが良いかな(笑)。ピールの苦味もとても良いアクセント(笑)。」
Kさん「マスキューさんが以前扱っていたピエモンテのゼルボーネを思い出しましたよ(笑)。葡萄を丸かじりしたような味わい(笑)。」
私「ピンポン(笑)!そうそう、あとオーストリアのミューラー•グロースマンの『ビー•ナチュラル』に似てる(笑)。私の好きなスタイルです(笑)。」
Kさん「女性の顔がラベルに書いてあるワインですね(笑)!アレ確か無添加でしたよね。」
家内「このワインも無添加に近いような気がします。」
私「このワインは扱いがイレギュラーみたいだよね。ステファナゴ自体無添加に向かっているから試行錯誤してるのかな?カタログのラインナップにこのワイン載っていないんですよね(笑)。インポーターさんも取り敢えず在庫を無くして終了するみたいだし…。」
家内「調べると4000円上代の高級品。それだとマスキューでは厳しい。」
Kさん「察するに特売品?」
私「ピンポン(笑)!2480円税込にて販売するつもりです(笑)!」
1975年にドイツのフライブルクにあるワイン研究所で生み出されたPIWI品種の「ブロンナー」を使った白ワインです。メルツリング種(アムレンシスの系質あり)とGm6494(ロシアの黒葡萄品種のサペラヴィ・セヴェルニーと オーストリアのサン・ローラン)との交配種です。
PIWI品種とは「Pilzwiderstandsfähige Rebsorten(病気に強いブドウ品種)」の略でラブルスカ種やアムレンシス種等とヴィニフェラ種の交雑種いわゆるハイブリッド品種です。ただし、アムレンシスやラブルスカ種の癖を取り除くために数世代の交配が必要のようです。その結果ラブルスカ種やアムレンシス種の品種特性であるベト病、ウドンコ病および灰色カビ (ボトリティス) に対して高い耐性を持っています。有機栽培に適している品種で、雨後の消毒用のSO2やボルドー液の散布を80%減らすことができるとか。マスキューでは『レゲント』に次ぐ扱いとなります。
味わいはピノ・ビアンコなどのようなニュートラルなタイプです。ステンレスタンクでの発酵前に6時間のスキンコンタクトを実施。その後、澱と共に1年間熟成させてから瓶詰。N.
V.なのは古い似たような熟成したワインをアッサンブラージュしたためかと。無濾過・無清澄。
インポーターさん資料より (一部岡本補遺)
ステファナゴ城はミラノから南に約70kmの丘陵地帯に位置します。11世紀に造られたといわれる城は、標高500mと周囲で最も高い場所にあり、中央には28mの望楼を持ちます。城の建造に使われている石は大人の男性でも持ち上げることは不可能な重さですが、魔法によりこの城は一晩で建造されたという伝説が残っています。(1824 Defendente Sacchi "The Plant of Sighs") 城は時代の変遷と共に所有者が変わり、1810年より現在のバルファルディ家が所有しています。 オーナーは貴族の家系です。現在のオーナーは、5代目のジャコモ・バルファルディ氏
で、その弟のアントニオ氏が畑と醸造を取り仕切っています。所有する地所は135haそのうち葡萄の栽培を行っているのが20haのみ。平均収穫量は30~40hl。
葡萄畑の環境づくりとして自然の生態系を生かすために、畑以外の土地には森や池などが残されています。電力はソーラーパネルで太陽光を使用しているため、遠方から延びる送電線などはなく自然を邪魔しません。1998年にオーガニック認証を受けており、現在はビオロジック認証。発酵は野生酵母のみを使用。添加するSO2も赤ワインでは10~40ml/L、白ワインでは30~50ml/Lと最低限に抑えています。認証の基準を下回っています。ワインはヴィーガン(醸造過程で動物性由来の成分は使いません)対象です。堆肥は動物性を使っているのかな?
以下マスキューの以前の記載より抜粋
このワイナリー ステファナゴはホームページを持っていないようです。やはり貴族はがつがつしません(笑)。この辺はマスキューとは大違いです(笑)。あと一番重要なのは本物の貴族は嘘をつきません(笑)。イタリアはわりと貴族の末裔の名前をブランドとして利用する不埒な輩が多く、名前倒しのワイナリーも多くあります(笑)。それ専業ともなるとビジネス・ライクにならないとワイナリー運営に支障がきたしますから、まあ、無理はないのですが。ステファナゴはその辺も心得ているようですね。無理に拡大すると止まれなくなるのを承知してますね(笑)。
品質を落とすくらいなら作らない方がましと考えているような気がします。
飲んだ印象からステファナゴはどうやら本物の貴族のようです(笑)。
まず畑の写真を見ると畑に除草剤の類いは撒いていません。あと仕立ては背の高いシングル・グイヨです。収穫量の多いダブルにしていません。なかなか出来ない選択です。かなり密植しており1ヘクタールに4~5000本くらいの植密度です。1本の葡萄樹から作られるワインは1本以下のはず。彼の地においては渾身の作りですね(笑)。
手摘み収穫したあと除梗・撰果しステンレス・タンクで野生酵母で発酵させます。発酵温度は低そうです。
早く飲めるように仕上げてますが、充実した旨みとタンニンの滑らかさにはビックリ。
おそらくプレスしないフリー・ラン・ジュースのみでワイン作りをしていそうです。折り合いが良く、雑味がありませんし、広がり余韻の長さは立派(笑)。しかも慈味深くとても柔らかく滑らかで自然に飲めるのは、すべての工程で手を抜かない正銘さの証です。そのシンプルな美しさに心奪われます(笑)。
○❴ 限定品❵フット•ヒルズ•シャルドネ ドメーヌ•ザフェイラキス 2021 ギリシャ 白 P.G.I.ティルナボス 750ml 2480円税込
ギリシャ本島のワインです!
ラベルを見るとカリフォルニア•ワインみたいですが違います(笑)。
味わいは衒いなくとても素直。肉厚でケチ臭くもない(笑)。いわゆるブルゴーニュ式のバリック発酵•熟成したコテコテのスタイルではなく、伝統的な大樽を使っています。ですから木樽の過剰感や尖ったところはなく、シャルドネのトロピカルな果実味を品よく表出出来ています。高度にバランスが良いのです。しっかりした果実味があり、飲んだ第一印象は『あっ!高級だな(笑)!』なのです。
割とディテールがはっきりしないギリシャの白とは思えないハツラツとした高級感なのです(笑)。産地がギリシャと聞いてビックリ。それは作り手が只者ではない印象なのです(笑)。
上代を調べると4000円近い設定。確かにそれなり(笑)。でもですね(笑)、ケチなマスキューにはちょっと高級過ぎる(笑)。然るに寝て待つ(笑)。←ゴメンナサイ。
そんなこんなするうちに輸入中止に伴う特別価格にての最終放出となりました!
ラッキーと言えばラッキーなのですが、申し訳ない気持ち。まあ、マスキューの性ではないと思うようにしましょう。
以下インポーターさん資料より(一部岡本補追)
ザフェイラキスは中央部のテッサリア地方、ティルナボスにワイナリーを構えます。 ギリシャ神話にも登場する国内最高峰のオリンポス山の麓に位置し、古くからギリシャの重要ワイン産地として認知されています。 4代目のクリストス氏は、ギリシャの先駆的なワインメーカーの一人に数えられ、世界的な評価を受けています。(ヒュージョンソンも絶賛してますね(笑)。)アテネ大学で醸造学を学んだ後、トリノ・ミラノ大学でワインや農業に関する知識を学び、ピエモンテやトスカーナの多くのワイナリーで修業。(イタリアでワイン教育を受けたことから彼の思考が伺えます(笑)。)2005年にイタリアから帰国しワイナリーを受け継ぐと同時に、オーガニック農法を開始。元来、自然環境を尊重したワイン造りをしていたこともあり、オ
ーガニックを始めることはそう難しいことではありませんでした。
パレオミロスとカンピラガスの2つのエリアに8haの畑を所有。 カンピラガスは数世紀前までは湖であり、カルシウム濃度の高い粘土質の土壌。ここでは非常にクリーンで、軟質なミネラルを感じるブドウができます。この特殊な土壌と、回りに囲まれた山々の影響を強く受けるこの地で、土地の味わいを尊重したワイン造りを行っています。 品種はマラグジアやリムニオナといった固有品種から、シャルドネやシラーなどの国際品種も栽培。特に彼の造るリムニオナは、各国で高い評価を受けています。一時絶滅寸前まで減少したこの品種は、クリストス氏により、世界レベルにまで知られるようになりました。 土地の伝統と彼のインテリジェンスを詰め込んだワインは、奥行きと品格を感じる味わいに仕上がっています。 2019年よりビ
オディナミ農法に取り組んでおります。
土壌は砂質粘土。平均樹齢30年のブドウを手摘みで収穫。収穫後、数時間スキンコンタクトを行い野生酵母で発酵。 発酵は2400Lの伝統的な大樽を使用。熟成も同じ大きさの古樽と一部新樽を使用し12ヵ月熟成。 熟したリンゴや南国系果物の香りに上品な樽香が余韻と共に長く続きます。
このシャルドネはパレオミロス地区のもの。カンピラガス地区の平地ではなく山裾の緩傾斜地。標高は200から300mで非常に暑くめったに雨が降らない乾いたエリアです。映像を見るとどうやら灌漑をしてますね。それゆえギリシャでよく見られる乾燥農法ではなくイタリア的(笑)。葡萄収量の最適化がなされています。
栽培面積2ha 生産本数10,000本。映像から察すると仕立てはちょっと高めの7∼80cmほどの伝統的なもの。基本片側に主幹が誘導されそこから結実芽は3つ程残し縦に仕立てます。畝間は2∼3mほどと余裕はありますが、樹間は1m弱とかなり狭いですね。イタリアのエミリア・ロマーニャでよく見かけるような気がします。1ヘクタールで4000本くらいの植樹率かな?1本の葡萄樹から1本のワインを作るくらいの渾身作りですね(笑)。
○
エチケタ・ヴェルデ 2023年 アグロ・デ・バザン スペイン 白 リアス・バイシャスD.O. 750ml 3582円税込
このワイン、完璧なリアス・バイシャスです(笑)。かつて扱っていたパッソ・デ・パランテスを初めて飲んだ時の感動を思い出しました。柔らかで爽やかな酸、充分以上の旨味の厚み。それらが最高潮に達した時、調和を伴ったワインとして生まれた。そんなアルバリーニョとしての完璧さがございます(笑)。心に響く味わいなのです。
マスキューではバザンのスタンダードのコントラプントを扱っておりましたが、価格が高騰。ならばいっそのこと最上位のものを扱おう!という次第でございます(笑)。
最上位の『グランバザン』銘柄はすべて「バル・ド・サルネス」の丘陵部の畑のアルバリーニョ。ワイナリーの核心のもの。樽熟成していない『エチケタ・ヴェルデ』と樽熟成した『リムジン』、さらに最高品の「バル・ド・サルネス」の単一区画「ビラノーバ・デ・アロウサ」のみで作った『ドン・アロバロ・デ・バザン』があります。
どれも素晴らしいのですが、様々考慮すると、この『エチケタ・ヴェルデ』が最良な選択と存じます(笑)。
※尚、もともと瓶口にキャップ・シールが着いておりません。温度の急激な変化を受けるとコルクが浮いたり沈んだりします。それを見た目で解るためでしょうか?
以下、
コントラプント2021年の記述
近年大人気となったリアス・バイシャス。30年ほど前は10幾つほどのワイナリーしかなかったような気がします(笑)。しっとりとして味わい深いスタイルの白ワインは日本人好み(笑)。彼の地でも魚介類に合わせるためにあるスタイルの白ワインです。日本のワインでもリアス・バイシャスを意識して造ったようなワインがありますね(笑)。
今や銘醸地のリアス・バイシャスは5つのサブ・ゾーンから構成されます。その中の最主要とされる『バル・ド・サルネス』の丘陵部 アロウサ湾を望む風光明媚な地に35ヘクタールの畑を有するアグロ・デ・バザン。もっとも古いと言われていますが、設立は1981年(笑)。まあ、会社としては古いのかな(笑)。
もともと軽めで爽やか、しかも旨味があるのがリアス・バイシャスのアルバリーニョのスタイルですが、近年濃くて飲み応えのあるものが希求されるトレンド(笑)。バリックの新樽を使ってコテコテにした物凄くゴージャスなものも見かけます。もちろん価格もゴージャス(笑)。
違うんだよね(笑)。
そんな昨今唸らされたのがこのワイン!
濃い!確かに濃い。でもリアス・バイシャスのアルバリーニョ。とは言うものの織り成すような複雑な果実味は経験したこと無いレベル。
う~ん。
白や黄色の花や果実 白桃の優雅な香り、複雑でバランス折り合いの美しさ。香りのベクトルに方向性を感じます。隙の無い液体の濃厚さ。複雑でとても単一品種らしく無いのですが(笑)、アルバリーニョの塩っぽさや旨味も感じます。もちろん木樽を使わないで到達していますから驚きです。マロラクティックはコントロールしてるかも知れませんが、それにしてもビックリ(笑)。
あり得ない渾身のリアス・バイシャスなのです(笑)!
●❴限定品❵ロゼット ウヴァ•ロンガネージ 2023年 テッレ・チェヴィコ イタリア エミーリア・ロマーニャ ルビコーネI.G.T. 赤 750ml 895円税込 スクリュー•キャップ
巨大協同組合『テッレ•チェヴィコ』(今ではこれもブランドなのですが)のルビコーネI.G.T.に特化したブランド『ロゼット』シリーズのウヴァ•ロンガネージ種を使った赤ワインです。ちょっとややこしいかな(笑)。
以前マスキューでは白のファモーゾ2022年が人気でしたが、今回は赤のウヴァ•ロンガネージ2023年です(笑)。実はこのウヴァ•ロンガネージと言う品種、初めて聞きました(笑)。
インポーターさん資料によると
エミリア・ロマーニャ州の貴重な土着品種で作られたワイン。一部の限られた地域でしか栽培されておらず、地元以外ではなかなか手に入りません。
※Uva Longanesi ラヴェンナ県パーニャカヴァッロ地域の固有品種。野樫の木に絡みついていた、たった1本の野生化したブドウを接ぎ木し、ワイン用品種として復活させたアントニオ・ロンガネージ氏にちなんだ名前は、「ロンガネージのブドウ」を意味します。
かつてイタリアでは小麦畑の脇に生えるオリーブや樫の木の枝に葡萄を這わせてちゃっかり栽培しておりました(笑)。(ロバート•デ•ニーロ主演の映画『1900年』で観られます。)その名残のウヴァ•ロンガネージを現代的な葡萄栽培で復活させた訳です。もともとそんな性質のウヴァ•ロンガネージですから多産系で量産向けの系質だと思われます。それゆえ基本デイリーなワインに向いているかと(笑)。
基本可愛らしいベリー系の香りがしますが香り自体は控え目。あとボディーもデイリーらしく控え目(笑)。でもですね(笑)、バランスが良く飲み飽きしない穏やかなところに美点がある。口中に入ると抵抗なく、かといって広がり•余韻は一丁前にある(ゴメンナサイ)。これはチェヴィコの技と意図(笑)。それといった特徴はないのですが、ワイン自体の自然さがありあざとくない。やり過ぎない良さ。お昼ご飯を食べながら水代わりに飲めるような、普通に寄り添うような良さがあります。昨今この価格帯では見かけませんね(笑)。開けたてより翌日の方が美味しく感じる高品質は異例だし、冷やして飲んでもオッケーなのも嬉しい(笑)。どうしても余計な手をかけて誤魔化しがちなワインが多い価格帯では異例の普通さ(笑)。基本量産品なの
でしょうが、イタリアの、チェヴィコの良心を感じるワインなのです(笑)。
今回インポーターさんの扱いが終了ということで大特売となりました!
こういうワインを毎日のように飲むことにより、その経験が自身の体に染み込み基本となるはず。まず我が家用に1ケース確保する予定です(笑)。
テッレ・チェヴィコは1963年、イタリア北中部・エミーリア・ロマーニャ州 に創業されたコーポラティブ(協同組合)です。今現在エミーリア・ロマーニャ州内だけでも十カ所の製造拠点を持っています。組合のメンバー 5000人、管理する畑が6700ヘクタール、23の生産施設で年間1億1,600万kgのブドウを醸造、5つのボトリング工場で年間ボトリング量(750ml換算)127,114,331本。最も急速に成長したイタリアのワイン・グループで、生産量はイタリア国内第2位を誇り、世界67カ国へワインを輸出しています。
リリースされているブランドは『テッレ•チェヴィコ』、『ヴィニェーティ•ガラッシ』、『サンクリスピーノ』、『ロンコ』、『ロマンディオーラ』、『ベルナルディ』のブランドを展開しています。このファモーゾは『テッレ•チェヴィコ』ブランドの中の『ロゼット』ブランドのもの。最もテロワールが強く出ており、安定した信頼出来る品質で言わば上質のデイリーを目指しているようです(笑)。
蛇足ですが(笑)、『ヴィニェーティ•ガラッシ』は最も近代的なスタイルのワインを目指しているとか、ガンベロでロマーニャ•サンジョヴェーゼ•スペリオーレが2グラスに評価されています。『サンコ』になると3アイテムが
2グラスを獲得してます。あと『サンクリスピーノ』は飲みやすい紙パックワインで有名ですね。大手量販店やコンビニでよく見かけますね。
●❴限定品❵リオニムナ 2019年 ドメーヌ•ザフェイラキス ギリシャ 赤 P.G.I.ティルナボス 750ml 2981円税込
いつものメンバーでティスティングです(笑)!
Kさん「『リオニアム』なんて聞いたことがない(笑)。ギリシャって知らない品種が多そう(笑)。発音もし難いし(笑)。」
家内•私「うんうん、知りませんでした(笑)。」
家内「調べるとヒュー•ジョンソン大絶賛(笑)。」
Kさん「産地はギリシャ本土ですか?」
家内「雨がほとんど降らない不毛の地。最近聞かれるようになったみたいですね(笑)。」
私「あ~、良い香り。単純に高そう(笑)。でも経験したことがない香り…。う~ん…。」
Kさん「草っぽさ…。赤い果実…。ギリシャっぽくないよね(笑)。」
私「エレガント(笑)。ピノ・ノワール的でもあるかな(笑)?」
家内「店長!何でもかんでもピノ・ノワール的ってやめてくれる(笑)!バシッ!」
私「上澄みだけでプレス果汁を使わないってことだよ〜。赤い果実のニュアンスあるけど熟成したタウラジみたいかな(笑)?割とハッキリしてる。ギリシャの赤って伝統的にはぼやけてるもんね(笑)。だからギリシャとは思えない(笑)。」
家内「10年経ってようやく飲み頃になったマルベックを連想しちゃうかな(笑)?」
Kさん「派手ではないけど、広がり•余韻だけとっても只者じゃないことは確か(笑)。飲み手を選ぶエレガンス(笑)。」
家内「ちょっと土っぽい…。ポーランドのピノ・ノワールに似てもいる。アドリア•ヴィンヤーズのピノ・ノワール。」
私「あのピノ・ノワール美味しかったよね(笑)。あっ、ちょっと待って!あんたもピノ・ノワールで比較したじゃん!」←猛抗議するも無視(笑)。
Kさん「浸れるなぁ(笑)。いつまでも飲んでいたい(笑)。」
家内「リンゴの皮のニュアンスがあってフレッシュ感もある(笑)。さすがだね(笑)。」
私「目から鱗…、経験値確実に上がりました(笑)。渾身のグレート•ワイン。そうそうこのワインも輸入中止になったから特売となります。」
Kさん「普通に買ったら4∼5000円くらいはするかな?でもギリシャは元々が高いからそんなものではすまないかな?」
私•家内「そこはケチでへそ曲がりなマスキューですから抜かりはございません(笑)!」
リムニオナはかつて絶滅寸前まで減少した、まさにこのエリアを代表する古代品種です。ザフェイラキスはこの品種のポテンシャルに注目し2007年に初リリース。そのクオリティと熟成ポテンシャルの高さに世界が注目。生産者の名前が知られるきっかけになったワインです。今ではギリシャ各地で栽培がスタートし広まっており、ライジングスターと呼ばれ非常に注目度の高い品種です。リムニオナは パレオミロス地区とカンピラガス地区の両方の畑の標高200から300mで栽培されたもの。9月に手摘みで収穫した後に野生酵母で発酵。3000Lと5000Lの大樽で発酵の後に、1200Lと2400Lの樽で熟成。
樽材はなんとオーストリアの木材を使用したもの。目のつけ処がシャープですね(笑)。アメリカンオークやフレンチオークを使わないところにセンスを感じます。過剰な樽のタンニン•バニリンは全く感じません。
チェリーやイチゴなどの赤い果実の香りにハーブやスパイスの香り。でも経験したことないユニークなもの。フリーランだけで作ったような透明感圧倒的な旨みがあり、この点ピノ・ノワール的かな(笑)。ハーブのニュアンス野趣溢れるワイルドな果実感と豊かな酸を持ち合わせ、長期熟成のポテンシャルも秘めています。 栽培面積6ha 生産本数25,000本とシャルドネより収量は低くなっています。
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Sep 17, 2025 by
weblogland |
マスキューのご常連のお客様は強者が多くて楽しいです(笑)。
今日いつものTさんからご連絡を受けました。それによるとTさん2度目のメドックマラソン出場を果たされたとか!
ビックリ!しかも2度目。私の記憶違いで3度目かも(笑)。今度出場メダルと参加賞のワインの映像を送ってくださるとか(笑)。ワクワクなのです(笑)。
そうそう、このTさん、私より2つ上。60歳でワイン•エキスパートを取得した強者なのです(笑)。こんな方おられるんですよね(笑)。基本聡明でリベラル。ご自分の好奇心に楽しみを見出される方です(笑)。我々に歳の近いいわゆるシニアの強者のお客様はお友達のように我々に接してくださいますから、話は盛り上がり楽しい(笑)。こんなお客様が複数いてくださるのはマスキューの宝。
貴方もですよ(笑)!
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Sep 16, 2025 by
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う~ん。
昨日の井上尚弥選手の試合大満足しました!
ノックアウト決着ではありませんが、彼の動きの美しさ、神がかったスピードに酔いしれました(笑)。なんたって予想もつかないような動き。それも目にも止まらぬスピード。映像を凝視していてもホントにパンチが見えない。スローにしても分からないほどです(笑)。こんな選手いませんでしたよね。ボクシングと言うとやはり殴り合いですから、ちょっと背筋が凍るようなシーンがあり暴力的。子供を持つ親としては控えるようなところがありますが、井上尚弥選手は別。というより彼だけは特別であり別格。
武道の達人の領域ですね(笑)。スポーツなのですが、彼を観ると単なるスポーツ•マン…、それも特別優秀なスポーツ•マンではなく達人(笑)。何かを飛び越えた常人には及びも想いもつかない世界の人間かな(笑)。やはりモンスター(笑)。
お父さんのトレーナーの慎吾さんが『親なので子供が殴られているところは見たくない。』と仰ってるインタビューに同感しホッとしてもいます(笑)。
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Sep 14, 2025 by
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今日は14日。今19時ですね。
あ~、ソワソワする(笑)。
何故かと申せばあと少しでボクシングの井上尚弥選手の試合が始まります(笑)。あの美しさ、神がかった動きに魅力されるんですよね(笑)。もちろん格闘技ですから勝ち負けは解りませんが、彼の戦う姿に感動してしまいます。もちろん無敗のトップアスリートですから勝ち続ける
ことに我々は引き寄せられるのですが、負けたとしてもリアルタイムで彼のファイトを見れることに大感謝。野球の大谷選手、サッカーやラグビーの日本代表チーム、の活躍など40年前には誰も想像してなかった(笑)。非現実過ぎて漫画にもならない(笑)。漫画にあったとしても所詮漫画(笑)。
長く生きることに良いことがあるのを実感(笑)。
あ~、ワクワクが止まらない(笑)!
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Sep 14, 2025 by
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今日は涼しいですね(笑)。最高気温が30℃を割ったようですね(笑)。
今日から3連休。連休初日の土曜日ですから、商売の方も涼しい(笑)。いや、お寒い(笑)。
でもですね(笑)、今日はワインが20箱以上入荷(笑)。こんな暇なのに!誰が発注したんだ!
私です(笑)。
今月末のマスキュー試飲会用のワイン。しかも今回は限定特価品が多いので発注がどうしても早くなるし数も増える。なんたってワインの数がなくては話にならない。いくら安いと言っても打つ(売る)玉がなければダメ(笑)。
エイやぁ!と腹を決めて速攻発注(笑)。外したらどうしようか等とは考えない(笑)。自分が気に入っていれば売れなくともしょうがない(笑)。俺は悪くない!
これですよコレ(笑)。
『だーれのせいでもありゃしない。
みんなオイラが悪いのさ~!』
なんて歌ありましたっけ(笑)。売れなかったらちょっと反省するくらいかな(笑)。
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Sep 13, 2025 by
weblogland |
コレ、なーんだ(笑)?
実は今月の特売品です(笑)。
●❴限定品❵ロゼット ウヴァ•ロンガネージ 2023年 テッレ・チェヴィコ イタリア エミーリア・ロマーニャ ルビコーネI.G.T. 赤 750ml 895円税込 スクリュー•キャップ
巨大協同組合『テッレ•チェヴィコ』(今ではこれもブランドなのですが)のルビコーネI.G.T.に特化したブランド『ロゼット』シリーズのウヴァ•ロンガネージ種を使った赤ワインです。ちょっとややこしいかな(笑)。
以前マスキューでは白の
ファモーゾ2022年が人気でしたが、今回は赤のウヴァ•ロンガネージ2023年です(笑)。このウヴァ•ロンガネージは初めて聞きました(笑)。
インポーターさん資料によると
エミリア・ロマーニャ州の貴重な土着品種で作られたワイン。一部の限られた地域でしか栽培されておらず、地元以外ではなかなか手に入りません。
※Uva Longanesi ラヴェンナ県パーニャカヴァッロ地域の固有品種。野樫の木に絡みついていた、たった1本の野生化したブドウを接ぎ木し、ワイン用品種として復活させたアントニオ・ロンガネージ氏にちなんだ名前は、「ロンガネージのブドウ」を意味します。
かつてイタリアでは小麦畑の脇に生えるオリーブや樫の木の枝に葡萄を這わせてちゃっかり栽培しておりました(笑)。(ロバート•デ•ニーロ主演の映画『1900年』で観られます。)その名残のウヴァ•ロンガネージを現代的な葡萄栽培で復活させた訳です。もともとそんな性質のウヴァ•ロンガネージですから多産系で量産向けの系質だと思われます。それゆえ基本デイリーなワインに向いているかと(笑)。
基本可愛らしいベリー系の香りがしますが香り自体は控え目。あとボディーもデイリーらしく控え目(笑)。でもですね(笑)、バランスが良く飲み飽きしないところに美点がある。口中に入ると抵抗なく、かといって広がり•余韻は一丁前にある(ゴメンナサイ)。これはチェヴィコの技と意図(笑)。それといった特徴はないのですが、ワイン自体の自然さがありあざとくない。やり過ぎない良さ。お昼ご飯を食べながら水代わりに飲めるような普通に寄り添うような良さがあります。昨今この価格帯では見かけませんね(笑)。開けたてより翌日の方が美味しく感じる高品質は異例だし、冷やして飲んでもオッケーなのも嬉しい(笑)。どうしても余計な手をかけて誤魔化しがちなワインが多い価格帯では異例の普通さ(笑)。基本量産品なのでしょうが
、イタリアの…チェヴィコの良心を感じるワインなのです(笑)。
今回インポーターさんの扱いが終了ということで大特売となりました!
こういうワインを毎日のように飲むことにより、その経験が自身の体に染み込み基本となるはず。まず我が家用に1ケース確保する予定です(笑)。
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Sep 13, 2025 by
weblogland |
昨日お知らせしたスペインの赤、早速並べました(笑)。
●ラ•ヴィラル•リアル カベルネ・ソーヴィニヨン クリアンサ 2020年 ボデガス•ラ•レメディアドラ スペイン 赤 ラ•マンチャD.O. 750ml 1195円税込
Kさん「おっ!この瓶立派ですなぁ(笑)。いかにも高そう(笑)。」
私「でしょ(笑)。一応クリアンサだし、上代は2090円税込。ちょっと尻込みするお値段ですよね(笑)。」
Kさん「1195円ですかぁ(笑)。見た目からでも安い(笑)。」
私「今時クリアンサでこの価格は破格です(笑)。」
家内「アメリカン•オーク樽70%とフレンチオーク•樽30%で1年熟成してますね。確かに樽香は感じますが、思ったよりタルタルしてない(笑)。バリックではないようですね。」
私「カベルネ・ソーヴィニヨンの味はしないけど(笑)、それなりの重厚さはある(笑)。樽に負けない果実味はありますね(笑)。」
Kさん「2020年ヴィンテージですか。今飲んでちょうど良いくらいですね。やはりクリアンサ規格(笑)。この点真面目に作っている(笑)。」
家内「昨日このワインを開けたのですが、今日の方が落ち着いていて美味しい(笑)。特別華はないけどラ•マンチャらしい。個人的にはセンシベルが好きなんだけどなぁ(笑)。」
私「インポーターさんの在庫が怪しいから、取り急ぎ取り敢えず3ケース注文しました。もっと売りたいし試飲会でも出したいのてすが、無理そうです(笑)。」
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Sep 12, 2025 by
weblogland |
コレ、なーんだ?
ラ•ヴィラル•リアル カベルネ・ソーヴィニヨン クリアンサ 2020年 です。
D.O.ラマンチャのカベルネ・ソーヴィニヨン。以前ティスティングした折「まだ硬いなぁ。それにしてもクリアンサ•クラスで1800円もするような時代になったんだなぁ」と嘆息。
でもですね(笑)、この度諸般の事情でインポーターさんの大放出となりました!
サンプルを飲んだ印象では、ワインの性質上果実味は明瞭ではないのですが、しっかりしており翌日の方が飲みやすくなって来ます。立派にクリアンサの範疇。コスパ良し!でございます(笑)。
そこでマスキューもご相伴に預かりすかさず注文。ただインポーターさんの在庫もさすがに枯渇。あっという間の命でした。ですから取り敢えず3ケースのみ。この数ではホームページに載せて試飲会でお披露目等と悠長なことは言ってられません(笑)。今日マスキューに到着しましたのでご報告申し上げます!
ちなみにお値段1195円税込!
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Sep 11, 2025 by
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さっき横浜の関内に配達に行ったついでに中華街に行ってきました(笑)。
目的は山査子餅(笑)!
雑貨屋さんや中国ミニ•スーパーを何軒か物色(笑)。久しぶりの中国スーパー。雑多でデタラメに見えるのが懐かしい(笑)。いかにも中国。ドン・キホーテがその完成形なのかな(ゴメンナサイ。)
そうそう、山査子餅を2種類ゲット(笑)。きっとメーカーも沢山ありそうですね。
え~と。一つはMさんにお返し用。だって頂いてそれをそのままマスキュー試飲会でパクリましたから、口だけでありがとうございました!で済ませる訳には参りません(笑)。
それと残りの小分けのものはモスコフィレロを購入のお客様にオマケで差し上げましょう(笑)!なかなか良いアイデア(笑)。
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Sep 10, 2025 by
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今回はちょっと高級品(笑)。でもですね(笑)、もちろんお買い得のワインばかり取り寄せました(笑)。ケチでへそ曲がりなマスキューなのです(笑)。
右からフランス•ガスコーニュの白と赤。そしてイタリア•ロンバルディアのステファナゴのオレンジ。ランゲ•ナシェッタの高級品。スペイン•ラ•マンチャのお買い得カベルネ。ギリシャ•テッサリアの知らないけれど高級な赤(笑)。オーストリアの単一畑のピノ・ノワール←多分高級品
マスキュー的に言いますとフランスガスコーニュとスペイン•ラ•マンチャのワイン以外は高級な価格帯。サンプル取り寄せるのもビビります(笑)。
たまには良いかな(笑)?
そうそう、忘れてました!あとアルザスのリースリングと瓶内一次発酵のフリザンテもありましたぁ(笑)。特にこのリースリングは完全に渾身のグラス•クリュ•クラス。迷わず取り寄せました(笑)。
こんなにサンプル取り寄せて全滅だったらどうしましょう(笑)?←笑い事ではありません!
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Sep 10, 2025 by
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フルール•デ•ペデスクロー2018年です。ボルドーポイヤックの5級シャトー•ペデスクローのセカンドです。
なんでまた?と仰る向きもございましょう(笑)。実はラコスト-ボリー2020年が完売してしまいポイヤックのワインが無い。マスキューは一応ワイン専門店なのでポイヤックのワインが無いのはみっともない(笑)。かといって売る気のしない高級過ぎるものを並べるのは、ケチでへそ曲がりなマスキューとしては沽券にかかわる(笑)。そんなこんなで見つけました(笑)。
かつてパーカーに酷評され、その後売却が繰り返され低迷、最近ようやく結果が出始めたとか。我々もかつては『畑が分散してるから難しいのかな?』なんて思っておりました。
コレはいわゆるセカンドですが、ある意味ペデスクローとは別物。とは言えペデスクローの進化を測るには絶好。一度飲んでみたかったワインなのです(笑)。
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Sep 09, 2025 by
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今日は品川で試飲会。一番早い午前中の時間帯でお伺いしました。かなり賑わってましたね(笑)。秋にかけてインポーターさんも気合が入ってますね(笑)。
100アイテムくらいでしたから1時間弱。体力的にもちょうど良い本数かな(笑)。まあ、常日頃お世話になっているインポーターさんですから、定番として扱っているアイテムもあります。もちろんそのワインの味わいは頭に入ってますけれど、それも敢えてティスティングします。確認の意味もありますが、私自身の微調整でもあります(笑)。覚えている味わいのトーンを今日飲む新しいアイテムに合わせる(笑)。そうすることでチョイスの精度が上がる(笑)。
面白いもので同じワインでもTPOで味わいは変わります。バンバン注がれる試飲会はワインにとっては過酷。あと供出温度は必ずしもベストではない。ですからそれを割り引いたり、プラスしながら判断する必要があります。そして気になるアイテムはサンプルとして取り寄せゆっくり数日かけてティスティング。
簡単には決まりません。
逆に試飲会ではなくインポーターさんが直々に持ち回ってくれるワインの方が決まりやすいかな(笑)。まあ、いずれにせよケチでへそ曲がりなマスキューですから簡単には決まりません(笑)。
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Sep 07, 2025 by
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先週の試飲会、ご来店ありがとうございました!
家内と反省会です(笑)。
私「今回は思った以上にお客さんが来たよね。あんなに暑いのにありがたい。でもなんでかな(笑)?」
家内「ティスティングシートが途中で足りなくなったのも久しぶり(笑)。ようやくコロナ前に戻ってきたのかな?」
私「そうかもね。でもさぁ、ちょっと疲れた(笑)。酷暑とのダブル•パンチだね。」
家内「水道水はホットだから真冬に比べればグラス洗いは楽なんだけどね(笑)。」
私「今回は4番目の甘いイタリアの赤は意見が分かれると思ったんだけど、割に皆さん一致して支持。やはり冷やして飲めるのがタイムリーだったのかな(笑)?」
家内「ちょっと前なら10℃でも飲める赤なんて無かった。作り手の意図と市場の要求が一致したのかな。トレンドも少しずつ少しずつ変わってくるってこういうことかもしれないね(笑)。気づくと景色が変わってるなんてね(笑)。」
家内「そ~だよね。いつの間にか景色が変わっていることに気づくのかな(笑)。その頃マスキューはどうしてるのか?」
私「見届けたいけどもうその頃はマスキュー無いかも(笑)。」
家内「大丈夫!私は残ってるから(笑)。」
私「無くなるのはマスキューじゃなく俺のことね(笑)。」
私「あと
モスコフィレロとピックプールは評判良かったよね(笑)。」
家内「モスコフィレロは特売のシャルドネの次に売れたよね。山査子餅作戦が功を成した(笑)。ピックプールは玄人筋(笑)。一捻りしてお店で使うんだろうなぁ(笑)。」
私「プロも唸るワインだよね(笑)。」
家内「あっ、そうそう。さっきサンプル届いたよ(笑)。」
私「えへへへ(笑)。それ特売用のサンプルなんだよね。」
家内「またそんなの仕入れたの?」
私「まあ、飲んでみてさ…(笑)。二匹目のドジョウはいるかな(笑)?」
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Sep 05, 2025 by
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今日はAさんの奥様ご来店!
Aさん「マスキューさん!モスコフィレロ2024年めちゃくちゃ美味しいですね(笑)。」
私「ありがとうございます!私も感激したんですよ(笑)。」
Aさん「実はセラーに2023年が1本とってあって(笑)、比べたんですよ(笑)。そうしたら2024年の大きさが際立ってました(笑)。」
私「ありがとうございます!2024年のモスコフィレロは今までで一番の出来かも(笑)。濃密さに驚きました。ギリシャの2024年は良さそうです。」
Aさん「他の産地も良いのですか?」
私「東欧は良さそうなんですが、フランスがちょっと怪しい。必ず飲んで仕入れしますが、2024年のフランスは全体に薄い印象なんですよね。まあ、良いワインが無いわけではないとは思いますが。」
ありがとうございます!
なんか励まされた気になりました(笑)。
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Sep 05, 2025 by
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○
ピクプール・ド・ピネ 2023年 フローレ 南フランス 白 ラングドック ピクプール・ド・ピネA.C. 750ml 2545円税込
家内「このワイン、去年の今頃試飲会で使ったものです。同じヴィンテージで1年経って大変身しました(笑)!」
「うわっ!凄い凝縮感(笑)。一つ前のモスコフィレロも相当だったけど、コレはそれ以上(笑)。渾身ですな(笑)。」
私「1年前はもっとスパルタンに感じたのですが、ふっくら感や香りが追いついてきた感じです(笑)。」
「うんうん。桃…、ネクタリンみたいな味香りがねっとりクリーミー(笑)。圧巻ですね(笑)。」
「すべてが巨大(笑)。品が良いとか悪いとかそんなレベルじゃない(笑)。」
家内「ピックプールって『刺すように痛い酸』が特徴なのですが、1年経ってこんな香りが出るとは…、絶句しました(笑)。」
「酸っぱく感じませんよね(笑)。グレート•ワイン(笑)。でもブルゴーニュみたいに樽を使っていない。使う必要がない(笑)。」
「ピックプールってロワールのグロ•プランのシノニムですよね?」
私「はい!あとフォール•ブランシェもシノニムかな。ややこしい(笑)。」
家内「ピックプール•ド•ピネはラングドックの塩水湖の近くの石灰岩質とちょっと内陸に入った粘土質の土壌に分かれるようです。コレは塩水湖の近く。どうやら塩水湖寄りの方がヘビーになるようです。」
「塩味と酸味でフリッターのお友達(笑)。とてもシンプルでデイリーな印象なのですが、コレを飲んだらイメージが変わりましたよ(笑)。ここまでやるか!こんなになるのか!(笑)。」
「きっと地元では知る人ぞ知るピックプールなんだよ(笑)。」
「合わせる料理も高級そうだよね(笑)。岩牡蠣のデッカイのとか(笑)。1個5000円くらいするような岩牡蠣(笑)。」
「あとこのピックプールとてもクリーミーなんだよね(笑)。高級岩牡蠣は鉄板かな(笑)。」
「あとグラタン!魚介類をたっぷり使った高級なグラタン!オマール海老なんかどう?アワビも良さそう(笑)。」
「ガストロノミーの世界(笑)。『ダンチュウ』の世界(笑)。」
「きっと地元のお金持ちが地元の星付きレストランで堪能するんだろうなぁ(笑)。妄想しちゃう(笑)。」
「そうそう、『この店でミュルソー頼むのはアマチュアだな(笑)。シャブリなんて持ってのほか』なんてね(笑)。」
私「このワインを飲んで思ったのですが、評判が高まると木樽熟成したりするような予感がします。そうすると高く売れるんですよね(笑)。リアス•バイシャスみたいにならないことを祈ります(笑)。」
●
ファンティーニ•コレクション ヴィーノ•ロッソ 2022年 ファンティーニ イタリア アブルッツォ 赤 750ml 1890円税込
「あっ!飲みやすい(笑)!女子大好きなワインですよ(笑)。」
「冷やしてちょうどイイ(笑)。」
私「10℃前後でも大丈夫です(笑)。」
「甘いんだけどキレがあるからくどくない(笑)。」
「しかもしっかり赤ワイン(笑)。」
「シナモン、ナツメグ、八角…。いかにも中華料理に合いそうな香り(笑)。」
「中華料理の甘ダレ、いやいや中華料理に限らず甘ダレには鉄板かな(笑)。」
「今日トーロンポー作るからコレに合うかな(笑)?う~ん。この香り五香粉(ウーシャンフェン)みたい!」
私「ウーシャンフェン?スマホで調べると『花椒(ホアジャオ)やクローブ、シナモンの3種にスターアニス、フェンネル、陳皮(ちんぴ)のうち2種を加えてブレンドしたミックス•スパイスです。』なるほど!山査子餅と言い、ウーシャンフェンと言い、ホント良くご存知で!あっ、Mさんは元々プロでしたね(笑)。」
「鰻や焼き鳥(笑)。」
「お好み焼き!焼きそば!おたふくソースのお友達(笑)!」
「焼きながら飲めるね(笑)。」
「コレだけでちびちび飲むのも良さそう(笑)。」
「私コレ大好きです(笑)!今日のNo.1!」
「フレンドリーな優しさとイージーな易しさが混在してますね(笑)。イタリアらしい良さがある(笑)。」←ティスティング•スタッフKさんの金言
炸裂!
「プリミィディーヴォに良く見られるチョコレートぽさ…、紹興酒やシェリーに通じるような…、面白いワインですよね(笑)。しかも冷やして飲めるし(笑)。」
「甘いには甘いんだけど、サラッとした甘さ。メイプルシロップに似ている(笑)。ベタつかない(笑)。」
私「アルコール発酵が完全に終了する前に発酵を止めてますね(笑)。それゆえ葡萄の残糖分を残す。そしてついでに(笑)、リンゴ酸も残る(笑)。甘くてリンゴ酸がある分冷やしても美味しいですよね(笑)。あと、タンニンを過剰に抽出しない工夫がされていると思います。」
家内「アブルッツォのモンテプルチアーノとサンジョヴェーゼにチリエジョーロのブレンド。ファンティーニらしい質の高いワイン。決して寄せ集めをイジったワインではありません(笑)。」
「マスキューさん!ファンティーニのワインは他にも扱ってますよね?」
私「はい!サルデーニャとシチリアがあります。小規模な契約農家から葡萄を調達していますが、葡萄の重量ではなく面積で買います。指導通りに作れば少量でも決められた価格で買いますから農家にとってはメリットがあるし、質の良い葡萄を調達出来ます。両者ウィンウィンです(笑)。」
どうやら今日の変化球はビーンボールにならずに済みました(笑)!
●
コトー•ブルギニヨン 2021年 ドメーヌ•シュミット フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3582円税込
「ピノ・ノワールではありませんか?しかもブルゴーニュ(笑)。どれどれ(笑)。」
「あ~、しっかりしてる!」
「凝縮感が違うなぁ(笑)。」
「うんうん、高級な味(笑)。」
「がっちりしてるよね(笑)。」
「2021年ですか。今飲むとまだまだ行けそうですよね(笑)。まだフレンドリーにはなっていない(笑)。と言うよりは後2∼3年は待ちたい(笑)。」
家内「2021年は数の少ない年でした。ちゃんと保存•熟成してくれてありがたい(笑)。誠実なドメーヌですね(笑)。」
「以前の試飲会でオジサンのピノ・ノワール美味しかったですが、アレよりも硬い感じですよね。」
私「はい!ギィ•シモンのブルゴーニュ•オートコート•ド•ニュイ2022年ですね。アレの方が出来上がった感がありますね(笑)。コレはまだ待つべき感じです(笑)。」
「マスキューさん!ドメーヌ•シュミットはどこら辺のドメーヌですか?」
私「モレ・サン・ドニが本拠でシャンボールとジュヴレ・シャンベルタンにも畑を持ってます。小さいドメーヌです。このワインはモレ・サン・ドニの外れにある1ヘクタールのものだそうです。」
「コトー•ブルギニオン表記だと一番下のA.O.C.ですよね。」
家内「ブルゴーニュ版のヴァン•ド•フランス(笑)。ボジョレーやマコンまで含めた葡萄ならなんでもオッケーです(笑)。」
「でもコレはピノ・ノワールなんですよね(笑)。とてもちゃんとしてるし(笑)。」
私「多分自家消費用かと(笑)。」
私「でもですね(笑)、一般にドメーヌ所在のモレ・サン・ドニ味になるのですが、コレはちょっと違う(笑)。シャサーニュやモンテリのピノ・ノワールのニュアンスなんですよね(笑)。」
「タイトでシリアスなピノ・ノワールですよね(笑)。」
「なるほど!自家消費用なら真面目に作るよね(笑)。不味いもの飲みたくないしね(笑)。」
私「はい!ドメーヌの好意を感じます(笑)。どう考えても村名レベルです。もしくは準1級並み
。」
「準1級って?」
私「村名でも畑名を名乗れるワインです。作りは1級並みとなります。」
家内「実際飲んでみて開けてから3日経っても変わらないほどしっかりしています(笑)。ですからマスキューの試飲会だと開けた当日と翌日の試飲ですから、実際の良さが伝わるかどうか不安になります(笑)。」
「うんうん。クラシックなピノ・ノワールって硬いんだよね(笑)。開けてすぐ美味しいのはちょっと違うんだよね(笑)。昔のピノ・ノワール思い出しました(笑)。」
お暑い中ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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Sep 01, 2025 by
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昨日一昨日ととんでもなく暑い中お越しくださりありがとうございました(笑)!
きっとあまりに暑いので遠出しないでマスキューにサクッと行こうか(笑)?みたいな感じでしょうか?いやいや、わざわざ電車に乗って来てくださるお客様も多々ございますから、とても有難いことと感謝するのが本道。ありがとうございました!
◑シャトー•デゼザール ロゼ 2024年 フランス ベルジュラックA.C. 750ml 1508円税込
今日の日のためのロゼでございます(笑)!
「うわ~、旨い!たまらん(笑)!」
「体温が一気に下がる(笑)。いやいや2、3杯飲まなきゃダメだぁ(笑)。」
いつもはケチケチ注ぎますが今回は最初のロゼはちょっと多めにお注ぎしました(笑)。
「このフレッシュで…、清涼な果実感はたまらん(笑)。程良く酸っぱいが、何処までも抜けていく(笑)。」
「アセロラだよね(笑)。甘さ加減と酸っぱさ加減、それが最大限発揮される液温。コレだよねコレ。」
「そりゃそ~だよね。常温で出されたらイジメだよ(笑)。このくらい強く冷やしてちょうど良い(笑)。ビールに近い温度でも良いくらいだよ(笑)。」
「ジュースみたいに甘ければジュース温度で冷やして大丈夫だろうけど、ドライなワインだから10〜15℃が適温かな。暑い中最初に飲むにはこれくらい冷やしてもらった方がイイ(笑)。」
「こんなの真っ昼間から飲んだら3本コース(笑)。」
いきなりのストレート作戦功奏かな(笑)?
「このワイン、トマトと合いそうですね(笑)。それも冷やしたトマト(笑)。」
私「トマトを使った冷製パスタ(笑)!」
「そうそう、パスタはカペリーニ使って(笑)。」
「あっ、それ必殺技ですよ(笑)。」
「カプレーゼもオッケーかな(笑)。」
「今晩豚キムチ食べる予定なんですが、豚キムチにはちょっと無理かな(笑)。でも紅生姜なんか大丈夫そう(笑)。」
私「紅生姜たっぷり載せた冷やし中華なんかひょっとしていけるかも(笑)。」
家内「甲殻類もいけそうですよね(笑)。」
「冷製のメリケンソース!」
「カッコいい(笑)!」
「ところでこのワインは産地は何処ですか?」
私「失礼しました(笑)。フランスの南西地方シュ•ド•ウエスト。ボルドーをちょっと遡ったところです。基本ボルドー品種を使います。」
「セパージュはメルロ80%とカベルネ•ソーヴィニヨン20%でしたっけ?そうするとこのアセロラっぽい果実味はメルロですか?」
私「鋭い!そ~なんです(笑)。ちょっとリンゴ酸を残したメルロ。過熟させないタイミングで収穫したような感じですよね。」
「
「冷涼さを感じますよね。メルロだともっとプルーンたいなイメージです。『安めぐみ』じゃないなコレ(笑)。」
「キレもあるしコクもある(笑)。余韻も綺麗(笑)。」
「メルロって9月前の収穫でカベルネは1ヶ月くらい遅れるんだよね。」
家内「まずメルロを収穫してすぐに搾りジュースとして保存し、カベルネ•ソーヴィニヨンを収穫してから一緒に発酵させます。」
「店長!それで折り合いが良いのですね(笑)。収穫期が違うから別々に発酵させるのがボルドースタイル。でもそのセオリーにとらわれてない(笑)。」
「う~ん。斬新(笑)。」
○❴限定品❵ラ・プラヤ シャルドネ リゼルバ 2022年 DOコルチャグア・ヴァレー 白 750ml 1280円税込
「あれ?この白ワイン、以前試飲会で出ませんでしたか?」
家内「アレはコースタル•ブレンドの白です。入植期から続く畑のものでした。美味しかったですよね(笑)。」
「思い出した!火事で畑が燃えちゃったヤツ。」
私「コレはラ・プラヤの所有する畑の中の上物のシャルドネで作ったモノです。上代はコースタル•ブレンドと同じ1800円となります。」
「なんで安いのですか?また火事とか(笑)。」
私「今回はブランド変更に伴ったものです(笑)。インポーターさんのご厚意です(笑)。」
「あ~、シャルドネらしい白い花や果肉の香り(笑)。」
家内「今、ちょっと冷やし過ぎで…、苦味が出てます。」
「それって何故?」
私「一部木樽熟成しているので樽のタンニンが冷やし過ぎると苦く感じるからです。」
「なるほど確かに!苦みがある。この苦みはずっと残るのですか?」
私「液温が20℃を超えるくらいになると無くなります。」
「私液温計を持ってきましたのでちょっと計ってみますね。」←マスキューのティスティングスタッフのKさんのお友達のKさんです。
「14.1℃。15℃以下ですね(笑)。」
「あっ!凄い!デジタルでこんなのあるんですね。ピッとスイッチ押すとすぐ表記される(笑)。」
私「おー!凄い!欲しいですね(笑)。」
Kさん「昔は高かったんですが、今ネットで2000円くらいで売ってますよ(笑)。」←強者現る(笑)。
家内「手でグラスを温めながら飲むと変身しますよ(笑)。」
「あっ!ホントだぁ(笑)。品の良い旨味(笑)。苦みが消える(笑)。」
「液音が上がると香りも変わってくる。ライチみたいなトロピカルなニュアンスが出てくる(笑)。」
「塩味もあるしミネラリー。チリとは思えない。一辺倒ではない(笑)。」
「オールド•ワールドのシャルドネみたいですよね(笑)。」
「マスキューさん!常々思うのですが、チリやカリフォルニアのワインを飲むととても濃くて美味しく感じるのですが、時間が経ってくると濃いんだか薄いんだか解らなくなって来ます(笑)。それってどういうことですか?」
私「核心を突くご質問です(笑)。端的に言うと薄い。エキス濃度や樽をコッテリ使うことで濃く見せているだけです。やはり元来の酸が無いのです。勇気のあるご質問ありがとうございます(笑)。」
○モスコフィレロ・オーガニック 2023年 ザシャリアス・ワイナリー ギリシャ ネメア 白 P.G.I .ペロポネソス 750ml 2074円税込
「店長!うわっ!香り凄い(笑)!」
「伴った濃さ…濃度感がある。しかも飲みやすい(笑)。」
「桃っぽい白い果肉、花の香り。フレッシュで美味しい(笑)。赤い果肉のニュアンスもある。」
「凄く複雑(笑)。白ワインなのに何故赤い果実のニュアンスがあるのかな?」
家内「この葡萄モスコフィレロは果皮が白くなくちょっとグリみたいに灰色がかってます。このためかと。」
私「頂き物で恐縮なのですが(笑)、この山査子餅の香りとシンクロしております。山査子餅を食べながらこのワインを飲むとダブルの相乗効果でマリアージュを楽しめます(笑)」
「あっ!本当だぁ(笑)!山査子餅ですかぁ。初めて食べますが…どうしたのですか?」
家内「中華街で売ってますよね(笑)。」
私「土地柄か、昔駄菓子屋さんで売ってて食べた覚えがあります(笑)。」
私「実は、マスキューのお客様でクローバーのお兄さんことMさんが『ピノ・ノワールとコレを合わせてみたい!』と持ってこられたものを図々しく強奪しました(笑)。食べてみるとモスコフィレロと同じ香りの構成でしたので、マスキュー試飲会で出したいとお願いしました(笑)。もちろんピノ・ノワールにもマリアージュしたようです(笑)。」
「ライチみたいな香りもする(笑)。」
「旨いねコレ(笑)。でも経験したことがない(笑)。」
「ギリシャのワインってこんなに香りプンプンするんですね。割と濃くて飲み応えのあるスタイルかと思ってました(笑)。」
私「特に島のワインは芳醇で美味しく、香りよりボディーで飲み手を惹きつけるものが多いですよね(笑)。ちょっと高いけど美味しい(笑)。」
Yご夫妻「マスキューさん、この前のお土産のワインとコレは違いますか?」←サントリーニ島のお土産でドメーヌ•シガラスのアシルティコ2022年を買ってきてくださいました。
私「アレは高級品ですよね(笑)。堪能いたしました(笑)。しかも現地のものですからSO2も少なくレアです(笑)。」
Yご夫妻「島のワインは量が少ないから基本希少品なんですよね(笑)。畑見ると無理は無いと思っちゃいますよ(笑)。」
家内「このワインはしっかり低温で管理されたいわゆるヨーロッパ•スタイル。最新です。ギリシャ特有の品種のアロマと旨みで国際市場に打って出ているトップ•ランナーですね(笑)。」
「前にギリシャ本島の田舎に行った時、レストランでワインを注文したら赤と白どちらが良いのか?と言いたがら2つのカラフェに赤と白を持ってきました。私は赤を所望すると、白はティスティング用でサービスするよって(笑)。この裏で作ってるんだって(笑)。安くてシンプルに美味しかったでした(笑)。観光地とは違うようですね(笑)。」
「ギリシャ人ってトルコ人みたいなんだよね(笑)。良く言えばフランクで人柄が良い、悪く言うとデタラメ(笑)。」
家内「映画『マイ•ファット•ウェディング』の世界(笑)。」
私「古代ギリシャ人とは違うようですよね(笑)。オスマン•トルコの支配が数百年ですからね(笑)。」
「EU加盟してからEUの奴らそれに気づいて後悔した(笑)。」
私「私が唯一知るギリシャ人の話なのですが(名前を言うとバレるので名前は伏せますが)、『人生は成功とパンクの連続だ!』と言いながら実際それを地で生きてます(笑)。そんな彼の友達の中国人(この方も名前を言うとバレるので伏せますが)がギリシャに行ってホテルで食事をしてるとシェフが出てきて『俺の友達が日本にいるんだけど○○を知っているか?』と聞かれた際たまたま友達(笑)。その瞬間『ヒー•イズ•マイ•ベスト•フレンド!』(笑)。その後はシェフ奢りの大宴会となったそうです(笑)。コレ実話」
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