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Feb 05, 2023 by
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先月の試飲会で衝撃のマスキューデビューを飾った
●
ア・パル ティント オーガニック 2019年 ルシャレル スペイン カタルーニャ D.O.ペネデス 赤 750ml 3300円税込み
〇
ア・パル ビアンコ オーガニック 2020年 ルシャレル スペイン カタルーニャ D.O.ペネデス 白(オレンジ・ワイン) 750ml 3300円税込み
そのユニークなスタイルは好みの別れるところではありますが(笑)、家内がある発見をしました!
家内「気がついたんだけど、男性は赤、女性は白を購入する傾向だったよね。」
私「そー言えばそうだよね。どちらもユニークではあるが、グレートワインの域に達してるし、何故かな?」
家内「きっと女性は料理をするからという仮説(笑)。特にマスキューの女性客は皆さん食材や調理に長けた方がとても多い
。」
私「あー!そうだよね(笑)。好奇心、探求心旺盛。わりと新たな物に興味を示す方が多いよね。男性より保守的ではないよね(笑)。男は好みを優先し勝ち(笑)。」
家内「女性はこのワインをどう料理に合わせるか考えるから、ワイン自体の良さや特徴の目新しさに素直に反応出来る!この仮説どう(笑)?」
私「頷けます!(頷くしかない)まあ、赤・白ともに予定数はこなせたのは、マスキューのお客様のレベルが高い証であるのは間違いない(笑)。」
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Feb 02, 2023 by
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マスキューのながいお客様にHさんがおられます。一時期蒲田にお住まいで、よく自転車に乗ってマスキューまでツーリングを兼ねてご来店下さいました。その後ご本人は仕事の都合上アメリカにいかれましたが、引き継ぐようにご家族様がご来店くださいます。文字通り家族ぐるみのお客様でございます(笑)。
なかでもお父上はヴィーニャ・サンソ 『ソーブレ・リアス』 の大ファン。燻製とマリアージュすることから、なっ、なんと!別荘に燻製炉まで作り『ソーブレ・リアス』を心ゆくまで楽しまれたそうです。一度ブログにお父上の燻製炉の写真を紹介させていただきました(笑)。(2016 年9月2日の私のブログにあります。)
ところが、実は数年前お父上は亡くなられ、想い出の別荘も処分されたとか。その際ソーブレ・リアス2010年が沢山残されていたそうです。先日その中の1本をいただきました。わざわざお持ちくださいました。
開けたけは凄くドライ。翌日になると樽のニュアンスと旨味酸味が溶け込み、とても美味しくいただきました。昔の松茸のニュアンスは無かったのですが、透明感のある美しさがありました。キュヴェ自体の歴史は浅く、10年以上経ったソーブレ・リアスの味を知る者はいないはず。この美味しさはソーブレ・リアスを大事にされたお父上とご家族の想い出があってこその味わいなのです。そう想うと泣けてきました。ワインはワインなのですが、それ以上の価値があるものなのです。
ありがとうございました。お気遣い冥利に尽きます。
お父上に献杯!
ご家族に乾杯!
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Jan 30, 2023 by
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金曜日の二番手にAさんご夫妻がご来店くださいました。
Aさんご夫妻は私のブログに度々登場させていただいております(笑)。もちろん許可いただいております。
奥様は家庭料理の達人!
旦那様は私が高田純次の次に尊敬する方。私淑しております。なんたって先日一人でバイクに乗って実家の佐賀までツーリング。その反面自宅でカベルネ・ソーヴニヨンを栽培したり、ワインを作ったり。『がはは!』と笑う愉快で豪快で知的な九州男児なのです(笑)。
Aさん「マスキューさん!リコリスってことご存知ですか?」
私「ワインのティスティングでよく例えに使う言葉ですよね。」
家内「甘草でしたっけ?」
Aさん「先日映画『ブルゴーニュで会いましょう』を観てきました。映画のストーリーは、駄目になりそうな実家のドメーヌを立て直すために、一発良いワインを作る話なんですが(笑)。収穫のタイミングを醸造家に聞いた時、『葡萄の糖度が上がって完熟に達してもすぐに収穫せずに、リコリスの匂いがするまで待ちなさい!』なんてセリフ。そうなるとリコリスとは?気になって気になって(笑)。調べてネットで買っちゃいました(笑)。リコリスの抽出液を固めたものです。もちろん添加物無し(笑)。」
私・家内「小さくて真っ黒。いかにも抽出物。あー!匂いがリコリス(笑)。では、早速(笑)。うわっ!赤ワインの甘いタンニン!しかも完熟してる。」
家内「ポートやシェリー、リキュールのアンティカ・フォーミュラーの味(笑)。」
私「紹興酒にもありますね(笑)。甘苦いけど心地よい(笑)。漢方薬にもありましたね。」
家内「焦がした砂糖みたいだけど、砂糖は入ってないし、添加物も一切入ってないピュアなもの。イタリア産ですね!」
私「よく見つけましたね(笑)!さすが達人!赤ワインの甘さの表現でリコリスを使うことはありましたが、リアル・リコリスは初めて経験しました(笑)。ありがとうございました!」
Aさん「よろしかったら箱ごと置いておきますから、皆さんでお試しください(笑)。」
私・家内「ありがとうございます!」
そんなこんなで試飲の最後に皆さんにお試しいただきました(笑)。
番外編スタート!
「おー!強烈!黒糖ですなぁ。」
「シェリー、ポートに顕著な香りですよね。」
「マスキューさんのお客様はマニアックな方が多いんですね(笑)。さすがですね(笑)。」
私「ありがとうございます!(思わず)えっへん(笑)。」
「あー、龍角散にある甘さ苦さ(笑)!」
「リコリスって甘草ですよね。葉っぱですか?」
私「最初熟した種だと思いましたが…」
家内「根粒菌っぽさがあるから根っこかと…」
私「調べると家内の勝利(笑)!茎や根っこを乾燥させて煎じたものとか。」
「味は赤ワインのポリフェノールに近いんですね。」
私「さすが!左様かと!果皮由来のものかもしれませんね。赤ワインを飲むとマリアージュしますよ(笑)。」
「どれどれ(笑)、あー!口のなかで爆発がー(笑)!」
Aさんご夫妻の提供で楽しめました!
ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子
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Jan 30, 2023 by
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●ア・パル ティント オーガニック 2019年 ルシャレル スペイン カタルーニャ D.O.ペネデス 赤 750ml 3300円税込み
私「マスキューの大好物ルシャレルの上級キュヴェ『ア・パル』シリーズの赤です。
ア・パルとはNo Perfectの意味。人為を極力与えない、言わば無添加ワイン。とうとう目指した領域に達したようです。」
「しかし、ラベル・デザインこんなのあり(笑)?」
私「そーなんです(笑)。含意は『無防備』
。だからスキン・ヘッド(笑)。」
「う~ん。美味しい!優しい!飲みやすい!でもしっかりしてる(笑)。」
「タンニンは沢山だけど渋くなく心地よい
(笑)。素直に楽しめる。」
「有りそうで無さそう(笑)。」
家内「何日か続けて飲むと、とても強くてスパイシー。」
「無理に濃くしたり、渋くしたり、甘くしたりしていないよね(笑)。今風のスタイルじゃないですけど、経験したことがないからルシャレル風かな(笑)?」
私「セパージュはロゼとほぼ同じですが、一番良いパーセルのものを使っていますね(笑)。」
「酸の量が物凄いですね(笑)。たしかにロゼと香りは似てるけど、葡萄は更に上の品質かな(笑)。」
「ファットでトロっとしたワインじゃないけど(笑)、密度感が凄い!緻密だから出しゃばらないんだな。」
「広がり、余韻ともグレートワインですな
(笑)。」
「余韻を美しく感じるのはタンニンでは?
」
私「最初は酸が目立ちますが、タンニンが後から出てくる感じなんですよね。」
家内「酸とタンニンが完全にシンクロした様は壮麗です。すぐにシンクロしませんが(笑)。」
「簡単に手の内は明かさない(笑)。」
「このワインはさっき開けたばかりですよね?反れでもこれだけ旨いのですから立派(笑)。持ちも良いのですか?」
家内「開けてから1週間は楽しみました(笑)。」
「マスキューさん!これもビオですよね?
でも全然臭くない(笑)。」
私「以前マスキューにミチャンさんが来られた時に『SO2無添加のワインにチャレンジしている。』と言っていました。これがそれですね(笑)。とても完成度が高いですね(笑)。」
「馬小屋の臭いもしないから、ビオとは気がつきませんでしたよ(笑)。」
家内「ミチャンさん曰く『完全な衛生管理と葡萄本来の生命力を引き出せば無添加は可能!』と言ってました。」
私「実際ブルゴーニュのDRCやポンソなんか基本無添加でワインを作ってます。とことん尽力すれば可能ですね(笑)。」
「だったら皆やればイイのに(笑)。」
「コストがかかるからそれなりの値段で売れないと成り立たないんだな(笑)。」
「そうそう。中には沢山量を売りたい生産者もいるしね(笑)。」
私「植物的に最適の収穫量と、現実的な最低必要な生産量のギャップがありますね。」
「そうだよね。そのバランスがとれないと継続出来ないですよね。」
「山羊や猫のワインだって決して量産品ではないし、ミチャンさん苦労してるんだろうな。」
家内「ミチャンさんは15歳でワイン作りに目覚め(笑)、17歳でルシャレル・ブランドを立ち上げたようです。『もう安ワインは作らない!』」
「じゅ、15歳!一体何歳からワイン飲んでるんだ(笑)!」
私「もともと葡萄農家で、バルクで安ワインを売っていたようです。たしかに早熟ですが(笑)、生まれる前からワイン
に接していましたね(笑)。」
「う~ん。日本じゃ考えられない(笑)!それもアカデミーを経てから始めるのではないのがビックリ(笑)。アプローチが違うというよりは遺伝子が違う(笑)。」
私「変なしがらみや固定概念が無いところが凄いですよね(笑)。ワインもおそらく自分でバルセロナのビストロやバールにセールスしたようです。」
「え~と、80年代にフランコ独裁が終わり、92年にバルセロナ五輪だからちょうど流れにも乗れたんですね(笑)。」
〇ア・パル ビアンコ オーガニック 2020年 ルシャレル スペイン カタルーニャ D.O.ペネデス 白(オレンジ・ワイン) 750ml 3300円税込み
「渾身の赤の後が白ですかぁ(笑)。もうこの並びだけでマスキューさんの意図が解りますよ(笑)。」
私「うっ、うっ、読まれてます(笑)。まっ、まっ、どうぞお試しあれ!」
「不思議な味(笑)。経験したことがない味。天に召されそうな感じ(笑)。」
「自然の恵み以外の…、天からの授かり物が入ってる(笑)。これ飲むとセレブに成った気になる(笑)。」
「そうそう。悪いこと出来ない気持ちになる(笑)。」
「赤ワインとも共通するものがある(笑)。」
「張りがあり、物凄い凝縮感。付け入る隙どころか、そんな邪な考えが恥ずかしくなる(笑)。」
家内「ミチャンさんがもっとも誇りに思ってるチャレロ種です。チャレロがこれほどのポテンシャルを持つとは驚きです。
」
「そーですよね。カヴァだとマカヴー、チャレロ、パリリャーダを混ぜてちょうど良い。いわば補助補助品種ですもんね(笑)。こんなに複雑で力があり、威厳もあるワインになるとは!絶句です(笑)。」
私「あとルシャレルのワインは共通して塩辛さがありますね。」
「何故ですか?」
私「よく解りませんが、カリウムが何かと重合すると塩辛く感じるとは言われています。」
「うんうん。この点ミネラリーかな(笑)。あと植物の香りが強いですよね?」
家内「生姜っぽいですよね(笑)。」
「あと薬草っぽい。漢方薬にありそうな香りがしますね(笑)。」
「鶏肉なんかに塩を降って食べたら鉄板だな(笑)。生姜に合う食材特に和食にも合わせやすそうですね(笑)。」
「油にも負けないしね(笑)。」
「応用範囲は広いし、これだけどもイイんじゃないかな(笑)。」
家内「『三銃士』のドンキホーテが旅に出るとき従者のセバスチャンに『パンと皮袋に入れたワインと玉ねぎを用意しろ。』と命じましたが、その時のワインがこんなワインだったと妄想しています(笑)。」
「この白ワイン、ブラインドでやったら赤ワインって答えてしまいそうですよ(笑)。」
「コレ、とても色が濃いし、澱もある。それも味のうち(笑)。」
「いわゆるオレンジ・ワインですよね。皮と果肉を分離させずに作った白ワインです。前回の試飲会で出たオレンジ・ワインは都会的でユニークでしたが、このワインは根源的(笑)。でもありがちな臭さはない。赤と同じですね(笑)。」
私「葡萄の房を櫛ですいて粒だけ甕に落とします。あとは自然任せのようです。ミチャンさんがジョージアのオレンジ・ワインに触発されたようです(笑)。」
「甕と言っても昔のアンフォラみたいに不衛生じゃないよね(笑)。でもこんなデカイ甕が焼けるんだ(笑)。」
私「甕の下の方に蛇口があって、そこから果汁を抜くようです。あくまでも自然に抜くようです。プレスもしていませんね(笑)。」
「やっぱり澱も味のうちなんだ(笑)。」
このあと試飲会は番外編に突入いたします!
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Jan 30, 2023 by
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昨日、一昨日とお寒いなかご来店ありがとうございました!
〇クエルチア・ディ・アニバーレ・ビアンコ・バジリカータ 2021年 テヌータ・タウリア イタリア バジリカータ 微発泡 白 I.G.T. 750ml 1885円税込み
私「このワイン、マスキューの定番なのですが、2021年のこのメイクが素晴らしい!このワインとしては完璧な出来映えだと思います(笑)。」
「ラベルが黄色くてデザインも可愛い(笑)
。春らしいね(笑)。」
「バジリカータですかぁ。イタリアの土踏まずのところですね(笑)。」
「味わいも春らしい(笑)。ハニーだけど爽やか!飲むと気分が華やぐ(笑)。暖かみと明るさがあるよね(笑)。」
私「枯れ葉のニュアンス香りがしますね。しっかり葡萄の糖度は上がってますが、完全にアルコール発酵が終わる前に発酵を止めます。このワインの特徴です。」
「マスキューさん!このワイン、アルコール分はいかほどですか?」
家内「12.5%です。」
「発酵を途中で止めると糖分が残って甘くなりますよね?」
「でも、甘口ではない感じですよね?」
私「リンゴ酸も残ってますから、それが甘さをマスキングしています。ただここ何年かで一番塩梅が良いかと(笑)。たしか2018年ヴィンテージは暑かったので安納芋みたいでした(笑)。まあ、そらはそれで面白かったのですが(笑)。」
「ヴィンテージごとに特徴があるのが楽しいですよね。今年は雨が多かった?少なかった?なんて想像出来るのも楽しい(笑)
。ワインの楽しみですね(笑)。」
家内「このワインは開けたてはわずかに微発泡しています。コレは変わらないスタイルですね。」
「リンゴのニュアンスあるね(笑)。」
「レモンティー!」
「アップルパイにシナモンかけて、食べながらコレ飲んだら美味しいだろうなぁ(笑)。」
「ハニー・アップル・ティー!」
「とても健康的だよね(笑)。飲むと活力を貰える(笑)。」
家内「紅茶 ほうじ茶 ジュ・ド・レザンに似てますよね(笑)。」
「そうそう!あんなに甘くはないけど共通するよね。ジュ・ド・レザンを発酵させるとこんなワインになるのかな?」
私「どうでしょうね(笑)?」
「ジュ・ドレザンの糖分が無くなると液体はさらっとするんだろうな。」
「発酵って面白いよね(笑)。このワイン、アルコール発酵だけでなく様々な発酵が同時に起こってるんだろうな(笑)。」
「飲み物としたら葡萄ジュースよりワインの方が飲みやすいかな(笑)。」
「このワイン、和食に合わせやすい!タトエバ茶碗蒸し(笑)。出汁に似た旨味があるし、糖分由来の甘味は和食と親近性がありますよね(笑)。」
私「このワイン飲んでると安心感を感じるのは、その辺に共通項があるからかもしれませんね(笑)。」
●ジャンニテッサーリ・ドゥエ 2019年
イタリア ヴェネト 赤 I.G.T. 750ml
2545円税込み
私「マスキュー定番のイタリア・ヴェネトのワイナリー ジャンニ・テッサーリのもの。マスキューでは日本に輸入されてからずっと扱っている大定番です。」
家内「違う畑のメルローとカベルネ・フランを発酵させるときに、アマローネの搾りかすを加えたもの。」
「う~ん。そう聞くとかなりアバウトと感じですけど、実に美味しい(笑)!不思議ですよ(笑)!」
「このワイン、いつも変わらず美味しい(笑)。最初の白はヴィンテージの差がはっきり出るワインでしたが、製法を複雑にすることで安定した酒質に出来るし、それを目指してるのかな(笑)?」
私「アマローネの搾りかすを加えれば、単純に濃くなります!安定して美味しい戦略かな(笑)?」
「このワインは我が家では欠かせないアイテムです(笑)。いつも美味しいんですよね(笑)。」
「香りは濃くて重い感じがします。でも果実味は真っ黒くなっていない。黒いベリーと赤いプラム系の香り。粒の大きさは小粒、中粒、(笑)。しっかり詰まっている!」
「チョコレートの香りがワインに濃くを与えてる(笑)。チョコレートが纏めてる感じかな?」
家内「折り合いが良いですよね(笑)。飲んだ感じ無理がないのです。テクニックは駆使していますが、基本の葡萄の良さがあるからこそなんでしょうね(笑)。」
「雑味も無いですよね?」
私「はい。無理なプレスはしてませんね。フリー・ラン・ジュースのような旨味と透明感があります。」
「凄く飲みやすいのですが、軽くはないし、薄くもない。とても自然に充実してる(笑)。」
私「自分の作った葡萄を知り尽くしていますよね(笑)。そしてしっかりターゲットに到達する。かなりの作り手です(笑)。」
家内「ジャンニ・テッサーリで一番評価されているワインはスプマンテなんですよ(笑)。」
「えっ!スプマンテですかぁ(笑)。引き出しが多いどころか…。マスキューさん飲みましたか?」
私「はい(笑)。とても良い泡でした。モチロン瓶内二次発酵したメソッド・トラディショナルです。シャンパーニュに引けをとりません。ただしお値段もシャンパーニュに引けをとりませんので、ケチなマスキューでは無理(笑)。」
家内「残念!」
◎パティ・アルナウ ロゼ オーガニック 2021年 ルシャレル スペイン カタルーニャ D.O. ペネデス ロゼ 750ml 1980円税込み
「おっ!久しぶりですね(笑)。この猫のラベルは覚えてますよ(笑)。」
家内「日本に初めて輸入された時は、セパージュにピノ・ノワールが入っており、味わいも薄旨いピノ・ノワールでした(笑)。そのあとスタイルが変わり扱いは中断しておりました。今回さらにスタイルが変わり再登場です(笑)。」
「マスキューさん!確かに山羊のラベルもありましたよね(笑)。あっ、棚に解らないように並んでる(笑)。サブリミナル!うっ、ひゃひゃ(笑)。昔流行った!」
私「そーなんです。サブリミナル!ひゃひゃ(笑)。」
「年代がバレます(笑)。」
私「マスキューのサブリミナルはバレバレだからあまり効果ないかな(笑)。」
家内「今日の試飲会を全部ルシャレルでやるのも躊躇われますので(笑)、ちょっと小出しです(笑)。」
「さて、味わいはどうかな(笑)?あっ!旨さの分量が凄い!」
「旨味が柔らかさに繋がっている!」
「前のメイクより色が淡いから味わいも軽いと思ったけど(笑)、しっかりしてる。」
「うんうん。堂々としてるし、威厳もある。」
「口の中の広がりと余韻がいいね(笑)。引き込まれる(笑)。」
「お子様ロゼじゃない(笑)!品がある!」
「雑味が無いから、香り・味わいがどんどん伸びて行く(笑)。」
私「個人的にはバンドールのシャトー・ビバルノンのロゼに匹敵すると勝手に思っております(笑)。」
「このロゼ、生ハムとかハードタイプのチーズ齧りながら飲みたいね(笑)。生サラミも良さそう(笑)。」
「マスキューさんブランド名の『パティ・アルナウ』って何ですか?」
家内「小さいアルナウ 息子さんです(笑)。彼の黒猫は夜になると月を眺めるそうです。また、ビオディナミストのミチャンさんにとって月は大事ですので余計思い入れが増したのでは(笑)。」
私「スペインでは初めてビオディナミを取り入れた生産者のようです。ただし、2016年にマスキューにお越しの際、あまりビオディナミのことは語っていませんでした。ただ、将来的にSO2無添加のワインを作りたいとは仰ってましたね(笑)。
その時私はSO2はちょっと入れるくらいで良いですよ。なんて生意気に言いました(笑)。」
「このロゼはどのくらい入ってますか?」
私「おそらく50mg/L以下くらいだと思います。」
家内「このロゼ、今飲んでも美味しいのですが、抜栓してから1週間後が一番美味しかったですよ(笑)。プラムの果実のディテールがはっきりして実に美味しかったです(笑)。」
「1週間は待てないな(笑)。」
私「まあ、それほどのワインでございます(笑)。」
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Jan 25, 2023 by
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今月1月27、28日のマスキュー試飲会のラインナップ並びました!
はぁー、やれやれです(笑)。
こうして眺めると前半の3本が春っぽくてイイかな。真ん中にロゼが並んだのはグッド(笑)。ラベル・デザインの猫ちゃんも可愛いし、なかなか良いかな?
そして、その下の下の棚に何気なく白と赤を並べました。よーく見ると山羊が並んでいます。コレ、マスキュー得意のサブリミナル攻撃です(笑)。
それとですね(笑)、最後のルシャレルの2本を見ていると吹き出しちゃいませんか?何故吹き出すか言うと差別になりそうなので申し上げられません。見れば解るかな(笑)。いや、見ての通り!
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Jan 23, 2023 by
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今月1月27日(金)17~20時、28日(土)11~20時のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!
まずは暖かみのあるイタリアの白と赤。そしてスペイン・カタルーニャのD.O.ペネデスの『怒涛のワイン親父』ミチャンさんのワイン3連発でトドメを刺す。こんな案配でございます(笑)。
〇
クエルチア・ディ・アニバーレ・ビアンコ・バジリカータ 2021年 テヌータ・タウリア イタリア バジリカータ 微発泡 白 I.G.T. 750ml 1885円税込み
このワイン、マスキューの定番なのですが、2021年のこのメイクが素晴らしい!
このワインとしては完璧な出来映えだと思います(笑)。暖かい南イタリアに想いを馳せながら楽しむにはもってこいなのです(笑)。それゆえ本日のトップバッターに抜擢でございます(笑)。
イタリア南部のバジリカータ州 ヴルトレ山の東側山麓の街ラポッラにこのワイナリーはあります。女性当主のサラさんは二代目。夫のアントニオさんと共にこの農園を運営しています。ワイン畑は約10ヘクタール。ヴルトゥレ山に連なる標高400~500mの東向きの傾斜地。地山はヴルトゥレ山の火山灰ですからカルシウムと鉄分などのミネラル豊富な土壌、もちろん水捌けも良し。
このワイン、地場品種マルヴァジア・ビアンカ・ディ・バジリカータ80%、フィアーノ20%で造られます。アルコール発酵終盤に発酵を止めるため1気圧弱の微発泡に仕上がった白ワイン。酵母臭由来の複雑な穀物やミネラルのニュアンス、麹っぽさ等が果実由来のマスカット、桃、などのフルーツに溶け込む様は秀逸。明るくふっくらとした豊かな広がり、飲むとまさに畑の光景テロワールがそのままワインに映し込まれたかのような気分になります(笑)。
このワイン、アルコール分が11.5%に達したとき発酵を終了させますから、残糖分は20g/L前後残っているはずですが、酸が多量に残ってもいますので甘さが気になりません。出来上がったワインは当然微発泡にもなりますが、泡が抜けるにつれワイン本来の良さが増してくる嬉しいワインなのです(笑)。通常このような造りをするとSO2の量が多くなるのですが、想像の2/3ほどの低量を達成しています。衛生管理と葡萄自体のパワー無くしては無理。かなり凄いことです!
自家用のワインとして造っているものを別けてもらったという通りの、スペシャルでユニークなスタイル、生活に根差したワインでございます(笑)。かつてマスキューで扱っていたカラブリの『コーラ』と共通するワインですね(笑)。
蛇足になりますが(笑)、ラベルの色とデザインがグッド(笑)。古代戦士がワインを飲んで酔っぱらい、木の下で眠ってます(笑)。小説『風の丘』を連想しちゃいました(笑)。
●
ジャンニテッサーリ・ドゥエ 2019年
イタリア ヴェネト 赤 I.G.T. 750ml
2545円税込み
マスキュー定番のイタリア・ヴェネトのワイナリー ジャンニ・テッサーリのもの。マスキューでは輸入されてからずっと扱っている大定番です。ただし、棚の隅っこにひっそり置いているので(笑)、同じジャンニ・テッサーリのソアヴェやシャルドネ、ピノ・ノワールの陰に隠れております(笑)。
でもですね、とても美味しい!
この価格帯では随一と言って良いコスト・パフォーマンス。寒いこの時期心も体も暖まるはず!
このワイン、メルロ50%カベルネ・フラン50%のセパージュ。ミソはリパッソをしていること(特別リパッソとは唄っていませんが)。マルカートが他にも造っている隣のD.O.C. コッリ・ベリーチの上級品『ピア・アルト』の搾りかすを加えて発酵させたもの。正確に言うとソアヴェの西側のサレーゴとヴィチェンツァ近郊の葡萄畑から収穫したものを10日間発酵しそれに『ピア・アルト』の搾りかすを加えて更に2週間発酵させています。通常のリパッソはアマローネと大概同じような畑、同じセパージュでリパッソをしますが(折り合いを良くするため)、これは違う(笑)。コッリ・ベリーチだとカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロを使いますから、この点でもちょっと違う(笑)。
でもですね、味わいの調和は素晴らしくミスマッチしているようなニュアンスは全くない(笑)。醸造の魔術師と呼ばれる醸造家ジャンニさんの神業です!
熟したブラック・レッドチェリー、プラムに腐葉土やスパイスのニュアンスは充実したボディ由来のふくよかさと甘さと渾然一致。でこぼこのない舌触りは陶酔を誘う。
実に旨い!
思わぬアプローチからキック・インサイドの一撃の味わいです(笑)。凄い醸造家がいました。
思いますに、このワインはアルコール分が12.5%。リパッソの狙いは単純に果汁を濃くするのではなく、構造や骨格をしっかりさせることと果実味を複雑にすることが主眼となっているような気がします。
きっと計算づく(笑)。ジャンニさんの手腕の凄さを思いを馳せざるを得ません(笑)。
◎
パティ・アルナウ ロゼ オーガニック 2021年 ルシャレル スペイン カタルーニャ D.O. ペネデス ロゼ 750ml 1980円税込み
バルセロナ近郊にある有機栽培を行う家族経営のワイナリーです。2016年の3月には当主のミチャンさんがマスキューにお立ち寄りくださいましたっけ(笑)。
マスキューの定番の生産者です。もともと比較的裕福な葡萄農家の4代目。1985年に15歳でスパークリング・ワインを1000本作ったことでワイナリーを志し、1987年に『ルシャレル』ブランドを立ち上げ元詰めワイナリーとなり、スペインで最も早くビオ・ディナミに取り組み自然派として独自のスタイルを目指しました。早熟で情熱的な方なのです。それゆえ私は怒涛のワイン親父と命名しました(笑)。ご本人から『歳上のあんたに言われたくない!』と怒られるかな(笑)。
スペインワイン界では初めてビオデナミを導入したことや、山羊に葡萄の余分な葉を食べさせたりすることでも有名になっています(笑)。
マスキユーの定番の山羊ラベルのワインといえばピンときていただけますか(笑)。
自然な造りから、ふくよかでしかもディテイルが明瞭なスタイルはバルセロナでは大人気とか(笑)。
マスキューの大好物スペイン カタルーニャのルシャレルのロゼ・ワインの久々の入荷です(笑)!
あの猫のラベルのロゼと言えばピンと来ますね(笑)。
以前は『アマルティア・ロサード』として販売していたもの。今回ブランド名が
『パティ・アルナウ』→『小さなアルナウ』アルナウとは息子さんの名前。月を眺めるのが好きだった愛猫の絵はそのまま(笑)。
当主の怒涛のワイン親父ミチャンさんのワイン造りはノン・ストップ。常に全開(笑)。ですからセパージュを大幅に変えることもしばしば(笑)。かつてのロゼはメルロ45%、ピノ・ノワール45%、チャレロが10%。ピノ・ノワール的なロゼ・ワインでした。今回はグルナッシュ50%、メルロー44%、シラー6%。丸っきり別物です(笑)。
味わいはバンドールのロゼに近いリッチで綺麗なスタイルです。こんなにスタイルが変わるとは!びっくりです(笑)。
基本香りは強くなく、プラムやベリー系
。ただし旨味の厚みが立派(笑)。葡萄果の良さはルシャレル信頼の証。それをフリー・ラン・ジュースだけで作っていますね(笑)。
丁寧でとても贅沢なワインとなっています。
●
ア・パル ティント オーガニック 2019年 ルシャレル スペイン カタルーニャ D.O.ペネデス 赤 750ml 3300円税込み
マスキューの大好物ルシャレルの上級キュヴェ『ア・パル』シリーズの赤です。
ア・パルとはNo Perfectの意味。人為を極力与えない、言わば無添加ワイン。とうとう目指した領域に達したようです。
ラベルのスキンヘッドは無防備を象徴しているとか(笑)。ミチャンさん本人とシンクロしているみたいですね(笑)。
これは標高500mの高地畑のガルナッチャと標高250mのカン・マヨールの畑で育ったメルローを50%ずつブレンドしたもの。
手摘みし厳選したブドウをステンレス・タンクで(おそらく低温で)5週間果皮浸漬。500L入りのハンガリアン・オーク樽で3ヶ月発酵・熟成、そして素焼きのアンフォラ(750L)に移し更に3ヶ月間熟成したもの。果皮接触期間がとても長く、この点ミソがありそう(笑)。あとハンガリアン・オーク樽で少しの期間熟成させるのはミチャンさんのセンスですね(笑)。とても好ましく思います。
ノンフィルター、安定化なし、SO2無添加(※醸造中自然発生するSO2はごく微量含有)。人の手による変化、制限を一切加えず、ワインの素晴らしい潜在能力を如何なく発揮させたワイン。でもいわゆるビオ臭はしません。とうとう目指した領域に達したようです(笑)。
第一印象は強い!そしてドライ。白同様にしっかり酵母に喰わせた感じです。開けたてはタンニンよりも酸の強さが目につきます。その酸もいわゆる酸っぱいものではなく、旨味、複雑さ、生命力の強さを感じるものです。とてもスパイシーでドライ。完熟したフェノール由来のスパイシーさは溌剌としており酸との密度感は驚くほど。今風なファットな濃いだけのワインとは違うのです。ただ、時間の経過とともにタンニンが開いてきて折り重なるような壮麗な姿を見せてくれます。酸にタンニンが追いつくまで時間はかかりますね(笑)。巨大で無数のプラム系の果実味と深いタンニンのハーモニーは素晴らしく美味しいの一語です。
〇
ア・パル ビアンコ オーガニック 2020年 ルシャレル スペイン カタルーニャ D.O.ペネデス 白(オレンジ・ワイン) 750ml 3300円税込み
マスキューの大好物ルシャレルの上級キュヴェ『ア・パル』シリーズの白です。
ア・パルとはNo Perfectの意味。人為を極力与えない、言わば無添加ワイン。とうとう目指した領域に達したようです。
ラベルのスキンヘッドは無防備を象徴しているとか(笑)。ミチャンさん本人とシンクロしているみたいですね(笑)。ちなみにルシャレルのホームページにラベルのスキンヘッドのお友達の映像がご覧になれます(笑)。
これはジョージアのオレンジワインに感銘し、造り始めたワイン。
標高250mのカン・マヨールの畑で育つチャレロを手で収穫し、最も健康的なブドウを細心の注意を払って粒選り、皮ごとアンフォラで4週間発酵させます。ブドウの果皮に付着した天然の保護物質とタンニンがワインを酸化から守ってくれます。その後、更にアンフォラで、野生の酵母を使用し更に3ヶ月間発酵・熟成。都合4ヶ月果皮の状態で過ごしたオレンジ・ワインでございます。もちろん濾過していませんので澱が立ち、色の濃いオレンジ・ワインとなっております。
まず第一印象は強い!
そしてめちゃくちゃドライ。しっかり酵母を喰わせた感(笑)。もの凄い凝縮感、はりのある酸。深く頑強で近寄りがたい威風。いつものアマルティアのフレンドリーさとは無縁(笑)。想わず息を飲んでしまいました。とことん尽力した化粧なしの直球勝負。葡萄の生命力だけでバランスを取っているかのよう。時間がいくら経っても崩れない途方もない生命力。だんだん梅酒っぽくなる不思議(笑)。
プラムのような赤い果実と柑橘類のニュアンスは明瞭ではありませんが、生姜などのハーブや土の香りは巨大。衛生管理が素晴らしく、いわゆるビオ臭はしません。それはプリミティブであり、ミチャさんがこだわるチャレロの本質を知った思いです!
実はペネデスは“チャレ・ロ ・トライアングル”と呼ばれる土地です。そしてワイナリー名の由来ともなっているチャレ・ロは地元を代表する品種です。ルシャレルとは、XAREL.LO ⇒ LOXAREL とチャレロの語順を倒置した造語なのです。チャレ・ロは、ルシャレルが生産する全ての白ワインの主要品種となっています。ルシャレルにとってチャレ・ロは核心なのです。
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Jan 19, 2023 by
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これ、昨日の箱の中身です(笑)。
ともにルシャレルの高級レンジ『ア・パル』シリーズの赤と白です。なんでもアンフォラを使い、余分なことは一切しないナチュラル・スタイルのワインだとか。もともとルシャレルはスペインではビオやオーガニック系の嚆矢ですから、一家言もあるしトップランナーであります。
もう飲んでいますが、味のことより箱とラベル・デザインのシンクロっぷりがミチャンさんらしくて、想わずニヤニヤしちゃいます。自分のやりたいことに徹底する彼の姿勢は好きなんですよ(笑)。変に格好をつけてないところがイイ。でも本人は格好イイと思ってやってるような気もします(笑)。とにかく まんま なのです。
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Jan 18, 2023 by
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こんな箱が8箱来たらびっくりしますよね(笑)。
マスキューに配送に来てくれる運送屋さんは、国道に車を止め台車に荷物を載せて店に運んでくれます。外でガタガタ台車の音がしますから解ります。今日も外で台車がガタガタ。ちょっと外を見ると台車の荷物を見た通りががりの人が笑ってます。???
店の自動ドアが開くとその理由が解り大笑い(笑)。こんなデザインの箱見たら笑いますよね(笑)。しかも8箱(笑)。
中身はスペインのルシャレルのワイン。あの怒涛のワイン親父 ミチャンさんのものです。山羊ラベルのスペインワインと言えばご察しがつきますか(笑)。
う~ん。
スペイン人と日本人のお茶目度はかなり差がある(笑)。怒涛のお茶目なのです(笑)。いや、ミチャンさんは真剣に箱のデザインをしてるはずですから、単に受けを狙ったものではなく、真剣な怒涛のデザインかもしれません(笑)。ただスキンヘッドの男性はミチャンさんではないことは確かです。これは断言します(笑)。
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Jan 17, 2023 by
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えへへ(笑)。
先日大磯散策に行って来ました。
実は家内共々大磯好き(笑)。もう10回は行ってるかも(笑)。我々はハイキングしたりお家ウォッチをしたりするのが楽しみです。大磯はその両方を満たしてくれるフェイバリット・プレースなのです。似たような大磯好きの知り合いから、『明治記念大磯公園』が全園開園に向けて着々工事が進行中、今行くと修復の様子が見れる!とのこと。
そう聞いたら行くしかない(笑)。ジャッキアップして修復される旧家を舐めるように見てきました(笑)。スポンサーは旧古河財閥で東京の立川にある建物園と同じ管理とか。
う~ん。
明治の元勲等の邸宅を保存管理するにはそれなりの資力が必要ですね。へそ曲がりの我々はお金持ちが嫌いですが(笑)、こうしてお金を使うお金持ちは尊敬出来ます(笑)。
丁寧な解説員の方がいて、いわゆる公務員とは違った対応して下さいました。(古河の社員さんかな?)しかも帰りにアンケートに答えたら絵葉書とボールペンのお土産までいただいちゃいました(笑)。さすが太っ腹!
皆さん!
行くべし!
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Jan 15, 2023 by
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う~ん。
今月の試飲会のラインナップがなかなか決まりません。我が家のテーブルには今12本のワインが開いています。もちろん毎日毎日チビチビとティスティング(笑)。サンプルで取り寄せたものですから、1本、1本最終的には残さず飲みきるつもりです(笑)。でもですね(笑)、飲みたくないワインもあるのでそこは辛いところです
(笑)。やはり不味いものは不味い(笑)。どんなワインでも美味しく飲めるのが理想ですが、ダメなものはダメなんですよね
(笑)。ゴメンナサイ!
ところで今晩更に4本開けなくてはなりません。急遽サンプルとして取り寄せたものですので早くティスティングしなくては。マスキュー試飲会まで時間がありません。
美味しいと良いなぁ(笑)!
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Jan 13, 2023 by
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先日Aさんの奥様がご来店くださいました。マスキューのブログに多々登場させていただいているAさんです。料理好きなのはもちろんなのですが、さまざまなレシピに挑戦すると同時にマリアージュするワインまで探す達人なのです(笑)。それゆえそのお話は私のブログの貴重なソースとなっています(笑)。もちろん事前に「ブログにパクらせてもらっても良いですか?」と了承はいただいています(笑)。
Aさん「新鮮なタコがあったのでグラタン皿に並べてケイパー、ブラックオリーブ、を載せてオリーブオイルをたっぷりかけて、パセリ・ニンニク・オレガノに塩をふってをパン粉に混ぜてオーブンで焼きました。」
私「王道!聞いただけで涎が出ちゃいますよ(笑)。どんなワインに合わせたのですか?」
Aさん「愛する
ティモラッソ2020年!」
私「おー!このセンス凄いですよ(笑)!どうでしたか?」
Aさん「ワインが開くまで最初はちょっと違和感があるのですが、ティモラッソのあのふっくら感が出てくると、見事にマリアージュ!天にも昇る美味しさでした(笑)。」
私「うわっ!涎が出ちゃいました(笑)。」
Aさん「食材はコテコテのイタリアンですからイタリアの白には何でも合うかと思いますが、ティモラッソだからこそのマリアージュだと思いました(笑)。」
私「家内もティモラッソの大ファンですから重々詳しく伝えてリクエストしたいと存じます(笑)。ブログにパクっても宜しいですか(笑)?」
いつもありがとうございます!
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Jan 07, 2023 by
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う~ん。
完売してしまいました!
昨年12月のマスキュー試飲会で好評いただいたメッシの赤ワインです(笑)。
ロス・カルドス レッド・ブレンド 2020年 ドニャ・パウラ アルゼンチン
インポーターさんの最終処分価格品ですので多少余分に在庫しましたが、力尽きました(笑)。よって12月の試飲会セットも完売となります。ゴメンナサイ。
このご時世1,000円以下の良品がなかなかありません。このような在庫品もそろそろ玉切れかな。安かろうのワインならあるのですが、美味しい!とは言えないものが大半。100本試飲しても1本も当たらないのが現実です。
ケチなマスキューにとっては難しい(笑)。
鼻はいつもクンクンさせてますが…、何処かに落ちてないかなぁ(笑)。
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Jan 06, 2023 by
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えへへ(笑)。
コレなーんだ(笑)?
プレ試飲会のサンプルです!
実は去年のうちに取り寄せたのですが、ラインナップが決まったために翌年に持ち越したもの。急いては事を仕損じる!
というわけで、今『早く試飲してくれ!』とワインが宣っております(笑)。
向かって右の2本はブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ、作り手はジャン・イブ・ドゥヴヴェイ。舌が回りません(笑)。ちょっと期待の持てそうなドメーヌです。ジャイエ・ジル無き後のアイテムだと嬉しいのですが(笑)。
あと、左端は見てすぐ分かるロ・ゼルボーネの新アイテムです。セパージュはバルベラ、ピニャ・ネロ、カベルネ・ソーヴィニヨンと無茶苦茶(笑)。友達の畑の葡萄を使ってるとか。カタログにはコラボと書かれていました。基本的な作りも同じようです。まあ、ゼルボーネのワインですから、きっと不味いはずはないでしょう!楽しみでございます(笑)。
後々ブログで何も語らなかったら、お察しくださいませ(笑)。
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Jan 03, 2023 by
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ワインのことばかりで大事なことを忘れていました(笑)。
昨年一番嬉しかったこと!
ついついワインを飲むことばかりに気をとられていました(笑)。
Sさんの奥様が試飲会に復帰してくださったことです!
Sさんご夫妻はもう20年くらい長いお付き合いをさせていただいてます。出張が多い旦那さんのために、奥さまが試飲会にいらっしゃってチョイス。それを旦那さんの出張先に送ります。毎月、毎月、かいがいしくチョイスされます。チャーミングな方なのです。
ところが半年ほど前にご主人がいらっしゃって、奥さまが倒れたとのこと。マスキューが心配しないようわざわざ言付けに来てくださいました!大変な中での気配り有難いことでした。
そして今月12月のマスキュー試飲会にご夫婦で参加してくださいました!
あー、良かった!
まだリハビリ中のようでしたが、試飲会に参加出来るほどですから、完璧復帰ももうすぐなはず。ご家族やご本人のことを考えると涙が出ます。
去年一番嬉しかったことです!
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Jan 02, 2023 by
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昨年の心に残ったワインを思い出すためにブログのアーカイブを眺めていました(笑)。2021年丸々みると、作業の膨大さに思わず笑ってしまいました(笑)。
あと、同じ銘柄のヴィンテージ違いは敢えて挙げませんでした。冗長になりそうでしたので…。今年のマスキュー試飲会に出したもの中心に勝手にチョイスしました(笑)。
まずは白
〇ティモラッソ 2020年 カッシーナ・イ・カルピーニ イタリア ピエモンテ 白 コッリ・トルトネージ・ティモラッソD.O.C.
コレ美味しかった(笑)!旨味の分量がケチ臭くない。もちろん名声やシンプルであざとくない。コレ大事なんですよね(笑)。浸れたなぁ。
〇『
チッコ ・ドーロ』2016年 テヌータ ・カヴァリエル ・ペペ イタリア 甘口 白 イルピニアI.G.T. 375 ml
フィアーノ種の本質を知りましたね(笑)。
あと、彼の地の文化の特徴が少し解った気がしました(笑)。
〇
シャトー ムーラン・ド・リュクリュー2020年 ボルドー 白 (コート・ド・ブライ)A.C. 750ml
ボルドーで、しかもソーヴィニヨン・グリでこんなに完成度が高い白ワインがあるとは!コスパはベスト、オリジナリティーは驚き!
●
ラングドック 2016年 トラディシオン ドメーヌ・ル・ヌーヴォー・モンド フランス ラングドックA.C. 赤
いかにもラングドックらしいワインなのですが、実に美味しい!何本飲んだかな(笑)?
●
ブリック・ド・ビアンク 2019年 ルカ・フェラリス イタリア ピエモンテ 赤 ルケ・ディ・カルターニョ・モンフェラートD.O.C.G.
変なルケなのですが、私は大好き(笑)。旨味、品の良さ、パワー、品種の個性、すべてが好きです(笑)。
●
バルベラ・ダルバ 『マチネ』2020年 グラッソ・フラテッリ イタリア ピエモンテ 赤 バルベラ・ダルバD.O.C.G.
750ml
これほどビビッドなバルベラは初体験(笑)!素晴らしい!
●
バルバレスコ ヴァッレグランデ 2012年 グラッソ・フラテッリ イタリア ピエモンテ 赤 バルバレスコD.O.C.G.
歳をとってきたのか(笑)、こういった落ち着きのある味わいには癒されます。同意見の貴兄も多かったような(笑)。
●
カベルネ・ドルサ トロッケン 2020年 ベルンハルト・コッホ ドイツ Q.B.A.トロッケン 赤 750ml
変なワインなんですけれども、実によろしいかと(笑)。重ねて、実によろしいかと
(笑)。
◎
『 ロザンナ 』エクストラ ・ブリュット ロゼ メトド ・クラッシコ エットーレ・ジェルマーノ イタリア ピエモンテ 発泡性 ロゼ ヴィーノ・スプマンテ・ディ・カリテ・ロサードアル
泡だとコレがナンバー1でした(笑)。心が鷲掴みされましたね(笑)。
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Jan 01, 2023 by
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昨年の心に残るワイン!
ここ数年私は嗜好が少し変わってきたような気がします(笑)。元々が良くて、その良さを感じられるワイン。化粧っ気が無くてシンプルでありながら複雑で深い。
土地の特徴と生産者の想いが伝わってくるワイン。
う~ん。
こんなワインに惹かれます(笑)。もちろん名声には興味無し(笑)。(もちろんセールストークは必要ですが)
予備知識無しにティスティングしたとき、素直に美味しいと感じられ、そして翌日も素直に美味しいと感じられるワイン。最終的に意地汚く飲み干せるワインです(笑)。
高いワインでも、また飲みたいと思わないワインって多いですから、バイアスからのディフェンスは大事(笑)。そんなワインに時間を費やす余裕はない!ボクシングの井上尚弥チャンピオン並みの鉄壁のディフェンスを目指そう!
コレ今年の課題ですね(笑)。
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Jan 01, 2023 by
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今日は大晦日。今年もあとわずか数時間です。
マスキューが大晦日から休むようになってだいぶ楽になったような気がしますが、12月は毎日毎日をこなすのが精一杯ですので年寄りにはそれなりに大変(笑)。
今日は雑務だけなので、今は今年の心に残るワインをぼんやり思い出してる最中です(笑)。
さあ、これから段ボールでも潰しながら
一年を振り返りますか(笑)。12月中は振り返る余裕がなかったのが本音。
そうだ!
振り返るのも大事ですが、今晩何を飲むかはもっと大事(笑)。やはりアレかな(笑)?最後の試飲会で心を持っていかれた
エットーレ・ジェルマーノのロゼ・スプマンテかな。衝撃的でしたもんね(笑)。
大晦日の晩に飲むには相応しい!
我々は大禍なく今年を過ごしましたが、ウクライナの戦禍を思うと心が痛みます。他人事じゃないです。平和だからワインが飲める!それゆえウクライナに献杯!平和に感謝!健康に感謝!
人生第4コーナーを回った私には切実に感じます。ここまで落馬しなかっただけでも感謝かな(笑)。
今年一年ご愛顧ありがとうございました!
来年も皆様のワイン・ライフの一助となれるよう頑張ります!
桝久商店 岡本利秋・昭子
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Dec 28, 2022 by
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ぎりぎりセーフ!
さっき
エットーレ・ジェルマーノのロゼ・スプマンテ来ましたぁ(笑)!
ついでにクロアチアの白
イロチュキ・ポドゥルミ グラシェヴィーナ も来ました!
でもアルゼンチンのロス・カルドス レッド・ブレンド 2020年は売り切れ(残念)。並んでいるだけとなります。
まあ、取り敢えず格好はついたかな(笑)。
マスキューは年内は30日までやっております。31日~1月3日までは休みとなります。
さあ、今年もあと少しです。
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Dec 28, 2022 by
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いやー、実は昨日
エットーレ・ジェルマーノのスプマンテ・ロゼが無くなってしまいました。
これはマズイ。
そこでインポーターさんに荷電。
私「もしもし、いつもお世話になっております。ロゼ・スプマンテ好評でしたよ(笑)。」
インポーターさん「ありがとうございました!マスキューさんが一生懸命セールしてくれて助かりました(笑)。」
私「なんたってコスパもクオリティーも良い。(まずは誉め殺し)。ところでまだある?(この微妙な回りくどさが私の身上)。」
インポーターさん「う~ん。解りました!
普段の路線便ではなく宅急便で送りましょう!」
私「助かりました!ありがとうございました!」
冷や汗かいちゃいました(笑)。
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Dec 26, 2022 by
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●
『ソリ・パイティン』2017年 ドルチェット・ダルバ パイティン イタリア ピエモンテ 赤 D.O.C. 750ml
2514円税込み
家内「このワイナリー、パイティンは1890年代に初めてバルバレスコとして元詰めをした由緒正しきワイナリーです。」
「パィティン昔飲んだけど凄く良かったですよ、20年以上持つ。」
私「これはドルチェットなんですが、メインのネッビオーロと同じ区画『ソル・パィティン』に植えられたもの。普通ドルチェットは端の条件が悪いところに植樹されますが、これは違うようです(笑)。」
「う~ん。まだ閉じてるけど、旨味が凄い
!良いワインに違いない。」
「これ、まだまだ先がありそう。」
家内「2017年ヴィンテージのドルチェットとは思えません。」
「エキゾチックなハーブのニュアンス。戸手も深い。」
「複雑で秘密めいてる(笑)。」
「香りが複雑ですよね(笑)。ドルチェットらしくないですよね。」
私「ドルチェットだとプラム プルーンみたいなニュアンスですけど、これはそれより小粒の赤い果実のニュアンスなんですよね。他の生産者のドルチェットより酸を感じます。」
「店長!これ良いですよ(笑)!凄く凝縮感があります。それを見せびらかしていない(笑)!」
「品は良い!そして深い。」
「余韻が長くて引き込まれる。」
家内「ちょっと温度か低いので、手でグラスを暖めてあげると、より美味しくなりますよ(笑)。」
「あっ、ホント。柔らかくなって美味しい
(笑)。温度って大事なんですね。ほんの1分暖めただけなのに(笑)。」
「うんうん。染み入るように感じる。」
「ワインが『簡単に俺様を飲むなよ!』って言ってる(笑)。」
私「愛想無いんですが、引き込まれます(笑)。好きだなぁ。」
「マスキューさん!売ってるワインに『愛想ない。』なんて言っちゃダメですよ(笑)
。」
私「えへへ(笑)。」
「そうなんだよね。愛想振り撒くのもあるけど、愛想ないのもあり(笑)。ライフスタイルだもんね(笑)。」
私「愛想がないスタイルかな(笑)。」
家内「手の内は簡単に明かさないのは確か
(笑)。」
私「それがドルチェットなのが凄いかと(笑)。」
変なところで盛り上がりました(笑)。
〇『エリザ』ロエロ・アルネイス 2019年 パイティン イタリア ピエモンテ 白 ロエロ・アルネイスD.O.C. 750ml 2514円税込み
「おー!これまた凄い(笑)。しかも深い。」
「コレも凝縮感凄いですよ(笑)。」
「強い、しかも深いところに潜ってる(笑)
。」
「金柑、ハチミツ…ピールの苦味、強い芯があり、化けそう(笑)。」
「後味のハニーさが美しい(笑)。」
「先々どうなるんだろ?」
私「解りません(笑)。でも何年か先にまた飲んでみたいワインですよね(笑)。」
「アルネイスってことこんな味わいなんですね。実は昔レストランでアルネイスを飲みましたが、なんとなく飲める印象の薄いワインでした(笑)。」
家内「ジャンシス・ロビンソンなんかボロカス言ってましたよ(笑)。つまらない葡萄品種だって(笑)。」
「こんなに面白いのに(笑)。」
家内「キャンティに白葡萄のカナイオーロをちょっと混ぜたような使われ方をかつてアルネイスはされていたようです。」
「かなり真剣に作った白ワインですよね。
最初に飲んだクロアチアの白は良かったけど、値段の差は歴然(笑)。どうして?」
私「1本の葡萄樹からワインを何本作るかの差ですね(笑)。コストの差です(笑)。」
「確かにコストの差を実感します(笑)。」
「これ食べる物が思い浮かばない(笑)。ハチミツやチーズくらいしか思い浮かばない。これ飲むだけでもイイかな(笑)。」
「ブルーチーズのハチミツ掛け(笑)。」
「レモンソースを使えば合わせる範囲は広がるなぁ(笑)。」
私「フルーツ食べながらでも良いですよね
。」
「スパルタンなんだけど、断固とした物がある。さっきの『愛想ないスタイル』(笑)。共通だな(笑)。」
私「そーなんです(笑)。わたしは赤、白、ともに引き込まれるんですよね(笑)。」
「作り手が同じなのが伝わって来ますよね
(笑)。」
「『スラムダンク』の断固とした決意がある(笑)!」
「このワインも手でグラスを暖めてあげると、変身する(笑)。果実が押し寄せる(笑)。」
私「個人的にはヴェルディッキオ・ディ・マテリカを連想します。まあ、暖かい産地なのでちょっと違いますが…。」
「『エリザ』って誰なんですか?」
家内「第二次世界対戦中の大変な時期にワイナリーを支えた奥様の名前のようです。女傑かな(笑)。」
私「ウチのおばあちゃんみたいな人かな(笑)。評価の毀誉褒貶が激しかった(笑)。
」
私「こう言うと差し障りがないけど、身内の中には『くそばばあ』なんて言われてたり(笑)。」
◎『 ロザンナ 』エクストラ ・ブリュット ロゼ メトド ・クラッシコ エットーレ・ジェルマーノ イタリア ピエモンテ 発泡性 ロゼ ヴィーノ・スプマンテ・ディ・カリテ・ロサードアル 750ml 4,148円税込み
私「この泡、抜栓すると香りが溢れます
(笑)。周りに香りが充満しますよ(笑)。プシュ!ほらね(笑)。」
「あー、なにコレ(笑)!ここまで香りがする(笑)。チェリー、フランボワーズ…。」
「飲む前から…。」
「泡も綺麗で細かくて強い。うっすらピンク!飲む前から美味しいのが解る(笑)。
」
「グラスから立ち上るこの香り、たまらん
(笑)!」
「見た目、立ち香り、味わいが完全にシンクロしてる。シンクロというより倍化する。」
「あ~、言葉を失う!」
「プンプン香りを振り撒くのではなく、とてもエレガント(笑)。品が良いですよね
(笑)。」
「エレガントの極み!」
「最初から最後まで美しいの一語。」
「ネッビオーロのロゼなんて初めて飲みましたよ(笑)!でも誰が作ってもこうはならないんだろうなぁ(笑)。」
家内「エットーレ・ジェルマーノはバローロの生産者ですが、泡のD.O.C.G.アルタ・ランガの生産者でもあります。」
私「アルタ・ランガはそれ用の畑で作りますが、このロゼ・スプマンテはバローロの畑の葡萄を使っています。規格外なのでスプマンテ表記となっています。」
「う~ん。美味しい。ところでアルタ・ランガが並んでますが、どんな味わいなんですか?」
マスキューのサブリミナル作戦成功か?
私「モンターニュ・ド・ランスのグラン・クリュ並みでございます(笑)。」
家内「ピニャ・ネロ(ピノ・ノワール)80%、シャルドネ20%なんですが、ブラン・ドゥ・ブラン的かな。瓶熟成期間は30ヶ月以上です。」
「アルタ・ランガ スプマンテ・ロゼ う~ん悩むなぁ(笑)。」
「これってエキストラ・ブリュットなんですけど、ちゃんと甘さがある。香りをナチュラルに引き立ててますよね。だから品が良いのかな(笑)。」
私「エキストラ・ブリュットって難しいんですよね。隠しようがありません。素晴らしい出来映えだと思います。心に残るワインでございます(笑)。」
「店長!ドルチェット→ブラボー、アルネイス→ブラバー、スプマンテ・ロゼ→ブラボーエスト!(笑)解る人は解る(笑)。」
???
今年もお世話になりました!
ご愛顧ありがとうございました。
マスキューは年内30日まで営業しております。年明けは4日から営業いたします。
皆様のワイン・ライフの充実とご健勝をお祈り申し上げます!
ありがとうございました。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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Dec 25, 2022 by
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〇
グラシェヴィーナ クラシック 2020年 イロチュキ・ポドゥルミ 白 クロアチア ポドゥナウリェ生産地域 イロク地区 上級ワイン スクリュー・キャップ 1L 1492円税込み
「おっ!これがモドリッチの白ワインですね(笑)。」
「あれ?ボトル太くないですか(笑)?」
私「1リットル入ってます(笑)。通常は750mlですから、ちょっとお得です(笑)。
あと終売となりますのでお値段もちょっとお得でございます(笑)。」
「クロアチアのどの辺りですか。」
家内「半月状の国土の一番の内陸のどん詰まり(笑)。セルビアとの国境近くで、ドナウ川の沖積土といわゆる黒土の混ざる肥沃な土地です。」
「旧チェコスロバキアだね。チトーが居たときはまとまってたけど、チトーが居なくなったらもめてたよね。」
「日本人には理解し難い何があるんだろうな。」
「おっ!香り華やか(笑)。ワインの味は理解しやすい(笑)。」
「白い花!香りは派手(笑)。でも、飲むと違う印象(笑)。」
私「花の名前は解らないけれど(笑)、香りは白い花の印象ですよね(笑)。」
「マスキューさん!香りと味が違うスタイルはオーストリアのワインと共通しますよね(笑)!」
私「ミューラー・グロースマンのグリュナー・フェリュトリーナー!このワインですね。」
「あっ!そう、それそれ(笑)。」
家内「私の大好物です(笑)。」
「香りは明るいんだけど、味わいは日陰(笑)。悪い意味の日陰ではないんだけど
(笑)。」
私「香りは↑のベクトルですが、味は↓に向かうベクトルですよね(笑)。でもそれの折り合いがとれてます(笑)。」
「味わいはしっとりじっくり落ち着いている(笑)。旨味がフレンドリーかな(笑)。」
「酸のトーンは高いですよね。」
家内「リンゴ酸がはっきり感じられます。
涼しげでもあります。」
「アルコール分はいかほどですか?」
私「え~と。12%です。無理していないし、余計な手をかけていない感じですね(笑)。」
「わざわざ遅く摘んでハニーにしてたりしない。シンプルでよろしい。毎日飲むにはコレでイイんですよね(笑)。」
「基本はとてもしっかりしていて、華麗なテクニック(香り)もある!まるでモドリッチ(笑)!」
「とても実直(笑)。誤魔化しがないですよね(笑)。」
「う~ん。日本人好みですね(笑)。普通に何にでも行けそうですよね(笑)。」
家内「リンゴ酸が大根に通じる味わい(笑)!大根なます!お節料理なんか無理なく合いそう(笑)。」
私「大根はリンゴ酸(ビタミンC)が多く含まれます。特に首に近づくに連れて増します。」
「中華料理だったら何にでも合いそう(笑)。」
「冷蔵庫に常に1本入れておきたい(笑)。」
●
ロス・カルドス レッド・ブレンド 2020年 ドニャ・パウラ アルゼンチン 赤 ルハン・デ・クージョ 750ml (限定特売品) 880円税込み
「マスキューさん!コレもお安いですねぇ(笑)。」
「チョコ、カカオ…、木樽の香り、使い方が上手(笑)。高級そうですねぇ(笑)。」
私「黒トリュフの香りしますね(笑)。」
「どんな香りなんですか?」
私「海苔の佃煮みたいな香りです。」
「あー!海苔の佃煮だぁ(笑)!」
私「濃い赤ワインに出る特徴です。」
「複雑だし…。美味しい(笑)。」
「そうそう(笑)。ワインの濃度と味わいがマッチしてますよね(笑)。」
私「果実味と樽香とのバランスがとれてます。樽香が過剰だと修正が効きません。」
「なんとなくその意味解ります(笑)。」
「これボルドーのちゃんとしたワインみたいですよね?」
家内「セパージュはマルベック60%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、シラーとタナです。」
私「でもボルドーっぽいですね(笑)。マルベックの赤いザクロのような果実がメルローの代役してるみたいです(笑)。」
「店長!ニューワールドのワインって濃くて真っ黒なのが多い(笑)。これは違う(笑)。」
「そうそう(笑)。最後何を飲んでるのか解らなくなる(笑)。」
「う~ん。ボルドーでも中どころ味わいですよね(笑)。葉っぱみたいな植物のニュアンスもあるし、ローストビーフなんか食べながら飲んだら美味しそう(笑)。」
「お買い得なメッシですな(笑)。コスパ抜群!」
「このワイン、『アザミ』柄ラベルのシリーズですよね?」
家内「はい!ロス・カルドスのものです。前回はマルベック100%のものを特売しました。」
「輸入を止めちゃうんですね?」
私「はい。残念ながら…。来年はもう1,000円以下の特売品は無くなるような気がします。現地価格も上昇していますから、日本国内の在庫が新物に入れ替わったらもう出ませんね。」
家内「アルゼンチンのワインは輸入ロットが大きいので、多量に売り続けなくてはなりません。単一ブランドで右肩上がりの販売を維持するのは難しいようです。」
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Dec 24, 2022 by
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今日は試飲会!
モドリッチとメッシに便乗させていただいております(笑)。
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Dec 21, 2022 by
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家内「12月の試飲会って、かつてのように泡が沢山売れる訳じゃないけど、今回の『ロザンナ』は行けそうだね(笑)。」
私「皆さん良くご存知だね(笑)。決してブログで煽る訳じゃないんだけど、皆さんの嗅覚は鋭い!」
家内「『ロザンナ』は飲み手を驚かす(笑)。」
私「もう追加は来たけど、明日明後日の売れ行き次第でもう一度追加しなきゃいけないかもね(笑)。その辺ちょっと不安。」
家内「あとたまたま今回クロアチアとアルゼンチンのワインがあるから、ちょっとサッカーに便乗しようか(笑)?」
私「それイイね(笑)。イタリアは出場してないから無視(笑)。」
家内「そーだよ。あれだけワインが美味しいんだから無視無視(笑)。」
妙に盛り上がる作戦会議でございます(笑)。
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Dec 20, 2022 by
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ふふふ(笑)。
今週末のマスキュー試飲会のラインナップ並びました!
年内最後ですから、もう棚はぎっちり(笑)。お腹一杯の状態です(笑)。
う~ん。
眺めてみると『ロザンナ』のボトルが飛び抜けて格好いい。エレガントに見えますね(笑)。
『ロザンナ』の隣にラインナップに予告してない泡が2本?実は『ロザンナ』の上のアルタ・ランガのエキストラ・ブリュット。セラーの中に数本あったので便乗
(笑)。マスキュー得意のサブリミナル攻撃です(笑)。どちらももうこの価格では提供出来なくなりますから、この機会をお見逃しなく!
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Dec 18, 2022 by
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今月12月23、24日の桝久試飲会のラインナップ決まりました!
さあ、今年最後の試飲会。ちょっとコロナが広がってますので全部で5本!
H.ひっそりやってますから
K.こっそり来てくださいね(笑)。
S.試飲はサクッと15分。
23日は夕方5時~20時
24日は11時~20時までといつも通りのスケジュールでございます!
今月はなんと!なんと!すべてが特別価格品ばかり。いかにもケチなマスキューの本領発揮でございます(笑)。
フィナーレを飾るに相応しいかな(笑)?
〇
グラシェヴィーナ クラシック 2020年 イロチュキ・ポドゥルミ 白 クロアチア ポドゥナウリェ生産地域 イロク地区 上級ワイン スクリュー・キャップ 1L 1492円税込み
今回のサッカー・ワールド・カップで知らない人は居なくなったクロアチア(笑)。ワインもサッカー同様実直で美味しい!
でもですね、訳あって終売。それ故最後のセールとなります!
中央ヨーロッパ クロアチアのワインです。
生産するのはイロチュキ・ポドゥルミ。創業は1450年、ブルゴーニュやボルドーよりはるか前の1700年代から元詰めをしていたと言います。かつてのヨーロッパワイン生産の先端地だったのですね。
現在イロチュキ・ポドゥルミはクロアチアのワイン市場の30%を握る大企業アグロコル・グループに属します。
クロアチアは1992年に独立したばかりですから、葡萄栽培面積は全盛期の1/4程度まで縮小したようです。近代の相次ぐ争乱で疲弊したようです。全盛期はそこら中でワイン栽培が行われていたようです。
栽培は内陸の寒暖差の激しい冷涼な大陸部とアドリア海沿岸の温暖な沿岸部に別れます。
このワインは大陸部にある7つの指定地域の最東部にあるポドゥナウリェのイロク地区のものです。セルビアとの国境の地。ドナウ川沿いの標高200m弱の沖積地に畑は広がります。畑は360ヘクタールを所有。しかも自根と言うから驚きです。19世紀のフィロキセラ禍を免れたようです。地質・気候的要因と新しい品種を植えなかったことが幸いしたようです。
ワインの格付けはいわゆる上級ワイン 「クヴァリテートノ・ヴィノ」(統制保証原産地産上級ワイン)で、バックラベルに書いてある「フルヴァツコ・ポドナウリエ」とはポドナウリエ生産地区の意。「ヴィノゴリエ」は畑名だそうです。後の「スリム」は地域とか。これは一部買い葡萄が入っているそうです。
セパージュはグラシェヴィーナ種100%。グラシェヴィーナ種はD.N.A.鑑定によるとヴェルシュ・リースリング種の原種とのこと。古いワイン生産の歴史を感じます。
でも、味わいは斬新で素晴らしい(笑)。ヴェルシュ・リースリングにありがちな緩さがない(笑)。酸とミネラル感があり、非常にタイト。とても旨味があり広がりが自然で優しい。。抜粋栓後次第に粘性が増しオーストリアのグリューナー・フェルトリーナーに共通する舌触り。とは言え爽やかな軽さが身上のデイリー・ユースなスタイル。全てが程好いとても上質なデイリー・ワインなのです(笑)。
あと、たっぷり1L入っているのも嬉しい(笑)!
●
ロス・カルドス レッド・ブレンド 2020年 ドニャ・パウラ アルゼンチン 赤 ルハン・デ・クージョ 750ml (限定特売品) 880円税込み
以前2017年ヴィンテージで扱い好評でしたが、今回は2020年のもの。
これも諸般の事情で終売となりました!
最後の特価セールスでございます。
このレッド・ブレンドはマルベック40%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、タナ3%のブレンド・ボルドー・スタイル。得意のマルベックがメインな分しっかりした仕上がり。単一品種でのリリースが多いアルゼンチン・ワインとしてはちょっと珍しい(笑)。
このロス・カルドス銘柄は、ドニャ・パウラのスタンダードランクで木樽熟成はしません。畑はもともとのウガルテックのもの。標高1050メートル、年間降水量は200ミリ、年平均気温は14℃。3月の夜二度にわたり収穫されます。
また、ロス・カルドス銘柄はスクリュー・キャップのものですが、これはコルク(笑)。ワイン自体もロス・カルドス銘柄より少し上級の印象です(笑)。あと木樽のニュアンスを隠し味程度感じます。飲んだ印象もほどよい濃さがあり、過不足なし。赤や黒の果実味がタンニンにバランス良く調和しています。2020年が今飲み頃でありとてもお得感があります。もっともインポーターさんの輸入終了の事情によって880円税込みにての限定特売品となっております(笑)。
●
『ソリ・パイティン』2017年 ドルチェット・ダルバ パイティン イタリア ピエモンテ 赤 D.O.C. 750ml
2514円税込み
コレも見つけた特価品(笑)。
マスキューの大好物ドルチェット(笑)。でもですね、このドルチェットは一味違いました(笑)。
私「これとても美味しいんだけど、イメージしてたドルチェットとは違う(笑)。」
家内「私コレ好き(笑)。店長は濃い練っとりしたドルチェットが好きだけど、私はこのスタイルの方が好きかな(笑)。でも、ドルチェットってこんなに香りが複雑だったっけ(笑)?」
私「そーなんだよね。ドルチェットの香りの芯はプラムだよね。それも粒が大きめ。このワインの果実は粒が小さめで、様々なベリーの香りがする。」
家内「小梅っぽさもあるけれどブルーベリーやフランボワーズ、スグリ…。かなり複雑。」
私「基本キリッとさした酸っぱい系なんだけど、甘い旨味も充分合ってバランスがとても良い。ディテイルが明瞭で綺麗なんだよね。」
家内「特別なドルチェットだよね。こんなに品の良いドルチェットは初めてだね(笑)」
私「ちょっとネッビオーロみたいなスタイルなんだよね(笑)。早く飲めるネッビオーロ(笑)。まあ、最終的にはドルチェットなんだけど(笑)。」
家内「2017年ヴィンテージでちょうど飲み頃に入って来ているのもイイ(笑)。かなり良いワインの証。まだまだ行けそう(笑)。」
私「無理にタンニンを抽出してないスタイル。でも、しっかり濃い(笑)。エレガント。こんなドルチェットは初めてだよ(笑)。」
家内「面白いことにこのドルチェットはネッビオーロが植わってるところに植えているんだって(笑)。」
私「普通ドルチェットって外れのあまり良くないところに植えられるんだけど(笑)。ネッビオーロと一緒に植えているとは!だからネッビオーロっぽいのかな(笑)?だってさぁ、ネッビオーロの花粉も付く訳だしね(笑)。」
家内「そう考えるとあながち店長のホラとは言えないかな(笑)。ワイナリーの定番アイテムではなく限定アイテムなのも気になる。」
私「あと面白いのはスラヴォニア産オークの古い大樽に移し6ヶ月熟成しながらマロラクティック発酵をさせているんだよね。ドルチェットは基本ステンレス・タンクのみで作られる葡萄なんだけどね。」
家内「そーだよね。スラヴォニア・オークはネッビオーロと相性が良いけど…。基本長期に熟成する能力がある品種と相性が良い樽材。」
私「パイティンはきっとそれを承知してるんだろうな。」
家内「ドルチェットのラベルに書いてある『ソル・パイティン』はワイナリーの一番の区画だとか。こんなに大事にされるドルチェットはないかな(笑)。」
家内「澱引きもしていないし、作りはクラシックで、余計なことはしてなさそうな味わい。熟成能力もありそう。」
〇
『エリザ』ロエロ・アルネイス 2019年 パイティン イタリア ピエモンテ 白 ロエロ・アルネイスD.O.C. 750ml 2514円税込み
コレも見つけた特価品(笑)。
あれ?
ロエロ・アルネイスってこんなに屈強でしたっけ(笑)?
開けたてを口に含むと、無愛想(笑)。とても屈強で頑固(笑)。冷徹な怖いおじさんみたい(笑)。でもとても厚みがある。今風のすぐ飲めるフレンドリーな白ワインに慣れた方は驚きますね。
時間が経つと厚みに粘りが加わり白い花のニュアンス。まだまだ手の内は明かしませんが、尽力して作られた高レベルのワインと気がつきます。力強さに旨味・透明感があり、とても伸びやか。セロリのようなニュアンスもあります。スペインの白ワインで完熟したものにアニスの香りがするのに似たような気がします。未完熟の青臭さではない。どちらかと言うと野菜系かな?
たまたま食べた夕飯の中華料理の餡掛けとバッチリ合いました、
家内「中華料理の餡掛けってお酢を垂らすと美味しいよね。それに近い効果を感じる。」
私「でもさあ、中華料理にかけるお酢って穀物酢なんだよね。酢酸だから手放しで合うとは思えないんだよね。」
家内「ビネガーと考えれば合って不思議はないよ(笑)。」
私「酢醤油で餃子食べるの好きだから、このワインと合わせたら良さそう(笑)。そうそう酢醤油もワイン・ビネガー使っても美味しいから良いかも(笑)?」
家内「中華餡掛けって野菜や魚介類を入れるから、それもこのワインに合う要因かな?」
翌日になると…
私「甘さが増してる!グレートな味わいだよ(笑)。昨日のセロリっぽさがメロンっぽくなっている。う~ん。こうなるとは!」
家内「渾身の白ワインだよね(笑)。熟成能力あるんだろうな。」
私「今になってふっくらした柑橘類の果肉 梨や黄色の果実の香りがして…。それもとても自然で折り合いが良い。」
家内「ヴェルディッキオに似てるかな?」
私「そうだね!海岸寄りのイエージじゃなくて、マテリカの方だね(笑)。香り控え目のマテリカかな(笑)?」
◎
『 ロザンナ 』エクストラ ・ブリュット ロゼ メトド ・クラッシコ エットーレ・ジェルマーノ イタリア ピエモンテ 発泡性 ロゼ ヴィーノ・スプマンテ・ディ・カリテ・ロサードアル 750ml 4,148円税込み
コレも見つけた特価品(笑)、罪深い…(笑)。心してお飲みくださいね!
バローロのネッビオーロを使って作られるスプマンテです。ダルビッシュ有選手のスライダー並みの変化球かと(笑)?
私、家内、Kさんのいつものメンバーで事前試飲しました(笑)。
家内「これアルタ・ランガD.O.C.G.ではなくてスプマンテ表記になります。」
私「ここの家のアルタ・ランガはそれ用の標高の高い畑で作ってますが、コレはバローロの畑のネッビオーロです(笑)。」
Kさん「アルタ・ランガにはネッビオーロのロゼなんて規格がないんだよ。きっと(笑)。」
私「ネッビオーロのロゼなんて初めて飲むし、ましてやメソッド・クラッシコのロゼなんて見たことがない(笑)。」
家内「色が淡いですね。ブラッシュ・ワインみたい(笑)。」
Kさん「色を付ける意識が無いんじゃないのかな(笑)。ネッビオーロだから嫌でも色が付く(笑)。ブラン・ドゥ・ノワールだよね。」
家内「泡立ちが良いから、泡がほんのりピンクでたまらない美しさ(笑)。18ヶ月以上の瓶熟成期間を感じるほど(笑)。」
Kさん「泡立ちはかなりのレベル。でもトースト香はほんのりしか感じない。きっと無理に熟成期間を伸ばすことを嫌ってますね(笑)。」
私「う~ん。この弾ける赤い果実は凄い
(笑)!チェリー、小粒の赤い果実がみっちり。でも品が良い不思議(笑)。」
家内「アセロラやフランボワーズ…、ちょっと苦味のあるスグリ。」
Kさん「凄くアロマチックなんだけど、品格がある。旨味とのバランスが良い(笑)。
まさにネッビオーロなんだよねぇ(笑)。」
家内「雑味がないんですよね(笑)。ブラン・ドゥ・ノワールらしい重厚さも感じる。果実味がたっぷりの旨味と結び付いている(笑)。」
私「エキストラ・ドライで仕上げる意味を感じますよね(笑)。もともとのレベルの高さを感じる。あとから甘さを加える必要がない。」
Kさん「口の中での広がりと飲み干した後の余韻が素晴らしい!恍惚としてしまいます(笑)。ロゼ・シャンパンとは違う別のジャンル。気品がある。」
私「裸のネッビオーロですね(笑)。しかも本来的な良さがある。コース料理をこれ1本で楽しみたい(笑)。」
家内「以前中部イタリアのアリアニコのスプマンテを飲みましたが、酸がなくてダメ(笑)。コレは酸がしっかりあり冷涼な産地のワインのよう(笑)。」
その後数日に亘りティスティング(笑)。
私「香りが消えない(笑)。」
家内「泡も強い(笑)。2日経ってるとは思えないね。ワインとしての衰えも感じない。」
私「チェリーっぽさが増している。なんか力も増してる(笑)?サクランボの王様 甘果桜桃の王様 佐藤錦の香り。」
さらに3日後
私「フランボワーズやスグリ、プラムなどの香りがチェリーの香りに収斂されるみたい。チェリーの香りがリキュールのように力強い。こんなことになるとは!ペリエ・ジュエル ベル・エポックのロゼも香りの持ちが良かった。あれはストロベリーの香りでしたが、これはチェリー。でも彷彿とさせますね(笑)。」
ネッビオーロの香りって割りとご存じない方が多いかと。
それもそのはず、香りがほぐれるまでに20年近くかかります。バローロを飲んでその偉容に感動した方は多いと思いますが、その果実味を明解に説明出来る方は案外少ないのがこの理由によります(笑)。
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Dec 15, 2022 by
weblogland |
今日は家内と作戦会議です(笑)。
私「今のところ試飲会に出すワインは5本決まったけど、あと1本どうしようか?」
家内「全体のバランスもとれてるし、5本でも良いんじゃない?」
私「あと1本増やすとセットの値段も高くなるしね。」
家内「考えてみると今回は特売品ばかりでコスト・パフォーマンス高いし、それぞれ特徴のある楽しめるものばかりだしね(笑)。」
私「伊達に安いもの探しはしない(笑)。良くなきゃダメだもんね。でもさあ、もう1000円以下のものは無理そうだね。ちょっと高くてもコスト・パフォーマンスの良いワインを探さないとね(笑)。」
家内「それしかない(笑)。今回はコロナも流行ってるし5本で行こう(笑)。」
私「そうそう、年末の樽酒詰めの助っ人M
さんからさっきメールがあって、家族がコロナになって濃厚接触者になってしまった故欠席の連絡いただいたよ。」
家内「わざわざ知らせてくれて申し訳ない。ジェントルマンだよね。」
私「神奈川県だけでも1万人越えてるし、今回のラインナップは5本でちょうど良いね。」
そんなこんなでH.K.S.15にて執り行わせていただきます(笑)。
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Dec 15, 2022 by
weblogland |
マスキューさん!
ブログに書いてあったネッビオーロで作った泡ありますか(笑)?
私「早速のご指摘ありがとうございます(笑)。これですよ、これ(笑)。」
「6本箱ですかぁ(笑)。箱も高級ですね(笑)。ラベルもカッコいいし。見るからにそそられるなあ。でも、マスキューさん変なもの見つけますよね(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)。(えっへん)。見つけたら速攻サンプル取り寄せです(笑)。」
「マスキューさんは飲んでから売るからね(笑)。」
私「高いブランド物は試飲出来ませんが(笑)、試飲会で使うワインは必ず飲んでます(笑)。もっとも飲んで気に入らなければ
試飲会には出しません(笑)。」
「ところで後2本決まりましたか?」
私「少なくとも開けてから二日くらいは観察しないと正確な判断は出来ません。ですからもう少し、もう少しで決まります(笑)。」
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Dec 14, 2022 by
weblogland |
試飲会のトリ決まりました!
今月最後のマスキュー試飲会のトリはコレ(笑)。
『ロザンナ 』エクストラ ブリュット ・ロゼ ・メトド ・クラッシコ エットーレ・ジェルマーノ です!
暮れに相応しいロゼの泡です。
生産者のエットーレ・ジェルマーノはアルタ・ランガのエキストラ・ブリュットを去年の暮れの試飲会で出しました。と言えばピンと来ませんか(笑)?
これはバローロのネッビオーロから作ったロゼ・スプマンテ。面白いことにアルタ・ランガはそれ用の畑で作りますが、
これはバローロのネッビオーロで作られたもの。もちろんネッビオーロの泡は初体験(笑)。実に美味しくてエレガント。しかも経験したことのないスタイル(笑)。
詳しくはのちほどお知らせしますね(笑)。
でもですね(笑)、あと二本ラインナップのワインが決まってません。
今晩決めます!
大丈夫かな(笑)?
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Dec 13, 2022 by
weblogland |
私は12月になると暮れを感じます。宅急便の集荷が前日予約となるからです(笑)。普段はお昼頃に集荷依頼をすれば3時前には集荷に来てくれますが、12月はそうは行きません(笑)。急な発送の注文が入ることがありますが、前日集荷依頼のついでに出せればラッキー(笑)。12月は宅急便屋さんが一日一日疲れてくるのが見てとれますから、無理は言えません。せいぜい破損がないように祈るのみ!
12月は必ず破損が出ますから、その率が減った方が後々楽です。そう思って無理は言わない!破損の後処理が早い方が気分的にも楽です(笑)。とはいっても代品がないときは困ります。それに備え家内は『代替え品ありません!』と呪いのシールを自作して荷物に貼っております(笑)。
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